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第1回常任委員会
第 74 回国民体育大会 日立市準備委員会 第1回常任委員会 日 時 平成 28 年2月5日(金)午後3時 30 分 会 場 ホテル天地閣 1階孔雀の間 第 74 回国民体育大会日立市準備委員会 第1回常任委員会 目次 Ⅰ 第1回常任委員会 1 第 74 回国民体育大会日立市準備委員会第1回常任委員会次第・・・・・・1 2 議案 第1号 第2号 第 74 回国民体育大会日立市開催推進総合計画(案)・・・・・ 3 第 74 回国民体育大会日立市準備委員会専門委員会規程(案)・・7 3 参考資料 第 74 回国民体育大会日立市準備委員会常任委員会名簿・・・・・・・・13 第 74 回国民体育大会日立市準備委員会組織図・・・・・・・・・・・・14 〈茨城県準備委員会各種方針・計画等〉 第 74 回国民体育大会広報基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・15 第 74 回国民体育大会広報基本計画・・・・・・・・・・・・・・・・・16 第 74 回国民体育大会県民運動基本方針・・・・・・・・・・・・・・・18 第 74 回国民体育大会県民運動基本計画・・・・・・・・・・・・・・・19 第 74 回国民体育大会花いっぱい運動推奨花・・・・・・・・・・・・・21 第 74 回国民体育大会文化プログラム実施基本方針・・・・・・・・・・22 第 74 回国民体育大会競技運営基本方針・・・・・・・・・・・・・・・23 第 74 回国民体育大会競技用具整備基本方針・・・・・・・・・・・・・24 第 74 回国民体育大会競技用具整備要項・・・・・・・・・・・・・・・25 第 74 回国民体育大会競技役員等編成基本方針・・・・・・・・・・・・27 第 74 回国民体育大会競技別リハーサル大会開催基準要項・・・・・・・29 第 74 回国民体育大会式典基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・30 第 74 回国民体育大会競技施設整備基本方針・・・・・・・・・・・・・31 第 74 回国民体育大会宿泊基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・32 第 74 回国民体育大会宿泊基本計画・・・・・・・・・・・・・・・・・33 第 74 回国民体育大会医事・衛生基本方針・・・・・・・・・・・・・・35 第 74 回国民体育大会医事・衛生基本計画・・・・・・・・・・・・・・36 第 74 回国民体育大会輸送・交通基本方針・・・・・・・・・・・・・・38 第 74 回国民体育大会輸送・交通基本計画・・・・・・・・・・・・・・39 第 74 回国民体育大会警備・消防防災基本方針・・・・・・・・・・・・43 第 74 回国民体育大会日立市準備委員会第1回常任委員会 1 開 会 2 議 事 次第 (1) 議案第1号 第 74 回国民体育大会日立市開催推進総合計画(案) (2) 議案第2号 第 74 回国民体育大会日立市準備委員会専門委員会規程(案) 3 閉 会 -1- -2- 議案第1号 第74回国民体育大会日立市開催推進総合計画(案) 1 趣旨 第 74 回国民体育大会(以下「茨城国体」という。)の成功に向け、日立市民の英 知と総力を結集し、おもてなしの心で本市にふさわしい魅力と活力あふれる国体を 目指し、第 74 回国民体育大会日立市開催基本方針に基づいて開催推進総合計画を 定めるものとする。 2 推進項目 (1)総務企画 県、競技団体、関係機関及び関係団体(以下「県等」という。)との緊密な連 携を図り、茨城国体を一過性のものとせず、将来のまちづくりに繋がる大会とす るため、総合的な計画を立案し施策を推進する。 (2)財務 県等との相互協力のもと、創意工夫により簡素な中にも実りある国体を目指し、 適切で効率的な運営を図る。 (3)広報 茨城国体に対する市民の関心や参加意欲を高めるため、効果的な広報活動を積 極的に展開するとともに、日立市を訪れる方々をはじめ、全国に豊かな自然、歴 史、文化、食の魅力等を発信する。 (4)市民運動 市民総参加のもと一丸となって大会を盛り上げていくことにより、国体開催の 意義を広め、市民一人ひとりが活躍する手づくりの大会とするとともに、茨城国 体後の市民運動によるまちづくりに繋げる。 (5)歓迎・接伴 選手や監督をはじめ、日立市を訪れる方々を温かくお迎えするとともに、日立 市の魅力ある観光、産業等を広く紹介し、もう一度訪れていただける心のこもっ たおもてなしを提供する。 (6)競技 県等との連携を強化しながら、競技会を円滑で効率的に運営し、競技会の実施 に必要な用具等の調達については、可能な限り現有なものを活用又は借用し、最 小限の整備とする。 (7)式典 簡素な装飾や演出に努めることを基本としつつ、創意工夫をこらした温かみの ある運営に努める。 -3- (8)施設 国民体育大会開催基準要項に規定されている施設基準を考慮し、既存施設の有 効活用に努めながら必要な施設の整備を図る。 (9)宿泊 宿泊施設や関係機関等との連携により、おもてなしの心と十分にくつろいでい ただける環境を整えるとともに、より多くの方々の受け入れができる効率的な配 宿体制の確立を図る。 (10)医事・衛生 茨城国体にかかわる全ての方々の安全を確保するとともに、大会を快適な環境 のもとで開催するため、医療機関や関係機関等との連携を強化する。 さらに、食品衛生及び環境衛生に配慮するとともに、防疫対策及び医療救護体 制の確立を図る。 (11)輸送・交通 日立市の交通事情を勘案し、交通事業者や関係機関等との連携により、安全か つ効率的で確実な輸送手段の確保に努める。併せて、交通渋滞の緩和と環境への 負担の軽減のためにも公共交通機関の利用を促進し、交通安全の徹底を考慮した 輸送・交通体制の確立を図る。 (12)警備・消防 競技会場や大会関係施設における治安の確保や災害の防止、非常時における緊 急対応に万全を期するため、警察・消防その他関係機関と連携しながら、警備・ 消防防災体制の確立を図る。 3 開催推進総合計画(年次計画) 第74回国民体育大会日立市開催推進総合計画(年次計画)は、別表のとおりとす る。 -4- 第74回 国民体育大会日立市開催推進総合計画 (年次計画) 年 度 平成27年度(2015) 平成28年度(2016) 平成29年度(2017) 平成30年度(2018) 平成31年度(2019) 4年前 3年前(開催決定) 2年前 1年前 (開催年) 主要行事 日体協・文科省総合視察 リハーサル大会開催 会期決定 中央競技団体視察 準備委員会設立発起人会 準備委員会総会 最終総会・解散 実行委員会総会(改組) 常任委員会 準備組織 総務企画専門委員会 競技式典専門委員会 宿泊衛生専門委員会 輸送交通専門委員会 庁内推進本部 大会実施本部 開催基本方針等 全体計画 開催推進総合計画(年次計画) 年次計画進行管理 総務企画 運営ガイドライン 大会実施本部マニュアル 識別用品整備要項 リハ大会識別用品配付 本大会識別用品配付 支給物品等配付要項 リハ大会支給物品等配付 本大会支給物品等配付 保険加入要項 リハ大会保険加入 本大会保険加入 遺失物・拾得物取扱要項 リハ大会遺失物・拾得物取扱 本大会遺失物・拾得物取扱 本大会開催経費調査検討 リハ大会開催経費調査検討 財務 大会決算書作成 本大会開催経費予算編成 リハ大会開催経費予算編成 リハ大会決算書作成 協賛取扱要項・協賛募集 広報基本計画 広報啓発活動 総務企画 ホームページ開設・更新 第 広報 74 大会報告書編成方針 回 炬火採火式実施 炬火採火式実施計画 民 報道対応マニュアル 市民運動基本計画 体 市民運動推進 市民運動 市 準 備 委 員 会 国 育 歓迎・接伴基本計画 ( ボランティア募集要項・募集 ボランティア業務計画・マニュアル 歓迎・接伴要項 観光ガイドブック等作製・配布 歓迎装飾要項 リハ大会歓迎装飾 本大会歓迎装飾 案内所・休憩所設置要項 リハ大会案内所・休憩所設置 本大会案内所・休憩所設置 売店設置要項 リハ大会売店設置 本大会売店設置 大 会 歓迎・接伴 実 行 委 員 会 開 