...

北海道自動車税クレジットカード納税業務委託契約書(案) 北海道(以下

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

北海道自動車税クレジットカード納税業務委託契約書(案) 北海道(以下
北海道自動車税クレジットカード納税業務委託契約書(案)
北海道(以下「甲」という。)と
(以下「乙」という。)は、北海道自動車
税(以下「自動車税」という。)のクレジットカード納税業務(以下「納税業務」という。)
の委託に関し、次のとおり契約する。
(総則)
第1条
甲は、地方税法(昭和 25 年法律第 226 号)第 20 条の6、地方自治法(昭和 22
年法律第 67 号)第 231 条の2第6項及び地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)
第 157 条の2の規定に基づき、乙を納税業務に係る指定代理納付者に指定するものとし、
乙は、乙が提供するインターネット上の専用サイトを通じて申出があった納税義務者の
自動車税について、立替払いの方法により、甲に納付するものとする。
2
甲及び乙は、この契約に定める事項のほか、関係法令及び別に定める「北海道自動車
税クレジットカード納税業務委託に関する基本仕様書(以下「仕様書」という。)」を遵
守しなければならない。
3
この契約書における用語の意義は、仕様書に定めるとおりとする。
(業務委託する業務)
第2条
甲は、乙に対し、以下の内容により、業務を委託する。
(1) 乙は、専用サイトを通じて、納税義務者等から納付番号、確認番号及びクレジット
カード番号等の必要な情報が入力されたときは、甲から予め提供を受けた納税依頼デ
ータと照合し、納付番号及び確認番号が一致したものについて信用照会を行う。
(2) (1)の信用照会の結果、クレジットカードの利用について有効と判断された場合は、
乙は、納税義務者等からの申出を受け付け、翌営業日に当該申出に係る速報データを
甲が指定する場所に送信する。
なお、信用照会の結果、有効と判断されなかった場合は、当該納税義務者等からの
申出を受け付けないものとし、また、受付を完了した場合はその申出の取消しを受け
付けないものとする。
(3) 乙は、(2)の納税義務者等からの申出を受け付けた自動車税について、甲が指定す
る日までに甲が指定する金融機関に納付するものとする。
(4)乙は、(3)のとともに、納付の日の前開庁日までに当該納付に係る確報データを甲
が指定する場所に送信する。
(契約期間)
第3条
平成 27 年4月1日から平成 27 年6月 30 日までとする。
(取扱手数料等)
第4条
乙が立替払いを行った際の取扱手数料の単価は、1件当たり金
円に消費税
及び地方消費税(以下「消費税等」という。)相当額を加算するものとする。
2
乙は、立替払いを行ったときは、当該立替払いの申出を行った納税義務者から、1件
につき 300 円に消費税等を加算した利用手数料を徴することができる。
(費用の負担)
第5条
納税業務に要する費用は、特別な定めがある場合を除き、乙が負担するものとす
る。ただし、納税依頼データ及び納税結果データの送受信に必要なインターネット利用
料金は、甲乙それぞれが負担するものとする。
(契約保証金)
第6条
契約保証金は、免除する。
(利用可能なクレジットカードの範囲)
第7条
次の国際ブランドマークが付されたクレジットカードを利用できるものとし、他の
ブランドマークが付されたクレジットカードの利用が可能な場合は、乙は、予め甲にその
旨を通知しなければならない。
(1) VISA
(2) MasterCard
(3) JCB
(4) Diners
Club
(5) AMERICAN
EXPRESS
(権利義務の譲渡等)
第8条
乙は、この契約によって生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させて
はならない。ただし、あらかじめ甲の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。
(再委託の禁止)
第9条
乙は、納税業務の全部又は一部を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。
ただし、あらかじめ甲の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。
(業務担当員)
第 10 条
甲は、乙の納税業務の履行について必要な連絡指導に当たる業務担当員を定め、
乙に通知するものとする。業務担当員を変更した場合も、同様とする。
(業務処理責任者)
第 11 条
乙は、納税業務の処理について業務処理責任者を定め、甲に通知するものとす
る。業務処理責任者を変更した場合も、同様とする。
(業務処理責任者の変更請求等)
第 12 条
甲は、業務処理責任者が、納税業務の履行上著しく不適当と認められるときは、
その理由を付した書面により、乙に対し、その変更を請求することができる。
2
乙は、前項の請求があったときは、その日から 10 日以内に必要な措置を講じ、その
