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平成23年度

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平成23年度
県
政
概
平成23年度
福
岡
県
要
は じ め に
3月 11 日に発生した東日本大震災は、世界同時不況
からの経済再生の途上にあったわが国を根幹から大きく
揺るがしました。福岡県は「県民幸福度日本一」を目指
し県民生活の安定・安全・安心の向上を実現する新たな
施策に取り組むとともに、「元気を西から」を合言葉に、
我が国の復興と国力維持の一翼を担うため、活力と成長
力に満ちた経済と雇用を創っていきます。
第一は、「元気を西から」活力と成長力に満ちた経
済と雇用の創出です。雇用の8割を担い、地域経済を支
えている中小企業の振興のため、 震災の影響を受けた
企業への金融支援の強化、本県へ生産拠点を移す企業に対して受け皿となる施策を展
開します。また、農林水産物の付加価値向上のための新品種開発などの取り組み、農産
物の輸出促進や6次産業化を目指す農業者への支援など、活力と魅力にあふれる農林水産
業づくりを進めます。さらに、 成長著しいアジア諸国の活力を積極的に取り入れるた
め、「福岡・アジア国際戦略特区構想」を着実に進め、アジアのビジネス拠点づくり
を目指します。
第二は、総合的な防災対策の実施です。今回の東日本大震災を踏まえて、地震、津波
や原子力発電所事故を想定した地域防災計画の見直しを図るとともに、災害に備えた避難
訓練や防災教育の実施など、防災体制・救助体制の強化を図ります。また、県立学校や災
害拠点病院などの耐震化や、河川の改修など災害に強いまちづくりを進めます。
第三は、はつらつ、健やか、共に支えあう安心社会です。高齢者がそれぞれの意思と
能力に応じて、仕事や地域活動に活躍できる「70歳現役社会」の推進や、障害者就
業・生活支援センターの増設など、高齢者や障害者が安心して、はつらつと生活できる社
会づくりに取り組みます。また、待機児童解消を目指した保育所の緊急整備など、安心し
て子育てができる社会づくり、NPO・ボランティアが活躍する共助社会づくりに取り組
みます。さらに、暴力団の撲滅に向け、民間の経済活動からの暴力団排除を徹底するとと
もに、警察体制を強化し、安全に安心して暮らせる社会づくりを進めます。
第四は、子どもが将来に向かって夢を広げ、はばたく社会です。青少年アンビシャス
運動の推進、日本の次世代リーダー養成塾の実施、高校生の海外留学支援などにより、志
を持ったたくましい青少年の育成を図るとともに、教育力向上福岡県民運動や読書運動な
どに取り組み、確かな学力と個性を伸ばす学校教育を推進します。
第五は、環境にやさしく、快適に暮らせる社会です。最先端のリサイクルシステムの
構築や、荒廃した森林の再生、快適で便利な生活環境づくりなど、持続可能な循環型社会
づくりを推進します。
第六は、県民とともに進める県政です。県民幸福度日本一を目指す新しい総合計画、
今後の行財政改革の指針となる新たな行政改革大綱を策定します。さらに、住民との対話
を行う「知事のふるさと訪問」、インターネットによる県政情報の提供、情報公開など、
県民に開かれた県政を推進します。
この資料は、こうした県行政の姿を県民の皆さまに分かりやすく紹介したものです。
県政への理解を深めていただく一助となれば幸いです。
平成 23 年9月
福岡県知事
小川
洋
九州新幹線鹿児島ルート全線開業
(H23.3.12 開業(博多駅)
)
平成 23 年 3 月 12 日、九州新幹線鹿児島ルートが全線開業しました。平成 16 年 3 月に開業した新
八代~鹿児島中央間に加え、新たに博多~新八代間が完成したものです。これにより(最短で)博
多~熊本間が 33 分、博多~鹿児島中央間が 1 時間 19 分と所要時間が大幅に短縮されました。さら
に、山陽新幹線との直通列車の運行も始まり、新大阪~鹿児島中央間が最短で 3 時間 45 分となり、
九州と関西のアクセスが大変便利になりました。
全線開業に伴い、博多駅は百貨店や 200 あまりの
テナントが入居する巨大な駅ビル
「JR博多シティ」
として生まれ変わりました。また、県南地域では、
JR久留米駅が在来線と一体化して整備され、中核
市にふさわしい玄関口となりました。筑後船小屋駅
は、192.6 ヘクタールという県内で最も広い県営公
園の中にある「公園の中の駅」として新設され、さ
らに、温泉施設や芸術文化交流施設が設置される予
定です。新大牟田駅は、大牟田市の東の玄関として
機能するべく、駅周辺では、駅前広場や公園、駐車
場などの住環境が整備されました。
県では、今後、九州新幹線鹿児島ルート全線開業
の効果が最大限に発揮されるよう、関西・中国地方
をターゲットにした観光キャンペーンや、特産品の
ブランド化並びに販売促進など、積極的な取組を進
め、九州新幹線を活用した豊かな地域社会の実現を
目指します。
県政概要を読まれる方へ
◯
この資料は、 県政の動きと郷土福岡県の姿について、 理解を深めていただくものとし
て作成しています。
◯
「Ⅰ
県勢の概況」 は、 県のあゆみ、 人口、 経済、 土地利用、 水利用等のほか、 本県
の姿、 九州における本県の位置などを明らかにしています。
◯
「Ⅱ
県政の現況と施策」 は、 主な項目ごとに、 現状、 課題、 平成 23 年度及び当面
の主要施策について、 グラフや表をできるだけ多く採り入れて、 わかりやすく説明し
ています。
◯
「Ⅲ
地域別の主な事業」 は、 「北九州」 「福岡」 「筑後」 「筑豊」 の四圏域ごとの地域
振興の方向と主な事業を掲げています。
◯
「Ⅳ
平成 23 年度県予算の概要」 は、 平成 23 年度予算の主要事業等を説明していま
す。
◯ 巻末には、
「Ⅴ
参考資料」 として、 平成 22 年度県政をめぐる主な出来事及び都道
府県、県内市町村の主要指標、主要計画一覧、県民対象の各種イベント等を掲載してい
ます。
◯
グラフや表の中では、 年号の 「昭和」
「平成」 は省略し、昭和と平成が混在する場合
は、西暦を 60 年(’85)、 23 年度(’11)というように表示しています。
年次は歴年 (1~12 月)、 年度は会計年度 (4月~翌年3月)です。
◯
この資料について、 御質問、 御意見等がありましたら、 福岡県企画・地域振興部総合
政策課 (電話092-643-3158) に御連絡ください。
目 次
Ⅰ 県勢の概況
1 福岡県のあゆみと概況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
2 主要指標からみた県勢の地位 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
4
3 九州における福岡県の地位 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
6
4 人 口 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
8
5 経 済 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
12
6 土地利用 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
17
7 水 利 用 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
19
8 県 財 政 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
21
Ⅱ 県政の現況と施策
1 保健・福祉・安全 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
29
(1) 次世代の育成支援 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
29
(2) 高齢化対策 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
31
(3) 障害者福祉 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
33
(4) 公的扶助 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
35
(5) 保 健 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
37
(6) 医 療 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
40
(7) 地域福祉 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
42
(8) 食の安全・安心 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
44
(9) 男女共同参画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
45
(10) NPO・ボランティア ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
48
(11) 消防・防災 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
48
(12) 国民保護 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
51
(13) 治山・砂防 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
52
(14) 河川・海岸 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
52
(15) 生活安全 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
53
(16) 消費生活 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
55
(17) 交通安全 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
57
(18) 人権・同和問題 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
58
2 産業・雇用 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
60
(1) 総合特区政策の推進、70歳現役社会づくり、 緊急雇用対策 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
60
(2) 産業・技術振興 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
63
(3) 中小企業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
71
(4) 商 業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
74
(5) 地場産業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
75
(6) 国際経済 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
75
(7) 観 光 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
78
(8) 職業能力開発 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
80
(9) 雇 用 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
81
(10) 勤労者生活の充実 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
83
(11) 農 業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
84
① 農地 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
84
② 農家・農業労働力 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
85
③ 農業生産 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
86
④ 農業技術 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
88
⑤ 都市と農村の共生社会づくり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
88
(12) 林 業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
89
(13) 漁 業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
91
3 交流・連携 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
94
(1) 交流拠点 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
94
① アジアにおける交流拠点の形成 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
94
② 国際交流 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
96
(2) 地域づくり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
99
(3) 交 通 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
104
① 道路 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
105
② 鉄道 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
108
③ 空港 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
110
④ 港湾 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
113
(4) 美しいまちづくり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
114
(5) 住 宅 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
116
(6) 新ふくおかIT戦略の推進 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
118
4 教育・文化 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
121
(1) 教育力向上福岡県民運動 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
121
(2) 青少年育成 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
121
(3) 学校教育 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
123
(4) 生涯学習と社会教育 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
129
(5) 地域文化と芸術文化 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
130
(6) 文化遺産と文化交流 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
132
(7) スポーツ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
133
5 生活環境 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
135
(1) 環境総合基本計画の推進 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
135
(2) 環境教育・啓発の推進 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
135
(3) 循環型社会づくり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
136
(4) 廃棄物対策 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
138
(5) 地球規模に立った環境保全 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
140
① 地球温暖化対策 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
140
② エネルギー ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
141
③ 国際環境協力 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
142
143
(6) 自然環境保全 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(7) 緑 化 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
147
(8) 生活環境保全 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
148
(9) 水環境 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
150
① 下水道 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
150
② 上水道・工業用水道 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
151
6 県民参加型県政 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
153
(1) 情報公開 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
153
(2) 広報・広聴 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
155
(3) 行政情報化の推進 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
155
(4) 個人情報保護 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
157
(5) 行政改革への取組 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
158
(6) 地方分権の推進 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
158
Ⅲ 地域別の主な事業
1 地域別主要指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
161
2 北九州地域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
162
3 福岡地域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
163
4 筑後地域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
164
5 筑豊地域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
165
Ⅳ 平成23年度県予算の概要
1 一般会計歳入歳出予算、特別会計予算 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
167
2 重点施策体系 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
170
3 主要(重点)事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
171
Ⅴ 参考資料
1 平成22年県政10大ニュース ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
229
2 平成22年度県政をめぐる主な出来事 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
233
3 海外主要指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
242
4 都道府県主要指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
244
5 市町村主要指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
246
6 福岡県主要計画一覧 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
254
7 県民対象の各種イベント ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
259
8 福岡県行政機構一覧 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
268
I
県勢の概況
1
福岡県のあゆみと概況
……………
1
2
主要指標からみた県勢の地位 ……
4
3
4
九州における福岡県の地位 ……… 6
人
口 …………………………… 8
5
経
6
土地利用
……………………………
7
水 利 用
…………………………… 19
8
県 財 政
…………………………… 21
済
…………………………… 12
17
1
●
福岡県のあゆみと概況
県のあゆみ
とお
み か ど
福岡県は、古代、遠の朝廷と呼ばれた大宰府政庁や、外国使節の迎賓館である鴻臚館がおかれ、
中国大陸や朝鮮半島と我が国の交流の窓口でした。中世に入っても、博多の港は中国や朝鮮半島
をはじめ、琉球や南海との貿易基地として栄えました。
江戸時代に入ると、木ろうなどの商品作物や博多織、久留米絣、小倉織などの工芸品の生産が
盛んになりました。多くの街道や港、遠賀川、筑後川の水運が発達し、福岡県は九州の交通の要
衝を占めていました。
明治から昭和にかけて、筑豊や大牟田で石炭の産出が盛んになり、これを活用して北部に鉄鋼、
機械、電気、化学、窯業などを中心とする 「北九州工業地帯」 が、南部大牟田地区には重化学コ
ンビナートが形成され、日本の近代化と経済発展を支えました。
第2次世界大戦後は、国の傾斜生産政策と朝鮮戦争による特需景気などにより、鉄鋼、金属、
化学などの製造業や石炭産業が隆盛となり、いち早く荒廃から立ち直りました。
昭和 30 年以降の高度成長期には、本県の工業生産も大きく伸びましたが、同時に進行したエネ
ルギー革命により、石炭産業が衰退し、筑豊地域は特に深刻な打撃を受けました。 30 年代中期以
降は、全国各地で工業団地の整備等が進み、本県の経済は徐々に沈滞し、人口も5年間は減少し
ました。
40 年代中期以降は第3次産業が大きく成長し、福岡市を中心に商業やサービス業の集積が進み、
人口は増加に転じました。
2度のオイルショック以降は、低成長や円高、産業構造の転換の中で、素材型産業の比重の大
きい本県経済は厳しい状況になりました。このため、先端成長産業の育成、集積に取り組み、自
動車産業、先端半導体、バイオ、ロボットなどの企業立地が進んでいます。平成 17 年には北九州
空港が開港し、九州国立博物館が開館しました。23
年春には九州新幹線博多~鹿児島間が全線開通しま
極北 北緯 34°15′'00″
(宗像市大島字沖ノ島)
した。アジアをはじめ、世界との交流を促進する福
岡県の交通基盤や文化機能は着実に向上しています。
九州の経済や文化、行政の中枢機能の集積が進む中、
アジア諸国・世界各地との交流をさらに拡大し、九州、
極西 東経 129°58′54″
(糸島市志摩大字烏帽子島)
東西
112.1km
西日本、アジアにおける広域交流都市圏として、一層
の飛躍を図ろうとしています。
●
位
南北
138.6km
置
極東 東経 131°11′25″
(築上郡上毛町大字上唐原)
九州の北に位置する本県は、九州と本州を結ぶ交
通の要衝を占めています。 福岡、東京間 880 ㎞に対
して、福岡、上海間は 890 ㎞とほぼ同距離にあり、
福岡、ソウル間は 540 ㎞と、朝鮮半島や中国大陸に
極めて近い位置にあります。
(注)距離は OAG Flight Guide による。
-1-
極南 北緯 33°00′02″
(大牟田市四山町)
* 緯度経度については「世界測地系」
による数値
●
地
勢
福岡県の地勢図
本県は、玄界灘、響灘、周防灘、有明海により三
響灘
方を海に囲まれ、三郡山地、脊振山地、古処山地、
遠
賀
川
耳納山地等の山地と、その間を流れる筑後川、矢部
川、遠賀川、山国川等の河川、河川の流域に開けた
直
方
平
野
玄界灘
肥沃な平野など自然に恵まれた地域です。
周防灘
福
智
山
地
三郡山地
福岡平野
●
気
候
背振山地
日本海側に位置する福岡、北九州地方は冬季は北
古 処 山 地
▲英彦山
筑紫平野
西の季節風が吹きつける日本海型気候区の特徴が
大分県
佐賀県
耳納山地
見られますが、年間を通してみると気候は温暖です。
筑後川
周囲を山に囲まれた筑豊地域と筑後地域は、最高
矢部川
気温が高く、最低気温が低い内陸型気候の特徴を示
有明海
筑肥山地
熊本県
しています。降水量は年間概ね 1,600mm を超え、県
境の山地では 2,800mm を超えるところもあります。
平均気圧
(海面)
hPa
平成18年 1015.2
19
1015.2
20
1015.4
21
1014.9
22
1015.7
年 次
気温
最高
℃
35.5
37.2
37.3
34.9
37.4
平均
℃
17.2
18.0
17.1
17.3
17.5
最低
℃
-0.3
-1.3
0.4
-1.2
-1.3
資料:県総合政策課
相対湿度
(平均)
%
68
63
66
64
65
日照時間
降水量
時間
1,829.0
1,986.7
1,840.2
1,807.0
1,833.1
㎜
2,018.0
1,195.0
1,780.5
1,692.0
1,729.0
風速
(平均)
m/秒
2.7
2.7
2.6
2.6
2.9
資料 気象庁
資料:気象庁HP
月別平均気温と降水量
㎜
℃
700
600
500
35
30
【平成21・22 年】
(福岡市)
25
400
20
300
15
200
10
100
5
0
1
21年降水量 62.5
22年降水量 50.5
6.4
21年気温
6.6
22年気温
2
86.0
70.0
9.8
9.4
3
4
5
6
7
8
46.0 99.5 45.5 219.0 619.5 94.0
155.0 199.5 105.0 203.0 453.5 69.5
11.7 15.6 19.9 23.6 26.8 27.6
10.9 13.8 19.2 23.5 27.7 30.3
資料:気象庁HP
-2-
9
10
11
12
83.5 105.0 181.5 50.0
138.5 78.5 58.0 148.0
24.4 19.7 13.7 8.9
26.3 20.0 13.2 8.8
0
●
行政区域
本県には、北九州・福岡の両政令市を含め 28 市、30 町、2村があります(平成 23 年4月1日
現在)。これらの 60 市町村は、地理的、歴史的、経済的、社会的特性などから、大きく、北九州、
福岡、筑後及び筑豊の4地域に分けられます。
芦屋町
水巻町
岡垣町
福岡地域
(10市9町1村)
宗像市
福津市
北九州地域
(4市9町)
北九州市
遠賀町
中間市
鞍手町
苅田町
直方市
古賀市
宮若市
新宮町
小竹町
行橋市
福智町
香春町
久山町
飯塚市
糸田町
田川市
粕屋町 篠栗町
みやこ町
築上町
吉富町
大任町
志免町 須恵町
福岡市
赤村
桂川町
川崎町
豊前市
宇美町
春日市
太宰府市
糸島市
上毛町
嘉麻市
添田町
大野城市
那珂川町
筑紫野市
筑前町
朝倉市
小郡市
大刀洗町
筑後地域
(9市3町)
うきは市
久留米市
広川町
大川市
大木町
筑後市
八女市
柳川市
みやま市
大牟田市
-3-
東峰村
筑豊地域
(5市9町1村)
2 主要指標からみた県勢の地位
本県の特性を明らかにする自然環境、人口、経済、教育、文化、医療など各分野の主要指標
区 分
年 次
(度)
単 位
福岡県
全 国
対全国比 全国
(%) 順位
資 料
(自然環境)
総
面
積
21 年
k㎡
4,977.20
377,946.51
可
(
住 地 面 積 割
対
総 面 積
合
)
21 年度
%
55.1
32.6
合
)
12 年度
%
44.8
65.7
口
22 年
万人
507
12,806
―
%
0.5
0.2
森
(
林
対
面
総
積
面
割
積
29
総務省統計局
「社会生活統計指標-
都道府県の指標-2011」
―
8
〃
―
40
〃
1.33
(人口・世帯)
総
人
人 口 増 加 率 ( 17 ~ 22 ) 年
住 民 基 本 台 帳 人 口
22 年度
万人
504
12,623
3.96
9
―
9
4.00
9
総務省統計局
「平成22年国勢調査速報」
〃
総務省「住民基本台帳に基づく
人口、人口動態及び世帯数(平
成23年3月31日現在)」
※全国の数値には東の本大震災により報告
できない22市町村分を含まない
総
世
帯
数
22 年
千世帯
2,111
51,952
4.06
9
人口集中地区(DID)
人 口 割 合 ( 対 総 人 口 )
17 年
%
69.8
66.0
―
10
年
人
少
老
人
年
総務省統計局
「平成22年国勢調査速報」
総務省統計局
「平成17年国勢調査」
口
(0 ~ 14 才 )
割
合
17 年
%
13.9
13.7
―
25
〃
口
(65 才 以 上 )
割
合
17 年
%
19.8
20.1
―
37
〃
生 産 年 齢 (15 ~ 64 才 )
割
合
人
口
17 年
%
65.9
65.8
―
13
〃
3.57
9
―
26
(経 済)
内閣府経済社会総合研究所「県
民経済計算年報」平成23年版
県 内 総 生 産 ( 名 目 )
20 年度
億円
180,200
5,050,163
一 人 当 た り 県 民 所 得
20 年度
千円
2,644
2,916
民
数
21 年
事業所
226,803
5,886,193
3.85
8
額
21 年
億円
2,098
83,162
2.52
15
農林水産省
「平成21年農業産出額」
額
21 年
億円
179
9,742
1.84
19
農林水産省
「平成21年漁業生産額」
海 面 養 殖 業 生 産 額
21 年
億円
142
4,095
3.47
11
〃
製
等
21 年
億円
77,675
2,652,590
2.93
12
経済産業省「平成21年工業
統計表」
額
19 年
億円
221,264
5,482,371
4.04
4
経済産業省「平成19年商業
統計表」(確報)
営
農
海
商
事
業
面
産
漁
造
業
品
品
業
出
所
出
生
産
荷
販
額
売
〃
総務省統計局
「平成21年経済センサス-基礎調査」
卸
売
業
販
売
額
19 年
億円
167,702
4,135,317
4.06
4
〃
小
売
業
販
売
額
19 年
億円
53,562
1,347,054
3.98
9
〃
-4-
年 次
(度)
区 分
単 位
福岡県
対全国比 全国
(%) 順位
全 国
資 料
(学校教育)
大
文部科学省「平成22年度学校
基本調査報告書」
22 年度
校
34
778
4.37
6
数
22 年度
校
20
395
5.06
4
〃
高等学校卒業者の進学率
22 年度
%
53.3
54.3
―
21
〃
公
民
館
数
( 人 口 100 万 人 当 た り )
20 年度
館
72.4
124.9
―
38
総務省統計局
「社会生活統計指標-
都道府県の指標-2011」
図
書
館
数
( 人 口 100 万 人 当 た り )
20 年度
館
29.8
24.8
―
21
〃
青 少 年 教 育 施 設 数
( 人 口 100 万 人 当 た り )
20 年度
所
12.9
8.8
―
13
〃
第1次産業就業者比率
17 年
%
3.5
4.8
―
39
第2次産業就業者比率
17 年
%
21.6
26.1
―
40
〃
第3次産業就業者比率
17 年
%
73.0
67.2
―
3
〃
完
短
学 ( 国 ・ 公 ・ 私 ) 数
期
大
学
(社会教育・文化・スポーツ)
(労 働)
総務省統計局
「平成17年国勢調査」
業
率
22 年
%
6.0
5.1
―
4
総務省統計局
「労働力調査」
(平成23年5月31日)
比
率
20 年度
%
53.6
61.1
―
44
総務省統計局
「社会生活統計指標-
都道府県の指標-2011」
上水道給水人口比率(給水
人口/行政区域内人口)
20 年度
%
92.3
96.5
―
37
〃
下水道普及率(排水区域
人口/行政区域内人口)
20 年度
%
45.8
―
39
〃
保 有
自 動
車 数
( 人 口 千 人 当 た り )
21 年度
台
632.7
617.2
―
39
〃
主 要 道 路 実 延 長
(総面積1k㎡当たり)
20 年度
km
0.93
0.49
―
5
〃
都
市
公
園
数
(可住地面積100k㎡当たり)
20 年度
所
200.57
79.59
―
5
〃
生活保護被保護実人員
(月平均人口千人当たり)
20 年度
人
19.61
12.47
―
5
総務省統計局
「社会生活統計指標-
都道府県の指標-2011」
生活習慣病による死亡者数
( 人 口 10 万 人 当 た り )
20 年度
人
506.6
534.1
―
39
〃
一
般
病
院
数
( 人 口 10 万 人 当 た り )
20 年度
施設
8.1
6.0
―
15
〃
火 災
出 火
件 数
( 人 口 10 万 人 当 た り )
20 年度
件
37.9
41.0
―
35
総務省統計局
「社会生活統計指標-
都道府県の指標-2011」
交 通 事 故 発 生 件 数
( 人 口 10 万 人 当 た り )
21 年度
件
877.5
577.8
―
7
〃
刑 法 犯 認 知 件 数
( 人 口 千 人 当 た り )
20 年度
件
17.88
14.24
―
4
〃
全
失
(居 住 環 境)
持
ち
家
…
(社会保険・健康・医療)
(安 全)
-5-
3
九州における福岡県の地位
九州における総人口の県別構成
● 九州の中枢
本県は、福岡市を中心とする商業や金融業、
熊本
12.7%
北九州市を中心とする工業などの産業や、学術、
鹿児島
12.6%
長崎
11.0%
文化、情報機能が集積し、九州の中枢としての
大分
8.6%
沖縄
8.2%
宮崎
8.1%
役割を担っています。
福岡
32.6%
● 九州の3分の1を超える人口
2つの政令市を擁し、九州最大の人口が集積
の 34.8%を占めています。
6.1% 佐賀
22年('10)
14,597千人
し、平成 10 年には 500 万人を超えました。福
岡都市圏を中心に人口が増加し、九州の総人口
14,454千人
60年('85)
5.8% 佐賀
7.8% 宮崎
福岡
34.8%
8.2%
大分
9.5%
沖縄
12.5%
熊本
● 産業の中心地域
11.7%
鹿児島
9.8%
長崎
本県は、九州の総生産の 37.6%を占めていま
す。工業は、我が国有数の工業地域である北九
州市を中心に高い集積を誇り、製造品出荷額で
九州の 36.3%を占めています。
商業、サービス業、金融業など本県の第3次
九州における総生産の県別構成
産業の集積は高く、特に卸売業販売額は、九州
熊本
12.8%
の 59.2%と圧倒的シェアを誇っています。
鹿児島
11.4% 長崎
9.9%
農業は、九州の農業産出額の 12.3%となっ
ています。
大分8.9%
沖縄7.1%
福岡36.9%
30兆2,735億円
60年度('85)
20年度('08)
47兆8,987億円
宮崎7.0%
佐賀6.0%
佐賀6.1%
宮崎7.4%
福岡37.6%
熊本
11.7%
大分
鹿児島 9.3%
11.1%
沖縄
7.7%
長崎
9.0%
資料:内閣府経済社会総合研究所
「県民経済計算年報(平成23年版)」
-6-
九州の製造品出荷額等の県別構成
大分
熊本
13.3%
11.7%
福岡
40.9%
15兆9,383億円
60年('85)
21年 ('09)
19兆8,952億円
九州の卸売業販売額の県別構成
鹿児島
熊本
8.6%
8.5%
鹿児島
9.2%
長崎
7.7%
佐賀
7.0%
宮崎
6.6%
3.6% 沖縄
沖縄, 2.8%
宮崎, 6.2%
長崎
6.4%
大分
58.5%
5.3%
宮崎
4.9%
28兆 157億円
4.2% 沖縄
60年('85)
3.6% 佐賀
3.6% 佐賀
19年('07)
28兆3,269億円
4.8% 大分
5.3%
沖縄
5.1%
福岡
宮崎
5.8%
59.2%
長崎
7.8%
熊本
8.5%
鹿児島
福岡
佐賀, 7.8%
福岡, 39.0%
長崎, 8.4%
鹿児島, 8.6%
大分, 15.5% 熊本, 11.7%
資料:経済産業省「平成21年工業統計表」
資料:経済産業省「平成19年商業統計表(確報)」
九州の農業産出額の県別構成
熊本
18.6%
鹿児島
長崎
8.2% 大分
8.9%
宮崎
21.2%
13.6%
福岡
福岡 12.3%
15.9%
沖縄
5.7%
2兆 502億円
60年('85)
8.0% 佐賀
5.2% 沖縄
21年('09)
1兆7,035億円
7.5% 佐賀
7.7%
大分
8.1%
長崎
23.5%
鹿児島
18.0%
17.6%
熊本
宮崎
九州の大学・短大数及び学生数の県別構成
資料:農林水産省「平成21年農業産出額」
長崎
● 高い高等教育機能
熊本
11.2% 9.6%
本県には 34 の大学と 20 の短期大学があり、
鹿児島
8.8%
大学・短大数、学生数はそれぞれ九州の 43.2
福岡
%、49.8%に及んでいます。九州各県から学
43.2%
8.0%
宮崎
8.0%
沖縄
7.2%
佐賀
4.0%
3.7% 佐賀
4.5%
宮崎
7.2%
大分
7.6%
大学・短大数
生が集まる高い教育機能を有しています。
大分
125校
学生数
266,886人
7.9% 長崎
7.9% 鹿児島
福岡
49.8%
11.4%
熊本
沖縄
資料:文部科学省「平成22年度学校基本調査報告書」
-7-
4
●
人
口
総人口の推移
総人口の推移(S60 年~H22 年)
平成 22 年国勢調査速報による 22 年 10 月1日現在
の本県の人口は、5,072,804 人で、17 年から 22 年の
10月1日
現在人口
年次
(千人)
5年間に 22,896 人 (増加率 0.45%) 増加しました。
福岡市、北九州市の2つの政令市を有する本県は、
人口集積が高く、全国の人口 (1億 2,806 万人:総
務省統計局「平成 22 年国勢調査速報」) の 4.0%を
占め、全国第9位の人口規模となっています。
人口の推移を要因別にみると、自然増減について
は、21 年の出生数 46,084 人、死亡数 44,879 人とな
対前回年 対前回年
増加人口 人口増加率
S 60('85)
H 2('90)
7('95)
12('00)
17('05)
22('10)
4,719
4,811
4,933
5,016
5,050
5,073
(千人)
166
92
122
82
34
23
(%)
3.64
1.95
2.54
1.67
0.68
0.45
資料:総務省統計局「国勢調査報告」、22 年
は総務省統計局「平成 22 年国勢調査
速報」
り、出生数が死亡数を上回りました。社会増減については、22 年の県外への転出者数は 95,762 人、
県外からの転入者数は 98,435 人となり、2,673 人の転入超過となりました。
(千人)
出生・死亡数の推移(S61 年~H21 年)
80
出生
70
死亡
60
53.464
46,695
46,084
51.754
49.835
48.952
48.822
48.164
47.948
47.811
47.579
47.539
47.291
46.985
46.849
46.769
46.681
46.393
46.443
45.304
45.143
45.035
43.421
41.144
40.770
39.903
39.414 44,879
38.638
38.502
38.018
37.158
36.884
45,134
35.875
35.798
34.902
34.639
33.973
33.595
32.329
32.247
30.786
50
40
30
20
10
0
62('87)
4('92)
9('97)
14('02)
19('07)
資料:厚生労働省「人口動態統計」
(千 人 )
県外転出入者数の推移(S61 年~H22 年)
145
県外からの転入
県外への転出
135
125
115
98,435
105
95,762
95
62('87)
4('92)
9('97)
14('02)
資料:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」
-8-
19('07)
● 男女の数 (性比)
本県の人口 (平成 21 年 10 月1日現在) を男女別にみると、男性 239 万8千人、女性 266 万9
千人で、女性が男性を 27 万1千人上回っています。
性比 (女性 100 人に対する男性の数) は 89.8 で、全国的にも女性の比率が高いという特徴があ
ります。
順
位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
人口規模上位 10 都道府県(H21 年)
都 道
府 県
全 国
東 京
神奈川
大 阪
愛 知
埼 玉
千 葉
兵 庫
北海道
福 岡
静 岡
人 口(千人)
総数
男
女
127,510
62,130
65,380
12,868
8,943
8,801
7,418
7,130
6,139
5,583
5,507
5,067
3,792
6,403
4,508
4,258
3,729
3,586
3,066
2,671
2,599
2,398
1,870
6,466
4,436
4,542
3,689
3,544
3,073
2,912
2,908
2,669
1,922
性比
95.0
対 H20年 構成比
増加率(%) (%)
△ 0.14 100.0
99.0
101.6
93.7
101.1
101.2
99.8
91.7
89.4
89.8
97.3
△
△
△
△
0.23
0.29
0.06
0.19
0.24
0.28
0.06
0.52
0.12
0.21
10.1
7.0
6.9
5.8
5.6
4.8
4.4
4.3
4.0
3.0
資料:総務省統計局
「平成 21 年 10 月1日現在
推計人口」ただし、福岡県
の数値については県調査統
計課「福岡県の人口と世帯
年報」
● 地域別人口
平成 22 年国勢調査速報による 22 年 10 月1日現在の地域別人口をみると、福岡地域の 249 万6
千人 (県の人口の 49.2%) が最も多く、以下、北九州地域の 130 万7千人(同 25.8%)、筑後地域
の 83 万3千人 (同 16.4%)、筑豊地域の 43 万6千人 (同 8.6%) となっています。
17 年から 22 年の5年間に福岡地域は8万2千人 (増加率 3.38%) 増加し、北九州地域は2万2
千人 (減少率 1.63%)、筑後地域は2万3千人 (同 2.67%)、筑豊地域は1万4千人 (同 3.13%)
それぞれ減少しました。
地域別人口の推移(H7 年~H22 年)
地
人口(千人)
域
北九州
福 岡
筑 後
筑 豊
7
1,361
2,211
877
484
12
1,352
2,328
870
466
17
1,329
2,415
856
450
22
1,307
2,496
833
436
7
27.6
44.8
17.8
9.8
構成比(%)
12
27.0
46.4
17.3
9.3
人口増加数(千人) 人口増加率(%)
17
26.3
47.8
17.0
8.9
22
25.8
49.2
16.4
8.6
17~22
△ 22
82
△ 23
△ 14
17~22
△ 1.63
3.38
△ 2.67
△ 3.13
資料:7~17 年は総務省統計局「国勢調査報告」
22 年は総務省統計局「平成 22 年国勢調査速報」
●
市町村別人口の推移
平成 22 年国勢調査速報による 22 年 10
月1日現在の市町村別人口の増減をみる
と、17 年から 22 年の5年間に人口が増加
したのは 11 市 11 町、減少したのは 17 市
19 町2村でした。
最も人口が増加したのは福岡市の
62,547 人で、最も減少したのは北九州市
の 16,237 人となっています。増加率は粕
屋町の 11.46% が最も高く、減少率は東
峰村の 11.50%が最も高くなっています。
人口増減数の大きい市町村(H17 年~H22 年)
(増加市町村)
(減少市町村)
順
増加数 増加率
順
減少数
市町村名
市町村名
位
(人) (%)
位
(人)
1 福 岡 市 62,547
4.46
1 北九州市 -16,237
2 粕 屋 町 4,317
11.46
2 大牟田市 -7,407
3 太宰府市 3,403
5.07
3 八 女 市 -4,209
4 志 免 町 3,014
7.43
4 久留米市 -4,111
5 那珂川町 2,813
5.99
5 嘉 麻 市 -3,322
6 筑紫野市 2,619
2.68
6 柳 川 市 -3,151
7 大野城市 2,353
2.54
7 朝 倉 市 -3,019
8 古 賀 市 1,987
3.55
8 みやま市 -2,635
9 苅 田 町 1,615
4.70
9 中 間 市 -2,346
10 宗 像 市 1,333
1.42
10 飯 塚 市 -1,865
減少率
(%)
-1.63
-5.65
-5.75
-1.34
-7.23
-4.23
-5.08
-6.08
-5.04
-1.40
資料:総務省統計局「国勢調査報告」、「平成 22 年国勢調査速報」
-9-
●
年齢別人口構成
本県の人口(平成 21 年 10 月1日現在)を年齢3区分別にみると、年少人口 (0~ 14 歳)が 69
万5千人、生産年齢人口 (15~64 歳) が 323 万9千人、老年人口 (65 歳以上) が 111 万人で構成
比はそれぞれ 13.7%、63.9%、21.9%となっています。前年に比べると、年少人口は、ほぼ横ばい
で、生産年齢人口は2万人 (0.6%) 減少しているのに対し、老年人口は2万8千人 (2.6%) 増加
しています。
老年人口割合は、前年に比べると 0.5 ポイント上昇しており、人口の高齢化が進んでいます。
市町村別にみると、年少人口は那珂川町で 18.3%、生産年齢人口は福岡市で 68.5%、老年人口
は矢部村で 46.4%とそれぞれ最も高くなっています。
福岡県の人口ピラミッド(H21 年)
男
地域別年齢3区分別人口割合(H21 年)
0%
女
20%
40%
60%
80%
100%
90~94
福 岡
14.2
75~79
筑 後
13.8
60~64
筑 豊
12.7
45~49
北九州
13.2
福岡県
13.7
63.9
21.9
全 国
13.3
63.9
22.8
67.0
60.9
18.1
25.1
59.7
27.5
61.5
25.3
30~34
15~19
0~4
300
200
100
0
100
200
300
(千人)
資料:県調査統計課「福岡県の人口と世帯年報」
年少人口
生産年齢人口
老年人口
資料:総務省統計局「平成 21 年 10 月 1 日現在推計人口」
県調査統計課「福岡県の人口と世帯年報」
市町村年齢3区分別割合(H21 年)
年少人口割合
高い市町村
順
位 市町村 割合(%)
1 那珂川町
18.3
2 粕 屋 町
17.8
3 篠 栗 町
17.1
4 志 免 町
17.0
5 新 宮 町
16.9
生産年齢人口割合
高い市町村
順
位 市町村 割合(%)
1 福 岡 市
68.5
2 新 宮 町
67.8
2 粕 屋 町
67.8
4 宇 美 町
67.7
5 筑紫野市
66.8
資料:県調査統計課「福岡県の人口と世帯年報」
- 10 -
老年人口割合
高い市町村
順
位 市町村 割合(%)
1 矢 部 村
46.4
2 星 野 村
41.6
3 東 峰 村
37.8
4 黒 木 町
34.3
5 添 田 町
34.2
人口構造の変化(S25 年~H21 年)
区 分
実数(千人)
総人口
年少人口
生産年齢人口
老年人口
構成比(%)
年少人口
生産年齢人口
老年人口
25
35
45
55
2
12
17
21
('50)
('60)
('70)
('80)
('90)
('00)
('05)
('09)
21
(全国)
3,530
1,251
2,126
153
4,007
1,257
2,541
208
4,027
943
2,792
293
4,553
1,050
3,073
426
4,811
910
3,288
598
5,016
743
3,393
870
5,050
701
3,327
998
5,067
695
3,239
1,110
127,510
17,011
81,493
29,005
35.4
60.2
4.3
31.4
63.4
5.2
23.4
69.3
7.3
23.1
67.5
9.4
18.9
68.3
12.4
14.8
67.6
17.4
13.9
65.9
19.8
13.7
63.9
21.9
13.3
63.9
22.8
資料:総務省統計局「国勢調査報告」、「平成 21 年 10 月 1 日現在推計人口」、県調査統計課「福岡県の
人口と世帯年報」
注) 総人口には年齢不詳者を含む。
●
世帯数
世帯数の推移(S50 年~H17 年)
国勢調査による平成 17 年 10 月1日現在の本
年
次
世帯総数
(千世帯)
一般世帯数
(千世帯)
S50('75)
55('80)
60('85)
H2('90)
7('95)
12('00)
17('05)
1,303
1,432
1,523
1,639
1,783
1,918
2,010
1,299
1,426
1,519
1,624
1,774
1,907
1,985
県の一般世帯数は 198 万5千世帯で、12 年に比べ
7万8千世帯 (4%) 増加しています。
1世帯当たりの平均人員は 2.47 人で、全国
(2.55 人) に比べ 0.08 人少なく、12 年に比べる
と 0.10 人減少しています。
1世帯
あたり
人 員
3.24
3.13
3.05
2.89
2.72
2.57
2.47
(全国)
1世帯
あたり
人 員
3.28
3.22
3.14
2.99
2.82
2.67
2.55
資料:総務省統計局「国勢調査報告」
注 1)世帯総数には世帯の種類「不詳」と施設等の
世帯を含む
注 2)一般世帯とは、施設等(寮・病院等)に入所して
いる者を除く世帯
●
世帯構成
世帯を家族類型別にみると、核家族世帯が増加しています。また、世帯人員が1人の 「単独世帯」
は 63 万世帯 (同 31.7%)で、高齢化の進行により急激に増加しています。
世帯の家族類型別一般世帯数(S60 年~H17 年)
世帯の家族類型
総
数
親族世帯
核家族世帯
夫婦のみ
夫婦と子供
男親と子供
女親と子供
その他の親族世帯
非親族世帯
単独世帯
60
('85)
1,519
一般世帯数(千世帯)
2
7
12
('90)
('95)
('00)
1,624
1,774
1,907
17
('05)
1,985
60
('85)
100.0
2
('90)
100.0
1,191
938
222
602
15
99
253
1,227
985
261
595
17
113
241
1,279
1,046
305
595
20
126
233
1,322
1,103
347
590
22
145
219
1,342
1,136
370
578
25
163
207
78.4
61.8
14.6
39.6
1.0
6.5
16.6
75.5
60.7
16.0
36.6
1.1
6.9
14.9
72.1
58.9
17.2
33.5
1.1
7.1
13.1
69.3
57.9
18.2
30.9
1.2
7.6
11.5
67.6
57.2
18.6
29.1
1.2
8.2
10.4
70.0
57.9
19.6
29.9
1.3
7.1
12.1
3
3
5
8
12
0.2
0.2
0.3
0.4
0.6
0.5
325
394
490
577
630
21.4
24.3
27.6
30.2
31.7
29.5
資料:総務省統計局「国勢調査報告」
- 11 -
家族類型別割合(%)
7
12
17
('95)
('00)
('05)
100.0
100.0
100.0
17(全国)
100.0
5
経
済
本県の産業は、 明治 34 年の官営八幡製鉄所の創業以来、 鉄鋼業をはじめとする重化学工業を中心
に発達し、 四大工業地帯の一つに数えられるなど、 我が国の経済発展をリードしてきました。 しかし、
昭和 30 年代のエネルギー革命による石炭産業の衰退や、新産業都市や工業整備特別地域の全国的な整
備等により、我が国の高度成長期における本県工業の伸びは相対的に小さくなりました。40 年代には、
物流拠点としての展開、福岡・北九州都市圏における地方中枢機能の集積等により、 第3次産業化が
進展し、 産業構成はサービス業の比率が高く、 製造業の比率が低い産業構造となりました。
経済活動別県内総生産(名目)
実 数 (億 円) 項 目
1. 産
50年度
('75)
55
('80)
対前年度
増加率(%)
構 成 比(%)
60
('85)
2
('90)
7
('95)
12
('00)
20
('08)
50年度
('75)
55
('80)
60
('85)
2
('90)
7
('95)
12
('00)
20
('08)
20
('08)
業
52,455
89,183
102,555
141,215
160,972
166,937
164,353
91.4
92.3
91.7
92.8
93.3
92.8
91.2
△ 3.8
(1) 農 林 水 産 業
2,287
2,319
2,369
2,293
1,938
1,758
1,504
4.0
2.4
2.1
1.5
1.1
1.0
0.8
△ 1.7
(2) 鉱 業
752
1,170
1,080
879
793
439
241
1.3
1.2
1.0
0.6
0.5
0.2
0.1
6.0
(3) 製 造 業
11,891
21,063
23,935
30,125
30,370
27,862
25,191
20.7
21.8
21.4
19.8
17.6
15.5
14.0
△ 14.3
(4) 建 設 業
5,744
8,315
8,151
12,774
11,571
12,316
8,687
10.0
8.6
7.3
8.4
6.7
6.8
4.8
△ 2.7
981
2,728
3,646
4,585
4,657
4,550
3,640
1.7
2.8
3.3
3.0
2.7
2.5
2.0
△ 1.5
(6) 卸 売 ・ 小 売 業
13,804
24,451
21,835
32,879
36,916
35,487
31,862
24.0
25.3
19.5
21.6
21.4
19.7
17.7
△ 2.9
(7) 金 融 ・ 保 険 業
2,315
3,661
4,846
6,597
8,441
8,963
8,262
4.0
3.8
4.3
4.3
4.9
5.0
4.6
△ 19.5
(8) 不 動 産 業
3,705
7,330
10,587
13,256
18,343
19,596
23,167
6.5
7.6
9.5
8.7
10.6
10.9
12.9
2.2
(9) 運 輸 ・ 通 信 業
4,679
7,267
9,427
11,513
14,420
14,569
14,673
8.1
7.5
8.4
7.6
8.4
8.1
8.1
△ 2.4
(5) 電 気 ・ ガ ス ・ 水道業
(10) サ ー ビ ス 業
2. 政 府 サービス 生 産 者
(1) 電 気 ・ ガ ス ・ 水道業
(2) サ ー ビ ス 業
(3) 公
6,298
10,879
16,679
26,315
33,522
41,397
47,126
11.0
11.3
14.9
17.3
19.4
23.0
26.2
2.0
5,375
7,750
9,650
11,800
14,079
15,181
16,308
9.4
8.0
8.6
7.8
8.2
8.4
9.1
1.0
126
194
332
1,173
1,364
1,607
2,169
0.2
0.2
0.3
0.8
0.8
0.9
1.2
5.2
2,124
3,180
3,923
3,722
4,417
4,542
4,509
3.7
3.3
3.5
2.4
2.6
2.5
2.5
△ 1.4
務
3,125
4,376
5,396
6,905
8,297
9,032
9,630
5.4
4.5
4.8
4.5
4.8
5.0
5.3
1.2
3. 対家計民間非営利サービス生産者
1,351
2,350
3,222
2,964
3,756
3,741
4,492
2.4
2.4
2.9
1.9
2.2
2.1
2.5
2.0
59,182
99,284
115,427
155,979
178,807
185,858
185,154
103.1
102.7
103.2
102.5
103.6
103.4
102.7
△ 3.2
204
512
463
922
996
1,372
2,181
0.4
0.5
0.4
0.6
0.6
0.8
1.2
5.9
―
―
―
790
581
977
1,115
―
―
―
0.5
0.3
0.5
0.6
△ 2.3
1,977
3,138
4,036
3,955
6,618
6,441
6,020
3.4
3.2
3.6
2.6
3.8
3.6
3.3
△ 7.3
57,409
96,657
111,854
152,156
172,604
179,812
180,200
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
△ 3.0
4. 小 計(1+2+3)
5. 輸入品に課される税・関 税
6.(控除)総資本形成に係る消費税
7.(控除)帰 属 利 子
8. 県 内 総 生 産 (市場価格表示)
(4+5-6-7)
資料:県調査統計課「県民経済・市町村民経済計算報告書(平成23年3月及び平成18年3月)」、「平成8年度福岡県民経済計算報告書」
- 12 -
●
昭和 50 年代から平成初期の本県経済の特徴
昭和 50 年代から平成初期までの我が国経済は、高度成長期の名残りで高成長を維持した 54 年
度までの時期、55 年度から 61 年度までの低成長の時期、62 年度から平成2年度までのいわゆる
バブル景気の時期、3年度以降の平成不況の時期といった景気循環を繰り返してきました。
この間における県内総生産の推移を見ると、昭和 50 年度は 5 兆 7,409 億円でしたが、平成7年
度は 17 兆 2,604 億円となり、20 年間でおよそ3倍の規模となりました。
これを県内総生産の構成比で見ると、昭和 50 年度には製造業の比率が 20.7%あったものが、
平成7年度になると 17.6%と低くなりました。この間の国内総生産の製造業も 30.2%から 23.2
%へと大きく低下していますが、依然として本県は製造業の比率が全国と比べて低い状況が続い
ています。
これに対し、昭和 40 年代からの都市の成長と関連し、50 年代以降第3次産業化が急速に進行
しました。県内総生産の構成比で見ると、不動産業は、50 年度の 6.5%から平成7年度には 10.6
%へと、また、都市型産業であるサービス業は、昭和 50 年度の 11.0%から平成7年度の 19.4%
へと 8.4%の大幅な増加となりました。
特にサービス業は、
この間の国内総生産が 11.0%から 17.8
%の 6.8%の増加であることから、本県におけるサービス業が全国を上回る成長を続けていたこ
とが分かります。このような推移を経て 10 年度にはサービス業は、本県の県内総生産で最も大き
な産業となりました。
一方、昭和 50 年度に 24.0%であった卸売・小売業は、平成7年度には 21.4%と構成比では減
少しました。
※県(国)内総生産の値は、該当する年(度)の遡及した最新の推計結果に基づくものです。
県民所得の分配及び県民可処分所得
実 数 (億 円) 項 目
1. 県 民 雇 用 者 報 酬
(1) 賃 金 ・ 俸 給
(2) 雇 主 の 社 会 負 担
2. 財
(1)
(2)
(3)
産 所 得(非企業部門)
一 般 政 府
家
計
対家計民間非営利団体
50年度
('75)
32,779
29,607
3,172
3,586
106
3,433
47
55
('80)
51,453
45,624
5,829
60
('85)
64,959
56,891
8,068
2
('90)
79,590
68,617
10,973
7
('95)
95,212
82,472
12,740
対前年度
増加率(%)
構 成 比(%)
12
('00)
97,252
84,679
12,573
20
('08)
50年度
('75)
55
('80)
60
('85)
2
('90)
7
('95)
12
('00)
20
('08)
20
('08)
94,611
82,685
11,925
73.2
66.1
7.1
67.9
60.2
7.7
71.8
62.9
8.9
65.3
56.3
9.0
71.5
61.9
9.6
70.1
61.1
9.1
70.8
61.9
8.9
△ 0.2
△ 0.2
0.0
5,710
7,602
18,570
10,065
5,866
3,995
△ 942 △ 1,704 △ 1,835 △ 1,855 △ 2,388 △ 1,834
6,476
9,145
20,040
11,764
8,187
5,653
176
161
365
157
67
176
8.0
0.2
7.7
0.1
7.5
△ 1.2
8.6
0.2
8.4
△ 1.9
10.1
0.2
15.2
△ 1.5
16.4
0.3
7.6
△ 1.4
8.8
0.1
4.2
△ 1.7
5.9
0.0
3.0
△ 1.4
4.2
0.1
△ 26.7
△ 24.7
△ 16.4
8.7
3. 企 業 所 得
(法人企業の分配所得受払後)
(1) 民 間 法 人 企 業
(2) 公 的 企 業
(3) 個 人 企 業
8,419
2,947
△ 274
5,746
18,573
8,802
575
9,196
17,948
8,738
68
9,143
23,696
13,398
1,352
8,946
27,963
12,480
555
14,927
35,554
12,914
531
22,108
35,051
17,370
963
16,718
18.8
6.6
△ 0.6
12.8
24.5
11.6
0.8
12.1
19.8
9.7
0.1
10.1
19.4
11.0
1.1
7.3
21.0
9.4
0.4
11.2
25.6
9.3
0.4
15.9
26.2
13.0
0.7
12.5
△ 14.6
△ 25.0
△ 38.6
2.6
4. 県 民 所 得(要素費用表示)
(1+2+3)
44,785
75,735
90,510
121,855
133,240
138,672
133,657
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
△ 5.4
2,818
5,489
6,613
9,336
10,997
11,635
12,890
6.3
7.2
7.3
7.7
8.3
8.4
9.6
△ 1.9
47,603
81,224
97,122
131,191
144,237
150,307
146,547
106.3
107.2
107.3
107.7
108.3
108.4
109.6
△ 5.1
5. 生産・輸入品に課される税
(控除)補助金
6. 県 民 所 得(市場価格表示)
(4+5)
7. その他の経常移転(純)
8. 県民可処分所得(6+7)
1,586
2,433
2,260
12,883
12,922
14,408
11,973
3.5
3.2
2.5
10.6
9.7
10.4
9.0
16.5
49,189
83,657
99,383
144,074
157,159
164,715
158,520
109.8
110.5
109.8
118.2
118.0
118.8
118.6
△ 3.7
資料:県調査統計課「県民経済・市町村民経済計算報告書(平成23年3月及び平成18年3月)」、「平成8年度福岡県民経済計算報告書」
- 13 -
●
平成 10 年以降の本県経済
平成 10 年以降の日本経済は、戦後日本を支えた日本的雇用慣行や企業システムにきしみが目立
ち始め、経済成長率は比較的高かった 12 年度を除くと、横ばいかマイナスと低調に推移しました。
14 年初から輸出を起点に景気回復に転じ、15 年度からは経済成長率が 2%を超える息の長い景
気回復を続けていましたが、19 年後半からの原油、原材料の高騰やサブプライム住宅ローン問題
を背景とした米国経済の減速により、20 年に入ると景気回復は足踏み状態が続いていました。
20 年 9 月、米国の証券大手の破綻を契機に世界経済は急速に冷え込み、日本経済も急激な景気
の悪化に見舞われました。その後、海外経済の回復と経済対策効果に牽引されて 21 年春頃からは
景気は持ち直してきましたが、22 年の秋以降、足踏み状態となりました。こうした中、23 年 3
月に発生した東日本大震災により、供給面の制約による生産の減少や消費マインドの悪化から景
気は急速に落ち込みました。
この間の福岡県の経済状況をみると、14 年 2 月を底に景気回復局面へと移行し、15 年度は米国
経済の回復や中国の高成長を背景に自動車や鉄鋼などの輸出が好調となり生産が増加し、経済成
長率は 2.3%となりました。16 年度以降も輸出は増加を続け、それに伴い生産も高水準で推移し
ました。設備投資の増加や雇用情勢の改善による個人消費の増加など民間需要を中心とした景気
回復が続き、16 年度 1.8%、17 年度 2.1%、18 年度 1.4%の経済成長率となりました。19 年度は
原油を始めとする原材料価格の高騰により企業収益は圧迫されたものの、輸出の伸びを背景とし
て設備投資が高水準で推移した結果、1.6%の経済成長率となり、緩やかな回復が続きました。
20 年 9 月以降、世界経済の急激な減速を受け、
自動車を始めとする生産や輸出が急激に減少し、
20 年度の経済成長率は 2.6%のマイナスとなりました。21 年 2 月を底にアジア向けを中心に輸出
は増加基調となり、生産が持ち直し企業収益の改善へと向かいましたが、設備投資や家計消費へ
の波及の動きは弱く、雇用情勢は厳しい状況が続きました。22 年度は九州新幹線全線開業に向け
た設備投資の増加や輸出の増加が続き、緩やかな持ち直しの動きが続いていましたが、秋以降は
経済対策効果の息切れ等から足踏み状態となる中、23 年 3 月に発生した東日本大震災の影響によ
り自動車生産を中心に大きく減少し、また雇用情勢も依然として厳しい状況にあります。
福岡県鉱工業指数の推移
平成17年=100
生産
原指数
出荷
前年比
(%)
原指数
在庫
前年比
(%)
原指数
前年比
(%)
平成17年
100.0
▲ 2.3
100.0
▲ 2.6
100.0
1.5
18年
102.6
2.6
103.0
3.0
113.8
13.8
19年
102.4
▲ 0.2
102.7
▲ 0.3
122.3
7.5
20年
102.7
0.3
101.6
▲ 1.1
122.1
▲ 0.2
21年
79.6
▲ 22.5
78.4
▲ 22.8
113.3
▲ 7.3
22年
93.4
17.3
92.8
18.4
127.5
12.5
資料:県調査統計課
- 14 -
福岡県鉱工業指数の推移
資料:県調査統計課
県内総生産(支出側)(名目)
実 数 (億 円) 項 目
1. 民 間 最 終 消 費 支 出
(1) 家 計 最 終 消 費 支 出
50年度
('75)
55
('80)
60
('85)
2
('90)
7
('95)
対前年度
増加率(%)
構 成 比(%)
12
('00)
20
('08)
50年度
('75)
55
('80)
60
('85)
2
('90)
7
('95)
12
('00)
20
('08)
20
('08)
30,603
30,245
49,106
48,253
60,595
59,412
65,780
64,185
79,509
77,342
84,377
82,117
87,926
85,275
53.3
52.7
50.8
49.9
54.2
53.1
43.2
42.2
46.1
44.8
46.9
45.7
48.8
47.3
△ 1.0
△ 1.2
358
853
1,182
1,595
2,167
2,260
2,650
0.6
0.9
1.1
1.0
1.3
1.3
1.5
3.5
府最終消費支出
国 出先機関
県
市
町
村
社会保障基金
6,047
1,297
2,561
2,188
-
8,724
1,848
3,339
3,537
-
10,753
2,223
3,952
4,578
-
22,184
2,413
4,921
6,090
8,760
28,028
2,804
5,793
7,675
11,756
32,235
2,890
6,069
8,692
14,584
36,167
3,670
6,485
8,816
17,196
10.5
2.3
4.5
3.8
-
9.0
1.9
3.5
3.7
-
9.6
2.0
3.5
4.1
-
14.6
1.6
3.2
4.0
5.8
16.2
1.6
3.4
4.4
6.8
17.9
1.6
3.4
4.8
8.1
20.1
2.0
3.6
4.9
9.5
2.0
5.7
0.7
0.5
2.5
3. 県 内 総 資 本 形 成
(1) 総 固 定 資 本 形 成
a 民
間
b 公
的
(2) 在 庫 品 増 加
20,932
19,633
14,985
4,648
1,299
30,646
30,036
21,217
8,818
610
32,620
31,387
23,246
8,141
1,233
49,343
46,867
38,119
8,748
2,476
43,334
42,380
30,763
11,617
954
41,569
41,286
29,514
11,772
283
38,902
37,152
29,726
7,427
1,749
36.5
34.2
26.1
8.1
2.3
31.7
31.1
22.0
9.1
0.6
29.2
28.1
20.8
7.3
1.1
32.4
30.8
25.1
5.7
1.6
25.1
24.6
17.8
6.7
0.6
23.1
23.0
16.4
6.5
0.2
21.6
20.6
16.5
4.1
1.0
△ 173
8,181
7,885
14,849
21,732
21,631
17,205
△ 0.3
8.5
7.1
9.8
12.6
12.0
9.5
-
57,409
96,657
111,854
152,156
172,604
179,812
180,200
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
△ 3.0
△ 3,410 △ 4,832 △ 1,419 △ 1,075 △ 1,299
1,377
1,798
△ 5.9
△ 5.0
△ 1.3
△ 0.7
△ 0.8
0.8
1.0
△ 45.8
181,189
181,998
94.1
95.0
98.7
99.3
99.2
100.8
101.0
△ 3.7
(2) 対家計民間非営利団体
最終消費支出
2. 政
(1)
(2)
(3)
(4)
4. 財貨・サービスの移出入(純)
・ 統計上の不突合
5. 県 内 総 支 出 (市場価格表示)
(1+2+3+4)
6. 県外からの所得 (純)
7 県民総所得 (市場価格表示)
(5+6)
53,998
91,826
110,435
151,081
171,305
資料:県調査統計課「県民経済・市町村民経済計算報告書(平成23年3月及び平成18年3月)」、「平成8年度福岡県民経済計算報告書」
- 15 -
△
△
△
△
△
3.2
3.2
3.8
0.7
3.1
●
参考(本県の昭和 40 年以降の景気動向)
累積動向指数(累積DI)グラフ(昭和 40 年~)
※網掛け部分は景気後退期を表す。
※遅行指数はグラフ上での動きを見やすくするため、800 加算している。
資料:県調査統計課
○景気動向指数
Diffusion Indexes (DI)
多くの経済指標の中から景気を敏感に反映する指標を選び、その変化を表した総合的な景気指標。景気の現状
把握や将来予測に利用される。また、累積 DI とは毎月公表している景気動向指数の月々の値を累積した指数。
基調的な動きを視覚的にとらえることができ、景気の趨勢や局面の理解に利用される。
一致指数
景気に対しほぼ一致して動く指数であり、景気の現状把握に利用される。
先行指数
景気に対し先行して動く指数であり、一般的に数ヶ月先行することから、今後の景気の動きの予知に利
用される。
遅行指数
景気に対し遅れて動く指数であり、一般的に半年から1年遅行することから、景気の転換点などの事後
的な確認に利用される。
- 16 -
6
土
地
●
土地利用の概況
利
用
本県の総面積は、約 49 万8千 ha で、全国の総面積の 1.3%、九州の 11.8%を占めています。 県
土は、比較的地形がなだらかで、全国と比較して農用地や宅地等の可住地面積が多く、森林が少
ないという特徴があります。
本県の平成2年からの土地利用の動向をみると、人口、産業の集中化や都市化の進展に伴い、
農用地が減少し、宅地、道路等の都市的土地利用が増加しており、特に福岡、北九州地区でその
傾向がみられます。
また、都心の空洞化、都市周辺部での都市的土地利用と農業的土地利用の混在、過疎化の進行
に伴う農用地や森林の機能の低下などがみられます。
県土の調和ある発展をめざすためには、限りある土地の有効利用を進めるとともに、安全性、
快適性など県土利用の質的向上を図る必要があります。 このため、各種の土地利用計画の指針と
なる県国土利用計画 (第4次) を策定しており、必要に応じて見直しを行います。
利用区分別土地利用の推移
区分
平成2年
実数
構成比
12
17
実数
構成比
実数
構成比
実数
(単位:ha、全国は万ha、%)
21
全国(20)
構成比
実数
構成比
農用地
105,568
21.3
94,713
19.1
90,213
18.1
87,413
17.6
471
12.5
森 林
225,956
45.5
223,266
44.9
222,569
44.7
221,725
44.5
2,508
66.4
道 路
24,980
5.0
28,737
5.8
30,031
6.0
30,837
6.2
135
3.6
宅 地
60,985
12.3
67,408
13.6
71,684
14.4
73,149
14.7
188
5.0
その他
79,041
15.9
82,949
16.7
83,115
16.7
84,596
17.0
477
12.7
総面積
496,530
100.0
497,073
100.0
497,612
100.0
497,720
100.0
3,779
100.0
資料:県総合政策課
地域別土地利用の推移
ha
153,057
農用地
153,574
14.5%
18.5%
115,687
116,328
15.5%
13.0%
98,428
98,456
129,358
13.0%
14.6%
28.9%
34.8%
%
森 林
44.2%
46.2%
47.0%
129,362
45.1%
53.0%
54.5%
35.5%
36.5%
宅 地
13.9%
その他
21.4%
17.1%
2
福岡地域
15.3%
18.2%
10.5%
9.1%
24.2%
22.1%
23.7%
21.8%
21
2
21
2
北九州地域
筑豊地域
資料:県総合政策課
- 17 -
11.9%
10.1%
23.5%
18.7%
21
2
23.7%
21
(年度)
筑後地域
●
土地取引の動向
最近の土地取引の動向は、平成 19 年を境に、取引件数・面積ともに減少傾向となっていました
が、22 年には若干の増加が見られます。
件
土地取引の動向
90,000
75,238
70,852
72,498
77,705
面
3,786
3,441
62,839 61,957
3,483
3,192 3,355
3,193 3,121 3,121
60,304 56,259
53,567 54,515
積
3,070
2,788
54,880
57,687 55,762
55,011
47,967 49,360
2,873
2,840
55,255
取引面積(ha)
取引件数(件)
3,823
3,766
3,861 3,187
3,583
2,511
2,807
80,000
70,000
60,000
50,000
数
4,867
73,482
件
引
5,088
72,196
引
76,449
取
取
82,379
40,000
30,000
20,000
10,000
0
5('93)
10('98)
15('03)
20('08)
年
資料:土地利用調整 Online
●
地価の概況
平成 22 年度の福岡県地価調査によれば、県全体の対前年度変動率は、住宅地が△2.9%、商業
地が△4.9%で、住宅地は 10 年度以降 13 年連続の下落、商業地は 20 年度以降 3 年連続の下落と
なっています。
地価調査平均変動率の推移(平成3年~平成22年)
住宅地
10
商業地
8
7.3
6
6.2
4
変
2
0.6
動
率
0
3
1.4
4
0.2
△ 0.3
0.1
△ 0.1
5
7
8
6
0.0 △ 0.2
9
10
△ 0.6 △ 0.9
11
12
13
14
15
16
17
18
△2
△ 1.6
△4
△6
△8
△ 2.7
△ 3.5
△ 3.7
△ 3.7
△ 4.2 △ 4.1
△△
3.33.3
△ 4.8 △ 4.9
△ 4.7 △ 4.4
△ 5.3
△ 4.3
△ 6.1
△ 5.5
資料:県総合政策課「平成 22 年度福岡県地価調査結果」
- 18 -
0.0
19
△ 2.4
20
21
△ 2.9
△ 1.9
△ 1.7
△ 3.3△ 4.9
△ 7.4
△ 6.6 △ 6.7 △ 6.4
22
7
水
●
利
用
水需要の推移
平成 21 年における本県の年間水需要量は 23.3 億
水 5.0 億
(約 21%)、工業用水 2.1 億
であり、これを使用形態別にみると、水道用
(約 9%) 、農業用水 16.2 億
(約 70%)(推計値)とな
っています。
使用形態別のうち水道用水について、上水道における年間給水量をみると、人口の増加、生活
水準の向上等により急増してきましたが、昭和 53 年の異常渇水以降節水意識が定着し、節水機器
の普及もあって近年はほぼ横ばいで推移しています。
工業用水について、従業員 30 人以上の事業所における淡水使用量をみると、産業構造の変化等
もありほぼ横ばいで推移しています。
また、農業用水は、そのほとんどが水田のかんがい用水として使用されていますが、耕地面積
の減少により、総量としては若干減少傾向にあります。
水道用水(上水道)給水量の推移
年間給水量
488.7百万m
3
500
450
給 水 人 口
400
463.1万人
一人一日平均給水量
350
289
461 1 万
300
250
S50
('75)
60
('85)
年度
H7
('95)
S50
('75)
区 分
12
('00)
60
('85)
17
('05)
H7
('95)
18
('06)
12
('00)
17
('05)
19
('07)
18
('06)
20
('08)
19
('07)
21
('09)
20
('08)
21
('09)
給 水 人 口
314.9
396.0
428.5
442.8
455.6
457.6
458.9
461.1
463.1
一人一日平均給水量
327
309
306
307
299
295
294
290
289
年 間 給 水 量
391.7
448.6
480.1
496.0
497.9
492.7
493.6
488.8
488.7
資料:県水資源対策課 「福岡県の水道」
水源別工業用水の推移(従業員30人以上の事業所)
3
(単位:千m /日)
年
S50
('75)
区 分
60
('85)
H7
('95)
12
('00)
17
('05)
18
('06)
19
('07)
20
('08)
21
('09)
補給水量
777
652
610
639
566
553
587
588
566
回収水量
4,456
4,973
4,929
4,473
3,958
4,068
4,157
4,030
3,858
小
計
5,233
5,625
5,539
5,112
4,524
4,621
4,744
4,618
4,424
海 水 使 用 量
3,589
1,752
1,647
1,480
1,089
1,087
1,083
1,038
970
総 使 用 量
8,822
7,377
7,186
6,593
5,613
5,708
5,827
5,656
5,394
淡 水
使用量
資料:県調査統計課 「福岡県の工業」
農業用水量の推移
年度
用
途
水田かんがい用水
畑地かんがい用水
畜 産 用 水
計
S58
('83)
H5
('93)
1,814
52
7
1,873
H12
('00)
1,743
41
6
1,790
※推計値
- 19 -
(単位:百万 /年)
H21
('09)
1,658
1,608
13
13
5
4
1,676
1,625
●
水資源の安定的確保
福岡県関係ダムの有効貯水量
福岡県関係ダムの有効貯水量
本県は、地形的に山が浅く、大河川が
3
490,960 千m
(52ダム、2堰)
少ないことから水資源に恵まれていませ
ん。特に人口密度が高い福岡都市圏には、
大河川が1つもありません。また近年、
降水量の変動幅が大きくなる傾向にある
○ 五 ケ 山
山
* 大
伊 良 原
○ 小石原川
39,700 千m3
18,000
27,500
39,100
犬
鳴
長
谷
合
所
牛
頸
南畑 (再開発分)
北
谷
山
口
小
川
猪
野
門
* 竜
鳴
淵
福 智 山
4,850
4,850
6,700
2,100
1,000
231
736
981
4,910
41,500
4,160
2,560
江
川
ま す 渕
陣
屋
脊
振
瑞 梅 寺
寺
内
山
神
油
木
大 佐 野
原
* 松
筌
* 下
吉田・多礼
* 耶 馬 渓
古 賀
尾
崎
切
畑
遠賀河口堰
筑後大堰
24,000
13,200
2,450
4,401
2,270
16,000
2,800
17,450
175
47,100
52,300
2,008
21,000
920
363
336
8,840
930
現在建設中のダム
124,300 千m3
(4ダム)
ことから、渇水発生の危険性が高くなっ
ています。
このため、本県ではダム開発を基本と
しながら、筑後川から福岡都市圏へ導水
する「福岡導水」などの広域的導水や日本
最大規模の海水淡水化施設など、多様な
水資源確保策を促進してきました。
昭和60年~平成16年
に完成したダム
74,578 千m3
(12ダム)
現在、本県の関係ダムとして、4つ
のダム(右図参照)が建設中です。こ
のうち五ヶ山ダムと小石原川ダムは、
洪水調節と異常渇水に備えた機能を併
せ持つダムであり、特に、五ヶ山ダム
については、昭和 53 年と平成6年の大
渇水で甚大な影響を受けた福岡都市圏
の渇水対策として期待されます。
また、水資源開発を推進するためには、
昭和47年~昭和59年
に完成したダム
216,543 千m3
(16ダム、2堰)
ダム建設だけでなく、水源地域対策を積
極的に行う必要があります。 (公財)水源
曲
渕
日 向 神
力
丸
外17ダム
の森基金の活用などにより水源かん養機
能の向上を図るとともに、 (財)筑後川水
2,368
23,900
12,500
36,771
昭和46年までに
完成したダム
75,539 千m3
(20ダム)
源地域対策基金などと協力して水源地域
の環境整備を進めています。
*は、県外ダム
○は、渇水対策ダム
資料:県水資源対策課
資料:県水資源対策課
●
危機管理対策としての水の利用
福岡県西方沖地震のような自然災害や施設事故、テロなどの緊急事態に対する危機管理対策と
して、北九州市と福岡都市圏間を送水管で結び、緊急時に水道水を融通することを目的とした「北
部福岡緊急連絡管」を整備し、平成 23 年4月 1 日から供用を開始しています。
- 20 -
8
県
財
政
● 財政の状況
バブル経済崩壊後の県財政の危機的な状況に対応するため、平成9年度から 13 年度にかけて、
「財政健全化指針」及び「緊急財政改革実施計画」に基づく財政改革を実施しました。また、14
年度から 18 年度までを財政構造改革期間と位置付け、「財政構造改革プラン」の下、歳出削減努
力を積み重ねてきました。しかし、16 年度に地方交付税等の大幅な削減が行われ、財源不足額が
大きく拡大する見通しとなったため、追加改革措置(17~18 年度で 200 億円超)を実施したとこ
ろですが、依然として多額の財源不足が生じている状況にありました。
このため、新たな行政需要に的確に対応するとともに、将来にわたり安定した財政基盤を構築
するため、19 年度から 23 年度までの5年間にわたる「新財政構造改革プラン」を 19 年6月に策
定し、「行政改革大綱」の改革戦略の一つである「少数精鋭体制の確立」を目指す取組と一体と
なって、歳出・歳入全般にわたり財政構造改革を計画的に実施しているところです。
その状況は、急激な税収減に伴い、地方交付税の振り替えとして発行する臨時財政対策債の大
幅な増発を余儀なくされたことにより、22 年度には県債残高を減少させるという目標の達成には
至りませんでした。
一方で、人件費の削減や事務事業の見直しなどの項目では、目標を達成しています。今後とも、
財政の健全化を進めるため、引き続き社会情勢に応じた事務事業の見直しなどに取り組んでいく
こととしています。
平成23年度当初予算における達成状況
H19~H23における目標額の累計
区分
うち23年度
(単位:億円)
実績額
うち23年度
人件費の削減
160
40
185
29
事務事業の見直し
270
50
336
64
建設事業費の県負担額の抑制
80
10
109
15
社会保障費の増加の抑制
70
70
84
84
財政収入の確保
改革効果計
60
60
49
49
640
230
763
241
県債残高の状況
単位:億円
35,000
30,000
26,536
25,000
20,000
3,955
28,099
29,490
6,424
4,881
30,721
7,711
臨時財政対策債
通常債等
22,581
23,218
23,066
23,010
H20
H21
H22
H23
15,000
※平成 20 年度から平成 22 年度は決算額、平成 23 年度は見込額
- 21 -
資料:財政課
● 平成 21 年度の歳入歳出決算の状況
平成 21 年度の普通会計の歳入歳出決算の概要は次のとおりです。
○
実質収支は 34 年連続で黒字(約 17 億円)を確保しました。
○
歳入については、世界同時不況の影響により法人二税が大幅に減少しました。税収の減や
地方財政対策により地方交付税等は増加しました。国庫支出金は、雇用・景気対策の実施に
伴い大幅に増加しました。
○
歳出については、雇用創出・地域経済活性化のため公共事業や中小企業金融対策を積極的
に実施しました。各種の雇用・景気対策基金の積立を行ったことで一時的に歳出が大幅に増
加しています。
一方、人件費の削減、事務事業の見直し等抑制に努めましたが、公債費や社会保障関係費
は増加が続いています。
歳入歳出決算(普通会計)の推移
歳入、歳出
(単位:億円)
20000
実質収支
(単位:億円)
50
40
38
15000
14,903
14,638
15,796
16,045
15,729 15,372
15,499
15,066
14,912
14,847
14,873
15,099 14,782
14,811
14,763
14,591
14,570
14,538
14,505
14,445
45
16,924
16,576
40
35
12,321
12,193
30
10000
9,497
9,399
25
18
19
18
18
18
19
20
18
16
17
16
17
15
5000
10
5
0
0
60('85)
2
('90)
7
('95)
12
('00)
13
('01)
14
('02)
歳入
15
('03)
歳出
16
17
('04)
('05)
実質収支
18
('06)
19
('07)
20
('08)
21
('09)
(単位:百万円)
歳 入 総 額
60年
2
7
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
('85)
('90)
('95)
('00)
('01)
('02)
('03)
('04)
('05)
('06)
('07)
('08)
('09)
949,715 1,232,139 1,490,299 1,579,552 1,604,387 1,537,179 1,478,211 1,491,205 1,481,059 1,487,300 1,484,701 1,506,574 1,692,383
歳 出 総 額
939,853 1,219,308 1,463,824 1,549,918 1,572,871 1,509,944 1,450,522 1,453,802 1,444,539 1,457,015 1,459,061 1,476,349 1,657,571
区 分
歳入歳出差引
(形式収支)
9,862
12,831
26,475
29,634
31,516
27,236
27,689
37,403
36,520
30,285
25,640
30,225
34,812
翌年度へ繰越
すべき財源
5,907
9,066
24,695
27,727
29,726
25,605
26,080
35,603
34,753
28,375
23,805
28,479
33,157
実 質 収 支
3,955
3,765
1,780
1,907
1,790
1,631
1,609
1,800
1,767
1,910
1,835
1,746
1,655
資料:県財政課
- 22 -
平成 21 年度歳入歳出決算(普通会計)対前年度比較表
区 分
歳入総額
(雇用・景気対策基金積立金の影響を除く)
(1)県税
個人住民税
法人二税
その他
(2)地方譲与税
(3)地方特例交付金
(4)地方交付税等
地方交付税
臨時財政対策債
減収補てん債
(5)国庫支出金
(6)県債(臨時財政対策債等を除く)
(7)その他
うち三基金からの繰入
歳出総額
(雇用・景気対策基金積立金の影響を除く)
(1)義務的経費
人件費
うち退職手当
扶助費(生活保護費等)
公債費
(2)投資的経費
補助公共事業費
単独公共事業費
直轄事業負担金等
災害復旧事業費
(3)その他
緊急雇用創出・ふるさと雇用再生特別事業費
中小企業振興資金貸付金
後期高齢者医療費県費負担金等
雇用・景気対策基金積立金
その他
平成21年度
決算額(a)
1,692,383
(1,596,099)
515,498
159,510
111,666
244,322
29,472
5,832
403,974
276,573
103,701
23,700
318,987
163,294
255,326
3,510
1,657,571
(1,561,287)
741,660
506,352
46,056
58,181
177,127
276,611
102,329
111,011
59,388
3,883
639,300
9,538
103,662
93,567
96,284
336,249
平成20年度
決算額(b)
1,506,574
(1,483,328)
598,628
161,621
183,011
253,996
4,401
7,977
343,011
262,716
51,334
28,961
206,232
148,623
197,702
11,000
1,476,349
(1,453,103)
747,950
518,545
46,592
55,400
174,005
241,923
94,156
96,616
49,999
1,152
486,476
108
54,759
88,764
23,246
319,599
(単位:百万円、%)
増減額
増減率
(a)-(b)
(a)/(b)
185,809
112.3
(112,771)
(107.6)
▲ 83,130
86.1
▲ 2,111
98.7
▲ 71,345
61.0
▲ 9,674
96.2
25,071
669.7
▲ 2,145
73.1
60,963
117.8
13,857
105.3
52,367
202.0
▲ 5,261
81.8
112,755
154.7
14,671
109.9
57,624
129.1
▲ 7,490
31.9
181,222
112.3
(108,184)
(107.4)
▲ 6,290
99.2
▲ 12,193
97.6
▲ 536
98.8
2,781
105.0
3,122
101.8
34,688
114.3
8,173
108.7
14,395
114.9
9,389
118.8
2,731
337.1
152,824
131.4
9,430
8,831.5
48,903
189.3
4,803
105.4
73,038
414.2
16,650
105.2
資料:県財政課
● 平成 21 年度の歳入決算の状況
平成 21 年度の普通会計の歳入決算額は1兆 6,923 億 83 百万円(雇用・景気対策基金積立金の影
響を除くと1兆 5,960 億 99 百万円)で、前年度に比べて 1,858 億9百万円
(1,127 億 71 百万円)
、 12.3
%(7.6%)の増加となっています。
主な内訳をみると県税 5,154 億 98 百万円(構成比 30.5%)、地方交付税等(臨時財政対策債等を
含む)4,039 億 74 百万円 (23.9%)、国庫支出金 3,189 億 87 百万円 (18.8%)、県債(臨時財政対
策債等を除く)1,632 億 94 百万円 (9.7%) となっています。
これらを前年度と比較すると、県税は 13.9%の減少、地方交付税等(臨時財政対策債等を含む)
は 17.8%の増加、国庫支出金は 54.7%の増加、県債(臨時財政対策債等を除く)は 9.9%の増加と
なっています。
- 23 -
歳入決算額(普通会計)の推移
億円
1,692,383
17000
1,579,552
16000
1,490,299
百万円
百万円 1,537,179
1,491,205
百万円 1,478,211
百万円
百万円
15000
百万円
1,604,387
14.1
14.4
9.8
10.7
百万円
15.3
14000
1,232,139
百万円
13000
18.2
11.0
12000
12.4
16.6
949,715
11000
百万円
10000
6.5
9000
13.5
8000
8.3
7000
19.3
1.0
4.5
18.6
19.2
19.4 3.5 18.9
3.1 18.4
17.8
17.2
16.6
15.2
30.7
31.7
33.6
34.5
19.8
20.4
百万円
14.4
9.6
19.8
21.6
20.4
6000
10.1
6.8
百万円
9.6
20.7
17.6
19.6
19.6
1.8
9.5
百万円
9.3
3.6
22.7
15.8
15.0
1,481,059 1,487,300 1,484,701
12.5
1,506,574
百万円
17.1
13.9
9.7
9.9
7.5
4.1
5.3
17.8
17.5
12.2
13.7
41.9
39.7
16.4
18.8
5000
26.1
4000
3000
37.2
2000
30.4
33.8
32.6
37.2
30.5
32.5
1000
0
60('85) 2('90)
県税
指数 100.0
対前年度 106.7
伸び率
7('95) 12('00) 13('01) 14('02) 15('03) 16('04) 17('05) 18('06) 19('07) 20('08) 21('09)
国庫支出金
129.7
104.0
156.9
101.5
地方交付税
166.3
100.5
168.9
101.6
臨財債、減収補てん債
161.9
95.8
155.6
96.2
157.0
100.9
県債
その他
155.9
99.3
156.6
100.4
156.3
99.8
158.6
101.5
178.2
112.3
資料:県財政課
前年度と比較して主な増減のあるものは次のとおりです。
○ 県税
景気悪化等に伴い法人二税が 713 億 45 百万円(地方法人特別税の影響額 258 億円)の減、エ
コカー減税や自動車登録台数の減少等により自動車取得税及び自動車税があわせて 57 億 82 百万
円の減となるなど、最終的に 831 億 30 百万円の減となっています。
○ 地方譲与税
地方税の偏在是正のため、法人事業税を一部国税化し都道府県へ再分配する地方法人特別税の
譲与が開始され、247 億 62 百万円の増となるなど、最終的に 250 億 71 百万円の増となっていま
す。
○ 地方交付税等
税収の減や地方財政計画における交付税の1兆円増額に伴い、
地方交付税が 138 億 57 百万円、
臨時財政対策債が 523 億 67 百万円の増となるなど、最終的に 609 億 63 百万円の増となっていま
す。
○ 国庫支出金
緊急雇用創出事業臨時特例基金、介護職員処遇改善等基金、介護基盤緊急整備基金等の設置の
ための交付金や地域活性化・公共投資臨時交付金等が雇用・景気対策の実施により増加したこと
に伴い、1,127 億 55 百万円の増となっています。
○ 県債(臨時財政対策債等を除く)
雇用・景気対策の実施に当たり、補正予算債を活用したこと等により、146 億 71 百万円の増と
なっています。
○ その他
中小企業振興資金貸付金(単年度貸付金)に係る償還金が 489 億 3 百万円、雇用・景気対策基
金繰入金が 172 億 87 百万円の増となったほか、財政調整基金等三基金からの繰入が 74 億 90 百
万円の減となったこと等により、554 億 79 百万円の増となっています。
- 24 -
● 平成 21 年度の歳出決算の状況
平成 21 年度の普通会計の歳出決算額は、1兆 6,575 億 71 百万円(雇用・景気対策基金積立金の
影響を除くと1兆 5,612 億 87 百万円)で、前年度に比べて 1,812 億 22 百万円(1,081 億 84 百万円)、
12.3%(7.4%)の増加となっています。
性質別歳出決算額(普通会計)の推移
億円
18,000
1,657,571
17,000
1,572,871
1,549,918
16,000
1,463,824
百万円
1,509,944
1,457,015
1,453,802
1,476,349
百万円1,450,522 百万円
1,444,539 百万円1,459,061 百万円
百万円
15,000
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
14,000
1,219,308
13,000
百万円
26.2
29.6
30.0
12,000
11,000 939,853
10,000
百万円
7,000
28.9
29.5
30.1
31.7
19.4
18.7
18.0
17.3
51.7
51.8
51.9
51.0
31.9
32.9
16.7
16.4
16.7
51.4
50.7
44.7
27.8
24.7
9,000
8,000
38.6
28.4
20.7
20.5
20.0
19.7
20.7
23.2
6,000
5,000
4,000
3,000
57.1
51.5
49.1
49.7
49.5
51.6
2,000
1,000
0
60('85) 2('90) 7('95) 12('00) 13('01) 14('02) 15('03) 16('04) 17('05) 18('06) 19('07) 20('08) 21('09)
義務的経費
指数 対前年度
伸び率
投資的経費
100.0 129.7 155.8 164.9 167.4 160.7 154.3
106.7 104.0 101.1 100.4 101.5 96.0 その他の経費
154.7
153.7
155.0
155.2
157.1
176.4
96.1 100.2 99.4
100.9
100.1
101.2
112.3
資料:県財政課
歳出決算額を経費の性質から分類すると、義務的経費、投資的経費及びその他の経費に大別する
ことができます。
義務的経費とは、経費の支出が義務づけられているものであり、職員等の人件費のほか、生活保
護費等の扶助費及び県債の元利償還費等の公債費がこれに含まれます。
また、投資的経費とは、支出の効果が資本形成に向けられる経費であり、道路、橋りょう、高等
学校、公園、公営住宅等の公用・公共施設の建設等に要する普通建設事業費のほか、災害復旧事業
費がこれに含まれます。
歳出決算額を性質別内訳でみると、義務的経費 7,416 億 60 百万円(構成比 44.7 %)、投資的経費
2,766 億 11 百万円 (16.7%)、その他の経費 6,393 億円 (38.6%) となっています。これらを前年度
と比較すると、義務的経費は 0.8%の減少、投資的経費は 14.3%の増加、その他の経費は 31.4%の
増加となっています。
- 25 -
前年度と比較して主な増減のあるものは次のとおりです。
○ 義務的経費
人件費は、職員数の削減や期末・勤勉手当の引き下げ等により 121 億 93 百万円、2.4%の減、
扶助費は、生活保護費や慢性肝炎対策費が増となったこと等により 27 億 81 百万円、5.0%の増、
公債費は、元金償還額及び利子の増により、31 億 22 百万円、1.8%の増となり、義務的経費全体
で 62 億 90 百万円の減となっています。
○ 投資的経費
雇用創出・地域経済活性化のため、九州新幹線、道路・河川等の公共土木施設、保育所・高齢
者福祉施設等の整備により公共事業費が 319 億 57 百万円の増となったことにより、346 億 88 百
万円の増となっています。
○ その他
緊急雇用創出・ふるさと雇用再生特別事業が 94 億 30 百万円の増、融資枠の拡大に伴い中小企
業振興資金貸付金が 489 億 3 百万円の増、後期高齢者医療費県費負担金等が 48 億 3 百万円の増、
雇用・景気対策に伴う基金積立金が 730 億 38 百万円の増となったこと等により、最終的に 1,528
億 24 百万円の増となっています。
また、歳出決算額はその行政目的によって、議会費、総務費、民生費、衛生費、労働費、農林水
産業費、商工費、土木費、警察費、教育費、災害復旧費、公債費等に区分することができます。
歳出決算額を主な目的別内訳でみると、総務費 826 億 68 百万円 (構成比 5.0%)、民生費 3,006
億 57 百万円 (18.2%)、農林水産業費 675 億 64 百万円 (4.1%)、商工費 1,264 億 72 百万円 (7.6
%)、土木費 2,176 億 16 百万円 (13.1%)、警察費 1,308 億 77 百万円 (7.9%)、教育費 3,982 億
79 百万円 (24.0%) となっています。 これらを前年度と比較すると、商工費は 69.5%、民生費は
24.6%、総務費は 22.7%、土木費は 10.7%、農林水産業費は 3.8%、教育費は 0.4%増加し、警察
費は 0.8%減少しています。
目的別歳出決算額について、全国の構成比と比較すると、本県は後期高齢者医療費等の社会保障
関係費や教職員人件費の歳出全体に占める割合が高いことから、民生費及び教育費の構成割合が比
較的高くなっています。
目的別歳出決算額(普通会計)の構成比
(21年度)
(単位:%)
都道府県(全国)
福岡県
6.9
5.0
総務費
13.5
民生費 18.2
5.2
8.5
4.1
7.6
13.2
土木費 13.1
21.8
6.6
7.9
教育費 24.0
24.3
その他 20.1
警察費
農林水産業費 商工費
資料:総務省「都道府県決算状況調」
- 26 -
●
平成 23 年度当初予算編成方針
平成23年度の本県財政は、歳入面では、県税収入は前年度当初予算に比べ増加する一方で、税
収増により地方交付税等は減少するものと見込まれる。歳出面では、職員給与費は減少するもの
の、社会保障費、公債費等の増加により、依然として財源不足が生じるものと見込まれます。
23年度当初予算は、東日本大震災後の正念場にある日本にあって、我が国のこれからの復興、
国力の維持に役割を果たすため、「元気を西から」を合い言葉に、中小企業・農林水産業の振興、
アジアに向けたビジネス・交流拠点づくり、21世紀型先端成長産業の育成など、活力と成長力に
満ちた経済と雇用の創出に積極的に取り組みます。さらに、地域防災計画の見直しなどの総合的
な防災対策の実施、はつらつ、健やか、共に支えあう安心社会づくり、子どもが将来に向かって
夢を広げ、はばたく社会づくり、環境にやさしく、快適に暮らせる社会づくりなどの施策を推進
します。
一方で、職員定員の削減、事務事業の見直しなどの行財政改革に引き続き取り組むことで、メ
リハリを付けた予算配分を行います。
これらを通じて「県民幸福度日本一の福岡県づくり」の第一歩を進めることとして、
重点施策体系の
○
「元気を西から」
活力と成長力に満ちた経済と雇用の創出
○
総合的な防災対策の実施
○
はつらつ、健やか、共に支えあう安心社会
○
子どもが将来に向かって夢を広げ、はばたく社会
○
環境にやさしく、快適に暮らせる社会
○
県民とともに進める県政
に沿って編成しました。
● 平成 23 年度予算編成の内容
平成 23 年度当初予算の規模は、一般会計1兆 6,195 億 10 百万円、特別会計 4,055 億 22 百万円、
合計2兆 250 億 32 百万円で、それぞれ 22 年度当初予算と比較して 101.9% (うち一般歳出は 101.0
%)、97.3%、100.9% となりました。
予 算 規 模
(一般会計、特別会計)
区 分
一 般 会 計
うち一般歳出
(単位:千円)
平成23年度
平成22年度
当初予算(A)
当初予算(B)
合 計
(A)-(B)
(A)/(B)
1,619,510,138
1,590,032,427
29,477,711
101.9%
1,256,646,824
1,244,669,958
11,976,866
101.0%
(15会計)
特 別 会 計
比 較
(15会計)
405,521,727
416,985,857
△ 11,464,130
97.3%
2,025,031,865
2,007,018,284
18,013,581
100.9%
(注)一般歳出は、一般会計歳出総額から、公債費、税関連市町村交付金等を除いたもの。
資料:県財政課「平成23年度当初予算の編成概要」
- 27 -
- 28 -
Ⅱ 県政の現況と施策
1 保健・福祉・安全
………………
29
2 産業・雇用
………………………
60
3 交流・連携
4 教育・文化
………………………
………………………
94
121
…………………………
135
5 生活環境
6 県民参加型県政
…………………
153
1
保健・福祉・安全
(1) 次世代の育成支援
● 総合的な次世代育成支援対策の推進
雇用の不安定さや結婚観の変化等による未婚化・晩婚化、養育費・教育費の負担感、仕事と
家庭の両立の困難さなどを背景として、少子化が急速に進行しています。また、都市化や核家
族化の進展などに伴い、家庭や地域での子育て機能が低下するなど、子どもを取り巻く環境は
大きく変化しています。
このため、本県では、平成 15 年7月に成立した「次世代育成支援対策推進法」に基づき、22
年度から 26 年度を計画期間とする「出会い・子育て応援プラン」(福岡県次世代育成支援行動
計画)後期計画を策定しました。このプランに従い、若者が結婚・子育てに夢や希望を持つ社
会づくり、子どもを安心して生み育てることができる社会づくり、子どもの健やかな育ちと自
立を応援する社会づくりを進めるための総合的施策を推進します。
● 出会い応援・子育て支援
登録した企業・団体等がボランティアで男女の出会いの機会を提供する「出会い・結婚応援
事業」を実施しています。また、企業・事業所のトップが自主的に従業員の仕事と子育ての両
立を支援するための取組内容を宣言する 「子育て応援宣言企業」の拡大、登録した店舗等が子育
て家庭を対象に様々な子育て応援サービスを提供する「「子育て応援の店」推進事業」を実施し、
社会全体で結婚や子育てを応援する気運づくりに取り組んでいます。
11 月の「ふくおか・みんなで家族月間」では、市町村や企業・店舗等と協働し、県内各地で
家族・子育てに関する取組を実施するとともに、「福岡県子育て応援宣言企業推進大会」を開
催し、社会全体で子育てを応援する気運の更なる醸成を図ります。
● 保育事業の推進
保育事業の目的は、子どもが健やかに生まれ育つことを保障するとともに、男女共同参画社
会の高まりに対応できる子育てと仕事の両立を支援することです。
保育事業は市町村における児童福祉対策の中核的な事業となっており、本県ではこれを積極
的に支援しています。
平成 23 年4月1日現在、県内保育所数は 892 か所、定員 95,479 人、入所児童数 96,847 人で、
充足率は 101.4% (定員に対する入所児童数の割合) となっています。 また、県内の待機児童は
4年連続で増加しており、1,063 人となっています。
本県では、待機児童の早期解消を図るため、26 年度末までに保育施設における受け入れ数を
4,505 人純増させるという「福岡県次世代育成支援行動計画」の保育所定員に係る目標を2年前
倒しして実施するとともに、保育ニーズの高い低年齢児保育や延長保育、病児・病後児保育等
の促進、地域子育て支援拠点や一時預かりの普及の促進など、子育て家庭への支援に努めてい
ます。
- 29 -
● 認定こども園制度の推進
幼稚園と保育所に加えて、就学前の教育・保育ニーズに対応する新たな選択肢である「認定
こども園」制度が平成 18 年 10 月からスタートしました。
「認定こども園」は、保護者の就労状況にかかわらず入園でき、幼稚園での教育と保育所で
の保育とを一体的に行う機能と、すべての子育て家庭を対象に子育て相談や親子の集いの場な
ど地域における子育て支援を行う機能を併せ持ちます。
県では、事業者からの申請に基づき「認定こども園」の認定を行っており、23 年4月1日
現在認定子ども園の数は 24 か所となっています。
● 母子保健の充実
少子化や高齢化の進展、核家族化、女性の社会進出など母子をとりまく環境が大きく変化す
る中、健全な母子育成の重要性が高まっています。
このため、妊婦の健康管理の支援、育児に不安を持つ母親への支援、不妊に悩む夫婦への支
援を行うとともに、地域住民の生活により密接した市町村母子保健事業や思春期保健等の県民
のニーズに対応できる体制づくりを行っています。 また、女性のライフステージにおける様々
な支障や心身にわたる悩みを解消するため、生涯を通じた女性の健康支援として、健康相談や
健康教育を実施するとともに、成人T細胞白血病等の原因となるHTLV-1(ヒトT細胞白
血病ウイルス-1型)等の母子感染予防対策にも取り組み、母子保健施策の一層の充実を目指
しています。
● 母子・父子家庭の福祉の充実
母子及び父子家庭のひとり親家庭は、離婚の増加等から年々増加し、厳しい生活環境にある
家庭も少なくありません。このため、母子家庭に対しては、自立・就業に主眼を置いて、生活
支援策、就業支援策、養育費の確保策、経済的支援策などの総合的な自立支援策を推進してい
ます。就業支援策としては、福岡県母子家庭等就業・自立支援センターを設置し、就業相談や
就業支援講習会の実施、求人情報の提供など一貫した就業支援サービスを実施しています。平
成 20 年度から筑豊地域に飯塚ブランチを新設するとともに、久留米市と共同で久留米母子家
庭等就業・自立支援センターを設置したほか、23 年度からセンターでの日曜日の就業相談を実
施するなど、より身近な場所できめ細やかな対応を行っています。
また、父子家庭に対しては、家事、育児等の日常生活上の不安を解消できるよう、市町村
が行う母子家庭等日常生活支援事業の対象としてきました。さらに、これまで母子家庭を対
象に実施してきた母子家庭等医療費支給制度をひとり親家庭等医療費支給制度に改め、20 年
10 月から新たに父子家庭も対象としています。
●
児童虐待防止対策の充実
児童虐待は、子どもの心身の成長及び人格の形成に深刻な影響を与える重大な権利侵害で
あり、次の世代へと連鎖するおそれがあります。
このため、県では、児童虐待の予防、早期発見・早期対応から児童の自立支援、再発防止
まで切れ目のない施策を総合的に展開するため、児童相談所の機能強化や市町村への支援等
を実施しています。
- 30 -
児童虐待等、保護を要する児童相談に迅速に対応するため、児童相談所において 24 時間い
つでも相談を受ける体制を整えるとともに、児童虐待の防止には関係機関相互の連携強化が
重要であることから、市町村における学校や保育所等の関係機関の実務者による連絡会議の
立ち上げについて支援を行っています。また、虐待で親子分離(施設入所等)した児童とそ
の保護者を対象に親子の絆再生プログラムを作成・実施し、親子の関係修復及び虐待の再発
防止を図っています。
児童相談所における児童虐待相談対応件数
年度
平 成 17
18
19
20
21
22
県所管
864
842
821
839
849
855
政令市
710
881
788
716
811
912
1,574
1,723
1,609
1,555
1,660
1,767
合計
資料:県児童家庭課
●
乳幼児医療費支給制度
乳幼児の健康保持及び福祉の増進を図るため、必要とする医療を安心して受けることがで
きるよう、医療費のうち患者負担分を公費で負担する制度です。これまで通院は3歳未満、
入院は小学校就学前までの乳幼児を支給対象としていましたが、子育て家庭へのより一層の
支援を図るため、平成 20 年 10 月から通院も小学校就学前まで拡大しています。
また、3歳以上については、医療費の患者負担分のうち初診料・往診料を自己負担として
いましたが、休日や夜間に受診した場合は割高になることから、時間帯に関係なく安心して
受診できるよう、支給対象の拡大に併せて定額制としています。
●
子ども手当
次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを支援するため、平成 22 年4月から、21 年度ま
での児童手当に代わる制度として、子ども手当支給が開始されています。
23 年度は、9月分までは中学校修了前までの児童を対象に一律月額 13,000 円が支給され
ましたが、10 月分以降は児童一人あたりの月額が、3歳未満については一律 15,000 円、3
歳以上小学校修了前までの第1子・第2子は 10,000 円、第3子以降は 15,000 円、中学生
は一律 10,000 円が支給されます。(所得制限なし)
なお、24 年度以降の子どもに対する手当については、国において検討されることとなっ
ています。
(2) 高齢化対策
● 高齢化対策の総合的推進
本県では高齢化が急速に進み、県全体の人口に占める 65 歳以上の高齢者の割合は、21.9%
(県高齢者支援課「福岡県高齢者福祉関係基礎資料」平成 23 年4月1日現在)から、37 年には
30.1%(国立社会保障・人口問題研究所「日本の都道府県別将来推計人口」平成 19 年5月推
計)に増加し、本格的な高齢社会を迎えることになります。
高齢化の急速な進展と高齢者のニーズの多様化に伴い、高齢者福祉施策の充実が重要な課題
- 31 -
となっています。
県では、超高齢社会の到来に向けて、高齢者の就業機会の確保、生涯学習、スポーツ・文化
活動をはじめとする社会参加と生きがいづくり、介護が必要な状況に陥らないための介護予防
や生活支援、認知症高齢者等施策の推進、高齢者の権利擁護、介護サービスの質の向上など、
保健福祉サービスの目標や供給体制を盛り込んだ 「福岡県高齢者保健福祉計画 (第5次)」(計画
期間:21 年度~23 年度)を策定し、総合的、計画的に施策を推進しています。また、22 年2月に
「福岡県高齢者福祉施設等緊急整備計画」を策定し、特別養護老人ホーム等の整備を「福岡県高
齢者保健福祉計画 (第5次)」に追加して実施しています。
● 生きがいと健康づくり対策の充実
高齢社会の到来に伴い、元気な高齢者が健康で生きがいを感じて暮らすことができる地域社
会の形成が大変重要になっています。
このため、高齢者の社会参加の普及啓発やスポーツ活動、健康づくり、地域活動を推進する
ための組織づくり、高齢者の健康づくり等に関する指導者養成、老人クラブ活動に対する支援
を行っています。
●
ねんりんスポーツ・文化祭
本県では、文化・スポーツ活動を通じた高齢者の生きがいづくり、健康づくり、仲間づくり
を支援するとともに、世代を超えた交流を深め、社会参加を促進し「はつらつとした高齢社
会」を築くことを目的に、平成 13 年度から「福岡県ねんりんスポーツ・文化祭」を開催して
います。
第 11 回となる 23 年度は、11 月 19 日 (土) 、20 日 (日) にイイヅカコスモスコモンをメイ
ン会場に筑豊地区の各会場で文化・スポーツの交流大会をはじめ、合唱フェスティバルやファ
ッションショー、地域文化伝承コーナー、絵手紙体験コーナーなどあらゆる世代の人たちが楽
しめるイベントを開催します。
に
GO!