催 ・ ) 競技運営基本計画 専 門 委 員 会 の 業 務 競技別実施要項 競技別日程・組合せ表 競技用具整備計画 競技役員等編成計画 競技 競技別プログラム作製・配布 参加申込受付・組合せ抽選会実施 競技用具整備・調達 競技役員等編成 競技会係員・補助員編成、養成 競技役員等委嘱 リハ大会競技会係員・補助員委嘱 デモスポ実施要項 本大会競技会係員・補助員委嘱 デモスポ実施 競技式典 リハ大会実施計画 式典 施設整備基本計画 リハ大会実施要項 リハ大会プログラム作製・配布 リハ大会係員等マニュアル 本大会係員等マニュアル 情報通信整備計画 リハ大会情報通信設備設置 本大会情報通信設備設置 本大会競技別式典実施 式典基本計画 リハ大会競技別式典実施 競技施設整備推進 競技施設整備・点検 競技会場仮設施設設置計画 リハ大会仮設施設設置 本大会仮設施設設置 宿泊業務実施要項 配宿計画 宿泊本部設置 施設 宿泊基本計画 リハ大会配宿 宿泊 医事・衛生基本計画 弁当調達要項 リハ大会弁当調達 本大会弁当調達 医療救護要項 競技別救護所設置計画 救護本部・救護所設置 宿泊衛生 リハ大会救護所設置 医事・衛生 輸送・交通基本計画 防疫対策要項 感染症予防啓発 食品衛生対策要項 食品衛生講習会開催 環境衛生対策要項 ごみ、し尿処理計画 輸送・交通業務実施要項 会場地輸送計画 輸送・交通本部設置 駐車場管理運営計画 輸送・交通 リハ大会輸送 輸送交通 警備・消防防災基本計画 警備・消防防災業務実施要項 警備・消防防災計画 警備・消防 リハ大会警備・消防 岩手国体・岩手大会視察 備考 愛媛国体・愛媛大会視察 福井国体リハーサル大会視察 共催市・県競技団体等との連絡調整 -5- 福井国体・福井大会視察 警備・消防本部設置 第 19 回 全 国 障 害 者 ス ポ l ツ 大 会 開 催 大会報告書作成 -6- 議案第2号 第74回国民体育大会日立市準備委員会専門委員会規程(案) (趣旨) 第1条 この規程は、第74回国民体育大会日立市準備委員会会則(平成28年2月5日 決定)第13条第4項の規定に基づき、第74回国民体育大会日立市準備委員会専門委 員会(以下「専門委員会」という。)の組織等について、必要な事項を定めるもの とする。 (名称及び付託事項) 第2条 専門委員会の名称、第74回国民体育大会日立市準備委員会常任委員会からの 付託及び委任事項は、別表のとおりとする。 (役員) 第3条 専門委員会に次の各号に掲げる役員を置く。 (1) 委員長 1名 (2) 副委員長 若干名 (役員の選任) 第4条 委員長及び副委員長は、専門委員のうちから第74回国民体育大会日立市準備 委員会会長(以下「会長」という。)が委嘱する。 (役員の職務) 第5条 委員長は、専門委員会を代表し、会務を総理する。 2 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるとき、又は欠けたときは、あら かじめ委員長が指定した順位により、その職務を代理する。 (会議) 第6条 専門委員会は、必要に応じて委員長が招集する。 2 専門委員会の議長は、委員長又は委員長が指名した者がこれに当たる。 3 専門委員会の議事は、出席した専門委員の過半数をもって決し、可否同数のとき は、議長の決するところによる。 4 専門委員会は、必要があると認めるときは、専門委員以外の者の出席を求め、そ の意見又は説明を聴くことができる。 (専門部会) 第7条 専門委員会は、運営上必要があるときは、専門部会を設置し、専門的事項に ついて調査研究等を行わせ、その結果を報告させることができる。 2 専門部会の委員は、会長が委嘱した委員(以下「部会委員」という。)をもって 構成する。 3 第3条から第5条まで並びに第6条第1項、第2項及び第4項の規定は、専門部 会について準用する。この場合において、これらの条文中「専門委員会」とあるの は「専門部会」と、「委員長」とあるのは「部会長」と、「副委員長」とあるのは -7- 「副部会長」と、「専門委員」とあるのは「部会委員」と読み替えるものとする。 4 部会委員の任期は、専門委員の任期の例による。 (補則) 第8条 この規程に定めるもののほか、専門委員会及び専門部会の運営に必要な事項 は、それぞれ委員長及び部会長が別に定める。 附 則 この規程は、平成28年2月5日から施行する。 別表(第2条関係) 名称 総務企画専門委員会 付託事項 1 総務企画の推進に関する こと。 広報及び市民運動に関す 2 広報及び市民運動の実施 2 総務企画に関すること。 委任事項 1 ること。 に関すること。 3 歓迎及び接伴に関するこ 3 歓迎及び接伴の実施に関 と。 すること。 4 他の専門委員会に属さな 4 他の専門委員会に属さな い事項に関すること。 い事項の実施に関すること。 競技式典専門委員会 1 2 3 競技に関すること。 式典に関すること。 施設に関すること。 1 2 3 競技の実施に関すること。 式典の実施に関すること。 施設の整備に関すること。 4 その他競技式典に関する 4 その他競技式典の実施に こと。 関すること。 宿泊衛生専門委員会 1 2 宿泊に関すること。 1 医事・衛生に関すること。 2 宿泊の実施に関すること。 医事・衛生の実施に関する こと。 3 その他宿泊衛生に関する 3 その他宿泊衛生の実施に こと。 関すること。 輸送交通専門委員会 1 輸送・交通に関すること。 1 2 輸送・交通の実施に関する こと。 警備・消防に関すること。 2 警備・消防の実施に関する こと。 3 その他輸送交通に関する 3 その他輸送交通の実施に こと。 関すること。 -8- 議案第2号参考資料 第74回国民体育大会日立市準備委員会 総務企画専門委員会委員(案) 【委員30名】 選出区分 (順不同・敬称略) 所属機関・団体名 氏 名 日立商工会議所 日立市観光物産協会 日立市コミュニティ推進協議会 日立市十王商工会 常陸農業協同組合日立支店 産業経済 社会福祉 交流文化 日立市多賀農業協同組合 日立市水産振興協議会 社会福祉法人 日立市社会福祉協議会 日立市高齢者クラブ連合会 日立市各種女性団体連絡会 公益財団法人 日立市公園協会 公益財団法人 日立市民科学文化財団 国立大学法人 茨城大学工学部 茨城キリスト教大学 学校 日立市小学校部会 日立市中学校部会 茨城県高等学校長協会日立地区 ㈱日立製作所電力システム社日立事業所 事業所 日立化成㈱山崎事業所 日立金属㈱電線材料カンパニー JX金属㈱日立事業所 日立市企画部企画調整課 日立市企画部情報政策課 日立市企画部広聴広報課 日立市生活環境部市民活動課 日立市 日立市生活環境部女性青少年課 日立市保健福祉部社会福祉課 日立市保健福祉部高齢福祉課 日立市産業経済部観光物産課 日立市産業経済部農林水産課 事務局 日立市教育委員会スポーツ振興課 -9- 備 考 議案第2号参考資料 第74回国民体育大会日立市準備委員会 競技式典専門委員会委員(案) 【委員16名】 選出区分 (順不同・敬称略) 所属機関・団体名 氏 名 公益財団法人 日立市体育協会 茨城県バスケットボール協会 茨城県卓球連盟 茨城県軟式野球連盟 スポーツ 茨城県軟式野球連盟日立支部 日立市パンポン普及推進協議会 日立市バスケットボール協会 日立市卓球協会 日立市スポーツ少年団本部 日立市スポーツ推進委員協議会 日立市小学校体育連盟 学校 日立市中学校体育連盟 茨城県高等学校体育連盟県北地区 日立市企画部情報政策課 日立市 日立市教育委員会学校施設課 日立市教育委員会指導課 事務局 日立市教育委員会スポーツ振興課 -10- 備 考 議案第2号参考資料 第74回国民体育大会日立市準備委員会 宿泊衛生専門委員会委員(案) 【委員13名】 選出区分 産業経済 宿泊観光 (順不同・敬称略) 所属機関・団体名 氏 名 日立商工会議所 茨城県ホテル旅館生活衛生同業組合日立支部 日立市観光物産協会 一般社団法人 茨城県日立市医師会 医療福祉 一般社団法人 日立歯科医師会 一般社団法人 日立薬剤師会 公益財団法人 茨城県看護協会日立地区担当 茨城県日立保健所 食品衛生 日立市料飲業組合連絡協議会 日立食品衛生協会 日立市生活環境部環境衛生課 日立市 日立市保健福祉部健康づくり推進課 日立市産業経済部観光物産課 事務局 日立市教育委員会スポーツ振興課 -11- 備 考 議案第2号参考資料 第74回国民体育大会日立市準備委員会 輸送交通専門委員会委員(案) 【委員15名】 選出区分 (順不同・敬称略) 所属機関・団体名 氏 名 東日本旅客鉄道株式会社 日立駅 輸送交通 日立電鉄交通サービス株式会社 日立市ハイヤー協会 国土交通省関東運輸局茨城運輸支局 国 国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所日立国道出張所 自衛隊茨城地方協力本部日立出張所 茨城県日立警察署交通課 警察等 茨城県日立警察署地域課 一般財団法人 茨城県交通安全協会 日立地区交通安全協会 日立市防災協会 日立市総務部生活安全課 日立市都市建設部都市政策課 日立市 日立市都市建設部道路管理課 日立市消防本部消防総務課 日立市消防本部予防課 事務局 日立市教育委員会スポーツ振興課 -12- 備 考 第74回国民体育大会日立市準備委員会 常任委員会名簿 役職 常任委員会 会長 委員長 副会長 所 属 機 関 ・ 団 体 ・ 役 職 名 日立市長 小 川 春 樹 副委員長 日立市議会 議長 常任委員 委員 (順不同・敬称略) 氏 名 岡 部 光 雄 日立市教育委員会 委員長 森 嶋 鎭一郎 日立商工会議所 会頭 秋 山 光 伯 公益財団法人日立市体育協会 副会長 佐 藤 三 夫 日立市コミュニティ推進協議会 会長 志 賀 勝 弘 日立市議会 副議長 青 木 俊 一 日立市議会総務産業委員会 委員長 大 庭 弘 美 日立市議会教育福祉委員会 委員長 添 田 絹 代 日立市議会環境建設委員会 委員長 伊 藤 健 也 茨城県バスケットボール協会 会長 薄 井 宏 美 茨城県卓球連盟 会長 川 田 進 茨城県軟式野球連盟 会長代行 葉 梨 衛 日立市パンポン普及推進協議会 会長 成 田 清 治 日立市副市長 梶 山 隆 範 日立市副市長 横 山 伸 一 日立市公営企業管理者 白 土 明 日立市教育委員会 教育長 中 山 俊 恵 日立市学校長会 会長 酒 井 孝 行 茨城県高等学校長協会 県北地区会長 郡 司 丈 児 茨城県日立警察署長 板 東 敬 雄 茨城県日立保健所 所長 土 井 幹 雄 日立市観光物産協会 会長 秋 山 光 伯 日立市十王商工会 会長 和 田 芳 信 東日本旅客鉄道株式会社日立駅 駅長 堀 田 吉 栄 日立電鉄交通サービス株式会社 取締役社長 土 屋 静 治 茨城県ホテル旅館生活衛生同業組合日立支部 支部長 萩 庭 晴 秀 社会福祉法人 日立市社会福祉協議会 会長 福 地 伸 日立市高齢者クラブ連合会 会長 瀬 谷 泰一郎 日立市各種女性団体連絡会 会長 大 野 伊都子 -13- 第74回国民体育大会日立市準備委員会組織図 総会 準( ス 備 ポ 委ー 員 ツ 会 振 事 興 務 課 局 ) 【最高議決機関】 【準備委員会構成】 競技会の開催・運営に関する基本方針等、 事業計画・事業報告、予算・決算、その他 の審議・議決 会 長 (1名) 副 会 長 (5名) 委任 報告 常任委員 (24名) 監 事 (2名) 委 員 (57名) 常任委員会 ( 庁平 成 内二 十 推八 年 進度 設 本置 予 部定 ) 顧 問 (39名) 【決定機関】 参 与 (14名) 総会からの委任事項、緊急な事項、専門 委員会の設置・付託、その他の必要事項 の審議・決定 付託・委任 専門委員会 【調査機関】 報告 ※専門委員会について は、随時設置 常任委員会からの付託事項の調査・審議、 委任事項の審議・決定 【専門委員会 (案) 】 ※名称等については必要に応じ変更する 〇総務・企画 (広報計画、市民運動推進、歓迎・接伴 等) 〇競技・式典 (競技運営計画、競技施設整備計画 等) 〇宿泊・衛生 (宿泊計画、配宿、医療救護、食品衛生、環境衛生 等) 〇輸送・交通 (輸送計画、交通、警備、消防防災 等) -14- 平成25年7月2日 第3回常任委員会決定 第74回国民体育大会広報基本方針 第74回国民体育大会開催基本方針に基づき,大会の開催意義を広く県民に周知し, その理解を深めることにより,大会への参加意識の高揚と県民総参加の実現を図ると ともに,国体開催といばらきの魅力を全国に発信するため,次のとおり広報活動を展 開する。 1 県・市町村,関係機関,企業,NPO,ボランティア団体,本県ゆかりのアスリ ート等との緊密な連携と協力のもとに,各種広報媒体等を効果的に活用し,積極的 に県内外に国体の開催に向けた情報を発信していく。 2 報道機関との連携や,多様なメディアの活用により,大会に関する情報を迅速か つ効果的に伝達するとともに,いばらきの魅力を全国に発信する。 3 大会を象徴し,広く県民に愛されるような愛称やスローガン,マスコット等を制 定し,その普及を図ることにより,国体開催の機運を高める。 4 大会の記録映像及び記録写真集等を制作し,その感動と興奮を永く記録にとどめ, 開催成果をいばらきの財産として未来へ継承する。 -15- 平成25年7月2日 第3回常任委員会決定 第74回国民体育大会広報基本計画 第74回国民体育大会広報基本方針に基づき,次の広報活動を積極的かつ効果的に 推進する。 1 愛称・スローガン等による広報 大会を象徴する愛称・スローガン等を制定し,普及する。 (1)愛称・スローガン等の制定及び普及 (2)マスコットの制定及び普及 (3)イメージソングの制定及び普及 2 印刷物による広報 各種印刷物の作成及び既存の広報紙等を活用し,積極的な広報活動を展開する。 (1)広報紙の発行 (2)ポスターの作成 (3)パンフレット等の作成 (4)各種ガイドブックの作成 (5)県,市町村,関係機関・団体及び企業等の刊行物(広報紙等)の活用 3 多様なメディアによる広報 報道機関との連携を密にし,迅速かつ効果的な情報の伝達に努める。 また,インターネットなど多様なメディアを活用し,いばらきの魅力を効果的に 全国に発信する。 (1)新聞,ラジオ,テレビ等による広報活動の推進 (2)県・市町村の広報活動(ラジオ,テレビ,インターネットテレビ)の活用 (3)インターネットや新たなメディアの活用 4 イベントによる広報 大会開催までの節目における啓発イベントを開催するとともに,県民運動や各種 イベントと連携した広報活動を実施する。 (1)啓発イベントの開催 (2)県民(市町村民)運動及び各種団体・企業等のイベントとの連携 -16- 5 屋外広告物による広報 広告塔や横断幕等を設置して国体開催の広報に努める。 (1)広告塔,歓迎塔,歓迎アーチ等の設置 (2)横断幕,懸垂幕等の設置 (3)案内板,カウントダウンボード等の設置 6 映像による広報 県民の参加意識の高揚を図るため,映像を活用した広報を実施する。 (1)前回国体記録映像等(DVD等)の貸出 (2)広報用映像(DVD等)の制作及び貸出 7 参加章等の作成 大会の開催を記念し,大会参加章や記念章等を作成する。 (1)参加章,記念章等の作成 (2)記念グッズ等の作成 8 記録映像等の制作 大会の成果を永く記録にとどめるため,記録映像等を制作する。 (1)大会記録映像(DVD等)の制作 (2)大会記録写真集の制作 9 その他 大会の報道活動に関し,その円滑な運営を図るための機関として報道委員会を設 置する。 その他,広報基本方針に基づき,効果的な広報を実施する。 -17- 平成26年2月18日 第4回常任委員会決定 第74回国民体育大会 1 県民運動基本方針 目的 第74回国民体育大会の県民運動は,県民一人ひとりが様々な形で茨城国体に 参加,協力し,理解を深めることにより,県民すべてが,選手,監督,観覧者と ともに感動と喜びを共有できる国体を実現するために展開する。 また,国体の開催を機に,スポーツのより一層の普及・振興や人情味あふれる おもてなしの取り組みを県全体に広めるとともに,県民の郷土愛や連帯感の醸成 に努めることにより,人が輝くいばらきづくりに寄与することを目的とする。 2 基本目標 (1)国体イベントやボランティア活動への参加など,県民が一体となって国体 を盛り上げる。 (2)来県者を心のこもった温かいおもてなしで迎える。 (3)スポーツに対する意欲や関心を高め,スポーツ活動を推進する。 (4)いばらきの魅力を再認識するとともに,積極的に県内外に情報発信する。 