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ベトナムにおける流通市場及びフランチャイズへの投資機会

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ベトナムにおける流通市場及びフランチャイズへの投資機会
ベトナムにおける流通市場及びフランチャイズへの投資機会
ダオ・ゴック・チュオン氏
ベトナム商工省アジア太平洋市場副局長
大阪、2013年11月1日
1
1
2
2
ベトナム・日本貿易関係の状況
ベトナム・日本の貿易関係は、去る二十年にわたって大幅に上昇している。双務貿易の総額が1988年
の5億米ドルから2012年の250億米ドルに増えた。日本は、ベトナムにとって2番目に大きい輸出市場
であり、三番目に大きい輸入市場である。
(単位:百万米ドル)
(出典:税関総局)
3
ベトナムの対日
本輸出品目は、
主として原油、繊
維・アパレル製品、
運送用機器、一
般機械部品、水
産物、木製品など
である。
ベトナムの対日
本輸入品目は、
主として機械、
設備、電子製品
及びその部品、
レジン製品、鉄
鋼などである。
4
日本の対ベトナム直接投資の状況
(単位:百万米ドル)
2013年10月20日までの累計額
番号
パートナー
2013年10ヶ月分
案件の件 登録資本総額 投資実施総額 新規案件 増資案件の 新規・増資の登録総額
数
(十億米ドル) (十億米ドル) の件数
件数
(十億米ドル)
1 日本
2,072
33.7
10.8
235
102
4.8
2シンガポール
1,199
28.9
7.5
85
29
4.0
3 韓国
3,480
28.7
9.0
297
104
4.0
4 台湾
2,278
27.8
11.3
57
42
0.5
5 英領バージン諸島
515
15.4
5.3
11
10
0.2
6 香港
750
12.6
4.0
47
17
0.7
7 米国
670
10.6
2.5
29
9
0.1
8 マレーシア
447
10.3
3.6
17
6
0.1
9 中国
961
6.9
2.9
73
6
2.3
324
6.4
2.8
30
12
0.4
…
…
…
…
…
…
…
合計
15,475
227.6
77.6
1,050
393
19.2
5)
(出典:計画投資省
10 タイ
…
日本は、研修員受入事業では、ベトナムにとって最重要な市場となっている。
2012年現在では、3万5千人のベトナム研修員が日本で働いている。
6
政治
貿易
投資
ODA
労働
他の分野
戦略的
パートナーシップ
第二
最大相手国
登録総額で
最大投資国
最大
ODA援助国
重要な市場
不断に拡張
ベトナムと日本との関係が全面的に発展し、深まっている。
7
ベトナムにおける流通市場の現況
一人当たりGDP USD (PPP)
5,5%
4,000
3,000
2001年~2006年の段階では、
ベトナムの一人当たり(PPP)が平
均的に毎年8.1%増えているの
に対し、2007年~2011年の段階
では、世界的不況のため、平均
値の2.3%へと激減した。
2,000
1,950
2,100
2,250
2,500
2,700 2,800
3,100
2,600
2,800 2,900
3,100
3,400
1,000
0
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011
地域内の諸国の一人当たりGDP
60,500
インフレ率がこの数年間では
高騰したが、2011年のベトナム
PPPが3,400米ドルとなっている。
15,800
9,500
4,700
4,100
3,400
2,200
8
商品・サービスの販売総額
兆ドン
2012
出典:統計総局
2012年の小売商品及びサービスの流通総額が2.320兆ドンであり、前年比
16%増となっている。
9
ベトナム人口の構造
60 + (9%)
40-59 (24.3%)
20-39 (28.5%)
0-19 (33.3%)
(出典:ベトナム統計総局)
91,519,000人
ベトナム及び世界諸国の人口
China
India
United States
Indonesia
Brazil
Pakistan
Nigeria
Bangladesh
Russia
Japan
Mexico
Philippines
Vietnam
1,343,239,9
23
1,205,073,6
12
313,847,465
248,645,008
