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第4章(PDF:2326KB)
各種調査で明らかになった課題 各種調査で明らかになった課題 各種調査で明らかになった課題 各種調査で明らかになった課題 各種調査で明らかになった課題 1.各種調査で明らかになった課題 (1)日常生活圏域ニーズ調査 (調査概要は5頁参照) (1)日常生活圏域ニーズ調査 (1)日常生活圏域ニーズ調査 (調査概要は5頁参照) (調査概要は5頁参照) (1)日常生活圏域ニーズ調査 (調査概要は5頁参照) (1)日常生活圏域ニーズ調査 (調査概要は5頁参照) (1)日常生活圏域ニーズ調査 (調査概要は5頁参照) ① 一人暮らし高齢者、高齢者のみ世帯に対する支援の充実 第6章 第7章 第8章 第9章 第 10 章 資料編 — — — — 第5章 57 57 57 57 第4章 — — — — 第3章 ① 一人暮らし高齢者、高齢者のみ世帯に対する支援の充実 ① 一人暮らし高齢者、高齢者のみ世帯に対する支援の充実 ① 高齢者のいる世帯のうち、「一人暮らし」と「高齢者のみの世帯」を合わせた割 一人暮らし高齢者、高齢者のみ世帯に対する支援の充実 高齢者のいる世帯のうち、「一人暮らし」と「高齢者のみの世帯」を合わせた割 ① 一人暮らし高齢者、高齢者のみ世帯に対する支援の充実 高齢者のいる世帯のうち、「一人暮らし」と「高齢者のみの世帯」を合わせた割 ① 一人暮らし高齢者、高齢者のみ世帯に対する支援の充実 合は全体の過半数を占めています。また、家族と同居していても日中独居の状況が 高齢者のいる世帯のうち、「一人暮らし」と「高齢者のみの世帯」を合わせた割 合は全体の過半数を占めています。また、家族と同居していても日中独居の状況が 高齢者のいる世帯のうち、「一人暮らし」と「高齢者のみの世帯」を合わせた割 合は全体の過半数を占めています。また、家族と同居していても日中独居の状況が 高齢者のいる世帯のうち、「一人暮らし」と「高齢者のみの世帯」を合わせた割 「よくある」人は3割を占めており、「たまにある」も含めると7割を超えていま 合は全体の過半数を占めています。また、家族と同居していても日中独居の状況が 「よくある」人は3割を占めており、「たまにある」も含めると7割を超えていま 合は全体の過半数を占めています。また、家族と同居していても日中独居の状況が 「よくある」人は3割を占めており、「たまにある」も含めると7割を超えていま 合は全体の過半数を占めています。また、家族と同居していても日中独居の状況が す。 「よくある」人は3割を占めており、「たまにある」も含めると7割を超えていま す。 「よくある」人は3割を占めており、「たまにある」も含めると7割を超えていま す。 「よくある」人は3割を占めており、「たまにある」も含めると7割を超えていま 住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、心身機能の低下を予防する取り組みや す。 住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、心身機能の低下を予防する取り組みや す。 住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、心身機能の低下を予防する取り組みや す。 見守り活動などの援助、生活支援サービスの充実等が必要になっています。 住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、心身機能の低下を予防する取り組みや 見守り活動などの援助、生活支援サービスの充実等が必要になっています。 住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、心身機能の低下を予防する取り組みや 見守り活動などの援助、生活支援サービスの充実等が必要になっています。 住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、心身機能の低下を予防する取り組みや 見守り活動などの援助、生活支援サービスの充実等が必要になっています。 見守り活動などの援助、生活支援サービスの充実等が必要になっています。 見守り活動などの援助、生活支援サービスの充実等が必要になっています。 ② ② 介護予防の推進 介護予防の推進 ② 介護予防の推進 ② 元気応援高齢者の状況からみると、生活機能の維持改善への支援が必要な人は、 介護予防の推進 元気応援高齢者の状況からみると、生活機能の維持改善への支援が必要な人は、 ② 介護予防の推進 元気応援高齢者の状況からみると、生活機能の維持改善への支援が必要な人は、 ② 介護予防の推進 75 歳から 元気応援高齢者の状況からみると、生活機能の維持改善への支援が必要な人は、 75元気応援高齢者の状況からみると、生活機能の維持改善への支援が必要な人は、 歳から 84 84 歳では5~6割、85 歳では5~6割、85 歳以上では8割程度いると推測されます。 