3 運動の進め方 (1)この運動は,県民一人ひとりの自発的,積極的な活動を基本として推進す る。 (2)地域団体,NPO,ボランティア団体,学校,企業等は,会員等に対しこ の運動の普及・啓発を行うとともに,それぞれの特性をいかした実践活動を 企画し実施する。 (3)県準備(実行)委員会は,この運動の全県的な推進計画を定め,普及・啓 発活動を行うとともに,既存の県民運動や市町村等との連携を図り,全県的 な運動の展開を支援する。 (4)市町村準備(実行)委員会等は,この運動の普及・啓発活動を行うととも に,地域住民や各種団体等と協力して,地域の特性に応じた市町村民運動を 推進する。 -18- 平成26年7月8日 第5回常任委員会決定 第74回国民体育大会 県民運動基本計画 第74回国民体育大会県民運動基本方針に基づき,県民等の自発的・積極的な参加を 促すため,次のとおり具体的取組及びスケジュールを示し,国体開催に向けた全県的な 県民運動の盛り上げを推進する。 1 具体的取組 (1)国体イベントやボランティア活動への参加など,県民が一体となって国体を盛り 上げる ・開閉会式や国体イベントに参加する ・競技会場で選手を応援する ・ボランティアとして国体に参加する ・国体募金で国体を支援する (2)来県者を心のこもった温かいおもてなしで迎える ・来県者をたくさんの花ときれいな街で歓迎する ・手作りののぼりや横断幕などで選手を歓迎する ・豊かな食材を活用した郷土料理や特産品でもてなす ・元気なあいさつ・親切な応対で来県者を迎える ・来県者が安心して行動できる環境づくりをする (3)スポーツに対する意欲や関心を高め,スポーツ活動を推進する ・国体のデモンストレーションスポーツに参加する ・地域のスポーツイベントや開催競技の体験教室に参加する ・ライフステージに応じたスポーツ活動を実践する ・地域のスポーツ活動を応援する (4)いばらきの魅力を再認識するとともに,積極的に県内外に情報発信する ・豊かな自然や特色ある歴史,文化,最先端の科学技術などの地域資源を再認識 するとともに紹介する ・地産地消を推進するとともに茨城の「食」を紹介する ・スポーツを活用した交流の拡大を図る ・地域ブランドを積極的にPRする -19- 2 推進スケジュール 年 度 平成26年度 (開催内定) 平成27年度 平成28年度 (開催決定) 平成29年度 平成30年度 平成31年度 (開催年) 事 業 内 容 ・県民運動アクションプログラムの策定 ・県民運動啓発事業の開始 ・国体募金・協賛金募集活動の開始 ・大会運営ボランティアの募集開始 ・大会運営ボランティアの研修会 ・リハーサル大会での実践活動 ・本大会での実践活動 -20- に 基 づ く 取 組 の 推 進 ・ 支 援 県 民 運 動 ア ク シ ョ ン プ ロ グ ラ ム 平成27年2月16日 第6回常任委員会報告 第74回国民体育大会 花いっぱい運動推奨花の決定 花の名前 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 インパチェンス ガーデンマム カンナ コキア (ホウキギ) コスモス サルビア ダリア ニチニチソウ バーベナ ペチュニア ポーチュラカ マリーゴールド 開花期間 6~10月 9~10月 7~10月 花の色 特徴 桃,赤,橙,紫 半日陰でも十分育ち高温多湿にも強い。日当 たりの良くない場所の花壇やプランター植えに も向いている。 白,赤,桃,橙,黄 白,赤,桃,橙,黄 8月 緑,赤 7~11月 白,桃,赤,黄 7~10月 7~10月 6~10月 白,赤,青 高温を好み,真夏の直射日光下でもよく育つ。 大型種は花・葉が大きく存在感がある。矮性種 は草丈50㎝ほど。 昭和49年の茨城国体では,沿道沿いに多く植 えられた。 葉全体が夏は黄緑色で涼しげなイメージがあ り,秋からは赤色に変わり長く鑑賞できる。 多くの観光客が訪れる国営ひたちなか海浜公 園で見られる。 強健で栽培しやすく花壇,プランターのほかに も沿道にも植栽できる。 花色,草丈とも品種が豊富。 夏から秋にかけて開花し,育てやすく丈夫で, 花壇,プランター用としてよく利用されている。 スプレンデス系は草丈がほどよい高さで汎用 性に富む。ファリナセア系(ブルーサルビア)は草丈 が高いので,花壇後方や中央に植栽できる。 多くの品種があり,花の大きさや色などが非常 に豊富。 白,桃,赤,橙,黄,紫 日当たりの良い場所を好むが,暑さにはやや 弱い。 初夏から晩秋まで開花する。 暑さと乾燥に強く,真夏の炎天下でも花を咲か 白,桃,赤,橙,黄,紫 せる。 5~10月 白,桃,赤,紫 4~10月 6~10月 庭植え用に改良されたキクで,育てやすい。半 球状に育ち,花付きが良い。 キクの中でも,茨城県の小菊の作付け面積 は,全国第2位。 白,桃,紫 春から秋の長期間開花する。 宿年草タイプは強健で育てやすく,路地植えに も適している。日当たりと風通しの良い場所で 育てる。 初夏から秋まで長い間次々と花が咲く。 色や種類が豊富。 花壇,プランターのほか,釣り鉢にも利用でき る。 夏から秋まで花が咲く。 暑さと乾燥に強く,炎天下でも花を咲かせ続 白,桃,赤,橙,黄,紫 け,育てやすい。車の通行量が多いところでも 育つ。 草丈は高くならずに横に這うように伸びる。 6~10月 -21- 赤,橙,黄 切り戻し等により開花最盛期の調整がしやす い。 花数も多く,丈夫で栽培しやすい。 タネからでも育てやすい。 平成27年7月14日 第7回常任委員会決定 第74回国民体育大会 文化プログラム実施基本方針 1 目的 県内の文化事業を第74回国民体育大会の「文化プログラム」として紹介・宣 伝し,多くの県民に参加していただくことにより,開催機運の醸成を図る。 あわせて,肥沃で水と緑豊かな自然や,その中で育まれてきた歴史・文化など の本県の魅力を全国に向けて発信する。 2 内容 文化プログラムの内容は,次のいずれかに該当し,第74回国民体育大会茨城 県準備(実行)委員会が認めたものとする。 (1)スポーツに関連する文化・芸術事業 (2)茨城県の文化・芸術等を発信する事業 (3)その他文化プログラムの目的に沿うと認められる事業 3 4 実施者 文化プログラムの事業を実施できるものは,次のとおりとする。 (1)公益財団法人日本体育協会,文部科学省,茨城県及び特定非営利活動法 人日本スポーツ芸術協会 (2)茨城県内の市町村 (3)文化プログラムの開催目的に賛同する団体,機関等(宗教団体,政治団 体は除く) 期間 文化プログラムの実施期間は,原則として,平成31年1月1日から平成31 年12月31日までとする。 5 開催地 文化プログラムは原則として茨城県内で実施する。 6 経費負担 文化プログラムの実施にかかる経費は,各事業を実施するものが負担する。 -22- 平成26年2月18日 第4回常任委員会決定 第74回国民体育大会 競技運営基本方針 競技運営専門委員会に付託した本事項の審議結果が報告されたので,第74回国民 体育大会茨城県準備委員会会則第12条第7項第2号の規定により提案する。 第74回国民体育大会の競技運営は,公益財団法人日本体育協会(以下「日体協」 という。)の定める国民体育大会開催基準要項及び同細則並びに第74回国民体育大 会開催基本方針に基づくとともに,次の方針により実施する。 1 正式競技,公開競技及び特別競技の運営は,日体協加盟の各競技団体及び公益財 団法人日本高等学校野球連盟が主管する。また,デモンストレーションスポーツの 運営は,県競技団体等が主管する。 2 正式競技及び特別競技の競技役員等の編成は,日体協の定める「競技役員編成基 準」及び「第74回国民体育大会競技役員等編成基本方針」に基づき行うものとす る。 3 競技用具は,「第74回国民体育大会競技用具整備基本方針」に基づき,競技運 営に支障がないよう県及び会場地市町村において計画的に整備する。 4 競技記録及び成績の収集・速報は,県及び会場地市町村が競技団体と連携を図り, 迅速かつ正確に処理する。 5 競技会の運営能力の向上を図るためにリハーサル大会を実施する場合は,会場地 市町村と競技団体が協力して,運営全般にわたって習熟を図るとともに,県民の第 74回国民体育大会及び各種競技に対する関心を高め,理解を深めるよう努めるも のとする。 