199,321,413
190,291,129
170,123,740
161,083,804
142,517,670
127,368,088
114,975,406
103,775,002
91,519,289
(出典:http://www.indexmundi.com/)
ベトナムの総人口は、9千万人以上であり、世界13位となっている。ベトナムの若者
人口の比率が高いため、アジア地域で最も魅力的な市場であると各専門家たちか
ら評価されている。
10
スーパーマーケットの件数及びその分
布地域
年度
2008 2009 2010 2011 2012
全国
386
451
571 638 698
北部
140
175
208 228
中部
107
112
143 168
南部
139
164
220 142
11
ショッピングセンターの件数及びその分
布地域
年度
2008 2009 2010 2011 2012
全国
72
85
101
116
北部
28
32
42
45
中部
15
16
19
23
南部
29
36
40
48
127
12
市場の件数及びその分布地域
年度
2008
2009
2010 2011 2012
全国
7.871 8.495 8.528 8.550
北部
2.953 3.138 3.175 3.205
中部
2.670 2.827 2.818 2.797
南部
2.248 2.530 2.535 2.548
13
ベトナムの大手小売業者
企業名
スーパーマーケット・ショッピングセンターの店舗数・
件数
ホーチミン市商業協同組合 - 「Co.op Mart」というブランドのスーパー:約60件
連合会
- Co.op Foodの店:30店舗以上
ハノイ商事総公社
-
ショッピングセンター:3件
HaproMartのスーパー、コンビニ:40店舗以上
HaproFoodの安全食品専門店:36店舗
小規模専門店:約200店舗
ベトナム繊維・縫製グループ 62ヶ所からなるチェーン店(ショッピングセンター、総
の衣類経営会社
合百貨店、専門店、VinatexMart衣類専門店を含む)
Intimex輸出入株式会社
-
スーパー:14店舗
Intimexブランドのショッピングセンター:1件
14
ベトナムで流通部門に投資している1社の外国企業
企業名
国
Metro Cash & Carry
ドイツ
Parkson
Big C
Lotte
Aeon
E-Mart
スーパー・ショッピングセンターの件数
18店のスーパー
マレーシア 9ヶ所のショッピングセンター
フランス 20店の大手スーパー
韓国
日本
韓国
2店のスーパー
3.5ヘクタールの敷地で(ホーチミン市)Aeon-タンフーCeladonショッピ
ングセンター案件を実施中であり、(2014年の初めに稼動する予定)、
(敷地が6.2ヘクタールある)Aeon – ビンズオンCanaryショッピングセ
ンター案件の投資許可を申請中である。
Aeonがホーチミン市にミニストップのコンビニチェーン店を開店してい
る。その他に、チュングエンと協力して、2012年内に30店舗の開店を
計画し、5年間後ベトナム全国で500店舗の開店を目指している。
8千万米ドルという金額が韓国E-Mart 小売業者と(ベトナム・ビンズオ
ン)U&Iグループとの合弁契約書の価額である。韓国E-Martの出資
比率が80%であるのに対し、U&Iグループの出資比率が20%となっ
ている。
E-Martベトナムは、10億米ドル以上の金額を出資して、大手スー
パー、スーパー、コンビニを 2020年までに合計52店開店する予定と
なっている。
15
16
近隣の諸国と比べ、ベトナムの現代的な小売市場は、構成比が小さくて、小売
市場全体の20%弱を占めている。
17
18
ベトナムでのフランチャイズを登録している有名ブランド
Coming soon
19
ライフスタイル
消費者のライフ
スタイルを変える
動向
投資の有望性が良い
社会
社会を
変える
経済
経済的な
変化を与える
変更
技術
市場規模
&
市場の成長
AT Kearney のベトナム小売市場予
測Vietnam Retail Market Forecast to
2014によると、2012年~2014年の平
均的な伸び率が23%となっていると
いう。
技術の環境
にも変化がある
20
ベトナムでの外資系企業に対する流通部門関係法的文書体制
他の法的文書
通達第09/2007/TT-BTM号及びその改正を行う
通達第05/208/TT-BCT号
