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2012年までの業績

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2012年までの業績
微生物機能開発科学講座 応用微生物学分野
Laboratory of Applied Microbiology, Department of Microbial Biotechnology
教授:阿部敬悦、准教授:金子淳、助手:阿部直樹
(Prof. Keietsu ABE, Associate Prof. Jun KANEKO, Assistant Prof. Naoki ABE)
分野紹介
本分野は、微生物(細菌・真菌)がもつ多彩な代謝系と優れた物質生産能力に関する生化学的、分子
生物学的基盤を解明し、微生物機能とその産物を農業・食品・化学・環境・健康の各分野に応用する
ための研究教育を行っている。微生物の多様な物質変換は、地球規模の物質循環に多大な影響を与え、
さらには最大の生物産業である農業により生産供給される生物素材を変換するプロセス基盤でもある。
具体的には、①物質輸送と有用物質生産、②バイオポリマー分解酵素システム、③シグナル伝達、④
細胞表層構造、⑤膜孔形成毒素、⑥ファージ及びバクテリオシン等の課題を通じて、有用物質の探索・
構造や反応・作用機構、物質生産機構の解明を分子、遺伝子レベルで展開している。 研究成果の概要 TMII
I
1) 乳 酸 菌 ア ス パ ラ ギ ン 酸 (Asp): ア ラ ニ ン
(Ala)交換輸送体 AspT の Kinetics 解析 (Sasahara ら, 2011) 細菌の Asp:Ala 交換輸送体 AspT は、工業
的なアスパラギン酸:アラニン変換に用い
られ、その変換過程でエネルギー(膜電位
と pH 勾配)を発生する。AspT の競合基質間
の Kinetics 解析から、AspT 分子内におい
て Asp 透過経路と Ala 透過経路が独立して
存在することが推論された。 図. 生 化 学 解 析 に よ る AspT の 膜 貫 通 領 域 2) コリネ細菌のコハク酸排出輸送担体の生化学的解析 (Fukui ら 2011) コハク酸はポリエステルの原料となることから、石油由来ではなく発酵法でコハク酸を得ること
が求められている。コリネ菌のコハク酸排出輸送体 SucE1 は 1)の AspT と同じ AAEx ファミリーに
属する。コリネ菌の SucE1 を精製し人工膜小胞に再構成して輸送活性を確認した。排出輸送体の
特徴として、コハク酸に対して非常に大きな Km 値を有することが示唆された。 3) 糸状菌の細胞壁多糖α-1,3-glucan 合成酵素遺伝子の機能解析 (Yoshimi ら 2012, 特許 2012) 糸状菌の細胞壁生合成を制御する MAP kinase 経路は、出芽酵母がβ-1,3-glucan(BG)とキチンの
生合成遺伝子群の転写を制御するのとは異なり、α-1,3-glucan(AG)合成酵素遺伝子の転写を制御
する。AG は BG を被覆し、動植物感染時の糸状菌に宿主へのステルス性を付与する。Aspergillus
属糸状菌では AG 合成の主体が agsB 遺伝子によることを明らかにした。agsB 欠損株は、菌糸が絡
まりあわないで分散することから、物質生産に有利な高密度培養に適した菌株である。 4) ルーメン細菌外膜タンパク質の新しい生理機能の発見(Kojima ら,2011) ヒツジルーメンに共生するグラム陰性細菌 S. ruminantium は細胞壁ペプチドグリカンに共有結合
したカダベリンを持つ。本菌の外膜タンパク質 Mep45 のN−末端領域の SLH (S-layer-homorogous)
ドメインとカタベリン結合ペプチドグリカンとによる外膜の安定化機構の詳細を解明した。 5) 細胞外結合型キシラナーゼの新機能の発見(Fukuda ら,2012) キシラン分解細菌 (Paenibacillus sp. W-61)は 3 つのキシラナーゼ遺伝子から 5 種類のキシラナ
ーゼを分泌産生する。本菌が構成的に発現している少量の Xyn5 により基質キシランの分解で生じ
たキシロオリゴ糖を感知し、キシラナーゼ遺伝子群の発現を促進する新規転写因子 AxyR を発見し
た。 6) 黄色ブドウ球菌の二成分性毒素、γヘモリジンの立体構造解析(Yamashita ら,2011) 黄色ブドウ球菌のγヘモリジンが形成するβバレル膜孔の立体構造を 2.5 Åの解像度で解析する
ことに成功した。膜孔は LukF と Hlg2 が交互に並んだ八量体で、その大きさはαヘモリジンの七
量体βバレル型膜孔とほぼ同じであった。また、rim ドメインに存在するループ構造の変化がβバ
レルの stem 形成に重要であることが示唆された。 研究成果 【原著論文】 2011 年
1) Hagiwara D., T. Mizuno, and K. Abe*, Characterization of the conserved phosphorylation site in the Aspergillus nidulans
response regulator SrrA. Curr. Genet. 57, 103-114 (2011) 査読有り
Fukui K, C. Koseki, Y. Yamamoto, J. Nakamura, A. Sasahara, R. Yuji, K. Hashiguchi, Y. Usuda, K. Matsui, H. Kojima, and K.
