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6-1(PDFファイル、937KB)
事務事業の分類案 研究素材6−1 74の事務事業について、次の区分により分類した。 行政責任範囲と公の領域の整理(概念イメージ) 行政部門 民間営利部門 i 政策的行政 責任範囲 e f b 本来的行政責任範囲 d a h k L c g J 民間非営利部門 (サードセクター) ※ 公の領域:網掛け 分 類 区 分 行政が本来的責任を負い、単独で担う活動領域 a およそ行政と しては常に責 任を持って対 応しなければ ならない部分 行政が本来的責任を負い、民間営利部門の協力を得ながら担う活動領域 b 行政が本来的責任を負い、民間非営利部門の協力を得ながら担う活動領域 c 行政が本来的責任を負い、民間営利部門・民間非営利部門の協力を得ながら担う活動領域 d 政策的行政 責任範囲 行政が政策的責任を負い、単独で担う活動領域 e f 本来的行政 責任範囲 政策主体とし ての行政主体 (例えば、京都府) の 特徴が出る 部分 行政責任範 囲外 行 政 が 政 策 的 責 任 を 負 い 、 民 間 営 利 部 門 と 協 働 (広 義 )し な が ら 担 う 活 動 領 域 行政が政策的責任を負い、民間営利部門の協力を得ながら担う活動領域 f1 民間営利部門も自らの責任として担う活動領域(各自が責任を持つ 「狭義の協働」) f2 行政が政策的責任を負い、民間非営利部門と協働(広義)しながら担う活動領域 g 行政が政策的責任を負い、民間非営利部門の協力を得ながら担う活動領域 g1 民間非営利部門も自らの責任 として担う活動領域(各自が責任を持つ 「狭義の協働」) g2 行政が政策的責任を負い、民間営利部門・民間非営利部門と協働(広義)しながら担う活動領域 h 行政が 政策的責 任を負い 、民間営 利・非営 利部門 の協力を 得ながら 担う活動 領域 h1 民間営利・非営利部門も自らの責任として担う活動領域(各自が責任を持つ「狭義の協働」) h2 民間営利部門が自らの責任として担う活動領域 民間非営利部門が自らの責任として担う活動領域 民間営利部門・民間非営利部門が自らの責任として担う活動領域 行政部門、民間営利・非営利部門が自らの責任として担う活動領域とならないもの - 26 - i J k L 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 事 業 名 (所管室・課) 2-(5)、5-(6) 救急業務高度化推進協議会運営費 1-(4)、5-(6) 防災対策費(応急危険度判定推進事業) 研究素材6−1 状 分 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 分 【職員総務室】 府単 全職員への名札の着用 説 明 区 分 【消防室】 府単 メディカルコントロール体制に関 する調整や助言を行う協議会の運営 国制度 震災住宅の安全性判定者育成事 a a 責任ある行政サービスの提供、開かれた府政への府民参画推進の前提条件であり、 本来的行政責任範囲 a a 救急救命士の処置範囲等、メディカルコントロールのルールを調整する地域メデ ィカルコントロール協議会(同体制の協議の場)の指導等を行う府県協議会であ り、本来的行政責任範囲 a→c 安心安全確保施策として、行政の本来的責任範囲であるが、サードセクターとの a 【建築指導課】 業。講習、実習、訓練費 私学振興補助金 3-(2)、4-(3)、 緑の公共事業費 【文教課】 緑の渓流復活事業 国制度・府単 【砂防課】 府単 私立学校等への補助 間伐材を使った砂防整備事業 直営。経費は講習会の会場費等の 実費 協力関係も期待 a・ (e) b 5-(3)、5-(5) 工事は民間に請負発注 a・ e 私学運営は自助努力が基本であるが、 私学振興のため政策的に実施している事業。 ただし、障害児担当教員配置への助成等、事業メニューの一部には、本来的行政 責任ととらえるべきものもある。 b 間伐材の活用は政策的判断によるものであるが、砂防整備は管理者である行政の 工事監督、検査は直営 3-(2)、4-(3)、 緑の公共事業費 緑の散策道等再生事業 5-(3) 府単 間伐材を使った公園の散策路整備 b 【公園緑地課】 事業 府税コンビニ収納推進費 5-(3) 府単 ワールドカップ会場予定だったが b b 【公園緑地課】 候補もれで、計画見直し中 府営住宅PFI事業導入費 工事は民間に請負発注 【住宅課】 国制度 府営住宅のPFI事業導入の検 コンサルタントに業務委託 参 考 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) レベル2 (1−7) 本来的責任領域 b 工事監督、検査は直営 【税務課】 府単 コンビニ代行業者への府税収納事 務の委託と税務電算システムの変更 1-(3)、3-(2)、 木津川右岸運動公園(仮称)整備計画策定費 1-(4)、5-(3) 案 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 職員名札作成費 6-(1) 類 概要(事業主体、事業種別等) 区 6-(1) 1-(2)、2-(2) 分 間伐材の活用は政策的判断によるものであるが、公園整備は管理者である行政の 本来的責任領域 b 府税収納は府の根幹的事務であり、本来的責任範囲。