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東京都女子サッカーリーグ運営内規
作成日:2012/3/1 第2版 :2013/3/1 第3版 :2013/6/2 東京都女子サッカーリーグ運営内規 1.競技方法 (1)競技方法 10チームによる1回戦総当りを行う。 ※4部リーグでは参加チームが10チーム以上の場合は複数のブロックに分けることもある。 (2)試合時間 ①試合時間やインターバル時間は、各部リーグ運営要項とする。 ②夏季の試合については、インターバルタイムを10分以内で延長、給水タイムの採用(主審・対戦代表・本部が可であれば)認める。 (3)年度内移籍選手のリーグ戦への出場 ①リーグに参加するチームの選手が1回のみ7月31日までに必要な手続きが完了し、移籍するチームのIDカードにより出場できる。 ②選手が移籍する場合は、当事者双方のチームが各リーグ事務局に手続き状況を報告する。 2.リーグ編成およびリーグ昇格・降格 (1)リーグ編成 ①1部リーグ 10チーム ②2部リーグ 10チーム ③3部リーグ 10チーム のチームを確保し残りを4部リーグとする。新規参加チームは4部からスタートする。 (2)リーグ昇格 ・上位リーグへの昇格(1部リーグ) ①成績上位1位チーム(当該チームが辞退の場合成績3位までチャレンジする権利がある)は関東リーグ入替戦に参加となり その結果次第で次期は関東リーグに昇格となる。 ②成績上位1位チームが関東リーグ入替戦に負けた場合1部リーグに戻る。 ③成績上位1位チームが関東リーグ昇格した場合、1部リーグが9チームとなる為、下位リーグから1チーム順次繰り上げとなる。 ・上位リーグへの昇格(2部、3部、4部リーグ) ①成績上位2チームは次年度上位リーグに自動昇格する。 ②成績3位のチームは当該年度上位リーグ成績8位のチームと入替戦を行い、勝利した場合のみ上位リーグに昇格となる。 なお、入替戦の規定についてはハンドブックを参照する。 ③当該年度における各チームの構成数により昇格するチーム数が変更される場合がある。 (3)リーグ降格 ・1部リーグへの降格(関東リーグ) ①関東リーグ、なでしこチャレンジリーグで成績下位となった東京都の当該チームは1部リーグに降格となる。 ②①の場合、次期のみ限って1部リーグは10チームリーグに加わることとなる。 (チャレンジリーグで複数の東京都関東リーグチーム が降格した場合も同様) ・下位リーグへの降格(1部、2部、3部リーグ) ①成績下位2チームは次年度下位リーグに自動降格する。 ②成績8位のチームは当該年度下位リーグ成績3位のチームと入替戦を行い、敗戦すると下位リーグへ降格となる。 なお、入替戦の規定についてはハンドブック参照。 (4)入替戦 ①入替戦は「東京都女子サッカーリーグ入替戦規定」に従い2月に実施する。ただし次年度リーグ参加が不可能なチームは入替戦か ら除外する。入替戦終了後に次年度のリーグ編成を仮決定する。 ②入替戦以降3月31日までの期間にリーグのチーム数に不足を生じた場合は下位リーグの上位チームから繰り上げる。 ③関東リーグからの降格チームがある場合は、1部リーグに入る。(この場合は次期リーグのみ11チーム以上となる) 3.リーグ表彰 (1)連盟表彰(団体表彰) 1位から3位までのチームに賞状と記念品の授与する。 (2)連盟表彰(個人表彰) ①最優秀選手、得点王、優秀選手を選出し、賞状と記念品を授与する。 ②最優秀選手は1位のチームから1名、優秀選手は各チームから1名、得点王は公式記録に基づいて選出する。 なお、複数ブロック制で行われた場合の得点王は各ブロックから選出とする。 ③選出方法は年度ごとに取り決める。 (3)リーグ内表彰 ①リーグ内で独自の賞を設定し、受賞者には記念品を授与する。 ②リーグ内表彰の取り扱いや選出方法は年度ごとに取り決める。 4.試合編成 (1)試合編成 ①リーグ運営の効率上、1会場につき2試合以上で編成することを基本とする。 ②同日の会場において複数の試合が編成された場合の試合順は会場提供チームの希望を優先する。 (2)1試合のみ開催する場合の条件は以下の通りとする。 ①両チームに対して第三者的な立場の主審を確保できる。 ②本部等の分担も基本的には第三者的な立場の人間を考慮する、または両チームから最低1名ずつ派遣できる。 5.退場及び警告 (1) 試合中、主審より退場を命じられた選手は、次の1試合の出場を停止する。 それ以降の処置については東京都女子サッカー連盟 の規律・フェアプレー委員会において裁定する。 (2)リーグ戦の試合において、警告を累積を2回以上受けた選手は、次の1試合に出場できない。 この出場停止後の試合での警告につ いては、新たにカウントする。 (3)試合中、主審より退席を命じられた監督、役員、コーチの処置についてはリーグ部会で審議し東京都女子サッカー連盟の規律・フェア プレー委員会において裁定する。 6.試合のキャンセル (1) 試合予定日の原則10日以上前で、正当な理由があれば試合のキャンセルを認める。但し、その理由を対戦するチーム及び リーグ事務局に説明し、了解を得なければならない。 (2)了解を得られた場合には次回の試合日程について取り決めを行い、決まった日程をリーグ事務局に報告する。 なお、次回の試合はキャンセルしたチームが主審、副審、グラウンドの確保に責任をもつ。 (3)リーグ事務局として配慮できる理由は、「上位の大会日程と重なった」「学校行事と重なった」「試合会場の都合」などとする。 (4)キャンセルにより他の試合開催に影響が生じる場合は、キャンセルしたチームが必要な分担を必ず行う。 (5)有料施設で試合を行う場合、キャンセルにより試合ができず、使用料の支払いが生じた時にはキャンセルしたチームがこの費用を 支払う。その際の支払い方法については会場提供チームの指示に従う。 7.ユニフォーム (1)当該年度に登録した色のユニフォームを着用し、背番号はリーグ開催期間を通じて同じ番号とする。 同じ番号でないものを着用し た場合は試合に出場できない。 但し、試合前に主審及び相手チームの了解が得られた場合はこの限りではない。 (2)試合時、両チームのユニフォームの色は明確に区別する。 (3)原則として着用するユニフォームはホームチームが優先的に選択できる。 (4)試合会場には正副2セット持参する。 8.グラウンド (1)グラウンドの規格は「幅:45m~90m、長さ:90m~120m」を原則とする。但し、対戦するチーム同士の了解が得られればこの規格以下 のグラウンドでも試合をすることはできる。 (2)グラウンド費は各部内で会場費として1試合につき2,000円、同日にそれ以上の提供があった場合には、1試合増すごと2,000円追加し た金額を支払う。それ以上の金額については対戦各チームで差額分をそれぞれで分割負担する。 (3)ベンチは本部を背にして、ホームチームは左側、アウェーチームは右側となる。 (4)借用会場の利用にあたっては、各会場の注意事項を遵守する。 9.ホーム・アウェーの役割分担 (1)ホーム・アウェーの役割(2部、3部、4部) ①複数試合開催時のホームチームは、主に「主審の手配」「記録を含めた本部」「試合使用球の管理」「第4の審判員の手配」などと する。 ②複数試合開催時のアウェーチームは、「副審の手配」「アシスタントフラッグの用意」などとする。 ③複数開催が2試合の場合は、相互で役割を担当する。 ④複数開催が3試合の場合は、第一試合の担当を第三試合のチーム、第二試合の担当を第一試合のチーム、第三試合の担当を 第二試合のチームとする。