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P - Kyoto University Research Information Repository
Architectural Arohiteotural Institute エnstitute of of Japan Japan 21144 日本 建 築 学 会 大会 学 術 講 演 梗 概菓 〔 関東 ) 2Dll 年 8 月 P− △ 効果を考慮 した 巨 大 地 震 に 対 す る 超 高 層 建 築 物 の 地 震応 答解析 P− △効 果 巨 大地 震 正 会員 O 正 会員 岡 崎 汐 里 ** 正 会員 永野 康行 * ・ 一 ・ ** * 荒木 慶 一 超 高 層建 築 物 構造設計 一次 設 計 で は ,層 間 変 形 角 の 制 限 値 を li200 と し て ,近 1,は じめ に 本 論 文 の 目的 は ,P ・A 効 果 を 考 慮 す る こ とで ,巨 大 地 震 似 Ai 分布 に 基 づ く許 容応 力 度 設 計 を 行 う。地 震 力 の 設 定 (=0 . 03H T ;2 . 43s) を 用 い て い る 。層 を 受 け た 時 の 超 高 層 建 築 物 が ど の よ うな 層 間 変 形 角 に な に は略 算 固有周 期 る の か ,質 点 系 モ デ ル を対 象 に ,解 析 的 に 明 らか に す る 水 平 力 の 求 め 方 と し て 初 め に ,】 階 の 層 せ ん 断 力 を べ こ とで あ る。 2 .超 高層建 物 の 静 的解 析 1 本 章 で は ,既往 研 究 []で 使 用 され て い る 既 存 超 高層 建 物 を汎 用 構 造 解 析 プ グ ラ ム MIDAS 〆Gen Ver7. 80 を 用 い て , ー 3 種 類 の 既 存 超 高層 建 物 の フ レ ム モ デ ル を静 的 解 析 と P − ロ △効果 を考 慮 2 つ を行 う。 した解析の 解 析 モ デ ル は 20 層 3 構 面 内の ス パ 7. 84kN 81m ん断力と 均 の 建 物 ,モ デ ル B 】 ,構 面 直行 方 向 の ス パ ン 階 の 高 さ を 5m ,そ の 他 の 階 高 を モ FL 1 が モ デル に 外柱 断 面表 を A と C .表 3 に 4−6 1−3 ModelA の × FL 19 −20 16−18 13−15 10−12 7 −9 4 −6 1−3 内柱 断 面 表 内柱 ModelA 22 500 × 28 臼. × ロー 550 × 22 ロー 550 × 28 ロー 550 × 28 ロー 550 32 ロー 550 × 32 × DO× 獅 田 × i6X 認 昼 四 )X300 琶 OX300 × 16X 丞 H 16× × 1躑 〕X 卸 0 × × 踟 〕× 3DDXbx 1懲 )〉(鰍 )刈 Model B ー 550 × 25 ロー 550 × 28 囗一 550 × 36 ロ ー 550 36 囗 ・ 600 × 36 ロ ー 600x36 ロー 600x40 ロ ModelA Model C × Model B 一 550 × 25 [ } 600 × 50 Model C ー 600 × 28 匚] 550 × ロ ー 6GO × 28 ロー 600 × 36 囗一 600 × 40 ロー 600 × 45 巳一 600 × 45 ロー 600 × 45 Earthquake Respense Analysis for High Rise Building with Huge Earthquake Considered P ・ Dctta Effect 鬮 〕× 300× 16× 2£ 躡 OX 、X 觚} 且6X 鮒 聊 〕× 300 19× × 毋 〕×枷 16× BmO 工〕X30D mo 逐 〕〕× 蜘 25 2B × 19× × 19× 丞 XD ×お 田 CODX ヨ 00XPX お 6X 詔 と標 準せ ん 断 力係 数 標 準せ 断 力係 数 ん 0. 2 0. 3 0. 4 静 的 増 分 解 析 で は ,設 計 基 準 を 日本 建 築 学 会 の 鋼 構 造 設 計 基 準 に して 梁 を しない こ の 横 座 屈 は 考慮 しな い の直 バ イ 層せ ん 線 を伸 ば ・リ ニ 幅 厚比 ア プ の 増分解析 を行 ッ 断 カ ー層 間 変 位 した時 の の ん の α J 関係 か ら バ ノ ・リ ニ っ た 。解 K2 ノ K と K2 か 1 に 層 間 変位 一層 せ を 算 定 す る 。