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8 効率的・効果的な事業運営

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8 効率的・効果的な事業運営
Ⅱ
環境創造局の施策
8
効率的・効果的な事業運営
8 効率的・効果的な事業運営
(1)
効率的な下水道経営
ア
(1,910ha)における老朽化した管きょの計
安定的・継続的な下水道経営
画的な更新を進めています(18 年度末進捗
【経理課、環境政策課】
率:約 40%)。老朽管きょの更新にあわせ、
(ア) 中期経営計画 2007 の執行管理
能力向上及び合流式下水道の改善のための
今後の下水道事業の指針となる「中期経
増強管整備や雨水吐室の改良を進めるとと
営計画 2007」を平成 19 年3月に策定しまし
もに、更新区域内における防災拠点からの
た。
(計画期間:平成 19 年から 22 年までの
流末下水道管きょの耐震化を進めます。
4年間)
〔Ⅲ-14-(2)〕
主な特徴としては、公営企業として企業
(イ) 下水道施設・設備の改築更新
活動を行っていくうえで重要な「経営の基
【設備課、環境政策課、水再生施設整備課】
本的な考え方」を体系的に整理し、明確に
水再生センター、ポンプ場では、耐用年
示したことや、
「予防保全型の維持管理」を
数を超える電気機械設備が増えています。
実施するため、施設・設備の長寿命化を図
今後、計画的な更新、機能アップを図り、
る計画的な修繕を進めることとしたことな
ライフサイクルコスト(生涯総費用)を低減
どです。
します。
今後は、計画期間内における事業を着実
に進め、
「快適で、安全・安心な市民生活の
ウ
確保」を図っていくため、具体的に設定し
下水道施設の効率的な維持管理
(ア) 下水管の管理
【管路保全課】
た経営目標を随時検証しながら確実に達成
下水管きょの維持管理は、市内の 18 土木
し、
「安定的・継続的な下水道経営」をめざ
事務所が、日常のパトロール等により、道
します。
路上のマンホールや雨水ます等の点検を行
(イ) 下水道経営研究会の運営
っています。また、管きょ内についても、
下水道事業では、学識経験者や市民の
定期的な目視調査等を実施しており、必要
方々に委員をお願いし、広く専門的な見地
に応じて管きょ等の清掃や、マンホール、
から下水道事業のあり方について審議して
下水管等の補修が速やかに行える体制を整
いただくため、
「横浜市下水道事業経営研究
えています。
会」を設置しています。
(イ) ポンプ場の管理
【水再生施設管理課】
研究会における審議事項は、①経営に関
ポンプには、汚水を水再生センターへ送
すること、②今後の方向性に関すること、
るためのもの(中継ポンプ)と、大雨のと
③広報・広聴事業に関することです。
きに雨水を排出するためのもの(雨水ポン
現在の研究会(第三期)は、平成 18 年の
プ)があります。1日中絶え間なく流れて
12 月に設置され、平成 20 年の秋頃に報告書
くる汚水と、突然降ってくる大雨に備えて、
を市長に提出していただく予定です。
点検や補修などの管理は欠かすことができ
ません。
イ
下水道施設の改築・更新
〔Ⅲ-14-(4)-キ-(ウ)〕
(ア) 下水道管きょの改築・更新
(ウ)
水再生センターの管理
【水再生施設管理課】
【管路再整備課、環境政策課】
臨海部の古くから整備された市街地では、
水再生センターでは家庭や事業所から流
多くの管きょが標準的耐用年数 50 年を越え、
れてくる汚水を、24 時間体制で休むことな
老朽化に伴う道路陥没や能力不足等の機能
く処理しています。そのため、常に施設の
低下が生じています。
点検・補修など適正な管理を行っています。
また、放流する処理水の水質を保つため、
そのため、臨海部の第Ⅰ期更新区域
54
Ⅱ
環境創造局の施策
8
効率的・効果的な事業運営
各種水質試験を行っています。
注による委託方式です。
〔Ⅲ-14-(4)-キ-(ア)〕
包括的管理委託の導入により、民間企業
