...

VOL.31 (PDF:1372KB)

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

VOL.31 (PDF:1372KB)
平成2 6 年8 月発行
宮崎県犯罪のない安全で安心なまちづくり
地域で築こう
まちの安全
私の安全
▲ 講習会の様子
Contents
平成26年度
▲ 防犯避難訓練の様子
安全で安心なまちづくりアドバイザー派遣事業
●
アドバイザー派遣事業とは?
●
アドバイザー派遣レポート
NPO法人ハートム
潟上小学校(日南市)
NPO法人宮崎県防犯設備士協会
めぐみ保育園(宮崎市)
●
県警からのお知らせ
県内における特殊詐欺の現状
31
News Letter Vol.
2014.8
平成26年度
安全で安心な
特集
まちづくりアドバイザー派遣事業
?
?
?
? アドバイザー派遣事業とは
申し込めるのは…
安全で安心なまちづくりのためには、県民一人ひとりが
自治会・老人会・子ども会・保育所・幼稚園・学校・PTA
地域安全活動に関する様々な知識を身につけ、地域全体
等の防犯活動を行っている組織やこれから活動を行おう
で取り組むことが大切です。
としている団体などです。
宮崎県では、地域安全活動の活性化を支援するため、
派遣するのは…
自治会や学校などに地域安全活動に関する専門家を無料
で派遣する『安全で安心なまちづくりアドバイザー派遣事
地域安全活動に関して、専門的知識や経験を有する
2つのNPO法人です。
業』を実施しています。
NPO法人 ハートム
派遣の流れ
講習会終了後
派遣を希望する団体
1. 申込み
ご希望のアドバイザーへ 直接
アドバイザー
4.報告書提出
お申込ください。
(ハートム・防犯設備士協会)
5.アンケート
簡単なアンケートにご
※派遣回数に達したので今年度の申込みは締め切らせてい
NPO法人 宮崎県防犯設備士協会
T E L: 0 9 8 5 - 5 9 - 2 1 01 / FA X : 0 9 8 5 - 50 - 3 2 9 0
協力ください。
日時・内容等をアドバイザー
と相談してください。
温かい地域社会を目指して活動しています。
生活・協働・男女参画課
送付
2.打合せ
地域をキーワードに、人と人とが支え合い助け合う
ただきました。
宮崎県
アドバイザー
T E L : 0 9 8 5 - 8 8 - 1 1 0 3 / FA X : 0 2 0 - 4 6 2 4 - 1 0 4 6
犯罪被害に遭わないための、日ごろの準備・心構
派遣を利用した団体
えを実践してもらうことで犯罪を防止しようと活動して
います。
派遣申込み団体
3.決定
6.アンケート
返送
到着後1ヶ月以内
に返送してください。
※派遣回数には限りがありますので、早めにお申込みいた
だくことをお勧めします。
派遣の費用は…
講習会・研修会
等の実施
宮崎県
生活・協働・男女参画課
すべて無料ですが、会場の手配や開催に必要な機材
などは、申し込まれる団体で準備してください。
編集/発行
インターネットでも情報をご覧になれます!
宮崎県庁ホームページ
「犯罪のない安全で安心なまちづくり情報コーナー」
宮崎県庁(トップページ)→暮らし→防犯→情報コーナー
関係条例・過去のニュースレターなどの情報がご覧になれます。
宮崎県
犯罪のない安全で安心なまちづくり県民会議
(事務局
生活・協働・男女参画課)
〒 880-8501
宮崎県宮崎市橘通2丁目10番1号 県庁本館1階
電話:0985-26-7054/FAX:0985-20-2221
E-mail:[email protected]
アドバイザー派遣レポート
今年度実施したアドバイザー派遣事業の中から、潟上小学校とめぐみ保育
園で行われた講習会の状況をご紹介します。
NPO法人 ハートム
NPO法人 宮崎県防犯設備士協会
派遣先:潟上小学校(日南市)
派遣先:めぐみ保育園(宮崎市)
派遣日:平成26年7月8日(火曜日)
派遣日:平成26年7月15日(火曜日)
日南市南部に位置する潟上小学校は、豊かな自
宮崎市田野町中心部にあるめぐみ保育園は、同
然に囲まれた高台にあります。初めての受講と
じ敷地内に幼稚園も併設されています。今回で3回
なった今回の講習会は、4年生を対象に行われま
目となる講習会では、前半に園児の避難訓練、後
した。
半では保育士さんを対象とした防犯講話が行われ
講師の初鹿野さんは、子ども達自身に危険な状
況を判断できる力を身につけさせることが大切と
いう視点から話をされました。
講師が「犯罪が起こり
やすい危険な場所とは
“入りやすくて見えにく
い場所”」と説明をした
後、通学路・駐車場・公
園の描かれたスライドを
▲ 積極的に答える子どもたち
使って危険と思われる場
所とその理由を子ども達に指摘させました。
ました。
前半の避難訓練は、講師の西本さんが訓練の目
的を子ども達に説明した後、始まりました。最初
子ども達は思い思いに行動していましたが、保育
士の誘導にすぐに反応し、あっという間に全員が
園舎の中に入りまし
た。
続 い て、DVDを 使 っ
た防犯教室が行われ、
子ども達は防犯のポイ