Abe, Identification of succinate exporter in Corynebacterium glutamicum and its physiological roles under anaerobic conditions,
J. Biotech. 154, 25-34 (2011) 査読有り
3) Sasahara A., K. Nanatani, M. Enomoto, S. Kuwahara, and K. Abe*, Substrate specificity of the aspartate:alanine antiporter
(AspT) of Tetragenococcus halophilus in reconstituted liposomes . J. Biol. Chem. 286, 29044-29052 (2011) 査読有り
4) Tanaka, Y., N. Hirano, J. Kaneko, Y. Kamio, M. Yao, I. Tanaka, 2-Methyl-2,4-pentanediol induces spontaneous assembly of
staphylococcal α-hemolysin into heptameric pore structure. Protein Science 20 448-456 (2011). (査読有り)
5) Kojima, S., J. Kaneko, N. Abe, Y. Takatsuka, and Y. Kamio, Cadaverine covalently linked to the peptidoglycan serves as the
correct constituent for the anchoring mechanism between the outer membrane and peptidoglycan in Selenomonas ruminantium. J.
Bacteriol. 193, 2347-2350 (2011).(査読有り)
6) Haya, S., Y. Tokumaru, N. Abe, J. Kaneko, and S. Aizawa, Characterization of Lateral Flagella of Selenomonas ruminantium.
Appl. Environ. Microbiol. 77, 2799-2802 (2011). (査読有り)
7) Yamashita, K., Y. Kawai, Y. Tanaka, N. Hirano, J. Kaneko, N. Tomita, M. Ohta, Y. Kamio, M. Yao, and I. Tanaka, Crystal
structure of the octameric pore of Staphylococcal γ-hemolysin reveals the β-barrel pore formation mechanism by two components.
Proc. Natl. Acad. Sci. 108, 17314-17319 (2011). (査読有り)
8) Tomita, N., K. Abe, J. Kaneko, Y. Kamio and M. Ohta. Probabilistic study on subunit mismatch arrangement in staphylococcal
γ-hemolysin heteroheptameric transmembrane pore. J. Biomech. Sci. Eng. 6, 286-298 (2011). (査読有り)
9) Do, H., Y. Suzuki, N. Abe, J. Kaneko, Y. Itoh, and K. Kimura, Mutations suppressing the loss of DegQ function in Bacillus
subtilis (natto) poly- γ-glutamate synthesis, Appl. Environ. Microbiol. 77, 8249-8258 (2011). (査読有り)
10) Toho K., N. Abe*, T. Yamada, Y. Ito, H. Konno, S. Kuwahara and H. Kiyota*., Synthesis of N1- and N8-(gamma -L- Glutamyl)
spermidines and (gamma-L-Glutamyl) putrescine. Lett. Org. Chem., 8, 1-4 (2011).(査読有り)
2012 年
11) Togashi T., S. Takami, K. Kawakami, H. Yamamoto, T. Naka, K. Sato, K. Abe, T. Adschiri. Continuous Hydrothermal Synthesis
of 3,4-Dihydroxyhydrocinnamic Acid-Modified Magnetite Nanoparticles with Stealth-Functionality against Immunological
Response. J. Mater. Chem. 22:9041-9045 (2012) 査読有り
12) Yoshimi A., M. Sano, A. Inaba, Y. Kokubun, T. Fujioka, O. Mizutani, D. Hagiwara , T. Fujikawa, M. Nishimura , S. Yano, S.
Kasahara, K. Shimizu, M. Yamaguchi, K. Kawakami and K. Abe*, Functional analysis of the α-1,3-glucan synthase genes agsA
and agsB in Aspergillus nidulans : AgsB is the major α-1,3-glucan synthase in this fungus. PloS ONE in press (2012) 査読有り
13) Fukuda, M., S. Yoshida, H. Itoh, Y. Kato, S. Watanabe, Y. Itoh , Y. Kamio, and J. Kaneko*, Biosci. Biotechnol. Biochem. 76,
1051-1054 (2012). (査読有り)
【その他】 2011 年
1) Nanatani K., and Abe K. *, “Energy generation coupled with decarboxylation reactions in lactic acid bacteria.” Lactic Acid
Bacteria and Bifidobacteria: Current Progress in Advanced Research, Chapter 4, pp67-87, Yokota A. and Sonomoto K. edts.,
Caister Academic Press (2011)
2) 阿部直樹, 阿部敬悦*, 3.6 微生物学分野の文献調査法. 「農学・生命科学のための学術情報リテラシー」齋藤忠夫 編
著 朝倉書店 pp. 99-108 (2011)
3) 七谷 圭, 阿部敬悦*, 醤油乳酸菌におけるアスパラギン酸脱炭酸とエネルギー生成乳酸菌, 日本醸造協会誌 106,
190-201 (2011)
4) 西村麻里江,森脇明弘,阿部敬悦,吉村 巧,小暮篤史, イネいもち病菌をモデルに用いたハイスループット薬剤ス
クリーニングシステム, 日本農薬学会誌 36, 516-519 (2011)
5) 金子 淳、阿部直樹、神尾好是, 抗生物質の作用機構及び検出法, 乳業技術, 60, 57-65 (2011).