また、「ねんりんピックふくおか2005」のマスコットキャラクター「くるりん」を活用
した高齢者の文化・スポーツ活動を発展させる県民運動を推進しています。
マスコットキャラクター「くるりん」を福岡県の元気な
「ねんりん世代」のシンボルとして、高齢者の文化・ス
ポーツ活動を発展させる県民運動を推進しています。
● 介護保険制度の円滑な運営
介護保険制度は保健・医療・福祉にわたる各種介護サービスを利用者の選択により総合的に
利用できる仕組みとして実施されています。
制度の健全かつ安定的な運営に向けて、保険者に対する指導・支援、特別養護老人ホームや
介護老人保健施設の整備などの介護サービス基盤の整備や人材の養成確保に努めるとともに、
介護保険審査会や財政安定化基金の適切な運営を図る等、県民が安心してサービスを利用でき
る体制づくりを進めます。
- 32 -
● 高齢者福祉施策の充実
在宅高齢者ができる限り要介護状態にならずに、自立した生活を送れるよう支援することを
目的に、介護予防教室の開催等、介護予防事業を実施しています。また、高齢者が地域で安心
して生活を続けられるよう、地域包括支援センターにおいて、高齢者からの相談に応じた適切
なサービスの利用援助や、支援が困難なケースや長期継続的にサービスを必要とするケースに
対応するため、保健・医療・介護の連携を図るとともに、ケアマネージャーへの指導やネット
ワークづくりを行うなど、地域における高齢者の保健・福祉・医療の向上増進のために必要な
援助、支援を包括的に行っています。
県単独の事業として、介護保険による住宅改修費の上限額を超える部分について 30 万円を
限度に助成を行う福岡住みよか事業や、高齢者及びその家族が抱える心配ごと悩みごとに対し、
総合的かつ迅速に対応する福岡県高齢者総合相談センター運営事業を実施しています。
また、「高齢社会は県民みんなで支えるもの」 という理念のもと、介護の知識、技術の普及と
介護意識の啓発を目的として、平成8年 11 月に福岡県介護実習・普及センターをクローバープ
ラザ内に、10 年4月に福岡県地域介護実習・普及センター を中間市のウエルパークヒルズ内に
設置し、県民に対する高齢者介護の実習、福祉用具の展示、相談等を実施しています。
高齢者が入所する施設には、介護保険施設としての特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、
介護療養型医療施設、生活支援型施設としての養護老人ホーム、軽費老人ホーム 等の老人福祉
施設のほか、有料老人ホームがあります。
このうち、介護保険施設及び老人福祉施設については、23 年度を目標年度とする 「福岡県高
齢者保健福祉計画
(第5次)」 及び「福岡県高齢者福祉施設等緊急整備計画」に基づき、計画
的な整備を進めていきます。
施設の設置状況
区分
(23 年 4 月 1 日現在)
施設数
定員
現員
入所率
特別養護老人ホーム
250
施設
16,667
人
16,382
人
98.3%
介護老人保健施設
164
施設
14,095
人
13,246
人
94.0%
養護老人ホーム*
41
施設
2,762
人
2,530
人
91.6%
軽費老人ホーム*
124
施設
5,566
人
5,306
人
95.3%
有料老人ホーム
387
施設
16,708
人
14,345
人
85.9%
*北九州市、福岡市は 23 年 3 月 31 日現在の状況
(3)
障害者福祉
●
障害者の状況
本県の身体障害者は、平成 23 年3月末現在で 226,682 人となっています。
障害の種別では、肢体不自由が 53.1%と半数を占め、障害の程度別では、1、2級の障害
の重い人が 47.8%を占めています。
知的障害者については、23 年3月末現在で 36,893 人が療育手帳の交付を受けています。
精神障害者については、23 年3月末現在で 23,937 人が精神保健福祉手帳の交付を受けてい
ます。
- 33 -
●
障害者福祉施策の充実
平成16年3月に「新福岡県障害者福祉長期計画」(16~25年度)及び前半5年間に係る重点
施策実施計画として、「ふくおか障害者プラン(前期)」(16~20年度)を策定し、ノーマラ
イゼーションの理念のもと社会情勢の変化等に対応した障害者施策を総合的かつ計画的に推進
してきました。
その後、必要な障害者福祉サービスや相談支援等が地域において計画的に提供できるよう、
19年5月に「福岡県障害福祉計画(第1期)」(18~20年度)を策定、21年5月には障害のあ
る人が地域の中で安心して暮らせる社会づくりを一層進めるため、「福岡県障害者福祉計画」
(21年度~23年度)を策定しました。
また、23年度をもって「福岡県障害者福祉計画」の計画期間が終了することから、計画の進
捗状況や実施上の課題を踏まえたうえで、これまでの取り組みをより一層充実させるため、23
年度に「福岡県障害者福祉計画(第2期)」(24年度~26年度)を策定することとしておりま
す。
身体障害児・者数の推移
万人
25
20
17.0
15
15.4
18.1
16.0
18.3
18.2
17.6
18.1
18.9
18.5
18.1 17.9
16.8
18.3
20.2
18.5 19.0 19.6
16.9 17.4
22.1 22.4 22.6
20.7 21.3 21.8
10
5
0
61('86)
元('89)
4('92)
7('95)
10('98)
13('01)
16('04)
19('07)
22('10)
年
障害程度別身体障害児・者数(H23年3月現在)
障害別身体障害児・者数(H23年3月現在)
22,997人
聴覚・言語機
17,966人
能障害
10.2%
視覚障害
7.9%
32,573人
軽度5~6級
14.4%
身体障害児・者数
226,682人
肢体不自由
53.1%
120,269人
身体障害児・者数
226,682人
108,344人
重度1~2級
47.8%
中度3~4級
37.8%
内部障害
28.9%
65,450人
85,765人
資料:県障害者福祉課
● 精神保健福祉
精神障害者への施策については、入院医療中心から地域で生活するための保健・医療・福祉
支援に移行し、退院・社会復帰を可能とするためのサービス基盤の整備に努めているところで
す。
- 34 -
人権に配慮した適正な医療の確保を図るとともに、精神疾患の急発・急変に対応する精神科
救急医療システムを整備しています。
また、保健福祉(環境)事務所、精神保健福祉センター、医療機関、社会復帰施設等との連
携により、精神障害者の地域生活を支援するとともに、平成 23 年6月には、精神障害者及びそ
の家族の方々に対し、夜間等における症状の急変による対応や不安感の解消を図るため、夜間
・休日精神科相談窓口を設置しました。
(4) 公的扶助
● 生活保護の動向
本県の生活保護率 (人口千人当たり被保護人員の割合‰(パーミル))は、昭和 29 年度までは
全国最低でしたが、エネルギー革命による石炭産業の衰退に伴い、筑豊地区を中心に被保護世
帯が急増したため、35 年度には一転して全国最高(34.6‰、全国 17.4‰)となり、38 年度には
63.6‰となりました。40 年代に入ると、経済情勢の好転や産炭地域振興施策、社会福祉施策の
充実等により生活保護率は低下しましたが、48 年度後半に始まったオイルショックを契機に生
活保護率は再び上昇し、その後は 59 年度まで横ばいの状態で推移してきました。 その後、60 年
1月からは景気が回復したことや年金制度の充実が図られたこと等により、減少傾向で推移し
ました。
しかし、平成9年度以降は景気低迷の影響を受け、生活保護率は増加傾向となり、20 年 10 月
からは、急速な雇用情勢の悪化などの影響を受け、都市部を中心に増加が拡大しています。
保護率の推移
(単位:‰)
45
40
35
39.9
36.8
30
25
24.1
23.3
20
15
10
16.5
12.2
11.8
8.2
5
7.0
18.3
18.5
18.8
19.6
11.6
11.8
12.1
12.5
15.9
21.7
13.8
15.2
8.4
22
(' 1
0)
21
(' 0
9)
20
(' 0
8)
19
(' 0
7)
18
(' 0
6)
17
(' 0
5)
12
(' 0
0)
5)
7(
'9
H2
('9
0)
S5
5(
'8
0)
60
(' 8
5)
0
年度
資料:県保護・援護課「福岡県の生活保護」(年度平均)
注 :‰(パーミル)…対人口千人当たりの被保護人員割合
(千分率)を表す単位
本県では、生活保護制度の目的である最低生活の保障と自立助長の観点から、生活保護の適
正な実施に努めています。
- 35 -
世帯類型別被保護世帯
構成比の推移
(単位:%)
その他
1
傷病障害者
36.2
45.3
11.5
23.6
11.6
11.6
22.9
22.4
12.0 15.6
22.1
21.6
41.5
45.0
7.4
7.7
8.7
9.1
9.7
9.9
10.1
7.5
7.4
7.3
7.2
9.7
6.9
19.2
20.8
9.4
7.0
母子
12.4
2 / 5
12.6
14.5
51.1
48.2
48.3
48.9
48.6
46.1
43.6
35.8
高齢者
高齢者
46.2
1 / 5
27.2
傷病者 障害者 母子
25.0
4 / 5
3 / 5
8.8
その他
8.9
10.3
14.9 12.2
28.3
60
(' 8
5)
H2
('9
0)
7(
'9
5)
12
(' 0
0)
17
(' 0
5)
18
(' 0
6)
19
(' 0
7)
20
(' 0
8)
21
(' 0
9)
22
(' 1
0)
S5
5(
'8
0)
0
年度
資料:県保護・援護課「福岡県の生活保護」(年度平均)
注 1):平成 11 年度から傷病障害者世帯を障害者世帯、傷病者世帯に区分して集計
注 2):平成 17 年度から高齢者世帯の定義変更
筑豊地区の被保護世帯数の推移
(単位:千世帯)
35
30
29,614
(34.5)
29,657
(35.1)
20,593
(33.4)
25
20
16,133
(31.6)
18,737
15,850 (29.7)
(29.9)
18,946 19,047
(29.5) (28.9)
19,402 20,160 21,044
(28.2) (26.3) (24.6)
15
10
5
5)
7(
'9
12
('0
0)
17
('0
5)
18
('0
6)
19
('0
7)
20
('0
8)
21
('0
9)
22
('1
0)
S5
5(
'80
)
60
('8
5)
H2
( '9
0)
0
資料:県保護・援護課「福岡県の生活保護」(年度平均)
注:1)筑豊地区とは、直方市、飯塚市、田川市、中間市、宮若市、
嘉麻市及び遠賀郡、鞍手郡、嘉穂郡、田川郡の6市4郡
2)( )数値は対県(北九州、福岡市を含む)比
- 36 -
年度
(5) 保
健
● 地域保健対策の推進
地域保健法施行(平成9年)により、市町村においては住民に身近で頻度の高いサービスを
一元的に提供する体制の整備、都道府県においては広域的・専門的・技術的拠点としての保健
所の機能強化に積極的に取り組んでいます。
本県では、保健・医療・福祉サービスの総合的な提供を目指し、14 年に保健所と福祉事務所
を統合し、13 か所の保健福祉環境事務所を設置して、市町村を専門的・技術的に支援するとと
もに、精神保健や難病などの対応を広域的に行い、地域保健の充実を図ってきました。
21 年 10 月には、感染症や食中毒への対応、事業者に対する指導など、専門性や機動性の向上
を図るため、保健福祉環境事務所を9か所に集約し、市町村等との連携のもと、地域保健対策
の一層の推進に努めています。
● 健康危機管理対策の推進
医薬品、食中毒、感染症、飲料水その他何らかの原因により生じる県民の生命及び健康の安
全を脅かす健康危機の発生に対応するため、関係機関が連携し、人命の救助及び被害の拡大防
止を図ることを目的に、平常時から健康危機管理体制を整備しています。
○
警察、消防、救命救急センター、検査機関などの関係機関による緊急連絡・連携体制及
びマニュアルの整備
○
検査・分析体制の確立と検査機関相互の連携体制の整備
○
食品衛生及び毒劇物管理の徹底と啓発活動など未然防止対策の実施
○
原因不明健康被害発生時における関係自治体との情報共有体制の整備
○
健康危機管理に係る研修・訓練の関係自治体との共同実施
● 健康づくり
我が国は、保健衛生活動の充実や医学の進歩などにより、世界でも最高水準の長寿国となり
ました。一方で、急速な高齢化の進行とともに、糖尿病等の生活習慣病や介護を必要とする人
の増加が大きな社会問題となっています。
本県では生活習慣病対策の充実強化を図るため「福岡県健康増進計画(いきいき健康ふくお
か 21)」(平成 14 年2月策定、20 年3月改定)に基づき、県民健康づくり運動を進めていま
す。
この計画の目標である生活習慣病有病者・予備群の減少を達成するためには、県民一人ひと
りが自らの生活習慣を見直し、自主的に実践していくことが大切です。また、それらを継続し
ていくためには、自分にあった健康づくりの方法を見つけるとともに、個人の取り組みを関係
団体が支援することも必要です。
このため、内臓脂肪症候群に着目した効果的な健診や保健指導が円滑に実施できるよう体制
整備を図るとともに、行政や職域を含む健康づくり関係団体が相互に連携し、県民の自主的な
健康づくりを支援しています。また、生活習慣病の重症化の防止対策にも取り組みます。
死因のトップである 「がん」 については、「福岡県がん対策推進計画」を策定し、がん検診
の受診率や精度管理向上のための実施体制を整備するとともに、県全体のがん医療水準の向上
を目指したがん診療連携拠点病院の機能強化などがん対策を推進しています。
- 37 -
また、本県の肝がん死亡率は全国上位となっており、その主な原因であるB型及びC型ウィ
ルス性肝炎の対策として、保健福祉環境事務所や医療機関において無料検査を実施するととも
に、肝炎患者のインターフェロン等による治療に対して医療費助成を行っています。
主な死因別にみた死亡率の年次推移(福岡県)
(人口10万人)
350
悪性新
生物
300
心疾患
250
脳血管
疾患
200
肺炎
150
不慮の
事故
自殺
100
肝疾患
50
結核
0
S36
41
46
51
56
61
H3
8
13
18
(年)
資料:県保健医療介護総務課
● 新型インフルエンザ対策
強毒性の新型インフルエンザが発生した場合には、感染の拡大を可能な限り遅らせることで
健康被害を最小限にとどめ、医療及び社会機能を維持するための対策が必要となります。
そのため、平成 21 年度に発生したインフルエンザ(H1N1)2009 における対策の検証を踏ま
え、外来受診から治療へと円滑に医療が提供できるよう、発生早期の外来体制を保健所から医
療機関に変更し、医療機関に対する院内感染対策の整備を行うとともに、抗インフルエンザウ
イルス薬(タミフル、リレンザ)の備蓄を行っています。
また、流行期においても、関係機関が連携して、県内の医療及び社会機能を維持するための
体制整備を進めているところであります。
今後も引き続き、強毒性の新型インフルエンザ発生に備え、対策の充実・強化に努めてまい
ります。
● エイズ対策の推進
HIV 感染者・エイズ患者の増加は、世界的に深刻な状況にあり、日本においても HIV 感染者・
- 38 -
エイズ患者ともに報告数が増加しています。同性間・異性間の性行為による感染の増加、若年
層の増加、感染者の潜在化など新たな局面を迎えており、積極的かつ重点的な対策を講じ、エ
イズのまん延防止を図ることが緊急の課題となっています。
エイズのまん延防止及び HIV 感染者・エイズ患者の人権を守るため、国、市町村、教育機関、
医療機関、地域住民等と協力、連携し、正しい知識の普及啓発を中心としたエイズ対策を推進
しています。 特に、12 月1日の世界エイズデーを中心に様々な広報媒体を活用した広域的啓発
を実施するとともに、保健福祉(環境)事務所における地域での啓発を積極的に行っています。
また、HIV 抗体検査 (無料、匿名) の受診促進、相談体制の強化及びエイズ治療拠点病院等を
核とした HIV 感染者・エイズ患者が安心して受診できる医療体制の整備に努めています。
● 難病対策の強化
原因が不明で治療法が確立していない難病対策として、特定疾患治療研究事業による医療費
の公費負担 (介護保険制度による介護サービスについても一部公費負担)、保健福祉(環境)事
務所における医療相談・訪問指導等の相談事業、市町村が実施するホームヘルパー派遣等の居
宅生活支援事業への補助を実施しています。
また、入院治療が必要となった重症神経難病患者に対し、適時に適切な入院施設が確保され
るよう重症神経難病患者入院施設確保等事業を実施するなど難病対策の充実・強化を図ってい
ます。
●
歯科保健対策
80 歳で 20 本以上の健康な自分の歯を保持し、心豊かな生涯を過ごそうという 「8020(ハチ
マル・ニイマル)運動」 を基本理念として、平成 20 年度に「福岡県歯科保健医療計画」を策
定しています。この計画に基づき、乳幼児期から高齢期までのそれぞれのライフステージに沿
った歯科保健施策を総合的に進めています。
● 臓器移植の推進及び骨髄バンクの普及啓発
平成9年 10 月、臓器移植法が施行され、脳死下での臓器移植が可能となりました。
このため、臓器提供意思表示カードを配布する等、臓器移植推進のための普及啓発を行って
います。 (22 年度末延べ配布実績 3,214,400 枚)
また、骨髄バンクの普及啓発については、ドナー (骨髄提供希望者) 登録を県内の日赤血液
センターで受け付けていますが、できるだけ多くの方にドナー登録をしていただくため、登録
窓口がない筑豊地区では嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所でドナー登録の受付を行うほか、骨髄
移植に関するキャンペーンなどを行っています。
- 39 -
(6)
医
●
療
医療提供体制の整備
医療施設・医師数等(人口10万人対)
本県の医療提供体制は全国的にもかなり高い水準に
区 分 全 国
病
院
6.9
一般診療所
78.1
歯科診療所
53.4
医
師
数 212.9
歯科医師数
75.7
薬 剤 師 数 145.7
あります。 一方、少子高齢化の進展や疾病構造の変化、
医療技術の高度化・専門化が進んでおり、在宅医療へ
の要望も高まっています。
このため、医療施設の機能分担と連携のもとに、健
康増進から疾病の予防、診断・治療及びリハビリテー
福岡県
9.3
88.6
59.3
268.2
95.1
156.6
資料:「平成21年医療施設調査」
「平成20年医師・歯科医師・薬剤師調査」
厚生労働省大臣官房統計情報部
(注):医療施設は21年10月1日現在
医師数等は20年12月31日現在
ションに至るまでの包括的な保健医療提供体制の整備
を目指した 「福岡県保健医療計画」 を平成 20 年3月
に策定しました。
●
救急医療対策
救急患者の適切な医療を確保するため、医療施設、消防機関等の協力を得ながら、地域の実
態に即した初期、二次、三次の救急医療体制を体系的に整備しており、福岡県救急医療情報セ
ンターを設置し、消防機関をはじめ広く県民に救急医療情報を提供しています。
また、ドクターヘリの運航により、救急患者の救命率の向上や後遺症の軽減を図っています。
救
急
医
療
体
制
図
(平成 23 年4月1日現在)
救
三次救急医療施設
救命救急センター
うち 高度救命救急センター
8施設
1施設
急
医
療
二次救急医療施設
病院群輪番制病院
240 施設
情
救急告示医療機関
うち
病院
診療所
142 施設
139 施設
3 施設
報
セ
ン
タ
初期救急医療施設
在宅当番医制
(全市町村)
休日夜間急患
センター 22 施設
ー
年間照会件数
94,842 件
電話番号
092-471-0099
消防機関
救急隊員
救急自動車
搬送患者数
*県消防防災課
救
- 40 -
急
患
2,351 人
174 台
190,448 人
「平成 22 年消防年報」
者
●
周産期医療の充実
安心して子どもを生み育てられる環境を整備するため、周産期(妊娠満 22 週から出生後
7日未満の期間をいいます)医療の充実を進めています。
切迫早産や多胎妊娠などリスクの高い妊産婦や新生児に対応するため、6か所の総合周産
期母子医療センターと6か所の地域周産期母子医療センターを中心に、24 時間常に高度で
専門的な医療を提供できる体制の整備に努めています。
また、高度周産期医療機関が相互に妊婦等の受入れを要請する際の電話連絡の時間を短縮
するため、担当医師同士を直接結ぶ周産期ホットラインを整備しています。
●
災害医療の充実・強化
地震などの自然災害や大規模交通事故の際に、重篤救急患者に対する救急医療などを担う
「災害拠点病院」を指定するとともに、災害時における医療機関の被災状況、受入可能患者
数等の情報収集・提供を行う「福岡県広域災害・救急医療情報システム」を整備しています。
また、災害現場に迅速に駆けつけ、その場で救急医療を行う福岡県災害派遣医療チーム(福
岡県DMAT)を運用しています。
●
へき地医療対策
「第 10 次へき地保健医療計画」 に基づき、広域的なへき地医療支援体制を整備し、へき地医
療の確保に努めています。無医地区等の医療を確保するために、へき地医療拠点病院によるへ
き地医療支援事業の充実・確保や、へき地診療所等の整備に努めています。
●
在宅医療の推進
誰もが望む場所で療養できるよう、24 時間対応可能な医療や訪問看護の確保など、在宅
医療体制づくりを図っています。
在宅医療についての相談への対応、医療機関や介護サービス事業所の連携促進のため、保
健福祉(環境)事務所に地域在宅医療支援センターを設置し、在宅医療を推進しています。
また、訪問看護ステーションの機能強化を図るため、管理者等研修や看護技術研修などの
事業所への支援のほか、福岡県在宅医療推進協議会において効果的なサービス提供について
の検討を行っています。
●
看護職員の確保及び養成
少子高齢化、疾病構造の変化、医療の高度化・専門化等により看護業務は質的にも量的にも
変化しており、これらに十分対応できる資質の高い看護職員が求められています。このため、
看護職員養成施設の運営や修学への支援、就業促進、離職防止、研修教育事業などを通して質
の高い看護職員の確保に努めています。
また、平成 21 年7月の「保健師助産師看護師法及び人材確保の促進に関する法律」の一部
改正により、新人看護職員の研修が努力義務化されたことに伴い、本県では 22 年4月から医
療機関が実施する新人看護職員研修への支援に取り組んでいます。
さらに、公立大学法人福岡県立大学では、保健・医療・福祉の現場で中核となって活躍でき
る優秀な看護職員を育成しています。
- 41 -
●
医薬分業の推進
住民のニーズを踏まえた、より適正な医薬分業を推進するため、医師会、歯科医師会、薬剤
師会と密接に連携し、処方せんの応需体制の整備を図っています。また、住民に対し、かかり
つけ薬局の普及など、医薬分業についてわかりやすく啓発を行っています。
●
ジェネリック医薬品の使用促進
患者の負担軽減と医療費の抑制を図るため、有識者、医師会、薬剤師会等で構成する協議会
を設置し、先発医薬品と有効成分が同じで、より安価なジェネリック医薬品の使用を促進して
います。
また、ジェネリック医薬品について正しい知識の普及を行っています。
●
毒物劇物の危害防止対策
毒物劇物による健康被害を防止するため、製造から使用段階までの実態把握を行うとともに、
製造業者等の立入調査を実施しています。 また、事故・災害の際の組織的対応を行うため、関
係機関及び取扱事業所との連携を図るなど組織的な被害防止体制の整備を図っています。
●
血液対策の推進
良質で安全な血液を確保するために、成分献血、400ml 献血を主体とした献血制度の普及・
定着、献血推進体制の拡充、血液製剤適正使用の推進を図り、安定した血液確保対策に努めて
います。
献
年 度
17
18
19
20
21
22
血
者
の
400ml献血
134,605
130,169
135,042
138,995
140,976
154,198
推
移
成分献血
53,622
50,652
51,628
54,639
56,294
56,927
(単位:人)
合 計
188,227
180,821
186,670
193,634
197,270
211,125
資料 : 県薬 務課
注:200mlの献 血は400mlに 換算
●
アジア健康拠点の形成
外国人患者受入れの総合窓口となるアジア医療サポートセンター(仮称)を整備し、アジア
の人々の治療目的での来福に対応できる体制を整え、医療の国際化、本県医療の向上を図り、
アジアの健康拠点の形成を目指します。
(7)
地域福祉
●
福祉のまちづくり推進事業
高齢者、障害者、妊産婦、乳幼児を連れた人、病弱者をはじめすべての県民が社会、文化、
経済その他さまざまな分野の活動に自らの意思で参加できるいきいきとした地域社会を築くた
- 42 -
めには、公共的建築物等を安全かつ快適に利用できるものにすることが必要です。 このため、
啓発パンフレットを作成し、普及、啓発に努めるなど、行政、民間事業者、県民が一体となっ
て段差などのバリア (障壁) を取り除いていく 「福祉のまちづくり」 を推進しています。
●
ふくおか・まごころ駐車事業
身障者用駐車場について、「障害のない人が駐車して本当に必要な人が駐車できない」など
の状況を改善するため、身障者用駐車場を必要とする人に利用証を交付することで、駐車場を
利用できる人を明確にし、駐車スペースを確保する制度を実施し、身障者用駐車場の適正利用
を図ります。
●
地域福祉支援対策の推進
急速な少子高齢化、都市化、核家族化や共働き家庭の増加等が進み、地域での相互扶助機能
の弱体化が危惧されています。
本県では、平成 17 年2月に「福岡県地域福祉支援計画」を策定し、障害の有無や年齢にかか
わらず、県民一人ひとりが安心して、その人らしい自立した生活を送ることができる地域社会
づくりを進めています。
●
日常生活自立支援事業の推進
県社会福祉協議会が事業の実施主体となり、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等に対
して、地域で自立した生活が送ることができるよう、福祉サービスの利用手続の援助や福祉サ
ービス利用料の支払い等の支援を行うこととしています。
●
社会福祉協議会の育成・充実
地域福祉活動を推進するためには、民間社会福祉活動の中核となる社会福祉協議会を更に育
成・充実していく必要があり、県社会福祉協議会及び市町村社会福祉協議会の機能充実に努め
ています。
●
民生委員・児童委員活動の推進
民生委員は、地域住民の福祉向上のための相談、指導、調査等の自主的な活動や保健福祉
(環境)事務所等の関係行政機関への協力活動を行う民間奉仕者で、地域の子どもたちが元気
に安心して暮らせるように相談・支援を行う児童委員も兼ねています。 時代の要請や住民ニー
ズに応じた地域福祉活動の中心的役割を担っており、県では民生委員研修会を実施するなどそ
の活動を支援しています。
●
ひとり暮らし高齢者見守り活動の推進
高齢化や家族意識の変化に伴い、ひとり暮らしの高齢者が増えています。ひとり暮らし高齢
者が孤立せず、安心して生活できるためには地域における見守り活動が重要です。
県では、市町村において民生委員や老人クラブなどが連携した組織的な見守り活動が実施さ
れるよう、市町村に対し、具体的な活動手法などを盛り込んだマニュアルを提供するとともに
「見守りネットワーク協議会」の設置を支援してきました。
- 43 -
漏れのない見守り活動を継続的に実施するためには、小学校区などの小地域ごとに活動チー
ムをつくることが効果的です。
このため今年度は、チームづくりの要となる「見守り活動推進員」の養成に力を入れていき
ます。
●
福祉ボランティア活動の推進
本県では地域福祉活動の重要な担い手として福祉ボランティア活動を位置づけ、その自主性
を尊重しつつ活動の基盤整備を図るため、県社会福祉協議会に設置されている 「福岡県社会福
祉協議会ボランティアセンター」 に対する助成を行っています。
また、各地域で取り組まれているボランティア活動の振興を図るため、(財)福岡県地域福祉
財団でボランティア団体助成を行っています。
●
福祉マンパワーの養成と確保
効率的かつ効果的なマンパワーを確保するため、福岡県社会福祉協議会に置く「福岡県福祉人
材センター」 において、これからの社会福祉を支える人材を養成するための研修事業や就業を
援助するための無料職業紹介事業等を行っています。
●
クローバープラザ (福岡県総合福祉センター・男女共同参画センター・人権啓発情報セン
ター) の利用促進
地域福祉推進や男女共同参画社会の実現のための拠点として、また、県民一人ひとりの豊か
な人権感覚を高めていくための施設として、多くの県民の方々に利用していただくために、福
祉関係団体の交流の場の提供や人権に関する講演、資料展示など様々な事業を展開しています。
● ホームレスへの取組
平成 21 年3月に策定した「福岡県ホームレス自立支援実施計画」に基づき、市町村間の調整
への支援、情報提供及び啓発広報活動などを行うとともに、「福岡県ホームレス自立支援推進協
議会」を設置し上記計画を推進しています。
●
動物愛護を推進するための施策
民間ボランティアからなる動物愛護推進員と行政とが連携協力して、地域に密着した普及啓
発活動を行うことにより、捕獲や引取り等により殺処分に至る犬やねこの削減や飼い主のマナ
ーの向上を図るとともに、人と動物とが共生する心豊かな社会の実現を目指しています。
平成 20 年3月には、「福岡県動物愛護推進計画」を策定し、今後 10 年間の動物愛護管理行
政の基本的方向と中長期目標に沿って計画的な施策を実施しています。
(8)
食の安全・安心
●
食品の衛生管理・監視体制の整備
食品の多様化や製造・加工技術の高度化、流通の大量化や広域化等に的確かつ迅速に対応す
るため、「平成 23 年度福岡県食品衛生監視指導計画」を策定し、9保健福祉(環境)事務所
- 44 -
において食品営業施設に対する計画的で効果的な監視指導及び食品検査等を行っています。ま
た、その内、3保健福祉(環境)事務所には「食品衛生広域専門監視班」 を設置し、食品の製
造施設や広域流通拠点等に対する広域的かつ専門的な監視指導を実施するなど、食品衛生監視
体制の強化を図っています。
20 年度から「食の安全総合調整監」を設置し、食品の生産から消費までの多岐にわたる施
策を展開する関係各課の連携を強化するとともに、「総合的な食の安全対策」と「事案発生時
の迅速な情報の交換と共有」を推進しています。
また、13 年 10 月以降、県内と畜場で食肉処理される牛すべてにBSE (牛海綿状脳症) の
検査を行うなど、食肉の安全確保を図っています。
●
農林水産物の安全・安心の推進
生産段階では、安心して購入できる安全な農林水産物を供給するための農薬・肥料の適正使
用の推進、家畜伝染病の発生予防対策の推進、残留農薬分析及び貝毒検査体制の整備等を行っ
ています。
加えて、農業生産の各段階で適切な管理を行うことにより農産物の安全性を確保するGAP
(農業生産工程管理)等を推進しています。
また、食品表示の適正化を推進するため、食品製造業者や農林水産物の生産者を対象とした
説明会を開催するとともに、食品小売店舗の巡回調査指導等を行っています。
●
健全な食生活の啓発
食とその食を支える農林水産業の重要性を正しく理解し、健全な食生活を実践できるよう学
校給食への地元農産物の導入促進、子どもたちを対象とした農作業体験やお魚ふれあいイベン
ト、親子料理教室などを実施しています。
(9)
男女共同参画
●
男女共同参画行政の総合的推進
県では知事を会長とする 「福岡県男女共同参画行政推進会議」 を設置し、関係各課に男女共
同参画推進課兼務 (併任) 職員をおいて、男女共同参画行政を総合的に推進しています。
平成 13 年 10 月に 「福岡県男女共同参画推進条例」 を制定、14 年1月には 「福岡県男女共
同参画審議会」 を設置し、男女共同参画の推進に関する基本的かつ総合的な施策及び重要事項
を調査・審議しています。 14 年3月には、「福岡県男女共同参画計画」 を策定し、男女共同参
画の推進状況や施策の概要を取りまとめた年次報告書 「福岡県男女共同参画白書」 を毎年作成
しています。23 年2月には、「第3次福岡県男女共同参画計画」を策定し、更に施策の総合的
・計画的推進を図っています。
また、市町村との連携をより一層深めるため、市町村男女共同参画行政担当課長会議等を実
施しています。 23 年4月現在、39 市町村において男女共同参画に関する条例が制定されています。
●
男女共同参画意識の普及啓発・実践活動の促進
男女がお互いを尊重しあい、性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分か
- 45 -
ち合う男女共同参画社会の実現のため、職場、地域、学校、家庭等のあらゆる場での男女共同参
画についての普及・啓発を行い、実践的な取組へと展開されるよう促進しています。 また、条例
で定める 「男女共同参画の日」(11 月の第4土曜日) に、男女共同参画の推進につながる先駆的な
実践的活動に取り組む企業、団体、個人を表彰しています。
また、「福岡県男女共同参画センター(愛称:あすばる)」においては、働く女性を対象と
した、能力を発揮しながら多様な働き方を実現していくための基礎知識などを学ぶサテライト
講座(出前講座)を開催しています。
他にも、情報誌 「あすばる~ん」 を発行し、各種セミナー、出前講座を実施して意識の普及
・啓発に努めています。
●
多様な生き方を可能にする条件整備
女性の学習ニーズの多様化、高度化に対して、福岡県男女共同参画センター等でのセミナー
や講座の拡充を図っています。
様々な活動に積極的に参画していくことを望む女性が、いつでもどこでもだれでも、チャレ
ンジする際のお手本となるようなロールモデルやさまざまな機関の情報に効率的にアクセスで
きる「あすばるホームページ」を開設しています。
地域において、育児の援助を行う者と育児の援助を受けたい者とが会員となり、相互に助け
合う 「ファミリー・サポート・センター」 の設置を促進するとともに、育児休業及び介護休業
期間中の生活資金を低利で融資する 「すくすくローン・ぬくもりローン」 制度を設けています。
また、労働者の仕事と家庭の両立を支援するため、育児・介護休業制度等の定着普及に努め
ています。
●
あらゆる分野における男女共同参画の促進
活力ある社会をつくるためには、社会・経済活動分野をはじめとしたあらゆる分野への男女
の共同参画が必要です。
政策・方針決定の場への女性の参画を進めるため、審議会等への女性の登用促進を図るとと
もに、雇用の場での男女の機会均等を確保するため、男女雇用機会均等法の一層の定着を図る
施策を展開しています。
農業分野においては、女性農業者の活躍と経営参画を促進するため、家族経営協定の締結推
進や生産・経営能力向上に関する講座開設などにより、女性認定農業者の育成を推進していま
す。また、起業研修会などを通じて、女性による起業を促進しています。
さらに、視野を広げて地域活動のリーダーになってもらうため、海外研修 「女性研修の翼」
を欧米等へ派遣しています。
●
男女共同参画センター事業の推進
男女の自立と対等な社会参画を促進するため、県民の自主的活動と交流の場となる「福岡県
男女共同参画センター(愛称:あすばる)」を設置し、情報の収集提供、調査研究、相談支援、
人材育成及び社会参画環境整備事業を行っています。
- 46 -
●
困難を抱える女性を支援する団体の育成
幅広い女性の社会進出を図り、更なる男女共同参画を推進するためには、母子家庭や配偶者
等から暴力被害など様々な困難を抱える女性の社会進出を支援することが不可欠です。
母子家庭の母親や配偶者等からの暴力被害者の女性たちを支えるために、地域で活動してい
る女性団体が実施する取組を支援することにより、困難を抱える女性を支援する団体の育成を
推進します。
●
配偶者からの暴力の防止のための施策
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(平成 13 年法律第 31 号)に基づ
き、23 年1月に、「第2次福岡県配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する基本計
画」を策定しました。
本計画に基づき、配偶者からの暴力のない社会を実現するため、施策を総合的、計画的に推
進しています。
DV防止啓発のため、パンフレットやカードの配布、講座開催等による県民への意識啓発、
被害者への情報提供を行っています。また、被害者の二次的被害を防止する観点から、身近な
場での支援環境を整えるために民生委員を対象とした研修を実施するとともに、相談員や施設
職員を対象とした専門研修なども実施しています。
配偶者暴力相談支援センターでは、被害者からの相談を受けるとともに、警察や児童相談所
等の関係機関と連携し、今後の生活の方向に関する相談や問題解決のための支援を行っていま
す。
また、「配偶者からの暴力防止対策連絡会議」を設置するなど、市町村をはじめとする関係
諸機関によるネットワークづくりに取り組み、情報の共有化や連携に努めています。
さらに、被害者の精神的な回復を図り、自立を促すため、被害者の自助グループ活動の支援
に取り組む民間団体を対象に、講座の開催や講師の派遣を行っています。
設置者名
福 岡 県
配偶者暴力相談支援センター
施設の名称
相談電話
女性相談所 筑紫保健福祉環境事務所
092-711-9874
092-584-0052
粕屋保健福祉事務所
糸島保健福祉事務所
092-939-0511
092-323-0061
0940-37-2880
宗像・遠賀保健福祉環境事務所
嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所
田川保健福祉事務所
北筑後保健福祉環境事務所
0949-22-4070
0947-42-4850
0946-24-5780
0942-34-8111
京築保健福祉環境事務所
0944-73-3200
0943-23-7520
0930-23-2460
北九州市配偶者暴力相談支援センター
福岡市配偶者暴力相談支援センター
093-591-1126
092-711-7030
南筑後保健福祉環境事務所
北九州市
福 岡 市
093-201-2820
0948-29-0071
- 47 -
(10)
NPO・ボランティア
今日、少子高齢化や県民意識の多様化に伴い、NPO・ボランティア(以下「NPO等」と
いう。)の活動は、福祉や子育て、環境問題など様々な領域に広がっており、専門性や柔軟性
のある活動を行うNPO等は、新たな公共の担い手として期待されています(本県のNPO法
人数は、平成 23 年6月 30 日現在 1,448 法人)。
本県では、21 年4月に「NPO・ボランティア団体と企業、行政との協働推進委員会」から、
協働による新しい社会のあり方や協働推進のための方策について提言をいただきました。
この提言を踏まえ、NPO等と企業、行政など多様な主体との協働による新しい共助社会の
実現に向けて、協働への理解を深め、協働を具体的に進めるとともに、NPO等の資金力や人
材など活動基盤の強化を図るための施策を推進しているところです。
また、22 年7月に設置した「NPO・ボランティアと企業、行政との協働実践会議」では、
協働を実践していく上での課題やその解決方策等について検討を重ね、本年3月に協働実践指
針「福岡のかたち 新しい共助社会」をとりまとめたところです。NPO等や企業・経済団体、
行政などが自ら協働を進めることで、新しい共助社会の実現を目指します。
具体的には、福岡県NPO・ボランティアセンター及びセンターのホームページ「ふくおか
協働ひろば」を拠点として、NPO等や企業の社会貢献活動、協働事例などの情報を積極的に
収集・提供するとともに、協働に向けた顔の見える関係づくりを進めるため、NPO等や企業
のほか広く県民の方々にも参加を求めて「交流会」を開催します。
さらに、県政に関して自由な提案を募集し、NPO等と県とのパートナーシップのもと、様
々な課題解決を目指す「NPOと県との新たな公共サービス提供事業」や、県が仲介役となっ
て、NPO等と企業との具体的な協働を促す「NPO・企業による元気なふくおか共創事業」
を実施するほか、本年度からはNPO等の活動基盤強化や寄附促進に向けた環境づくりを行う
「共助社会づくり事業」(内閣府:新しい公共支援事業)に取り組みます。
(11)
消防・防災
●
消防体制の整備・充実
件
本県における平成 22 年中の
出火件数は、1,767 件、死者 58
人、損害額 32 億 5,603 万円と
なっています。 火災等の災害は、
近年、都市構造や生活態様の変
化に伴い複雑多様化しています。
県内には 25 の消防本部が設
2900
2700
2,383
2,342
2,293
2,342
2,268
2,403 2,171
2300
2,370
2,105
2,218 2,232
2,196
2100
1900
確立していますが、複雑多様化
1700
務の専門性の確保、救急業務の
2,518
2,412
2500
置され、全市町村で常備体制を
する各種災害への対応、予防業
火災件 数の推 移
2,905
2,043
4
5
6
7
8
9
1,957
1,918 1,767
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
資料:県消防防災課
年
高度化等、消防を取り巻く環境の変化により、消防業務が質的、量的にも拡大しています。
消防がこれらの消防需要を満たすためには、災害発生時における初動体制の強化や統一的な
- 48 -
指揮の下での効果的な部隊運用、本部機能統合等の効率化による現場活動要員の増強、救急業
務や予防業務の高度化及び専門化、財政規模の拡大に伴う高度な資機材の計画的な整備など行
財政上のスケールメリット(規模効果)を実現できるよう市町村消防の広域化を推進していま
す。
大規模・特殊な災害に対応するため、県内広域消防応援体制や消防ヘリコプターによる応援
体制の充実強化も図っています。
救急業務については、救急救命士の養成などを促進するとともに、消防機関と救急医療機関
の連携強化等による救急業務の高度化を推進し救命率の向上を図っています。
●
防災体制の充実・強化
本県においては、地震や大雨などによる災害から、県民の生命や身体、財産を守り、被害を
最小限に食い止めるため総合的な防災対策を推進しています。
豪雨や台風などの風水害では、これまでに発生した災害の教訓を踏まえ、大雨警報等と連動
した県災害警戒本部の設置と全ての市町村職員の登庁体制の確保、県内全市町村の相互応援協
定の締結など、県及び市町村の災害対応体制の強化を図っています。
また、市町村の災害時要援護者避難支援プランの作成を支援するマニュアルを策定するなど、
災害時要援護者の避難体制の整備や避難勧告等の情報を速やかにテレビのテロップなどで県民
に提供する情報伝達体制の整備など、防災体制の整備を進めています。
戦 後 の 主 な 災 害 の 状 況
災害種別
災害発生
期 間
水 害(西日本災害)
昭 28.8.25~29
〃 (台風第5号)
34.7.13~16
〃 (梅雨前線豪雨)
38.6.29~7. 2
〃 (〃)
47.7. 5~13
〃 (集中豪雨)
48.7.30~31
〃 (梅雨前線豪雨)
62.6. 8~7.26
〃 (〃)
平 2.6.28~7. 3
〃 (〃)
9.7. 6~7.13
〃 (〃)
11.6.23~7. 3
〃 (〃)
15.7.17~7.19
〃 (〃)
21.7.24~8.6
風災害(台風17号・第19号) 平 3.9.14~27
〃 (台風第13号)
5.9. 3
〃 (台風第18号)
11.9.23~24
〃 (台風第13号)
18.9.17~18
震災(福岡県西方沖地震)
17.3.20
資料:県消防防災課
人的被害(人)
県下最大
降雨量(mm) 死 者
負傷者
935
365
607
1,177
232
936
574
1,145
668
393
629
390
270
148
140
-
292
24
18
11
28
0
4
0
2
1
10
14
1
4
1
1
5,836
58
10
40
64
0
19
0
6
14
18
891
1
12
71
1,069
全 壊
4,633
103
45
58
116
0
20
0
7
26
16
270
1
6
2
132
住 宅 被 害 (世帯)
床上
床下
半 壊
浸水
浸水
7,494
94,598 139,448
81
4,281
14,674
50
10,279
28,745
203
4,232
31,932
173
8,828
27,143
1
42
662
56
1,392
7,029
1
11
63
6
1,273
4,890
56
3,472
3,489
11
1,495
4,257
4,178
416
1,225
0
52
159
125
504
1,026
18
0
5
243
-
-
地震対策では、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災の発生を機に、緊急初動班の設置
による初動体制の充実や九州・山口各県との連携による広域的な防災体制の確立を図るととも
に、災害時に必要とされる食料や生活必需品等を民間の供給協定により円滑に確保できる体制
の整備にも努めています。
17 年3月 20 日に発生した福岡県西方沖地震では、想定する地震の規模を超えるM7.0 を観
測したことなどから、17 年 10 月に建築分野や地震学の専門家等で構成する「福岡県防災会議
地震対策部会専門委員会」を設置し、大きな被害をもたらす可能性のある地震の被害規模など
を調査・検討しました。
- 49 -
その結果を踏まえ、警固断層の想定地震動をM7.2、最大震度を6強に引き上げ、被害想定
を見直し、防災対策を強化するなど、19 年5月に「県地域防災計画(震災対策編)」を大幅
に改定しました。
これら防災対策の基盤となる情報伝達体制については、地上系回線と衛星系回線を併用した
無線通信網を構築し、気象情報システム等を含めた防災情報システムや災害現場からの映像伝
送システム等を導入した「福岡県防災・行政情報通信ネットワーク」を 12 年4月から運用す
るとともに、福岡県が開発した「ふくおかコミュニティ無線」を活用した市町村防災行政無線
の整備促進を図っています。
また、住民の皆さんに携帯電話のメール機能を活用して気象情報などの防災情報等を一斉配
信する「防災メール・まもるくん」の運用を 17 年6月から開始しています。配信情報の追加
など機能充実に努め、19 年度には最寄りの避難所などの地図情報「避難所支援マップ」の提
供も開始しています。
県や市町村などによる「公助」はもとより、住民が自らを守る「自助」、地域社会がお互い
を守る「共助」が地域の防災力向上に不可欠です。
県では、県民の防災意識を高めるため、毎年「福岡県総合防災訓練」を実施するとともに、
地域の防災力の向上を図るため、自主防災組織の設立支援、自主防災組織リーダー研修会、防
災講演会、住民対象の図上訓練などを実施しています。
また、福岡県西方沖地震を機に「福岡県防災賞」を新たに設け、県民、団体、事業所の防災
意識の高揚に取り組んでいます。
大規模な災害が発生した際には、ボランティアの協力が不可欠であることから、ボランティ
アの活動支援を効果的に実施する目的で 16 年に設立された「福岡県ボランティア連絡会」と
連携し、災害時のボランティア本部設置運営訓練を行うなど、ボランティアの活動環境の整備
等の支援にも努めています。
●
地域防災計画の見直し
平成 23 年3月 11 日に起きた東日本大震災では、地震や津波、さらに福島原発事故によって、
甚大かつ広範囲にわたる被害が発生しました。これを踏まえ、地震・津波対策のさらなる強化
を図るとともに、新たな知見を得ながら、原子力災害対策の確立にも取り組み、県地域防災計
画の修正に取り組んでいます。
●
建築物耐震化促進事業の推進
本県では、「地震に強い安全な・安心な福岡のまちづくり」の実現に向け、改正耐震改修促
進法(平成 18 年施行)の規定により策定した「福岡県耐震改修促進計画」に基づき、建築物
の耐震化を促進しています。
この事業は、県計画と調整を図りながら市町村の耐震改修促進計画策定を促進し、耐震化の
普及啓発促進策として耐震改修相談窓口の開設、耐震診断アドバイザーの派遣、耐震改修促進
セミナー等を行います。
さらに、木造住宅を対象とした耐震改修補助金制度を創設し、市町村が実施する耐震改修補
助事業を支援することで、建築物の耐震化を総合的に促進させるものです。
- 50 -
●
口蹄疫対策
平成 22 年4月以降、宮崎県で口蹄疫が大発生した際、本県では、知事命令による畜産農家
への消毒徹底や主要幹線道路に消毒ポイントを設置し、防疫対策の強化に努め、県内発生を防
ぐことができました。
安定的な畜産経営を行うためには、病気にかからない、健康な家畜を育てることが大切です。
このため、各農家に対して、衛生意識の向上と併せ、農場出入口における車両消毒の徹底、外
部からの導入家畜の隔離や埋却地の確保などについて、家畜保健衛生所と農林事務所、普及指
導センター、市町村、農業協同組合が連携し、きめ細やかな指導に取り組んでいます。
また、万が一、口蹄疫などが発生した際の初動防疫を速やかに行えるよう、九州各県の防疫
実務者との連携強化を進めています。さらに、的確な初動防疫を行うためには、家畜の扱いに
慣れた獣医師の確保が重要であることから、家畜に接する機会の少ない民間獣医師などを対象
として、家畜の取扱い方法や初動防疫対応等に必要となる知識・技術の習得を目的とした研修
や実習にも取り組んでいます。これらの対策を通じ、家畜伝染病の県内への侵入防止とまん延
防止に万全を期すよう努めています。
●
東日本大震災に対する取り組み
平成 23 年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地震により被害を受けた地域への救援を総
合的、迅速に行うため、平成 23 年 3 月 12 日、知事を本部長とする「東北地方太平洋沖地震福
岡県救援本部」を設置し、救援物資の輸送や義援金の募集、県職員の派遣などの被災地への支
援や避難者等への支援に取り組んでいます。
(12)
国民保護
武力攻撃や大規模テロから国民の生命、身体及び財産を保護するため、又は国民生活に及ぼす
影響が最小となるようにするため、避難や救援などの国民保護措置を的確かつ迅速に実施するこ
とを目的とした「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」(国民保護
法)が平成 16 年9月に施行されました。
武力攻撃が迫り、又は現に武力攻撃が発生した場合等において、都道府県には警報の通知、避
難の指示、救援等さまざまな役割が求められており、これらの国民保護措置を的確かつ迅速に実
施するため、国民保護法や国の基本方針に基づき、福岡県国民保護計画を 17 年度に作成しまし
た。
この計画に定める県民の避難、救援及び武力攻撃災害への対処などを実施するため、避難及び
救援に関する実施要領、対策本部活動要領の作成などに取り組んできました。
23 年度は関係機関の役割分担及び連携強化並びにこれらの活動要領の検証を行うための図上訓
練を実施するほか、市町村による避難実施要領のパターン作成に対する支援などを行います。
- 51 -
(13)
治山・砂防
●
保安林の種類別面積と割合
県土を災害から守るために
(平成 23 年3月 31 日現在)
本県は、高度な土地利用が進み、住宅の整備が
山地まで及んでいるため、降雨による災害発生の
危険性を常にはらんでいます。このため、台風や梅
その他, 583,
1%
防風, 1,368,
1%
保健,
12,336, 11%
雨前線豪雨、地震などによる土砂災害の予防や復
旧、二次災害防止対策について、各種の施策を講
じ、その推進に取り組んでいます。
土砂流出防
備, 21,168,
18%
102,318ha
〔114,710ha〕
(100%)
水源かん養,
79,255, 69%
●
治山事業の推進と保安林の整備
保安林の持つ機能を高度に発揮させ、山地災害を
防止するため、緊急かつ計画的に治山事業を進めて
います。 また、県土の保全や水源のかん養、保健休
養等の機能を持つ保安林の指定を進め、その整備に
参考:森林面積 221,725ha 保安林率 46%
資料:県 森林保全課
注:各保安林の面積には兼種指定面積を含む
[ ]は重複指定を含んだ面積
努めています。
●
土砂災害防止のための砂防関係事業の推進
荒廃渓流からの土石流、地すべり、急傾斜地の崩壊等による土砂災害から県民の生活を守る
ため、砂防堰堤や渓流保全工等の砂防施設を整備し、地すべり対策、急傾斜地崩壊対策等を積
極的に進めるとともに、ソフト面では土砂災害警戒区域等の指定を推進します。
砂防関係法指定箇所
区 分
砂 防 指 定 地
急傾斜地崩壊危険区域
地すべり等防止区域
砂防関係施設数
(23年3月末現在)
か 所
面積(ha)
1,435
4,167.90
435
313.41
72
931.58
区 分
砂防堰堤工
地すべり防止工
ボタ山崩壊防止工
急傾斜地崩壊防止工
資料 : 県砂防課
(23年3月末現在)
数 量
単 位
備 考
2,297 か所
概 成
44
〃
概 成
19
〃
概 成
413
〃
概 成
資料 : 県砂防課
土砂災害警戒区域等指定状況
区 分
土砂災害警戒区域等
か 所
3650
(23年3月末現在)
市町村数
22
資料 : 県砂防課
(14)
河川・海岸
●
水を治める
本県には、4水系 192 の一級河川と 52 水系 149 の二級河川があり、総延長は 2,175.5 ㎞
です。
本県は、台風や梅雨前線による豪雨などにより、昭和 28 年の災害をはじめ、およそ 10 年周
期で大きな災害に見舞われてきました。平成 21 年7月には那珂川、樋井川、紫川、遠賀川流
域など数多くの河川で大きな浸水被害が発生しました。
県では、床上浸水対策特別緊急事業などにより、早急な浸水被害対策を行うとともに、社会
資本整備総合交付金事業などを活用し、治水機能の向上を図り、県土保全に努めています。 ま
- 52 -
た、潤いとやすらぎのある河川空間をつくるため、水と緑の空間を活かした郷土の水辺整備事
業やマイタウン・マイリバー整備事業などで河川環境を整備し、治水・環境の両面から河川の
整備を進めています。
●
国土を守る海岸
本県の海岸は、有明海沿岸、豊前豊後沿岸、玄界灘沿岸の3つの沿岸からなり、それぞれ特
色を持つ海岸線を形成し、その利用目的に応じ関係各省庁において管理されています。
高潮、波浪等による災害及び海岸の侵食から国土を保全するとともに、多様な生態系・美し
い景観等海岸環境を保全し、適正な利用を図るため、堤防、護岸、人工リーフ等の保全施設の
整備を進めています。
現在、有明海沿岸及び豊前豊後沿岸における高潮対策、玄界灘沿岸における海岸侵食対策の
ほか海岸環境整備について早急な対策が求められています。 このため、高潮対策事業をはじめ
各種の対策事業により、これらの海岸保全施設の整備促進を図り、また、海岸環境整備事業等
により、豊かで潤いのある海岸づくりに努めています。
国・県が管理する河川
国・県が管理する河川
級 別
水 系 名
山 国 川
遠 賀 川
筑 後 川
矢 部 川
4水系
52水系
56水系
一級河川
二級河川
合 計
河 川 数
(22年4月現在)(単位:km)
河川延長
7
76
86
23
192
149
341
37.8
497.3
548.8
216.3
1,300.2
875.3
2,175.5
管 理 区 分
国
県
-
37.8
133.8
363.5
106.6
442.2
23.2
193.1
263.6
1,036.6
-
875.3
263.6
1,911.9
資料 : 県河川課
資料:県河川課
海 岸 の 管 理
海 岸 の 管 理
管理
河川局
港湾局
農村振興局
水産庁
河川・農振共管
その他海岸
計
海岸線
延長
120.7
74.3
22.1
38.8
69.5
342.8
668.2
(22年3月現在)(単位:km)
(海岸保全区域延長+
一般公共海岸区域延長)
海岸保全区域
延長
一般公共海岸
区域延長
その他の海岸線延長
(保安林、鉄道、道路、
飛行場、天然海岸、
公共施設、民間施設)
120.7
74.3
22.1
38.8
69.5
0.0
325.4
63.6
74.3
22.1
38.8
69.5
0.0
268.3
57.1
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
57.1
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
342.8
342.8
公共海岸延長
資料:県港湾課(海岸統計(平成 22 年度版)より)
(15)
●
生活安全
治安情勢
県警察では、深刻な状況にあった治安を回復するため、「力強い警察活動による県民の安全
・安心の確保」を運営指針に掲げ、暴力団犯罪の撲滅や地域との協働による「犯罪の起きにく
い社会」づくり等の治安対策を推進した結果、刑法犯の認知件数が、戦後最悪を記録した平成
14 年と比較して大幅に減少するなど、治安回復に一定の成果を上げることができました。
- 53 -
しかしながら、強盗や性犯罪等重要凶悪事件の認知件数は、他都道府県と比較していまだ高
水準で推移しています。また、県内には、全国最多の指定暴力団5団体が本拠を構え、一般の
企業等をターゲットにしたけん銃発砲事件や暴力団同士の対立抗争事件が発生するなど、暴力
団の存在が県民、事業者に多大な不安を与える極めて厳しい情勢にあります。
●
安全で安心して暮らせるまちづくり
犯罪発生件数は平成 14 年をピークに8年連続で減少を続けていますが、いまだに子どもや
女性を対象とした性犯罪やひったくり等の県民の暮らしに身近な犯罪が多く発生しています。
県警察では、地域との協働による「犯罪の起きにくい社会」づくりを推進し、街頭犯罪等抑止
総合対策や、女性、子ども及び高齢者等の安全を守るための対策、少年非行防止対策、社会の
規範意識の向上を図るための対策など、県民が安全・安心を実感できる地域社会を実現するた
めの施策を推進しています。
また、防犯活動等の推進と犯罪の防止に配慮した防犯環境の整備に官民が一体となって取り
組む「安全・安心まちづくり県民運動」を定着・拡大するため、「安全・安心まちづくり条
例」に基づき、地域で取り組まれている自主防犯ボランティア活動を積極的に支援するととも
に、県民の防犯意識の高揚と参加気運の醸成に努めています。
さらに、女性と子どもの安全をみまもる企業運動を推進し、企業と連携した性犯罪の抑止対
策に努めています。
刑法犯発生・検挙件数の推移
刑法犯発生・検挙件数の推移
55年
60年
2年
7年
12年
13年
14年
15年
16年
17年
18年
19年
20年
21年
22年
('80)
('85)
('90)
('95)
('00)
('01)
('02)
('03)
('04)
('05)
('06)
('07)
('08)
('09)
('10)
区分
発
福岡県
59,257
72,745
95,739 115,743 153,630 157,749 168,190 154,834 128,545 106,805 102,101
95,207
90,356
86,057
78,809
生 (全国ワースト順位
(6)
(6)
(4)
(4)
(6)
(7)
(7)
(7)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
件
全国
1,357,461 1,607,697 1,636,628 1,782,944 2,443,470 2,735,612 2,853,739 2,790,136 2,562,767 2,269,293 2,050,850 1,908,836 1,818,023 1,703,044 1,585,856
数
福 検挙件数
32,560
41,247
36,323
35,418
27,234
24,259
27,197
37,121
40,152
34,059
35,372
34,774
34,398
30,003
27,595
岡 検挙人員
16,251
17,321
12,311
13,582
13,570
14,221
16,407
22,838
21,912
20,866
19,712
18,898
18,125
15,938
16,286
県
うち少年
7,934
8,988
7,201
7,391
6,834
7,070
7,217
10,186
8,975
7,454
7,224
6,777
5,747
5,178
5,357
資料:県警刑事総務課「H22 年 犯罪統計」
● 福岡県暴力団排除条例の制定(平成 22 年4月1日施行)
県民・行政・警察が一体となり暴力団を排除するために全国に先駆けて福岡県暴力団排除条
例を平成 22 年4月に施行しました。条例では、公共事業や県の事務からの暴力団の徹底した排
除、暴力団員等に対する利益供与の禁止と悪質な違反に対する罰則の適用、暴力団から危害を
加えられるおそれがある者の保護、青少年に対する暴力団排除教育の推進、学校等周辺地域に
おける暴力団事務所の開設・運営の禁止などを定めています。県の条例制定を契機として県内
全市町村で暴力団排除条例が制定されています。条例の適用をはじめ、あらゆる法令を駆使し
て暴力団の徹底した取締りを行うとともに、県民・行政・警察が一丸となった暴力団排除活動
を進めています。
● 薬物乱用防止対策の推進
薬物事犯の検挙・補導者数は高水準で推移しています。本県では、シンナー等乱用少年の検
挙補導人員は、大幅に減少しているものの、全国的に見ると依然として高位であり、近年は大
麻事犯が増加傾向にあります。薬物問題は、今や一部の特別な人の問題ではありません。県民
への拡大防止とともに次世代を担う青少年への対策が重要となっています。
- 54 -
このため、本県では知事を本部長とする 「福岡県薬物乱用対策推進本部」 を中心に薬物乱用
問題の早期解決に向け、薬物事犯の取締強化、学校や地域における薬物乱用防止教室・講習会
の実施、街頭活動等を通じ、薬物乱用をしない、させない、許さない県民意識の醸成並びに乱
用者及び家族からの相談等再乱用防止に努めています。
●
犯罪被害者等施策の推進
犯罪被害者本人とその家族、遺族は、犯罪による直接的な被害に加え、精神的被害や経済
的困窮等大きな困難に直面しています。このため県では、被害者等が困難を乗り越え、平穏
な生活を取り戻すことができるよう、カウンセリングや生活支援など様々な支援を推進して
います。
特に平成 20 年度からは、県、北九州市、福岡市とNPOが協働して、「福岡犯罪被害者
総合サポートセンター」を開設し、犯罪被害者等をワンストップで総合的に支援する体制を
充実しました。
(16)
消費生活
●
消費生活の複雑・多様化
消費者を取り巻く社会経済環境は、規制緩和の進展や経済社会のIT化、国際化などを反映
し大きく変化しています。
このような中、IT関係など新しい商品やサービスの出現、取引方法の多様化が進み消費者
の選択の余地が広がり消費生活は豊かになってきている反面、取引方法や取引内容をめぐる新
たな消費者トラブルが発生しており、消費者問題は一層複雑化多様化の様相を呈しています。
苦情・相談の多い商品・役務(サービス)の推移
(年度別上位5位)
(単位:件)
消費生活相談受付件数の推移
21年度
デジタルコンテンツ
件
1
(県全体)
120,000
2,002
(15.7%)
99,182
フリーローン・サラ金
100,000
2
64,788
62,167
60,000
不動産貸借
56,997
53,030
22,885
15,231
20,000
13,991
15,370
3
4
14,187
12,756
13,124
0
16
17
18
19
20
21
22 年度
339
(2.7%)
商品一般
5
フリーローン・サラ金
1,587
(12.1%)
不動産貸借
1,090
(8.5%)
相談その他
(県消費生活センター)
40,000
●
56,044
2,171
(16.5%)
1,284
(10.1%)
73,612
80,000
22年度
デジタルコンテンツ
334
(2.6%)
12,756
資料:県消費生活センター
898
(6.8%)
商品一般
393
(3.0%)
相談その他
347
(2.6%)
13,124
消費者保護のための施策
消費者が安全で快適な消費生活を送っていくことができるよう、県では、商品、サービス
の適正な規格・表示の確保や事業者と消費者との間の取引の適正化を図っています。 また、
- 55 -
消費者と事業者とのトラブルを、迅速かつ適正に解決するため、県消費生活センターの相談
体制の充実を図っており、平成 18 年度からは日曜日も電話相談を受け付けています。
* 県消費生活センター相談窓口 (電話番号092-632-0999)
平日
9:00~16:30、日曜
10:00~16:00
消 費 生 活 相 談 内 容 の 推 移
18年度
年度別相談
19年度
契約(解除)
11,118
62.6
12,147
62.4
10,970
58.8
9,596
55.1
9,631
49.4
販 売 方 法
2,403
13.5
2,453
12.6
2,508
13.5
2,364
13.6
3,445
17.7
価格・料金
1,579
8.9
1,760
9.0
1,426
7.6
1,392
8.0
2,192
11.2
品質・機能
869
4.9
1,014
5.2
1,581
8.5
1,649
9.5
1,731
8.9
接客・対応
843
4.7
991
5.1
1,044
5.6
1,172
6.7
1,231
6.3
買物・相談
19
0.1
15
0.1
32
0.2
23
0.1
41
0.2
安全・衛生
300
1.7
407
2.1
310
1.7
337
1.9
271
1.4
そ
648
3.6
685
3.5
773
4.1
884
5.1
972
4.9
17,779
100.0
19,472
100.0
18,644
100.0
17,417
100.0
19,514
100.0
計
%
件数
%
資料:県消費生活センター
●
件数
22年度
件数
他
件数
(単位:件)
21年度
内 容 区 分
の
%
20年度
%
件数
%
*1つの相談で複数の区分に該当するものがあります。
消費者自立のための支援施策
消費生活の安定、向上を図るためには、消費者自らが自主的かつ合理的な消費活動を行って
いくことが重要です。 住民に最も身近な市町村が主体となって、悪質商法の被害にあわないた
めの注意喚起や消費者教育、情報提供を行うことがより効果的であるため、県では、市町村が
実施する若年者や高齢者を対象とした講座等への講師紹介や啓発資料の提供を行うとともに、
最新の消費者トラブル事例について情報提供しています。また、教育関係機関とも積極的に連
携し、高等学校等を対象とした若年者向け啓発出前講座の実施など消費者教育に取り組んでい
ます。
●
多重債務問題対策
複数の金融機関から多額の借金をして、返済が困難になる多重債務の問題は、家庭崩壊や
ホームレス、自殺や犯罪の発生につながりかねない深刻な社会問題となっています。
県では、債務整理だけでなく、生活再生、自立促進及び多重債務に陥らないための予防策
等を総合的に進めていくため、「福岡県多重債務問題対策協議会」による対策の検討や、地
域ネットワークの構築などを実施しています。
また、平成 20 年度からは、債務整理中または債務整理が終了した方の生活再生のために、
家計簿チェック等の家計診断、臨時的な生活資金の貸し付けを行うための「生活再生支援事
業」をグリーンコープ生協ふくおかと協働して実施するなど、多重債務問題への取組を強化
しました。
●
消費者物価の動向と情報提供
消費者物価指数の平成 22 年度平均は、総合指数で 99.9 (22 年= 100)となり、前年度比は、
0.4%の下落となりました。
物価の安定は、消費生活の安定及び向上の基本条件であるため、関係機関から情報収集し、
生活関連物資等の価格や需要動向の監視を行うとともに、インターネットなどによる物価情報
の提供を推進しています。
- 56 -
総合指数の動き
平成22年=100
102.1
100.6
105
100
103.5
103.7
103.2
102.6
100.9 100.7
100.6
101.5
10
100.4 99.9
8
101.0
100.4
95
総合指数
前年度比
%
)
2
0
80
75
(
指
90
数
85
前
年
度
4 比
6
9
年度
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
-2
資料:県調査統計課
(総務省「消費者物価指数」平成 22 年基準)により作成)
(17)
交通安全
●
交通事故の発生状況
本県における平成 22 年中の交通事故は、発生件数 44,445 件( 前年比+105 件 )、負傷者
数 58,099 人(前年比+652 人)、死者数 170 人(前年比△25 人)と死者数は減少しましたが、
発生件数と負傷者数は増加しました。
死者数については、統計資料が現存する昭和 21 年以降最少となりましたが、依然として多
くの方が交通事故により怪我をされたり亡くなられています。
交通事故発生状況等の推移
区分 年
発生件数 (件)
指数
死 者 数 (人)
指数
負傷者数 (人)
指数
車両台数 (台)
指数
免許人口 (人)
指数
50年
('75)
55年
('80)
60年
('85)
2年
('90)
7年
('95)
12年
('00)
17年
('05)
18年
('06)
19年
('07)
20年
('08)
21年
('09)
22年
('10)
27,167
28,175
30,110
33,821
40,491
51,711
51,773
50,890
45,703
44,353
44,340
44,445
100
104
111
124
149
190
191
187
168
163
163
164
381
269
321
411
393
307
249
241
199
197
195
170
100
71
84
108
103
81
65
63
52
52
51
45
36,984
36,271
36,914
40,404
46,827
63,590
62,585
61,646
60,129
57,363
57,447
58,099
100
98
100
109
127
172
169
167
163
155
155
157
1,385,250 1,944,727 2,545,859 2,961,331 3,274,771 3,463,922 3,587,057 3,607,270 3,608,866 3,604,408 3,604,130 3,608,421
100
140
184
214
236
250
259
260
261
260
260
260
1,212,561 1,606,726 1,975,345 2,278,696 2,604,495 2,887,293 3,085,422 3,113,368 3,139,528 3,160,970 3,177,389 3,191,463
100
133
163
188
215
238
254
257
259
261
262
263
注)車両台数及び免許人口は各年12月末現在。ただし車両台数のうち原付、小特については各年4月1日現在。
資料:県警交通企画課
●
安全で円滑な交通社会の実現
交通事故のない安全で円滑な交通社会を実現するため、県民の理解と協力のもと、段階的・
体系的な交通安全教育、安全で安心な交通環境の整備、悪質・危険性の高い違反及び迷惑性の
高い違反に重点指向した効果的な交通指導取締りなどの各種交通安全対策や、四季の交通安全
県民運動を通じた交通安全思想の普及・浸透を図り、交通事故の抑止や交通の円滑化に努めて
います。
平成 23 年度については、近年の交通事故の発生実態等を踏まえ、「飲酒運転撲滅対策」、
- 57 -
「高齢者の交通事故抑止対策」、「自転車の安全利用促進対策」、「交差点の交通事故抑止対
策」及び「シートベルト着用促進対策」を重点にした諸対策を強力に推進しています。
特に、飲酒運転撲滅対策については、昨年、飲酒運転による交通事故の発生件数が全国ワー
スト1であったことから、毎月 25 日の「飲酒運転撲滅の日」を中心とした取締りやいわゆる
飲酒運転周辺者三罪(「車両提供罪」、「酒類提供罪」及び「同乗罪」)の適用を視野に入れ
た捜査を徹底しています。また、飲酒運転を許さない社会環境づくりの形成と県民の規範意識
を確立するため、「飲酒運転撲滅キャンペーン」を実施し、酒類提供飲食店対策や常習飲酒
運転者対策、飲酒運転撲滅気運を高める広報啓発活動を推進しています。
また、昨年、全交通事故死者数の約半数を高齢者が占めていたことから、高齢者に対し、交
通安全意識の高揚と交通安全行動の定着化を図るため、「お元気ですか?声かけローラー作
戦」による地域ぐるみの交通安全「ひと声運動」等を推進するとともに、夜間、歩行中の交通
事故を抑止するため、「明るい服装で出かけましょう!キャンペーン」等を通じて明るい色の
服や反射材の着用促進を図っています。このほか、高齢者に優しい交通環境づくりを促進する
ため、「高齢者保護事業所キャンペーン」を実施し、地域・職域を通じた幅広い交通安全活動
を展開しています。
さらに、暴走族や旧型のバイクを改造して暴走行為を行う旧車會については、共同危険行為
等禁止違反や整備不良違反を重点とした取締りを強化するとともに、地域住民や関係機関・団
体との連携のもと、暴走族への加入阻止対策や暴走族からの離脱立ち直り支援対策に取り組む
など、暴走行為を許さない社会環境づくりを推進しています。
(18)
●
人権・同和問題
偏見や差別のない人権尊重の社会
同和問題の早期解決を県政の重要課題と位置付け、昭和 44 年の「同和対策事業特別措置
法」の施行以来、同和地区住民の生活と福祉の向上を図るため、生活環境の改善や社会福祉の
充実、産業の振興・職業の安定、教育の充実、基本的人権擁護等の施策に積極的に取り組んで
きました。
国においては、最後の特別措置法である「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措
置に関する法律 」(地対財特法) が平成 14 年3月末をもって失効したことに伴い、約 33 年間
にわたって実施してきた同和地区・同和関係者を対象とする特別対策を終了し、14 年度以降
は、一般対策に移行しています。
本県においても国の方針やこれまでの成果を踏まえ、同和特別対策事業について、経過措置
を講じた後、廃止又は一般対策に移行したところです。
また、12 年 12 月に施行された 「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」 に基づき 「人
権教育のための国連 10 年福岡県行動計画」 等の趣旨を踏まえて策定した 「福岡県人権教育・
啓発基本指針」(15 年6月)に沿って、同和問題をはじめとする様々な人権問題の解決と人権
尊重の社会の実現を目指し、人権教育・啓発に関する施策を総合的、効果的に推進しています。
特に、人権啓発については、市町村及び公益財団法人福岡県人権啓発情報センターと連携し、
「同和問題啓発強調月間」 (7月) や 「人権週間」 (12 月4日~10 日) を中心に、講演会の開催
やテレビ、ラジオ、新聞等各種広報媒体を活用した事業などを積極的に推進しています。
- 58 -
(注)「福岡県人権教育・啓発基本指針」:本県の実情を踏まえ、県民一人ひとりが自分自身の課題として、
人権を尊重することの重要性を正しく認識し、他人の人権にも十分に配慮した行動がとれるよう、人権
教育・啓発を進める上での基本的方向を示すものです。
● 人権教育の推進
個人の個性と能力が十分に発揮できる社会の形成に向けて、様々な人権問題に係る県民の正
しい理解と認識を深め、人権が尊重される社会の実現を目指していくことが重要な課題となっ
ています。
このため、「福岡県人権教育・啓発基本指針」 に基づき、あらゆる機会をとらえ、県民一人ひ
とりの人権意識を高め、差別や偏見を解消するための人権教育・啓発の充実を図っています。
学校教育においては、教職員に対する効果的・計画的な研修を実施するとともに、学校・家
庭・地域社会が連携して児童生徒の学力や進路の保障、人権尊重の精神の育成に努めています。
また、人権教育に関する研究及び実践交流会等の事業の推進、「福岡県人権教育推進プラン/
人権教育指導者用手引き」に基づく人権教育の推進、人権教育教材「かがやき」・「あおぞ
ら」の活用促進を図っています。
また、社会教育においては、人権教育学習資料等の作成、「人権教育コーディネーター養成講
座」 等による人権教育・啓発担当者の研修や指導者の養成を行うとともに、人権教育推進のた
めの諸事業を実施し、市町村における人権教育・啓発の積極的な取組や、地域社会における人
々の相互理解と交流の促進に努めています。
- 59 -
2
(1)
産
業・雇
用
総合特区政策の推進、70歳現役社会づくり、緊急雇用対策
●アジアの活力を取り込み、我が国経済を牽引する国際戦略総合特区の推進
①
東日本大震災を機に改めて望まれる一極集中是正、機能分散
我が国はこれまで、関東圏と太平洋ベルト地帯など特定の地域に、国の経済発展を支える
各種機能を集中させてきましたが、東日本大震災を機に、改めて国土政策の再考が求められ
ています。エネルギーの安定供給や経済の安全保障の観点からも、これから我が国の経済社
会が安定的に発展していくためには、人口、産業のほか各種機能の特定地域への過度な集中
を避けていく方向に政策の舵を切ることが必要です。
②
国内需要の減退と円高で、地域産業は空洞化の危機
我が国の地域産業は、長引く内需の伸び悩みに加え、最近の急激な円高の進展に伴い、深
刻な空洞化の危機に直面しています。地域でこれまで高度化と集積に努力を重ねてきた産業
が、その生産拠点のみならず、研究拠点まで海外へ移転しかねない危機に見舞われています。
③
アジアの時代
一方、21世紀は、まさにアジアの時代であり、急速に成長するアジアは、世界GDPの
約3割、世界経済の成長率の約5割を占め、成長エンジンとして世界経済を牽引しています。
これからのわが国は、成長著しいアジアとの連携を深め、その活力を取り込むことが不可
欠です。このため、太平洋側偏重から脱却し、アジアに向け開かれた新しい成長拠点の構築
が求められています。
④
アジアに向けた新しい成長拠点として福岡は最適
福岡は、わが国においてアジアに最も近く、利便性の高い交通インフラや高度な学術・研
究機関、多様な産業など都市機能が集積すると同時に良質で暮らしやすい生活環境を兼備し
ています。これらを活かし、アジアの成長地域と積極的に交流するとともに、九州をはじめ
西日本地域の産業発展、地域活性化をリードしてきた実績があります。わが国が、アジアの
活力を取り込むためには、アジアに近く、実績とポテンシャルを有する地域をフル活用する
ことが最も効果的・効率的であり、アジアに向けたわが国の新成長戦略拠点として福岡は最
適地です。
⑤
総合特区制度活用で環境を軸とした成長産業の育成・強化を推進し、「アジアに面した我
が国最大の日本海側の重要拠点」として我が国経済を牽引
福岡県では、総合特区制度における規制緩和や税制の特例措置等を活用し、アジアでのニ
ーズが高まる環境を軸とした成長産業の育成、強化により、我が国経済を牽引する拠点の構
築目指しています。
アジアから活力を取り込む産業の成長モデルの確立により、我が国産業の高付加価値化を
加速し、我が国産業の空洞化阻止と国際競争力の強化に大きく寄与してまいります。
- 60 -
※本県特区申請の経緯
・今年6月、総合特別区域法成立。「国際戦略総合特区」の主たる目的は「産業の競争力」。
・現在、9月末の特区指定申請に向け、準備中。
●
70歳現役社会づくり
①
「70 歳現役社会」が必要とされる社会的背景
我が国は、世界でも例を見ない速さで少子高齢化が進んでおり、出生率の低下、団塊の世
代の高齢化により、労働力人口が減少していく中、福岡県においても、平成 37 年には高齢
化率が 30%に達すると見込まれています。
我が国が活力ある社会を維持していくためには、経験豊かな高齢者の方が、年齢にかかわ
りなく、それぞれの意思と能力に応じて、70 歳になっても働いたり、NPO・ボランティ
ア活動等を通じて社会で活躍し続けることができる、選択肢の多い社会づくりを進めていく
必要があります。
②
これまでの取組み
70 歳現役社会づくりを進めるに当たり、課題分析を行い、解決のための方策について提言
いただくことを目的として、各分野の専門家や関係団体の代表者による「福岡県 70 歳現役
社会づくり研究会(委員長:藤村博之法政大学大学院教授、顧問:清家篤慶應義塾長)」
を、平成 22 年6月に設置しました。
研究会は、雇用制度のあり方、生涯職業能力の開発と多様な就労への支援、NPO等への
社会参画などを審議テーマとして全6回開催され、23 年2月、県に報告書を提出しました。
報告書では、高齢者が「いきいきと働くことができる仕組みづくり」(就業の促進)と
「共助社会づくりへの参画」(NPO等社会参加の促進)を2本柱として、高齢者の就業を
促進する年金制度等の改善や高齢者雇用に取組む企業への支援、再就職支援や職業能力開発
の促進、高齢者の培った知識、技能等を地域社会のために活用できる仕組みづくりなど70
歳現役社会の実現に向けて検討すべき施策が示されました。
③
「70歳現役社会」の実現に向けた今年度の取組み
「福岡県70歳現役社会づくり研究会」からの提言を受け、県、経済団体、労働者団体、高
齢者関係団体、NPO・ボランティア団体など官民一体となって70歳現役社会づくりに関す
る施策を協議し推進する「福岡県70歳現役社会推進協議会」を設立します。
さらに、高齢者の就業や社会参加を総合的に支援するための拠点として「福岡県70歳現役
応援センター(仮称)」を設置します。平成23年度は普及啓発事業を中心に取り組み、企業
向け高齢者雇用セミナーや従業員向け職業能力開発セミナー、シンポジウムの開催などを行
います。
今後、センターを拠点として、関係機関とのネットワークを構築し、継続雇用や再就職、
派遣、起業、NPO・ボランティア活動など、高齢者へ多様な選択肢を提供する仕組みをつ
くります。
あわせて、企業における高齢者雇用の取組や高齢者の就労意欲を向上させるための制度改
善などを国に提案し、国の総合特区(地域活性化総合特区)の指定を目指します。
- 61 -
●
緊急雇用対策
平成 20 年の米国の金融危機に端を発する世界同時不況は、経済、雇用情勢に大きな影響を
与えました。景気は、輸出が増加し、生産が改善するなど着実に持ち直していますが、雇用環
境は、未だ厳しい状況が続いています。
本県では、20 年 12 月に知事を本部長とする「福岡県緊急雇用対策本部」を設置し、緊急に
取り組む事項として「企業に対する雇用の要請」、「各種相談窓口の設置」、「生活支援」、
「就職支援」、「職業能力向上」、「雇用創出」の6項目を決定するとともに、緊急雇用創出
基金を活用した雇用の場の創出を図り、県庁の総力を挙げて雇用対策に取り組んでいます。
○
就職支援
a
若者の就職支援
「若者しごとサポートセンター」及び「30 代チャレンジ応援センター」において、合同
会社説明会の開催などにより早期の正規雇用化を図っています。また、既卒3年以内の若
者を対象とした民間企業での2ヶ月間体験雇用を実施するとともに、高卒未就職者を非常
勤職員(行政実務研修生)として採用しました。
b
中高年再就職支援
福岡県中高年就職支援センターにおいて就職相談、講習、職業紹介、就職活動中の個別
支援などを一体的に実施しています。
c
子育て女性就職支援
県内4か所の労働者支援事務所に子育て女性就職支援センターを設置し、就職相談、子
育て中の女性に理解のある企業の開拓、職業紹介・あっせんを実施し、就職支援の強化を
図っています。
d
再就職重点分野開拓
人手不足が続く「農業」「介護・福祉」、新たな雇用創出が見込める「新生活産業」、
有効求人倍率が高い「安全・保安」分野への人材移転施策を推進しています。
○
職業能力向上
高等技術専門校等による委託訓練の拡充強化(委託訓練の追加実施、定員枠の増、講座の新
設)を行いました。
○
雇用創出
国の緊急雇用基金事業を活用し、県では道路・河川等の美化事業等での緊急雇用や新市場・
新製品の開拓による雇用機会の創出を図っています。また、市町村による緊急雇用基金事業の
積極的な活用を促しています。
【基金事業の概要】
a
ふるさと雇用再生特別基金事業
目的:地域の実情や創意工夫に基づき、求職者等を雇い入れて今後の地域の発展に資
する雇用・就業機会を創出。
基金積立額: 70 億 3 千万円
- 62 -
事業期間:平成 20 年度~23 年度
実施主体: 県・市町村(民間企業等へ委託)
雇用期間: 原則1年以上(必要に応じて6ヵ月以上1年未満)
b
緊急雇用創出事業臨時特例基金事業
目的: 離職者等の生活の安定を図るため、緊急的・応急的な雇用・就業機会を創出。
基金積立額:251 億 2 千万円
実施期間:平成 20 年度~23 年度(一部 24 年度まで可)
実施主体:県・市町村(民間企業等へ委託又は直接実施)
雇用期間:6ヶ月以内(1回更新可)
c
県事業及び市町村事業の雇用効果(計画)
ふるさと雇用再生事業
緊急雇用創出事業
合 計
事業数(件) 雇用者数(人) 事業数(件) 雇用者数(人) 事業数(件) 雇用者数(人)
県
48
2,308
248
9,995
296
12,303
市町村
310
901
1,890
11,819
2,200
12,720
計
358
3,209
2,138
21,814
2,496
25,023
※ 事業数及び雇用者数とも平成20年度補正から平成23年度当初計画までの数値
(2) 産業・技術振興
● 本県の産業構造
本県の産業構造の特徴は、工業出荷額(構成比)でみると、「加工組立型産業」のウェイト
が最も高くなっていること及び「生活関連型産業」のウェイトが全国平均と比較して高いこと
の2点を挙げることができます。
1点目は、近年の自動車関連、電子部品・デバイス電子回路など新たな産業を中心として、
輸送用機械及び電気機械等の産業の出荷額が増加してきたことを表しています。
2点目は、全国有数の産地を形成している家具をはじめ、飲料・たばこや食料品などの食品
関係が、全国と比較して高い構成比となっていることなどによるものです。
近年、新興国の経済成長等による世界的な競争の激化を背景に、経済のグローバル化が急速
に進展しています。
本県において、経済環境の変化に強い体質の産業構造を築くには、高度な学術研究や技術ポ
テンシャルを最大限に活用するための研究交流機能や支援機能を充実する必要があります。
このため、(財) 福岡県産業・科学技術振興財団を中核的支援機関として、ベンチャー企業の
育成や大型研究プロジェクトの実施、産学官連携の一層の推進を図るとともに、県内4地域の
リサーチ・コア(注)や工業技術センターの支援機能の強化に努めています。
また、久留米・鳥栖テクノポリスや北九州の頭脳立地構想等の推進により形成されてきた高
度技術産業集積の整備、さらには先端技術、新技術による産業の構築・育成を進めるとともに、
ゲーム、アニメ、映像などを制作するコンテンツ産業の拠点化を図るなど、新たな産業の集積
を促進しています。
(注)リサーチ・コア:高次の産業支援機能を持つ研究開発基盤施設。
- 63 -
工
業
の
推
移
(指数:平成2年=100)
事 業 所 数
年 次
昭和
平成
前年比(%)
60年('85)
2年('90)
7年('95)
12年('00)
13年('01)
14年('02)
15年('03)
16年('04)
17年('05)
18年('06)
19年('07)
20年('08)
21年('09)
9,661
9,915
9,492
8,638
8,061
7,511
7,484
6,966
7,053
6,620
6,872
6,970
6,434
101.2
104.4
100.5
98.6
93.3
93.2
99.6
93.1
101.2
93.9
103.8
101.4
92.3
指 数
従 業 者 数
前年比(%)
(人)
97.4
100.0
95.7
87.1
81.3
75.8
75.5
70.3
71.1
66.8
69.3
70.3
64.9
280,697
291,386
284,946
252,420
245,757
227,572
222,868
217,871
219,368
221,693
232,619
227,758
216,161
100.0
102.4
98.6
97.9
97.4
92.6
97.9
97.8
100.7
101.1
104.9
97.9
94.9
製造品出荷額等
(百万円) 前年比(%)
指 数
指 数
96.3
100.0
97.8
86.6
85.0
78.1
76.5
74.8
75.3
76.1
79.8
78.2
74.2
6,511,500
7,710,736
7,816,244
7,367,880
7,357,077
6,982,022
7,257,990
7,332,325
7,751,547
8,159,756
8,621,731
8,596,534
7,767,530
103.0
107.1
101.4
97.6
95.5
94.9
104.0
101.0
105.7
105.3
-
99.7
90.4
84.4
100.0
101.4
95.6
95.4
90.5
94.1
95.1
100.5
105.8
-
-
-
注:従業者4人以上の事務所
資料:県調査統計課「福岡県の工業」
※平成19年調査から調査項目を変更したことにより、製造品出荷額等は前年の数値とは接続しない。
工
業
出
荷
額
の
業
種
別
構
成
(単位:億円)
区 分
総額
食料品
飲料・たばこ
繊維
衣服
木材
家具
パルプ・紙
印刷
化学
石油・石炭
プラスチック
ゴム
なめし革
窯業・土石
鉄鋼
非鉄金属
金属製品
一般機械
はん用機械
生産用機械
業務用機械
電子・デバイス
電気機械
情報通信機器
輸送用機械
精密機械
その他
全国に占めるシェア
九州に占めるシェア
全国に占める順位
昭和60年(1985)
出荷額
構成比
65,115
100.0
6,564
10.1
2,814
4.3
510
0.8
836
1.3
1,267
1.9
1,792
2.8
1,073
1.6
2,837
4.4
6,252
9.6
1,008
1.7
1,040
1.6
2,159
3.3
44
0.1
4,234
6.5
11,272
17.3
984
1.5
3,116
4.8
5,235
8.0
5,320
8.2
6,024
9.3
83
0.1
561
0.9
2.6%
40.9%
12位
平成2年(1990)
出荷額
構成比
77,107
100.0
7,256
9.4
5,070
6.6
377
0.5
1,121
1.5
1,584
2.1
2,759
3.6
1,026
1.3
3,838
5.0
6,373
8.3
615
0.8
1,570
2.0
2,391
3.1
49
0.1
4,102
5.3
8,973
11.5
891
1.2
4,339
5.6
6,949
9.0
7,429
9.6
9,529
12.3
121
0.2
745
1.0
2.4%
41.1%
13位
7年(1995)
出荷額
構成比
78,162
100.0
8,347
10.7
5,119
6.5
328
0.4
918
1.2
1,496
1.9
2,180
2.8
1,010
1.3
3,950
5.1
5,635
7.2
423
0.5
1,710
2.2
2,058
2.6
36
0.0
4,920
6.3
7,121
9.1
804
1.0
5,358
6.9
5,058
6.5
9,147
11.7
11,699
15.0
141
0.2
704
0.9
2.6%
39.4%
12位
12年(2000)
出荷額
構成比
73,679
100.0
7,999
10.9
4,389
6.0
213
0.3
658
0.9
1,097
1.5
1,508
2.0
923
1.3
4,172
5.7
4,558
6.2
368
0.5
1,716
2.3
1,498
2.0
27
0.0
3,868
5.3
6,034
8.2
1,040
1.4
4,786
6.5
5,383
7.3
9,733
13.2
12,972
17.6
146
0.2
589
0.8
2.5%
36.1%
13位
17年(2005)
出荷額
構成比
100.0
77,515
10.1
7,851
7.8
6,043
0.3
244
0.5
407
0.8
646
1.4
1,087
1.0
747
3.3
2,536
5.7
4,440
0.5
423
2.7
2,081
2.1
1,645
0.0
30
4.4
3,432
10.1
7,813
1.1
820
5.5
4,238
7.0
5,408
5.5
4,295
3.5
2,733
0.3
213
25.4
19,661
0.2
145
0.7
580
2.6%
37.4%
13位
21年(2009)
出荷額
構成比
100.0
77,675
11.4
8,837
8.7
6,743
0.7
580
0.7
538
1.1
888
1.1
890
2.8
2,187
5.0
3,862
1.0
774
2.5
1,963
2.1
1,627
0.0
25
4.3
3,357
10.6
8,269
1.1
858
5.2
4,049
3.4
2,676
3.4
2,629
0.2
148
3.3
2,595
2.8
2,169
0.2
136
27.4
21,300
0.7
579
2.9%
39.0%
12位
資料:県調査統計課「福岡県の工業」。 ただし全国については経済産業省「工業統計表」による。
注:1 従業者4人以上の事業所
2 平成 14 年から旧中分類「電気機械器具」を 3 分割し、「電気機械器具」「情報通信機械器具」「電子部品・デバイス」となった。
3 平成 20 年の産業分類改訂(一部移設)のため、平成 21 年は平成 19 年以前の数値と接続しない。
- 64 -
産業構造の推移(工業出荷額構成比)
基礎素材型産業
加工組立型産業
生活関連型産業
49.8%
福岡県 昭和60年('85)
16.8%
31.2%
41.3%
平成2年('90)
39.1%
7年('95)
33.3%
35.1%
12年('00)
27.6%
27.5%
27.6%
38.3%
26.5%
13年('01)
33.8%
39.5%
26.6%
14年('02)
32.6%
41.6%
25.8%
15年('03)