本事業は事業実施の一部を 民間営利部門に委託し、協力を得ながら推進するもの b 整備計画の策定自体は行政の責任範囲として、コンサルタント委託等により実施 b PFIの導入検討自体は、行政の展開システムの選択判断に係るものであり行政 レベル3 (3−2) 業務の方向性、チェックは直営 b 討費 コンサルタントにアドバイザー業務 委託。業務の方向性、チェックは の本来的責任範囲 直営 2-(4)、5-(3) 身体障害者・高齢者向け府営住宅改善事業費 府単 身障者・高齢者向け府営住宅のス b 【住宅課】 ロープ、手摺取付等の改築費 3-(2)、4-(3)、 緑の公共事業費 緑の河川復活事業 【河川課】 府単 間伐材を使った河川整備事業 b 施工管理、検査は直営 b 5-(3)、5-(5) 5-(2) 工事は民間に請負発注 工事は民間に請負発注 整備はナショナル・ミニマムとしての行政の本来的責任範囲 b 工事監督、検査は直営 情報共有化推進事業費 【総務調整課】 府単 よくある質問への回答や新たな文 書管理等のシステム整備 b システム開発は、民間に委託 - 27 - 府営住宅の改善事業は設置・管理者であり、ノーマライゼーションに向けた基盤 間伐材の活用は政策的判断によるものであるが、治水等のための河川整備は管理 者である行政の本来的責任領域 d 府情報の府民等との共有化のためのシステム開発であり、府の本来的責任範囲。 ただし、情報共有は民間部門と協力しながら進めることが不可欠 レベル2 (5−1) 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 6-(1) 事 業 名 (所管室・課) 分 類 案 研究素材6−1 状 分 概要(事業主体、事業種別等) 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 区 分 説 明 区 分 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 府民だより発行費 【広報課】 府単 基本的な府政情報の提供、意見募 b 企画は府、制作・配布は民間委託 d 集 参 考 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) 府政PRは府の根幹的事務であり、本来的行政責任範囲。府の広報戦略は、府民 が知りたい情報の発信だけでなく、府政の重点課題をタイムリーかつ効果的に府 民に発信するという視点が重要であり、このため、編集方法、配布方法等におい て、府民参画の視点を持ちながらや民間部門のノウハウの活用も含め、幅広い参 画・協力を得ていくことが必要 2-(1)、2-(4)、 精神科救急医療システム運営費 国制度 2-(5) 運営 【精神・社会参加室】 精神障害者への医療提供体制の c 責任 生命・身体の保護に関わる事務事 業 責任 各有 2-(5) 救急医療対策費ー救命救急センター運営助成費 【医療室】 国制度・府単 救命救急センター設置病 院への運営補助 c 責任 2-(4) 2-(4)、4-(3) (暴力相談支援センター事業) 国制度・府単 DV被害者への相談体制 【こども未来室】 等の整備 障害者就職促進対策費(障害者雇用促進セミナー) 府単 障害者の雇用促進のためのセミナ 生命・身体の保護等に関わる行政の根幹的事業であり、本来的行政責任範囲であ るが、サードセクターである医療法人と責任を各有 各有 生命・身体の保護に関わる事務事 業 c 責任 各有 1-(5)、1-(6)、 ドメスティック・バイオレンス対策事業費 c 生命・身体の保護に直接関わる行政の根幹的事業であり、広域行政の本来的責任 範囲であり、サードセクターである医療法人と責任を各有して展開 各有 c 保護事業は生命・身体に直接関わ c 保護事業はまさに生命・身体に関わる事業として本来的行政責任範囲であるが、 レベル2 (d) る事業で、民間部門と責任各有。 d DV法で第一発見者の通報努力義務があるように、広く民間部門と責任を各有し (1−8) 責任 相談事業は社会福祉法人等関係団体 責任 各有 とのネットワーク 各有 c 【雇用対策プロジェクト】 ー開催 ているもの。相談事業はサードセクターとの協働による展開が適当 d 保護は広く民間部門の協力を得て機能。 (DV法で第一発見者の通報努力義務あ c り) d 障害者等社会的弱者の就職促進は、本来的行政責任範囲。ただし、サードセクタ 責任 ーを中心とする民間部門と責任を各有しつつ協働による推進が効果的 レベル2 (2−2) 各有 1-(5)、1-(6)、 ドメスティック・バイオレンス対策事業費 2-(4) (暴力相談支援センター事業) 国制度・府単 【こども未来室】 等の整備 DV被害者への相談体制 d 保護事業は生命・身体に直接関わ c 保護事業はまさに生命・身体に関わる事業として本来的行政責任範囲であるが、 レベル2 (c) る事業で、民間部門と責任各有。 