2012 年
6) 阿部敬悦*, 上原健二, 高橋 徹, 大滝真作, 前田 浩, 山形洋平、五味勝也、長谷川史彦, 麹菌固体醗酵システムによ
る新規バイオプロセスへの挑戦, 「分子麹菌学」北本勝ひこ 編著 日本醸造協会 pp100-108 (2012 年)
7) 福井啓太, 七谷 圭, 阿部敬悦*, 産業微生物由来のアスパラギン酸:アラニン交換輸送体(AAEx)ファミリーに属する
膜輸送体の機能と産業応用, 化学と生物 52, 111-118 (2012)
8) 高橋 徹、阿部敬悦*, 麹菌を用いた生分解性プラスチックリサイクルシステム (前編) プラスチック(日本プラスチ
ック工業連盟誌) 5, 74-77 (2012)
9) 高橋 徹、阿部敬悦*, 麹菌を用いた生分解性プラスチックリサイクルシステム (後編) プラスチック(日本プラスチ
ック工業連盟誌) 6, 106-109 (2012)
10) 高橋 徹, 阿部直樹. 阿部敬悦*, 微生物ゲノム科学を用いた生分解性プラスチックのリサイクル「リサイクル・廃棄
2)
物事典」(2012) in press
11) 阿部直樹, 高橋 徹, 阿部敬悦, 放線菌 Amycolatopsis sp. K104-1 株由来のポリ乳酸分解酵素を用いたポリ乳酸(PLA)リ
サイクル技術の構築「リサイクル・廃棄物事典」(2012) in press
12)
学会発表 【国内学会】 ・招待講演
2011 年
1) ○阿部 敬悦,笹原綾子, 七谷 圭, 木村拓哉, 細菌由来アスパラギン酸:アラニン交換輸送体AspT の
proteoliposome を用いたKinetics 解析, トランスポーター研究会 (東北大学, 仙台, 6月12日) シンポジ
ウム 2) ○阿部 直樹、ポリ乳酸分解酵素PldAの立体構造から見えてきた特徴, 日本農芸化学会2011年度大会 (京都
女子大学, 京都, 3月25-28日---震災で中止, 要旨は公開)シンポジウム 2012年
3) ○七谷 圭, 福井啓太, 阿部敬悦, Structure, function and application of Aspartate:Alanine
Exchanger (AAEx) family transporters from industrial microorganisms. 日本農芸化学会2012年度
大会(京都女子大学, 京都, 3月26日) シンポジウム 4) ○高橋 徹, 阿部敬悦, 糸状菌の界面活性タンパク質による生分解性プラスチックの新規分解促進
機構とその応用, 日本化学会第92春季年会, (慶応義塾大学, 日吉, 3月28日) シンポジウム 5) ○吉見 啓, 稲葉 梓, 阿部敬悦, 糸状菌の細胞壁多糖α-1,3-glucanの生合成に関する研究, 応用
糖質科学会2012年度東北支部会(秋田カレッジプラザ, 秋田, 6月13日) ワークショップ ・一般講演
2011 年
1) ○尾崎達郎, 阿部直樹, 木村啓太郎, 金子 淳, 納豆菌特異的ファージφNIT1 のゲノム解析, 第 5 回日本ゲ
ノム微生物学会年会 (東北大学, 仙台, 3 月 14-16 日---震災で中止, 要旨は公開) 2) ○村垣 公英, 上原 健二, 高橋 徹, 山形 洋平, 阿部 敬悦, 麹菌 cutinase CutL1 の分子表面負電荷アミノ酸に
よる hydrophobin RolA との相互作用, 日本農芸化学会 2011 年度大会 (京都女子大学, 京都, 3 月 25-28 日---震
災で中止, 要旨は公開)
3) ○木村拓哉, 笹原綾子、七谷 圭、阿部敬悦, 醤油乳酸菌 Tetragenococcus halophilus の aspartate:alanine 交換輸送体 AspT の TM3 変異体を用いた基質認識機構の解析, 日本農芸化学会 2011 年度大会 (同上) 4) ○若林由佳梨, 川上和義, 神尾好是, 金子 淳、S. aureus の産生する白血球崩壊毒素群の解析, 日本農芸化
学会 2011 年度大会 (同上) 5) ○尾崎達郎, 阿部直樹, 木村啓太郎, 金子 淳, γ-ポリグルタミン酸分解酵素遺伝子を有する納豆菌ファ
ージのゲノム解析, 日本農芸化学会 2011 年度大会 (同上) 6) ○福田 睦, 渡辺誠司, 吉田滋樹, 神尾好是, 金子 淳, キシラン分解菌 Paenibacillus sp.W-61 における
AxyR を介した xyn3 の発現誘導機構の解明, 日本農芸化学会 2011 年度大会 (同上) 7) ○児島征司, 高塚由美子, 阿部直樹, 金子 淳, 神尾好是, Selenomonas ruminantium におけるペプチドグリ