31.6%
43.2%
25.2%
16年('04)
33.4%
17年('05)
33.9%
18年('06)
34.1%
41.3%
41.9%
42.9%
36.3%
19年('07)
40.8%
38.2%
38.5%
20年('08)
33.7%
21年('09)
40.7%
37.2%
全国 21年('09)
43.8%
0%
50%
25.3%
24.2%
23.0%
22.9%
23.3%
25.5%
19.0%
100%
資料:県調査統計課「福岡県の工業」、全国については経済産業省「工業統計表(市町村編)」
注:従業者4人以上の事業所
基礎素材型産業:木材・木製品製造業、パルプ・紙・紙加工品製造業、化学工業、石油製品・石炭製品製造業、
プラスチック製品製造業、ゴム製品製造業、窯業・土石製品製造業、鉄鋼業、非鉄金属製造業、金属製品製造業
加工組立型産業:はん用機械器具製造業、生産用機械器具製造業、業務用機械器具製造業、電子部品・デバイス電子回路製造業、
電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業、輸送用機械器具製造業
生活関連型産業:食料品製造業、飲料・たばこ・飼料製造業、繊維工業、家具・装備品製造業、印刷・同関連業、
なめし革・同製品・毛皮製造業、その他の製造業
注:平成 20 年は産業分類改訂(一部移設)のため、平成 19 年以前の数値と接続しない。
● シリコンシーベルト福岡プロジェクトの推進
携帯電話や情報家電などに使われているシステム LSI(注1)は、高度情報社会を支える先端
産業であり、本県にはその開発分野において、大学を中心とする頭脳資源や企業の技術力が集
積しています。
本県は、その潜在能力を活用し、世界最大の半導体生産、消費地に成長したシリコンシーベ
ルト(注2)地域の核となる世界レベルの先端半導体開発拠点の構築を目指しています。これま
で、産学官による「福岡先端システム LSI 開発拠点推進会議」を中核組織として、「福岡シス
テム LSI カレッジ」による人材育成や、ベンチャー企業などの研究開発を支援する「システム
LSI 設計試作センター」、文部科学省の「地域イノベーションクラスタープログラム」を活用
した産学官共同研究開発、人材育成から研究開発、ビジネス展開までを総合的かつ一元的に支
援する中核施設「先端半導体設計センター」の運営等に取り組んできました。
今後は、平成 22 年度に新たに整備した「三次元半導体研究センター」及び「社会システム
実証センター」と既設の「先端半導体設計センター」を一体的に運用して、先端半導体の設計
開発から実装・試作、新しい社会システムやサービスの実証・評価まで一貫して支援する「先
端半導体総合開発拠点」を構築し、世界をリードする拠点形成を目指します。
(注 1)システム LSI:CPU(中央演算装置)、メモリ(記憶装置)、通信回路などの複数種の半導体を高密度
に 集 積 し 、 特 定 用 途 向 け の シ ス テ ム の 機 能 を 一 つ の チ ッ プ に 組 み 込 ん だ LSI(Large Scale
Integration の略。大規模集積回路)のこと。
(注 2)シリコンシーベルト:韓国、九州、上海、台湾、シンガポール等を結ぶ半導体生産のベルト地帯。
- 65 -
● 北部九州自動車先進生産拠点の形成
福岡県は、開発から生産までを一貫して担える自動車の先進拠点を目指して、「自動車生産
150 万台」、「地元調達率 70%」、「自動車先端人材集積拠点」、「自動車先端技術開発・社
会実証拠点」の4つの目標からなる「北部九州自動車 150 万台先進生産拠点推進構想」を推進
しています。
北部九州は、日産自動車㈱九州工場、トヨタ自動車九州㈱、ダイハツ九州㈱、日産車体九州
㈱の4つの自動車メーカーが立地し、年間 154 万台の生産能力を持つ世界有数の拠点となりま
した。
2010 年代半ばにはトヨタ自動車九州の車両開発拠点、2010 年代にはダイハツ九州の開発セン
ターが新設予定であり、生産準備、組込みソフト等世界最先端の企業も次々と立地するなど、
頭脳拠点化も進展しています。
また、構想の取組の一つとして、「高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合」を設立し、
高齢者が颯爽と運転する安全な自動車の開発を推進しています。
さらに、来年1月には、「福岡モーターショー2012」を開催し、北部九州における自動車産
業の拠点性を国内外にアピールしていきます。
北部九州における自動車の生産状況
自動車メーカー
生産能
19 年度
20 年度
21 年度
22 年度
40 万台
36 万台
31 万台
41 万台
53 万台
-
-
5 千台
7 万台
12 万台
日産自動車
九州工場
(福岡県苅田町)
日産車体九州
(福岡県苅田町)
備
力
考
日産の
国内最大拠点
新工場稼動
(2009 年 12 月)
小倉工場
トヨタ自動車九州
(福岡県宮若市)
44 万台
29 万台
34 万台
27 万台
43 万台
(ハイブリッド部品)
車両開発拠点
(2010 年代半ば)
久留米工場
ダイハツ九州
(大分県中津市)
29 万台
31 万台
34 万台
34 万台
46 万台
(エンジン,21.6 万基)
開発センター
(2010 年代)
計
113 万台
96 万台
99 万台
109 万台
154 万台
資料:県自動車産業振興室
● 福岡バイオバレープロジェクトの推進
県南久留米地域を中心に、バイオテクノロジーを核とした新産業・バイオベンチャーの創出
により、関連企業・研究機関の集積を推進し、バイオ産業の振興を図っています。
- 66 -
産学官による「福岡県バイオ産業拠点推進会議」を中核組織として、中小企業やベンチャー
企業の研究開発を支援する「新製品・新技術創出研究開発支援事業」、文部科学省の「地域イ
ノベーション戦略支援プログラム」を活用したがんペプチドワクチンの実用化への取組、「久
留米バイオカレッジ」による人材育成、バイオ分析・評価機器を整備したオープンラボ、バイ
オビジネス支援人材を配備した「福岡バイオインキュベーションセンター」や「福岡バイオフ
ァクトリー」を中心としたバイオ企業の育成と誘致などを推進しています。
また、県内4大学病院を中心とした「治験ネットワーク福岡」を構築し、研究開発を進めて
いる医薬品等の早期製品化を推進しています。
こうした取組により、久留米を中心に 146 社のバイオ関連企業が集積するなど、本県は全国有
数のバイオクラスターに成長しつつあります。
● ナノ福岡21プロジェクト構想の推進
ナノテクノロジーは、材料、バイオ、LSI、環境、エネルギー等広範な分野にまたがる基
盤的な技術であり、ナノテクノロジーの活用によって製造技術の高度化が図られ、これまでに
ない全く新しい材料や製品が創出される等、新たな産業を創成する鍵となるものです。
本県には、有機・無機化学等ナノテクノロジーに関する高い研究開発能力を有する大学があ
り、また、金属・セラミックス等の材料、半導体関連及び自動車の機械関連産業等、多様な産
業の集積があることから、これらの潜在能力を活かし、産学官からなる 「福岡ナノテク推進会
議」を中核組織として、ナノテクノロジーの活用による産業の高度化を図っています。
また、平成 24 年度に開設予定の「有機光エレクトロニクス産学官基盤研究センター(仮
称)」の整備を行い、有機光エレクトロニクス先端技術の迅速な実用化を進め、有機光エレク
トロニクス関連産業の研究拠点構築を目指します。
● ロボット産業の振興
本県における研究・産業集積を活かし、産学官による「ロボット産業振興会議」を中核組織
として、研究開発の推進や市場開拓支援、国内外への情報発信、社会的機運の醸成等に取り組
んでいます。
今後は、急速な少子高齢化が進む中、将来的に大きな市場が期待されている「医療・介護・
生活支援分野」を中心にロボット新製品開発を強力に推進し、ロボット産業の拠点化を図って
いきます。
● 福岡水素戦略の推進
地球温暖化をはじめとする環境問題や石油枯渇などのエネルギー問題が深刻化する中で、究
極のクリーンエネルギーである水素エネルギーが注目されています。
本県では、水素エネルギー分野における我が国最大の産学官連携組織「福岡水素エネルギー
戦略会議」を中核にして、家庭用燃料電池を集中設置した「福岡水素タウン」や副生水素を本
格利用する「北九州水素タウン」、「水素ハイウェイ」等の実証活動を進め、家庭用燃料電池
や燃料電池自動車の開発・普及を促進しています。また、平成 22 年4月に開設した「水素エネ
ルギー製品研究試験センター」において、水素製品の試験研究を実施し、水素エネルギー新産
業の育成・集積を図っています。
- 67 -
福岡県は、水素エネルギーに関する「研究開発」「社会実証」「水素人材育成」「世界最先
端の水素情報拠点の構築」「水素エネルギー新産業の育成・集積」を総合的に行うことにより、
水素エネルギー関連企業の育成・集積を図ります。
● コンテンツ産業の振興
クールジャパンと呼ばれる我が国のコンテンツは世界から高く評価されており、コンテンツ産
業は今後も大きな成長が期待されます。
本県は、百万本を超える大ヒット作を制作したゲーム制作企業をはじめ、日本有数のコンテン
ツ関連企業が集積する地域です。また、九州大学芸術工学部をはじめ、クリエーターを養成する
教育機関が多く、優秀な人材にも恵まれています。
本県では、こうしたポテンシャルを活かし、産学官が連携して設立した「福岡コンテンツ産業
振興会議」を中心として新しいコンテンツの制作支援、ビジネス拡大支援等に取り組んでいます。
これらの活動をさらに推進するため、「福岡県 Ruby・コンテンツ産業振興センター」を活用し、
本県コンテンツ産業の更なる振興を図ります。
●
Ruby ビジネス拠点の構築
日本人が開発したプログラミング言語「Ruby(ルビー)」は、開発効率が極めて高いことか
ら世界的なソフトウェア企業においても新たな開発ツールとして注目されています。
本県では、日本を代表する Ruby コミュニティ「Ruby ビジネス・コモンズ(RBC)」と連携し
た産学官連携組織「福岡 Ruby ビジネス拠点推進会議」を設立し、Ruby 技術者の育成、ビジネ
スマッチング、世界最先端の Ruby 研究開発等を行っています。
これらの活動をさらに推進するため、「福岡県 Ruby・コンテンツ産業振興センター」を活用
し、「世界最先進・最大の Ruby ビジネス拠点・福岡」の実現を目指します。
●
ファッション産業の振興
福岡には自社ブランドを持ち、全国あるいは海外展開しているデザイナーやアパレルメー
カーが多数存在します。また、ファッション関連の教育機関も数多くあり、多くの優秀な人
材を輩出しています。こうした優れたポテンシャルを活かし、産学官で組織した「福岡アジ
アファッション拠点推進会議」のもと、福岡アジアコレクションやデザインコンテスト、ア
ジアでのプロモーションなどのビジネス機会の拡大や人材の育成、情報発信の強化に取り組
み、アジアにおけるファッション産業拠点“福岡”の実現を目指します。
●
ILC 研究拠点化の推進
ILC(International Linear Collider:国際リニアコライダー)は、30km 超の地下トンネル
に設置される研究施設で、ほぼ光速度まで加速した電子・陽電子を中央部で衝突させビッグバ
ン直後の超高エネルギー状態を作り出し、素粒子の基本法則の解明や宇宙創生の謎に迫ること
を目的としています。アジア・北米・欧州等の研究者間で、世界に一つ建設することが合意さ
れており、脊振山系は国内有力候補二箇所のうちの一つとなっています。
福岡県・佐賀県は、九州の産学官が一体となった推進体制を構築し、脊振地域への ILC 国際
研究所設置のための条件整備を行っていきます。
- 68 -
● 最近の企業立地動向
平成 22 年の企業立地は、件数が 27 件で全国8位、敷地面積が 22.7ha で全国 15 位でした。
業種別の立地状況をみると、食料品が6件と最も多く、次いで輸送機械器具が4件、飲料・
たばこ・飼料、金属製品が各々3件となっています。
県内4地域の立地状況を見ると、北九州地域が9件、筑後地域が9件、筑豊地域が1件、福
岡地域が8件となっています。
ここ数年の景気低迷に加え、円高等の影響により、企業の設備投資意欲が回復するには至
っておらず、立地件数及び立地面積は減少しました。
● 外資系企業誘致
海外企業の誘致による福岡県経済の振興を目的に、福岡県海外企業誘致センターを福岡およ
び東京に設置し、国際ビジネス経験豊かな人材を海外企業誘致プロモーターとして活用するな
ど、積極的に誘致活動を行っています。 アジア展開を目指す欧米企業や日本進出を狙うアジア
企業、県の産業プロジェクトに関連する企業を主な誘致対象として、投資環境のPRや誘致活
動を行い、会社設立までの様々な手続きを一貫して支援しています。平成 15 年度から 22 年度
までに 94 社の外資系企業が進出しています。
● 今後の企業誘致
本県の経済を活力あるものにし発展させていくためには、国際競争力のある産業や独自の技
術やノウハウを活かした新しい事業分野を開拓していく産業を積極的に育成・創出していく必
要があります。 そこで、国際競争力を持ち、北部九州へのさらなる集積が期待できる自動車関
連企業に加え、今後成長が期待できる環境・エネルギー関連産業や航空機産業についても積極
的に誘致活動を行います。また、市町村と共同して企業立地促進法に基づく基本計画を策定・
推進するなど、市町村との連携を図りながら、効果的な誘致活動を展開します。企業立地の受
け皿となる工業用地については、今後も企業ニーズに適合した産業用地の確保を図っていきま
す。
企業立地状況の推移
福
岡
県
(
件
)
('93)
全
国
(
('92)
600
6,000
('91)
5,088
5,000
500
)
件
('94)
('95)
全国
福岡県
4,157
4,000
('96)
400
3,783
3,730
3,495
3,536
('97)
292
('98)
300
3,000
('99)
('00)
2,000
2,097
126
1,959
1,882
1,000
100
82
82
61
('04)
1,856
61
1,791
179
154
1,633
1,546
1,513
1,157
1,353
1,487
1,278
('03)
2,467
223
2,522
2,091
212
1,528
('02)
('06)
2,364
2,415
205
('01)
('05)
2,557
2,537
104
80
69
76
72
1,450
118
64
87
61
67
80
65
969
61 54
844
55
52
1,630
1,302
1,123
56
52
1,126
1,301
112
200
1,782
1,544
1,052
786
867
52
58
67 71
30
0
47
('72)
50
('75)
53
('78)
56
('81)
59
('84)
62
('87)
2
('90)
資料:工場立地動向調査(経済産業省調べ)
- 69 -
5
('93)
8
('96)
11
('99)
14
('02)
100
65
58
17
('05)
20
('08)
27
0
(年)
福 岡 県 の 過 去 5 年 間 の 立 地 状 況
年次
合計件数
福岡
広域
北九州
生活圏
筑豊
筑後
18年 19年 20年 21年 22年
67
71
65
30
27
8
10
13
8
8
20
27
27
8
9
19
11
16
2
1
20
23
9
12
9
年次
合計面積
福岡
広域
北九州
生活圏
筑豊
筑後
18年 19年
78.3 136.6
4.7
8.2
12.1 95.4
33.5 14.5
27.9 18.5
20年
96.0
21.6
39.1
15.4
19.9
21年
44.5
5.5
27.2
0.6
11.2
(ha)
22年
22.7
7.7
10.8
0.9
3.3
資料:工場立地動向調査(経済産業省調べ)
主
な
工
業
団
地
(22年12月末現在)
工業団地名
所在地
響灘臨海
北九州市
マリナクロス新門司工業団地 北九州市
松山工業団地
苅田町
小竹工業団地
小竹町
大牟田テクノパーク
大牟田市
アイランドシティ
福岡市
事業主体
北九州市
北九州市
福岡県
中小機構
中小機構
福岡市
造成期間
S43年~
S53年~H17年
S46年~H 3年
H 4年~H16年
H 5年~H14年
H 6年~
工業用地面積
(ha) うち分譲残
580
22
161
43
65
3
43
18
41
6
79
14
資料:県企業立地課
● 県内4地域のリサーチ・コア
地域企業の研究開発拠点として、福岡、久留米、飯塚、北九州の4か所にあるリサーチ・コ
アの機能充実を図っています。
福岡では、福岡ソフトリサーチパークが情報関連産業の研究開発拠点としての役割を担って
います。
久留米では、久留米リサーチ・パークがバイオテクノロジー等の研究開発の拠点としての役
割を担っています。
飯塚では、飯塚研究開発センターを管理・運営する(財)飯塚研究開発機構が、自動車関連産
業等の分野で地域の産学官による共同研究を支援しています。
北九州では、北九州テクノセンターが (財) 北九州産業学術推進機構と連携して、環境、情
報等の研究開発拠点としての役割を果たしています。
● (財)福岡県産業・科学技術振興財団
新技術・新産業の創出を目指す中核機関である(財)福岡県産業・科学技術振興財団の機能を
一層強化し、基礎研究から応用研究、実用化研究までの研究活動を一貫して支援するとともに、
マッチングコーディネーターの活用により、企業のニーズと大学等のシーズをマッチングさせ、
企業の新技術・新製品開発を支援します。また、フクオカベンチャーマーケット (FVM) の
開催や、ベンチャー企業への総合的な支援により、新産業の育成と県内における起業を促進し
ています。
● 工業技術センター
工業技術センターは、「技術支援を使命とする開かれた研究開発機関」 として、技術開発ポテ
ンシャルの向上を図り、県内の企業ニーズに的確に対応するため、研究・指導体制の充実に努
めています。
- 70 -
また、同センターは、化学繊維研究所、生物食品研究所、インテリア研究所、機械電子研究
所の4つの研究所を有し、県内産業の技術高度化の支援を行っています。
地域経済を支える基盤技術の創出を目指した重点分野の研究開発をはじめ、研究開発型企業
の育成を目指した産学官共同研究の推進、研究成果の企業化・製品化に向けた技術移転の強化
などの取組を進め、地域企業の技術支援中核機関としての役割を果たしていきます。
● 構造改革特区
本県では、民間活力を最大限に引き出し、産業集積や新産業創出を進めるため、関係市町村
とともに構造改革特区に積極的に取り組んでいます。
その結果、21 件の特区認定を受けましたが、規制の特例措置の全国展開が進んだことにより、
現在では特区数は9件となっています(平成 23 年6月現在)。
県内の構造改革特区一覧表(23 年6月現在)
認定年月日
第1回
H15.4.21
第1回
H15.4.21
第1回
H15.4.21
第1回
H15.4.21
第6回
H16.12.8
第7回
H17.3.28
第13回
H19.3.30
第18回
H20.11.11
第18回
H20.11.11
第19回
H21.3.27
第24回
H22.11.30
申請主体
福岡県
福岡市
福岡県
久留米市
福岡県
飯塚市
北九州市
特区名
福岡アジアビジネス特区
久留米アジアバイオ特区
分野
国際物流
産学連携
産学連携
飯塚アジアIT特区
産学連携
北九州市国際物流特区
北九州市 北九州市「自立と共生の教育」特区
国際物流
産業活性化
教育
久留米市 久留米カブトムシ特区
農業
久留米市 久留米市地域密着共生型福祉特区
生活福祉
粕屋町
みんなでつくろう、かすや給食特区
川崎町
川崎町地産・地習・e環境教育特区
幼保連携・一体
化推進
教育
大牟田市 大牟田市あんしんささえ愛地域密着型まちづくり特区 生活福祉
福岡県
自動車輸送効率化特区
産業活性化
資料:県総合政策課
(3) 中小企業
● 「日本復興」企業応援融資
東日本大震災の影響により、福岡県への生産拠点の移転や県内企業の増産のための設備投資
に伴う初期投資を軽減するため、県が融資金利の一部を負担する新しい融資制度を地元金融機
関との連携・協力により創設します。
融資枠は 1,000 億円、融資期間は 25 年以内で、借入当初2年間は融資金利のうち最大1%を
県が利子補給します。
我が国の生産活動の復興に向けて企業の積極的な設備投資を支援します。
● 独自の技術・ノウハウを持った中小企業の育成、地場産業の振興、商店街の活性化
本県の中小企業は、事業所数で 99.8%、従業者数で 75.2%を占め、本県経済活力の源泉であ
り、今後の発展を牽引する原動力であることから、地域の実情を踏まえた中小企業対策を実施
することが重要です。
このため、中小企業に不足している資金、技術、人材などの経営基盤の強化に向けた多面的
- 71 -
な支援を行い、独自の技術・ノウハウを持った中小企業を1社でも多く育成するとともに、地
場産業の振興や商店街の活性化等を推進しています。
県内の企業数
中小企業
うち小規模企業
企業数 構成比(%) 企業数 構成比(%)
154,238
99.8
132,414
85.6
大企業
合計
企業数 構成比(%)
383
0.2
企業数 構成比(%)
154,621
100.0
資料:総務省「平成21年経済センサス-基礎調査」再編加工
(注)1. 経済センサス-基礎調査は、基本集計(速報)に基づく暫定のものであり、詳細集計(確報)に基づく結果とは異なる場合
がある。
2.企業数=会社数+個人事業所(単独事業所及び本所・本社・本店)とする。
3.中小企業基本法改正後の定義に基づき、常用雇用者 300 人以下(卸売業、サービス業は 100 人以下、小売業、飲食店は 50 人
以下)、又は資本金3億円以下(卸売業は1億円以下、小売業、飲食店、サービス業は 5,000 万円以下)の企業を中小企業とす
る。
4.常用雇用者 20 人以下(卸売業、小売業、飲食店、サービス業は5人以下)の企業を小規模企業とする。
5. 小規模企業の構成比は全企業数に占める割合とする。
6.産業分類は、2007 年 11 月改訂のものに従っている。
7.経済センサス-基礎調査では(1)商業・法人登記等の行政記録を活用して、事業所・企業の捕捉範囲を拡大しており、(2)本
社等の事業主が支所等の情報も一括して報告する本社等一括調査を導入しているため、過去の中小企業白書の附属統計資料
の事業所・企業統計調査による結果と単純に比較することは適切ではない。
県内の常用雇用者・従業者数
中小企業
うち小規模企業
会社常雇数
+
個人従業者
総数(人)
1,132,571
構成比
(%)
75.2
会社常雇数
+
個人従業者
総数(人)
大企業
会社常雇数
+
個人従業者
総数(人)
構成比
(%)
338,670
22.5
372,794
合計
構成比
(%)
会社常雇数
+
個人従業者
総数(人)
構成比
(%)
24.8 1,505,365
100.0
資料:総務省「平成21 年経済センサス-基礎調査」再編加工
(注) 1.経済センサス-基礎調査は、基本集計(速報)に基づく暫定のものであり、詳細集計(確報)に基づく結果とは
異なる場合がある。
2.数値は、会社の常用雇用者数と個人事業所の従業者総数を合算している。
3.常用雇用者300 人以下(卸売業、サービス業は100 人以下、小売業、飲食店は50 人以下)、又は資本金3 億円以下
(卸売業は1億円以下、小売業、飲食店、サービス業は5,000 万円以下)の会社及び従業者総数300 人以下
(卸売業、サービス業は100 人以下、小売業、飲食店は50 人以下)の個人事業者を中小企業とする。
4.常用雇用者20 人以下(卸売業、小売業、飲食店、サービス業は5 人以下)の会社及び従業者総数20 人以下
(卸売業、小売業、飲食店、サービス業は5 人以下)の個人事業者を小規模企業とする。
5.小規模企業の構成比は会社常用雇用者数及び個人の従業者総数合計に占める割合とする。
6.産業分類は、2007 年11 月改訂のものに従っている。
7.経済センサス-基礎調査では(1)商業・法人登記等の行政記録を活用して、事業所・企業の捕捉範囲を拡大しており、
(2)本社等の事業主が支所等の情報も一括して報告する本社等一括調査を導入しているため、過去の中小企業白書の
付属統計資料の「事業所・企業統計調査」による結果と単純に比較することは適切ではない。
●
中小企業のアジアビジネス展開支援
中小企業のアジア進出を応援するため、平成 22 年4月から県制度融資「アジアビジネス展
開支援資金」を創設し、アジア向け新製品の開発、製造のための資金や直接輸出などの販路拡
大に要する資金、現地販売拠点の開設資金など融資面での支援を行っています。
また、この資金の取扱金融機関に、アジア各国に支店・駐在員を有する都市銀行、地方銀行
等を指定し、融資面の支援に加え、スピーディな現地情報の提供や現地バイヤーとのパイプ
を活かした商談会、セミナーの開催等ビジネスサポート体制も整備します。
● 中小企業支援体制の整備
平成 21 年5月1日から4つの商工事務所を中小企業振興の地域拠点として中小企業振興事務
所に改編するとともに、中小企業支援機関である商工会・商工会議所、(財)福岡県中小企業
振興センター、福岡県中小企業団体中央会の機能の明確化、強化を図り、様々な支援を行って
います。
- 72 -
具体的には、中小企業等の最も身近な相談機関として県内 55 の商工会、19 の商工会議所及び
商工会連合会では、経営指導員等 648 人を配置し、金融、税務、労務など経営全般にわたるき
め細かな相談・指導を行うほか、地域活性化の主体として地域の特性を活かした特産品開発や
まちおこし事業等を行っています。
(財)福岡県中小企業振興センターでは、経営革新センターを設置し、経営革新の計画、策
定から実現に至るまで一貫した支援を行うとともに、ITを活用した販路開拓支援や、専門の
アドバイザーによる地場中小企業の自動車産業への参入促進、知的所有権センターによる知的
財産権の活用支援などを行っています。
福岡県中小企業団体中央会では、従来からの協同組合等指導に加え、経営資源を補うための
企業間連携や、農商工連携等による地域特産品づくりを支援しています。
●
ベンチャー企業の創出・育成
本県では、ベンチャー企業がビジネスプランを発表する「フクオカベンチャーマーケッ
ト」(FVM)を毎月開催し、ベンチャー企業とビジネスパートナーのマッチングをしていま
す。また、(財)福岡県産業・科学技術振興財団にベンチャーサポートセンターを設置し、起業
予定者に対する創業支援から中小・ベンチャー企業の資金調達、販路拡大などを日常的・総合
的に支援しています。
●
産業デザインの振興
本県では、全国4位のデザイナー集積を活かして、平成9年 11 月に設立された「福岡県
産業デザイン協議会」を中心として産業デザインの振興に取り組んでいます。「福岡産業デ
ザイン賞」やデザインセミナー等を実施するとともに、デザイン開発の相談やデザイン開発
助成、販路拡大支援などを通じて、中小企業によるデザインを活用した商品開発を一貫支援
していきます。
●
インターネットを活用した販路開拓支援
福岡県では、インターネットを活用した中小企業の販路拡大を支援するため、BtoB サイトで
ある「フクオカビジネスマッチングサイト」と BtoC サイトである「よかもん市場」を運営し
ています。
「フクオカビジネスマッチングサイト」では、製造業を中心に約 5,600 社を登録し、全国の
発注企業がネット上で、発注条件に適合する企業を保有設備、加工技術、製品情報等から容易
に閲覧・検索できます。
「よかもん市場」では特産品を中心に、福岡ならではの商品を販売しています。低コスト、
信頼性、安心サポートにより、中小企業のネット通販参入を支援します。
● 地域特産品の開発・販路開拓支援
本県には、魅力ある農林水産物、伝統や文化に根ざした優れた工芸品の生産技術、観光資源
などが豊富に存在します。これらを活用した特産品づくりは地域活性化に大きな役割を果たす
ため、中小企業団体中央会を中心に、農林水産漁業者と中小企業者とのマッチングや事業化に
向けた計画策定の支援を行います。
- 73 -
(4) 商
業
本県の商業は、福岡都市圏の広域的拠点機能の集積に支えられ、九州全域を市場とした卸売業
を中心に発展してきました。 このため平成 19 年の卸売業年間商品販売額は、九州・沖縄の 59.1%
を占めています (全国第4位)。
一方、小売業では、特に中心市街地の商店街等は、消費者動向の変化、価格競争の激化、大規
模小売店の郊外部への進出等厳しい環境変化・構造変化に直面しており、このような変化に対応
して自らの活性化を図るとともに、地域住民の利便向上に寄与していく必要に迫られています。
このため、まちづくりと一体となった総合的な商業振興策を推進しています。
46.7
46.1
45.0
44.6
地区別の商店数、従業員数、年間商品販売額の構成比(%)
26.5
17.7
9.2
26.9
27.5
27.8
福岡地域
18.0
18.3
18.2
商店数 11年
14年
16年
19年
44.6
45.0
46.1
46.7
北九州地域
9.0
9.2
9.4
筑後地域
27.8
27.5
26.9
26.5
54.7
53.9
54.8
54.6
従業員数 11年
14年
16年
19年
18.2
18.3
18.0
17.7
24.0
24.3
23.7
23.7
73.3
72.8
72.2
73.2
年間販売額 11年
14年
16年
19年
0%
筑豊地域
14.5
14.9
14.8
14.7
16.0
15.9
16.2
15.7
50%
9.4
9.2
9.0
9.2
福岡市,
42.4%
宮崎県
5.1%
6.8
6.9
6.7
6.9
7.7
8.1
8.6
8.1
九州・沖縄における卸売業の年間商品販売額
のシェア(平成 19 年)
沖縄県
5.3%
鹿児島県
8.5%
大分県
4.8%
熊本県
7.8%
2.9
3.3
3.1
3.1
長崎県
5.8%
100%
佐賀県
3.6%
資料:県調査統計課「福岡県の商業」
九州合計
28,326,892百万円
北九州市,
7.0%
福岡県
59.1%
資料:県調査統計課「福岡県の商業」
● 魅力ある商店街の形成
商店街は、地域の身近な買い物の場であるとともに、地域コミュニティの中核として重要な
役割を担っています。
本県では、大型店や他の商店街との違いを明確に打ち出すことによって、消費者に「顔」が
はっきりと見える特色ある商店街づくりを推進しています。
また、個人消費を一層喚起し、商店街をはじめ地域経済の活性化を図るため、商工会、商工
会議所や商店街がプレミアム付き地域商品券を発行する際、その発行に係る事務経費及びプレ
ミアムの一部について助成しています。
さらに、高齢者等日常の買い物に支障を来している人々を対象に行う、移動商店街、宅配サ
ービス、移動サービス等の取組を支援しています。
福 岡
久留米
北九州
飯 塚
県管轄分
(福岡市)
(北九州市)
県全域 計
大規模小売店舗の新設届出数の推移
12年度
13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度
(6月以降)
0
3
5
5
1
10
6
13
3
3
8
2
7
4
7
6
9
15
9
13
4
7
0
0
0
2
2
4
3
1
3
4
3
0
0
1
3
3
4
3
6
5
2
1
2
10
10
17
12
27
27
29
24
13
19
1
6
5
6
3
11
4
6
7
7
15
4
4
4
7
9
7
16
5
6
4
4
7
20
19
30
24
45
47
40
37
24
38
注) 1:大規模小売店舗立地法(平成10年法律第91号)第5条第1項に基づく新設の届出数を示す。
2:立地法の施行が平成12年5月31日であり、平成12年度の届出数は6月以降分である。
3:福岡市及び北九州市は、政令市として独自の事務がなされている。
資料:県中小企業振興課
- 74 -
(5) 地場産業
本県には、県南地域を中心に多種多様な地場産業が地域に根ざした経済活動を展開し、雇用機
会の提供や伝統技術の伝承など、それぞれの地域の中で多面的な役割を担っています。
しかし、地場産業は、その多くが経営規模の零細性、低生産性、流通体制の不備などの問題を
抱え、加えて最近の消費者ニーズの多様化、急速な技術革新、人材確保難、外国製品との競合な
ど厳しい環境変化にさらされており、これらへの対応が喫緊の課題となっています。そこで県は
新しい時代に向けた地場産業の一層の発展を図るため、関係機関との連携を図り、販路拡大やブ
ランド化をはじめ総合的に地場産業の振興施策を推進しています。
主な地場産業の状況
名
小
石
博
博
久
多
称
業
種
原
焼
陶
器
人
形
織
絣
地 域
従業員
(人)
生産額
(億円)
東峰村
194
6
人
形
絹人絹織物
綿スフ織物
福岡市ほか
福岡市ほか
広川町、筑後市ほか
295
400
260
9
29
9
八女福島仏壇仏具
上
野
焼
大 川 家 具
宗教用具
陶
器
家
具
八女市ほか
福智町
大川市ほか
210
46
2015
14
1
556
八 女 石 灯 籠
八 女 提 灯
土石窯業
提
灯
八女市、黒木町ほか
八女市ほか
39
170
2
36
筑後機械和紙
和
八女市
185
24
多
留
米
資料:県中小企業振興課
紙
(従業員数は平成 22 年 1 月現在,生産額は平成 21 年)
● 地場産業の振興
大川家具、博多織、久留米絣など地域に一定の集積を有する地場産業については、意欲ある
企業や商工団体等が実施する新商品開発や新たな販路開拓等の事業を支援することにより、活
力ある地場産業の振興を図ります。
伝統的工芸品については、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づき、産地組合等
が作成した振興計画により実施する後継者育成、人材育成、需要開拓等の事業を支援、推進す
ることで、産業の振興を図っています。
(6) 国際経済
● 国際経済交流基盤の強化
県内産業の国際展開を支援するため、関連施設・組織の強化や環境協力等新しい交流手段を
積極的に取り込んだ、21 世紀型の地域間経済交流の基盤の形成を図っています。
環境分野では、友好提携地域政府と連携しながら県内企業が参入しやすい環境をつくり環境
関連ビジネスを促進します。
また、県内産学官の連携により、「国際ビジネス人材支援会議」を組織し、高度な知識や技
術を持った優秀な海外人材の活用を通じ、県内企業の競争力強化、海外ビジネス展開を支援し
ています。
- 75 -
● 国際ビジネスの振興
経済の国際化がますます進展する中、本県と地理的に近く歴史的にも関係が深いアジア地域、
優れた産業が集積するアメリカ西海岸地域、ドイツを中心とするヨーロッパを重要地域として
とらえ、経済交流を積極的に進めています。
① 経済交流ミッションの派遣
貿易、投資や各種業務提携を促進する目的で県内企業をメンバーとするミッション団をア
ジア地域、アメリカ西海岸地域にそれぞれ派遣しています。また、台湾との多様な経済交流
を通じ、県内企業の国際ビジネスチャンスを創出しています。
派遣先では個別商談会の開催や見本市への出展、企業視察等を行うとともに、本県の優れ
た投資、経済環境をPRする活動も充実しています。
② 海外駐在員の派遣
県内企業の海外ビジネス展開支援、海外企業誘致、県産品の販路拡大、観光客誘致などの
ため、香港、上海、バンコク、フランクフルト、サンフランシスコの5か所に海外事務所
を設置し、駐在員を派遣しています。また、ソウルには交流プロモーターを配置していま
す。
③ 海外経済情報の提供
福岡県における輸出入動向の把握のため、県内港通関実績をもとに貿易統計を作成してい
ます。また、駐在員レポート、見本市・展示会の開催内容などの情報を県内企業等に提供し
ています。
県貿易額の推移
(億円)
輸出
50,000
輸入
43,430
40,079
40,000
30,333
30,000
25,778
23,956
31,364
38,787
34,246
27,218
22,502
22,327
25,120
28,985
25,673
18,201
20,000
13,364
13,129
12,702
13,544
19,564
16,665
15,098
10,000
0
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
資料:県国際経済観光課「福岡県の貿易」
注:財務省貿易統計、門司、長崎税関資料をもとに編纂
県内港輸出品目構成比(平成22年)
その他
13.0%
車両・航空
機・船舶
30.8%
化学工業品
7.3%
プラスチック
及びゴム
9.2%
卑金属及び
その製品
10.4%
県内港輸入品目構成比(平成22年)
機械類及び
電気機器
25.3%
その他
32.9%
輸出総額
輸入総額
1 兆 9,564 億円
3 兆 8,787 億円
鉱物性
生産品
14.0%
機械類及び
電気機器
29.3%
- 76 -
植物性
化学工業品
卑金属及び
生産品
6.5%
その製品
5.4%
プラスチック
9.0%
及びゴム
6.9%
県 貿 易 額 相 手 国 ・ 地 域
輸出(22年)
順
国(地域)名
位
1 中華人民共和国
2ア メ リ カ
3大 韓 民 国
4台
湾
5 シンガポール
そ
の
他
合
計
金 額
構成比
(百万円)
(%)
905,282
621,640
507,229
279,158
156,094
1,409,256
3,878,659
23.4
16.0
13.1
7.2
4.0
36.3
100.0
主要品目
自動車、半導体等電子部品、鉄鋼
自動車、ゴムタイヤ及びチューブ、鉄鋼
半導体製造装置、科学光学機器、プラスチック
半導体製造装置、半導体等電子部品、自動車
特殊取扱品、船舶、半導体等電子部品
資料:県国際経済観光課「福岡県の貿易(2010)」
注:輸出入とも県内港通関実績(門司、長崎税関資料)のデータを基に編集
輸入(22年)
順
国(地域)名
位
1 中華人民共和国
2大 韓 民 国
3インドネシア
4タ
イ
5ア メ リ カ
そ
の
他
合
計
金 額
構成比
(百万円)
(%)
608,623
205,013
151,612
151,554
134,194
705,396
1,956,392
31.1
10.5
7.7
7.7
6.9
36.1
100.0
主要品目
音響・映像機器、家具、衣類及び同付属品
半導体等電子部品、鉄鋼、自動車の部分品
液化天然ガス、天然ゴム、石炭
天然ゴム、半導体等電子部品、自動車の部分品
穀物及び同調製品、無機化合物、飼料
資料:県国際経済観光課「福岡県の貿易(2010)」
注:輸出入とも県内港通関実績(門司、長崎税関資料)のデータを基に編集
● 国際ビジネス人材活用の支援
経済活動のグローバル化に対応して県内企業や地域の競争力を強化するため、国内だけでな
く海外からも高度な技術や知識を持った人材を受け入れて活用できるシステムを構築し、海外
人材が活躍できる地域づくりを目指します。
平成 14 年1月に設立された産学官で構成する「国際ビジネス人材支援会議」の事業として、
次の事業を行っています。
①
企業との個別就職面談の実施
・福岡県留学生サポートセンターとの連携により、企業から留学生紹介の要望があった場合、
適宜個別に就職面談を実施。
②
海外人材雇用等に関する情報提供
・ウェブサイトの利用等により、海外人材に関する情報を提供。
・求人求職情報提供や相談応答等の機能により、海外人材の活用をサポート。
●
アジア中小企業経営者交流プログラムの推進
近年、中国やインド、ASEAN 諸国の経済成長は著しく、世界経済のアジアシフトが進んでい
ます。日本企業にとっても、アジア企業が今後ますます重要なパートナーとなっていくことは
明らかで、Win-Win の協力関係を構築することが求められています。
このため、アジア経済を支える中小企業の育成、アジア地域と本県との中小企業を核とした
経済関係の強化を図ることを目的として、「アジア中小企業経営者交流プログラム」を実施し
ます。
- 77 -
具体的には、アジアの中小企業経営者は日本の優れた経営スタイルや実際の事業現場を学び、
県内企業はアジアの中小企業の経営力、技術力、人材の現状を把握するなど、経営者同士の交
流を通じて、県内企業のアジア展開を促進します。
●
中小企業海外展開ワンストップ支援センターの設置
県内の企業が今後も成長し発展していくためには、著しい経済成長が続くアジアに活路を
見出すことが不可欠です。そこで、県内中小企業が果敢に海外展開できるよう、「中小企業海
外展開ワンストップ支援センター(仮称)」を設置し、セミナーの開催、アドバイザーによ
る個別相談、海外での商談会開催などを通じて積極的に支援します。
(7) 観
光
観光は、人々の暮らしに生きがいや安らぎをもたらすものであり、産業的にも裾野が広く、多
くの分野に波及効果をもたらします。また、交流人口の増加によって新事業や雇用を創出し、
地域を活性化する重要な産業として期待されています。
このため、平成 17 年4月、九州7県と経済界が一体となって九州観光推進機構を設立し、九
州観光の推進を図るとともに、自然や温泉、歴史遺跡、商業・レジャー施設など福岡県の特徴
を活かして、本県の観光振興を図っています。
● 九州観光の推進
平成 17 年4月に、九州の観光振興を図るため、九州各県、民間が一体となって九州観光推
進機構を設立しました。平成 23 年度から平成 25 年度を実施期間とする第 3 次九州観光戦略と
して、観光を担う人材の育成や地域独自の魅力を生かした商品等の創出を支援する「九州の魅
力を磨きブランド化する戦略」、関東・中部・近畿の大都市圏に加え、中国地方を重点市場に
位置づけ、引き続きプロモーション活動を強化する「国内大都市圏などからの誘客戦略」、韓
国、中国、台湾を最重要市場と位置づけ、これらの市場特性に応じたプロモーションを展開す
る「海外からの誘客戦略」実施し、「観光王国・九州」の実現を目指していきます。
●
福岡県の観光戦略
観光振興においては、地域自らが創意工夫により、観光地づくりに取り組むことが重要です。
このため、新たな観光資源の開発や観光客誘致に熱心に取り組む地域を支援し、地域の魅力を
磨く観光地づくりを推進しています。また、国内外に誇れる九州国立博物館の活用、先端技術
や環境技術、伝統産業など本県の産業集積を活用した産業観光の推進、コンベンションを活用
した県内各地への観光客の回遊促進を図るとともに、今年3月の九州新幹線の全線開通により
筑後地域に3つの新駅が誕生したことをとらえ、関西、中国地方をターゲットに誘客事業を展
開します。さらに、九州観光推進機構とも連携し、九州を訪れた観光客を本県へ呼び込み、1
日でも1時間でも長く県内に滞留させる、「福岡プラスワン戦略」を推進します。
- 78 -
● 海外からの誘客促進
今年3月に発生した東日本大震災による風評被害の影響で、海外からの訪日旅行者数は大き
く落ち込んでいるものの、誘客の早期回復を目指し、現地でのPR活動や海外メディアを招聘
し、震災前と変わらない元気な福岡の魅力を海外の皆さんに紹介し、誘客を図ります。
そのため、九州観光推進機構と連携し、国際観光展への出展や海外からのマスコミ・旅行社
の招待、マスコミへの情報提供など宣伝活動を強化するとともに、国際観光ルートの開発を推
進します。
観光入込客数
1 00,000
93,253
90,000
99,015
97,020
88,228
90,837
88,243
84,178
80,000
77,437
79,219
70,841
70,000
66,071
68,705
62,908
60,000
54,657
58,550
50,000
49,174
40,000
日帰り客
総数
30,000
宿泊客
20,000
9,009
7,933
10,000
8,777
9,075
8,732
7,521
8,178
5,483
0
62
S
7)
(' 8
63
8)
('8
9)
(' 8
元
H
2
0)
(' 9
3
1)
(' 9
4
2)
('9
5
3)
('9
6
4)
(' 9
7
5)
(' 9
8
6)
(' 9
9
7)
('9
10
8)
('9
11
9)
('9
12
0)
('0
13
1)
('0
14
2)
('0
15
3)
('0
16
4)
('0
17
5)
('0
18
6)
('0
19
7)
('0
20
8)
('0
21
9)
('0
資料:県国際経済観光課「福岡県観光入込客推計調査」
福岡県への入国外国人の推移
900,000
813,675
800,000
726,615
700,000
600,000
498,290
500,000
476,099
400,000
377,026
371,660
343,141
313,235
300,000
265,766
235,756
200,000
243,014
159,883
100,000
96,329
0
7)
'8
2(
6
S
9)
8)
('8
('8
年
63
H元
0)
'9
2(
1)
'9
3(
2)
'9
4(
3)
'9
5(
4)
'9
6(
5)
'9
7(
6)
'9
8(
7)
1)
0)
9)
8)
0)
9)
8)
7)
6)
5)
4)
3)
2)
'9
('0
('0
('9
('9
('1
('0
('0
('0
('0
('0
('0
('0
('0
9(
14
13
12
11
10
22
21
20
19
18
17
16
15
資料:法務省「出入国管理統計年報」
- 79 -
(8)職業能力開発
職業に必要な能力の開発とその向上を促進し、労働者の職業の安定と社会的地位の向上を図る
ため、職業訓練や技能振興対策を実施しています。
● 公共職業能力開発施設における職業訓練
本県の職業能力開発施設として、県立高等技術専門校7校、国立県営障害者職業能力開発校
1校があり、職業に必要な技能や知識を習得しようとする人に対して、多様な職業訓練を実施
しています。
県立高等技術専門校においては、技術革新など急速に変化する社会経済情勢に対応するため、
訓練科目の見直しを行うとともに、施設・設備の充実、刷新に努めています。平成 23 年度は、
県立高等技術専門校の全自動車整備科において、ハイブリッド車に対応できる自動車整備士の
養成訓練を実施します。
また、急速な景気後退による離職者の増加に対応するため、離職者の再就職に結びつく訓練
を実施しています。
さらに、国立県営福岡障害者職業能力開発校においては、身体障害者、知的障害者及び精神
障害者等を対象とした職業訓練を施設内で行うほか、民間教育訓練機関等に委託して職業訓練
を実施しています。
公共職業訓練実施状況(平成22年度)
訓練科目(コース数)
県立高等技術専門校(7校)
福岡障害者職業能力開発校
(1校)
計
資料:県職業能力開発課
施設内訓練
委託訓練
小 計
施設内訓練
委託訓練
小 計
36(46)
232(232)
268(278)
7(7)
20(20)
27(27)
295(305)
定員
1,010
5,170
6,180
150
307
457
6,637
入校者
954
5,006
5,960
131
276
407
6,367
平成23年5月末現在
修了者 中退者(うち就職中退者)
739
215(94)
4,003
391(230)
4,742
606(324)
105
26(13)
247
29(3)
352
55(16)
5,094
661(340)
(注):①委託訓練とは、民間の専修学校・大学・事業主等に委託して行う訓練をいう。
● 民間における職業訓練の振興
労働者の生涯にわたる職業能力の開発向上を推進するため、認定職業訓練の振興及び地域職
業訓練センターの充実やコンピュータ・カレッジ等を中心とした情報処理関連技術者の育成な
ど、民間における職業訓練の振興を図っています。
● 技能の振興
労働者の技能の開発向上には、労働者の有する技能が社会的に適正に評価され、また尊重さ
れることが必要です。
このため、労働者の技能を公証する国家検定制度である技能検定の拡充に努めるとともに、
技能者の社会的地位及び技能水準の向上のため、職業能力開発促進大会や技能フェスティバル
を開催しています。
- 80 -
(9) 雇
●
用
雇用失業情勢
平成 20 年度後半の世界同時不況は、経済、雇用情勢に大きな影響を与えました。更に、23
年 3 月に発生した東日本大震災の影響により、景気や雇用を悪化させる懸念が生じています。
本県の雇用失業情勢は、22 年度の有効求人倍率は、求人の増加により前年度を 0.09 ポイン
ト上回る 0.50 倍に改善しましたが、22 年の完全率業率は、前年を 0.2 ポイント上回る 6.0%
と2年連続で悪化しており、依然として厳しい状況が続いています。
完全失業率・有効求人倍率の推移
3.5
8.0
(倍)
(%)
H23年4~6月
福岡県:5.8%
H23年7月
全 国:4.7%
3.0
(モデル推計値)
6.0 完
全
失
5.0 業
率
(
全国の完全失業率
(原数値)
(
(
(全国)過去最悪値
H14年6、8月、H15年4月、
H21年7月:5.5%
全国の有効求人倍率
H23年7月
福岡県:0.56倍
全 国:0.64倍
(福岡)バブル崩壊後の最悪値
H11年6月:0.37倍
福岡県の有効求人倍率
)
)
0.5
4.0 四
半
期
平
3.0
均
))
季
節 1.5
調
整
値 1.0
(
福岡県の完全失業率
(福岡)過去最悪値
H14年4~6月、7~9月
H15年4~6月(3期):7.0%
有
効 2.5
求
人
倍 2.0
率
7.0
2.0
(全国)過去最悪値
H21年7、8、9、11月:0.43倍
0.0
(福岡)リーマンショック後の最悪値
H21年7月:0.38倍
1.0
1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~10~ 1~ 4~ 7~
平成13年
平成14年
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
平成21年
平成22年
23年
資料:福岡労働局「雇用失業情勢」、総務省「労働力調査」
● 雇用対策の推進
産業構造や就業形態の変化に対応した雇用対策を推進しています。
○ 新生活産業の育成・振興及びSOHO等新しい就業形態の育成・開発による新雇用の創出
a
新生活産業の育成・振興
少子高齢化社会や男女共同参画社会が進展する中、高齢者の介護や育児・家事支援など、
個人や家庭の新たな生活需要に応えるための多様なサービスを提供する 「新生活産業」 を
育成・振興し、雇用機会の創出、拡大を図っています。また、新生活産業分野への就職を支
援しています。
具体的には次の9分野のサービス産業を対象としています。
①
高齢者ケアサービス
②
子育てサービス
③
障害者福祉サービス
④
健康・安心サービス
⑤
社会人向け教育サービス
⑥
くらし・べんりサービス
⑦
二次住宅関連サービス
⑧
専門知識サービス
⑨
新環境サービス
b SOHOの育成・支援
- 81 -
子育て中の女性や高齢者、障害者などの多様な就業ニーズに対応できる働き方であるS
OHOについて、仕事情報やクライアント情報等の提供を行い、さらなる普及促進、定着
を支援しています。
○
求職者に対する支援
a 若者に対する就職支援
若者の職業観の形成から就職相談、職業能力の育成、就職活動まで一貫した支援を推
進するため、平成 16 年7月に「福岡県若者しごとサポートセンター」を開設し、その機
能を活用して、
(1)
就職相談、求人情報の提供、就職活動セミナー、合同会社面談会の開催など就業支援
(2)
学校と連携した就職活動支援
(3)
キャリア教育・職業観の形成支援
(4)
高校1・2年生を対象とした地元企業魅力発見授業及び地元企業魅力体験見学会の
実施
などの取組を総合的に推進しています。
21 年4月からは、新たに「福岡県 30 代チャレンジ応援センター」を開設し、非正規雇
用の長期化傾向が懸念される 30 代の正社員への就職を支援するため、個別相談、研修、
合同会社説明会などを実施しています。さらに 22 年度からは「就職応援団」を創設し、
企業とのネットワークによる支援の充実を図っています。
また、ニートの若者に対しては、「福岡県若者サポートステーション」を設置し、個
別相談や就労体験などを実施しています。
b 子育て女性に対する就職支援
労働者支援事務所内に設置した「子育て女性就職支援センター」において、子育て中の
女性を対象に就職相談から就職あっせんまでをワンストップで行うとともに、保育情報の
提供など総合的な就職支援を実施しています。
c 中高年齢者雇用対策の推進
厳しい雇用状況が続く中高年齢層の求職者に対し効果的な支援を行うため、平成 21 年
4月に、ハローワークと一体となった「福岡県中高年就職支援センター」を開設し、就職
相談や講習と国による職業紹介とを一連で実施しています。
d 高齢者雇用対策の推進
高年齢者の高い勤労意欲を活かしつつ、その能力と経験を十分に発揮できる就業の機
会を確保していくため、65 歳までの継続雇用の推進、定年退職後等における臨時的・短
期的な就業の場を提供するシルバー人材センター事業の充実、高齢者の派遣等を行って
いる福岡県高齢者能力活用センター事業の支援に取り組んでいます。
e 障害者雇用対策の推進
障害者が地域において自立した生活を送るためには、経済的な基盤となる就労を促進
していくことが重要です。
このため、障害者雇用優良事業所の表彰など、企業や県民に対する障害者雇用の啓発
事業等を実施することにより、障害者雇用の推進に努めています。
また、障害の特性に配慮した仕事の確保・職場環境の整備が行われている特例子会社
- 82 -
の設立を促進することにより、障害者の雇用の場を拡大するとともに、障害者の就業面
から生活面までを一体的に支援する「障害者就業・生活支援センター」を 13 障害保健福
祉圏域に設置するなど障害者の職業的自立を支援しています。
さらに、障害者求人企業の開拓と障害者に就職相談から実習、職業紹介、定着までの
一貫した支援を行うための事業や、精神障害者及び知的障害者が特例子会社で実務経験
を積むことにより就職の促進を図る事業などに取り組んでいます。
(10) 勤労者生活の充実
産業構造の変化や少子高齢化などにより、勤労者を取り巻く環境が大きく変化する中、勤労者
生活の充実を図るため、次の施策を実施しています。
● 勤労者の生活の安定、福祉の促進等
勤労者の生活の安定のため、中小企業従業員生活資金等融資制度を設けています。
また、仕事と生活の調和の推進に努め、勤労者生活の充実と活力ある職場づくりを推進して
います。
● 女性労働者の能力活用の推進
雇用の分野における男女の実質的に均等な機会及び待遇を確保し、女性労働者が能力を十分
に発揮することができるよう、就業環境の整備について、企業や労働者に対する働きかけを行
っています。
● 仕事と家庭の両立支援対策
仕事と子育てを両立することができる社会づくりを目指して、企業・事業所の経営トップが
自ら従業員の両立支援のための取組を宣言する「子育て応援宣言企業」の拡大に努めています。
また、育児援助を受けたい人と行いたい人が会員となり相互に助け合う「ファミリー・サポ
ート・センター」の設置促進に努めています。
● パートタイム労働対策
パートタイム労働者は、女性を中心に著しく増加していますが、通常の労働者と異なった雇
用管理が行われていることなど様々な問題が指摘されています。このため、パートタイム労働
者の雇用管理の改善を促進しています。
● 労働相談の実施・労働情報の提供等
解雇や労働条件などの労働に関する問題の解決を促進するため、労働者支援事務所において、
労働相談や労使の間に立って意見の調整を図るあっせんを実施するとともに、毎月1回、日曜
日の街頭において労働相談会を開催しています。
また、労働組合や賃金等の状況を調査し、資料提供を行うほか、労働問題等に関する講座の
開催、各種労働施策に関する情報提供を行っています。
- 83 -
(11) 農
業
農業・農村は、県民生活に欠くことができない食料を供給するのみならず、水源のかん養や県
土の保全など、県民に計り知れない恵みをもたらしています。
県では、平成 13 年7月、農業・農村の持続的発展や県民の健康で豊かな食生活の実現を図るこ
とを目的とした、西日本で初めてとなる 「福岡県農業・農村振興条例」 を制定しました。
この条例の趣旨を具体化するため、「福岡県農業・農村振興基本計画」 を策定し、収益性の高い
農業経営の確立、競争力ある産地づくり等に取り組んでいます。
農業・農村振興条例の基本理念
農業・農村振興基本計画の目指す方向と施策の展開方向
Ⅰ 21世紀を勝ち抜く攻めの農業をめざして
○ 収益性の高い、ゆとりある農業経営の確立
○ 安全で安心できる農産物の生産
1 福岡県農業を担う経営能力に優れた人づくり
施策を
2 総合的な戦略による競争力ある産地づくり
○ 食の重要性について県民の理解を深めること 具体化
○ 農業・農村の多面的な機能の維持増進
Ⅱ 農の恵みを育む共生社会をめざして
3 豊かな環境を保つシステムづくり
4 中山間地域の振興と共有財産としての田園空間づくり
Ⅲ 県民生活の礎となる豊かな食と暮らしをめざして
5 健全で安心な食生活を育むシステムづくり
6 農に親しむ心豊かな生活と快適な居住環境づくり
① 農地
耕作面積の推移
● 水田率が高い本県の農地
平成 22 年の耕地面積は 86,500ha
100,000
348
90,000
12,700
80,000
で、県土の 17%を占めています。
264
240
240
235
11,400
8,780
10,800
10,500
10,400
8,430
8,180
8,040
7,950
72,500
69,800
68,600
68,300
67,900
17
20
21
22
70,000
本県は、耕地面積に占める水田の
60,000
50,000
割合が 78.5%(全国 51%)と高いのが
40,000
特徴です。 この水田を多様な農業生
30,000
産が展開できる汎用性のある耕地と
20,000
するため、大区画ほ場整備を中心と
10,000
0
した生産基盤の整備を計画的に進め
ています。
資料:農林水産省 12
「耕地面積調査」
● 進む農業生産基盤の整備
水田
普通畑
樹園地
牧草地
ほ場整備の状況
筑後川流域において施工された国営や水資
平成 23 年 3 月現在
源機構による大規模な事業のほか、各地で県
営や団体営の事業により、ほ場整備や農道、
かんがい排水施設等の整備を進めています。
整備不要面積
14,800ha
水田のほ場整備の状況は、要ほ場整備面積
未整備面積
10,159ha(19.0%)
全水田面積
67,900ha
(農業振興地域の農用地区域のうち整備可能
面積) を対象に計画的に事業の推進を図って
きた結果、平成 22 年度で整備率は 81.0%とな
整備面積
43,341ha(81.0%)
っています。
資料:県農村整備課
- 84 -
要ほ場整備面積
53,500ha
② 農家・農業労働力
● 経営感覚に優れた意欲ある農業者の育成
平成 22 年の農家数は、61,981 戸で、うち販売のための生産を目的とする販売農家が 41,727
戸、自家消費が主体である自給的農家が 20,254 戸となっています。
22 年の販売農家の農業就業人口は、68,091 人で減少が続いており、販売農家の 58%は 65 歳
以上が占めるなど農業就業者の高齢化が進んでいます。
このような中、地域の実情に即して、これからの農業をリードする意欲ある農業者を育成確
保するため、農業経営基盤強化促進法に基づく認定農業者制度の普及・定着を進めるとともに、
園芸農業では雇用型農業経営の育成に努めています。水田農業では、高齢化が更に進行する中、
永続性のある担い手である専業農家や法人化された集落営農組織の育成を図るとともに、大規
模化や低コストの促進、経営の複合化や多角化等により経営基盤の強化を進め、これらの担い
手が中心となる生産構造の実現に向け取り組んでいます。
また、近年、新規就農者数は、Uターン、新規参入を合わせた他産業からの就農者数が増加
し、22 年は 148 人となっています。今後も農家の子弟はもちろん、農外からの新規参入を一層
促進する必要があります。
このため、就農相談会や農業現場を体験する実践的研修を実施するとともに、新しく農業に
取り組む若者に対して、技術習得研修、施設整備支援、営農資金の融資などを行っています。
総農家の推移
万戸
9.0
8.2
2.1
7.5
1.8
1.8
6.2
2.0
自給的農家
10.3
10
2.0
8.2
7.2
6.4
5.5
販売農家
5
4.2
0
2
(1990)
7
(1995)
12
(2000)
17
(2005)
22
(2010)
資料:「農(林)業センサス」(平成 2 年、7 年、12 年、17 年、22 年)
農業就業人口の年齢別推移(販売農家)
100%
新規就農者の推移
65歳以上
180
90%
80%
30.7
39.8
49.0
70%
60%
30%
0%
58.2
17.0
12.4
11.3
12.5
8.1
161 159
155 152
149
132 133
168
148
134
121
120
103
100
13.1
21.8
160
140
50~59歳
16.2
20%
10%
60~64歳
54.4
16.3
50%
40%
(人)
14.2
10.4
7.5
6.4
5.8
7.5
2
(1990)
7
(1995)
12
(2000)
11.3
15.2
8.2
4.3
6.6
17
(2005)
40~49歳
12.6
14.6
6.9
3.8
3.9
22
(2010)
30~39歳
90
80
60
40
15~29歳
(H2は16~
29歳)
20
0
2
7
12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
(1990) (1995) (2000) (2001) (2002) (2003) (2004) (2005)年(2006) (2007) (2008) (2009) (2010)
資料:県農林水産政策課
資料:「農(林)業センサス」
(平成 2 年、7 年、12 年、17 年、22 年)
- 85 -
● 女性農業者の社会参画の推進
女性農業者は、本県農業就業者の約半数を占め、農業生産や地域活動の実質的な担い手とな
っています。
このため、県では、女性農村アドバイザーの認定や農村女性の組織化、研修会の開催などを
通じて女性の能力発揮と社会参画の促進に取り組んでいます。
③ 農業生産
● バラエティに富む農業生産
本県では、恵まれた自然条件や市場条件のもとで、
全国順位5位以内の主な品目(平成21年)
順位
1位
農業者のたゆみない努力によって多種多様な農業が
品目
種苗・苗木等
たけのこ
いちご
小麦
洋ラン(鉢)
キウイフルーツ
いちじく
トルコギキョウ
ガーベラ
なす
きく
かき
ばら
二条大麦
セルリー
荒茶
パセリ
オクラ
洋ラン(切り花)
ぶどう
茶(生葉)
大豆
しゅんぎく
営まれており、全国に誇れる農産物が数多くありま
2位
す。
平成 21 年の農業産出額は、21 年 7 月の豪雨災害
による大豆の生産量の減少などにより、2,098 億円
と前年に比べ 81 億円減少しました。
3位
品目別では、野菜 643 億円、米 424 億円、畜産
371 億円、果実 222 億円、花き 186 億円の順でした。
土地利用型農業においては、農作業の集約化、法
人化を進めることによる強固な基盤と永続性を持っ
4位
た担い手の育成・確保に取り組んでいます。
園芸農業では、雇用経営型の推進に積極的に取り
5位
組み、畜産では、経営の安定を図るため、耕畜連携
による自給飼料の生産拡大や牛乳等の消費拡大を推
産出額 シェア(%)
104 億円
13
20 億円
21
172 億円
11
43 億円
9
24 億円
8
22 億円
24
8 億円
10
8 億円
9
8 億円
21
65 億円
8
55 億円
8
36 億円
9
14 億円
7
16 億円
13
7 億円
11
19 億円
6
5 億円
12
5 億円
8
4 億円
9
62 億円
6
34 億円
5
21 億円
6
9 億円
7
資料:農林水産省「生産農業所得統計」
進しています。
また、「安心、おいしい、新鮮」 をキャッチフレーズとするブランドづくり運動を通じて、減
農薬など県独自の認証制度や県独自品種の導入等を進め、安全・安心な農産物の生産と競争力
のある産地づくりに取り組んでいます。
農業産出額の作物別構成比の推移
米
7年
2,686億円
麦
12年
2,388億円
21.0
4.6
17年
2,236億円
20.5
5.0
17.2
果実
花き・
種苗等
3.1
28.7
18年
2,116億円
野菜
5.3
9.5
28.5
豚
鶏
肉用牛
11.9
11.4
27.8
その他
12.3
14.0
14.6
2.2
5.2 1.7
1.6
8.1
2.1
5.7
6.6
1.9
5.5
2.2
6.8
1.8
2.5
2.3
2.0
2.6
3.2
30.1
10.1
15.5
1.9
5.4
2.3
7.1
2.5
10.4
15.6
1.9
5.1
2.2
7.4
2.5
2.6
8.4
2.2
2.9
8.0
2.3
2.6
19.6
2.8
30
20年
2,179億円
20.0
2.8
30.2
21年
2,098億円
20.2
2.9
30.6
20%
乳用牛
25.4
19年
2,148億円
0%
工芸
農作物
10.3
10.6
40%
60%
14.3
13.9
1.8
4.8
1.7
5.1
2.3
2.1
80%
資料:農林水産省「生産農業所得統計」
- 86 -
2.6
100%
● 農林水産物ブランド化の推進
県内には、米の 「夢つくし」、「元気つくし」、いちごの 「あまおう」 をはじめ、「博多なす」、
「青ねぎ」、いちじくの「とよみつひめ」、「福岡のかき」、白ギク「雪姫」、「福岡の八女茶」、
「はかた地どり」 、「博多ぶなしめじ」、「福岡のり」等々全国に誇れる農産物が数多くありま
す。 これらの農林水産物を積極的にPRするとともに、新たな品目を積極的に市場へ投入し、
一段と激化が見込まれる産地間競争を優位に展開できるよう、農林水産業団体と一体となり、農
産物のブランド化を進めています。
とりわけ首都圏では外食産業とのタイアップによる福岡県産メニューの提供や大手スーパー
における「福岡コーナー」の設置を、県内では駅や街頭などでの販促イベントやレシピ集の配
布等、本県農林水産物の良さを理解してもらえる事業を実施しています。
全国初のラーメン用小麦「ラー麦」は生産から販売までの関係者が一体となって普及を
行い、「ラー麦」を使ったラーメン店は年々増加しています。
● 海外への農産物輸出の促進
本県では、福岡の高品質で安全・安心な農産物を、経済発展著しいアジアマーケットをは
じめ欧米などに売り込む輸出の取組を進めています。平成 22 年度の輸出額は 10 億 5 千万円
です。特に、福岡が誇る「あまおう」は、海外で高い評価を得ています。
輸出用の統一マークとして考案した「まるふくマーク」は、香港、台湾、韓国、シンガポー
ル、米国等で商標登録しています。
20 年 12 月には、農業団体と県が連携して「福岡農産物通商(株)」を設立、産地と一体とな
り県産農産物を輸出しています。
21 年 10 月には、「県産農林水産物輸出応援農商工連携ファンド」を創設し、この運用益
により県内の農林漁業者と中小企業者が連携して取り組む新商品の開発や海外販路開拓等
を支援しています。
23 年度は、中間所得層など新たな購買層への販売拡大を図るため、柿やみかんの船便輸
送体制の整備に取り組んでいます。
また、県産米の輸出ルートの開拓に取り組んでいます。
さらに、福島第一原発の放射能汚染の風評被害を払拭し、輸出の維持・拡大を図るため、
本県の最大輸出先である香港において、県産農産物の安全性の情報発信や販促活動を行って
います。
● 地産地消の推進
生産者と消費者の信頼関係を強化するとともに、地元農林水産物に対する安心感・信頼感
を醸成するため、地元の食材を用いた親子料理教室の開催や学校給食への地元農林水産物の
導入促進、直売所組織に対する支援、漁業者による直接販売に対する支援などを通じて、地
元の農林水産物を地元で消費する「地産地消」の取り組みを推進しています。
● 「ふくおかの農業応援団」づくりを推進
本県農業が持続的に発展するためには、競争力の強化はもとより、本県農業の役割と重要
性について県民の理解を深め、県産農産物を積極的に購入してもらうことが不可欠です。
- 87 -
このため、県産農産物を優先的に購入してもらう「ふくおかの農業応援ファミリー」と県
産農産物を使った料理等を年間を通じて提供してもらう「ふくおかの農業応援の店」からな
る「ふくおかの農業応援団」を増やすことにより元気なふくおかの農業づくりを進めていま
す。
④ 農業技術
● 農業情勢の変化に即した新品種・新技術の開発
国内外産地との競争の激化等、大きく変化する農業情勢に即応し、本県農業の一層の振興を
図るため、県農業総合試験場では、①時代を先取りした新品種の開発、②産地を活性化する新
技術・新用途の開発、③安全・安心と環境に配慮した新技術の開発、④知的財産権の取得促進
と保護・活用の強化に積極的に取り組んでいます。
-最近の主な研究成果-
○ 世界初!種なし甘がき「秋王(あきおう)」の開発
○ さらに美味しい新「はかた地どり」の開発
○ イチゴ、イチジク宙づり型出荷容器の開発
● 農産物知的財産戦略の推進
本県農産物の産地間競争を優位に展開できるよう、新品種や特許の出願、県内の農家に対す
る知的財産権に関する相談や支援、違法輸入農産物等に関する店頭調査、「農産物知的財産権保
護ネットワーク」(43 道府県参画、事務局:本県)による権利侵害の情報交換等に取り組んでい
ます。
⑤ 都市と農村の共生社会づくり
● 「まちとむらネットワーク」 による都市と農山漁村の交流
農林漁業や農山漁村の役割について県民の理解を深めるため、広範な県民を会員とする「ま
ちとむらネットワーク」を通じて、消費者と農林水産業者の意見交換会の開催や体験など、会
員の様々な活動を支援しています。
● 農山村交流事業
農山村集落で行われている交流事業(まつり等伝統行事、ウォーキングなど)を後押しし、
継続可能な交流事業の仕組みを集落及び市町村と一体となって構築します。
● 「食」 を通じた農業の理解促進
農業・農村の果たす役割について県民の理解を深めるため、地元の食材を用いた親子料理教
室の開催、子供たちを対象とした農作業体験の実施、学校給食への地元農産物の導入促進、さ
らには消費者と生産者との交流への支援などに取り組んでいます。
● 県民参加による農地・水保全管理活動
農地・農業用水等の資源(農地・水・環境)は食料を提供するだけでなく、豊かな生態系や
良好な景観を形成するなど、県民共有の財産です。しかし、この貴重な資源を農業者だけで適
- 88 -
切に守っていくことは、高齢化などにより難しくなってきています。
このため、農業者以外の方も、一緒になって行う水路等の維持保全活動や景観形成などへの
支援を行い、県民参加による資源保全を推進していきます。
(12) 林
業
● 森林の現況及び林業生産基盤の整備
本県の森林面積は 22 万2千 ha で、そのうち林業経営の対象とされている民有林は 19 万4千
ha となっています。 この民有林の人工林率は 66%に達し、全国平均 46%を大きく上回っていま
す。
効率的な林業経営と適正な森林の維持管理を図るため、林道、作業道の整備を進めており、
平成 22 年度末の林道の開設総延長は 1,935 ㎞に達しています。
● 水源の森基金による森林整備
安定的な水資源の確保を図るため、昭和 54 年の基金創設から現在までに延べ 23 万6千 ha の
森林の造成整備を行い、森林の緑のダムとしての機能 (水源かん養機能) を高めるとともに、
林業就業者の確保等、林業振興に寄与しています。
● 放置竹林対策
放置竹林解消のため、スギやヒノキなどに植え替える樹種転換やたけのこ生産林への誘導を実
施しています。
また、近年、竹材が製紙用原料として新たに利用可能となったことから、竹材の売却益で、竹
林整備に係る所有者負担を軽減することによる放置竹林の解消をモデル的に実証しています。
● 県産材の需要拡大
平成 22 年の県内製材工場等における素材需要量は、365 千m3で前年比 4.5%の減となって
います。また、県産材(素材)の生産量は 140 千m3で前年比 13.8%の増となっています。
林業・木材産業を再生し県産材の需要拡大を図るため、住宅メーカー等の需要者が求める量
と品質に対応した県産材の供給体制の整備を推進しています。
製材工場等における素材需要量
県産材(素材)の生産量及び生産額
需要量
(千m 3 )
500
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
生産量
(千m 3 )
471
400
135
125
246
207
91
90
H18
H19
181
250
443
128
福岡県産材
382
84
365
61
216
213
111
82
91
H20
H21
他県産材
生産額
(百万円)
200
150
2500
2274
1655
123
1790
2000
177
135
1426
123
外材
1500
100
1000
50
500
0
H22 年次
140
H18
H19
生産量
H20
H21
0
H22 年次
生産額
注 )生 産 額 に つい て は 、 H23年 度 末 に 確 定予 定
の た め 、 掲 載し て い ない 。
資料:農林水産省統計部「木材需給報告書」
- 89 -
● 林業の担い手の育成・確保
林業労働者の育成確保と雇用の安定を図るため、平成5年度に創設した 「森林の担い手対策
基金」 により、社会保険等への加入促進、安全衛生機器の整備、振動障害対策、技術技能向上
対策への助成を行っています。
また、10 年度には (財) 福岡県水源の森基金内に 「林業労働力確保支援センター」 を開設し、
新規参入者への技術・技能研修の実施、林業雇用管理の指導等の業務を行うとともに、林業の
就業相談会を実施し、新規就業希望者に情報提供を行っています。
● 特用林産物のブランド化
本県は、たけのこ、えのきたけ、ぶなしめじ、木ろう等の全国有数の生産地です。
「博多すぎたけ」、 「博多ぶなしめじ」、「穂先たけのこ博多ヘルシー」のブランド化に取り組
み、県産特用林産物の消費拡大を図っています。
福岡県主要特用産物の生産
区分
食
用
非
食
用
えのきたけ
ぶなしめじ
まいたけ
エリンギ
たけのこ
木ろう
竹材
竹炭
生産量
6,649
10,761
3,509
1,709
8,051
21
61
302
対全国比
t
t
t
t
t
t
千束
t
4.8
9.7
8.6
4.6
26.1
93.2
6.1
33.7
全国順位
%
%
%
%
%
%
%
%
3
3
3
5
2
1
5
1
資料:林野庁「平成 21 年次特用林産基礎資料」、
林野庁発表資料及び平成 21 年次県林業振興課資料
● 試験研究機能の整備・強化
林業・林産業を取り巻く厳しい情勢や森林に対する県民の多様な要望に応えるため、久留米
市に 「福岡県森林林業技術センター」 を設置しています。
このセンターでは、森林・林業・林産業の振興・発展、緑豊かな環境の創造のために、研究
と普及を行っています。
-最近の主な研究成果-
○ 松くい虫により強いマツの挿し木増殖技術を確立
○ ホルトノキ萎黄病の簡易な診断方法の開発
○ 中小形タケノコ生産技術の開発
○ 国との共同研究の成果である少花粉スギ苗木の生産に着手(平成 23 年から供給開始予定)
● 森林組合の経営基盤強化
森林組合は地域林業の中核的な担い手です。 しかし、県内の森林組合の経営基盤は概して脆
弱であるため、県では、広域合併の推進など森林組合の経営基盤強化を図るための自主的な取
組を支援しています。
- 90 -
(13) 漁
業
● 漁業の概況
本県の漁業は、海面漁業と河川、湖沼などにおける内水面漁業に大別されます。海面漁業は、
20 トン以上の大型漁船による遠洋・沖合漁業と、それぞれ特色のある筑前、有明、豊前海の3
海区で営まれる沿岸漁業及び養殖業からなっています。
平成 21 年の海面漁業の総生産量は 9 万1千トン、生産額は 321 億円となっています。
海面漁業
漁業部門別生産量の推移
海面漁業
百億円
万トン
4
12
10
生
産
量
生
産2
額
6
2
遠洋・沖合漁業
3
遠洋・沖合漁業
8
4
漁業部門別生産額の推移
沿岸漁業
沿岸漁業
1
養殖業
養殖業
0
0
平12 13 14 15 16 17 18 19 20 21年
平12 13 14 15 16 17 18 19 20 21年
資料:九州農政局福岡農政事務所「福岡農林水産統計年報」
● 水産物の付加価値化
県民に安全で安心できる水産物を提供するため、活魚出荷や鮮度の向上、水産物の直接販売
に必要な施設の整備を図るとともに、水産加工品など付加価値の高い新たな商品開発の取組を
支援しています。
また、県産水産物の消費拡大を図るとともに、「福岡のり」「豊前海一粒かき」「博多もず
く」等のブランド化を推進しています。
● 資源管理型漁業の推進
主要魚介類の生産(平成 21 年)
沿岸漁業資源の持続的・効率的な利用のた
種類名
め、各海区の漁業実態に即し、漁業者による
自主的な資源管理への取組を支援しています。
また、著しく資源状況が悪化し、その回復
を緊急に図ることが必要な魚種については、
資源回復計画を立て、資源を持続的に利用す
るための管理措置を講じています。
マアジ
ブリ類
マダイ
フグ類
ガザミ類
板ノリ(百万枚)
コイ(養殖)
生産量
(トン)
5,617
3,142
1,807
448
332
1,348
229
対全国比 全国順位
(%)
(位)
3.4
6
4.0
6
11.5
1
10.7
1
14.3
1
15.3
3
7.9
5
資料:九州農政局福岡農政事務所「福岡農林水産統計年報」
- 91 -
● 栽培漁業の推進
水産資源を積極的に培養するため、栽培漁業基本計画に基づき、栽培漁業センターでアワビ、
クルマエビ、ガザミ等の人工種苗を大量に生産し、県内各地で放流しています。
種
苗
生
産
実
績
(単位:千尾、千個)
クルマエビ
ガザミ
ヨシエビ
アワビ
アカウニ
アユ
平成 19 年
17,736
3,320
7,750
926
559
1,211
20 年
16,265
3,620
8,750
1,017
800
1,589
21 年
16,740
3,420
6,250
765
750
1,553
22 年
16,691
3,690
9,253
873
701
1,548
資料:県漁業管理課
● 養殖業の推進
新宮町相島において、日本初となる外海域での真珠養殖が始まり、高級な大珠真珠の持続的
な生産を支援しています。
また、ノリ養殖については、生産者の所得向上策として、「福岡のり」のブランド化や、協
業化の推進による生産コストの削減、優良品種の開発などに取り組んでいます。さらに、豊前
海の基幹漁業に成長したカキ養殖については、「豊前海一粒かき」の需要拡大のために福岡都市
圏や沖縄でのPR活動を推進しています。
● 漁港、漁場の整備
平成 19 年度からスタートした漁港漁場整備長期計画に基づき、海区毎の特性を踏まえて効率
性・機能性に優れた漁港づくりを推進しています。また、都市部に比べて整備が遅れている下
水道、集落道路等の漁村環境の整備を進めています。
さらに、海域特性を踏まえた漁場整備や増殖場の造成を行うとともに、沿岸域の漁場保全や
漁場生産力の回復のための覆砂等を実施しています。
● 漁業者の育成
地域漁業のリーダーとして資源管理や漁場管理を実行する意欲と能力のある中核的漁業者を
育成するため、新技術の導入や販売及び経営の研修等を実施しています。また、後継者を確保
するため、農林漁業の就業相談会を実施し漁業就業希望者への就業情報の提供を行っています。
●
漁協再編の推進
漁業・漁村の中心的組織である漁協の事業及び組織基盤を強化するため、漁連などによる漁
協再編の取組を支援しています。
●
都市との交流
水産業及び漁村への理解と関心を深めるため、水産海洋技術センターの一般公開、漁村にお
ける直売所の整備など都市と漁村の交流を推進しています。
- 92 -
● 有明海再生に関する取組状況
有明海特別措置法に基づき策定した「有明海再生に関する福岡県計画」に沿って、覆砂によ
る漁場環境の改善やクルマエビの共同放流等水産資源の回復のための各種対策を実施していま
す。
こうした取組により有明海におけるノリ養殖は、平成 11 年度以前と同等の生産状況にまで
回復しています。また、覆砂漁場を中心にアサリやサルボウなどの二枚貝が大量に発生し漁獲
に結びつく等、漁場環境の改善効果が認められています。
- 93 -
3
交
流・連
携
(1) 交流拠点
環日本海経済
① アジアにおける交流拠点の形成
アジアは、世界経済の成長センターとしてます
環東シナ海経済
ます存在感を強め、環黄海、環東シナ海を介した
環黄海経済
地域では、相互依存が高まっています。
本県は、アジアの玄関口としての長い歴史、地
理的優位性、学術研究・産業の集積を有しており、
これらの潜在能力を活かしつつ、グローバリゼー
ションの進展に対応した、アジアとの新たな競争
・協力関係を構築する必要があります。
このため、国際空港機能の強化、中枢国際港湾
の整備・拡充、国際情報ネットワーク機能の整備など、国際交流基盤の整備を促進するとともに、
これら国際交流拠点と県内高速交通・物流体系とのアクセス向上、知的人材と高度な学術・研究
を集積したアジアの知的センターの形成、それに相応しい都市圏・地域づくりを進めることなど
により、アジアのリーディングゾーン(注)としての交流拠点となることを目指しています。
(注)リーディングゾーン:国や地域の経済成長などの先導的・中核的な役割を担う地域のこと。
● ふくおかアジア交流大都市圏構想の推進
地域を取り巻く環境が大きく変化している中、大都市圏への集中投資による都市の活力再
生が求められています。このような中、福岡・北九州都市圏を核とする北部九州は三大都市
圏に次ぐ人口・産業の集積があり、大都市圏として発展する可能性を有しています。
アジアにおいては多様な大都市圏が形成されつつあります。地理的にアジアに近接した北部
九州はこれらに比肩しうる大都市圏を形成し、アジア諸都市と競争、分業、協力、共生の体制
を築かなければなりません。地域の国際競争力を高めるためには、福岡・北九州都市圏の連携
や、久留米市や飯塚市などを含む広域的な連携を更に深め、一体的な発展戦略を構築する必要
があります。
ふくおかアジア交流大都市圏構想では、これまでの大都市圏と異なり、大都市の活力を持ち
ながらも、良好な自然・居住環境をもった住みやすく、魅力ある、質の高い生活空間を創造す
ることにより「アジアにおける人・モノ・情報の交流拠点」を目指しています。
● 九州北部学術研究都市整備構想(アジアス九州)の推進
本県の自立的・持続的な発展にとって、学術研究機能を強化し、科学技術・文化の振興を図
ることが重要であり、人間と自然が調和した知的で豊かな地域社会を創出するためには、創造
的な学術研究環境づくりを進めていくことが必要です。
このため、北九州地域、宗像地域、飯塚地域、福岡地域、筑紫地域、久留米・鳥栖地域、佐
賀地域などの特色ある都市像と学術研究テーマを有する各拠点地域の競争と連携のもとに、ネ
ットワーク型の学術研究ゾーンの整備を推進しています。
- 94 -
● 九州大学学術研究都市構想の推進
アジアス九州の中核的存在となる九州大学の福岡都市圏西部への統合移転を機に、九州大学
の伊都キャンパスを核とした地域の 「知の拠点」 となる新しい学術研究都市の創造を目指し、
平成 10 年5月、地元産学官の連携による「九州大学学術研究都市推進協議会」を設立し、13 年
6月、「九州大学学術研究都市構想」 を策定しました。 当該構想の推進を図るため、16 年 10 月
に財団法人「九州大学学術研究都市推進機構」を設立し、学術研究都市の具体化に向けて取り
組んでいます。また、17 年 10 月に工学系、21 年4月には全学教育も移転し、伊都キャンパス
での活動が本格的に開始しました。22 年4月には水素エネルギー製品研究試験センターが開所
し、23 年3月には三次元半導体研究センター・社会システム実証センターが開所するなど、研
究機関の集積も進みつつあります。今後とも九州大学、経済界、関係自治体等が一体となって、
学術研究都市構想の推進に取り組んでいきます。
● 都市再生プロジェクトの推進
政府は 90 年代以降の低迷している日本経済を再生するためには、日本の活力の源泉でもある
「都市」 について、その魅力と国際競争力を高め、その再生を実現することが必要であるとの観
点から、民間活力を都市に振り向けるなど、経済構造改革の重点課題の一つとして 「都市再生」
に取り組んでいます。
本県においても、平成 14 年7月に開催された第7回都市再生本部会合において、九州大学
学術研究都市を含む 「北部九州圏におけるアジア産業交流拠点の形成」 が第4次の都市再生
プロジェクトに決定され、両政令市、各府省等と連携しながら事業の推進に取り組んでいます。
● 九州国立博物館
東京、京都、奈良に次ぐ、我が国で
4番目の国立博物館として平成 17 年
10 月に開館した九州国立博物館は、
国と県が共同で運営する新しいタイプ
の博物館です。開館以来、多くの皆様
にご来館いただき、23 年3月には入
館者が 860 万人を突破しました。
九州国立博物館は、「独立行政法人
国立文化財機構九州国立博物館」と「福岡県立アジア文化交流センター」が一体となって博物
館の諸活動を行っており、総称して「九州国立博物館」と呼んでいます。敷地面積は約 16 万
㎡で、国立博物館の中では最も広く、延べ床面積は約3万㎡で、これは東京国立博物館に次ぐ
規模となります。
これまでの歴史系の国立博物館の展示は主に美術史的な観点から構成されていますが、約1
世紀ぶりに新設された九州国立博物館は「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」とい
う新しい視点から設置されました。
文化交流展示室「海の道、アジアの路」では、旧石器時代から近世末期(開国)までを対象
に、各時代における「交流」に焦点をあてた特徴的な事象についての展示を行っています。
また、特別展示室では選りすぐりの収蔵品、国内外の優品を集めた特別展を順次開催してい
- 95 -
ます。これまで「国宝阿修羅展」や「没後 120 年 ゴッホ展」などを開催し、好評を博して
います。
アジアの文化を体験できる教育普及ゾーン「あじっぱ」では、我が国と関係の深いアジアや
ヨーロッパなど7か国で使用されている日用品、生活雑貨、衣装、遊具などを自由に手に取っ
て試すことができるほか、博物館の学芸員の仕事を体験できるワークショップを開催するなど、
見て、触って、体験できる、子どもから大人まで楽しめる空間を創出しています。
また、日本独自の茶の文化を体験できる茶室が 22 年 10 月に完成しました。
● 博物館の機能の一翼を担う「アジア文化交流センター」
県が所管する「アジア文化交流センター」は、九州国立博物館の機能の一部を担い、アジア
諸地域との歴史・文化交流を推進する拠点として発展させるため、国際シンポジウムやタイ
やベトナムなどの博物館との交流イベント等を開催しています。特に平成 20 年 12 月には初
の単独開催となった日中韓サミットが九州国立博物館で開催されるなど、アジアの交流拠点と
して国内外にアピールしました。また、海外の博物館等との相互交流を行っており、これまで
韓国国立扶餘博物館、公州博物館、韓国伝統文化学校、中国南京博物院、内蒙古博物院、中
国文物交流中心と交流協定を締結し、文化財保護に関する共同研究やシンポジウムの開催等
を実施しています。
さらに、地域に開かれた博物館として、館内のエントランスやホールを利用して多彩なイベ
ントを実施するほか、「あじっぱ」の運営や館内ボランティアの育成など、「生きている博物
館」としての様々な活動を行っています。
② 国際交流
● 本県の特色を生かした国際化の推進
本県は、歴史的、地理的に中国や韓国をはじめとするアジア諸国と深い関係を有している上、
アジア諸国の発展に寄与できる大学等の高等教育機関や産業、技術の集積があり、また、都市
機能や空港等の国際交流基盤も整備が進んでいます。さらに、アメリカ領事館、韓国総領事館、
中国総領事館、オーストラリア総領事館、ベトナム総領事館が設置され、また、県及び県内の
自治体が外国の都市と友好関係を締結し、活発な交流を展開しています。
近年、福岡市や北九州市を中心に、アジア開発銀行総会福岡会議 (平成9年)、九州・沖縄サ
ミット福岡蔵相会合(12 年)、アジア太平洋環境大臣会議 (12 年)、福岡アジア国際会議 (13 年~
19 年)、世界政治学会福岡大会(18 年)、日中韓サミット (20 年) など大規模な国際会議が開
催されるとともに、アジア太平洋地域の居住環境の改善に取り組む国連人間居住計画 (ハビタ
ット) 福岡本部(アジア太平洋担当) が設置 (9年) されるなど拠点機能が拡充しつつありま
す。
本県では、人、物、資本あるいは文化、情報、技術など幅広い分野で国際交流が活発化して
おり、外国からの入国者数、留学生数などが近年大きな増加を示しています。
● 留学生受入れの状況
本県には現在5万人以上の外国人が居住しています。そのうち、留学生は 9,036 名(平成 22 年
5月現在) で、その数は 12 年から 22 年の 10 年間で約 3.3 倍になっています。本県で学ぶ留学
- 96 -
生の約 95%はアジア諸地域の出身者で占められています。 留学生は将来母国や日本における活
躍が期待されるとともに、地域活性化の一翼を担う人材でもあります。そのため 20 年7月に地
域の産学官が一体となって「福岡県留学生サポートセンター」を設置し、優秀な留学生を確保
するための広報・リクルート活動や留学生の生活支援、就職支援等を行っています。
留学生の状況(各年5月1日現在)
全国
福岡県
10,000
9,500
150,000
全国は右目盛り、福岡県は左目盛りで表示
(注)留学生数には専修学校及び準備教育課程に在籍する留学生を含
む。
141,774
132,720
9,000
8,500
121,812
8,000
117,302
117,927
120,000
7,578
110,000
7,000
6,613
95,550
6,500
6,000
5,466
78,812
5,500
64,011
4,000
5,731
5,820
100,000
6,017
90,000
5,136
80,000
4,470
4,500
70,000
60,000
3,633
3,500
3,000
140,000
130,000
123,829
118,498
109,508
7,500
5,000
9,036
50,000
2,749
40,000
2,500
30,000
2,000
1,500
20,000
1,000
10,000
500
0
0
12年
('00)
13年
('01)
14年
('02)
15年
('03)
16年
('04)
17年
('05)
福岡県
18年
('06)
19年
('07)
20年
('08)
21年
('09)
22年
('10)
全国
資料:外務省、日本学生支援機構、及び福岡地域留学生交流推進協議会資料に基づき県国際交流局作成
● 多様な国際交流の推進
21 世紀を迎えた今日、一層の国際化を推進し、本県がアジアにおける国際交流拠点となるた
めには、県民が主体となった多様な交流が活発に行われることが重要であり、また、外国人に
とっても暮らしやすく、滞在しやすいまちづくりを進めていく必要があります。
このため、(財) 福岡県国際交流センターにおいて、県民に対する内外の情報提供、広報啓発、
国際交流団体への支援、ボランティアの育成などの交流促進事業を行っています。また、国際
交流センターでは、外国人向けに外国語生活ガイドの発行やFM外国語放送による情報提供を
行うとともに、多言語による相談窓口を設置しています。留学生に対しては、奨学金の支給や
国際交流センター内に設置した留学
福岡県の留学生の出身地域(22年5月)
生サポートセンターにおいて総合的
な支援を行っています。
さらに、外国語教育の充実や地域
の国際化を支援するため、外国青年
を本県に招致し、青年たちが地域社
会にとけ込んで暮らしながら、語学
指導や国際交流事業に携わる外国青
年招致事業を実施しています。
中近東, 22,
0.2%
他アジア, 432,
4.8%
台湾, 156,
1.7%
ベトナム, 184,
2.0%
くの課題を抱えています。このため
オセアニア, 16,
北米, 61, 中南米, 42,
0.2%
0.7%
0.5%
ヨーロッパ, 146,
1.6%
韓国, 940,
10.4%
韓国
ネパール
ベトナム
台湾
他アジア
中近東
アフリカ
ネパール, 202,
2.2%
オセアニア
中国, 6793,
75.2%
北米
中南米
ヨーロッパ
近年、アジアは急速な発展を続け
る一方、環境問題、都市問題など多
アフリカ, 42,
0.5%
中国
計89カ国・地域 9,036名
資料:独立行政法人日本学生支援機構及び福岡地域留学生交流推進協議会
本県はアジアの諸地域との交流を通
- 97 -
出国日本人数
全国
(万人)
じて相互理解を深め、ともに繁栄できる
よう連携・協力関係を築きます。
● 友好提携、地域間交流
県では、友好提携を行っている中国・
江蘇省と交流団の派遣・受入を行うほか、
県立大学と南京師範大学との学術交流や
青少年の囲碁交流、環境分野の交流など
を行い、交流・協力を強化しています。
姉妹提携をしている米国・ハワイ州とは、
青少年交流等を推進するほか、連絡調整
員を配置して交流の推進や民間交流の支
援に努めています。平成 18 年2月にタイ
・バンコク都と、19 年3月にインド・デ
1800
1700
1600
1500
1400
1300
1200
1100
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
リー州と、20 年2月にベトナム・ハノイ
市と、それぞれ友好提携を締結し、経済、
全国
九州・福岡
(万人)
1,633.7
150
140
130
120
108.9
110
100
九州・沖縄
90
80
53.9
55.9
70
60
福岡
50
40
30
20
10
0
元
('89)
6
('94)
11
('99)
16
('04)
21
('09)
資料:法務省「出入国管理統計」
環境、文化、教育、観光、青少年育成な
どの幅広い分野において交流を行うこと
自治体の姉妹友好等提携
としています。
韓国南部地域 (釜山広域市、全羅南道、
自治体名
提 携 先
福 岡 県
ハワイ州(米国)
江蘇省(中国)
バンコク都(タイ)
デリー州(インド)
ハノイ市(ベトナム)
釜山広域市・全羅南道