歳以上では8割程度いると推測されます。 75元気応援高齢者の状況からみると、生活機能の維持改善への支援が必要な人は、 歳から 84 歳では5~6割、85 歳以上では8割程度いると推測されます。 75今後も引き続き高齢者一人ひとりが介護予防に取り組むとともに、区はそれを継 歳から 84 歳では5~6割、85 歳以上では8割程度いると推測されます。 今後も引き続き高齢者一人ひとりが介護予防に取り組むとともに、区はそれを継 75 歳から 75今後も引き続き高齢者一人ひとりが介護予防に取り組むとともに、区はそれを継 歳から 84 84 歳では5~6割、85 歳では5~6割、85 歳以上では8割程度いると推測されます。 歳以上では8割程度いると推測されます。 続できるよう支援し、さらに介護予防に関する施策を充実する必要があります。 今後も引き続き高齢者一人ひとりが介護予防に取り組むとともに、区はそれを継 続できるよう支援し、さらに介護予防に関する施策を充実する必要があります。 今後も引き続き高齢者一人ひとりが介護予防に取り組むとともに、区はそれを継 続できるよう支援し、さらに介護予防に関する施策を充実する必要があります。 今後も引き続き高齢者一人ひとりが介護予防に取り組むとともに、区はそれを継 続できるよう支援し、さらに介護予防に関する施策を充実する必要があります。 続できるよう支援し、さらに介護予防に関する施策を充実する必要があります。 続できるよう支援し、さらに介護予防に関する施策を充実する必要があります。 ③ ③ 住まいに対する支援策の検討 住まいに対する支援策の検討 ③ 住まいに対する支援策の検討 56 ③ 昭和 住まいに対する支援策の検討 昭和 56 年 年5 5月 月 31 31 日以前の旧耐震基準の住宅に居住している人は4割、 日以前の旧耐震基準の住宅に居住している人は4割、高齢者 高齢者 ③ 住まいに対する支援策の検討 昭和 56 年 5 月 31 日以前の旧耐震基準の住宅に居住している人は4割、高齢者 ③ 住まいに対する支援策の検討 に配慮した住宅設備が“ない”と回答した人は約2割で、特に「玄関周りの段差」 昭和 56 年 5 月 31 日以前の旧耐震基準の住宅に居住している人は4割、高齢者 に配慮した住宅設備が“ない”と回答した人は約2割で、特に「玄関周りの段差」 昭和 に配慮した住宅設備が“ない”と回答した人は約2割で、特に「玄関周りの段差」 昭和 56 56 年 年5 5月 月 31 31 日以前の旧耐震基準の住宅に居住している人は4割、 日以前の旧耐震基準の住宅に居住している人は4割、高齢者 高齢者 や「浴室や浴槽」などに困っています。 に配慮した住宅設備が“ない”と回答した人は約2割で、特に「玄関周りの段差」 や「浴室や浴槽」などに困っています。 に配慮した住宅設備が“ない”と回答した人は約2割で、特に「玄関周りの段差」 や「浴室や浴槽」などに困っています。 に配慮した住宅設備が“ない”と回答した人は約2割で、特に「玄関周りの段差」 今後、早めの住み替えや改修など、介護を必要とする状態になっても住み慣れた や「浴室や浴槽」などに困っています。 今後、早めの住み替えや改修など、介護を必要とする状態になっても住み慣れた や「浴室や浴槽」などに困っています。 今後、早めの住み替えや改修など、介護を必要とする状態になっても住み慣れた や「浴室や浴槽」などに困っています。 地域で安心して暮らし続けられるよう、住環境整備のための支援策が必要です。 今後、早めの住み替えや改修など、介護を必要とする状態になっても住み慣れた 地域で安心して暮らし続けられるよう、住環境整備のための支援策が必要です。 今後、早めの住み替えや改修など、介護を必要とする状態になっても住み慣れた 地域で安心して暮らし続けられるよう、住環境整備のための支援策が必要です。 今後、早めの住み替えや改修など、介護を必要とする状態になっても住み慣れた 地域で安心して暮らし続けられるよう、住環境整備のための支援策が必要です。 地域で安心して暮らし続けられるよう、住環境整備のための支援策が必要です。 地域で安心して暮らし続けられるよう、住環境整備のための支援策が必要です。 ④ ④ 地域コミュニティの活性化 地域コミュニティの活性化 ④ 地域コミュニティの活性化 ④ 地域のつながりが“必要だと思う”人が8割に対し、実際に「親しく付き合って 地域コミュニティの活性化 地域のつながりが“必要だと思う”人が8割に対し、実際に「親しく付き合って ④ 地域コミュニティの活性化 地域のつながりが“必要だと思う”人が8割に対し、実際に「親しく付き合って ④ 地域コミュニティの活性化 いる」が全体の2割となっています。また、地域の問題として「近所づきあいなど 地域のつながりが“必要だと思う”人が8割に対し、実際に「親しく付き合って いる」が全体の2割となっています。また、地域の問題として「近所づきあいなど 地域のつながりが“必要だと思う”人が8割に対し、実際に「親しく付き合って いる」が全体の2割となっています。