カン(PG)結合型カダベリンを介した外膜-PG 間接着機構の解析, 日本農芸化学会 2011 年度大会 (同上) 8) ○沼子仁志, 成田-山田佐知子, 藤田信之, 金子 淳, 神尾好是, 高塚由美子, リポソーム蛋白質 L10 がアン
チ財務として作動するポリアミン合成制御機構の解明:ATP 依存性プロテアーゼの探索, 日本農芸化学会 2011
年度大会 (同上) 9) ○佐藤友彦、中川甲斐、遠藤睦子、冨田耕右、阿部直樹 Brevibacillus sp. 93 株由来の可溶性ポリ乳酸分解
酵素の遺伝子クローニング, 日本農芸化学会 2011 年度大会 (同上) 10) ○木村拓哉, 笹原綾子, 七谷 圭, 阿部敬悦, 醤油乳酸菌 Tetragenococcus halophilus の aspartate:alanine 交換輸
送体 AspT の TM3 における基質認識メカニズムの解析, 第6回トランスポーター研究会 (東北大学片平キャ
ンパス, 仙台, 6 月 11 日)(ポスター)
11) ○木村拓哉, 笹原綾子, 七谷 圭, 阿部敬悦, 乳酸菌 Tetragenococcus halophilus の aspartate:alanine 交換輸送
体 AspT の第 3 膜貫通領域変異体を用いた基質認識機構の解析, 第 84 回日本生化学会大会 (国立京都国際会
館, 京都, 9 月 21-24 日)
12) 村垣 公英, ○對馬裕誠, 上原 健二, 高橋 徹, 山形 洋平, 阿部 敬悦, 麹菌 cutinase CutL1 分子表面負電荷
アミノ酸の多重変異体による hydrophobin RolA との相互作用解析, 第 63 回日本生物工学大会 (東京農工大
学小金井キャンパス, 東京, 9 月 26-29 日)
13) ○田邊弘毅,大類景子,上原健二,高橋徹,冨樫貴成,有田稔彦,阿部敬悦, 麹菌 hydrophobin RolA と固体表
面間の相互作用解析, 第 63 回日本生物工学大会 (同上)
14) ○稲葉 梓, 吉見 啓, 阿部敬悦, 糸状菌 Aspergillus nidulans における α-1,3-グルカン合成酵素遺伝子 agsB
破壊株および agsA, agsB 二重破壊株の機能解析, 第 11 回糸状菌分子生物学コンファレンス (東京大学弥生講
堂, 東京, 11 月 16-17 日)
15) ○田邊弘毅,大類景子,上原健二,高橋徹,冨樫貴成,有田稔彦,阿部敬悦, 水晶振動子マイクロバランス (QCM)
による界面活性蛋白質 RolA と固体表面間の相互作用解, 第 11 回糸状菌分子生物学コンファレンス (同上)
16) ○緑川裕良,萩原大祐,吉見 啓,阿部敬悦, Aspergillus nidulans における ypdA 遺伝子発現制御株の解析, 第
11 回糸状菌分子生物学コンファレンス (同上) (ポスター) 2012 年
17) ○木村拓哉, 笹原綾子, 七谷 圭, 阿部敬悦, 醤油乳酸菌 Tetragenococcus halophilus の aspartate:alanine 交換輸
送体 AspT の TM3 変異体を用いた基質認識機構の解析, 日本農芸化学会 2012 年度大会 (京都女子大学, 京都,
3 月 22-26 日)
18) 高橋徹, 村垣公英, 川上和義, 冨樫貴成, 高見誠一, 阿尻雅文, 福本学, ○阿部敬悦, 糸状菌由来免疫回避機能性
素材を用いた新規医療用ナノ粒子の開発, 日本農芸化学会 2012 年度大会 (同上)
19) ○田邊弘毅, 大類景子, 上原健二, 高橋 徹, 冨樫貴成, 有田稔彦, 阿部敬悦, 糸状菌界面活性蛋白質 RolA と
固体表面間の相互作用機構の解析, 日本農芸化学会 2012 年度大会 (同上)
20) ○稲葉 梓, 吉見 啓, 阿部敬悦, 糸状菌 Aspergillus nidulans における α-1,3-グルカン合成酵素遺伝子 agsB
破壊株および agsA, agsB 二重破壊株を用いた ags 遺伝子群の機能解析, 日本農芸化学会 2012 年度大会 (同
上)
21) ○緑川裕良, 萩原大祐, 吉見 啓, 阿部敬悦, Aspergillus nidulans リン酸基中間因子 ypdA 遺伝子発現制御株の
解析および YpdA とレスポンスレギュレーターの相互作用解析, 日本農芸化学会 2012 年度大会 (同上)
