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509号 iSUCってなに?その「魅力」

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509号 iSUCってなに?その「魅力」
第15 回
第15回
FEEL e-BREEZE
琵琶湖大会 特集
新しい風∼琵琶湖から∼
ユーザーの ユーザーによる
ユーザーのためのコンファレンス
な
って ?
に
その 魅力 に迫る。
iSUC(アイザック)は、今年の琵琶湖大会で15回目を迎え
期は2年と、長くやらないシステムになっています。そ
ます。春のユーザー・シンポジウムと並んで秋のiSUCは、
うなると継続性の面が難しいので、過去の実行委員さんで
は、
最新の情報技術の風を 感じ取ることができる
研鑽と情報交 換の場です。
全国研2大行事のひとつとして、会員の皆さんの間にすっ
かり定着しています。1990年に関東研の有志が自分た
ちのために始めた勉強会が、成長して全国研のプログラム
になり、参加者数も当初の3倍以上になりました。スター
トから4分の1世紀を迎えるにあたり、iSUCの意義と魅
力を内田全国研会長と皆上iSUC実行委員長に語っていた
だきました。
第
15
回
記
念
特
別
企
画
第1回目からの“思い”を、 今に伝える
内田 皆上さんは、iSUCに関わるようになってどのくら
皆上 第8回札幌大会(1997年)から参加しています。なん
と、初参加でいきなり実行委員をやったんですよ。内田さ
んはいつからですか?
内田 全国研の活動に携わるようになった一昨年
参加していただければ、
その価値は
絶対に分かるはずです。
の宮崎大会が初参加で、昨年の札幌大会にも参加
しました。これまでいろいろなコンファレンスに
行きましたが、iSUCがすごいなと思ったのは、
談
参加者の皆さん、そして運営される皆さんの活気ですね。
内田耕司
iSUCに対する“思い”をひしひしと感じました。これ
全国研会長
(四国電力)
は、第1回目から連綿と携わってこられた方々の情熱や
これまでのテーマ・開催地と参加者数
第15回 FEEL e-BREEZE 新しい風∼琵琶湖から∼ 2004.10.20∼22 大津プリンスホテル(大津)
2000 名
第14回 iMAGINE ∼君とつながる世界∼ 2003.11.12∼14 札幌コンベンションセンター(札幌)
第13回 Let's DO IT!! ∼宮崎でITにチャレンジ∼ 2002.10.23∼25 宮崎シーガイア(宮崎)
第12回 e-TRY ∼みんなで語ろう21 世紀の夢∼ 2001.10.17∼19 グランキューブ大阪(大阪)
1500
第11回 e-revolution ∼21 世紀の扉を開けよう∼ 2000.11.15∼17 ロイトン札幌(札幌)
第10回 Now,Sailing!! ∼21 世紀への序奏∼ 1999.11.10∼12 シーホークホテル&リゾート(福岡)
第9回 eXCITING ∼わくわくする未来が君を待っている∼ 1998.11.18∼20 名古屋国際会議場(名古屋)
第8回 知的アドベンチャー ∼君の知らない世界が開拓がる∼ 1997.10.15∼17 ロイトン札幌(札幌)
1000
第7回 チャレンジ&アクション ∼変化に対応して∼ 1996.10.23∼25 シーホークホテル&リゾート(福岡)
第6回 NATURAL ∼より自然なこれからのコンピューター利用∼ 1995.10. 4∼6 アクトシティ浜松(浜松)
第5回 HARMONY ∼人とコンピューターの新しい調和∼ 1994.10.26∼28 ロイトン札幌(札幌)
第4回 OPENNESS ∼広がる情報の世界∼ 1993.10. 6∼8 ホテルオークラ神戸(神戸)
500
第3回 NETWORKING ∼人と技術と情報の世界∼ 1992.10. 7∼9 グランドホテル浜松(浜松)
第2回 SOLUTION ∼人と技術と情報の世界∼ 1991.10.16∼18 ヤマハリゾート「つま恋」
(掛川)
第1回 SOLUTION ∼人と技術と情報の世界∼ 1990.10.17∼19 ヤマハリゾート「つま恋」
(掛川)
1st
2 IBM USERS
2nd
2004・9 No.509
3rd
4th
5th
6th
7th
8th
9th
10th
11th
12th
13th
14th
15th
Special Promotion
Committee)という組織で実行委員会をサポートしていま
す。ユーザー会のあるべき姿として、いい形で動いてきて
いるのではないでしょうか。
ユーザー・ニーズを吸い上げるから、
内容も豊富
内田 基本理念は継承されていくとして、セッションの内
容はどうですか? 時代背景は変わっていきますから、ユ
ーザー・ニーズをうまく吸い上げて、それに合ったセッシ
ョンを企画していかないと難しいでしょう。
×
対
い経ちますか?
構成しているアドバイザー、iSPC(iSUC
皆上 iSUCは、intermediate System User Conference
という正式名称が表わすように、中小型システム・ユー
ザーを対象として立ち上がったものです。でも、ユーザー
自身も特定のプラットフォームでシステムを構築する時代
でなくなってきました。それに対応す
i5、最新技術、マネージメント、
ユーザー事例など、多種多様のセッションを
準備しました。
る形で新しい実行委員さんたちが、時
代に合ったコンテンツをうまく取り込
んできたのも、15年間続けてこられた
要因のひとつだと思います。今ではintermediateだから
皆上秀樹
iSUC実行委員長
(日信電子サービス)
※敬称略
AS/400®中心というのではなく、ネットワーク、PC、
Linux、セキュリティなどのテーマもどんどん入ってき
ています。
内田 変化していくのが、長続きするコツですね。
意気込みが、うまくつながっているに違いないと思いまし
皆上 大切なのは、ハード、ソフトを探求するのではな
たね。
く、システムをどう使っていくかということをユーザーの
皆上 私も初めてiSUCに参加したとき、例えて言うなら
視点で料理することだと思います。
学生の文化祭の乗りのようで、すごく熱心にやっているな
内田 ユーザー・ニーズを吸い上げながら適切な内容を企
と感じました。その根底として、1990年に始まったとき
画していくという点では、実行委員の皆さんも大変です
の皆さんの“思い”があるんですよね。サークル活動をす
ね。
るように、勉強したいユーザーが集まって、どういうふう
皆上 それを会員の皆さんと一緒に考えて作っていきまし
に勉強しようか、と考えることから始まったんです。内容
ょうというのが、iSUCの考えなんですよ。われわれが抱
や規模はずいぶん変化していますが、
「参加者が主役」と
えているシステム上の問題やマネージメントの問題を、実
いうこのときの熱い思いは、15年経った今でも全然変わ
行委員だけで考えるのではなく、考える場に一緒に参加し
っていません。
ませんかという立場です。毎年、こんなセッションを聞い
内田 その理念は、どうやって受け継がれてきたのですか。
てみたいとか、自分の経験をiSUCで話してみたいといっ
皆上 新陳代謝を大切にしているので、実行委員さんの任
たセッションの提案を会員の皆さんから募集していて、実
2004・9 No.509
IBM USERS 3
琵琶湖大会 特集 って
な に?
際のセッションに取り入れています。
第15 回
第15回
FEEL e-BREEZE
新しい風∼琵琶湖から∼
自分のITスキルのレベルがどうなのかがよく見えてくる
サポーターを派遣するなど最大限協力していただいていま
はずですね。
すから、とても助かっています。
内田 ところで、今年のセッションの特徴は?
