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1 - 徳島大学 大学開放実践センター
2006年度 社会教育主事講習 於 鳴門教育大学 徳島大学 大学開放実践センター 廣渡(ひろわたり)修一 2006年7月26日(水) 経済社会の変化と社会教育 はじめに 戦後教育史の時期区分(附:戦後略年表) 1 戦後経済社会の動向 (1)戦後経済社会史の概要(参考:政治史) (2)歌謡史・風俗史からみた戦後 2 戦後社会教育史の動向 (1)戦後社会教育史の概要 (2)生涯学習・社会教育の課題 まとめ 2 はじめに 戦後教育史の時期区分 『平成13年度 文部科学白書』より Ⅰ期 占領政策と教育改革 昭和20年∼昭和26年 1 終戦から文教再建へ ①戦時教育施策の払拭 ②米国教育施設団報告書 ③教育刷新委員会・教育刷新審議会の設置 ④日本国憲法の制定 2 憲法の理念と教育基本法 ①教育基本法と学校教育法の公布 ②戦後教育改革の理念 ③新しい学校制度 3 Ⅱ期 経済社会の発展と教育改革 昭和27年∼昭和46年 1 講和独立後の教育制度の整備 ①中央教育審議会の発足 ②1950年代の教育改革 2 日本の成長と教育 ①人的能力開発と後期中等教育の多様化 ②高等教育人口の拡大と私立大学 3 戦後教育改革から四半世紀 ①教育制度の総合的検討 ②「四六答申」 4 Ⅲ期 安定成長化の教育改革 昭和47年∼昭和58年 1 2 3 4 教育の質的改善向上 教育課程の改善 幼稚園教育と特殊教育の振興 教員の資質能力の向上 5 Ⅳ期 臨時教育審議会答申とその後 昭和59年∼ 1 臨時教育審議会と教育改革 ①臨時教育審議会の答申 ②臨時教育審議会答申の実施体制 ③改革の実施 2 教育改革国民会議の発足 6 戦後教育略年表 (お手元の年表をご参照ください) 7 1945昭和20年 文部省:新日本建設ノ教育方針 GHQ:日本教育制度に対する管理政策 公民教育刷新委員会・女子教育刷新要綱 GHQ:日本歴史及ビ地理停止ニ関スル件 1946昭和21年 米国教育使節団来日 新制小学校・中学校発足 文部省:新教育指針 内閣:教育刷新委員会 勅語・証書等の取り扱いについて 1947昭和22年 学習指導要領一般編(試案) 教育基本法・学校教育法公布 日本教職員組合結成 大学基準協会創立 児童福祉法公布 1948昭和23年 高等学校設置基準制定 新制高等学校発足 新制大学12校設置 教育委員会法公布 全日本学生自治会総連合会結成 8 1949昭和24年 教育公務員特例法公布 国立学校設置法・文部省設置法公布 教育職員免許法公布 社会教育法公布 私立学校法公布 1950昭和25年 日本綴り方の会結成 第2次米国教育使節団来日 図書館法公布 1951昭和26年 児童憲章制定 学習指導要領一般編(試案)改訂版刊行 日教組:第1回全国教育研究大会 博物館法公布 9 1952昭和27年 私立学校振興法公布 日本子どもを守る会結成 中央教育審議会設置 義務教育費国庫負担法公布 市町村教育委員会発足 1953昭和28年 青年学級振興法公布 学校教育法施行令公布 1954昭和29年 へき地教育振興法公布 教育ニ法公布 学校給食法公布 1955昭和30年 日本民主党:うれうべき教科書の問題 高等学校学習指導要領(一般編)刊行 1956昭和31年 幼稚園教育要領刊行 地方教育行政の組織及び運営に関する法律公布 大学設置基準制定 各種学校規程制定 幼稚園設置基準制定 1957昭和32年 日教組:国民教育研究所設立 10 1958昭和33年 学校保健法公布 公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律公布 日教組:勤評阻止全国統一行動実施 小学校・中学校学習指導要領告示 1959昭和34年 民間教育団体連絡協議会発足 日本学校安全法公布 1960昭和35年 高等学校学習指導要領告示 1961昭和36年 スポーツ振興法公布 高等専門学校設置基準制定 全国一斉学力調査実施 公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律公布 1962昭和37年 義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律公布 高校全員入学問題全国協議会結成 1963昭和38年 経済審議会:経済発展における人的能力開発の課題と大作 能研テスト実施 1964昭和39年 幼稚園教育要領告示 学校教育法一部改正(高校選抜試験実施等) 11 1965昭和40年 第1次教科書訴訟 1966昭和41年 第1回山形県民大学 ILO教員の地位に関する勧告採択 中教審:期待される人間像 1967昭和42年 1968昭和43年 小学校学習指導要領改正告示 1969昭和44年 東大安田講堂事件 中学校学習指導要領改正告示 大学の運営に関する臨時措置法 1970昭和45年 OECD教育調査団来日 日本私学財団法公布 第2次教科書訴訟杉本判決 高等学校学習指導要領改正告示 1971昭和46年 中教審:今後における学校教育の総合的な拡充整備のための基本施策 社教審:急激な社会の変化に対応する社会教育のあり方について 12 1972昭和47 年 1973昭和48 年 国立学校設置法一部改正(筑波大学設置) 1974昭和49 年 学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特 別措置法公布 日教組:日本の教育改革を求めて 1975昭和50 年 短期大学設置基準制定 