22) ○沼子仁志, 李 耀召, 金子 淳, 高塚由美子, 神尾好是, リボソーム蛋白質 L10 をアダプターとする ClpP 型プ ロテアーゼによるリジン脱炭酸酵素の分解, 日本農芸化学会 2012 年度大会 (同上) 23) ○小野寺智子, 佐々木広美, 二井勇人, 内田隆史, 神尾好是, 金子 淳, エタノールアミン型リン脂質の γ
-セクレターゼの in vitro 活性への影響, 日本農芸化学会 2012 年度大会 (同上) 24) ○高橋基史, 毛利彰太, 神尾好是, 金子 淳 , 黄色ブドウ球菌が産生する二成分性赤血球崩壊毒素 γ -hemolysin の Hlg2 成分の標的細胞膜結 合に関与する因子の探索 , 日本農芸化学会 2012 年度大会 (同上) 25) 木村拓哉, ○鈴木聡美, 笹原綾子, 七谷 圭, 阿部 敬悦, 醤油乳酸菌 Tetragenococcus halophilus の aspartate:
alanine 交換輸送体 (AspT) の基質認識メカニズムの解析, 第7回トランスポーター研究会 (京都大学農学部
大講堂, 京都, 6 月 9-10 日)(ポスター)
26) ○山下大智, 田中良和, 金子 淳, 冨田典子, 太田 信, 神尾好是, 姚 閔, 田中 勲 , 二成分性膜孔形成
毒素の膜孔中間体の結晶構造解析, 日本蛋白質科学会年会(名古屋国際会議場, 名古屋、6 月 20-22 日)
(ポス
ター) 27) 木 村 拓 哉 , ○ 渡 口 博 貴 , 笹 原 綾 子 , 七 谷 圭 , 阿 部 敬 悦 , 醤 油 乳 酸 菌 Tetragenococcus halophilus の
Aspartate:alanine 交換輸送体 AspT の第 3 膜貫通領域変異体を用いた基質結合に伴う構造変化の解析, 日本乳
酸菌 2012 年度大会 (エポカル筑波, 筑波, 7 月 12-13 日)
28) 鈴木敦斗, 尾崎達郎, 木村啓太郎, ○金子 淳, 納豆菌ファージにおける菌体外ポリマー分解酵素遺伝子の存在
とその転写制御機構の解析, 第 4 回ファージ研究会(群馬大学刀城会館, 前橋, 9 月 19-20 日)
29) ○竹下珠由, 高橋基史, 田中良和, 神尾好是, 金子 淳, ヘテロ膜孔形成 2 成分性血球崩壊毒素ファミリーの S
型成分における赤血球崩壊に関与する領域の解析, 第 57 回ブドウ球菌研究会(広島大学東京オフィス, 東京, 9
月 21-22 日)
30) ○對馬裕誠, 村垣 公英, 上原 健二, 高橋 徹, 山形 洋平, 阿部 敬悦, 麹菌 hydrophobin RolA の正電荷アミ
ノ酸多重変異体と cutinase CutL1 間の相互作用解析, 第 64 回日本生物工学大会 (神戸国際会議場, 神戸, 10
月 23-26 日)
31) 田邊弘毅, ○田中拓未, 上原健二, 高橋徹, 冨樫貴成, 有田稔彦, 阿部敬悦, 産業糸状菌・麹菌の hydrophobin
RolA と固体表面間の相互作用解析, 第 64 回日本生物工学大会 (神戸国際会議場, 神戸, 10 月 23-26 日)
32) ○對馬裕誠, 村垣 公英, 上原 健二, 高橋 徹, 山形 洋平, 阿部 敬悦,麹菌 hydrophobin RolA 多重変異体と
cutinase CutL1 間の相互作用解析, 第 12 回糸状菌分子生物学コンファレンス (ウインク愛知, 名古屋, 11 月
12-13 日) (ポスター)
33) ○田中拓未, 田邊弘毅, 上原健二, 高橋徹, 冨樫貴成, 有田稔彦, 阿部敬悦, 麹菌が産生する両親媒性蛋白質
hydrophobin RolA と固体表面間の相互作用機構解析, 第 12 回糸状菌分子生物学コンファレンス (ウインク愛
知, 名古屋, 11 月 12-13 日)
34) ○稲葉 梓, 吉見 啓, 阿部敬悦, 糸状菌 Aspergillus nidulans の α-グルカン合成酵素遺伝子破壊株における
Congo red 感受性と菌糸への Congo red 吸着性との関係, 第 12 回糸状菌分子生物学コンファレンス (ウインク
愛知, 名古屋, 11 月 12-13 日) (ポスター)
35) ○吉見 啓, 稲葉 梓, 一杉昌玄, 阿部敬悦, 糸状菌 Aspergillus nidulans のα-1,3-グルカン合成酵素遺伝子変
異株の表現型解析, 第 12 回糸状菌分子生物学コンファレンス (ウインク愛知, 名古屋, 11 月 12-13 日)
36)○鈴木聡美, 木村拓哉, 笹原綾子, 七谷 圭, 阿部敬悦, 乳酸菌由来アスパラギン酸:アラニン交換輸送体