6 その他,競技運営の諸企画及び実施にあたっては,競技団体及び関係機関と十分 な連携を図り,適切に行うものとする。 -23- 平成26年2月18日 第4回常任委員会決定 第74回国民体育大会 競技用具整備基本方針 第74回国民体育大会(以下「大会」という。)の競技運営に要する器具・用具(以 下「競技用具」という。)については,競技運営に万全を期するとともに,本県スポ ーツの普及・振興に資するため,次の方針に基づき計画的に整備する。 1 競技用具の整備に当たっては,第74回国民体育大会県及び会場地市町村の業務 分担・経費負担基本方針並びに別に定める競技用具整備要項に基づくものとする。 2 競技用具の整備に当たっては,県と会場地市町村が十分協議するとともに,県競 技団体,公益財団法人日本体育協会,中央競技団体と連携の上,推進するものとす る。 3 競技用具は,原則として県及び会場地市町村並びに県競技団体等が現有するもの を活用することとし,現有の競技用具で不足するものについては借用し,借用困難 な場合についてのみ購入するものとする。 4 一般の利活用が見込めない競技用具や通常の競技運営に必要な競技用具の量,質 を超えて整備しなければならないものについては,別に定める。 5 購入する競技用具の保管及び大会終了後の活用等については,県及び会場地市町 村がそれぞれの責任において行うものとする。 -24- 平成26年7月8日 第5回常任委員会報告 第74回国民体育大会競技用具整備要項 1 趣旨 この要項は,第74回国民体育大会競技用具整備基本方針に基づき,第74回国民体育 大会(以下「大会」という。 )の競技運営に万全を期するとともに,大会を契機としてスポ ーツの普及・振興に資することを目的とし,大会開催に必要な競技用具の整備について必 要な事項を定める。 2 競技用具の区分 (1)この要項でいう競技用具とは,次表のとおりとする。 区分 備 内容 品 例示 競技を実施するために直接必要な備品 ゴールポスト,卓 (施設に付帯するものは除く) 球台,得点板等 競技用 消耗品 競 技 競技を実施するために直接必要な消耗品 競技を実施するために直接必要な備品以外 用 備 品 具 のもので,競技会運営に必要な備品 (施設に付帯するものは除く) 運営用 消耗品 ボール,フラッ グ,ネット等 机,テント, 放送器具等 競技を実施するために直接必要な消耗品以 事務用品,清掃用 外のもので,競技会運営に必要な消耗品 具等 (2)この要項で備品とは,比較的長期にわたって,その性質又は形状を変更することなく 使用に耐えるもので,取得価格が 50,000 円以上の物品をいう。 (3)この要項の消耗品とは,備品以外の物品をいう。 3 競技用具の整備計画の作成 (1)競技用具の整備計画は,会場地市町村が県競技団体及び県と協議の上作成する。 (2)競技用具の規格及び数量については,県,会場地市町村が県競技団体と協議の上,公 益財団法人日本体育協会及び中央競技団体と調整し,決定する。 (3)競技用具の整備に当たっては,大会時に使用可能な現有の競技用具を活用し,不足す る場合は借用する。特に,大会終了後の利活用が困難なものは積極的に借用する。また, 現有活用及び借用により整備してもなお不足する競技用具については購入する。 -25- (4)競技用具の整備時期は,競技別リハーサル大会の実施などを勘案し,調整する。 4 業務分担及び経費負担 (1)競技用具を借用する場合は,会場地市町村の経費負担で行うものとする。なお,必要 がある場合は,県が会場地市町村の依頼により斡旋に努める。 (2)競技用具の購入は,次の業務分担及び経費負担区分による。ただし,一般の利活用が 見込めないもの,通常の競技運営に必要な量,質を超えて整備しなければならないもの については,当該業務分担及び経費負担によらず,県と会場地市町村が別途協議するも のとする。 業務分担及び 経費負担区分 県 会場地市町村 競技会場及び 練習会場の施設区分 5 県有施設 競技用備品 市町村有施設 - その他の施設 - 競技用消耗品 運営用備品及び消耗品 競技用備品及び消耗品 運営用備品及び消耗品 競技用備品及び消耗品 運営用備品及び消耗品 競技用具の活用等 購入した競技用具の活用等については,大会終了後,購入した者の責任において行うも のとする。 6 その他 この要項に定めるもののほか,競技用具に必要な事項は,県,会場地市町村が別途協議 するものとする。 -26- 平成25年2月12日 第2回常任委員会決定 第74回国民体育大会競技役員等編成基本方針 第 7 4 回 国 民 体 育 大 会 競 技 役 員 等 の 編 成 は ,本 大 会 に お け る 各 競 技 会 の 運 営 を円滑に行うため,次の基本方針により行う。 1 基本方針 ( 1 ) 競 技 役 員 等 の 編 成 は ,( 公 財 ) 日 本 体 育 協 会 が 示 す 「 国 民 体 育 大 会 開 催 基 準 要 項 」及 び「 国 民 体 育 大 会 各 競 技 会 開 催 に あ た る 競 技 役 員 編 成 基 準 」に 基 づ き ,茨 城 県 準 備( 実 行 )委 員 会 が ,会 場 地 市 町 村 及 び 県 競 技 団体等と十分協議して行う。 ( 2 )競 技 役 員 等 の う ち ,審 判 員 及 び 運 営 員 の 編 成 に つ い て は ,1 人 1 競 技 を 原 則 と し て ,各 競 技 及 び 会 場 地 市 町 村 の 実 情 に 即 し た 適 正 な 配 置 を 行 う。 ( 3 )競 技 役 員 等 の 編 成 は ,競 技 団 体 関 係 者 ,会 場 地 市 町 村 関 係 者 の み な ら ず,広く県民の積極的な参加と協力が得られるよう配慮する。 2 競技役員等の定義及び編成方法 (1)競技役員等は次のとおりとする。 ①主に競技会(試合等)運営に携わる役職 役職名 定 義 成 方 法 国民体育大会開催基準 要項第22項第2号の 規定に該当する者 名 誉 会 長 ,会 長 ,副 会 長 ,顧 問 ,参 与 ,委 員 長 ,副 委 員 長 及 び 委 員 と す る。 審判員 直接競技の審判に携わ る者 原 則 と し て ,県 内 有 資 格 者 を も っ て 編 成 す る こ と と し ,必 要 に 応 じ て 中 央及び近県競技団体関係者と含め て編成する。 運営員 原 則 と し て ,県 競 技 団 体 関 係 者 と 会 場地市町村関係者等をもって編成 直接競技会の運営に携 す る こ と と し ,必 要 に 応 じ て 中 央 及 わ る 者( 審 判 員 を 除 く ) び近県競技団体関係者を含めて編 成する。 競技会役員 競 技 役 員 編 競技補助員 競技役員の補助とし て,競技会の運営に携 わる者 -27- 会場地市町村及び周辺市町村に在 住する当該競技関係者をもって編 成する。 ②主に競技会場運営に携わる役職 役職名 定 義 宿泊・輸送・歓迎・駐 車場等の競技会を支援 競技会係員 する間接的な業務に携 わる者 競技会補助員 競技会係員の業務の補 助に携わる者 編 成 方 法 会場地市町村関係者等をもって編 成する。 会場地市町村及び周辺市町村に在 住する者をもって編成する。 ( 2 )競 技 役 員 等 の 編 成 案 は ,会 場 地 市 町 村 が 県 競 技 団 体 等 と 協 議 の う え 作 成し,茨城県準備(実行)委員会において決定する。 3 競技役員等の調整 競 技 役 員 等 の 編 成 に 当 た り ,重 複 し て 競 技 役 員 等( 監 督 ,コ ー チ お よ び 選 手 を 含 む )と な る 可 能 性 が あ る 場 合 は ,次 の 原 則 に よ り 関 係 者 が 協 議 し て 調 整する。 ( 1 )監 督 ,コ ー チ 及 び 選 手 と 競 技 役 員 等 の 重 複 に つ い て は ,監 督 ,コ ー チ 及び選手を優先する。 ( 2 )2 競 技 以 上 に わ た る 競 技 役 員 等 の 重 複 に つ い て は ,そ の 業 務 内 容 に よ り,関係者が協議して調整する。 ( 3 )同 一 競 技 に お け る 競 技 役 員 等 の 重 複 に つ い て は ,そ の 業 務 内 容 に よ り 認める。 (4)開・閉会式及び集団演技関係役員等と競技役員等の重複については, その業務内容により認める。 4 業務内容 競 技 役 員 等 の う ち ,競 技 役 員 ,競 技 補 助 員 ,競 技 会 係 員 お よ び 競 技 会 補 助 員の想定される業務内容は,概ね次のとおりとする。 ① 主に競技会(試合等)運営に係る業務内容 役 職 名 業 務 内 容 競 総 括 ,総 務 ,運 営 ,審 判 ,記 録 ,出 発 ,監 察 ,放 送 ,召 集 , 審判員 技 掲示,進行,報道,表彰,救護,得点掲示,記録送受信, 役 総合成績計算,会場 等 運営員 員 競技補助員 競技役員の業務を補助する。 ② に競技会場運営に係る業務内容 役 職 名 業 務 内 容 総 括 ,総 務 ,受 付 案 内 ,接 待 ,宿 泊 , 輸 送 ,会 場 整 理 ,警 競技会係員 備 ,施 設 管 理 ,会 場 美 化 ,練 習 会 場 ,駐 車 場 ,弁 当 ,入 場 券販売,プログラム販売 等 競技会補助員 競技会係員の業務を補助する。 -28- 平成27年2月16日 第6回常任委員会報告 第74回国民体育大会競技別リハーサル大会開催基準要項 1 趣 旨 この要項は,第74回国民体育大会(以下「国体」という。)における各競技会の円滑な運営 を資するために,会場地市町村と関係競技団体が実施する競技別リハーサル大会(以下「大会」 という。)に関して基本的な事項を定める。 2 目 的 大会の目的は,次のとおりとする。 (1) 会場地市町村及び関係競技団体の競技会運営能力の向上を図り,国体の円滑な開催に資する。 (2) 県民の国体及び競技に対する関心を高め,理解を深めるとともに,国体開催の機運醸成を図 る。 3 開催期間及び回数 大会は,会場地市町村と関係競技団体が協議の上,各会場地において平成30年度から国体開 催時までの間に,原則として1競技につき1回実施できるものとする。 4 大会の開催 大会は,会場地市町村及び関係競技団体が協力して開催するものとし,分散開催の競技につい ては,複数の会場地市町村により共同で実施することができるものとする。 5 大会の規模 大会は,原則として参加者数及び競技役員数が国体の規模を上回らないものとする。 なお,これによらない場合(中央競技団体がリハーサル大会として位置づけている全国規模の 大会がある場合など)は,茨城県準備(実行)委員会(以下「県委員会」という。)と別途協議 するものとする。 6 大会の運営 (1) 大会は,国体における各競技会に準じて運営する。 (2) 大会に使用する施設は,原則として国体で使用する施設とする。 (3) 大会は,会場地市町村及び関係競技団体の実情に応じたものとし,双方が協力して創意工夫 することにより,簡素で効率的な運営に努める。 7 大会の経費 (1) 大会の経費は,会場地市町村及び関係競技団体が負担するものとする。 (2) 大会は,華美,過大にならないよう留意し,その経費については,目的が達成できる必要最 小限にとどめるものとする。 8 開催の手続き 大会を開催する会場地市町村は,関係競技団体と協議の上,大会開催申請書を県委員会に提出 し,承認を求めるものとする。 なお,提出する申請書及び提出期間については,別に定める。 9 その他 この要項に定めるもののほか,必要な事項については,別に定める。 -29- 平成26年2月18日 第4回常任委員会決定 第74回国民体育大会 式典基本方針 第74回国民体育大会の式典は,国民体育大会開催基準要項及び第74回国民体育大会開催 基本方針並びに第74回国民体育大会開催基本構想を踏まえ,「翔べ 羽ばたけ そして未来 へ」のスローガンのもと, 「いきいき茨城ゆめ国体」にふさわしい式典とする。 1 基本理念 (1)豊かな実りと美しい自然,悠久の歴史と文化,最先端の科学技術と伝統が融和する “いばらきの魅力”を表現し,全国へ発信する式典とする。 (2)県民総参加のもと,すべての人が心を一つにして協働し,簡素ながらも創意工夫を 凝らしたみんなで創る手づくりの式典とする。 (3)訪れる人々を人情味あふれる心のこもったおもてなしで歓迎し,出会いと交流により 絆を深め,参加したすべての人が感動と喜びを共有できる記憶に残る式典とする。 2 式典の構成 式典は,総合開会式・総合閉会式及び各競技会表彰式並びに大会旗・炬火リレーで構成す る。 (1)総合開会式・総合閉会式 総合開会式・総合閉会式は国民体育大会開催基準要項第19項第3号に規定する各 項目及び第19項第4号に規定する集団演技並びに役員・選手団入退場で構成する。 (2)各競技会表彰式 各競技会表彰式は,概ね国民体育大会開催基準要項細則第7項に規定する各項目で 構成する。 (3)大会旗・炬火リレー 大会旗及び炬火リレーは,炬火採火,大会旗・炬火リレー及び炬火集火で構成する。 3 式典の企画・運営 (1)総合開会式・総合閉会式 総合開会式・総合閉会式は,第74回国民体育大会茨城県準備(実行)委員会が企 画し,第74回国民体育大会茨城県実施本部(仮称)が運営にあたる。 (2)各競技会表彰式 各競技会表彰式は,第74回国民体育大会茨城県準備(実行)委員会が定める要項 に基づき,会場地市町村準備(実行)委員会が関係競技団体と協議のうえ,企画・運 営にあたる。 (3)大会旗・炬火リレー 大会旗及び炬火リレーについては,別に定める要項に基づくものとする。 -30- 平成24年5月28日 第1回常任委員会決定 第74回国民体育大会競技施設整備基本方針 競技施設は,地方スポーツの普及・振興と地方文化の発展に寄与することを 目的とする国民体育大会の趣旨及び第74回国民体育大会の開催方針に基づき, 国民体育大会開催基準要項の施設基準を尊重し,次により整備する。 1 競技施設は,可能な限り県内の既存施設を活用する。 2 施設整備を行う場合は,喫緊に必要な施設に限定するとともに,大会後に おいても,地域住民に広く活用されるように配慮する。 3 施設整備に当たっては,競技運営に支障がないように,計画の段階から当 該競技団体及び関係機関と十分協議する。 -31- 平成26年2月18日 第4回常任委員会決定 第74回国民体育大会 宿泊基本方針 第74回国民体育大会(以下「大会」という。)に参加する選手,監督,役員,視 察員,報道員及びその他の関係者(以下「大会参加者」という。)の宿舎及び食事に ついては,大会参加者が最良のコンディションで十分な活躍ができるよう,次の方針 に基づき提供する。 1 宿 舎 (1) 大会参加者の宿舎は,原則として,会場地内の旅館(旅館業法の許可を受け て営業を行う旅館,ホテル及び簡易宿所をいう。以下同じ。)を利用する。 (2) 会場地内の旅館で大会参加者の収容が困難な場合は,その地域の実情に応じ, 関係機関,団体等と協議のうえ,以下の施設を利用する。 ① 近隣市町村の旅館 ② 会場地内の公共施設,寮,保養所,寺院,民家等 (3) 風紀上,衛生上及び安全対策上等支障があると認められる宿舎は利用しない。 2 配 宿 大会参加者の宿舎の確保及び配宿は,県と会場地市町村が連携して行う。 3 宿泊料金 大会参加者の宿泊料金は,旅館等の関係団体と協議のうえ,公益財団法人日本体 育協会において決定する。 4 食 事 大会参加者に提供する食事は,安全,安心で栄養バランスが良く,豊かな自然に 恵まれた茨城県のさまざまな食材を取入れた郷土色豊かなものを提供する。 -32- 平成27年2月16日 第6回常任委員会決定 第74回国民体育大会 宿泊基本計画 第74回国民体育大会宿泊基本方針に基づき,県,会場地市町村及び関係機関・団 体等は,相互に緊密な連携を図り,次の準備業務を推進する。 1 配宿業務の実施 (1)宿泊施設に関する調査の実施 選手・監督,役員,視察員,報道員及びその他の関係者(以下「大会参加者」 という。)の配宿計画の作成に資するため,県と市町村が連携し,宿泊施設に関 する調査を実施する。 (2)宿泊予定者数の把握 配宿計画の作成に必要な各都道府県の宿泊予定者数を把握するため,県は各 都道府県等への宿泊意向調査を実施する。 (3)仮配宿計画の作成 宿泊施設に関する調査及び各都道府県等への宿泊意向調査等に基づき,配宿 計画の円滑な作成に資するため,県と会場地市町村は連携し,仮配宿計画を作 成する。 (4)宿泊施設の充足対策 仮配宿計画において,会場地市町村内の旅館(旅館業法の許可を受けて営業 を行う旅館,ホテル及び簡易宿所をいう。