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「社債型」優先株式の 第三者割当による発行について

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「社債型」優先株式の 第三者割当による発行について
平成 20 年 12 月9日
各
位
会社名:イー・アクセス株式会社
(コード:9427 東証第一部)
代表者名:代表取締役社長 深田 浩仁
問合せ先:常務執行役員兼経理本部長 山中 初
(TEL:03―3588-7200)
普通株式の希薄化が生じない「社債型」優先株式の
第三者割当による発行について
イー・アクセス株式会社(以下「当社」といいます。)は、本日開催の臨時取締役会において、下記
のとおり第三者割当により当社第 1 種優先株式(以下「本優先株式」という。
)の発行を行うことにつ
いて決議しましたので、お知らせいたします。
また、当社は、本日付で、みずほキャピタルパートナーズ株式会社(以下「MHCP」といいま
す。
)が運営・管理するMHメザニン投資事業有限責任組合(以下「MHメザニン」といいます。
)との
間で、MHメザニンが本優先株式を引き受けることに関し、株式引受契約書(以下「本株式引受契約」
といいます。
)を締結いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.第三者割当により発行される本優先株式の募集の目的
(1)資本調達の主な目的
連結自己資本の強化
(2)本優先株式の商品性について
本優先株式は第三者割当の方法により発行されるものです。本優先株式には、普通株式を対価と
する取得条項又は取得請求権が付与されない、いわゆる「社債型」優先株式であり、普通株式の希
薄化は生じません。
もっとも、本優先株式にはいわゆる償還期限はありませんが、払込期日より1年後以降、当社の
判断により所定の手続きを経て金銭を対価として取得できる条項が付与されております。また、本
優先株式には、払込期日より3年後以降、株主の判断により所定の手続を経て当社に対して取得を
請求することができる権利が付与されております。
詳細は(別添)発行要項をご参照ください。
(3)本優先株式による資本調達を行う理由
当社は、本資本調達に際して多様な調達手段を検討した結果、以下の理由を総合的に勘案し、本
優先株式の発行による資本調達が現時点における最良のスキームであると判断しました。
① 普通株式の希薄化が生じない「社債型」優先株式であること
② 優先株式は、定款授権の範囲内で機動的に発行可能であること
- 1 -
③ これまでの発行事例等を踏まえ、配当率等が「社債型」優先株式として妥当な条件であると判
断したこと
2.調達する資金の額及び使途
(1)調達する資金の額(差引手取概算額)
払込金額の総額
2,500,000,000 円
発行諸費用の概算額 153,000,000 円
(内訳:引受手数料 125,000,000 円(注)
その他費用 28,000,000 円)
差引手取概算額
2,347,000,000 円
(注)本引受手数料は、割当先であるMHメザニン投資事業有限責任組合に対して支払われま
す。
(2)調達する資金の具体的な使途
本優先株式の発行による差引手取概算額 2,347,000,000 円は、設備投資等に充当する予定で
す。
(3)調達する資金の支出予定時期
本優先株式の発行総額は、払込期日である平成 20 年 12 月 26 日(予定)に当社銀行口座に振り
込まれる予定であり、同時期以降に支出する見通しですが、支出の具体的な時期は未定です。
なお、その間の資金管理については、適時適切な判断の上、低リスクな管理を行ないます。
(4)調達する資金使途の合理性に関する考え方
本優先株式の発行は、連結自己資本を増強させることで財務体質の強化を図り、金融機関との
安定した取引を継続するとともに、強固な経営基盤を構築することを目的としております。
このことにより、より一層の企業価値の向上が図れるものと考えており、本資金使途は当社に
とって合理性があるものと判断しております。
3.最近3年間の業績及びエクイティ・ファイナンスの状況
(1)最近3年間の業績(連結)
(単位:百万円)
決
算
期
平成18年3月期
平成19年3月期
平成20年3月期
売
上
高
60,353
56,250
67,564
営
業
利
益
9,375
1,049
7,092
経
常
利
益
7,531
△1,564
△8,365
益
