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室内照度なら に対する満足度 ILLUMINANCE AND
Architectural Arohiteotural Institute エnstitute of of Japan Japan 【カ テ ゴ リ ー1工】 [1 本建 築学 会 計 画 系 論 文 集 第 507号 ,1−5,1998年 5 Archit . J. Plann . Environ . Eng . AIJ, NQ , 月 . 507, 1−5, May , 1998 室 内照 度 な らび に 居 住 者 の 明 る さ に 対 す る 満 足 度 住 宅 内の 照 明 環 境 に 関す る実 態 調査 ( そ の 1) ILLUMINANCE AND BRIGHTNESS OF THE AND THE WORKING PLANE ROOM Survey on the lighting environment 井 上 容 子 Youko INOUE * , in a house ( Part 1) 大 野 治 代 * * Hantyo OHI >0 and ’ in a house and the consciousness research on the resident s satisfaction ievel of brightness are conducted in order to ctarify the actual lighting condition of a house . Based on the rcsults of measurements about the horizontal illuminance on the floor and the illuminance on variou ε working pianes in different rooms of l83 houses the relationships between the iHuminance and the f ling , ’ of brightness are discussed. We obtain the illuminance levels 山at the ratio of evaluation 山 e unsatisfactory ’ feeling of brightness is not more than 20 % and tha口 he ratio of evaluation satisfactory feeling of ’is in excess of 50 % or 80 % . brightness The survcy on the illum孟 皿ancc lthe Keンwords . Survey, Il]uminance , Working plane, Brightncss, Lighting 、全 般 照 度 、作 業 面 照 度 、明 る さ 感 、照 明 設 計 実態調査 .研 究 目 的 1 住 宅 内で は様 183 住 宅 で あ る 。調 査 項 な生活行 々 為が 営 まれ 、そ の ス タ イ ル も多 様 で あ 。良 質 な 住 空 間 ・住 生 活 に 対 す る 要 求 は 高 ま り、住 宅 の 平 面 プ ラ や 構 造 、内 装 、イ ン テ リ ア 用 品 な ど 快 適 に 住 ま う た め の 工 夫 に 対 す る 人 の 関 心 は 高 く、照 明 器 具 や 照 明 方 法 の 関心 も高 ま りつ つ あ る 事故 や 疲労の な 安 全で 快適 な住 生 活 を送 る た め には 、住 宅 内 の 各種作 業面 が 適切 に 照 明 され 、グ レ ァ の ない 快 適 な 明 る さ と そ こ で の 明視性 が 保 証 され て い る こ と が 重 要 な要 件 で あ る。住 宅 内 で は 家族 の 年 齢構 成 は 幅 広 く、同 一空 間 で 様 々 な視 機 能 を有 す る 人 々 が 生 活 して お り、室 の 機 能 や 個 人 の 視 覚 特 性 に よ て 要 求 さ れ る 照 明 条 件 は 異 な る が 、家 族 全 員 が 快 適 に 住 ま え る こ と が 必 要 で あ り、 経 済 性 も また 重 要 で あ る 。し か し、こ れ ら の 点 を 考 慮 し た 照 明 設 計 に 関 する 情報 は 、今 日 、決 し て 十 分 な もの と は えな る 室 内 全 般 照 度 、作 業 面 照 ン 度 と 作 業 場 所 、な ら び に 々 へ い 。 っ い 本調査 研 究 は 住宅の 視 環 境 設計 の 在 り方 を 考え て n を得 る こ と を 目 的 と し て お り い い 。 く上 で の 資料 問 題 点 な ら び に 居住 者 の 作 業 時 の 照 明 に 対 す る 認 識 を把 握 し よ う する もの で あ る 本 報で は 住 宅内の 照 度 、な らび に 各室 や 各行 為 さ に 対 す る 居住者の 評価 に つ い て の 調査 結果 を 報告す る 183 件 ) ( 短 期 大学 住居 系 1 制 大学 建 築 学科4回 生 と 女 子 短 期大 学 住居 系 の 1 照 度 測 定 は 回答 者 ( 学生 ) に よ っ て 行 わ れ 、各回 答者 は 大 学で の 講 義 ・実習 を通 じて 照 度測定 に 明視性 や 明る さ 感は 習 熟 して 輝度 に い る 対応 尹 る 。 把 握す る た め に は視 対象 と視方向の 設定が 必要で 。 2 .調査 内容 と方 法 あ り、 ずれ の 年 も6 月 い 3年 間 で 〜11 月 の 間 に 実 施 し た 。調 査 対 象は 近 畿 圏 の ヰ奈 良女 子 大 学生 活 環 境 学 部 人 間 環 工 博. 助教授 ・ 境 学 科住 環 境 学 講 座 牌大 手 前女 子 短 期 大 学 生 活 文 化 学科 助 教授 ・ 博 工 よ っ て し、多 て 各 面へ の 入 。ま た 、光 環 境 の 評 価 に は 、 ー 鉛 直面 照 度 や ス カ ラ 照 度 な ど の 把 握 も重要 で あ るが 、今 回 の 調 査 で は 各室 の 床上 水平 面 照 度 と 各作業面 照度 の み を 取 り上 げた 。 