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仕様書(PDF形式:380KB)

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仕様書(PDF形式:380KB)
仕様書
1.事業名
平成27年度希少金属資源開発推進基盤整備事業(探査基盤技術高度化支援事業)
2.事業目的
レアメタルは、自動車、IT製品等の特に付加価値の高い工業製品の製造等に必須の鉱物資源であ
り、我が国製造業の国際競争力の維持・向上を支配する戦略的な基礎素材である。したがって、その
安定供給は極めて重要であるが、アジアを中心に今後も堅調な需要拡大が見込まれる状況にある中、
国際需給の逼迫や国際価格の高騰といった不透明な動きなどもあり、今後ますますグローバルな資源
獲得競争が激化するものと予想される。我が国は、レアメタルの大消費国でありながら国内レアメタ
ル資源に乏しく、その供給の大宗を海外からの輸入に依存しており、レアメタルの安定供給確保が重
要な政策課題である。
かかる状況下、資源エネルギー庁では「希少金属資源開発推進基盤整備事業(グローバル・リモー
トセンシング利用資源解析強化事業)(平成21~25年度)」において、WebGIS(Geographical
Information Systems(地理情報システム))を利用した資源探査支援システム GRIAS(Global Resource
Information Archive System)(GRIAS の概要は別紙1のとおり)を開発し、平成26年度から運用
を開始した。本システムは、資源探査用センサーの ASTER 及び PALSAR の全球データをベースに衛星
画像解析を行い、地質・鉱物関連情報を整備するとともに、過去の調査資料や公開されている地質、
金属鉱床、インフラ関連の地理空間情報を WebGIS 上で統合的に閲覧可能としたものである。
本事業では、資源探査支援システム GRIAS の運用を定常的に実施するとともに、物理探査データの
追加・統合化、アジア地域を主対象とした各種地質・鉱物資源データの追加・統合化を行い GRIAS
コンテンツの整備を促進し、レアメタル等の資源賦存有望地域の抽出の高度化を図るとともに、これ
らコンテンツを活用し、岩石物性試験や最新の解析技術・理論を用いて、物理探査技術の有効性を検
証する。
これらの成果を踏まえ、最新のリモートセンシング利用技術や鉱床地質学の成果等も活用しつつ、
関連事業と連携・調整することにより、レアメタル資源賦存有望地域抽出の精度を高め、我が国への
レアメタルの安定供給確保に資することを目的とする。
3.事業内容
(1)物理探査データ統合化
GRIAS によるレアメタル等の資源賦存有望地域の抽出の高度化を図るため、各国の政府機関(地
質調査所)等で整備されている物理探査データ(空中磁気データ、重力データ、放射能データ等)
の統合化・GRIAS への追加を実施する。
①
物理探査データ検索
レアメタル等の賦存ポテンシャルが期待される地域を含む範囲を対象として、有望地域の抽
出に有意な物理探査データ(空中磁気データ、重力データ、放射能データ等)を入手する。物
理探査データの種類については、提案者が追加で提案してもよいが、なるべく信頼性の高いデ
ータに限ること。
②
物理探査データ調整
入手した物理探査データに対して、必要な各種補正を加える。
③
物理探査データ処理
補正済みの物理探査データに対して、データのフォーマットを統一する。
④
物理探査データ GIS 化
処理済みの物理探査データからレアメタル等の資源賦存有望地域抽出に有効な平面図(磁気
異常図、等重力線図等)を GRIAS に登録可能な GIS データに変換して、GRIAS に追加する。
⑤
物理探査データ追加・統合化の評価
GRIAS に追加された物理探査データの有効性を、レアメタル等の賦存ポテンシャル地域にお
いて鉱床探査の観点から評価する。
(2)各種鉱物資源データ統合化
①
アジア地域の地質・鉱物資源データ統合化
GRIAS のコンテンツ追加・拡充を目的として、アジア地域を中心に、物理探査データ統合化
の範囲と極力一致した地域を対象に、信頼性の高い各国の政府機関(地質調査所)、国際機関
等で整備されている地質・鉱物資源に関する情報や地質図を収集、再評価し、基盤情報として