d DV法で第一発見者の通報努力義務があるように、広く民間部門と責任を各有し (1−8) 責任 相談事業は社会福祉法人等関係団体 責任 各有 とのネットワーク 各有 - 28 - ているもの。相談事業はサードセクターとの協働による展開が適当 d 保護は広く民間部門の協力を得て機能。 (DV法で第一発見者の通報努力義務あ c り) 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 事 業 名 (所管室・課) 分 類 案 研究素材6−1 状 分 概要(事業主体、事業種別等) 分 説 明 区 分 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 総合防災訓練実施事業費 3-(2)、5-(3) 共生の森整備費 【防災室】 府単 関係機関が一体となった訓練実施 【企画総務課】 府単 丹後海と星の見える丘公園の里山 牛海綿状脳症対策費 【畜産課】 国制度 での死亡牛全頭を府が検査 1-(2)、2-(2) 私学振興補助金 【文教課】 国制度・府単 6-(1) 市町村未来づくり交付金 【地方課】 府単 府と市町村が一体となって取り組 む重要性の高い事業への支援 3-(1) 浄化槽設置費補助金 府単 【循環型社会推進室】 私立学校等への補助 浄化槽設置補助実施市町村への補 府単 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) 府民等の安心・安全の確保は、本来的責任範囲。行政・府民等がそれぞれの役割 を責任を持って果たしつつ、協力し合うことが不可欠 レベル2 (1−5) レベル1 (1−6) d d 公園施設整備は健康的な生活享受のための行政の本来的責任範囲。丹後海と星の レベル3 (3−2) d d 食の安心安全確保は一義的には民間事業者の責任領域であるが、最終的には、住 レベル2 責任 責任 民の生命に関わるものとして、行政の本来的行政責任と営利部門も含めた民間の (4−3) 各有 各有 自己責任が重なり各有する領域 e・ (a) a・ e 私学運営は自助努力が基本であるが、 私学振興のため政策的に実施している事業。 ただし、障害児担当教員配置への助成等、事業メニューの一部には、本来的行政 責任ととらえるべきものもある。 e e 基礎的自治体である市町村の重要施策への広域自治体としての支援であるが、対 等の立場でそれぞれが税源を保有する中での、政策判断による支援 e e 基礎的自治体である市町村の重要施策への広域自治体としての支援であるが、政 助 京都産業立地戦略21特別対策事業費補助金 考 d 責任 各有 見える丘公園の特性として、民間部門の参画を指向 食の安心安全確保のため、農場 参 d 責任 各有 整備 4-(1)、4-(3) 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 区 1-(4)、5-(6) 4-(2) 類 策的判断による支援 誘致を受けて府内の工業団地や工 e e 優れて政策的判断によるもので政策的行政責任範囲 e e 優れて政策的判断によるもので政策的行政責任範囲 e 基礎的自治体である市町村の重要施策への広域自治体としての支援であるが、政 【立地・貿易室】 場適地等に立地した企業への補助金 3-(1) バイオマス利活用フロンティア推進事業費 国制度 市町村が行うバイオマス利用促 【農産流通課】 進調査への補助 3-(1)、5-(3)、 ふるさと活性化推進下水道整備費補助金 5-(5) 市町下水道事業への府補助。現在 e 【下水道課】 廃止。未来交付金に移行 3-(5)、4-(1)、 阪神高速道路公団出資金 5-(1) 5-(3) 府単 【道路計画室】 国制度 京都府内の高速道路を建設して 府の補助制度 e いる公団への出資金 市街地再開発事業費補助金 【都市計画課】 国制度 市町の市街地再開発事業への府 直営 府としては公団法に定められて出 策的判断による支援 e 資する出資金 e 市町への国庫補助金 係る事業 e 補助 2-(4)、5-(3) 住宅資金融資対策費 【住宅課】 府単 資制度 地元自治体としての出資であるが、地域・産業振興等の見地からの政策的判断に 基礎的自治体である市町村の施策への広域自治体としての支援であり、政策的行 政責任範囲 改築や府内産木材利用住宅への融 e 直営 e→i 府の融資制度 - 29 - 政策的判断に基づく事業であるが、 基本的には民間融資制度でカバーできる領域。 府内産木材の利用促進は他施策等総合的に対応すべき。 