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こちら(PDFファイル) - 新しいライフスタイル委員会
平成24年8月23日 地球環境時代!新しいライフスタイルを展開しよう∼ 新しいライフスタイル委員会 第2回 Ⅰ 調査概要 1 調査の目的 家庭における節電取組調査結果について 東日本大震災の影響により、昨年より全国的に電力不足が懸念されており、特に、関西地域 では、今年の夏の電力需給は昨年の夏以上に厳しい見込みとされ、節電への取組が重要となっ ている。兵庫県においても、夏期における電力消費量の削減目標を平成 22 年度比▲10%以 上とし、省エネ・節電対策を推進していくこととした。 推進にあたっては、家庭にも協力を呼びかけたところであり、今冬までの節電に関する県民 の実態や今夏節電前の意識を把握し、今後の効果的な取組に繋げるためアンケート調査を実施 する。 2 調査方法 (1)兵庫県連合婦人会、兵庫県消費者団体連絡協議会、神戸市消費者協会の会員にアンケート用 紙を配布、もしくは郵送し調査(回答は後日送付) 3 回収枚数 924枚 4 調査日 平成24年6月1日(金)∼6月30日(土) 1 Ⅱ 回答者 回答数 924 女性 男性 無回答 856 27 41 20 歳 未満 20-29 歳 1 5 13 38 182 会社員 公務員 自営業 専業 主婦 パート アルバイト 60 48 546 121 一人暮らし (単身) 夫婦 のみ 111 362 300 神戸 阪神 東播磨 北播磨 475 152 性別 年齢 職業 家族 構成 居住 地域 性別 男性 2.9% 70 歳 以上 無回答 368 299 18 学生 無職 その他 無回答 1 97 10 41 その他 無回答 100 11 40 中播磨 西播磨 但馬 丹波 淡路 無回答 108 63 23 58 45 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-69 歳 親とその 親とその 子供と孫 子供 無回答 4.4% 20歳未満 0.1% 年齢 20∼29歳 30∼39歳 0.5% 1.4% 40∼49歳 4.1% 無回答 1.9% 女性 92.6% 50∼59歳 19.7% 70歳以上 32.4% 60∼69歳 39.8% 職業 その他 1.1% 無職 10.5% 無回答 4.4% 家族構成 会社員 公務員 6.5% 親とその 子供 42.2% 専業主婦 59.1% 居住地域 無回答 4.3% 親とその 子供と孫 7.7% 自営業 5.2% 学生 0.1% パート アルバイト 13.1% その他 1.2% 夫婦のみ 39.2% 県外 無回答 5.1% 淡路 5.6% 丹波 1.5% 0.6% 但馬 3.4% 中播磨・ 西播磨 14.1% 東播磨・ 北播磨 12.6% 神戸・阪神 57.1% 2 一人暮し 12.0% Ⅲ 調査結果 【概要】 <今年の冬・昨年の夏における節電の実施>(問1,問2)(n=924) 1 今年の冬「節電に取り組んだ」との回答は94%であり、昨年の夏「節電に取り組んだ」 との回答は91%であった。 →昨年から節電を実施している家庭において、節電の取り組みが引き続き行われていると考え られる。 今年の冬節電に取り組んだ 人 % はい 867 94 いいえ 49 5 無回答 8 1 昨年の夏節電に取り組んだ 人 % はい 839 91 いいえ 76 8 無回答 9 1 <今年の冬における節電の取組内容>(問3①∼⑤)(n=879) 2 「積極的に取り組んだ」との回答が最も多かった取組は、 『④不要な照明はこまめに消す』 で、全体の67%。「できるだけ取り組んだ」回答も加えると98%に上る。 不要な照明はこまめに消す 人 586 積極的に取り組んだ できるだけ取り組んだ 取り組まなかった 無回答 3 % 67 278 32 3 0 12 1 今回「取り組まなかった」との回答が最も多かった取組は『⑤電気製品を使わないときは コンセントから抜くもしくはエコタップを活用する』で9%であった。