内田 皆さん、ボランティアで参加されているんですよ
皆上 今年は、「i5」という新しいプラットフォームが出
ね。
たばかりなので、早速これにフォーカスします。まだあま
皆上 そうです。iSUCでは、まず会員が聴き手として大
内田 だからセッションの内容も幅が広いんですね。自分
り事例は少ないので、IBMさんからできるだけたくさん
会に参加し、次に有志がセッション講師としてセミナーに
の聞きたいテーマのセッションを、バイキング方式で選べ
の情報を出していただく予定です。あと、グリッド・コン
参加し、さらに会員の中から志願した実行委員やサポータ
るのは大きな魅力です。また、iES(情報交換会:Information
ピューティングやRFIDなどの最新技術セッション、そし
ーが大会運営に携わることになります。関与の度合いに差
Exchange Session)でさまざまな人と交流できる意味も大き
て開発環境、印刷環境などの定番セッション、Webアプ
はあっても、すべての活動は会員の皆さんのボランティア
いですよ。情報システム部門のスタッフは、会社の中でも
リケーション化技術やオンデマンドなどに関する事例、最
活動によって支えられているのです。大会に参加される会
狭い範囲で仕事をしています。ましてや、よその会社、異
近人気のプロジェクト・マネージメントなど、多種多様の
員の皆さんは、だからお客様ではなく、大会運営の当事者
業種となると、何をしているのか、全然分かりません。
セッションを準備しています。また、今年もAS/400開
であり、主役といっていいかもしれませんね。
iSUCに参加した若い人たちからは、よその業界の人と話
発者のフランク・ソルティス博士が来日される予定ですの
内田 会員の皆さんも、聞くだけでなく、進んで事例を話
をしてみて「こんなことを考えているのか」と、とても参
で、楽しみにしていただけたらと思います。iSUCとして
す講師になってほしいですね。これが一番自分の身につく
考になることがあったと感想を聞きました。参加してもら
は、「実際はどうなの?」という本音の話が聞ける場を、
ことだと思います。
えば、その価値は絶対分かってもらえるはずです。
どんどん提供していくつもりです。
皆上 iSUCの活動を充実させるためには、公益性と継続
さまざまな業種、職種の人と
知り合える機会
皆上 私も初めて参加したときの動機には、自ら外の空気
に触れてみようという目的がありました。参加される方に
性が大切です。与える側と与えられる側という視点ではな
参加者全員が主役です
とっては、いろんな人が集まる場に自分を置いてみること
で、自分の会社のシステムがどうなのか、また個人として
合う視点がそこにあります。iSUCでは、
「してもらおう」
内田 全国研としては、春のシンポジウム、秋のiSUCと
というよりも、みんなのためにみんなでがんばろうよとい
2大イベントがあります。シンポジ
う意識が、先輩たちから脈々と続いています。ユーザー会
ウムは成果としての論文発表の場で
も、みんながする側、みんながされる側なんですよね。
すし、iSUCは20代∼30代の若手
内田 ユーザー研究会の活動そのものが凝縮されたのが
を中心とした技術研鑽、情報交換の
iSUCといっていいでしょうね。
場と位置づけていて、どちらも両輪
皆上 ええ。今後は、「こんな苦労がありました」、「こん
の輪になってうまく回っています
なふうにしたらうまくいきました」といった、ユーザーの
ね。でも、毎回1000名以上の参加
事例をもっとたくさん交換できる場にしたいと思います。
者が集まる大会を運営するのは結構
内田 企業の中でシステムを動かしているわけで、きちっ
大変でしょう。
とやれるわけじゃなく、失敗例もあるはずです。いろんな
皆上 実行委員の皆さん、それをサ
事例を共有できるといいですね。
ポートするOBの皆さん、IBM事務
皆上 それは、ユーザー会でないとできないことなんですよ。
局を含めて、毎回200名近い人が
内田 ユーザー研究会という自発的な組織なのですから、積
関わっています。皆さんの献身的な
極的に参加しないともったいないですよ。iSUCにも参加
努力があって、初めてうまく行って
していただいて、何かを持ち帰ってもらいたいと思います。
いるといえますね。日本国内で、こ
皆上 おっしゃるとおりですね。参加してよかったと、参
のように熱心にユーザーが主体とな
加者全員の皆さんに情報技術の新しい風を感じて帰ってい
って実施している勉強会は、他にな
ただけるよう、実行委員一同、がんばって準備をしていま
いでしょう。IBMさんもわれわれ
す。まだお申し込みいただいていない会員の皆さんも、ぜ
の活動を尊重し、たくさんの講師、
ひ参加してiSUCのよさを体験してみてください。
Dear members of iSUC,
COMMON US values greatly our relationship with iSUC.
We hope to continue the sharing of ideas and visits to each other's
conferences for many years to come !
The past 15 years has brought much change to the IT industry,
which has resulted in change to our organizations.Users group must
change with the times to remain viable, and iSUC 's ability
to thrive through some of the fastest-changing years
in the history of IT is most commendable.
Sincerely,
4 IBM USERS
2004・9 No.509
Bob Boyson
President, COMMON
message from COMMON US
On behalf of the Board of Directors and members of COMMON US,
I would like to congratulate iSUC on its 15th anniversary.
This is a truly significant achievement, and serves as a testament to
the strength of your leadership and the hard work of your volunteers.
Once again, may I say congratulations and may
you all enjoy the celebration in Shiga this October !
く、同じステージに立ち、自分が提供できるものを分かち
iSUCの活動理念
◆
ユーザーの ユーザーによる
ユーザーのための大会
◆
強い相互扶助精神による
ボランティア主導の大会運営
◆
互いに平等な立場で、
信頼と尊敬を基調とした
互恵的な交流
iSUCの運営は、大会役員であれ、講
師であれ、参加会員である限り例外
なく納入される参加会費と、ユーザ
ー有志による無償の役務提供、すな
わちボランティア活動によって賄わ
れています。ユーザーがホスト役と
なってメーカーを招聘する、という
ユーザー・オーナーシップを通して、
ボランティア活動の意義と実践を体
験し、社会人としての広い視野を育
成します。
※詳細は、iSUCホームページの「iSUCにつ
いて∼理念と役割」をご覧ください。
2004・9 No.509
IBM USERS 5
琵琶湖大会 特集 って
な に?
第15 回
第15回
FEEL e-BREEZE
新しい風∼琵琶湖から∼
開催間近! これが第15 回
第15回 iSUCの開催が来月に迫ってきました。
充実した第15回 iSUC琵琶湖大会の全貌をここにご紹介します。
参加申し込みの締切は、10月5日
(火)
18:00です。
また、9月17日
(金)までにお申し込みいただくと、
iSUC特別割引が適用されます。お早めにお申し込みください。
ユーザー自らがつくる
「技術研鑚」と「情報交換」のコンファレンス、
それが iSUC。
3日間にわたるiSUCの大会プログラムは、多彩な<セ
が行なっています。自身がユーザーである実行委員たち
ッション>、参加者同士の<情報交換と交流>、ソリュー
は、あくまで参加者の立場に立ち、今、ユーザーはどんな
ションを実体験できる<iSUCモール(IT展示会)>の3本
情報がほしいか、何を必要としているのかという視点で、
柱を中心として構成されています。さらに参加者には、大
大会内容の検討、セッション・アジェンダ構築を行ないま
会前から終了後までiSUCを存分に活用していただくた
す。iSUCが毎年、参加者から非常に高い満足度を得てい
め、
「Myポータル」をはじめとしたiSUC情報システムの
る一つの理由は、ここにあるでしょう。
サービスが提供されます。
有益な情報を効率的に収集し、最新の情報技術の知識を
iSUCの企画・運営は、IBMユーザー研究会の会員ユー
習得できるiSUCに、ぜひご参加ください。
ザーのボランティアによって組織されるiSUC実行委員会
こんな方は
ぜひ
へ.
.
.
他企業の取り組みを研究し、
ITを経営に活かしたい、
トップおよびマネジメント層の方々
社外にネットワークを広げ、
自己研鑚とキャリアアップをめざしたい、
すべての方
オープニング参加者全員に、iSUC特製バッグをプ
レゼント。
今やiSUC名物となった、大会関係者によるオープ
ニング・スキット(寸劇)もお楽しみに。
★ 基調講演
特別割引は9月17日
(金)
まで
申し込み方法 ◇ iSUCホームページからお申し込みください。
申込期限が迫っています。
今すぐお申し込みを!