以下同じ。)のみでは大会参加者の収 容が困難な場合には,会場地市町村が,公共施設等の転用(以下「転用施設」 という。)及び民家の利用(以下「民泊」という。)並びに近隣市町村の旅館の 利用(以下「広域配宿」という。)を行うなど,必要な充足対策を行う。 (5)配宿計画の作成 県と会場地市町村は,仮配宿計画等に基づき,市町村ごとの宿泊人数を調整 のうえ,配宿計画を作成する。 2 宿泊料金の決定 宿泊料金については,先催県の事例も参考に,県準備(実行)委員会が,旅館 等の関係団体との協議結果を踏まえ,公益財団法人日本体育協会と協議する。 なお,決定は,公益財団法人日本体育協会において行う。 3 宿泊本部の設置 宿泊申込等に関する業務を円滑に行うため,県及び会場地市町村に宿泊本部を 設置する。 -33- 4 標準献立の作成 大会参加者に提供する食事は,安全,安心で栄養バランスが良く,豊かな自然 に恵まれた茨城県のさまざまな食材を取り入れた郷土色豊かなものとするととも に,選手が十分に活躍できるよう標準献立を作成し,調理関係者等を対象に講習 会を開催し,標準献立の普及に努める。 5 弁当の調達 昼食弁当については,県及び会場地市町村が,必要に応じて調達斡旋を行う。 6 おもてなし向上研修の実施 大会参加者へのサービスの向上と真心あふれるおもてなしを実践するため,宿 泊業務従事者等を対象に,接遇講習会を実施する。 7 その他 上記のほか,宿泊業務の実施に関して必要な事項については,要項等を定め推 進する。 -34- 平成26年2月18日 第4回常任委員会決定 第74回国民体育大会 医事・衛生基本方針 第74回国民体育大会に参加する選手,監督,役員,視察員,報道員及びその他 の関係者並びに一般観覧者(以下「大会参加者等」という。)の医事・衛生につい ては,大会参加者等が,清潔で快適な環境のもとで十分な活躍と観覧等ができるよ う,次の方針により実施する。 1 医療救護 大会参加者等の傷病の発生に速やかに対処するため,関係機関・団体等の協力 を得て,応急処置及び医療機関への移送等の実施に必要な医療救護体制を整える。 2 食品衛生 大会参加者等の食の安全,安心を確保するため,関係機関・団体等の協力を得 て,宿舎及び食品取扱施設等の監視,指導を行うとともに,食品衛生に関する知 識の普及及び意識の一層の啓発を図る。 3 環境衛生 大会参加者等に清潔で快適な環境を提供するため,関係機関・団体等はもとよ り,広く県民の協力を得て,宿舎の衛生対策,廃棄物の適正な処理,リサイクル の推進,衛生害虫等の駆除,飲料水の衛生対策,動物の適正管理等に努めるとと もに,環境衛生に関する知識の普及及び意識の一層の啓発を図る。 4 予防・防疫 大会参加者等の感染症の発生を防止するため,関係機関・団体等の協力を得て, 防疫体制を整えるとともに,防疫に関する知識の普及及び意識の一層の啓発を図 る。 5 馬事衛生 馬術競技出場馬に対し,関係機関・団体等の協力を得て,必要な防疫措置等を 行い,伝染病の発生防止に努めるとともに,傷病の発生に速やかに対処できる診 療体制を整える。 -35- 平成27年2月16日 第6回常任委員会決定 第74回国民体育大会 医事・衛生基本計画 第74回国民体育大会医事・衛生基本方針に基づき,県,会場地市町村及び関係機関・団体等 は,相互に密接な連携を図り,次の準備業務を推進する。 1 医療救護対策 (1)救護所及び救護本部の設置 大会参加者等の傷病発生に対処するため,開・閉会式会場及び競技会場等に救護所を設置 する。また,必要に応じ医療救護業務を統括するため,救護本部を設置する。 (2)医療救護体制の周知徹底 傷病発生に伴う患者の取扱いについては,パンフレットの作成・配布等により,各都道府 県,宿泊施設,医療機関等に周知徹底を図る。 2 食品衛生対策 (1)食品衛生に関する知識の普及及び意識の啓発 食品に起因する衛生上の危害を防止するため,宿泊施設及び食品取扱施設の営業者等に対 し,より一層,食品衛生に関する正しい知識の普及及び意識の啓発を図り,あわせて自主的 な衛生管理の向上を促す。 (2)監視指導の実施 宿泊施設や弁当調製施設など食品取扱施設を対象に,監視・指導を行うとともに,必要に 応じて食品の収去検査等を実施する。 3 環境衛生対策 (1)会場及び生活環境の美化 大会参加者等に清潔で快適な環境を提供するため,開・閉会式会場,競技・練習会場,河 川・道路等公共の場所及び観光地等の清掃を実施するとともに,廃棄物の不法投棄の防止を 図り,会場等の美化に努める。 (2)廃棄物の発生抑制及びリサイクルの推進 競技会場等における廃棄物の発生抑制に努めるとともに,分別収集を徹底し,可能な限り リサイクルを行う。また,リサイクルできない廃棄物については,適正な処分を行う。 (3)宿泊施設の衛生対策 宿泊者が快適に過ごせるよう,宿泊施設に対して必要な指導等を行い,宿泊施設の衛生対 策に努める。 (4)飲料水の衛生対策 安全な飲料水を確保するため,必要に応じて水質検査等を行い,飲料水の衛生対策に努め る。 -36- (5)衛生害虫等の駆除 生活環境の衛生保持を図るため,必要に応じて衛生害虫等の駆除を行い,発生源対策に努 める。 (6)動物の適正管理 会場及び宿泊施設等の周辺における動物による危害防止を図るため,動物の適正管理等の 対策に努める。 4 防疫対策 (1)防疫に関する知識の普及及び意識の啓発 大会参加者等の感染症発生予防に万全を期するため,関係機関及び関係団体等の協力を得 て,より一層,防疫に関する正しい知識の普及及び意識の啓発を図る。 (2)健康診断の実施 大会参加者等の,特に消化器系感染症の発生予防のため,宿泊施設,弁当調製施設等の業 務従事者を対象とした,保菌検査(検便)等の健康診断実施の励行を指導する。 5 馬事衛生対策 馬術競技の円滑な運営に寄与するため,出場馬の防疫,健康管理,入退厩時の調整及び厩舎 の衛生管理等に努め,馬事衛生対策の万全を期する。 6 その他 上記のほか,医事・衛生業務の実施に関して必要な事項については,要項等に定める。 -37- 平成26年2月18日 第4回常任委員会決定 第74回国民体育大会 輸送・交通基本方針 第74回国民体育大会(以下「大会」という。 )に参加する選手,監督,役員,視察員, 報道員その他関係者(以下「大会参加者」という。 )及び一般観覧者の輸送については, 道路及び交通の状況等に十分配慮しつつ,次の基本方針により安全かつ確実に行うもの とする。 1 大会参加者の輸送 (1)全国輸送 全国から来県する大会参加者の集合及び解散については,自由集合・自由解散と し,必要に応じて関係機関等の協力を得て,円滑な輸送の確保に努める。 (2)開・閉会式及び競技会場地の輸送 ① 開・閉会式及び競技会場地における輸送については,県及び会場地市町村が, 関係機関等の協力を得て実施し,円滑な輸送の確保に努める。 ② 同一の競技が2市町村以上の会場地で行われる場合は,円滑な輸送のため,県 及び関係市町村が協議を行う。 (3)指定集合地の設定 県及び会場地市町村は,輸送を円滑に行うため,宿舎の分布,参加人員及び道路 交通事情等を考慮し,必要に応じて,バス等の乗降場として指定集合地を設ける。 2 一般観覧者の輸送 (1)一般観覧者の輸送については,県及び会場地市町村が関係機関等の協力を得て, バス及び鉄道等の利用による円滑な輸送に努める。 (2)自家用車での来場については,道路交通事情及び駐車場の設置状況に応じ,必要 な制限を行う。 3 車両等及び駐車場の確保 (1)大会参加者及び一般観覧者の輸送に必要な車両等については,県及び会場地市町 村が関係機関等の協力を得て,その確保に努める。 (2)開・閉会式及び競技会場地における駐車場については,十分な確保に努め,遠隔 となる駐車場については,必要な措置を講じる。 4 交通安全対策 県及び会場地市町村は,大会開催期間中における交通安全の確保と交通混雑の緩和 を図るため,関係機関等はもとより,広く県民に協力を求め,実情に応じて適切な対 策を講じる。 -38- 平成27年2月16日 第6回常任委員会決定 第74回国民体育大会 輸送・交通基本計画 第74回国民体育大会輸送・交通基本方針に基づき,県,会場地市町村,関係 機関及び関係団体等は相互に緊密な連携を図り,第74回国民体育大会(以下「大 会」という)の輸送・交通業務を円滑に推進する。 