前回のアンケート (H23.11)※では13%で、前回と比較すると、取り組みをしている家庭の割合は増えている。 電気製品を使わないときはコンセントから抜くもしくはエコタップを活用する H24.6 (参考)H23.11(前回アンケート) 人 % 人 % 積極的に取り組んだ 379 43 積極的に取り組んだ 735 47 できるだけ取り組んだ 404 46 できるだけ取り組んだ 606 39 取り組まなかった 82 9 取り組まなかった 194 13 無回答 14 2 無回答 18 1 4 エアコン(暖房)の使用については『②エアコン等、電気の暖房器具の使用をできるだけ 少なくした』で「積極的に取り組んだ」もしくは「できるだけ取り組んだ」が97%で、 『① エアコン(暖房)の設定温度を下げる』の92%をやや上回った。また、電気による暖房以 外の具体的な取り組みとして、 『ガス、石油ストーブ、ファンヒーター、湯たんぽ等を使用』 〔48 人〕、 『厚着による対応』 〔19 人〕などを実施している。 3 5 エアコン、冷蔵庫、照明以外で、具体的な取組の回答(自由記述)として最も多かったの は『炊飯器の保温をしない』 〔69 人〕、次いで『電気ポットを使用しない』〔55 人〕 、 『テレビ を省エネタイプに買い替え』 〔33 人〕、と各家庭でそれぞれ効果的な取組を実施している。 →設問にある全ての取組で、節電に取り組んだとの回答が90%を越えており、各家庭におい て節電の取り組みが日常に根付いていることが伺える。 <冬・夏のピーク時間帯>(問4,問5) 6 (n=924) 冬の電力使用について、1日の中で午前9時から11時頃と午後5時から6時頃が最も大 きくなることを「知っている」割合は76%であった。前回のアンケートで51%であった ことから、節電の普及啓発について、一定の効果が出ていると考える。 冬の電力使用のピーク時間帯を知っている H24.6 (参考)H23.11(前回アンケート) 人 % 人 % 知っている 703 76 知っている 822 51 知らない 185 20 知らない 719 45 無回答 36 4 無回答 60 4 7 夏の電力使用について、1日の中で最も大きくなる時間帯が、午後1時から4時であるこ とを「知っている」割合は87%であり、前回アンケートの82%をやや上回った。 夏の電力使用のピーク時間帯を知っている H24.6 (参考)H23.11(前回アンケート) 人 % 人 % 知っている 880 87 知っている 1,315 82 知らない 86 9 知らない 218 14 無回答 37 4 無回答 68 4 →冬・夏とも、前回アンケートよりもピーク時間帯の認知割合は高くなっている。これは、普 及啓発について一定の効果があったものと考えるが、特に冬の電力使用について節電に取り 組んだ割合よりも、ピーク時間帯の認知割合が低いことから、今後の効果的な節電の実施に 向け、引き続き普及啓発が必要と考える。 <今年の夏における節電の実施予定>(問6,問7)(n=924) 8 『今年の夏の節電について取り組む予定ですか』の設問について、 「はい」が91%で、今 年の冬節電に取り組んだとの回答(94%)をやや下回った。また、 「いいえ」もしくは「わ からない」と回答した理由として最も多かったのは、 「高齢者が在宅のため、節電が難しい」 であった。 今年の夏の節電に取り組む 人 はい 839 いいえ 7 わからない 44 無回答 34 % 91 1 5 4 4 → 引き続き、各家庭においてライフスタイルに応じた節電を実施するための普及啓発を行う ことが必要である。 また、熱中症などにかからないよう、併せて無理のない範囲での節電の周知も重要と考える。 ※前回のアンケートは、エコフェスティバル会場にて平成23年10月15日(土) 、16日(日) 本委員会主催団体会員に対して平成23年10月14日(金)∼11月25日(金)に行い、 1,601 件の回答が得られた。 