レベル3 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 3-(2)、3-(3) 事 業 名 (所管室・課) 類 案 研究素材6−1 状 分 概要(事業主体、事業種別等) 【文教課】 府単 社寺等が所有管理する、国・府未 指定の文化資料について、所有者に補助 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 区 社寺等文化資料保全補助金 分 分 説 明 e 参 考 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) g1 国・府未指定の文化資料の保全支援は政策的判断として実施している事業である が、民間非営利部門との協働が効果的 レベル2 (3−5) g1 本補助事業は、価値のある有形・無形の文化資料の保全修復を目的としている 区 分 一方、民間の助成制度の多くは伝統芸能を対象としており、協働に当たっては今 後十分な検討が必要 4-(3)、5-(4) Uターンセンター事業費【雇用対策プロジェクト】 府単 Uターンセンターの運営 e 北部中小企業等の人材確保 h2 地域振興、雇用促進の観点での政策的行政責任範囲であるが、営利部門も含む民 レベル3 間との責任を各有した協働展開を図るべき。 2-(3) 介護保険制度推進費ー介護サービス評価支援事業 【介護保険事業室】 国制度 介護サービス評価システムの構 e 築 介護サービス評価の仕組みづくり h1 地域振興、雇用促進の観点で政策的行政責任範囲であり、民間と協働展開すべき。 (4−5) h2 仕組みづくりの後は、評価機関の認証など、民間活動に行政として政策的に関与。 レベル3 将来的に評価システムが確立されれば、民間部門の自主評価(k)が望まれる。 (2−4) は行政自らが実施 h2 仕組みづくりの後は民間活動に行政として政策的に関与。(ただし、評価機関は 行政が認証) 1-(2) こどもたちのための「食と環境」講座事業費 【農政課】 国制度 学校からの要請に基づき府職員 e h2 を派遣し子供達に「食と環境」の大切さ 学校教育での食文化等の紹介は行政責任範囲としての要素と同時に民間部門の責 任範囲としての要素があり、協働展開が想定できる。 レベル3 (1−3) を普及 g2 学校教育での食文化等の紹介は行政責任範囲としての要素と同時に民間非営利部 門の責任範囲としての要素があり、協働展開も想定できる。(教育的性格が強い 取組であり、営利的色彩はなじまない。 ) 3-(2)、5-(4)、 森林整備地域活動支援事業費 5-(5) 【林務課】 国制度 森林の多面的機能発揮のため、 e h2 森林管理用資金を所有者へ市町村を通じ 国土保全等のための政策的な判断に基づく事業であるが、行政が地域とが共に責 任を持て、協働して推進していくことが必要な業務 レベル3 (3−2) 交付 3-(5)、4-(1)、 ガントリークレーン設置費 5-(1)、5-(5) 3-(5) 【港湾課】 府単 舞鶴港に入港する船舶の荷の積込 e ・積出装置の設置 京都府名誉友好大使任命事業 【国際課】 府単 府内の留学生を大使に任命し、交 流や友好を深める 工事は民間に請負発注 h2 工事監督、検査は直営 e 港湾施設整備は港湾管理者である行政の責任領域であると同時に、港湾施設利用 者として受益のある営利部門を含む民間部門との責任ある協働が期待できる。 (3−6) h2 長期的 にはk 京都で学ぶ4,500名を超える留学生に地域の国際化や活性化の原動力として 貢献する機会を提供するとともに、留学生とのネットワークを通じた府のPRを 図るため政策的に実施している事業。国際交流は行政・民間が共に責任を持ち展 開すべき。また、府のPR効果としての検証が困難であり、また、国際交流とし ては、長期的には民間部門の自主的な社会活動への移行を視野に入れるべき。 レベル3 (3−1) g1 京都で学ぶ4,500名を超える留学生を地域の国際化や活性化の原動力として 貢献する機会を提供するとともに、留学生とのネットワークを通じた府のPRを 図るため政策的に実施している事業。留学生と地域とのつながりを強め、海外の 多様性を地域の活性化に活かすため、それぞれが主体的に参画し、相互に利益を 得る関係を作る取組が効果的 - 30 - レベル2 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 3-(1) 事 業 名 (所管室・課) 類 中小企業金融対策費 研究素材6−1 状 分 府単 環境家計簿の取組推進 【金融・組合室】 府単 制度融資に係る取扱金融機関への 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 分 説 明 e 【地球温暖化対策プロジェクト】 4-(1) 案 概要(事業主体、事業種別等) 区 エコファミリー推進事業費 分 f1 参 考 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) h2 環境の意識啓発の取組は、行政と民間部門が共に責任を持ちつつ、協働し合うべ レベル3 長期的 きもの。また、長期的には、サードセクターを中心に民間部門の自主的展開も視 (1−3) にはk 野に入れるべき。 