申し込み方法:http://www.uken.or.jp/isuc/
主催/全国 IBMユーザー研究会連合会
のお申し込みはホームページから
て対象を IBMシステム全般から関連 ITに拡大し、
システム担当者をはじめエンド・ユーザーから
経営者層までをカバーする豊富な内容で、幅広
い層の方々の IT知識習得・自己研鑚の場として
成長してきました。iSUCは、「ユーザーの ユー
ザーによる ユーザーのための大会」というモッ
今月号の『眼』
(16・17ページ)で安部先生のインタ
ビューを掲載しています。ぜひご覧ください。
心に企画・運営され、毎年高い評価をいただい
トーのもと、ユーザーのボランティア活動を中
ています。
第15回 iSUC大会プログラム
10
月
20
日
︵
水
︶
10
月
21
日
︵
木
︶
22
参加費 ◇ 60,000円(大会参加費、1日目夕食、2・3日目昼食代含む)
9月17日(金)までにお申し込みいただくと、i SUC特別割引にて
参加費 50,000円(大会参加費、1日目夕食、2、3日目昼食代含む)となります。
ンファレンスです。その後、時代の要請に応じ
「鳥になりたい男たち ∼人力飛行機にかける青春∼」
日本大学理工学部 航空研究会 顧問 安部建一氏
10
(火)18:00まで
申し込み期間 2004年10月5日
技術研鑚、情報交換を目的として立ち上げたコ
★ オープニング
日 程 ◇ 2004年10月20日
(水)∼22日(金)
◇
第15回
iSUC(アイザック)は、IBMの中小型システ
ムを利用するユーザーが中心となり、1990年、
テーマ ◇ FEEL e-BREEZE 新しい風∼琵琶湖から∼
場 所 ◇ 大津プリンスホテル(滋賀県大津市)
2004・9 No.509
iSUCのあゆみ
ITを実際に
現場の業務で活用している、
エンド・ユーザーの方々
最新技術の動向や知識を習得したい、
情報システムご担当者
6 IBM USERS
琵琶湖大会のすべて。
月
日
︵
金
︶
11:00
13:30
15:30
17:00
18:30
― 12:00
― 15:00
― 16:30
― 18:00
―
セッション
オープニング・基調講演
セッション
セッション
iES(情報交換会)
19:30
11:00
12:00
13:15
14:45
16:15
17:30
― 10:30
― 12:00
― 13:15
― 14:15
― 15:45
― 17:15
―
セッション
セッション
昼食
セッション
セッション
セッション
Breezy Night(オプショナル企画)
19:30 ― 10:30
11:00 ― 12:00
12:15 ―
セッション
セッション
クロージング昼食会
モール
(18:00まで)
モール
(18:00まで)
モール
(11:00まで)
★ クロージング
アンケートをご提出いただくと、ThinkPadな
ど豪華賞品が当たる、抽選会があります!
大会の3日間がフラッシュバックする感動の
フィナーレをご堪能ください(昼食付きです)
。
※セッションは原則1コマ60分ですが、一部例外があります。
詳しい時間割はセッション・アジェンダ(12・13ページ)をご覧ください。
http://www.uken.or.jp/isuc/
2004・9 No.509
IBM USERS 7
琵琶湖大会 特集 って
な に?
第15回 iSUCの注目ポイントは、コレ!
!
其の
1
豊富なセッション
「i5」をはじめとする充実したセッション群
iSUCの目玉は豊富なセッションです。今年は3日間の
会期中に、合計約120のセッションが行なわれます。
第15 回
第15回
FEEL e-BREEZE
ン
ョ
シ
ッ
セ
交
流
ル
ー
モ
セッションでは、できるだけ質疑応答の時間
を設けるようにしています。せっかくの機会
ですから、疑問点や気になるポイントなど、
★「Myポータル」を活用
参加申し込みをした方に提供される「Myポータル」
これらのセッションは、ユーザーの皆さんから公募で
のサービスを十分に活用してください。大会前に、受
寄せられた「こんなことが知りたい」、「この人のセッシ
講を希望するセッションを選択して、パーソナル・ア
ョンを聞きたい」といったご意見を元に、iSUC参加者
ジェンダを作成しておけば、効率的にセッションを受
にとっての有用性を判断しながら、実行委員会で選定し
けることができます。
たものです。ほかでは聞けないような有益なセッション
★ ジャンル別で簡単選択
が、さまざまなジャンルにわたってラインナップされて
同じジャンルのセッションは、できるだけ同じセッシ
います。
ョン・ルームでそろえるようにしています。セッション・
気軽に講師に質問してみましょう。
★ 実習コースと認定試験
実習コース、IBM技術者認定試験は事前登録
制で、定員になり次第締めきらせていただき
ます。できるだけ参加申し込みの際に、ご登
録ください。ただし、定員に空きが出た場合、
当日申し込みが可能なコースもあります。会
場でご確認ください。
アジェンダを見ながら、興味のあるジャンルを簡単に
とくに今大会では、セッション・フォーカス(焦点)
として「i5」を取り上げました。今、誰もが注目するi5
★ テーマ別にシリーズで受講
「iSeries温故知新」はシリーズ企画になっています。
りも早く、詳しいi5の情報が得られる貴重な場となって
単独セッションとしても十分に満足いただけますが、
います。
iSeriesをとことん深く追求したい方は、ぜひシリー
ズで受講してください。
セキュリティ、プロジェクト・マネージメントなど、話
また、セキュリティについては、入門編から上級編ま
題のテーマが勢ぞろい。なかでもユーザーによる事例発
で取りそろえています。順番に受講すれば、セキュリ
表の数々は、他企業における最先端の取り組みや現場の
ティの知識が万全となる仕組みです。
生の声が聞ける、iSUCならではのセッションとして、
毎年とても好評です。
★ 初めてなら「ファーストタイマーズ・セッション」へ
初めてiSUCに参加される方、また、できるだけiSUC
を活用したいと考えている方は、1日目に開催される
セッションの講師は、ユーザー、IBM社員にかかわら
「ファーストタイマーズ・セッション」にぜひご参加
ず全員が一参加者として、ボランティアでセッションを
ください。3日間を有効に過ごすヒントやセッション
担当しています。また、iSUC信義則の規定により、セッ
選びのコツなど、役立つ情報をたっぷりお教えします。
ションでの宣伝活動などは一切禁止されています。誰も
が平等に、そして安心して技術研鑚、知識習得に専念で
きる――それがiSUCの魅力といえるでしょう。
★ セッション資料は、事前にダウンロード
セッション資料は、ホームページのセッション・アジ
ェンダに掲載されます。大会会場では、セッション資
料の配布は行ないませんので、事前にご自身のPCに
ダウンロードするか、プリントアウトしてお持ちくだ
さい。
★ セッション会場は出入り自由
セッション会場は出入り自由です(実習コース、認定試験
会場は除く)。もし、参加したセッションが自分の興味
特別割引は9月17日
(金)
まで
に合わなかったときは、退出して他のセッションに参
申込期限が迫っています。
今すぐお申し込みを!
8 IBM USERS
2004・9 No.509
第15回
れてい
ボラン
ます。
ティア
iSUCに
によっ
セ ッシ
て運営
参加さ
ョン ・
れる際
サポ ー
には、
ター と
セッシ
ぜひ
して ご
ョン・
登録 く
サポー
司会進
だ
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さ
ーには
い。
行、ア
、セッ
ンケー
だきま
ション
ト回収
す。も
の
な
ど
ちろん
を行な
セッシ
セッシ
ってい
ョンを
ョ
た
ン
中は着
受講し
席して
ていた
自分の
、
だけま
聞きた
す。
いセッ
がらで
ション
きる簡
を受講
単なお
しな
は PCで
仕事で
す。各
台本が
会場に
用意さ
サポーターの方
オリエ
れ、ま
ンテー
全員に
た、事
ション
前
めての
の 『iSUC特製グッズ』
もあり
方でも
ま
す
大丈夫
ので、
をプレゼント!