カ ー、59住 宅 、1992 照度 測 定 に は 簡 易 照 度 計 (ア イ ラ イ トチ 年 )並 び に 校 正 済 み デ ジ タ ル 照 度 計 ( 124住 宅 、1993 〜994 年 ) を 用 い た。前 者 は非 常 に 簡 易 な もの で あ る が 、各年 度 毎 の 結 果 を比 較 した と こ ろ 、3 ヶ 年の 結 果 を 総合 し て 示 す こ と に 問 題 は な と判 断 さ 射 光量 を把 握 す る と い う方 法 を取 っ た ェ 表 1 に 調査 の 概 要 を示 す 。調 査 期 間 は 1992 年 〜1994年 の 、輝 度 に あ る 。し か もの で ある が 定 す る こ と は 煩 雑 で あ る た め 、本 研 究 で は 照 度 に よ っ 、住 宅 内 の 視 環 境 の 実 態 を把 握 し、そ と 時の 明 る 4 年 制 大 学 建 築 掌 科 4 回 生 (35 件 ) ・ 2 園生 (148 件) 、食 堂 、台 所 、玄 開 、浴 壓 .洗 調 査 対 象嶋 所 面 所 、 便所、 勉 強部膣( 子供郎 厘} . 主 嗅室 、 居室 、 厨下、 階段 1. 住宅属性 ・ 家 族構成 2. 全般 照度 調 査 項 目 3. 作 蘖面 照 度 4. 作業 場所 5. 明 る さ に対す る 滴 足 度 価 で あ る 。調 査 票 は 四 年 に 配 布 した 。 1992 鐸 〜1994 年 (6 月 〜11 月 ) 回 答 者 居閲 明 る さ に対 す る満 足度評 〜2 回 生 罰 査実施 期間 様 な 行為が 行 わ れ る 住宅 内で各視 作業 に応 じた 視対象や 視 方向 を設 の 。 衷 1 調 査 概 要 、 目 は 住宅 や 家族 の 属 性 ッ い Asso . Prof. ,Dept .of Residental Environment and Design ,Division of ’ Human EnvirDnment , Fuculty of Human Life and Environment , Nara Women s Univ . , Dr . Eng 、 Assoc . Prof. Dept . of Life and Cultuピe , Otemae Ju而 or College, Dr . Eng . , ⊂ 1 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library Architectural Arohiteotural Institute エnstitute of of Japan Japan 表2 全般照竄 脳 測定位置 巴 μ 衰4 家族 邸 橇成 柵 ・ーナ 淵 定 位 臼 ーナ ー中 央 で 床 上 居 冊 宸または 食 営 富または ー ナー 中央 床上また 台 所 豊( ー ナー ) 中央 床 室 コ コ で コ で 床 上 70cm は 上 居 室 宦 中 央 で床 上 主 寝 室 室 中 央で 床 上 ま た は 玄 目 露 ベ ッ トレ ベ ル 中央で 床 上 い 浴 霙 洗 場 中央 で 床 上 階 段 踏 み 込 み 先 端 の 最 も 明 る い蔔 所 と 最 も 暗 い 箇 所 齠 下 中 奥 御 上 の 最 も 明 る い 箇 所 と暗 % % % % い箇所 名 床 面 租 ( ) 羅 裁 窓 斂 照 明 器 具斂 の 居 住 年 數 % % 整 . LB 借 尿 . 01 D K23 社 宅 . 62 L D16 , 7L D11 1年 未 満 8, 221 D K14 1 〜5 年 . 321 K7 6 〜10 年 . 336 玄 閧 11 〜2020 . 611 浴 寇 . 51 年 以 洗 面 所 の 他 . 1 硬 所 1 戸 建 て 77 . 722 寳 A . 3 宅 和洋 折 衷 69 . 92354 窺 階 瓰 和 風 . 91 腮 洋 凰 延 床 . 7 有 形 形 % ・ 便 器 の 中央 部 6 往 宅 規模 表 項 目 % ち 展 7 617 平均値 % 洗 面 所 麌 中 央で 床 上 便 所 便座 豪 5 住 宅 形 式 ・ % 20 . 0才 年 本 人 父 親 50 . 8才 47 . 9才 齢 母 親 家 振 斂 4. 1才 会 社 員 57. 79も 17 、 G% 7 1. 1 職 公 務 員 7. 自 営 槊 28, 0% 8. 0 4 2. 業 自 由 粱 2. 8 2 45 . 5 無 職 1. 0 % 25. 6 そ の 他 3, 職業 左∈ 父親 右= 母親1 ( 項 目 コ 主 生 活 轍 % 居 臼 態 憲 下 工 . 11 , 51 . 1 . 71 . 5Lo . 61 3. 71 2. 91 2. 71 1. 7 11 12 . 51 4. 41 6. 01 106 . 4 . 01 . 01 . . 00 . 01 . 0 . 00 . 10 1. 3 3. . O1 . 、 70 − . 31 . 93 . 72 . 91 . 72 、 01 α 41 . 91 . 51 0. 8 1. 41 . 41 0. 50 . 41 一 ¥ 01 ρ 〜 . 5 、 2 . 0 、 3 . 2 . 7 . 1 . 1 . 3 1. 0 , 3 , 2 . 8 . 1 一 〒 ユ ; 衰 3 作 槃 面 照 屋 測 定 位 置 作 篥範囲 (cm ) 作 漿 作 藁 場 所 た ・銭 縫 手 芸 よ て こ 254045 3040 (50 ) (100 ミ シ ン 臼 全 体 各 室 、各作 業 面 に つ 作 祟面 位置 水平面 か 作訟面中心 の らの 傾 き 立 位 福 子 ’ 一 一 水平 床上高( cm ) 座 廉 座 (70 ) (75 ) (40 ) (35 〕 一 °) (80 } (100 ) 307LL 40 ビ ア ガ ン 7 蹴 面 台 ( ) 70 齟 L . . LL 齟 L . LP L, 」 . 」 ・ L, . . , P, . , ■ 「 , 「 FL P・ 「 , P(. . . . 9P 鹽 . P. . _. :. . _ . , 國 國 , 鹽 . 