結果を甲に通知しなければならない。
(納税業務内容の変更等)
第 13 条
乙は、仕様書による履行方法以外の方法で納税業務を履行することが必要であ
ると認めるとき、又は納税業務に付随して履行することが必要と認める業務があるとき
は、直ちに、甲にその旨を報告しなければならない。
2
甲は、前項の報告の結果によるほか、甲が必要と認めた場合、納税業務の内容の一部
を変更し、又はその全部若しくは一部を中止することができる。この場合において、甲
は、乙に対し書面により通知するものとし、取扱手数料の額又は契約期間を変更する必
要があるときは、甲及び乙が協議して書面によりこれを定めるものとする。
3
前項の場合において、乙が増加費用を必要とし、又は乙が損害を受けた時は、甲は、
その増加費用を負担し、又はその損害を賠償しなければならない。この場合における甲
の負担額又は賠償額は、甲及び乙が協議して定めるものとする。
(情報の保存)
第 14 条
乙は、次の情報について書面又は電磁的記録により受付完了日の属する年度の
翌年度の4月1日から起算して5年間保存するものとする。
(1) 納税依頼データのうち代理納付の申出があったものに関する情報
(2) クレジットカードの信用照会に関する情報
(3) クレジットカードの決済処理に関する情報
(秘密の保持)
第 15 条
甲及び乙は、納税業務に関しもう一方の当事者から提供された資料又は情報等
(以下「秘密情報」という。)を他に漏らしてはならない。
2
甲及び乙は、その使用する者が納税業務の履行に関し知り得た秘密情報を他に漏らさ
ないようにしなければならない。
3
本条の秘密の保持は、この契約の終了事由の如何を問わず、契約終了後もその効力を
有する。
(秘密情報の保管及び搬送)
第 16 条
乙は、秘密情報の保管及び搬送に当たり、紛失、毀損、盗難又は目的外利用が
ないように必要な措置を講じ、確実に管理しなければならない。
2
乙は、電子計算機及び光学式情報処理装置等(以下「電子計算機等」という。)を用
いて保管及び処理を行う場合においては、秘密情報の保護の徹底が図られるよう、シス
テムを構築するとともに、管理上の措置を講じなければならない。
(資料の廃棄)
第 17 条
乙は、納税業務の履行に当たって発生した秘密情報に関する一切の資料を廃棄
する場合には、焼却、溶解、裁断等の確実な方法により、秘密情報を読取不可能な状態
にしなければならない。
2
乙は、電子計算機等を用いて秘密情報を管理している場合であって、その電子計算機
等の廃棄、転売、譲渡等(リース等の場合は返却)を行うに当たっては、電子計算機等
に記録されている秘密情報を完全に消去し、復元不可能な状態にしなければならない。
(個人情報の取扱い)
第 18 条
乙は、納税業務の履行に当たっては個人情報の保護に関する法律(平成 15 年法
律第 57 号。以下「保護法」という。)及び北海道個人情報保護条例(平成6年北海道条
例第2号。以下「保護条例」という。)を遵守するとともに、別記「個人情報取扱特記
事項」に従うものとする。
(報告義務)
第 19 条
乙は、納税業務の履行に当たって事故が発生したとき、又はやむを得ない事由
により業務を履行することができないときは、直ちにその旨を甲に報告し、その指示を
受けなければならない。
(履行遅滞)
第 20 条
乙は、その責めに帰すべき事由により、第2条第2号に規定する速報データの
送信又は第4号に規定する確報データの送信について、甲が指定する期限までに完了で
きない場合は、指定する期限の翌日から完了の日までの期間の日数に応じ、当該指定す
る期限までに完了できない速報データ又は確報データの件数に第4条第1項に定める取
扱手数料の額を乗じて得た額に、年 2.9 パーセントの割合を乗じて計算した金額(当該
金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額)を、甲に支払わなけ
ればならない。ただし、当該計算した金額が 500 円未満の場合であるときは、これを徴
さないものとする。
2
乙は、その責めに帰すべき事由により、第2条第3号に規定する納付について、甲が
仕様書 10(6)で指定する納付期日までに納付することができない場合は、納付期日の翌
日から納付の日までの期間の日数に応じ、当該納付期日までに納付しなければならない
金額に年 10.75 パーセントの割合を乗じて計算した金額(当該金額に1円未満の端数が
あるときは、その端数を切り捨てた金額)を加算して、甲に支払わなければならない。
ただし、当該計算した金額が 500 円未満の場合であるときは、これを徴さないものとす
る。
(納税業務業務に係る調査等)
第 21 条
甲は、納税業務の処理状況について、随時に、調査し、報告を求め、又は当該
業務の処理につき適正な履行を求めることができる。
(完了検査等)
第 22 条
乙は、毎月、前月分の納税業務を完了したときは、当該納税業務の処理成果を
記載した実績報告書を甲に提出しなければならない。
2
甲は、前項の規定により提出された実績報告書について、実績報告書を受領した日か
