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発表テーマ 概要

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発表テーマ 概要
別紙
発表テーマ 概要(発表順)
施設名
テーマ概要
小児科病棟におけるSpO2モニターコードのコスト削減への取組
豊島病院
公
当院では、ほとんどの小児入院患者に酸素飽和度(SpO2)モニターコードを装着している。4歳
社 以下の患者が多く、引っ張るなどの行為から断線・破損が後を絶たない。そのため、断線・破損
を予防する固定方法を検討し、コードを再利用したことで使用本数を削減することができた。今
後も、継続した取組を進めていく。
下を向いていてもわかるんです!
神経病院
都
立
当院では杖歩行や車椅子使用、首下がりの患者が多い。そのような患者にとっては現在の病
室、トイレの表示が見づらく移動時に介助が必要になる。患者自身が自分で表示を確認できるよ
うに、環境改善を目的として新たな表示板を作成した。
重症心身障害者のためのユニバーサルファッション
~車椅子ファッションショーを開催して~
東大和
療育センター
福
重症心身障害者は関節の変形や拘縮、骨折の既往等による可動域制限のため、市販の衣類では
保
更衣が困難な場合が多い。そこでユニバーサルファッションの観点から、更衣しやすく、かつ、
おしゃれな衣類をデザインし製作した。センターの行事において、ファッションショーを開催
し、製作した衣類を披露した。
大地震の経験を大きな自信に変える!~安心・安全なバス送迎を目指して~
北療育
医療センター
福
重症心身障害児(者)通所事業において、送迎中の安全管理は重要な課題の一つである。当セ
保 ンターでは、東日本大震災等の経験から利用者・家族も含めた防災・安全対策に取り組み、職員
のスムーズかつ冷静な対応、家族の安心につながった。利用者の重症化が進む中、今後もより安
心・安全なバス送迎を目指して取り組んでいく。
上部内視鏡検査で使用する安楽な枕“ゆめごこち”の考案
広尾病院
都
上部内視鏡検査中は内視鏡スコープ挿入の苦痛に加え、唾液が頬を伝わり、顔・髪・衣服を汚
立 染することによる不快感がある。この唾液流出による不快感を軽減し、内視鏡検査を「夢心地」
の状態で行いたいという思いを込めて、安楽な枕“ゆめごこち”を作成し、患者の不快感の軽減
を図った。
輸液ポンプの安全・円滑な運用
大久保病院
公
輸液・シリンジポンプの台数過小による未返却数の増加、それに伴う点検回数の低下や故障の
社 増加が問題となっていたため、メンテナンスタイマを導入した。その結果、返却数や点検回数が
増加し、さらに故障数も減少し安全性が保たれた。今後は勉強会等の開催による人為的故障の減
少を目指す。
備えあればアクションカード
大塚病院
都
災害対策に関しては、準備をどれだけ行っても十分ということはない。東日本大震災を受け
立 て、当院看護部は災害対策に取り組んできた。今回、災害時アクションカードを使用し、初動動
作が確実に実施できるよう、3段階に分けて災害訓練を実施した。併せて、訓練の他者評価を行
い、看護部全職員で取り組んだ。
ADLを下げない取組~歩いてトイレへ行きましょう~
松沢病院
認知症病棟では、「身体拘束ゼロ」を目指した看護を実践中であり、車椅子で1日を過ごす患
都 者が多い。そのため、患者の身体機能の低下が課題となっている。そこで、トイレへの誘導を増
立 やし、患者が歩く機会を増やす取組を実施した。その結果、ADL低下の予防につなげることが
できた。
※ADL:寝起きや移動、トイレや入浴、食事、着替えといった、日常生活に必要な最低限の動
作のこと
食物アレルギー対策
多摩総合
医療センター
都
食物アレルギー患者に対する食事提供について、多職種で有効なリスクマネジメント方策を検
立 討した。除去程度に応じた適正な食事対応を簡単に確認できる「フローチャート」を作成し、ま
た、食事対応内容やオーダ時の注意点についての普及活動等を行い、業務の効率化と事故防止を
図った。