利用可能としたデータベースを整備する。それらを GRIAS に搭載可能な GIS データに変換して、
GRIAS に搭載する。
②
分光反射スペクトルライブラリ整備
衛星リモートセンシングデータ評価のための基盤情報として、レアメタル等の資源賦存有望
地域の代表的な岩石・鉱物の分光反射スペクトルデータを取得又は収集する。取得したデータ
を鉱床タイプ別に整理し GRIAS 画像解析データベースの構築・検証に利用可能なスペクトルラ
イブラリとして整備する。
③
鉱物資源データ追加・統合化の評価
GRIAS に追加された鉱物資源データの有効性を、レアメタル等の賦存ポテンシャル地域にお
いて鉱床探査の観点から評価する。また、データの信頼性について、他機関のデータとの比
較等により評価する。
(3)GRIAS の運用
GRIAS のシステム運用に当たり、GRIAS 利用者へ安心で安定的なサービス提供を行うとともに、
利用者からの様々な要望の取りまとめを行い利用拡大につなげる。なお、事業終了前に資源エネ
ルギー庁と相談の上、次年度委託事業者等への業務引継を適切に対応する。
①
GRIAS の運用
GRIAS は原則、24時間365日の連続運用を行うものとする。そのために必要なシステム管
理、コンテンツ管理及びユーザ管理を行う。
ア
システム管理
(ア)GRIAS ソフトウエア(OS、ミドルウエアを含む)の維持管理として、障害監視とその対
応及び必要に応じて更新を行う。
(イ)GRIAS ハードウエア維持管理として障害監視とその対応及び必要に応じて更新を行う。
(ウ)ネットワークの維持管理として、インターネット回線及び構内回線の障害監視とその
対応及び必要に応じて更新を行う。
(エ)ドメイン維持管理を行う。
(オ)ネットワークセキュリティ管理として不正アクセス監視とその対応を行う。物理的セ
キュリティ管理としてサーバ及びデータ保存媒体の設置場所へのアクセス制限を行う。
(カ)アクセスログ管理として、アクセスログ集計及びバックアップを行う。
(キ)別紙2の情報セキュリティに関する事項を遵守する。
イ
コンテンツ管理
(ア)お知らせ、最新ニュース、システムの稼働状況等を登録、更新、削除し、ユーザが GRIAS
利用時に必要な情報を周知させる。
(イ)外部サイトとのリンク、サイト内リンクを適宜確認する。
(ウ)ユーザアカウント設定方針に従ってコンテンツ毎のアクセス制限を設定・管理する。
(エ)コンテンツデータ管理として GRIAS データ及びユーザデータの管理、更新、バックア
ップ等を行う。
ウ
ユーザ管理
システムへのユーザアカウントの発行、登録、変更、削除等の管理を行う。
②
GRIAS 利用促進
ア
利用者対応
(ア)ユーザ対応
GRIAS 利用者の窓口として、ユーザアカウントの新規/更新申請、失効等の案内やその
対応を行う。ユーザアカウントの新規申請時には適切な内部審査手続きを経て、アカウ
ント交付の可否を決定し、申請者に通知する。
(イ)Q&A 対応
ユーザからのコンテンツ及びシステム利用に係る質問に回答し、必要な場合は対応策
を検討し実施する。
(ウ)コンテンツ管理
コンテンツが適切に表示されるよう、鉱物資源開発に携わる地質調査又は物理探査担
当者としての知見に照らして評価し、コンテンツの拡充・整備等必要な調整を行う。
(エ)利用マニュアル等の改訂
開発時に整備された GRIAS 利用マニュアル等をシステム改訂・コンテンツ追加等に併
せて改訂する。
イ
普及啓発活動
(ア)普及啓発
新規ユーザ拡大のための普及啓発活動を行う。
(イ)ユーザ要望取りまとめ
ユーザに対して GRIAS 利用についてのヒアリングを行い、システム及びコンテンツへ
の要望を聴取し、システム機能向上やコンテンツ拡充等のユーザ要望を取りまとめる。
(4)物理探査技術検証
①
岩石の電気物性データベース整備
ア
電気物性計測
探鉱におけるボーリング地点選定の重要な指標である強制分極(以下「IP(Induced
Polarization)」という。
)電気探査法データの評価・検証のために、IOCG 型鉱床(酸化鉄銅
金鉱床)、斑岩銅鉱床、火山性塊状硫化物鉱床、スカルン鉱床、正マグマ性鉱床等の各種鉱床
タイプの鉱石や母岩のコア試料等に対して、実験室内において広帯域の周波数範囲及び時間
領域で IP 電気物性を計測する。
イ
データベース整備
鉱床タイプ別に IP 電気物性データベースとして整備し、GRIAS に登録する。