亨 − . r 鹽 . 、 . . 二. . . 一 (70 ) 一. 15 鰉 盟 (120 ) 水平 一 70 一 3040 勉螫 ・ 長時 囘 院 窘 デ 水平 ° 雪 ((70 )} (30 ) 短 畴 岡 皖 { 304Q45 } ーー 〔60 ) (100 ) 水 平 一 (50 ) (35 ) 僕 楽 ・ 鰹 読 書 一 遊 び 床 面 ( 100 ) (100 ) 水 平 00 一 一 一 2020 電 話 台 ( 平) 一 (70 ) (35 ) 食 o 食 卓 ( 70 ) (100 ) 水 平 一 一 口 理 お よ び 準 備 鯛 理 台 55 水平 (60 ) (85 ) 一 一 55 水 (60 ) (85 ) 一 一 55 60 ) 水平 流 流 台 ( (85 ) 一 (100 ) (85 ) 化 厳 台 化 6040 鉛直 ( 面 )饒 ・ ・ 洗 面 鏡 1520 一 げ 洗面 直 (155 ) (110 ) 一 一 13050 姿 見 身 用 鏡 鉗口 (100 ) 盟 oo 60 蹴 ぎ 床 面 (60 ) ( 平 一 一 顔 ( 30 ) ( 20 》 哈喧 来 審 者 来審者 (155 ) 台 ( 35 ) ( 65 》 水 平 0 (70 ) 一 一 60 ) 洗 氾 洗 濯 瞼 50 ( 水 平 (BO ) (注 )カ 内 歇但O 、碾 準 的な 作雛 範囲 お び 作槊面 位 匠 8 考値 。 ・羈 び 定。 勉醫 ・ 長 購 間 陝{} 居 間 他 3 工 作 工 作 台 ・ ノ オ ル } す る よ うに 質問 を設 定 っ た が 、 の ス ク の い レ センタ デ ン ジ 愚 ひ の レ ン ジ 平 し 笹 そ り 水 三 化 笹 鉛 全 脱 の ッ コ か け の ア イ ロ ン は よ に つ い て は 主 の 室 お よ 、結 果 は 全測 定値を 基 に 示 す そ の の につ いて 測 測定 内容等 を示 す 以下に 。 室 。 ヒ水平 面照 度 で ある 夜間 照 明器 具 使用 時 の 床 . 定 位 置 を示 す 。 測 定 位 置 は 原 則 と して 主寝室 に お い て床 上以外 の テ ーブ ル や 各 室の ベ ッ 。 表 2に 全 般 照 度 の 測 床上 中央 と し 、 食堂 や トの 上 で 測 定 され た もの 、照 度 の 逆 2乗 則 に 従 、床 レ ベ ル の 値 に 修 正 し た もの を 検 討 に 用 た な お 、台 所 、食 堂 、居 間 が 室 と し て 独 立 せ ず ーナ ーと して 存 在 す る 場 合 は 、測 定位 置 は 各 ーナ ーの 中心 と した つ い ては い い コ 。 コ 。 2 )夜 間作業 面 照 度 測 定項 目 は 、予 備調 査 に お て 住 宅 内の 各照 明器 具 の 下 で 行 う作 業 うち 、JIS照 度 基 準 に 規 定 され 、測 定 位 置 と し て 基 準 に 準 じ た 参 考 値 を 示 し た 。測 定 を行 う室 は 、そ の 作 業 を主 に 行 う 全て の 室 と した 。表 3 に 測 定 対 象 と し た 作 業 面 と そ の 測 定 位 置 を示 す 。調 査 票 に は 、表 3 に 加 え て 、 て 添 付 した 。 作 業 姿勢 と測 定位 揖 を 示 す イ ラ ス トを 全 作 業 に れ る と思 わ れ る もの を 選 定 した い る もの に つ い 。こ の ては つ ては い 居住者 の 照 明環境 評 価 に つ 。 今回 の い て は 視 覚特 性別 検討が 必 要 で あ る 調査 で は 、まず住 宅 内 の 照度 に 対 す る 各家 庭の 平均 的評 価 、評 価 に あ た 。 を 把 握 す る こ と を 目的 と し っ ては 、家 族 全員 の平 均 的 な もの を回 答す る よ うに依頼 した 、92 年 に 評 価 尺 度 は 年 〜94 年 に つ い て は つ い ・普 通 ・不 満 」 の 3段 階 、93 ・や や満 足 ・普 通 ・や や 不満 ・不 満 」 の 5 評価 を 「 満足 ・ や や 満 足 」 「 普 通」 「 や て は 「 満足 段 階 で あ る 。93 年 と 94年 の や 「満 足 ・不満」 の 3段 階 に 分 類 し、92年の 結 果 不満 と比 較 した と こ ろ 、全 体 を通 じて 両 者 で ほ ぼ 同様 の 結 果 が 得 られ て い る 。 3 .雕 者お よび 住 宅 の 属性 表 4 に 調 査対 象 と な っ た 家 族 の 年 齢 お よ び 家 族 人 数 の 平 均 値 、な ら び に 父 母 の 職 業 を示 す 。家 族 人 数 は 4 人 家 族 が 最 も多 く、また 全 家 族 の 中 で 60 歳 以 上 は 64 人 で あ り、核 家 族 世帯 が 多 い 。 7 % で 最 も多 く、会 社 員 、公 務 員 お よ び 父 親 の 職 業 は会 社 員 が 57 , つ ず るが 、照 度 計 の 受照 面 に直 射 光 が 当 た る 場 所 は 避 け て 測 定 した 。 測 定 時 間 は 採光 昼 間 を考 慮 し て 、6 月 〜8 月 の 調 査 で は 午 前 8 時 〜 午後 16 時 、9 月 一11月 で は 午 前 9 時 一午 後 15時 30 分 と した。 さに 対す る満足 度 ・自営 業 が 26 % で あ り、そ の 他 ( 25 % ) はパ 、会 社 員 ・公 務 員 ート等 で あ る と 考え ら 、有 職 者 は 16% で あ る 。 。居 住 年 数 は 、約 半 数 が 10 年 以 上 で あ り、 2 〔}年 以 上 は 1割 強 で あ る 。一戸 建 が 約 8割 、集合 住宅が 約 2割 で あ 一戸 建 は 全 体 の 約 7 る 。また 、全体 の 約 8割 が持 ち 家 で あ り、持 ち 家 割 、持 ち 家集 合 住 宅 は 約 1 割 で あ る。生 活 様 式 は 和 風 2496 、和 洋折 衷 型 が 71 % と な て い る 。 