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事業所の防災対策 - 大田区ホームページ
11 No. 11 事業所の防災対策 1 2 予防対策 あなたの事業所には、 大切な「資産」があります。 人 大切な資産を守るため、事業者は事業活動に支障が出たり 物 情報 信頼 応急対策 来訪者と従業員の避難誘導 避難経路の安全を確認し、来訪者や従業員を 事業 継続 二次災害が発生しないよう、防災対策を適切に行う必要があ 地域 貢献 安全な場所に避難させてください。 やかな連絡や安否確認が大切です。災害時に 帯電話の災害用伝言板 だけ災害時の被害は少なく、復旧期間も短くて済みます。 等の連絡手段を家族で 共有しておきましょう。 オフィス家具等の転倒・落下・移動防止 使い方は最終ページを ご確認ください。 オフィス家具などの転倒・落下・移動は、けがをするだけでなく、避難経路をふさいだり、出火の原 ●冷蔵庫の上部をベ ルトで壁に連結 従業員が安心できるためには、家族とのすみ 言 ダ イ ヤ ル 171 や、携 事前の防災対策にはコストがかかりますが、対策をした分 ● 金具で壁に固 定する 従業員の安否確認 は、電話がつながりにくくなります。災害用伝 ります。 因となることがあります。事前対策が必要です。 事業所の防災対策 No. ● ガラスには飛散防止 フィルムを貼る ●2段式家具は 上下を連結 ●電子レンジは台から 落ちないように固定 し、台も固定する ● ●家具の上に 物を置かない ● ●窓ガラスが割れないように、 窓の側に物を置かない ● ●引き出し、扉 にはラッチを つける 事業所も地域の一員です。事業所、従業員の安全 やみに帰宅させず、事業所内に滞在させましょ が確保されたら、地域の救出・救助活動などにご協 う。帰宅するときは集団行動をとると安心です。 力ください。また、いざというときに助け合える関 係を築くために、日頃から地域との関係づくりを積 ● ●床にアンカー ボルトを打ち 込む ● ●重いものを下 に置き重心を 下げる 地域との協力 安全の確認がとれるまで、来訪者と従業員をむ ●出入り口、避 難路をふさぐ ところに家具 を置かない ● ●隣の家具と連 結しておく 徒歩で帰宅する人と渋滞車両で大混 乱︵写真提供/読売新聞社︶ ●パーテーションは「コの字 型」「H型」に組み合わせる むやみに帰宅させない 極的に行いましょう。 ● ●OA器具は落下、移動 しないように固定する 一時滞在施設 大田区では一部の公共施設等を、一時的に帰宅困難者が滞在できる施設として用意 します。 (区民ホールアプリコ、産業プラザ PIO、大田区総合体育館 等) 3日分以上の水や食料などの備蓄 ど 都の条例では、災害時に従業員や来訪者の安全を確保するた め、事業所にしばらく滞在できる分の備蓄をお願いしています。 帰 宅 支 援ステーション 右のステッカーが貼られているコンビニやガソリンスタ 業務継続計画(BCP)の策定 災害が発生した場合において、損害を最小限にとどめ、事業の継続や早期復旧を可能にするため、事 ンドは、 「帰宅支援ステーション」として水やトイレ、災 害情報の提供などの支援をします。 徒歩で帰宅する場合に利用できます。 業継続や次の「②応急対策」の方法を取り決めておきましょう。 大田区web用.indd 20-21 20 21 2015/08/19 14:26