5,020
909
△6,351
1株当たり当期純利益(円)
3,661
631
△4,396
1株当たり配当金(円)
1,300
1,800
2,300
1株当たり純資産(円)
24,281
21,386
13,291
当
期
純
利
(2)現時点における発行済株式数及び潜在株式数の状況 (平成20年12月9日現在)
株式数
発行済株式数に対する比率
種
類
発
行 済 株 式
数
現時点の転換価額(行使価額)
における潜在株式数
普通株式:1,417,729株
普通株式:301,790株
- 2 -
100.00%
21.29%
下限値の転換価額(行使価額)
における潜在株式数
上限値の転換価額(行使価額)
における潜在株式数
-
-
-
-
(注)潜在株式数は、新株引受権及び新株予約権(新株予約権付社債に付された新株予約権を含
む。)が行使された場合に発行される株式数です。このうち、2011年満期ユーロ円建転換社債型新
株予約権付社債に付された新株予約権の目的となる株式数については、平成20年12月9日時点の転
換価額(1株当たり105,492.1円)を基に算出しております。
(3)最近の株価の状況
①最近3年間の状況
平成19年3月期
平成20年3月期
平成21年3月期
始
値
91,000円
78,800円
62,400円
高
値
92,700円
81,600円
71,700円
安
値
58,100円
52,500円
39,050円
終
値
78,300円
61,400円
48,050円
(注)平成21年3月期の株価については、平成20年12月8日現在で表示しております。
② 最近6か月間の状況
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
始
値
54,300円
58,100円
62,100円
60,000円
45,650円
49,350 円
高
値
59,200円
65,500円
68,300円
60,600円
49,700円
49,600 円
安
値
54,200円
55,100円
57,500円
39,050円
41,000円
44,400 円
終
値
56,100円
64,100円
59,000円
45,250円
48,550円
48,050 円
(注)平成20年12月の株価については、平成20年12月8日現在で表示しております。
③ 発行決議前営業日における株価
平成 20 年 12 月8日現在
始
値
47,250 円
高
値
48,100 円
安
値
46,600 円
終
値
48,050 円
(4)今回のエクイティ・ファイナンスの状況
・第三者割当増資(第 1 種優先株式)
発
行
期
日
調達資金の額
募集時における
発行済株式数
当該増資による
発 行 株 式 数
平成 20 年 12 月 26 日
2,347,000,000 円(発行価額:1 株につき 100,000,000 円)
(差引手取概算額)
普通株式:1,417,729 株(平成 20 年 12 月 9 日現在)
第 1 種優先株式 25 株
募集後における
普通株式 1,417,729 株
発行済株式総数
第 1 種優先株式 25 株
割
MHメザニン投資事業有限責任組合
当
先
- 3 -
(5)最近3年間のエクイティ・ファイナンスの状況
該当事項はありません。
4.大株主及び持株比率
(1)普通株式
募集前(平成 20 年9月 30 日現在)
募集後
ジェーピーエムシーエヌエイアイ
ティーエスロンドンクライアンツア
カウントモルガンスタンレイアンド
14.13%
同左
カンパニーインターナショナル
千本 倖生
7.18%
エリック・ガン
6.68%
日本マスタートラスト信託銀行株式
5.89%
会社(信託口)
ゴールドマンサックスアンドカンパ
4.62%
ニーレギュラーアカウント
バンクオブニューヨークジーシーエ
4.22%
ムクライアントアカウントジェイ
ピーアールディアイエスジーエフ
イーエイシー
ドイチェバンクアーゲーロンドン
3.76%
610
ノムラインターナショナルホンコン
3.32%
リミテッド(F5-108)
ソシエテジェネラルパリ
3.05%
ビービーエイチルクスフィデリティ
2.81%
アクティブストラテジージャパン
ファンド
(2)第 1 種優先株式
募集前
-
募集後
MHメザニン投資事業有限責任組合
100%
5.業績への影響の見通し
業績への影響はありませんが、本優先株式発行により、連結自己資本の増強と財務体質の強化
を図ることができると考えております。
6.発行条件等の合理性