ントを楽しく学んでい
ました。食い入るよう
防犯について学ぶ園児たち ▲
最初は戸惑っていた子ども達も、同級生の発言
に見ていた子ども達は、自分の身を守ることにつ
や講師の出すヒントで危険な場所を見分けること
いて理解を深めた様子で、危険な場面になると一
ができ、また、なぜ危険なのかを的確に説明でき
斉に「だめ!だめ!」とスクリーンに向かって叫
るようになりました。
んでいました。
講師からの「学校や大
後半の防犯講話で
型店舗での危険な場所
は、講 師 か ら 保 育 士 さ
は?」と い う 質 問 に、子
んたちへ具体的なアド
ども達は班に分かれて、
バイスと護身要領の説
教室の窓から外を確認し
たり、絵を描いてイメー
明 が 行 わ れ ま し た。改
話し合う子どもたち ▲
ジを伝えるなど、積極的に話し合っていました。
▲ 護身要領を学ぶ保育士さんたち
め て 聞 く 講 話 に、保 育
士さんたちは真剣に耳を傾けていました。
各班の発表の後、講師は「防犯についてお互い
受講後の感想では、「護身要領を指導してもら
に様々な意見を聞くことで、自分では気付かない
い、とても貴重な体験だった。幼い子どもたちが
所に気付くことが大切です。なぜそうなるのか理
訓練を重ねることで、犯罪に巻き込まれない知識
由を考えるようにすれば、もっと身を守れるよう
が身についてくる。今回学んだことを実際に活か
になります。自分で考えて、今後も“安全”を学
せる ようにしてい きたい。」という声 をいただ
んでください。」と子ども達へ話しました。
き、講習が大変充実したものになったようでし
担任の先生からは、「子ども達にとって、非常
に分かりやすく、一人ひとりがしっかりと安全に
ついて考える良い時間となった。今後の指導の中
で活かしていきたい。」との感想が寄せられ、講
習会は好評のうちに終了しました。
た。
また最後に、「備えておけば、ちょっとのこと
で身を守ることができます。まさか起きないだろ
うで はなく、“もしかしたら 起こるかもし れな
い”という心構えが重要です。非常時に自分が何
をできるか考えておいてください。」との講師の
言葉で講習会は締めくくられました。
~県警からのお知らせ~
県内における特殊詐欺の現状
1 平成26年6月末の特殊詐欺の現状
本年6月末の県内における特殊詐欺の発生状況は、前年同期と比べ、認知件数は29件(+6
件)、被害額は2億1,344万円(+1億200万円)で、上半期だけで過去最悪だった平成25年中の被
害額約2億3,000万円に迫るなど、過去最悪のペースで発生しています。
総数
平成26年6月
認知件数
被害額(万円)
平成25年6月
被害額(万円)
融資
還付金
金融
異性
ギャンブル
その他
29
3
6
5
1
4
1
4
5
1,520
11,484
49
50
4,999
750
1,423
1,070
23
0
3
1
0
10
0
6
3
11,144
0
2,501
15
0
4,600
0
3,377
650
6
3
3
4
1
-6
1
-2
2
10,200
1,520
8,983
34
50
399
750
-1,954
420
認知件数
増減数
架空
21,344
認知件数
被害額(万円)
オレオレ
県 警 マ ス コ ッ ト
『みやけいちゃん』
※ 特殊詐欺とは、振り込め詐欺など被害者に対し電話をかけるなどして直接会うことなく欺き、指定した預貯
金口座への振り込みその他の方法により不特定多数の者から現金等をだまし取る詐欺のことを言います。
2 本年における主な特徴
(1)
高齢者が被害に遭いやすい!!
・被害者29人のうち半数の15人が65歳以上で、高齢者が狙われやすい傾向にあります。
(2)
1件当たりの平均被害額が高額!!
・1件当たりの平均被害額は約730万円で、昨年の463万円を大きく上回っています。
(3)
犯人はグループ化、手口も巧妙化!!
・犯人は1人ではなくグループで行動しており、役割分担も決まっているなど手口が非常に巧妙になってき
ています。
(4) レターパック等を利用する現金送付型が増加!!
・レターパックや宅配便を使用して現金を送付させる手口が増加しています。
~
その1
振り込め詐欺に遭わないためには
~
高齢者に対する気配りと声掛け!!
高齢者が多額の預貯金を一度におろした時や携帯電話を掛けながらATM操作をして
いる時は、詐欺の被害に遭っているのではないかと声を掛けてみる。
その2
レターパックや宅配便で現金を送るように言われたら詐欺!!
レターパックや宅配便で現金を送ることは法律違反になりますので、レターパック等
で現金を送ることも送るように指示することも 出来ません。
その3
身に覚えのないお金の請求には絶対にお金を支払わない!!
犯人の手口は非常に巧妙化していますのでお金の話がでたら、まずは、家族や知人、
警察に相談してみることが大事です。
【相談窓口】
・振り込め詐欺相談
0985-29-2525
・警察安全相談
0985-26-9110(#9110)
・振り込め詐欺専用メールアドレス(受信専用)
police-furikome110@pref.miyazaki.lg.jp
Fly UP