施設名
テーマ概要
3本の矢による物品発注の効率化と発展 ~バーコードとACCESSを用いて~
東京都がん
検診センター
公
当センターでは、物品発注システムがなく、発注方法も部門や科ごとで異なっており、統一さ
社 れていない。そのため、手作業が多く手間がかかる上、人的ミスが散見される。今回、①IT戦
略②情報共有③成長戦略の3本の矢による対策を講じ、物品発注の効率化を図り、発展を目指し
た。
外来発!多職種連携の輪で笑顔満載
墨東病院
都
DPC導入に伴い、外来業務が増加する中、患者説明の充実と診療の効率化を目標に、外来発
立 のクリニカルパス及び入院等に関する説明用DVDを作成した。パスにより診療の全体像を明確
となり、DVD視聴により待ち時間の短縮・活用に繋がったことで、アンケートでは患者及び職
員の高い満足度が示された。
苦痛軽減を目指した撮影補助具クッションの作成
荏原病院
公
社
画像診断検査は、撮影時に様々な体位をとる必要がある。高齢化が進み、ロコモティブ症候群など様々
な運動器障害を抱えた患者が増えている中、患者によっては苦痛を伴うこともあり、特に仰臥位での苦痛を
訴える患者が多い。そこで廉価な材料を用いて患者の苦痛を軽減しつつ、検査の質を保つことを試みた。
田端・文京地区の文士ゆかりの食事~駒込病院オリジナル料理コンクールの開催~
駒込病院
都
病院の食事は患者さんの入院生活を左右するが、治療上の制約から食事に楽しみを感じにく
立 い。そこで、当院界隈が、かつて文士村であったことから、地域にちなんだ「田端・文京地区の
文士ゆかりの食事」を病院食として提供した。結果、好評で患者満足度が向上した。また、誰も
が活用できるよう、ホームページに掲載し、より多くの人に情報発信を行った。
チームで支える放射線治療を目指して
~説明の充実・有害事象の予防とセルフケア支援の充実・チーム医療の推進~
多摩北部
医療センター
公
社
高度な治療である放射線治療において、患者中心の「チーム医療」ができるよう、自作動画・
紙材を用いた説明の充実、放射線治療体調管理シートによる有害事象の予防・セルフケア支援の
充実、さらに本活動を通じて各部署横断的な連携を行った結果、より患者側に立ったやさしい放
射線治療の実施が可能となった。
嚥下開始食の導入
東部地域病院
公
嚥下が困難な患者に対して、嚥下開始食の導入を行った。導入にあたっては、やわらかさの基
社 準を明確にした上で、試作と改良、市販品採用の検討を行った。その結果、嚥下開始食レベルに
合った食品や1食あたりのエネルギーを増やすことができた。今後は病棟への周知を行い、食事
開始時の最初の選択肢として広めていきたい。
病棟の外でも!きっちりすばやい!ノロ退治
~イラスト化したマニュアルを活用した、指導科・訓練科2科共働感染拡大防止対策~
府中療育
センター
福
保
ノロウイルスによる感染性胃腸炎が疑われる利用者の嘔吐への初期対策は、院内感染の拡大防
止に不可欠である。今回、作業の流れがひと目で分かるイラストを活用したマニュアルを作成す
るとともに、関係部門が共働訓練を行って嘔吐処理のスキルアップを図るなど、施設の感染管理
向上の取組を行った。
病院から電子カルテを変えていこう!
小児総合
医療センター
都
DPC導入に向け、診療報酬に係る電子カルテのマスターデータの改修に取り組んだ。マス
立 ターデータの改修における院内体制を整え、医師の事務負担の軽減・会議時間の短縮を図るとと
もに、請求漏れを防止できるよう工夫した。今後は、外来処置マスター以外のマスターデータの
改修を行っていく。
食事は続くよどこまでも(災害時食事提供維持)
多摩南部
地域病院
公
今後30年で70%程度の確率で発生すると言われている首都直下型地震に備え、災害拠点病
社 院における事業継続計画(BCP)の被害想定の検証と対策を立案した。さらに、災害訓練の実
施や備蓄食品の保管場所の改善などを行うことにより、滞りなく食事提供業務が継続できるよう
対策を検討した。
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