効率的な維持管理のためのシステム
(エ)
が持つ運転管理の専門知識を活用した業務
【水再生施設管理課】
の効率化、運営費用の縮減、公共人件費の
市民の生活を守る下水道施設の運用を効
削減などが図れます
率よく進めるため、市内に張り巡らされた
(ウ)
水再生センター・ポンプ場等の効率的な
膨大な下水管きょ台帳のデータベース化
管理 【水再生施設管理課、水再生センター、
(下水道台帳管理システム)や、横浜市周
汚泥資源化センター、総務課】
辺に降る雨の状況を把握するためのレーダ
公共用水域の水質向上や、浸水被害の防
(レーダ雨量計システム・レインアイよこ
除による、市民生活の安全の確保を図りな
はま)を設置し、集中豪雨等に迅速に対応
がら、水再生センターやポンプ場などの個
します。
別業務の民間委託化の拡大や、近接する施
また、水再生センター及びポンプ場にお
設の統合などについて将来的な計画を策定
けるコンピューターによる自動化、汚泥の
し実行していきます。
集約処理、処理水の場内利用など、省力化、
資源化を進めています。
カ
水再生センターなどへの広告掲出
【水再生施設管理課、水再生センター、汚泥資
エ PDCA サイクルに基づく下水道事業運営の推
進
オ
源化センター、環境政策課】
【経理課】
局資源の有効活用を促進するとともに、民
「中期経営計画 2007」に掲げた事業目標の
間企業等との協働により局の新たな財源を確
進捗状況や経営目標の達成状況について、検
保しています。広告掲出募集は9か所で行っ
証・及び評価を行い、市民へ公表するととも
ており、1か所(楠ポンプ場)で広告を掲出
に、その結果を次年度に反映します。
しています。
下水道施設の効率的運営の推進
(ア)
キ 再生水の販売
水再生センター場内清掃点検業務の委託
【水再生施設管理課、
水再生センター、環境政策課】
化の拡大 【水再生施設管理課、水再生セン
水再生センターでは通常処理した水(処理
ター、総務課】
水)をさらに「砂ろ過処理」や「オゾン処理」
16 年度から、沈砂池や水処理施設の目視
して、再生水(ろ過水、オゾン処理水)とし
点検、清掃、軽微な補修などを行う「場内
て販売しております。
清掃点検業務」の委託化を進め、6か所の
ろ過水については、市内の水再生センター
水再生センターで実施しております。今後、
で道路清掃、工事用水、残土散水、砂塵防止、
11 全ての水再生センターに拡大していきま
樹木潅水などとして公共工事施行業者を中心
す。
に販売しております。オゾン処理水について
は、専用の配管により修景用水、トイレ洗浄
(イ)
汚泥資源化センターへの包括的管理委託
水、空調用熱源などに利用、販売しています。
の導入 【水再生施設管理課、汚泥資源化セ
ンター、総務課】
ク
下水道使用料収入の確保
【経理課】
平成 19 年7月から南部汚泥資源化センタ
下水道事業においては、雨水処理に要する
ーに包括的民間委託を導入し、20 年4月か
経費は市税等(公費)で、汚水処理に要する
らは北部汚泥資源化センターにも同委託を
経費は下水道使用料等(私費)で負担するこ
導入します。
とを基本としています。
包括的管理委託とは、一定の要求水準を
下水道使用料収入は排出水量の動向に大き
満足できれば、運転管理や維持管理の詳細
く影響を受けますが、節水意識の浸透や核家
については民間企業の裁量に任せる性能発
族化の進行などの影響から一使用者当りの平
55
Ⅱ
環境創造局の施策
8
効率的・効果的な事業運営
均排出量が減少しているため、本市の使用料
エ
収入は減少傾向にあります。
横浜スタジアムの管理
【水・緑管理課】
横浜市から委託を受けた株式会社横浜スタ
このような状況の下、環境創造局では未接
ジアムが施設管理を行うとともに、許可を受
続世帯の解消に加え、井戸水など水道水以外
けてプロ野球やコンサートなど多目的な運営
の水使用に係る使用料についても適正に徴収
を行っています。
し、使用料収入の確保に積極的に取り組んで
〔Ⅲ-2〕
いきます。
オ
(2)
公園の管理
日産スタジアムなどの管理 【水・緑管理課】
日産スタジアム及び日産フィールド小机などの