この機
。
初
会に 、
あな た
してみ
もiSUC
ません
を違う
か?
一面か
ら体験
選択できます。
関連セッションが10コマ以上用意されており、どこよ
そのほか、iSeries、Webアプリケーション化技術、
セッシ
ョン・サ
ポータ
募集し
ーを
ていま
iSUCは
す
、参加
!
者の
さ
★ 気軽に講師に質問を
セッション受講のヒント!
新しい風∼琵琶湖から∼
ム
テ
ス
辺
シ
周
場
報
会
情
加することもできます。
今年の注目セッションをピックアップ
今大会のセッションの中から、注目のセッションをいくつかご紹介しましょう。
■
iSeries温故知新シリーズ
【iSeries温故知新 Part1】
「iSeries再発見」
/講師:日本IBM
■
かんどころ
/講師:奈良先端科学技術大学院大学
山口 英氏
これまでの情報セキュリティーの考え方は、企業内の情報資産
を守ることに主眼が置かれ、取り組みが体系化されていまし
た。しかし近年のコンピューター・ネットワークを基盤とする
サービスの広がりと、依存性の高まりにより、情報セキュリテ
ィーの守備範囲はサービスの継続性確保、情報漏洩防止といっ
た面にまで広がりつつあります。
当セッションでは、BPR(ビジネス・プロセス・リストラクチ
ャリング)の一要素として情報セキュリティーを捉え、現時点
でどのような取り組みが必要なのかを、技術的な視点からお話
しします。
IBM
iSeriesの現行バージョン「V5」
。実は、知って
いると便利な機能がいろいろあります。iSeriesの公式Webサ
イトでご好評いただいているインターネット・セミナー「iSeriesスペシャリストが教えるV5ちょっと、イイ話」の執筆者
が、エッセンスをギュッと絞ってお話しします。
【iSeries温故知新 Part3】
「iSeriesはどこへ行く? ソルティス博士が語るiSeriesの将来」
/講師:IBM Corp. Frank Soltis氏
iSeries(AS/400)の生みの親であるフランク・ソルティス博士
がiSUCのために来日。「i5のその先」について、iSUCご参加
の皆さんだけにお話しします。
セキュリティ
「情報セキュリティーの『ツボ』
『勘所』
」
【iSeries温故知新 Part2】
「使っていますか? V5のこんなに便利な機能」
/講師:日本IBM 佐々木幹雄氏
■
Webアプリケーション化技術
「短期間で実現する基幹システムのWeb化構築事例」
/講師:安田倉庫(株) 山本芳康氏、日本IBM 谷井信之氏
【iSeries温故知新 Part4】
「iSeriesからi5へ。こんな凄いことになった(仮題)」
/講師:日本IBM 花井 貢氏
2004年5月10日、IBM
フェース「IBM
のお申し込みはホームページから
安井賢克氏
IBM
iSeriesにはAS/400の時代からずっと引き継が
れてきた、RPGやCOBOLといったいわゆるレガシー・アプ
リケーションが多数あります。果たしてこれらはe-business
の時代になっても活用できるのか、全面的なJava化が必要な
のか。開発環境の観点からiSeriesの良さを再発見してみませ
んか?
「POWER5」搭載でさらなるパフォーマンス・アップ。また、
業界初の「仮想化エンジン」実装により、ついにAIXの稼働も
実現し、統合サーバーとしてますますパワー強化されました。
最新事例やソリューションを交えながら、i5の魅力をご紹介
します。
iSeriesファミリーのニュー
i5」が発表されました。業界初の
http://www.uken.or.jp/isuc/
XMLBrigeフレームワーク技術を使用し、約3ヵ月で基幹シス
テムのWeb化を実現。この技術はRPGもしくはCOBOLのス
キルがあれば、XMLスキルを習得するだけで、簡単にWeb化
することが可能です。実際の開発プロジェクトに携わった人員
が、短期間でのWeb化を可能にした開発の経緯と具体的な費
用対効果などをお話しします。
2004・9 No.509
IBM USERS 9
琵琶湖大会 特集 其の
2
って
な に?
第15 回
第15回
FEEL e-BREEZE
新しい風∼琵琶湖から∼
其の
ネットワークを広げる交流の場
iES(情報交換会)10月20日(水)18:30∼
4
iSUC情報システム
Myポータル
iES(Information Exchange Session)は、1日目の
第15回 iSUCでは、参加申し込みをいただいたそのときから、大会終
夜に行なわれる<全員参加型の情報交換会>です。セッ
了後数ヵ月までの期間にわたって、参加者全員にポータ
ション講師やIBM役員も参加して、立食パーティ形式の
ルホームページ「Myポータル」をご提供しています。
カジュアルな雰囲気の中で歓談ください。地元のお料理
Myポータルには、参加される皆さんに快適なiSUC
やお酒などをお楽しみください。
ライフをお過ごしいただくための情報が満載です。
今年は、とくに身近な地域のユーザー同士の交流を図
▲ 昨年の iSUC札幌大会の iES風景
っていただこうと、iES会場内に地区別エリアをつくり
ます。さまざまな業種、職種の人と知り合いになれるチ
ャンスですので、積極的に声をかけあい、ネットワーク
を広げてください。iSUCで知り合ったことをきっかけ
Breezy Night 10月21日(木)17:30∼
を開催します。
前日のiESとはうってかわって、落ち着いた雰囲気と
iESのお楽しみゲストは
「難儀家本舗」
を取り合い、情報
心地よい音楽のある空間をご用意します。飲み物を片手
交換・交流を続け
に、本場のジャズピアノのライブ演奏を楽しみながらひ
「難儀家本舗」は、関西では知る
ているグループも
とときをお過ごしください。ひょっとしたら、皆さんの
の新しいバンドのユニットです。
たくさんあります。
リクエスト曲が演奏されるかもしれませんよ。ご参加い
ファンキーでソウルフルな演奏
名刺をたくさんお
ただいた方には、もれなくIBMソフトウェア特製記念品
に盛り上がること間違いなし。
持ちになることを
や、最新のお試し版ソフトウェアが収録されたCD-ROM
忘れずに!
をプレゼント!(協賛:日本IBMソフトウェア事業部)
現代風にアレンジされた地元
「江州音頭」をお楽しみください。
※自由参加です。飲み物、軽食を有料にてご用意しています。
其の
3
iSUCモール(IT展示会)
セッションで学んでモールで体感
携帯電話からは http://www.isuc.org/portal でご利用いただけます。
(一部の機能が制限されます)
参加申込/変更・取消
2日目の夜は、参加者交流の場として、
「Breezy Night」
に、その後も連絡
人ぞ知る、江州音頭、河内音頭
Myポータルへの
入り口はココ!
好評! スタンプラリー
セッション情報
申し込み内容に変更が生じた場
合に修正や取消が可能です。
セッション・アジェンダから受
講を希望するセッションを選択
し、自分だけのスケジュール表
「パーソナル・アジェンダ」を作
成することができます。受講選
択しているセッションに会場や
時間枠の変更があると、事務局
から変更の通知をお送りします。
なお、セッション資料は、事前
にセッション・アジェンダにPDF
ファイルで添付され、閲覧・印
刷することが可能です。iSUC
会場では紙資源の消費を最小限
に留めるため、原則としてセッ
ション資料の印刷物配布を行な
いませんので、参加者ご自身が
印刷して会場にお持ちください。
▲ iSUC大会ホームページ
http://www.uken.or.jp/isuc/
ニュース
事務局から参加者お一人お
ひとりに宛てたお知らせで
す。お申し込みいただいた
交通や宿泊のプランに関す
る重要なお知らせなどが届
きます。
写真館
大会期間中、iSUCスタッ
フが撮影した会場内のスナ
ップ写真が掲載されます。
お気に入りの写真は、自分
専用のフォルダに集めてお
くこともできます。
Wireless LAN Ready!