②
IP 法電気探査技術の検証
ア
解析システム整備
IP 電気探査法データから地下の比抵抗や充電率分布を評価するための3次元の解析シス
テムを最新技術の動向調査のもとで整備する。
イ
実データへの適用・評価
解析システムを、既存の実データあるいは新規に取得する実データに適用し、実用性を評
価する。
ウ
GRIAS コンテンツの活用及び探査技術の検証
レアメタル等の賦存有望地域を対象に、GRIAS に蓄積された各種情報、
(1)の物理探査デ
ータ統合化で入手されるデータ及び IP 電気物性データベースを活用して、 解析システムに
より IP 電気探査法データを評価し、 IP 電気探査法の有効性の検証手法を構築する。
③
ボーリング調査による評価・検証
最新の鉱床形成理論を踏まえたレアメタル等の賦存有望地域を GRIAS に蓄積された各種情
報及び IP 電気探査法を活用した解析により、地下のレアメタル等鉱物資源の賦存状況を予
測・評価した上で、直接地下の状況を確認するためのボーリング調査を行う。採取した岩石
試料について分析及び解析結果を踏まえ、GRIAS 及び IP 電気探査法の有効性の評価・検証を
行う。なお、ボーリング調査については延 200m を想定しているが、必要なボーリング孔数、
掘進長等については提案者が提案してよい。
(5)プロジェクト管理・調整
①
プロジェクトの全体調整
最新のレアメタル等に係る情報及び高度化された物理探査技術による物理探査情報の収集等
により、統合的な有望地抽出技術の確立及び普及することを目的とする GRIAS の高度利用を十
分認識して、プロジェクトの全体管理、調整業務を行う。
また、外部有識者からなる事業評価委員会を設置(委員5名程度、年2回開催)し、プロジ
ェクトを効率的・効果的に実施するための産学官連携方策の検討、経済性の観点を含めたプロ
ジェクトの推進方策等を審議する。
②
個別業務間の連携・調整
各業務が遅滞なく円滑に実施できるように、プロジェクト運営連絡会を設置し、担当者間で
緊密な連携及び調整等を図る。
③
報告書作成
事業の成果を取りまとめた報告書を作成する。
(6)他事業との連携・調整
資源エネルギー庁が別途実施する予定の4.(1)⑤の事業との連携・調整業務を行う。
(7)その他
上記に関連し、補完的に調査を実施すべき事項が発生した場合には、資源エネルギー庁資源・
燃料部鉱物資源課担当職員(以下「担当職員」という。)と協議及び調整の上、必要な調査を実施
する。
4.実施体制
(1)実施条件
①
提案者は、管理法人として国との委託契約を締結し、再委託先及び外注先がある場合には、
これらを構成員とするコンソーシアムの代表者として事業を統括する。
②
本事業を的確に遂行し、そのための人員等の体制を整備する。
③
本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を整備し、かつ資金等について十分な管理を
行う。
④
本事業の実施に当たっては、担当職員と協議及び調整することとし、進捗状況について担当
職員へ定期的に報告し、その指示を仰ぐ。
⑤
本事業は、資源エネルギー庁が別途実施する予定の平成27年度希少金属資源開発推進基盤
整備事業、平成27年度エネルギー使用合理化鉱物資源開発推進基盤整備事業の実施事業者と
必要に応じて連携及び調整を図り、本事業に係る開発・調査プロジェクト等を実施する。
⑥
本事業の運営管理、構成員相互の調整、財産管理(知的所有権を含む)等の事務的管理、調査
成果の普及、運営管理等を行う。
⑦
提案者及びコンソーシアム構成員は、①~⑥までの全ての条件を満たすほか、以下に示すコ
ンソーシアム体制を形成して事業を実施する。
(2)コンソーシアム体制
コンソーシアムは、管理法人(提案者)、プロジェクト実施機関(再委託等先、外部機関等)と
で構成し、プロジェクトコーディネーター及びプロジェクトマネジャーを必要不可欠な構成員と
する。
①
管理法人(提案者)
資源探査及びリモートセンシング利用技術における高度な知見及び実績を有し、本プロジェ
クトの運営管理、コンソーシアム構成員相互の調整、財産管理(知的所有権を含む。)等の事務
的管理、調査成果の普及、運営管理等を行う母体としての機関であり、国からの委託契約にお
ける受託者として、契約責任を有する。
なお、以下の連絡会、委員会を設置し事業の円滑な実施に努める。
ア
プロジェクト運営連絡会