(1)発行価額の算定根拠
本優先株式の発行価額及び発行諸費用内の引受手数料につきましては、当社の業績・資産内
容・事業の収益性・資本構成・種類株式の概要を総合的に判断の上、決定いたしました。
- 4 -
(2)発行数量及び株式の希薄化の規模が合理的であると判断した根拠
本優先株式は普通株式を対価とする取得条項又は取得請求権が付与されない、いわゆる「社債
型」優先株式であるため、普通株式の希薄化は生じません。
7.割当先の選定理由
(1)割当先の概要
平成 20 年 12 月9日
名
設
称
立
根
所
拠
等
在
地
代表者の氏名
MHメザニン投資事業有限責任組合
投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づく投資事業有限責任組
合
東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビルディング
無限責任組合員
みずほキャピタルパートナーズ株式会社
代表取締役 大畑 康壽
割当予定先
の
内
容
資 本 金 の 額
該当事項はありません
事 業 の 内 容
メザニンファンドの投資事業等
大 株 主 及 び
該当事項はありません
持 株 比 率
会
割当予定先
を管理運営
する会社の
内
容
当 社 と の
関
係
社
名
みずほキャピタルパートナーズ株式会社
本 店 所 在 地
東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビルディング
代表者の氏名
代表取締役 大畑 康壽
資 本 金 の 額
10,000,000 円
事 業 の 内 容
MBOファンド及びメザニンファンドの運営・管理
大 株 主 及 び
株式会社みずほコーポレート銀行 50%
持 株 比 率
みずほキャピタル株式会社
出 資 関 係
該当事項はありません
取 引 関 係
該当事項はありません
人 的 関 係
該当事項はありません
50%
(2)割当先を選定した理由
MHメザニンを運営・管理するMHCPは、株式会社みずほコーポレート銀行及びみずほキャ
ピタル株式会社から各 50%の出資を得て、MBO(マネジメント・バイアウト)投資やメザニン
投資を行うプライベートエクイティファンドを運営管理しており、多数の投資実績を有しており
ます。
当社は、連結自己資本の増強及び財務体質の強化のため、信用力の高い出資者を検討してまい
りましたところ、従来から当社事業に理解を示していただいているMHCPとの協議が進展し、
MHCPが管理・運営するMHメザニンとの間で、本優先株式の引受けについて、基本合意に達
したものであります。
(3)割当先の保有方針
当社と割当先であるMHメザニンとの間において、本優先株式についての継続保有に関する特段
の取決めはございません。
- 5 -
8.本優先株式発行の日程
現時点で予定しているスケジュールは以下のとおりであります。
平成 20 年 12 月9日
本優先株式に関する臨時報告書提出
株式引受契約締結
平成 20 年 12 月 26 日(予定)
払込期日
以 上
- 6 -
(別添)
イー・アクセス株式会社 第 1 種優先株式(償還型優先株式)発行要項
募集株式の種類
イー・アクセス株式会社 第 1 回第 1 種優先株式(以下「第 1 種優先株式」
という。)
25 株
1 株につき 100,000,000 円
2,500,000,000 円
1,250,000,000 円(1 株につき 50,000,000 円)
募集株式の数
払込金額
払込金額の総額
増加する資本金の
額
増加する資本準備 1,250,000,000 円(1 株につき 50,000,000 円)
金の額
申込期日
平成 20 年 12 月 26 日
払込期日
平成 20 年 12 月 26 日
割当先/株式数
MH メザニン投資事業有限責任組合・・・25 株
【第 1 種優先株式の内容】
1.剰余金の配当
(1)第 1 種優先配当金
①当会社は、各事業年度にかかる期末配当金(定款第 44 条第 1 項において
定義する。)の支払いについて、普通株式その他の配当に関して第 1 種優先
株式に劣後する株式(以下まとめて「劣後株式」という。)を有する株主
(以下「劣後株主」という。)に対する期末配当金の支払いに先立ち、当該
事業年度の末日(以下、第 1 種優先配当金にかかる「基準日」という。)に
おける第 1 種優先株式を有する株主(以下「第 1 種優先株主」という。
)に
対して、第 1 種優先株式一株につき、その発行価額に 6 ヶ月円 LIBOR(以下