公園内の樹木の剪定、除草・清掃、施設の補修
管理・運営を指定管理者が行っています。
など維持管理と公園愛護会の支援(P43 参照)、
野球場や庭球場などの運動施設の利用調整、西洋
カ
館や古民家、自然体験施設の運営などの運営管理
【水・緑管理課、経理課、北部公園緑地事務所】
施設維持管理コストの軽減及びプロ・アマ
を行っています。
三ッ沢球技場へのネーミングライツの導入
有料の運動施設を含む公園全体やプール、弓
スポーツの振興に資することなどを目的とし
道場、古民家等の施設に順次指定管理者制度を
て、「三ツ沢公園球技場」へネーミングライ
導入しており、平成 19 年4月現在で 68 公園 75
ツを導入します。
公園施設で指定管理者による管理に移行しま
した。
ア
(3)
運営管理
【水・緑管理課ほか】
動物園の管理・運営
ア
動物園の役割と横浜市立動物園の取組
【動物園課】
環境創造局
法律・条例に基づく各種許認可・指導等
大規模公園、有料運動施設等の運営
区 土木事務所
環境創造局が管理する以外の身近な公園の
維持管理、行為・設置・管理・占用許可、公
園愛護会等の活動支援
の恐れのある野生動物の保護・繁殖(種の保
指定管理者
有料運動施設がある公園、公園プール、弓道
場、古民家、自然体験施設等の管理・運営
査・研究、③自然環境や野生動物に関する教
公園愛護会
身近な公園等の清掃・除草、利用マナーの呼
びかけ等
るレクリエーション機能、の4つがあります。
管理運営委員会
多目的広場や少年野球場等、地域利用を前提
とした施設の利用調整等
の動物園の特色を活かしながら、この4つの
動物園が果たすべき社会的役割は、①絶滅
存)、②動物の遺伝子や生理、生態などの調
育普及活動、④くつろぎや憩いの場を提供す
横浜市立各動物園(3園)では、それぞれ
役割に沿った様々な活動を行っています。
公園施設の特性にあった運営主体が運営管
(ア) 保護・繁殖(種の保存)
理を行っています。また、公園愛護会や管理
横浜市立動物園では、日本ではじめて繁
運営委員会など、市民の積極的な参加を得て
殖に成功したオカピをはじめ、ウンピョウ、
実施しています。
ヒガシクロサイ、シロイワヤギ、カグー、
カンムリシロムクなどの希少動物の順調な
イ
維持管理
【公園緑地事務所】
市内の2公園緑地事務所を中心に、公園の
繁殖に成功しています。18年度も、横浜市
立各動物園で、ヤブイヌ、インドセダカガ
機能を有効に発揮するよう市民の協力を得な
メ、アカカワイノシシなどの希少動物が繁
がら公園を管理しています。
殖しました。
とくに、カンムリシロムクについては、
ウ
都市公園台帳の整備
【管財課】
その原産地であるインドネシア共和国のバ
都市公園法の規定に基づき、公園の沿革、
リ島で野生復帰を目指す計画に、同国政府、
施設などについて調査し、図面を整備してい
JICAと共同で取り組んでおり、平成16年6
ます。
月の20羽に続き、平成18年1月にも30羽を
〔Ⅲ-6-(1)、(2)〕
インドネシアへ輸送しました。
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Ⅱ
環境創造局の施策
(イ)
8
効率的・効果的な事業運営
調査・研究
よこはま動物園には、動物園に併設する
の熱帯雨林を再現したエリアの一部を新た
施設としては、我が国で初めての、本格的
ろこロッジ」が完成しました。そして、平
な繁殖センターがあります。ここでは、貴
成19年4月にはアカカワイノシシ展示エリ
重な動物の繁殖に取り組んでいるほか、各
アと馬とのふれあいができるぱかぱか広場
動物園とも連携をとりながら、希少動物の
を新たに公開するなど順次エリアを広げて
種の保存に向けた調査・研究を行っていま
います。
に公開、平成17年3月には多目的休憩棟「こ
す。
(イ)
繁殖センターでは、バク類の繁殖に取り
組んでおり、これまでにブラジルバク2頭、
として半世紀以上に渡り親しまれており、
マレーバク1頭の繁殖に成功しました。
平成11年度から、動物の飼育環境の改善及
(ウ) 教育普及活動