私立学校振興助成法公布 専修学校制度創設 学校教育法施行規則一部改正(主任制度化) 1976昭和51 年 学力テスト裁判最高裁判決 1977昭和52 年 大学入試センター設置 小・中学校学習指導要領改正告示 1978昭和53 年 新構想大学等を設置 高等学校学習指導要領改正告示 13 1979昭和54年 国公立大学共通一次試験 内申書裁判東京地裁判決 中野区教育委員候補者選定に関する区民投票条例公布 養護学校義務化 1980昭和55年 尾鷲中校内暴力事件 川崎市浪人生金属バットで両親殺害 1981昭和56年 放送大学学園法公布 中教審:生涯教育について 1982昭和57年 中国政府:教科書検定で申し入れ 韓国政府:教科書記述について申し入れ 1983昭和58年 町田市忠生中生徒教師刺傷事件 戸塚ヨットスクール事件 14 1984昭和59年 日本育英会法一部改正(一部有利子化) 臨時教育審議会設置法公布 1985昭和60年 丸刈り裁判熊本地裁判決 臨教審第1次答申 1986昭和61年 中野区富士見中生徒いじめを苦に自殺 1987昭和62年 臨教審第4次答申 教育改革推進大綱 大学審議会、大学設置・学校法人審議会設置 単位制高校創設 1988昭和63年 初任者研修制度導入 文部省:生涯学習局設置 教員免許:専修・一種・二種に区分 15 1989平成元年 中教審:生涯学習の基盤整備について 小・中・高校学習指導要領改正告示 女子高校生監禁殺人事件 連続幼女誘拐殺人事件 1990平成2年 第1回大学入試センター試験 生涯学習振興法公布 生涯学習審議会設置 神戸高塚高校校門圧死事件 1991平成3年 全日本教職員組合結成 学位授与機構創設 大学設置基準の大綱化 風の子学園事件 1992平成4年 「登校拒否(不登校)問題について」報告 9月より月1回学校5日制 生学審:今後の社会の動向に対応した生涯学習の振興方策について(答申) 16 1993平成5年 新庄市中学生いじめマット死事件 文部省:業者テスト排除の通知 総合学科創設 1994平成6年 子どもの権利条約公布 西尾市中学生いじめを苦に自殺 1995平成7年 経済同友会:「学校から合校へ」提言 日教組、文部省:協調路線に転換 1996平成8年 新しい教科書をつくる会結成 生学審:地域における生涯学習機会の充実方策について(答申) 社会教育主事、学芸員及び司書の養成、研修等の改善方策について(報告) 1997平成9年 大学の教員等の任期に関する法律公布 神戸市さかきばら事件 飛び入学制度導入 家永教科書裁判終結 17 1998平成10年 黒磯市中学生教師刺殺 所沢高校生卒業式ボイコット スポーツ振興投票の実施等に関する法律公布 中等教育学校制度創設 小・中学校学習指導要領・幼稚園教育要領一部改正告示 生学審:社会の変化に対応した今後の社会教育行政の在り方について(答申) 1999平成11年 生学審:学習の成果を幅広く生かす─生涯学習の成果を生かすための方策について─(答申) 国立大学運営諮問会議設置 地教行法一部改正(機関委任事務廃止等地方分権化、弾力化)・文部科学省設置法公布 生活体験・自然体験が日本の子どもの心をはぐくむ─「青少年の[生きる力]をはぐくむ地域社会の環境の充実方 策について」─(答申) 品川区:公立小学校の選択の自由化 2000平成12年 学校評議員制度導入 教育改革国民会議設置・教育改革国民会議報告(奉仕活動、教基法見直しを提言) 大学評価・学位授与機構創設 教員免許:情報・福祉を追加 児童虐待の防止に関する法律公布・少年法一部改正(刑法対象年齢14歳に引き下げ) 家庭の教育力の充実等のための社会教育行政の体制整備について(報告) 生学審:新しい情報通信技術を活用した生涯学習の推進方策について(答申) 18 2001平成13年 21世紀教育新生プラン(レインボープラン) 2002平成14年 公立学校完全週5日制 学びのすすめ 答申:法科大学院の設置基準等について 中教審:青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について(答申) 2003平成15年 少人数学級編成基準の弾力化 公民館の設置及び運営に関する基準告示 公立博物館の設置及び運営に関する基準告示 国立大学法人法公布 答申:新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画のあり方について 答申:初等中等教育における教育課程及び指導の充実・改善方策について 2004平成16年 九州国立博物館竣工 答申:食に関する指導体制の整備について 栄養教諭免許創設 答申:今後の学校の管理運営のあり方について 中教審:今後の生涯学習の振興方策について(審議経過の報告) 2005平成17年 中教審:我が国の高等教育の将来像 中教審:新しい時代の義務教育を創造する 2006平成18年 文科相:教育改革のための重点行動計画 19 1.