管理法人はプロジェクトを効率的・効果的に実施するために産学官連携方策の検討、プロ
ジェクト間の進捗管理・連携及びプロジェクトの管理・評価等を実施する場として、コンソ
ーシアム構成員と連携して、プロジェクト運営連絡会を設置する。
イ
事業評価委員会
管理法人は当該事業の実施状況の技術的及び効率的評価を行うために、外部有識者からな
る事業評価委員会を設け、定期的に本委員会を開催する。
②
プロジェクト実施機関(再委託等先及び外部機関等)
プロジェクトを実施する民間企業、民間団体、研究機関等であって、事業実施に係る協力体
制及び財政的負担について支援できる体制を有し、管理法人との間に再委託契約又は請負契約
の締結が可能な法人格を有する機関とする。プロジェクト実施機関は、管理法人を兼ねること
も可能とする。
③
プロジェクトコーディネーター
資源探査、特にリモートセンシング利用技術、物理探査技術及び世界の鉱物資源データ統合
に関するプロジェクトに関する高い見識と管理能力を有し、本プロジェクトを実現・達成させ
るためにコンソーシアム構成員相互の関係調整、プロジェクトの計画、実績及び成果管理等の
全てについて総括を行うことができる能力を有するほか、産業界の技術・ノウハウや教育内容・
手法についての知見及び実績を有する個人で、管理法人に所属する。
④
プロジェクトマネジャー
リモートセンシング技術や物理探査技術を利用した資源探査やその技術開発、リモートセン
シングデータ解析システムの開発・運用管理及び世界の鉱物資源データ統合に関する十分な経
験・知見を有す個人で、管理法人又はプロジェクト実施機関に所属する。
(3)他事業との連携体制
資源エネルギー庁が別途実施する予定の4.
(1)⑤の事業との連携体制を図り、当該事業の開
発・調査プロジェクトを実施する。
5.実施期間
委託契約締結日から平成28年3月31日まで
6.納入物
調査報告書(和文)の電子媒体(DVD-R等)
1枚
7.納入場所
資源エネルギー庁資源・燃料部鉱物資源課(別館4階411)
別紙1
GRIAS の概要
1.概要
GRIAS(Global Resource Information Archive System)は、WebGIS による希少金属資源探査支援シス
テムである。
WebGIS は Open Geospatial Consortium (OGC)が定める標準 Web サービスや、標準的なデータ形式をサ
ポートすることで、同様に標準的なサービスに対応した外部のシステムと相互利用できるものである。
本システムで閲覧可能なコンテンツは、ASTER、PALSAR の衛星画像モザイクや ASTER データから作成し
た地質指標や鉱物指標等、過去の地質調査情報等が主体であり、外部のサーバが提供するインフラ情報
等の地理空間データも統合表示することができる。
資源関連情報に関しては、関係者以外に対して高い機密性を必要とするため、データを安全に共有、利
用できる仕組みを組み込んでいる。
2.システム構成
本システムは、ポータルサーバとデータサーバ、カタログサーバ、及びユーザ管理サーバを中心に構成
される(図1)。ポータルサーバは、ユーザのリクエストの受け付け、データサーバや外部のサーバから
必要な情報の取得、さらにデータ登録とデータ検索・表示の各機能を有している。データサーバは、本
プロジェクトで作成、整備されるデータのほか、ユーザが所有するデータとカタログの保存、配信を行
う。カタログサーバはデータに付属するメタ情報(地図情報等)やユーザが作成・保有する情報を保存
し、データ検索の結果をポータルサーバに返信する。ユーザ管理サーバは、ポータルサーバやデータサ
ーバにアクセスするユーザの認証などを行う。
ユーザ管理
サーバ
図1
GRIAS のシステム機能構成図
3.データ検索・表示機能
本システムのデータ検索・表示に関しては、一般的な GIS の機能を網羅している。図2に主な機能を
示す。
図2
データ検索・表示の主な機能一覧
4.動作環境、システム緒元、及び閲覧可能コンテンツ
本システムの動作環境(ソフトウエア関連)を表1に、システムの緒元(ハードウエア関連)を表2
に、主な閲覧可能コンテンツを表3に示す。
表1
サーバ
ホストサーバ
ポータルサーバ
計算・データサー
バ
WMS サーバ
クライアント
開発環境ソフトウエア構成
仕様・役割
OS
役割
OS
Web サーバ
データベース
開発言語