決定第10/2007/QD-BTM
政令第23/2007/ND-CP号
2005年改正商法
WTO加盟の約束
21
ベトナムにおける流通・フランチャイズ市場開放スケジュール
2007年1月11日
2008年1月1日
2009年1月1日
- 投資形態について
外資企業:
- ベトナムのパートナーと
合弁する。
- 出資比率が49%を超え
ない。
- ベトナムのパートナーと
合弁する。
- 出資比率が制限されな
い。
外資100%の投資形態で
認められる。
- 小売施設の設立について
第一次小売施設設立権利付帯の販売権:(第一次小売施設以外の)小売施
設の追加的な設立は、経済需要試験 (ENT: Economic Needs Test) を踏まえ
て、個別的に検討される。
22
ベトナムの流通市場の開放スケジュール
2007年1月11日
(WTO加盟)
2008年1月1日
2009年1月1日
- 商品について
- 販売権を外資系企業に付与しない品目:タバコ、書籍・新聞・雑誌、録画物品、貴金
属・宝石、医薬品、爆発物、原油・精製油、米、サトウキビ・大根の砂糖の9品目
- 販売権を外資系企業に与える品目:2009年1月1日以降は、トラクター、原動機付き
運送用機器、小型自動車及びバイクであり、2010年1月1日以降は、酒類、セメント・ク
リンカー、肥料、鉄鋼、紙、タイヤ、視聴設備である。
このように、上記の品目の販売権は、現時点では外資企業に与えられている。
23
ベトナムにおける商品売買活動及びその関連活動の事業許可書の交付条件
ベトナムが加盟国である国際条約の加盟国・地域に出身があるもの
であり、且つ商品販売活動及びその直接関連活動に関する市場開放
の約束がある。
投資形態がベトナムが加盟国である国際条約の約束スケジュールに
整合し、ベトナムの法律にも適合する。
事業化する商品、サービスがベトナム市場開放の約束及びベトナムの
法律に整合する。
事業の範囲は、ベトナム市場開放の約束及びベトナムの法律に整合
する。
国の管轄機関の認可を得る。
24
輸出権利の履行
輸出権利を与えられている外資系企業は、下記の条件の下で他の企業によりベトナムに輸入され、税務、他の財
務的な義務を履行された商品を含めて、外国輸出向けにベトナムで商品を購入することが出来る。
a) 輸出商品が輸出禁止商品品目、輸出中止商品品目、国際条約の約
束による輸出不許可商品品目の対象外である。
b) 輸出商品が輸出条件付き商品品目の対象となる場合に、企業は、
法律の規定による条件を満たさなければならない。
c) 輸出商品が国際条約の約束スケジュールによる輸出商品品目の対
象である場合に、企業は、その約束のスケジュールのとおりに守らなけ
ればならない。
d) 輸出商品は、許可された輸出権利の内容に整合しなければならな
い。
25
輸入権利の履行
輸入権利を与えられている外資系企業は、下記の条件の下でベトナムに商品を輸入することが出来る
a) 輸入商品が輸入禁止商品品目、輸入中止商品品目、国際条約の約
束による輸入不許可商品品目の対象外である。
b) 輸入商品が輸入条件付き商品品目の対象となる場合に、企業は、
法律の規定による条件を満たさなければならない。
c) 輸入商品が国際条約の約束スケジュールによる輸入商品品目の対
象である場合に、企業は、その約束のスケジュールのとおりに守らなけ
ればならない。
d) 輸入商品は、許可された輸入権利の内容に整合しなければならな
い。
26
販売権の履行
販売権を付与されている外資系企業は、下記の条件の下でベトナムで生産されている商品及びベトナムに合法的
に輸入されている商品を販売することが出来る。
a) 販売商品が営業禁止品目、国際条約の約束による販売不許可品目
の対象外である。
b) 経営制限、経営条件付きの商品は、企業が法律の規定による条件
を満たさなければならない。
c) 販売商品が国際条約の約束スケジュールによる販売品目の対象で
ある場合に、企業は、その約束スケジュールを守らなければならない。
d) 販売商品は、付与された販売権の内容に整合しなければならない。
27
小売施設の設立
1. 第一次小売施設を含む小売施設の設立は、小売活動に関する法律規定を守らなけ
ればならず、小売施設設立を予定しているところの省・中央直轄市の関連計画に整合
しなければならない。
2. 第一次小売施設以外の小売施設の設立は、小売施設を設置するところの地域の経
済需要試験を踏まえて個別に検討される。
3. 小売施設の面積が500平米以下あり、省・中央直轄市により計画され、インフラ整備