ら起算して 10 日以内に検査を行い、その結果を乙に通知するものとする。
3
乙は、前項の検査に合格しないときは、直ちにこれを補正しなければならない。この
場合においては、補正の完了を納税業務の完了とみなし、前2項の規定を適用する。
(取扱手数料の請求及び支払)
第 23 条
乙は、前条第2項の規定による通知を受けたときは、前月中の納税業務に係る
取扱手数料の金額に、当該金額の 100 分の8に相当する消費税等相当額を加算した金額
(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額。以下「取扱手
数料額」という。)を甲に請求するものとする。
2
甲は、前項の規定による適法な支払請求書を受理したときは、その日から起算して 30
日以内に北海道会計管理者勤務の場所において取扱手数料額を支払うものとする。
3
甲は、その責めに帰すべき事由により、取扱手数料額の支払が遅れた時は、当該未払
金額につきその遅延日数に応じ、年 2.9 パーセントの割合を乗じて計算した金額(当該
金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額)を加算して、乙に支
払うものとする。
(契約の解除)
第 24 条
甲は、乙が次の各号のいずれかに該当したときは、この契約を解除することが
できる。
(1)
納税業務の処理が著しく不適当であると明らかに認められるとき。
(2)
正当な理由なしに甲との協議事項に従わないとき。
(3)
支払停止又は支払不能となったとき。
(4)
手形又は小切手が不渡りとなったとき。
(5)
差押え、仮差押え若しくは仮処分があったとき、又は競売の申立があったとき。
(6)
破産、和議開始、会社整理開始、会社更生手続開始、民事再生手続開始、又は特別
清算の申立があったとき。
(7)
資産、信用又は事業に重大な変化が生じ、この契約に基づく債務の履行が困難とな
るおそれがあると認められる相当の理由があるとき。
(8)
この契約に違反し、第三者(この契約の履行に従事する者を除く。)に対して個人
情報の漏えいがあったとき。
(9)
前号に該当する場合を除き、この契約に違反し、当該違反に関する書面による催告
を受領した後 14 日以内にこれを是正しないとき。
(10) その他その責めに帰すべき理由によりこの契約に違反したとき。
(11) 第3項に規定する理由によらないでこの契約の解除の申出をしたとき。
(12) 乙が次のいずれかに該当するとき。
ア
役員等(役員又はその支店若しくは常時北海道自動車税クレジットカード納税業
務委託契約を締結する事務所の代表者をいう。以下この号において同じ。)が暴力
団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第6
号に規定する暴力団員(以下この号において「暴力団員」という。)であると認め
られるとき。
イ
暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定す
る暴力団をいう。以下この号において同じ。)又は暴力団員が経営に実質的に関与
していると認められるとき。
ウ
役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害
を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員の利用等をしたと認められるとき。
エ
役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与する等
直接的又は積極的に暴力団の維持若しくは運営に協力し、又は関与していると認め
られるとき。
オ
役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認
められるとき。
カ
この契約に関連する契約の相手方がアからオまでのいずれかに該当することを知
りながら、当該者と契約を締結したと認められるとき。
キ
乙がアからオまでのいずれかに該当する者をこの契約に関連する契約の相手方と
していた場合(カに該当する場合を除く。)に、甲が乙に対して当該契約の解除を
求め、乙がこれに従わなかったとき。
2
甲は、前項各号に定める場合のほか、必要があるときは、この契約を解除することが
できる。この場合においては、甲は、この契約を解除しようとする日の 30 日前までに、
乙に通知しなければならない。
3
乙は、甲の責めに帰すべき理由によりこの契約を履行することができないと認められ
るときは、この契約を解除することができる。
4
乙は、第1項の規定により契約が解除されたときは、甲に賠償金を支払わなければな
らない。
5
第2項及び第3項の規定により契約を解除した場合において、乙に損害があるときは、
甲は、その損害を賠償しなければならない。
6
乙は、その責めに帰すべき理由により納税業務の処理に関し甲に損害を与えたときは、
その損害を賠償しなければならない。
7
前3項の規定により賠償すべき賠償金額及び損害額は、甲乙協議して定めるものとす
る。