図 イ ロ ,g 〉 を 設 定 す る こ と で , し た 。設 定 し た バ イ ・リニ (i 交点 型 モ デル を設 定 2 分枝剛性比 断力 検討 関 係 よ り,傾 き 馬 と ア 型 モ デ ル か ら地 震 応 答 解 析 に 必 要 な 初 期 剛 性 ら第 の を 用 い る 。屋 根 水 平 変 位 が ム の , と に す る 。静 的 増 分 解 析 は 汎 用 構 造 解 析 プ MIDAS !Gen Ver7. 80 500cm に 至 る ま で 500 ス テ グ ラ ロ B Model C 析 結果 囗 − 28 ロー 550 × 32 ロー 550 × 36 ロー 600 × 32 ロー 600 × 32 ロー 600 × 32 Model ー 600 × 28 ロー 600 × 28 ロー 600 × 36 ロ ー 600 × 40 口 . 600 × 45 ロ ー 600 × 45 ロ ース シ ア 係 数 一ス シ ア 係 数 0. 08 0. 12 0. 16 デル のベ べ 25 団 )×3 ヌ〕X 且 6x25H × ド 7駅}× 30DXl4 ×万 〕× 300× 16x25 闇 ヌ〕×釦 ox 且 6x2 〜 4 各モ Model C 呂 梁 断 面表 を示 す . 外柱 ロー 500 Model B 5ヲ)X2 ヨ〕XEX2 猛 掴 〕x29 }× 口 x28 1. 3 に内 柱 の 断 面 2 外 柱 断 面 表 表 梁断 面表 内柱 7−9IHDDX3 〕OX 】 4 万 4−6 艮フ ヨ)×箝 〕Xl4 2 〜 中 間の 建 物 に な る。 1 温 13 −15H6 10 −12H A C が 分 布 中平 ・ 500 × 22 口・ 500 × 28 ロー 550 × 22 ロ ー 550 28 ロ ー 550 × 32 ロー 550 × 36 ロー 550 × 36 口 3 Model A 19−20 16−18 表 13−15 10−12 7 −9 係 数 と標 準 せ ん 断 力 を 示 す 。 ア 表 面 積 当 り床 荷 重 を デ ル は 既 往 研 究 []よ り ,モ デ ル 表 1 19・ 20 16・ 18 . シ 。単 位 1 に モ デ ル 建 物 の 形 状 寸 法 を 示 す 。表 FL ース 平 面 骨 組 を 解 析 対 象 とす る 。 ス パ ン とす る 。各 で ある 表 を ,表 2 数 は標 準 せ ん 断 力 係 数 に 振 動 特 性 係 数 を 掛 20 階 は 1 階 の 層 せ ん 断 力 Ai 分 布 を か け る こ と で 求 め た 。層 水 平 力 は 層 せ 1 つ 上 の 層 水 平 力 の 差 で求 め る 表 4 に各 モ デ 各階の に ル の ベ が 分 布 中最 も固有 周 期 が 長 い 建 物 ,モ デ ル 図 シ ア係 の け る こ と で 設 定 し た 。2 階 か ら と し ,層 重 量 は 単 位 面 積 当 た り の 床 荷 重 〆 m2 7. 94kN /m2 を 一ス 6m 長 は 均 等 で 9. ン 4m と す る 。第 長 は 6. 4m , 軒 高 係 数 に 総 重 量 を か け る こ と で 算 定 す る 。各 モ デ ル シ ア べ 一ス ア 型モ ノ デル を 設 定す る 図 を 示 す。 棚 G 瀕 NO }ね∫μy 置イki ,OKA74K / Shiori and IR4Kf ・ YoshikaiU 一 287 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library Architectural Arohiteotural Q Institute エnstitute of of Japan Japan ・リ イ 型モ デル ア ニ ∠ 層 間 変 位 一層 せ ん 断 20 20 15 15 15 10 10 5 5 力 の 関係 / : K2 κ1 ( al :α〆 5 ! ! 階 階 20 蟹 〆 〆 〆 階 第 2 分 枝 剛性 比 ) ; ノ 0 δ ・リ イ utP u 且 一 △ ・ iP −△ 5 1 10e150 1133 10 111001 50 1 33 10 111001 50 1 33 第 1 折 曲点強度 邸 : 初 期 剛性 バ 曜 10 WLith 2J 図 1 階 20 K2 , K 階 階 層 せ ん 断力 : バ G ア 型モ ニ 15 : 層 間変 位 10 デル 設 定図 3 .地 震 応 答 解 析 フ ーム レ 礎 固定 デル を基 モ 20 質 点 系 の デ ル に モ デ ル は ,質 量 と 初 期 剛性 に よ 1 階 か ら 20 ・ て 147 . 