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高校生英語スピーチコンテスト

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高校生英語スピーチコンテスト
学生のふるさと紹介
日本、世界のあちこち出身の学生が、松蔭大学で学んでいます。
今回は富山県、静岡県、中国福建省出身の学生がふるさとの紹介をしてくれました。
私の出身高校は静岡県菊川市にある常葉学園菊川高等学校です。
石川県と新潟県の間
私は高校3年間硬式野球部のマネージャーを務めておりました。
私が入学する年の春、本校野球部は第79回選抜高校野球大会で優
私の生まれは、富山県下新川郡入善町、典型的な田舎の中の田
勝しました。
舎です。よく「富山ってどこにあるの?」と聞かれるくらい知
中学生の時から高校では野球部のマネージャーを務めたいと思って
名度が低く、石川県と新潟県の間と言えば分かってもらえます。
さんは知っていますか?
観光文化学部1年 鷲山 唯
いたので、入学後はすぐに念願の野球部に入部しました。
残念ながら胸を張って自慢できる観光名所はありません。しか
し、そんな富山県でも良いところもたくさんあることを、みな
みんなのおかげ
入部後、「1 年夏甲子園ベスト4」*「1 年秋県大会・東海大会・明治神宮大会優勝」
経営文化学部1年 大野 颯
富山は新鮮な魚が獲れる日本海に面し、3000m級の立山連峰に囲まれ、自然豊かな所です。悪い意味で
言えば田舎ですが、私の家の近くは田んぼや畑が広がり、大きな建物もなく、みなさんが想像する田舎の風
景とほぼ同じだと思います。電車は 1 時間に1∼ 2 本で、とても不便で、電車を使う人は、時刻表を覚え
ないと富山では生活できません。そんな富山ですが、持ち家率が全国 1 位、居住水準も全国トップクラスで、
道路の整備と火災発生件数の少なさと合わせて住みやすさは抜群です。そして、災害はめったに起きず、台
風は立山連峰のおかげでそれていくため、直撃することはありません。また、共働き家庭が多く、女性の就
業率が高いこともあり、家庭を豊かにしているため勤労者世帯の実収入も全国トップクラスです。
さらに、富山は日本海に面していることもあり、漁業は盛んです。富山湾から獲れるブリ、白エビ、そし
て全国でも珍しいホタルイカなどが獲れることでも有名です。富山にいた頃は、いつも魚貝類を食べていま
した。水やお米が非常に美味しく自然豊かな分、食材はとても充実していたと思います。富山は北陸とあっ
て四季の変化がはっきりしています。春は暖かくて、よく海岸や田舎道を散歩しました。散歩をしていると
おばあちゃん同士が富山弁で楽しそうに話しているのをよく見かけます。こういうゆったりしたところが富
山の良いところだと思います。
富山の冬の積雪は東北地方にも負けないくらい積り、冬の朝は玄関前の除雪から始まります。そうしない
と外にも出られないからです。冬は学校に行く時に自転車に乗っていくのは禁止で、毎日駅から歩くのは大
「2年春甲子園ベスト16」*「2 年夏甲子園準優勝」とすごく貴重な体験をたくさんさせてもら
いました。野球から普段の生活まで意識の高い部員たちを近くで見てきて、私たちマネージャー
も「頑張ろう」と思えることがほとんどでした。平日は夜遅くまでグランドに残り、土日の練
習や試合の日には早朝集合もあり、大変なこともありました。部員と意見が合わなかったり、
指導者への対応や父兄、地元住民の方々、相手校の指導者や審判などに気を遣うことも多々あ
りましたが、それも今では良い経験だったと思います。
最後の夏甲子園で活躍した先輩方が引退してから1年、先輩方の見えない影と戦ってきた仲間
たちの姿は本当に頼もしく、かっこよかったです。
惜しくも甲子園には届きませんでしたが、この仲間たちとともに過ごしてきた3年間と甲子園
で部員達のプレーを見れた貴重な体験は私の一生の誇りです。
それも3年間野球部続けられたのは支え続けてくれたお母さんのおかげです。
お母さんの協力がなかったら私はこんなにすごい経験ができませんでした。
面と向かって言うのは恥ずかしいんですけど、この場を借りて言わせてもらいます。
「3年間私のマネージャーをしてくれてありがとうございました。いつも感謝しています。」
私は、みんなのおかげで素晴らしい3年間を送ることができました。
野球を通して出逢った方々、すべての方に感謝しています。
変でした。そして、道端では子供たちが雪玉を投げ合って登校しているのを思い出します。
今年から松蔭大学駅伝部に入るために神奈川に住んでみて、環境の違いを肌で感じています。さすが都会
と
とあって人の多さにはびっくりしました。交通機関も充実していて便利で
買
買い物にも困らない。気候もやはり富山とは違い、とても風が強くて冷
た
たく、夏はじめじめとした暑さを感じました。
「やっぱり富山は田舎だっ
たんだなっ」と改めて思いました。でも、なんだかんだ、地元が一番だ
と思いました。18 年も過ごした思い出には勝てません。この文章を読ん
で富山を少しでも知ってもらえると、とても嬉しいです。今すぐ富山に
帰りたいと思うところですが、自分としては箱根駅伝に出場してから帰
ろうと決意しています。
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S HO I N
SHO I N
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