戦後経済社会の動向 (1)戦後経済社会史の概要 (お手元の年表をご参照ください) 20 Ⅰ期 占領政策と教育改革 年 経済史 1945昭和20年 財閥解体・農地改革 1946昭和21年 持ち株会社整理委員会−51 1947昭和22年 独占禁止法・公正取引委員会 過渡経済力集中排除法 1948昭和23年 ヤングレポート 経済安定9原則 1949昭和24年 $1=360円 ドッジ・ライン 1950昭和25年 シャウプ税制勧告実施 朝鮮戦争−53 特需景気 1951昭和26年 21 Ⅱ期 a 経済社会の発展と教育改革 1952昭和27年 IMF加盟、14条国 1953昭和28年 IMFから4439万ポンド借入 GATT準加盟国 独禁法緩和・カルテル認可制 1954昭和29年 三菱商事再建 1955昭和30年 GATT正式加盟国 数量景気・神武景気−57 1956昭和31年 新造船量世界一 IMFから1.25億ドル借入 1957昭和32年 なべ底不況−58 1958昭和33年 岩戸景気−61 1959昭和34年 1960昭和35年 貿易・為替自由化計画大綱 国民所得倍増計画 1961昭和36年 1962昭和37年 景気後退−62 22 Ⅱ期 b 経済社会の発展と教育改革 1963昭和38年 オリンピック景気−64 日銀低金利政策 1964昭和39年 IMF8条国へ OECD加盟 外貨割当制撤廃 1965昭和40年 四十年不況(証券不況) 建設国債発行 山一證券に日銀特別融資 いざなぎ景気−70 1966昭和41年 1967昭和42年 第一次資本自由化 1968昭和43年 GNP世界2位 1969昭和44年 第二次資本自由化 1970昭和45年 第三次資本自由化 1971昭和46年 ニクソン・ショック スミソニアン協定 $1=308円 第四次資本自由化 23 Ⅲ期 a 安定成長化の教育改革 1972昭和47年 外貨集中制度廃止 日本列島改造論 1973昭和48年 第二次貿易自由化 第五次資本自由化 変動相場制$1=264円 石油ショック 1974昭和49年 石油闇カルテル事件 マイナス成長 1975昭和50年 赤字国債発行 財政特例法 安定成長へ−80 24 Ⅲ期 b 安定成長化の教育改革 1976昭和51年 1977昭和52年 独禁法改正・課徴金制度等 1978昭和53年 1979昭和54年 新外為法:対外取引自由化 第二次石油ショック 1980昭和55年 ホンダオハイオ工場 石油カルテル事件高裁判決 1981昭和56年 第二次臨時行政調査会−83 1982昭和57年 IBMスパイ事件 1983昭和58年 25 Ⅳ期 a 臨時教育審議会答申とその後 1984昭和59年 1985昭和60年 プラザ合意・円高ドル安 円高不況 1986昭和61年 バブル経済−91 一人当たりGDP米国を超える−97 1987昭和62年 国鉄民営化・JR発足 1988昭和63年 消費税法案強行採決 半導体市場50% 1989平成元年 消費税3% 日銀公定歩合引き上げ3.25% 1990平成2年 不動産融資総量規制・バブル崩壊 1991平成3年 証券4社営業停止処分 26 Ⅳ期 b 安定成長化の教育改革 1992平成4年 1993平成5年 1994平成6年 1995平成7年 阪神淡路大震災 地下鉄サリン事件 $1=79.75円 最高値 1996平成8年 薬害エイズ政府責任認める 1997平成9年 消費税5% 独禁法改正:持ち株会社解禁 総会屋事件相次ぐ 三洋証券・北海道拓殖銀行破綻 山一證券自主廃業 1998平成10年 日本長期信用銀行・日本債券信用銀行一時国有化 27 Ⅳ期 c 安定成長化の教育改革 1999平成11年 日銀ゼロ金利政策を誘導 JOC臨界事故 失業率米国を上回る 2000平成12年 介護保険制度開始 そごう破綻 日銀ゼロ金利政策解除 2001平成13年 日銀量的緩和政策 完全失業率5%台へ 2002平成14年 総合デフレ対策 金融再生プログラム実施手順報告 2003平成15年 2004平成16年 2005平成17年 2006平成18年 日銀量的緩和政策解除 28 参考:戦後政治史略年表 (要点のみスライドで) 29 昭和20年(1945) 10月 11月 8月 14.ポツダム宣言受諾。15.鈴木貫太郎内閣総辞職。 9月 02.ミズーリ号上で降伏調印 04.占領軍総司令部(GHQ)、治安維持法撤廃、政治犯釈放、内相及び特高罷免を指令 02.GHQ、財閥解体を指令 昭和21年(1946) 1月 昭和22年(1947) 4月 昭和23年(1948) 04.GHQ、公職追放令 天皇人間宣言 4月 10.戦後初の総選挙、自由党第一党.19.幣原首相、進歩党入党 11月 03.日本国憲法発布。 1月 31.GHQ、2.1ゼネスト中止を指令 20.第1回参議院選挙 25.第23回総選挙。社会党第一党 5月 17.参議院で緑風会結成 24.社会・民主・国協3党連立で片山哲内閣成立 2月 05.社会党左派の反対で追加予算案否決 10.片山内閣総辞職 10月 06.昭電疑獄で西尾前副総理逮捕。07.芦田内閣総辞職。15.第二次吉田茂内閣成立。 昭和24年(1949) 昭和25年(1950) 1月 23.第24回総選挙。民自党大勝。 2月 14.民主党、連立派と野党派に分裂 7月 05.下山事件発生 15.三鷹事件発生 8月 17.松川事件発生 10月 01.中華人民共和国成立 1月 06.コミンフォルム、共産党野坂理論批判 6月 04.第2回参議院選挙 7月 08.マッカーサー、警察予備隊創設を指令 昭和26年(1951) 4月 16.第三次吉田内閣成立。 19.社会党第五回大会、左右両派に分裂 06.共産党中央委員24名に公職追放指令 25.朝鮮戦争勃発 11.マッカーサー解任 8月 06.鳩山一郎ら追放解除 9月 08.サンフランシスコ講和会議.対日講和、日米安保条約調印 30 昭和27年(1952) 昭和28年(1953) 2月 08.追放解除の松村謙三ら民主党に合流し改進党結成。 10月 01.第25回総選挙。22.吉田・鳩山会談 11月 27.池田通産相、倒産自殺もやむをえないと発言(28.鳩山民同派欠席で不信任案可決) 2月 28.吉田首相、衆院予算委で右社の西村栄一の質問に対しバカヤローと暴言 30.