第15回 iSUCの会場には、Wireless LAN Readyのエリアがあります。
iSUCモールは、大会期間中、会場内に併設されるIT
「iSUCモール・スタンプラリー」を、今年も実施しま
展示会です。セッションが知識や技術を学ぶ場だとすれ
す。会期中に各ブースを回り、規定数のスタンプを集めた
ば、iSUCモールは、最新のソリューションを体感する
方には、もれなく記念品をさしあげます。さらにスタンプ
ポータルや電子メールがブロードバンド環境でご利用いただけます。
ラリーに参加すると、クロージングでThinkPadが当た
※通信規格は IEEE802.11b
(11Mbps)のみとなります。
※無線LANカードの貸し出しは行ないません。各自ご準備ください。
大会期間中、「iSUC新聞」を毎
インターネットカフェ(ホテル棟3階 コンベンション棟2階)
に、最新の情報をアツアツのう
場です。
今年は、約50のブースの出展を予定しています。セ
るチャンスがぐーんとアップします!
i5」を
セッション間の休憩時間は30分と長めになっていますの
はじめ、iSeries関連、セキュリティ、Web関連ソリュ
で、ぜひ何度でもiSUCモールに足を運んで、最新ソリュー
ーションなど、数々の最新技術やソリューションをじっ
ションを体感し、活発に出展社と情報交換をしてください。
ッション・フォーカスでもある「IBM
くりとご覧いただけます。
無線LANカードや無線LAN内蔵パソコンをお持ちいただければ、My
パソコンをお持ちにならなかった方のために、インターネットカフェに
ちにお届けします。その日の注
目ニュースやお勧めプログラム、
さらに初日の新聞には、最新の
や有線LANも準備しました。
情報が反映された3日分のセッシ
iSUC情報システムはインターネットへの接続インフラをご提供するものであ
り、企業内にあるような閉じたネットワークではありません。ウイルス対策や
情報漏洩対策は、ご利用になる方ご自身の責任で対処をお願いします。コンベ
申込期限が迫っています。
今すぐお申し込みを!
日発行します。参加者の皆さん
はデスクトップパソコンが設置されています。テーブル席には100V電源
*セキュリティに関して
特別割引は9月17日
(金)
まで
「iSUC新聞」を
毎日発行!
ョン・アジェンダも掲載されま
す。これさえあれ
ば、3日間の
iSUCライフ
はバッチリ!
ンション棟2階には、ウイルス対策などについて相談していただけるテクニカ
ル・サポートデスクを設営します。お気軽にインフォメーション・デスクまで
お問い合わせください。
▲ 昨年の iSUC札幌大会のモール風景
10 IBM USERS
2004・9 No.509
第15回
のお申し込みはホームページから
http://www.uken.or.jp/isuc/
2004・9 No.509
IBM USERS 11
琵琶湖大会 特集 セ
ッ
シ
ョ
ン
・
ア
ジ
ェ
ン
ダ
って
な に?
10月20日 水
11:00 ─ 12:00
13:30 ─ 15:00
10月21日 木
15:30 ─ 16:30
17:00 ─ 18:00
9:30 ─ 10:30
21-C21
13-C21
11:00 ─ 12:00
22-C21
iSeries
【iSeries温故知新 Part 1】
【iSeries温故知新 Part 2】
iSeries再発見
[リピート]
例
セッション番号
タ
イ
ト
ル
ジャンル
12-C27 マネージメント/人材育成
自律型社員育成のための
企業内研修実例 IT研
経営者・MGR
教養
テクニカル
最新動向
21-C23
一 般
22-C22
マネージメント
プロジェクト・マネージメント
22-C23
セキュリティ/Network
セキュリティ/Network
21-C26
マネージメント
不連続な時代を勝ち抜く組織
戦略∼アダプティブ・エンター
プライズ∼《90分》
経営者・MGR
オンデマンド/グリッド
先進技術(仮題)
22-C25
iSeries/Linux
経営者・MGR
iSeries/システム管理
iSeriesにWindowsを
統合するための基礎講座
14-C27
自律型社員育成のための
企業内研修実例
災害対策の究極 ∼国内最 ここまでできる!
高レベ ルにみるデータセ WebSphere Portal
ンターの事例(仮題) 一 般
基 礎
一 般
14-C11
その他
ファーストタイマーズ・セッション
∼初参加者の皆さん 、ようこそ
iSUCへ!∼
一 般
i5/OS/システム管理
15-C27
15-C28
オ
ー
プ
ニ
ン
グ
セ
ッ
シ
ョ
ン
i5/OS/Webアプリ開発
22-C28
i5/OS/環境開発
i5/OS V5R3 CL
機能拡張
応 用
ERP/プロジェクト・マネージメント
セキュリティ
報保護法対応)IT研
15-C14
15-H31
15-H32
一 般
マネージメント
会社をIP電話にしてみました
∼とある中小企業での
奮戦記
一 般
e-コマース最前線
12-H22
14-H22
i5/OS/オンデマンド
iSeriesを進化させる
VirtualizationEngine
経営者・MGR
21-C13
Network
企業における
インターネットVPN考察
IT研
一 般
21-C14
一 般
セキュリティ
イントラネットによる企業内
情報ポータル(EIP)の構築
から活用まで
一 般
個人情報保護への取り組み事例
∼情報セキュリティポリシーの構築
と効果的運用事例
一 般
企業変革を支援する
BTOサービス
12-H34
14-H34
その他
IBM技術者
認定制度試験①
一 般
15-H22
開発環境/WebSphere
【実習】
基 礎
一 般
一 般
23-C26
iSeries/システム管理
24-C26
iSeriesで
Javaオープンソース製品を
使ってみよう
基 礎
23-C27
24-C27
ポータル
23-C28
i5/OS/Linux
Lotus/iSeries
Domino for iSeries
基本講座と問題判別
23-C11
24-C11
教 養
近江の文化・歴史と
人づくり(仮題)
一 般
ポータル
22-H32
Java/Webアプリ開発
Javaでチャレンジ!
実践Webアプリケーション
(仮題)
基 礎
ネットワーク
一 般
15-H23
開発環境/iSeries
22-H21
経営者・MGR
Blade/システム管理
事例に見るLinuxセキュリティ最新 BladeCenterによる
動向∼不正使用の防止をLDAP統合 サーバーの統合
認証で実現する!∼(仮題) 応 用
基 礎
Webアプリ化技術/iSeries
22-H22
マネージメント
ERP/プロジェクト・マネージメント
企業変革とシステム導入
の相関関係について
経営者・MGR
基 礎
MGR
基 礎
24-H32
マネージメント/教養
23-H21
(仮題)
23-H22
24-H33
24-H21
RFID
適用事例による、
わかりやすいRFIDの紹介
ITIL/システム管理
Webテクノロジーと
デザインの進化
基 礎
IBM技術者
認定制度試験④
一 般
IBM技術者
認定制度試験⑤
一 般
21-H24
経営者・MGR
Webアプリ開発/Java
23-H34
その他
基 礎
ストレージ技術
かんたん!ノンプログラミングな
Webアプリケーション開発《120分》
22-H24
IBM技術者
認定制度試験⑥
Webアプリ開発
と事例紹介(仮題)
24-H23
一 般
Webアプリ開発
かんたん!ノンプログラミングな
Webアプリケーション開発《120分》
応 用
クリエイティブ・シンキングを磨こう!