(AspT)の基質結合によるコンフォメーション変化の解析, 第 85 回日本生化学会大会 (福岡国際会議場マリ
ンメッセ福岡, 福岡, 12 月 14-16 日) (ポスター)
37) 中里ゆりえ, ○中野佑樹, 福井啓太, 原 吉彦, 七谷 圭, 阿部敬悦, Corynebacterium glutamicum 由来のコ
ハク酸排出輸送体 SucE1 の酵素学的機能解析, 第 85 回日本生化学会大会 (福岡国際会議場マリンメッセ福岡,
福岡, 12 月 14-16 日) (ポスター)
【国際学会】 ・招待講演
2011 年
1) ○Abe K., and T. Takahashi, Aspergillus oryzae is good at usage of hydrolyzing enzyme on solid-surfaces: Recruitment of
polyesterase(cutinase) of A. oryzae by the biosurfactant protein hydrophobin RolA on plastics. IUMS2011, Sept. 8, Sapporo,
Japan (2011) Invited Lecture
2) ○Abe K., and K. Nanatani, Energy generation coupled with decarboxylation reactions in lactic acid bacteria. IUMS2011, Sept. 9,
Sapporo, Japan (2011) Invited Lecture
3) ○Tanaka, Y., K. Yamashita, Y. Kawai, N. Hirano, J. Kaneko, N. Tomita, M. Ohta, Y. Kamio, M. Yao, I. Tanaka, 8th
International Conference on Flow Dynamics, Nov. 9. Sendai, Japan (2011). Invited Lecture
4) ○Tomita, N., K. Abe, J. Kaneko, Y. Kamio, M. Ohta, 8th International Conference on Flow Dynamics, Nov. 9. Sendai, Japan
(2011). Invited Lecture
2012 年
5) ○Abe K. and T. Takahashi, Filamentous fungi are good at usage of hydrolyzing enzyme on solid-surfaces:
Recruitment of polyesterase (cutinase) of Aspergillus oryzae by the biosurfactant protein hydrophobin RolA on
plastics, Japan-Finland symposium , June 5, Sendai, Japan (2012) Invited Lecture
6) ○Yoshimi K., A. Inaba, and K. Abe, Cell wall integrity signaling and functional analyses of the α-1,3-glucan synthase genes in
Aspergillus nidulans.. Japan-Finland symposium , June 7, Sendai, Japan (2012) Invited Lecture
7) Numako, H., Y. Li, S. Yamada-Narita, J. Kaneko, N. Fujita, and ○Y. Kamio, Degradation of Selenomonas ruminantium
lysine/ornuthin decarboxylase by ClpXP proteolysis systrm which requires bacterial antizyme, P22. 6th Japan-Finland
Biotechnology symposium. June 6-8, Sendai, Japan (2012) Invited Lecture
8) ○Kaneko, J., Y. Tanaka, and Y. Kamio, Recent progress of the resarch on Staphylococcal bi-component pore-forming toxins.