第四次吉田内閣成立 14.吉田内閣不信任案可決(バカヤロー解散)18.分派自由党結成(鳩山一郎総裁) 昭和29年(1954) 4月 19.第26回総選挙。 5月 21.第五次吉田内閣成立。24.第3回参議院選挙 2月 08.造船疑獄発覚 4月 21.犬養健法相、佐藤栄作自由党幹事長逮捕阻止の指揮権発動 12月 07.吉田内閣総辞職。08.緒方竹虎、自由党総裁に就任 10.鳩山一郎内閣成立。 昭和30年(1955) 昭和31年(1956) 1月 01.共産党、極左冒険主義を自己批判 2月 27.第27回総選挙。 3月 19.第二次鳩山内閣成立 11月 15.保守合同で自由民主党結成(「五十五年体制」成立)。22.第三次鳩山内閣成立 1月 28.自民党総裁代行委員緒方竹虎死去 4月 05.自民党初代総裁に鳩山一郎選出 10月 19.日ソ共同宣言 12月 14.自民党総裁選で石橋湛山を選出。18.日本、国連加盟 23.石橋湛山内閣成立。 31 昭和32年(1957) 1月 17.社会党大会、労農党吸収決定 31.石橋首相病気のため岸外相を臨時代理に指名 2月 23.石橋内閣総辞職。25.岸信介内閣成立。 昭和33年(1958) 昭和34年(1959) 4月 18.岸・鈴木会談、不信任上程による解散で一致(25.話し合い解散) 5月 22.第28回総選挙。 6月 12.第二次岸内閣成立 1月 24.自民党総裁に岸再選。 28.安保条約改定阻止国民会議結成、安保闘争本格化。 6月 02.第5回参議院選挙 18.岸内閣改造 11月 25.社会党河上派の12議員離党 27.安保改定阻止のデモ隊が国会侵入 昭和35年(1960) 1月 24.民主社会党結成(西尾末広委員長) 3月 24.社会党臨時大会、浅沼稲次郎を委員長に選出 5月 19.新安保条約承認を強行採決. 6月 01.三木・河野派ら議会政治擁護連盟を結成し岸首相に退陣を要求。 15.全学連デモ隊が国会に突入.樺美智子死亡 19.日米新安保条約自然成立。23.岸首相退陣を表明 7月 14.自民党総裁選で池田勇人選出。19.池田勇人内閣成立。 10月 12.浅沼社会党委員長、右翼少年に刺殺される(江田三郎書記長が委員長代行) 11月 12.初のテレビ党首討論会 20.第29回総選挙。 昭和36年(1961) 3月 08.社会党大会、河上丈太郎委員長を選出 32 昭和37年(1962) 1月 福田赳夫ら党風刷新懇話会旗揚げ 7月 10月 昭和38年(1963) 01.第6回参議院選挙、創価学会が9議席獲得 自民党岸派解散。22.キューバ危機 7月 15.河野一郎建設相邸、右翼の放火で全焼 18.池田内閣改造 11月 21.第30回総選挙 23.ケネディ暗殺 昭和39年(1964) 5月 21.共産党、部分核停止条約賛成の志賀義雄ら除名 29.大野伴睦自民党副総裁死去 10月 10.東京オリンピック開幕式 25.池田首相病気辞任表明。 11月 09.自民党議員総会、佐藤栄作を後継決定、佐藤栄作内閣成立 佐藤後継に反対の松村ら三木派離脱。17.公明党結成(原島宏治委員長) 昭和40年(1965) 昭和41年(1966) 2月 10.衆院予算委で社会党の岡田春夫が三矢研究で政府を追及 6月 03.佐藤内閣改造。田中角栄を幹事長に起用。 7月 04.第7回参議院選挙 8月 13.池田前首相死去(65才)19.佐藤首相、首相初の沖縄訪問 8月 05.東京地検、田中彰治前代議士ら7人詐欺、恐喝容疑で逮捕(「黒い霧」始まる) 08.河野一郎死去(67才) 03.佐藤内閣改造、福田赳夫を幹事長に起用 昭和42年(1967) 27.「黒い霧」解散 1月 29.第31回総選挙.自民現状維持、公明25議席獲得(多党化時代始まる) 4月 15.美濃部革新都政誕生 33 昭和43年(1968) 7月 07.第8回参議院選挙.社会党は大幅後退、タレント候補全員が当選 10月 04.社会党大会で成田知巳委員長選出 21.反代々木系全学連の新宿駅デモに騒乱罪を適用 29.総裁選出馬の三木外相が辞任 11月 10. 沖縄初の主席公選で野党候補の屋良朝苗が当選 27.自民党総裁に佐藤三選。30.佐藤内閣改造 昭和44年(1969) 昭和45年(1970) 1月 18.東大闘争・安田講堂へ機動隊導入 8月 03.大学運営臨時措置法案が参議院で可決、成立 1月 14.第三次佐藤内閣成立 3月 31.日航機よど号ハイジャック事件 6月 23.日米安保条約自動延長 11月 09.川島正次郎自民党副総裁急死 昭和46年(1971) 2月 6月 20.東大入試の中止を決定 25.三島由紀夫が自衛隊乱入し割腹自決 09.国会軽視発言で小林法相辞任 17.沖縄返還協定調印 22.第9回参議院選挙 14.米国政府、ニクソン大統領が明年2月に北京訪問と発表(ニクソン・ショック) 16.ドル、円の交換停止(ドル・ショック) 34 昭和47年(1972) 昭和48年(1973) 2月 19.連合赤軍あさま山荘事件 5月 15.沖縄施政権返還 7月 05.「三角大福」による自民党総裁選。田中角栄選出 9月 12.自民党田中派(七日会)正式結成 12月 10.第33回総選挙.第二次田中内閣成立 8月 08.金大中拉致事件 10月 06.第四次中東戦争勃発。石油危機始まる 07.第一次田中角栄内閣成立。 29.日中国交回復。 昭和49年(1974) 7月 07.第10回参議院挙。保革差7に縮まる。徳島選挙区で久次米・後藤田の三角代理戦争。 11月 11.田中内閣改造 18.フォード大統領が米大統領初の来日 26.金脈問題で田中首相退陣表明。 