通信プロトコル
役割
OS
Web サーバ
データベース
開発言語
使用ライブラリ
通信プロトコル
役割
OS
Web サーバ
GIS サーバ
通信プロトコル
役割
ブラウザ
:esxi 5.5
:仮想環境基本ソフト
:CentOS 5.8
:Apache 2.2.3
:PostgreSQL 8. 4.7
:PHP 5.1.6、PEAR 1.4.9、Smarty 2.6.26
:http(80)、https(443)
:Web サイト、GRS Portal データベース
:CentOS 5.8
:Apache 2.2.3
:PostgreSQL 8.4.7
:PHP 5.1.6、python2.6
:pyWPS 3.2.1、gdal 1.8.0、gmt 4.5.6、ImageMagick 6.2.8
:http(80)、https(443)
:スペクトルライブラリデータベース、WPS サーバ
:CentOS 5.8
:Apache 2.2.3
:Mapserver 5.6
:http(80)、https(443)
:WMS サーバ
:FireFox11 以上、Chrome、InternetExplorer 9
表2
名
システム緒元
称
ホストサーバ
緒
元
台数:ブレードサーバ(エンクロージャーにサーバ3台)
容量:HDD 300GB、メモリ 8GB、GbE ネットワーク 2 ポート、共有 HDD 2.4GB
ポータルサーバ
台数:ラックマウント型サーバ 1 台
容量:HDD 600GB、メモリ 12GB、GbE ネットワーク 4 ポート
データサーバ#1
台数:ブレードサーバ(エンクロージャーにサーバ 8 台)
容量:HDD 146GB、メモリ 8GB、GbE ネットワーク 2 ポート
データサーバ#2
台数:ブレードサーバ(エンクロージャーにサーバ1台)
容量:HDD 300GB、メモリ 8GB、GbE ネットワーク 2 ポート
WMS サーバ
台数:ブレードサーバ(エンクロージャーにサーバ 8 台)
ライブラリサー
容量:HDD 146GB、メモリ 8GB、GbE ネットワーク 2 ポート
バ
WMS 用 NAS #1
台数:ラックマウント型サーバ 1 台
容量:HDD 69TB、メモリ 32GB、GbE ネットワーク 4 ポート
WMS 用 NAS #2
台数:クラスタ型 NAS 5 台
容量:HDD 10TB
サイズ
大きさ:30U(ラックマウントユニット)
(ラック含む)
重量:約 600Kg
表3
種別
形態
名
GRIAS の主なコンテンツ
称
内
容
本
GIS
ASTER 天然色マップ
ASTER の全球シームレスモザイク(色調は自然色に近似)
事
GIS
PALSAR マップ
PALSAR の全球シームレスモザイク(高分解能単偏波及び高分解
業
で
能二偏波)
GIS
地質インデックスマ
ASTER/TIR から算出した全球の地質インデックス
ップ
(Quartz/Calcite/Mafic)
GIS
SiO2 含有量比マップ
ASTER/TIR から算出した全球の岩石 SiO2 含有量比
GIS
粘土鉱物指標マップ
ASTER/SWIR から算出した粘土鉱物指標図(特定地域)
GIS
変質鉱物マップ
ASTER/SWIR から算出した変質鉱物図(特定地域)
GIS
ASTER 疑似/比演算画
ASTER/VNIR・・SWIR を含むカラー画像(特定地域)
整
備
像
GIS
リニアメントマップ
ASTER GDEM から算出したリニアメント図(特定地域)
GIS
地質構造マップ
PALSAR マップを地質判読した地質構造図(特定地域)
DB
岩石鉱物のスペクト
ル
公
GIS
LANDSAT
USGS LANDSAT 全球シームレスモザイク
開
GIS
MODIS
USGS MODIS 全球シームレスモザイク
情
GIS
ASTER GDEM
USGS/Japan Space Systems 全球の DEM
報
GIS
USGS 鉱物資源情報
USGS 世界の鉱山マップ
GIS
アセアン鉱物資源情
報
GIS
インフラ関連情報
道路、鉄道等の公開情報
GIS
基本情報
国境、地名等の公開情報
DB
その他
気象、各国情報等
DB
ユーザの資料
ユーザ個別の情報
(平成 27 年1月現在)
別紙2
○
情報セキュリティに関する事項
1. 受注者は、契約締結後速やかに、以下に記載する事項の遵守の方法について、担当職員に提示し了
