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危険薬物及び特殊詐欺の根絶並びに客引き行為等の防止に関する

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危険薬物及び特殊詐欺の根絶並びに客引き行為等の防止に関する
危険薬物及び特殊詐欺の根絶並びに客引き行為等の防止に関する
賃貸借契約特約追記条項
第1条
借主(乙)は、本物件の使用に当たり危険薬物の販売等及び特殊詐欺の用に
供してはならず、また本物件での営業に関し客引き行為等の用に供してはなら
ない。
第2条
貸主(甲)は、乙が本物件の使用に当たり、次の各号に該当することが判明
した場合には、何らの催告も要せずして、本契約を直ちに解除し又は契約解除
に向けた措置をとるものとする。
(1) 業として危険薬物の販売等の用に供したこと。
(2) 特殊詐欺の用に供したこと。
(3) 本物件での営業に関し客引き行為等の用に供したこと。
(客引き行為等を行うことを業とする者を利用した場合を含む。)
第3条
甲が前条の規定により本契約を解除した場合には、乙に損害が生じても甲は
これを賠償ないし補償することは要せず、また、かかる解除により甲に損害が
生じたときは、乙はその損害を賠償するものとする。
(注1)
「危険薬物」とは、別表1に掲げる薬物及びこれらと同等に、興奮、幻覚、
陶酔その他これらに類する作用を人の精神に及ぼす物で、それを濫用するこ
とにより人の健康に被害が生じると認められるものをいう。
(注2)
「販売等」とは、製造、栽培、販売、授与、使用若しくは広告すること又
は販売、授与、使用若しくは広告の目的で所持すること(ただし、他の法令
において正当な行為と認められているもの、又は学術研究、試験検査、犯罪
鑑識、疾病の治療、工業用の用途など正当な理由により行うものを除く。)
をいう。
(注3)
「特殊詐欺」とは、詐欺(刑法(明治40年法律第45号)第246条の
罪をいう。)又は電子計算機使用詐欺(刑法第246条の2の罪をいう。)
のうち、面識のない不特定の者を電話その他の通信手段を用いて対面するこ
となく欺き、不正に調達した架空又は他人名義の預貯金口座への振り込みそ
の他の方法により、当該者に財物を交付させ、又は財産上不法の利益を得、
若しくは他人にこれを得させるものをいう。
(注4) 「客引き行為等」とは、別表2に掲げる、千代田区公共の場所における客引
き行為等の防止に関する条例(平成26年千代田区条例第7号)で定める公
共の場所における客引き行為、勧誘行為及び客待ちをいう。
別表1
1 大麻取締法(昭和23年法律第124号)第1条に規定する大麻
2 覚せい剤取締法(昭和26年法律第252号)第2条第1項に規定する覚せい剤及
び同条第5項に規定する覚せい剤原料
3 麻薬及び向精神薬取締法(昭和28年法律第14号)第2条第1号に規定する麻薬、
同条第4号に規定する麻薬原料植物及び同条第6号に規定する向精神薬
4 あへん法(昭和29年法律第71号)第3条第1号に規定するけし、同条第2号に
規定するあへん及び同条第3号に規定するけしがら
5 毒物及び劇物取締法施行令(昭和30年政令第261号)第32条の2に規定す
るトルエン並びに酢酸エチル、トルエン又はメタノールを含有するシンナー(塗料
の粘度を減少させるために使用される有機溶剤をいう。)、接着剤、塗料及び閉そく
用又はシーリング用の充てん料
6 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35
年法律第145号)第2条第15項に規定する厚生労働大臣の指定薬物
別表2
1 客引き行為 自ら客にすることを目的に、通行人等不特定の者の中から相手方を
特定して、立ちはだかり、同行し、又は追随しながら話しかけ、あるいはサービス
提供の内容や料金システム等を提示しながら誘う行為をいう。
2 勧誘行為 次のいずれかに該当する役務に従事するように誘引する行為をいう。
(1)人の性的好奇心に応じて人に接する役務
(2)専ら異性に対する接待(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律
(昭和23年法律第122号)第2条第3項に規定する接待をいう。)をして酒類を伴
う飲食をさせる役務
(3)わいせつな映像の被写体となること。
3 客待ち 前2号に掲げる行為をする目的で、それらの行為の相手方となるべき者
を待つことをいう。
4 公共の場所 千代田区内の道路、公園、広場その他の公共性を有する場所をいう。
危険薬物の販売等、特殊詐欺及び客引き行為等の用に供するものではないことに
関する表明・確約書
貸
主
殿
物件名称 :
所 在地 :
借主住所 :
氏
名 :
1 私(当社)は、平成
年
月
日付賃貸借契約に係る建物(物件)を危険薬
物の販売等及び特殊詐欺の用に供しないこと、また当該建物(物件)での営業に関し客引き
行為等の用に供しないことを表明し、確約いたします。
2 私(当社)は、当該建物(物件)を業として危険薬物の販売等の用に供した場合、当該建
物(物件)を特殊詐欺の用に供した場合、又は当該建物(物件)での営業に関し客引き行為