8
乙は、納税業務の処理に関し、第三者に損害を与えたときは、乙の負担においてその
賠償をするものとする。ただし、その損害の発生が甲の責めに帰すべき理由による場合
は、甲の負担とする。
9
乙が第1項各号のいずれかに該当した場合は、当然に期限の利益を失い、甲に対して、
立替払いすべき金額を直ちに払い込むものとする。
10
第 1 項の規定により契約が終了した場合においても、乙に対する甲の損害賠償の請求
は妨げられないものとする。
(談合その他不正行為による契約の解除)
第 25 条
甲は、乙がこの契約に関し、次の各号のいずれかに該当するときは、契約を解
除することができる。
(1)
乙が、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号)(以
下「独占禁止法」という。)第 49 条第1項に規定する排除措置命令(以下「排除措置
命令」という。)を受け、かつ、当該排除措置命令が同条第7項又は独占禁止法第 52
条第5項の規定により確定したとき。
(2)
乙が、独占禁止法第 50 条第1項に規定する課徴金(以下「課徴金」という。)の納
付命令(以下「納付命令」という。)を受け、かつ、当該納付命令が同条第5項又は
独占禁止法第 52 条第5項の規定により確定したとき(確定した当該納付命令が独占
禁止法第 51 条第2項の規定により取り消されたときを含む。)。
(3)
乙が独占禁止法第 66 条に規定する審決(同条第3項の規定による原処分の全部を
取り消す審決を除く。)を受け、かつ、当該審決の取消しの訴えを独占禁止法第 77 条
第1項に規定する期間内に提起しなかったとき。
(4)
乙が独占禁止法第 77 条第1項の規定により審決の取消の訴えを提起した場合にお
いて、当該訴えを却下し、又は棄却する判決が確定したとき。
(5)
排除措置命令又は納付命令(これらの命令が乙以外のもの又は乙が構成事業者であ
る事業者団体に対して行われ、かつ、各名あて人に対する命令すべてが確定した場合
(独占禁止法第 49 条第7項、第 50 条第5項若しくは第 52 条第5項の規定により確
定した場合(当該確定した納付命令が独占禁止法第 51 条第2項の規定により取り消
された場合を含む。)若しくは独占禁止法第 66 条に規定する審決(同条第3項の規定
による原処分の全部を取り消す審決を除く。)を受け、かつ、当該審決の取消しの訴
えを独占禁止法第 77 条第1項に規定する期間内に提起しなかった場合又は同項の規
定により審決の取消しの訴えを提起した場合において当該訴えを却下し、若しくは棄
却する判決が確定したときをいう。次号において「確定した場合」という。)におけ
る当該命令をいう。)において、乙に独占禁止法に違反する行為の実行としての事業
活動があったとされたとき。
(6)
排除措置命令又は納付命令(これらの命令が乙に対して行われたときは乙に対する
命令で確定した場合における当該命令を、これらの命令が乙以外のもの又は乙が構成
事業者である事業者団体に対して行われたときは各名あて人に対する命令すべてが確
定した場合における当該命令をいう。)により、乙に独占禁止法に違反する行為があ
ったとされる期間及び当該違反する行為の対象となった取引分野が示された場合にお
いて、この契約が、当該期間(これらの命令に係る事件について、公正取引委員会が
乙に対し納付命令を行い、これが確定した場合は、当該納付命令における課徴金の計
算の基礎である当該違反する行為の実行期間(独占禁止法第7条の2第1項に規定す
る実行期間をいう。)を除く。)に入札又は北海道財務規則(昭和 45 年北海道規則第 30
号)第 165 条第1項若しくは第 165 条の2の規定による見積書の徴取が行われたもの
であり、かつ、当該取引分野に該当するものであるとき(当該違反する行為が、この
契約に係るものでないことが明らかであるときを除く。)。
(7)
乙(乙の役員又は使用人を含む。)について、独占禁止法 89 条第1項、第 90 条若
しくは第 95 条(独占禁止法第 89 条第1項又は第 90 条に規定する違反行為をした場
合に限る。)に規定する刑又は刑法(明治 40 年法律第 45 号)第 96 条の6若しくは第
198 条に規定する刑が確定したとき。
(談合その他不正行為に伴う賠償金)
第 26 条
乙は、この契約に関して、前条各号のいずれかに該当するときは、甲が契約を
解除するか否かを問わず、賠償金として毎月の取扱手数料額の合計額の 10 分の2に相
当する額を甲の指定する期間内に支払わなければならない。ただし、同条第1号から第
6号までに掲げる場合において、排除措置命令、納付命令又は審決の対象となる行為が、
独占禁止法第2条第9項第3号に規定するものであるとき又は同項第6号に基づく不公
正な取引方法(昭和 57 年公正取引委員会告示第 15 号)第6項に規定する不当廉売であ
るときその他甲が特に認めるときは、この限りではない。
2
前項に規定する賠償金のほか、確定していない取扱手数料額に係る賠償金については、
当該取扱手数料が確定した都度、前項の規定中、
「毎月の取扱手数料額の合計額」を「毎