表 6 に 床 面 積 、室 数 、窓 数 、な ら び に 照 明器 具 数の 平均 値 を示 主 寝室 を 含 め て 6 室 が 最 も 多 く、4 − 7 室 が す 。居 室 数 は 居 間 ・ 食堂 ・ 77 、 6 % 、8 室 以 上 が 18 % と比 較 的 集 中 し、延 べ 床 面 積 も正 規 分 布 を示 の す に 対 して 、全 窓 数 は 2 〜35 、全 照 明 器 具 数 は 5 〜41 と 広 範 囲 に れる 子 の 8196が 学 生 で あ り e 表5 に 住 宅 属性 を 示 す い ほ ぼ均 等に 分散 して い る 。 規 模 が 同 じ住 宅 で も窓 や 照 明 器 具 に は 差 が あ る と考 え られ るが 、こ れ らに つ い て は 報 を改 め て 報 告 し た い 。 い 3 )昼 間 の 全般 照 度 お よ び 作業面 照 度 測 定 は 居 間 ・ 食堂 ・ 台 所 に い て 行 い 、測 定方 法 は 夜 間の 場 合 に準 4) 明 る い っ い と し て 上 げ ら れ た もの の 中か ら、頻 度 が高 く、比 較 的 明 視性 が 要 求 さ て つ い っ 自営 業 で 95 % を 占め る 。母 親 は 専 業 主 婦 が 45 . 5% 1 ) 夜 間 全般 照 度 に 。各室 に 水 ア イ ロ ン れたため した 。各作 業 面 に つ て も作 業 面照 度 測 定 時 に て 、明 る さ は ど うで す か 」 と う 質問 を行 した ア ル メ し で 、そ の 明 る さ を評 価 て 「 そ の 作業 を行 うに あ た 水平 い 全 般 照度測 定時に 「 そ の 部屋 の 明る さ は ど うで す か 」 とい う 問 に 回 答 4. 夜 間全 般照度 。い ず れ の 部屋 にお て も照 度が 高 くな る に れ てばら きが 大 き くな り、 ・ ・ ・ 1 〔 IOIx る 主 寝室 と 特 に 、中央 値 が を越 え 居 間 食 堂 台 所 居 室 ・ 一 た 室 で 照 度 の 範 囲 が広 く、住 戸 間 に 差 が 見 られ る 方 、玄 関 ・ 浴室 ・ 洗面所 ・ 便所 と た 室 は 住 戸 差 が あ ま り見 ら れ ず 、中 央 値 図 1 に 夜間 の 各室 の 全 般 照 度の い 中 央 値 と80 % レ ン ジ を示 す つ つ い っ 。 い っ 一 2 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library Architectural Arohiteotural Institute エnstitute of of Japan Japan 4001 80 ◆ 8001700600500400300200 Q80 満 足 60 率 200 % ●跡 ra . 照 TOOXl5050 度 玄鬨 暗 ●騎段 明 . 10Q 300 昼 間の 照 度 IX 20 100 星 0 居 食 間 営 所 台 玄 関 浴 洗 便 整 面 所 所 勉 主 屋 強 寝 殺 段 下 下 部 室 図 1 階 階 廊 嚇 段. 暗 100 全 般 照 度 中 央 値 Ix 廊 暗 明 晒 400 居 間 食 蟄 台 所 圏 理 レ 流 ン し ・ ジ 501x前後 と低 い 値 を示 した 。 「勉 強 図 2 に 各崟 の 全般 照 度 の 中央値 と 、室 の 全 般 的 な明 る さ を 「 満足 やや 満足」 と 評 価 した ・ ゜ 6 昼 図 串 40 % 20 20 台 ¥ . ン ソ 圈 40 60 80 図7 間 の 照 度 夜と昼の比 較 、照 度 は ほ ぼ 等 しい が 、満 足 率 に は差 が 見 、作 業 に よ る 明 る さ の 要 求 の 違 が 示 さ れ て る 。洗 面 台 で ひ げ そ り、靴 脱 ぎ、お よ び 調 理 等 は 、作 業 場 所 が 限定 さ れ 、こ れ の 短 時 間 読 書 」 な どで は る られ い の へ い い らの 行 為 が 行 わ れ る 室 は 目 的 を絞 っ た 照 明 設 計 を行 い 得 る に も関 わ らず 、居 住 者 の 明 る さ 満 足 率 が 低 い っ 。日常 生 活 の 中 で 基 本 的 な作 業 ( 洗 面 や 調 理 等 ) を行 う場 所 に 十 分 な 明 る さ満 足 率 が 得 られ 5 .夜 間 の 作業面 照 度 図 3 に 夜 間の 作業面照 度 の 中 央値 と 80% い ・長 時 間 読 書 」 や 居 間 以 外 の ては い 8096 レ 手芸 場所で 行われ る 「 短 時 間読 ジの 範囲が広 く ン な あ る と考 える 。 ・裁 縫 の 4 割強 、ミ シ ン の 3 割 、ア イ 寝室 で 行 わ れ て 用 方 法 に 違 い が あ る もの と 考 え られ る い て い 図 5 に 、居 間 、 主 寝室 、 DK に お い て 各作業 が 行 わ れ る 割 合 を 示 す 。 、局 部 照 明 の 設 置 や そ の 使 . 。靴 脱 ぎ、来 客 は 、照 度 、満 足 率共 に 低 く、満 足 率は 30 % に も達 して お らず、玄 関 の 照 明 環 境 に 問 題 が あ る と え る 「洗 面 」 と 「化 粧 台 で の 化粧 」 、あ る い は 書」 に つ 問題 のは で 作 業 に は 、作 業 場 所 が 限 ら れ る もの とそ うで な い もの とが あ る 。 、図 4 に 、作業面 レンジを 照 度 中 央値 と作業面の 明 る さ に 対する 満足率 との 関係 を示す。 「 勉強 % 昼聞満足率 と 「寝 室 で 。浴 室 ・洗 面 所 ・便 所 で は 照 主 寝室 ・ 度 が 低 値 を 示 す に もか か わ ら ず 、満 足 率 は 居 室 ・ 台所 と ほ ぼ 同等 の 60 % 前 後 の 値 を 示 し て お り、室 に よ る 明 る さ に 対 す る 要 求 の 違 い が み ら れ る 。満 足 率 と 照 度 と も に 最 も低 い の は 階 段 で あ り、次 い で 廊 下 、玄 関 と な て い る 。 て い 準 讎 時 間 読書 」 =満 足 率 ) と の 関 係 を 示 す 。