に定義する。)に下記のスプレッドを加えた年率(以下「第 1 種優先株式配
当年率」という。)を乗じて算出した額(以下「第 1 種優先配当金額」とい
う。ただし、平成 21 年 3 月 31 日を基準日とする第 1 種優先配当金(以下に
定義する。)については、この額に、払込期日(同日を含む。)から平成 21
年 3 月 31 日(同日を含む。
)までの期間につき、1 年 365 日とする日割計算
により算出される金額とする。)の期末配当金(以下「第 1 種優先配当金」
という。)(円位未満小数第 5 位まで算出し、その小数第 5 位を四捨五入す
る。
)を支払わない限り、劣後株主に期末配当金を支払わない。
「6 ヶ月円 LIBOR」は、各年 4 月 1 日(以下「計算日」という。
)の午前 11
時(ロンドン時間)現在において、テレレート 3750 ページ(又はこれを承
継するサービスの対応する参照ページ。以下同じ。)に表示される 6 ヶ月円
LIBOR を指すものとする。ただし、計算日に、6 ヶ月円 LIBOR がテレレート
3750 ページに表示されない場合又はテレレート 3750 ページが利用不能と
なった場合には、当会社は計算日に全ての利率照会銀行(当該計算日午前 11
時の前、最後にテレレート 3750 ページに表示された 6 ヶ月円 LIBOR を算出
するために、そのレートを提供しそれが使用された銀行をいう。以下同じ。)
の東京の主たる店舗に対し、計算日の午前 11 時現在の日本円の 6 ヶ月のオ
ファードレートの提示を求める。この場合、当会社に日本円 6 ヶ月オファー
ドレートを提示した利率照会銀行が 2 行以上の場合、当該計算日の 6 ヶ月円
LIBOR は、当該オファードレートを提示した利率照会銀行の日本円 6 ヶ月オ
ファードレートの算術平均値(算術平均値を小数点第 5 位まで算出し、その
小数第 5 位を四捨五入する。)とする。また、当会社に計算日の午前 11 時現
在の日本円 6 ヶ月のオファードレートを提示した利率照会銀行が 2 行に満た
- 7 -
ない場合、当該計算日の 6 ヶ月円 LIBOR は、当該計算日の前営業日の午前 11
時現在のテレレート 3750 ページに表示された 6 ヶ月円 LIBOR とする。当該計
算日の前営業日に、6 ヶ月円 LIBOR がテレレート 3750 ページに表示されない
場合又はテレレート 3750 ページが利用不能の場合には、上記ただし書きの
規定を準用する。
「スプレッド」は、各事業年度について、次の算式により計算される年率と
する。
・平成 21 年 3 月 31 日に終了する事業年度のスプレッド:5.0%
・平成 22 年 3 月 31 日に終了する事業年度のスプレッド:6.0%
・平成 23 年 3 月 31 日に終了する事業年度及びこれ以降の事業年度のスプ
レッド:7.0%
②前項の規定にかかわらず、各事業年度において第 1 種優先株主に対して四
半期配当金(定款第 44 条第 2 項に定義する。)を支払った場合は、当会社
は、当該事業年度にかかる期末配当金の支払いについて、劣後株主に対する
期末配当金の支払いに先立ち、第 1 種優先株主に対して第 1 種優先配当金額
から第 1 種優先四半期配当金(以下に定義する。)を減じた額の期末配当金
を支払わない限り、劣後株主に対して期末配当金を支払わない。
(2)第 1 種優先四半期配当金
当会社は、各事業年度にかかる四半期配当金の支払いについて、劣後株主に
対する四半期配当金の支払いに先立ち、当該四半期の末日(以下、第 1 種優
先四半期配当金にかかる「基準日」という。)における第 1 種優先株主に対
し、一株につき第 1 種優先配当金額の 4 分の 1 の金額(ただし、平成 20 年
12 月 31 日を基準日とする第 1 種優先四半期配当金(以下に定義する。
)につ
いては、この額に、払込期日(同日を含む。)から平成 20 年 12 月 31 日(同
日を含む。
)までの日数を分子とし、平成 20 年 9 月 1 日(同日を含む。
)か
ら平成 20 年 12 月 31 日(同日を含む。
)までの日数を分母とする分数を乗じ
て算出される金額とする。)の四半期配当金(以下「第 1 種優先四半期配当
金」という。)
(円位未満小数第 5 位まで算出し、その小数第 5 位を四捨五入
する。
)を支払わない限り、劣後株主に対して四半期配当金を支払わない。
(3)第 1 種優先配当金の累積