昭和50年(1975) 8月 12月 01.「椎名裁定」により三木総裁誕生。09.三木武夫内閣成立。 6月 03.佐藤栄作死去.16.三木首相、故佐藤栄作の国民葬会場で右翼暴漢に襲われる。 7月 04.政治資金規制法が成立 27.共産党と創価学会が創共十年協定を公表 15.三木首相が終戦記念日に靖国神社参拝。 11月 仏ランブイエで第1回先進国首脳会議(サミット)開催。26.スト権スト 昭和51年(1976) 2月 ロッキード事件発覚。 7月 27.田中前首相逮捕。反主流派による「三木おろし」激化。 9月 ミグ25亡命事件 15.三木内閣改造。 11月 05.防衛費GNP1%枠閣議決定 23.自民党両院議員総会で福田赳夫を総裁に決定 24.福田赳夫内閣成立。 35 昭和52年(1977) 3月 昭和53年(1978) 自民党派閥解消(政策集団に衣替え) 1月 04.共産党が袴田里見前副委員長除名 3月 26.社会民主連合結成(田英夫代表) 7月 25.「超法規的行動」発言の粟栖統幕議長を更迭 11月 26.自民党総裁予備選で大平幹事長圧勝。福田首相は本選挙不出馬 12月 07.大平正芳内閣成立 昭和54年(1979) 1月 24.自民党清和会(福田派)発足 10月 08.第35回総選挙に自民党敗北。三木・福田・中曽根の非主流3派、大平退陣を要求。 11月 06.首班指名で自民党から大平、福田の2人が立候補(四十日抗争) 09.第二次大平内閣成立 昭和55年(1980) 5月 16.三木派・福田派・中川グループが大平内閣不信任案採決に欠席(ハプニング解散)。 6月 12.大平首相急死(70才)。22. 同日選挙に自民党圧勝。27.三木派解散、河本派結成。 7月 17.鈴木善幸内閣成立 10月 23.自民党木曜クラブ(田中派)発足 昭和56年(1981) 3月 16.第二次臨時行政調査会(土光臨調)発足 昭和57年(1982) 7月 31.共産党大会で宮本顕治議長・不破哲三委員長就任。 10月 12.鈴木首相退陣を表明 11月 24.総裁予備選で中曽根康弘が勝利。27.中曽根康弘内閣成立 昭和58年(1983) 12月 1月 09.中川一郎自殺 5月 08.第13回参議院選挙 18.第37回総選挙.自民敗北。27.第二次中曽根内閣成立(新自由クラブと連立)。 36 昭和59年(1984) 9月 19.中核派による自民党本部放火事件発生 昭和60年(1985) 2月 07.創政会発足。27.田中元首相脳梗塞で倒れる。 8月 15.中曽根首相が靖国神社に戦後の首相として初めて公式参拝 6月 三木元首相、脳内出血で倒れ入院。 昭和61年(1986) 9月 昭和62年(1987) 7月 0自民党宏池会-鈴木派が宮沢派に衣替え.08.社会党大会、土井たか子委員長を選出 4月 三木元首相、議員在職50年表彰さる(尾崎行雄に次ぎ2人目) 04.自民党竹下派(経世会)旗揚げ。 10月 20.中曽根首相が竹下自民党幹事長を後継総裁に指名 11月 06.竹下登内閣成立 昭和63年(1988) 6月 リクルート事件発覚 平成元年(1989) 1月 07.昭和天皇崩御 4月 01.消費税施行 25.竹下首相退陣を表明 6月 02.自民党総裁に宇野宗佑を決定 03.宇野宗佑内閣成立 7月 23.第15回参議院選挙.社会党大勝、自民党惨敗 8月 08.自民党総裁選で海部俊樹が当選 10.海部俊樹内閣成立。 平成2年(1990) 2月 18.第39回総選挙。自民党安定多数維持、野党は社会党一人勝ち 8月 02.イラク軍、クウェートを制圧 10月 01.ドイツ統一 37 平成3年(1991) 1月 17.湾岸戦争勃発。24.湾岸戦争に90億ドル追加支援決定 11月 05.宮沢喜一内閣成立 28.自民党、安倍派離脱の加藤六月ら政眞会結成 平成4年(1992) 平成5年(1993) 12月 26.ソ連消滅 5月 22.日本新党結成(細川護熙代表) 6月 15.PKO法成立 12月 11.宮沢内閣改造 1月 06.社会党、山花貞夫委員長を選出 18.自民党竹下派分裂、小沢グループが羽田派を結成 6月 18.自民党羽田派等39名賛成、欠席16名造反で宮沢内閣不信任案255対220で可決。 21.新党さきがけ結成 7月 23.新生党結成 18.第40回総選挙.自民過半数割れ、社会党惨敗 22.宮沢首相退陣を表明 8月 09.8会派連立の細川護煕内閣成立。 平成6年(1994) 12月 14.コメ市場部分開放決定 16.田中角栄死去(75才) 1月 29.少選挙区比例代表並立制可決成立 4月 25.5党派により統一会派「改新」結成 26.社会党連立離脱 28.羽田孜内閣成立。 6月 29.連立与党、海部元首相を首相候補に擁立 30.自社さ連立の村山富市内閣成立。 7月 20.村山首相が「自衛隊合憲」「日米安保堅持」「日の丸・君が代を尊重」と国会答弁 12月 09.民社党、新生党など解党、10.新進党結成(海部俊樹党首) 38 平成7年(1995) 1月 17.阪神淡路大震災 3月 20.地下鉄サリン事件 9月 15.渡辺美智雄死去 12月 27.新進党、小沢一郎を新党首に選出 22.自民党総裁に橋本龍太郎選出 平成8年(1996) 1月 05.村山首相退陣表明 11.橋本龍太郎内閣成立。16.日本社会党が社会民主党に党名変更 2月 16.薬害エイズ問題で菅厚相が謝罪 3月 04.住専問題で国会が空転 28.金丸信自民党元副総裁死去 28.民主党結党(菅直人・鳩山由紀夫代表) 土井たか子、社民党党首就任 平成9年(1997) 平成10年(1998) 11月 07.