が完了されている商品売買活動用地域に所在する場合に、経済需要試験の規定を実
施する必要がない。
4. 省・中央直轄市の人民委員会は、経済需要試験評議会を設置し、第一次小売施設
設立の適合性を検討する。
5. 経済需要試験評議会の審査結果は、省レベル人民委員会により書面で採択されな
ければならない。その文書は、商工省の承認を得るための小売施設設立許可申請書類
の一種類となっている。
28
経済需要試験の各基準(ENT)
地理的な地域の小売施設の件数
当該地域の人口密度
市場の安定性
当該省・市の計画への投資案件の適合性
目標は、各省・市の地理的・経済的、社会的な条件に合わせて、人民の商品・サ
ービスの需要に最も効率よく対応することにある。それと共に、消費者の利益を図る文
明的・現代的・公正的・公平的な小売ネットワークを構築することである。
29
II
商品売買活動及びその直接関連活動の許可書交付手続
1. 販売権及び商品売買の直接関連活動の実施を伴わない輸出権利、輸入権利の履行
許可書
- ケース1:外資系企業が輸出権利、輸入権利の履行のための投資証明書の交付、又は輸出権利、輸入
権利の履行のための活動の追記を受けていない場合
書類は、下記のとおりとする。
- 投資関係法律の規定による投資証明書交付・調整の審査書類
- 様式による商品売買活動及びその直接関連活動の実施要件への適合性の説明書
- 輸出権利、輸入権利の履行に関する投資家の経験、財力の証明書類
- 輸出権利、輸入権利の履行の追記を申請する外資系企業の場合の税務機関からの
連続2年間法人税納税証明書。書類が足りない、又は提出できない場合は、その理由を
書面で明記すること。
30
- ケース2:輸出権利、輸入権利の履行のための投資証明書の交付を受けている外資系企業が輸出権
利、輸入権利の履行の内容の調整を申請する場合:
書類が次のとおりとする。
- 投資関係法律の規定による投資証明書交付・調整の審査書類
- 様式による商品売買活動及びその直接関連活動の実施要件への適合性の説明書
- 輸出権利、輸入権利の履行に関する投資家の経験、財力の証明書類
- 輸出権利、輸入権利の履行の追記を申請する外資系企業の場合の税務機関からの
連続2年間法人税納税証明書。書類が足りない、又は提出できない場合は、その理由を
書面で明記すること。
31
2. 商品売買活動及びその直接関連活動の許可書交付
- ケース1:企業設立を伴う商品売買活動及びその直接関連活動を実施する投資案件を立ち上げてい
る投資家は、投資証明書交付申請手続きを行う。
書類が次のとおりとする。
- 投資関係法律の規定による投資証明書交付・調整の審査書類
- 様式による商品売買活動及びその直接関連活動の実施要件への適合性の説明書
- 商品売買活動及びその直接関連活動の実施に関する投資家の経験、財力の証明書
類
商工省の承認を受けた後に、管轄当局が投資証明書を交付する。投資
証明書が同時に事業許可書でもある。
32
- ケース2:商品売買活動及びその直接関連活動の実施のための投資証明書の交付を受けており、
商品売買活動及びその直接関連活動の実施のための他の経済組織を設立する投資案件を立ち上げ、
又はその組織の投資に参入している外国投資家は、投資証明書交付の手続を行う場合
書類が次のとおりとする。
- ケース1及び追記の場合と同様
- 許可された商品売買活動及びその直接関連活動の実施状況に関する様式による報
告書
- 連続2年間法人税納税に関する税務機関からの証明書。この書類が足りない、又
は提出できない場合は、その理由を書面で明記すること。
商工省の承認を受けた後に、管轄当局が投資証明書を交付する。投
資証明書が同時に事業許可書でもある。
33
- ケース3:品売買活動及びその直接関連活動の実施のための投資証明書の交付を受けており、品
売買活動及びその直接関連活動の実施内容を調整する外資系企業は、投資証明書調整手続又は事
業許可書交付付帯の投資証明書調整の手続を行わなければならない。
書類が次のとおりとする。
a) 投資証明書調整を申請する場合に、書類が下記のとおりとする。
- 投資関係法律の規定による投資証明書交付・調整の審査書類
- 様式による商品売買活動及びその直接関連活動の実施要件への適合性の説明書
- 調整内容の実施に関する投資家の経験及び財力に関する証明書類
- 商品売買活動及びその直接関連活動の実施状況に関する様式による報告書
- 連続2年間法人税納税に関する税務機関からの証明書。この書類が足りない、又
は提出できない場合は、その理由を書面で明記すること