-Structure, poreforming mechanism, and the organizationof the genes-. 6th Japan-Finland Biotechnology symposium. June 6-8,
Sendai, Japan (2012) Invited Lecture
・一般講演
2011 年
1) ○Muragaki K., K. Uehara, T. Takahashi, Y. Yamagata, and K. Abe, Glu31, Asp142 and Asp171 of Aspergillus oryzae cutinase
CutL1 are required for both interaction with hydrophobin RolA and consequent stimulation of polyester-degradation. Asperfest 8,
March 14-15, Asilomar, USA (2011) (ポスター) (査読有り)
2) ○Muragaki K., K. Uehara, T. Takahashi, Y. Yamagata, and K. Abe, Glu31, Asp142 and Asp171 of Aspergillus oryzae cutinase
CutL1 are required for both interaction with hydrophobin RolA and consequent stimulation of polyester-degradation. The 26th
Fungal Genetics Conference, March 15-20, Asilomar, USA (2011) (ポスター) (査読有り)
3) ○Kojima, S., J, kaneko, N, Abe, Y, Takatsuka, Y, Kamio, Peptidoglucan-linked cadaverine serves as the essential constituent for
the anchoring mechanizm between the outer membrane and peptidoglycan in Selenomonas ruminantium. 4th FEMS Congress of
European Microbiologists. June 26-30, Geneva, CH (2011) (ポスター) (査読有り)
4) Sasahara A., K. Nanatani, ○K. Abe, Energy generation coupled with decarboxylation reactions in lactic acid bacteriaAspartate:Alanine Antiporter AspT. IUMS2011 (札幌コンベンションセンター, 札幌, 9 月 10 日) (ポスター) (査読有り)
2012 年
5) Muragaki K., K. Uehara, T. Takahashi, F. Hasegawa and ○K. Abe, Three acidic residues Glu31, Asp142 and Asp171 of
Aspergillus oryzae cutinase CutL1 are required for both interaction with hydrophobin RolA and consequent stimulation of
polyester-degradation. 11th European Conference on Fungal Genetics, March 30-April 4, Philipps-university Marburg, Germany,
(2012) (ポスター) (査読有り)
6) Midorikawa Y., D. Hagiwara, M. Nakayama, K. Yoshimi, F. Hasegawa, ○K. Abe, Conditional expression of the
phospho-transmitter gene ypdA and the interaction of YpdA with response regulators in Aspergillus nidulans. 11th European
Conference on Fungal Genetics, March 30-April 4, Philipps-university Marburg, Germany, (2012) (ポスター) (査読有り)
学会以外での発表
2012 年
1) 阿部敬悦, 東北大学イノベーションフェア 2012 (2012.3.15 於:東京国際フォーラム)(ステルスナノ粒子・
廃棄糸状菌菌体からの有用細胞壁多糖の抽出法、羽毛からの水溶性ケラチン抽出法の出展) 2) 阿部直樹、小中高との連携(サイエンスパートナーシップ)、講義題目:土壌に生息する抗生物質生産菌-粘
液細菌について-,(2012.8.2、於:東北大学農学部、対象:仙台市立青陵中等教育学校および宮城県農業高
等学校の生徒) 受 賞
2011 年
1) 福田 睦, 東北大学総長賞, 2011 年 3 月 2) 福田 睦, 東北大学農学研究科長賞, 2011 年 3 月 3) 児島征司, 日本農芸化学会東北支部若手奨励賞(日本農芸化学会東北支部), 2011 年 10 月 2012 年
4) ○吉見 啓, 稲葉 梓, 阿部敬悦, 糸状菌の細胞壁多糖α-1,3-グルカンの生合成に関する研究, 応用糖質
科学会東北支部会 最優秀発表賞 (秋田カレッジプラザ, 秋田市, 7 月 13 日) 5) 児島征司, 東北大学総長賞, 2012 年 3 月 6) 児島征司, 東北大学農学研究科長賞, 2012 年 3 月 特 許
2011 年
1) 阿部敬悦*, 川上和義, 冨樫貴成, 高見誠一, 阿尻雅文,村垣公英, 福本学, 高橋 徹, 免疫応答を回避するための薬