慶尚南道・済州特別自治道(韓国)<首長交流>
北 九州 市
タコマ市(米国)
ノーフォーク市(米国)
大連市(中国)
仁川広域市(韓国)
ハイフォン市(ベトナム)
チェリャビンスク市(ロシア)
福 岡 市
オークランド市(米国)
広州市(中国)
ボルドー市(フランス)
オークランド市(ニュージーランド)
イポー市(マレーシア)
釜山広域市(韓国)
アトランタ市(米国)
大 牟田 市
大同市(中国)
マスキーガン市・郡(米国)
久 留米 市
合肥市(中国)
モデスト市(米国)
柳 川 市
大 川 市
宗 像 市
ブレーデル・ウィーデー市(オランダ)
ポルデノーネ市(イタリア)
金海市(韓国)
城山邑(韓国)
カザンラック市(ブルガリア)
太 宰府 市
糸 島 市
扶餘邑(韓国)
エスカンディッド市(米国)
上海市青浦区(中国)
広 川 町
添 田 町
川 崎 町
蘇州市滄浪区(中国)
江華郡(韓国)
プラホバ郡ブレアザ町(ルーマニア)
慶尚南道、済州特別自治道) とは、佐賀
県、長崎県、山口県とともに、日韓海峡
沿岸県市道交流知事会議の開催をはじめ、
水産交流や観光交流などの多様な交流を
進めています。
● 海外県人会との交流
本県から海外へ移住した人々が組織する海
外福岡県人会は、それぞれの国と本県との交
流の窓口・懸け橋としての役割が期待されて
います。このため、関係団体と連携・協力し
て、これら県人会との関係強化に取り組んで
います。県人会活動の後継者育成を支援する
ため、県費留学生制度を進めるとともに各県
人会の子弟を本県へ招へいします。
● アジア若者文化交流
現在、東アジアにおいて、ポップミュージ
ックやまんが・アニメ、ファッション、食文
化、ゲームなど共通の価値観や感性を育む若
- 98 -
資料:県国際交流局
者文化が広がっています。県では、多言語ウェブサイト「アジアンビート
(http://asianbeat.com)」を開設して、福岡や日本をはじめアジアの若者文化情報を発信し、
アジアの若者の相互理解促進に取り組んでいます。
また、国内外のメディア(雑誌・イベント等)とウェブサイト「アジアンビート」とを効果
的に連携させたクロスメディア展開や、アジアの国・地域でのプロモーション活動により、国
内外からの認知度を高め、アジアの若者文化交流をさらに促進します。
● アクロス福岡
福岡市天神の旧県庁舎跡地に平成7年4月にオープンした 「アクロス福岡」 は、国際、文化、
情報の交流拠点施設として、公共と民間の相乗効果を発揮しつつ、本格的な音楽ホールである
「福岡シンフォニーホール」 や 「文化情報ラウンジ」 等の多様な機能と特性を活かして、県民の
文化創造活動を支えています。 また、6か国語の同時通訳が可能な 「国際会議場」では様々な全
国規模の学術会議が開催されるなど国際交流の場を提供しています。 このほか 「福岡県パスポ
ートセンター」 や 「(財)福岡県国際交流センター」 において、国際交流の支援を行っています。
アクロス福 岡 の 施 設 と管 理 運 営 体 制
施設区分
施 設 名 称
管理運営主体
福岡シンフォニーホール
イベントホール・練習室
ア
ク
ロ
県
施
設
ス
福
岡
国際会議場・会議室
財団法人
文化情報ラウンジ
アクロス福岡
円形ホール、交流ギャラリー、セミナー室
文化観光情報ひろば、匠ギャラリー
こくさいひろば
財団法人福岡県
福岡県パスポートセンター
福 岡 県
国際交流センター
共用 ステップガーデン等
エイ・エフ・ビル
施設
管理株式会社
民間 オフィス、店舗、レストラン等
施設
(2) 地域づくり
今日、少子高齢化やグローバル化が急速に進み、社会経済情勢は大きく変化しています。また、
東京一極集中に象徴されるように地域間格差が拡大するなど、地方を取り巻く環境には厳しいも
のがあります。
一方、住民の価値観やニーズは高次かつ広範なものになってきています。
地方分権を進め、地方の創意工夫を生かしたきめ細かで質の高いサービスを提供できる地域づ
くりを進めていく必要があります。働きやすく、住みやすく、利便性の高い、生活の質(クオリ
ティー・オブ・ライフ)を重視した地域づくりを、広域的な見地から総合的に推進することで、
定住あるいは交流する人々にとって魅力ある地域を形成していくことが重要です。
● 筑後ネットワーク田園都市圏構想の推進
筑後の豊かな自然、産業、伝統、文化など個性的な地域の特性を活かし、人口の集中によ
り都市機能が集積した都市ではなく、ゆとりのある面的な広がりを持った都市機能のネット
ワーク化を図ることにより、自然に囲まれた田園都市空間の形成を目指す、21 世紀型の新
- 99 -
たな都市づくりを進めています。
この構想を実現するため、筑後地域の美しい風景を守り育てる「広域景観ルールづくり」、
定住人口の拡大につながるまちづくりを展開する「ちくご定住促進プロジェクト」、筑後地
域の総合的な情報発信を行う筑後田園ポータルサイトの制作と地域 SNS「わいわいちっご」、
平成 23 年春の九州新幹線全線開通を好機とし、筑後地域の観光戦略を展開する「筑後の観
光魅力発信プロジェクト」、筑後の地域資源を活かし、ITを駆使して多様なビジネスを展
開するちくごSOHOというワークスタイルの普及と定住化を図る「ちくごSOHO村づく
りプロジェクト」、筑後全体を学びの場として機能させる「ちくご子どもキャンパス」、食
をテーマに筑後地域をアピールする「スローフードによる地域づくり」を実施しています。
● 京築連帯アメニティ都市圏構想の推進
京築地域は、歴史や文化、豊かな自然に恵まれるとともに、北九州空港、東九州自動車道を
はじめとしたインフラ整備や自動車産業を中心とした産業集積が進んでいます。
このような地域特性、地域資源を最大限に活かし、大都市圏では成しえないゆとりある居住、
レクリエーション、交流、人材育成及び活発な生産活動を促す「アメニティ」を兼ね備えた、
個性的な都市圏としての発展を目指す「京築連帯アメニティ都市圏構想」を策定しました。
この構想を実現するため、自動車産業のさらなる集積や京築地域ブランド戦略に基づく農林
水産物加工品開発、観光ルートづくり等に取り組む「『産業の力』向上プロジェクト」、図書
館等公共施設の広域利用化等に取り組む「『教育の力』育成プロジェクト」、京築神楽と食を
紹介する「京築
神楽と食の祭典」及び京築神楽の定期公演の開催や、京築神楽の重要無形民
俗文化財指定に向けた調査等に取り組む「『文化の力』蓄積プロジェクト」、京築広域景観の
ルールづくりに取り組む「景観活用プロジェクト」、そして京築地域情報発信サイト「京築ま
るごとナビ」からの情報発信等に取り組む「情報発信プロジェクト」の5つの戦略的プロジェ
クトを推進しています。
●
遠賀・中間地域のプロジェクト
遠賀・中間地域には、響灘に面する美しい海岸線や豊かな水を湛える遠賀川など恵まれた自
然があります。また、北九州市に隣接し、様々な都市機能も利用できるという強みを持ってい
ます。
この地域が持つ様々な魅力や強みを組み合わせて、「交流促進」、「物産振興」、「魅力発
信」及び「資源循環」の4つのテーマで広域連携プロジェクトを実施し、交流人口や定住人口
の拡大を図ります。
具体的には、遠賀川や響灘で楽しめるウォータースポーツの親子体験スクールや周遊ウォー
キング大会により地域外との「交流促進」を、遠賀米麺等の販路拡大や地もの農水産物を活か
した弁当づくりにより「物産振興」を図り、シンボルイベントの開催により、地域の「魅力発
信」を行います。さらに、ダンボールコンポストを利用した生ゴミの資源化、地域内循環によ
り住民参加型の地域づくりを推進する「資源循環」に取り組みます。
●
糟屋中南部地域のプロジェクト
糟屋中南部地域は、福岡市という大都市に隣接し、アクセスしやすく、かつ、緑豊かな自然
- 100 -
や独自の歴史的資源を有する地域です。
こうした特性を活かし、プロジェクトテーマ「かすやの緑を活かした健康・交流促進」のも
と、「緑」「健康」「交流」をキーワードとして、「かすや」の個性や魅力を地域内外に広く
アピールし、交流の促進を図る取組を実施します。
実施プロジェクトとして、農業体験農園の導入により交流、健康増進を図る「交流農園プロ
ジェクト」、豊かな地域資源や見どころを紹介するウォーキングルートの普及図る「かすやを
学ぶ健康ウォーキングプロジェクト」、地域ゆかりの人・モノ・風景百選を選定、地域内外に
広く発信し、地域イメージアップ、交流人口増加を図る「かすやのお宝百選:人・モノ・風景
PRプロジェクト」を実施していきます。
●
朝倉地域のプロジェクト
朝倉地域は、北を三輪・夜須丘陵地、古処馬見山地を中心とした山々に囲まれ、南は筑後
川中流域に広がる筑後平野が占め、自然が豊かで農林業の盛んな地域です。
また、本地域は広大な森林を有しており、森林がもつ多面的機能は、地域住民のみならず
多くの人々に様々な恩恵をもたらしています。
こうした特性を活かし、「朝倉の水と緑と文化を活かしたスローライフの創造」をプロジ
ェクトテーマとして本地域の魅力を高め、内外にアピールすることで、交流人口の増加、さ
らには定住人口の増加をめざします。
実施プロジェクトとして、朝倉地域特有の歴史・文化・民俗芸能等の地域資源を活かした
新たな観光資源を開発し滞在型観光を推進する「朝倉の新たな観光資源開発プロジェクト」、
都市圏住民に対して水源地域における環境保全活動への理解と協力を求める「朝倉の自然体
験プロジェクト」、地域資源についての情報を地域一体となって内外に向けて発信する「情
報発信プロジェクト」を実施していきます。
●
嘉飯地域のプロジェクト
嘉飯地域は、福岡市や北九州市の大都市圏に近接した福岡県の中央に位置する緑豊かな地域
であり、多くの人々が訪れ、「交流する」地域として発展していく可能性を持っています。
この地域が持つ様々な可能性を活かし、多くの人々がまちに集い、「交流」することによっ
てまちや人々の心や暮らしが活気や活力で溢れる「にぎわい」のある地域として発展していく
ため、様々な「にぎわい」を創出するプロジェクトを推進しています。
具体的には、「おいしいもの発掘プロジェクト」では、嘉飯地域を「お菓子のふるさと」と
してPRするため、お菓子の展示や販売などを行うシンボルイベントや「お菓子の逸品づく
り」として、地域の「顔」となるスイーツ「KURO SELECTION」を製作しました。また、「地域
ならではの料理」として「kahan ライス」(オムライス)を開発し、交流人口の拡大を図って
います。
また、「遠賀川活用プロジェクト」では、地域のシンボルである「遠賀川」流域に花を植栽
し「遠賀川花のさと」の創出を図るとともに、交流会、景観写真コンテスト、スケッチコンク
ールを開催し、「遠賀川」の魅力のPRや地域住民の積極的な地域づくりを促進しています。
- 101 -
●
直方・鞍手地域のプロジェクト
直方・鞍手地域は福岡市や北九州市の大都市圏に近接しており、高速道路や鉄道・バス等の
交通網も整備され、多くの人を呼び込める可能性を有している地域です。
この地域が抱える諸問題を解決していく方法として、大都市圏の活力を活かした「交流人口
の拡大による地域づくり」が鍵であると考え、これを目的とした2つのプロジェクトを推進し
ていきます。
「ものづくりふれあいのさとプロジェクト」では、この地域の特徴のひとつである「ものづ
くり」をはじめとした豊かな地域資源を活用した「学び・体験プログラム」を多く整備し、大
都市圏住民とのふれあい・交流の基盤づくりを進めます。学び・体験プログラムの整備は交流
人口の拡大を進めるだけでなく、地域住民の方々にとっては自らの地域に対する誇りや、生き
がいを与えるなど、生活の質を高める効果を図るものです。
また、「遠賀川流域花のみちプロジェクト」では、地域のシンボルである遠賀川水系で花の
植栽活動等を進め、遠賀川水系の魅力の PR や地域住民の積極的な地域づくりを促進します。
● 地域活性化プロジェクトの推進
宗像・糟屋北部地域、田川地域等において、市町村と一体となって各地の自然環境や特産物
等の地域資源を活かした実効性あるプロジェクトを策定し推進することとしています。
● 個性ある地域づくりの推進
県は、それぞれの地域が自ら行う地域づくりの取組を長期的、安定的に支援していくため、
平成元年度に地域づくり基金を創設しました。 22 年度末の基金総額は約 49 億円となっています。
この地域づくり基金の運用益金を活用し、「個性ある地域づくり推進事業」 を実施しています。
この事業は、市町村が実施する地域づくりのための気運づくり、計画づくり等に資する事業
(企画事業)、地域づくりのシンボル的な事業 (シンボル事業)、先進的なソフト事業 (モデルソ
フト事業) 、広域的な取組を支援する事業 (広域モデルソフト事業)及び高齢者現役社会づくり
事業 に対し、補助金を交付するものです。 また、必要に応じてアドバイザーを派遣するなど、
市町村の地域づくりを総合的に支援しています。
● ふくおか交流お祭りひろば
憩いの場として県民に親しまれてきた天神中央公園を「市場」と「イベント」をテーマとし
た活気あふれる「ふくおか交流お祭りひろば」としてイベント開催に使用できるようにしまし
た。県内各地の食べ物、特産品の販売を通した都市と農山漁村との交流や各地の魅力をアピー
ルする観光振興の拠点、アジアの若者の情報発信による文化の交流ひろばを目指しています。
県は、市町村の地域づくりに資するイベントを開催しようとする団体が天神中央公園「ふく
おか交流お祭りひろば」でイベントを開催するために必要な支援を行っています。
● ITを活用した中山間地域活性化の推進
情報通信技術(IT)が飛躍的に発展し、グローバル化が急速に進む中、県民の豊かで便利
な生活を実現していく上で、高速大容量(ブロードバンド)の情報通信網は基礎的で不可欠な
インフラとなっています。
- 102 -
特に中山間地域では、ITは距離的な格差や情報量の格差を埋める重要なインフラであり、
地域活性化のツールとして大きな可能性を持っています。情報基盤の整備を進めることで、動
画や鮮明な画像を組み合わせた伝統文化の情報発信、特産品の販売促進など魅力ある地域資源
の活用による地域産業の活性化、SOHOやテレワークなどの新しい働き方が可能となり、中
山間地域の振興に大きな役割を果たすことが可能になります。また、情報の取得に関しても、
中山間地域の住民の生活の利便性が向上します。
福岡県では、平成 19 年度から、中山間地域を有する市町村が実施するITを活用した地域
活性化事業を支援しています。東峰村では、IT活用能力と総合的な企画力を持った地域リー
ダーの育成や、動画や画像などを組み合わせた地域の魅力の情報発信について住民主体で議論
する場の設定、新たなビジネスモデルの構築などを行いました。
また、22 年度からは、八女市において、地域住民に加えて慶應義塾大学の教員・学生も参
加して地域活性化方策についての議論を行い、地域活性化活動の中心となる人材の育成や効果
的な情報発信・情報交流を進めていきます。
● 定住自立圏構想の推進
人口減少と少子高齢化が急速に見込まれる地方圏において、中心的な都市と周辺の市町村が
連携し、医療・福祉・商業などの暮らしに必要な機能を確保して、人口の定住と地域の自立を
進める、国による「定住自立圏構想」の実現が進められています。
本県においては、久留米市、八女市及び大牟田市が同構想に基づく中心市宣言を行っています。
● 地域総合整備資金貸付制度
地域の振興、地域経済の活性化を図るため、都道府県及び政令指定都市等の出損により、地
域総合整備財団 (ふるさと財団)が設立されています。
県は、同財団と連携を図りつつ、民間事業者が行う地域振興に寄与する事業活動等を支援す
るために無利子融資を行っています。
● 過疎、辺地、離島地域の振興
過疎や辺地、離島などの地域について、生活環境など必要な整備を推進し、地域の特性に応じ
た産業の振興を図り、定住を促進します。また、豊かな自然環境や伝統文化を活用し、都市と
の交流を進め、活力と魅力ある地域社会を創出します。
● 生活交通の確保
路線バスの減便や廃止が相次ぐ中、高齢者や車を運転できない方々のために、通院や通学・
買い物などの日常生活における移動手段を確保することが必要です。
県では、平成 22 年6月に「生活交通確保対策会議」を設置し、県内の市町村と連携して、コ
ミュニティバスや路線バスの維持・確保、地域コミュニティ運送の普及促進などの生活交通対
策に取り組んでいます。
また、広域的・幹線的な路線バスに対する国及び県による助成に加え、23 年度から新たに県
独自の補助制度を創設し、路線バスやコミュニティバスの運行に対して、一定の要件のもとに
助成を行います。
- 103 -
(3) 交
通
(
三大都市圏までの所要時間
航
鉄
高
速
新
空
バ
幹
機
道 線
ス
● 広域交通体系
速交通基盤の整備が進み、また、物流拠点とし
)
本県では、高速道路、新幹線、空港などの高
福 岡
ての港湾整備が進められるなど、アジアや全国
と結ぶ広域的な交通体系が整備されています。
大 阪
しかし、これらの広域交通拠点へのアクセス
(連絡)面では、県内の地域間で格差が残され
ており、地域連携や県際交流の推進に加え、国
名古屋
東 京
1
時
間
05
分
2
時
間
22
分
1
時
間
15
分
9
時
間
40
分
3
時
間
14
分
1
時
間
30
分
11
時
間
05
分
4
時
間
50
分
14
時
間
25
分
際交流拠点としての機能を発揮していく上で、
交通ネットワークの整備・拡充が必要です。
資料:県企画交通課
注:航空機は福岡空港~各空港
(東京は羽田、名古屋は中部国際、大阪は伊丹
新幹線は博多駅~各駅
高 速 バ ス は 天 神 BC~ 各 BC
● 交流の時代をめざして
「九州はひとつ」 の実行プロジェクトとして、九州広域高速ネットワークの中核をなす南北及
び東西交通網の整備が急務です。 このため、九州縦貫自動車道、九州横断自動車道に続き、東
九州自動車道及び西九州自動車道の整備を促進します。
福岡市と鹿児島市を高速鉄道でむすぶ九州新幹線鹿児島ルートについては、平成 16 年3月
に 「博多~鹿児島中央」 間のうち 「新八代~鹿児島中央」 間が部分開業し、「博多~新八代」
間が、23 年 3 月 12 日に開業し、全線開業となりました。沿線の各県・市町村においては、全線
開業が地域に及ぼす影響を活かすべく観光や特産品などの振興に必要な取り組みを推進してい
ます。
また、九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)については、武雄温泉・諫早間(45.7km)が、
20 年 3 月に事業認可され着工されました。
空港については、福岡空港は西日本の拠点空港化を、北九州空港は貨物拠点空港化を目指し、
一層の利便性向上・機能強化のため、整備促進や航空網の充実に向けて取り組んでいます。
今後、県域の総合的な交通ネットワークの形成により、日常生活圏(広域市町村圏)の中心
都市への 30 分時間圏や福岡、北九州両市いずれかへの1時間圏の実現を目指します。
- 104 -
主要交通ネットワーク図(平成 23 年7月末現在)
主要交通ネットワーク図(平成23年7月現在)
博多港
国際航路
釜山
山 口 県
国内航路
壱岐・対馬・五島
北九州港
国際航路
釜山
北九州
R3
国内航路
東京・大阪・神戸
徳島・松山・下関
R3
福 岡
R20
R26
3
R20
1
2
R2
R 20 1
飯塚
R3
福岡空港
国際線
ソウル・釜山・済州・上海・
天津・大連・北京・青島・
広州・武漢・藩陽・台北・
香港・マニラ・バンコク・
ホーチミン・ハノイ・
シンガポール・グアム
01
北九州空港
国際線
ソウル
行橋
国内線
羽田
田川
0
R20
R1 0
2
R3 2
R38 6
貨物線
上海
朝倉
R3 8
6
久留米
R442
大 分 県
八女
R4 42
R2
R 20 9
08
R3
R208
国内線
羽田・新千歳・仙台・成田・
新潟・小松・信州まつもと・
静岡・小牧・中部・関西・
伊丹・出雲・松山・徳島・
高知・対馬・福江・天草・
宮崎・鹿児島・屋久島・
奄美大島・那覇・石垣
R 32 2
R202
苅田港
直方
三池港
国内航路
島原
凡 例
大牟田
九州縦貫・横断自動車道・東九州自動車道
主要国道
熊 本 県
山陽新幹線
九州新幹線
資料:県企画交通課
資料:県企画交通課
県空港整備課
県空港整備課
主要JR線
西日本鉄道・筑豊電鉄・地下鉄・モノレール
甘木鉄道・平成筑豊鉄道
① 道
路
● 県内の道路の現況
本県には九州縦貫道などの高速自動車国道4路線をはじめ、一般国道 26 路線、県道 449 路線
及び多くの市町村道があり、これらの道路網は互いに効果的に結ばれ、日常生活を支えるとと
もに、産業経済の発展に寄与しています。
高速道路を含む自動車1台当たりの道路面積は、平成 21 年4月1日現在、全国平均で 98.2
㎡、本県では 76.5 ㎡であり全国平均を大きく下回っています。県内では、幹線道路を中心に交
通混雑が生じており、特に福岡、北九州、久留米の各市内及び周辺部で著しいものがあります。
一般道路の改良率は、全国平均の 59.5 %に対し、本県は 65.3%と上回っています。
● 高速交通体系の確保
本県は、九州と本州とを結ぶ交通の要衝であり、国内主要都市及び九州各県との交流の拠点
として九州の一体的な発展のため、高規格幹線道路 (東九州自動車道、西九州自動車道) の整備
を進めています。
- 105 -
国
高速自動車国道
173.1Km
実 延 長
4,814.7Km
一般国道
1,158.7Km
主要地方道
1,618.7Km
一般県道
1,864.2Km
24.1%
33.6%
38.7%
3.6%
〔管理者〕
県 道 の
国土交通省
福岡県
福岡県
福岡県
464.0Km
492.9Km
1,377.8Km
1,616.1Km
9.6%
10.3%
28.6%
33.5%
西日本
高速道路
株式会社
173.1Km
3.6%
西日本高速道路
株式会社・道路公社
57.2Km
1.2%
政令市
144.6Km
3.0%
政令市
240.9Km
5.0%
政令市
248.1Km
5.2%
(平成21年4月1日現在 道路現況表)
●
整備状況
県内の道路網の中で、高速自動車国道、一般国道の改良率は 90%を超えています。
一方、県道の改良率は 74%、市町村道は 63%であり、国道に比べ低い状況にあります。
県内道路網の整備状況
区 分
西日本高速
高速自動車国道 道 路 ㈱
指 定 区 間 国土交通省
国
福 岡 県
指定区間外 北 九 州 市
道
福 岡 市
計
福 岡 県
主要地方道 北 九 州 市
県
福 岡 市
福 岡 県
一 般 県 道北 九 州 市
福 岡 市
道
小計
福 岡 県
北 九 州 市
福 岡 市
計
北九州市
福岡市
高速道路公社
その他の市町村
計
総 計
うち福岡県管理の道路計
市
町
村
道
路線数
(本)
実延長
(Km)
4
173.1 14
515.3
13
498.8
6
110.5
3
34.1
26
1,158.7
88
1,377.8
17
149.5
13
91.4
101
1,618.7
301
1,616.1
30
98.1
36
150.0
348
1,864.2
389
2,993.9
47
247.6
49
241.4
449
3,482.9
19,760
3,764.7 21,836
3,553.0 10
101.3 84,898 24,947.6 126,504 32,366.6 126,983 37,181.3 404
3,513.3
平成21年4月1日現在(道路統計年報、道路現況表)
改良率(5.5m以上) 舗装率(除簡易舗装)
整備率
全国平均
全国平均
全国平均
(%)
(%)
(%)
33.2
66.3
54.3
17.0
49.0
61.2
45.0
40.1
58.5
60.8
35.1
43.4
58.1
61.0
41.0
42.2
58.3
57.8
66.1
62.6
61.4
53.9
57.3
-
62.0 -
100.0 100.0
100.0 100.0
91.2
90.6
85.5
99.7
95.3
91.6
81.9
71.9
77.0
94.2
81.6
67.5
49.4
60.6
79.7
67.5
74.1
63.0
67.9
85.2
74.1
59.8
73.2
56.4
100.0
62.0
63.1
65.3
59.5
76.7 -
100.0 100.0
100.0
98.7
81.0
98.7
85.8
99.8
91.7
91.2
60.6
92.0
72.3
94.8
65.5
40.1
77.1
53.5
81.7
45.4
49.5
86.1
61.9
86.6
54.7
28.7
22.6
18.3
100.0
5.1
10.0
17.2
26.8
54.3 -
*路線数は重複しているた
め、また、実延長は四捨五
入のために、各項目の集計
は合計と一致しないことが
あります。
*国道指定区間の国土交通
省には公団及び公社(福岡
前原道路・二丈浜玉道路)
の管理分を含みます。
*国道指定区間外の福岡県
には公社の管理分(冷水道
路)を含みます。
*福岡県管理の道路計には
国道指定区間の公社の管理
分(福岡前原道路・二丈浜
玉道路)を含みます。
*市町村道の改良率は車道
幅員5.5m未満を含む延
長で算出しています。
*独立専用自歩道は除く。
● 広域交通ネットワークの形成
生活基盤の確保、産業経済の振興を図るため、高規格幹線道路と一体的に機能する一般国道
及び主要な県道などの道路網の整備を進めています。
● 都市内の混雑解消
都市部の交通混雑を緩和し、都市環境の改善を図るため、環状道路や都市高速道路、立体交
差などの整備を進めています。
- 106 -
● 国際競争力強化や地域振興に資する道路づくり
アジアの拠点として国際競争に勝ち抜くため、空港、港湾や生産拠点等を連携する道路整備
や、工業団地、住宅団地などの地域振興プロジェクトを支援する道路整備を進めています。
● 安全で快適な道づくり
近年の社会的ニーズを背景にして、道路景観の向上や歩行者専用道路、自転車専用道路など
親しみとうるおいのある道づくりを進めています。
また、道路資産を有効に活用するため、共同溝や電線地中化等の道路空間の有効活用、維持
管理の強化など安全で円滑な道路交通の確保を図っています。
整備率(H21.4.1) 平成23年3月発行 全国道路利用者会議「道路統計年報」、「道路現況表」
国 道
県 道
100.0
100.0
国土交通省
福岡県(政令市除き)
北九州市
福 岡 市
計
全 国
80.0
66.3
40.0
62.6
54.3
60.0
49.0
33.2
61.0
60.0
58.3
41.0
57.3
42.2
40.0
17.0
20.0
20.0
0.0
0.0
整備率(%)
80.0
= (改良済み延長(W=5.5m以上)-混雑度1.0以上の延長)/実延長 *100
改良率(H21.4.1) 平成23年3月発行 全国道路利用者会議「道路統計年報」、「道路現況表」
県 道
国 道
100.0
国土交通省
福岡県(政令市除き)
北九州市
福 岡 市
計
全 国
改良率(%)
100.0
91.2 90.6
99.7 95.3
91.6
100.0
80.0
80.0
60.0
60.0
40.0
40.0
20.0
20.0
0.0
0.0
= 改良済み延長(W=5.5m以上)/実延長 *100
- 107 -
85.2
74.1
74.1
63.0
67.9
主 要 事 業 の 概 要
主 要 事 業 の 概 要
区
分
種 別
事 業 箇 所
事 業 主 体
高規格幹線道路
西日本高速道路㈱ 東九州自動車道
国土交通省
西九州自動車道
一般国道 3号
210号
322号
黒崎バイパス、博多バイパス、筑紫野バイパス
鳥栖久留米道路
豊前拡幅
飯塚庄内田川バイパス、香春拡幅、行橋インター関連
福岡外環状道路、赤坂橋架替
有明海沿岸道路(大牟田高田道路、高田大和バイパス、
大川バイパス、大川佐賀道路)、浦島橋架替
浮羽バイパス
八丁峠道路
一般国道 322号
385号
442号
443号
496号
500号
香春大任バイパス、千手バイパス、甘木太刀洗バイパス
三橋大川バイパス、五ヶ山ダム付替道路、那珂川拡幅
日向神改良、八女筑後バイパス
三橋瀬高バイパス、山川バイパス
伊良原ダム付替道路
第二西落合拡幅、小石原川ダム付替道路
10号
201号
202号
208号
国土交通省
一 般
国 道
道
路
事
業
県
県 道
都市高速道路
県
福岡北九州
高速道路公社
主要地方道 9号 室木下有木若宮線(宮若市)
12号 前原富士線(糸島市)
30号 飯塚福間線(飯塚市、宮若市、福津市)
32号 犀川豊前線(豊前市)
35号 筑紫野古賀線(太宰府市、宇美町、須恵町、粕屋町、
新宮町、古賀市)
52号 八女香春線(八女市、うきは市)
53号 久留米筑紫野線(久留米市、大刀洗町)
55号 宮田遠賀線(遠賀町)
60号 飯塚大野城線(大野城市)
73号 直方水巻線(直方市)
77号 筑紫野三輪線(筑紫野市、筑前町)
84号 三潴上陽線(広川町)
88号 久留米小郡線(小郡市)
福岡高速道路、北九州高速道路
資料:県道路建設課 (平成23年4月1日現在)
② 鉄
道
県内の鉄道網(軌道含む)は、8社、26 路線、総延長約 807.0 ㎞に及んでいます。このうちJR
九州線は、県内外各地域を結ぶ広域ネットワークを形成しており、基幹的公共交通機関となって
います。
昭和 62 年4月の発足以来、JR九州は大幅な運行本数の増加、新駅の設置、新型車両の導入、
九州新幹線の開業等による輸送力強化を進めているほか、西日本鉄道も新型車両の導入、施設改
良等による輸送力強化を進めています。
また、都市内の大量公共輸送機関としては、福岡市営地下鉄や北九州モノレールが運行されて
おり、福岡市営地下鉄は平成 17 年2月に3号線が開通し、北九州モノレールは 10 年4月にJR
小倉駅まで延伸しました。 2年4月に開業した博多駅南線 (JR西日本) は新幹線回送列車を営
業化したもので、福岡市南部、春日市、那珂川町を都心と直結する路線として通勤通学客を中心
に利用客が増加しています。
一方、西鉄は、利用者の減少等から、19 年4月1日をもって旧宮地岳線の一部(西鉄新宮~
- 108 -
津屋崎間)を廃止し、路線の名称も貝塚線と改めました。廃止区間については、バス代替路線が
設けられています。
特定地方交通線から転換した第三セクター鉄道として、甘木鉄道 (昭和 61 年4月開業) 及び平
成筑豊鉄道 (平成元年 10 月開業) が運行されていますが、国鉄時代より大幅に増便し、新駅を設
置するなど利便性向上に向けた経営努力を行うことにより、生活路線として定着し、沿線の開発
にも寄与しています。
なお、JR線では、福岡都市圏の交通体系の整備促進を図るために実施した筑肥線下山門~筑
前前原間の複線化が 12 年1月に開業しました。また、北九州・福岡両都市圏と筑豊地域を結ぶ基
幹鉄道である篠栗線・筑豊本線の吉塚~黒崎間 (愛称:福北ゆたか線) も 13 年 10 月に電化開業
しました。
鉄道は、定時性を持つ大量公共交通機関として、また、環境問題等からも再評価されており、
今後も県内広域交通ネットワークの形成のための鉄道整備を促進していく必要があります。
県 内 鉄 道 軌 道 路 線 指 標
県 内 鉄 道 軌 道 路 線 指 標
(H23.4.1 現在)
区分
事業者
路線名
山陽本線
鹿児島本線
日豊本線
筑肥線
篠栗線
筑豊本線
九州旅客鉄道(株)
香椎線
日田彦山線
後藤寺線
久大本線
九州新幹線
計
山陽新幹線
鉄 西日本旅客鉄道(株) 博多南線
計
天神大牟田線
太宰府線
道 西日本鉄道(株)
甘木線
貝塚線
計
筑豊電気鉄道(株)
1号線
2号線
福岡市(交通局)
3号線
計
甘木鉄道(株)
甘木線
伊田線
糸田線
平成筑豊鉄道(株)
田川線
計
小計
軌道 北九州高速鉄道(株)
8社
合 計
資料:県企画交通課
営業キロ
6.3
*1
136.9
*1
49.8
*1
32.0
25.1
66.1
25.4
*1
61.3
13.3
*1
35.2
*2
53.4
504.8
*2
71.7
8.5
80.2
西鉄福岡(天神)~大牟田
74.8
西鉄二日市~太宰府
2.4
宮の陣~甘木
17.9
貝塚~西鉄新宮
11.0
4路線
106.1
黒崎駅前~筑豊直方
16.0
姪浜~福岡空港
13.1
中洲川端~貝塚
4.7
天神南~橋本
12.0
3路線
29.8
基山~甘木
*1
12.1
直方~田川伊田
16.1
金田~田川後藤寺
6.8
田川伊田~行橋
26.3
3路線
49.2
798.2
小倉~企救丘
8.8
26路線
807.0
営業区間
下関~門司
門司港~鹿児島
小倉~鹿児島
姪浜~伊万里
吉塚~桂川
若松~原田
西戸崎~宇美
城野~夜明
新飯塚~田川後藤寺
久留米~大分
博多~鹿児島中央
11路線
新大阪~博多
博多~博多南
2路線
電化率 複線化率
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
39.7%
100.0%
0.0%
52.2%
59.6%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
100.0%
100.0%
67.0%
59.1%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
78.5%
100.0%
0.0%
100.0%
0.0%
100.0%
0.0%
100.0%
55.3%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
0.0%
0.0%
0.0%
100.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
32.7%
71.4%
62.6%
100.0%
100.0%
71.7%
63.0%
*1 は県内区間の営業キロ
*2 は県内区間の路線キロ
●
九州新幹線(鹿児島ルート)
「九州新幹線鹿児島ルート」 は、九州の一体的浮揚・発展を実現するための大動脈として、
また、本県の県南地域の発展に不可欠な高速輸送基盤であり、「博多~鹿児島中央」 間を 「独
立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構」 が建設主体となって整備し開業しました。
平成3年度に 「新八代~西鹿児島 (現:鹿児島中央)」 間が、9年度に 「船小屋~新八代」間
が、13 年度に 「博多~船小屋」 間がそれぞれ事業着手されました。 「新八代~鹿児島中央」 間
- 109 -
については、16 年3月に部分開業し、観光・ビジネスなどの利用はもとより、通勤・通学な
どの日常の新幹線利用が定着し、好調な利用状況が続いています。「博多~新八代」間につい
ては、23 年 3 月 12 日に開業し全線開業となり、山陽新幹線との直通運転が開始しました。
[九州新幹線鹿児島ルート概要]
・総延長
257km
博多~新八代
130km
新八代~鹿児島中央
127km
・最速の所要時間
博多~熊本間
33 分
博多~鹿児島中央間
1時間 19 分
新大阪~鹿児島中央間
3時間 45 分
・利用状況
(開業後3ヶ月の前年同期との在来線特急比較)
博多~熊本間
35%増
(「有明」・「リレーつばめ」との比)
熊本~鹿児島中央間
62%増
(「リレーつばめ」・「つばめ」との比)
③ 空
港
● 空港機能の充実
近年の国際化の進展や経済社会のボーダレス化、地域間交流の拡大により、航空輸送の果た
す役割は年々高まりをみせています。今後ますます激化が予想される地域間競争や多様化する
航空需要に対応するため、中枢機能が集積する「福岡都市圏」では、わが国の主要地域拠点空
港である福岡空港の機能拡充が図られるとともに、産業技術が集積する「北九州都市圏」では、
24 時間利用可能な北九州空港の貨物拠点化を進めています。
● 福岡空港の整備促進
福岡空港の路線網は、平成 23 年7月末現在で、国内線 25 路線、1日 318 便(発着回数)、
国際線は 19 路線でアジア・太平洋地域を中心として8か国・地域、19 都市、週 336 便(発着
回数)と豊富なネットワークを有し、わが国上位の航空輸送実績を誇り、九州・西日本地域の
拠点空港として、本地域と国内外広域の交流と連携を支え発展を続けています。
これまで国際線旅客(貨物)ターミナルビルの供用開始(11 年5月)や南側計器着陸装置
(ILS)の整備(16 年1月)により、空港の機能が大幅に強化されています。
21 年5月から福岡空港の過密化対策として、滑走路増設に向けた取組みが具体的に開始さ
れました。また、誘導路や駐機場などの新設、改良により空港の運用面での効率化も図られて
います。
- 110 -
定期航空路線
平成23年7月末現在
国際線
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
国内線
路線
ソウル
釜山
済州
上海
上海~武漢
大連~天津
大連~北京
青島~北京
広州
瀋陽
台北
台北~香港
香港
マニラ
バンコク
ハノイ
ホーチミン
シンガポール
グアム
便数
84
56
6
28
14
8
14
8
6
4
28
14
10
10
14
4
4
10
14
合計
単位:千人
18,192
20,000
336
路線
羽田
新千歳
仙台
成田
新潟
小松
信州まつもと
静岡
小牧
中部
関西
伊丹
出雲
松山
徳島
高知
対馬
福江
天草
宮崎
鹿児島
屋久島
奄美大島
那覇
石垣
合計
318
旅客数
貨物取扱量
国際線
国内線
17,890
17,291
15,901
17,500
2,211
2,260
15,981
15,630
H22年
192,061
52,700
H21年
189,566
44,999
国内線
国際線
244,761
16,345
234,565
2,142
15,000
12,500
便数
102
6
8
10
2
4
2
6
10
24
4
24
4
12
4
6
8
8
6
18
6
2
2
38
2
1,991
2,407
13,910
13,938
H20年
207,367
50,073
257,440
H19年
206,540
56,986
263,526
H18年
202,409
59,508
261,917
15,149
単位:㌧
5 0,0
10,000
H18年
H20年
H21年
H22年
着陸回数
単位:回
75,000
H19年
68,816
67,694
67,680
68,675
8,214
7,849
国際線
国内線
7,832
59,251
59,848
60,438
※
※
※
※
H19年
H20年
300 ,0
00
00
H21年
輸出額
輸入額
8,256
2,929
H22年
0
3,0 0
0
12,026
4,510
5 ,00
13,189
5,197
7,556
1 ,00
H18年
2 50,0
00
9,555
7,992
H19年
H18年
45,000
40,000
200 ,0
7,516
55,000
63,242
00
3,486
5,327
H20年
60,967
1 50,0
8,237
60,000
50,000
00
6,069
H22年
H21年
8,443
100 ,0
貿易額
71,456
70,000
65,000
00
12,946
5,390
0
7,00
0
9,00
0
11,0 0
0
13 ,00
旅客数、貨物取扱量、着陸回数H18~H21国土交通省資料「空港管理状況調書」による確定値
旅客数、貨物取扱量H22大阪航空局による速報値
着陸回数H22福岡空港事務所による速報値
福岡空港税関支署資料「福岡空港貿易概況」による確定値
- 111 -
0
単位:億円
● 福岡空港の過密化対策
平成 14 年 12 月、国の交通政策審議会航空分科会答申を受け、将来的に需給逼迫が予想され
る福岡空港の対策について、15 年度から 20 年度にかけて、国と県、福岡市が連携し、積極的
に情報を提供し、幅広く意見を収集するパブリック・インボルブメント(PI)の手法を導入
した総合的な調査を実施しました。
県では、この調査結果や様々な意見を踏まえ、滑走路増設の早期着手及び新空港の調査研究
の継続についての意見を、国へ提出しました。
21 年5月から国と県、福岡市が設置した福岡空港構想・施設計画検討協議会において、滑
走路増設について施設の配置計画など具体的な検討を開始し、22 年7月滑走路増設案を取り
まとめ、PIを実施しました。構想・施設計画段階終了後は、環境アセスメント等諸手続きを
経て、設計・工事に着手される予定です。また、23 年度は需要予測の精査と滑走路増設の前
提となる平行誘導路の二重化の着工に向けた調査が実施されます。県は滑走路増設の早期着手
・完成に向け、工期短縮、コスト縮減を図りながら、積極的に取り組んでいきます。
▼滑走路増設案の概要
▼今後の進め方(参考)
総合的な調査(H15~20 年度)
構想・施設計画段階 (H21年度~)
環境アセスメント等諸手続き
設計・工事
● 北九州空港
北九州空港は、北九州圏域 200 万人の航空利便性の確保と地域活性化のため、国管理空港と
して国土交通省により平成6年度から周防灘海上に建設されてきたもので、18 年3月 16 日に
開港しました。
北 九 州 空 港 施 設 規 模
施 設 名
施設規模
滑 走 路 長さ 2,500m×幅 60m
長さ 2,516m×幅 30m
誘 導 路
(平行誘導路)
7スポット(計画では8スポット。
駐機場
漸次増設)
全体面積 管理面積 約160ha
23 年7月末現在、国内線は東京便が
1日 17 往復、国際線はソウル便が週3
往復、国際貨物定期路線として上海便が
週3往復しています。
北九州空港は 24 時間利用可能な海上
空港である特色を最大限に活用し、貨物
資料:県空港整備課
拠点空港として成長させていくために、
22 年度から航空貨物輸送への助成制度を活用し誘致活動を進めた結果、22 年 10 月に九州唯一
の国際貨物定期路線北九州-上海線が就航しました。
- 112 -
引き続き、航空貨物の集荷促進に取り組むとともに、現在の 2,500mの滑走路を国際的な貨
物専用便の離着陸に必要な 3,000mへと延伸させることを目指します。加えて、空港島未利用
地を活用し、航空機産業の拠点として発展させることも目標としています。
今後も、空港の利用促進を図り、より利便性の高い空港にするための更なる路線誘致等の取
組みを通して、北九州圏域の地域活性化に貢献していきます。
北九州空港(当初計画)
④ 港
湾
● みなとの位置と取扱貨物量
古くから大陸交易の基地として栄えてきた本県は、三方をそれぞれ特徴のある玄界灘、響灘、
周防灘及び有明海に囲まれています。 国際拠点港湾の北九州港、博多港をはじめ、重要港湾の
苅田港、三池港など大小9つの港湾があり、経済、文化、交通、産業の発展を促しています。
なお、海上出入貨物量は、平成 21 年に経済不況の影響で減少しましたが、22 年は回復傾向に
あります。
● 整備が進む各地のみなと
県は北九州港、博多港を除く7つの港を管理しています。 主な港湾事業として、苅田港は、
本航路の浚渫、新松山地区埋立に関わる整備等を行います。三池港は、航路の浚渫、公共岸壁
及びふ頭用地、臨港道路等の整備を行います。
港湾海岸事業として、高潮、波浪等による被害から海岸を防護し国土保全に資するため、苅
田港と三池港の港湾区域内の海岸を整備します。
主要港湾取扱貨物量
計
凡例
◎:国際拠点港湾
○:重要港湾
●:地方港湾
□:避 難 港
北九州港
98,844
30,534
博多港
29,670
16,587
苅田港
29,284
7,061
三池港
2,005
945
資料:県港湾課
資料:県港湾課
外貿
- 113 -
内貿
石
68,310 鉄
鋼
石
13,083 完
ゴ
セ
22,223 自
完
石
1,060 化
石
(平成22年)(千トン)
主要品目
炭
9,746
鉱
石
7,767
材
6,390
油 製 品
3,920
成 自 動 車
3,128
ム 製 品
2,167
メ
ン
ト
8,045
動 車 部 品
6,637
成 自 動 車
4,930
炭
641
学 薬 品
310
油 製 品
360
(4) 美しいまちづくり
● 都市計画マスタープランの策定
少子高齢化など都市をめぐる社会経済情勢が大きく変化する中、さまざまな地域特性に応じ
た計画的な土地の整備、開発及び保全を行う必要があります。
県では、平成 12 年の都市計画法改正をうけ、16 年に県内 55 すべての都市計画区域において
「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(都市計画区域マスタープラン)」を策定しました。
都市計画区域マスタープランの作成に当たっては、15 年に県は広域的な視点から都市計画の
基本的な考え方を示した「福岡県都市計画基本方針」を策定し、その中で「暮らしやすく活力
のある環境共生の都市づくり」を目標として定めました。
また、20 年には、街なかにさまざまな都市機能を集約し、にぎわいの場として再生するため
に策定した「大規模集客施設の立地ビジョン」の立地誘導方針を、都市計画区域マスタープラ
ンに位置づけ、街なかの再生を促進しています。
更に前述の目標を実現するため、環境負荷が少なく、多様な世代が快適で魅力ある都市生活
を身近なまちなかで送ることのできる「コンパクトな都市づくり」を都市整備の基本的な考え
方として、社会経済情勢の変化を踏まえ、定期的に都市計画区域マスタープランを見直し、ま
ちづくりを行います。
● 快適なまちづくり
県では、都市における無秩序な開発を抑制し、道路・公園・医療・教育・文化などの施設を
計画的に配置し、総合的な都市整備を進めることで、人が住みやすく、安全で利便性の高い、
機能的で快適なまちづくりに取り組んでいます。 また、土地区画整理事業や市街地再開発事業
などによって、健全で合理的な土地利用と都市機能の更新を図り、中心市街地の再生を進める
とともに、限られた県土の有効利用を促進しています。
● 個性豊かな美しいまちづくりの推進
快適性やゆとりと潤いのある公共空間に対する需要の高まりを受け、平成 17 年に景観法が施
行されました。一方、地域においては、住民活動の活発化を背景に、行政と住民が一体となっ
た個性と魅力あるまちづくりが求められています。
景観法を活用した取組では、筑後ネットワーク田園都市圏構想、京築連帯アメニティ都市
圏構想のリーディングプロジェクトの一つとして、市町村の境界を越えた一体的な景観の保
全・形成を目的とし、景観法に基づく広域景観ルールづくりを行っています。筑後地域では、
矢部川流域景観計画を 21 年3月に、筑後川流域景観計画を 22 年 10 月に策定、また、京築
地域でも、京築広域景観計画を 23 年度中に策定予定です。
公共施設等の整備によって住民に永く愛される景観形成を図るため、歩道の整備や植樹な
どを行う景観整備事業を県内各地で実施しています。
また、「福岡県美しいまちづくり条例」に基づき、美しいまちづくりに関する絵画や建築物
の表彰事業、住民によるまちづくり活動を支援する「まちづくり専門家」の派遣事業を行って
います。
さらに、景観大会を開催し、シンポジウムやまちづくり団体間の交流会や上記施策の表彰
式、作品展示等を行い、住民の景観に対する意識の向上を図っています。
- 114 -
● 中心市街地の活性化
近年の自動車に依存した暮らしの普及や大規模集客施設の幹線道路沿線及び郊外部への進出、
居住人口の減少、経営者の高齢化、空き店舗の増加などにより、中心市街地の衰退が深刻とな
っています。
県では、平成 17 年2月に「福岡県中心市街地再生検討委員会」を設置し、18 年4月に、街な
か再生の基本的な考えを、「都市機能が拡散する都市づくり」から「都市機能を集積する都市
づくり」に変えることが必要であるとの提言を受けました。この提言を踏まえ、県では「街な
か居住の推進」、「街なか集客力の向上」、「大規模集客施設の適正立地」の3つを基本の柱
と考え、19 年1月に「福岡県街なか活性化推進協議会」を設置し、居住環境整備や都市機能の
適切な集約、商店街の活性化など中心市街地の活性化を推進していくための様々な支援を行っ
ています。
● 都市公園
都市公園は、道路や広場等と一体となって都市の骨格を形成しています。 その役割は、良好
な景観を備えた地域環境を創出し、また、自然とのふれあいを通じて、心身ともに豊かな人間
形成に寄与することです。
また、災害時の避難場所になるとともに、大気の浄化や騒音の緩和等多くの機能を有する都
市の根幹的施設です。
本県の都市公園は、市や町が設置しているものを含めると 5,592 か所、その面積は 4,402ha
(平成 21 年度末現在) です。
● これからの都市公園の整備
本県では、筑後広域公園の整備
を行っており、平成 17 年7月に
一部開園し、今後も重点的に整備
を進めます。
都市公園面積の推移/人口1人あたり面積
ha
6,000
8.64
8.15
5,000
7.34
また、緑とオープンスペース
確保のため都市公園の整備を進め、
“人と緑の共生”の視点にたって、
4,000
6.11
2,000
8.78
4,235
4,335
4,004
4,115 4,187
4,295
3,814
4,036
9.22
10
9
4,403 8
3,334
5.14
3,000
総合的に都市緑化を推進します。
8.45 8.50
8.87 8.99 9.09
㎡
2,680
3.97
2,198
3.19
1,620
7
6
5
4
3
1,229
2
1,000
1
0
0
50 55 60 2
7 12 14 15 16 17 18 19 20 21
('75) ('80) ('85) ('90) ('95) ('00) ('02) ('03) ('04) ('05) ('06) ('07) ('08) ('09)
資料:県公園街路課
注:人口1人当たり面積は、都市計画区域人口1人当たりの面積
- 115 -
県 営 都 市 公 園
(H23.7末現在)
公園名
種 別
面 積
開園年月
計 画
計画・整備中の施設
東
公
園 総合公園 明治 9.10
西
公
園 風致公園
〃 14.4
15.5
17.0
展望公園、さくら園、つつじ園、集会所、児童広場
-
園 総合公園
昭和 4.3
36.4
39.8
ボート池、児童広場、日本式庭園、茶会館、能楽堂
-
大
濠
公
中央公園(北九州)
〃
7.0 ha
主 要 な 整 備 済 施 設
開 設
7.0 ha 瀧・流・壁泉・梅林
-
〃 27 37.5
37.5
野球場、交通公園、児童コーナー
-
筑
豊
緑
地 広域公園
〃 31.10
156.5
51.0
野球場、屋内プール、テニスコート、球技場、屋外プール
-
春
日
公
園 総合公園
〃 56.5
30.0
30.0
野球場、球技場、芝生広場
-
名 島 運 動 公 園 近隣公園
〃 57.7
5.2
5.2
野球場、テニスコート、児童広場、自由広場
-
天 神 中央 公園
〃
筑 後 広 域 公 園 広域公園
平成 元.3
3.1
3.1
平成 17.7
196.0
38.1
園路広場、芝生広場、修景施設、旧福岡県公会堂貴賓館、橋梁
-
多目的運動場、テニスコート、多目的広場、体育館
園路、広場
資料:県公園街路課
国 営 公 園
公園名
海の中道海浜公園
イ号国営
公
面 積
開園年月
種 別
園
昭和56.10
主 要 な 整 備 済 施 設
計 画
開 設
539.4ha
約264.7ha
計画・整備中の施設
大芝生広場、動物の森、サイクリングコース、野鳥の森
環境共生の森
サンシャインプール、野外劇場、青少年海の家、子供の広場
資料:県公園街路課
● 連続立体交差事業の推進
本県では、平成 16 年2月に認可を受けて、西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交
差事業を推進しています。
この事業は、鉄道を高架化し、踏切の除却や県道那珂川大野城線の改良等により、都市交通
の円滑化を図ります。また、市による下大利駅東土地区画整理事業等のまちづくりと一体とな
って、住みよい環境の整備や都市の発展などに大きく寄与するものです。
(5) 住
宅
● 福岡県の住宅事情
県の住宅総数は、平成 20 年住宅・土地統計調査によると 237 万戸に達し、1世帯当たり住宅
数は 1.16 戸と世帯数を上回っています。戸数面での充足は進んでいますが、持家比率は、53.6
%と低く、全国第 44 位となっています。
住宅の規模については、一
戸当たりの平均床面積がやや
延びているものの、全国平均
94.1 ㎡に対し、86.7 ㎡と低
い水準となっています。
また、世帯と住宅との対応
関係を示す居住水準について
みると、全世帯が確保すべき
目標である最低居住水準に満
たない世帯の率は全体で 6.5
%となっていますが、借家世
帯でみると 14.5%が最低居
住面積水準未満となっていま
普通世帯数及び住宅数の推移と1住宅当たりの指標の推移
区分
普通世帯数(世帯)
住宅数(戸)
1住宅当たり居住室数
1住宅当たり居住室畳数
1住宅当たり延べ面積
持家率(%)
空家率(%)
主世帯数(世帯)
最低居住
割合(%)
水準未満
※1
(借家のみ)
平成15年
平成20年
1,950,600
2,194,500
4.45
30.21
86.61
54.29
11.05
73,500
3.8
64,600
7.6
〔都市居住型〕
誘導居住
水準未満 主世帯数(世帯)
割合(%)
※2
2,046,100
2,374,800
4.36
30.06
86.74
53.61
13.67
132,300
6.5
127,500
14.5
〔都市居住型〕
440,900
48.9
〔一般型〕
577,800
57.4
〔一般型〕
417,200
40.3
308,700
30.0
全国(平成20年)
49,973,100
57,586,000
4.67
32.70
94.13
61.12
13.14
3,313,500
6.7
3,093,900
17.4
〔都市居住型〕
12,394,700
59.9
〔一般型〕
8,864,300
30.7
資料:総務省統計局「住宅・土地統計調査」
最低居住水準:世帯人員4人で50㎡ (その他居住室、性能設備等に関する基準がある)*面積はすべて住戸専用面積
誘導居住水準:世帯人員4人で一般型123㎡ 都市型91㎡ (その他居住室、性能設備等に関する基準がある)
(平成20年調査から※1、※2は以下の基準に変更)
※1最低居住面積水準(H20):①単身者25㎡ ②2人以上の世帯 10㎡×世帯人数+10㎡
※2誘導居住面積水準(H20):一般型①単身者55㎡ ②2人以上の世帯25㎡×世帯人数+25㎡
都市居住型①単身者40㎡ ②2人以上の世帯 20㎡×世帯人数+15㎡
す。
- 116 -
● 「福岡県住生活基本計画」
今後の本格的な少子高齢社会到来などの社会構造の変化に加え、地方分権の流れによる補助
制度の交付金化(平成 17 年度「地域住宅交付金」の創設、22 年度からは「社会資本整備総合交
付金」へ移行、23 年度からは都道府県分の一部が「地域自主戦略交付金」へ移行)、住宅建設
を主眼とする住宅建設計画法の廃止及び「住生活基本法」の公布・施行など、住宅政策の制度
的枠組みも大きな転換期を迎えています。
今後ますます多様化する県民のライフスタイルや居住ニーズへ的確に対応するため、将来に
向けた福岡県の住宅政策の基本的方向を示す新たな住宅マスタープランとして、19 年 3 月に
「福岡県住生活基本計画」を策定しました。
この計画は、27 年度までの 10 年間を計画期間とし、目指すべき住生活の将来像、目標の達成
状況を測定するための指標、取り組むべき施策等を定めたものです。この計画に基づき、行政
のみならず、県民、住宅関連事業者等をはじめとする様々な関係者の連携・協働により、目指
すべき住生活の将来像の実現に向けた施策を推進しています。
なお、22 年度末に全国計画が見直されたことを受け、「福岡県住生活基本計画」の見直し作
業を進めているところです。
- 117 -
(6) 新ふくおかIT戦略の推進
福岡県では、平成 14 年に策定した「ふくおかIT戦略」に基づき、ふくおかギガビットハイ
ウェイの構築や、高度IT人材アカデミーの設立、電子自治体の推進などの先進的IT施策を実
施し、大きな成果を上げました。
さらに、戦略策定以降の技術進歩や社会情勢の変化に対応するため、有識者で構成する新I
T戦略会議での議論を踏まえ、20 年3月、本県が今後推進すべきIT施策の方向性を示す「新
ふくおかIT戦略」を策定しました。
新IT戦略では、豊かで世界に開かれた福岡県の実現に向けて、特に、次の3つの取組を重
点的に推進していくこととしています。また、前戦略から引き続き推進すべき取組も継続して
いきます。
新ふくおか IT 戦略の重点的な取組
新たな価値の共創
先駆的ワンストップ
サービスの推進
○ふくおかITイノベート
構想推進
○提案型ワンストップ
サービスの提供
最先端のユビキタスネ
ットワークを活用した世
界最新のサービスが、
絶 え 間な く 創 造 さ れ る
活力のある地域づくり
・総合窓口サービス
・医療情報、福祉情報等
の地域共有による利用
者本位サービス
○ITを活用した中山間
地域活性化の推進
住民主導の地域活性化
を主眼とした、住民コミュ
ニティ活動の拡大や、地
域のリーダ養成、地域か
らの情報発信
次世代ユビキタス
ネッワークの整備促進
○次世代ユビキタスネ
ットワークの整備推
進
無線ネットワークを中心
とする世界最先端のIT
インフラ整備の推進
○福岡県地域情報基
盤の構築
○「ふくおかWiFiプロジ
ェクト」の推進
先駆的ワンストップサー
ビスを実現するための
情報流通基盤の構築
地 域WiFi空 間や ユビ キ
タス端末を利用した地
域活性化、国際観光都
市福岡の推進
● 新たな価値の共創
○
ふくおかITイノベート構想の推進
IT関連の産業・研究が集積し、コミュニティ活動も盛んである本県の強みを活かし、
ユビキタスネットワーク環境における新しい発想の情報サービスを創出する仕組として、
「ふくおかITイノベート構想」を推進します。
○
ITを活用した中山間地域活性化
県内のブロードバンド環境は概ね整い、時間や距離の制約を超えたITの利活用による
地域活性化が進んでいます。
中山間地域の住民自らが、地元の産業や観光等の魅力をインターネットを活用して積極
的に情報発信することにより、特産品の付加価値向上や交流人口増加に結びつけるといっ
た取組の展開を図ります。
- 118 -
● 先駆的ワンストップサービスの推進
○
提案型ワンストップサービスの提供
現在、多数の自治体において構築が進められている情報システムには、従来の紙を中心
とした手続に基づいたシステムや、住民の利便性を考慮しないシステムとなっている事例
も見受けられます。
住民サービス向上のためには、利用者に、自分が受けることができる行政サービスの全
てが提示され、国、県、市町村と民間企業が連携し、相互に関連する手続きをインターネ
ットなどから一括で完了できるワンストップサービスを推進することが必要です。
そこで、このような総合的な提案型のサービスを行う次世代ワンストップサービスの実
現に向け、実証実験等を通して情報システムの構築を推進します。
○
福岡県地域情報基盤の構築
これまでの自治体システムは業務ごとに独立して作られており、他のシステムとの連携
が非常に難しく、システムの開発・運用等において、多大な初期開発費や保守、運用経費
の節減、業務や部門毎に開発されている個別システムの重複開発投資の回避など、各自治
体が共通の課題を抱えています。
このような共通課題を克服するために、本県では、システム構築の際の調達、設計、開
発、運用及び保守等の共通ルールと標準プログラムで構築される「電子自治体共通化技術
標準」を開発し、他の都道府県や市町村等に無償で提供するとともに、各自治体が共同で
アプリケーション(財務会計や庶務等の個別業務システム)を開発・利活用することを積
極的に推進しています。
また、これらを推進する組織として、他自治体とともに平成 16 年 11 月に「電子自治体
アプリケーション・シェア推進協議会」を設立しました。
今後も、「福岡電子自治体共通化技術標準」の機能を拡充し、国の「地域情報プラット
フォーム」と連携した先駆的なワンストップサービスを実現するため安全・安心な情報流通
基盤を構築するとともに、県内はもとより全国の自治体に普及することで、自治体間での
情報システムの連携をめざします。
○
外部サービス利用型次世代電子行政標準モデルの構築
自治体は、電子化に必要な人材不足に加え、危機的な財政状況に陥っており、自主的な電
子化の推進が困難となっています。こうした問題を解決するため、業務システムを自治体自
ら保有せず、外部サービスとして容易に利用できるようにすることで、小規模な自治体でも
全国同レベルの電子行政サービスが提供できる次世代電子自治体の実現を推進します。
※外部サービス利用型(クラウドコンピューティングサービス)
システムを利用する団体自らサーバ機器等を所有して情報システムを構築・運用する形態ではなく、
ネットワークを介して事業者が提供する情報処理サービスを利用する形態であり、導入に要する期間、
要員、コストに大きなメリットがある。
- 119 -
● 次世代ユビキタスネットワークの整備促進
○
次世代ユビキタスネットワークの整備推進
インターネットに接続できる端末は、パソコンや携帯情報端末だけでなく、テレビ、ゲ
ーム端末、家電といった身の周りにある電化製品にまで及んでいます。
これらが相互に接続されたとき、あらゆる端末からあらゆるメディアに接続できるよう
になり、情報通信ネットワークを「いつでも」「どこでも」利用できるユビキタス社会が
実現されます。これにより、人々の生活はどうなるのか、その際のネットワークはどうあ
るべきか、実証実験等を通じて次世代のネットワーク像を描き、情報システムの整備を推
進します。
○
「ふくおか WiFi プロジェクト」の推進
県内のすべての地域で固定回線等によるブロードバンドが普及した現在、無線通信機器
(WiFi 、WiMAX など)によるブロードバンドのユビキタスネットワーク環境を構築すれば、
新たな生活様式が提案され、地域の活性化に結びつくことが考えられます。
そこで、利用者の現在位置に応じた地域の店舗・イベント情報の提供や、公共交通機関
への誘導案内など、無線ネットワーク環境下における新たな情報サービスの実証により、
今後の情報サービスのあり方や住民の行動様式の変化を検証する「ふくおか WiFi プロジェ
クト」を推進し、県内ユビキタスネットワーク環境の整備を促進します。
(注)WiFi(ワイファイ):Wireless Fidelity。無線 LAN の標準規格である「IEEE 802.11a/IEEE802.11b」
の消費者への認知を深めるため、無線 LAN 業界の大手企業が参加している業界団体の WECA が名づけ
たブランド名。
● 継続している取組
○
条件不利地域のデジタルディバイド解消
本県では、平成 18 年度から「福岡県ブロードバンド整備促進連絡会議」や「福岡県中山
間地域情報化推進連絡会議」等により、事業者と自治体の連携体制を構築し、デジタルデ
ィバイド(注)解消の取組を進めてきました。これにより、県内のすべての地域でブロードバ
ンドや携帯電話を利用できるようになりました。
今後は、市町村がニーズのある住民に対し、適切な情報提供を行えるよう支援します。
(注)デジタルディバイド:パソコンやインターネットなどの情報技術(IT)を使える者と使えない者の
間に生じる待遇や貧富、機会の格差。個人間の格差のほかに地域間等の格差も含む。
- 120 -
4
(1)
教
育 ・ 文
化
教育力向上福岡県民運動
福岡県では、「心豊かで、学習活動や芸術・文化・スポーツ等の体験活動に取り組む意欲と創
造性にあふれた子どもを育てる『福岡の教育ビジョン』を策定する」ことを目的に、教育力向上
福岡県民会議を設置し、同県民会議から平成 20 年1月に「福岡の教育ビジョン」第1次提言、
同年8月に第2次提言が知事に提言されました。
第1次提言では「福岡がめざす子ども」として「志をもって意欲的に学び、自律心と思いやり
の心をもつ、たくましい子ども」が設定され、実体験を重視した教育の推進など、6つのアクシ
ョンプランが、また、第2次提言では、広く県民運動として展開するための具体的な方策が提案
されました。
この提言を踏まえ、20 年 10 月に教育力向上福岡県民運動推進会議を設置し、「福岡の教育ビ
ジョン」の実現をめざして、子どもにかかわる県民一人一人の教育力を高めるとともに、学校、
家庭、地域が主体的にそれぞれの教育力を高めながら、「福岡がめざす子ども」を育成する教育
力向上福岡県民運動を推進しています。
県内各地域での取組の充実を図るために、取組の成果を検証・評価し、改善を行うとともに、
運動の気運がさらに高まるよう、教育力向上福岡県民フォーラムの開催や、教育力向上福岡県民
運動推進派遣講座、ホームページ(http://www.fukuoka-kenminundou.jp)等により、広報・啓
発を行います。
(2) 青少年育成
● たくましいアンビシャスな青少年の育成
社会の一員としての自覚を持ち、自律性と社会性を身に付け、将来に向かってたくましく生
きていく心身ともに健全な青少年を育むことは、県民と社会に課せられた責務です。
このため、知事部局、県教育委員会及び県警察本部の三者からなる 「福岡県青少年健全育成
対策推進本部」 において、平成 20 年3月に策定した 「第3次福岡県青少年健全育成総合計画
(福岡県青少年プラン)」 に基づき、青少年の健全育成施策を総合的、効果的に推進しています。
青少年を取り巻く地域の安全性の確保や有害環境の浄化に向けて、市町村及び福岡県青少年
育成県民会議などの関係団体とも力を合わせながら、青少年の健全育成に努めています。
青少年を取り巻く環境や社会の変化を踏まえ、今私たちが失いつつある家庭や地域の教育力
の向上を図り、全ての青少年が新しい時代をたくましく生きていけるような社会づくりに取り
組むことが喫緊の課題であります。このため、13 年度から「豊かな心、幅広い視野、それぞれの
志を持つ (アンビシャスな) たくましい青少年の育成」 を目指して、家庭・地域・学校・企業
等が連携した 「青少年アンビシャス運動」を県民運動として展開しています。 18 年 11 月にスタ
ートした第2期運動では、「アンビシャスな青少年になるための7(ななつ)の提案」に沿っ
た活動に取り組んでいる団体等に運動への参加を広く呼びかけています。県においても 「アン
ビシャス広場づくり事業」、「青少年アンビシャスの翼事業」、「アンビシャス幼児読書推進事業」、
「サマーキャンプ事業」等の事業を実施しています。
- 121 -
運動開始から 10 年を経過したことを受け、本年 11 月を目途に新たな運動方針を策定し、運
動の新しい展開を図ることとしています。
● 国際的に開かれた感覚を持つ青少年の育成
国際感覚を備えた次代を担う青少年を育成していくため、県内青年をアジア諸国へ派遣し、
躍動するアジアの現状を体感させることで、国際的な視野を備えた青年リーダーを育成する
「福岡県青年の翼事業」を実施しています。また、高校・大学等が実施する海外体験プログラ
ムを支援することで将来、長期の海外留学や海外勤務など世界を意識した活動につながるきっ
かけをつくる「世界に打って出る若者育成事業」や、囲碁を通じた青少年育成事業として福岡
県江蘇省青少年囲碁交流大会等を実施しています。
また、アジア太平洋の国及び地域の子どもたちと相互交流を図る 「アジア太平洋こども会議
・イン福岡」 事業を支援しています。
平成 16 年度から、日本の次世代のリーダーを育成することを目的として、7月から8月にか
けて全国の高校生を対象に 「日本の次世代リーダー養成塾」 を開催しています。また、21 年度か
らは外国の大学に留学する青少年に奨学金の交付を行っています。
● 子どもたちの体験活動の推進
県立青少年教育施設において、宿泊を伴う生活体験や自然体験を通して 「生きる力」 をはぐ
くむ事業、異年齢集団(5歳児と小学校4・5年生を対象)による小1プロブレム解消のため
の事業、障害のある子どもを対象とした体験活動支援事業、不登校傾向にある子どもを対象に
した体験活動事業等、様々な体験活動プログラムを提供しています。また、集団登下校を行う
グループの小学生を対象に、下校から登校までの学校外における生活の場を1週間程度提供し、
日常的な生活技術を習得させる「通学合宿推進事業」や、地域における子どもの体験活動等の
充実を図るために、指導員を配置する市町村を支援する「地域活動指導員設置事業」を実施し
ています。
● 青少年のための研修施設の機能充実
豊かな自然環境の中で、野外活動や集団宿泊訓練を通して、規律、協同、友愛、奉仕の精神
を養い、心身とも健全な青少年の育成に資する集団宿泊施設として、3つの県立青少年教育施
設の他、県内4カ所に県立ふれあいの家(北九州、北筑後、南筑後、京築) を設置し、その機
能の充実と利用促進に努めています。 また、福岡県青少年科学館では、特別展の充実や科学教育
の普及、振興にも努めており、平成 23 年度には常設展示場の一部リニューアルを行っています。
●
子どもの望ましい生活習慣の定着を図る家庭教育支援
子どもの健やかな成長のために平成 22 年度から5、6、7歳児の子どもを持つ家庭を対
象に、早寝(「9時までに寝よう」)と食事時間におけるノーテレビ(「食事の時はテレビ
を消そう」)の取組を通して、幼児期から望ましい生活リズムの定着を図る「規則正しい生
活習慣づくり推進事業」を実施しています。
- 122 -
●
子どもの読書活動の推進
子どもの活字離れが指摘される中、読書離れが進む小学生の時期に読書習慣の確実な定着
を図るため、小学生読書リーダーを養成し、各小学校で読書リーダーが中心となって様々な
読書活動に取り組むことにより、子どもの主体的な読書活動を推進する「小学生読書リーダ
ー活動推進事業」を平成 23 年度から実施しています。
● 青少年の非行防止対策
青少年の非行防止のため、少年補導センターと連携して、青少年に関する相談活動、補導活
動などを促進するとともに、平成 21 年度からは、警察、学校と連携して「新ストップ非行県民
運動」を展開しています。その一環として、保護者や地域住民を対象とした「青少年問題地域
講座」を実施するなど、家庭、学校、行政や地域ボランティア団体の連携による地域ぐるみの
対策を講じています。
また、青少年の健全な育成を阻害する有害環境を浄化するため、有害な図書類、がん具類、
広告物については福岡県青少年健全育成条例に基づき、書店、コンビニエンスストア、ビデオ
店等に立入調査を実施し、違反者に対しては同条例を遵守するよう指導しています。
(3)
学校教育
●
学校数及び児童・生徒・学生数
県内における学校数及び児童・生徒・学生数は次のとおりとなっています。
学校数及び児童・生徒・学生数
学校種別
設置者別
計
国
幼 稚 園
公
私
計
国
小 学 校
公
私
計
国
中 学 校 公 小計
県
立 市町組合
私
計
公 小計
全日制 県
高
立 市町組合
私
等
計
定時制
県
学
市町
計
通信制
県
校
私
計
専攻科
県
私
計
中等教育学校
県
私
計
特別支援学校
県
市立
計
国立
大 学
公立
私立
計
短期大学
国立
私立
高等専門学校
国立
学校数
499 (1)
1
64
434 (1)
766 (9)
3
756 (9)
7
376 (3)
3
346 (3)
2
344 (3)
27
163
104
94
10
59
21 (3)
21
0 (3)
5
1
4
11
2
9
1
1
0
40 (2)
21 (2)
19
34
3
4
27
21
0
21
3
21年度
児童・生徒・学生数
64,160
92
4,094
59,974
283,523
1,479
279,651
2,393
144,361
1,096
135,843
703
135,140
7,422
129,149
77,932
70,514
7,418
51,217
3,757
3,547
210
4,598
1,740
2,858
778
79
699
636
636
0
4,689
2,220
2,469
122,250
28,382
9,294
84,574
8,754
0
8,754
3,436
資料:文部科学省「学校基本調査」
- 123 -
学校数
497 (1)
1
63
433 (1)
763 (8)
3
752 (8)
8
372 (3)
3
342 (3)
2
340 (3)
27
161
102
92
10
59
21 (2)
21
0 (2)
5
1
4
11
2
9
2
1
1
39 (1)
20 (1)
19
39
3
4
32
20
0
20
3
22年度
児童・生徒・学生数
64,076
92
3,987
59,997
281,109
1,468
277,096
2,545
143,245
1,088
134,926
697
134,229
7,231
129,360
77,995
70,587
7,408
51,365
3,777
3,590
187
4,608
1,744
2,864
793
76
717
655
645
10
4,856
2,299
2,557
111,753
18,990
8,645
84,118
13,154
0
13,154
3,188
● 幼稚園、小学校及び中学校
○ 学力の育成
確かな学力の育成については、学習指導要領の改訂等を含めて、県民の高い関心事となっ
ています。本県では、確かな学力の育成を図るため、平成 16 年度から児童生徒の学力の実
態を把握することを目的に、岩手県、宮城県、和歌山県とともに「統一学力テスト」を実
施してきました。18 年度の結果からは、基礎的な知識・理解は定着してきているものの、
思考力や表現力を問う問題や論述問題の正答率の低さ、児童生徒の学習習慣が身に付いて
いないこと等の課題が明らかになりました。
このため、19年度からは、国が行う全国学力・学習状況調査と併せて、対象となる県内の小学
校6年生、中学校3年生の全児童生徒が参加できる「福岡県学力実態調査」を実施しています。
また、19年度の全国学力・学習状況調査の結果を踏まえて、20年2月に県の学力向上方策を示
した「福岡県学力向上新戦略」を策定し、取組相互の関連を重視した総合的な学力向上の取組を
20年度から推進しています。具体的には、この戦略に基づき、「ふくおか学力アップ推進事業」
を実施し、市町村・学校の学力向上の取組に積極的にかかわる学力向上支援チームの教育事務所
への設置、市町村・学校が学力分析を容易にできる分析ツールの教育センターへの整備など、学
力向上に向けた指導体制の整備や取組への支援など様々な施策を進めているところです。
さらに、県内小中学生の算数・数学の学力向上の取組を強化するとともに科学技術に対す
る関心や能力を高め、創造性豊かな人材を育成する「ふくおか理数教育推進事業」を実施し
ています。また、児童生徒の主体的な科学へのかかわりを支援するため、「福岡県小・中学
生科学研究作品展」を実施するとともに、小学校理科の観察・実験を支援する「小学校理科
支援員等配置事業」を 19 年度から実施し、理科学習指導の充実を図っているところです
(22 年度からは、特別講師の派遣が廃止され「小学校理科支援員配置事業」と改称)。
○
豊かな心の育成
家庭や地域の教育力の低下が指摘される中、青少年の問題行動の増加や規範意識、社会
性の欠如などを背景として、豊かな心を育成することが重要な課題となっています。
このため、学校における道徳教育の充実はもちろん、地域や家庭と連携して規範意識や
道徳性を育むことが重要であり、県では、家庭教育啓発のリーフレットを配布するととも
に、規範意識の育成等に関する調査研究、重点課題指定等の事業を推進しています。さら
に、平成 21 年度から、専門家等の外部講師を派遣し、児童生徒に社会規範を遵守する判断
力や行動力を育てる「児童生徒の規範教育推進事業」を実施しています。
また、学校における道徳教育については、改訂された「心のノート」の活用を推進する
とともに、道徳教育推進の核となる教員を育成する「道徳教育地域指導者研修」を引き続
き実施しています。
○
信頼される学校づくり
信頼される学校づくりのためには、学校の取組が保護者や地域に理解されるとともに、
確かな学力の育成や心の教育の成果が明確に示されることが重要です。このため、学校教
育法等の改正により自己評価、学校関係者評価の実施とその結果の公表、設置者への報告
等に関する規定が新たに設けられたことを受け、学校評価の客観性を高め、これに基づく
- 124 -
教育活動の見直し、改善策等を明確にするための保護者、地域住民等による学校関係者評
価の促進を図っています。
また、学校運営全般については、学校評議員制度の効果的運用や、保護者や地域の声を
学校運営に直接反映させる学校運営協議会制度の普及・啓発にも努めています。
生徒指導上の問題については、教育相談体制の整備や学校と地域との連携の在り方等が
重要な課題となっています。
相談事業に関しては、「子どもホットライン 24」により 24 時間体制での対応を行ってい
ます。また、平成 17 年度からスクールカウンセラーを県内すべての中学校に配置し、心の
問題に対応しています。併せて 20 年度から、社会福祉分野の専門知識を有するスクールソ
ーシャルワーカーを配置しています。22 年度から県内6市町において、家庭や友人関係な
ど児童生徒の置かれている環境へ働きかけ改善を図る事業を実施しています。
○
いじめ・不登校対策
いじめ問題については、平成 19 年2月に策定した「福岡県いじめ問題総合対策」に基づ
き、早期発見・早期対応や家庭・地域と連携した取組など、きめ細かな取組を推進しています。
不登校については、不登校の児童生徒と最も信頼関係が深い教師を中心に、チームで支
援する本県独自のマンツーマン方式での対応や、小学校で作成した児童の欠席状況調査
(個票)を中学校に引き継ぐこと等により中1ギャップ対応の取組を推進するとともに、
「不登校児童支援事業」を実施しています。また、問題行動等への積極的な対応を行うた
め、「ふくおか児童生徒健全育成サポート制度」の有効な活用を図るなど、学校と警察の
緊密な連携を推進しています。23 年度から、新規事業として「不登校中学生復帰支援事
業」を立ち上げ、宿泊体験等を実施し、適応指導教室等に通う中学生の学校復帰を支援す
る取組を始めました。
○
小・中学校統合支援事業
小学校や中学校の統合により児童生徒の教育環境の整備を図ろうとする市町村に対し、
スクールバスの購入や統合前の児童生徒の交流行事等に要する経費に対する助成及び教員
の増員を行う「小・中学校統合支援事業」を平成 23 年度から実施しています。
● 高校教育
○ 高等学校の多様化・活性化
社会の変化や生徒の学習ニーズの多様化に対応するため、県立高校では、特色ある学科・
コースを地域的なバランスを図りながら配置するなど、高等学校の多様化・活性化を図って
います。
- 125 -
県立高校の特色ある学科・コースの設置状況
理数科
英語科
芸術科
文理科
体育コース
英語コース
理数コース
総合コース
6校
4校
1校
1校
2校
2校
2校
3校
国際文化コース
福祉教養コース
芸術コース
各1校
環境科学コース
総合文科コース
人間文科コース
観光・情報コース
自然環境コース
(平成 23 年度募集)
数理コミュニケーションコース
スポーツ健康コース
武道・日本文化コース
各1校
スポーツ科学コース
情報総合コース
スポーツ文化コース
ヒューマンライフコース
平成5年度から、県主導の方策のほかに、県立高校全校において一人一人の生徒や学校・
地域の特性を活かした自主的・創造的な教育活動や生徒の志の育成・学ぶ意欲の向上を図る
取組を通して、特色ある学校づくりを推進し、高等学校教育のより一層の充実を図る「レイ
ンボーアンビシャスプロジェクト事業」等を実施してきました。23 年度からは、これまでの優
れた成果を継承しつつ、国際的に活躍できる人材の育成など、喫緊の課題に対応した取組を
行う「未来を切り拓く人材育成事業」を実施しています。また、このような特色ある教育活
動の状況を中学生や保護者等に紹介するとともに、高等学校教育に対する理解を促進し、中
学生の進路決定の一助とすることを目的に、中学生を対象とした進路相談事業や高等学校体
験入学等を実施しています。
○ 入試
入学者選抜の改善については、平成7年3月に福岡県県立学校教育振興計画審議会 (県教
審) から出された 「県立高等学校入学者選抜の改善等について」 の答申を受け、その具体化
へ向けた取組を進めています。 その一つとして、11 年度の入試から専門学科及び普通科にお
ける特色あるコースにおいて、学力検査における 「検査教科の選択制」、「特定教科の加重配
点」及び調査書における 「特定教科の加重評価」 を導入しました。 さらに、21 年度入試から理
数科、普通科理数コース及び数理コミュニケーションコースにおいて、現行の学力検査問題
では測りがたい受検生の適性・能力を判定することを目的として、従来の学力検査問題に加
え、県教委が別途作成する「追加問題」を、数学において実施することができることとしま
した。
今後も入学志願者の能力・適性等をより適切に判定するため、選抜方法の工夫・改善に努
めていくこととしています。
○
定時制・通信制教育
定時制・通信制教育については、平成9年に定時制・通信制の単位制高校を、15 年に定
時制の単位制高校を開校し、勤労青少年の学習機会を確保する場から、不登校や中途退学
経験のある生徒等、多様なニーズに対応する場へと変化しています。そこで、生徒の進路
実現につながり、興味・関心を持って取り組める教育活動を実施するとともに生徒の実態
に応じた指導ができるよう教員の指導力向上に努めています。
○ 職業教育
職業教育については、産業経済の変化に対応した基礎的な知識、技術・技能の習得に加え、
- 126 -
産学官の連携による地元企業での実習やオリジナルブランド商品開発、空き店舗を活用した
経営など体験的な学習を行うことにより、実践力や課題解決能力の育成を図るとともに、職
業観・勤労観等を身に付けさせ、豊かな人間性を育成するよう努めています。
また、生徒の進路希望や地域の産業動向などに適切に対応した教育内容の改善、学科等の
再編成を進めています。
○
国際化への対応
国際化の進展に対応するため、外国大学進学の支援及び高校生の海外留学支援や海外修学
旅行の実施、また帰国子女や留学生の積極的な受入れ、外国語指導助手を活用した外国語教
育の改善充実などの方策を進めています。
○ 県立高校教育改革
生徒数の減少や社会の変化に対応した県立高校教育改革について、平成 11 年 12 月に策定
した 「県立高等学校再編整備基本計画」 及び 12 年 12 月に策定した 「第一次実施計画」 に基
づき、柔らかで多元的な教育システムへの転換を目指した教育内容・方法の改善、新しいタイ
プの学校の設置を含む学校・学科等の再編成などの施策を推進し、19 年4月までに、新高校
等 16 校(高校 13 校、中学校2校、中等教育学校1校)が開校しました。
また、「第一次実施計画」の成果や課題及び最新の中学校卒業者数の動向等を踏まえ、
17 年3月に策定した「第二次実施計画」に基づき、19 年4月に北九州地域の工業高校3校
において学科等の再編成を実施するとともに、20 年4月には新高校1校が開校しました。
● 特別支援教育
特別支援学校、特別支援学級や通級指導教室で指導を受ける児童生徒等の数は増加傾向が
続いています。また、障害の重度・重複化や多様化が進む中で、知的な遅れのない発達障害を
含む障害のある幼児児童生徒への対応も求められています。このような状況を踏まえ、障害の
ある幼児児童生徒の教育については、一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導及び必要
な支援を行う特別支援教育を推進することとなりました。
平成 17 年 12 月に出された「特別支援教育を推進するための制度の在り方について(中央教
育審議会答申)」等の提言に基づき、18 年6月に学校教育法の一部改正が行われ、19 年4月か
ら障害のある児童生徒等の教育の充実を図るため、「特別支援学校」制度のもと、従来、障害
種毎に設置されていた盲・聾・養護学校を複数の障害種を教育の対象とすることのできる特別
支援学校に転換するとともに、小・中・高等学校等に在籍する教育上特別の支援を必要とする
児童生徒等に対して、適切な教育(特別支援教育)を行うことが明確に位置付けられました。
本県においては、福岡県県立学校教育振興計画審議会答申「福岡県における今後の特別支
援教育の在り方について」(18 年9月 15 日)を踏まえ、県立特別支援学校整備の基本的考え
方や方向性を示すため、19 年3月に策定された「今後の特別支援学校整備に係る基本的な方
針」に基づき、20 年1月に県立特別支援学校の具体的な整備の方策を示した「県立特別支援
学校の整備に関する計画」を公表し、22 年4月に複数の障害に対応した特別支援学校を3校
開校したところです。今後も整備計画に基づき、順次整備を進めます。
なお、特別支援学校においては 19 年度から「特別支援学校就職促進事業」を開始し、教員
- 127 -
の職場開拓技術の研修会や、生徒、保護者を対象とした就職学習会を行い、就職率の向上を図
ってきました。22 年度からは、「特別支援学校職業教育支援事業」を開始し、企業・事業所
等の外部講師を招へいし、職業教育を改善充実するとともに、生徒の就職に対する意欲の向上
を図り、就労を促進する取組を進めています。同じく「特別支援学校医療的ケア体制整備事
業」では、今年度は 11 校に対して看護職員を配置し、日常的に医療的ケアを必要とする児童
生徒が安全に教育活動を行える体制づくりに努めています。
また、小・中・高等学校における障害のある児童生徒への対応については、これまで特別支
援教育コーディネーター養成研修の実施や校内委員会の設置など特別支援教育推進のための体
制整備を図り、各学校でそれらが十分に機能するよう取り組んでいるところです。また、高等
学校では、気になる生徒の実態を把握し、一人一人のニーズに応じた支援を行うための「サポ
ートヒントシート」を作成・配布し、活用を進めています。23 年度からは、私立も含め保育
所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び中等教育学校において、発達障害を含む障害のあ
る幼児児童生徒が、一貫した継続性のある支援を受けることができるようにするため、「発達
障害児等教育継続支援事業」を開始し、専門家による巡回相談の実施のほか、5歳児のいるす
べての家庭への理解・啓発リーフレットの配布、学校間接続時に支援内容等を確実に引き継ぐ
ための「就学サポートノート」や「移行支援シート」の活用などを行っています。
● 教員研修
本県では、教員の資質・力量の向上を図るため、すべての教員が教師生活の全体にわたり、
経験年数や職務に応じて効果的かつ計画的な研修 (基本研修、専門研修、課題研修、特別研修)
が受けられるようにその推進に努めています。
なお、平成 14 年3月に福岡県県立学校教育振興計画審議会から出された答申 「高校教育改革
の実現に向けた教員の資質能力の向上について」 を踏まえ、関係機関との連携を図りながら、
教員研修体系や研修内容等の一層の改善・充実に努めています。
● 三公立大学法人における教育等の充実
本県は、平成 18 年4月をもって、福岡女子大学、九州歯科大学、福岡県立大学の3つの県立
大学を公立大学法人(地方独立行政法人)に移行しました。三公立大学法人は自らの経営責任
の下で、自主的・自律的な大学運営を行い、特色ある教育活動や社会の発展に役立つ研究・地
域貢献活動を積極的に展開し、より魅力ある大学となるための取組を促進していきます。
福岡女子大学は、20 年 11 月に本県が作成した「福岡女子大学改革基本計画」に基づき、23
年4月に新学部「国際文理学部」を開設し、国際的に活躍する女性リーダーを育てる大学へと
生まれ変わりました。
九州歯科大学は、18 年 12 月には本館・講堂が完成したほか、22 年4月に口腔保健学科を新
たに開設する等、教育研究環境の一層の充実を図っています。
福岡県立大学は、19 年3月に看護学部で初の卒業生を社会に送り出すとともに、同年4月に
大学院修士課程を設置しました。 人間社会学部は、社会福祉士などの国家試験合格率で全国ト
ップクラスの実績を有するなど、優れた教育研究を実践しています。福祉系総合大学として両学
部が連携した保健、医療、福祉分野の教育研究の充実に取り組んでいます。
- 128 -
● 私学振興
私立学校は、それぞれ独自の建学の精神に基づいて特色ある校風のもと、資金の調達等自ら
の責任において学校運営を行うことを原則としています。
高等学校で約 40%、幼稚園で約 93%の幼児・生徒の収容実績を有するなど、私立学校は本県
の学校教育において大きな役割を担っていることから、保護者の教育費負担の軽減を図るとと
もに、教育条件の維持向上、学校経営の健全性の確保等私学振興を図る必要があります。
このため、幼稚園から小・中・高等学校、専修・各種学校に至る私立学校に対し、経常費助
成を中心とする各種補助、施設整備貸付金等の助成事業を行っています。
少子化の進行に伴う生徒減少により、私学経営は厳しい状況にあり、学校の経営基盤の強化
とともに、時代の要請や県民のニーズにより一層応えることができる特色ある教育内容の提供
が大きな課題となっています。
このような課題に対応するため、各私立学校では「私立学校振興大綱(平成 16 年7月私学三
団体策定)」に基づき、学校改革に取り組んでいるところです。
それぞれの建学の精神に基づき特色ある教育を提供する私立学校の存在により、本県の教育
の多様さが確保され、教育の活性化につながります。
県は、私立学校への県民の信頼をより一層高めようとする、私立学校の教育改革及び教育環
境改善について、情報の提供や助言を行うなどの支援を行っています。
(4) 生涯学習と社会教育
● 生涯学習の推進
少子高齢化や科学技術の高度化、ライフスタイルの多様化など、社会的背景を踏まえ、豊か
で活力ある社会を築いていくためには、県民一人一人が生涯にわたって自己の知識や技能を伸
ばし、学んだ成果を職業やボランティア活動などの社会参画に活かしていくことが求められて
います。
本県では、平成 14 年4月に生涯学習推進本部において策定した「第二次福岡県生涯学習推進
構想」、さらに、第4期福岡県生涯学習審議会から 22 年3月に提言を受けた「県民一人一人が
豊かさを実感できる社会の形成を目指し、高齢者の生きがいとなる学習機会の充実を図るとと
もに、県民が職業能力の開発等の生涯学習に自発的に取り組める環境づくりを進める。」とい
う生涯学習の振興方針に基づき、関係機関等との連携・協力を図りながら、生涯学習の振興に
向けた施策の一層の充実・推進に努めています。
また、県民の生涯学習を支援するため、職業能力の開発などにつながる学習情報等をインタ
ーネットで一元的に提供する「ふくおか生涯学習ひろば」の運営や、高齢者等の学習機会の充
実と社会参加活動の促進を図る「ふくおか高齢者はつらつ活動拠点事業」を実施しています。
8年 11 月に本県で開催した第8回全国生涯学習フェスティバル まなびピア福岡’96」の成
果を引き継ぐため、翌9年から 11 月を「生涯学習月間」と定めました。県民の生涯学習への意
欲を高めるため、期間中に県内各地で開催される様々な関連事業の情報提供を行っています。
- 129 -
● 社会教育情報の提供
本県では、社会教育振興の中心施設である県立社会教育総合センターにおいて、平成 20 年4
月、ホームページ「ふくおか社会教育ネットワーク」(http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/)を
再構築し、各県立施設の事業に関する情報をはじめ、講師・指導者、施設、視聴覚教材、イベ
ント、国や県のデータ等に関する情報を提供しています。
また、同センターでは、指導者の養成・研修や調査研究を行うとともに、子どもの生活習慣
の形成やしつけなど家庭教育全般にわたる相談に対応するため、専門相談員を配置して、家庭
教育相談「親・おや電話」を開設(月~土曜 9:00~17:00、17:00~9:00 は留守番電話と
ファクシミリで対応)するとともに、メール相談も実施しています。
県立図書館においては、7年度から市町村立図書館等との図書館情報ネットワークの稼動、
14 年度には子ども図書館の開館、19 年度には青少年と暮らしの交流室の開設、22 年度には遠隔
地貸出・返却サービスの実施など、その機能の充実を図っています。
家庭教育電話相談件数の推移 (単位;件) 年度
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
相談者内訳
合 計
母 親
父 親
その他
1,241 1,777 1,744 1,525 1,525 1,511 1,316 1,233 1,228 1,014
827 1,327 1,357 1,210 1,218 1,076 1,024
50
63
82
66
73
49
52
364 387 305 249 220 191 157
990
61
177
870
49
95
650
41
76
735
595
36
104
資料:県立社会教育総合センター
(5) 地域文化と芸術文化
● 県民の多様な文化活動の促進
文化芸術を取り巻く社会経済情勢の変化等を踏まえ、平成 16 年度に本県で開催した「第 19
回国民文化祭・ふくおか 2004」(愛称:とびうめ国文祭)の成果を活かしながら、文化芸術の
一層の振興を図る施策を展開するため、17 年3月に「福岡県文化振興プラン」を策定しました。
このプランに沿って、豊かな県民生活と活力ある地域社会づくりを目指し、本県の文化芸術の
振興のための施策を展開しています。
また、「福岡県文化賞」 を創設し、個性的・創造的な文化活動により、多大な功績をあげられ
た方々を表彰することを通じて、県民の文化に対する理解を深めるとともに、地域の文化団体
が行う文化事業を支援するなど、地域文化を育む環境づくりを進めています。
● 文化交流機会の充実
今日、人々は多様で個性的な文化をより高い水準で、広範に、かつ身近に求める傾向が高ま
ってきています。 地域の文化資産、文化事業、生涯学習など文化・余暇情報に関するネットワ
ークづくりや文明に関する学術交流などの異文化の相互理解の促進が必要となっています。
このため、文化情報の提供及び交流の促進を図り、県民文化の向上と地域社会の活性化に寄
与することを目的として、アクロス福岡において、多彩な事業を行っています。
また、日本の代表的な伝統文化である能や狂言の基礎的な知識を学ぶ機会を提供するため、
大濠公園能楽堂において「能楽入門講座」 を開催しています。
- 130 -
平成 18 年9月 14 日には、九州・沖縄・山口各県と経済団体からなる「九州・沖縄文化力推
進会議」を設立し、九州・山口で継承・蓄積された魅力あふれる文化の活性化や域外への発信
を図っています。
● 芸術文化の振興
本県は古来、大陸文化と日本文化との融合点として、重要な役割を果たしてきました。 こう