区 分 f2 預託金 自らの業への投資は自らの受益と負担においてなされることが建前であるが、制 レベル3 度融資は政策的判断として採られているもので、政策的行政責任と民間営利部門 (4−1) の責任が重なる領域 f2 制度融資は政策的判断として採られているものであり、政策的行政責任と民間部 門の責任が重なる領域 3-(3)、3-(4)、 京の歴史・文化デジタル発信事業費【文化芸術室】 府単 5-(2) 3-(5) 府所蔵の歴史資料をデジタル画像 f1 h2 化し、インターネット等で発信 海外人材育成活用事業費 【国際課】 府単 府出身海外移住者等を府関係施設 等で受け入れ、技術指導等を行う f1 民間企業等でも受入 当該歴史資料の府所蔵資料に限定せず、府域の歴史資料のデジタル化ととらえれ レベル1 ば、大学など研究機関等営利部門とそれぞれ責任を持ち、協働による展開が適当 (3−4) h1 大学等研究機関との共同により利活用等を検討 h2 途上国のニーズが、住民により直結したきめ細かなもの(社会インフラ整備等) に質的に変化していることに伴い、自治体・地域のノウハウを活用した国際協力 事業が必要とされており、民間部門と責任を双方で持ちつつ、協働しながら又は 民間部門の自主的な事業として、進めることが効果的な事業 k h2 レベル3 (3−1) 途上国のニーズが、住民により直結したきめ細かなもの(社会インフラ整備、社 会開発支援等)に質的に変化していることに伴い、自治体のノウハウを活用した 国際協力事業が今後ますます必要とされており、民間部門と協働しながら進める ことが効果的な事業。地場産業の技術・製品輸出の創出など地場産業の振興も視 野に入れるべき。 4-(3) 優秀技能者表彰等事業費 府単 優秀技能者等の表彰と「魁の会」 g1 知事表彰、 「魁の会」への補助 【能力開発課】 への補助 g1・ 知事表彰は政策的行政責任範囲。魁の会は技能振興を図るサードセクターとして レベル3 g2 責任各有による協働が適当。また、魁の会(受賞者OB会)は、長期的には自主 (4−6) 長期的 的・自立的運営に移行すべき。 にはJ g1・ 魁の会は技能振興を図るサードセクターとして責任各有による協働が適当 g2 1-(1)、3-(5) オクラホマ州青少年受入事業費 府単 オクラホマ州の青少年を受け入れ、 g1 g2 【青少年課】 府内青少年との友好交流を図る 民間非営利部門を中心とする国際交流として協働しながら展開することが適当な レベル3 事業。事業対象を友好提携州との交流に限定せず、広くとらえれば、サードセク (3−1) ターへの移管(J)が望まれる。 g2 政策的行政責任範囲として、非営利の民間部門を中心とする国際交流として展開 することが適当な事業内容 - 31 - 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 3-(2)、5-(5) 事 業 名 (所管室・課) 【自然・環境保全室】 府単 4-(3) 案 研究素材6−1 状 分 保全地域の保全管理、維持修繕、 g1 説 女性を対象とした労働相談専門相 明 自然環境の保全管理・監視は、行 政の政策的責任領域 府単 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 分 監視 1-(5)、1-(6)、 女性総合センター事業費(相談事業) 類 概要(事業主体、事業種別等) 区 保全地域環境整備事業費 分 g1 【女性政策課】 談を女性総合センターに委託 参 考 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) g2 現時点では自然環境保全のための監視、維持業務等は、法的な行政責任があるが、 レベル3 長期的 一方でNPO、ボランティア等とそれぞれが責任を持ちつつ、協働すべきもので (3−2) にはJ あり、長期的にはサードセクターへの移管も視野に入れるべき。 区 分 g1 自然環境保全のための監視、維持業務等は、法的な行政責任がある。 g2 DV相談等、被害者のプライバシー尊重を第一義としつつ、専門的ノウハウを持 レベル3 長期的 つサードセクターとそれぞれが責任を持った協働による展開。また、長期的には (1−9) にはJ サードセクターの自主・自立的な取組を視野に入れるべき。 g2 DV相談等、被害者のプライバシー尊重を第一義としつつ、専門的ノウハウを持 つサードセクターとそれぞれが責任を持った協働により展開 4-(1) 中小企業再生支援事業費 【産業支援室】 国制度・府単 (財)京都産業21が支援 g1 h2 事業を実施するための補助金 自らの業への投資は自らの受益と負担においてなされることが建前であるが、本 レベル3 事業は政策的判断として採られているもので、政策的行政責任と民間営利・非営 (4−1) 利部門の責任が重なる領域。将来的には民間部門の自主・自立化(k)が望まれる。 h2 4-(1) 新産業育成支援事業費 【産業支援室】 国制度 (財)京都産業21等の産業支援 g1 h2 中小企業への支援として政策的行政責任と民間部門の責任が重なる領域 自らの業への投資は自らの受益と負担においてなされることが建前であるが、本 レベル3 機関等が支援事業を実施するための補助 事業はベンチャー等への支援として、政策的判断として採られているもので、政 (4−1) 金 策的行政責任と民間営利・非営利部門の責任が重なる領域。