び来園者サービスの向上を目的として進め
各動物園では、解説パネルなどの工夫の
てきた改修工事が平成14年に終了し、園内
ほか、職員による園内ガイド、講座などの
が一新されました。
様々なプログラムやイベントを通じ、動物
また、分園の万騎が原ちびっこ動物園と
や環境、ヒトと動物のつながり、動物園の
ともに、動物たちとのふれあいコーナーを
役割などについて、楽しみながら学べる工
常設するなど、動物たちを間近に感じられ
夫を行っています。
ることから、動物園の入門編として親しま
また、学校教育との連携を目指し、小・中
れています。
学生を対象とした飼育体験や、校外学習用
(ウ)
補助教材の作成、教職員のための活用講座
なども行っています。
(エ)
野毛山動物園
昭和26年の開園以来、「都心のオアシス」
金沢動物園
緑あふれる金沢自然公園内に位置する動
物園です。市民の熱心な誘致活動の結果、
展示が実現したコアラや、サイなどの草食
レクリエーション
各動物園は、くつろぎや憩いの場として、
動物を中心に飼育・展示しています。
余暇を楽しむ多くの人たちに利用されてい
また、平成 18 年 11 月には来園者の希望
ます。動物園は、上記のように学習機能を
が多かった、ポニーやヤギを近くで見たり、
有しているともに、この「楽しさ」の要素
触れたりできる「ほのぼの広場」がオープ
を併せ持つことで、楽しみながら学ぶこと
ンしました。
ができる場となっています。これは、市民
学習施設「ののはな館」では、動物や自
利用施設としての動物園の、最も大きな特
然に関する資料をご覧いただけるほか、教
徴と言えます。
育普及プログラムや各種企画展を開催して
います。
イ
各動物園の概要と特色
(ア)
【動物園課】
ウ
よこはま動物園ズーラシア
動物園改革推進事業
【動物園課】
世界の気候帯別に、実際に動物たちが暮
動物園の集客向上に向け、利用者調査など
らしている環境を再現した展示方法を、全
来園者の意向を踏まえて、展示の工夫などの
園的に導入しており、また、来園者が歩行
魅力向上を図るとともに、3園が連携して積
する園路も含めて、一体として設計されて
極的な広報活動に取り組みます。
また、3動物園の平成 20 年度の一体的経営
いるため、動物たちの世界を訪れたような
に向けた移行準備を行っています。
雰囲気が味わえます。また、繁殖及び調査・
研究を主業務とする繁殖センターを併設し
エ
ています。
その他の事業
【動物園課】
(ア) 海外との交流事業
平成14年7月には、楽しい遊具のある広
場や、のびのびとくつろげる芝生広場など
希少な動物の保護、繁殖を目的として、友
のエリアを、平成15年4月には、アフリカ
57
Ⅱ
環境創造局の施策
8
効率的・効果的な事業運営
好・姉妹都市の動物園と動物交換による動物国
れた下水管の空間を光ファイバー通信網の整
際交流を行っています。横浜市と姉妹都市の関
備のために貸し出しを進めています。
係にある上海市(中華人民共和国)やサンディ
(6) 全事業に対する民間度チェックの実施及
び実施結果の活用
【経理課、総務課】
エゴ市(アメリカ合衆国)の動物園とは、古く
から動物交換などを通じた交流を行っていま
横浜型スケジュール管理に基づき、19 年度の
す。
全事業について民間度チェックを実施し、評価結
また、ニューカレドニアとは、平成元年度か
果について局運営方針期末振り返りへ反映しま
ら、種の保存に関する共同研究を進めているほ
す。また、18 年度行政評価結果に基づき、20 年
か、動物交換を通じた交流も進めています。
(イ) 野生傷病鳥獣の保護治療
度予算への反映を含め、局運営の適正化を図りま
す。
野生動物の保護活動の一環として、神奈
川県内で負傷した野生鳥獣の保護を行い、
(7)
健康を回復した鳥獣を生息地に戻していま
外郭団体の自主的・自立的経営の促進
【総務課、経理課】
す。
(財)横浜市緑の協会及び(財)横浜市臨海環
(4)
地籍調査事業
境保全事業団の自主的・自立的経営を促進させる
【地籍調査課】
ため、協約事項の進ちょく管理を行うとともに、
国土調査法に基づき、土地行政の基礎資料を整