各事業年度において第 1 種優先株主に対して支払った一株あたりの期末配当
金及び四半期配当金の合計額が第 1 種優先配当金額に達しない場合の不足額
(以下「第 1 種未払優先配当金額」という。)は、翌事業年度以降直ちに累
積し、累積した第 1 種未払優先配当金額(ただし、累積後に第 1 種優先株主
に対して期末配当金又は四半期配当金が支払われた場合には、それを控除し
た残額。以下「第 1 種累積未払優先配当金額」という。)については、当該
翌事業年度以降に属する日を基準日とする第 1 種優先配当金又は第 1 種優先
四半期配当金及び劣後株主に対する剰余金の配当に先立って、第 1 種累積未
払優先配当金を第 1 種優先株主に対して支払う。
2.残余財産の分配
(4)利益配当への非参加
当会社は、各事業年度にかかる配当について、第 1 種優先株主に対して第 1
種優先配当金額を超えて配当しない。
(1)残余財産の分配
当会社は、残余財産を分配するときは、第 1 種優先株主に対し、劣後株主に
対する分配に先立ち、第 1 種優先株式一株につき、その発行価額相当額に第
- 8 -
1 種累積未払優先配当金額を加えた金額(以下「第 1 種残余財産分配額」と
いう。
)を支払わない限り、劣後株主に残余財産を分配しない。
3.譲渡制限
4.議決権
5.株式の取得償還
請求権
(プット)
(2)残余財産の分配への非参加
当会社は、第 1 種優先株主に対して第 1 種残余財産分配額を超えて残余財産
の分配をしない。
第 1 種優先株式の譲渡制限に関する規定は定めない。
法律上別段の定めがある場合を除き、第 1 種優先株式は議決権を有しない。
第 1 種優先株主は、払込期日から 3 年を経過した日以降いつでも、当会社に
対して、取得を希望する日(以下「取得日」という。
)の 30 日前に書面によ
り事前通知することにより、金銭を対価として第 1 種優先株式を取得するこ
とを請求(以下「償還請求」という。)することができる。この場合、当会
社は、第 1 種優先株式を取得するのと引換えに、取得日における分配可能額
を限度として、法令上可能な範囲で、取得日に、第 1 種優先株主に対して、
下記に定める金額(以下「第 1 種優先株式償還請求価額」という。)の金銭
を交付する。なお、償還請求日における分配可能額を超えて償還請求が行わ
れた場合、取得すべき第 1 種優先株式は、抽選又は償還請求が行われた第 1
種優先株式の数に応じた比例按分その他の方法により当会社の取締役会にお
いて決定する。
「第 1 種優先株式償還請求価額」は、第 1 種優先株式一株当たり、(ⅰ)発行
価額相当額、(ⅱ)発行価額相当額に払込期日(同日を含む。)から取得日の
前日(同日を含む。
)までの期間に対して年率 3.0%(1 事業年度毎の複利計
算とする)の利率で計算される金額(1 事業年度に満たない期間について
は、かかる期間の日数を分子とし 365 を分母とする分数を乗じることにより
算出した額とし、円位未満少数第 5 位まで算出し、その小数第 5 位を四捨五
入する。)
、(ⅲ)第 1 種累積未払優先配当金額、及び(ⅳ)発行価額相当額に、
取得日が属する事業年度の初日(同日を含む。)から取得日の前日(同日を
含む。)までの期間に対して、当該事業年度に適用される第 1 種優先株式配
当年率の利率を乗じて計算される金額(かかる期間の実日数を分子とし 365
を分母とする分数を乗じることにより算出した額とし、円位未満少数第 5 位
まで算出し、その小数第 5 位を四捨五入する。ただし、かかる期間内に、第
1 種優先株式に関して第 1 種優先四半期配当金の支払いを受けた場合には、
支払いを受けた第 1 種優先四半期配当金の金額を控除するものとする。)の
和とする。 ただし、かかる算式により計算される額から第 1 種累積未払優
先配当金額を減じた額が、発行価額相当額に 120%を乗じた額を上回る場合
には、「第 1 種優先株式償還請求価額」は、第 1 種優先株式一株当たり、
(ⅰ)発行価額相当額に 120%を乗じた額、及び(ⅱ)第 1 種累積未払優先配当
金額の和とする。また、取得日が、その直前の第 1 種優先配当金にかかる基
準日から起算して 60 日を経過する日より前の日である場合には、第 1 種優
先株式償還請求価額のうち第 1 種累積未払優先配当金額については当該 60
日を経過する日(当該日が休日である場合にはその翌営業日)に支払うもの
とし、当該支払日までに第 1 種累積未払優先配当金額にかかる配当決議がな