剤、特願 2011-176686 (2011) 2) 山形洋平, 大滝真作、高橋 徹, 田中崇裕、藤田 仁、阿部敬悦、長谷川史彦、五味勝也, 優れた熱安定性を有する
クチナーゼ変異体, 特許 4831664 (2011) 2012 年
3) 阿部敬悦*, 五味勝也, 吉見 啓. 糸状菌の高密度培養株を用いた有用物質の生産方法. 特願 2012-247276 (2012)
外部研究資金 2011 年
1) 阿部敬悦, 経済産業省 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 , 菌 類 バ イ オ マ ス 残 渣 か ら の 高 付 加 価 値 脂 質 と グ
ル カ ン の 回 収 (代 表 ) (平 成 22-24 年 度 ) 2) 阿部敬悦,日本学術振興会 科学研究費 挑戦的萌芽研究, 微生物物質生産の飛躍的増強を目指す輸送体制御技術基盤
の創成 (代表) (平成 22-23 年度) 3) 阿部敬悦, 独立行政法人科学技術振興機構 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム フィージビリテ
ィスタディ, 新奇カビ高密度液体培養技術による有用物質生産法の確立 (代表) (平成 23 年度) 4) 阿部敬悦, 生物系特定産業技術研究支援センター イノベーション創出基礎的研究推進事業, 固体培養制御に向けた
転写制御マシナリーの解明と新規シグナル伝達系の創出 (分担) (平成 23-27 年度) 5) 阿部敬悦, 独立行政法人科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 研究シーズ探索プログラム, 微生物発酵生産
技術の飛躍的向上を目指す基盤研究 (分担) (平成 23 年度) 6) 阿部敬悦, 加藤記念研究助成, 微生物による物質生産の効率化へ向けたアミノ酸輸送体の輸送活性制御メカニズムの
解明 (分担) (平成 22-23 年度) 7) 阿部敬悦, 共同研究 味の素(株) 物質の排出輸送体の解析 (代表) (平成 20-24 年度) 8) 金子淳,日本学術振興会 科学研究費 基盤研究(C), ビルレントファージを用いた遺伝子発現系の構築とその応用 (代
表)(平成 23-25 年度) 9) 金子淳,日本学術振興会 科学研究費基盤研究(B), 細菌ペプチドグリカン結合型カダベリンの合成制御並びに表層膜
安定の分子及び原子機構(分担)(平成 23-25 年度) 10) 金子淳,日本学術振興会 科学研究費 挑戦的萌芽研究, プラズマローゲン含有口内愛菌を駆使した認知症予防戦略(分
担)(平成 23-24 年度) 11) 金子淳, 科学技術振興機構 研究シーズ探索プログラム オーダーメード型特異的殺菌剤作出技術開発 -ファージ尾
部状バクテリオシンの標的細胞認識期機構の応用-(代表)(平成 23 年度) 12) 阿部直樹, 科学技術振興機構 研究シーズ探索プログラム、バイオリソースとしての粘液細菌株コレクションの構築
(代表)(平成23年度) 2012 年
13) 阿部敬悦, 経済産業省 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 , 菌 類 バ イ オ マ ス 残 渣 か ら の 高 付 加 価 値 脂 質 と グ
ル カ ン の 回 収 (代 表 ) (平 成 22-24 年 度 ) 14) 阿部敬悦,日本学術振興会 科学研究費 挑戦的萌芽研究, 免疫応答回避性の糸状菌界面活性蛋白質の探索とその医療
用ナノ粒子への応用 (代表) (平成 24-25 年度) 15) 阿部敬悦, 独立行政法人科学技術振興機構 復興促進プログラム(A-step シーズ顕在化タイプ), 細胞壁成分を改質
した麹を利用する機能性甘酒飲料の開発 (代表) (平成 24-25 年度) 16) 阿部敬悦, 経済産業省 革新的バイオマテリアル実現のための高機能化ゲノムデザイン技術開発 (代表) (平成 24-28
年度) 17) 阿部敬悦, 生物系特定産業技術研究支援センター イノベーション創出基礎的研究推進事業, 固体培養制御に向けた
転写制御マシナリーの解明と新規シグナル伝達系の創出 (分担) (平成 23-27 年度) 18) 阿部敬悦, 農林水産省 食糧生産地域再生のための先端技術展開事業, 豆乳中タンパク質の酵素処理による嗜好性の
高付加価値化 (分担) (平成 24-26 年度) 19) 阿部敬悦, 共同研究 味の素(株) 物質の排出輸送体の解析 (代表) (平成 20-24 年度) 20) 阿部敬悦, 共同研究 (株)一ノ蔵 甘酒用麹菌の開発に関する研究 (代表) (平成 24 年度) 21) 金子淳,日本学術振興会 科学研究費 基盤研究(C), ビルレントファージを用いた遺伝子発現系の構築とその応用 (代
表)(平成 23-25 年度) 22) 金子淳,日本学術振興会 科学研究費基盤研究(B), 細菌ペプチドグリカン結合型カダベリンの合成制御並びに表層膜
安定の分子及び原子機構(分担)(平成 23-25 年度) 23) 金子淳,日本学術振興会 科学研究費 挑戦的萌芽研究, プラズマローゲン含有口内愛菌を駆使した認知症予防戦略(分
担)(平成 23-24 年度) 24) 金子淳, 科学技術振興機構 復興促進プログラム(A-STEP)
(探索タイプ), 植物由来ワキガ起因菌の増殖抑制物質の
探索 (代表)(平成 24-25 年度) 25) 金子淳, 科学技術振興機構 サイエンスパートナーシッププロジェクト,抗菌って何だろう−微生物の生存競争の原
理を利用した抗菌剤開発−(代表)(平成 24 年度) 26) 阿部直樹, 科学技術振興機構 復興促進プログラム(A-STEP)
(探索タイプ, 生分解性食品容器包装資材を家庭用簡易
型コンポスターで堆肥化するための機能性微生物の開発 (代表)(平成 24-25 年度) 
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