した地域の文化的特質を基盤とし、県内各地では多様な芸術文化活動が展開され、新たな文化
創造意欲の高まりを見せています。
このような中、優れた芸術に接する機会を確保するため、学校での文化庁との共催事業など
を実施しています。
文化庁との共催事業(平成22年度)
事業の種類
公演内容
子どものための優れた舞台芸術
体験事業(巡回公演事業)
子どものための優れた舞台芸術
体験事業(派遣事業)
学校数
オーケストラ、演劇、ミュージカル等
23
声楽、ピアノ、邦楽、演劇
15
資料:県教育委員会
広く県民に優れた芸術文化の鑑賞の機会と日ごろの文化活動の成果を発表する場を提供する
ことにより、本県の芸術文化の新たな創造と発展に資するため、県内各地において、「ふくお
か県民文化祭」を開催しています。 とびうめ国文祭の成果を継承・発展させるため、なお一層
の充実を図ります。
また、優れた文化事業を広域的に行う各種芸術文化団体に対して、助成を行っています。
県立美術館は、美術情報センターとして美術図書やビデオソフトの充実を図るとともに、ハ
イビジョン機器を設置し、美術作品を鮮明な映像で鑑賞できるようにしています。 また、収蔵
美術品のインターネットでの公開や、移動美術館展の開催、県民から作品を公募する福岡県美
術展覧会(県展)の開催、魅力ある展覧会の企画などにより、県民に親しまれ、県民の創作意
欲にこたえる美術館を目指しています。現在、外部有識者による将来構想検討委員会の報告を
踏まえ、新しい県立美術館の整備に必要な検討を進めています。
第66回福岡県美術展覧会 出品数・入選数 (平成22年度)
公 募
部 門
書
出品数
出品人数
入選数
入選人数
日 本 画
118
110
70
70
洋 画
639
491
216
216
彫 刻
50
48
26
26
工 芸
270
231
125
125
漢 字
858
786
346
346
133
か な
330
314 .5
133
て ん 刻
129
94 .5
49
49
調 和 体
135
126
54
54
1,452
1,321
582
582
写 真
小 計
974
708
300
300
グラフィックデザイン
206
195
79
79
3,709
3,104
1,398
1,398
合 計
資料:県教育委員会
注 :入選数には入賞数も含む。書部門における異種2点出品者は、1種につき0.5人でカウント。
- 131 -
(6) 文化遺産と文化交流
文化財は、我が国の長い歴史の中で生まれ、守り伝えられてきたもので、歴史上、芸術上、学
術上又は鑑賞上価値の高い、かけがえのない貴重な国民的財産として後世に伝えられなければな
らないものです。
本県では、建造物、彫刻のような有形の文化財のほかに、芸能や工芸技術のような無形の文化
財、古墳などの史跡、樹木などの天然記念物や埋蔵文化財といった多種多様な文化財の適切な保
存に取り組んでいます。 また、どのように保存・活用し、いかに次世代に伝えるか、地域の人々
とともに目標や理念を考え、一体となって保存活動に取り組んでいます。
九州歴史資料館については、本県の文化財保護の拠点施設として位置付け、他の県立施設や市
町村が設置する博物館、資料館等と連携を強化し、県民への文化財保護思想の普及に努めている
ところです。
九州歴史資料館は、機能を拡充し、設置場所を太宰府市から小郡市に移して平成 22 年 11 月
21 日に開館しました。
17 年 10 月に開館した九州国立博物館及びアジア文化交流センターは、文化財の収集、展示、
調査研究等を行うとともに、多様な企画を通して海外や関係団体との連携を深め、過去、現在、
未来にわたるアジアとの文化交流拠点の形成を目指しています。
指定文化財種目別件数一覧
項 目
建 造 物
絵 画
有
彫 刻
形
工 芸 品
文
書跡・典籍
化
古 文 書
財
歴 史 資 料
考 古 資 料
小 計
無形文化財
民俗 有形民俗文化財
文化 無形民俗文化財
財
小 計
史 跡
記 名 勝
念 天然記念物
物 小 計
合 計
国 指 定 文 化 財
国 宝 重要文化財
計
38
38
16
16
49
49
6
39
45
1
14
15
1
7
8
6
14
(平成23年7月31日現在)
県 指 定 市町村指定
合 計
文 化 財 文 化 財
51
118
207
21
49
86
60
140
249
52
66
163
1
32
48
22
49
79
4
28
32
99
186
324
310
668
1,188
7
9
18
83
157
241
69
116
193
152
273
434
71
212
366
4
9
18
120
148
295
195
369
679
664
1,319
2,319
33
196
2
1
8
9
78
5
25
108
315
39
210
2
1
8
9
83
5
27
115
336
伝統的建造物群
4
4
4
登録有形文化財
66
66
66
登録有形民俗文化財
1
1
1
登録記念物
1
1
1
記録作成(無形民俗)
13
13
5
2
7
21
1
14
資料:県教育委員会
注(1)国宝・・・・・・・特別史跡、特別天然記念物を含む。
(2)重要文化財・・・・重要無形文化財、重要有形民俗文化財、重要無形民俗文化財、史跡、
名勝、天然記念物を含む。
- 132 -
● 共同公文書館の整備
歴史資料として重要な価値を有する公文書等を適切な環境のもとに体系的、一元的に保存
し、一般の利用に供するため、県内市町村(政令市を除く)と共同で、筑紫野市において、
平成 24 年秋の開館を目指して共同公文書館の整備を進めています。
● 世界遺産登録の推進
平成 21 年1月、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(注1)と「九州・山口の近代化産業遺産群」
(注2)が、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産暫定リストに記載されました。
世界遺産登録に必要な「顕著な普遍的価値」を証明するため専門家会議を開催するとともに、
登録への機運を盛り上げるためのシンポジウムを開催するなど、世界遺産登録を目指して様々な
取り組みを実施します。
(注1)「宗像・沖ノ島と関連遺産群」:4世紀後半から9世紀末にかけて国家的祭祀が行われた沖ノ島と、そ
の祭祀に関わった宗像氏に関連する遺跡群で構成され、現在まで人々の信仰や禁忌が継承されている貴
重な資産。
(注2)「九州・山口の近代化産業遺産群」:西洋地域以外では初めて、かつ幕末から明治期にかけて約 50 年と
いう極めて短期間に飛躍的な発展を遂げた日本の近代化の過程を示す遺産群。県内には、三池炭鉱や官
営八幡製鐵所に関連する遺産があり、我が国における近代化の大きな原動力となった。
(7) スポーツ
本県では、住民のスポーツに対するニーズに的確に対応するため、体育・スポーツ施設の整備
・充実、学校体育施設の開放を推進しています。また、生涯スポーツの一層の振興を図る 「スポ
ーツフェスタ・ふくおか」 の開催や、広く県民の求めに応じてスポーツ情報を提供する 「スポー
ツ情報ネットワークシステム (ふくおか・スポネット)」 の充実に努めています。
競技力の向上を図るため、各種強化事業を推進しており、平成 22 年に開催された国民体育大会
では、男女総合で9位、女子総合で9位の成績を残しています。 今後も上位入賞を目指して、強
化事業を推進していきます。
また、「福岡県スポーツ振興基金」 の有効的な活用を図るとともに、「福岡県立スポーツ科学情
報センター」 を中核とし、施設提供事業やスポーツ情報提供事業、スポーツ医事・健康体力相談
事業等の充実を図ります。
特に、地域レベルでのスポーツ環境の整備・充実を図るため、県立スポーツ科学情報センター
及び福岡県体育協会・福岡県体育研究所と連携し、「総合型地域スポーツクラブ設立推進事業」
を実施しています。
- 133 -
学校体育施設開放事業
公共スポーツ施設一覧
(H22年度)
(H20年10月現在)
施 設 区 分
陸 上 競 技 場
野球・ソフトボール場
球 技 場
運 動 広 場
施 設 区 分
施設数
施設数
25
庭 球 場
196
216
す も う 場
13
28
卓 球 場
21
277
弓 道 場
70
40
屋 内 プ ー ル
54
ゲートボール場・クロッケー場
屋 外 プ ー ル
97
オリエンテーリング
体 育 館
268
ランニングコース
28
柔 道 場
27
サイクリングコース
11
剣 道 場
23
キ ャ ン プ 場
44
柔 剣 道 場
69
そ の 他 施 設
202
施設区分
学校別
設置校数
開放校数
屋 外 運 動 場 小学校
756
723
(グラウンド) 中学校
341
224
県立学校
116
26
小学校
737
689
体 育 館 中学校
338
251
117
24
プ ー ル 小学校
722
330
中学校
310
52
6
県立学校
合
計
1,715
資料:文部科学省(体育・スポーツ施設現況調査報告)
資料:県教育委員会
スポーツフェスタ・ふくおか開催状況
(H22年度)
区 分
内 容
生涯スポーツセミナー スポーツ講演、健康・体力相談等
スポーツ・レクリェーション祭
県 民 体 育 大 会
参加者
450
グラウンド・ゴルフ等21種目
5,239
夏季大会
水 泳
1,447
秋季大会
陸上等12競技
8,385
冬季大会
スキー・駅伝
公開競技
軟式野球等23競技
合 計
367
5,050
20,938
資料:県県民文化スポーツ課
- 134 -
県立スポーツ科学情報センター利用状況
(H22年4月~H23年3月)
アリーナ・研修室等
施
設 トレーニング室
利
用 宿 泊
小 計
295,473 人
390,059 人
相 談 事 業
2,362 人
スポーツライブラリー
16,986 人
利 用 者 合 計
409,407 人
84,982 人
9,604 人
資料:県立スポーツ科学情報センター
5
生 活 環 境
(1) 環境総合基本計画の推進
廃棄物問題や地球温暖化など今日の環境問題は社会経済の仕組みや個人のライフスタイルに
深く関係しています。これらの課題解決のためには、必要な施設整備や規制の強化など、これ
まで取り組まれてきた様々な施策に加え、環境情報の共有や環境教育、経済的手法の活用、調
査研究、環境産業の育成などを通じて、県民、NPO、事業者、行政等が協働して問題解決に
取り組んでいく必要があります。
このような認識に立って、本県は、平成 15 年3月に福岡県環境総合基本計画を策定しました。
この計画では、「循環型社会の形成」 や 「地球環境問題への取組」 など5つの柱と 24 のテーマ
を設定し、各テーマごとに現状と課題、環境の将来像、計画指標、施策体系を示すほか、県民
や事業者の皆さんの行動指針や具体的な取組例を掲載しています。
この計画に基づき、県では、16 年4月に開設した県の環境ホームページ 「ふくおか環境ひろ
ば」(http://www.pref.fukuoka.lg.jp/kankyo/hiroba/) を 21 年度にリニューアルし、環境
に関する情報をさらに分かりやすく発信しています。
また、引き続き、日韓自治体間の国際協力事業として共同調査などの事業を推進します。
県民、NPO、事業者、行政の代表で構成される福岡県環境県民会議では、福岡県環境総合
基本計画推進のため、地球温暖化防止やグリーン購入などのテーマを掲げて、各団体で自主的
な取組が進められています。
計画の進捗状況については、毎年、庁内の横断的な組織である環境対策協議会において点検
・評価し、その結果については福岡県議会に報告するとともに、環境白書等により公表していま
す。
(2) 環境教育・啓発の推進
身近な地域の環境問題から地球的規模での環境問題まで、複雑多様化する今日の環境問題に
対応していくためには、県民一人ひとりが日常生活と環境との関わりについて正しい認識を持
ち、環境に配慮した生活を心がけていくことが大切です。
そこで、学校における環境教育を推進するため、平成6年度から「環境教育副読本」 を作成し、
県内の小学校5年生の全児童及び担任教師に配布(政令市は独自に作成配布)するとともに、
15 年度からは、副読本を使用する教師向けに、副読本の内容に関連する各種の環境情報を盛り
込んだ 「副読本資料編」 を作成しています。また、県が実施する環境関連の事業や保有する教
材、人材、施設に関する情報をとりまとめた 「環境教育ガイド (データベース)」 を作成し、県
ホームページで公開するなど環境教育の推進に努めています。
子どもたちが地域の中で楽しみながら自主的に環境保全活動・学習を行うことを支援する全
国組織こどもエコクラブの事業を推進しており、毎年「こどもエコクラブ交流会」を開催する
など活動を促進しています。22 年度末時点で、県内 83 クラブ、4,429 名の子どもたちがこども
エコクラブに登録し、リサイクル活動や環境調査など、地域での環境保全活動・学習に取り組
- 135 -
んでいます。
また、保健福祉環境事務所における啓発事業の実施により、地域の実情に応じた啓発を進め
ています。
毎年6月5日の環境の日及び6月の環境月間を中心に自然に親しむ行事や環境美化運動、街
頭キャンペーンなどを実施し、快適な環境づくりを呼びかけています。
(3) 循環型社会づくり
循環型社会を構築するためには、廃棄物の発生抑制、リサイクル技術の開発、廃棄物の回収
ルートの整備、環境産業の振興、事業者、県民の意識改革など様々な取組が必要です。
国においては、リサイクルの促進に関する法整備が逐次なされており、平成 17 年1月には、
自動車リサイクル法が本格施行されました。本県においても、各種リサイクル法の円滑な施行
に取り組むとともに、17 年4月から産業廃棄物税を導入し、その税収を活用して、産業廃棄物
のリサイクル施設整備に対する補助や、環境人材の育成、再生資源を原材料として製造した製
品を認定するリサイクル製品認定制度、リサイクルに関する情報サイトの運営などの施策を実
施しています。
また、消費者団体、事業者団体、行政機関等で構成する「ごみと資源を考える福岡県民会
議」やNPO・ボランティア団体との連携を一層強化し、マイバッグキャンペーンの促進や夏
休み親子リサイクル探検隊などの事業による啓発活動を推進しています。
県では、このような取組を進めることによって、廃棄物の排出抑制とリサイクルを促進し、
循環型社会の実現を目指しています。
● 福岡県リサイクル総合研究センター
平成 13 年6月に北九州市に 「福岡県リサイクル総合研究センター」を設置し、廃棄物の資
源化に関する技術開発や社会システムを併せた総合的な研究を進めています。18 年4月には
同センター内に「国際環境人材研修センター」を設置し、経済発展に伴い深刻な環境問題に直
面しているアジア各国の中核行政官を招へいし、本県の環境資源を活用した人材育成事業を実
施することにより、アジア諸国における循環型社会の形成に貢献するとともに、環境分野にお
けるアジア諸国とのネットワークの構築を図っています。
さらに、23 年度からは、リサイクル総合研究センターの研究成果を全国に発信し、積極的
な事業展開を行うことにより、リサイクル産業の振興を図っています。
- 136 -
● エコタウン事業
エコタウン事業は、環境産業の振興による街づくりと、廃棄物のリサイクル等の推進による
資源循環型社会の構築を目的に、全国 26 地域が国の承認を受けて実施しています。
本県においても北九州市と大牟田市の両エコタウンで、地域特性を活かした環境・リサイク
ル産業の集積を促進しています。
● 食品残さの飼料化の推進
地域で発生する食品残さの飼料化を進め、有機性資源の再生利用を推進することにより、畜
産農家における飼料費の低減及び資源循環型社会の構築に努めています。
●
レアメタルリサイクルシステムの構築
自動車やハイテク製品の製造に欠かせない貴重な資源であるレアメタルを安定的に確保して
いくため、廃製品からのレアメタルリサイクルシステムの構築を目指しています。
平成 20 年 7 月には、「レアメタルリサイクル産学官連絡会議」を設置し、レアメタルリサイ
クルの実態や事業化の方向性等について、情報交換・意見交換を行っています。
また、携帯電話など使用済小型家電の回収モデル事業を 21 年 1 月から実施しており、23 年度
からは回収地域を九州一円に拡大し、広域から効率的に回収する手法の構築に取り組んでいま
す。
さらに、22 年度からは廃蛍光管からのレアメタルリサイクルの事業化に向けた研究にも取り
組んでいます。
●
炭素繊維リサイクルシステムの構築
炭素繊維は軽くて強いなどの優れた性質を持つことから、スポ-ツ用品から航空機まで幅広
く利用される素材であり、今後も国内外で大幅な需要の拡大が見込まれています。また、全世
界の生産量の約7割のシェアを日本の繊維メーカーが占めています。
しかし、現在、廃棄された炭素繊維は埋立処分されており、リサイクルシステムを構築する
必要があります。そこで、大牟田エコタウンにある実証プラントを活用し、炭素繊維リサイク
ルの推進に取り組んでいます。
平成 21 年 10 月に、事業化についての課題や可能性について検討することを目的とした「炭
素繊維リサイクル事業化推進会議」を設置するとともに、県内外の企業や大学の研究者などが
共同で用途開発研究を行っています。こうした取組により、炭素繊維リサイクル産業の集積を
目指しています。
●
低炭素まちづくり
都市活動におけるCO2削減に向けた先導的な取組についてその効果や課題への対応策を示
し、福岡県全体での環境都市づくりを促進します。
面的な広がりを持った街区において、CO2排出量を効果的に削減する取組について社会実験
を行います。
- 137 -
(4) 廃棄物対策
● 一般廃棄物の処理
ごみ・し尿等の一般廃棄物は、市町村や一部事務組合において計画的に処理が行われていま
す。
平成 21 年度におけるごみの排出量は 5,154t/日です。その処理方法は、焼却処理や高速た
い肥化などの中間処理を行うごみ減量処理や直接資源化が 98.7%、直接埋立が 1.3%となって
います。また、21 年度のし尿処理状況は、総人口 5,042 千人のうち水洗化人口は前年度より
35 千人増加し、4,305 千人となっています。 市町村等により収集されたし尿は 3,758kl/日で、
その処理の内訳は、し尿処理施設によるもの 90.6%、下水道投入によるもの 8.6%などとな
っています。
ごみの排出量は 15 年度をピークに減少傾向にありますが、なお一層の排出削減を図るため
には、容積比でごみの約6割を占める容器包装廃棄物の減量化・リサイクルの推進が重要であ
り、容器包装リサイクル法に基づき市町村分別収集計画、県分別収集促進計画を策定し、ごみ
の減量化、リサイクルを積極的に推進しています。
県では、市町村等における適切かつ効率的なごみ処理体制の早期整備を推進し、また、ごみ
の焼却等に伴って発生するダイオキシン類への社会的関心の高まりから、市町村等において新
しい施設の整備が図られるよう指導しています。このほか、生活排水対策の一環として、市町
村に対する県費補助制度を設け、浄化槽の普及に努めています。
県内におけるごみ排出量の推移
(t/日)
6,500
(g/人・日)
1,300
1,250
1,200
1,150
1,100
1,050
1,000
950
900
850
800
6,000
5,500
5,000
11
12 13 14 15
16 17 18 19 20 21
(年度)
1日あたりごみ
1人1日あたりごみ
資料:県廃棄物対策課「福岡県における一般廃棄物処理の現況」
●
大牟田リサイクル発電事業の推進
小規模市町村のごみ焼却に伴うダイオキシン類対策やごみの熱回収を図るため、大牟田市、
電源開発(株)等とともに、大牟田リサイクル発電(株)を設立し、平成 14 年 12 月からRDF
発電方式による「大牟田リサイクル発電事業」を開始しています。
本格稼働後に発熱等のトラブルが発生しましたが、必要な対策が施され、現在では安定的
な運転が継続されています。
RDF発電方式では、ごみを固形化して得られる燃料「RDF」を製造して集積し、ボイ
- 138 -
ラーで燃焼することにより発生した蒸気で発電を行います。広域的にRDFを集めて連続燃
焼することにより、単独自治体では対応が困難であったダイオキシン類対策が可能となりま
した。
また、従来のごみ発電施設の発電効率(10~15%)に比べ、30%という高い効率での熱エ
ネルギー回収を実現しました。これにより、火力発電における化石燃料の消費量が抑制され
て二酸化炭素排出量が削減されるため、地球温暖化防止にも貢献しています。
●
産業廃棄物の処理
本県における平成 21 年度の産業廃棄物の排出量推計値は、12,527 千トンとなっており、産
業の高度化に伴い、質的に多様化する傾向にあります。不法投棄をはじめとする産業廃棄物の
不適正処理事案が依然として発生しており、これらの不適正処理が生活環境に重大な影響を及
ぼすおそれがあるため、産業廃棄物の適正処理の徹底を図る必要があります。
《主な県の取組》
○
監視・指導体制の整備・強化
本県では、廃棄物の不法投棄に関する監視と情報交換を目的として、平成6年3月に、
県や県警、国、政令市等で構成する福岡県廃棄物不法処理防止連絡協議会を設置するとと
もに、保健福祉環境事務所ごとに市町村や警察署、県の関係機関からなる地域連絡協議会
を設置するなど、関係機関との緊密な連携を図っています。
9年4月には保健所(現保健福祉環境事務所)に環境課を設置し、廃棄物適正処理指導
専門員を配置するとともに、12 年4月には本庁に監視指導課を設置するなど、監視・指導
体制を整備しました。17 年度には、廃棄物適正処理指導専門員制度を見直し、捜査ノウハ
ウを活用した不法投棄の是正指導等に重点的に従事する廃棄物不法投棄等対策専門員を保
健福祉環境事務所に増員配置するとともに、監視指導に係る機動力を強化するため、監視
パトロール車を増強するなど、体制を強化しました。21 年 10 月には保健福祉環境事務所の
環境部門を再編し、機動性や専門性の向上などの機能強化を図りました。
○ 監視・指導、啓発等の取組
日常の監視・指導活動のほか、「夜間・休日パトロール」「県警や第七管区海上保安本
部の協力によるスカイパトロール(ヘリコプターによる監視)」を実施するなど、不法投
棄等の未然防止、早期発見・是正に取り組んでいます。
一方で、平成 13 年度からは、不法投棄撲滅キャンペーンを県内各地で実施し、不法投棄
の撲滅を呼びかけています。また、15 年度からは、産業廃棄物を運搬中の車両に対し、マ
ニフェスト(産業廃棄物管理票)の携帯の有無や記載内容の確認を行う産業廃棄物運搬車
両検問を実施し 、マニフェスト制度の適正な運用を徹底するとともに 、16 年度からは、
ICタグやGPSを活用した廃棄物追跡システムの普及を促進しています。18 年度からは、
排出事業者向けの処理責任に関する講習会を開催するなど、関係者の啓発に努めています。
国においても、廃棄物の不法投棄等の不適正処理を防止し、廃棄物の効率的かつ適正な
処理及びリサイクル等を促進するため、行政調査権限の拡充、罰則の強化、許可に係る規
制の厳格化等が図られています。
- 139 -
○ アスベスト対策
発ガン性等を有するアスベストは、その製品のほとんどが製造禁止となっていますが、
同製品を使用した建物の解体や除去工事等により、アスベスト廃棄物が大量に発生するこ
とが予想されることから、平成 18 年8月に、廃棄物処理法が改正され、アスベスト廃棄物
について、溶融による無害化処理を促進、誘導するため、国の認定による特例制度が創設
されました。同年 10 月には、同法施行令及び施行規則が改正され、アスベスト廃棄物の破
砕や切断が原則禁止されるなど、アスベスト廃棄物に関する処理基準が強化されました。
○ 公共関与による最終処分場の確保
本県では、中長期的に最終処分場の容量不足が見込まれることから、県内4生活圏にお
ける公共関与による広域最終処分場の確保に取り組んできました。 しかしながら、近年、
循環型社会の形成、リサイクルの急速な進展、民間処分場の設置の困難性、不法投棄等の
不適正処理、産業廃棄物の広域処理の実態など、産業廃棄物や公共関与を取り巻く状況が
変化してきました。 このため、平成 15 年 12 月に学識経験者等の意見も踏まえ、今後の公
共関与による最終処分場の確保は、国が提唱する広域的廃棄物処理センター構想により推
進することとしました。
今後は、国及び関係機関との協議を通じ、広域的廃棄物処理センター構想を実現し、産
業廃棄物の適正処理の推進に努めていきます。
(5) 地球規模に立った環境保全
① 地球温暖化対策
● 福岡県地球温暖化対策推進計画の策定
近年、地球温暖化の影響を疑わせる異変や異常気象が世界各地で報告されています。地球温
暖化の問題は、産業革命以降、物質的な豊かさや利便性の向上をめざして、石油や石炭などの
化石燃料を大量に消費し、大気中に二酸化炭素などの温室効果ガスを人為的に大量に放出し続
けたことに起因します。
このような中、平成9年 12 月には、地球温暖化防止京都会議(COP3)が開催され、地
球温暖化防止に向けて各国が取り組むべき温室効果ガスの排出削減目標等が決定されました。
その中で我が国は、2008 年~2012 年(20 年~24 年)を年次目標として、温室効果ガスの排出
量を 1990 年(2年)の水準より6%削減することを世界に約束しています。
本県では、「福岡県環境総合基本計画」に基づき地球温暖化対策を実施してきましたが、17
年2月に京都議定書が発効し、同年4月に京都議定書目標達成計画が発表されたことから、18
年3月に、家庭、事業所を対象に温室効果ガスの排出削減目標を設定した「福岡県地球温暖化
対策推進計画」を策定し、国と同様に6%削減することを見込んでいるところです。
● 温暖化防止に向けた取組
平成 10 年度から、家庭や事業所から排出される二酸化炭素を計算でき、排出削減に向けた
取組につなげることができる福岡県環境家計簿(ふくおかエコライフ応援 book)を作成し、
- 140 -
市町村や福岡県環境県民会議等と協力して普及に努めています。
福岡県環境家計簿を活用して省エネルギー・省資源に取り組む家庭を「エコファミリー」、
県に登録して省エネルギーや3Rなど温暖化防止に取り組む事業所を「エコ事業所」として、
温暖化防止の取組を応援しています。
本県における温暖化対策の普及啓発の拠点として、福岡県地球温暖化防止活動推進センター
を指定し、環境フェアを開催するとともに、ホームページや情報誌を発行し、温暖化に関する
様々な情報を提供しています。17 年度から県において福岡県地球温暖化防止活動推進員を委
嘱し、地域に密着した普及啓発を進めています。
さらに、より多くの方がいつでも、どこでも気軽に温暖化防止に取り組めるよう 21 年度か
ら「ふくおかエコライフ応援サイト」を開設しています。また、保健福祉環境事務所を拠点と
して、市町村や環境保全団体、事業者等と協力しながら、地域における取組を進め、温室効果
ガス排出量が増加傾向にある民生部門の温暖化対策を推進していきます。
今年度は、東日本大震災の影響により、全国的にエネルギー・電力の効率的な使用が求めら
れています。このような状況を踏まえ、今年度は、電力需要が増加する夏場に向けて、県民、
企業、行政が一体となり、省エネ・節電の取り組みを推進する「ふくおか省エネ・節電県民運
動」を6月から9月に実施しています。
県内中小企業について、温室効果ガス排出量を削減するとともに、その振興を図るため、
「国内クレジット制度(排出量取引)」を活用した汎用性の高い排出削減のモデル事業の情報
を広く発信し、県内中小企業等の国内クレジット制度への参加を促進していきます。また、省
エネルギーに関する情報発信・人材育成・相談対応を実施し、県内中小企業の省エネルギーを
推進します。
県自らも一事業者として温暖化防止に取り組むため、「福岡県環境保全実行計画(第3期)」
に基づき、県の全機関で、電気や都市ガスの使用量、公用車の燃料使用量等の削減に取り組み、
温室効果ガス排出量削減に努めています。
また、13 年から「福岡県環境物品等調達方針」を定め、環境に配慮した製品の率先購入に
取り組んでいます。
② エネルギー
平成 23 年3月の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故を契機に、エネルギーの多
様化、分散化による電力確保の重要性が高まっており、これまで以上にエネルギー使用の効率
化や省エネルギーを促進し、新エネルギーについても開発・導入をより一層進めていかなけれ
ばなりません。
これまで県のエネルギー政策は、国の政策の枠組みの中でそれぞれの部が取り組んできまし
た。しかし、県民生活の「安定」「安全」「安心」を向上させていくためには、エネルギー問
題に的確に対応するとともに、各部が担っている役割を機動的に発揮させていくことが求めら
れています。
このため、エネルギー問題に総合的に対応していく観点から、「エネルギー政策室」を設置
し、各部が実施しているエネルギー政策を総括・調整するとともに、再生可能エネルギーの導
入促進を図ることとしています。
- 141 -
今後、エネルギーの多様化・分散化を進めていく上で、地域の果たす役割が高まっていくと
考えられるため、県では、省エネルギー・節電に向けた普及啓発事業を推進するとともに、県
内適地での新エネルギーの導入を円滑に進められるよう、日射量の多寡や風力の大小、バイオ
マスや小水力の賦存状況などいろいろな角度から研究し、各地域の環境や特性に合った新エネ
ルギーの普及を図っていきます。
③
国際環境協力
●
自治体間環境協力の拡大強化
急激な経済発展を遂げつつあるアジアの諸地域においては、人口の増大に伴う廃棄物排出量
の増大、河川等水質の悪化、大気汚染などの環境問題が顕在化しつつあります。
この課題の解決には、環境技術の導入と併せて、法体系の整備や人材育成・環境教育など社
会システムの充実が不可欠です。
本県では、アジア諸地域の環境課題解決に向けた取組みに貢献するため、公害を克服する過
程で蓄積したノウハウを活用して、環境人材の育成、環境技術交流、環境産業協議会の設置な
どを骨子とする自治体間での環境協力に関する協定の締結により、ローカル to ローカルの枠
組みを基盤とした交流を推進しています。平成 22 年度は、ハノイ市と江蘇省と環境協力に関
する協定を締結しました。
23 年度は、上記協定に基づき、具体的な環境協力事業を推進するとともに、自治体レベルで
アジアの環境改善に協力するため、外部有識者等による「アジア自治体間環境協力会議」の設立
に向けた協議を進めます。
●
人材育成
アジアにおける循環型社会の形成への貢献及び環境分野におけるネットワークの構築を図るた
めに、アジア諸地域で環境問題に取り組む中核行政官や若手行政官に対し、本県の環境資源等を
活用した研修事業を実施しています。
本県が有する環境技術等のアジア諸国への移転や国際環境人材育成事業の一層の充実などによ
り、環境分野におけるアジア各地域とのネットワークの拡充を図ります。
○
県の海外研修員受入の状況
国際環境人材育成事業(平成 18 年度~)
国 名 ・地 域
江 蘇 省
山 東 省
中 国
遼 寧 省
小 計
バ ン コ ク都
タイ
中 央 政 府
ベ トナ ム
ハ ノ イ 市
イ ン ド
デ リ ー 州
マ レ ー シア
中 央 政 府
小 計
総 計
18 年 度
4人
2人
1人
7人
2人
2人
2人
1人
1人
8人
15人
19年 度
4人
2人
1人
7人
2人
2人
-
-
招 へ い 人 数
20年 度
2 1年 度
4人
4人
2人
2人
1人
1人
7人
7人
2人
2人
2人
2人
2人
3人
1人
1人
4人
11人
- 142 -
7人
14人
8人
15 人
22年 度
4人
2人
1人
7人
2人
2人
2人
6人
13人
計
20人
10人
5人
35人
10人
10人
9人
3人
1人
33人
68人
国際環境人材育成事業(JICA 草の根技術協力事業)(平成 19 年度~)
(単位:人)
年 度
国 名
タイ
バ ンコク都
ベ トナム
ハ ノイ市
計
H19年 度 H20年 度 H21年 度
(2007年 ) (2008年 ) (2009年 )
2
2
2
2
2
2
4
4
4
計
6
6
12
(6) 自然環境保全
● 自然と人間との共生の確保
持続可能な社会を実現するためには、社会経済活動を自然環境に調和したものとしながら、
健全な生態系を維持し、自然と人間との共生を確保することが大切です。
このため、生物の多様性に関する情報提供の充実や、自然公園などの優れた自然の風景地や
人間の働きかけを通じて形成される里地里山等の自然地域を保全・再生するなど、それぞれの
地域の特性に応じた取組を展開していく必要があります。
《主な県の取組》
○
希少野生生物の調査と公表
自然環境や生物多様性の保全のため、平成8年度から希少野生生物調査を実施し、13 年
3月に調査結果を基にした 「福岡県の希少野生生物-福岡県レッドデータブック2001-」
を作成し公表しています。
14 年3月からは、種の標準和名や市町村レベルの生息地などによる検索機能を備えて、
県ホームページ上でも紹介しています。
-作成と公表の目的-
・ 希少種保護の必要性や生態系保全の意義について県民に理解を深めてもらうための基
礎資料としての利用
・
開発事業を行う際の自主的な環境配慮のための基礎資料としての利用
・
行政や県民が行う環境保全施策の基礎資料としての利用
・
環境教育を進めていく際の基礎資料としての利用
公表後の希少野生生物の生息地の減少や新たな確認の情報を受けて 19 年度から見直しの
作業に着手し、まず鳥類、哺乳類、植物、植物群落について 23 年度中に改訂版を発行する
こととしています。
○
各地域における保全活動の推進
県内各地域には、それぞれ個性的で豊かな自然があり、多様な動植物を育んでいます。地
域の財産である豊かな自然や動植物を保全するためには、地域の力と、その地域の社会的自
然的条件に応じた取り組みが不可欠です。
そこで、保健福祉環境事務所では、自然共生協議会を設置し、保全活動の推進や普及啓発
事業など、地域の自然環境の保全に向けた取り組み進めています。具体的には、活動フィー
ルドを確保するとともに、ボランティア講習会などで活動主体の育成支援を行っています。
- 143 -
これらを通じて、人と自然のかかわりを取り戻し、自然共生社会の実現を目指すことを目
的としています。
○
自然環境に配慮した県の公共事業の推進
本県では、野生動植物の生息地である森林や水辺の保全など、自然再生につながる環境
に配慮した事業に取り組んできました。 具体的には、透水性舗装の採用、多様な河川の生
態を保全・創出するための 「多自然川づくり」 事業、絶滅危惧種のヒナモロコ等が生育で
きる環境を創り出す農業農村整備事業等を実施しています。また、自然公園の施設整備に
当たっては自然景観に配慮し、木材や石材等自然素材の活用を図っています。
さらに、生物多様性の保全に配慮した事業手法など、地域の自然特性に応じた保全の取
組に関する情報の提供や交換を行い、全庁的に自然環境に配慮した取組を推進しています。
○
自然保護意識の醸成
自然に対する理解を深め、自然を大切にする心を育むために、自然保護パンフレットを
発行しています。平成 22 年度は、淡水魚を指標とした川の生物多様性度がわかる下敷を制
作しました。
また、地域の生涯学習などに職員を講師として派遣する出前講座を実施しています。
「生物多様性」「希少種保護」「外来生物」「里山」の4つのテーマを設定し、様々な角
度から自然環境への関心興味をもっていただけるよう取り組んでいます。
● 自然環境の保全と適正な利用
都市化の進展に伴う自然の減少や生活様式の多様化等により、県民の自然に対するニーズは
高まる傾向にあります。 このため、自然公園などの優れた自然環境の保全と適正な利用の増進
に努めています。
本県には、国立公園1か所、国定公園3か所、県立自然公園5か所の自然公園があり、その
総面積は 88,107ha で、県土面積の 18%を占めています。これらの自然公園は、優れた自然の
風景地を保護し、その利用の増進を図ることを目的に指定されています。公園区域内において
は、一定の行為を禁止、制限する一方、優れた自然風景の保全及び安全で快適な利用確保のた
め、歩道、園地、野営場等の整備を計画的に行っています。
平成 23 年度は、北九州国定公園、耶馬日田英彦山国定公園及び九州自然歩道において、整
備を実施することとしています。
自然公園区域以外の地域では、自然環境を保全する必要が特にあるものを自然環境保全地域
として指定し、一定の行為を制限し、自然豊かな環境の保全に努めています。
また、瀬戸内海環境保全特別措置法に基づき、山国川河口から北九州市若松区妙見崎に至
る間に残されている自然海浜のうち3地域を自然海浜保全地区に指定し、一定の行為について
は事前の届出を義務付けるとともに、毎年清掃美化事業を行い、環境の美化を図っています。
- 144 -
福岡県の自然公園
区分
公 園 名
国 立
瀬戸内海
小 計
46
46
玄 海
5,876
耶馬日田
英 彦 山
8,269
北 九 州
8,107
小 計
22,252
太 宰 府
16,568
筑 豊
8,550
筑 後 川
14,690
矢 部 川
17,830
脊振雷山
8,171
小 計
合計
65,809
88,107
国 定
県 立
面積
(単位:ha、平成23年3月 31日現在)
保 護 規 制 区 分 面 積
県土面積
に対する 指定年月日
特別保護
特別地 域 普通地域 割合(%)
地 区
43
3
0.01 S31. 5.1
43
3
0.01
S31. 6. 1
5,793
83
1.18 S32.10. 1
H 2. 2.13
S25. 7.29
322
6,912
1,035
1.66 S45. 7. 1
H14.10.11
S47.10.16
320
7,787
1.63
H 8.10. 2
642
20,492
1,118
4.47
S25. 5.13
1,656
14,912
3.33
S53. 3.31
S25. 5.13
79
8,471
1.72
H 8. 5.17
S25. 5.13
2,149
12,541
2.95
H 4. 5.13
S25. 5.13
910
16,920
3.58
H 3. 5.15
S40. 9.14
1,301
6,870
1.64
S50. 2.15
6,095
59,714
13.22
642
26,630
60,835
17.71
資料:県自然環境課
福岡県自然環境保全地域
名称
位置
面積
特質
猪野自然環境保全地域
糟屋郡久山町大字猪野
字神路山
15.2ha
(特別地区15.0ha、
普通地区0.2ha)
大島自然環境保全地域
鳥屋山自然環境保全地域
沖ノ島自然環境保全地域
宗像市大島字神崎
朝倉市大字佐田字鳥屋
宗像市大島字沖ノ島
10.7ha
(特別地区2.0ha、
普通地区8.7ha)
15.71ha
(特別地区15.71ha)
92.5ha
(特別地区92.5ha)
スダジイを主体とした優れ ハマヒサカキを主体とした スダジイ・アカガシを主体 タブノキを主体とした優れ
た照葉樹林
優れた海岸植物群落
とした優れた照葉樹林
た原生林及び野鳥の生息地
資料:県自然環境課
福岡県自然海浜保全地区
名称
位置
喜多久自然海浜保全地区
三毛門自然海浜保全地区
北九州市門司区大字喜多久 豊前市大字沓川及び三毛門
海岸延長
1.2km
2.0km
資料:県自然環境課
- 145 -
松江浦自然海浜保全地区
豊前市大字松江
1.0km
自然公園区域図、自然環境保全地域指定位置図、
自然海浜保全地区位置図
国 立 公 園
国 定 公 園
県立 自然公 園
● 環境影響評価 (環境アセスメント) 制度
土地の形状の変更や工作物の新設等を伴う大規模な開発事業は、環境に著しい影響を及ぼす
おそれがあります。 そこで、これらの事業を実施するに当たって、その事業が環境に与える影
響について事業者が事前に調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえて事業内容を環境保
全上よりよいものにしていく制度が環境影響評価です。 平成 11 年6月には環境影響評価法が、
同年 12 月には福岡県環境影響評価条例が施行され、法及び条例で定める一定規模以上の事業
については、それぞれの手続にしたがって、環境影響評価が実施されています。
また、同法、同条例で定める規模に満たない事業であっても、一定規模以上の工場の設置や
宅地の造成、土石の採取などについては、福岡県環境保全に関する条例に基づく届出、許可申
請に際して、手続等が簡略化された環境影響評価の実施を求めています。
- 146 -
● 荒廃した森林の再生
森林は、水源かん養や土砂災害の防止など、さまざまな公益的機能を有していますが、林
業の不振などにより長期間手入れがなされず、荒廃した森林が増加し、県民生活に重大な影
響を及ぼすことが懸念されています。このため、荒廃した森林を緊急に再生し、健全な状態
で次世代に引き継ぐため平成 20 年4月から森林環境税を導入し、荒廃森林再生事業や県民参
加の森林づくり推進事業に取り組んでいます。荒廃森林再生事業では、県内の荒廃森林を健
全な状態に再生するため、事業主体である各市町村において、長期間放置されたスギ・ヒノキ
林の整備や、伐採後植林されないまま放置された場所への広葉樹の植栽に取り組んでいます。
また、県民参加の森林づくり推進事業では、NPOやボランティア団体などが行う森林整
備や里山の保全、森林環境教育などの活動を支援する森林づくり活動公募事業や、森林の働
きやボランティア活動に役立つ情報など、森林に関する様々な情報を発信する情報発信事業
に取り組んでいます。
森林環境税による事業については、その透明性を確保するため、外部の有識者による評価
委員会を設置し、森林づくり活動公募事業の企画書の審査や、事業全般の実績の評価や提言
を行っていただくこととしています。委員会で審議された内容や、森林環境税による事業の
実績は県民の皆さんに分かりやすく公表します。
● 木質バイオマスの利用促進
森林から搬出されずに切り捨てられたままになっている間伐材などを有効利用するため、
効率的な搬出と集積を行うストックポイントを設置するとともに、温泉施設などの熱利用者
において、木質チップボイラーの導入を促進し、木質バイオマスの利用拡大に取り組んでい
ます。
(7) 緑
化
● 高まる緑の重要性
本県の緑地の大部分は森林であり、県土面積の 45%を占めていますが、これは全国平均の
67%に比べると低位な状況にあります。 また、都市化の進展や各種開発により、都市及びその
周辺部の近郊に位置する身近な自然も減少しています。 近年、地球規模での環境意識が高まる
中、緑化による地球温暖化防止に期待が高まるなど、県民生活に潤いと安らぎをもたらす緑の
保全と創造の重要性が増加しています。
● 身近な緑の創造と緑とふれあえる空間の確保
県が所有する施設を率先して緑化することにより身近な緑を創造するとともに、緑化センタ
ーなどによる緑化の普及啓発活動を行っています。また、四王寺県民の森、夜須高原記念の森
など、森林に親しむ施設を整備し、県民が緑とふれあえる空間を確保しています。
●
県民参加の森林(もり)づくり
森林を県民共有の財産として守り育てる気運の向上を図るため、県民参加による森林づく
- 147 -
りを推進しています。
●
緑の募金への積極的な取組
昭和 25 年から任意に行われてきた 「緑
の羽根募金」 は、平成7年6月施行の
「緑の募金による森林整備等の推進に関す
る法律 (通称:緑の募金法)」により法的
に整備され、「緑の募金」 になりました。
本県の「緑の募金」は、公益財団法人福岡
県水源の森基金が主体になり、「みどり
の月間(4 月 15 日~5 月 14 日)」の期間
を、「緑の募金全国一斉強調月間」とし
て、普及啓発を図っています。
(8) 生活環境保全
工場、事業場等からのばい煙、排出水などによる大気汚染や水質汚濁等の状況は、各種の規
制強化及び公害対策によって徐々に改善されていますが、一方で、自動車排出ガスによる大気
汚染や生活排水による水質汚濁など、新たな都市・生活型の環境問題への対応が求められてい
ます。大気や水などが安全できれいなものであることは、私たちが健康に暮らしていく上で最
も重要なことであり、これら生活環境の保全に積極的に取り組んでいます。
●
大気
大気汚染防止対策を進める上で大気の状況を把握する必要があるため、県内 14 市町の 58
か所の常時監視測定局において測定を行っており、環境基準(注)は概ね達成されている状況で
す。浮遊粒子状物質については、黄砂や煙霧といった気象現象の影響を大きく受けることから、
年ごとに環境基準の達成率が大きく変化しています。光化学オキシダントについては、全国と
同様、本県においても環境基準を達成しておらず、その濃度は近年、徐々に上昇する傾向にあ
り、平成 19 年度からは3年連続で「光化学オキシダント注意報」を発令しています。22 年度
以降は、注意報の発令には至っていないものの、濃度の高い状態は発生しています。
近年、光化学オキシダント濃度が上昇している要因は、県保健環境研究所の調査で大陸から
の汚染物質の移流による可能性が高いことがわかりました。
(注)環境基準:人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持することが望ましい基準。大気では、二酸
化窒素、二酸化硫黄、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、光化学オキシダント及びダイオキシン類等に環境
基準が設けられています。
- 148 -
光化学オキシダントの昼間 0.06ppm を越えた時間数割合経年変化(一般環境大気測定局)
[%]
20
北九州市(14局)
福岡市 (7局)
大牟田市(4局)
久留米市(3局)
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
12
13
14
資料:県環境保全課
15
16
17
(年度)
18
19
20
21
● 水質
県内の河川、海及び湖沼の水質の状況を把握するため、毎年度、水質測定計画を定めて、水
質調査を実施しています。水質の主な測定項目としては、pH、BOD(注1)(生物化学的酸素要求
量)、COD(注2)(化学的酸素要求量)、浮遊物質量、大腸菌群数があります。また、水質汚濁防止
法に基づく工場や事業場の排水規制、生活排水対策の推進、海水浴場の水質調査等を行ってい
ます。
BOD 値の推移(河川)
BOD(mg/L)
遠賀川
筑後川
5
矢部川
県全体平均
4
3
2
1
0
資料:県環境保全課
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
(年度)
(注 1)BOD:水中の有機物などを微生物が分解するときに消費する酸素量のことで、河川や工場排水の汚
濁の程度を表す指標として用いられ、その値が大きいほど、水質汚濁が進行していることを示す。
(注 2)COD:水中の有機物などを酸化剤で酸化するときに消費する酸素量のことで、海域や湖沼などの汚
濁の程度を表す指標として用いられ、その値が大きいほど、水質汚濁が進行していることを示す。
● 土壌
土壌汚染対策法に基づき、有害物質を使用する特定施設の廃止や一定規模以上の土地の形質
の変更などの機会を捉えて土地の汚染状況を調査するよう、土地所有者等に指導を行っていま
す。土地の汚染状況を調査した結果、特定有害物質が濃度基準に適合しない場合には、適切な
- 149 -
対策を行うよう指導をしています。
なお、ダイオキシン類が検出された大牟田川においては、汚染土壌を封じ込めるため河川の
付け替えを行う恒久的対策を実施しています。
また、平成 19 年度に久留米市荒木駅周辺で検出された汚染土壌については、市と協力して
土地所有者等に対策の指導を行っています。
● その他
事業者の自主的な化学物質の管理促進を図るため、事業者は環境中に排出した化学物質の
量等を自ら把握のうえ、県を経由して国に報告することが義務づけられており、県では毎年
これらを集計し、公表しています。
また、市町村と協力して、騒音や振動、悪臭対策に取り組んでいます。
(9) 水環境
① 下水道
● 快適な生活環境をつくる下水道
県及び市町村は快適で衛生的な生活環境の創造と水質の保全並びに都市部における浸水被害
軽減を図るため、流域下水道と公共下水道の整備を推進しています。
本県の下水道普及率は、昭和 56 年から全国平均を上回り、平成 22 年度末で 76.6%となっ
ています。現在、県では、御笠川那珂川、多々良川、宝満川、宝満川上流、筑後川中流右岸、
遠賀川下流、矢部川及び遠賀川中流の8か所と雨水対策のみの流域下水道である明星寺川の1
か所を整備中です。公共下水道は 26 市 21 町で整備が進められています。
福岡県の下水道普及率の推移
行政人口
処理人口
100.0%
(万人)
福岡県
500
90.0%
全国
76.6
400
80.0%
70.0%
75.1
60.0%
行
政 300
人
口
50.0%
40.0%
200
30.0%
20.0%
100
10.0%
0
0.0%
60
61
62
63
元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料:県下水道課
注:普及率=処理区域人口/総人口×100
- 150 -
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
年度
処
理
人
口
普
及
率
②
上水道・工業用水道
●
進む水道施設の整備
水道は、健康で快適な生活や都市の諸活動の基盤として、また、産業基盤としても不可欠な
ものです。 着実に水道施設の整備が進められ、平成 21 年度末の給水人口は 4,710,086 人とな
っています。 水道普及率は 93.1%で、そのうち上水道の給水人口が 91.5%を占めています。
なお、23 年4月から、地震などの自然災害やテロ、施設事故等に対応する危機管理対策と
して、北九州市と福岡都市圏間で、緊急時に日量最大5万
の水道用水の相互融通を行う「北
部福岡緊急連絡管」の供用を開始しました。
水 道 普 及 率 の 推 移 (%)
年 度
普及
福岡県
率(%) 全 国
資料:県水道整備室
S50
('75)
80.6
87.6
55
('80)
85.1
91.5
60
('85)
86.8
93.3
S50
('75)
55
('80)
60
('85)
H2
('90)
88.0
94.7
7
('95)
89.4
95.8
12
('00)
91.0
96.6
15
('03)
91.8
96.9
16
('04)
92.1
97.1
17
('05)
92.3
97.2
18
('06)
92.5
97.3
19
('07)
92.7
97.4
20
('08)
92.8
97.5
21
('09)
93.1
97.5
17
('05)
18
('06)
19
('07)
20
('08)
21
('09)
22
('10)
水 道 施 設 の 推 移
年 度
水道用水供給事業
水道
上水道
事業
簡易水道
H2
('90)
7
('95)
12
('00)
16
('04)
3
4
4
6
6
6
6
6
7
7
7
7
6
63
63
64
66
66
68
68
61
62
61
58
56
52
77
72
67
67
67
70
56
55
53
51
48
48
専用水道
163
231
212
239
258
275
344
357
368
438
438
436
-
計
306
370
347
378
397
419
474
479
490
557
551
547
-
資料:県水道整備室 (上水道及び簡易水道は認可事業数、専用水道は施設数、「-」は未確定)
施設別給水人口の割合(21年度末)
簡易水道
33,651人
( 0.7%)
専用水道
45,591人
( 0.9%)
水源別取水量の内訳 (21年度末)
井戸水
48,137
( 9.4%)
未給水人口
350,529人
( 6.9%)
海水
( 5.1%)
海水淡水化
26,183
( 5.1%)
伏流水
20,063
( 3.9%)
その他
776
( 0.1%)
その他
( 0.1%)
地下水
(13.3%)
ダム直接
104,626
(20.4%)
県内総人口
5,060,615人
現在給水人口
4,710,704人
普及率
(93.1%)
河川水
138,897
(27.0%)
年間取水量
513,982千m3
(100%)
地表水
(81.5%)
湖沼水
7.498
( 1.5%)
上水道
4,630,844人
(91.5%)
(注)上 水 道:計画給水人口が 5,001 人以上の水道
簡易水道:計画給水人口が 101 人以上 5,000 人以下の水道
専用水道:給水人口が 101 人以上又は一日最大給水量が 20
㎡を超える自家用水道
資料:県水道整備室
- 151 -
ダム放流
167,802 (32.6%)
46
●
水道の広域化の推進
本県では、水資源の確保及びその有効利用や安全な水の安定供給を図るため、市町村の行
政区域を越えた広域的見地から、水道施設の整備や経営主体の統合を行うなど、水道用水供
給事業を行う企業団を核とした水道の広域化を推進しています。
水 道 用 水 供 給 事 業
(平成23年4月1日現在)
事 業 主 体 名
設 立
年月日
山 神 水 道 企 業 団
昭46. 4. 1
福岡県南広域水道企業団
昭46.10.30
1日最大
供給量(m3)
給 水 対 象
23,200 筑紫野市、太宰府市、三井水道企業団
157,640
大牟田市、久留米市、柳川市、八女市、筑後市、大川市、朝倉市、みやま市、筑前町、
大木町、広川町、三井水道企業団
福岡市、筑紫野市、大野城市、太宰府市、糸島市、古賀市、宇美町、
福岡地区水道企業団
昭48. 6. 1
268,100 篠栗町、志免町、須恵町、新宮町、粕屋町
春日那珂川水道企業団、宗像地区事務組合
田川地区水道企業団
平元. 9.29
25,700 田川市、福智町、糸田町、川崎町
京築地区水道企業団
平 2. 9.20
19,000 行橋市、豊前市、苅田町、みやこ町、吉富町、上毛町、築上町
北九州市
平18.10.12
20,000 古賀市、新宮町、宗像地区事務組合
(認可年月日)
資料:県水道整備室
●
工業用水の供給
本県では、県内の企業に低廉で良質な工業用水を供給するため、苅田町、大牟田市及び宮
若市ほか1市2町で工業用水を供給しています。
工 業 用 水 の 供 給 状 況
(平成23年 4月1日現在)
工 業 用 水 道 名
河川名
水 源
最大給水量
給水区域
m3/日
西瀬戸内臨海工業用水道
(苅田1期)
今川
産炭地域小水系工業用水道
今川
(苅田2期)
大牟田工業用水道
菊池川
50,000 苅田町
宇部興産(株)苅田セメント工場など
油木ダム
25,000 苅田町
日産自動車(株)九州工場など
2
74,400 大牟田市
三井化学(株)大牟田工場など
15
トヨタ自動車九州(株)など
14
菊池川表流水
竜門ダム
鞍手・宮田工業用水道
犬鳴川
木月池、浮州池
30,350
犬鳴ダム
計
18
今川表流水
中間市、宮若市、遠賀
町、鞍手町
49
179,750
資料:県企業局管理課
- 152 -
6
県民参加型県政
(1)
情報公開
●
情報公開の総合的な推進
県民の知る権利を尊重し、公文書の開示を請求する権利及び情報公開の総合的な推進に関し
必要な事項を定めることにより、公正で開かれた県政の発展に寄与することを目的に、県は昭
和 61 年に情報公開条例を制定しました。
その後、情報公開制度の充実を図るため、平成 13 年7月に請求権者の拡大など条例の全部
改正を行ったほか、18 年4月に条例の実施機関の範囲を拡大するなどの改正を行っています。
条例の運用面では、16 年4月に電子申請での請求受付を開始、17 年9月に写しの交付費用
の引き下げ、18 年 11 月にファックスでの請求受付を開始するなど、利便性向上のための見直
しを行っています。
●
公文書の開示制度
公文書開示の請求及び決定状況(22年度)
公文書の開示制度は、県が保有する公
文書について、県民等の求めに応じて、
これを原則的に開示 (閲覧・写しの交付
等) するものです。
開示に当たっては、請求者の権利と他
の個人、団体の権利利益及び公益との調
区分
件数
開示請求
1,398件
開示
588件
部分開示
667件
非開示(不存在を除く。)
14件
不存在を理由とする非開示
43件
取下げ
84件
却下
2件
不服申立て
資料:県民情報広報課
和を考慮しています。
※請求から開示までの手続き
実施機関の窓口
対象公文書
請求関係
開示関係
県民情報センター
県民情報センター
① 開示請求
県庁(本庁の各課)で管
理している公文書
② 決定通知
開示
請求者
③ 来庁
割合
100.0%
42.1%
47.7%
1.0%
3.1%
6.0%
0.1%
4件
窓口又は
実施機関
④ 閲覧(無料)
写しの交付(有料)
( 決定に不服があるとき )
⑤ 不服申立て
⑧ 不服申立て
に対する決定の通知
該当公文書を管理してい
県の出先で管理している る出先機関又は県民情 原則として当該公文書を
公文書
報センターいずれでもで 管理している出先機関
きます。
⑥ 諮問
情報公開
審査会
⑦ 答申
※ 地区県民情報コーナーでは、開示請求の受付はできませんが、 公文書の開示についての案内を行い相談に応じています。
●
情報提供・情報公表施策の拡充
県民の行政参加や生活便益の享受のために、県民が必要とする情報は、積極的に提供し、公
表しています(財政状況に関する資料、事務事業の概要等)。
また、県ホームページ上に「県の発行資料」ページを設け、利用者が資料種別、作成所属、
作成年度等をもとに自分の閲覧したい行政資料を容易に検索できるようにしています。
- 153 -
●
県民情報センター・地区県民情報コーナー
県庁舎内に県民情報センターを、県内4地区に地区県民情報コーナーを設け、県の情報公開
や個人情報保護についての案内を行い相談に応じるほか、行政資料やパンフレットを配架し、
一般の利用に供しています。
また、県民の要望の高い行政資料を有償で販売しています。
○
県民情報センター・地区県民コーナーの所在地及び連絡先
① 県民情報センター
③
② 北九州
福岡市博多区東公園 7 番 7 号
県庁舎行政棟北側 1 階
久留米市合川町 1642 番地の1
〒812-8577 北九州市小倉北区城内 7 番 8 号
TEL
(092)651-1111
県小倉総合庁舎 2 階
直通
TEL
(092)643-3108
TEL/FAX
FAX
(092)643-3107
〒803-0813
県久留米総合庁舎 1 階
TEL/FAX
(093)581-4934
〒839-0861
(0942)30-1030
⑤ 京築
④ 筑豊
県民情報コーナー
県民情報コーナー
県飯塚総合庁舎 1 階
利用時間 8:30~17:15
行橋市中央 1 丁目 2 番 1 号
飯塚市新立岩 8 番 1 号
TEL/FAX
県民情報コーナー
県民情報コーナー
代表
筑後
〒820-0004
(0948)29-5459
県行橋総合庁舎 1 階
TEL/FAX
休業日
〒824-0005
土・日・祝日
年末年始
(0930)23-9189
県民情報センター・地区県民情報コーナーの配架資料及び利用状況(平成 22 年度)
名
称
県民情報センター
地区県民情報コーナー
計
配架資料(件) 情報提供(人)
11,028
15,429
8,517
12,354
19,545
27,783
写し交付(枚)
42,790
12,645
55,435
資料:県民情報広報課
◎有償頒布資料一覧
有償刊行物名
価 格
有償刊行物名
郷土のものがたり1
500
郷土のものがたり2
700
矢部川中流域の自然をみよう
-里地・里山ふれあいガイドシリーズ4-
北九州西部の自然を楽しもう
-里地・里山ふれあいガイドシリーズ5-
価 格
150
100
3,600
糸島の自然を訪ねよう
-里地・里山ふれあいガイドシリーズ6-
100
ふくおか新世紀計画第一次実施計画
800
筑豊中南部の自然を訪ねよう
-里地・里山ふれあいガイドシリーズ7-
100
ふくおか新世紀計画第二次実施計画
800
環境白書(平成22年版)
ふくおか新世紀計画第三次実施計画
800
ふくおか新世紀計画
福岡県の希少野生生物-レッドデータブック 2001-
1,800
1,550
福岡県職員倫理条例・規則の手引
150
若い教師のための教育実践の手引(平成2
2年度版)
800
遠賀川水系の自然-自然観察ガイドシリーズ4-
100
福岡県職員録(平成22年度)
750
四王寺山を見に行こう
-里地・里山ふれあいガイドシリーズ1-
150
教育便覧(平成22年度)
300
城山連山を楽しもう
-里地・里山ふれあいガイドシリーズ2-
150
福岡県の賃金事情(平成22年度)
350
古処山麓の自然を訪ねよう
-里地・里山ふれあいガイドシリーズ3-
250
福祉のまちづくり条例 手引書
資料:県民情報広報課
- 154 -
1,050
(2)
広報・広聴
●
県民参加の開かれた県政
本格的な少子高齢社会の到来や経済のグローバル化の進行など新しい時代の潮流に対応し、
県民とともに豊かな福岡県をつくりあげていくためには、幅広い県民の県政への参加が必要で
す。 このため、県民への情報提供や県民ニーズの的確な把握を行う広報・広聴活動は極めて重
要です。
●
情報提供の充実
現在、福岡県が実施している情報提供は、①知事定例記者会見などの報道機関を通じた情報
提供活動、②広報紙 (誌)、インターネットによるホームページ、メールマガジン、動画配信
などの自主媒体の活用、③新聞紙面等による広報やテレビ・ラジオの広報番組の提供などです。
主 な 情 報 提 供 方
主 な 情 報 提 供 方 法
法
実 施 手 段 (媒 体)
①
パブリシティ
活 動
知事定例記者会見
部課長による記者発表
資料提供
「福岡県だより」
備 考
平成22年度 2,171件
隔月(奇数月)約207万部発行
各家庭に配布
「グラフふくおか」
②
自 主 媒 体
③
新聞・テレビ
・ラジオ等
季刊 2万9千部発行
理・美容院、病院、公民館等に配布
点字ふくおか
季刊1,000部発行、視覚障害者に配布
隔月1,200本発行、視覚障害者に配布
「福岡県だより」録音版
福岡県ホームページ
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/
メールマガジン「めるふく」
月2回発行
ふくおかインターネットテレビ
http://webtv.pref.fukuoka.lg.jp
「ふくおか県政だより」
隔月(偶数月)第3日曜日 朝日、毎日、
新聞紙面
読売、西日本に掲載
広 報
不定期広告
随時掲載
RKB 「ふくおか見聞録」(字幕)
毎週土曜日 18:54~19:00
毎週日曜日 8:55~ 9:00
テレビ・ TNC 「フレッシュ!ふくおか県」(字幕)
ラジオ広 TVQ 「それ行け!ふくおか探検隊」(字幕) 毎週金曜日 20:54~21:00
報
FM福岡「福岡県だより」
毎週月・木曜日 9:30~ 9:35
NHK福岡放送局地上デジタル放送データ放送
「イベント情報」を 随時掲載
資料:県民情報広報課
●
県民ニーズの把握
県では、県民と知事が意見交換を行う知事のふるさと訪問事業をはじめ、県政モニター制度、
県民相談、県政提案メール (インターネット、ファックス、手紙・はがき)、ふくおか県政出
前講座などの広聴活動を実施し、県民ニーズの把握に努めています。
なお、県民相談については、県庁の県民相談室及び北九州県民情報コーナーのほか、県保健
福祉環境事務所および保健福祉事務所の総合相談窓口で実施しています。
(3)
行政情報化の推進
インターネットの急速な普及などに見られるように、情報通信技術は、社会・経済のあり方を
大きく変え、県民の生活スタイルやコミュニケーションの方法などにも大きな影響を及ぼしてい
ます。
このような状況の下でIT時代にふさわしい豊かで活力ある福岡県を築くためには、県庁がI
- 155 -
Tを活用し行政サービスの向上を図るとともに、行政事務の効率化を図る 「電子県庁」 や市町村
の電子化を推進することが求められています。
●
電子県庁の推進
平成 13 年4月に福岡県電子県庁推進本部を設置し、福岡県電子県庁推進計画に基づき、県
民・企業に対する「行政サービスの向上」、政策指向型行政運営の実現に向けた「行政事務の
効率化・高度化」、また、これらの実現に不可欠な「情報通信基盤の整備」に取り組み 、17
年度までに電子申請システムや電子調達システムなどの導入による電子県庁の構築を行ったと
ころです。
運用開始以降も、電子申請システムの利用拡大や電子入札の対象範囲拡大など、各システム
の利用拡充を進めており、さらなる行政サービスの向上、行政事務の効率化・高度化を図って
います。
①
行政サービスの向上
インターネットの活用等により、利便性のある質の高いサービスを提供
[電子申請システム・電子調達システムの運用および利用促進]
電子県庁
②
行政事務の効率化・高度化
事務処理の迅速化、情報資源の総合的な活用等による行政運営の効率化、高度化
[文書管理システム、庶務事務システム、財務会計システム、人事給与システム、
税務システム、共通基盤システム等の運用]
③
情報通信基盤の整備
県機関相互、また、県民や企業・市町村・都道府県・国との円滑な情報交換
[庁内情報通信基盤、総合行政ネットワーク、住民基本台帳ネットワーク、電子認
証基盤の整備]
●
情報セキュリティ対策
電子県庁の構築に伴い、インターネット等の外部ネットワークを介した県民や企業との情報
交換が進展するとともに、各職員がパソコンを利用して個人情報をはじめとする重要情報を取
り扱う機会も増加しています。
その一方で、不正アクセスやコンピュータウィルスの脅威、さらには個人パソコンからの重
要情報漏洩が社会問題化するなど、情報セキュリティの重要度はますます増大しています。
この対策として本県では、平成 14 年度に福岡県情報セキュリティ対策基準を定め、組織体
制、情報資産の管理方法、物理的対策・人的対策・技術的対策等に関して具体的な遵守事項を
ルール化し、総合的かつ体系的なセキュリティ対策を講じています。
今後なお一層情報セキュリティ対策の徹底に努め、事故や障害を未然に防止することにより、
安全で安定的な電子県庁の運営を図ります。
- 156 -
●
市町村の電子化推進
住民サービスの向上と行政事務の効率化を目的に、県と市町村が連携して市町村の電子化を
推進するため、平成 14 年 10 月に「ふくおか電子自治体共同運営協議会」を設立しました。
協議会では、15 年度に、24 時間 365 日のシステム運用と万全のセキュリティを確保した上
でのシステムの共同利用等を可能とする「ふくおか電子自治体共同利用センター」を開設して
います。
共同利用センターでは、全国の自治体間を結ぶ総合行政ネットワーク用設備の共同設置や高
速インターネット接続環境の提供を行っています。
また、18 年 10 月からは、住民等がインターネットを利用して住民票の交付予約、講座やイ
ベントの申込みなどを行うことができる「ふくおかネット申請」システムの共同運用を開始し
ました。このシステムについては、23 年 4 月から事業者の提供するクラウドサービスを利用
する「ふくおか電子申請サービス」に更新しています。
(4)
個人情報保護
個人情報の適正な取扱いを確保し、個人の権利利益を保護することを目的に、県は平成4年に
福岡県個人情報保護条例を制定しました。その後、17 年4月の条例の全部改正により、罰則や
利用停止請求権の新設などを行い、さらに 18 年4月からは実施機関を拡大するなどの改正を行
っています。
個人情報保護条例の対象となるのは、県の機関と個人情報を取り扱う民間事業者です。
県が取り扱う個人情報については、収集、利用又は提供等に関する取扱いの制限を設けて保護
するとともに、その内容や所在を明らかにするため、個人情報を取り扱う事務の登録簿を作成し、
県民等が閲覧できるようにしています。 さらに、県に対し、自己の個人情報の開示、訂正及び利
用停止を請求することができることとしています。
一方、民間事業者が取り扱う個人情報については、県が作成した指導方針に基づき、個人情報
が適正に取り扱われるよう、啓発及び
個人情報開示の請求及び決定状況(22年度)
区分
件数
割合
指導等を行っています。
文書による開示請求
172件 100.0%
また、個人情報の保護に関する法律
開示
39件
22.6%
部分開示
124件
72.0%
制定後、法の定め以上に個人情報の提
不開示(不存在を除く。)
1件
0.6%
不存在を理由とする不開示
4件
2.4%
供を控えたりするなど「過剰反応」が
取下げ
2件
1.2%
一部に見られることが指摘されており、
却下
2件
1.2%
9,845件
口頭による開示請求
県としても説明会や出前講座の実施、
3件
訂正請求
0件
利用停止請求
パンフレットやホームページでの情報
2件
不服申立て
提供などにより、個人情報の適正な取
資料:県民情報広報課
扱いについての広報啓発に努めていま
す。
- 157 -
(5)
行政改革への取組
本県では、これまで、思い切った人員や経費の削減を進めるとともに、県立病院の民営化など、
時代の変化に対応した行政改革に継続的に取り組んできました。
現在は、近年の市町村合併の大幅な進展や、国・地方を通じた歳出歳入一体改革など、福岡県
庁を取り巻く状況の変化に対応した行政改革を行うため、平成 19 年7月に策定した「福岡県行
政改革大綱」に基づき、「県民視点の行政運営」等4つの視点から、「少数精鋭体制の確立」、
「多様な主体との協働の推進」、「社会の変化に対応できる体制づくり」、「職員・職場の活性
化」の4つの改革戦略に取り組んでいます。
主な改革事項として、20 年4月には、新しい課題にしっかり対応できるよう、本庁の組織を
一新しました。また、出先機関についても、21 年5月に児童相談所等の体制を見直し、10 月に
は土木事務所等の再編統合を行いました。今後も職員が一丸となって行政改革に取り組み、分権
時代に対応した新しい県庁づくりを積極的に推進していきます。
●
「福岡県行政改革大綱」の概要
○
改革の視点
視点1「県民視点の行政運営」
視点2「先見と協働による地域経営」
視点3「トータルコスト意識の徹底」
視点4「共有と能動」
○
4つの改革戦略
1
少数精鋭体制の確立
(1) 職員数の削減
(2) 事務事業の総点検
(3) 外郭団体の見直し
(4) 歳出削減と収入の確保
2
多様な主体とのパートナーシップ(協働)の推進
(1) 市町村への権限移譲
(2) NPO等との協働の拡大
(3) 情報提供の充実
3
(1) 本庁組織の見直し
(2) 出先機関の見直し
(3) 政策創造力の強化
(4) 公共調達システムの改革
4
○
社会の変化に対応できる体制づくり
職員・職場の活性化
(1) 多様化する課題への柔軟な対応
(2) 能力・実績に基づく人事評価の充実
(3) 職場機能の更なる向上
(4) 職員へのバックアップ体制の充実
計画期間
平成 19 年度~23 年度
(6)
地方分権の推進
●
地方分権の推進
地方自治体が自らの判断と責任のもとで、地域の実情にあった行政を実施することができる
ようにするため、機関委任事務の廃止などこれまで累次の取組が実施されてきました。また、
平成 23 年度には、地域自主戦略交付金の創設、「国と地方の協議の場」の法制化などが行わ
れました。
- 158 -
今後は、「国と地方の協議の場」を活用しながら、権限・財源の地方への一体的な移譲、義
務付け・枠付けの見直し、国の出先機関の原則廃止、地方税財源の強化などに取り組み、分権
型社会の実現を図っていきます。
また、市町村が義務付け・枠付けの見直しや権限移譲に的確に対応できるよう、住民の生活
圏域に合わせ、政令市を除く 13 圏域に設置した圏域市町村会議を通じ、圏域の実情に応じた
行政体制の整備を支援していきます。
●
課税自主権の取組
○
産業廃棄物税
課税自主権を活用した取組として、平成 14 年2月に設置した「福岡県資源循環促進税制を
考える専門家会議」 の最終報告等を踏まえ、16 年6月に産業廃棄物の焼却施設及び最終処
分場への搬入に課税する 「産業廃棄物税条例」 を制定し、17 年4月から「産業廃棄物税」
を導入しています。
また、九州地方知事会に設置された地方税制調査研究会においても、産業廃棄物が県域を
越えて広域に移動していることから、より政策効果を高めるために九州各県が産業廃棄物税
について共同で研究を進めてきましたが、同じく 17 年4月(沖縄県は 18 年4月)から一斉
に導入されています。
この条例の施行により、事業者に対する意識の醸成や使途事業による成果が表れ、その結
果として焼却、埋立等の抑制に繋がるなど効果を発揮しており、今後も効果が期待できます。
○
森林環境税
平成 18 年4月に設置した「森林環境税(仮称)検討委員会」の最終報告等を踏まえ、県民
が享受している水源のかん養、土砂災害等防止、地球温暖化の防止等森林の有する様々な公
益的機能の重要性にかんがみ、荒廃した森林の再生等を図るため、県民税均等割に一定額を
加算する「森林環境税」の導入を決定し、18 年 12 月に「森林環境税条例」、「森林環境税
基金条例」を制定し、20 年4月から導入しています。
なお、17 年4月に導入した熊本県、鹿児島県をはじめとして、現在では沖縄県を除く九
州各県で同様の制度が導入されています。
●
道州制の検討
九州では、本県を含む九州7県と経済界が一体となって設立した「九州地域戦略会議」にお
いて、平成 20 年 10 月に道州制「九州モデル」を策定しました。そして、21 年6月には全国
的な議論を喚起するため、『「九州が目指す姿、将来ビジョン」及び「住民及び国の関心を高
めるためのPR戦略」について』を策定し、道州制に関する理解と支持が得られるよう、シン
ポジウムの開催やパンフレットの配布など、広報活動を行っています。
- 159 -
- 160 -
Ⅲ 地域別の主な事業
1 地域別主要指標
…………………
161
………………………
162
3 福岡地域
4 筑後地域
…………………………
…………………………
163
164
5 筑豊地域
…………………………
165
2 北九州地域
1
地域別主要指標
本県は、 九州の中枢機能が集積している福岡地域や、 九州最大の工業集積を誇る北九州地域、 新た
な産業展開が期待される筑豊地域、 さらに農業や地場産業が展開している筑後地域と、 それぞれ特性
をもつ地域によって構成されています。 今後、 これらの地域間相互の連携を図りながら、 それぞれの
地域が培ってきた各地域の潜在能力を最大限に活かして、 個性ある地域づくりを図っていくことが必
要です。
また、 活力ある地域づくりを進めるためには、 地域の知恵の発揮が求められており、 地域リーダー
の掘りおこしや養成を図り、 地域の力を結集していくことが必要になっています。
地 域 別 主 要 指 標
福岡
総 人 口
実数
人
構成比 %
世 帯 数
実数
世帯
構成比 %
億円
製 造 品 実数
出 荷 額 等 構成比 %
商 品
販 売 額
実数
億円
構成比 %
北九州
2,496,098
1,307,458
49.2%
25.8%
1,088,115
549,556
51.5%
26.0%
18,997
34,675
24.5%
44.6%
161,870
34,725
73.2%
15.7%
筑豊
筑後
436,030
8.6%
172,661
8.2%
13,895
17.9%
6,845
3.1%
資料: ・人口、世帯数は総務省統計局「平成22年国勢調査速報」(平成22年10月1日現在)
・製造品出荷額等は県調査統計課「平成21年福岡県の工業」
・商品販売額は県調査統計課「平成19年商業統計調査結果速報」
注 :四捨五入の関係により、計が一致しない場合がある。
- 161 -
全 県
833,218
16.4%
300,548
14.2%
10,108
13.0%
17,824
8.1%
5,072,804
100.0%
2,110,880
100.0%
77,675
100.0%
221,264
100.0%
2
北
九
州
地 域
この地域は、 九州で最も高い工業集積、 技術集積を有しています。 鉄鋼、 化学などの基礎素材型
産業に加えて、自動車、システムLSI、ロボットなどの加工組立型産業の集積が進み、 蓄積され
た「ものづくり技術」を活かして地域の活性化が図られています。
また、深刻な公害問題を克服した経験や技術を活かし、我が国最先端の環境産業の集積や循環型の
都市づくりが進んでいます。地域産業の知的基盤となっている北九州学術研究都市には、先端科学の
教育や研究開発を行う大学や研究機関が集積しています。
平成 17 年には大水深バースを備えたひびきコンテナターミナルが整備され、18 年には 24 時間運
航可能な北九州空港が完成するなど、アジアの物流拠点として基盤整備進んでいます。
また、門司港レトロ地区には年間 200 万人を超える観光客が訪れています。
京築地域では、地域が持つ「産業」「文化」「教育」の力を活かすことによって、大都市圏では成
し得ない「アメニティ」豊かな都市圏としての発展を目指す京築連帯アメニティ都市圏構想を推進し
ています。
主な事業・計画
事
業
名
計画期間
交通基盤
東九州自動車道の建設
北九州都市高速道路
幹線道路の整備
港湾の整備
空港の整備
産業基盤
農業生産基盤の整備
農村環境の整備
林業基盤の整備
漁業基盤の整備
北九州テクノセンター事業
リサイクル総合研究センター事
業
水素エネルギー戦略事業
北部九州自動車生産拠点の形成
教育・文化・研究基盤
世界遺産登録の推進
北九州学術研究都市構想の推進
生活基盤
京築地域広域的水道整備計画
北部福岡緊急連絡管事業
ダムの建設
街路事業
流域下水道事業
土地区画整理事業
市街地再開発事業
京築連帯アメニティ都市圏構想
の推進
遠賀・中間広域連携プロジェク
ト
概 要
H6~
国土開発幹線自動車道 総延長 約436㎞(うち福岡県域 約49㎞(北九州市~上毛町間)、うち約
8Km供用中(北九州市~苅田町間))
延長49.5㎞
一般国道3号、10号、201号、496号、主要地方道宮田遠賀線、犀川豊前線
北九州港、苅田港
北九州空港の整備
H1~
H13~
ほ場整備事業、基盤整備促進事業
農業集落排水事業、基幹農道整備事業
林道西犀川線、豊築松尾線、蔵持山線
近代化施設の整備、漁場の造成等
地場企業の技術高度化を支援(北九州市)
産学官民の共同体制によるリサイクルシステムの研究開発事業
北九州水素タウン、水素ハイウェイでの実証実験
自動車関連企業の集積の推進、地場企業の参入支援、人材育成、次世代自動車の開発
H20~
「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産登録の推進
先端科学技術に関する教育と大学や研究機関の集積促進
H2~
京築地域の広域的水道整備計画の推進
H18~H22 北九州市と福岡都市圏を結ぶ「水道用水の緊急時用連絡管」の整備
(施工区間:北九州市八幡西区 ~ 遠賀郡岡垣町)
伊良原ダム(みやこ町)
芦屋水巻中間線、曽根行橋線等
H7~
遠賀川下流
学術研究都市北部、折尾(北九州市)、行橋駅西口(行橋市)、赤熊南(豊前市)
H19~
西小倉駅前第一街区(北九州市)
H19~
京築連帯アメニティ都市圏構想の実現を図るための戦略的プロジェクトの実施
H22~
遠賀・中間地域の広域的な連携による各種プロジェクトの実施
- 162 -
3
福
岡
地
域
この地域は、 九州の管理中枢機能や第3次産業の集積が進み、西日本のリーディングゾーンとして
発展してきました。
大都市の活力を持ちながら、良好な自然・居住環境をもった住みやすく、魅力ある、質の高い生活
空間を創造し、アジアにおける人・モノ・情報の交流拠点を目指すふくおかアジア交流大都市圏構想
を推進しています。また、九州大学伊都キャンパスを核とした学術研究都市構想を推進するとともに、
世界レベルの先端システムLSI関連企業の集積や研究開発を支援する「シリコンシーベルト福岡」
や水素エネルギー産業の育成、集積に取組む世界最先端の「Hy-Lifeプロジェクト」など先端
成長産業の集積に取り組んでいます。
平成 23 年3月の九州新幹線の全線開通、福岡空港の滑走路増設に向けた取組、大水深、コンテナ
時代に対応した博多港の整備など国際交通基盤の整備も進んでいます。
17 年には九州国立博物館が開館し、多くの人々が訪れるアジアの文化交流拠点となっています。
主な事業・計画
事
業
名
計画期間
概 要
交通基盤
西九州自動車道
福岡都市高速道路
幹線道路の整備
今宿道路(延長23.3㎞、うち14.5㎞供用中、8.8㎞事業中)
S46~H24 延長56.8㎞(うち55.9㎞供用中)
一般国道3号、202号、322号、385号、500号、主要地方道前原富士線、飯塚福間線、筑紫野古賀線、飯塚大野
城線、筑紫野三輪線
九州新幹線(鹿児島ルート)博 H9~22
博多~新八代間(約130㎞)に標準軌新線(フル規格)を建設
多~新八代間建設事業
港湾の整備
博多港
連続立体交差事業
H15~26
西鉄天神大牟田線(春日原~下大利) 約3.4㎞
福岡空港の整備
H15~
過密化対策についての総合的な調査、滑走路増設計画の検討
産業基盤
農業生産基盤の整備
農村環境の整備
林業基盤の整備
漁業基盤の整備
JSTイノベーションプラザ福
岡事業
福岡システムLSI総合開発セ
ンター事業
水素エネルギー戦略事業
H13~
H16~
H16~
北部九州自動車生産拠点の形成
ほ場整備事業、基盤整備促進事業
農業集落排水事業、農地環境整備事業
早良線、第3~4雷山浮獄線、高木線
近代化施設の整備、漁場の造成等
大学等の研究成果の社会還元のための拠点施設として、産学官交流、産学官による研究成果の活用・実用化に
向けた育成を推進
シリコンシーベルト福岡プロジェクト推進の中核施設として人材育成から研究開発、事業展開、産学官交流ま
でを総合的に支援
福岡水素タウン、水素ハイウェイ、福岡水素エネルギー人材育成センターによる技術者の育成、水素材料先端
科学研究センターの設立、水素エネルギー製品研究試験センターの設立
自動車関連企業の集積の推進、地場企業の参入支援、人材育成、次世代自動車の開発
教育・文化・研究基盤
九州大学学術研究都市構想の推進
世界遺産登録の推進
生活基盤
福岡地域広域的水道整備計画
北部福岡緊急連絡管事業
ダムの建設
街路事業
流域下水道事業
土地区画整理事業
筑後川・矢部川流域レク・リ
ゾート構想の推進
H10~
H20~
福岡都市圏西部に統合移転される九州大学を核とした新しい学術研究都市の形成
「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録の推進
H18~
福岡地域の広域的水道整備計画の推進
H18~H22 北九州市と福岡都市圏を結ぶ「水道用水の緊急時用連絡管」の整備
(施工区間:宗像市 ~ 福岡市東区)
五ヶ山ダム(那珂川町・佐賀県吉野ヶ里町)、小石原川ダム(朝倉市、東峰村)、大山ダム(大分県日田市)
千代粕屋線、那珂川宇美線等
S46~
御笠川那珂川、多々良川、宝満川、宝満川上流
伊都、香椎副都心・香椎駅周辺、渡辺通駅北(福岡市)、小郡・筑紫野ニュータウン(701haのうち筑紫野地
域403ha)、下大利駅東(大野城市)、福間駅東(福津市)、赤間駅北口(宗像市)、沖田、緑ヶ浜(新宮
町)
H3~
自然歩道、親水環境の整備等
災害対策事業
H22~
床上浸水対策特別緊急事業(H22~、那珂川、樋井川)
糟屋中南部地域広域連携プロ
ジェクト
H22~
糟屋中南部地域における広域的な連携プロジェクトの推進
朝倉地域広域連携プロジェクト H23~
朝倉地域における広域的な連携プロジェクトの推進
- 163 -
4
筑
後
地
域
この地域は、 豊かな自然と農林水産業や地場産業、 商工業などの多様な産業、 文化、 さらに個性あ
る都市群など、 魅力に満ちた地域です。しかし、 就業機会の不足などによる長期の人口流出、 高齢化
の進展など厳しい状況にあります。 このため、 都市機能の充実や農業をはじめとする多様な産業の展
開など地域特性を活かした活性化が求められています。
大牟田地域では、 平成9年3月の三池炭鉱
閉山に伴い、 石炭産業に代わる新しい産業として、環境・リサイクル産業の集積に取り組み、大牟田
エコタウンでは、RDF発電や廃家電から希少金属を取り出すレアメタルリサイクル、炭素繊維リサ
イクルなど環境産業の展開を図っています。
また、久留米を中心に進めている「福岡バイオバレープロジェクト」は、ベンチャー企業の設立や
新たな研究開発が進み、全国屈指のバイオ産業の拠点となっています。
23 年春には、九州新幹線が全線開通し、筑後船小屋駅、新大牟田駅が新たに設置され定住人口や
交流人口の拡大につなげていく必要があります。有明海沿岸道路や三池港などの交通基盤や筑後広域
公園や流域下水道などの生活基盤の整備を進め、地域の振興と良質な居住環境の整備に努めています。
個性豊かな都市がそれぞれの機能を連携・補完しあうネットワーク型の新しい都市として発展する
ために、筑後ネットワーク田園都市圏構想を推進しています。
主な事業・計画
事
業
名
交通基盤
地域高規格道路
幹線道路の整備
計画期間
H6~
九州新幹線(鹿児島ルート)博多~新 H9~22
八代間建設事業
港湾の整備
産業基盤
農業生産基盤の整備
概 要
一般国道3号、208号、210号、385号、442号、443号、主要地方道八女香春線、久留米筑紫野線、三潴上
陽線、久留米小郡線、有明海沿岸道路(大牟田市~佐賀県鹿島市 延長約55km、うち14.2km供用中)
博多~新八代間(約130㎞)に標準軌新線(フル規格)を建設
三池港
ほ場整備事業、かんがい排水事業、基盤整備促進事業
クリーク防災機能保全対策事業
H17~25
両筑平野用水二期事業
農村環境の整備
中山間地域総合整備事業、水環境整備事業、農村振興総合整備事業、農業集落排水事業
林業基盤の整備
黒木・星野線、姫治線、仁田坂~國武線
漁業基盤の整備
近代化施設の整備、漁場の造成等
久留米リサーチ・パーク事業
S62~
開放型試験研究施設、人材育成、交流事業などの展開
オフィス・アルカディア事業の推進
H6~
産業業務施設(事務所・研究所)の集積拠点
大牟田エコタウン事業
H10~
バイオ産業拠点化事業
H13~
RDF発電所、RDF化施設、エコサンクセンター、リサイクルプラザ、レアメタルリサイクル施設、
炭素繊維リサイクル施設
福岡バイオインキュベーションセンターの開設、福岡バイオファクトリーの開設、治験ネットワーク福
岡の構築
自動車関連企業の集積の推進、地場企業の参入支援、人材育成、次世代自動車の開発
H20~
「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産登録の推進
H14~
筑後地域の広域的水道整備計画の推進
小石原川ダム(朝倉市、東峰村)、大山ダム(大分県日田市)
北部九州自動車生産拠点の形成
教育・文化・研究基盤
世界遺産登録の推進
生活基盤
筑後地域広域的水道整備計画
ダムの建設
災害対策事業
H19~
床上浸水対策特別緊急事業(H19~ 池町川)
「かわまちづくり」支援
H2~
沖端川、柳川堀(二ツ川)
広域公園整備
H7~
筑後広域公園
流域下水道事業
H6~
街路事業
長溝線、東合川野伏間線等
土地区画整理事業
市街地再開発事業
筑後川中流右岸、矢部川
花畑駅周辺(久留米市)、柳川駅東部(柳川市)
H18~
筑後川・矢部川流域レク・リゾート構 H3~
想の推進
筑後ネットワーク田園都市圏構想の推 H14~
進
JR久留米駅前第一街区
公園、河川整備、遊歩道、サイクリングロード、キャンプ場、宿泊施設等
筑後ネットワーク田園都市圏構想の実現を図るためのリーディング・プロジェクトの実施
- 164 -
5
筑
豊
地
域
この地域は、石炭産業の衰退による経済的、社会的疲弊を解消するため、産業基盤や生活環境の整
備が進められ、地域は大きく転換しようとしています。
自動車産業の立地が進み、最先端の電磁波測定施設を有するADOX福岡や自動車産業を支える人
材育成も活発に行われるなど、産業構造は大きく変わりつつあります。
理工系大学を中心にベンチャー企業や研究機関の集積を図り、新たな産業創出の拠点づくりを目指
す飯塚トライバレー構想も進められています。
地域が一丸となって、筑豊農業の活性化に取り組み、おいしい米作りや特産のトルコギキョウ、野
菜や果樹の生産が進められています。
地域活性化インターチェンジやスマートインターチェンジ、国道 200 号、201 号バイパスの整備に
より福岡、北九州両都市圏との交通ネットワークも飛躍的に向上し、筑豊緑地や下水道など生活環境
の整備も進んでいます。これらを活用し、定住人口や交流人口のさらなる拡大を進めていく必要があ
ります。
主な事業・計画
事
業 名
計画期間
概 要
交通基盤
幹線道路の整備
福北ゆたか線の電化
一般国道200号、201号、322号、500号、主要地方道室木下有木若宮線、飯塚福間線、直方水巻線
H9~H13 福北ゆたか線(篠栗線・筑豊本線)66.8kmの電化
産業基盤
農業生産基盤の整備
ほ場整備事業
林業基盤の整備
たがわ情報センター事業
弓張岳線、豊前坊線、熊ヶ畑・安真木線
H14~
地域の情報拠点としての、地域の情報発信、地域の情報化支援及び情報通信関連産業の誘致育成
飯塚トライバレーセンター事業 H15~
産学官連携、インキュベート施設を活用した、情報関連ベンチャー企業の創業・育成支援や企業誘致の促進
直鞍産業振興センター事業
電子機器の電磁波対策を行うための国際認証を受けられる計測施設の活用
H14~
北部九州自動車生産拠点の形成
自動車関連企業の集積の推進、地場企業の参入支援、人材育成、次世代自動車の開発
教育・文化・研究基盤
飯塚研究開発センター事業
H4~
大型研究プロジェクトや産学官共同研究を実施
H2~
田川地域の広域的水道整備計画の推進
生活基盤
田川地域広域的水道整備計画
ダムの建設
伊良原ダム(みやこ町)
街路事業
鯰田中線、境口頓野線等
土地区画整理事業
H19~
流域下水道事業
H7~
遠賀川下流、遠賀川中流、明星寺川雨水
嘉飯都市圏活性化推進事業
H20~
嘉飯地域(飯塚市・嘉麻市・桂川町)における広域連携プロジェクトの推進
直方・鞍手広域連携プロジェク H22~
ト
田川広域連携プロジェクト
H23~
須崎町(直方市)
直方・鞍手地域(直方市・宮若市・小竹町・鞍手町)における広域連携プロジェクトの推進
田川地域(田川市、香春町、添田町、糸田町、川崎町、大任町、赤村、福智町)における広域連携プロジェクトの推
進
- 165 -
- 166 -
Ⅳ 平成23年度県予算の概要
1
一般会計歳入歳出予算、
特別会計予算
2
3
…………………
167
重点施策体系 …………………
主要(重点)事業 ……………
170
171
1 一般会計歳入歳出予算、特別会計予算
(1)一般会計歳入予算額
(単位:千円)
平
成
23
年
平
度
成
22
年
度
比
較
款 名
当初予算(A)
構成比
当初予算(B)
構成比
(A)/(B)
(A) - (B)
%
%
%
1.
県
税
482,137,295
29.8
451,844,636
28.4
30,292,659
106.7
2.
地方消費税清算金
96,321,597
6.0
90,918,445
5.7
5,403,152
105.9
3.
地 方 譲 与 税
64,844,233
4.0
54,532,328
3.4
10,311,905
118.9
4.
地方特例交付金
5,015,677
0.3
5,741,929
0.4
726,252
87.4
5.
地 方 交 付 税
283,473,358
17.5
280,398,200
17.6
3,075,158
101.1
1,673,978
0.1
1,612,635
0.1
61,343
103.8
△
交 通 安 全 対 策
6.
特 別 交 付 金
7.
分担金及び負担金
6,180,165
0.4
10,755,642
0.7
△ 4,575,477
57.5
8.
使用料及び手数料
10,382,964
0.6
10,650,594
0.7
△
267,630
97.5
9.
国 庫 支 出 金
183,131,406
11.3
191,564,887
12.0
△ 8,433,481
95.6
入
7,055,673
0.4
5,772,870
0.4
1,282,803
122.2
10.
財
産
収
11.
寄
附
金
500
0.0
420
0.0
80
119.0
12.
繰
入
金
72,134,649
4.5
66,233,061
4.2
5,901,588
108.9
13.
繰
越
金
1
0.0
1
0.0
0
100.0
14.
諸
収
入
142,489,942
8.8
138,935,279
8.7
3,554,663
102.6
15.
県
債
264,668,700
16.3
281,071,500
17.7
△16,402,800
94.2
1,619,510,138
100.0
1,590,032,427
100.0
29,477,711
101.9
合 計
- 167 -
(2)一般会計歳出予算額
(単位:千円)
平
成
23
年
平
度
成
22
年
度
比
較
款 名
当初予算(A)
構成比
当初予算(B)
構成比
%
(A) - (B)
(A)/(B)
%
%
1.
議
会
費
2,945,055
0.2
2,795,374
0.2
149,681
105.4
2.
総
務
費
56,198,732
3.5
60,683,221
3.8
△ 4,484,489
92.6
3.
保
健
費
203,979,981
12.6
200,272,500
12.6
3,707,481
101.9
4.
環
境
費
4,150,771
0.3
4,310,407
0.3
159,636
96.3
5.
生 活 労 働 費
141,682,434
8.7
131,747,140
8.3
9,935,294
107.5
6.
農林水産業費
63,883,534
3.9
64,616,400
4.0
732,866
98.9
7.
商
費
120,715,986
7.5
118,972,139
7.5
1,743,847
101.5
8.
県 土 整 備 費
138,230,290
8.5
141,545,829
8.9
△ 3,315,539
97.7
9.
警
察
費
127,586,404
7.9
128,351,511
8.1
△
765,107
99.4
10.
教
育
費
406,376,987
25.1
400,852,818
25.2
5,524,169
101.4
11.
災 害 復 旧 費
2,359,357
0.1
2,730,504
0.2
371,147
86.4
12.
公
費
192,200,007
11.9
187,025,966
11.7
5,174,041
102.8
13.
諸
金
159,000,600
9.8
145,928,618
9.2
13,071,982
109.0
14.
