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平成26年度 体力向上推進コーディネーターの取組(NO.2)
平成26年度 体力向上推進コーディネーターの取組(NO.2) 7月 23 日に葛城市立忍海小学校で開催された「子どもたちの体力向上につながる授業づくり講習会」の中から いくつかの運動例を紹介します。今回は、低学年の「水遊び」 、中学年の「浮く・泳ぐ運動」領域を中心に個人差 を考慮した指導法や運動事例について考える講習会を実施しました。 1 シャワーで水慣れ 【行い方】 ① シャワーを浴びながらじゃんけんをします。楽し くシャワーを浴びることと同時に、目を開けること にもつながります。 ② 電車になって進んだり、大きな声で数を数えたり することもよい方法です。 2 じゃんけん水かけっこ 【行い方】 ① バディで向かい合い、中央にビート板を浮かべます。 ② じゃんけんをし、勝った人は負けた人の顔に水をかけま す。負けた人はビート板でそれを防ぎます。ゲームをしなが ら顔に水がかかることをねらっています。 4 ウエーブボール押しゲーム 3 電車ごっこ 【行い方】 ① 友達の肩を持って電車になり移動します。友達の肩 を持つことで安心感が生まれます。 ② 出会うと先頭の人同士がじゃんけんをし、負けたグ ループは手でトンネルを作ります。勝ったグループは それをくぐります。トンネルを低くして顔が水につか るようにします。 【行い方】 ① 中央にボールを数個浮かべ、対面のプールサイドに分 かれます。 ② スタートの合図で両サイドから出てきて、中央のボー ルを触れずに波を起こして相手サイドへ押し込みます。 押し込んだボールの数で勝敗を決めます。 5 補助具を使っての浮く遊び 6 じゃんけんまたくぐり 【行い方】 ビート板等の補助具を使って水に浮く感覚を 養ったり、推進力を身に付けたりします。また、 息継ぎの練習にも効果的です。 【行い方】 ① バディになりじゃんけんをします。負けた人 は潜って勝った人の股の間をくぐります。 ② 児童の実態に応じて馬跳び等もできます。 7 バブリング・ボビング 【行い方】 水に潜って鼻から息を「ん~~。 」と出し、水から顔を出して「ぱっ。 」 と言って息を吸い込みます。息継ぎにつながる大切な運動です。講習 会では、グループで繋がって移動しながら行いました。 8 いろいろ浮き 【行い方】 ① 大きく息を吸って力を抜いて浮きます。 「大の字」→「くらげ」→「だるま」と姿勢を変化して浮くよ うにしました。 ② グループで手を繋いで浮きます。 息を吐ききって沈む感覚も 体験しました。 9 け伸び・伏し浮き 【行い方】 ① 水に潜ってから壁を蹴り、力を抜いて一直線に体を伸ばし て浮きます。プールの底を見るようにしてあごを引くように します。 ② グループでフープを使ってけ伸びの練習を行いました。 10 補助具を使ってのばた足 【行い方】 ① バディでビート板を使ってばた足をします。ばた足は太腿の付け根 から足を動かすようにし、左右の親指が触れるようなイメージで水面 をキックします。 ② 発展として、向かい合ってビート板を持ち、ばた足で押し合う「ビー ト板押しずもう」を行いました。 11 課題解決の場を設定して行う水泳指導 【行い方】 ① ばた足、ストローク、かえる足、長く泳ぐの4コースを設定し、自分の 課題に合う場で練習するようにします。手作りコースロープを使って4つ の練習の場を作りました。 ② かえる足の指導として手作り教具「かえる足に変える君」を使って練習 を行いました。 かえる足に変える君