1 輸送・交通業務の一般的事項 (1)輸送対象者 輸送の対象者は次のとおりとする。 ア 大会参加者 ① 選手・監督 ② 都道府県選手団本部役員 ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 大会役員 競技会役員 競技役員 招待者 報道関係者 視察員 式典出演者 ⑩ 大会実施本部係員,大会補助員,大会協力者等 ⑪ 競技会係員,競技会補助員,競技補助員,競技会協力者等 ⑫ 上記のほか,県又は会場地市町村が必要と認めた者 イ 一般観覧者 (2)実施期間 輸送・交通業務を行う期間は,原則として開会式3日前から閉会式終了1 日後までの間とする。ただし,競技の特殊事情から必要と認められる場合は, 会場地市町村が別に期間を定める。 (3)業務の範囲 ア 輸送・交通業務の範囲は,全国輸送,開・閉会式輸送,競技会場地輸送 及びその他大会諸行事に直接関係する会場等の相互間の輸送とする。 イ 輸送対象者,車両,発着場所及び発着時刻等を定め,計画的に行う輸送 (以下「計画輸送」という。)は,原則として近距離(概ね2㎞未満をい う。)は行わない。 ただし,地域の交通事情等を勘案し,県と会場地市町村が協議のうえ, 必要と認められる場合は,この限りでない。 -39- 2 全国輸送(県・各会場地市町村) (1)全国輸送計画の策定 県は,関係機関及び関係団体等の協力を得て,全国から来県する選手・監 督及び役員等の全国輸送計画を策定する。 なお,計画の策定にあたっては,各都道府県等に対する来会意向調査を実 施する。 (2)輸送業務の範囲 全国から来県する選手・監督及び役員等について,各都道府県出発地から 宿泊地の間とする。 (3)集合・解散輸送 大会に参加する選手・監督及び役員等の全国輸送は,自由集合・自由解散 とするが,県は必要に応じて,列車の増発・増結,航空機の増便等座席の確 保及びその他輸送上の便宜が図られるよう,関係機関及び関係団体等に要請 する。 (4)輸送案内 輸送案内は,県が主要拠点に設置する総合案内所及び会場地市町村が指定 下車駅等に設置する案内所において行う。 (5)指定下車駅等の設定 選手・監督及び役員等の下車駅等は,県が会場地市町村と協議のうえ,会 場地市町村の宿泊地の最寄りの駅等から1カ所以上を設定する。 (6)指定下車駅等からの輸送 指定下車駅等と宿舎の間の輸送については,輸送距離及び道路交通事情を 勘案し,必要に応じて会場地市町村が行う。 3 開・閉会式輸送(県) (1)開・閉会式輸送計画の策定 県は,関係機関及び関係団体等の協力を得るとともに,式典計画及び開・ 閉会式会場整備計画等の関係する各種計画を十分に考慮し,開・閉会式輸送 計画を策定する。 (2)輸送業務の範囲 開・閉会式に参加する選手・監督及び役員等について,指定集合地と開・ 閉会式会場の相互間とし,原則として計画輸送とする。 (3)指定集合地の設定 開・閉会式における選手・監督及び役員等の計画輸送を円滑に行うため, 宿舎の分布,参加人員及び道路交通事情等を勘案し,県と会場地市町村が協 議して開・閉会式輸送の起点・終点となる指定集合地を設定する。 (4)指定集合地と宿舎間の誘導 指定集合地と宿舎が異なる場合は,指定集合地と宿舎間の誘導を会場地市 町村が行い,指定集合地において県に引継ぎを行う。 -40- (5)計画輸送経路の設定 県は,輸送距離,所要時間及び道路交通事情等を勘案し,関係機関及び関 係団体等と協議のうえ,開・閉会式の計画輸送経路を設定する。 (6)添乗員の配置 計画輸送バスの各車両には,乗降時の誘導,乗車人員の把握及び事故発生 等の緊急時における措置のため,原則として係員が添乗する。 (7)一般観覧者の輸送 ア 一般観覧者の輸送は,関係機関及び関係団体等の協力を得て,鉄道,路 線バス等の公共交通機関を最大限に活用するとともに,主要鉄道駅及び駐 車場等からのシャトルバスの運行や臨時乗降場の設置等の必要な措置を講 じる。 イ 自家用車での来場は,原則として認めない。ただし,開・閉会式会場の 車椅子席利用者等の輸送については,別途配慮する。 (8)車両許可証等の交付 会場周辺に乗り入れを認める車両は,一般車両と容易に区別ができるよう 別に定める許可証等を交付する。 4 競技会場地輸送(各会場地市町村) (1)会場地市町村輸送・交通業務指針 県は,会場地市町村における輸送・交通業務を推進するため,会場地市町 村輸送・交通業務指針を示し,業務の円滑な準備,運営を期する。 (2)競技会場地輸送計画 会場地市町村は,会場地市町村輸送・交通業務指針に基づき,競技会場地 輸送計画を策定する。 5 円滑な輸送の確保 (1)借上バス等の確保 県は,開・閉会式輸送,会場地市町村は競技会場地輸送について,それぞ れが関係機関及び関係団体等の協力を得て,必要なバス等の車両の確保に努 める。 なお,県は,競技会場地輸送に必要なバス台数を把握し,会場地市町村と 協議のうえ,必要に応じて関係機関及び関係団体等にバス確保の協力を要請 する。 (2)鉄道・路線バス等の確保 県は開・閉会式輸送,会場地市町村は競技会場地輸送について,それぞれ が関係機関および関係団体等の協力を得て,鉄道・路線バス等について,円 滑な輸送の確保に努める。 (3)予備車の確保 県及び会場地市町村は,大会期間中,予備車を準備して,緊急時に備える。 -41- 6 駐車場の確保 県及び会場地市町村は,道路交通事情及び大会参加者等の車両台数を勘案し, 関係機関及び関係団体等の協力を得て駐車場の確保に努め,その効率的な利用 を図る。 7 交通安全対策 県及び会場地市町村は,会場周辺における交通の安全確保と円滑な輸送を図 るため,関係機関及び関係団体等の協力を得て,駐車場及び乗降場における車 両の誘導や交通規制等の必要な措置を講じるものとする。 なお,交通安全対策の実施に当たっては,地域住民等への広報活動を行い, 協力を要請するとともに,交通案内標識,案内板等の設置及び各種広報媒体の 積極的な活用により,円滑な通行を確保する。 8 輸送サービスの推進 (1)輸送担当係員の講習 県及び会場地市町村は,円滑な輸送を推進するため,必要に応じて県及 び会場地市町村の輸送担当係員に対し,業務内容の徹底やサービス向上等 のための講習会等を実施する。 (2)輸送関係機関等の講習 県及び会場地市町村は,円滑な輸送を推進するため,関係機関及び関係 団体等に対して,業務内容の徹底,サービス向上等のための講習会の実施 を求めることができる。 9 輸送本部の設置 県は,輸送・交通業務を円滑に遂行するため,輸送本部を設置する。 10 その他 上記のほか,輸送・交通業務に関して必要な事項については,別に定める。 -42- 平成27年2月16日 第6回常任委員会決定 第74回国民体育大会 警備・消防防災基本方針 第74回国民体育大会(以下「大会」という。)における警備・消防防災対策については, 警察,消防防災,医療等の関係機関及び団体等との緊密な連携のもとに,警備・消防防災体 制の確立を図り,安全かつ円滑な大会運営が行われるよう万全を期するものとする。 1 警備対策 開・閉会式会場,競技会場,練習会場,宿泊施設,沿道等における事件・事故等の防止 を重点とした適切な警備措置を講じる。 また,大会期間中には,関係機関,団体等の協力を得て,防犯対策を推進し,犯罪の防 止に努める。 2 消防防災対策 開・閉会式会場,競技会場,練習会場,宿泊施設,沿道等の火災その他の災害予防及び 災害発生時における情報伝達,避難誘導,救急・救助,救急医療等に関する諸対策を講じ る。 また,大会期間中の火災その他の災害の未然防止及び発生時の被害の軽減を図るため, 関係機関,団体等の協力を得て,防火・防災意識の高揚を図る。 3 大規模災害・突発重大事案対策 茨城県地域防災計画及び市町村地域防災計画を踏まえ,開・閉会式会場,競技会場,練 習会場等での大規模災害及び突発重大事案発生時における情報収集・伝達,避難誘導,被 害の拡大防止,救急・救助,救急医療等に関する諸対策を講じる。 4 関係機関等との連絡調整 県及び会場地市町村は,関係機関,団体等との緊密な連携を保つとともに,情報連絡体 制を確立し,警備・消防防災対策の円滑な推進を図る。 -43-