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天然ガスパイプライン建設に向けた基本合意について

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天然ガスパイプライン建設に向けた基本合意について
平成 17 年 12 月 22 日
各 位
会 社 名 東京瓦斯株式会社
コード番号 9 5 3 1
上場取引所 東 大 名
本社所在地 東京都港区海岸 1520
御問合せ先
責任者役職名 広域企画グループマネージャー
氏
名 野口 恭夫
TEL ( 03 ) – 5400 – 7897
天然ガスパイプライン建設に向けた基本合意について
−「群馬連絡幹線」構想の検討実施および一部区間の先行工事の着手−
東京瓦斯株式会社(コード番号[9531]、上場:東・大・名)と帝国石油株式会社(コード番
号[1601]、上場:東・大)は、平成 24 年の供用開始を目標とする「群馬連絡幹線」構想につ
いて共同で検討を実施することで基本合意いたしました。
なお、詳細につきましては、2 ページ以降をご覧下さい。
以 上
-1-
2005 年 12 月 22 日
天然ガスパイプライン建設に向けた基本合意について
−「群馬連絡幹線」構想の検討実施および一部区間の先行工事の着手−
東京ガス株式会社
帝国石油株式会社
東京ガス株式会社(社長:市野紀生、以下「東京ガス」)と帝国石油株式会社(社長:椙岡
雅俊、以下「帝国石油」)は、北関東エリアにおける天然ガスの更なる普及拡大を目指し、旺
盛な需要への対応と安定供給を図るために、2012 年の供用開始を目標とする「群馬連絡幹線」
構想について共同で検討を実施することで基本合意いたしました。
近年、二酸化炭素の削減など地球環境の保全が企業としての最優先課題となっているなか、
他の化石燃料と比較して環境への負荷が少ない天然ガスが注目され、より一層の普及拡大が見
込まれております。政府が 2005 年 3 月に発表した「2030 年エネルギー需給見通し」の中でも、
1次エネルギーの供給に占める天然ガスの割合が、2000 年の 13.5%から 2030 年の 17.8%へと
今後更に高まるものと想定されており、天然ガスの果たす役割はますます重要になってまいり
ます。
この度の「群馬連絡幹線」構想により、東京ガスは既存パイプラインネットワークの北端か
らガス供給を受けることで供給安定性の向上と調達原料の多様化によるメリットが期待され、
帝国石油は国産天然ガスの販売先を安定的に確保することが可能となります。
東京ガスは東京ガス群馬支社の供給エリアを中心とする範囲を、帝国石油は新東京ライン及
び両毛パイプラインを中心とする範囲を、それぞれ建設・保有することで設備投資負担を分散
するとともに両社の既存ネットワークを強化し、更なる天然ガスの普及拡大を図ります。
また、一部区間については、東京ガス群馬支社管内の旺盛な需要への対応策として、パイプ
ライン建設を先行実施し、2010 年の供用開始を目指すことで、両社合意しております。
【
「群馬連絡幹線」全体構想】
・建設区間
帝国石油・新東京ライン妙義バルブボックス予定地(群馬県妙義町)から東京
ガス・熊谷∼佐野幹線邑楽ガバナステーション(群馬県邑楽町)までの約 100
km
・圧力・口径 7MPa・500mm
・供用開始
2012 年(目標)
【先行工事(Ⅰ期工事)概要】
・建設区間
帝国石油・新東京ライン妙義バルブボックス予定地(群馬県妙義町)から東京
ガス群馬支社管内のガバナステーション予定地(群馬県高崎市)までの約 20
km
・圧力・口径 7MPa・500mm
・建設工期
着工予定:2006 年
供用開始:2010 年(目標)
以 上
-2-
「群馬連絡幹線」構想概要図
南長岡ガス田
(帝国石油㈱)
根岸工場・扇島工場・袖ヶ浦工場
(東京ガス㈱)
群馬連絡幹線 約 100km
群馬県
栃木県
妙義バルブボックス
邑楽ガバナステーション
Ⅰ期工事
埼玉県
帝国石油新設部分
帝国石油既存導管
(点線は建設中)
東京ガス新設部分
東京ガス既存導管
-3-
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