予
費
200,000
0.0
200,000
0.0
0
100.0
1,619,510,138
100.0
1,590,032,427
100.0
29,477,711
101.9
工
債
支
出
備
合 計
- 168 -
△
△
△
(3)特別会計予算額
(単位:千円)
平 成 23 年 度
当初予算額(A)
平 成 22 年 度
当初予算額(B)
金
38,486
49,760
△
11,274
理
358,712,307
363,106,714
△
4,394,407
金
37,671
44,335
△
6,664
母 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 事 業
803,473
1,042,298
△
238,825
金
21,035
24,932
△
3,897
就 農 支 援 資 金 貸 付 事 業
200,939
458,535
△
257,596
県
業
367,738
376,845
△
9,107
林 業 改 善 資 金 助 成 事 業
151,740
266,794
△
115,054
沿 岸 漁 業 改 善 資 金 助 成 事 業
163,565
152,550
小規模企業者等設備導入資金貸付事業
2,052,091
2,441,293
△
389,202
公 共 用 地 先 行 取 得 事 業
13,744
133,090
△
119,346
業
11,001,968
13,154,337
△
2,152,369
県 営 埠 頭 施 設 整 備 運 営 事 業
5,375,371
7,814,615
△
2,439,244
業
19,875,643
20,945,616
△
1,069,973
理
6,705,956
6,974,143
△
268,187
405,521,727
416,985,857
会
財
政
公
市
災
河
流
住
計
調
名
整
債
町
営
振
救
林
川
域
管
村
害
宅
興
助
造
開
下
基
基
成
発
水
基
事
事
道
事
管
合 計
- 169 -
比 較
(A)-(B)
11,015
△ 11,464,130
2
重点施策体系
平成23年度
重点施策体系
(1) 地域経済を支える中小企業の振興
(2) 活力と魅力にあふれる農林水産業づくり
(3) アジアに向けたビジネス・交流拠点づくり
「元気を西から」
活力と成長力に満ちた経済と
雇用の創出
(4) 21 世紀型先端成長産業の育成
(5) きめ細かな就職支援と職業能力の向上
(6) 九州一体の観光振興と福岡の魅力発信
(7) 省エネルギー・次世代エネルギー社会の実現
(8) 国際競争力を高める社会資本の整備
県民幸福度日本一を目指す
~福岡県に生まれ、生活してよかったと実感できる県づくり~
(9) 東日本大震災の被災地復興・被災者支援
(1) 地域防災計画の見直しと防災・救助体制の強化
総合的な防災対策の実施
(2) 災害に強いまちづくり
(1) 高齢者や障害者が安心してはつらつと生活できる
社会づくり
はつらつ、健やか、共に支えあ
う安心社会
(2) 女性がいきいきと働き活躍する社会づくり
(3) 安心して子育てができる社会づくり
(4) 誰もが元気に暮らせる健康社会づくり
(5) NPO、ボランティアが活躍する共助社会づくり
(6) 県民が安全に安心して暮らせる社会づくり
(1) 志を持ったたくましい青少年の育成
子どもが将来に向かって夢を
広げ、はばたく社会
(2) 確かな学力と個性を伸ばす学校教育の推進
(3) 多様性を育む歴史文化・スポーツの振興
(1) 持続可能な循環型社会づくり
環境にやさしく、快適に暮ら
せる社会
(2) 緑豊かで美しい県土づくり
(3) 快適で便利な生活環境づくり
(1) 県民幸福度日本一を目指す新総合計画の策定
県民とともに進める県政
(2) 行財政改革の推進
(3) 県民に開かれた県政の推進
- 170 -
3 主要(重点)事業
1.「元気を西から」 活力と成長力に満ちた経済と雇用の創出
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
商工政策
課
(798,762) ○ バス業者、トラック業者等に対する交付金
7 1 2 運輸事業振興助成交付金
801,647
地 域 商 品 券 に よ る
(730,061) ○ 商工会、商工会議所及び商店街が行うプレミアム(割増金)付商品券
の発行に対する助成
地域経済活性化支援費
地
458,778
(
新
0) ○ 商店街が行う出張商店街、巡回・宅配サービス、買い物送迎等に対す
出 向 く 商 店 街 事 業 費
る助成
16,453
域
(3,878,944) ○ 商工会、商工会議所、商工会連合会の指導員等(473人)、記帳専任
経
小 規 模 指 導 事 業 費
職員(175人)の人件費及び指導事業費等補助金
3,774,969
済
(7,524) ○ 経営安定特別相談室の運営経費
7 1 2 経営安定特別相談事業費
を
福岡、北九州、久留米、大牟田、飯塚の商工会議所及び商工会連合
7,524
支
(2,497) ○ 大規模小売店舗の適正な立地のために要する経費
大規模小売店舗立地対策費
え
2,428
る
中
小
会
中 心 市 街 地 商 店 街
に ぎ わ い 創 出 事 業 費
中小企業
振
興
課
(35,259) ○ 顔が見える商店街づくり推進事業費
○ 商店街活性化がんばろう会事業費
27,889
25,488
2,401
(5,404) ○ 商店街振興組合に対する指導事業費補助金
商店街振興組合指導事業費
5,394
企
(1,196) ○ 県産品愛用強調月間に要する経費
県 産 品 愛 用 推 進 費
業
1,141
の
(5,100) ○ アクロス福岡で開催される伝統的工芸品の展示会に対する助成
アクロス福岡出展事業費
振
5,100
7 1 3
興
地 場 産 業 活 力 創 造
支
援
事
業
費
大 川 イ ン テ リ ア
(25,820) ○ 伝統的工芸品月間負担金
○ 産地振興費等
24,718 ○ 地場産業の販路拡大等振興対策に要する経費
業
振
興
費
12,352
(5,000) ○ 魅力的で付加価値の高い家具ブランドの創出及び販売促進に対する助
成
産
840
11,526
5,000
(1,070) ○ 県産品PRコーナーの設置に要する経費
7 1 4 県 産 品 P R 強 化 費
1,070
- 171 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(104,012,987)
○ 中小企業者の経営安定を図るために要する経費
(融資枠 6,819億円)
7 1 1 中小企業振興資金融資費
主な資金
106,668,607
・緊急経済対策資金 4,363億円
新 うち震災関連特別枠 ( 1,500億円)
・長期経営安定資金 2,151億円
地
債 務 負 担 行 為
9,322,433 ○ 信用保証協会に対する損失補償
・返済期限猶予に伴う損失補償期間の延長 2年間→3年間
域
債 務
経
負担行為
新
(
「 日 本 復 興 」
企 業 応 援 融 資 費
済
0) ○ 東日本大震災の影響による本県への生産拠点の移転等に必要な低利
融資制度の創設に伴う利子補給
800,000
(融資枠 400億円、利子補給 1%×2年間)
(619) ○ 中小企業の受注確保対策及び構造改善対策に要する経費
中小企業
7 1 1 中小企業振興対策事業費
598
を
経営金融
課
(204,719) ○ 指導員等(29人)の人件費及び組合等指導事業費補助金
7 1 2 中小企業団体中央会補助金
支
202,560
(105,680) ○ 中小企業振興センターでの窓口相談及び専門家派遣、経営革新支援等
え
中小企業総合支援事業費
に要する経費
99,845
7 2 2
る
イ ン タ ー ネ ッ ト 通 販
(19,959) ○ インターネット通販「よかもん市場」による中小企業の販路拡大に要
する経費
拡
中
大
支
援
費
小
小規模企業者等設備導入
特別会計
資 金 貸 付 事 業 費
企
15,000
○ 高度化資金
○ 設備導入資金
・設備資金
(2,441,293)
・設備貸与資金
2,052,091
・設備貸与補助金等
○ 公債費等
○ 事務費
2,904
966,786
400,000
550,000
16,786
1,062,418
19,983
業
ものづくり基盤強化事業費
の
新産業・
振
11,741
1,439
6,146
(20,485) ○ 中小企業の技術振興を目的とした団体に対する助成
7 2 6 技 術 振 興 助 成 費
技術振興
課
興
中 小 企 業 デ ザ イ ン
活
用
推
進
費
戦略的企業立地促進事業費
企業立地
課
(19,953) ○ 自動車関連産業への技術支援に要する経費
○ ものづくり人材の育成に要する経費
19,326 ○ 福岡ものづくり産業振興会議の運営に要する経費
20,785
(12,111) ○ 中小企業のデザインを活用した商品開発に対する助成
○ 産業デザイン振興事業費
7,662 ○ 福岡県産業デザイン協議会事業負担金
(1,663,970) ○ 企業立地促進交付金
○ 企業立地促進融資貸付金等
1,545,146
7 2 7
(40,212) ○ 工場用地基盤整備補助金等
工場用地基盤整備事業費
40,205
- 172 -
1,635
5,232
795
1,272,220
272,926
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
新
企業立地
課
7 2 7
「日本復興」企業応援
(
ワンストップセンター
0)
○ 「日本復興」企業応援ワンストップセンター専用ホームページの情報
発信機能強化に要する経費
913
情 報 発 信 強 化 費
(23,020) ○ 松山工業用地の分譲促進に要する経費
港
湾
課
特別会計
苅田港埠頭施設運営費
21,297
都市計画課
8 5 1 街なか活性化促進事業費
県産農林水産物輸出促進費
新
(59,780) ○ 街なか居住の推進に要する経費
○ 中心市街地活性化基本計画策定支援等に要する経費
58,006 ○ にぎわい施設の街なかへの誘導に要する経費
38,818
14,256
4,932
(3,450) ○ 海外マーケットにおける福岡フェアの開催、国際見本市への出展等に
要する経費
3,450
(
0) ○ 香港における県産農産物の風評被害払拭に要する経費
農 産 物 海 外 風 評 被 害
活
緊
急
対
策
費
6,476
(448,054) ○ 新規就農者の確保・育成に要する経費
力
農業人材確保支援事業費
と
475,830
農林水産
6 1 1
魅
政
策
課
(900) ○ 農林漁業就業セミナー及び相談会の開催に要する経費
新農林漁業者就業促進費
3,157
力
に
た く ま し い 農 業 人 材
あ
育
ふ
成
事
業
費
れ
推
る
中 山 間 地 域 農 林 産 物
農
販
林
中山間地域等直接支払
交
農山漁村
3,196
3,516
1,571
0) ○ 農業に対する理解と認識を深めるための啓発活動に要する経費 2,580
6,925
○ 「ふくおかの農業応援団」の募集・登録等に要する経費
9,505
(
新
元気なふくおか農業づくり
水
(14,819) ○ 新規就農者及び農村女性に対する研修等に要する経費
○ 就農相談・就農啓発活動等に対する助成
8,283 ○ 青年農業者の育成に要する経費
進
売
費
推
付
進
事
業
費
費
(5,916) ○ 地域ブランドを活用した農林産物の販売体制の構築に要する経費
5,916
(644,126) ○ 中山間地域等直接支払制度に係る市町村に対する交付金
633,573
6 1 2
産
振
興
課
農地・水保全管理支払
業
事
業
費
(368,205) ○ 農地・農業用水路や農村環境などの保全のための共同活動に対する交
336,427
付金
377,644 ○ 施設の長寿命化のための活動に対する交付金
41,217
(1,571) ○ 中山間地域等における放牧利用に対する助成
づ
耕作放棄地対策推進費
914
く
り
農林水産
物
安
全
ひろげよう!ふくおかの
(9,451) ○ 食育の普及啓発及び地域食育活動への助成等
食
12,136
6 1 1
課
と
農
推
進
費
(68,917) ○ 農業近代化資金利子補給費等
団体指導
課
農業近代化資金融通対策費
54,276
6 1 4
債
務
負
担
行
為
221,978
- 173 -
・融資枠 40億円
・利子補給率 0.40%~2.02%
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
農 業 経 営 体 育 成 資 金
融
債
通
務
対
負
策
担
行
21,077
為
17,861
特 別 資 金 融 通 対 策 費
力
債
務
負
担
行
為
6 1 4 農林漁業災害対策資金
と
団体指導
課
融
債
通
務
対
負
策
担
行
(24,991) ○ 農業経営体育成資金利子補給費等(スーパーL資金)
費
農 家 負 担 軽 減 支 援
活
魅
説 明
款 項 目
・融資枠 27億円
・利子補給率 0.15%
(4,903) ○ 農家負担軽減特別資金利子補給費等
4,074
・融資枠 2億円
19,855
・利子補給率 1.125%
(1,550) ○ 被災農林漁業者の経営再建を図るための融資に対する利子補給費
費
1,528
為
5,539
・融資枠 3億円
・利子補給率 0.175%~1.075%
力
森林組合組織整備推進費
に
木 材 産 業 等 高 度 化
あ
推 進 資 金 助 成 事 業 費
(1,669) ○ 森林組合系統体制支援事業費
○ 森林組合育成支援事業費
1,669 349
1,320
(190,000) ○ 木材関連業者の事業の合理化を推進するために要する経費
(融資枠 585百万円)
190,000 ふ
(153,577) ○ 林業・木材産業改善資金貸付金等
特別会計
れ
林業改善資金助成事業費
151,740
ふ く お か 農 林 水 産 物
る
販
売
促
進
費
(19,332) ○ 県内及び大都市圏における消費拡大のためのPR活動等に要する経費
17,315
農
野菜価格安定対策事業費
林
水
(78,140) ○ 野菜指定産地における指定野菜の生産・供給の安定を図るための価格
安定基金造成事業費
77,298
指定 8品目
活力ある高収益型園芸
(1,085,000)
産
産 地 育 成 事 業 費
1,385,000
業
農 林 水 産 物 鳥 獣 被 害
づ
園芸振興
課
6 2 2
防
止
対
策
費
「花あふれるふくおか」
く
り
総
合
推
進
費
白 ギ ク 「 雪 姫 」
販 売 拡 大 対 策 費
○ 新
6次産業化推進のための生産加工流通施設の整備等に対する助成
388,340
(3,177) ○ 県産花きの消費拡大に要する経費
2,677
(1,989) ○ 日持ちが良く、芽摘み作業の省力化が可能な新品種の販路拡大等に要
する経費
1,989
0) ○ 県産花きの需要喚起のためのフラワーフェアの開催等に要する経費
花 き 農 家 経 営 支 援 費
2,406
(
新
0) ○ 「とよみつひめ」の産地拡大及び品質向上に要する経費
「とよみつひめ」競争力
強
化
費
300,000
(110,560) ○ 農林水産物の鳥獣被害の防止に要する経費
(
新
○ 園芸産地の育成、雇用型経営導入を図るための生産流通施設の整備等
1,085,000
に対する助成
10,552
- 174 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(
新
0) ○ 学校給食への県産果実提供等に要する経費
6 2 2 県 産 果 実 学 校 給 食
導
園芸振興
課
入
促
進
費
園 芸 農 業 生 産 総 合
10,882
(657,555) ○ 集出荷施設等の整備に対する助成
6 2 3
対
策
事
業
費
活
166,443
(64,308) ○ 近代化施設及び環境施設等の総合的な整備に要する経費
経 営 構 造 対 策 事 業 費
322,974
力
機 械 導 入 支 援 費
(258,833) ○ 農作業集約化及び生産規模拡大に取り組む担い手が行う機械整備に対
する助成
145,000 水 田 農 業 生 産 総 合
(473,932) ○ 生産体制の高度化を図るための施設整備に対する助成
水 田 農 業 担 い 手
と
魅
対
力
策
事
業
費
水田農業
に
振
興
課
6 2 3 県産米消費拡大事業費
あ
農 地 利 用 推 進 費
ふ
356,391
(112,290) ○ 農地の売買業務に対する助成
○ 農地確保及び有効利用の推進に要する経費
26,837 (
新
9,400
(12,119) ○ 「夢つくし」の学校給食への導入を促進するための経費
○ 県産米消費拡大のための県民運動の実施に要する経費
11,540
れ
0)
水田農業経営力強化費
る
638,465
2,140
26,263
574
○ 大規模化や多角化等に取り組む法人及び専業農家に対する助成
549,689
○ 経営支援アドバイザーの派遣に要する経費
33,800
○ 米消費拡大に要する経費
54,976
農
テレビCM及び県産米マークの作成、米パン製造器購入者に対する
県産品の提供
(17,871) ○ 園芸農業における雇用システムの実証等に対する助成等
林
6 2 4 雇用型園芸農業推進費
13,034
水
次世代「あまおう」開発費
産
業
(13,154) ○ 温暖化でも安定的な生産が保てる次世代「あまおう」の開発に要する
経費
5,504
(6,512) ○ 暑さや病気に強く、早期収穫が可能な新品種開発に要する経費
経営技術
福岡のナシ新品種開発費
支
援
課
づ
3,825
6 2 5
(8,180) ○ 収量が多く、早播きが可能な新品種開発に要する経費
福岡の大豆新品種開発費
く
6,969
新
り
(
か き 新 品 種 「 秋 王 」
普
及
事
業
費
「ふくおかのひと味ちがう
畜 産 物 」 推 進 費
畜
産
課
0) ○ 種なしで糖度の高い新品種「秋王」の苗木大量増殖等に要する経費
16,565
(659) ○ 「博多和牛」の普及推進に要する経費
477
6 3 2
受 精 卵 移 植 等 実 用 化
確
立
事
業
費
(2,128) ○ 牛の受精卵の分割処理及び移植の実用化促進に要する経費
2,116
- 175 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
畜産経営維持緊急支援資金
融
畜
産
課
6 3 2 債
通
務
対
負
策
担
行
1,823
為
5,197
ふくおかの畜産競争力
強
化
費
力
国 営 造 成 水 利 施 設
管 理 体 制 整 備 事 業 費
と
(2,349) ○ 畜産業者の経営再建を図るための融資に対する利子補給費
費
新
活
(
・融資枠 300百万円
・利子補給率 0.12%
0) ○ 規模拡大に取り組む担い手が行う施設整備等に対する助成
38,486
(39,530) ○ 国営及び付帯県営事業で造成した水利施設に係る管理計画の策定等に
要する経費
38,488
○ ほ場整備事業費
魅
○ かんがい排水事業費
力
基 盤 整 備 事 業 費
(9,643,526)
○ 農地等保全管理事業費
○ 県単独公共事業費
7,942,618
に
あ
ふ
説 明
款 項 目
中山間地域農村活性化
農村整備
課
れ
537,234
・農村環境整備事業費
403,934
・土地改良事業実施計画費
130,000
・経営生産対策促進事業費
3,300
総 合 整 備 事 業 費
134,400
農 地 環 境 整 備 事 業 費
(70,350) ○ 中山間地域における耕作放棄地の悪影響の除去と優良地の保全整備に
要する経費
70,245
6 4 2
○ 両筑平野用水管理費負担金
農
(11,554,125)
国 営 事 業 等 負 担 金
11,581,900
水
産
1,346,601
○ 国営筑後川下流かんがい排水事業負担金
6,787,222
○ 国営筑後川中流かんがい排水事業負担金
○ 国営海岸保全施設整備事業負担金
○ 国営椎田地区農地再編整備事業負担金
○ 水資源機構営筑後大堰建設事業負担金
○ 国営総合農地防災事業負担金
6 1 1 林業労働力確保対策費
24,027
○ 国営耳納山麓総合かんがい排水事業負担金
○ 水資源機構営筑後川下流用水事業負担金
○ 水資源機構営筑後川下流用水事業管理費負担金
業
225,240
4,922,885
(396,900) ○ 中山間地域における活性化のための総合整備に要する経費
る
林
2,257,259
(3,691) ○ 林業労働力確保支援センターに対する助成
○ 新規林業就業者の育成・確保等に要する経費
55,625
94,665
391,474
90,034
60,675
1,768,180
182,082
836,940
2,214
53,411
づ
(210,000) ○ 森林組合事業資金貸付金
6 1 4 森林 組合振 興対策費
く
180,000
り
林業振興
課
「ふくおかの木と竹」
ふ れ あ い 推 進 費
6 5 2 特用 林産振 興対策費
林 業 労 働 環 境 対 策 費
(941) ○ 「ウッドフェスタ」の開催等木材及び竹材利用の普及啓発強化に要す
る経費
827 (4,189) ○ 作業道等整備事業費
○ 特用林産産地振興推進費
4,270
3,895
(6,227) ○ 労務対策事業費
○ 林業労働安全衛生総合対策事業費
6,217 4,178
- 176 -
375
2,039
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
樹 苗 関 係 振 興 対 策 費
(16,000) ○ 樹苗確保対策貸付金
貸付対象本数 80万本
13,000
6 5 2
ふくおか林業・木材産業
再
生
促
進
費
(18,391) ○ 住宅メーカー等の需要に対応した効率的な素材の供給と良質な乾燥材
の生産体制の構築に要する経費
16,437
(42,522) ○ 森林整備を実施するための林業機械の導入等に対する助成
活
森林整備推進対策事業費
37,998
力
林業振興
課
と
造
林
事
業
費
6 5 3
魅
林 道 整 備 事 業 費
力
に
森林林業技術センター
6 5 6
試
あ
ふ
れ
森林保全
課
験
費
(739,605) ○ 造林事業費
○ 県単造林事業費
818,351
○
(2,424,536) ○
○
2,273,057 ○
○
県代行林道開設費
県営林道開設費
森林整備林道事業費
県単林道事業費
ふるさと林道緊急整備事業費
761,727
56,624
1,089,000
355,000
68,109
60,948
700,000
(14,533) ○ バイオテクノロジーを活用した森林資源の高度利用技術の開発等に要
する経費
25,362
森 林 流 域 管 理 推 進 費
(748) ○ 流域単位に木材生産から加工、流通までを含めた流域管理システムの
推進活動に要する経費
748
森林調査等活動支援費
(125,274) ○ 森林所有者等の計画的な森林施業の実施に必要な事前活動に対する交
付金
92,732
6 5 2
る
(297,000) ○ 県漁業信用基金協会運営資金貸付金
農
6 6 1 漁 業 金 融 対 策 費
220,000
林
(31,273) ○ 漁業近代化資金の借受者に対する利子補給費
水
漁業近代化資金利子補給費
産
債
30,240
業
づ
く
務
負
担
行
為
栽 培 漁 業 事 業 費
漁業管理
課
51,440
・融資枠 8億円
・利子補給率 0.40%~1.25%
(54,885) ○ 資源増大技術開発事業費
○ 栽培漁業センター運営費
53,276 8,152
45,124
(22,923) ○ 資源管理型漁業推進総合対策事業費
6 6 2
沿岸地域活性化対策事業費
25,276
り
保 護 水 面 管 理 事 業 費
我が国周辺漁業資源調査費
漁獲管理情報処理事業費
(1,088) ○ アワビの漁業管理、効果調査に要する経費
大島、地島
1,088
(13,208) ○ 我が国周辺漁業資源調査費
○ 新漁業管理制度県計画管理費
12,396 12,239
157
(4,144) ○ 漁獲可能量(TAC)の管理を行うためのシステムの運営等に要する経
費
3,218
- 177 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
新
(
0) ○ 漁業者が行う水産物の安定出荷対策等に対する助成
6 6 2 海 上 蓄 養 等 水 産 物
付 加 価 値 向 上 対 策 費
漁業管理
課
15,322
漁協等組織整備推進費
(962) ○ 漁協合併等対策指導事業費
○ 合併予定漁協総合対策事業費等
785
漁 協 等 組 織 再 編 整 備
(110,000) ○ 合併組合等組織整備支援事業費
102
683
6 6 3
活
特 別 対 策 事 業 費
力
沿 岸 漁 業 改 善 資 金
110,000
(152,550) ○ 青年漁業者等養成確保資金等
特別会計
と
助
成
事
業
費
明日を担う漁業者育成
魅
6 1 1
事
力
業
費
163,565
(239) ○ 新規漁業就業支援事業費
○ 漁業経営管理技術習得事業費
239
168
71
(2,936) ○ 県産かきの地種採苗・身入り向上技術の開発に要する経費
に
県産かき養殖新技術開発費
2,231
あ
(2,730,409)
沿岸漁場整備開発事業費
ふ
2,557,074
れ
○ 並型魚礁設置事業費
○ 人工礁漁場造成事業費
○ 地先型(大規模)増殖場造成事業費
○ 漁場環境改善事業費
19,570
378,900
93,424
2,065,180
(349,599) ○ 共同利用施設の整備に対する助成
沿岸漁業構造改善事業費
る
250,876
農
漁 場 環 境 保 全 対 策 費
林
水
水産振興
課
6 6 2
内水面漁業振興対策費
産
(19,444) ○ 漁場環境監視等強化対策費
○ 漁場環境保全総合美化推進費
19,044 ○ 環境・生態系保全対策費
(16,596) ○ 内水面環境保全活動事業費
○ 内水面水産資源増殖事業費
17,634
3,427
436
15,181
2,160
15,474
(110,379) ○ 漁場環境の改善のための研究・実証試験に要する経費
有 明 海 漁 場 再 生 費
業
110,379
(85,535) ○ 有明海再生のための底質改善実証試験及び環境改善調査に要する経費
づ
有明海環境改善事業費
85,535
く
(4,000) ○ 学校給食への食材提供や料理教室の開催等に対する助成等
県産水産物消費拡大事業費
り
4,000
水 産 物 直 接 販 売 力
強
化
対
策
費
7
6 6
漁 港 整 備 事 業 費
8
(4,318) ○ 水産物の直接販売推進に対する助成等
4,318
○
(1,367,014) ○
○
860,590 ○
○
- 178 -
漁港修築事業費
漁港局部改良事業費
503,572
65,105
漁港海岸保全事業費
16,628
漁港環境整備事業費
188,950
漁港施設改修費
86,335
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
(34,636)
学
事
課
10 8 2 福岡女子大学国際化推進費
86,254
新
ア
総合政策
課
○ 新 高校生イングリッシュキャンプの実施に要する経費
ア ジ ア 知 的 セ ン タ ー
構
想
推
進
費
0) ○ アジア経済研究所との共同研究の実施に要する経費
○ アジア研究機関国際会議の開催に要する経費
9,592
九 州 大 学 学 術 研 究
(26,798) ○ (財)九州大学学術研究都市推進機構に対する助成等
(
都 市 構 想 推 進 費
アジア太平洋こども会議
青少年課
76,086
○ 留学生の受入れに要する経費
新 アジア地域大学コンソーシアム福岡(仮称)の形成に要する経費
○ 9,356
4,208
5,384
20,370
(16,500) ○ アジア太平洋こども会議イン福岡事業に対する助成
5 1 2
イ ン 福 岡 事 業 費
に
16,500
(747,181) ○ 九州国立博物館(アジア文化交流センター)の管理運営に要する経費
県民文化
5 1 2 九州国立博物館運営費
向
812
2 2 2
ジ
ア
説 明
款 項 目
スポーツ課
655,626
777,949 ○ 駐車場整備に要する経費
け
122,323
(43,792) ○ ウェブサイト「asianbeat」の運営に要する経費等
アジアンビート推進費
た
46,862
ビ
(57,607) ○ 国連ハビタット福岡本部支援経費
国 連 機 関 活 動 支 援 費
54,899
ジ
ネ
外 国 青 年 招 致 事 業 費
(17,520) ○ 外国青年を招致し、地域の交流活動への協力・助言等による本県の国
際化の推進に要する経費
17,503
国 際 交 流 業 務 推 進 費
(26,229) ○ 国際交流の推進に要する経費
○ (財)自治体国際化協会負担金
24,576
ス
・
交
青 少 年 国 際 理 解 促 進
流
交流第一課
5 1 3
支
拠
援
事
業
費
留学生サポートセンター
運
点
づ
営
費
2,576
22,000
(1,440) ○ 小・中・高校及びアンビシャス広場等における青少年国際理解教室の
開催に要する経費
1,275
(31,062) ○ 大学、経済界、行政による運営費
33,054
中 国 交 流 推
進 費
(3,265) ○ 中国との交流推進に要する経費
○ 江蘇省との友好交流事業費
3,223
韓 国 交 流 推
進 費
(4,070) ○ 韓国との交流推進に要する経費
○ 日韓海峡沿岸交流事業負担金
3,884
681
2,542
く
り
(122,947) ○ (財)福岡県国際交流センターの運営費
国際交流センター運営費
110,756
(8,931)
交流第二課
○ アジア諸地域との友好交流事業等に要する経費
5 1 3 アジア地域連携促進事業費
8,143
- 179 -
対象地域:タイ(バンコク都)
インド(デリー州)
ベトナム(ハノイ市)
1,003
2,881
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
新
交流第二課
5 1 3
海外県人会子弟招へい
事
ア
費
(
0) ○ アジア医療サポートセンター(仮称)の設置に要する経費
23,844
(1,280) ○ 日韓海峡沿岸環境技術交流協議会負担金等
環境問題国際協力推進費
1,474
環境政策
課
4 1 1
ア ジ ア 自 治 体 間
向
環 境 協 力 推 進 費
け
た
(9,996) ○ 海外福岡県人会後継者育成のための子弟等招へいに要する経費
時 期:平成23年7月
9,214
招へい:9か国21県人会32名
3 4 2 アジア健康拠点形成費
ア
に
業
新
医療指導
課
13,157
0) ○ 「福岡プロモーション」の開催等に要する経費
○ タイ国王生誕84年記念行事への県代表団派遣等に要する経費 4,221
17,378
(
バ ン コ ク 都 友 好 提 携
5 周 年 記 念 事 業 費
ジ
説 明
款 項 目
商工政策
課
福岡・アジア国際戦略
7 1 1
特
区
推
進
費
(37,468)
53,428
○ 新 アジア自治体間環境協力会議の設置等に要する経費
○ 新 アジア環境交流フォーラム開催費
5,790
4,878
○ 国際環境協力事業費
19,362
○ 国際環境人材育成事業費
23,398
(3,361) ○ 福岡・アジア国際戦略特区推進会議及びフォーラムの開催等に要する
経費
2,978
ビ
ジ
福岡アジアファッション
中小企業
(26,618)
7 1 2
振
興
産
課
業
振
興
費
27,486
ネ
新
ス
中 小 企 業 海 外 展 開
ワ ン ス ト ッ プ 支 援
・
センター(仮称)事業費
交
(
0)
35,417
(154,719)
海 外 駐 在 員 派 遣 費
流
146,274
拠
○ 福岡アジアコレクション(FACo)の海外開催費
13,454
○ 海外ファッション誌等によるPR経費
3,156
○ ファッション人材の育成に要する経費
6,393
○ 福岡アジアファッション拠点推進会議運営費等
4,483
○ 中小企業海外展開ワンストップ支援センター(仮称)の設置に要する
27,929
経費
○ アジア展開促進セミナー等開催費
1,353
○ 海外商談会、国際見本市出展支援費
6,135
○駐
:香港、上海、フランクフルト、
在 員 派 遣 先
サンフランシスコ、バンコク
○研
:台北
修 員 派 遣 先
○ 交流推進員配置先:ソウル
(9,117) ○ 福岡貿易情報センター等に対する負担金
貿 易 振 興 対 策 費
9,117
点
国際経済
7 1 3
づ
観
く
光
国際総合流通センター
(166,000) ○ 国際総合流通センター展示場棟建設に対する助成
課
整
備
推
進
費
アジア中小企業経営者
り
交 流 拡 大 事 業 費
環
境
ビ
ジ
ネ
ス
海 外 展 開 促 進 費
若
者
文
化
産
業
海 外 展 開 促 進 費
166,000
(17,457) ○ アジアの中小企業経営者の研修受入れ及び交流会の開催等に要する経
費
18,972
対象地域:タイ、台湾、インドネシア
(8,483)
○ アジアの環境改善に向けた民間技術の交流促進及びビジネス支援に要
10,352
する経費
対象地域:中国(江蘇省)、ベトナム(ハノイ市)
タイ(バンコク都)
(12,246) ○ 若者文化産業の海外展開に向けた実演、体験及び展示販売等に要する
経費
7,913
- 180 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(759) ○ 環黄海経済・技術交流会議への参加等に要する経費
ア ジ ア 技 術 取 引 拠 点
7 2 6
ア
ジ
構
国際経済
観
光
課
ア
築
事
業
費
894
(15,042) ○ 海外企業誘致センターの運営に要する経費
福 岡 県 海 外 企 業 誘 致
7 2 7
11,070
セ ン タ ー 事 業 費
に
向
(626) ○ (財)北九州国際技術協力協会からの国際研修受託事業の実施に要する
け
た
ビ
ジ
国際技術交流促進事業費
経費
626
新産業・
技術振興
課
7 2 6
(46,777)
ベンチャー育成事業費
ネ
21,912
49,298
ス
・ベンチャーサポートセンター運営・機能強化費
○ 異業種・企業間交流活性化事業費
・
交
農林水産
流
政
県 産 農 林 水 産 物
(36,140)
ア ジ ア 輸 出 促 進 費
47,316
6 1 1
策
課
拠
点
づ
48,559
○ ベンチャー育成事業
・フクオカベンチャーマーケット、アジアビッグマーケット開催費
26,647
739
○ 海外マーケットにおける福岡フェアの開催、国際見本市への出展等に
7,372
要する経費
○ 国別輸出ルートの確立に要する経費
28,350
新 県産米の販路開拓に要する経費
○ 11,594
(2,514) ○ 漁業友好親善団(韓国)の招へい経費
漁業管理
課
6 6 1 漁 業 友 好 親 善 費
都市計画課
8 5 1 福岡・アジア国際都市
1,882
く
新
り
づ
(
く
り
事
業
0) ○ 福岡・アジア国際都市ビジョンの作成に要する経費
27,900
費
コンテンツ産業振興費
(14,239) ○ 福岡アジアコンテンツマーケット開催費
○ アジアデジタルアート大賞展開催費
11,529 ○ 福岡コンテンツ産業振興会議運営費等
1,743
○ フクオカRubyビジネスフォーラム開催費
○ フクオカRuby大賞に要する経費
2,051
○ Rubyビジネスマッチング事業費等
8,173
○ 福岡Rubyビジネス拠点推進会議運営費等
4,147
5,630
4,156
21
世
商工政策
課
(5,779)
7 1 1 Ruby ビ ジ ネ ス 振 興 費
紀
型
644
(20,071) ○ ソフトウェア産業振興の拠点施設の運営に対する助成
福 岡 県 Ruby ・ コ ン テ ン ツ
産 業 振 興 セ ン タ ー
運
営
費
先
1,331
21,338
端
(57,560) ○ 工業技術センターが行う研究に要する経費
新技術創造基盤研究事業費
成
52,000
長
(9,695)
産
技 術 振 興 対 策 費
業
新産業・
の
技術振興
課
10,233
7 2 6
育
先端システムLSI開発
成
○ 工業技術センターと企業等の連携の強化等に要する経費
・研究計画促進事業費
拠
点
化
事
業
費
5,536
・科学技術月間関連事業費等
2,888
○ 地域イノベーション戦略支援プログラム推進費
○ 研究成果の知的財産確保事業費
(278,345) ○
○
320,984 ○
○
○
- 181 -
1,809
・インターネットによる技術情報提供費
41,640
13,170
先端半導体設計センター運営費
86,583
三次元半導体研究センター運営費
75,347
社会システム実証センター運営費
68,172
新 次世代社会システム総合研究所の体制整備
11,452
先端システムLSI開発拠点推進会議運営費等
24,620
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
(98,950)
バイオ産業拠点化事業費
64,057
21
世
ナ ノ テ ク ノ ロ ジ ー
戦
紀
略
事
業
費
新
有機光エレクトロニクス
産 学 連 携 実 用 化 基 盤
センター(仮称)整備費
型
ロ ボ ッ ト 産 業 振 興 費
先
新産業・
端
説 明
款 項 目
新
7 2 6 ILC(大型直線加速器)
技術振興
課
成
官
連
携
営
費
先 進 生 産 拠 点 推 進 費
24,000
1,263
216,000
22,000
(23,179) ○ ロボット研究開発成果実用化支援費
○ 日中韓交流ロボットフォーラム開催費
25,545 ○ ロボット産業振興会議運営費
(
2,560
985
0) ○ 電子・陽電子衝突型直線加速器の建設可能性調査に要する経費
12,384
7,970
7,475
(132,692) ○ 飯塚研究開発センターの管理運営に要する経費
115,836
39,419
1,471
78,073
(11,848) ○ 知的所有権センターの機能強化に要する経費
○ 国際特許出願に要する経費
11,610
9,143
2,467
新 自動車先端人材育成センターの設置に要する経費
18,093
○ ○ 「福岡モーターショー2012」における自動車産業フォーラム等の開催
9,053
に要する経費
(54,225)
○ アドバイザーを活用した地場企業の取引拡大・参入支援に要する経費
81,681
7 2 7
42,754
○ 新 自動車製造基盤技術等の開発に対する助成
○ 自動車情報化技術研究会開催費
10,154
1,627
航 空 産 業 振 興 費
1,934
(2,265) ○ 航空産業セミナーの開催、展示会出展支援等に要する経費
新 地場企業に対する航空機整備産業への参入支援等に要する経費
○ 4,402
2,468
私 立 学 校 も の づ く り
(1,393) ○ 福岡県私学協会が行うものづくり人材育成事業に対する助成
10 9 2
実 践 教 育 事 業 費
医療指導
課
2,139
14,379
○ 有機光エレクトロニクス産学連携基盤施設の整備に対する助成
(139,687) ○ (財)福岡県産業・科学技術振興財団に対する助成
北部九州自動車150万台
私学振興課
0)
産 業 ・ 科 学 技 術
育
企業立地
課
(
(44,639) ○ 久留米リサーチ・パークの運営等に要する経費
○ 北九州地域高度技術産業集積活性化計画推進費
40,890
知的所有権活用促進事業費
2,506
(38,794) ○ ナノテク研究開発成果実用化支援費
○ 研究成果の知的財産権確保事業費
25,263
地域研究基盤整備推進費
の
5,931
○ バイオ産業拠点推進会議運営費等
○ 治験ネットワーク福岡の運営に対する助成
(7,475) ○ 産学官共同研究のマッチングコーディネートに要する経費
学
振 興 財 団 運 営 費
成
25,602
産
運
業
○ 地域イノベーション戦略支援プログラム推進費
○ 研究成果の知的財産確保事業費
20,354 ○ 先端基礎科学次世代加速器研究会の開催費等
飯塚研究開発センター
産
13,500
研 究 拠 点 化 推 進 費
コーディネート事業費
長
○ 新製品・新技術創出研究開発支援費
○ バイオベンチャー育成事業費
3 4 3 看護 職員確 保対策費
1,369
(779,725) ○ 看護師等養成所運営費補助金
○ 看護師等修学資金貸付金
796,354 ○ ナースセンター事業費
- 182 -
692,009
83,844
20,501
(単位:千円)
区
分
き
め
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
介護保険
課
3 5 3 介護職員確保定着促進費
福祉総務
課
5 2 1 福祉人材センター事業費
児童家庭
課
5 3 1
(17,586) ○ 管理者セミナー・リーダー研修会開催費
○ 介護職員等確保定着対策会議開催費等
34,030 ○ 新
介護福祉士養成講座等の開催に要する経費
16,793
8,957
8,280
(70,738) ○ 福祉分野専門の無料職業紹介及び就職面談会等に要する経費
69,609
母子家庭等就業・自立
支 援 セ ン タ ー 事 業 費
(26,011) ○ 母子家庭等就業・自立支援センターの運営に要する経費
27,680
細
(8,164)
中 小 企 業 福 祉 事 業 費
か
10,760
○ 中小企業労働相談員設置費
4,954
○ 中小企業特別労働相談員設置費
1,127
○ 労働相談会開催費
1,261
新 労働相談充実強化費
○ 3,418
(11,273) ○ 雇用対策協会補助金
な
中小企業労働力確保対策費
11,126
就
若 者 自 立 支 援 事 業 費
職
臨床心理士相談、基礎能力習得講座、企業等実習型研修及び就職定
(19,939) ○ 着
の支援等に要する経費
16,523
5 7 1
支
若 者 し ご と サ ポ ー ト
(119,122)
セ ン タ ー 事 業 費
95,475
○ 若者しごとサポートセンターの運営に要する経費
援
3 0 代 チ ャ レ ン ジ
と
職
応 援 セ ン タ ー 事 業 費
労働政策
課
中 高 年 就 職 支 援
セ ン タ ー 事 業 費
(
44,416
44,221
○ キャリアコンサルタントによる適性相談等
新 高校生に対する地元企業魅力発見授業等の実施に要する経費
○ 6,838
新 体験雇用による就業促進に要する経費
0) ○ 60,655
(26,858) ○ 中高年就職支援センターの運営に要する経費
37,967
業
5 7 3 労 働 金 融 対 策 費
能
市 町 村 緊 急 雇 用
力
対
の
策
助
成
費
市 町 村 ふ る さ と 雇 用
対
向
策
助
成
費
5 9 1
雇用安定化促進事業費
上
(185,734) ○ 中小企業従業員生活資金等貸付金
○ 育児・介護休業者生活資金貸付金
161,140 ○ 求職者支援資金貸付金
ふるさと雇用再生特別基金事業により雇い入れた労働者を正規雇用
(138,000) ○ し
た事業主に対する一時金
85,200
16,842
(2,452) ○ 福岡SOHOサポートセンター運営費
用
5 7 3 SOHO育成支援事業費
開
発
課
25,000
地域の発展に資する雇用・就業機会の創出のため市町村が行う事業
(1,100,000) ○ に
対する助成
1,196,000
(17,762) ○ 一般失業者 延 108人・月/年
雇
25,000
緊急的、応急的な雇用・就業機会の創出のため市町村が行う事業に
(2,800,000) ○ 対
する助成
2,743,000
職 場 適 応 訓 練 費
新
111,140
976
- 183 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
子 育 て 女 性 就 職 支 援
新
雇
セ ン タ ー 事 業 費
用
(12,431) ○ 子育て女性就職支援センターの運営に要する経費
労働者支援事務所に設置
11,768
5 7 3
開
発
課
新生活産業創出事業費
き
め
職 業 訓 練 振 興 対 策 費
細
(15,453) ○ 新生活産業くらぶFUKUOKA支援事業
○ 新生活産業情報提供事業等
14,728
(151,827) ○ 技能向上対策費等
○ 認定訓練校運営費等補助金
144,596
10,040
4,688
60,929
83,667
(1,000) ○ 技能フェスティバル開催費
5 8 1 技 能 振 興 推 進 費
か
900
な
若 年 者 専 修 学 校 等
就
技 能 習 得 支 援 事 業 費
職
高 等 技 術 専 門 校
支
援
と
職
業
訓
練
費
職業能力
開
発
課
福祉・介護人材養成訓練費
職
求 職 者 技 能 習 得 訓 練
業
5 8 2 事
能
債
力
業
務
負
費
担
行
為
高 等 技 術 専 門 校
職 業 訓 練 充 実 費
の
向
(8,460) ○ 中学・高校新卒者等への技能習得資金の貸与を行う市町村への助成
8,240
○
(300,841) ○
○
306,371 ○
○
養成訓練費
7,470
職業転換訓練費
164,390
地域就業対策訓練費
109,383
企業実習一体型職業訓練費
新 ハイブリッド車整備士養成費
1,912
23,216
民間委託による介護福祉士、保育士、介護職員基礎研修等の職業訓
(353,693) ○ 練
の実施に要する経費
400,785
(1,387,091) ○ 民間委託による職業訓練の実施に要する経費
・情報技術者等
1,652,579 ○ 巡回就職支援指導員の配置に要する経費
1,576,402
76,177
345,765
(77,548)
70,582
○ 職業訓練充実刷新費
18,421
○ 職業訓練施設整備費
38,920
○ 高等技術専門校職業紹介事業費
13,241
(21,684) ○ 大牟田高等技術専門校
高等技術専門校整備費
4,172
上
○ 産学官連携産業人材育成事業費
・各地区産学官連携人材育成推進委員会の設置
高校教育
課
県 立 工 業 高 校 産 業
(67,626)
人 材 育 成 事 業 費
65,619
10 1 4
24,812
626
・企業・大学等との共同調査・研究
7,456
・企業の高度熟練者による生徒の実習指導
9,592
7,138
・インターンシップの実施等
産業界が求める高度な技能を持った人材育成のための実習設備の整
○
備
40,807
等に要する経費
(18,266) ○ 筑後田園都市推進評議会負担金等
筑後田園都市圏構想推進費
14,284
広域地域
新 ちくご定住促進事業費
・ 5,480
・筑後地域の観光魅力発信に要する経費等
8,804
2 2 2
振
興
課
京 築 連 帯 ア メ ニ テ ィ
都 市 圏 構 想 推 進 費
(8,786) ○ 京築連帯アメニティ都市圏推進会議負担金等
9,753
- 184 -
新 地域資源を活用した観光プラン開発事業費
・ 1,023
・京築神楽の里フェスティバル開催費等
8,730
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
遠 賀 ・ 中 間 地 域
(5,263) ○ 遠賀・中間地域のプロジェクトの実施に要する経費
954
新 生ゴミ資源化等資源循環プロジェクト推進費
・ 活
性
化
事
業
費
4,618
九
福
州
2 2 2 活
岡
性
近
郊
化
事
地
業
域
費
一
(7,453)
3,664
・ウォータースポーツ交流促進事業費等
○ 糟屋中南部地域のプロジェクトの実施に要する経費
新 かすやのお宝百選PR事業費
・ 2,289
2,820
・交流農園推進事業費等
606
○ 宗像・糟屋北部地域のプロジェクトの策定に要する経費
9,490
○ 朝倉地域のプロジェクトの実施に要する経費
3,775
新 朝倉の歴史探訪・体験型観光プラン開発事業費
・ 体
広域地域
振
興
(6,574)
課
筑豊地域活性化事業費
の
5,570
○ 直方・鞍手地域のプロジェクトの実施に要する経費
10,534
新 ものづくりふれあいのさと事業費等
・ 3,943
1,021
新 田川地域のプロジェクトの策定に要する経費
○ 観
光
個性ある地域づくり推進費
45,932
(46,242) ○ 個性ある地域づくり推進事業費補助金
○ アドバイザー派遣事業費等
48,042
2,110
2 2 3
振
ふ
く
お
か
交
流
(3,987) ○ 県営天神中央公園での県内市町村等による交流イベントの実施に要す
る経費
興
と
○ 嘉飯地域のプロジェクトの実施に要する経費
・「お菓子のふるさと」発信事業費等
お祭りひろば事業推進費
県民文化
ア ク ロ ス 福 岡 事 業 費
3,987
(50,715) 〇 文化情報ラウンジにおける情報提供事業に要する経費
5 1 2
( 情 報 提 供 事 業 費 )
スポーツ課
福
39,694
(69,850) ○ 九州観光推進機構が実施する九州観光戦略推進事業に対する負担金
岡
九 州 観 光 戦 略 推 進 費
69,599
の
観 光 振 興 事 業 費
魅
力
日
国際経済
韓
海
峡
沿
岸
20,436
(38,969) ○ 産業観光推進事業費、PR事業費等
○ (社)福岡県観光連盟に対する助成
35,907
15,471
(2,000) ○ 日韓海峡沿岸広域観光協議会負担金等
7 3 1
観
光
広 域 観 光 事 業 費
課
発
九 州 新 幹 線 全 線 開 通
信
観
光
推
進
費
新
ク ル ー ズ 船 誘 致 費
財産活用
課
県民文化
スポーツ
課
2 1 1
環境政策
課
4 1 1 公共施設省エネ改修助成費
環境保全
課
4 1 2 エ コ ラ イ フ 促 進 費
2,246
(27,739) ○ 観光キャンペーン実施に要する経費
○ 筑後3駅を利用する修学旅行誘致に要する経費
22,899
20,671
2,228
0) ○ クルーズ船の寄港地観光の拡大と寄港定着のための誘致活動に要する
経費
2,754
(
(248,898)
○ 県有施設の省エネルギー化のための設備改修工事に要する経費
県有施設省エネ改修費
5 1 2
241,640
(308,000) ○ 市町村が行う公共施設の省エネルギー設備整備に対する助成
47,217
(6,351) ○ 家庭及び事業所における省エネルギー等の取組の促進に要する経費
6,351
- 185 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(8,978) ○ 県内中小企業における省エネルギー等の取組の促進に要する経費
中小企業省エネ促進費
省
エ
環境保全
課
8,907
4 1 2
新
ネ
(
0) ○ 県内一斉省エネ・節電推進事業の実施に要する経費
省 エ ネ ・ 節 電 推 進 費
23,048
ル
ギ
ー
「ふくおか燃料電池自動車導入計画」の策定に要する経費 5,058
○ 新
14,000
○ 水素エネルギー研究開発推進費
・
新産業・
次
技術振興
課
世
7 2 6 水素エネルギー戦略事業費
代
(206,635) ○
○
237,190 ○
○
○
○
福岡水素エネルギー人材育成センター運営費
5,089
「水素エネルギー先端技術展2011」等開催費
18,708
「北九州水素タウン」整備等支援費
29,711
水素燃料自動車実証走行等に要する経費
水素エネルギー製品研究試験センター運営費
福岡水素エネルギー戦略会議運営費等
27,160
133,879
3,585
エ
ネ
(16,000) ○ 光熱水費を低減する機器の整備に対する助成
畜
産
課
6 3 2 省エネ型畜産施設整備費
ル
16,000
ギ
ー
新
都市計画課
8 5 1 次世代環境まちづくり
事
社
会
の
(
業
費
新
公園街路課
福間駅東土地区画整理事業地区における水素燃料電池及び地中熱
0) ○ ヒー
トポンプ導入への助成
41,577
(
0) ○ 園路照明のLED化に要する経費
8 5 4 公園施設省エネ改修費
70,692
実
(243,331) ○ LED信号機への更新に要する経費
現
警察本部
9 1 4 LE D信号 機整備費
2,346,229
(1,386,428) ○ 福岡・北九州空港整備直轄事業費負担金等
空 港 整 備 促 進 費
国
際
空港整備
課
566,644
2 2 3
(215,501) ○ 北九州空港利用促進協議会負担金等
競
北 九 州 空 港 対 策 費
力
を
・エアポートセールス、広報等に要する経費
215,474
争
・航空貨物拠点化等の推進に要する経費
31,280
184,194
(28,567) ○ 福岡空港調査委員会負担金等
空港計画
課
2 2 3 福 岡 空 港 対 策 費
企画交通課
8 1 1 九州新幹線建設促進費
12,137
高
(2,235,441) ○ 九州新幹線建設事業に係る負担金等
め
る
984,571
社
会
(6,529,323) ○ 直轄国道の整備に係る負担金
道路維持課
8 2 3 直轄道路事業費負担金
4,584,167
資
本
(14,807,000) ○ 産業振興の基盤となる基幹道路網の整備に要する経費
基幹的道路整備事業費
の
整
備
14,310,000
道路建設課
8 2 3
北部九州自動車150万台
先 進 生 産 拠 点 関 連
道 路 整 備 事 業 費
(913,000) ○ 自動車産業施設とインターチェンジ等のアクセス強化を図る道路の整
備に要する経費
867,850
- 186 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
道路建設課
高速道路
対 策 室
(1,215,973)
1
8 2
東九州自動車道建設促進費
3
○ 東九州自動車道の建設促進に要する経費
・建設促進経費
851,588
国
・県道の整備に要する経費
・西日本高速道路(株)からの用地買収受託
22,888
738,700
90,000
(3,600) ○ コンテナ定期航路を誘致するための経費
三池港利用促進事業費
際
2,450
競
三 池 港 外 貿 コ ン テ ナ
(26,170) ○ コンテナ貨物取扱い量を拡大するための経費
8 4 1
争
集 荷 拡 大 事 業 費
26,170
力
(
を
苅
田
港
調
査
21,100
高
め
0) ○ 港湾計画を改訂するための将来貨物量推計等に要する経費
費
港
湾
課
る
8 4 2 港 湾 整 備 事 業 費
○ 単独事業費
・港湾整備事業費
(1,354,161)
○ 補助事業費
1,542,056
社
特別会計
港 湾 整 備 事 業 費
本
の
8 4 2 直轄港湾事業費負担金
整
1,409,895
・港湾改修事業費
913,274
・港湾局部改良事業費等
496,621
会
資
132,161
(910,000) ○ 苅田港埠頭用地造成事業費
○ 苅田港新松山地区都市再開発用地造成事業費
920,600 ○ 三池港荷役設備整備費
(1,645,465) ○ 苅田港整備事業費負担金
○ 三池港整備事業費負担金
1,693,450
61,600
374,000
485,000
940,500
752,950
(867,000) ○ 福岡県道路公社に対する負担金
備
道 路 公 社 事
業 費
867,000
高速道路
8 2 3
対
策
室
都 市 高 速 道 路 事 業 費
( 福 岡 高 速 道 路 )
新
東
人
事
課
(
新
消防防災課
被
(
337,000
0) ○ 被災地への行政職員派遣に要する経費
0) ○ 被災地への救援物資搬送等に要する経費
51,986
私学振興
課
1 4
10
新
被災児童生徒就学支援費
9 2
義務教育
地
保健医療
復
3 1 1 保健 医療介 護被災地
介護総務
課
新
職
市町村等が行う避難幼児児童生徒を対象とした就園・就学支援事業
0) ○ に
対する助成
21,029
(
災
興
337,500
・貸付金
2 6 1 救 援 物 資 搬 送 費
災
の
・出資金
50,401
本
震
674,500
2 1 2 行政機能支援職員派遣費
日
大
(1,874,500) ○ 福岡北九州高速道路公社に対する
(
員
派
遣
費
0) ○ 被災地への保健師等の派遣に要する経費
46,143
・
被
災
新
児童家庭
課
職
者
支
援
(
員
派
遣
費
新
労働政策
課
0) ○ 被災地への児童福祉司・児童心理司の派遣に要する経費
5 3 1 児 童 福 祉 被 災 地
0) ○ 本県への避難者を雇用し、就職を支援するための経費
雇用人員:県 50名、市町村 50名、民間企業 100名
288,330
(
5 7 1 被災 避難者 緊急雇用
事
2,344
業
費
- 187 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
新
東
日
中小企業
本
経営金融
課
大
説 明
款 項 目
支
援
費
7 2 2
新
震
通
災
販
事
業
費
の
新
被
農業被災地職員派遣費
農林水産
地
政
0) ○ インターネット通販「よかもん市場」による被災地の農林水産物・特
産品等の販売に要する経費
8,770
(
被災地支援インターネット
災
0) ○ 本県中小企業による被災地中小企業の生産再開・本格稼動等への支援
に要する経費
9,082
(
被 災 地 中 小 企 業 復 興
(
0) ○ 被災地への獣医師等の派遣に要する経費
5,474
6 1 1
策
課
新
(
復
被 災 農 業 者 経 営 再 開
興
支
援
費
0) ○ 本県への避難農業者の経営再開に対する助成
25,329
・
被
災
新
園芸振興
課
支
者
支
援
(
援
費
新
義務教育
課
0) ○ 被災地農林水産物の風評被害払拭のためのPR活動に要する経費
6 2 2 被災地農林水産物販売
避難幼児児童生徒・保護者への助言・援助を行うスクールカウンセ
0) ○ ラ
ーの派遣に要する経費
13,073
(
10 1 4 緊急スクールカウンセラー
派
3,477
遣
事
業
費
- 188 -
2.総合的な防災対策の実施
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
新
(
0) ○ 東日本大震災を踏まえた地震・津波被害や原子力発電所事故に対応し
た地域防災計画の見直しに要する経費
地 域 防 災 計 画 強 化 費
55,274
新
地
域
新
防
避難活動コミュニティ
育
成
強
化
費
(
新
災
5,396
3,716
0) ○ 市町村が行う自主防災組織の避難訓練等の活動に対する助成
200,022
(
0) ○ 市町村災害ボランティアセンター設置運営訓練等に要する経費
2 6 1 災 害 ボ ラ ン テ ィ ア
計
画
活
動
強
化
費
防
災
対
策
費
の
防 災 危 機 管 理 体 制
見
2,841
0) ○ 津波避難訓練に要する経費
○ 市町村災害対策本部設置運営訓練等に要する経費
11,953 ○ 体験型防災教育等に要する経費
(
地 域 防 災 力 強 化 費
2,679
(8,982) ○ 県防災会議運営費等
○ 防災訓練費
9,564 ○ 石油コンビナート等防災対策費
4,243
3,814
1,507
(4,019) ○ 防災情報等メール配信システムの運用に要する経費
消防防災課
強
直
化
推
進
費
4,941
(166,275) ○ 防災行政無線の維持管理に要する経費
し
防 災 行 政 無 線 業 務 費
164,839
と
救急業務高度化推進事業費
防
(19,182) ○ 救急振興財団への負担金
○ 救急業務メディカルコントロール協議会運営費
18,471
14,800
3,671
2 6 2
災
(617) ○ 市町村消防の広域化の推進に要する経費
消 防 広 域 化 推 進 費
・
204
救
2
2 6
助
消 防 連 絡 調
整 費
3
体
新
(100,790) ○ 消防関係団体補助金等
○ 消防学校運営費等
93,867
(
77,996
0) ○ 土地造成設計等に要する経費
2 6 3 新 消 防 学 校 整 備 費
制
15,871
・工 期 平成23~28年度
37,997
の
医療指導課
3 4 2 災害派遣医療チーム運営費
薬
3 4 4
強
化
災 害 時 緊 急 医 薬 品 等
務
課
備
高
齢
蓄
事
業
費
新
者
支
援
課
3 6 3 高 齢 者 福 祉 施 設 等
防
災
対
策
費
学
事
課
10 8 4
外
16
課
外
(1,563) ○ 災害派遣医療チーム運営委員会運営費
○ 災害派遣医療チームの運営に対する助成
1,560
492
1,068
(2,130) ○ 災害時の初動医療に必要な備蓄医薬品の管理に要する経費
4,163
(
0) ○ 高齢者福祉施設等の防災体制整備の指導強化に要する経費
2,564
(123,424)
県有施設等耐震対策費
318,945
○ 耐震診断に要する経費
・福岡県立大学ほか20施設
181,738
○ 耐震改修に要する経費
・英彦山青年の家ほか2施設
137,207
- 189 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(882) ○ 外国語による防災情報等メール配信システムの運用に要する経費
外 国 人 防 災 情 報 等
交流第一課
5 1 3
882
提
供
事
福 岡 赤 十 字
業
費
病 院
施 設 整 備 費 補 助 金
医療指導課
3,255 ○
新 在住外国人向けの防災ハンドブック作成に要する経費
2,373
(100,000) ○ 福岡赤十字病院の整備に対する助成
100,000
3 4 2
(2,097,302) ○ 災害拠点病院等の耐震化に対する助成
病 院 耐 震 化 整 備 費
1,849,988
災
児童家庭課
障
福
害
祉
者
課
(
3 3
5
0)
○ 児童福祉施設、障害者福祉施設の耐震化に対する助成
社会福祉施設耐震化整備費
4 4
1,941,428
害
新
(
0) ○ ため池等の整備に要する経費
6 4 2 災害に強いため池等整備
事
に
業
費
2,214,935
農村整備課
(1,044,634)
11 1 1 耕 地 災 害 復 旧 事 業 費
強
治
山
事
業
費
い
森林保全課
ま
新
事
づ
(230,666) ○ 災害関連緊急治山事業費
○ 林地崩壊防止事業費
1,041,152
(
業
費
2
8 2 3 道 路 防 災 事 業 費
4
河川災害関連等事業費
く
(3,869,777) ○ 治山事業費
○ 県単治山事業費
4,123,715
89,242
763,561
104,368
3,116,230
1,007,485
1,000,000
41,152
0) ○ 漁港施設の整備等に対する助成
6 6 8 災害に強い漁港等整備
ち
道路維持課
○ 団体営事業費(現年災見込)
976,444
○ 県営事業費(現年災見込)
19,273
6 5 4
災害関連緊急治山等事業費
水産振興課
○ 団体営事業費(21年災)
○ 団体営事業費(22年災)
348,310
(1,640,000) ○ 道路災害防除費
○ 道路防災費
2,807,750 ○ 橋りょう震災対策費
1,422,750
(3,825,186) ○ 床上浸水対策特別緊急事業費
○ 河川災害関連事業費等
4,721,428
4,025,928
1,025,000
360,000
695,500
8 3 2
(1,206,100) ○ 流域単位の水害対策施設の整備、災害関連情報の提供等に要する経費
河
川
課
河川総合流域防災事業費
762,400
り
(38,241) ○ 直轄河川の災害復旧費負担金
11 2 3 直 轄 河 川 災 害 復 旧 事 業 費
35,500
河
川
課
11 2 2 土 木 災 害 復 旧 事 業 費
港
湾
課
港
湾
課
(1,237,810) ○ 21年災
○ 22年災
1,007,679 ○ 現年災見込
74,990
164,564
768,125
(41,738) ○ SOLAS条約に対応するための苅田・三池港の保安管理に要する経
8 4 1 港 湾 保 安 対 策 管 理 費
費
46,983
- 190 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
砂防災害関連等事業費
災
砂
防
課
(192,000) ○ 災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業費
○ 災害関連緊急砂防事業費等
289,200
40,000
249,200
8 3 3
(2,444,000) ○ 流域単位の土砂災害対策施設の整備、災害関連情報の提供等に要する
害
砂防総合流域防災事業費
経費
2,046,700
に
強
い
説 明
款 項 目
(2,469) ○ 応急危険度判定士派遣体制の整備等に要する経費
建築指導課
8 1 5 建築物地震対策事業費
2,564
ま
ち
建築指導課
づ
住宅計画課
新
0) ○ 耐震化に向けた普及啓発に要する経費
○ 木造戸建住宅耐震改修に対する助成
59,172
(
8 1 5 建 築 物 耐 震 化 促 進 費
13,803
45,369
く
り
(3,152,430) ○ 耐震診断に要する経費
4 2 県 立 学 校 耐 震 対 策 費
施 設 課 10
5
5 3
債
務
負
担
行
為
395,723
・福岡農業高校ほか41校
5,955,559 ○ 耐震改修に要する経費
・三井高校ほか30校
3,409,404
- 191 -
5,559,836
3.はつらつ、健やか、共に支えあう安心社会
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
ふくおか高齢者はつらつ
社会活動
5 1 1
推
進
課
活 動 拠 点 事 業 費
高
ねんりんスポーツ・文化祭
齢
県民文化
者
5 1 2
スポーツ
開
催
費
(22,524) ○ 高齢者の学習活動拠点の運営に要する経費
17か所
12,998
(52,637) ○ ねんりんスポーツ・文化祭の開催に要する経費
期 間:平成23年11月19日~20日
43,217
場 所:イイヅカコスモスコモン等
(30,147) ○ 高齢者の健康づくりのためのスポーツ大会開催に要する経費
課
高齢者スポーツ振興事業費
や
30,109
障
適 応 訓 練 事 業 費
(28,664) ○ 精神障害者の社会適応訓練に要する経費
対象者 在宅者 72人
23,000
精 神 科 救 急 医 療
(95,162) ○ 夜間及び休日の昼間における精神科救急医療体制の整備費
精 神 障 害 者 社 会
害
者
が
シ ス テ ム 事 業 費
51,874
安
(7,390) ○ 退院可能な精神障害者の社会的自立を促進する事業に要する経費
心
精神障害者社会復帰促進費
7,278
し
○ 精神障害者社会復帰施設運営費補助金
て
は
健康増進
課
精 神 障 害 者 社 会 復 帰
(693,938)
3 2 5
・授産施設 6か所
・援護寮 5か所
施
設
運
営
費
510,559
つ
・福祉工場 1か所
・福祉ホーム 5か所
ら
精神保健福祉センター
つ
デ イ ケ ア 事 業 費
と
新
活
新
0) ○ 認知症医療センターの整備に要する経費
・基幹型1か所
22,669
・地域型3か所
0) ○ 夜間・休日相談窓口の設置に要する経費
○ 多職種チームによる訪問支援に要する経費
35,195 ○ 事業検討委員会等開催費
(
精神障害者地域生活支援費
で
3,963
(
認知症医療センター費
生
(4,385) ○ 精神保健福祉対策の充実強化に要する経費
11,048
23,541
606
き
る
社
会
3 2 5 地 域 精 神 保 健 福 祉
健康増進
課
5 4 1 対
障
福
3 2 5
害
祉
者
課
促
進
費
精 神 保 健 医 療 費
5 4 3
づ
く
策
保健衛生
課
4,781
(4,460,077) ○ 通院患者経費
○ 措置患者経費等
5,164,035
4,899,581
264,454
(20,710) ○ 老人無料入浴事業費補助金
3 3 2 公 衆 浴 場 対 策 費
19,900
り
医療指導
課
(4,929) ○ 精神障害者の社会復帰を促進するための経費
地
域
連
携
診
療
3 4 2
計
画
促
進
費
平均在院日数の短縮を図るための地域連携(病院間)診療計画促進
(2,603) ○ に
要する経費
2,603
- 192 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
後期高齢者医療負担金
高
医療保険
課
3 5 1
齢
後 期 高 齢 者 医 療
者
財 政 安 定 化 事 業 費
や
○
(57,606,134) ○
○
60,238,717 ○
○
医療給付費負担金
48,131,731
高額医療費負担金
1,809,220
保険基盤安定制度負担金
7,580,783
財政安定化基金積立金
2,716,601
レセプト点検業務強化事業費
382
(3,198,074) ○ 保険料の増加抑制のための広域連合に対する交付金
3,198,075
(32,600) ○ 高齢者及び障害者に配慮した住宅改造に対する助成
住 宅 改 造 助 成 事 業 費
障
30,000
害
者
在 宅 老 人 福 祉 対 策 費
が
安
介護保険地域支援事業
心
3 6 2 交
し
付
金
高 齢 者 在 宅 生 活
て
移
行
支
援
費
は
つ
説 明
款 項 目
高
支
齢
援
認知症高齢者地域支援費
者
○
(75,212) ○
○
75,760 ○
○
介護実習・普及センター運営費
身体拘束廃止推進費
47,123
1,506
介護予防市町村評価支援事業費
11,533
高齢者総合センター運営費
13,953
外国人介護福祉士候補者研修体制支援費
1,645
(1,451,407) ○ 地域支援事業に要する費用の法定交付金
1,526,534
(2,904) ○ 在宅移行支援アドバイザーの派遣等に要する経費
3,801
(3,929) ○ 地域包括支援センター職員研修費
新 認知症施策推進会議等の開催に要する経費
○ 34,521 ○ 認知症高齢者徘徊SOSネットワーク構築事業費
842
793
32,886
課
ら
新
つ
高齢者等地域支え合い
体 制 づ く り 事 業 費
と
施 設 老 人 福 祉 対 策 費
生
活
(
0) ○ 市町村が行う見守り活動等の育成支援に対する助成
359,175
(2,122,468) ○ 軽費老人ホーム運営費補助金
・経過的軽費老人ホーム 15施設 平均 813人/月
2,164,202
・軽費老人ホーム 54施設 平均1,989人/月
(2,032,000)
高齢者福祉施設等整備費
で
・養護老人ホーム 2か所
2,593,890
3 6 3
き
○ 特別養護老人ホーム等の施設整備に対する助成
・特別養護老人ホーム 19か所
・軽費老人ホーム 1か所
○ 認知症高齢者グループホーム等のスプリンクラー整備に対する助成
る
(6,799,320)
介護施設等緊急整備費
社
1,208,793
会
○ 認知症高齢者グループホーム等の防災補強等に対する助成
○ 特別養護老人ホーム等のユニット化に対する助成
づ
く
り
231,819
○ 認知症対応型デイサービスセンター等の介護施設整備に対する助成
介護保険
課
(81,893)
3 5 3 介護 保険対 策事業費
88,150
290,000
507,000
179,974
○ 介護支援専門員実務研修受講試験・養成研修費
15,209
○ 介護支援専門員支援事業費
19,341
○ 介護サービス事業者指導・育成事業費
17,864
○ 認定調査員・審査会委員養成研修費
○ 介護保険審査会運営費
4,129
3,042
○ 介護保険制度施行対策事業費
13,103
○ 介護保険制度低所得者特別対策事業費
13,799
○ 介護サービス公表事業費
- 193 -
1,663
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(44,063,994) ○ 介護給付等に要する費用の法定負担金
介 護 給 付 費 負 担 金
46,047,388
高
介 護 保 険 財 政 安 定 化
基
齢
者
介護保険
課
金
積
立
金
(165,613) ○ 介護保険財政の安定化に資するための基金積み立てに要する経費
139,869
3 5 3
(4,252)
介護サービス適正化事業費
や
6,723
障
介 護 職 員 処 遇 改 善 等
害
事
業
費
○ 要介護認定審査アドバイザー派遣に要する経費
734
○ 認定審査セミナー開催費
883
○ ケアプランチェック研修会等に要する経費
1,647
新 介護給付費の点検業務に要する経費
○ 3,459
(7,763,554) ○ 介護職員の処遇改善に取り組む事業者に対する助成
○ 特別養護老人ホーム等の開設準備経費に対する助成
7,806,973
6,322,611
1,484,362
者
が
日常生活自立支援事業費
(29,309) ○ 認知症高齢者等の福祉サービス利用の支援に要する経費
・日常生活自立支援センター運営費
29,423
・自立生活支援専門員等経費
14,716
14,707
安
(6,275) ○ 明るい長寿社会づくり推進センター事業に要する経費
心
高齢者社会活動推進費
3,581
し
○ 老人クラブ助成事業費
て
は
福祉総務
課
(143,090)
5 2 1 高齢者団体支援事業費
142,893
つ
ら
老 人 の 日 記 念 品 費
つ
と
新
ひ と り 暮 ら し 高 齢 者
生
見 守 り 活 動 推 進 費
活
○ 老人クラブ活動推進員設置費
114,818
4,068
○ 市町村老人クラブ連合会健康づくり事業費
6,170
○ 県老人クラブ連合会運営費補助金
9,000
○ 高齢者相互支援推進・啓発事業費
1,502
○ 新しい老人クラブ活動づくり支援事業費
7,335
(5,148) ○ 表彰対象者
新100歳
4,515
市町村の見守り活動推進員に対する養成研修、実地指導等に要する
0) ○ 経
費
7,939
(
(4,233) ○ 障害者「110番」の運営に要する経費
障害者「110番」運営費
で
4,159
き
○ 音声機能障害者発声訓練指導者養成費
1,157
る
○ 視覚障害者生活訓練費
○ オストメイト(人工肛門、人工膀胱造設者)社会生活訓練費
1,929
1,155
○ ガイドヘルパーネットワーク事業費
社
障
害
(26,789)
者
5 4 1 身体障害者社会参加促進費
会
福
祉
課
25,221
づ
1,825
○ 手話通訳者設置費
2,220
○ 手話奉仕員等派遣費
5,848
○ 手話技術者養成費
1,279
○ 字幕入りビデオカセットライブラリー事業費
○ 障害者社会参加促進センター運営費補助金
く
○ 障害者理解・地域交流促進事業費補助金
○ スポーツ教室開催費
り
101
○ 点字情報ネットワーク事業費
(256) ○ 福岡県障害者施策推進協議会の運営に要する経費
障害者福祉啓発事業費
256
- 194 -
602
5,686
179
3,240
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
福
岡
県
障
害
者
ス ポ ー ツ 振 興 事 業 費
福
岡
県
障
害
者
福祉情報センター運営費
高
齢
障 害 者 文 化 祭 事 業 費
者
障
害
者
や
福
祉
課
(20,500) ○ 福岡県障害者スポーツ協会運営費に対する助成
○ 障害者スポーツ事業費
24,469
障
害
障害者自立支援推進費
者
が
障害者ケアマネジメント
安
(8,850) ○ 障害者福祉情報センター運営に要する経費
6,971
(721) ○ 障害者文化祭の開催に要する経費
時 期:平成23年12月(予定)
386
会 場:博多駅前、天神周辺(予定)
推
進
費
(413,537) ○ 心身障害者扶養共済事業に要する経費
加入者 716人
409,282
(5,936) ○ 市町村支援事業費
○ 事業者指定、指導、監督事業費
6,385 ○ 障害者介護給付等不服審査会費等
し
て
・小規模作業所緊急支援事業費
は
・事業運営安定化事業費
・障害者自立支援基盤整備費
つ
・移行等支援事業費
ら
つ
活
介護保険
課
社
福祉総務
課
障
福
新
開
害
祉
雇
発
者
課
用
課
5 3
障 害 者 自 立 支 援 臨 時
(3,866,008)
2 1
対
策
事
業
費
5,264,919
5 4 1
9 1
会
5,810
く
・障害者職場実習・職場見学促進費
23,000
・施設外就労等による一般就労移行助成事業費
10,000
・相談支援充実・強化事業費
・視覚障害者移動支援事業従事者資質向上事業費
5,000
96
・新事業移行促進事業費
29,343
・事務処理安定化支援事業費
11,261
・地域移行支援事業費
5,450
・触法障害者地域移行支援事業費
1,631
・離職・再チャレンジ支援助成事業費
2,453
・目標工賃達成助成事業費
1,285
649
・精神障害者等家族支援事業費
15,639
・人材養成体制確保事業費
50,300
・新たな福祉人材開拓支援事業費
49,488
・福祉・介護人材処遇改善事業費
・移行時運営安定化事業費
- 195 -
7,800
31,906
・職場体験事業費
り
5,533
12,731
・視覚障害者等情報支援緊急基盤整備費
・障害者スポーツ特別振興事業費
づ
4,639
30,084
・オストメイト対応トイレ設備緊急整備費
3
500,123
1,628,474
・グループホーム・ケアホーム整備費
・障害者自立支援法施行円滑化事務等特別支援事業費
2 5
1,774
11,000
・精神障害者地域移行促進強化事業費
・相談支援体制整備特別支援事業費
と
る
障害者自立支援法の円滑な実施を図るための臨時対策事業に要する
経
費
259,474
・通所サービス利用促進事業費
・進行性筋萎縮症者療養等給付費受給者負担軽減措置費
健康増進
課
3,643
6,118
○
生
525
2,217
(5,374) ○ 障害者ケアマネジメント従事者の養成等に要する経費
心
き
5,260
5 4 1
心身障害者扶養共済費
で
19,209
6,412
1,944,203
527,149
・福祉・介護人材マッチング支援事業費
19,323
・キャリア形成訪問指導事業費
31,500
・移行定着支援事業費
20,000
・複数事業所連携事業費
7,639
新 発達障害者に対する情報支援体制整備費
・ 3,750
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
発 達 障 害 者 支 援
(44,147) ○ 発達障害者支援センターの運営に要する経費
5 4 1
セ ン タ ー 運 営 費
44,088
高
○ 市町村が実施する障害者への地域生活支援事業に対する助成
・相談支援事業費
齢
・コミュニケーション支援事業費
(750,067)
者
地 域 生 活 支 援 事 業 費
221,196
・日常生活用具給付事業費
228,276
・更生訓練費・就職支度金給付事業費
・訪問入浴サービス事業・生活サポート事業費
障
・日中一時支援事業費
・生活支援事業・社会参加促進事業費等
害
24,538
・移動支援事業費
・地域活動支援センター機能強化事業費
761,384
や
25,072
78,619
6,158
23,339
116,846
37,340
(164,878) ○ 在宅の重度障害者に対する特別障害者手当等給付費
者
重度障害者福祉事業費
163,661
5 4 2
が
安
在宅心身障害児対策費
(177,605) ○ 心身障害児療育キャンプ事業等に要する経費
○ 重症心身障害児(者)通園事業費
182,305 ○ 障害児等療育支援事業費
9,306
124,082
48,917
心
(2,392) ○ 肢体不自由児早期訓練事業費
心身障害児早期訓練事業費
し
2,388
て
○ ホームヘルパー派遣事業費補助金
は
障
害
者
福
祉
課
障害福祉サービス事業費
10,855,505 ○ 障害児デイサービス事業費補助金
○ 障害者施設訓練等給付費補助金
つ
ら
660,834
84,872
8,466,568
2,370,824
5 4 3
(75,394) ○ 育成医療及び結核児童療育医療費
身 体 障 害 児 等 対 策 費
67,353
活
3
5 4
(1,590,513)
身体障害者福祉事業費
4
733,481
き
る
身体障害者施設運営費
社
補
会
身 体 障 害 者 リ ハ ビ リ
テ ー シ ョ ン セ ン タ ー
管
理
運
営
費
づ
154,589
(1,780,388) ○ 腎臓疾患患者の人工透析費用等の更生医療費
生
で
1,488,642
更 生 医 療 対 策 費
つ
と
(6,345,188) ○ 短期入所事業費補助金
○ 共同生活援助事業費補助金
5 4 4
助
事
業
費
(66,364)
55,114
○ 施設訓練等支援費補助金
410,923
○ 補装具給付費補助金
272,511
○ 点字図書館運営費補助金
25,802
○ 聴覚障害者情報提供施設運営費補助金
24,245
○ 福祉工場運営費補助金
・福祉工場 1か所
43,864
○ 身体障害者小規模通所授産施設運営費補助金
・小規模通所授産施設 2か所
11,250
福岡県厚生事業団運営費及びリハビリテーションセンターの管理運
(73,645) ○ 営
費
67,401
(598,400) ○ 社会福祉法人等の施設整備等に対する助成
く
障害者福祉施設整備費
183,978
り
(133,655) ○ 粕屋新光園の運営に要する経費
粕 屋 新 光 園 運 営 費
148,294
- 196 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(37,594) ○ 粕屋新光園の改築に係る実施設計費
粕 屋 新 光 園 改 築 費
55,558
5 4 4
高
齢
障
害
者
障 害 者 が つ く る
福
祉
課
まごころ製品応援事業費
重 度 障 害 児 ( 者 )
者
(3,104) ○ 授産施設等の製品の販売促進に要する経費
7,592
(2,989,085) ○ 重度障害児(者)医療費
5 6 2
医
や
療
対
策
費
新
障
害
障 害 者 雇 用 促 進 費
が
安
新
雇
用
5 9 1 障 害 者 雇 用 対 策 費
開
発
課
心
特例子会社立地促進費
し
0) ○ 70歳現役社会推進協議会の設置に要する経費
○ 70歳現役応援センターの設置に要する経費
46,965 ○ 高齢者雇用の実態調査等に要する経費
(
70歳現役社会推進費
者
2,951,938
(2,340) ○ 障害者の雇用促進費
○ 障害者雇用開発事業費
1,831
(43,526) ○ 就職準備セミナー開催費
○ 知的障害者県職場体験実習事業費
69,725 ○ 障害者就業・生活支援センター運営費
2,934
30,117
13,914
1,170
661
99
782
68,844
特例子会社立地促進のためのワンストップ窓口の設置等に要する経
(5,670) ○ 費
1,344
て
シルバー人材センター
は
育
成
強
・
化
費
(51,573) ○ シルバー人材センター運営費補助金 13か所
○ 福岡県シルバー人材センター連合会補助金
45,782 ○ シルバー人材センター指導費
つ
(171,801)
障 害 者 職 業 訓 練 費
ら
167,431
職業能力
つ
5 8 2
開
発
課
新
と
(
障 害 者 職 業 訓 練 生
就
職
支
援
費
○ 障害者職業能力開発校運営費
・訓練科目 7科
30,100
15,600
82
85,143
・訓練定員 170人
○ 身体障害者等職業訓練費
82,288
福岡障害者職業能力開発校が実施する委託訓練の訓練生の求人開拓
0) ○ 等
に要する経費
13,837
生
活
高齢者にやさしい自動車
企業立地
課
7 2 7
道路維持
課
8 2 3
建築指導課
8 1 5 福祉のまちづくり助成費
開
発
推
進
費
(30,707) ○ 高齢者にやさしい自動車の開発推進に要する経費
15,373
で
き
人にやさしい歩行空間
整
備
事
業
費
る
社
会
高 齢 者 安 心 住 み 替 え
8 6 1
支
づ
援
事
業
費
(2,761,000) ○ 駅周辺等の既設歩道の拡幅、段差解消、勾配改善等に要する経費
2,761,000
(67,731) ○ 移動ネットワーク施設整備費補助金
○ 既存建築物改善費補助金等
64,391
(10,108) ○ 福岡県安心住み替え情報バンク運営費
○ 地域バンク普及促進費
10,170
50,739
13,652
9,967
203
住宅計画課
く
住 宅 供 給 促 進 事 業 費
(99,358) ○ 建設費補助金
○ 家賃対策補助金
80,846
特
(17,996) ○ 県立知的障害特別支援学校の職業教育充実に要する経費
地域高齢者向け優良賃貸
8 6 2
り
義務教育課
別
支
援
学
校
10 1 4
職 業 教 育 支 援 費
15,433
- 197 -
76,407
4,439
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
配偶者からの暴力防止対策
女
強
化
費
(15,218) ○ 女性相談所電話相談員の配置に要する経費
○ 地域配偶者暴力相談支援センターの運営に要する経費
12,448 ○ 広報啓発費等
性
い
男女共同参画推進条例
き
事
い
費
男女共同参画社会づくり
き
推
男女共同
働
業
参画推進
課
進
費
5 1 2
女 性 研 修 の 翼 事 業 費
福 岡 県 男 女 共 同 参 画
活
躍
す
援
(81,373) ○ 福岡県男女共同参画センターの運営費
0) ○ 配偶者からの暴力被害者の自助グループ活動を支援する団体の育成
に要する経費
2,519
(
女 性 医 師 職 場 復 帰
(10,796) ○ 復職希望女性医師の再就業のための研修に要する経費
3 4 2
支
援
事
業
費
3,937
(2,944) ○ 農村女性リーダーの育成に要する経費
課
1,696
母と子の健康支援事業費
心
し
て
母 子 保 健 事 業 費
子
育
て
健康増進
課
(10,912) ○ 産前・産後うつ病リスクのある母親等の支援
○ 乳幼児発達診査事業費
10,096 ○ 子育て支援電話相談事業費
(221,720) ○ 母子保健指導費
○ 未熟児等養育費
216,020 ○ 生涯を通じた女性の健康支援事業費
4,650
55,387
158,430
2,203
(3,635) ○ 子どもの発達段階に応じた子育て支援に要する経費
3,705
る
不妊治療等支援事業費
会
(210,533) ○ 不妊治療費に対する助成
○ 不妊専門相談センターの運営に要する経費等
229,716
づ
(1,475,147) ○ 市町村が行う妊婦健康診査に対する助成
く
り
2,267
3,179
3 2 4 乳幼児育児支援事業費
き
社
○ 女性研修の翼事業に要する経費
時 期:平成23年11月
研 修 先:欧州等
3,386
参加人員:20名
6 2 4 農村女性チャレンジ支援費
安
で
1,904
(2,365) ○ 母子家庭や配偶者からの暴力被害女性等を支援する女性団体に対す
る助成
2,330
経営技術
支
が
(2,063) ○ 男女共同参画審議会の開催等に要する経費
困 難 を 抱 え る 女 性
配偶者からの暴力被害者
自
立
支
援
費
会
り
453
1,174
79,680
新
社
く
(5,634) ○ 男女共同参画の日記念事業費
○ 年次報告書作成費
1,627
セ ン タ ー 運 営 費
支 援 団 体 育 成 費
る
医療指導
課
931
5,293
(3,734)
き
づ
6,224
(649) ○ 企業・団体等のリーダー層に対する男女共同参画の理解を促進する
ための経費
438
トップリーダー啓発事業費
が
と
説 明
款 項 目
妊 婦 健 康 診 査 支 援 費
1,490,174
- 198 -
229,350
366
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
○ 総合周産期母子医療センター運営費補助金
安
心
周 産 期 医 療 対 策 費
医療指導
課
3 4 2
13,984
○ 周産期医療施設等設備整備費補助金
12,679
(478,680) ○
○
485,491 ○
○
○
○
(124,247)
し
小児救急医療体制整備費
173,778
200,358
○ 産科院内保育所運営費補助金
周産期医療施設施設整備費補助金
院内助産所等設備整備費補助金
看護師等養成所の助産師課程開設等に対する助成
産科医等確保のための分娩手当に対する助成
地域周産期母子医療センター運営費補助金
新生児医療担当医確保のための医師手当に対する助成
23,743
2,540
6,667
75,340
140,740
9,440
○ 小児救急医療支援事業費
15,328
○ 小児救急医療電話相談事業費
32,366
○ 小児救急医療啓発費
○ 小児医療施設施設整備費補助金
2,618
123,466
て
子
保 育 対 策 等 促 進 費
子
育
て
5 3 1
支
援
課
○
(940,456) ○
○
926,573 ○
○
特定保育事業費補助金
延長保育促進事業費補助金
休日保育事業費補助金
6,480
890,400
15,082
病児・病後児保育施設整備費補助金
7,794
待機児童解消促進等事業費補助金
6,817
病児・病後児保育事業費
保育所・病院等に付設する専用施設で病児・病後児を一時保育する
(82,700) ○ 事
業に対する助成
81,292
5 3 1 産 休 代 替 職 員 費
社会福祉施設等の職員の出産及び病休に伴う代替臨時職員の任用に
(37,929) ○ 要
する経費
35,358
育
て
が
5 3 2 児 童 保 護 措 置 費
で
き
子
支
育
援
(8,004,476) ○ 児童保護に要する経費
・保育所 486か所
8,320,899
・入所施設等 76か所
て
課
児童家庭
課
1
5 3 3 子育て応援臨時対策事業費
4
る
(6,149,348)
9,459,576
社
会
子
支
育
援
て
課
3 1 子育て応援社会づくり
5
新
開
雇
発
用
課
7 3 推
進
費
○ 認定こども園運営費
44,193
○ 保育所職員等研修費
100,814
○ 母子家庭自立支援給付費
872,715
○ 地域子育て活動支援費
798,118
○ 児童福祉施設等整備費
○ 保育所等緊急整備費
○ 地域子育て支援拠点施設環境改善費
35,331
7,498,197
7,661
○ 児童養護施設等生活環境改善費
43,605
○ 児童相談所環境改善費
10,114
○ 施設入所児童等育成支援費
48,828
○
(53,642) ○
○
30,361 ○
○
出会い・結婚応援事業費
子育て応援の店推進費
15,152
6,721
「ふくおか・みんなで家族月間」キャンペーン事業費
4,226
子育て応援宣言企業推進費
3,966
出会い・子育て応援協議会推進費
296
づ
(1,419) ○ 児童館・児童センター運営費補助金
児 童 厚 生 施 設 費
く
子
育
1,366
て
5 3 3
支
援
課
(1,066,357) ○ 放課後児童クラブの運営、新設等に対する助成
児 童 健 全 育 成 事 業 費
1,281,322
り
児童家庭
課
5 3 1 母 子 福 祉 指 導 費
(8,673) ○ 母子相談員、母子福祉協力員の資質の向上を図るための研修費 107
7,644
○ 母子福祉協力員の活動費
7,751
- 199 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
母子家庭等健全育成対策費
安
(9,258) ○ 日常生活支援事業費
○ 貸付金
9,497
○ 24時間・365日相談体制機能強化事業費
心
○ 法的対応機能強化事業費
し
(46,439)
5 3 1 児童虐待防止対策事業費
て
330,761
1,404
5,061
○ 親子の絆再生事業費
3,541
○ 児童家庭支援センター助成費
9,310
○ 関係機関等に対する研修会開催費等
5,173
○ 児童虐待防止対策強化費
・広報啓発活動等の強化に要する経費
市町村が行う児童虐待防止対策強化事業に対する助成
・
新
250,408
・児童相談所職員に対する研修の拡充
育
児童家庭課
5 3 2 児
で
童
手
当
費
き
児 童 相 談 所 運 営 費
る
5,288
21,529
5,593
児童扶養手当法に基づきひとり親家庭等の児童の福祉増進を図るた
(3,785,249) ○ め
の手当支給に要する経費
4,071,257
が
1,688
○ 相談支援体制強化事業費
・ 新 児童虐待防止育児支援事業費
児 童 扶 養 手 当 費
21,766
○ 児童虐待再発防止カウンセリング等強化事業費
子
て
4,497
5,000
対象者 8,499人
児童手当法に基づき子ども手当の一部として支給する児童手当の県
(11,072,699) ○ 負
担金
11,463,532
(90,279) ○ 一時保護所の入所児童に対する学習指導経費
○ 運営費等
107,046
8,207
98,839
5 3 4
田川児童相談所改築費
社
会
(363,340) ○ 田川児童相談所の改築に要する経費
・建物規模 RC1F 969㎡
58,054
・工 期 平成21~23年度
(3,862,303) ○ 乳幼児医療費
乳 幼 児 医 療 対 策 費
4,208,991
づ
5 6 2
(1,629,271) ○ ひとり親家庭等医療費
ひとり親家庭等医療対策費
く
1,592,907
り
母 子 寡 婦 福 祉 資 金
特別会計
貸
誰
も
が
元
気
に
暮
ら
せ
る
健
康
社
会
づ
く
り
保健医療
付
事
業
費
保健福祉環境事務所等
3 1 1
介護総務
施 設 設 備 整 備 費
課
(1,042,298) ○ 母子家庭の母及び寡婦に対する経済的自立を図るための貸付金
785,077
・貸付金
803,473
18,396
・事務費
0) ○ 保健福祉環境事務所等の改修工事に要する経費
宗像・遠賀保健福祉環境事務所、嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所
72,621
田川保健福祉事務所
(
(4,215) ○ ハンセン病に対する正しい知識の普及啓発等に要する経費
3 2 1 ハ ン セ ン 病 対 策 費
3,173
健康増進
課
県民健康づくり推進費
(5,222) ○ 健康21世紀福岡県大会負担金
○ 健康運動普及推進活動費補助金等
60,010 ○ 新 県民健康・栄養調査に要する経費
3 2 2
(12,232) ○ 健康診査管理指導事業等に要する経費
保 健 事 業 推 進 費
12,233
- 200 -
2,564
2,136
55,310
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(497,047) ○ 保険者が行う特定健診等に対する負担金等
特定健診保健指導等負担金
557,863
誰
健康増進
課
3 2 2 生活習慣病対策推進費
も
が
慢 性 肝 炎 対 策 費
○
(12,224) ○
○
16,515 ○
○
生活習慣病改善検討委員会運営費
特定保健指導人材確保・育成研修費
特定健診保健指導実施体制整備費
総合健診推進モデル事業費
新 生活習慣病重症化防止事業費
(1,091,562) ○ 慢性肝炎患者のインターフェロン治療及び核酸アナログ製剤治療に要
する経費
1,100,031
元
○ がん対策推進協議会運営費
○ 地域がん診療連携拠点病院の機能強化事業への助成等
(246,579)
気
が ん 対 策 推 進 費
健康増進
課
2 2
284,722
3
に
医療指導
課
ら
特 定 疾 患 対 策 費
せ
健康増進
課
16,787
○ がん診療施設整備に対する助成
199,426
○ 企業との連携によるがん予防啓発等に要する経費
○ 緩和ケア研修整備事業費
○ 新 がん検診評価点検事業費
在 宅 医 療 推 進 費
先天性血液凝固因子障害
599
49,974
○ 肝炎ウイルス無料検査の実施等
○ 肝疾患診療連携拠点病院への助成
4 2
暮
247
1,486
1,337
1,635
11,810
(40,728) ○ 在宅医療推進会議運営費
○ 地域在宅医療支援センター運営費
23,102 ○ 24時間訪問看護ステーション整備モデル事業費等
3,660
405
7,904
5,967
1,407
5,800
15,895
(6,090,341) ○ 原因不明で治療方法が未確立の難病56疾患についての医療費
5,513,855
5,842,429 ○ 小児慢性特定疾患治療研究費
328,574
(22,316) ○ 血友病等についての医療費
3 2 3
治 療 研 究 事 業 費
23,005
る
難
病
対
策
費
健
康
健康増進
課
3
保健衛生
課
2 3
5 疾 病 予 防 対 策 費
3 5
(22,497) ○ 福岡県難病団体連絡会に対する助成
○ 難病患者地域支援ネットワーク事業費
22,739
○
(178,291) ○
○
239,755 ○
○
心の健康づくり推進費
結核予防費
感染症予防費
予防接種費
臓器移植等対策費
1,280
21,459
17,224
7,014
117,935
89,921
7,661
社
地 域 精 神 保 健 対 策 費
会
(6,000) ○ 福岡県地域精神保健協議会に対する助成
・「心の電話」相談事業
6,000
・心の健康に関する知識の普及啓発等
○ 自殺対策連絡協議会運営費等
○ 市町が行うメンタルヘルス事業への技術的支援経費等
づ
く
健康増進
課
地 域 自 殺 対 策 緊 急
3 2 5
強
化
事
業
費
り
ひきこもり対策推進費
○
(125,083) ○
○
180,328 ○
○
○
○
自殺防止総合相談窓口運営費
自死遺族支援事業費
自殺予防企業セミナー開催費
「いのちの電話」支援事業費
1,546
31,840
16,146
457
6,403
4,000
自殺予防普及啓発事業費
38,543
市町村が行う自殺対策に対する助成
73,524
自殺予防講演会開催費
(6,775) ○ 連絡協議会開催費
○ 支援コーディネーター設置費
6,875 ○ 支援者研修会開催費
- 201 -
4,000
2,000
7,869
225
6,531
119
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
食品衛生広域専門監視
推
進
費
(7,866) ○ 食品衛生の専門的・技術的な監視指導に要する経費
7,621
3 3 3
(30,859) ○ 食肉衛生検査所における牛海綿状脳症検査の実施に要する経費
誰
牛 海 綿 状 脳 症 検 査 費
30,897
も
3 3 4 動 物 愛 護 推 進 費
が
強毒性インフルエンザ
元
対
策
費
保健衛生
課
気
結 核 関 係 医 療 療 養 費
に
3 3 5 感染 症等予 防対策費
暮
エ イ ズ 予 防 対 策 費
ら
(8,208) ○ 動物愛護推進協議会運営費
○ 普及啓発費
8,069 ○ 動物新飼い主探し事業費
(586,873) ○ 抗インフルエンザ薬の備蓄等に要する経費
○ 地域対策連絡会議運営費
387,104
(111,190) ○ 命令入院患者経費
○ 通院患者経費等
87,655
(16,270) ○ 結核・感染症発生動向調査費
○ 感染症危機管理対策費
16,359
466
5,107
2,496
385,930
1,174
71,443
16,212
15,822
537
(16,871) ○ エイズに対する正しい知識の普及啓発及び医療体制の整備に要する経
費
15,031
0) ○ 市町村が行う子宮頸がん予防ワクチン等の接種に対する助成
子宮頸がん予防ワクチン等
(
接種緊急促進基金事業費
3,910,677
せ
る
3
へ き 地 医 療 対 策 費
4 2
健
200,005
3 4 1 医 療 安 全 推 進 費
康
社
会
(195,259)
1 1
ドクターヘリ事業費補助金
○ 自治医科大学運営費負担金
○ へき地診療所運営費補助金
○ へき地医療拠点病院運営費補助金
○ へき地診療所施設設備整備費補助金
(6,334) ○ 医療相談事業費
○ 医療事故防止対策研修会等開催費
6,322
○ 救急医療施設運営費等補助金
○ 自動体外式除細動器普及啓発費
3 4 2 救急 医療対 策事業費
く
り
4,830
1,492
(170,485) ○ 高度救命救急センター(久留米大学病院)が行うドクターヘリの運航
に対する助成
179,505
医療指導
課
づ
127,000
53,911
15,398
3,696
○
(531,131) ○
○
481,837 ○
○
○
○
救急医療協議会費
歯科保健医療確保対策補助金
救急医療普及啓発費
救急医療情報センター運営費補助金
救急医療施設等設備整備費補助金
救急勤務医支援事業費補助金
救急患者受入医療機関支援事業費補助金
(1,367) ○ 地域保健医療計画の円滑な推進に要する経費
地域保健医療計画推進費
5,716
- 202 -
185,244
1,786
2,168
12,000
1,500
155,461
57,538
51,935
14,205
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
○ 歯科衛生推進費
○ 8020運動歯科保健普及啓発費
歯 科 衛 生 推 進 費
誰
も
医 療 施 設 近 代 化
施 設 整 備 費 補 助 金
が
医 療 療 養 病 床 転 換
元
支
援
事
業
費
(55,744) ○
○
54,594 ○
○
○
心身障害者等歯科保健医療推進費
在宅歯科衛生士活用事業費
特殊歯科保健医療推進費
訪問歯科診療設備整備費補助金
在宅歯科医療連携室整備モデル事業費
3,652
16,150
3,274
1,855
1,496
20,000
8,167
(474,517) ○ 患者の療養環境、医療従事者の勤務環境の改善等につながる病棟新築
・改築費に対する助成
82,946
(12,000) ○ 医療療養病床の転換のための施設等の改修に対する助成
34,000
3 4 2
○ 寄附講座設置事業費
気
○ 緊急医師確保対策奨学金等
○ 病院機器整備費補助金
に
暮
(645,390)
医療指導
課
地 域 医 療 再 生 事 業 費
613,920
ら
17,995
○ へき地ヘリポート整備費補助金
58,808
○ ドクターヘリの夜間運航に要する運営費補助金
30,499
○ 地域医療情報管理システム整備費補助金
○ デイホスピス事業運営費補助金
1,722
○ 事務費等
2,955
○ 看護教員養成講習会開催費
○ 看護職員育成強化事業費
3 4 3 看護 職員育 成強化費
康
社
会
薬 事 情 報 セ ン タ ー
づ
運
く
献
営
費
補
助
金
37,493
30,282
○ 地域医療連携ネットワーク構築事業費補助金
○ 病院内保育所運営費補助金
健
1,304
25,707
26,505
○ メディカルセンター建設事業補助金
○ 休日急患センター機能強化・成人病検診センター移転整備費補助金
○ 「看護の日」普及啓発費
る
26,400
194,250
○ 精神科ICU・診療所施設設備整備費補助金
○ 看護高等専修学校改築事業費補助金
せ
160,000
○
(248,198) ○
○
257,033 ○
○
○
○
○
○
看護実習指導者講習会開催費
認定看護師育成事業費
外国人看護師候補者就労支援事業費
外国人看護師候補者研修体制支援事業費
教育責任者研修費
新人看護職員卒後研修費
新 教務主任養成講習会事業費
新 実地指導者研修費
新 新人看護職員研修推進事業費
545
91,983
14,722
6,101
3,328
11,025
3,627
3,227
1,285
101,063
18,121
1,172
834
(11,070) ○ 福岡県薬剤師会が設置している薬事情報センターの運営費に対する助
成
11,070
(4,055) ○ 献血の推進に要する経費
薬
り
務
課
血
推
進
費
4,033
3 4 4
ジ ェ ネ リ ッ ク 医 薬 品
使
用
促
進
費
1,831
○ ジェネリック医薬品使用促進協議会運営費
1,199
(12,986) ○ 病院関係者研修費
960
○ モデル病院における採用実態調査費
22,761 ○ 新 地域で連携したジェネリック医薬品の普及促進等に要する経費
18,771
- 203 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(124) ○ 毒劇物の使用者に対する適正な管理指導等に要する経費
毒 劇 物 管 理 適 正 化
対
策
事
業
費
誰
薬
務
課
3 4 4 薬物 乱用対 策推進費
124
4,368
(7,711) ○ 薬物乱用防止対策費
○ 違法ドラッグ等薬物乱用防止啓発費
7,571 ○ 大学生大麻等薬物乱用防止啓発費
2,196
1,007
も
(5,234) ○ 健康食品等未承認医薬品の検査等に要する経費
健 康 食 品 安 全 対 策 費
5,013
が
3 5 1 医療 費適正 化推進費
元
国保運営適正化対策費
気
1,524
(6,495) ○ 医療費適正化計画推進委員会運営費等
○ 医療費分析調査費
6,524
5,000
50,000
(62,934) ○ 国民健康保険高額療養資金貸付金
○ 高医療費市町村対策事業費等
51,807
1,807
(5,045) ○ 市町村保険者等の指導に要する経費
に
市町村保険者等指導事務費
4,831
暮
医療保険
課
3 5 2 国民 健康保 険助成費
ら
国民健康保険広域化等
せ
支 援 基 金 積 立 金
る
○
(37,346,004) ○
○
39,179,792 ○
○
県調整交付金
21,610,746
保険基盤安定事業費
13,496,472
指定市町村基準超過費用額負担金
高額医療費共同事業負担金
保険者支援制度負担金
37,119
3,067,982
967,473
(10,804) ○ 国保事業の広域化等を支援するための基金の積み立てに要する経費
8,634
適 正 受 診 指 導 支 援 費
重複・頻回受診者及び要医療未受診者に対する効果的な個別指導に
0) ○ 要
する経費
18,122
福祉サービス苦情解決
(9,244) ○ 福祉サービスに関する苦情処理体制の整備に要する経費
新
(
健
高
齢
者
3 6 1
康
支
援
課
事
業
費
福岡県総合福祉施設運営費
社
9,229
(434,300) ○ クローバープラザ(共用施設等)の管理運営に要する経費
○ 福岡県総合福祉センターの管理運営に要する経費
427,214
414,564
12,650
(30,520) ○ 福祉活動指導員の設置に要する経費
福祉活動指導員設置補助金
会
30,520
づ
福祉総務
課
(301,889)
○ 民生委員の設置に要する経費
5 2 1 民 生 委 員 活 動 費
304,569
く
・民生委員(児童委員)手当
・協議会補助金
251,466
52,930
・研修費等
(76,492) ○ 県社協の低所得者世帯への生活福祉資金貸付事務に対する助成
生活福祉資金貸付事業費
141,201
り
(5,573) ○ 社会福祉サービスの第三者評価体制の整備に要する経費
福祉サービス評価事業費
4,096
- 204 -
173
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
障
害
者
福
祉
課
5 4 1 福祉のまちづくり推進費
誰
ホームレス等自立支援費
も
が
生 活 保 護 自 立 促 進 費
元
高齢者、障害者を含めすべての人が暮らしやすく、社会参加のでき
(2,496) ○ る
まちづくりを推進するために要する経費
1,831
(19,230) ○ 実態調査に要する経費
○ ホームレス自立支援推進協議会の運営費等
33,933 ○ 矯正施設退所者の支援に要する経費
(148,322) ○ 母子世帯・若者等自立・就労支援事業費
○ 長期入院患者社会復帰促進費
163,620 ○ 稼働能力判定会議の運営費
15,934
999
17,000
121,815
41,449
356
5 5 1
気
住宅手当緊急特別措置
に
暮
説 明
款 項 目
保
護
・
事
業
費
援
護
課
市 町 村 離 職 者 等
(62,047) ○ 住居を喪失した離職者等への住宅手当支給に要する経費
54,772
(1,709,727) ○ 市町村が行う離職者等の住宅・生活支援対策に対する助成
ら
住宅・生活支援対策費
1,536,797
せ
中 国 帰 国 者 地 域 生 活
(20,461) ○ 中国帰国者に対する自立を促進するための経費
る
支
健
援
事
業
費
(35,176) ○ 中国残留邦人等の生活支援に要する経費
康
中国残留邦人等生活支援費
31,750
社
福 岡 県 人 権 啓 発 情 報
会
づ
19,808
5 6 3
(80,111) ○ 福岡県人権啓発情報センターの管理運営に要する経費
5 6 1
セ ン タ ー 運 営 費
調
整
76,558
課
く
5 6 4 人権・同和問題啓発事業費
り
(115,637) ○ 人権・同和問題の啓発に要する経費
○ 人権啓発に関する施策策定事業費
122,038
121,598
440
(15,998) ○ 高齢者、障害者世帯等の優先入居に要する経費
県営住宅課
8 6 1 県営住宅優先入居推進費
9,559
N
P
O
(2,073) ○ 地域づくりネットワーク福岡県協議会の運営に要する経費
地 域 づ く り 推 進 費
、
2,530
京 築 地 域 N P O
広域地域
ア
が
活
躍
す
る
共
助
社
会
づ
く
り
(4,338) ○ 京築応援団の運営、ふるさとガイド養成研修等の実施に要する経費
2 2 2
振
興
課
協
働
事
業
費
ィ
ボ
ラ
ン
テ
0) ○ 嘉飯地域の地域資源を活かした交流型プログラムの実施に要する経費
筑 豊 地 域 N P O
(
協
2,451
働
事
業
費
「 新 し い 時 代 の 公 」
N P O 協 働 推 進 費
N P O と 企 業 と の
社会活動
6,753
(26,221) ○ NPOと行政との協働事業の実施経費
○ NPO協働力向上のための実践的講座の開催費等
27,336
22,901
4,435
(3,343) ○ NPOと企業との協働事業の実施経費
5 1 1
推
進
課
協 働 促 進 事 業 費
NPOとの協働による
地 域 力 向 上 事 業 費
9,947
(7,447) ○ NPOや企業が参加する協働実践会議・交流会の開催に要する経費
5,808
- 205 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
新
共 助 社 会 づ く り
N
事
社会活動
P
説 明
款 項 目
業
費
5 1 1
推
進
課
福 岡 県 N P O ・
ボ ラ ン テ ィ ア
セ ン タ ー 事 業 費
O
○
0) ○
○
83,938 ○
○
(
NPO基盤強化のための人材活用事業費
10,581
事業型NPO経営責任者育成事業費
8,371
地域協働モデル事業費
30,499
被災地支援を活かしたボランティア育成費
30,000
4,487
運営委員会開催費
(17,889) ○ ふくおか共助社会づくり表彰の実施経費
○ 運営費
17,653
1,527
16,126
、
(12,572) ○ 犯罪被害者等に対する支援・相談窓口の運営等に要する経費
生活安全
課
5 1 2 犯 罪 被 害 者 支 援 費
保健衛生
課
3 3 4 動物 愛護協 働推進費
福祉総務
課
5 2 1 ボランティア事業助成費
11,456
ボ
ラ
ン
(15,435) ○ 県社協のボランティアセンター事業に対する助成
15,435
テ
ィ
障
害
(810) ○ 動物愛護推進員(ボランティア)との協働による動物愛護と適正飼育
に関する普及啓発に要する経費
810
(5,573) ○ パソコンの操作指導ボランティアの養成等に要する経費
者
5 4 1 障害者ITサポート事業費
福
ア
が
活
祉
課
循環型社
会
推
進
5,342
(2,942)
4 1 1 3 R 協 働 推 進 費