将来的には民間部門 の自主・自立化(k)が望まれる。 4-(1) 産学公連携研究開発資金支援事業費【産業支援室】 府単 (財)京都産業21が資金支援を行 g1 h2 ベンチャー等への支援として、政策的行政責任と民間部門の責任が重なる領域 h2 自らの業への投資は自らの受益と負担においてなされることが建前であるが、本 うための基金を造成するための補助金 レベル2 事業は産学公連携による共同開発への支援として、政策的判断として採られてい るもので、政策的行政責任と民間営利・非営利部門の責任が重なる領域。将来的 には民間部門の自主・自立化(k)が望まれる。 h2 産学公連携による共同開発への支援として、政策的行政責任と民間部門の責任が 重なる領域 2-(3)、4-(3) 高年齢者労働能力活用事業助成費 府単 連合会及び府内のシルバー人材セ g1 【雇用対策プロジェクト】 ンターに対する補助 h2 高齢者の労働能力活用は、今後、ニーズ、シーズとも向上することが想定され、 レベル3 長期的 直ちに市場化までいかなくとも、サードセクターを中心とする民間部門とそれぞ (2−3) にはk れが責任を持った協働が適当。また、長期的には民間部門への移管が望まれる。 g2 高齢者の労働能力活用は、今後、ニーズ、シーズとも向上することが想定され、 市場化までいかなくとも、サードセクターを中心とする民間部門との協働が適当 - 32 - 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 3-(5) 事 業 名 (所管室・課) 分 類 案 研究素材6−1 状 分 概要(事業主体、事業種別等) 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 区 陜西省友好提携20周年記念・訪中団派遣事業費 府単 訪問団を派遣し、植樹協力、観光 【国際課】 ・投資プロモーションの実施 類 分 説 明 h1 参 考 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) h2 そもそも友好提携州省の制度は、政策的判断によるもの。今後は、民間部門、特 にサードセクターとそれぞれが責任を持った協働による交流事業の推進が効果的 レベル3 (3−1) d そもそも友好提携州省の制度は、政策的判断によるもの。今後は、民間部門、特 区 分 にサードセクターとの協働による交流事業の推進が効果的 5-(6) くらしの安心ネットワーク事業費 【消費生活室】 府単 府がくらしの安心推進員を設置し h1 h2 安心安全確保のため、行政責任と民間部門の責任が重なる領域 情報収集等を実施 4-(2) 農林水産業金融対策費(漁業金融対策事業費) 【水産課】 国制度・府単 漁業者に対する系統資金 レベル3 (5−3) h1 漁業協同組合も事業対象 h2 への利子補給 自らの業への投資は自らの受益と負担においてなされることが建前であるが、本 レベル2 事業は政策的判断として採られているもので、政策的行政責任と民間営利・非営 利部門の責任が重なる領域。また、将来的には民間部門の自主・自立化(k)が 望まれる。 h2 営利部門については本来民間ベースでの事業展開が適当だが、状況に応じた政策 的判断が必要 4-(2)、4-(3)、 農のあるライフステージ創造事業費【農村振興課】 府単 5-(4) 府が都市住民の農村暮らしの希望 h1 h2 を実現するため、情報提供・ツアー等を 完全な市場ベース化は困難としても、非営利部門も含め民間ベースでも責任を持 ちつつ協働した事業展開が適当 レベル2 (4−4) 実施 1-(2)、3-(4) 学研都市子供サイエンススクール推進事業費 【文化学術研究都市推進室】 2-(4)、5-(1) 鉄道駅舎バリアフリー化設備整備事業費 府単 学研の資源を活用した科学教室開 h1 催等 国制度・府単 鉄道駅エレベーター等設 f2 h2 政策的に実施している事業であるが、民間研究施設等の社会活動領域としての展 レベル3 長期的 開と重なり合うことが想定される。また、長期的には、専ら民間部門の社会活動 (1−4) にはk としての展開も視野に入れるべき。 f2 【交通対策課】 置補助 民間営利部門である鉄道事業者の事業に政策的に支援するもので、行政と民間部 レベル2 門の責任が重なり合う領域。将来的には、バリアフリー社会の成熟度によっては 民間の独自事業化(i)が望まれる。 2-(1)、2-(2) 乳幼児医療給付事業助成費 【医療保険室】 府単 市町村が実施する給付事業への補 f2 f2 助 3-(3)、4-(1) 和装・伝統産業チャレンジ支援事業費 府単 優れて政策的判断によるものであり、政策的行政責任範囲であるが、医療保険制 度を支える民間営利部門と責任各有 和装・伝統産業の中小企業グルー f2 f2 f2 f2 政策的行政責任と伝統産業である民間営利部門が責任を各有し協働 レベル3 【染織・工芸室】 プの商品開発等を支援するための補助金 4-(1) 商店街活性化支援事業費 【観光・商業室】 国制度・府単 商店街振興組合等の基盤 施設整備への補助金 自らの業への投資は自らの受益と負担においてなされることが建前であるが、本 レベル2 事業は地域振興策として、政策的判断として採られているもので、政策的行政責 (4−2) 任と民間営利部門の責任が重なる領域。