経営支援をします。また、外郭団体に対する業務
備し地籍の明確化を図るため、一筆ごとの土地の
監察の実施により、団体の事務事業の適正化を図
調査・測量を行い、地籍簿と地籍図を作成します。
ります。
また、その成果を登記所へ送付し、不動産登記
に反映させます。
(8)
本市では、市域の約34%にあたる149.51km2、約
局の広報充実
【環境政策課、経理課】
局事業を円滑に進めていくためには、市民の理
33万筆の調査を行っています。
解と協力を得ることが重要であり、また、環境に
〔Ⅲ-7〕
対する社会的関心が高まるなか、市の環境施策を
(5)
ア
総合的に所管する局として、市民の環境行動をバ
局の経営資源の有効活用
収入の確保
ックアップし、環境行動都市の実現を目指すため、
【経理課、環境政策課】
下水道使用料収入の確保に努めるとともに、
環境に関するさまざまな情報発信や、広報イベン
ト等を実施していきます。
これまでも水道局の浄水汚泥の受入れや下水
より多くの市民の方に下水道を理解してもら
道用地の貸し付け等を行ってきましたが、さ
うため、下水道使用料の使い道などの「下水道財
らに下水道施設等の上部貸し付けや広告掲載
による新たな収入の確保について推進します。
政」について、リーフレットやホームページなど
による「わかりやすい広報」及び「水道・下水道
また、局ホームページへのバナー広告を掲
使用水量等のお知らせ」(水道料金・下水道使用
載していきます。
料の通知)裏面を活用した広報掲載などの「経費
イ 下水道資産の有効利用
をかけない広報」に取り組んでいます。
【環境政策課】
水再生センター等の広大な敷地は都市にお
(9)
いて貴重な空間であり、地域の資産として積
ア
極的に有効利用するため、下水道施設の上部
人材育成
人材育成ビジョン【総務課、技術監理課】
平成 18 年3月、環境創造局は人材育成ビジ
を公園、多目的広場として開放しています。
ョンを策定し、環境に関する質の高い市民の
また、新たな財源を産み出す資産と捉え、
期待に応えることの出来る職員を育成するた
下水道事業に支障のない範囲で有償貸付けや
めの施策を進めています。
民間広告の掲出に取り組んでいます。
求められる職員像を「良好な都市環境を創
さらに、地震に強く広く市内に張り巡らさ
造するため、自ら考え行動する職員」とし、
58
Ⅱ
環境創造局の施策
8
効率的・効果的な事業運営
職員自身が作成し、管理職との面談でアドバ
イスを受けながら完成させる研修計画の活用、
「職員の能力開発のための研修」。サービスマ
インドリーダーやスキルアップアドバイザー
を初めとする「5つの人材育成を支える仕組
み」を2本の柱として、計画的な人材育成を
推進しています。
また、技術を持ったベテラン職員の退職に
対応するため、
「技術継承委員会」を設置し技
術の継承にも取り組んでいます。
イ 職員の技術力の向上
【技術監理課】
職員の技術水準を高め、業務の適正な執行
を期するため、局の人材育成ビジョンに基づ
き各種研修を活用するとともに、職場内研修
(OJT)の充実を図るほか、(財)全国建設研
修センター等の建設技術研修に職員の積極的
な参加を促します。
また、資格取得を目指す職員を支援するた
め、職場に役立つ難易度が一定以上の資格を
取得する場合に取得費用の一部を公費負担と
するなど、職員のモチベーションを高め、技
術力の向上に努めています。
ウ
工事の安全に対する取組
【技術監理課】
「労働安全衛生規則」、「横浜市工事安全管
理実施要領」等による法令遵守や安全管理に
対する職員の意識の向上を図っています。具
体的には、日常業務における工事監督員によ
る安全確認、工事安全担当員(平成 19 年度は
11 名を任命)による安全管理指定工事の安全
管理計画書の確認と工事現場の安全パトロー
ルの実施、工事監督事務所管内の「安全・衛
生協議会」における安全講習会、局主催の工
事安全研修会など、工事安全に取り組んでい
ます。
59
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