【集計結果】 問1 あなたは、今年の冬、家庭で節電に取り組みましたか。 人 867 49 8 はい いいえ 無回答 (問1、2における%は全回答 者 924 人に占める割合) いいえ 5% 無回答 1% はい 94% 問2 あなたは、去年の夏、家庭で節電に取り組みましたか。 人 839 76 9 はい いいえ 無回答 いいえ 8% 無回答 1% はい 91% 5 問3 問1、2のいずれかで「1.はい」と回答された場合、お答えください。(879 人) (※問3∼問6における%は、問1,2の いずれかで「1.はい」と回答した回答者 879人に占める割合) <エアコン> ①エアコン(暖房)の設定温度を下げる(例:前年22℃→20℃) 人 376 435 15 53 積極的に取り組んだ できるだけ取り組んだ 取り組まなかった 無回答 取り組まな かった 2% 無回答 6% 積極的に 取り組んだ 43% できるだけ 取り組んだ 49% ②エアコン等、電気の暖房器具の使用をできるだけ少なくした 人 405 444 7 23 積極的に取り組んだ できるだけ取り組んだ 取り組まなかった 無回答 取り組まな かった 1% 無回答 3% 積極的に 取り組んだ 46% できるだけ 取り組んだ 50% <冷蔵庫> ③冷蔵庫の扉を開ける時間を減らし、食品を詰め込まないようにする 取り組まな かった 5% 無回答 1% 人 288 541 43 7 積極的に取り組んだ できるだけ取り組んだ 取り組まなかった 無回答 積極的に 取り組んだ 33% できるだけ 取り組んだ 61% <照明> ④不要な照明はこまめに消す 人 586 278 3 12 積極的に取り組んだ できるだけ取り組んだ 取り組まなかった 無回答 取り組まな かった できるだけ 0% 取り組んだ 32% ○その他、具体的な取組(自由記述)としては、「LED電球に取り替えた」が最も多く、 「一室に集まる」「早寝早起き」との回答が多かった。 6 無回答 1% 積極的に 取り組んだ 67% <エアコン、冷蔵庫、照明以外> ⑤電気製品を使わないときはコンセントから抜くもしくはエコタップを活用する 人 379 404 82 14 積極的に取り組んだ できるだけ取り組んだ 取り組まなかった 無回答 無回答 2% 取り組まな かった 9% 積極的に 取り組んだ 43% できるだけ 取り組んだ 46% ○その他、具体的な取組(自由記述)(上位5回答) 69 炊飯器の保温をしない 55 電気ポットを使わない 33 省エネ型テレビに買い換える 10 湯たんぽを使用 7 厚着で過ごす 0 10 20 30 40 50 60 70 80 人 問4 冬の電力使用は、1日の中で最も大きくなる時間帯は、午前9時から11頃と午後5時から6時頃 です。あなたはこのことを知っていましたか? (問4∼7における%は全回答者 924 人に占める割合) 人 703 185 36 はい いいえ 無回答 無回答 4% いいえ 20% はい 76% 問5 夏の電力使用は、冷房運転が増えるため、1日の中で午後1時から4時頃が最も多くなります。 あなたはこのことを知っていましたか? 人 801 86 37 はい いいえ 無回答 7 いいえ 9% 無回答 4% はい 87% 問6 あなたは今年の夏に節電に取り組む予定ですか? 人 839 7 44 34 はい いいえ わからない 無回答 わからない 5% 無回答 4% いいえ 1% はい 91% 問7 上の問6で「2.いいえ」もしくは「3.わからない」と回答された場合、その理由は何ですか? 人 18 7 25 1 どのようなことをすればいいかわからない 節電の必要性がわからない その他 無回答 ※問7における%は、問6で「2.いいえ」もしくは 「3.わからない」と回答した回答者51人に占める割合 無回答 2% どのようなことをすればいい かわからない 35% その他 49% 節電の必要性がわからない 14% 8