また、地域の問題として「近所づきあいなど 地域のつながりが“必要だと思う”人が8割に対し、実際に「親しく付き合って 地域のつながりが希薄なこと」が上位にあげられています。 いる」が全体の2割となっています。また、地域の問題として「近所づきあいなど 地域のつながりが希薄なこと」が上位にあげられています。 いる」が全体の2割となっています。また、地域の問題として「近所づきあいなど 地域のつながりが希薄なこと」が上位にあげられています。 いる」が全体の2割となっています。また、地域の問題として「近所づきあいなど 住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、高齢者自身が積極的に地域とのつ 地域のつながりが希薄なこと」が上位にあげられています。 住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、高齢者自身が積極的に地域とのつ 地域のつながりが希薄なこと」が上位にあげられています。 住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、高齢者自身が積極的に地域とのつ 地域のつながりが希薄なこと」が上位にあげられています。 ながりを深める必要があります。そのため、引き続き、町会・自治会、老人クラブ、 住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、高齢者自身が積極的に地域とのつ ながりを深める必要があります。そのため、引き続き、町会・自治会、老人クラブ、 住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、高齢者自身が積極的に地域とのつ ながりを深める必要があります。そのため、引き続き、町会・自治会、老人クラブ、 住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、高齢者自身が積極的に地域とのつ 民生委員・児童委員等の協力を得ながら、小地域福祉活動を積極的に進め、地域交 ながりを深める必要があります。そのため、引き続き、町会・自治会、老人クラブ、 民生委員・児童委員等の協力を得ながら、小地域福祉活動を積極的に進め、地域交 ながりを深める必要があります。そのため、引き続き、町会・自治会、老人クラブ、 民生委員・児童委員等の協力を得ながら、小地域福祉活動を積極的に進め、地域交 ながりを深める必要があります。そのため、引き続き、町会・自治会、老人クラブ、 流の場の確保や世代間交流の促進などを進めることが必要になっています。 民生委員・児童委員等の協力を得ながら、小地域福祉活動を積極的に進め、地域交 流の場の確保や世代間交流の促進などを進めることが必要になっています。 民生委員・児童委員等の協力を得ながら、小地域福祉活動を積極的に進め、地域交 流の場の確保や世代間交流の促進などを進めることが必要になっています。 民生委員・児童委員等の協力を得ながら、小地域福祉活動を積極的に進め、地域交 流の場の確保や世代間交流の促進などを進めることが必要になっています。 流の場の確保や世代間交流の促進などを進めることが必要になっています。 流の場の確保や世代間交流の促進などを進めることが必要になっています。 ⑤ ⑤ 支えあい活動への参加促進 支えあい活動への参加促進 ⑤ 支えあい活動への参加促進 3 ⑤ 災害時や緊急時に“避難できない”人は 支えあい活動への参加促進 災害時や緊急時に“避難できない”人は 3 割強、手助けを頼める人が「いない」 割強、手助けを頼める人が「いない」 ⑤ 支えあい活動への参加促進 災害時や緊急時に“避難できない”人は 3 割強、手助けを頼める人が「いない」 ⑤ 支えあい活動への参加促進 人も約 3 割となっています。また、地域の人たちに望む手助けは、「災害時の手助 災害時や緊急時に“避難できない”人は 3 割強、手助けを頼める人が「いない」 人も約 3 割となっています。また、地域の人たちに望む手助けは、「災害時の手助 災害時や緊急時に“避難できない”人は 3 人も約 3 割となっています。また、地域の人たちに望む手助けは、「災害時の手助 災害時や緊急時に“避難できない”人は 3 割強、手助けを頼める人が「いない」 割強、手助けを頼める人が「いない」 け」「安否確認の声かけ」が3割強となっています。 人も約 3 割となっています。また、地域の人たちに望む手助けは、「災害時の手助 け」「安否確認の声かけ」が3割強となっています。 人も約 け」「安否確認の声かけ」が3割強となっています。 人も約 3 3 割となっています。また、地域の人たちに望む手助けは、「災害時の手助 割となっています。また、地域の人たちに望む手助けは、「災害時の手助 け」「安否確認の声かけ」が3割強となっています。 け」「安否確認の声かけ」が3割強となっています。 -57- け」「安否確認の声かけ」が3割強となっています。 — 57 — 第2章 1 1 1 1 1 第1章 第4章 これまでの区の主な取り組みと課題 第4章 これまでの区の主な取り組みと課題 第4章 これまでの区の主な取り組みと課題 第4章 これまでの区の主な取り組みと課題 第4章 これまでの区の主な取り組みと課題 第4章 これまでの区の主な取り組みと課題 第4章 これまでの区の主な取り組みと課題 1 各種調査で明らかになった課題 第1章 高齢者の安心・安全の確保には、普段から安否を確認し、緊急時に地域や社会か ら孤立しないよう、地域住民等による見守り活動などの充実が必要です。 ⑥ 第2章 PR活動の強化 地震などの際の「避難場所」、「災害時に最寄りの医療機関で治療を受けられな いこと」や「救急医療情報キット」、「緊急通報システム」などの行政サービスが 受けられることは、あまり知られていません。 第3章 今後も区報やホームページ、みまもりだよりなど、様々な媒体と機会を活用して、 区政情報をより一層わかりやすく提供することが必要です。 ⑦ 在宅療養体制の充実 第4章 長期療養が必要となった場合、「在宅療養を希望する」人は約4割、そのうち「実 現は難しい」と感じている人は約半数で、その理由として「家族に負担をかける」 (約6割)ことが最も多くなっています。 第5章 高齢者の在宅療養ニーズに対応できるよう、適切な医療や介護を受けられる環境 整備が必要になっています。そのため、区は、地域の医師会、歯科医師会、薬剤師 会等とさらに連携・協働し、体制を充実する必要があります。 第6章 (2)在宅医療と介護に関するアンケート調査 (調査概要は5頁参照) ① 第7章 介護サービスの利用促進と計画的基盤整備 在宅療養生活を支える家族等の介護者が困っていることは、「ゆとりがない」が 最も多く、「昼間、自由な時間がとれない」「介護で疲れて、体の調子が良くない」 「介護で精神的にまいってしまう」がそれぞれ7割を超えています。 第8章 区内での特別養護老人ホームの整備には限界があることから、定期巡回・随時対 応型訪問介護看護、小規模多機能型居宅介護(複合型サービスを含む)などを利用 しやすくするよう、計画的な基盤整備を検討する必要があります。 第9章 ② 在宅療養をするための情報提供 現在、介護を受けている人の8割が「自宅」で療養生活を送りたいと希望してい ます。また、介護者が最期を迎えさせたい場所は「自宅」が約6割にとどまり、そ 第 章 10 の理由として、「急に症状が変わったときの対応が不安だから」が最も多くあげら れています。 介護者の不安を解消するため、在宅療養に関するパンフレットを作成し、相談支 援や訪問診療を行ってくれる医療機関の連絡先などの情報をわかりやすく提供す 資料編 ることが必要になっています。 —-58- 58 — 病院における退院支援の充実 医療ソーシャルワーカーの活動状況をみると、『退院支援の相談』『退院支援』 第1章 ③ がともに 9 割となっています。一方、入院していた人へのアンケートでは、「退院 までに退院後の生活の想像がついた」「退院までに退院後の生活の不安の解消につ 医療ソーシャルワーカーは、入院中の患者とその家族が安心して療養に専念でき 第2章 ながった」は3割強です。 るよう、退院支援や地域の支援者とのパイプ役になることが期待されています。そ いていくことが必要です。 ④ 第3章 のためには入院中から病院と地域の支援者が連携し、患者・家族との信頼関係を築 在宅療養における口腔ケアの充実・強化 ている歯科医師は約4割となっています。 第4章 訪問歯科診療や往診を行っている歯科医師は約7割、「摂食・嚥下指導」を行っ 区民に口腔ケアの重要性や、歯科医師の訪問診療実施、訪問診療の依頼方法など す。 ⑤ 理指導 ※ 16 の届出は 6 割を超えています。増加する高齢者の在宅療養のニーズに対 第6章 在宅患者訪問薬剤管理指導の推進 薬剤師が訪問薬剤管理を行った割合は2割強であり、また、在宅患者訪問薬剤管 第5章 をわかりやすく周知するとともに、区と歯科医師会等が連携していくことが必要で し、区と薬剤師会が連携し、安心して療養できる環境づくりを進めていく必要があ ります。 介護支援専門員(ケアマネジャー)の医療知識取得の支援 ケアマネジャーや訪問看護師からみて、医療と介護が連携しにくい理由として また、多くの訪問看護師、医療ソーシャルワーカーは「ケアマネジャーの在宅医療 第8章 「介護関係者の医療に関する知識や理解が不足している」ことが指摘されています。 第7章 ⑥ に対する知識や経験の不足」を問題としています。ケアマネジャーを対象とした医 療知識習得の研修会などを行い、在宅療養者のケアプランを充実することが必要で 第9章 す。 ⑦ 医療と介護のさらなる連携 ていない」が7割を占めています。 10 章 ネジャーがいますが、ケアマネジャーと主治医等との連携は、「ごく少数しかとれ 第 介護者の医療と介護の連携を図るために中心的な役割を果たす人として、ケアマ 医療関係者は連携に必要なこととして、「連携マニュアルや在宅療養者の情報共 ※ 16 在宅で療養し、通院することが困難な人に対して、医師の指示に基づき、保険薬剤師(保険調剤を行う薬剤師)が 薬学的管理指導計画を策定し、患家を訪問して、薬学的管理及び指導を行うこと。 —-59- 59 — 資料編 有フォーマットの作成」「介護関係者と情報交換できる交流の場の確保」などを多 第1章 くあげています。医療と介護の連携を推進する基盤を整備し、医療関係者・介護関 係者の相互理解を深めるための「交流の場」づくりが求められます。 ⑧ 第2章 訪問看護の人材確保と医療の基盤整備 在宅療養支援の問題として、医療関係者から「訪問看護を提供する人的資源の不 足」が多くあげられています。また、介護者からは在宅療養生活の継続に必要なこ とは、「緊急時に入院できるベッドを確保してほしい」が最も多くなっています。 第3章 在宅療養支援診療所をはじめとするかかりつけ医と訪問看護ステーションなど の充実が求められますが、多くの訪問看護ステーションでは看護師が不足しており、 看護師の確保に向けた取り組みを支援することが必要です。 また、医師会等と連携しながら、介護者が求めている在宅での療養生活を継続す 第4章 るため、医療の基盤整備を進めることも必要になっています。 第5章 第6章 第7章 第8章 第9章 第 章 10 資料編 —-60- 60 — 第1章 2. 『第5期計画』の重点的な取り組みの進捗状況と課題 2 『第5期計画』の重点的な取り組みの進捗状況と課題 平成24年3月に策定した『第5期計画』では、『墨田区高齢者福祉総合計画・第4期 介護保険事業計画』の基本理念等を継承しつつ、施策の実施状況や新たな課題などを踏 課題、国等の施策の方針等を踏まえ、以下の7点に重点をおいて施策を展開してきまし 第2章 まえ、平成27年に至る3年間に取り組むべき施策を示し、策定時における区の現状と た。 第3章 (1)高齢者の生きがいづくりの支援 【進捗状況】 しい生活を送ることができるよう、セカンドステージ支援事業などにより、高齢者が 第4章 区では、いわゆる団塊の世代の豊富な経験や知識を生かし、地域で活躍し、自分ら 地域デビューするためのきっかけを提供しています。 行っています。 そのほか、介護支援ボランティア・ポイント制度を通じて、区内の特別養護老人ホ 第5章 また、老人クラブ活動の運営推進のための助成など、活動の活性化に向けた支援を ーム等でボランティア活動を行っている 65 歳以上の高齢者にポイントを付与し、1 動を奨励しています。 第6章 ポイント 100 円換算で最大年間 1 万円までの活動交付金を支払い、ボランティア活 区が、ボランティア講座や講習会等を開催するとともに、自主事業への参画を支援 するなど、区民ボランティアを育成してきたことにより、ボランティア活動を行う区 第7章 民は増えつつあります。 ■主な事業の進捗状況 事 業 介護支援ボランティ ア・ポイント制度 平 成 23年 度 151団 体 13,459人 36,824千 円 23か 所 159人 平 成 24年 度 153団 体 13,662人 37,238千 円 28か 所 169人 平 成 25年 度 154団 体 13,733人 37,393千 円 34か 所 204人 高齢者に就労の機会を提供するとともに、社会参加の喜び、生きがいの発見等の 10 章 ○ 第 場の整備が必要です。 第9章 【課 題】 ○ 高齢者が生きがいを持ち、担い手としての役割を発揮するためのしくみづくりや 第8章 老人クラブ助成 クラブ数 会員数 助成額 活動施設 登録人数 ため、シルバー人材センター事業の充実を図る必要があります。 ○ 介護保険制度の改正に伴う、介護予防や生活支援サービスの枠組みの中で、高齢 —-61- 61 — 資料編 者がサービス提供の担い手として活躍できるしくみづくりが必要です。 第1章 (2)介護予防の推進と重度化の防止 【進捗状況】 元気応援高齢者 ※ 17 を把握するため、要支援・要介護認定者を除いて、特定健診等 第2章 の受診案内に合わせて基本チェックリストを送付し、医療機関で生活機能チェックと ともに基本チェックを行うほか、社会保険被保険者等に対して、基本チェックリスト を送付・回収の上、医療機関で生活機能チェックを行ってきました。その結果に基づ 第3章 き介護が必要な状態になるおそれのある高齢者を事業対象として、主に運動器の機能 向上のほか栄養改善・口腔機能向上のためのプログラムを実施しています。 一方、一般高齢者 ※ 18 に対しては、主として運動教室、講演会などの介護予防事業 を実施するとともに、パンフレットの作成・配布により、介護予防の普及啓発に努めています。 第4章 介護予防事業については、事業の企画立案・実施過程、実施量(実施回数・参加者 数等)、参加者の健康感等を通じた事業の評価を実施するとともに、介護予防サポー ター(ボランティア)等の育成・活用、自主的活動団体への講師派遣等を行っています。 第5章 また、高齢者支援総合センターでは、介護が必要な状態になるおそれのある高齢者 の実態把握や介護予防ケアマネジメントの質の向上に取り組んでいます。 ■主な事業の進捗状況 第6章 事 介護予防指導事業 第7章 介護予防サポータ ー養成講座 業 会場数 延実施回数 実参加者数 延参加者数 開催数 実参加者数 年度末登録者数 うち 実働者数 平 成 23年 度 平 成 24年 度 平 成 25年 度 10か 所 231回 291人 3,831人 6回 . 11人 41人 27人 12か 所 260回 321人 3,912人 6回 18人 57人 34人 12か 所 296回 334人 4,263人 6回 18人 70人 44人 第8章 【課 題】 ○ 介護予防事業対象者の把握をより効率的、効果的に行うとともに、一般高齢者と 元気応援高齢者を分け隔てなく参加できる介護予防事業の展開が必要です。 ○ 第9章 予防に取り組めるようにするためには、住民主体の活動の充実と、継続的に利用で きる場の確保・開拓に向けた支援を行う必要があります。 ○ 40~64 歳の第 2 号被保険者に対しては、保健部門での健康づくりと介護予防 が一体となった普及啓発の取り組みが必要です。 第 章 10 今後も高齢者一人ひとりが介護予防の必要性に気づき、日常生活の中で自ら介護 ○ 重度化を防止する施策を検討するため、要支援認定者の年度ごとの変化、実施し た事業内容等を把握し、その分析と効果検証を行う必要があります。 資料編 ※ 17 基本健康診査時の基本チェックリスト・生活機能評価の実施や、地域情報等を通じて、要支援・要介護状態になる おそれのある高齢者のことで、「二次予防事業対象者」と呼ばれる。各自治体で親しみやすい通称を使用してよいと の こ と か ら 、 区 で は 「 元 気 応 援 高 齢 者 」 と い う 通 称 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 よ り ) を 用 い る こ と と し て い る 。 ※ 18 上記の元気応援高齢者及び要支援・要介護認定者を除く高齢者をさす。 —-62- 62 — 第1章 (3)認知症ケアの推進 【進捗状況】 認知症の普及啓発に向けて、認知症早期発見チェックリストの作成・配布、講演会 累計 3,655 人を数えています。 第2章 等を開催しており、認知症サポーターの養成講座受講者数は、平成 25 年度までに、 認知症家族会を 8 か所で実施しているほか、新たに認知症カフェを平成 26 年度か 認知症高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるよう、小規模多機能型居宅介護 (複合型サービスを含む)、認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホー 第3章 ら実施し、介護者の介護負担やストレスの軽減に努めています。 ム)等を整備するとともに、ケアマネジャー向け研修(アセスメント研修、DASC ※ 研修等)を実施しています。 区内の医療機関には、認知症サポート医 8 人、かかりつけ医認知症対応力向上研 第4章 19 修受講者 30 人、認知症対応看護師 25 人がおり、認知症を医療面から支えています。 ンターを中心としたネットワークづくりを進め、在宅における高齢者虐待の早期発 見・早期対応・予防に向けた取り組みを行っています。 第5章 また、虐待の未然防止、高齢者が尊厳を持って生活できるよう、高齢者支援総合セ 介護者教室、家族会への参加促進など、介護者への相談や支援の充実を図り、介護 そのほか、認知症高齢者が不利益を受けることなく、安心して生活を送れるよう、 第6章 負担やストレスの軽減に努めています。 成年後見制度及び地域福祉権利擁護事業の周知・普及、利用支援を行っています。 ■主な事業の進捗状況 平 成 25年 度 1,720人 2,390人 3,655人 予 防 給 付 : 1人 /月 介 護 給 付 : 160人 /月 8施 設 予 防 給 付 : 1人 /月 介 護 給 付 : 162人 /月 11施 設 予 防 給 付 : 1人 /月 介 護 給 付 : 195人 /月 12施 設 題】 認知症高齢者数が増加傾向にある中、認知症施策を推進するにあたり、早期発 見 ・ 早期対応のしくみ、認知症ケアパスの構築、認知症初期集中支援チームの設置、地域 第9章 ○ 平 成 24年 度 第8章 【課 平 成 23年 度 第7章 事 業 認知症サポーター養成講座 受講者数(累計) 認知症対応型共同 給付実績 生活介護(認知症高 齢 者 グ ル ー プ ホ ー ム ) 区内事業所数 における認 知症の正し い理解や予 防を推進す るしくみづ くり、認知 症サポータ ーなど ○ 10 章 策(相談の場、情報提供の方法等)など、認知症関連事業の充実を図る必要があります。 第 認知症関連 のボランテ ィアの活用 策の検討、 家族介護者 の負担を軽 減するため の支援 認知症対応型共同生活介護の整備にあたっては、地域偏在の解消に努めるとともに、 小規模多機能型居宅介護(複合型サービスを含む)の整備促進を図る必要があります。 