...

ダウンロードアダプタ

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

ダウンロードアダプタ
ダウンロードアダプタ(H8シリーズ)
ハードウェアマニュアル
Rev 1.01
■ 本マニュアルに使われている表示の意味 ■
! 警告
この表示の注意事項を守らないと、使用者が死亡または
重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
! 注意
この表示の注意事項を守らないと、使用者がけがをしたり、
物的障害の発生が考えられる内容を示しています。
1
1.はじめに
このたびは、ダウンロードアダプタ(H8シリーズ)をお買い求めいただき、まことにありがとうございま
す。
このマニュアルは、製品の仕様や取り扱い方法について、説明しております。ご使用のまえに、この
マニュアルをよくお読みいただき、正しくご利用ください。
2.機能概要
この製品は、弊社のH8シリーズCPUボード用のオンボードフラッシュ書き込みツールです。パソコ
ンのRS232Cを使用しCPUボードと接続します。書き込みには、弊社製H8WriteProgまたは、ル
ネサステクノロジ社製Flash Development Toolkitが使用出来ます。
また、シリアルインタフェースの電圧レベル変換基板としても使用可能です。
3.各部の名称
TP
CNT2
CNT1
2
DCJACK
4.インタフェースコネクタ
1)CNT1(D−Sub9ピンオス実装済み)
ピン番号
名称
ピン番号
名称
1
NC
6
NC
2
RXD
7
RTS
3
TXD
8
CTS
4
NC
9
NC
5
GND
2)CNT2(2.54mmピッチ2列×8ピン未実装)
ピン番号
名称
I/O
ピン番号
名称
I/O
1
PRG
Vcc
2
NC
―
3
E10−0
Vcc
4
NC
―
5
NMI
GND
6
NC
―
7
RXD
OUT
8
NC
―
9
TXD
IN
10
NC
―
11
NC
―
12
NC
―
13
GND
GND
14
NC
―
15
Vcc
Vcc
16
NC
―
ピン番号
名称
I/O
TP1
RTS
OUT
TP2
CTS
IN
3)TP
4)DCJACK(実装済み)
φ2.1mm、φ5.5mmプラグ用(センタ+)
3
5.使用方法
※ 接続する前にCNT2に付属のピンヘッダを半田付けする必要があります。この際、ターゲットと
なるCPUボードの書き込み端子の接続面(基板の部品面か半田面)によりダウンロードアダプ
タにピンヘッダを半田付けする面が変わりますので注意してください。
※ また、ターゲットへの電源は、ダウンロードアダプタとターゲット基板の接続が完了するまで絶対
に入れないでください。
① CNT1とパソコンのRS232Cポートを接続します。
(接続ケーブルは、9ピンメス⇔9ピンメス ストレート接続を使用)
② CNT2側のフラットケーブルをターゲットへ接続します。(上記※印に記載した通りターゲットと
の接続は、2種類ありますので、ターゲット側の仕様に合わせ間違えないようにしてください。)
③ 接続しターゲット側の電源を入れてください。
! 警告
この際、CPUボード単体で書き込む場合は、ダウンロードアダプタのDCジャックから電源を供
給することが出来ます。また、CPUボードをシステムに実装した状態で書き込む場合は、必ず
システム側から電源を供給してください。ダウンロードアダプタのDCジャックから電源を供給し
ますとシステム全体の負荷容量が大きい場合は、ダウンロードアダプタのパターン焼損または、
発火の可能性があります。
④ 接続し、電源投入後に書き込みソフトにより書き込みをおこないます。
⑤ 書き込み終了後にシステムの電源を切りフラットケーブルをターゲットからはずします。
⑥ 再度、電源を投入すると書き込まれたプログラムが起動します。
! 注意
フラットケーブルの接続方向を間違えますとCPUボードが破損するおそれがありますので、十
分注意してください。
1)ダウンロードアダプタとH8Tinyボードの接続ピン
ダウンロードアダプタ
H8Tiny基板
ピン番号
ピン番号
CNT2―1
CNT2―1
CNT2―3
CNT2―3
CNT2―5
CNT2―5
CNT2―7
CNT2―7
CNT2―9
CNT2―9
CNT2―11
NC
CNT2―13
CNT3―19
CNT2―15
CNT3―20
4
2)接続例 1
ここでは、H8TinyCPUボードとの接続で接続ピンが部品面側にある場合の接続を
例に挙げます。
部品面側
3)接続例 2
ここでは、H8TinyCPUボードとの接続で接続ピンが半田面側にある場合の接続を例に挙げま
す。
半田面側
5
6.仕様
項目
動作条件
電源
電源:DC3.0V∼5.5V(H8 シリーズ CPU ボードに書き込みをする場合は 5V を推奨)
消費電力
入出力
MAX 450mW(5V、90mA)
パソコン側
:RS232C
ターゲットボード側:CMOS ロジックレベル
使用環境
0∼50℃ (ただし結露なきこと)
7.回路図
別紙添付
8.梱包内容
内容
数量
ダウンロードアダプタ(H8シリーズ)
1
ターゲット接続用ケーブル(16芯フラット)
1
ピンヘッダ(16ピン)
1
マニュアル(本書)
1
6
9.保証・免責
製品ご購入から 3 ヶ月(使用条件による)、初期不良以外の保証は有償となります。
製品販売終了から一定の期間を過ぎますと、部品メーカ等の販売等など修理できなくなる事があり
ます。
免責
以下の事柄について弊社はいかなる責任も負いません。
・本製品によるデータの破損、消滅の損失。
・本製品によりもたらされるべき、効果及び利益の損失。
・本製品によるその他いかなる損失、障害、事故、異常等。
・本製品の改造等により発生した事柄。
注意
! 警告
・人命にかかわるシステムには使用出来ません。
・本マニュアルについて無断で複写、引用、配布することはお断りいたします。
・仕様及び本マニュアルは、予告無く変更する事があります。最新の資料およびソフトウェアは、
弊社ホームページよりダウンロードできます。
10.サポート
製品ならびに、本マニュアルの内容についてご不明な点がございましたら、お問合せください。
有限会社 サンテック
e-mail [email protected]
URL
http://suntech.incoming.jp/index.htm
H8、H8Tiny、Flash Development Toolkit、ルネサス High-performance Embedded Workshop は、株式会社ルネサステクノロジ
の登録商標です。
本文に引用される商品名および製品名はすべてその個々の会社または個人に所有権および著作権があります。
2004/01/29
Rev.1.0 (初版)
2004/05/19
Rev.1.01 (2版)
URL変更
有限会社 サンテック
〒399−0712 長野県塩尻市塩尻町434
e−mail [email protected]
URL
http://suntech.incoming.jp/index.htm
7
Fly UP