承を得た上で確認書として提出すること。また、契約期間中に、担当職員の要請により、確認書に記
載した事項に係る実施状況を紙媒体又は電子媒体により報告すること。なお、報告の内容について、
担当職員と受注者が協議し不十分であると認めた場合、受注者は、担当職員と協議し対策を講じ、納
入期限日までに確認書に記載した事項の全てを完了すること。
2.受注者は、本作業に使用するソフトウェア、電子計算機等に係るセキュリティホール対策、不正プ
ログラム対策、ファイル交換ソフト対策、アクセス制御対策、情報漏えい対策を講じるとともに、契
約期間中にこれらの対策に関する情報セキュリティ教育を作業担当者に対し実施すること。
3.受注者は、貸与された紙媒体、電子媒体の取扱いには十分注意を払い、当省内に複製が可能な電子
計算機等の機器を持ち込んで作業を行う必要がある場合には、事前に担当職員の許可を得ること。な
お、この場合であっても、担当職員の許可なく複製してはならない。また、作業終了後には、持ち込
んだ機器から貸与した電子媒体の情報が消去されていることを担当職員が確認できる方法で証明する
こと。
4. 受注者は、貸与された紙媒体、電子媒体であっても、担当職員の許可なく当省外で複製してはなら
ない。また、作業終了後には、複製した情報等が電子計算機等から消去されていることを担当職員が
確認できる方法で証明すること。
5.受注者は、本作業を終了又は契約解除する場合には、担当職員から貸与された紙媒体、電子媒体を
速やかに担当職員に返却すること。その際、担当職員の確認を必ず受けること。
6. 受注者は、契約期間中及び契約終了後においても、本作業に関して知り得た当省の業務上の内容に
ついて、他に漏らし又は他の目的に利用してはならない。
7.受注者は、本作業の遂行において、当省の情報セキュリティが侵害され又はそのおそれがある場合
には、速やかに担当職員に報告を行い、原因究明及びその対処方法等について担当職員と協議し実施
すること。
8.受注者は、経済産業省情報セキュリティポリシー(経済産業省情報セキュリティ管理規程(平成2
4年9月19日改正)、経済産業省情報セキュリティ対策基準(平成24年7月25日改正))、「政府
機関の情報セキュリティ対策のための統一基準群(平成26年度版)
」を遵守すること。また、契約締
結時に規程等が改正されている場合は、改正後の規程等を遵守すること。
9.受注者は、経済産業省が実施する情報セキュリティ監査又はシステム監査を受け入れるとともに、
指摘事項への対応を行うこと。
10.受注者は、ウェブサイトを構築又は運用するプラットフォームとして、受注者自身が管理責任を
有するサーバー等がある場合には、OS、ミドルウェア等のソフトウェアの脆弱性情報を収集し、セ
キュリティ修正プログラムが提供されている場合には業務影響に配慮しつつ、速やかに適用を実施す
ること。また、ウェブサイト構築時においてはサービス開始前に、運用中においては年1回以上、ポ
ートスキャン、既知の脆弱性検査、DoS検査を含むプラットフォーム診断を実施し、脆弱性を検出
した場合には必要な対策を実施すること。
11.受注者は、ウェブアプリケーションの構築又は改修を行う場合には、独立行政法人情報処理推進
機構が公開する「安全なウェブサイトの作り方(改訂第6版)」
(以下「作り方」という。)に基づくこ
と。また、構築又は改修したウェブアプリケーションのサービス開始前に、
「作り方」に記載されてい
る脆弱性の検査を含むウェブアプリケーション診断を実施し、脆弱性を検出した場合には必要な対策
を実施すること。
12.受注者は、ウェブサイト又は電子メール送受信機能を含むシステムを構築又は運用する場合には、
原則、政府機関のドメインであることが保証されるドメイン名「.go.jp」
(以下「政府ドメイン
名」という。
)を使用すること。なお、政府ドメイン名を使用しない場合には、第三者による悪用等を
防止するため、業務完了後、一定期間ドメイン名の使用権を保持すること。
13.受注者は、電子メール送受信機能を含むシステムを構築又は運用する場合には、なりすましの防
止策を講ずること。
14.受注者は、本作業を一部再委託する場合は、再委託されることにより生ずる脅威に対して情報セ
キュリティが十分に確保される措置を講ずること。
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