居 間 は 、照 割合 ( 度 、満足 率 と もに 最 も高 くな っ ・長 ・し 台所 ● 足 図 2 全般照度 と 明 る さ 満足 率 ( 夜間: 間全 般 照度 60 溝 o 食鴬 ● 間 100 居間. 夜 ・・・・ 明 80 010 届 屋 は の 瓢 一 40 夜 離嵐 ジ % レ ン 300 300 中爽値 い る 。こ 。居 間 な ン かけの 、複 数 の れ らの 場所 で は れ て い る 場 合 も少 な くな い は ロ 5 割 強が 居 間 と主 作 業が 同時 に行わ ど の よ う な 多 目 的 な室 に お 、作 業 に 必 要 な明 る さ や 雰 囲 気 を 確 保 す る た め 、局 部 照 明 に い て の効 果 的 な 利 用 が 望 ま しい と い え る。 。 lX 80 800 ピ ア ノ 瞎面 G ◎ ◆ 中央 値 700 ン ジ 080 % レ 600 満 ・ 足 率 勉強 長読 ゜ 500 譜 噌鷆 60 400 _ レ 300200100 具 の 点 灯 状 態 、測 定 日 。 % 攤 艶 40 雌 絶 6 .昼 間 の 照 度 昼 間 の 照 度 は 照 明 器 時 、天 候 、窓 か ら の 採 毳 光 とい にか か わ 夜 靴脱 ぎ ミ 手 薹 シ 工 勉 作 強 ・ ン 燈 媼 短 読 読 醗 裁 畏 居 寝 縫 観 闡 室 遷 他 電 食 調 び 話 事 理 流 化 洗 藤 靴 来 洗 ン し 粧 面 見 脱 客 曹 者 湿 イ ・ ジ 軽 箪 蔑 備 3 レ 手蚕 ミシ ・ ・ ア ロ ン ピ ピ ア ア ノ ノ 譜 鍵 面 采客者 盤 30 302010050403020100 40 50 0 1D 2D 30 軽 い 降 電話 食事 の 姿E 覦 ・ がけ ア イ ロ ン に 把握 す る た め に ビァ ノ オル ∬ン ・食 堂 ・台 所 に 間 度の 測 定 を 行 て照 、こ 、居 つ い っ て れ と夜 間 の 結 果 と を 比 較 す る 。 尚、 40 50 % 、 55% 、 曇 り39 、雨 6 %で あ る 。 図 6に 測 定 結 果 を 示 す . 。 昼 間 の 全 般 照度 は 夜 間 よ り も8096 化駐 、 } ま 晴 れ 密 遊び て くるが 各 住 戸 測 定 時の 天 候 ン 化魅 曾で 300 工伶 っ と昼 の 照 明環 境 の 類 お り 長時蘭M 書 100 作 業 面 照 度 中 央 値 Ix 図 4 作業面 照 度 と明る さ満 足率 ( 夜 間) 繊 た 要 素 が 複雑 似 点 や 相 違 点 を 大 まか 夜 間 の 作 業 面 照 度 ・畦 蜘 榮 娯 楽 ・・・・・ 図 勉彊 o 20 0 っ 鯲 レン ジ が 広 範囲 で 夜 間 よ りも 團 住 戸 差 が 大 きい 図 5 作 業 の 行 わ れ る 割 合 。 (夜 間 〉 3 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library Architectural Arohiteotural Institute エnstitute of of Japan Japan 図 7 に 、昼 と 夜の 照 度の 中央値、お 0〜 、達 成率 が 〔,, 3. 0 % と非 常 に 低 に も関 わ らず満 足 率 は5 割 以 上 得 られ て い る 。 図9 、図 1 〔1に 全 般照 度 の 場 合 と作 業 面照 度 の 場合 と を合 わせ て 、そ れ ぞ れ 照度 と満足率 、JIS 基 準 の 下 限 値達 成 率 と満 足 率 と の 関 係 を示 す J【S照 度基 準で は 局 部照 明 の 併 用 を前 提 と し て 、全 般 照 度 よ りも 作 業 面 照 度 に 高 い 値が 設 定 さ れ て お り、住 宅 内 の 実 態 も図 9 に 示 す よ う に 作 業 面 照 度 の 方 が 高 が 、図 10 に み る よ う に 達 成 率 で は 全 体 的 て お り、実 際 の 住 宅 に お い て は 、基 準 に作 業面照度の 方が 低 くな 値 の 設 定 に 際 して 想 定 され て い る ほ ど 、全 般 照 明 と局 部 照 明 と の 併 用が 効果 的 に 行 わ れ て は な よ うで あ る 。 よ び明る さ 満足 度 を比較 して 示 す 。 全 般 照 度 は 昼 間 の 方 が 若 干 高い 値 が 得 ら れ て い る が 、作 業 面照 、. 全 般 照 度 に つ い て は 夜の 方が 満足 率 は 高 く な て い る 。即 ち 、作 業 面 照 度 に つ い て は 照 度 や そ の 明 る さ 満 足 度 に 昼 夜の 差 は 見 られ な い 。一方 、全 般 照 度 に つ い て は 、各 室 の 照 度 は 昼 間 の 方 が 高 い に もか か わ らず 、満 足 率 は 夜 間の 方 が 明 ら か に 高 い 。こ の こ と よ り、作 業面 の 明 る さ 満 足 率 は昼 夜 を 問 わ ず、照度 と 作 業 内 容 と の 対 応 開 係 に よ て 評価 さ れ る が 、全 般照 度 に つ て は室内外の 明る さ 感の 比 率 や 、窓 か ら の 採 光 状 況 が 総 合 し て 評価 さ れ て る もの と考 え られ る 。 が っ 。 い っ い っ い 7 ,J隱 基 準 伍 と の 比 較 基 ee値 は そ の 根 拠 が 明確 で あ る と は 今 日 の jIS えな 間の 実態調査 結果 との 比 較 検討 を行 う。 全 般 照度 に つ 基 準 値 と の 関係 を 把 握 す る た め に と は 必 ず しも して い な い 一点で 中央 の ず測 定 点 は 床上 、各 − 。現 もの の 2) 4 ) ある 分 に と りつ け られ て 、 つ あ り、室 内 で は 照明器 具が 天 井 中 央 部 る場 合 が 多 い が 、こ い 場 合 広 い 室 で は JISに 定 の い と基準 箇 との 対応 の 概 要 を把 握する ため に 両 者 の 比 較 を試 み る 。 $ 関係 を示 す 。 ・食 堂 ・台 所 ・勉強 部 屋 ・主 寝 室 で は 全般 照度の 場合 で は 、居 間 ’ て は 測 定 方 法 の 影 響 が 無 視 で きな 、こ れ ら に 全 の 5 割 以 上 が 基 準値 下 隈 に 達 して い な い 。 。 、 体 特 に 、玄 閲 、廊 下 、階 段 で は 達 成 率 、満 足 率共 に 著 し く低 い 。 作業 面照 度が 基 準 値 下 限 に 達す る 割 合 は全 体 に 低 く、軽 い 読 轡 63 % 、勉 強 53 % 、遊び n7 % で あ り、そ の 他の 作業 に つ い て は 約 7割 以 上 が 下 限 値 に達 して な い 。裁縫 ・ミ シ ン 居間 で の 短時 間読 書 で そ の他の つ 餓 評 醐 ロ下 9 40 O ロ ) 主口 o 台所 O ・ qO ・潟 6 下 2000 q 瑠 ( . (瀬 譲 睡 4 膿 . ・厩 螺 8 足 40 Q OO O OO 作 鋸邇 照寂 80 響 ・・ 。 、。 金眼 照度 o 欟 % 20 萄 照度 100 300 0 20 40 60 80 100 ln JIS遽 準 下限 飩飆 躍 銘 黶 廢 照度 と 明 る さ 満足 $ 圓 10 」IS下 跟 違咸 率 と 明る さ 満足翠 図9 砧 跫 ゜ o 010 OO 20 ( 1 頬 難鬱 ; … 讐 … … o% 曾過 珊 ・・ 働 垂 塁 日 欄 iii 鰻 糯 屋 § § 圭 磊 疂 7k § 10cres 5脇 8 § k 垂 垂 § 50tS 晩 ・ o % ・ 姿 蟲ぎ 60 〜 し 2 40 60 20 40 60 80 100 0 20 , 忍 準下 囮 位迎 咸駆 % 」IS9 “ 下 限償 跫 霞 皐 % jts 圏 8 JIS 基 箏佃 下 限 の 邏 成 準 と騾 る さ 満 足 睾 80 瀦 一 盟 〇 〇 ∵ 「 ≒ ∴ ・ ∴ 献 50覧 ∴ 洋 ( v mua 團 口 識 ン 足 率 勉 nasm ’ eq も聡 . e % pm {1m も o ミ シ 撃u e 足 』 三 鱗 羅 勲足 働 、 80 M60 「冖 い 室で は い 嚢購 κ を越 え て い る が … , 509A 約8 割以上 が 基 準値 に 達 して お り、更 に 、約 6 割 以 上 が 基準 値 の 上 限 い ベ っ 果 とJls 基準 値 との 比 較 をす る こ とが適 切で な い 場合 もあ る が 、実 態 さ満足率 との い 、 め ら れ た 測 定 方 法 に よ る 場 合 よ り も値 が 高 くな る 。従 っ て 本 調 査 結 図 8 に∫IS基 準値 の 達成 率 と明る い 。 基準値 と夜 本調査 で は室 の 広 さ に か か わ ら 。 い 8 .照 度 と満 足 度 評 価 の 関係 て検討 を 各室 、各作 業 お け る 、照度 と 明 る さ満足率 の 関係 に に し て は を 6 に す に 行 う。検 討 際 、各測 定 結 果 表 示 照 度 帯 分 類 し 、各 尚 、こ こ で 取 り扱 うデ ー 照度帯 の 中 で の 評価 の 出 現比 率 を 求め た タ は満 足 度 を 5 段 階 で 評 価 し た 124 住 宅 に て の もの で あ る。 1 全 般 照篋 8. 図 11 に 全般 照 度 と 明 る さ評 価 と の 関係 を 居 間 、主 寝 室 、玄 関 、廊 や や 澗足 」 下 の 場 合 に つ い て 示 す 。全 体 的 に 照 度 が 上 が れ ば 「満 足 ・ =ue足 率)が 増 え 、「不 満 ・や や不 満 」と 回答 す る 割 と 回答す る 割合 ( 濁不満率 )は 減る 。しか し 居室 や 主 履 室 では 、照 度 レ ル が 高 合 ( 一 い こ と もあ て 照 度 に 対 す る 満足 率の 増加 が 緩 や か で あ る 。 方 、 て は 、照 度が 高 くな る こ とに よる 満 足 照度 の 低い 玄 閧や廊下 に お loo9 一 . 100s6 − . め や や 萄… ・ ・ や や不 諺 曽通 . て は」【 S 基 準 の 定 め る 測 定 方 法 と本 調 査 に よ る 測 定 い 一致 方法 い で JIS 室 内の照度 と い つ い 室 や 各 作 業 に 必 要 な 明 る さ を考 慮 し て 定 め ら れ た もの 状の と高 い た め い 度 は ほ ぼ 昼 、夜 同等 で あ る 。 作業面 の 明 る さ 満足率 は 昼 夜 同等 で あ る 750 〜2000 】ヱ 、500 −一 ユOOOIx は 基 準値 が 鉱 猿 6 照駿の 分割 lx) 照度帯 ( 1 0 2 O Z 0 5 0 10 5 0 .〜 . .〜 . .〜 10 〜 20 20 〜 30 30 〜 50 50 〜 75 TOOlQO 7S 〜 〜150150 〜200200 〜300300 〜500500 〜1000 1000 〜 2000 llll llllll 量 照 麼と明るさ瀁退罩 ( 夜購 全 般 照 鯛 ) 漉7 齎 窟の 明 る さ潰 足舉の 褐 られ る 最小 醸 帯 ( 盒般 願靂 Ix ) 鼠 名 不 后 冏 盒 自 費 屑 魅 所 口 鰌 部 口 主 壌 口 玄 函 潜 溌 B20 西 研 恨 所 隠 段 口 下 £ 廓 Jis 満足串 50 晃 以 上 BO % 以 上 − ひ 15015 ひ 20030 −5030Q −SOO5 50−7530 −150200 ・ 50 −7510Q 3005 −100300 −500 75 −rOO75 20 % 条 100 15010 − − 50 ・ 7575 −302 50 −755 30 ・ 503 30 −503 30 −5Q30 −100 −100 −100 75 10075 30 5075 3075 岱 ト75 ( び 5075 − −5010 〔 }5010 . 一 一 曹 10075 掣5 〔ト200 ・ 10G5 ぴ 15030 び 150 ・ 75 ひ 100 ト 100 ( 冒 − 10 −30 75 −150 −150 , 75 150 ぴ て00 ヨ0 −75 −75 4 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library Architectural Arohiteotural Institute エnstitute of of Japan Japan 率 の 増 加 が 明瞭 で ある 。 