将来的には民間部門の自主・自立化(i) が望まれる。 f2 地域振興策としては政策的行政責任範囲であり、政策的行政責任と民間部門の 責任が重なる領域 - 33 - 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 3-(2)、4-(2) 事 業 名 (所管室・課) 分 類 案 研究素材6−1 状 分 概要(事業主体、事業種別等) 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 区 分 説 明 区 分 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 京都・文化の森づくり事業費−文化を支える悠久 府単 文化財修復用材確保のため、府が の森づくり事業 森林所有者と協定締結し、管理費の一部 f2 f2 文化の継承という行政責任と私有財産保全という私的責任が重なる領域 参 考 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) レベル3 (3−2) 【緑の公共事業推進プロジェクト】 を補助 3-(1)、4-(2)、 京野菜こだわりプロジェクト推進事業費 5-(6) 国制度・府単 京野菜の生産販売体制を f2 f2→ 【農産流通課】 強化するため、府が指針を策定し、生産 i インキュベート的に政策的判断に基づき民間部門と責任を各有しつつ実施してい レベル3 る事業であるが、将来的には民間営利部門の採算ベースに乗せるべき。 者の取組補助 2-(1)、2-(4) 障害者共同作業所運営助成費 【障害福祉室】 国制度・府単 共同作業所への運営補助 g2 g2 サードセクターの活動に行政が政策的に支援しているもの。障害者起業家等への レベル2 支援もあり得るとすれば、 営利部門も含めた民間部門との責任を各有した協働(h (2−2) 2)という要素もでてくる。 g2 現行事業形態ではg2。障害者支援として、障害者起業家等への支援もあり得る とすればh2 2-(5) 社会福祉施設サービス向上支援事業費 府単 入所者処遇改善等の支援事業の実 g2 男女共同参画の気運醸成のため大 g2 g2 政策的に社会福祉法人等を支援するもので、サードセクターと責任を各有 レベル3 g2 意識啓発イベントであり、行政が中心となる展開よりも、NPO、関係団体等の レベル2 長期的 自主性を重視しながら、それぞれの責任において協働して展開すべき。また、長 (1−8) にはJ 期的にはNPO等の自主・自立的な取組を視野に入れるべき。 g2 意識啓発イベントであり、行政が主体となる展開よりも、NPO、関係団体等の (民間社会福祉施設安心・安全レベルアップ事業) 施 【地域福祉室】 1-(6) KYOのあけぼのフェスティバル開催費 府単 【女性政策課】 会を開催 実行委員会が大会を主催し、府が 補助 自主的活動として協働すべき。 2-(3)、2-(5) 老人福祉施設整備費補助金 【介護保険推進室】 国制度・府単 社会福祉法人等への施設 g2 h2 整備補助 2-(4) 福祉サービス苦情解決事業費 【地域福祉室】 国制度 これからの超高齢社会を想定すると、営利部門を含む民間部門との責任各有によ る協働が適当 苦情解決体制の整備・運営 g2 (2−5) g2 これからの超高齢社会に備え、必要整備数を確保するため、現状維持「g2」 h2 第一義的な苦情対応は、サービス提供事業者であるが、解決のための第三者機関 レベル3 がサードセクターの役割で、行政として政策的に支援するもの。また、将来的に (2−4) は、サービス提供機関又はその集合体による自己責任対応型へのシフト(k)が 望まれる。 g2 第一義的な苦情対応はサービス提供事業者であるが、解決のための運営適正化委 員会は社協に設置する法定事項であり、本機能はサードセクターの領域として整 理 - 34 - レベル2 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 3-(1)、3-(2) 事 業 名 (所管室・課) 分 類 案 状 分 概要(事業主体、事業種別等) 身近な水環境づくりモデル事業費 【環境管理室】 府単 住民組織による河川調査等活動補 分 説 明 g2 助 3-(2)、3-(5)、 【耕地課】 国制度 環境ボランティア等による農地 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 区 1-(1)、1-(4)、 水と農・ふれあいづくり推進事業費 研究素材6−1 g2 の保全活動を府が支援 4-(2)、5-(5) 参 考 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) h2 環境の意識啓発の取組は、行政と民間部門がそれぞれが責任を持ちつつ協働し合 レベル3 長期的 うべきもの。