一 般
32-C12
XML
CRM
モバイルを活用した
SFAシステムの研究 IT研
経営者・MGR
一 般
32-C13
セキュリティ/Network
Linux/マネージメント
開発環境
開発生産性向上手法の
研究 IT研
経営者・MGR
31-C14
マネージメント
32-C14
iSeries
IBMグロー バ ル・サービスに
おけるLinuxサービス・デリバ
リー手法
一 般
スピード感ある企業変革に向けて
ユーザーの視点からみた
∼ビジネス・トランスフォーメーション・ iSeries Site
アウトソーシングの活用∼ 経営者・MGR
MGR
25-H31
31-H31
Blade/Linux
るノウハウ大公開∼
25-H32
MQ/iSeries
WebSphere MQ Series
for iSeriesの活用方法
応 用
ク
ロ
ー
ジ
ン
グ
セ
ッ
シ
ョ
ン
基 礎
ポータル/iSeries
“イントラネット”使ってみたら
こんなに便利になった
∼現場からの声
一 般
25-H21
31-H21
Network
応 用
31-H22
応 用
その他
32-H21
32-H22
iSeries
Java/開発環境
C/S APLからJ2EE/WEB
APLへの実践的な移行シナ
リオ
基 礎
印刷環境/iSeries
iSeriesで構築した最新のア 事例を元にして、iSeriesから
パレルSPA物流 ∼商品管理シ の様々なプリンティングの方法
ステムのご紹介∼
一 般 を整理しましょう
基 礎
一 般
Webアプリ化技術/iSeries
Network/セキュリティ
マルチレイヤスイッチの
発展とその用途
一 般
25-H23
Webアプリ化技術
31-H23
32-H23
オンデマンド
Webアプリ開発/iSeries
Host to Webからポータルへ
∼iSeriesにおける基幹アプリ
ケーション統合∼
基 礎
地域に根ざし 、そして全国 へ iSeriesのソフト資産を継
オンデマンド・サービスモデル 承したシステムのWeb化
活用事例(仮題)
一 般 (仮題)
一 般
25-H34
31-H34
その他
IBM技術者
認定制度試験⑧
一 般
23-H24 ※16:00∼18:00
一 般
Webアプリ開発
かんたん!ノンプログラミングな
Webアプリケーション開発《120分》
32-H34
その他
IBM技術者
認定制度試験⑨
【実習3―WebSphere Studio】
基 礎
i5/OS V5R3
ジャーナル機能 最新情報
応 用
25-C14
経営者・MGR
i5/OS/システム管理
人材育成
基 礎
25-C13
32-C28
応 用
Web(XML)EDI
の実践 IT研
その他
IBM技術者
認定制度試験⑦
【実習2―WebSphere Studio】
基 礎
31-C11
教 養
一 般 [リピート]
24-H22
24-H34
その他
一 般
Webアプリ開発
25-C11
ストレージの最新ソリュー 会社をIP電話にしてみました
∼とある中小企業での奮戦記
ションとメリット
短期間で実現する
Web系開発における
WebFacing
基幹システムのWeb化
フレームワーク利用の紹介 アプリケーションを
構築事例
基 礎
応 用 応用活用
22-H34
その他
i5/OS V5R3
機密保護機能 最新情報
Workplaceまで
マネージメント
一 般
システム管理
基 礎
i5/OS/セキュリティ
iSeriesのEIMでシングル・サイ
ンオンを実現 ∼EIMの仕組みと
V5R3機能拡張∼
応 用
デザイン パターンを利用 Bladeサー バによるLinux
したオブジェクト指向開発 システム構築 ∼現場SEが語
23-H23
Webアプリ化技術/XML
31-C28
i5/OS/セキュリティ
オフショア開発の
最新動向(仮題)
開発環境/システム管理
Lotus
25-C28
24-H31
iSeries
32-C27
Lotus
Lotus Notes/Domino 6.5 Lotus最新情報
Notes/DominoからIBM
テクニカル・セミナー
基 礎
24-C14
応 用
iSeries/DB
H15年度 IT研ネットワー
クセキュリティー IT研
21-H23
22-H23
31-C27
Lotus
一 般
iSeries
言いたい放題 IT研
セキュリティ
情報漏洩を抑止する
セキュリティ・
アーキテクチャー
突然上司にNotesを再検討してみたら
と言われたら∼Notesユーザーの将来
と再検討の進め方∼《90分》 一 般
31-C12
無停止型、高可用性サーバ PCを益々便利に安全に
FTvを用いたシステム管理 「ThinkVantageテクノロジー」
Webアプリ化技術/iSeries
25-C27
23-H31 マネージメント/開発環境
23-H32
基 礎
32-C25
DB2 UDB for iSeries
SQL パフォーマンス問題判
別とチューニング
応 用
体験レポート!
UMLモデリング IT研
iSeries/システム管理
i5/OS/システム管理
Access for Web
最新情報
31-C26
25-C12
その他
MS-Officeを
使いこなそう!! IT研
iSeriesユーザーなら誰でも On Demandに挑戦する
できる、RPG/COBOLによる IBMソフトウェアテクノロジー
基幹業務のWeb化
一 般
基 礎
21-H34
その他
Network/セキュリティ
31-C25
知っておきたい、
IBMソフトウェア・サポート・
サービス
基 礎
24-C12
iSUC情報システム ∼よりセ iSeries Siteワークフローで
キュアなネットワークを目指 実現! 業務スピードを劇的改善! ITIL概説と事例
して∼
一 般 ∼メディア事業事例∼
一 般
[リピート]
21-H21
応 用
その他
《150分》
基 礎
Linux/システム管理
応 用
21-H32
経営者・MGR
オンデマンド/グリッド
グローバルな環境改善は琵琶湖から 京都の魅力 ∼くらしの中
∼南極、北極の観測体験から琵琶湖 の文化を中心として∼
総合保全を考える∼
一 般
一 般
24-C13
Linux
23-C14
iSeries
基 礎
教 養
経営者・MGR
23-C13
22-C14
22-H31
i5/OS/Network
i5/OS V5R3 TCP/IP
最新情報
基 礎
ERP/プロジェクト・マネージメント
基 礎
24-C28
Linux on iSeries V5R3
機能拡張
∼DB2, WAS編
基 礎
Linuxへの移行実例
によるメリット検証 IT研
BI
25-C24
iSeries/システム管理
iSeriesクラスタリング
環境構築
∼iASPのアップデート∼ 応 用
さわってみよう! Linux
∼Linuxサーバー移行への
挑戦∼ IT研
基 礎
【実習1―WebSphere Studio】
ホームページビルダー①
e-ビジネス時代の
宅急便サービス
<現在検討中>
企業データの統合
ERP導入におけるプロジェクト Linuxシステム運用
∼データ・ウェアハウス構築の 管理の考慮点 ∼Peoplesoft ∼現場SEが語る
E1導入事例∼
実際と事例紹介∼
経営者・MGR 本音と建て前
MGR
21-H22
iSeries
IBM技術者
認定制度試験③
一 般
14-H24
IT研
Linux
(仮題)
《90分》
25-C25
その他
メンタルヘルス
(株)キタムラにおける
∼職場で必要なスキルと
成長戦略策定セッションの
ナレッジ∼(仮題)
一 般
経営者・MGR 実際
RFID/セキュリティ
セキュリティ/マネージメント
24-C25
自律型社員育成のための
企業内研修実例
15-H21
25-C23
23-C25 オンデマンド/マネージメント
オンデマンド・ビジネス
による企業変革
15-H34
IBM技術者
認定制度試験②
一 般
プロジェクト・マネージメント
iSeriesを活用した
オンデマンド・
オンデマンド・ビジネスの
コンピューティングの
実践
応 用 実際資源の有効利用を!
23-H33
iSeriesレガシーアプリを
Web化アプリにする
経営者・MGR ロードマップ(仮題)
応 用
その他
基 礎
オンデマンド/iSeries
22-H33 マネージメント/人材育成
一 般
マネージメント
セキュリティ
15-H33 オンデマンド/マネージメント
RFIDって何?(仮題)
マネージメント
会社を変える
22-C13
経営者・MGR
情報武装を生き残りに賭
ける∼書店のIT戦略(仮題) iSeries最新事例
14-H23
25-C22
OnDemand Operating
Environment(ODOE)
概説
応 用
23-C12
ポータル
OS/400のフリーウェアを
活用しよう!