第2次橋本内閣成立.社さは閣外協力へ 9月 08.橋本首相が自民党総裁選で無投票再選 12月 18.新進党党首に小沢再選 27.新進党解党正式決定 4月 27.野党4党が合流して新・民主党結成(菅直人代表) 11.第2次橋本内閣改造 7月 12.第18回参院選.自民惨敗 24.自民党総裁に小渕恵三 30.小渕恵三内閣成立 平成11年(1999) 12月 11.自民党三塚派を森喜朗が継承 19.自民党宮澤派を加藤紘一が継承 1月 14.小渕内閣改造.自由党と連立 18.宮澤派離脱の河野グループが大勇会発足 4月 11.東京都知事に石原慎太郎が当選 10月 05.小渕内閣改造.公明党と連立、自自公3党連立 39 平成13年(2001) 1月 06.1府12省庁制度の中央省庁再編 4月 24.自民党総裁に小泉純一郎当選 26.小泉純一郎内閣成立 平成14年(2002) 平成15年(2003) 9月 11.米同時テロ 3月 26.辻元清美社民党政審会長、秘書給与詐欺疑惑で議員辞職 4月 08.加藤紘一元自民党幹事長が政治資金流用疑惑等の引責で議員辞職 6月 19.あっせん収賄容疑で鈴木宗男議員を逮捕 9月 17.小泉首相訪朝 30.小泉内閣改造 12月 10.民主党代表に菅直人選出 3月 20.米、イラク攻撃を開始 7月 18.辻元清美元議員らを秘書給与詐取容疑で逮捕。 10月 23.宮沢元首相政界引退 25.保守新党結成(熊谷弘代表) 27.中曽根元首相立候補断念、引退 15.社民党の土井たか子党首辞任。後任は福島瑞穂幹事長。 12月 09.自衛隊のイラク派遣が決定 40 平成16年(2004) 5月 10.菅民主党代表辞意. 18.民主党代表に岡田克也幹事長が就任. 30.日歯連献金事件で橋本元首相が派閥退会 平成17年(2005) 9月 13.岡田民主党代表を無投票再選 27.第2次小泉内閣改造 8月 08.郵政民営化法案が参議院で自民党反対派の造反で否決.首相は衆議院を解散. 17.郵政民営化反対で自民党非公認の綿貫・亀井らが国民新党を結成 21.新党日本(代表・田中康夫長野県知事)結成 9月 11.第44回総選挙.自民党圧勝.岡田民主党代表辞意. 17.民主党代表に前原誠司選出 10月 21.第3次小泉内閣成立 14.郵政民営化法案が可決・成立 31.第3次小泉内閣改造 平成18年(2006) 41 (2)歌謡史・風俗史からみた戦後 (お手元の年表をご参照ください) 42 年 1945昭和20年 歌 謡 史 Smoke gets in your eyes 風 俗 史 闇市 一億総懺悔 たけのこ生活 1946昭和21年 1947昭和22年 1948昭和23年 麗人の歌 尋ね人の時間 東京の花売り娘 素人のど自慢 かえり船 アプレゲール 憧れのハワイ航路 鐘の鳴る丘 夜霧のブルース 肉体の門 星の流れに 斜陽 啼くな小鳩よ ベビーブーム 東京ブギウギ 帝銀事件 東京の屋根の下 昭和電工事件 異国の丘 斜陽族 長崎のザボン売り 君待てども 43 1949昭和24年 長崎の鐘 下山事件・松川事件 三味線ブギウギ 湯川博士ノーベル賞 青い山脈 とんち教室 銀座カンカン娘 1950昭和25年 夜来香 金閣寺炎上 イヨマンテの夜 レッドパージ 桑港のチャイナタウン 東京キッド 1951昭和26年 上海帰りのリル 千円札発行 ミネソタのタマゴ売り 紅白歌合戦 私は街の子 44 1952昭和27年 テネシーワルツ 君の名は お祭りマンボ ヤンキーゴーホーム 山の煙 赤いランプの終列車 1953昭和28年 1954昭和29年 街のサンドイッチマン TV放送開始 黒百合の歌 白井義男チャンプ 君の名は 八頭身美人 ひばりのマドロスさん 君の名は終了 お富さん ロマンスグレー 高原列車は行く 赤胴鈴之助 岸壁の母 真室川ブギ 1955昭和30年 別れの一本杉 トランジスタラジオ ガード下の靴磨き 太陽の季節 ウスクダラ この世の花 45 1956昭和31年 ここに幸あり 売春防止法 哀愁列車 テレビ契約30万台突破 りんご村から 太陽族 若いお巡りさん 1957昭和32年 俺は待ってるぜ 五千円札 東京のバスガール ホッピング チャンチキおけさ 1958昭和33年 1959昭和34年 有楽町で逢いましょう 一万円札 無法松の一生 フラフープ からたち日記 ロカビリー 星は何でも知っている 即席ラーメン登場 東京ナイトクラブ 伊勢湾台風 黄色いさくらんぼ 皇太子ご成婚 南国土佐を後にして 児島明子ミスユニバース 黒い花びら 1960昭和35年 潮来傘 カラーTV本放送 誰よりも君を愛す 新安保条約発効 月の法善寺横町 ダッコちゃん現象 46 1961昭和36年 アカシアの雨がやむとき 第2室戸台風 王将 サランラップ 上を向いて歩こう レジャーブーム スーダラ節 1962昭和37年 いつでも夢を ツイスト流行 下町の太陽 東京1千万人突破 赤いハンカチ 1963昭和38年 高校三年生 宇宙中継成功 こんにちは赤ちゃん 三ちゃん農業 ON砲 1964昭和39年 1965昭和40年 東京五輪音頭 オリンピック東京大会 あんこ椿は恋の花 東海道新幹線開通 柔 ビートルズ現象 赤いグラス ジャルパック 函館の人 ベ平連 知りたくないの 万歩計 網走番外地 47 1966昭和41年 1967昭和42年 バラが咲いた エレキブーム 女のためいき ビートルズ来日 ラブユー東京 原宿族 小指の想い出 交通戦争 世界は二人のために TV受信契約2千万台突破 夕べの秘密 GSブーム 君こそわが命 オールナイトニッポン 小樽の人よ ラブユー東京 