但し、事前にリーグ事務局で各チームの状況に応じた調整をすることがある。 ⑤すべての場合において、会場設営は第一試合を行うチーム、会場撤収作業は最終試合を行ったチームが行う。他のチームも積極 的に補助すること。また会場提供チームの指示に従うこと。 ⑥単独試合開催の場合のホームチームは、主に「主審との確認連絡」「記録を含めた本部業務」「試合使用球の管理」「副審の手配」 「アシスタントフラッグの用意」「第四の審判員の手配」などとする。 ⑦単独試合開催の場合のアウェーチームは、主に「記録を含めた本部業務の補助」「副審の手配」「アシスタントフラッグの用意」など とする。 ⑧単独試合開催の際、主審、副審、本部は試合を行うチーム関係者(メンバー表に名前をつらねている者)以外が行うこととする。 試合を行う2チームで手配できない場合はリーグ事務局に連絡する。 (2)本部業務 ①メンバー表とIDカードの照合 ②試合記録 ③提出される4枚のメンバー表は「本部用」「審判用」「相手チーム用」「自チーム用」である。 ④審判員に試合の正式名称や競技方法、競技時間、自由交代制、得点者のチェックなどについて簡単な説明 ⑤選手交代の手続きとその記録 ⑥審判報酬の徴収と試合後の審判への支払い ⑦審判員のライセンスチェック(1部主審・副審、2部主審は除く) ⑧審判報酬などに対する領収書の有無の確認と必要な場合の審判員への依頼 ⑨会場での故障者の対応(別項 「13.故障者発生時の本部対応」) 10.試合の記録 (1)記録は二人以上で行う。 (2)リーグ事務局に提出する記録用紙はペン書きとし、間違いの個所は修正液などを使用しない。 (誤記入は二重線や斜線で消す。) (3)試合終了後は主審と得点、得点者の確認を行い、得点者についてはそのチームからも確認を取る。 (4)交代があった場合は、交代用紙と交代記録の確認をする。また、交代の順番も確認する。 (5)記録用紙のサイン欄を確認する(「主審」「運営責任者」「記録者」)。記録用紙上部の 「主審」「運営責任者」欄は本人の直筆とする。 なお、「運営責任者」欄については、記録用紙最上段の欄を使用し、中段の欄は省略しても構わない。 (6)「運営責任者」はその試合におけるホームチームの現場での責任者が運営責任者となる。 (7)スコア記入欄は「前半」と「後半」の得点及び「合計得点」を記入する。 (8)得点経過は得点の生まれたチャンスの基点へできるだけさかのぼって(2つ以上前))記入する。 (9)得点経過欄が足りなくなった場合はその欄のみ2枚目の記録用紙に記入する。 (10)記録用紙の記入方法はチーム内で徹底、統一する。 (11)試合記録に不備があった場合は再提出とする。 11.交代用紙 (1)監督は、「相手チーム名」「自チーム名」「OUT、INする選手名」「交代の順番」「監督署名」「日付」等不備のないように記入する。 (2)本部では、「前半」または「後半」の欄に○印をつけ、それぞれ何分かを記入する。なお、ハーフタイムの交代は「HALF」の欄に○印を 付け、時間は「HT」と記入する。 (3)本部では、「時刻」は交代が行われた実際の時刻を記入する。 12.審判員 ・審判員(1部主審と副審、2部の主審) (1)審判依頼は基本的に、試合前40日とする。 (2)東京都サッカー協会審判委員会からリーグ審判担当へ審判割当てのメールが届いたらリーグ事務局及びホームチームにメールする。 (3)ホームチームは当該対戦担当の審判に日程、キックオフ時間、会場等確認の連絡をおこなう。 (4)ホームチームは当日までに不慮の事故で試合中止の場合は速やかに割当審判に連絡をする。 (5)当日の天候や事故で試合中止としたが既に審判員が来場している場合は審判報酬を支払いする。 (6)審判報酬 ①主審の報酬は1試合につき4,000円、副審の報酬は1試合につき3,000円とする。 ②審判報酬は試合開始前に本部に提出し、試合終了後に本部が審判に支払い領収書を記入していただく。 ・審判員(2部の副審、3部、4部) (1)審判員はライセンスが有効期限内の有資格者があたり、黒の審判服を原則とする。 (2)審判員の手配については、原則としてホームチームが主審、アウェーチームが副審の手配をする。(複数試合開催の場合に限る) (3)試合日程が2試合の場合は相互に審判を担当する。 (4)試合日程が3試合など奇数試合の場合は、ホーム・アウェーの役割分担と同様とするが、当該リーグ事務局で調整の場合もある。 (5)審判報酬(2005年4月30日改正、6月より実施) ①主審の報酬は1試合につき3,000円、副審の報酬は1試合につき1,000円とし、対戦する両チーム同士で2,500円ずつ負担する。 ②審判報酬は試合開始前に本部に提出し、試合終了後に本部が審判に支払う。 ③領収証の必要なチームはリーグ事務局で用意しますので、リーグ事務局に連絡ください。 ④審判員はリーグ指定の領収書に記入をしてください。 (6)ライセンスチェック ①試合開始前に本部にて審判員のライセンスチェックを行う。 ②チェックする項目は「有効期限を含めたライセンスの有無」「審判服」「ワッペン着用の有無」の3点。 ③無資格者が担当した試合は無効(再試合)とする。 ④審判員を手配するチームはライセンスの有効期限、ワッペンの有無、審判手帳の携帯を事前に依頼する。また、審判を担当する方 にも審判手帳等の積極的な提示をお願いしたい。 ⑤ライセンスチェック時にライセンスの有無に関して確認できなかった場合や審判服、ワッペンの未着用は、審判報告書にその旨記載 してもらうよう主審に依頼する。 13.故障者発生時の本部対応 (1)本部担当は事前に会場のAED(自動体外式除細動器)設置場所を確認しておく(設置されている場合) (2)本部を担当する各チームは「救急相談センター」の以下の番号を携帯に登録する。試合中に故障者が発生してしまった場合に、応急 手当のアドバイスや医療機関の案内(土曜日や日曜日は休みの病院が多い)や、救急出動をおこなってもらえる。 #7119 (携帯電話、PHS、プッシュ回線から) ダイヤル回線からは 23区:03-3212-2323 多摩地区:042-521-2323 14.その他 (1)試合後の記録の確認 ①チームの代表者は試合後の記録(得点、得点者、アシスト者、得点経過など)を確認し、記録用紙の余白にサインする。 ②サイン完了後の記録用紙を公式記録とし、それ以降の記録の訂正はできない。 (2)傷害補償 ①参加選手は所属チームにおいて全員傷害保険に加入する。 ②リーグ期間中の競技活動における傷害は個人またはチームの責任とする。 ③試合中に発生した大きな障害は、その時の状況や経過などをリーグ事務局に報告する。 (3)夏季の試合 ①熱中症予防の観点から、試合当日の環境条件を考慮して対戦するチーム同士の代表者、主審の話し合いにより中止にすることが できる。 ②給水タイムは飲水のみで、選手はフィールドの外に出ることができない。また、飲水タイム時に戦術的なコーチングはできない。 ③体力的・体調的に問題のある選手は各チームの責任で管理する。 (4)リーグ事務局 ①リーグ事務局の担当は当該部リーグに参加するチームが、1年または2年ごとに持ち回る。 ②次年度の担当は当該年度最終会議時に決定する。 ③リーグ事務局業務を引き継ぐ際は前リーグ事務局および担当チームが責任をもって行う。 15.補則 (1)本内規は、平成24年3月18日に改正し、同日より実施する (2)本内規は、平成25年3月1日に改正し、同日より実施する