された場合には、当該配当決議にかかる一株当たりの配当金額を控除した残
額を第 1 種累積未払優先配当金額とする。さらに、取得日が、その直前の第
1 種優先四半期配当金にかかる基準日から起算して 60 日を経過する日より前
の日である場合には、(ⅳ)により算出される金額のうち、当該基準日にかか
る未払いの第 1 種四半期優先配当金相当額については、当該 60 日を経過す
る日(当該日が休日である場合にはその翌営業日)に支払うものとし、当該
支払日までに当該基準日に対応する第 1 種優先四半期配当金にかかる配当決
- 9 -
6.株式の取得強制
償還権
(コール)
7.株式の分割また
は併合、募集株式
の割当を受ける権
利等
議がなされかつ未払いである場合には、当該配当決議にかかる一株当たりの
配当金額を控除した残額を当該支払日に支払うものとする。
当会社は、払込期日から 1 年を経過した日以降いつでも、当会社の取締役会
が別に定める日が到来したときは、当該日の到来をもって第 1 種優先株主の
意思に拘わらず、当該日における分配可能額を限度として、第 1 種優先株主
に対して、下記に定める金額(以下「第 1 種優先株式強制償還価額」とい
う。)の金銭を交付するのと引換えに、第 1 種優先株式の全部又は一部を取
得することができる。なお、一部取得を行うにあたり、取得する第 1 種優先
株式は、抽選、比例按分その他の方法により当会社の取締役会において決定
する。
「第 1 種優先株式強制償還価額」は、第 1 種優先株式一株当たり、(ⅰ)発行
価額相当額、(ⅱ)発行価額相当額に払込期日(同日を含む。)から取得日の
前日(同日を含む。
)までの期間に対して年率 3.5%(1 事業年度ごとの複利
計算とする)の利率で計算される金額(1 事業年度に満たない期間について
は、かかる期間の日数を分子とし 365 を分母とする分数を乗じることにより
算出した額とし、円位未満少数第 5 位まで算出し、その小数第 5 位を四捨五
入する。)
、(ⅲ)第 1 種累積未払優先配当金額、及び(ⅳ)発行価額相当額に、
取得日が属する事業年度の初日(同日を含む。)から取得日の前日(同日を
含む。)までの期間に対して、当該事業年度に適用される第 1 種優先株式配
当年率の利率を乗じて計算される金額(かかる期間の実日数を分子とし 365
を分母とする分数を乗じることにより算出した額とし、円位未満少数第 5 位
まで算出し、その小数第 5 位を四捨五入する。ただし、かかる期間内に、第
1 種優先株主が第 1 種優先四半期配当金の支払いを受けた場合には、支払い
を受けた第 1 種優先四半期配当金の金額を控除するものとする。)の和とす
る。ただし、かかる算式により計算される額から第 1 種累積未払優先配当金
額を減じた額が発行価額相当額に 120%を乗じた額を上回る場合には、
「第 1
種優先株式償還請求価額」は、第 1 種優先株式一株当たり、(ⅰ)発行価額相
当額に 120%を乗じた額、及び(ⅱ)第1種累積未払優先配当金額の和とす
る。また、取得日が、その直前の第 1 種優先配当金にかかる基準日から起算
して 60 日を経過する日より前の日である場合には、第 1 種優先株式強制償
還価額のうち第 1 種累積未払優先配当金額については当該 60 日を経過する
日(当該日が休日である場合にはその翌営業日)に支払うものとし、当該支
払日までに第 1 種累積未払優先配当金額にかかる配当決議がなされた場合に
は、当該配当決議にかかる一株当たりの配当金額を控除した残額を第 1 種累
積未払優先配当金額とする。さらに、取得日が、その直前の第 1 種優先四半
期配当金にかかる基準日から起算して 60 日を経過する日より前の日である
場合には、(ⅳ)により算出される金額のうち、当該基準日にかかる未払いの
第 1 種四半期優先配当金相当額については、当該 60 日を経過する日(当該
日が休日である場合にはその翌営業日)に支払うものとし、当該支払日まで
に当該基準日に対応する第 1 種優先四半期配当金にかかる配当決議がなされ
かつ未払いである場合には、当該配当決議にかかる一株当たりの配当金額を
控除した残額を当該支払日に支払うものとする。
①当会社は、法令に別段の定めがある場合を除き、第 1 種優先株式について
株式の併合又は分割は行わない。
②当会社は、第 1 種優先株主には新株の引受権、新株予約権の引受権又は新
株予約権付社債の引受権を与えない。
以 上
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