3,537
課
622
○ ごみ減量化・リサイクルポスターコンクール開催費
1,027
○ 3R推進フォーラム開催費
674
○ こども3R学習施設見学会の開催費
1,214
○ 「3Rの達人」派遣事業費
(2,500) ○ 中山間地域保全の啓発活動に要する経費
農山漁村
6 1 2 中山間地域保全啓発費
躍
す
振
興
課
農林水産
物
安
全
2,000
(3,928) ○ 体験を通じた食育の推進に要する経費
6 1 1 食
育
推
進
費
1,852
課
る
道路維持
課
8 2 2 さわやか道路美化促進費
共
(5,921) ○ 県が管理する道路の歩道清掃等を行うボランティア団体に対する支援
に要する経費
5,921
(33,487)
助
クリーンリバー推進対策費
35,245
社
河
川
課
○ 県が管理する河川の清掃等を行うボランティア団体に対する支援に要
する経費
30,246
○ 住民参加によるシンポジウムの開催、流域一斉清掃の実施等に要する
経費
(1,833)
会
企業協働河川愛護事業費
2,249
○ 県が管理する河川の清掃等を行う企業等に対する支援に要する経費
1,672
○ 河川愛護団体に建設機械を使って協力する企業の募集等に要する経費
づ
美 し い ま ち づ く り
く
都市計画課
(4,452) ○ 美しい県土づくり啓発のための景観大会の開催等に要する経費
8 5 1
啓
発
事
業
費
り
4,777
(1,860) ○ 民間サポーターによる家庭訪問等に要する経費
警察本部
4,999
8 3 1
9 2 1 青少年ハートケア推進費
1,860
- 206 -
577
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
消防防災
課
2 6 1 国 民 保 護 体 制 推 進 費
福岡県国民保護計画の推進及び市町村国民保護計画の推進支援等に
(9,535) ○ 要
する経費
9,769
県
安全・安心まちづくり
民
推
進
費
が
全
○
(23,392) ○
○
15,786 ○
○
3,312
安全・安心まちづくりアドバイザー派遣事業費
4,889
インターネット上の交流広場運営費
1,086
926
女性・子どもの安全・安心まちづくり推進費
3,686
904
暴 力 団 排 除 推 進 費
(3,218) ○ 暴力団追放!地域決起会議の開催に要する経費
○ 市町村向け「暴力団排除施策事例集」の作成に要する経費
1,851 ○ 新 市町村暴力団排除研修に要する経費
(20,302)
総合的消費者行政推進費
18,959
5 1 2
悪 質 商 法 被 害 防 止
心
5,573
安全・安心まちづくり県民の集い開催費
(4,590) ○ 交通安全力強化隊の活動経費に対する助成等
○ 交通安全力強化フォーラムの開催経費に対する助成
4,590
に
生活安全
課
地域防犯活動団体への助成等
交 通 安 全 力 強 化 費
安
安
説 明
款 項 目
強
化
事
業
費
886
563
402
18,465
○ 県消費生活センターの相談体制整備費
○ 消費者講習会開催費
258
○ 商品テスト事業費
140
96
○ 消費者啓発資料展示費
(4,407) ○ 県消費生活センターの相談体制整備費
5,405
し
(32,084)
多 重 債 務 問 題 対 策 費
て
62,624
暮
消費者行政活性化事業費
ら
新
11,353
○ 県消費生活センターの相談体制整備費
○ 多重債務問題対策協議会等に要する経費
1,444
○ 生活再生相談窓口の運営等に要する経費
44,371
○ ヤミ金融被害啓発キャンペーンの実施等に要する経費
5,456
83,105
(401,066) ○ 県消費生活センターの機能強化等に要する経費
○ 市町村が実施する消費者相談窓口の機能強化等に対する助成 194,886
277,991
(
0) ○ 飲酒運転撲滅キャンペーンの実施に要する経費
飲酒運転撲滅緊急対策費
せ
36,916
る
中小企業
(10,168) ○ 貸金業の規制等に関する立入調査、登録審査等に要する経費
7 1 1 貸
経営金融
金
業
対
策
費
6,524
課
社
ふくおか食の安全・安心
会
づ
農林水産
物
安
全
対
策
事
業
費
(20,677) ○ 農業生産工程管理及び食品表示適正化の推進に要する経費
13,589
6 1 3
(4,120) ○ 減農薬・減化学肥料栽培農産物に係る認証の実施等に要する経費
課
環境に調和した農業推進費
4,166
く
家畜伝染病予防事業費
り
畜
産
課
58,929
(71,047) ○ 家畜伝染病の発生予防及びまん延防止に要する経費
新 高病原性鳥インフルエンザのまん延防止のための機器整備に対する
○ 75,931
17,002
助成
6 3 2
新
(
0) ○ 防疫対策の連携強化及び開業獣医師に対する研修等に要する経費
口 蹄 疫 等 防 疫 対 策 費
16,026
- 207 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(410,000) ○ 橋梁等の長寿命化を図るためのアセットマネジメントに要する経費
8 2 2 道路施設維持管理推進費
県
705,000
道路維持
課
2
8 2
交 通 安 全 対 策 費
3
民
(7,803,789) ○ 単独事業費
○ 補助事業費
8,576,334
4,783,789
3,792,545
(31,982) ○ 建設業適正化のための営業所調査等に要する経費
が
建築指導課
8 1 4 建設 業適正 化推進費
33,064
(606) ○ 市町村が行う被災住宅補修資金の貸付に係る利子補給に対する助成
安
住宅計画課
8 6 1 被災住宅補修利子補給費
460
全
警
察
官
増
員
費
に
(213,819) ○ 警察官(48人)の増員に要する経費
186,503
(6,600) ○ 県防犯協会連合会の防犯活動に対する助成
安
防犯協会連合会強化対策費
6,600
心
(156,609) ○ 交番相談員(85人)の配置に要する経費
地 域 警 察 活 動 費
158,370
し
(46,062) ○ 警察安全相談員(25人)の配置に要する経費
て
警 察 安 全 相 談 強 化 費
46,580
9 1 2
暮
県民コミュニケーション
ら
せ
(16,743) ○ ホームページ及び防犯メールによる情報提供等に要する経費
シ ス テ ム 整 備 費
17,702
高 齢 者 交 通 安 全
ボランティア等による高齢者宅への交通安全訪問活動等に要する経
(8,456) ○ 費
警察本部
サ ポ ー ト 事 業 費
8,297
(10,471) ○ 落とし物ネット検索システムの運営に要する経費
る
落とし物ネット検索推進費
10,471
社
(27,262) ○ 学校支援専門員(14人)の配置に要する経費
学 校 警 察 連 携 強 化 費
会
づ
27,665
2
9 1
パトロール強化事業費
3
く
1 2
9
り
交通事故抑止総合対策費
2 3
1 2
9 2 1 一般犯罪捜査活動強化費
2
(55,996) ○ 小型警ら車によるパトロール活動に要する経費
60,381
(4,559) ○ 一般交通安全運動費
○ 交通事故総量抑制対策費
4,121
(278,222) ○ 一般刑法犯罪の捜査に要する経費
○ 広域機動捜査システム経費
270,864 ○ 事件に強い警察確立経費
- 208 -
494
3,627
123,265
66,987
80,612
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
(
0) ○ 春日(仮称)警察署の実施設計に要する経費
警 察 施 設 新 営 費
179,357
県
交 番 ・ 駐 在 所 改 築 費
民
独
が
身
寮
整
備
費
187,039
73,948
(98,640) ○ 警察力を確保するため、警察官独身寮として民間賃貸物件を借り上げ
るもの
98,640
(
9 1 4
安
(126,884) ○ 交 番 5か所
○ 駐在所 3か所
260,987
0) ○ 警察本部の非常用電源整備費
警 察 施 設 維 持 管 理 費
83,314
全
交 通 安 全 施 設 整 備 費
に
( 県 単 独 事 業 )
安
交通安全施設整備事業費
心
( 国 庫 補 助 事 業 )
し
○ 信号機の新設費等
(973,241) ○ パーキングメーター設置費
○ 道路標識・標示整備費等
181,939
63,724
678,069 ○ 交通管制センター整備費
○ 信号機耐震化工事費
45,055
(1,425,790) ○ 交通管制センター整備費
○ 信号機の更新費等
1,514,150 ○ 信号機の新設費等
627,893
28,224
384,122
502,135
(709,988) ○ 遠隔地警察署(8署)における更新免許証の即日交付に要する経費
自 動 車 運 転 免 許 費
て
359,127
警察本部
9
2 3 優良運転者更新センター
暮
10,465
672,862 ○ IC免許証の交付に要する経費
1 5
運
営
費
ら
総合的危機管理機能強化費
せ
(8,451) ○ 優良運転者及び高齢者の免許更新センターの運営に要する経費
6,895
(94,579) ○ 総合指揮システムの運用等に要する経費
○ 国際テロ未然防止対策に要する経費
88,908 ○ ヘリコプターテレビシステムの運用に要する経費
(16,065)
る
662,397
犯 罪 被 害 者 対 策 費
15,502
42,253
15,938
30,717
○ 犯罪被害者に対する相談活動等に要する経費
5,251
○ 性犯罪被害者の緊急避妊等に要する経費
3,121
○ 犯罪被害者の治療等に要する経費
5,403
○ 犯罪被害者の遺族に対する支援に要する経費
1,727
社
(475,051) ○ 新通信指令システムの運営に要する経費
新通信指令システム運営費
会
づ
512,974
9 2 1
一 般 警 察 運 営 費
く
地 域 防 犯 活 動 推 進 費
り
新
飲 酒 運 転 を 許 さ な い
社 会 づ く り 推 進 費
(64,717) ○ 捜査報償費
○ 財務アドバイザーによる職員教養経費
64,717 ○ 地域コミュニケーション活動経費
(2,186) ○ 事業者に対する防犯責任者講習の普及啓発等に要する経費
○ 街頭活動の安全確保のための普及啓発等に要する経費
1,035
(
0) ○ 取締りの強化及び広報啓発活動に要する経費
17,232
- 209 -
55,000
162
9,555
298
737
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
県
銃 器 摘 発 総 合 対 策 費
(2,386) ○ 銃器捜査に要する経費
○ 広報啓発活動及び連携強化費
2,281
新 型 犯 罪 対 策 費
(7,138) ○ ハイテク犯罪対策経費
○ 来日外国人犯罪対策経費
7,110
1
9 2
2
民
2,042
239
4,512
2,598
(24,350) ○ 解析機材の整備、捜査員の研修及び広報啓発活動等に要する経費
サ イ バ ー 犯 罪 対 策 費
が
23,644
安
○
1 2
全
(68,970)
9 2 1 暴力団排除総合対策費
に
62,118
2
心
暴 力 団 総 合 対 策 費
警察本部
・保護対策の徹底に要する経費
9,550
・訴訟の援助に要する経費
4,000
・広報啓発活動に要する経費
・暴力団及び暴走族に対する取締り強化に要する経費
安
し
福岡県暴力団排除条例に基づく暴力団組織の弱体化・撲滅に要する
経
費
5,826
・公共事業からの暴力団排除に要する経費
て
新
○
(314,675) ○
○
292,037 ○
○
(
12,744
1,725
・暴力団の資金源対策に要する経費
13,831
・報復事案阻止対策に要する経費
14,442
指定暴力団の捜査、取締りの強化に要する経費
217,929
繁華街・歓楽街における暴力団犯罪捜査等に要する経費
44,521
被害者保護対策に要する経費
10,000
事業者等責任者講習の実施等に要する経費
10,435
事件被害者の保護対策に要する経費
9,152
0) ○ 暴力団対立抗争事件の緊急対策に要する経費
暴力団犯罪緊急安全対策費
暮
9 2 2
42,525
ら
(34,823) ○ 犯罪取締り強化のための捜査情報基盤の整備等に要する経費
犯 罪 捜 査 基 盤 強 化 費
34,801
せ
(5,718) ○ 被害者の保護対策等に要する経費
DV・ストーカー対策費
る
2,939
社
1 4
9
新
重
凶
悪
事
件
会
2 2 捜 査 基 盤 強 化 費
づ
9 2 3 放置 駐車確 認業務費
く
1
9 2
体
育
スポーツ
健 康 課
30,078
71,012
(324,044) ○ 放置駐車確認に係る業務委託等に要する経費
・委託警察署 中央ほか9署
288,477
(27,127) ○ 共同危険行為等暴走事件の取締りに要する経費
暴
走
族
取
締
費
26,787
3
り
0) ○ DNA型鑑定資料の収集強化に要する経費
○ 証拠品保管庫改築に要する経費
101,090
(
要
子 ど も の 命 を 守 る
10 7 1
学 校 安 全 体 制 整 備 費
(1,604) ○ 防犯教育を充実させるための研修会に要する経費
○ 子どもの安全に関する情報共有システムの運用に要する経費
1,513
- 210 -
1,433
80
4.子どもが将来に向かって夢を広げ、はばたく社会
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
説 明
予 算 額
款 項 目
○ 高校生の学業継続を支援する学習施設への助成
学
事
課
私学振興
課
8 4 不 登 校 ・ 中 途 退 学
10
9 2 対
策
事
業
費
10,000
(47,058) ○ 児童生徒の学校復帰や社会的自立を支援するフリースクールへの助成
18,000
52,774 ○ 県立大学の不登校・ひきこもりサポートセンターの運営に要する経費
24,774
志
(8,544)
アジア青少年交流事業費
を
31,089
持
福 岡 県 青 少 年 団 体
っ
活 動 強 化 推 進 費
○ 青年の翼事業に要する経費
21,342
新 バンコク都からの高校生受入事業に要する経費
○ (29,118)
青少年育成県民運動推進費
32,461
た
く
青 少 年 育 成 環 境 改 善
対
ま
し
青少年課
5 1 2
策
事
業
費
新 ス ト ッ プ 非 行
県 民 運 動 事 業 費
981
746
(8,624) ○ 運営費
○ 青年リーダー養成事業費
1,646 ○ ジュニアリーダー養成事業費
○ 県民会議運営費
た
8,766
新 高校・大学等が実施する海外体験プログラムに対する助成
○ 650
250
24,091
5,214
○ 市町村民会議活動補助金
546
○ 少年野営訓練事業費
○ 福岡県少年の主張大会費
524
○ 青少年育成センター活動費
1,086
○ 青少年囲碁交流事業費
1,000
(2,521) ○ いじめストップ啓発事業費等
○ 青少年・育成団体等功労表彰費
2,524
2,358
166
(5,233) ○ 複数の市町が広域的に取り組む街頭・巡回活動に対する助成等
4,733
い
○ 青少年アンビシャス運動事業の実施に要する経費
・家庭のしつけ推進事業費
・アンビシャス広場づくり事業費
青
青少年アンビシャス運動
(118,557)
少
推
進
費
96,818
年
の
青少年アンビシャス運動
育
企
成
画
運
営
費
日本の次世代リーダー
養
商工政策
課
成
塾
事
業
費
7 1 1 サイエンスマンス開催費
・サマーキャンプ事業費
2,002
49,850
1,732
・青少年アンビシャスの翼事業費
19,364
・青少年アンビシャス運動啓発事業費
12,174
・アンビシャス・青年リーダー養成事業費
1,939
・アンビシャス運動地域連携事業費
1,397
・アンビシャス幼児読書推進事業費
5,051
・青少年アンビシャス運動拡大推進事業費
3,309
(5,597) ○ 青少年アンビシャス運動の企画運営に要する経費
○ 青少年アンビシャス運動拡大推進方針の策定に要する経費
10,918
5,636
5,282
(5,258) ○ 日本の次世代リーダー養成塾の開催負担金等
5,258
(12,840) ○ サイエンスマンス2011に要する経費
・体験型科学実験等の実施経費
11,982
・サイエンスマンス啓発事業費
- 211 -
5,963
6,019
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
説 明
予 算 額
款 項 目
新 ス ト ッ プ 非 行 運 動
(18,641)
9 1 2
協
働
推
進
費
1 2
9 2 1 少年 補導員 等活動費
2
志
18,553
○ 大学生ボランティアによる街頭補導等の実施に要する経費
1,851
○ 学校が行う非行防止教室の支援に要する経費
1,468
○ 少年補導員研修会開催費
○ 少年補導員連絡協議会運営費補助金
(34,197) ○ 少年補導員等活動費
○ 少年補導員連絡協議会補助金
34,221 ○ 少年相談専門員配置費
2,524
12,710
29,351
1,800
3,070
警察本部
(1,191) ○ 少年柔剣道合宿研修等に要する経費
を
9 2 1 少年 健全育 成活動費
1,191
持
っ
1
9 2
(8,046)
少 年 非 行 防 止 対 策 費
2
7,555
た
地 域 活 動 指 導 員
10 6 1
た
設 置 事 業 助 成 費
く
○ シンナー等乱用防止総合対策事業費
○ 有害環境浄化活動費
785
4,494
576
○ 学校警察連絡協議会費
○ 思春期サポート活動費等
1,700
子どもたちの体験・学習活動等の企画・指導等を行う地域活動指導
(297,461) ○ 員
の配置に対する助成
267,715
(202,019) ○ 運営費
青 少 年 科 学 館 運 営 費
204,168
ま
社会教育課
(3,162) ○ 家庭教育に関する相談体制の整備費
し
10 6 2 家 庭 教 育 充 実 事 業 費
3,143
い
規 則 正 し い 生 活
青
習 慣 づ く り 推 進 費
少
新
高校教育課
幼児及び小学校1年生を対象とした規則正しい生活習慣づくりの取
(2,761) ○ 組
の促進に要する経費
2,761
(
0) ○ 高校生の留学経費に対する助成
10 1 4 世 界 に 挑 む 人 材 育 成 費
22,502
年
○ いじめ及び不登校問題の予防・早期発見と解決を図るための経費
の
育
成
・教育相談システム構築事業費
い じ め ・ 不 登 校
高校教育課
義務教育課
総 合 対 策 事 業 費
10 1 4
教
育
推
進
費
2 県 設 立 公 立 大 学 法 人
10 8 3
4 運 営 費 交 付 金
学
事
38,526
・スクールカウンセラー活用事業費
228,848
・不登校生徒等地域支援事業費
児 童 生 徒 の 規 範
義務教育課
(357,135)
10 1 4
303,883
550
・子どもホットライン24相談事業費
・学校・学級適応促進事業費
3,096
11,940
・不登校児童支援費
4,163
・不登校中学生復帰支援費
9,883
・高等学校不登校対策事業費
6,877
(9,812) ○ 規範教育推進のための専門家等の派遣に要する経費
・小学校759校 中学校343校
8,630
(3,553,360) ○ 福岡女子大学
1,101,891
○ 九州歯科大学
1,592,479
3,749,956 ○ 福岡県立大学
1,055,586
課
(3,082,334) ○ 福岡女子大学校舎の実施設計等に要する経費
10 8 2 福 岡 女 子 大 学 施 設 整 備 費
354,554
- 212 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
説 明
予 算 額
款 項 目
○ 私立高等学校運営費補助金
○ 私立高等学校等就学支援金補助金
○ 私立小・中学校運営費補助金
○ 私立幼稚園運営費補助金
18,690,743
8,214,302
2,927,799
10,524,434
13,500
○ 私立専修学校高等課程運営費補助金
○ 預かり保育推進事業費補助金
278,653
45,000
○ 私立専修学校・各種学校設備整備費補助金
確
私学振興
課
10 9 2 私 立 学 校 振 興 対 策 費
か
(41,880,752) ○ 私立幼稚園教育振興事業費補助金
○ 外国人学校教育振興事業費補助金
154,530
42,596,118 ○ 私立学校振興・共済事業団補助金
346,106
8,000
30,920
○ 私学協会補助金
な
○ 私学教育振興会補助金
530,208
○ 私立幼稚園退職金基金社団補助金
337,626
9,050
○ 私立幼稚園振興協会補助金
学
○ 専修学校各種学校協会補助金
1,925
○ 私立学校外国青年派遣事業費
10,336
472,986
○ 私学振興特別貸付金
力
(5,335) ○ 教員の精神性疾患の防止に要する経費
と
総
務
課
10 1 6 教 員 の 心 の 健 康 推 進 費
5,335
個
(2,337,754)
○ 県立学校の運営に要する経費
県 立 学 校 運 営 費
性
2,300,022
3 2
を
財
務
課
伸
2
10 4 3 県 立 学 校 実 験 実 習 費
6
5 1
ば
16,145
・中学校
・高等学校
1,895,582
・特別支援学校
388,295
(288,944) ○ 県立学校の実験実習に要する経費
・高等学校
283,141
・特別支援学校
274,507
8,634
(105,145) ○ 高等学校等の部活動の奨励充実費
部
活
動
推
進
費
108,247
す
財
学
務
(
課
10 2 1 教
職
員
増
員
0) ○ 小学校1年生の35人以下学級実施のための教職員増員(190人)に要す
る経費
費
1,562,560
教職員課
教 育 力 向 上 福 岡
校
(30,717) ○ 「福岡の教育ビジョン」を県民運動として推進するための経費
12,031
県 民 運 動 推 進 費
24,221 ○ 通学合宿の実施に要する経費
公 立 専 修 学 校 就 学
(7,747) ○ 公立専修学校の生徒に対する就学支援金の助成
教
10 1 2
育
の
12,190
支
援
事
業
費
新
企画調整
課
8,525
(
0) ○ 市町村が行う小・中学校統合事業に対する助成
小・中学校統合支援費
24,000
推
県 立 高 校 教 務 支 援
進
シ ス テ ム 整 備 費
(33,963) ○ 総合学科、定時制単位制高校の教務支援システムの整備に要する経費
34,485
10 1 4
(44,498) ○ 県立学校における教務用パソコン等の整備に要する経費
県立学校情報化推進費
42,172
社会教育
課
(4,386,648) ○ 福岡県教育文化奨学財団に対する奨学金の資金の貸付等
10 1 4 奨 学 事 業 助 成 費
3,925,012
- 213 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
新
社会教育
課
企画調整
課
施
設
(
活
動
推
進
費
施
設
7,526
(240,662) ○ 朝倉光陽高校
10 4 5 高 等 学 校 再 編 整 備 費
138,557
3 2
4 2
10
4 県 立 学 校 設 備 費
5 1
2
か
0) ○ 読書運動を推進する小学生読書リーダーの養成等に要する経費
10 6 1 小 学 生 読 書 リ ー ダ ー
課
確
な
説 明
予 算 額
款 項 目
課
○ 産業教育、理科教育、定時制、特別支援教育等の設備整備費
(165,730)
134,143
(1,715,359) ○ 施設充実費
668,719
○ 校地整備費
223,166
4 5 高等 学校施 設整備費
学
10
954,433 ○ 環境整備費等
62,548
5 3
力
と
債
施
設
務
負
担
行
為
課
(2,032,741) ○ 県立特別支援学校整備計画に基づく施設整備に要する経費
10 5 3 特 別 支 援 学 校 整 備 費
義務教育
個
187,143
課
・平成24年度開校分
1,537,735
(462,518) ○ 英語指導助手の配置に要する経費
性
英 語 教 育 充 実 費
・高等学校 71名
422,738
を
県 立 学 校 等 活 性 化
(109,615)
伸
総
合
推
進
費
67,926
・小中学校
18名
○ 未来を切り拓く人材育成費
新 定時制高校活性化支援費
○ 61,774
3,463
981
○ 県立高等学校入試制度広報・啓発費
1,708
○ 中学生進路相談事業費
ば
(21,357) ○ 高度情報通信社会における情報活用能力の育成推進に要する経費
情 報 教 育 総 合 推 進 費
す
20,763
10 1 4
学
・県立学校のインターネット接続経費
19,432
・県教育センター情報拠点管理運営費
1,331
(4,378) ○ 外国大学への進学を支援・促進するための講座の開催等に要する経費
高校教育
課
外国大学進学支援事業費
4,323
校
高 校 生 学 ぶ 意 欲
教
向
上
事
業
費
(16,900) ○ 学校活性化人材育成事業費
4,979
○ 高校生理数能力向上事業費
6,450
15,724 ○ 専門高校生実践力向上事業費
育
克 己 心 育 成 の た め の
(50,510) ○ 集団宿泊訓練活動に要する経費
・県立中学校、中等教育学校、高等学校の新1年生
の
宿 泊 体 験 事 業 費
推
40,072
(12,125)
○ 教職員の研修に要する経費
10 1 7 教 育 セ ン タ ー 研 修 費
進
10,903
県 立 特 別 支 援 学 校
体 験 活 動 推 進 費
義務教育
課
・長期研修
・短期研修 ・断続研修
47人
3,549人
262人
(4,598) ○ 特別支援学校の児童生徒の体験活動に要する経費
4,352
10 1 4
(2,521) ○ 小、中、高等学校との交流事業費
障害児理解啓発推進費
2,112
- 214 -
4,295
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
説 明
予 算 額
款 項 目
(450) ○ 幼児期からの就学相談による適正就学指導費
障害児巡回就学相談活動費
相談会場 6会場
450
発
達
障
害
児
等
相 談 員
5 人
(4,364) ○ 幼稚園、保育園、小・中・高等学校への発達障害に関する専門家の派
遣等に要する経費
教 育 継 続 支 援 費
確
特
別
支
援
学
校
医療的ケア体制整備費
か
10 1 4 小 学 校 理 科 支 援 員 等
15,930
(35,636) ○ 医療的ケアを必要とする児童生徒のための環境整備に要する経費
35,874
(45,967) ○ 小学校理科教育充実のための理科支援員の配置等に要する経費
な
配
学
置
事
業
費
46,310
義務教育
課
98,240
○ 学力実態調査事業費
力
(206,663)
ふくおか学力アップ推進費
195,368
と
個
対象:小学校6年生、中学校3年生
○ 学力強化が特に必要な市町村が実施する学力向上プランの推進に対す
5,669
る助成等
○ 学力強化が特に必要な市町村への非常勤講師の派遣に要する経費
83,670
○ 新 巡回算数・数学強化講座の実施
5,427
新 先端科学技術体験合宿の実施
○ 2,362
(2,494) ○ 特別支援学校点字情報ネットワークシステムの運営に要する経費
性
特別支援学校設備充実費
4,534
10 5 2
を
(654,647) ○ 特別支援学校の児童生徒の就学奨励費
特別支援教育就学奨励費
伸
890,118
教職員課
ば
1
2
10 3
4
義務教育
5
課
高校教育
課
す
4
1
1 初 任 者 研 修 事 業 費
1
1
学
○ 初任者研修事業実施に要する経費
・小 学 校
(92,117)
・中
132,827
学 校
・高 等 学 校
190 人
76 人
64 人
・特別支援学校 7 人
(6,971) ○ 児童・生徒の健康問題解決のための相談体制の整備に要する経費
健 康 教 育 推 進 費
6,509
校
(149,209) ○ 夜間定時制高校の給食実施に要する経費
教
10 7 1
○ 特別支援学校の給食実施に要する経費
公 立 学 校 給 食 運 営 費
(18,755)
体
育
○ 子どもの体力向上方策の実施に要する経費
・中・高等学校運動・スポーツ指導者セミナー等の実施
ふくおか体力アップ推進費
・小学校への体力向上指導者派遣事業
5,123
・体力・運動能力調査の実施
スポーツ
推
健
康
38,849
145,481
育
の
106,632
1,538
728
2,857
(35,051) ○ 中学校、高等学校等の各体育連盟に対する助成
課
学 校 体 育 振 興 助 成 費
31,594
進
(4,491) ○ 武道師範派遣事業
10 7 2 武 道 教 育 等 充 実 事 業 費
○ 中・高等学校における武道指導実践事業
1,321
2,894
4,215
0) ○ 全国高等学校総合体育大会の北部九州4県共同開催準備に要する経費
新
(
全国高等学校総合体育大会
開
催
準
備
費
6,979
開催:平成25年度
- 215 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
説 明
予 算 額
款 項 目
2 1 4 共 同 公 文 書 館 整 備 費
行政経営
企
画
課
(780,895) ○ 県と市町村が共同で設置運営する公文書館の建設等に要する経費
・建物規模 RC3F 5,421㎡
1,682,863
・工 期 平成20~23年度
(1,362) ○ 戦時資料展の開催等に要する経費
2 1 10 平 和 文 化 事 業 費
1,362
多
様
性
総合政策
課
(34,464)
2 2 2 世界文化遺産登録推進費
36,723
社会活動
5 1 1 生 涯 学 習 推 進 費
を
推
進
課
ア ク ロ ス 福 岡 事 業 費
育
( 文 化 振 興 事 業 費 )
む
27,972
○ 九州・山口近代化遺産群の世界文化遺産登録の推進に要する経費
8,751
(1,087) ○ 福岡県生涯学習情報提供サイト「ふくおか生涯学習ひろば」の運用等
に要する経費
805
(197,990) ○ 自主文化事業等に要する経費
206,508
(15,394)
歴
○ 宗像・沖ノ島と関連遺産群の世界文化遺産登録の推進に要する経費
文 化 余 暇 対 策 費
14,918
史
○ 福岡県文化賞に要する経費
3,971
○ 文化余暇行政推進費
727
○ (財)地域創造負担金
8,228
○ 青少年のための能楽講座開催に対する助成等
1,992
(162,000) ○ (財)九州交響楽団に対する運営費助成
文
九 州 交 響 楽 団 助 成 費
162,000
化
県 民 文 化 振 興 事 業 費
・
ス
ポ
県民文化
スポーツ
課
5 1 2
(49,719) ○ 県民文化祭開催費等
○ 福岡県文化団体連合会に対する助成
43,203
31,825
11,378
(84,097) ○ 運営費
ももち文化センター運営費
81,962
ー
生涯スポーツ振興助成費
(6,495) ○ 全国青年大会派遣費
○ 生涯スポーツ団体に対する助成
6,904
2,603
4,301
ツ
全国スポーツレクリエー
の
シ ョ ン 祭 派 遣 費
振
ふ く お か 開 催 費
(6,284) ○ スポーツフェスタふくおか開催費
開催地:福岡地区
5,346
総合型地域スポーツクラブ
(1,947) ○ 世代・種目を越えてスポーツを楽しむクラブの設立支援に要する経費
ス ポ ー ツ フ ェ ス タ
興
設
労働政策
課
(5,378) ○ 第24回全国スポーツレクリエーション祭への参加経費
期 間:平成23年11月5日~8日
5,397
開催地:栃木県
立
推
進
費
北 九 州 勤 労 青 少 年
1,934
(119,187) ○ 運営費
5 7 3
文 化 セ ン タ ー 運 営 費
86,610
- 216 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
文化財保護事業助成費
大規模遺跡総合整備費
(105,844) ○ 指定文化財の保存整備等に対する助成
・国指定文化財
100,329
・県指定文化財
(236,198) ○ 大宰府史跡の公有化に対する助成
○ 伝統的建造物群の保存修理等に対する助成
216,466 ○ 大宰府史跡の発掘調査及び整備に要する経費
88,329
12,000
163,768
19,108
33,590
10 6 3
多
文
化
(27,928) ○ 求菩提資料館、甘木歴史資料館、柳川古文書館の運営費
財
歴 史 資 料 館 等 運 営 費
保
護
課
27,911
様
(14,510) ○ 三沢遺跡の散策路整備等に要する経費
三沢遺跡散策路整備費
9,455
性
(191,634) ○ 運営費
を
10 6 4 九 州 歴 史 資 料 館 運 営 費
115,776
育
社 会 教 育 指 導 者 等
む
研
修
事
業
費
(1,578) ○ 青少年団体、PTA指導者等研修費
1,535
10 6 1
(30,357) ○ 社会教育関係団体に対する助成
歴
社会教育関係団体育成費
36,457
史
(46,550) ○ 運営費
英彦山青年の家運営費
文
46,465
(57,854) ○ 空調設備等の改修に要する経費
化
英彦山青年の家改修費
118,278
・
少年自然の家「玄海の家」
ス
運
営
費
(38,811) ○ 運営費
38,704
10 6 2
ポ
ー
社会教育
課
社会教育総合センター
運
営
費
(77,375) ○ 運営費
77,250
(37,245) ○ 運営費
ツ
ふ れ あ い の 家 運 営 費
35,899
の
(4,153) ○ 社会教育に関する情報を提供するための経費
社 会 教 育 広 報 費
4,146
振
(60,674) ○ 運営費
興
美
術
館
運
営
費
60,331
10 6 6 美 術 展 覧 会 開 催 費
(29,692) ○ 県展に要する経費
○ 展覧会に要する経費
29,046 ○ 企画展調査費
(392) ○ 新県立美術館の整備手法(PFI等)の検討に要する経費
新県立美術館整備検討費
240
- 217 -
3,256
25,673
117
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
図
多
予 算 額
社会教育
課
書
館
運
営
費
551
145,944
(72,136) ○ 県立図書館図書資料整備費
72,136
を
体
育
振
興
各
種
育
ス ポ ー ツ 大 会 費
む
歴
(120,838) ○ 国民体育大会派遣費
○ 国民体育大会九州ブロック大会派遣費
78,181 ○ 体育団体等に対する助成
34,982
17,130
26,069
(130,227) ○ 遠征、合宿等の選手強化事業に対する助成等
史
競技スポーツ振興事業費
120,290
文
10 7 2
化
ー
ポ
3,715
図 書 資 料 購 入 費
性
ス
(150,282) ○ 市町村立図書館や図書館未設置市町村の支援に要する経費
○ 読書の普及推進のための研修会の開催等に要する経費
150,210 ○ 運営費
10 6 7
様
・
説 明
款 項 目
(160) ○ 世界選手権等の入賞者に対する知事表彰に要する経費
体
福岡県スポーツ顕彰費
育
144
スポーツ
健
康
世界に羽ばたく中高生
課
ス ポ ー ツ 選 手 育 成 費
ツ
の
県 立 体 育 ・ ス ポ ー ツ
振
施
興
設
改
修
費
10 7 3
県立体育・スポーツ施設費
(7,395) ○ 中高生スポーツ選手を育成する指導者の養成に要する経費
新 養成した指導者の競技団体への派遣に要する経費
○ 10,191
9,558
633
(43,590) ○ 久留米スポーツセンター体育館の音響設備の改修工事に要する経費
20,456
22,135 ○ 馬術競技場の馬場改修工事設計に要する経費
1,679
スポーツ科学情報センター、総合プール、馬術競技場、総合射撃場
(380,463) ○ 及
び久留米スポーツセンターの運営費
381,752
- 218 -
5.環境にやさしく、快適に暮らせる社会
(単位:千円)
区
科 目
課 名
事 項 名
説 明
予 算 額
款 項 目
分
環境政策
課
(2,241)
4 1 1 環境教育・共創推進費
2,067
○ 環境教育副読本の作成費
○ 環境県民会議運営費
○ 環境啓発イベント開催費等
○ こどもエコクラブの活動促進に要する経費
1,529
63
405
70
持
地球温暖化対策推進費
続
環境保全
課
565
8,159
(18,243) ○ 大気汚染防止常時監視費
○ 排出基準監視費
18,544
17,644
(34,885) ○ 水質測定計画に基づく分析及び常時監視を行うための経費
○ 水質環境基準類型指定調査費
30,675 ○ 筑後平野南部地域の地盤沈下現象の実態把握に要する経費
23,883
水 環 境 保 全 推 進 費
4 1 2 騒
な
7,065
大 気 汚 染 防 止 対 策 費
可
能
(7,632) ○ 地球温暖化防止活動推進センターに対する助成
○ 地球温暖化防止活動推進員の配置に要する経費
15,789 ○ 新 地球温暖化対策推進計画策定に要する経費
音
規
制
費
ダイオキシン類対策費
(13,755) ○ 騒音規制費
○ 騒音防止対策費
12,925 ○ 道路交通騒音常時監視費
900
683
6,109
564
7,873
4,488
(353,697) ○ 大気、水質、底質、土壌及び地下水のダイオキシン類の調査等に要す
9,334
る経費
80,416 ○ 大牟田川中流域環境対策に係る河川付替工事に要する経費
71,082
(8,240) ○ 汚染土壌の適正処理推進等に要する経費
循
土 壌 環 境 保 全 推 進 費
6,032
ア ス ベ ス ト 健 康 被 害
環
救
環境保全
課
型
監視指導
課
環境保全
課
社
廃
対
棄
策
物
課
済
対
策
費
2
4 1
アスベスト飛散防止対策費
3
(880) ○ 事業者に対する指導強化費
○ 大気中濃度モニタリング調査費
812
(2,618)
2
4 1
(29,190) ○ (独)環境再生保全機構が行う石綿健康被害救済基金の造成に要する経
費
29,190
河 川 浄 化 対 策 費
3
203
○ 河川浄化運動補助金
2,500
○ 生活排水対策推進費
118
2,618
ごみ減量化促進対策費
会
609
(756) ○ ごみと資源を考える福岡県民会議開催費
○ リサイクル関係法推進費
615
136
479
(5,282) ○ 大牟田RDF発電事業の推進に要する経費
R D F 発 電 推 進 費
づ
く
1,420
循環型社
会
推
進
課
リ サ イ ク ル 総 合 研 究
(141,091)
セ ン タ ー 推 進 費
148,576
4 1 1
○ リサイクル総合研究センターの運営に要する経費
89,818
○ リサイクルシステムの開発・実用化に向けた産学官共同研究に要する
49,000
経費
○ 新 研究成果の全国展示会出展等に要する経費
9,758
(246,567) ○ 産業廃棄物税基金の造成に要する経費
り
産業廃棄物税基金積立金
200,637
環 境 人 材 育 成 ・
ネ ッ ト ワ ー ク 事 業 費
(2,951) ○ 環境研修の実施、リサイクル関連企業情報サイトの運用等に要する経
費
2,521
- 219 -
(単位:千円)
区
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
分
(220,987)
○ 公害防止施設整備及び吹付けアスベスト等飛散防止対策に要する資金
の低利融資
環 境 保 全 施 設 融 資 費
・新規融資枠 2億円
219,170
持
・貸付利率 1.3%
(7,310) ○ リサイクル製品認定制度の運用に要する経費
リサイクル製品活用促進費
6,810
続
(54,365) ○ 産業廃棄物の再資源化施設整備に対する助成
産廃リサイクル施設整備費
40,365
4 1 1
可
レアメタルリサイクル
循環型社
会
能
推
進
推
課
進
費
炭 素 繊 維 リ サ イ ク ル
推
進
費
な
廃 棄 物 減 量 化 推 進 費
(28,862) ○ レアメタル(希少金属)リサイクル産学官共同研究推進費
23,818
(28,782) ○ 再生炭素繊維を用いた製品開発に向けた産学官共同研究等に要する経
費
21,431
(11,984) ○ 市町村の廃棄物減量化等に対する技術的支援に要する経費
○ 地域3R推進協議会の開催に要する経費
11,310
10,479
831
循
市町村産廃対策支援事業費
(7,638) ○ 産業廃棄物適正処理確認事業に対する助成
○ 不法投棄防止対策事業に対する助成等
5,637
2,600
3,037
4 1 3
環
保
健
所
設
置
市
産 廃 対 策 交 付 金
(50,053) ○ 保健所設置市が行う産業廃棄物の適正処理推進事業に対する交付金
40,742
型
社
循環型
会
推 進
廃 棄
対 策
社
(4,878)
課
物
課
4 1 3 産 業 廃 棄 物 対 策 費
4,318
○ (社)福岡県産業廃棄物協会に対する助成
2,000
○ 産業廃棄物広域処理対策費
○ 許可・届出審査事務等に要する経費
424
1,894
(1,062) ○ ごみ散乱防止に係る啓発等に要する経費
散 乱 ご み 対 策 費
会
1,059
使
づ
棄
自
動
車
物
4 1 3 PCB廃棄物処理対策費
対
策
課
産
り
済
リ サ イ ク ル 対 策 費
廃
く
用
廃
処
分
業
者
実 務 研 修 事 業 費
廃 棄 物 情 報 管 理
・提供システム運営費
(1,477) ○ 許可・届出審査事務等に要する経費
1,351
847,592
(79,125) ○ 新 県が保有するPCB廃棄物の処理に要する経費
○ (独)環境再生保全機構が行うPCB廃棄物処理基金の造成に対する助
906,967
59,375
成等
(1,920) ○ (社)福岡県産業廃棄物協会が実施する研修会の開催に対する助成
1,920
(10,314) ○ 廃棄物情報管理・提供システムの運用に要する経費
10,314
- 220 -
(単位:千円)
区
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
分
廃
対
棄
策
物
課
4 1 3
持
2
水産振興
課
6 6
港
8 3 1
続
湾
課
海岸漂着物対策推進費
7
○ 海岸漂着物地域対策費
1,298
○ 有明海沿岸漂着物臨時回収・処理事業費
6,596
(31,659) ○ 漁港漂着物臨時回収・処理事業費
○ 海岸漂着物臨時回収・処理事業費
30,830
5,482
17,454
可
(378,528)
産廃不適正処理対策費
能
57,675
な
監視指導
課
4 1 3
産廃処理指導強化事業費
循
GPSを活用した産廃
環
新
○ 排出事業者、処理業者等監視指導強化費
○ 産業廃棄物運搬車両検問事業費
○ 不適正処理された産業廃棄物の除去等に要する経費
(76,545) ○ 廃棄物不法投棄等対策専門員の配置に要する経費
○ 監視パトロール車の維持管理に要する経費
70,634
778
10,388
233
46,276
68,877
1,757
(1,628) ○ GPSとICタグを活用した産廃追跡システムのPR経費
追跡システム普及事業費
型
○ 不法投棄防止キャンペーンの実施等に要する経費
370
(
0) ○ 地球温暖化防止等に効果の高い営農活動に対する助成
環境保全型農業直接支援費
社
会
農林水産
物
安
全
27,764
6 1 3
課
バイオマス有効活用事業費
づ
新
(36,523) ○ バイオマス利活用施設整備費補助金
○ 普及啓発事業費
300,222
(
林業振興
課
6 5 7 放置竹林対策モデル事業費
警察本部
9 2 2 環 境 犯 罪 対 策 費
300,000
222
0) ○ 竹のリサイクルシステムを活用した放置竹林解消の実証に対する助成
7,660
く
(2,371) ○ 産業廃棄物不法投棄等による環境犯罪の摘発強化経費
り
2,362
緑
自 然 保 護 対 策 費
豊
か
生
で
美
自然環境
課
物
多
様
性
4 1 4 地 域 戦 略 策 定 費
○
(171,972) ○
○
140,314 ○
○
自然公園費
自然公園施設整備費
平尾台自然観察センター活動事業費
5,677
新 地域による自然環境保全活動促進費
1,069
0) ○ 新 生物多様性地域戦略策定に要する経費
○ レッドデータブック改訂版の発行に要する経費
8,882
○ 鳥獣保護対策費
○ 有害鳥獣広域捕獲対策費
い
鳥 獣 保 護 対 策 費
県
土
(30,406) ○ イノシシ駆除事業費
○ 特定鳥獣保護管理計画費等
30,746 ○ 有害鳥獣対策強化費
・ 新 専門捕獲隊の市街地への箱ワナ設置に対する助成
・広域の専門捕獲隊編成に対する助成等
づ
く
り
5,586
3,296
2,200
5,823
11,073
2,944
1,523
7,183
○ 森林の整備及び間伐材の活用事業に対する助成
林業振興
課
森 林 整 備 加 速 化 ・
(548,233)
6 5 2
森林保全
課
25,996
希少野生生物保全対策費
(
し
5,733
101,839
林 業 再 生 事 業 費
408,402
- 221 -
・森林整備事業費
290,682
・木材産業関連事業費
110,637
・特用林産関連事業費
3,000
・森林境界明確化事業費等
4,083
(単位:千円)
区
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
分
松
林業振興
課
く
虫
い
防
除
6 5 3
特 別 対 策 事 業 費
(15,016) ○ 予防費
○ 立木駆除費等
15,976
13,346
2,630
(2,921) ○ 森林保全のための巡視に要する経費
緑
6 5 4 森
林
保
全
費
2,921
豊
(1,336,301) ○ 森林環境税基金の造成に要する経費
森林保全
課
森林環境税基金積立金
1,329,334
6 5 5
荒 廃 森 林 再 生 費
か
林業振興
課
で
県民参加の森林づくり
6 5 5
推
森林保全
進
費
(1,390,654) ○ 森林環境税を活用した荒廃森林再生のための間伐や広葉樹の植栽等に
1,289,817
要する経費
1,295,403 ○ 市町村に対する「環境の森林」保全交付金
5,586
(32,393) ○ 森林環境税を活用した森林づくり活動に対する助成
○ 森林の重要性や事業計画などの情報発信等に要する経費
33,191
○ 単独事業費
・河川改修事業費
(11,521,161)
1
美
河
川
課
8 3
河
川
改
修
費
2
12,979,466
・河川調査費
○ 補助事業費
・広域河川改修費
し
い
港
湾
課
8 3
海 岸 整 備 事
業 費
4
1
防
課
8 3
防
事
業
費
3
く
課
43,096
21,000
○ 単独事業費
・砂防事業費
1,656,126
・砂防調査費
○ 補助事業費
4,245,524
河川開発課
8 3 2 直轄河川事業費負担金
特別会計
河 川 開 発 事
業 費
り
水
資
源
対
策
課
20,659
573,847
・海岸調査費
・通常砂防事業費
1,576,223
71,250
8,653
2,589,398
1,527,398
・地すべり対策事業費
285,000
・急傾斜地崩壊対策事業費
682,500
・砂防調査費
川
306,157
509,751
づ
河
326,816
・海岸環境整備事業費
(3,935,834)
砂
42,000
・海岸高潮対策事業費
・急傾斜地崩壊対策事業費
砂
4,700,278
1,728,550
○ 補助事業費
県
土
294,534
7,557,828
1,087,000
・海岸調査費
900,663
5,127,104
・住宅宅地関連河川改修費等
○ 単独事業費
・海岸災害防除対策事業費
(901,318)
5,421,638
・都市基盤河川改修費
・河川調査費
1
21,149
12,042
94,500
(5,937,503) ○ 河川事業
○ ダム事業
3,487,884
2,357,417
(13,153,932) ○ 五ヶ山ダム
○ 伊良原ダム
11,001,968
4,961,708
(739,323)
8 8 1 水 源 地 域 振 興 費
748,963
○ 大山ダム水源地域振興事業負担金
○ 五ヶ山ダム水源地域振興事業負担金
○ 伊良原ダム水源地域振興事業負担金
○ 小石原川ダム水源地域振興事業負担金
- 222 -
1,130,467
6,040,260
76,847
218,743
120,955
332,418
(単位:千円)
区
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
分
(150,599) ○ 福岡地区水道企業団の流域対策費に対する助成
8 8 1 水 源 開 発 流 域 対 策 費
水
資
源
対
策
課
144,852
8 8 2 広 域 的 水 道 整 備 費
都市計画
課
8 5 1 美しい県土形成推進費
ITを活用した中山間
地 域 活 性 化 事 業 費
快
(839,330) ○ 水道広域化施設整備費
○ 水道広域化推進費
909,936 ○ 水道広域化暫定水源対策費
○
(15,660) ○
○
11,121 ○
○
477,244
65,494
367,198
広域景観計画推進費(京築地域)
4,145
建築展事業費
3,364
新 屋外広告物ガイドライン策定費
2,370
まちづくり専門家派遣事業費
489
景観審議会運営費
753
(5,703) ○ 中山間地域の市町村が行うITを活用した地域活性化事業及び情報通
信基盤整備の支援に要する経費
2,895
(199,373) ○ 筑豊地域及び大牟田地域の振興施策の推進に要する経費
地 域 振 興 対 策 費
適
199,337
2 2 3
広域地域
第三セクター鉄道等近代化
振
設
で
興
課
便
備
整
備
費
地方バス運行確保対策費
利
ぼた山防護施設維持等
(89,119) ○ 鉄道事業者が行う安全施設等の整備に対する助成
・筑豊電気鉄道(株)
38,684
・平成筑豊鉄道(株)
7,895
30,789
110,229
(116,966) ○ 生活交通路線維持費補助金
新 市町村が行うコミュニティバス路線等の維持・確保に対する助成
○ 216,658
106,429
(9,044) ○ ぼた山防護施設の維持補修等に要する経費
2 2 4
事
な
廃
棄
業
費
9,044
(495,693) ○ 浄化槽の設置に対する助成
物
4 1 3 浄 化 槽 整 備 促 進 費
対
策
課
491,097
生
(145,481) ○ 農業集落における汚水・汚泥を処理する施設の整備費
農 業 集 落 排 水 対 策 費
256,202
活
環
農村整備
課
(15,750) ○ 水路、ダム等の水辺空間を利用した生活環境整備費
6 4 2 水 環 境 整 備 事 業 費
134,022
(1,764,000) ○ 農業生産基盤と農村生活環境基盤の総合的な整備に要する経費
農 村 総 合 整 備 事 業 費
境
1,576,239
緑 化 推 進 事 業 費
づ
く
林業振興
課
(40,279) ○ 緑化推進費
○ 県有施設緑化事業費
36,876
(30,479) ○ 運営費
6 5 7 四王寺県民の森運営費
30,432
(63,192) ○ 運営費
り
夜須高原記念の森運営費
62,156
- 223 -
2,046
34,830
(単位:千円)
区
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
分
(363,000) ○ 街路樹等の整備及び管理に要する経費
道 路 緑 化 環 境 整 備 費
363,000
道路維持課
8 2 2
(50,000) ○ 道路空間の再生を図るための休憩所等設置事業費
快
ゆとりの道路整備事業費
50,000
適
で
1
2
道路維持課
2 3
4
道 路 整 備 事 業 費
道路建設課 8
5
公園街路課
5 1
3
○ 単独事業費
・道路事業費
(26,225,217)
13,189,647
・橋りょう事業費
1,731,000
・街路事業費
4,075,859
・道路建設等調査費
○ 補助事業費
29,510,040
・道路事業費
・橋りょう事業費
・街路事業費
217,950
10,295,584
5,431,715
882,000
3,976,619
5,250
・道路建設調査費
便
2 2
河 川 課 8 3 1 土 木 施 設 美 化 事 業 費
港 湾 課
4 1
道路維持課
利
19,214,456
○ 道路美化事業費
(546,738) ○ 河川美化事業費
○ 港湾美化事業費
487,075
335,819
130,231
21,025
(30,000) ○ 道路空間の快適性の向上、地域特性との調和等、道路サービスの充実
な
道路建設課
8 2 3 ふれあい道路整備事業費
を図るための道路整備費
35,000
(676,000) ○ 親水護岸、階段等の河川敷内における水辺環境整備費
郷土の水辺整備事業費
676,000
生
河
川
課
8 3 2
(96,000) ○ 人と水が親しみやすく、魚や他の生物にとって住みやすい川づくり事
ふれあいの川づくり事業費
業費
96,000
活
(30,000) ○ 人に親しまれる海辺づくり事業費
港
湾
課
8 3 4 ふれあい海岸整備事業費
30,000
環
(613,000) ○ 市街地再開発事業費補助金
8 5 1 市街 地再開 発事業費
63,093
境
都市計画課
8 5 2 土地 区画整 理事業費
づ
8 5 3 景 観 整 備 事 業 費
(1,304,600) ○ 単独事業費
○ 補助事業費
235,251
36,900
198,351
魅力ある街並みを形成するため、周辺地域の景観に配慮した都市計
(300,000) ○ 画
道路等の整備に要する経費
300,000
(703,000) ○ 西鉄天神大牟田線春日原、下大利間の立体交差化に要する経費
く
8 5 3 連続 立体交 差事業費
2,663,895
り
公園街路
課
(2,147,600)
公 園 整 備 事 業 費
8 5 4
○ 筑後広域公園整備費
○ その他公園整備費
2,314,741
債 務 負 担 行 為
157,232
- 224 -
1,801,872
512,869
(単位:千円)
区
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
分
(16,000) ○ 県営公園の清掃、除草に要する経費
県 営 公 園 美 化 事 業 費
快
公園街路
課
23,800
8 5 4
(362,189) ○ 都市公園事業費
直 轄 事 業 費 負 担 金
315,457
適
で
流 域 下 水 道 事 業 費
下水道課
特別会計
便
債 務 負 担 行 為
利
○ 御笠川那珂川流域下水道事業費
7,206,995
○ 多々良川流域下水道事業費
3,991,408
(20,945,616) ○
○
19,875,643 ○
○
5,629,820 ○
○
○
宝満川流域下水道事業費
宝満川上流流域下水道事業費
1,697,953
筑後川中流右岸流域下水道事業費
1,483,310
661,967
遠賀川下流流域下水道事業費
919,041
矢部川流域下水道事業費
2,140,031
遠賀川中流流域下水道事業費
1,351,185
明星寺川雨水流域下水道事業費
423,753
(12,407) ○ 「住宅情報プラザ福岡」での住宅情報提供事業に要する経費
な
住 宅 情 報 提 供 推 進 費
7,783
8 6 1
生
快適な住まいづくり推進費
活
(18,615) ○ 県産加工材を活用した耐久性に優れた良質な住宅取得に対する助成
認定計画戸数 50戸
18,661
住宅計画課
(1,200,000) ○ 住宅供給公社運営資金貸付金
住 宅 供 給 公 社 貸 付 金
1,100,000
環
8 6 2
地 域 優 良 賃 貸 住 宅
境
供 給 促 進 事 業 費
(66,008) ○ 家賃対策補助金
○ 建設費利子補給費
59,623
(4,228,493)
づ
○ 建設戸数 313戸(建替)
公 営 住 宅 建 設 費
4,255,569
く
債 務 負 担 行 為
県営住宅
課
り
2,941,940
8 6 2
公営住宅ストック総合改善
事
(1,218,300)
費
1,291,060
債 務 負 担 行 為
200,160
業
○ 整備棟数 32棟
- 225 -
43,642
15,981
6.県民とともに進める県政
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
県 民 幸 福 度 日 本 一 を 目 指 す 新 総 合 計 画 の 策 定 新
総合政策
課
(
0) ○ 県の中期的なビジョンを示す新総合計画の策定に要する経費
2 2 2 新 総 合 計 画 策 定 費
7,805
行 政 改 革 推
進 費
(10,434) ○ 行政改革大綱推進費
○ 職員提案等実施事業費
10,064
5,442
4,622
2 1 1
新
(
0) ○ 新たな行政改革大綱の策定に要する経費
新行政改革大綱策定費
行
4,103
行政経営
企
画
課
2 1 2 職
員
研
修
費
(67,875) ○ 基本研修 1,825人
○ 専門、特別研修 1,260人
65,849
財
(1,741) ○ 公益認定等審議会の運営費等
2 1 4 公 益 法 人 認 定 事 務 費
2,145
(2,751) ○ 公社等外郭団体経営評価委員会の運営に要する経費
2 1 1 公社等外郭団体改革推進費
政
2,335
人
事
課
2 1 2 県 職 員 派 遣 研 修 費
改
(11,771) ○ 他県、県内市町との交流派遣 11人
○ 企業、大学院等への派遣 20人
10,352
(537) ○ 広域行政の研究等に要する経費
財
政
課
2 1 1 地 方 分 権 推 進 費
508
革
県 税 収 入 確 保 対 策 費
税
務
課
2 3 2
の
○
(99,303) ○
○
○
82,300 ○
○
(70,541)
早 期 納 税 確 保 対 策 費
72,443
推
税
務
課
市
支
町
援
村
課
(21,521)
2 3 2 個人住民税対策強化事業費
21,025
(1,172,209)
システム
進
2 1 1 電 子 県 庁 構 築 費
管
市
理
町
課
1,165,930
援
課
42,856
地方税電子申告システム整備費
21,362
滞納特別整理事業費
360
収入確保推進費
2,734
軽油引取税不正軽油流通調査費
6,262
経費
28,074
○ 滞納情報の整理に要する経費
25,842
○ 地区特別対策班に要する経費
12,112
○ 地方税収対策本部に要する経費
6,645
新 特別徴収制度の実施促進に要する経費
○ 2,268
○ システム運用に要する経費
657,725
(電子申請、電子調達、税務等)
○ 庁内情報通信基盤の管理に要する経費
○ 情報システム運用業務のアウトソーシング等に要する経費
(231,644) ○ 住民基本台帳ネットワークシステムの運用に要する経費
村
8,726
自動車税コンビニ収納委託費
18,527
○ 自動車税のクレジット納付に要する経費
○ 初期滞納者への納付呼びかけのためのコールセンターの運用に要する
2 4 1 住民基本台帳法施行費
支
県外高額滞納対策費
224,046
- 226 -
129,782
378,423
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
市町村合併支援事業費
市
町
村
支
援
課
(966,207) ○ 合併推進特例交付金
○ 合併支援特例交付金
486,463 ○ 合併に関する情報発信等経費
2 4 2
行
説 明
款 項 目
427,957
57,000
1,506
(1,200)
新 圏域市町村における共同事務処理の試行事業に対する助成等
○ 4,849
6,049
○ 県から市町村への権限移譲などに伴う圏域市町村会議に要する経費
1,200
地方分権改革支援事業費
○ 市町村への権限移譲に伴う交付金
79,629
・企画・地域振興部所管
・保健医療介護部所管
財
・福祉労働部所管
市
支
町
援
村
課
2 4 2
外
14
課
外
・環境部所管
(67,519)
権 限 移 譲 推 進 費
295
35,525
7,344
13,300
・商工部所管
79,917
・農林水産部所管
政
953
3,100
・県土整備部所管
1,973
・建築都市部所管
16,567
・教育委員会所管
572
288
○ その他
保健医療
地域保健情報システム
3 1 1
介護総務
運
課
改
医療指導
課
保
護
営
費
3 4 1 県立病院改革特別対策費
・
生活保護事務電算運用
(832) ○ 地域保健に係る総合情報システムの運営に要する経費
832
(2,909,173) ○ 旧柳川病院施設・設備費補助金
○ 旧嘉穂及び柳川病院運営費補助金
2,487,178
2,000,000
487,178
(76,150) ○ 生活保護事務の電算処理に要する経費
5 5 1
援
護
事
課
革
業
費
土 木 新 技 術 ・ 新 工 法
企画交通
課
8 1 1
道路維持
課
8 2 1 道 路 台 帳 整 備 費
活
用
促
進
費
48,220
(2,869) ○ 民間の新技術・新工法の活用に係るシステムの運営に要する経費
2,869
(20,959) ○ 道路台帳電算処理システム運営費
21,390
の
建 設 業 許 可 申 請 電 算
(18,070) ○ 建設業許可申請の電算処理システム運営費
8 1 4
シ ス テ ム 運 営 費
宅 建 業 免 許 事 務 等
18,213
(11,516) ○ 宅建業免許事務等の電算処理システム運営費
建築指導課
推
電 算 シ ス テ ム 運 営 費
11,388
8 1 5
建 築 行 政 高 度 情 報 化
進
営繕設備課
シ ス テ ム 運 営 費
11,571
営 繕 工 事 設 計 積 算
(4,009) ○ 営繕積算の電算処理システム運営費
8 1 3
シ ス テ ム 運 営 費
警察コミュニケーション
警察本部
(13,582) ○ 建築確認申請の審査業務支援システム運営費
4,016
(136,583) ○ 警察本部における情報通信基盤の整備に要する経費
9 1 2
シ ス テ ム 整 備 費
128,615
- 227 -
(単位:千円)
区
分
科 目
課 名
事 項 名
予 算 額
説 明
款 項 目
会計管理局
2 1 6 出 納 事 務 改 善 対 策 費
会
計
課
新
議会事務局
務
1,098
874
0) ○ 政策の企画立案機能の充実及び広域行政に関する調査研究に要する経
費
20,807
(
1 1 1 議会政策立案機能強化費
総
(1,972) ○ 支出審査事務改善強化経費
○ 出納員研修経費
1,972
課
(3,435) ○ 広報体制推進費
広
報
推
進
費
3,329
県
(280,790)
印
刷
広
報
費
民
270,548
に
開
2 1 3
視
聴
覚
広
報
費
広
報
課
聴
推
進
費
か
(34,509)
27,001
○ 新聞紙面による県政広報経費
63,893
○ 県外向けの県政広報経費
16,427
○ 県政モニター制度運営費
○ 地域行政相談窓口等運営費
35,015 ○ 県民の声データベースシステム運用費
新
れ
163,227
○ グラフふくおか、点字ふくおか等の発行経費
(114,463) ○ テレビ、ラジオによる県政広報経費
○ 視覚障害者への広報紙録音テープ発行経費
110,197 ○ インターネット広報費
県民情報
広
○ 全戸配布広報紙発行経費
89,795
3,778
16,624
1,416
31,179
2,420
0) ○ 「知事のふるさと訪問~福岡県の未来を語ろう~」の実施に要する経
費
1,167
(
知事のふるさと訪問事業費
た
(3,223) ○ 情報公開制度の運営等に要する経費
情
報
公
開
費
3,173
県
2 1 4
(2,454) ○ 個人情報保護制度の運営等に要する経費
個 人 情 報 保
政
の
護 費
2,379
議会事務局
1 1 1 議 会 情 報 化 推 進 費
総
務
課
推
(9,762) ○ 議会ホームページ、会議録検索システム及びインターネット映像配信
システムの運営に要する経費
9,690
(1,723) ○ 監査機能の強化に要する経費
監 査 体 制 強 化 対 策 費
進
監査委員
事 務 局
総 務 課
1,723
2 9 2
(18,474) ○ 外部監査契約に基づく包括外部監査実施に要する経費
外
部
監
査
費
17,900
- 228 -
Ⅴ
参考資料
1
平成 22 年県政 10 大ニュース
…………… 229
2
3
平成 22 年度県政をめぐる主な出来事 … 233
海外主要指標 ……………………………… 242
4
都道府県主要指標
5
市町村主要指標
6
福岡県主要計画一覧
7
県民対象の各種イベント
8
福岡県行政機構一覧
………………………… 244
…………………………… 246
……………………… 254
………………… 259
……………………… 268
1
平成 22 年県政 10 大ニュース
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
ニ
ュ
ー
ス
「福岡・アジア国際戦略特区」「70歳現役特区」構想を推進
~全国に先駆けて二大特区を提唱~
九州新幹線全線開通3月12日に決定、ダイヤ発表
~地域活性化に期待広がる~
全国初の暴力団排除条例を施行
~暴力団への利益供与を絶つ~
ハノイとの環境協定を締結・県バンコク事務所を開設
~アジア諸国との環境協力・ビジネス展開を拡大~
「子育て応援の店」1万店突破、
「子育て応援宣言企業」3千社目前
~子育て応援社会づくり一層進む~
九州で唯一の国際貨物定期便、揚子江快運航空が「北九州空港」に就航
~24時間運行の国際的な貨物拠点空港へ第一歩を踏み出す~
NPO・ボランティアと企業、行政の交流の場「ふくおか協働ひろば」発足
~新しい共助社会づくり進む~
福岡県町村会事件を受け、副知事倫理条例制定・再発防止策を実行
新しい九州歴史資料館が小郡市に開館
~福岡の歴史、文化の発信拠点として新たな一歩~
麻生知事、知事選不出馬を表明
- 229 -
平成22年 県政10大ニュース
1
「福岡・アジア国際戦略特区」
「70歳現役特区」構想を推進
~全国に先駆けて二大特区を提唱~
県が持つポテンシャルを最大限に発揮して、躍進目覚ましいアジアの成長エネルギー
を取り込んでいくため、「福岡・アジア国際戦略特区」を提案しました。
中小企業のアジアビジネスをはじめアジアの自治体との環境協力、先端半導体・水素
エネルギー・バイオ・Rubyなどの先端成長産業、ファッション・若者文化などの拠
点形成に向けた5つの戦略を産学官一体となって展開し、わが国を牽引する新成長拠点
を目指していきます。
また、わが国は、急速な少子高齢化の進展に伴い、生産年齢人口が大幅に減少するこ
とが予測されています。今後も活力ある社会を維持するためには、意欲にあふれ、経験
や知識の豊富な高齢者が、社会で活発に活動いただくことが必要です。
このため、県では「70歳現役特区」を活用して、70歳を過ぎても現役で活躍する
ことのできる仕組みづくりを進め、高齢社会のモデル地域となることを目指しています。
2
九州新幹線全線開通3月12日に決定、ダイヤ発表
~地域活性化に期待広がる~
来年3月12日に全線開通する九州新幹線のダイヤが、12月17日発表されました。
九州を南北に縦断する新しい高速移動手段の誕生により、地域間の時間距離が短縮され、
県民の経済圏、生活圏が飛躍的に拡大します。県南地域への定住促進や地域間の交流人
口の大幅な増加が見込まれ、ビジネス、観光、文化交流が一層活発になるものと期待さ
れます。
また、通勤・通学圏が拡大し、県民の日常生活は大変便利になります。九州新幹線全
線開通が最大限に効果を発揮し、福岡、ひいては九州全体の発展につながるよう、
「地域
の魅力づくり」などに取り組んでいきます。
3
全国初の暴力団排除条例を施行
~暴力団への利益供与を絶つ~
県では、暴力団への利益供与を絶つため、全国初の「福岡県暴力団排除条例」を今年
4月に施行しました。下請け業者を含む公共事業をはじめ、全ての企業活動から暴力団
関係者を排除する対策に取り組んでいます。
また、県内の全市町村が同様の暴力団排除条例を制定しており、サービス事業者を中
心に暴力団の利用を断るなど、官民が一体となって、暴力団撲滅に取り組んでいます。
- 230 -
4
ハノイとの環境協定を締結・県バンコク事務所を開設
~アジア諸国との環境協力・ビジネス展開を拡大~
県では、近年の成長が著しいアジアとの国際協力を拡大しています。環境分野では、
10月、ベトナム・ハノイ市との間で環境協力に関する覚書を交わしました。現在、江
蘇省との協定締結に向けた協議を進めており、公害を克服した県の優れた環境技術やノ
ウハウを生かし、アジア諸国の環境問題の解決に貢献します。
10月には、タイ・バンコク都に日本の自治体で初めてとなる単独事務所を開設しま
した。アセアン地域、インドをカバーする活動拠点としていきます。
5
「子育て応援の店」1万店突破、
「子育て応援宣言企業」3千社目前
~子育て応援社会づくり一層進む~
子育て家庭にさまざまな応援サービスを提供する「子育て応援の店」が1万店舗を突
破し、仕事と子育ての両立を支援する取り組みを企業のトップが自ら宣言する「子育て
応援宣言企業」は、3千社が目前となりました。今後もこれらの登録の拡大を図り、子
育て応援社会づくりを推進していきます。
6
九州で唯一の国際貨物定期便、揚子江快運航空が「北九州空港」に就航
~24時間運行の国際的な貨物拠点空港へ第一歩を踏み出す~
10月、中国上海市に拠点を置く「揚子江快運航空有限公司」の北九州-上海間の国際
貨物定期便が、北九州空港に就航しました。北九州空港は、国際貨物を本格的に扱う九
州で唯一の24時間空港です。九州地域の航空需要に確実に対応し、アジア全体を取り
込んだ国際的な貨物拠点空港を目指しており、今回の貨物定期便の就航が大きな弾みに
なると期待されます。
7
NPO・ボランティアと企業、行政の交流の場「ふくおか協働ひろば」発足
~新しい共助社会づくり進む~
県では、新たな公的サービスの担い手であるNPO・ボランティアと企業や行政との
協働による新しい共助社会づくりを強力に進めています。
3月に、NPO・ボランティア、企業、行政、大学など、様々な立場の人が自由に参
加し、交流、情報交換や協働に向けたマッチングなどを行う「ふくおか協働ひろば」が
発足しました。
また、7月には、協働の主体となる企業、経済団体やNPOの代表者で構成する「N
PO・ボランティアと企業、行政との協働実践会議」が設けられ、協働推進に向けた取
り組みが進められています。
- 231 -
8
福岡県町村会事件を受け、副知事倫理条例制定・再発防止策を実行
福岡県町村会事件を受け、副知事の倫理規範の設定、資産等の公開、条例遵守の宣誓
などを盛り込んだ「福岡県副知事倫理条例」を制定しました。また、幹部職員への倫理
研修をはじめとした職員研修の強化や公益通報制度の拡充など、再発防止策を実行して
います。
9
新しい九州歴史資料館が小郡市に開館
~福岡の歴史、文化の発信拠点として新たな一歩~
九州歴史資料館が、11月、小郡市に開館しました。床面積は約 9,000 ㎡。温度・湿
度の適切な管理ができ、国宝も展示できる展示室や、調湿機能に優れた特別収蔵庫、最
新の保存科学機器を備えた保存科学室などを備えています。県の古代から近世・近代に
至る歴史を幅広く調査研究し、その成果を広く発信していきます。
10
麻生知事、知事選不出馬を表明
麻生知事は、9月議会において、来春の福岡知事選には出馬しないことを表明しまし
た。
知事は、これまで雇用対策、中小企業支援、自動車、半導体、水素、バイオ、Rub
yなどの先端産業の育成、あまおう、元気つくし、とよみつひめ、ラー麦などのブラン
ド農産物づくり、農林水産業の振興、青少年アンビシャス運動、県立三大学の改革整備、
介護・医療・福祉サービスの充実、新社会推進部の創設、子育て応援、女性の社会進出
支援、健康・長寿・共助社会づくり、環境、リサイクル社会づくりなどを推進。この間、
九州国立博物館の開館、北九州空港の開港、来春の九州新幹線の全面開通、社会資本整
備など本県の発展に不可欠な政策にも邁進し、江蘇省、ハノイ、バンコク、デリーとの
友好提携、東アジアの若者文化の創造のためのアジアンビート、福岡アジアファッショ
ンショー、九州観光推進機構の設立などアジア政策を積極的に実施しました。
また、全国知事会会長として、地域主権、地方分権の推進にも鋭意取り組んできまし
た。
- 232 -
平成22年度県政をめぐる主な出来事
2
4月
1
2
5
6
8
9
11
14
17
20
24
28
29
30
5月
1
2
3
5
6
9
10
14
15
17
18
19
20
22
24
25
26
29
30
31
平成22年度福岡県新規採用職員辞令交付式
平成22年度アンビシャス外国留学奨学生決定証交付式
九州歯科大学入学式(学部第62回、大学院第45回)
第120回消防職員初任教育入校式
福岡女子大学入学式(学部第61回、大学院第18回)
福岡県立大学入学式(学部第19回、大学院第14回)
「子育て応援の店」1万店舗突破記念 登録証交付式
春の中央 交通安全フェア2010 (春の交通安全県民運動~15日)
JA博多ごはんうどん発表会及び商談会
福岡人材開発センター開所式
農業大学校入学式
バイオ技術者養成拠点「久留米バイオカレッジ」開校式
欧州水素産業調査団出発 (~17日)
赤松農林水産大臣と牛尾副知事との意見交換会
遠賀・中間広域連携プロジェクト推進会議(13:30~遠賀・中間広域連携シンポジウム)
北部九州自動車150万台先進生産拠点推進フォーラム
第61回福岡県植樹祭
幼稚園児が福岡県農業大学校で「あまおう収穫体験」
水素エネルギー製品研究試験センター開所式
第81回メーデー
春の叙勲・褒章伝達式
福岡アジアファッション拠点推進会議 「F-Select 福岡デザイナーズショップ」
日 期間限定オープン(~7月25日)
若田光一さんと宇宙を旅した「アンビシャス運動の旗」引き渡し式
第15回日ロ知事会議(~6日)
博多どんたく港祭り(~4日)式典
平成22年度福岡県「児童福祉週間」街頭啓発(「児童福祉週間」5日~11日)
NPOの企画力や提案力を強化するための人材派遣事業説明会
第23回グリーンフェスティバル
愛鳥週間探鳥会 (10~16日愛鳥週間(バードウィーク))
高卒未就職者の非常勤職員採用 辞令交付式
NPOの企画力や提案力を強化するための人材派遣事業説明会
北部家畜保健衛生所落成式
留学生のための合同就職面談会2010
看護の日のつどい
平成22年度九州新幹線福岡県建設促進期成会総会
平成22年度県南総合開発促進会議総会
平成22年度筑後田園都市推進評議会総会
2010福岡県シニア美術展(~23日)
知事・県幹部と県町村会理事との協議会
高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合会議・高齢者にやさしい自動車開発
委員会合同会議
地方税収対策福岡県連絡会議
部長合宿討論会(~23日)
京築北九州東部振興会議総会
平成22年度「京築連帯アメニティ都市圏推進会議」総会
新規採用職員108名と税務職員による「自動車税納期内納付促進キャンペーン」
第135回九州地方知事会議
福岡県青少年育成県民会議 通常総会
青少年アンビシャス運動委員会
第15回九州地域戦略会議
第48回子どもの交通安全大会
第三回 緑の大展示会 (~30日)
平成22年度福岡県総合防災訓練
平成22年度「宗像・沖ノ島関連遺産群」世界遺産推進会議
日
口蹄疫ウィルス侵入防止のための家畜運搬車両等の消毒開始
①筑紫野IC出口横流通団地入り口(筑紫野市) ②小栗峠ロードパーク(八女市立花町)
③ふるさと手づくり村多目的広場(築上郡上毛町)
- 233 -
6月
1
2
3
5
6
7
8
11
12
16
18
21
23
24
25
26
27
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29
30
7月
1
6
9
10
11
12
17
21
22
23
26
27
28
30
福岡県ひきこもり地域支援センター開設
「福岡コンテンツ産業拠点推進会議」平成22年度総会
日
夏の軽装(ノーネクタイ等)の実施(~9月30日)
平成22年度 第1回家庭動物の「飼い主のマナーアップ推進月間」(~30日)
九州新幹線全線開業記念イベント福岡県実行委員会 設立総会
平成22年春の消防関係叙勲福岡県伝達式
「環境月間街頭啓発活動」「不法投棄撲滅キャンペーン」及び
エコファミリー表彰式 (12:00~表彰式)
産学官連携推進会議(京都会議)
第32回アビリンピック福岡2010(種目:ワードプロセッサー・データベースほか)
ラブアース・クリーンアップ
県が育成した新品種の米「元気つくし」の種まき・苗づくり小学生体験学習
障害者がつくる芋焼酎「自立」の原料「さつま芋(ジョイホワイト)」の苗の植え付け
30代チャレンジ応援センター主催 合同会社説明会(福岡地区)
大学生等による環境啓発ボランティア集団「エコトン隊」が
地元の小学生と海辺の清掃活動に参加
第32回アビリンピック福岡2010(種目:喫茶サービス)
第14回女性伝統工芸士展(~21日)
コンテンツ関連産業就職フェア
高等学校の進路指導担当者等と地元企業の交流会
第3回「宗像・沖ノ島と関連遺産群」専門家会議
高校の進路指導担当者等と地元企業の交流会(筑豊地区)
高校の進路指導担当者等と地元企業の交流会(福岡地区)
子どもたちが「元気つくし」の田植えを体験
福岡ナノテクNOW2010(~26日)
福岡ナノテク推進会議総会・シンポジウム
交通事故をなくす福岡県民運動本部総会
福岡アジアファッション拠点推進フォーラム
保健・環境フェア2010
「ダメ。ゼッタイ。」6・26ヤング街頭キャンペーン
平成22年度福岡県職員採用試験
(大学卒業程度(Ⅰ類)、短大卒業程度(Ⅱ類)農業、選考(前期))
「環境保全功労者」及び「循環型社会形成推進功労者」知事表彰
高校の進路指導担当者等と地元企業の交流会(筑後地区)
警備・保安業界 合同会社説明会(北九州地区)
福岡県70歳現役社会づくり研究会(第1回)
「青い羽根」募金運動(強調)月間(~8月31日)
日 同和問題啓発強調月間(~31日) 街頭啓発
「福岡県航空機産業振興会議(仮称)」設立総会及び設立記念講演会
高校生就職セミナー
中小企業の海外展開サポートセミナー
夏の交通安全県民運動(~19日)
福岡にルーツをもつ海外の子どもたちが来福 (海外福岡県人会子弟招へい事業)(~21日)
NPOと企業との協働面談会
産業観光促進キャンペーン「産業観光 モノづくり モノがたり」 (~9月23日)
平成22年度青少年アンビシャス運動推進本部会議
西九州自動車道建設推進協議会総会
第44回福岡県献血運動推進大会
福岡水素エネルギー戦略会議総会・記念講演会
平成22年度第1回自動車先端人材育成委員会
「福岡Rubyビジネス拠点推進会議」総会
日本の次世代リーダー養成塾(~8/10)
平成22年度福岡県児童福祉施設球技大会
平成22年度ロボット産業振興会議定期総会
- 234 -
8月
1
2
3
4
6
10
11
12
14
15
18
22
9月
23
25
28
30
1
3
5
7
8
9
10
11
12
13
15
17
19
20
21
22
23
24
25
26
27
29
日 経営革新推進月間(~31日)
第34回「水の日」及び「水の週間」節水PR街頭キャンペーン
福岡県70歳現役社会づくり研究会(第2回)
第15回水シンポジウム2010 in ふくおか (~4日 9:00~16:00現地見学会)
福岡先端システムLSI開発拠点推進会議総会
(17:35~(財)福岡県産業・科学技術振興財団と韓国電子技術研究院とのMOU締結式)
福岡ものづくりシンポジウム2010
平成22年度福岡県リサイクル総合研究センター研究成果発表会
福岡県-ハノイ市友好提携・ハノイ市建都1000周年記念「福岡・ジャパンフェア」(~13日)
国道200号 片島高架橋開通
福岡県戦時資料展(~30日)
平成22年度全国戦没者追悼式(~15日:東京都千鳥ヶ淵ほか)
参列遺族代表団 結団式
平成22年度福岡県戦没者追悼式
緊急雇用対策 福祉の職場合同就職面談会 「福祉の就職総合フェア2010」
半導体先端実装研究センター(仮称)及び先端社会システム実証研究センター(仮称)着工式
農林漁業合同の新規就業セミナー・相談会
「福岡空港構想・施設計画段階」に係るPI開始(~9月27日)
SOHOフェア2010
九州ちくご元気計画交流会「ちくごビジネス合同コンパ」
平成22年度防災週間(~9月5日)
日 平成22年度油症一斉検診
安全・保安分野(警備業ほか)合同会社説明会
「福岡よかもん市場」特設コーナー開設(~12日)
平成22年度福岡県職員民間企業等職務経験者採用試験(第1次試験)
救急の日のつどい
新規学校卒業予定者の求人確保のための経済団体要請
「ごはんうどん」新作発表会
第34回福岡県伝統的工芸品展
平成22年度福岡県石油コンビナート等総合防災訓練
福岡県高齢者・障害者雇用促進のつどい2010
平成22年度福岡県薬物乱用対策推進本部幹事会
省エネルギー&国内クレジット制度推進セミナー
新「はかた地どり」発表会
世界自殺予防デー、自殺予防週間(~16日)
第30回ときめきスポーツ大会
青少年アンビシャス運動推進フェスティバル
新生活産業就職支援事業(合同会社説明会)
外国人学生のための大学進学相談会
30代チャレンジ応援センター主催合同会社説明会(北九州地区)事前セミナー
多重債務者に対する心の健康相談
第6回高齢者にやさしい自動車開発委員会
福岡県市場公募債投資家向け説明会
老人の日記念品贈呈 (老人週間 ~21日)
30代チャレンジ応援センター主催 合同会社説明会(北九州地区)
平成22年度障害者雇用促進面談会
筑豊フェア
海峡ドラマシップ来館者400万人達成記念セレモニー
平成22年度動物愛護週間(~26日)
福岡県70歳現役社会づくり研究会(第3回)
県産銘柄牛肉「博多和牛」マカオ向け輸出第1陣出発式
秋の交通安全フェア2010in北九州
秋の交通安全県民運動(~30日)
平成22年度動物愛護週間 動物慰霊祭
関門海峡たこフェスタ
平成22年度福岡県バイオ産業拠点推進会議総会
FACo福岡アジアコレクション2010 秋/冬
平成22年度福岡県職員採用(Ⅱ類・Ⅲ類)試験(第1次試験)
福岡ベンチャークラブ通常総会・講演会・交流会
解雇・雇止め集中相談会
福岡水素エネルギー先端技術展2010(~10月1日)
- 235 -
10月
1
2
3
4
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
日
知事への平成22年給与勧告
福岡女子大学 短期留学生受入プログラム開始(~3月31日)
東九州自動車道福岡県北東部建設促進大会
福岡県臓器移植普及推進月間キャンペーン
国道442号バイパス(筑後市大字久富~筑後市大字高江)開通式(14:00開通)
平成22年度障害者雇用促進面談会(北九州会場)
筑紫野市立吉木小学校5年生が「元気つくし」の稲刈りに挑戦!!
福岡県70歳現役社会づくり研究会(第4回)
エコアクション21集合コンサルティング
Rubyシリコンバレーミッション派遣(~13日)
第1回高齢者にやさしい自動車デザイン審査会
中小企業の皆さんへのワンストップ相談会
住まいるフェア福岡2010(~9日)
平成22年度障害者雇用促進面談会(南部会場)
安全・保安分野合同会社説明会
「宗像・沖ノ島と関連遺産群」展(~15日17:00)
京築フェスタ2010
第18回ふくおか県民文化祭2010
「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産応援大使任命式
ウッドフェスタ2010福岡(~11日)
2010動物愛護フェスティバルふくおか
平成22年度 安全・安心まちづくり県民の集い ふくおか
福岡県とハノイ市との環境協力に関する覚書調印
福岡県バンコク事務所開所式典
平成22年度障害者雇用促進面談会(筑豊会場)
「バイオマス・ニッポンin九州2010」セミナー
第18回日韓海峡沿岸水産関係交流会議(14日午前:会議出席者によるトラフグ種苗共同放流)
九州自動車部品相互展示商談会(~16日16:00)
「高齢者にやさしい自動車開発プロジェクト」コンセプト原案検証の高齢者インタビュー調査
幼稚園児によるウナギの放流
揚子江快運航空「北九州-上海(浦東空港)路線」初便就航記念式典
燃料電池電気自動車(ホンダFCXクラリティ)納車式
「70歳まで働ける企業」の実現に向けたシンポジウム
農商工マッチング会
大濠公園日本庭園の無料開放(~17日)
骨髄バンク推進キャンペーン(~17日)
筑後スローフードフェスタ2010(~17日)
ハートフェスタ福岡
九州国立博物館開館5周年記念式典
サンフランシスコ県人会創立60周年記念式典(17日)
バンクーバー県人会創立30周年記念式典(20日)参加訪問団派遣(~23日)
健康21世紀福岡県大会
福岡県留学生文化ショー2010
サンフランシスコ福岡県人会創立60周年記念式典
第136回九州地方知事会議
第17回九州地域戦略会議
エコアクション21導入セミナー(北九州会場)
バンクーバー福岡県人会創立30周年記念式典
高校生と小学生による花のまちづくり
平成22年度福岡県障害児童・生徒等絵画展
大学等合同会社面談会
農業総合試験場ふれあいフェスタ(~23日)
福岡県社会福祉大会
県と市町村との合同公売会
第3回ふくおか町村フェア(~24日11:00~16:00)
くらし応援サービス体験フェア
2010日韓8県市道環境シンポジウム
くすりと健康フェア2010
第6回ふくおか川の大掃除
福岡県職業能力開発促進大会
第2回福岡空港構想・施設計画段階PI評価委員会
- 236 -
10月
26
27
28
29
30
31
11月
1
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
遠賀・中間広域連携プロジェクト 「高校生と小学生の花のまちづくり」
平成22年度福岡県観光功労者表彰式
2010APEC石炭セミナーinFUKUOKA
北九州学術研究都市第10回産学連携フェア(~29日)
遠賀・中間広域連携プロジェクト 「高校生と小学生の花のまちづくり」
子育て女性のための合同企業面談会(筑豊地区)
地域課題助け合い会議
自動車安全教育指導者講習会
平成22年度福岡県自主防災組織設立促進モデル事業
防災講演会、災害図上訓練
働く人のなんでも労働相談(福岡地区)
東京福岡県人会秋季大会
福岡県農業大学校開校30周年記念式典
働く人のなんでも労働相談(福岡地区)
一般国道495号芦屋橋完成式典
「8020」すこやかライフ 生涯を通じた歯科保健大会
障害者がつくる芋焼酎「自立」原料のさつま芋(ジョイホワイト)収穫
日 平成22年度第2回飼い主のマナーアップ推進月間(~30日)
ふくおか・みんなで家族月間(~30日)
平成22年度福岡県自主防災組織設立促進モデル事業
防災講演会・災害図上訓練
サイエンスマンス2010(~7日)
働く人のなんでも労働相談(筑後地区)
第19回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議(~7日10:00~16:30)
健康と食生活を考えるフォーラム
不法投棄撲滅・廃棄物撤去クリーンキャンペーン(筑紫地区)(12:30~粕屋・宗像地区)
福岡県戦没者遺族大会
五ヶ山ダム及び伊良原ダムの検証に係る「検討の場」(13:00~伊良原ダム、15:15~五ヶ山ダム)
働く人のなんでも労働相談(直方地区)
若者が考える「考えよう!少子化、結婚・子育て」セミナー
「集まれ「イクメン」予備軍 学生のためのライフプランセミナー」
多重債務者無料相談ウィーク(~12日)
県・市町村合同公売会(筑後地区)
自動車先端人材育成委員会
国際環境協力シンポジウム
第19回暴力追放福岡県民大会
福岡県の観光魅力特命調査員「カンニング竹山」氏任命状交付式
平成22年度健やか親子フォーラム(福岡県母子保健大会)
働く人のなんでも労働相談(田川地区)
第12回福岡産業デザイン賞応募商品展示会・表彰式・デザインセミナー(~11日)
30代チャレンジ応援センター主催 合同会社説明会(筑豊地区)
働く人のなんでも労働相談(飯塚地区)
福岡県介護の日のつどい
福岡県70歳現役社会づくり研究会(第5回) 東京開催
DV防止啓発街頭キャンペーン (女性に対する暴力をなくす運動期間~25日)
防災士・災害ボランティアのためのスキルアップ講座(筑豊会場・第1回)
平成22年度福岡県自主防災組織設立促進モデル事業 防災講演会・災害図上訓練
第10回福岡県ねんりんスポーツ文化祭総合開会式
3R推進フォーラム
防災士・災害ボランティアのためのスキルアップ講座(北九州会場・第1回)
九州北部三県みんなの森林づくりinFUKUOKA
2010福岡県民さわやかマラソン大会
ふくおかの牛乳を飲モォ~ 牛乳消費拡大キャンペーン
結婚・子育て・家族まるごと応援フォーラム
女性に対する暴力をなくす運動「DV110番」設置(~17日)
中小企業へのワンストップ相談会
子育て女性のための合同企業面談会
悪質商法撃退セミナー(福岡会場)
福岡県・アジア経済研究所共催セミナー
「中国自動車産業の現状と将来、日本自動車部品メーカーの対応」
国道495号「芦屋橋」開通
第58回福岡県統計グラフコンクール入賞作品展(~26日)
- 237 -
11月
16
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12月
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5
6
8
10
廃棄物撤去クリーンキャンペーン
福岡県男女共同参画審議会による知事への答申
第26回福岡県交通安全県民大会
福岡県・アジア経済研究所共催セミナー「ベトナムにおける再生資源貿易とリサイクル」
悪質商法撃退セミナー(北九州会場)
集落営農組織リーダーと知事との意見交換(16:20~農事組合法人百世事務所(筑後市)、17:40~
ふれあい館(筑後市))
働く人のなんでも労働相談(北九州地区)(~17日)
三池港ポートセミナー大川
平成22年度こころの健康づくり大会
就職応援フェア(~19日)
福岡県庁舎消防訓練
東九州自動車道建設促進地方大会
NPOとの協働事業による県民サービス向上事業
豊の国空間エコミュージアム・地域のお宝発見プロジェクト・ワークショップ
農大秋まつり
九州歴史資料館開館記念式典(21日~一般公開開始)
若者が考える「考えよう!少子化、結婚・子育て」セミナー
「学生時代に考える 就職・結婚・子育て」
ふくおか協働ひろば「交流会」
高齢者にやさしい自動車開発委員会
個人向け市場公募債「うぐいす債」募集開始(~12月10日)
福岡県・アジア経済研究所共催セミナー「中国における知財問題の現状と日系企業の対応」
平成22年度福岡県統計功績者表彰式
2010ふくおか国際交流ゲートボール大会開会式
あすばる男女共同参画フォーラム2010(10:00~平成22年度福岡県男女共同参画表彰 表彰式)
NPO・ボランティア活動相談会
京築フェスタ2010
平成22年度福岡県文化賞贈呈式
シンポジウム「青少年beアンビシャス」
平成22年度第2回福岡県ジェネリック医薬品使用促進協議会
第5回福岡女子大学・福岡県保健環境研究所合同研究成果発表会
能楽入門講座プレイベント初級編(2回目:19:00~20:00)
アジア中小企業交流プログラム第2弾「タイの中小企業経営者とのビジネス交流」(~12月3日)
「エコ事業所」の温暖化防止取組表彰式
ふくおか文化ボランティアフォーラム2010
嘉飯都市圏活性化のためのにぎわい創出プロジェクト
目尾小学校5年生が「遠賀川花のさと」づくり植栽活動
那珂川水上交通連絡協議会第3回幹事会
能楽入門講座(子ども講座)(第2公演13:30~15:00)
大学生に対する薬物乱用防止講演会
日
民生委員・児童委員の一斉改選に伴う委嘱状伝達式
平成22年度「人権週間」第30回特別展(~3月21日)
九州新幹線全線開開通100日前PR活動 (8:10~博多駅博多口、大牟田駅前、
11:00~新大阪駅3階、14:00~大阪駅北口)
平成22年度「人権週間」(12月4日~10日)街頭啓発
小学生と知事が一緒に食べる「夢つくし」給食
平成22年度悪質商法撲滅キャンペーン(16:05イムズ前、16:20天神コア前、16:30ソラリア広場前)
第2回高齢者にやさしい自動車デザイン審査会
平成22年度福岡県自主防災組織設立促進モデル事業「防災講演会・災害図上訓練」
2010福岡県障害者文化祭
雨水流出抑制シンポジウム 第7回「雨から川へ、水のつどい」
中小企業金融年末対策「年末資金繰り相談窓口」開設(~12月30日)
(期間中の土、日、祝日は本所及び北九州支所で対応)
久留米市花畑駅周辺土地区画整理事業完成式典
世界エイズデー(12月1日)に伴う臨時相談検査の実施
障害者のみなさんが作る「まごころ製品」の展示・販売(~9日)
九州 新技術・新工法展示会
30代チャレンジ応援センター主催合同会社説明会(筑後地区)
平成22年度福岡県自主防災組織設立促進モデル事業「防災講演会・災害図上訓練」
平成22年度北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10日~16日)
- 238 -
12月 11
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30
31
年末の交通安全県民運動(~31日)
平成22年度身体障害者を対象とする福岡県職員採用選考試験
福岡地区合同公売会
第2回ふくおか地産地消・食育おやつ祭
能楽入門講座プレイベント中級編(2回目:19:00~20:00)
平成22年度北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10日~16日)講演会
五ヶ山ダム建設事業の検証に係る検討 住民説明会(1回目)
花の臨時アンテナショップ(~18日)
福岡県消費者行政連絡協議会
五ヶ山ダム建設事業の検証に係る検討 住民説明会(2回目)
優良民間社会福祉事業施設・団体に対する天皇誕生日に際しての御下賜金伝達式
Shining Park OHORI 2010
~県営大濠公園で初のクリスマス・イルミネーション~(~26日)
平成22年度福岡県自主防災組織設立促進モデル事業
防災講演会・災害図上訓練
五ヶ山ダム建設事業の検証に係る検討 住民説明会(3回目)
平成22年度「人権週間」(4日~10日)県民講座講演
伊良原ダム建設事業の検証に係る検討 住民説明会(1回目)
(2回目:14:00~15:30 みやこ町中央公民館)
福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター開所式
中国帰国者定着援護功労者に対する知事感謝状贈呈式
ふくおか減CO2自慢大作戦2010~地球温暖化防止活動の県代表候補事例発表会&表彰式~
福岡県70歳現役社会づくり研究会(第6回)
ワールドカップ2010で活躍した福岡県ゆかりの選手に対する特別感謝状贈呈式
「那珂川水上交通連絡協議会」第2回協議会
五ヶ山ダム建設事業の検証に係る「検討の場」(第2回)
伊良原ダム建設事業の検証に係る「検討の場」(第2回)
福祉・介護分野への就業促進特別相談の臨時窓口開設(~30日)
解雇等の労働相談の臨時窓口開設(~30日)
20代・30代の求職者に対する就職相談等の臨時窓口開設(~30日)
日 知事年頭記者会見
農林漁業合同の新規就業セミナー・相談会
福岡・台湾経済交流ミッション(~12日)
相島真珠養殖 平成23年真珠浜揚げ(取り出し)作業
親と子のなやみ相談窓口(~15日)
平成22年度福岡県県土整備部・建築都市部公共事業再評価検討
委員会(ダム事業の検証に係る検討)第1回審議
30代チャレンジ応援センター主催 合同会社説明会(福岡地区)
平成22年度第3回福岡県防犯リーダー養成講座(福岡市)(~16日)
北九州水素タウン運用開始式
台湾ビジネス界幹部候補生の企業研修(~2月10日)
子育て女性のための合同企業面談会(北九州地区)
フクオカベンチャーマーケット第1回アジアビッグマーケット、
福岡アジアコンテンツマーケット2011(~20日10:00~16:00)
省エネルギー人材育成講座(第2回技術講座)
平成22年度福岡県沖縄地域戦没者慰霊巡拝団結団式
心の健康セミナー(筑後会場)
平成22年度金融知識普及功績者表彰伝達式
「なくそう!職場のいじめ、セクシュアルハラスメント」集中相談会(~27日)
第51回全国カーネーション福岡大会(~28日)
田川地域の観光を考えるシンポジウム
九州・山口各県合同会社説明会
グリーン購入セミナー in 福岡
江蘇-福岡友好桜花園15周年記念事業福岡県訪問団派遣(~29日)
若者が考える「考えよう!少子化、結婚・子育て」セミナー
「学生時代に考える 就職・結婚・子育て」
九州新幹線全線開通シンポジウム
食と健康推進フォーラム
(第58回福岡県公衆衛生大会・平成22年度福岡県食生活改善大会)
福岡県・アジア経済研究所共催セミナー「中国進出の基礎知識」
平成22年度福岡県里親シンポジウム
- 239 -
2月
高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合会議
1
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3月
1
3
4
日 (13:00~「富士の間」:高齢者にやさしい自動車開発シンポジウム)
飲酒運転撲滅緊急対策会議
水素先端世界フォーラム2011(~3日9:50~12:00九州大学伊都キャンパス)
暴力団追放!地域決起会議(福岡地区)
東九州自動車道福岡県建設推進会議
新生活産業合同会社説明会
子育て応援宣言企業3000社大会
第12回豊前海一粒かきキャンペーン
福祉の職場合同就職面談会
「福岡アジア環境協力産業協議会」設立記念セミナー
平成22年度第4回福岡県防犯リーダー養成講座(飯塚市)(~6日:11:00~16:50)
京築フェスタ
平成22年度「人権週間」特別展関連イベント講演会
若者が考える「考えよう!少子化、結婚・子育て」セミナー「学生時代に考える 就職・結婚・子育
て」
フロン類などの温室効果ガス削減による温暖化防止シンポジウム
「福岡県70歳現役社会づくり研究会」が知事に報告書を提出
仕事と子育て両立支援&セクハラ・パワハラ防止研修会(筑後地区)
福岡県観光キャンペーン「福岡県~よかとこふくおか~」(~15日16:00)
2月経営革新推進月間 関連セミナー 農商工連携マッチング交流会
仕事と子育て両立支援&セクハラ・パワハラ防止研修会(北九州地区)
第2回「宗像・沖ノ島と関連遺産群」国際シンポジウム
(13:05「世界遺産応援大使」藤本隆宏氏委嘱状交付式)
平成23年北方領土返還促進福岡県民集会
仕事と子育て両立支援&セクハラ・パワハラ防止研修会(筑豊地区)
福岡商工会議所女性会員等による「バレンタインデー飲酒運転撲滅大作戦」
子育て女性のための合同企業面談会(福岡地区)
仕事と子育て両立支援&セクハラ・パワハラ防止研修会(福岡地区)
北九州空港貨物フォーラム2011
豊前海一粒かきキャンペーン in 福岡空港(~20日)
九州縦貫自動車道鞍手IC開通式典(15:00~開通)
企業による森林(もり)づくり活動
ふくおか”きずな”フェスティバル2010
「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産シンポジウム
「アジア中小企業交流プログラム第3弾」
(タイの食品関連中小企業経営者約20名による企業訪問等)(~25日)
第10回福岡県認定リサイクル製品認定書交付式
「第14回福岡県景観文化展」及び「美しい景観選」入選作品の展示(~26日)
シリコンシーベルトサミット福岡2011(~24日)
平成22年度福岡地区障害者雇用促進面談会(第2回)
福岡女子大学と立命館アジア太平洋大学の連携協力に関する基本協定書の締結式
福岡県不正軽油防止対策会議幹事会(第7回)
九州新幹線全線開通記念シンポジウム
福岡高速5号線(野芥~福重)・西九州自動車道開通式典
(15:00~開通)
第5回福岡県景観大会(13:00~13:45 1階ミュージアムホール
第23回福岡県美しいまちづくり建築賞表彰式)
第7回ふくおか水もり自慢!筑後大会(~27日 9:00~12:30)
福岡県中小企業金融対策
信用保証協会の年度末相談窓口の臨時開設(~31日、土・日・祝日~17:00)
日
いきいきサロンで元気高齢者セミナー
NPOと県との協働面談会
福岡県と江蘇省との環境協力に関する協定の締結
京築連帯アメニティ都市圏推進会議
京築地域の加工グループ等を対象とした相談会(4日~15:00豊前総合庁舎)
第4回九州観光ボランティアガイド大会inふくおか(~4日 8:30~)
九州歯科大学附属歯科衛生学院 第47回卒業式
平成22年度「福岡県地域文化功労者表彰」表彰式
福岡県若者しごとサポートセンター主催 合同企業説明会(福岡地区)
- 240 -
3月
6
7
8
9
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31
北九州地区県・市町合同公売会
久留米駅周辺整備事業竣工記念式典
福岡県産水産物フェア
青少年アンビシャス運動シンポジウム
中小企業経営革新3,000社突破記念フォーラム
福岡県職員採用ガイダンス(第一部(技術系職種対象)10:00~11:30)
(第二部(事務系職種対象)13:30~16:00)
平成22年度まちむら交流会
福岡のりとあまおうで絵巻ずしを作ろう
「韓国水素産業調査団」の派遣(~9日)
九州歯科大学 第59回卒業証書授与式
環境に配慮した低炭素まちづくりシンポジウム
フクオカRubyフォーラム2011
平成22年度 農業大学校卒業式
省エネルギー人材育成講座(第3回技術講座)
九州新幹線出発式ほか
エコドライブコンテスト2011(~13日 9:30~)
福岡県地域防災シンポジウム(13:10~福岡県防災賞表彰式)
平成22年度福岡県フィリピン南部地域戦没者慰霊巡拝団結団式
産業廃棄物排出事業者講習会(医療系)
福岡・ジャパン・フェア2011
交通安全力強化フォーラム
「2010アジアデジタルアート大賞展」展覧会(~29日)
福岡県立大学学部第16回、大学院第13回卒業証書・学位記授与式
暴力追放福岡市民緊急総決起大会
平成23年度農業体験農園現地説明会(久山ファーム体験農園)
第2回「京築 地域づくりフォーラム」
北九州空港開港5周年記念イベント 北九州空港誕生祭(~21日)
第3回「福岡アジアコレクション(FACo)2011」
九州歯科大学附属歯科衛生学院 閉校記念式典
「三次元半導体研究センター」及び「社会システム実証センター」開所式
在宅ホスピスフェスタ
福岡女子大学第58回卒業証書・学位記授与式及び大学院第17回学位記授与式
高齢者にやさしい自動車開発シンポジウム
平成22年度第2回福岡県森林環境税事業評価委員会
九州縦貫自動車道宮田スマートIC開通式典(15:00~開通)
障害者がつくるまごごろ製品キャンペーン
那珂川水上バス「であい船」就航式(27日~運行開始)
「2010アジアデジタルアート大賞展」表彰式
北部福岡緊急連絡管しゅん工式
70歳現役社会づくりシンポジウム
ふくおか協働ひろば「共助社会づくり表彰・活動報告会」
「第14回福岡県景観文化展」及び「美しい景観選」入選作品の展示(~4月3日)
田川児童相談所改築記念式
平成22年度消防功労者消防庁長官表彰県伝達式及び福岡県知事表彰式
平成22年度包括外部監査結果報告
退職者辞令交付式
- 241 -
3 海外主要指標
国内総生産
(GDP) 対福岡県比 対日本比
百万米ドル 福岡県=100 日本=100
2009年
国・地域
1
2
3
4
5
6
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28
29
30
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32
33
34
35
36
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38
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40
41
42
43
44
ア メ リ カ 合 衆国
中
国
ド
イ
ツ
フ ラ ン ス
イ ギ リ ス
イ タ リ ア
ブ ラ ジ ル
ス ペ イ ン
カ
ナ
ダ
イ
ン
ド
ロ
シ
ア
オ ー ス ト ラ リア
メ キ シ コ
韓
国
オ ラ ン ダ
ト
ル
コ
インドネシア
ス
イ
ス
九 州 7 県 ・ 沖縄 *
ベ ル ギ ー
ポ ー ラ ン ド
スウェーデン
オーストリア
台
湾
b
ノ ル ウ ェ ー
サ ウ ジ ア ラ ビア
イ
ラ
ン
ベ ネ ズ エ ラ
ギ リ シ ャ
デ ン マ ー ク
アルゼンチン
南 ア フ リ カ
タ
イ
フィンランド
ポ ル ト ガ ル
コ ロ ン ビ ア
アイルランド
香
港
イ ス ラ エ ル
マ レ ー シ ア
チ
ェ
コ
エ ジ プ ト
福
岡
県 *
シンガポール
日
1人当たり国内総生産
(GDP) 対福岡県比 対日本比
米ドル
福岡県=100 日本=100
2009年
14,119,295
4,984,426
3,330,030
2,649,389
2,169,485
2,112,779
1,571,957
1,464,088
1,336,067
1,287,292
1,230,724
1,013,862
872,088
832,512
794,588
614,619
540,277
491,923
476,794
471,161
430,640
406,072
381,084
378,952
378,592
369,178
360,840
325,965
323,745
310,093
308,740
285,983
263,889
237,989
233,489
229,693
221,778
210,570
194,015
191,356
190,204
187,981
179,375
177,132
7,871.4
2,778.8
1,856.5
1,477.0
1,209.5
1,177.9
876.4
816.2
744.8
717.7
686.1
565.2
486.2
464.1
443.0
342.6
301.2
274.2
265.8
262.7
240.1
226.4
212.5
211.3
211.1
205.8
201.2
181.7
180.5
172.9
172.1
159.4
147.1
132.7
130.2
128.1
123.6
117.4
108.2
106.7
106.0
104.8
100.0
98.7
280.0
98.9
66.0
52.5
43.0
41.9
31.2
29.0
26.5
25.5
24.4
20.1
17.3
16.5
15.8
12.2
10.7
9.8
9.5 *
9.3
8.5
8.1
7.6
7.5
7.5
7.3
7.2
6.5
6.4
6.2
6.1
5.7
5.2
4.7
4.6
4.6
4.4
4.2
3.8
3.8
3.8
3.7
3.6 *
3.5
44,872
3,769
40,528
41,226
35,239
35,289
8,114
32,605
39,795
1,075
8,736
47,615
7,956
17,225
47,889
8,215
2,349
65,003
32,655
44,254
11,311
43,903
45,563
16,465
78,674
14,353
4,863
11,404
29,006
56,687
7,666
5,707
3,894
44,688
21,807
5,031
49,115
29,987
27,061
6,967
18,344
2,265
35,490
37,394
126.4
10.6
114.2
116.2
99.3
99.4
22.9
91.9
112.1
3.0
24.6
134.2
22.4
48.5
134.9
23.1
6.6
183.2
92.0
124.7
31.9
123.7
128.4
46.4
221.7
40.4
13.7
32.1
81.7
159.7
21.6
16.1
11.0
125.9
61.4
14.2
138.4
84.5
76.2
19.6
51.7
6.4
100.0
105.4
113.5
9.5
102.5
104.3
89.1
89.3
20.5
82.5
100.7
2.7
22.1
120.5
20.1
43.6
121.1
20.8
5.9
164.4
82.6
112.0
28.6
111.1
115.3
41.7
199.0
36.3
12.3
28.8
73.4
143.4
19.4
14.4
9.9
113.0
55.2
12.7
124.2
75.9
68.5
17.6
46.4
5.7
89.8
94.6
5,042,014
2,810.9
100.0
39,530
111.4
100.0
本
資料)総務省「世界の統計」2011
総務省「日本統計年鑑」平成22年
総務省統計局「人口推計年報」 平成20年10月1日現在
内閣府「県民経済計算」平成20年度
注1)国内総生産及び一人当たりの国内総生産の*印は2008年度。
注2)九州7県・沖縄及び福岡県の国内総生産等の換算レートは、1ドル=100.46円(2008年度の東京外国為替市場におけるインター
バンク直物中心相場の月中平均値の12ヶ月単純平均)とした。
注3)対福岡県比及び対日本比は、小数点第二位以下を四捨五入している。
- 242 -
km2
2008年
面 積
対福岡県比
福岡県=100
対日本比
日本=100
総 人 口
対福岡県比
千 人
福岡県=100
2008年
対日本比
日本=100
9,629,091
9,596,961
357,114
551,500
242,900
301,336
8,514,877
505,992
9,984,670
3,287,263
17,098,242
7,692,024
1,964,375
99,828
37,354
783,562
1,910,931
41,277
41,231
30,528
312,685
450,295
83,871
36,006
323,782
2,149,690
1,628,750
912,050
131,957
43,094
2,780,400
1,221,037
513,120
338,424
92,090
1,141,748
70,273
1,104
22,072
330,803
78,865
1,002,000
4,845
710
198,742.8
198,079.7
7,370.8
11,382.9
5,013.4
6,219.5
175,745.7
10,443.6
206,081.9
67,848.6
352,904.9
158,762.1
40,544.4
2,060.4
771.0
16,172.6
39,441.3
852.0
851.0
630.1
6,453.8
9,294.0
1,731.1
743.2
6,682.8
44,369.2
33,617.1
18,824.6
2,723.6
889.5
57,387.0
25,202.0
10,590.7
6,985.0
1,900.7
23,565.5
1,450.4
22.8
455.6
6,827.7
1,627.8
20,681.1
100.0
14.7
2,547.8
2,539.3
94.5
145.9
64.3
79.7
2,252.9
133.9
2,641.8
869.8
4,524.0
2,035.2
519.8
26.4
9.9
207.3
505.6
10.9
10.9
8.1
82.7
119.1
22.2
9.5
85.7
568.8
431.0
241.3
34.9
11.4
735.7
323.1
135.8
89.5
24.4
302.1
18.6
0.3
5.8
87.5
20.9
265.1
1.3
0.2
304,060
...
