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夜、砂浜でライトをつけないで。たき火をしないで。

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夜、砂浜でライトをつけないで。たき火をしないで。
ウミガメが安心して産卵できる浜を守るために
ご協力をお願いします!
夏、
八重山の砂浜には、 ウミガメが上陸して産卵します。
主に 4 ~ 9 月ごろですが、この
期間外の産卵も確認されています。
産卵から約 2 ヶ月で、 赤ちゃんガメたちが
海に向かって歩き、 泳ぎだします。
ウミガメ類は、 絶滅危惧種に指定されています。
おねがい
夜、砂浜でライトをつけないで。たき火をしないで。
自然の状態では、 夜は浜が暗く、海は明るいのです。
ウミガメの母子にとって、 この状態を守ることがとても大切です。
母ガメは、暗い所を目指して、産卵場所へ向かいます。夜に浜が
明るいと、母ガメは、どこで卵を産んだらいいのかわからず混乱してし
まいます。特に、浜から海へ向かってライトを照らすと、産卵しようと
波打ち際まで来た母ガメが上陸できない要因となってしまいます。
また、陸上に上がっている時のウミガメは、とても神経質で、人影な
どで不安を感じると、産卵せずに海へ戻ってしまいます。
産卵を終えて海に帰るアオウミガメ
子ガメは、砂の中で生まれ、兄弟が一斉に地上へ進み、砂か
ら出てきます。砂から出た子ガメたちは、明るい海へ向かう習性を
持っています。
もし、浜に明るいものがあったら、子ガメたちはそちらへ向かっ
てしまい、海へたどりつけなくなってしまいます。砂から出て波打
ち際へと向かう時間が長くなると、多くの天敵に狙われやすくなっ
たり、途中で疲れて死んでしまったりします。
砂浜への車両乗り入れもしないで!
生ま
砂が踏み固められると、 子ガメたちが砂から出られず、 死んでしまいます。
西表島とその周辺の島々には、アオウミガメ、アカウミガメ、
タイマイの3種のウミガメが産卵に訪れます。
いつまでもウミガメがやってくる浜を守っていきましょう。
メ
ウミガ
のアオ
かり
れたば
環境省 西表自然保護官事務所
西表野生生物保護センター
0980-85-5581
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