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(概要版)(PDF:214KB)
1 空家を取り巻く環境 3 庁内外の連携及び対策検討会の設置 (1) 法環境の整備 ▼ 公布:H26 .11 .27 ▼ 施行:①H27.2.26 ②H27.5.26 空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針【基本指針】 「特定空家等に対する措置」に関する適切な実施を図るために必要な指針【ガイドライン】 決定:H27.5.26 賃貸、 売却用 27,780戸 空家の活用促進 腐朽・破損有 850戸 老朽空家への対策 2 空家への基本的な対応方針 コンディションが良好な空家について、所有者と活用先とのマッチングを図るなど、公共用途 老朽化が進まないよう、普及啓発を行う。 軽度∼中程度: 空家の状況別、対応イメージ 居住支援 状態良 未然∼軽度: (イメージ) ・住宅要配慮者 向け賃貸住宅 ・福祉介護施設 ・交流サロン ・まちカフェ ・諸活動拠点 流動性高 流動性低 健康部 警察 消防 土木部 環境部 (1) 対象となる空家の調査・把握 (1) 対象となる空家の調査・把握 ・空家が活用に供されるには、外形的な要素(建物の状態)以上 ・区民等からの通報をもとに、問題となっている事象に応じて当該 に、所有者の意向が重要な要素を占めるため、区(または公的な 所管がその解消に向け調査等を行う。 活動を行う団体)のニーズ等を提示し、それに同調してくれる物件 《問題事象の区分の例》 《物件募集先の例》 《区のニーズの例》 ① 建物の腐朽破損 ① 公簿(住民票、戸籍、登記、等) ② ごみの散乱 ② 税情報(固定資産税、等) ① 不動産業界団体 ① 高齢者等の居場所づくり ③ 衛生状態の悪化 ③ 現地調査(聞き込み、訪問、等) ② 空家所有者(区民ほか) ② 地域活動等の拠点づくり ④ 道路の閉塞 ④ 立入調査 ※特定空家の場合 ・収集した物件情報は、活用に関わる部署で共有する。 ・対応した物件の情報は、老朽対策に関わる部署で共有する。 (2) 空家に対する具体の取り組み (2) 空家に対する具体の取り組み ・活用について申し出のあった物件と、活用先(区または活用団 ・広報、ホームページ等により、適正管理に係る普及啓発を行う。 体)との間を、適宜、不動産業界団体の協力を得ながら、区が取り ・問題が解消されない空家について、適切な措置を図る。 持つことで両者のマッチングを図る。 【措置の流れ】 区民ほか 不動産団体 特定空家に指定 対策検討会 (区,警察,消防) 代執行 活用団体 令 区 空家 管理適正化 特定空家等 是正措置 《調査手段の例》 命 腐朽有 ③ 景観上影響 ④ 放置不適切 都市開発部 建築指導課 告 ※「特定空家等」の該当要件 ② 衛生上有害 企画課 勧 に適切な措置を実施する。 ① 保安上危険 無駄のない効率的な対応を可能とする。 都市開発部 住宅課 助言・指導 周囲への影響が特に大きい「特定空家」 公共的活用 (イメージ) 所有者に対して、適正な管理を促す。 重度: 策部門ごとに一元管理かつ共有を行うことで、 を募る。 (1) 空家の活用促進 老朽・危険の進行度に応じた対応を行う。 不動産業界 団体 対策検討会を設置する。 「住宅・土地統計調査(H25)」より (3) 本区対策計画の対象 区内全域のすべての建築物および土地 (一部措置を除く) (2) 老朽空家等への対策 文化共育部 空家37,730戸(10.9%) 本区空家率 10.9% (全国空家率 13.5%) への活用を支援する。 福祉部 家等対策検討会の中で、活用部門、老朽対 腐朽・破損無 9,110戸 生活振興部 関係各所管が連携して対応に当たれるよう、 各々の対応において蓄積される情報は、空 特に用途のない 「その他の空家」9,960戸 ※統計の端数処理上、一部合計が合わない部分があります。 住宅総数346,710戸 子ども家庭部 ともに、多様性があり、専門性が高いため、 ● 情報の共有について (2) 本区における空家等の状況 使用308,980戸(89.1%) (下線は事務局) 空家の活用、及び老朽空家等への対策は、 告示:H27.2.26 ▼ 検討会体制イメージ ● 庁内外の横断的連携について 空家等対策の推進に関する特別措置法【特措法】