資料編 ※ 19 DASC( Dementia Assessment Sheet in Community-based Integrated Care System:地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム における認知症アセスメントシート)とは、認知症を持つ人によく見られる「認知機能障害」と「生活機能障害」に ついて短時間で総合的に評価することが可能なものである。 —-63- 63 — 第1章 (4)医療と介護の連携のしくみづくり 【進捗状況】 終末期にある患者と家族への支援のため、在宅緩和ケア研修や相談会を行うととも 第2章 に、平成 24 年度に医療連携推進協議会を設置し、医療と介護の連携について検討し ています。 また、平成 24 年度に在宅療養支援窓口を設置し、パンフレットを作成・配布する 第3章 とともに、区内医療機関の医療ソーシャルワーカー ※ 20 と高齢者支援総合センター職 員による情報交換会を開催し、医療機関情報シートを作成・配布しています。 さらに、ケアマネジャー向け研修(アセスメント、DASC)を実施しています。 ■主な事業の進捗状況 第4章 事 業 平 成 24年 度 在宅療養支援窓口 — ・医療、介護、福祉関 係者による連携研修 会 4 回 、 290人 ・区内医療機関と高齢 者支援総合センター 情 報 交 換 会 1回 平 成 25年 度 ・パンフレットの作成 ・区内医療機関と高齢 者支援総合センター 情報交換会2回 ・医療機関情報シート の作成、配布 ケアマネジャー向け医療 連携研修会 — 4回 2回 第5章 平 成 23年 度 第6章 【課 題】 ○ 高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるよう、在宅医療・介護連携の推進を 第7章 図る必要があり、特に医療を中心とした在宅療養のための多職種連携を強化する必 要があります。 ○ 本人の症状と段階(終末期や認知症を含む)に合わせ、本人が希望する医療と介 護のサービスを受けられるしくみを構築するため、高齢者、介護者、医療関係者が 第8章 情報を共有するしくみづくりを進める必要があります。 ○ 病院から退院した高齢者、難病やがん末期の要介護者などが安心して在宅で必要 な医療や介護を受けられる環境の整備(在宅での看取り、終末期ケアが行える体制 づくり)のため、区民のニーズに応じられる社会資源の充実と多職種連携に向けた 第9章 人材の育成が必要になっています。 ○ 連携促進の前提である医療関係者と介護関係者の相互理解が不十分であること から、顔の見える関係、情報交換できる交流の場を定期的に開催し、医療関係者・ 第 介護関係者の相互理解を深める必要があります。 章 10 ○ 経験の浅い福祉系ケアマネジャー等を対象に必要な医療知識や、医療職とのコミ ュニケーション方法等を習得できる機会を提供します。 資料編 ※ 20 主に病院や介護老人保健施設などの保健医療機関で働く相談員であり、社会福祉の立場から患者の抱える経済的、 心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図っている。 —-64- 64 — 第1章 (5)ひとり暮らし高齢者等への支援と地域での支えあいの推進 【進捗状況】 見守りや支援を必要とする高齢者が増加していることから、高齢者みまもり相談室 高齢者みまもり相談室への相談件数も毎年増加しています。また、関係機関との交流 第2章 が、町会・自治会、老人クラブ等と連携して見守りネットワークの構築を進めており、 会の開催、ライフライン事業者等と連携・強化を進めています。 や老人クラブの会員による「友愛訪問」が行われています。 高齢者福祉サービスとして、緊急通報システムや食事サービスなどの介護保険制度 第3章 町会・自治会単位で見守り活動を行う団体も増え、民生委員による「ふれあい訪問」 外の生活支援サービスを実施しています。 第4章 ■主な事業の進捗状況 平 成 23年 度 8か 所 3,926件 — — — 811台 平 成 24年 度 8か 所 8,136件 16件 2件 5件 1,000台 平 成 25年 度 8か 所 11,724件 45件 9件 10件 1,150台 解決するための取り組みを行っていくことが必要です。 ○ 見守りや支援を必要とする高齢者が増加していることから、高齢者の生活を支え 第7章 自らが解決すべき問題を発見するとともに、区や関係機関・団体等の協力を得ながら、 第6章 【課 題】 ○ 区民一人ひとりが地域や地域活動に関心を持ち、参加することによって、地域住民 第5章 事 業 設置数 相談件数 高齢者 みまもり 総数 安否確 相談室 うち死亡発見 認対応 うち救急搬送 緊急通報システム(設置台数) る関係機関・団体との連携を図り、重層的な見守り体制や支援体制を構築する必要 ○ 町会・自治会等の団体が新たに見守り活動を実施するためや、継続的に支えあい 第8章 があります。 活動を展開するための財源確保に向けた支援が必要です。 ○ 「高齢者等の見守りガイドブック」を活用し、それぞれの地域で効果的な見守り 第9章 活動につなげる必要があります。 第 章 10 資料編 —-65- 65 — 第1章 (6)自分に合った施設、住まいの選択 【進捗状況】 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)入所待機者数は 609 人(平成 26 年 11 第2章 月末現在)で、現在 2 か所の特別養護老人ホームの建設計画を進めています。 認知症高齢者のための施設として、認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グル ープホーム)を新たに 5 か所整備し、総施設数は 14 施設となりました。 第3章 都市型軽費老人ホームは 3 棟 60 床整備していますが、潜在的な需要を考慮して、 整備を進めています。また低所得者向け住宅として区営シルバーピア 6 棟 102 戸、 高齢者個室借上げ住宅 157 戸(平成 27 年 1 月末現在)を整備しています。 サービス付き高齢者向け住宅は、2棟(96 戸)が完成しています。 第4章 また、住宅改修(バリアフリー化等)助成の手すり取付(予防改修)については、 平成 25 年度から、介護保険の要介護認定の「非該当」の判定を受けなくても利用で きるなど要件の緩和を図っており、利用件数が増えています。 第5章 ■主な事業の進捗状況 事 第6章 介護老人福祉施設 (特別養護老人ホ ーム) 都市型軽費老人ホーム 住宅改修(バリア フリー化等)助成 業 給付実績 区内施設数 (定員数) 整備数 予防改修 設備改修 平 成 23年 度 平 成 24年 度 平 成 25年 度 介護給付:662人/月 介護給付:730人/月 介護給付:782人/月 7施 設 ( 574人 ) 7施 設 ( 574人 ) 7施 設 ( 576人 ) 1 棟 ( 20戸 ) 44件 175件 2 棟 ( 40戸 ) 69件 230件 0棟 209件 274件 第7章 【課 題】 ○ 高齢者の身体・精神状況、経済状況に応じた住まいの選択ができるよう、住宅・ 施設の整備を計画的に進める必要があります。 第8章 ○ 高齢者自身が、自立した生活を送っている段階から将来を見据え、身体状況の変 化に対応した住まいのあり方を検討する必要性を周知する取り組みが必要です。 ○ 生活保護受給者で区外の施設・住宅で生活している人が 499 人(平成 26 年 10 月現在)を数え、近年増加傾向にあり、区内での受入態勢の整備を進める必要があ 第9章 ります。 第 章 10 資料編 —-66- 66 — 第1章 (7)地域包括ケア体制の充実とサービスの質の向上 【進捗状況】 高齢者支援総合センターでは、身近な相談窓口として、①介護予防ケアマネジメン 上を図るため、ケアマネジャーへの支援・助言や関係機関との連携などを行い、高齢 第2章 ト、②総合的な相談・支援・調整、③虐待防止・権利擁護、④介護サービスの質の向 者のニーズや状態に応じた介護保険サービスの利用、⑤その他サービスを総合的に利 また、高齢者支援総合センターでは、地域包括ケア会議を通じて、医療、介護、地 域住民等の顔の見える関係を作り、個別課題の解決、ネットワーク構築、地域課題の 第3章 用するための支援を行っています。 把握等を進めています。 団指導等の給付適正化事業等を通し、適正なサービス提供ができるよう努めています。 第4章 一方、サービスの質の向上を図るため、サービス提供事業者に対する実地指導・集 ■主な事業の進捗状況 平 成 24年 度 40回 2,084人 421人 98件 4,654件 平 成 25年 度 76回 2,197人 440人 98件 4,801件 (注)高齢者支援総合センターの指定介護予防支援事業所が作成した人数(再委託を含む)である。 窓口、地域のネットワーク構築、ケアマネジャー支援等の役割を十分に果たすこと 第7章 【課 題】 ○ 高齢者支援総合センターが地域の中でより一層の信頼を得ながら、高齢者の相談 第6章 平 成 23年 度 10回 1,991人 394人 57件 4,497件 第5章 事 業 地域包括ケア会議 要 支 援 者 予 防 プ ラ ン 作 成 .( 注 ) 高齢者支 元気応援高齢者予防プラン 援総合セ 虐待対応件数 ンター 新規相談件数 ができるよう、機能の充実を図ることが必要です。 高齢者支援総合センター職員の専門性の向上のための研修の充実や、情報交換・ 共有、区による継続的な支援等を行う必要があります。 ○ 第8章 ○ 医療的ケアの必要な高齢者や認知症高齢者への対応など、地域における高齢者の 生活を支えるため、高齢者支援総合センターが中心となって、関係者とのネットワ ○ ケアマネジャーに対する支援を進めていくため、研修のあり方や内容などの見直 第9章 ークを構築する必要があります。 し・充実を図る必要があります。 10 年後を見据えた介護人材の定着・育成のための施策の検討が必要です。 第 ○ 章 10 資料編 —-67- 67 —