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終了報告|草の根型プログラム|科学コミュニケーション連携推進事業

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終了報告|草の根型プログラム|科学コミュニケーション連携推進事業
科学に親しもう
基礎情報
申請者氏名
吉井浩二
企画の概要
子供たちの理科離れが騒がれ、私達科学館で活動するボランティアも何か活動をしなくてはとの思いから、ボラン
ティアの中より有志が集まりボランティア独自で企画から教室開催を科学館の支援を受けながら活動を始めまし
た。
教室開催の動機で有る子供達の理科離れを、子供達に少しでも科学の面白さ、楽しさと共に物作りの楽しさも体験
させて科学に目を向けてもらうのが企画の狙いです。
私が担当している分野は物理で特に現職時代は通信機器の設計を行っていたのでその知識を生かした電気関係でそ
の内で磁石の働きを実験で知り、その磁石を使用した手作りモーターを作り実験で知った知識を工作でその働きを
実感し体験させる教室を担当しております。
電気以外では子供達が喜ぶ宇宙関係のロケットや飛行機の飛ぶ原理の実験を行い、工作でロケットや飛行機を手作
りして、自分の作ったロケットや飛行機を飛ばして楽しむ教室も担当しております。
この様な実験と工作を合わせた教室で、「知る楽しみ」「物を作る楽しみ」を子供達が体験出来るようにして行き
たいと思います。
今回の活動は五活動を企画し内容は下記の通りです。
◎ 活 動1 「モーターを作ろう」
この活動は磁石の働きや特性を知ってもらい、磁石を使用したモーターを作り実際に磁石の働きを
体験してもらいました。
主な実験内容
* 永久磁石の磁石吹付、反発作用の原理説明とその原理基の磁力線に付いて実験し目でその磁力線を確認してもら
いました。
* 電磁石も永久磁石同様な働きをする事を説明し永久磁石と同様の実験を行い確認してもらいました。
* 現在世の中にある強力な永久磁石、電磁石の強力な力を参加者一人一人に現物で体感してもらいました。
* 永久磁石と電磁石の働きにより力が発生するフレミングの法則に付いて話を行いフレミングの実験を行い確認し
てもらいましたう。
モーター作りは、キットを参加者全員に一台分づつ配り組み立てました。
製作は組立手順に沿って一工程ずつをDVDで説明を行い、講師と助手が参加者の作業を見ながら指導しモーター
の組み立てを完成させました。
完成したモーターで永久磁石の磁力線と電流によるフレミングの法則の通りに力が発生しコイルが回転している事
を実際に確認してもらいました。
◎ 活 動 2 「水ロケットを飛ばそう」
この活動はロケットの歴史やロケットの飛ぶ原理を知ってもらい、水ロケットを作り自分の作ったロケットを飛ば
す体験をしてもらいました。
内容はプロジェクターを使用してロケットの飛ぶ原理やロケットの歴史、日本のロケット開発の歴史を子供達に見
てもらいました。
水ロケット作りは組立の部品を各自に一台分づつ配り、講師と父兄の協力者により組立指導を行いながら全員が水
ロケットを完成させた後に校庭で自分の作った水ロケットを飛ばしました。
◎ 活 動 3 「科学の祭典」
この活動は「青少年のための科学の祭典」の会場に出典して来館者を対象に磁石の働きや特性を知ってもらい、磁
石を使用したモーターを作り実際に磁石の働きを体験してもらいました。
実験内容
*永久磁石の磁力線表示器で磁力線を表示させて見せました。
*電磁石の磁力線表示器で磁力線を表示させて見せました。
*「フレミングの左手の法則」実験器で力が発生するのを見せました。
モーター作りは、キットを参加者全員に一台分づつ配り講師の指導により組み立てました。
自分で作ったモーターを回転させて、モーターは磁石の力と電気の力で回転するのを実際に確認しては後に完成し
たモーターを持ち帰りました。
会場が狭いために一回に6名しか対応できないため同じ内容で五回の教室を開催しました。
◎ 活 動 4「八小の水ロケット」
この活動はロケットの歴史やロケットの飛ぶ原理を知ってもらい、水ロケットを作り自分の作ったロケットを飛ば
す体験をしてもらいました。
内容はプロジェクターを使用してロケットの飛ぶ原理やロケットの歴史、日本のロケット開発の歴史を子供達に見
てもらった後ロケットの飛ぶ原理の実験、ロケットを制御するジャイロの実験をしました。
水ロケット作りは組立の部品を各自に一台分づつ配り、講師と助手が協力して組立指導を行いながら全員が水ロ
ケットを完成させた後に校庭で自分の作った水ロケットを飛ばしました。
◎ 活 動 5 「サイエンスフェスタ」
この活動は武蔵野市教育委員会生涯学習スポーツ課が主催で武蔵野市立大野田小学校の体育館で開催された「サイ
エンスフェスタ」の会場に出典して来館者を対象に磁石の働きや特性を知ってもらい、磁石を使用したモーターを
作り実際に磁石の働きを体験してもらいました。
実験内容
*永久磁石の磁力線表示器で磁力線を表示させて見せました。
*電磁石の磁力線表示器で磁力線を表示させて見せました。
*「フレミングの左手の法則」実験器で力が発生するのを見せました。
モーター作りは、キットを参加者全員に一台分づつ配り講師の指導により組み立てました。
自分で作ったモーターを回転させて、モーターは磁石の力と電気の力で回転するのを実際に確認しては後に完成し
たモーターを持ち帰りました。
会場が狭いために一回に6名しか対応できないため同じ内容で四回の教室を開催しました。
参加者の属性と内訳
未就学児
2人
小学校低学年
55 人
小学校高学年
34 人
中・高校生
0人
大学生等
0人
大人の参加者
5人
子どもの保護者
0人
合計
96 人
全活動リスト
項番 活動日
活動名
実施場所
参加人数
10
1
2010年06月26日 モーターを
KFまちかどホール(東京都国立市富士
2
2010年07月03日 水ロケット
東村山市立東萩山小学校 (東京都東村山 17
3
2010年09月12日 科学の祭典
東京学芸大学(小金井市貫井北町4-1
4
2010年09月25日 八小の水ロ
小平市立第八小学校 (小平市鈴木町1- 15
5
2010年10月30日 サイエンス
武蔵野市立大野田小学校 体育館 (武蔵
作ろう
を飛ばそう
ケット教室
フェスタ
見台1-7-1)
市萩山町5-7-1)
-1)
30
355)
野市吉祥寺北町4-11-37)
24
活動終了の所見
申請時立てた「企画終了時の目標」の達成度
企画は開催テーマに関する実験を行い、自分で作った工作物でその実験の働きを体験する欲張った企画のためどう
しても開催時間の制約から時間に追われる様な教室開催でした。
参加者数においては「科学の祭典」「サイエンスフェスタ」では参加希望者が多く希望者全員に応じられない状態
でありました
今回の申請の5回の活動では企画した活動内容はほぼ達成できました
企画全体を振り返り、今後の課題や取組み
今回申請の5活動のテーマは今までに私が何回行ってきて工夫、改善を行いやってきたテーマで、
マンネリ化による弊害を防ぐために、新しいテーマの企画を準備を考えております。
全活動を終えての所感
今回申請の企画は、科学館を基盤として館内活動だけでなく館外活動に力を入れての活動でした
館外活動となると科学館による活動の援助が得られないため館外活動全体の安全、補償等の問題が
発生してきます
この点を今後のボランティア活動としてどう対応すべきかを検討する必要性を感じます
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