ポータル/環境開発
一 般
基 礎
12-H23
基 礎
教養
22-C12
プロジェクト・マネージメント
経営者・MGR
14-H21
Network
[リピート]
マネージメント
エンタープライズ・
ITマネージメントに
アーキテクチャーの有効性と ついて
構築事例
経営者・MGR
その他
経営者・MGR
CRM
ERPテンプレートを活用した オンデマンド時代の
迅速なシステム構築の事例
CRM実践ツール
∼Oracle-EBSの場合∼ MGR
マネージメント
オンデマンド
効果的プロジェクトマネジ 情報公開基盤としてのWeb 効果的な
ポータル構築∼私達とEIPが 企業ポータルの研究 IT研
メントの実践 IT研
一 般
15-C13
ThinkPadの
真髄を極める(仮題)
12-H21
i5/OS/オンデマンド
iSeriesを進化させる
VirtualizationEngine
応 用
21-C12
開発環境
効果的なWeb掲示板の
構築 IT研
EAIツール活用事例に見る 情報セキュリティ(セキュリテ
ィポリシーの必要性と個人情
導入のポイント
IT研
23-C24
一 般
15-C12
ERP
応 用
琵琶湖湖畔を歩いてみれば
∼湖(うみ)の風回廊∼
一 般
14-H32
マネージメント/教養
基 礎
21-C28
22-C11
ポータル
14-C13
14-H31
iSeries iASPによる
高可用性システムの
構築事例
その他
企業ポータルを
理解しよう! IT研
14-C14
24-C22
24-C23
セキュリティ
WebSphere Portal
for iSeries
ファーストタイマーズ・セッション
∼初参加者の皆さん 、ようこそ
iSUCへ!∼[リピート]
一 般
14-C12
iSeries/システム管理
ポータル/システム開発
iSeriesにおけるHTTPサー LPAR Hints&Tipsと
バー V5R3情報 ∼powered V5R3での機能拡張
by Apacheへの移行∼ 応 用
基 礎
iSeries再発見
12-C11
セキュリティ/システム管理
23-C23
基 礎
22-C26
iSeries/システム管理
iSeriesサーバーにおける
二重化システム実装の
考慮点
応 用
12-C27 マネージメント/人材育成
【iSeries温故知新 Part1】
23-C22 オンデマンド/マネージメント
24-C24
22-C24
グリッド/iSeries
基 礎 (仮題)
14-C28
12:15 ─ 13:00
【iSeries温故知新 Part 3】
21-C24
Linux on iSeries
概説
経営者・MGR
11:00 ─ 12:00
33-C21
セキュリティ・チュートリアル 情報セキュリティ:
∼最初の一歩∼
日本の現状と今後を考える
基 礎
iSeries
【iSeries温故知新 Part 4】
9:30 ─ 10:30
iSeries
携帯電話をアクセス端末と
内部情報漏洩対策
個人情報保護への取り組み事例
する際のセキュアな
(個人情報保護対策)
(仮題) ∼情報セキュリティポリシーの構築と
《90分》
Webサービス技術
応 用
一 般
一 般 効果的運用事例∼[リピート]
21-C25
12-C28
【iSeries温故知新 Part 3】
16:15 ─ 17:15
25-C21
iSeries
使っていますか? V5のこん iSeriesはどこへ行く? ∼ソルティス博士 iSeriesからi5へ 。こんな凄 iSeriesはどこへ行く? ∼ソルティス博士
なに便利な機能
一 般 が語るiSeriesの将来
一 般 いことになった(仮題)
一 般 が語るiSeriesの将来[リピート] 一 般
iSeriesで
グローバルなIT技術動向と
グリッド・コンピューティング! オンデマンド環境を支える
※注 基礎 …技術者/基礎
(初級)
※注 応用 …技術者/応用
(中上級)
14-C26
14:45 ─ 15:45
24-C21
iSeries
企業における経営戦略の実践 リーダシップの重要性と
オンデマンド企業とは
1時間でわかる最新情報技術 リスク中心型
∼バランススコアカードの
∼企業間、企業内の連携と
∼経営者・管理者のための
プロジェクトの成否
プロジェクト・マネジメント
《90分》
利用∼(仮題)
経営者・MGR
経営者・MGR 顧客対応を考える∼ 経営者・MGR IT入門∼
経営者・MGR
MGR
対象者
★種別は色分けしてあります
ユーザー事例
21-C22
セ地
ッ区
シ研
ョI
ンT
研
に
よ
る
13:15 ─ 14:15
23-C21 iSeries
10月22日 金
一 般
31-H24
その他
IBM技術者
認定制度試験⑩
一 般
開発環境/WebSphere
【実習】
ホームページビルダー②
基 礎
基 礎
※このデータは、2004年8月25日現在の情報をもとに作成しています。セッションの時間帯、テーマなどは変更になる場合があります。最新情報は iSUCホームページ をご覧ください。
12 IBM USERS
2004・9 No.509
2004・9 No.509
IBM USERS 13
琵琶湖大会 特集 其の
5
って
な に?
会場と周辺環境
第15 回
FEEL e-BREEZE
新しい風∼琵琶湖から∼
N ew M embers
ご入会ありがとうございます。
★自然豊かな琵琶湖
日本最大の湖“琵琶湖”は、歴史
琵琶湖を望む大津プリンスホテル
もまたケタ違いに古く、今から約
大会会場となる大津プリンスホテルは、眼前に琵琶湖
400万年前に誕生しました。400万年前といえ
が広がる恵まれた環境に位置しています。超高層38階
ば、私たちの祖先である猿人が、やっと直立歩
行を始めたころです。
の客室と国内最大級の多目的スペースを擁し、国内外の
一般に、湖の寿命は数千年から数万年とされ、
大規模なコンファレンスが多数開催される近代的な施設
そのなかで数十万年以上前に誕生し、今もなお
です。
存在している湖は特別に「古代湖」と呼ばれま
す。現在、古代湖として知られている湖は、世
iSUC参加者には、<大津プリンスホテル宿泊パック>
界でもバイカル湖、カスピ海など、わずか10あ
をご用意しています。ゆったりと広い客室は、全室「琵琶
2004年7月分(敬称略・順不同)
アンケート内容…①所属地区研名 ②ホームページURL ③事業内容 ④入会の目的
⑤情報化の取り組みのなかで、他社に比べて自慢できる点
株式会社クリエイティブ・コンサルタント(北海道札幌市)
株式会社日本ソフトウェア技研(東京都中央区)
① 北海道研
② http://www.hokkaido-ima.co.jp/cre/
http://www.hokkaido-ima.co.jp/
③ アプリケーション・ソフトウェア開発、ハードウェア機器
販売、コンピュータ技術者の派遣、システムコンサルティ
ング業務、パッケージソフトウェア開発、ホームページ作
成、インターネット/イントラネット環境構築
④ 地場企業との交流場所として、情報交換を行なうこと。
①
②
③
④
⑤
関東研
http://www.jpsoft.jp/
コンピュータソフトウェアの開発、保守、運用
IBMユーザーの皆さんに関する情報収集。
会社の規模は小さいながらも、IBMメインフレーム機、富
士通メインフレーム機、Linux機、Windows機を保有し、