1968昭和43年 1969昭和44年 ブルーライト横浜 川端康成ノーベル賞 星影のワルツ 3億円事件 恋の季節 東名高速道開通 長崎は今日も雨だった ボーリングブーム 黒ネコのタンゴ 東大紛争 夜明けのスキャット 1970昭和45年 1971昭和46年 知床旅情 大阪万博 今日でお別れ 三島由紀夫自決 よこはまたそがれ ボーリングブーム 私の城下町 アンノン族 雨の御堂筋 カップヌードル シラケ 48 1972昭和47年 また逢う日まで 横井庄一発見 おふくろさん 札幌オリンピック 瀬戸の花嫁 あさま山荘事件 せんせい パンダ来日 中ピ連 1973昭和48年 1974昭和49年 おんなのみち 祝日法改正 そして神戸 V9 なみだの操 ゴルフブーム くちなしの花 同棲ブーム なみだ恋 小野田少佐発見 夜空 超能力ブーム 襟裳岬 ベルばらブーム 昭和枯れすすき 1975昭和50年 1976昭和51年 シクラメンのかほり エリザベス女王来日 北の宿から 天皇・皇后訪米 およげたいやきくん 欽ドン人気 すきま風 ロッキード事件 昔の名前で出ています 五つ子誕生 青春時代 王715号 横須賀ストーリー 49 1977昭和52年 北国の春 戦後生まれ半数を超す 津軽海峡冬景色 カラオケブーム くちなしの花 クロネコヤマト 夜霧よ今夜も有難う 1978昭和53年 UFO 窓際族 いい日旅立ち PL現象 青葉城恋歌 不確実性の時代 みちずれ 夢追い酒 1979昭和54年 魅せられて インベーダーゲーム流行 おもいで酒 天中殺 舟歌 VSOP 与作 1980昭和55年 1981昭和56年 雨の慕情 百恵引退 贈る言葉 江川巨人へ 昴 漫才ブーム 恋人よ イエスの箱舟 奥飛騨慕情 ウォークマン ルビーの指輪 窓際のトットちゃん 風立ちぬ ハチの一刺し 50 1982昭和57年 1983昭和58年 北酒場 羽田沖日航機墜落 赤いスイートピー ホテルニュージャパン火災 待つわ エアロビ人気 矢切の渡し おしんブーム さざんかの宿 三宅島噴火 冬のリビエラ 下町の玉三郎人気 カラス族 51 1984昭和59年 1985昭和60年 ワインレッドの心 日航ジャンボ機墜落 浪花節だよ人生は 疑惑の銃弾 長良川艶歌 くれない族 ミアモーレ ファミコンブーム なんたってアイドル 実年 トラフィーバー 1986昭和61年 1987昭和62年 時の流れに身をまかせ 激辛ブーム 雪国 亭主元気で・・・ 天城越え ダイアナ旋風 熱き心に 超伝導フィーバー 命くれない 裕次郎死去 人生いろいろ DINKS 酒よ ペレストロイカ 難破船 サラダ現象 おニャンコ登場 1988昭和63年 祝い酒 オバタリアン 戻り川 ダブル村上現象 52 1989平成元年 川の流れのように 昭和天皇崩御 ひばり死去 一杯のかけそば 1990平成2年 おどるポンポコリン ファジーブーム 成田離婚 1.57ショック 1991平成3年 1992平成4年 ラブストーリーは突然に ダイヤルQ2 SAY YES じゃ、あーりませんか 涙のキッス もつ鍋人気 君がいるだけで 冬彦さんブーム きんさんぎんさん 1993平成5年 YAH YAH YAH 高校教師 心凍らせて ブルセラ クレヨンしんちゃんブーム 清貧の思想 1994平成6年 Innocent World 大江健三郎ノーベル賞受賞 人間・失格 ヤンママ 53 1995平成7年 Love Love Love 勉強しまっせ HELLO ラップブーム 官官接待 1996平成8年 名もなき詩 ロンバケ ストーカー 狂牛病 従軍慰安婦問題 プリクラ 脳内革命 援助交際 1997平成9年 1998平成10年 REVIEW 失楽園 CAN YOU CELEBRATE パパラッチ 硝子の少年 ポケモン B'z The Best Pleasure 長野冬季オリンピック B'z The Best Treasure タイタニック 珍島物語 モー娘 夜空の向こう 老人力 不適切な関係 ビビビッ 54 1999平成11年 First Love 国旗及び国家に関する法律 だんご三兄弟 Iモード Love Machine 熟女対決 カリスマ美容師 セクハラ知事 2000平成12年 2001平成13年 らいおんハート 神の国発言 ウェイト&ショー IT革命 TUNAMI UNIQLO旋風 孫 バトルロワイヤル Dearest USJ・東京ディズニーシー PIECES OF A DREAM DV防止法 千と千尋の神隠し 大教大池田小事件 2002平成14年 Voyage UFJ銀行 大きな古時計 住民基本台帳NW 雪印牛肉偽装事件 55 2003平成15年 No way to say ヒトゲノム解読完了宣言 世界に一つだけの花 指定管理者制度発足 もらい泣き SARS さくら(独唱) 六本木ヒルズ HERO 地デジ開始 涙そうそう 2004平成16年 Sign 少子化対策大綱決定 花 鳥インフルエンザ さくらんぼ 年金未納問題 はなみずき 2005平成17年 2006平成18年 Butterfly 三位一体改革について合意 青春アミーゴ 京都議定書発効 まつけんさんば 騒音おばさん Jupiter 住宅リフォーム詐欺 Real Face ライブドア事件 56 2.戦後社会教育史の動向 (1)戦後社会教育史の概要 57 戦後社会教育史の時期区分 (伊藤他『新社会教育事典』第一法規、昭和58年 を改編) 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期 創成期(昭和20年∼昭和24年) 整備期(昭和24年∼昭和34年) 激動期(昭和34年∼昭和46年) 再構築期(昭和46年∼昭和56年) 生涯教育期(昭和56年∼昭和63年) 生涯学習期(昭和63年∼平成13年) 教育大変動期(平成13年∼ ) 58 各期の特徴 配布資料をご参照ください。 