月の取扱手数料額」と読み替え、同項の規定を適用する。
3
甲は、実際に生じた損害の額が前2項の賠償金の額を超えるときは、乙に対して、そ
の超える額についても賠償金として請求することができる。
4
第1項及び第3項の規定は、契約期間の終了後においても適用があるものとする。
5
甲は、乙に対する支払金の債務があるときは、第1項、第2項及び第3項の賠償金と
相殺することができる。
(苦情又は照会等の対応)
第 27 条
乙は、納税者等の第三者から税の賦課徴収の内容に関する苦情又は照会を受け
た場合は、速やかに甲に報告するものとし、甲は直接当該第三者との折衝を行うことと
する。
(業務の引継ぎ)
第 28 条
乙は、この契約が解除されたときは、直ちに納税業務に関する全てを甲に引き
継ぐものとする。
(住所変更等の通知事務)
第 29 条
甲及び乙は、名称、所在地又はその他の重要な事項に変更があった場合は、書
面によって速やかにもう一方の契約当事者に通知しなければならない。
(協議事項)
第 30 条
この契約に定めのない事項及びこの契約に定めた事項の解釈に関して疑義が生
じたときは、甲及び乙が協議して定めるものとする。
(管轄裁判所)
第 31 条
この契約について訴訟等の生じたときは、甲の事務所の所在地を管轄する裁判
所を第一審の裁判所とする。
この契約を証するため、本書を2通作成し、甲及び乙が記名押印の上、各自その1通を
保有するものとする。
平成
年
月
日
甲
北海道
北海道知事
(所在地)
乙 (名称)
(代表者名)
高橋
はるみ
別記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1
乙は、個人情報の保護の重要性を認識し、この契約による業務の履行に当たっては、
個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報を適正に取り扱わなければならな
い。
(目的外利用及び提供の禁止)
第2
乙は、甲の指示又は承諾があるときを除きこの契約による業務に関して知り得た個
人情報を、契約の目的以外に利用し、又は第三者に提供してはならない。
(秘密の保持)
第3
乙は、この契約による業務に関して知り得た個人情報を他に漏らしてはならない。
この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(複写又は複製の禁止)
第4
乙は、甲の承諾があるときを除き、この契約による業務を履行するため甲から提供
を受けた個人情報が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。
(適正管理)
第5
乙は、この契約による業務に関して知り得た個人情報の漏えい、滅失、毀損の防止
その他の当該個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(再委託の禁止)
第6
乙は、甲が承諾したときを除き、この契約により個人情報を取り扱う業務について、
第三者にその履行を委託してはならない。ただし、甲の承諾を得て第三者にその履行を
再委託する場合には、再委託する相手方との契約において個人情報保護のために必要な
措置を講じなければならない。
(立入調査)
第7
甲は、必要があると認めるときは、乙がこの契約による業務を履行するに当たり、
取り扱っている個人情報の状況について、随時調査することができる。
(資料等の保存)
第8
乙は、この契約による業務を履行するため甲から提供を受けた個人情報が記録され
た資料等については、施錠できる保管庫又は施錠、入退管理の可能な保管室に格納する
等適正に保存管理しなければならない。
(事故報告)
第9
乙は、この特記事項に違反する事態が生じ、又は生じるおそれのあることを知った
ときは、速やかに甲に報告し、甲の指示に従うものとする。
(資料等の返還)
第10
乙は、この契約による業務を履行するため甲から提供を受けた個人情報が記録され
た資料等については、この契約が終了、又は解除された場合には、直ちに甲に返還しな
ければならない。ただし、甲が別に指示したときは、その指示に従うものとする。
(資料等の廃棄)
第11
乙は、この契約による業務を履行するため甲から提供を受けた、又は乙が自ら作成
し、若しくは取得した個人情報が記録された資料等(第 10 の規定により甲に返還する
ものを除く。)については、この契約が終了、又は解除された場合には、速やかに、か
つ、確実に廃棄しなければならない。ただし、甲が別に指示したときは、その指示に従
うものとする。
(従事者への周知)
第12
乙は、この契約による業務に従事している者に対して、在職中及び退職後において
も当該業務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に利用
してはならないこと、その他個人情報の保護に関し必要な事項を周知させなければなら
ない。
(その他)
第13
乙は、前第1から第 12 に掲げるもののほか、個人情報の適正な管理のために必要
な措置を講じなければならない。
Fly UP