b) 事業許可書交付付帯の投資証明書調整を申請する場合に、書類が下記のとおり
とする。
- 上記aに規定する書類
- 様式による事業許可書交付申請書
34
III
小売施設設立許可書交付手続
1. 第一次小売施設を設立する外資系企業は、小売施設設立許可書交付手続を行わな
ければならない。
書類が次のとおりとする。
1) 投資関係法律の規定による投資証明書交付・調整の審査書類
2) 小売施設設立許可書交付申請書類が下記のとおりとする。
- 様式による小売施設設立許可書交付申請書
- 所定要件の適合性説明書
- 規定のとおりに経済需要試験評議会の審査結果を採択した省レベルの人民委員会
の書類
- 商品売買活動及びその直接関連活動の実施状況に関する様式による報告書
- 連続2年間法人税納税に関する税務機関からの証明書。この書類が足りない、又
は提出できない場合は、その理由を書面で明記すること
商工省の承認を受けた後に、管轄当局が様式で小売施設設立許可書を交付
する。
35
ベトナムでのフランチャイズに関する法的文書の体制
その他の法的文書
通達第09/2006/TT-BTM号
政令第35/2006/ND-CP号
2005年改正商法
WTO加盟の約束
36
1) フランチャイズの事業条件
- フランチャイザーの場合
フランチャイズを予定する営業システムが少なくとも
1年間稼動している。
管轄機関(商工省)にフランチャイズの事業を登録し
ている。
フランチャイズを認められる商品、サービスが営業
禁止品目に属さない。
37
- フランチャイジーの場合
販売権の対象とふさわしい事業分野を有する時に、フランチャイジーとなるこ
とが出来る。
外資系企業は、ベトナムの国際的な約束の下で流通サービスを営業すること
を認められる品目のみに対してフランチャイズの事業を行うことが出来る。
2) フランチャイズの情報提供及び契約
 フランチャイザーの情報提供の責任
 フランチャイジーの情報提供の責任
 フランチャイズ契約の内容(規定されているが強制されていない)
38
3) フランチャイズの事業登録の手順
フランチャイ
ザーとなろうと
している当事者
1
書類の提出
商工省
2
フランチャイズ
の事業登録を
行う
登録について通知書を発送す
る
書類は、下記のとおりとする。
1. 様式によるフランチャイズ事業登録申請書
2. 様式によるフランチャイズ紹介書類
3. 下記に関する確認書
a) フランチャイザーとなろうとしている当事者の法人資格
b) 特許を付与されている工業所有権対象の使用権譲渡がある場合に、ベト
ナム又は外国における工業所有権特許・ライセンス
4. 上記書類が外国語で表記されている場合に、ベトナムの法律に規定する領
事合法化を行わなければならない。
39
流通及びフランチャイズの分野に関する法的
規定を良く理解すること
• 自分で研究を行い、又はベトナム、或いは日本の法律事務所
の支援に頼る。
• 各規定の研究の期間を短縮するために、商工省からの直接的
な協力を求める。
先行投資家からの教訓
• 日系企業がファミリマート、イーオンなどの成功例を参考にする
ことが出来る。
適切なマーケティング戦略の作成
• 客観的に市場分析を行い、地元までの経営戦略を採用し、
市場試験及び信頼性のあるベトナム企業との協力・連携
を行う。
40
商工省アジア太平洋市場局
Tel: 84-4 2220 5423
Fax: 84-4 2220 5518
Add: 54 Hai Ba Trung, Ha Noi, Viet Nam
Website www.moit.gov.vn
Email [email protected]
在日本ベトナム大使館商務部
Tel: (0081) 3 3466 3315/(0081) 3 3466 3436
Fax: (0081) 3 3466 3360
Email: [email protected]
Add: 50-11 Motoyoyogi-cho, Shibuya-ku, Tokyo 151-0062
ベトナム総領事館商務部
Tel: (0081) 6 6261 7462
Fax: (0081) 6 6261 7461
Email: [email protected]
Add: P.406, Yamaguchi Kosan Building, 1-3-9 Minamisenba, Chuo-ku, Osaka
41
ご清聴、有難うございました!
42
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