59 (2)生涯学習・社会教育の課題: ①中教審生涯学習分科会(平成16年)の問題意識 60 ②社会教育の状況論 a. 地域教育力・家庭教育力の再構築 b. 施設管理運営の民営化 c. 学習成果の評価・活用 d. 少子・高齢化等現代的課題への対応 61 a. 地域教育力・家庭教育力の再構築 :子どもの犯罪被害 覚せい剤乱用少年 平成8年 平成13年 平成17年 1,436 946 427 323,064 410,507 326,058 内凶悪犯 1,151 2,019 1,669 内窃盗犯 284,373 361,445 275,742 3,130 6,898 5,846 23,720 28,566 24,448 少年の犯罪被害 内性犯罪被害 内小学生の犯罪被害 62 少年犯罪 平成11 年 平成13 年 平成17 年 刑法犯 141,721 138,654 123,715 触法犯 282 214 407 1,008,36 2 971,881 1,367,35 1 2,237 2,127 1,441 715 526 1,160 41,414 36,700 28,800 25 26 29 不良行為 深夜徘徊、喫煙、飲酒 等 内凶悪犯 殺人、強盗 内知能犯 詐欺、横領、文書偽造 等 内街頭犯罪 引ったくり等 再犯者率 63 児童虐待問題 平成11年 児童虐待検挙数 内児童死亡虐待検挙数 児童買春・児童ポルノ検 挙数 平成13年 平成17年 120 189 222 43 60 37 1,562 2,049 64 ニート・フリーター問題 1993年 1997年 2004年 ニート数 40万 42万 64万 フリーター数 約110万 151万 213万 65 教育行政の施策 (1)地域子ども教室推進事業 (2)地域ボランティア活動推進事業 (3)総合型地域スポーツクラブ育成推進事業 (4)文化体験プログラム支援事業 (5)子どもの生活リズム向上プロジェクト (6)ITを活用した次世代型家庭教育支援手法開発 事業 (7)家庭教育支援総合推進事業 (8)新家庭教育手帳の作成・配布 66 b.施設管理運営の民営化 平成15年9月2日に地方自治法の一部が改正さ れ、「公の施設」(スポーツ施設、都市公園、文化 施設、社会福祉施設など住民の福祉を増進する 目的で、大勢の市民の皆さんに利用していただ くために設置された施設)の管理方法が「管理委 託制度」から「指定管理者制度」に移行された。 67 指定管理者制度導入の実態 「公の施設の指定管理者制度の導入状況に関する調査結果」の概要 地方公共団体が設置する公の施設の管理を民間事業者にも行わせることができることとされた指定 管理者制度は、平成15年9月から施行されています。本調査は、各地方公共団体における指定管理者 制度の導入状況を調査したものです。 なお、指定管理者制度の施行の日から3年後(平成18年9月)までに、旧制度の管理委託制度から指 定管理者制度へ移行することとされています。 1. 調査時点 平成16年6月1日現在 2. 調査対象団体 都道府県・指定都市・市区町村 3. 調査結果の概要 1) 指定管理者制度が導入されている施設の数 都道府県13施設 指定都市380施設 市区町村 1,157施設 合計1,550施設 2) 指定管理者制度を導入した団体の数 都道府県10団体(21.3%) 指定都市9団体(69.2%) 市区町村 374団体(12.0%) 合計393 団体(12.3%) 3) 指定管理者となった団体の数 841団体 68 全国の事例 <.都道府県>◇ 山梨県「丘の公園」(レクリエーション・スポーツ施設) ・ 指定管理者株式会社清里丘の公園・ 管理開始日平成16年4月27日・ 指定の手続 公募により候補者を募集・第三者組織により選定 <.指定都市>◇ 北九州市「小倉城」・「小倉城庭園」・「水環境館」(文教施設) ・ 指定管理者株式会社井筒屋(百貨店)・ 管理開始日平成16年4月1日・ 指定の手続 公募により候補者を募集・第三者組織により選定 <.市区町村>◇ 埼玉県草加市「西町児童クラブ」・「氷川児童クラブ」(医療社会福祉施 設) ・ 指定管理者特定非営利活動法人草加・元気っ子クラブ(放課後児童健全育成)・ 管理 開始日平成16年4月1日・ 指定の手続公募により候補者を募集・第三者組織により選定 ◇ 大阪府千早赤坂村「村営宿泊施設『香楠荘』」(レクリエーション・スポーツ施設) ・ 指定管理者株式会社グルメ杵屋(外食産業)・ 管理開始日平成16年4月1日・ 指定の 手続公募により候補者を募集・第三者組織により選定 69 c. 学習成果の評価・活用 高等学校卒業程度認定試験(平成17年1月)創設 のほか、 文部科学省認定技能審査 大学評価・学位授与機構による学位授与 準学士・短期大学士・専門士・高度専門士の資格 付与 等々がなされているが・・・ 社会教育領域での学習の成果を評価する制度や 培った能力を生かす場が不足している! 70 d. 少子・高齢化等現代的課題への対応 少子化・超高齢化・国際化・情報化・男女共同参画型 社会・裁判員制度・食育・・・等々の現代的課題に 公民館を中心とする社会教育施設や社会教育行政 が真剣に対応しているかどうか・・・? 一部にとどまっている・かなりヤバイ状況!? 71 本日の講義はおしまい。 ご静聴有難うございました。 72