全 回答 廊下 にお 、高 い て も い 、こ れ 事 が 主 た る 原 因で あ る と考え ら れ る 。 満 足 率 が得 られ る 最 小 照 度 を各室 に つ 実測 結 果 に 該 当 す る 条 件 が なか っ 、80 % の を示 す 。表 中 50 よび て 求 めた 結果 い 一 . ( )は て は 方 向 な ど を考 慮 し た 質 の 高 い 照 明 が 要 求 さ れ て 表7 に 、不 満 率 が 20 % 未満 に な る 最 小 照 度 、お の い らの 場 所 に お け る 評価 の 低 さ は 、十分 な 照 度 が 得 られ てお り て い ない 、照 度 が 高 く な る ほ ど評 価 は 良 くな り、不 満 率 は 減 少 す る が 、満足 率 は 100 〜2001xの 照度以 上 で は 横 這 い に な る 。た だ 単 に 照 度 を 高 くす る の で は な く、周 辺 作 業 面 と の 照 度 バ ラ ン ス や 主 光 線 の す る 満 足 率 の 割合 が 低い 玄 関や に対 照 度 が 得 られ て い る 場 合 は 満足率 も高 くな っ % る 。同 じ 読 書 で い る もの と 考 え ら も、高 い 明 視 性 が 要 求 さ れ 、視 線 移 動 が 比 較的 少 な ・長 時 間 読 書 や ア く作 業 面 に 順 応 し た 状 態 が 持 続 す る 勉 強 イロ ン か け の 場 合 は 、照度 が 高い ほ ど満 足 率 は 増 加 して い る 。高 い 明 視 性 を た こ とを示 す。 分 布 、主 光 線 の 方 向 や グ レ ア 源 の 存 在 、照 ・内 装 材 の 色 ・素 材等 、様々 な 要 素 が 明 る さ評 照 度 お よ び 輝 度 とそ の 得る た め に は 、十 分 な 照 度 が 得 られ て 明 光 の 色 、室 の 広 さ 。 表8 に 、全般 照度 の 場合 ( 表 7 )同 様に 、不 満 率 20 % 未 満 、満 足 率 50 % 以上 、80 % 以上 とな る 最小 作業面 照 度 を示 す。 一 青 年 被 験 者 11 名 に よ る 読 み 易 さ と 明 る さ 感 に 関 す る 均 輝 度視 野 価 に 影響 す る が 、 表7 は こ れ らの 諸 条 件 が 混 在 して い る 中 で の 居 住 者 明 る さ に 対 する 平均 的 な 評 価 ( 満足 度) と照 度 と の 関 係 を示 す も の の であ り、現状 を把握 す る 上 で の 参 考 資 料 とな る 。 2 作 業 面 照 度 8. に 図 12 に 作 業 面 照 度 と 明 る さ 評 価 と の 関 係 を 台 所 レ 、ア イ 、短 時 間 読 書 、勉 強 ・長 時 間読 書 の 場 合 に つ い て 示 す 。レ ン ジ 台 と 、小 説 や 新 聞 を 居 間 や 寝 室 な ど で くつ ろ い で 読 む 短 時 間 読 書 に ン ジ台 ロ ば 100 鴨 x 尸 〜 〜 の 广 O 〜 O 。 っ の δ の 00 OO 』 OO の 00% じ は 、 知見 と 表 8 に 示 し た 結 果 い } の 〜 〇 OO う評価 が 約 3U96 程 度 生 らの る回 で : X x 〜 〜 OON 「 丁 度よい 」 とす また 、1000 眇 ス以 上 る。 っ U 〜 一 の 」 頃 い め ’ 1i: . 辱 ’ : ・ を合 わ せ 考 え る と、明 視 性 を重 要 視 す る 作 業 で は 高 満 足 率 を 得 る ::脚 駕 、 … : :藩扈:i ; i;i、 i. il 〜 ’ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . : : : : : : : : : : .短 時 間 読 書 1、 た め に は 、500 8001xは 必 要 で あ る と考 え る 。 しか し 、周 囲 の 状 ▼ : : : : : ; 二 : : : : 幽 : :三 ; ; : : : : : : ; ; 17B : 冖一一 冖 一 ( 件 冖 況 、視 対 象 、お よ び個 人 の 視力 や 年 齢 に も よ て 異 な る が 、IISに 定 O OON OOn の め ら れ て い る 勉強 ・ 長 時 間読 書 の 500 ¶ IOOOIx 、裁縫 ・ミ シ ン の 尸 δ O 尸 OOF 〜 00N OO 8nOO750 2 〔}OOIxの 上 限 値は 、明る す ぎ る こ と に よ る 弊害 に 対 す る 注 意 冖 : 働 OON 得 られ る 作業 面 照度は 、 「普通 に 読 し、約 200 〜800 砂 ス付近 で 、 い 鰤 影 響 を受け る が , 文字 高さ が 約 20分 以上 あ れ よ い 明 る さ感」の 「明 る す ぎ る ・ や や 明る す ぎる」 と 1600 ルクスで は 50 〜70 % に 達 す る 。こ れ 1. :. . 習通 / 50 % 、 「丁 度 答 率 が 最 大 と な る と い う知 見 を得 て / s α防 、読 書 に 適 切 な照 度 は 、視 力 や ・対 比 の る 」状 態 を 保 証 つ ・ 1i 、 ; る こ とが 必 要 ( 最 低 )条 件 お け る 基 礎 的 な 主 観 評 価 実験 5 〕 よ り 文字 の 大 きさ ン loeg6 い で あ る こ とが 実 態 調査 の 結果 に も明 瞭 に 現 れ て い る と い え る 〜 〜 O の 〜 〜 〜 溢 が 必 要 と な る 値で 0脳 ある とい え る 。 9 .