等の用に供した場合(客引き行為等を行うことを業とする者を利用した場合を含む。)は、貴
社(貴殿)より、この契約が催告なく解除されても異議を申し立てず、また賠償ないし補償
を求めないとともに、これにより損害が生じた場合は、一切私(当社)の責任とすることを
表明し、確約いたします。
3 私(当社)は、当該建物(物件)を第三者に転貸する場合においては、次の各号のとおり
であることを表明し、確約いたします。
(1) 転貸借契約の締結に際して、その相手方に、当該建物(物件)を危険薬物の販売等及び特
殊詐欺の用に供しない旨、また当該建物(物件)での営業に関し客引き行為等の用に供し
ない旨を約させること。
(2) 転貸借契約の締結に際して、その相手方が当該建物(物件)を業として危険薬物の販売
等の用に供した場合、当該建物(物件)を特殊詐欺の用に供した場合、又は当該建物(物
件)での営業に関し客引き行為等の用に供した場合(客引き行為等を行うことを業とする
者を利用した場合を含む。)は、この契約が催告なく解除されても異議を申し立てず、ま
た賠償ないし補償を求めないとともに、これにより損害が生じた場合は、相手方の責任と
する旨を約させること。
(3) 当該建物(物件)が業として危険薬物の販売等の用に供された場合、当該建物(物件)
が特殊詐欺の用に供された場合、又は当該建物(物件)での営業に関し客引き行為等の用
に供された場合(客引き行為等を行うことを業とする者を利用した場合を含む。)は、直ち
に契約を解除し又は契約解除のための措置をとること。
平成
年
月
日
署名
㊞
(注1) 「危険薬物」とは、別表1に掲げる薬物及びこれらと同等に、興奮、幻覚、陶酔その他これ
らに類する作用を人の精神に及ぼす物で、それを濫用することにより人の健康に被害が生じる
と認められるものをいいます。
(注2) 「販売等」とは、製造、栽培、販売、授与、使用若しくは広告すること又は販売、授与、使
用若しくは広告の目的で所持すること(ただし、他の法令において正当な行為と認められてい
るもの、又は学術研究、試験検査、犯罪鑑識、疾病の治療、工業用の用途など正当な理由によ
り行うものを除く。)をいいます。
(注3) 「特殊詐欺」とは、詐欺(刑法(明治40年法律第45号)第246条の罪をいう。)又は
電子計算機使用詐欺(刑法第246条の2の罪をいう。)のうち、面識のない不特定の者を電
話その他の通信手段を用いて対面することなく欺き、不正に調達した架空又は他人名義の預貯
金口座への振り込みその他の方法により、当該者に財物を交付させ、又は財産上不法の利益を
得、若しくは他人にこれを得させるものをいいます。
(注4) 「客引き行為等」とは、別表2に掲げる、千代田区公共の場所における客引き行為等の防止
に関する条例(平成26年千代田区条例第7号)で定める公共の場所における客引き行為、勧誘
行為及び客待ちをいいます。
(注5) 契約相手の連帯保証人については、必要に応じて作成することとしてください。
(注6) 契約の主体によって、「私」、「当社」、「貴殿」、「貴社」を使い分けてください。
別表1
1 大麻取締法(昭和23年法律第124号)第1条に規定する大麻
2 覚せい剤取締法(昭和26年法律第252号)第2条第1項に規定する覚せい剤及び同条第5項
に規定する覚せい剤原料
3 麻薬及び向精神薬取締法(昭和28年法律第14号)第2条第1号に規定する麻薬、同条第4号に
規定する麻薬原料植物及び同条第6号に規定する向精神薬
4 あへん法(昭和29年法律第71号)第3条第1号に規定するけし、同条第2号に規定するあへん
及び同条第3号に規定するけしがら
5 毒物及び劇物取締法施行令(昭和30年政令第261号)第32条の2に規定するトルエン並び
に酢酸エチル、トルエン又はメタノールを含有するシンナー(塗料の粘度を減少させるために使用
される有機溶剤をいう。
)
、接着剤、塗料及び閉そく用又はシーリング用の充てん料
6 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145
号)第2条第15項に規定する厚生労働大臣の指定薬物
別表2
1 客引き行為 自らの客にすることを目的に、通行人等不特定の者の中から相手方を特定して、立
ちはだかり、同行し、又は追随しながら話しかけ、あるいはサービス提供の内容や料金システム等
を提示しながら誘う行為をいう。
2 勧誘行為 次のいずれかに該当する役務に従事するように誘引する行為をいう。
(1) 人の性的好奇心に応じて人に接する役務
(2) 専ら異性に対する接待(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年
法律第 122 号)第2条第3項に規定する接待をいう。)をして酒類を伴う飲食をさせる役務
(3) わいせつな映像の被写体となること。
3 客待ち 前2号に掲げる行為をする目的で、それらの行為の相手方となるべき者を待つことをい
う。
4 公共の場所 千代田区内の道路、公園、広場その他の公共性を有する場所をいう。
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