45t で あ る s2tcm 震動 解 析 を 行 うた め ,最 大 速 度 100cm /s で基 EL Centoro1940 NS , Taft l952 EW 監 Haohinohe 珊 した , 1968 NS 用 す る 。各 △ を 考慮 without ( デ モ ル し な い を採 の P− P −△ ) と P −△ ( with 震 に P ・△ ) の 巨大 地 対す る地震 応 答解 、 P −△ 効 果 を考慮 し な い 場 合 (without 図 2 騨 4 .ま とめ π フ 岬 で 距 デ ル に 置 換 し.入 力 地 震 動 べ 。 角 に 最 も 変化 が 表 れ た も の が モ デ ル A で 。ro が 見 られ た 。 (B > 課 題 番 号 結果か ら, 卒研 生 : 20360254 年 度科 学研 究 費補助 金 基 盤 研 究 ( 代 表 : 京 都 大 学 大 学 院 教授 の 山口 拓 臣氏 に地 こ こ に記 し謝意 を表す 震応答 解析 に協力 を頂 い た 。 。 参 考文 献 . ・ 1]金 紋 延 ,荒 木 慶 一 ,山川 誠 ,田 川 浩 ,五 十 子 幸 樹 : 極 [ 大 地 震 動 に 対 す る 超 高 層 純 ラ ーメ ン 鋼 構 造 建 物 の 動 的 応 答 に 及 ぼ す P −△ 効 果 ( 工学) 業 大 学 大 学 院 修 士 課 程 大 学 院 生 工 学) ( 一 ,平 成 22 上 谷 宏 二 ) に よ り 実 施 し た 。福 井 工 業 大 学 永 野 研 究 室 が 層 間 変 形 角 に ど の よ うな 影 響 を 及 ぼ す か を 明 ら 京 都 大学大 学院工 学研 究科建 築学専攻 》 隹教 授 ・ 博士 モ ,地 震 応 答 解 析 を 実 施 し た P −A を 考 慮 し な い 場 合 ut P −△ ) に 比 て P −△ を考 慮 す る場 合 ( with P ・ の 影 響 , 日本 建 築 学 会 構 造 系 論 文 集 , − 644 号 , 1861 1868, 10 pp. 2009 . 第 * 牌 5 Et Cent 1940NS で 41 . 8 % ,モ デ ル B で は Taftl952EW 23. 9 % ,モ デ ル C で は Hachin。he1968NS で 27. 1% の 違 い は 四 ・博 士 ・ −△ OU 層間変形角 デ ル を質 点系 モ △)の 層問変形 算 p−△ ) と P−△ 効 果 を考 慮 す る 場合 ュ WIP 。 (with 2 に 質 点 系 モ デ ル を示 す。図 3 に 巨 大 地震 100cm !s ) に 対 す る 地 震 応 答解 析 の 結 果 と し て P・ △ 効果 を考 慮 しな い 場 合 ( without p −△ ) と P −△ 効 果 を with P −△ ) の 層 間変 形 角 を示 す。 考慮す る 場 合 ( 福井 工 ーム レ と して ∬ (最 大 速 度 #* 5 謝辞 本研 究は ション学研 究科 教授 兵庫 県 立 大 学大学 院シミ レー 10 B か に す る 。図 * w ヒ lout 図3 研 した 15 曹 WLt 10i 一 卯 ! ’ 1 O l!lOOI〆50 1133 111001150 1 ! 噛 33 111001 / 50 113 質点系モ デル with P −△ ) の 層 間変 形 角 を 比 較 す る 。比 較 ( P−△効 果 20 15 5 、 基 礎 固 定 m 析 を行 う。解 析 結 果 と して 10 3 2 − 147. 45t ・ !計 m2 (i− 1−2 。) 、 階 20 田 m4 m 階 i1P 姫 畿 場合 効 果 を 考慮 す る場 合 15 ith . ∬ 凱 準化 . 20 蠶 罪 ,巨 大 地 震 時 の は 階 齢 蠶 入 力地 e 卯 窺 嘉 る。質 量 は 階まで全 21111111111 !e 蠶 構 成 され て っ m 。質 点 系 し た 置換 モ Schoo1 efSimUlation StUdies Univ . Pmf , Graduate , ofHyogo Graduate, Fukui University ofTechnolo 呂y A瓢 . lbOE DePL ofi 臓 加 e 加 A 畑 Eng拘 dbU . Dr . Eng . , 呱 翫 臼喜 288一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library