また、長期的には、サードセクターを中心に民間部門の自主的展開 (1−3) にはk も期待 (3−2) 区 分 h2 行政が地域とそれぞれ責任を持ちつつ協働して推進していくことが必要な業務。 レベル1 長期的 また、長期的には営利・非営利の民間部門も含めた地域社会が自主的に農地保全 (1−2) にはk を担うべき。 h2→ 行政が地域とそれぞれ責任を持ちつつ協働して推進していくことが必要な業務。 J また、長期的には非営利の民間部門も含めた地域社会が自主的に農地保全を担う べき。 1-(1)、4-(3) 青少年健全育成巡視員設置費 【青少年課】 府単 青少年健全育成巡視員による繁華 g2 J 街等の巡回を(社)青少年育成協会に委託 3-(4)、3-(5) 環日本海交流推進費 【企画参事】 府単 環日本海AF(事務局府)への補 本事業の青少年の健全育成のための巡回等の取組は、地域やサードセクターの自 主的取組としての展開が適当 h2 h2 助金 レベル3 (1−1) 産学公連携事業として、政策的に民間部門と責任各有しつつ協働しているもので レベル3 ある。活動を活性化していくためには、民間部門の主体的な取組に軸足を移して (3−1) いくべき。 3-(2)、3-(3) 古典芸能振興事業費 【文化芸術室】 府単 伝統を生かした舞台芸術公演に対 h2 h2 政策的行政責任の範囲で、民間とそれぞれ責任を持ちつつ、協働で行うべきもの h2 府を特徴付けるオンリーワン施策として、府の積極的関与や政策的支援により展 する補助 開。劇団等の自主責任と重なる。 h2 レベル2 (3−5) 民間の自主的活動に委ねるのではなく、府を特徴付けるオンリーワン施策として、 府の積極的関与や政策的支援により展開。 (伝統産業支援と同質) 2-(1) 「健康寿命日本一」推進事業費 【健康増進室】 府単 健康寿命日本一を目指し健康づく h2 り・介護予防の新プランの策定等 3-(5)、4-(1) 舞鶴港貿易振興費 【立地・貿易室】 府単 舞鶴港振興会がポートセールスを 不特定多数の者に受益。民間参画 h2 による事業の展開 h2 プランの策定やプランに基づく事業展開等は、営利部門も含む民間と責任各有し つつの協働による策定・展開を図ることが必要 h2 行うための補助金 レベル2 (2−1) 港湾管理者としての政策的行政責任範囲。ただし、同時に、ポートセールスによ レベル2 り直接的な利益を得る企業等もあり、営利部門も含めた民間責任範囲として責任 (3−6) 各有し協働すべき。 4-(1) 外国人観光客誘致促進事業費 【観光・商業室】 府単 府が海外からの観光誘客事業等を h2 h2 実施 海外からの観光誘客は政策的行政責任範囲としての要素と同時に民間の責任領域 としての展開も想定できる。 - 35 - レベル3 (3−7) 事 務 事 業 の 現 政策・施策 ( 新 府総 の 政 策 ・ 施策 体 系 の番号) 1-(3) 事 業 名 (所管室・課) 【スポーツ生涯学習室】 類 案 研究素材6−1 状 分 概要(事業主体、事業種別等) 府単 行政・大学等の生涯学習講座情報 類 案 これからの公の領域を踏まえた考え方 区 京の府民大学開設費 分 分 説 明 h2 区 提供 現時点での社会情勢・民間部門の動き、行政への根強いニーズを踏まえた考え方 現状では学習機会の偏在や学習情報の点在等の問題を解消し、府民が生涯学習に レベル3 取り組みやすい環境を整備するため瀬、行政が政策的に実施している事業である (1−4) 長期的 が、生涯学習講座は市場形成されてきており、長期的にはそれぞれの講座実施主 にはk 体の責任の下、連携・協働による自主的対応が妥当 h2 考 民間部門熟度 (研究素材6− 3参照) 分 h2 参 学習機会の偏在や学習情報の点在等の問題を解消し、府民が生涯学習に取り組み やすい環境を整備するには、行政の政策的支援が必要 5-(2)、5-(4) IT活用拠点整備費 【IT政策監】 府単 北部IT拠点整備とリーダー育成 h2 地域のIT団体と連携して運営 h2 長期的 営利・非営利を含め民間部門の役割が拡大している部門の業務であり、民間部門 との協働が適当。また、長期的には民間部民への移管が望まれる。 レベル3 (5−2) にはk 3-(2)、3-(5) 京都モデルフォレスト創造事業費 国制度 関係者のネットワーク化等府民 h2 【緑の公共事業推進プロジェクト】 参加による水と緑を守る仕組みづくりを 府が推進 h2 政策的な視点でのリーディング事業として協働事業であるが、長期的には軌道に レベル3 長期的 乗れば、地域環境保全の取組として、ネットワークとしてのサードセクターを中 (3−2) にはk 心とする民間部門の責任領域としての展開を視野に入れるべき。 レベル2 (3−3) h2 - 36 - ネットワークの中で行政も常に構成員としての役割を担うもの