む す び 5096 住 宅内 の 明 る さ に 関 す る 実 態調 査 を 183 住 宅 に つ 5096 人工 照 明 に よ っ て 水平 面 照 度) 、お 晩 OO x 一 の ト 〜 頃 「 O 冖 〜 の 巽 〜 OO 「 ト 図 2 OON 〜 x 〜 O F 凶 δ ON 照度 と 明 る さ 満足 率 ( 夜間 全 般照明 ) ・ 裁 縫 不満率 満足 率 20 %未 満 50 % 以 上 80 % 以 上 150 200150 200 100 150150 200 15Q 200150 200500 750300 50 75 200 300 30 未 滴 100 150100 150 150 200150 200750 1000500 100 150 150 2007L 75 100 150 200 750 1000 100 1502QO 300 150 20075 1005QO 750150 75 100 、00 150 75 1001QO 150 75 1001DO 150300 500200 JIS − − 一 7SO −2000 − − 一 750 −2000 − − − −75Q 作 −. −, 幽 ■ 薗 面−− rP 台 . . L鹽 . . . r■ , ■ −, 鹽 7・ , r■ r, , , , ■ , r. . . . ・ , . 7. . . . . ・ , . . r − , 炉 ・ ヤ . . . −r 國 , − r . ・ 亨 國 , P7 , . . . ・ , , , . . 鹽 曁 , , 「 77 −. − − − 一 ■ − − − − 勉 書 1000 −7「 −鹽 一 短 時 間 読 書 (居 閭 ) . . . . . . . . . . L . . . . L . . − . , . . . . 「 . . . . . L . . . . . . . − . . . . ・ −. −. 間 書 ( 覆 ) . . . . . . . . . . . . . . . . 齟 . . . . . . . . . . . . . . . . . L. . L300 −750 7, −. − 匿 ( } − − − −300 娯 楽 ・ 軽 謨 轡 − − 匿 150 −300 − − 一 300 −750 − − − −5DO 食 廓 −100300 −500200 −500 100 −15075 調 理 ・ 準 備 一 一 100 −150 00 −150 −100300 −500200 −500 100 −15075 −300 冒 20Q −300200 300 −75D ・洗 ・化 粧 75 −100100 −150 一 200 −500 げ −150 冒 75 −100100 300 −7SO 聾 見 一 一 75 −100 150 −300 −300 冒 1 75 −100200 −ZOO300 −500 一 75 −100150 −75 一 75 −10050 150 −300 手 芸 ミ シ ン 工 ピ ア ノ ピ ア ノ 鍵 盤 強 長 短 時 短 時 時 盛 問 誂 間 読 主 書 そ 室 の 他 い 遊 び 電 話 レ ジ ン 流 し イヒ 紐 台 で の 化 粧 ひ そ り 面 靴 脱 ぎ 来 客 者 ( 玄 関 ) ア イ ロ ン 洗 濯 τ 、各作業 面 照 度 の よび 、今 日、 住 宅 内 各 室 の 全 般 的 な明 る さ ( 床上 実 態 を明 らか に し、こ れ ら 検 討 を行 っ た 。 ま た 、住 宅 内 の 照 明 設 計 を考 え る 上 で 、実 測 照 己 、不 満 率 ( 不満 ・や 茜 や 不 満 の 合 計 回答 率)が 20 % 未満 に な る 最 小 照 度 、お よび満 足 率 ( や や 満 足 の 合 計 回 答 率 )が そ れ ぞ れ 50 % 以 上 と80 % 以 上 得 ら 満足 ・ 一 れ る 最 小照度 を各室、各作業面に い て 提示 した 。 度と ア ン ケ 表 8 所 定 の 明 る さ 満 足 率 の 得 ら れ る 最 小 照 度 帯 (作 業 面 照 度 lx ) 作 藁 内 容 い る 行い と居 住 者 の 明 る さ に 対 す る 満 足 度 やJIS 照度基準 値 との 関係 に つ い て lllll 得 られ て い て ートに の 参 考 資 料 と して よ る 明 る さ 評価 の 関係 を基 に つ 尚 、本 報 で は 、住 宅 内 の 照度 に対す る 各家庭 の 平 均的 評価 を示 し たが 、居住 者 の 年 齢 や 視 力 を考 慮 す る こ と も必 要 で あ る . 5, 6 参考文 献 大野 :住 宅 内照 度 の 実 態 調 査 、日本 建 築 学 会 近 畿 支 部 研 究 報 告 集 1 )井 上 ・ 5、 81 ・ 84 34 号 、計画 系 、1994 . pp . 2 ) Btackwell, O. M, and Blackwell , H. R Deve]opment and Use of a Method for Specification of Interier I!!umination Levelson Quantitative Vol . 」. 匸 ] ]um . Engng 、 SDc, June, 54 No6 . the Basis of Performance Data, 317 ・ 353 1959 、 pp . 照 明 学 会 雑 誌 、29 ・ 2、 3 )印東 ・ 河 合 :適正 照 度 に関 す る 心 理 学 的 実験 、 52 . 63 1965 、 pp . ・ 4 )河 合 黒 沢 :照 度 と読 み 易 さ との 関 係 を表 わ す 餝 単 な 男 験 式 、照 明 学 会 580 −58 雑誌 、 57 −6 、 1973 、 pp 、 5 )井上 ;印刷 文書 の 読み 易 さ と書面 の 明 る さ感 に関す る 研究、日本建 築 学 447 . 448 会討 画 系論文集、498 号、コ997 、pp . 6 }井 上 ・ 秋 月 :読 書 に お け る 適正 照 度 の 関 す る 検討 ( そ の 3 )視 力 と加齢 の 影 響、建 学 大 会 、1997 ; (1997年 7 月 10 日 原 稿 受 理 ,997 年 12 月 9 ] 日採 用決定} 一 5 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library