82,127
62,277
61,383
59,832
189,613
45,593
33,327
1,150,196
141,956
21,499
106,683
48,607
16,446
71,079
228,523
7,648
14,601
10,667
38,116
9,220
8,337
22,943
4,768
24,807
72,584
27,935
11,237
5,489
39,746
48,687
66,480
5,313
10,622
44,450
4,422
6,978
7,309
27,729
10,430
75,194
5,054
3,643
6,016.2
...
1,625.0
1,232.2
1,214.5
1,183.9
3,751.7
902.1
659.4
22,758.1
2,808.8
425.4
2,110.9
961.8
325.4
1,406.4
4,521.6
151.3
288.9
211.1
754.2
182.4
165.0
454.0
94.3
490.8
1,436.2
552.7
222.3
108.6
786.4
963.3
1,315.4
105.1
210.2
879.5
87.5
138.1
...
548.7
206.4
1,487.8
100.0
72.1
238.1
...
64.3
48.8
48.1
46.9
148.5
35.7
26.1
900.8
111.2
16.8
83.5
38.1
12.9
55.7
179.0
6.0
11.4
8.4
29.8
7.2
6.5
18.0
3.7
19.4
56.8
21.9
8.8
4.3
31.1
38.1
52.1
4.2
8.3
34.8
3.5
5.5
...
21.7
8.2
58.9
4.0
2.9
377,944
7,800.7
100.0
127,692
2,526.6
100.0
- 243 -
4 都道府県主要指標
1)
都道府県
全 国
福 岡
面積
(22.10.1)
(k㎡)
29
(福岡県の割合)
佐 賀
長 崎
熊 本
大 分
宮 崎
鹿児島
沖 縄
北海道
青 森
岩 手
宮 城
秋 田
山 形
福 島
茨 城
栃 木
群 馬
埼 玉
千 葉
東 京
神奈川
新 潟
富 山
石 川
福 井
山 梨
長 野
岐 阜
静 岡
愛 知
三 重
滋 賀
京 都
大 阪
兵 庫
奈 良
和歌山
鳥 取
島 根
岡 山
広 島
山 口
徳 島
香 川
愛 媛
高 知
2)
1
2
3
5
4
377,950
4,977
1.32%
3)
世帯数
(22.10.1)
(千世帯)
9
総人口
(22.10.1)
(千人)
51,952
2,111
4.06%
9
128,056
5,073
3.96%
2,440
4,105
7,405
6,340
7,736
9,189
2,276
295
558
688
482
460
729
520
850
1,427
1,817
1,196
1,135
1,706
1,393
83,457
9,645
15,279
7,286
11,636
9,323
13,783
6,096
6,408
6,362
3,798
5,157
2,188
2,416
12,584
4,248
4,186
4,190
4,465
13,562
10,621
7,780
5,165
5,777
4,017
4,613
1,898
8,396
3,691
4,726
3,507
6,708
7,113
8,480
6,114
4,147
1,877
5,678
7,105
2,424
513
484
901
390
389
721
1,089
745
755
2,843
2,515
6,403
3,843
839
383
441
275
328
794
737
1,399
2,933
704
517
1,123
3,832
2,255
523
394
212
262
754
1,185
597
302
390
591
322
5,507
1,373
1,331
2,348
1,086
1,169
2,029
2,969
2,007
2,008
7,195
6,217
13,162
9,050
2,375
1,093
1,170
806
863
2,153
2,081
3,765
7,408
1,855
1,410
2,637
8,863
5,589
1,400
1,001
588
716
1,945
2,861
1,451
786
996
1,431
765
5
1
2
4
3
5
1
2
4
3
人口増加率
(H17~H22)
(%)
0.2
0.5
-
9
△
△
△
△
△
△
人口密度
(人/k㎡)
7
348
348
245
189
147
186
612
2.1
4.4
3.9
0.5
5.2
3.9
3.0
0.2
0.5
0.8
2.0
2.7
4.7
2.9
△ 2.3
△ 1.7
△ 0.3
△ 1.8
△ 2.5
△ 2.0
△ 1.2
△ 0.7
2.1
△ 0.7
2.2
△ 0.4
0.5
△ 0.0
△ 1.5
△ 3.4
△ 3.1
△ 3.5
△ 0.6
△ 0.6
△ 2.8
△ 3.0
△ 1.6
△ 2.5
△ 4.0
70
142
87
322
93
125
147
487
313
316
1,894
1,206
6,017
3,746
189
257
280
192
193
159
196
484
1,434
321
351
572
4,670
666
379
212
168
107
273
337
237
190
531
252
108
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
3
1
2
5
343
1,019 15
-
1.9
3.5
1.3
1.1
1.6
2.7
2.3
4
4
1
3
5
2
1)資料:国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(平成22年)
2)3)資料:総務省統計局「平成22年国勢調査(人口速報集計結果)」
4) 資料:農林水産省「平成21年農業産出額」
5) 資料:経済産業省「平成21年工業統計表」産業編 [概要版]
6) 資料:経済産業省「平成19年商業統計表」(確報)
- 244 -
産業
4)
5)
6)
農業
製造品
商品
産出額
出荷額等
販売額
(21年:億円)
(21年:億円)
(19年:億円)
5
4
1
2
3
83,162
2,098 12
2.52%
2,652,590
77,675
2.93%
4
5,482,371
221,264
4.04%
1,274
1,376
3,004
1,313
3,073
4,005
892
15,535
16,756
23,214
30,844
12,295
17,152
5,481
18,359
30,243
39,503
25,570
25,864
40,267
26,053
10,111
2,664
2,395
1,824
1,759
2,022
2,450
4,170
2,589
2,209
1,995
4,066
264
736
2,588
642
532
439
764
2,130
1,161
2,086
2,976
1,058
581
681
319
1,459
413
927
659
581
1,249
1,020
666
1,001
755
1,222
963
52,026
14,574
20,102
29,441
11,848
23,915
47,245
97,794
76,797
67,067
117,748
123,458
80,236
148,684
41,448
28,682
20,491
16,734
19,000
49,839
45,691
150,510
344,313
93,746
61,160
46,751
148,062
134,230
19,848
24,148
8,532
8,732
66,116
79,178
54,129
15,701
24,939
35,816
4,909
178,194
33,103
31,881
106,014
24,708
27,027
46,702
68,698
56,503
68,300
151,539
123,222
1,822,113
209,470
71,852
32,980
41,576
22,303
18,997
58,322
47,606
110,546
434,432
39,404
25,166
73,962
616,602
132,693
21,262
18,661
13,482
14,214
51,817
118,684
35,487
16,615
39,805
35,374
15,932
3
2
1
4
5
1
5
3
2
7) 県内総生産(20年度)
都道府県
)
全 国
福 岡
実数
(名目)
(億円)
構成比(%)
1次産業
2次産業
8)経済
9)財政状況
経済成長率 1人当たり県民所得
(名目)
(20年度) 全国平均 財政規模 財政力指数
3次産業
(20年度)
額
(=100)
(21年度) (19-21年度)
(%)
(千円)
との格差 (歳出:億円)
5,050,163
180,200
3.57%
1.1
0.8
-
24.7
18.9
-
77.7
83.0
-
-3.9
-3.0 26
-
2,916
2,644
-
100.0
90.7
-
佐 賀
長 崎
熊 本
大 分
宮 崎
鹿児島
沖 縄
29,238
43,109
56,049
44,724
35,507
53,186
36,974
2.9
2.9
2.9
2.2
5.1
3.9
1.7
27.5
18.5
22.1
29.5
20.1
19.2
12.0
71.8
81.5
77.5
69.3
76.9
80.9
89.9
-3.2
-1.6
-3.2
-0.1
-2.4
-2.7
1.0
2,455
2,157
2,265
2,562
2,130
2,253
2,039
84.2
74.0
77.7
87.9
73.1
77.3
69.9
北海道
青 森
岩 手
宮 城
秋 田
山 形
福 島
茨 城
栃 木
群 馬
埼 玉
千 葉
東 京
神奈川
新 潟
富 山
石 川
福 井
山 梨
長 野
岐 阜
静 岡
愛 知
三 重
滋 賀
京 都
大 阪
兵 庫
奈 良
和歌山
鳥 取
島 根
岡 山
広 島
山 口
徳 島
香 川
愛 媛
高 知
183,595
44,751
43,918
81,934
36,552
39,224
76,669
115,157
79,901
72,214
207,961
196,889
897,149
308,987
86,983
44,964
46,114
31,735
31,198
80,346
72,656
164,527
337,580
73,258
57,735
99,222
379,846
190,966
36,148
33,104
19,927
23,748
72,230
115,156
57,218
26,540
36,123
46,802
22,148
3.7
4.4
3.8
1.7
3.2
3.2
2.0
2.3
1.8
1.7
0.6
1.3
0.0
0.2
2.2
1.2
1.1
1.2
1.9
2.0
1.1
1.1
0.6
1.4
0.7
0.5
0.1
0.5
0.9
2.4
2.3
2.2
1.1
0.7
1.0
2.3
1.5
2.4
4.2
15.1
21.6
22.2
18.1
22.0
26.7
29.6
37.3
39.0
35.1
26.4
24.8
14.2
22.8
28.1
32.9
24.6
26.8
33.3
30.5
29.9
41.1
34.0
38.5
41.8
26.5
20.7
29.0
21.1
31.8
25.0
21.5
32.8
28.8
34.8
28.6
24.5
23.2
15.2
83.9
77.7
76.5
83.0
77.5
72.5
70.4
62.4
62.2
66.9
75.5
76.4
92.0
79.6
72.1
68.8
77.2
75.1
68.8
70.9
72.1
60.9
68.4
63.9
59.6
76.4
82.4
73.9
82.0
69.3
75.5
79.1
68.5
74.1
66.7
73.8
77.9
78.5
84.1
-2.3
-3.0
-4.0
-3.2
-5.6
-6.8
-3.5
-1.5
-4.9
-5.0
-3.3
-2.0
-4.5
-2.8
-3.3
-4.0
-3.7
-3.8
-1.9
-3.6
-2.1
-3.5
-9.4
-9.8
-4.9
-2.5
-2.9
-0.7
-4.1
-3.7
-2.3
-5.7
-5.7
-3.5
-3.3
-3.2
-3.1
-6.9
-1.6
2,389
2,369
2,267
2,473
2,297
2,327
2,743
2,943
2,917
2,693
2,933
2,976
4,155
3,198
2,618
2,949
2,818
2,724
2,729
2,717
2,658
3,215
3,234
2,829
2,984
2,924
3,004
2,740
2,526
2,546
2,304
2,241
2,662
2,834
2,843
2,685
2,578
2,285
2,046
81.9
81.3
77.7
84.8
78.8
79.8
94.1
100.9
100.0
92.4
100.6
102.1
142.5
109.7
89.8
101.1
96.7
93.4
93.6
93.2
91.2
110.3
110.9
97.0
102.3
100.3
103.0
94.0
86.6
87.3
79.0
76.9
91.3
97.2
97.5
92.1
88.4
78.4
70.2
9
(県割合)
5
1
4
3
2
1
4
3
2
5
8
3
1
4
2
5
502,453
16,576
0.516
0.619
4,745
7,381
7,978
6,121
5,952
8,345
6,240
0.341
0.300
0.389
0.369
0.311
0.302
0.298
27,228
7,370
7,259
8,583
6,623
6,118
8,895
11,593
7,965
8,403
16,618
15,947
65,504
18,720
11,707
5,739
5,488
4,978
4,810
8,828
8,128
11,723
23,115
7,068
5,225
9,244
29,428
22,345
4,936
5,510
3,632
5,751
7,467
9,566
7,176
4,752
4,414
6,308
4,951
0.397
0.327
0.314
0.538
0.294
0.334
0.460
0.668
0.646
0.611
0.777
0.797
1.341
0.966
0.427
0.482
0.495
0.429
0.434
0.484
0.549
0.756
1.074
0.615
0.617
0.638
0.808
0.632
0.436
0.346
0.268
0.242
0.548
0.619
0.469
0.318
0.487
0.421
0.248
7)8) 全国値については、都道府県合計、都道府県平均
資料:内閣府経済社会総合研究所「県民経済計算年報(平成23年版)」
9) 全国値については、都道府県合計、都道府県平均
資料:総務省「平成21年度都道府県決算状況調」、「平成21年度地方公共団体の主要財政指標一覧」
注:県内総生産、1人当たり県民所得、財政規模の欄内左端の数字は、全国順位を表す。
- 245 -
5 市町村主要指標
(北九州地域)
市区町村
3) 人 口
1)
2)
面 積 世 帯 数 総 人 口 5 年 間
老年人口の
人口密度
(22.10.1)
(17.10.1)
(17.10.1) 増 減 率
占める割合
(k㎡)
(世帯)
(人)
(%)
(人/k㎡) (17年:%)
北九州市
487.89
413 510
993 525
△ 1.8
2 037
22.2
行橋市
69.83
25 715
70 070
0.5
1 003
20.7
豊前市
111.17
10 037
28 104
△ 3.5
253
28.2
中間市
15.98
17 880
46 560
△ 3.1
2 914
25.4
芦屋町
11.42
5 947
16 247
2.7
1 423
20.7
水巻町
11.03
11 677
30 679
△ 3.0
2 781
21.6
岡垣町
48.51
10 886
31 332
3.0
646
24.7
遠賀町
22.14
6 724
19 279
△ 0.2
871
21.3
苅田町
46.61
13 773
34 387
△ 3.4
740
18.9
みやこ町
151.28
(犀川町)
2 516
7 141
△ 3.9
73
33.5
(勝山町)
2 338
7 205
△ 2.8
212
27.5
(豊津町)
2 997
8 552
△ 4.1
442
24.4
2 630
7 053
△ 1.9
1 242
23.8
(新吉富村)
1 457
4 128
0.5
307
26.0
(大平村)
1 399
4 044
△ 3.5
83
31.8
(椎田町)
4 166
11 737
△ 3.3
227
27.0
(築城町)
3 348
9 100
△ 6.3
135
27.2
537 000 1 329 143
△ 1.7
1 143
22.5
吉富町
5.68
上毛町
62.40
築上町
119.35
計
1 163.29
- 246 -
4) 就 業 者
5) 産 業
6) 財政状況(21年度)
第 1 次
産 業
(%)
第 2 次
産 業
(%)
第 3 次
産 業
(%)
436 842
0.9
24.9
72.2
1 957 233
3 069 052
533 022
0.71
31 592
4.4
33.7
61.2
103 162
113 886
24 259
0.66
12 565
9.1
31.0
58.7
83 961
35 588
12 617
0.52
19 383
0.8
32.6
65.2
25 919
49 415
16 684
0.48
7 603
3.6
24.2
71.9
3 360
8 855
8 508
0.43
13 358
0.8
30.5
68.3
19 241
36 049
8 534
0.56
13 370
4.8
25.0
69.8
7 793
18 710
8 578
0.59
9 011
5.1
27.9
66.2
21 018
27 014
5 923
0.66
15 314
2.6
36.1
59.8
1 153 440
72 485
12 969
1.49
48 036
17 946
11 121
0.42
25 715
4 952
2 839
0.47
12 348
4 210
5 213
0.28
6 305
14 357
9 967
0.36
3 467 530
3 472 519
660 234
総 数
(人)
3 196
14.9
33.0
51.8
3 274
11.1
33.3
54.7
3 813
7.7
34.2
58.0
3 238
4.4
37.4
57.4
2 000
9.8
32.7
57.0
1 855
15.6
31.4
51.9
5 516
9.2
24.4
65.8
4 062
13.0
28.7
58.2
585 992
1.9
26.5
69.9
製造品
出荷額等
商 品
販 売 額
財政規模
財政力
指 数
(21年:百万円)
(19年:百万円)
(歳出:百万円)
(19~21年度)
- 247 -
-
(福岡地域)
市区町村
3) 人 口
1)
2)
面 積 世 帯 数 総 人 口 5 年 間
老年人口の
人口密度
(22.10.1)
(17.10.1)
(17.10.1) 増 減 率
占める割合
(k㎡)
(世帯)
(人)
(%)
(人/k㎡) (17年:%)
福岡市
341.32
649 138 1 401 279
4.5
4 114
15.2
筑紫野市
87.78
35 372
97 571
4.9
1 112
15.8
春日市
14.15
41 293
108 402
3.0
7 661
12.9
大野城市
26.88
35 272
92 748
3.7
3 450
14.6
宗像市
119.66
34 914
94 148
2.3
787
19.4
太宰府市
29.58
25 448
67 087
1.5
2 266
18.4
古賀市
42.11
19 768
55 943
0.8
1 328
16.4
福津市
52.70
19 492
55 677
△ 0.2
1 056
22.0
(甘木市)
13 538
41 674
△ 2.3
249
24.0
(杷木町)
2 617
8 151
△ 5.8
181
27.3
(朝倉町)
2 582
9 560
△ 8.2
277
29.5
(前原市)
22 208
67 275
5.3
644
16.6
(二丈町)
4 177
13 409
△ 1.3
235
24.1
(志摩町)
4 981
17 290
△ 1.6
317
23.3
(宗像市)
(玄海町)
(大島村)
(福間町)
(津屋崎町)
朝倉市
246.73
糸島市
216.15
那珂川町
74.99
16 236
46 972
3.1
626
13.3
宇美町
30.22
12 340
39 136
2.6
1 295
15.3
篠栗町
38.90
10 589
30 985
5.4
797
17.1
志免町
8.70
14 885
40 557
7.3
4 662
16.4
須恵町
16.33
8 534
25 601
2.1
1 568
18.0
新宮町
18.91
8 155
23 447
4.5
1 240
13.8
久山町
37.43
2 448
7 858
2.9
210
21.9
粕屋町
14.12
14 114
37 685
8.3
2 669
13.4
筑前町
67.18
8 742
29 353
1.5
437
21.4
51.93
829
2 749
△ 6.8
53
36.8
1 535.77 1 007 672 2 414 557
3.7
1 572
16.1
(三輪町)
(夜須町)
東峰村
(小石原村)
(宝珠山村)
計
- 248 -
4) 就 業 者
5) 産 業
6) 財政状況(21年度)
第 1 次
産 業
(%)
第 2 次
産 業
(%)
第 3 次
産 業
(%)
648 832
0.8
14.5
81.6
551 660
13 912 548
749 012
0.85
44 276
1.6
18.1
77.8
404 997
349 560
29 472
0.76
50 245
0.3
17.0
80.1
7 407
148 294
28 019
0.76
42 994
0.4
17.8
79.5
41 520
345 176
30 127
0.81
41 611
4.8
19.4
74.1
32 650
118 170
31 550
0.63
29 956
0.6
16.7
80.6
43 697
110 426
20 495
0.72
26 552
2.7
26.5
69.4
198 806
89 824
16 700
0.69
25 003
4.8
20.7
73.6
24 464
57 393
20 733
0.58
248 844
124 137
24 741
0.61
34 786
0.52
総 数
(人)
20 397
12.8
27.0
59.7
4 394
22.2
23.9
53.4
5 250
32.1
21.7
45.9
製造品
出荷額等
商 品
販 売 額
財政規模
財政力
指 数
(21年:百万円)
(19年:百万円)
(歳出:百万円)
(19~21年度)
31 850
7.3
19.1
72.7
18 833
77 197
6 494
13.5
20.0
64.3
9 397
10 248
8 504
18.7
19.1
62.1
7 700
10 304
22 419
1.8
23.2
73.5
7 886
72 630
13 301
0.72
18 445
0.7
27.2
71.1
42 664
61 064
10 108
0.59
14 245
1.1
21.2
77.4
16 364
29 289
9 436
0.53
19 362
0.6
22.1
75.6
21 781
171 060
10 473
0.78
12 293
1.1
28.4
70.1
38 950
51 904
7 451
0.59
10 890
4.0
24.2
70.7
90 053
160 617
8 639
0.90
3 723
4.3
20.2
74.9
24 438
39 612
4 185
0.79
18 422
1.5
21.2
75.1
35 342
212 171
10 943
0.83
14 452
9.6
25.1
63.8
30 055
33 883
13 716
0.51
1 373
18.3
35.9
45.7
2 224
1 467
2 808
0.13
1 121 982
2.1
17.2
78.3
1 391 690
- 249 -
15 817 873 1 076 695
-
(筑後地域)
市区町村
3) 人 口
1)
2)
面 積 世 帯 数 総 人 口 5 年 間
老年人口の
人口密度
(22.10.1)
(17.10.1)
(17.10.1) 増 減 率
占める割合
(k㎡)
(世帯)
(人)
(%)
(人/k㎡) (17年:%)
大牟田市
81.55
50 524
131 090
△ 5.4
1 607
28.0
久留米市
229.84
113 400
306 434
0.5
1 333
19.3
76.88
23 078
74 539
△ 4.0
969
24.1
(旧八女市)
12 251
38 951
△ 1.7
990
23.8
(上陽町)
1 148
3 867
△ 8.4
65
31.2
(黒木町)
3 937
13 615
△ 7.3
100
31.6
(立花町)
3 345
11 662
△ 6.9
135
28.8
(矢部村)
574
1 613
△ 8.4
20
42.2
(星野村)
1 084
3 554
△ 8.4
44
38.4
(久留米市)
(田主丸町)
(北野町)
(城島町)
(三潴町)
柳川市
(柳川市)
(大和町)
(三橋町)
八女市
482.53
筑後市
41.85
15 426
47 844
1.0
1 143
20.9
大川市
33.63
12 164
39 213
△ 5.1
1 167
24.7
小郡市
45.50
18 831
57 481
5.3
1 263
19.8
うきは市
117.55
9 892
32 902
△ 3.4
280
25.5
(瀬高町)
7 208
23 762
△ 4.6
630
26.8
(山川町)
1 605
5 391
△ 5.6
204
28.4
(高田町)
4 282
14 219
△ 5.7
347
29.4
(吉井町)
(浮羽町)
みやま市
105.12
大刀洗町
22.83
4 439
15 400
1.1
675
20.1
大木町
18.43
4 191
14 282
3.0
775
20.6
広川町
37.91
6 527
20 248
2.4
534
21.2
1 293.62
293 906
856 067
△ 1.6
662
22.9
計
- 250 -
4) 就 業 者
5) 産 業
6) 財政状況(21年度)
第 1 次
産 業
(%)
第 2 次
産 業
(%)
第 3 次
産 業
(%)
53 248
2.4
26.7
69.7
223 798
224 782
53 160
0.54
145 248
6.9
20.5
71.5
281 894
913 851
120 764
0.68
34 800
13.1
28.1
57.9
79 883
138 808
28 067
0.48
36 503
0.36
総 数
(人)
製造品
出荷額等
商 品
販 売 額
財政規模
財政力
指 数
(21年:百万円)
(19年:百万円)
(歳出:百万円)
(19~21年度)
18 920
11.4
26.9
60.7
2 106
29.3
20.0
50.3
7 271
32.6
21.9
45.1
4 447
9 351
6 344
36.4
22.9
40.6
8 311
8 448
915
40.8
16.5
42.4
651
654
1 716
33.7
18.6
47.4
852
3 683
22 961
8.5
27.9
62.7
120 641
82 171
15 885
0.67
19 067
7.9
36.1
55.3
43 777
109 768
13 369
0.57
25 972
4.8
17.8
76.9
34 653
53 283
17 126
0.67
16 403
17.6
28.5
53.8
33 544
32 402
14 592
0.40
23 744
43 553
16 621
0.44
71 157
90 846
11 488
16.5
28.9
54.1
2 768
28.2
23.2
48.3
6 882
20.4
25.3
53.6
7 707
15.9
24.3
59.5
20 198
21 652
5 626
0.45
7 277
13.8
27.9
57.9
23 352
18 761
5 222
0.54
9 964
14.3
27.3
56.7
39 853
30 394
6 484
0.59
401 057
9.9
24.4
64.9
925 337
1 669 426
333 419
- 251 -
-
(筑豊地域)
市区町村
3) 人 口
1)
2)
面 積 世 帯 数 総 人 口 5 年 間
老年人口の
人口密度
(22.10.1)
(17.10.1)
(17.10.1) 増 減 率
占める割合
(k㎡)
(世帯)
(人)
(%)
(人/k㎡) (17年:%)
直方市
61.78
21 501
57 497
△ 2.8
931
25.3
飯塚市
214.13
(旧飯塚市)
32 318
79 365
△ 1.6
1 105
21.7
(筑穂町)
3 625
10 815
△ 4.2
145
25.7
(穂波町)
9 785
25 641
△ 3.3
1 016
23.7
(庄内町)
4 168
10 695
△ 3.5
416
22.3
(頴田町)
2 478
6 841
△ 4.2
412
25.4
20 645
51 534
△ 4.6
945
26.1
(山田市)
4 422
11 034
△ 5.6
500
29.4
(稲築町)
7 416
19 160
△ 3.3
1 105
27.0
(碓井町)
2 234
6 013
△ 7.7
712
26.3
(嘉穂町)
3 066
9 722
△ 6.1
111
29.5
(宮田町)
7 738
20 934
△ 1.0
399
28.1
(若宮町)
3 163
9 696
△ 3.8
111
27.5
田川市
54.52
嘉麻市
135.18
宮若市
139.99
小竹町
14.18
3 551
9 253
△ 4.9
653
28.0
鞍手町
35.58
6 646
18 204
△ 5.5
512
24.0
桂川町
20.07
5 262
14 535
△ 1.5
724
23.7
香春町
44.56
4 639
12 369
△ 5.6
278
27.6
添田町
132.10
4 377
11 810
△ 7.4
89
32.3
糸田町
8.04
4 011
10 216
△ 2.4
1 271
26.7
川崎町
36.12
8 001
20 115
△ 0.4
557
25.7
大任町
14.24
2 133
5 741
△ 3.4
403
27.0
赤村
32.03
1 188
3 408
△ 6.3
106
28.5
福智町
42.04
(金田町)
2 900
8 011
△ 4.0
1 074
22.1
(赤池町)
3 446
9 592
△ 4.4
592
26.2
(方城町)
2 620
7 940
△ 0.8
432
27.2
171 333
450 141
△ 3.3
457
25.4
4 977.24 2 009 911 5 049 908
0.7
1 015
19.8
計
県合計
1)
984.56
資料:国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(平成22年)
注:境界未定の市町村については、総務省統計局の推定面積による。
2) 3) 4) 資料:総務省統計局「平成17年国勢調査報告」
5)
注:四捨五入の関係により、計が一致しない場合もある。
注:「X」は、1または2の事業所に関する数値で、これをそのまま掲げると個々の申告者の秘密
が漏れるため秘匿した箇所であり、3以上の事業所に関する数値であっても、1又は2の事業
所の数値が前後の関係から判明する箇所も秘匿とした。
- 252 -
4) 就 業 者
総 数
(人)
5) 産 業
第 1 次
産 業
(%)
第 2 次
産 業
(%)
第 3 次
産 業
(%)
2.5
28.8
67.4
25 194
34 829
1.8
22.5
75.2
4 808
7.0
23.8
68.9
11 395
3.1
25.1
71.2
4 523
4.5
23.7
71.5
2 934
4.5
32.7
62.3
20 702
1.7
26.2
71.1
4 422
2.2
27.0
70.0
7 605
2.9
29.3
67.2
2 472
6.1
30.4
62.6
4 431
14.2
23.0
61.9
6) 財政状況(21年度)
製造品
出荷額等
商 品
販 売 額
財政規模
財政力
指 数
(21年:百万円)
(19年:百万円)
(歳出:百万円)
(19~21年度)
133 834
143 833
24 358
0.59
138 479
279 625
56 773
0.53
58 173
84 625
25 939
0.40
44 853
26 740
24 472
0.27
878 252
45 003
17 242
0.66
8 651
3.3
33.5
63.0
4 698
14.6
25.1
60.3
3 769
3.1
29.1
66.9
19 631
5 471
4 631
0.33
8 016
4.6
35.7
59.5
66 928
14 749
6 505
0.48
6 307
3.2
27.1
68.9
12 750
10 689
5 231
0.39
4 850
4.3
27.5
68.1
8 497
9 157
5 397
0.36
4 711
7.2
22.8
69.8
378
5 066
7 044
0.22
3 834
2.0
30.4
67.1
798
2 030
4 560
0.25
6 894
2.9
30.6
66.3
5 445
24 156
9 283
0.28
2 068
4.1
30.6
65.1
X
3 666
4 960
0.22
1 455
14.3
25.2
60.5
X
1 374
2 406
0.16
19 475
28 312
16 498
0.28
684 495
215 299
2 823
2.0
32.6
65.4
3 701
4.3
31.0
64.6
3 031
3.5
32.3
63.8
188 123
3.6
27.2
68.5
1 389 512
2 297 154
3.5
21.6
73.0
7 174 070
21 644 313 2 285 647
福岡県調査統計課「平成19年商業統計調査結果速報」
6)
資料:総務省「平成21年度市町村別決算状況調」
注:四捨五入の関係により、計が一致しない場合もある。
注:市区町村は平成22年3月31日現在。旧市町村名を( )に記入。
- 253 -
-
0.55
6
福岡県主要計画一覧
部 名
計 画 名
総務部 福岡県行政改革大綱
[平成19年7月策定]
[~平成23年度]
概 要
担 当 課
分権時代に対応した新しい県庁づくりに取り組むための行政 総務部
改革の必要性及び具体的な改革事項とスケジュールを示し 行政経営企画課
ています。
福岡県地域防災計画
[昭和38年9月策定]
[平成22年10月一部改定]
地震や風水害等の災害に対し、県、市町村、指定地方行政 総務部
機関、指定地方公共機関(電気、ガス、鉄道、放送等の公共 消防防災課
的機関)等が実施する防災業務を総合的な大綱として定め
たもので、県民生活の安全の確保を図ります。
福岡県国民保護計画
[平成18年1月策定]
[ 平成22年9月一部変更]
武力攻撃事態等において、県民の協力を得つつ、国、市町 総務部
村並びに指定公共機関及び指定地方公共機関と連携協力 消防防災課
し、自ら国民保護措置を的確かつ迅速に実施し、その区域
において関係機関が実施する国民保護措置を総合的に推
進します。
企画・地 福岡県土地政策指針
域振興部 [平成9年3月策定]
県土利用について、中期的に県独自の政策を明らかにし、土 企画・地域振興部
地行政における総合性の確保、土地利用計画の整備・充実、 総合政策課
土地の有効利用等を図り、県土の適正利用を目指します。
福岡県国土利用計画
(第4次)
[平成21年3月策定]
[目標年次平成29年度]
国土利用計画法に基づき定められた県土の利用に関する基 企画・地域振興部
本的かつ総合的な長期計画です。現行計画では、本県の継 総合政策課
続的な経済的・文化的発展と豊かな県民生活の実現に資す
ることを県土利用の基本方向としています。
福岡県離島振興計画
[平成15年策定]
[~平成24年度]
離島地域において、航路、産業基盤、生活基盤、観光施設 企画・地域振興部
等の整備を進めることで、本土との格差是正及び生活水準 広域地域振興課
の向上を図り、各島の特性を十分いかした魅力ある島づくり
を推進します。
福岡県過疎地域自立促進方針
福岡県過疎地域自立促進計画
※平成22年策定
[~平成27年度]
過疎地域を新たな定住の場として捉え、生活環境など必要 企画・地域振興部
な整備を推進し、豊かな自然環境を活用したゆとりある定住 広域地域振興課
空間を形成することで、活力と魅力ある地域社会を創出しま
す。
甘木朝倉地域振興計画
[平成12年3月策定]
[概ね10年間]
福岡都市圏及び筑後川水系の重要な水源地域として、総合 企画・地域振興部
的な地域ビジョン、果たすべき役割や施策体系を示し、「豊 広域地域振興課
かな自然に恵まれたなかで、都市サービスとゆとりある居住
環境を併せて享受できる自立的な圏域」の実現を目指しま
す。
筑後ネットワーク田園都市圏構 筑後地域の市町が相互に連携・補完して機能を高めるため 企画・地域振興部
想
ネットワークを構築し、21世紀型の筑後ネットワーク田園都 広域地域振興課
[平成15年3月策定]
市圏を目指します。
京築連帯アメニティ都市圏構想 京築地域内の市町が「連帯」して、地域が持つ力を伸ばし、 企画・地域振興部
[平成19年2月策定]
圏域内に蓄積していくことで、大都市圏では成しえないゆとり 広域地域振興課
ある居住、活発な生産活動などを促す「アメニティ」を兼備し
た個性的な都市圏としての発展を目指します。
- 254 -
新社会 ボランティア活動推進のための 県民が生き生きとした心豊かでゆとりある生活を実現するた
め、本県におけるボランティア活動推進に当たっての基本的
推進部 基本指針
[平成12年3月策定]
新社会推進部
社会活動推進課
な考え方や県の総合的、体系的支援施策を示しています。
ボランティア団体・NPOと行政、 本県における協働の考え方や推進方策を示すとともに、市
企業との協働に関する基本指 町村、企業との連携を含め、全県的に協働を推進するため
針
の環境づくりを示しています。
[平成15年3月策定]
新社会推進部
社会活動推進課
第2次福岡県生涯学習推進構 本県が目指すべき生涯学習振興のあり方を明らかにし、生
涯学習に係る施策を総合的・体系的に推進します。
想
[平成14年4月策定]
新社会推進部
社会活動推進課
生涯学習室
第3次福岡県青少年健全育成 青少年を取り巻く環境の変化に的確に対応した青少年の健 新社会推進部
青少年課
総合計画
全育成を推進するための活動方針を示しています。
(福岡県青少年プラン)
[平成20年3月策定]
[平成20年度~平成24年度]
福岡県文化振興プラン
[平成17年3月策定]
[平成17年度~平成26年度]
長期的視点に立った本県文化振興の目標を定め、本県文
化行政の施策の方向性を示しています。
新社会推進部
県民文化スポーツ
課
第3次福岡県男女共同参画計 男女共同参画の推進に関し、総合的、計画的に講ずべき施 新社会推進部
画
策を5つの目標に分けて記述するとともに、その推進体制を 男女共同参画推進
課
[平成23年2月策定]
併せて示しています。
[~平成27年度]
第2次配偶者からの暴力の防 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する基本 新社会推進部
男女共同参画推進
止及び被害者の保護に関する 方針及び施策の実施内容を定めた計画です。
課
基本計画
[平成23年1月策定]
[~平成27年度]
福岡県交通安全計画
[平成23年度策定]
[~平成27年]
保健医療 福岡県がん対策推進計画
介護部 [平成20年3月策定]
[平成20年度~平成24年度]
交通事故のない「安全・安心ふくおかを」目指して、本計画 新社会推進部
に基づき、県及び関係機関・団体と県民が一体となって、各 生活安全課
種交通安全対策を強力に推進します。
がん患者を含めた県民の視点に立ち、総合的かつ計画的な 保健医療介護部
がん対策を推進することにより、「がんを知り、がんと向き合 健康増進課
い、がんに負けることのない社会の実現」をめざします。
「いきいき健康ふくおか21」
福岡県健康増進計画
[平成20年3月策定]
[平成20年度~24年度]
健康で自立して暮らすことができる期間、いわゆる「健康寿 保健医療介護部
命」をのばすことを目指して、重点施策として、生活習慣病有 健康増進課
病者・予備群の減少を目標としています。
県民の皆さんの自主的な健康づくりの取り組みを関係団体
とともに支援します。
福岡県保健医療計画
[平成20年3月策定]
[平成20年度~平成24年度]
保健医療ニーズに、より的確に対応し、健康増進から疾病の 保健医療介護部
予防、診断・治療及びリハビリテーションに至るまでの包括 医療指導課
的、継続的、合理的な保健医療提供体制のより一層の充実
を図ります。
福岡県医療費適正化計画
(第1期)
[平成20年4月策定]
[平成20年度~平成24年度]
超高齢社会の到来に対応しながら、県民の健康増進と生活 保健医療介護部
の質を確保・向上する形で医療の効率的な提供に取り組む 医療保険課
ことにより、県民の医療費の負担が将来的に過大なものとな
らず、誰もが安心して医療サービスを受けられるよう、医療費
の伸びの適正化を目指します。
- 255 -
保健医療 福岡県高齢化社会長期ビジョン 2020年代に向けて、望ましい高齢社会のビジョンを描き、高 保健医療介護部
高齢者支援課
齢化施策の指針を示しています。
介護部 [平成6年3月策定]
[~平成32年]
福岡県地域ケア体制整備構想 療養病床の再編成を踏まえ、介護サービスや見守りサービ 保健医療介護部
ス、在宅医療サービスの提供、高齢者の住まいの整備など、 高齢者支援課
[平成20年3月策定]
地域における高齢者ケア体制の確立のため、県及び市町
村、医療機関、介護事業者、県民が連携・協力して取り組む
べき方向を示しています。
福岡県高齢者保健福祉計画
(第5次)
[平成21年3月策定]
[~平成23年度]
福祉 福岡県地域福祉支援計画
労働部 [平17年2月策定]
福岡県次世代育成支援行動計
画(出会い・子育て応援プラン)
[平成22年3月策定]
[~平成26年度]
すべての高齢者が健やかで心豊かな生活を送ることができ 保健医療介護部
る活力ある高齢社会の実現に向けて、高齢者の雇用・就業 高齢者支援課
機会の確保、社会参加の促進、健康づくりと介護予防、ひと
り暮らし高齢者等の見守り対策、適切な介護・医療サービス
の確保等を進めます。
障害の有無や年齢に関わらず、県民一人ひとりが安心して、 福祉労働部
その人らしい自立した生活を送れるような、地域社会づくりの 福祉総務課
推進を図ります。
少子化の現状や子どもを取り巻く環境の変化を踏まえ、少子 福祉労働部
化の流れを変えることを目指しつつ、子どもを安心して生み 子育て支援課
育てることができ、かつ、子どもが健やかに育つ社会の形成
を図ります。
福祉労働部
新福岡県障害者福祉長期計画 「障害のある人もない人も誰もが相互に人格と個性を尊重
[平成16年3月策定]
し、支え合う共生社会の実現」を目指し、総合的な障害者施 障害者福祉課
[~平成25年度]
策の推進を図ります。
福岡県障害者福祉計画
[平成21年5月策定]
[~平成23年度]
障害のある人が地域の中で安心して活動し、自らの能力を 福祉労働部
最大限活かして自立した日常生活を送ることができるよう、地 障害者福祉課
域において適切なサービスを提供できる体制の整備を推進
します。
福岡県ホームレス自立支援実
施計画
[平成21年3月策定]
[~平成25年度]
自立の意思があるホームレスの自立を支援するため、仕事、 福祉労働部
住宅、保健医療、その他の福祉施策等に関して、市町村・関 保護・援護課
係機関・民間団体等との役割分担及び連携のもと、本県に
おけるホームレス問題の実情に応じた各種施策の方向を示
しています。
福岡県職業能力開発計画
[平成23年策定予定]
[~平成27年度]
職業訓練、技能検定、その他職業能力の開発及び向上の
促進に関する基本的な方針を定めています。
福岡県人権教育・啓発基本指
針
[平成15年6月策定]
本県の実情に即した人権教育・啓発に関する施策を推進す 福祉労働部
人権・同和対策局
るために策定したものです。
この指針により、同和問題をはじめとする様々な人権問題の 調整課
解決と、人権が尊重される社会の実現を目指し、人権教育・
啓発に関する施策を総合的効果的に推進します。
- 256 -
福祉労働部
労働局
職業能力開発課
環境部 福岡県環境総合基本計画
[平成15年3月策定]
[~平成24年度]
地球環境の望ましいあり方、循環型社会の形成や環境問題 環境部
環境政策課
への取組など環境保全対策の基本方向を明らかにし、県
民・事業者の協力を得ながら、望ましい環境の実現を図るた
めの総合的な計画です。
福岡県第6期分別収集促進計
画
[平成22年10月策定]
[~平成27年度]
市町村が容器包装リサイクル法に基づき、取り組む分別収 環境部
集の品目と収集見込み量を取りまとめるとともに、県民に対 循環型社会推進課
する普及啓発や市町村に対する技術援助・助言などを通じ、
本県における容器包装廃棄物の分別収集を促進します。
福岡県廃棄物処理計画
[平成14年4月策定]
[~平成22年度]
(平成19年4月改訂)
廃棄物の処理の現状や課題を明らかにした上で、廃棄物の 環境部
排出抑制、適正な循環的利用及び適正処理に関する諸課 廃棄物対策課
題への対応を行い、循環型社会の形成につなげていこうと
するものです。
福岡県ポリ塩化ビフェニル廃棄 県内のポリ塩化ビフェニル廃棄物の確実かつ適正な処理を 環境部
廃棄物対策課
物処理計画
行うための体制等、処理の基本的方針を定めています。
[平成17年12月策定]
商工部 福岡県新観光ビジョン
[平成9年3月策定]
[~平成22年]
科学技術立県ふくおか創造指
針
[平成11年3月策定]
[~平成22年]
行政と民間が一体となって「福岡県の魅力づくり」を推進する 商工部
ため、21世紀を見据えた観光振興の基本構想を示していま 国際経済観光課
す。
本県の科学技術資源や産業活動の現状などを踏まえて、地 商工部
域特性を活かした独自の科学技術振興の取組を総合的、効 新産業・技術振興課
果的に推進するための指針を示しています。
農村地域工業等導入基本計画 農村地域への工業の導入を促進し、農業と工業の均衡ある 商工部
企業立地課
[平成9年8月策定]
発展を図るための基本的な計画を定めています。
農林 福岡県農業・農村振興基本計 福岡県農業・農村振興条例に基づき農業農村の将来像や
施策の展開方向を明示しています。
水産部 画
農林水産部
農林水産政策課
[平成18年6月策定]
[~平成22年]
福岡県森林・林業基本計画
[平成15年3月策定]
[~平成24年度]
県民の理解と協力のもとに森林づくりを進めるための施策の 農林水産部
農林水産政策課
展開方向を示しています。
福岡県水産振興基本計画
[平成15年2月策定]
[~平成24年]
本県水産業の向かうべき方向を示し、そのための展開方向
を示しています。
農林水産部
水産局
漁業管理課
県の総合交通体系整備のビジョンとして、行政の交通体系
整備のみならず、県民が今後の交通政策のあり方を考える
際の指針としての役割を果たすことを目的としています。
県土整備部
企画交通課
県土 ふくおか新世紀交通ビジョン
整備部 [平成10年3月策定]
[~平成22年]
福岡県水資源総合利用計画
(ウォータープラン)
[平成8年6月策定]
[~平成22年]
ダム建設を基本とする多様な水資源開発を図るとともに、限 県土整備部
られた水資源を有効に利用する節水型社会の形成により、 水資源対策課
水資源の安定的確保と豊かな水環境の創出を目指します。
福岡県水道整備基本構想
[平成2年10月策定]
[~平成20年度]
水道の計画的な整備を図り、水需給の均衡、水道水質の安 県土整備部
全確保、水道の未普及地域の解消、その他地域の水道の諸 水資源対策課水道
問題の解決に資するとともに、広域的な水道の整備計画の 整備室
基本的な考え方を明らかにするものです。
- 257 -
建築 福岡県都市計画基本方針
都市部 [平成15年2月策定]
福岡県全域を対象として、今後の都市の将来像を明確に
し、都市づくりの目標・方針を定めています。
建築都市部
都市計画課
福岡県耐震改修促進計画
[平成18年度策定]
[ ~平成27年度]
建築都市部
平成18年1月の「建築物の耐震改修の促進に関する法律
(耐震改修促進法)」の改正を受けて、地震による建築物倒 建築指導課
壊などの被害から県民の生命、身体及び財産を保護するた
め、既存建築物の耐震診断や耐震改修を総合的かつ計画
的に促進することを目的としています。
福岡県汚水処理構想
[平成21年3月策定]
[~平成37年]
県民の生活環境の改善と公共用水域の水質保全を図るた 建築都市部
め、計画的かつ効果的な汚水処理施設整備を進めていくう 下水道課
えで、全県域の将来像をまとめたものです。
福岡県住生活基本計画
[平成18年度策定]
[~平成27年度]
人口・世帯数減少社会、本格的な少子高齢社会到来などの 建築都市部
社会構造の変化により、今後、ますます多様化する県民のラ 住宅計画課
イフスタイルや居住ニーズへ的確に対応するため総合的な
住宅施策の展開を図ります。
教育庁 福岡県子ども読書推進計画
[平成16年2月策定]
[平成22年3月改訂]
本県における子どもの読書活動推進の基本方針や方向性を 教育庁
社会教育課
示し、県内の子どもの読書活動の普及・推進を図ります。
福岡県スポーツ振興基本計画 長期的・総合的な視点から、県民の生涯を通じたいきいきと 教育庁
[平成15年10月策定]
したスポーツライフを支援するための基本的方向性を示すと 体育スポーツ健康
[平成16年度~平成25年度] ともに、新たなスポーツ環境の構築を目指した諸施策の推進 課
に努めます。
- 258 -
7
県民対象の各種イベント(平成23年度)
イベント名
月 日
場 所
主な催し物
参加人数(人)
福岡県警察音楽隊による演奏、安全・安心まち
づくり広報啓発
500
安全・安心コンサートin北九州 毎月・中旬
リバーウォーク 福岡県警察音楽隊による演奏、安全・安心まち
北九州
づくり広報啓発
500
ハビタットひろば
アクロス福岡
国連ハビタット福岡本部の職員による活動紹介
や参加者とのディスカッション
100
黄檗―OBAKU 京都宇治・萬福寺の 3月15日~5月22
近世に中国から長崎に入り独特の展開を見せた
九州国立博物館
名宝と禅の新風
日
禅の一派、黄檗の文化を紹介
55,539
安全・安心コンサートin福岡
毎月・下旬
偶数月の1日
福岡市
新生活産業就職支援講座 等
4月~3月
県内各地
サービス接待研修、合同会社説明会 等
福岡県30代チャレンジ応援セン
ター研修等
4月~3月
県内各地
基礎研修、専門研修、合同会社説明会、デジタ
ルコンテンツクリエーター育成講座等
福岡県若者しごとサポートセン
ターセミナー等
4月~3月
県内各地
就職活動セミナー、合同会社説明会等
県内各地
就職支援セミナー、マンション管理員講座、テ
レコミュニケーター講座、フォークリフト運転
技能講座、ホームヘルパー2級講座、合同会社
面談会
2,000
中国古典を基礎として、フランスのデカダン、
日本の耽美派に惹かれ、トーマス・マン、カフ
4月8日~12月23
福岡女子大学 自由企画講座「中
福岡女子大学 多 カを視野に納め、パスカルに魅せられた中島敦
日の第2・第4金
の想像力に留意しつつ、習作類、未完の「北方
島敦の全小説を読む」
目的ホール
曜日
行」を含む彼の全小説を読む講座を開催。全15
回。
25
5月~2月の毎月
福岡女子大学 附
福岡女子大学 土曜公開講座「外
5月から2月までの月1回第二土曜日に、異文
第2土曜日開催
属図書館1階 視
国人が見る日本の文化―国際化と
化理解についての公開講座を実施。全10回。
※1月のみ1月21
聴覚室
異文化理解―」
日開催
80
5月~3月
筑後地域の12市 小学4年生~6年生を対象とした体験学習プロ
町
グラムを実施
812
スポーツフェスタ・ふくおか
「県スポーツ・レクリエーション 5月~3月
祭」
20種目(グラウンドゴルフ、ゲートボール、
サッカー、ソフトバレー、ラージボール卓球、
ターゲットバードゴルフ、綱引き、テニス、ソ
市町村施設等実
フトテニス、バウンドテニス、バドミントン、
施種目団体の定
ボウリング、マスターズ陸上、インディアカ、
める施設
オリエンテーリング、ペタンク、フォークダン
ス、エアロビクス、トランポリン、ファミリー
バドミントン)
10,000
11,000
1,200
福岡県中高年就職支援センター就
4月~3月
職支援セミナー等
ちくご子どもキャンパス
スポーツフェスタ・ふくおか
「第54回福岡県民体育大会」
公開競技
5月~3月
県内の各会場
公開競技
(登山、クレー射撃、軟式野球、ライフル射
撃、フェンシング、ラグビーフットボール、ボ
ウリング、サッカー、なぎなた、馬術、セーリ
ング、自転車、アーチェリー、スケート、アイ
スホッケー、柔剣道、ウエイトリフティング、
体操、ボート、テニス、レスリング、ハンド
ボール、ゴルフ、ゲートボール)
児童福祉週間啓発活動
5月5日
福岡市動物園
児童福祉に係るキャンペーン(啓発用チラシ等
の配付)
第49回福岡県身体障害者体育大会 5月8日
博多の森陸上競
身体障害者が参加するスポーツ大会
技場
陸上、卓球、STT(盲人卓球)、アーチェ
クローバープラ
リー、フライングディスク
ザ
- 259 -
800
4,500
47,500
1,100
イベント名
月 日
場 所
主な催し物
参加人数(人)
第24回グリーンフェスティバル
5月8日
バスハイク、木工品づくり、丸太切り競争、
チェーンソーアートショー、苗木配布、キャラ
久留米市
福岡県緑化セン クターショー、音楽祭、ビンゴゲーム、スケッ
チ大会、農産物等の販売、モデル庭園展示など
ター
を実施
子どもの交通安全大会
5月14日
スペースワール 学童交通安全実践優秀校の表彰、実践発表、ア
ド
トラクション、交通安全教室
看護の日のつどい
5月14日
自動車税納期内納付促進キャン
ペーン
5月24日
第62回福岡県植樹祭
5月28日
芦屋町総合運動
記念式典(緑化功労者等表彰)、記念植樹、ボ
公園総合体育館
ランティア植樹
ほか
381
土砂災害防止月間
6月1日~30日
県内各地
土砂災害防止広報キャンペーン(チラシ・ポス
ター等の配付)、土砂災害防止に関する絵画・
作文コンクール(県内の小・中学生を対象)
100
環境月間該当啓発活動及び不法投
6月2日
棄撲滅キャンペーン
JR博多駅前広場
環境に関する展示、啓発物品の配布、県警音楽
隊による演奏等
1,000
6月10日
福岡女子大学 春季公開講座「脳
6月17日
と加齢― 認知症を考える―」
6月24日
福岡女子大学
大学会館
脳と加齢、認知症、介護についての講座を開
催。全6回
福岡女子大学 学校見学会
6月11日
福岡女子大学
学部・学科の説明、入学試験の説明、キャンパ
スツアー、個別相談ほか
150
農山村交流事業育成
東峰村竹地区棚田
火まつり
6月11日
田植後の棚田に約1,000本の手作りトーチを燈
東峰村竹地区棚
し、棚田と夜景(星空とホタル)を鑑賞。農林
田交流館
産物や加工品などの展示・販売。
350
第32回少年非行防止大会
6月18日
福岡市
都久志会館
全国少年警察ボランティア協会表彰、少年補導等功
労者表彰、善行少年及び善行団体表彰、島田洋
七氏による基調講演
600
よみがえる国宝 - 守り伝える日
本の美
6月28日~8月28
文化財の修復、保存、構造などをテーマとした
九州国立博物館
日
文化財を紹介
40,000
福岡市
ナースプラザ福
岡
JR博多駅、J
R小倉駅、西鉄
福岡駅、他県内
各地
看護職員知事表彰、記念講演、ふれあい看護体
験発表、看護の進路相談、健康相談、AED体
験
街頭啓発、ポケットティッシュ配付
ウォータースポーツ親子体験教室 7月~8月
遠賀川下流域
カヌーやサーフィンの親子体験教室を実施
岡垣町波津海岸
第2回遠賀川スケッチコンクール 7月~10月14日
嘉飯地域の遠賀 小中学校の児童・生徒を対象とした嘉飯地域の
川水系
遠賀川を題材とする絵画コンクール
14,000
800
500
-
60
80
500
第2回遠賀川水系景観写真コンテ
7月~10月14日 遠賀川水系
スト
遠賀川水系を題材とする写真コンテスト
企業向け省エネ講座
7月~12月
県内各地
中小企業のための初心者向け省エネ基本講座・
技術講座、専門家による省エネ相談会
1,200
労働講座
7月~3月
県内各地
労働教育講座(労働法や労働問題等)、労働経
営セミナー(社会・経済問題等)
500
同和問題啓発強調月間
7月1日
天神、博多駅
街頭啓発
第8回「ふくおか水害フォーラ
ム」
7月3日
近年の水害の状況や傾向についての理解を深め
福岡市役所本庁 るとともに、対策を実施するうえでの課題等を
舎15階講堂
共有し、日頃からの水害対策に役立てていただ
くことを目的としたフォーラム
- 260 -
100
-
200
イベント名
月 日
場 所
主な催し物
参加人数(人)
北九州空港
九州国立博物館
京築神楽の公演、京築地域のPR、京築地域の特
北九州空港
産品販売(特産品販売は北九州空港のみ)
豊前市
京築神楽伝統文
化会館
500
550
500
200
経済産業大臣指定伝統的工芸品である「小石原
焼」の作品展示
1,000
京築神楽公演
7月9日
8月20日
2月4日
7月~,月1回
程度
小石原焼窯元展
7月14日~17日 アクロス福岡
同和問題啓発強調月間
7月18日
春日市
クローバープラ 講演会
ザ
1,000
遠賀川上流及び下流域の小学生を対象に、遠賀
おんが・なかま子どもふれあい講
7月23日~24日 遠賀・中間地域 川の歴史、役割、環境問題について学ぶサマー
座
スクールを開催
50
450
第45回福岡県献血運動推進大会
7月27日
みやま市
まいピア高田
式典(厚生労働大臣表彰状等の伝達、知事感謝
状等の贈呈)、アトラクション(能楽、合唱)
夏休み親子リサイクル探検隊
7月29日
8月4日
県内
リサイクル施設の見学等
福岡女子大学 オープンキャンパ
7月31日
ス
福岡女子大学
学部・学科の説明、入学試験の説明、キャンパ
ス・研究室見学、個別相談ほか
800
第3回ふくおか水辺の安全講座
8月(予定)
県内各地
小中学生を対象とし川における危機管理習得の
ための室内学習及び、体験学習を実施するもの
100
8月3日
福岡市
吉塚合同庁舎5
提案事業の制度の紹介、県の施策に関する説
F
明、企画案作成の参考となるセミナー、協働事
NPO・ボラン
例の発表
ティアセンター
会議室
50
県政概要説明会
2011九州歯科大学オープンキャン
8月5日
パス
福祉の職場合同就職面談会
九州歯科大学
150
春日市
8月5日
福祉施設等と求職者との就職面談会、福祉関係
クローバープラ
2月3日(予定)
資格相談コーナー等
ザ 大ホール他
2,500
学部紹介、学科説明、模擬授業、小論文解説、
キャンパスツアー、個別相談、高校の先生限定
受験指導セミナー、大学からのメッセージなど
1,000
福岡県立大学オープンキャンパス 8月6日
ふくおか農林漁業新規就業セミ
ナー・相談会
8月7日
1月上旬
食中毒予防シンポジウム
8月10日
北九州市民暴力追放総決起大会
8月18日
福岡県立大学
福岡市
福岡県内で農林漁業を始めたい人や農林漁業で
エルガーラホー
働きたい人向けのセミナーや個別相談
ル
久留米市
石橋文化セン
基調講演、パネルディスカッション等
ター
共同ホール
8月21日
スポーツフェスタ・ふくおか
「第54回福岡県民体育大会」夏季 8月21日
大会
各回100
300
北九州メディア 福岡県警察音楽隊による安全・安心コンサー
ドーム
ト、暴力団追放決意表明、暴力団追放パレード
2,000
県内の高校生を対象として、新学生寮「なでし
こ」を利用して2泊3日の英語合宿を行う。女
子大教員による英語コミュニケーション授業
や、外国人留学生との交流等を実施。
18
福岡市
県知事杯争奪戦、異年齢交流対戦、ふれあい囲
パピオン24ガス
碁、プロ棋士による多面打ち
ホール
300
福岡女子大学
8月19日~21日 福岡女子大学
「高校生のためのENGLISH CAMP」
福岡県青少年囲碁大会
大学概要説明、施設見学、模擬講義、診療体
験、模擬実習、質問コーナー
80
福岡市
水泳競技(公開競技)、自由形、平泳ぎ、バタ
県立総合プール フライ、背泳ぎ、リレー
- 261 -
3,000
イベント名
月 日
場 所
主な催し物
参加人数(人)
8月28日
福岡女子大学
学部・学科の説明、入学試験の説明、キャンパ
スツアー、個別相談ほか
150
青少年アンビシャス運動合同検討
8月28日
会議特別講演
アクロス福岡
小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネー
ジャー川口淳一郎教授による特別講演会
500
筑後スローフードフェスタ
県民の方に、筑後の各市町を訪れてもらい、農
筑後地域の12市
業や漁業など筑後の食に関わる人々とふれあう
町
イベントを実施
188,000
各25
福岡女子大学 学校見学会
9月~1月
NPO会計セミナー、協働力向上
9月~2月
セミナー
県内各地
NPO・ボランティアの活動基盤強化のための
セミナー(会計、決算、税務、企画・提案力、
広報力など)
自殺予防週間街頭啓発
9月1日
JR博多駅
街頭啓発グッズの配布
福岡県防災講演会
9月2日
県庁講堂
防災に関する講演会及びパネルディスカッショ
ン
2011救急の日のつどい
9月4日
大川市文化セン
救急医療関係功労者知事表彰、講演
ター
第35回福岡県伝統的工芸品展
9月7日~11日
アクロス福岡
県内における経済産業大臣指定伝統的工芸品7
品目の作品展
4,000
第31回ときめきスポーツ大会
9月10日
久留米市
知的障害者が参加するスポーツ大会
市総合スポーツ
陸上、卓球、ボーリング、フライングディスク
センター 他
2,500
2011下水道展
9月11日
県内各浄化セン
ター
各浄化センターの施設案内、下水道関連ビデオ
(多々良川、遠 上映、親子向けイベント等
賀川中流)
3,000
筑豊フェア2011
9月17日
天神中央公園
筑豊産農産物、農産物加工品、特産品の販売、
筑豊地域のPR
10,000
スポーツフェスタ・ふくおか
「第54回福岡県民体育大会」秋季 9月17日~18日 福岡地区
大会
12競技
(陸上競技、バスケットボール、バレーボー
ル、ソフトテニス、卓球、バドミントン、柔
道、剣道、弓道、相撲、ソフトボール、空手
道)
16,000
路線バス利用促進福岡県内一斉
キャンペーン
9月17日~25日 県内各地
県及び県内全市町村で構成する「福岡県生活交
通確保対策会議」において、路線バスの利用促
進を呼びかける啓発チラシの配布行動を県内各
地で実施する。なお、期間中、「バスの日」で
ある9月20日(火)を一斉行動日と設定し、特
に集中的な取り組みを行う。
200以上
(配布従事者)
農山村交流事業育成
川崎町あたか地区棚田
彼岸花まつり(仮称)
9月25日
川崎町安宅交流 棚田彼岸花ウォーキング。村祭りでの農林産物
センター
や加工品などの展示・販売。
500
福岡県立大学公開講座Ⅲ
9月27日
10月4日
10月11日
10月18日
福岡県立大学
草原の王朝 契丹 - 美しき3人
のプリンセス(仮称)
9月27日~11月
唐滅亡後の東アジアに輝いた契丹国の精華を紹
九州国立博物館
27日
介
60,000
コンテンツ関連産業就職フェア
9月29日
福岡市
主な県内コンテンツ関連企業が一堂に会する合
福岡県Rubyコンテンツ
同就職説明会
産業振興センター
300
平成23年度福岡県住生活月間イベ
10月
ント
福岡市
テーマ:「地域の課題解決に向けて」
本学教員による講演
展示イベント、講演会等の実施
- 262 -
1,500
300
500
30
5,000
イベント名
月 日
場 所
主な催し物
参加人数(人)
世界ハビタットデー2011
10月
アクロス福岡
国際シンポジウム、アジア太平洋地域の児童・
生徒の絵画展示等
200
SOHOフェア2011
10月(予定)
福岡市
基調講演、ワークショップ等
200
「ふくおか・みんなで家族月間」
10月(予定)
キャンペーン 街頭啓発
福岡・筑豊・北
市町村、企業、店舗、県営施設等における催し
九州・筑後各地
などの紹介冊子等の配布
区
4,000
福岡フラワーフェア
10月下旬
福岡市内
県産花きの展示、県産花き品評会
フラワーデザインコンテスト、フラワーアレン
ジメント教室
20,000
ふくおか県民文化祭
10月~12月
県内各地
テーマ「文化を紡ぐ 未来を創る」
オープニングイベント、子ども文化事業、特色
ある県民文化創造事業、分野別事業、地域別事
業
211,000
地区別教育力向上福岡県民フォー
10月~2月
ラム
県内5カ所
教育力向上福岡県民運動に係る講演、実践発表
等
各300~1,000
平成23年度
安全・安心まちづくり県民の集い 10月1日
ふくおか
春日市
防犯功労者表彰、基調講演、地域防犯活動団体
クローバープラ
の発表ブース、ポスター展示
ザ
1,000
大学連携事業博
テーマ:「みんなで考える若者のひきこもり支
多サテライト
援」
(はかた近代ビ
3回にわたりミニフォーラムを開催
ル9階)
30
福岡女子大学 附
属図書館1階 視 食健康の講座を開催(全6回)
聴覚室
60
福岡県立大学公開講座Ⅰ
10月4日
10月20日
11月1日
10月5日
福岡女子大学 秋季公開講座「食
10月12日
べる・生きる・楽しむ」
10月19日
京築フェスタ
10月8日
11月19日
2月19日
2011動物愛護フェスティバルふく
10月9日
おか
ウッドフェスタ2011福岡
天神中央公園
リバーウォーク 京築産農林水産物、農林水産物加工品の販売、
北九州
京築地域のPR(京築神楽公演等)
未定
2,000
1,000
1,000
ペットスケッチコンクール表彰式、動物愛護推
進員活動紹介、動物クイズコーナー 等
2,000
木材とのふれあいを通じて広く県民に木材の良
さの普及啓発を行うために、木工教室、木育広
場、木製品の展示、樹木観察会などを実施
10,000
福岡市
県下警察署白バイ乗務員の安全運転競技、交通
福岡県警察自動 安全ふれあい広場の開設、福岡県警察音楽隊の
車運転訓練場
演奏 ほか
2,100
だざいふ遊園地
10月9日~10日 福岡市植物園
第38回福岡県警察
白バイ安全運転競技大会・交通安 10月15日
全ふれあい広場
骨髄バンク推進キャンペーン
イオン福岡伊都 骨髄パネル展示
10月15日~16日 ショッピングセ 骨髄バンクドナー登録会
ンター
ほか 各種イベント開催
社会福祉大会
10月21日
春日市
クローバープラ 講演、知事表彰、県社会福祉協議会会長表彰
ザ 大ホール他
1,100
大学等合同会社面談会
10月21日
福岡市
24年3月卒業予定の大学生等(3年以内の既卒
九電記念体育館 者を含む)と県内企業の面談会
1,500
平成23年度 九州地方治水大会
福岡大会
10月21日
福岡市
人命と財産を守る治水事業を計画的かつ着実に
パピヨン24ガス 行うことが住民生活の安定と地域の発展に寄与
ホール
するものであることを広く世論に喚起する。
450
10月22日
・平成23年度「薬事功労者知事表彰式」
・久保恵子氏(女優・薬剤師)による講演
新NTT夢天神
テーマ「薬剤師ライフ~私の「薬剤師」を
ホール
楽しむ方法(仮題)」
・ヘルスギフト券抽選会 等
252
くすりと健康フェア2011
- 263 -
100
イベント名
くらし応援サービス体験フェア
アジアンビートフェスタ
月 日
場 所
主な催し物
博多阪急7階イ
10月22日~23日 ベントホール
新生活産業サービス体験
「ミューズ」
10月23日
天神中央公園・ 若者文化交流イベント
イムズホール
ステージイベント、物販など
ふくおか川の大掃除
10月23日
県内各地
遠賀川ふれあいウォーキング
10月23日
公開講座(歯大祭)
第4回ふくおか町村フェア
福岡県立大学公開講座Ⅱ
県内の河川愛護団体・ボランティア等による河
川一掃活動の実施
地域の婦人会や青年会議所と連携して、遠賀川
遠賀・中間地域 河川敷で自然を満喫するウォーキング大会を実
施
公開講座(内容未定)、無料歯科予防コーナー
10月29日~30日 九州歯科大学
(歯科検診・ブラッシング指導及び歯並び相談
室)
県内の町村の役割や魅力をPRするとともに、
都市と農産漁村との交流を促すため、町村の
10月29日~30日 天神中央公園
食・特産品の販売や観光地等地域の魅力発信を
実施
10月29日
11月5日
11月26日
参加人数(人)
3,000
1,000
10,000
500
50
20,000
福岡県立大学
テーマ:「子どもたちへの虐待を防止するため
に、私たちができること」
講演及びシンポジウムを開催
30
5,000
福岡県技能フェスティバル
主に11月
県内各地
職業能力開発促進大会(11月25日)での優秀技
能者等の表彰をはじめ、各高等技術専門校、障
害者職業能力開発校にて訓練生の作品展示、即
売品の販売、体験教室等を実施
第8回「雨から川へのつどい」
11月(予定)
未定
流域の総合的な治水・雨水流出抑制の必要性を
啓発するシンポジウム
200
新規高卒者就職面談会
11月~12月
北九州市
福岡市
飯塚市
久留米市
企業説明、面談会
900
NPO・ボランティア活動相談会
11月~2月(予
県内各地
定)
NPO・ボランティア団体の諸問題の解決を目
的とした相談会
各10
第58回文化財保護強調週間
11月1日~7日
県内各地
文化財保護の推進と保護思想の普及を図るため
文化財に関するさまざまな行事を実施
100,000
福岡女子大学 自由企画講座
11月2日
「キーワードから理解するオラン 11月9日
ダ」
11月16日
福岡女子大学
附属図書館1階
セミナー室
オランダを理解するための様々なキーワードを
手がかりに、多様な側面からオランダを理解し
ていく。第一回は歴史篇、第二回は芸術篇、第
三回は社会篇を予定。全3回。
25
福岡県高校生産業教育フェア
11月5日~6日
アクロス福岡
天神中央公園
意見・体験・研究発表、作品展示、ロボット競
技、珠算・暗算実演、ものづくり体験教室、
ファッションショー、実習生産物・オリジナル
開発商品等の販売実習
8,000
福岡女子大学 入試相談会
11月6日
福岡女子大学
学部・学科の説明、入学試験の説明、願書配
付、キャンパス見学、個別相談ほか(かすみ祭
(大学祭)と同時開催)
150
遠賀川ウォーターフロントウォー
11月6日
ク
遠賀中間地域
地域の商工会等と連携して3つのコースを設定
し、遠賀川や響灘など地域の自然に触れる
ウォーキング大会を実施
1,200
京築 神楽と食の祭典
11月6日
豊前市
京築神楽の公演、京築の豊かな食材を活かした
京築神楽伝統文
食文化イベント等
化会館
5,000
8020生涯を通じた歯科保健大会
11月6日
大牟田文化会館 高齢者よい歯の県知事表彰、講演
700
こころの健康づくり大会
11月8日
ウェルとばた
300
講演、知事表彰、地域精神保健協議会長表彰
- 264 -
イベント名
健やか親子フォーラム
(福岡県母子保健大会)
月 日
11月10日
場 所
主な催し物
柳川市 水の郷 母子保健功労者表彰、講演など
参加人数(人)
400
11月11日
福岡女子大学 自由企画講座「日 11月18日
独交流150周年記念特別講演会」 11月25日
12月2日
1861年1月24日にドイツと日本の間で平和懇親
福岡女子大学 附
の条約が締結されたことを記念して、日独両国
属図書館1階 視
の過去の関係と将来の交流の可能性を様々な角
聴覚室
度から追求する(全4回)
60
介護の日のつどい
うきは市文化会 介護に関する理解と認識を深めることを目的と
館等
した講演会等
400
(講演会出席
者)
11月11日~12日
福岡県立大学オープンキャンパス 11月12日
福岡県立大学
未定
重力を利用した移乗体験
(フクオカサイエンスマンス参加 11月12日
イベント)
福岡県立大学
介護の移乗行為を科学的な視点で分析し、重力
を利用した移乗について解説を加えながら紹介
する
20
福岡県農業大学校 秋まつり
11月12日
筑紫野市
農大生産物の販売、農業体験や餅つきイベント
福岡県農業大学
など
校
300
糖尿病予防キャンペーン
11月12日~13日 福岡タワー
サイエンスマンス2011
11月12日~13日 アクロス福岡
2011福岡県民さわやかマラソン大
11月13日
会
糖尿病に関する医療相談、血糖測定、栄養相談
「フクオカ・サイエンスマンス」のメインイベ
ントとして、体験型科学実験・科学工作教室・
ロボットデモンストレーション等を一堂に集め
て開催
1km、2km、5km、10km(男女及び学
海の中道海浜公
年・年齢層別、1km、2kmは親子ペアの種
園
目あり)
100
500
11,000
2,000
九州北部三県みんなの森づくり
11月13日
佐賀市
記念植樹、森林整備(侵入竹伐採、除草作
佐賀県立21世紀
業)、体験活動(工作、巨樹巡り)
県民の森
交通安全県民大会
11月15日
福岡市国際会議
交通安全功労者表彰、講演、アトラクション
場
ふくおか協働ひろば「交流会」
11月16日
福岡市
NPOや企業の活動を紹介する展示及び活動発
パピヨン24 ガ
表、基調講演、情報交流会
スホール
700
第20回暴力追放福岡県民大会
11月16日
北九州芸術劇場 暴力追放団体・個人表彰式、大会宣言、福岡県
大ホール
警察音楽隊による演奏
1,300
3R推進フォーラム
11月17日
福岡市中央市民 基調講演、事例報告、パネルディスカッション
センター
等
250
ソラリア西鉄ホ
子育て応援宣言企業知事表彰、講演
テル
700
福岡県子育て応援宣言企業推進大
11月18日
会
記念講演、ねんりんファッションショー、ふれ
あい市場、高齢者福祉功労者表彰、おじいちゃ
11月19日~20日
第11回福岡県ねんりんスポーツ・
イイヅカコスモ ん・おばあちゃんの絵コンクール、地域文化伝
(各大会は8月
承コーナー、絵手紙体験コーナー、シニア美術
文化祭
スコモン 他
~1月)
展等のメインイベント及び文化、スポーツの各
交流大会
第18回福岡県農林水産まつり
11月19日
11月20日
天神中央公園
全国一斉
お茶いっぱいの日
11月23日
福岡市内等
お茶の試飲、お茶の淹れ方教室など
県内2~3か所
県産農林水産物のPR、試食、販売、食育活動
の啓発・普及など
50
1,000
200,000
100,000
4,000
春日市
あすばる男女共同参画フォーラム
表彰式(男女共同参画表彰)、基調講演、分科
11月26日~27日 クローバープラ
2011 男女共同参画表彰式
会、公募企画、実行委員会企画
ザ
7,500
第2回遠賀川スケッチコンクールおよび、第2
嘉麻市山田生涯 回遠賀川水系の景観写真コンテストの表彰式、
学習館
遠賀川に関する基調講演や、遠賀川流域活動団
体の交流会を実施。
100
遠賀川交流会
11月27日
- 265 -
イベント名
月 日
場 所
主な催し物
参加人数(人)
健康21世紀福岡県大会
11月27日
健康チェック&アドバイスコーナー
イオンモール大
健康に関する相談コーナー
牟田
健康づくり情報発信 等
1,500
教育力向上福岡県民フォーラム
11月27日
教育力向上福岡県民運動優秀実践校等表彰、教
イイヅカコスモ
育力向上福岡県民運動に係る講演、意見発表・
スコモン
交流
1,500
人権週間
12月1日(予
定)
福岡市
天神、博多駅
能楽入門講座
12月1日
1月9日
2月5日
体験重視型能楽講座の開催
大濠公園能楽堂
子ども講座、入門講座
アクロス福岡
プレイベントの開催
街頭啓発
1,700
公開講座(四大学スクラム講座) 12月3日、4日
西日本総合展示 北九州市内4大学(九州工業大学、北九州市立
場新館(AIM 大学、産業医科大学、九州歯科大学)の講演
ビル3階)
(内容未定)
100
牛乳消費拡大キャンペーン
福岡市東区
牛乳料理の試食、骨密度測定、○×クイズ、牛
乳を用いた料理レシピ配布
1,000
福岡女子大学
附属図書館1階
セミナー室
はじめて文楽(義太夫)に親しむ方のために、
物語のあらすじ、聴き所を解説した後に、いく
つかの場面を聴き比べ、失われた名人の芸に親
しむ。全1回。
25
12月4日
福岡女子大学 自由企画講座「名
12月7日
人の芸を味わう」
人権週間
12月10日
おんが・なかま魅力発信フェスタ 12月11日
福岡県文化賞記念イベント
12月25日
まちむら交流会
1月~2月
第58回日本伝統工芸展付帯事業伝
1月~2月
統工芸子ども鑑賞コース
春日市
クローバープラ 講演会
ザ
県民の方々に遠賀・中間地域の魅力を知っても
芦屋町
らうために、地域の特産品や、地域づくり団体
(ボートレース
の活動の紹介、推進しているプロジェクトのP
芦屋)
Rを実施
アクロス福岡シ
ンフォニーホー 文化賞受賞者による記念イベント
ル
地域団体、NPOなどによる「まちとむら交流」
等の活動事例発表、意見交換会など
福岡市
小郡市
中学生を対象とした伝統工芸技術の体験学習
九州歴史資料館
細川家の至宝-珠玉の永青文庫コ
肥後藩主細川家の歴史と、歴代当主が集成した
1月1日~3月4日 九州国立博物館
レクション(仮称)
広範なコレクションを紹介
雁の巣レクリ
エーションセン 年頭視閲、ふれあい広場(予定)
ター駐車場
平成24年福岡県警察年頭視閲
1月6日
上野焼作品展
1月19日~22日 アクロス福岡
スポーツフェスタ・ふくおか
「第55回福岡県民体育大会」冬季 1月21日~22日 鳥取県大山町
大会
経済産業大臣指定伝統的工芸品である「上野
焼」の作品展示
1,000
10,000
800
200
30
70,000
1,000
1,000
スキー(ジャイアントスラローム、クロスカン
トリー)
100
・自動車メーカーによるコンセプトカー、最新
型市販車の展示
・自動車産業フォーラム
・九州の大学、高専等の学生が製作した車両の
展示 など
120,000
嘉飯デザートラボ・シンボルイベ
1月29日
ント(仮称)
イイヅカコスモ 嘉飯地域を「お菓子のふるさと」としてPRす
スコモン
るためのお菓子の展示や販売等
1,000
ERIA福岡フォーラム
福岡市
アジアを代表するシンクタンクから集まる研究
者による講演、パネルディスカッション
300
福岡モーターショー2012
福岡国際会議場
マリンメッセ福
1月27日~30日 岡
福岡国際セン
ター
2月
- 266 -
イベント名
「宗像・沖ノ島と関連遺産群」
国際シンポジウム(仮称)
月 日
主な催し物
参加人数(人)
未定
基調講演、パネルディスカッション等
600
未定
住民や地域づくり団体が主体となった地域づく
り活動の活性化及び参加者相互の交流・情報交
換の推進のため、講演会やシンポジウム、地域
づくり団体による事例発表を実施
200
未定
景観文化展(表彰式)、美しい景観選(作品展
示)、美しいまちづくり建築賞(表彰式)、小
中学生によるまちづくり活動発表、景観まちづ
くり事例紹介、県内における活動事例発表、ま
ちづくり体験・体感ツアー実施団体によるディ
スカッション
300
70歳現役社会づくりシンポジウム 2月(予定)
福岡市
基調講演、パネルディスカッション
800
第8回「ふくおか水もり自慢!」 2月(予定)
未定
水環境活動発表会、ワークショップ等
500
スポーツフェスタ・ふくおか
「第55回福岡県民体育大会」冬季 2月5日
大会
宗像市・福津市 駅伝(一般)
第47回福岡県警察音楽隊
定期演奏会
アクロス福岡
シンフォニー
ホール
福岡県警察音楽隊による演奏
1,800
福岡アジアコンテンツマーケット 2月15日~16日
福岡国際セン
ター
コンテンツ作品、技術のブース展示、プレゼン
テーション
4,000
障害者がつくる「まごころ製品」
3月
キャンペーン
未定
障害者がつくる「まごころ製品」の展示・販売
-
アジアデジタルアート大賞展
福岡アジア美術 アジア各国から公募されたデジタルアートの作
館
品コンテストの優秀作品の展示
2,000
福岡市内
表彰式典、受賞団体による事例発表、共創事業
参加企業及びNPOによる協働事業の成果発表
200
3月中旬~下旬 久留米市
福岡県防災賞表彰式
自主防災組織の設立促進と災害ボランティアに
関する講演及びパネルディスカッション
400
ふくおか地域づくりフォーラム
第6回福岡県景観大会
2月
場 所
2月
2月
2月11日
3月
「ふくおか共助社会づくり表彰」
表彰式典
3月中旬(予
「NPO・企業による元気なふく 定)
おか共創事業」活動報告
福岡県地域防災シンポジウム
600
青少年アンビシャス運動シンポジ
3月4日
ウム
アクロス福岡
講演、表彰等
700
福岡女子大学 学校見学会
3月24日
福岡女子大学
学部・学科の説明、平成25年度入学試験の説
明、キャンパス見学、個別相談ほか
150
福岡アジアコレクション(FACo)
3月25日
福岡市
福岡発ブランドのリアルクローズ(日常着用で
きるファッション性の高い服)によるファッ
ションショー
- 267 -
7,500
- 268 -
平成 23 年8月 1 日現在
会
教 育 委 員 会
事
務
局
総
務
部
総
議
調
教 育 企 画 部
務
課
(総務・秘書・経理)
事
課
(議事班・委員会 記録班)
査
課
(調査総括班・情報広報班)
政策企画支援室
・
議
総
務
課
財
務
課
文化 財保護課
(予算・学校予算)
(管理・文化財保護・企画)
企 画 調 整
社 会 教 育
教 職 員
施
設
(給与総務・市町村立学校・県立学校・免許・職員・人事管理班)
(管理助成・施設・財産)
課
課
課
課
高 校 教 育 課
(管理・学事・指導班)
義 務 教 育 課
(管理・学事・指導班)
教 育 相 談 室
特別支援教育室
人権・同和教育課 (調整・指導班・啓発班)
体育スポーツ健康課(管理・保健給食・体育・健康教育班・スポーツ振興班)
教 育 振 興 部
福岡県行政機構一覧(議会及び行政委員会)
選挙管理委員会
監
査
委
総
務
監 査 第 一
監 査 第 二
特 別 監 査
課
課
課
室
員
事
務
局
人 事 委 員 会
事
務
局
任
用
課
給 与 公 平 課
労 働 委 員 会
事
務
局
調
審
整
査
(職員・給与)
課
課
筑前海区漁業調整委員会
豊前海区漁業調整委員会
有明海区漁業調整委員会
内水面漁場管理委員会
収 用 委 員 会
総
警
務
務
部
総
務
課
被害者支援・相談課
情 報 管 理 課
広
報
課
会
計
課
施
設
課
装
備
課
部
警
務
厚
生
教
養
監 察 官
留 置 管 理
課
課
課
室
課
生活安全総務課
子ども・女性安全対策課
生活安全部
少
年
課
生 活 環 境 課
生 活 経 済 課
部
本
察
地
域
地
域
通 信 指 令
自動車警ら
鉄 道 警 察
部
警
刑
事
課
課
隊
隊
刑 事 総 務 課
捜 査 第 一 課
捜 査 第 二 課
捜 査 第 三 課
鑑
識
課
科学捜査研究所
機 動 捜 査 隊
部
組織犯罪対策課
暴力団犯罪捜査課
暴力団対策部
北九州地区暴力団犯罪捜査課
薬物銃器対策課
長
交 通 企 画 課
交 通 規 制 課
交 通 指 導 課
駐 車 対 策 課
運転免許試験課
運転免許管理課
交 通 機 動 隊
高速道路交通警察隊
部
公 安 委 員 会
本
交
通
部
察
警
部
察
警
市
警
警
備
部
警
察
学
公
公
公
警
外
第
第
安 第 一 課
安 第 二 課
安 第 三 課
備
課
事
課
一 機 動 隊
二 機 動 隊
校
福岡市警察部
庶
務
課
北九州市警察部
機 動 警 察 隊
中
博
東
南
早
西
粕
筑
糸
宗
朝
博
福
小
小
八
八
折
若
戸
門
行
豊
飯
嘉
直
田
久
小
う
筑
八
柳
大
央 警 察
多 警 察
警
察
警
察
良 警 察
警
察
屋 警 察
紫 野 警 察
島 警 察
像 警 察
倉 警 察
多 臨 港 警 察
岡 空 港 警 察
倉 北 警 察
倉 南 警 察
幡 東 警 察
幡 西 警 察
尾 警 察
松 警 察
畑 警 察
司 警 察
橋 警 察
前 警 察
塚 警 察
麻 警 察
方 警 察
川 警 察
留 米 警 察
郡 警 察
き は 警 察
後 警 察
女 警 察
川 警 察
牟 田 警 察
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
署
注
察
署
- 269 -
は 、附 置 機 関 を 示 す 。
ふくおか県政出前講座
「県ってどんな仕事をしているの?」「県の施策のここが聞きたい」
など、みなさんが県政についてより詳しく知りたいことや、日ごろ疑問
に思っていることなどについて県の職員が直接お伺いしてご説明します。
県政に関するテーマメニューの中からご希望のテーマを選び、申込要
領に従って希望日の1ヵ月前までにお申し込みください。
対
象
概ね20人以上の県民の方が実施する集会など。
ただし、次のものを除きます。
・営利・宗教・政治活動を目的とするもの
・苦情・陳情を目的とするもの
・暴力団、暴力団員又は暴力団若しくは暴力団員と密接な
関係を有する者が実施するもの
時
間
土・日・祝日を含む10時から20時までの間
(12月29日から翌年の1月3日までを除く)
経
費
講師派遣の費用はかかりません。
会
場
申込者でご用意ください。
(会場使用料が必要なときは申込者負担となります)
申込方法
①直接持参
②郵送
③ファクス
④ネット申請(http://www.shinsei.elg-front.jp/fukuoka/n
avi/pref)
⑤Eメール([email protected])
※テーマメニューと申込書は、県のホームページ
(http://www.pref.fukuoka.lg.jp/)からダウンロードもできます。
ご連絡いただければ、ファクスまたは郵便でお送りします。
<申込み・お問い合わせ先> 福岡県総務部県民情報広報課広聴係
電
話 092-643-3103
ファクス 092-643-3107
平成 23 年度
編集・発行
県
政
概
要
平成 23 年9月発行
福岡県企画・地域振興部総合政策課
〒812-8577 福岡市博多区東公園7番7号
ダイヤルイン 092-643-3158
- 270 -
福 岡 県 行 政 資 料
分類記号
所属コード
AI
4200106
登録年度
登録番号
23
0002
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