運用している。また、生命保険・損害保険・共済業務に特
化している。
まり。そのうちのひとつが、日本の琵琶湖なの
湖ビュー」。美しい景色にいやされ、朝はiSUC会場へラ
です。長い年月にわたり、周囲の水域と隔離さ
クラク直行できる<大津プリンスホテル宿泊パック>を、
れて異なった環境が保たれてきた琵琶湖には、
ぜひご利用ください(詳しくはホームページ「参加申し込みページ」
ビワコオオナマズをはじめ、独自の進化を遂げ
の宿泊パックをご覧ください)
。
た固有の生物が多数生息しています。
この他、7月には下記の皆様にご入会いただきました。
□ プジョー・ジャポン株式会社 (東京都渋谷区/関東研)
★周辺の観光スポット
大津および琵琶湖周辺は、自然や歴史ゆたか
な観光のメッカです。iSUCでは、お帰りの際
に、比叡山や京都方面をめぐるオプショナル・
ツアーもご用意しています。また、時間があま
りないけれど、少しだけ観光気分を味わいたい
という方には、
「瀬田の唐橋」の夕景がお勧め。
Hot News
iSUCとIT研究会の共同プロジェクト発足
─2005年、iSUCシステムをi5/Javaで構築
iSUCならびにIT研究会は、IBMユーザー研究会の主要な活動
としての役割を担っています。これまでIT研究会は、優秀チー
ムをiSUCに派遣して研究成果を発表するなど、iSUCと緊密な
連携を図ってきました。そしてこのたび、さらにコラボレーシ
ョンを推し進めるかたちで、iSUCとIT研究会の共同プロジェ
クトが発足します。
これは、iSUCのシステムをIT研究会で構築しようというもので
写真:大津市提供
瀬田川は、琵琶湖から流れ出る唯一の川で、
うメインルートでした。「唐橋を制するものは
天下を制する」といわれるように、京都の喉も
とを握る交通・軍事の要衝であり、壬申の乱、
源平合戦、応仁の乱、本能寺の変など数々の戦
の知識を活かして、IBMのバックアップのもと、IBM
乱の舞台となりましたが、一方でその景観は芭
上にJavaによるWebアプリケーションを構築します。
蕉や蕪村らをはじめ、多くの人々の目と心を楽
2005年秋に開催される第16回 iSUCでの実用を目標に、プロ
しませてきました。
ジェクトの活動を開始します。ユーザー研究会の今後の活動の
「名月はふたつ過ぎても瀬田の月」芭蕉
あり方として、iSUCとIT研との新たなコラボレーションにご
「瀬田降て志賀の夕日や江鮭 」蕪村
ふり
あめのうを
瀬田の名勝は、琵琶湖にまつわる新旧二つの
注目ください。
「八景」――室町時代の「近江八景」、現代に選
定された「琵琶湖八景」に、堂々ダブルエント
特別割引は9月17日
(金)
まで
申込期限が迫っています。
今すぐお申し込みを!
14 IBM USERS
第15回
2004・9 No.509
〝
老
化
〟
が
始
ま
る
。
原
因
と
し
て
は
、
遺
伝
子
上
に
︻
不
老
不
死
︼
り
、
集
中
力
も
衰
え
る
。
つ
ま
り
年
を
と
る
と
物
忘
れ
が
多
く
な
〝
新
老
人
〟
と
呼
ぼ
う
と
提
案
し
て
い
る
。
と
い
う
の
は
現
実
離
れ
し
て
い
る
の
で
、
75
歳
か
ら
を
理
事
長
︶
は
、
医
学
の
進
ん
だ
現
代
、
65
歳
か
ら
高
齢
者
と
し
て
活
躍
す
る
日
野
原
重
明
さ
ん
︵
聖
路
加
国
際
病
院
積
極
的
に
活
用
し
て
い
る
。
ま
た
、
93
歳
で
現
役
医
師
主
体
に
し
た
開
発
チ
ー
ム
が
活
躍
。
高
齢
者
の
能
力
を
中
、
某
大
手
冷
凍
機
メ
ー
カ
ー
で
は
、
定
年
退
職
者
を
か
も
し
れ
な
い
。
定
年
延
長
を
進
め
る
企
業
が
増
え
る
迎
え
た
ら
お
年
寄
り
﹂
と
い
う
線
引
き
は
ナ
ン
セ
ン
ス
命
世
界
一
と
言
わ
れ
る
日
本
だ
か
ら
こ
そ
、
﹁
65
歳
を
か
ら
初
老
と
さ
れ
て
い
た
。
そ
う
考
え
る
と
、
平
均
寿
50
歳
に
も
達
し
な
か
っ
た
戦
前
ま
で
は
、
40
∼
50
歳
代
歩
し
、
平
均
寿
命
が
伸
び
た
戦
後
の
話
。
平
均
寿
命
が
見
ら
れ
る
よ
う
だ
。
し
か
し
、
こ
れ
は
医
療
技
術
が
進
考
え
る
と
、
日
本
で
は
、
65
歳
前
後
か
ら
お
年
寄
り
と
歳
に
な
る
と
介
護
保
険
法
が
適
応
さ
れ
る
こ
と
な
ど
を
︻
超
高
齢
化
︼
〝
老
人
〟
な
の
だ
ろ
う
か
?
65
と
こ
ろ
で
、
何
歳
に
な
っ
た
ら
こ る 15 が
と 法 日 催
。 律 が さ
﹂ 休 れ
が 日 る
改 に よ
正 な う
さ っ に
れ た な
た の っ
昭 は た
と
和 、
41 ﹁ い
国 う
年
︵ 民 。
1 の ち
9 祝 な
6 日 み
6 に に
︶ 関 9
の す 月
と
か
ら
、
後
世
こ
の
日
に
お
年
寄
り
に
感
謝
す
る
行
事
を
果
た
し
た
﹁
悲
田
院
﹂
が
9
月
15
日
に
造
ら
れ
た
こ
つ
か
開
設
し
た
。
そ
の
う
ち
、
老
人
ホ
ー
ム
的
な
役
割
の
な
い
病
人
や
老
人
の
世
話
を
す
る
救
護
施
設
を
い
く
聖
徳
太
子
は
四
天
王
寺
の
建
設
に
あ
わ
せ
て
、
身
寄
り
︻
聖
徳
太
子
︼
代
に
さ
か
の
ぼ
る
。
5
9
3
年
、
話
は
千
四
百
年
ほ
ど
前
の
飛
鳥
時
そこにかかる唐橋は名古屋方面から京都へ向か
す。全国研IT研究会の研究テーマである「Java」や「ポータル」
i5
琵
琶
湖
ワ
ン
ポ
イ
ン
ト
!
リーされています。iSUCの会場である大津プ
リンスホテルから車で10分という近距離ですか
ら、琵琶湖の思い出に立ち寄られてはいかがで
しょうか。
のお申し込みはホームページから
http://www.uken.or.jp/isuc/
ひとつのキーワードをテーマに、さまざまな角度から百科事典的知識を
ON LINE OFF LINE
し
よ
う
。
い
る
そ
う
だ
か
ら
、
老
人
力
に
は
も
っ
と
も
っ
と
期
待
で
も
新
し
く
生
ま
れ
て
い
る
こ
と
が
明
ら
か
に
な
っ
て
と
考
え
ら
れ
て
い
た
脳
の
神
経
細
胞
は
、
高
齢
者
の
脳
新
の
研
究
に
よ
れ
ば
、
年
と
と
も
に
減
少
す
る
一
方
だ
う
に
は
で
き
て
い
な
い
﹂
と
主
張
し
て
い
る
。
た
だ
最
は
、
﹁
人
間
は
、
百
二
十
歳
を
越
え
て
生
き
ら
れ
る
よ
は
ず
だ
﹂
と
さ
え
言
う
。
も
っ
と
も
ほ
と
ん
ど
の
学
者
百
八
十
歳
か
ら
五
百
歳
︵
!
︶
の
寿
命
を
手
に
入
れ
る
な
ど
に
よ
っ
て
﹁
今
世
紀
終
わ
り
こ
ろ
に
は
、
人
間
は
指
し
て
研
究
を
続
け
て
お
り
、
遺
伝
子
や
細
胞
の
操
作
あ
る
学
者
は
、
老
化
防
止
ど
こ
ろ
か
、
死
の
克
服
を
目
と
が
で
き
な
い
か
躍
起
に
な
っ
て
い
る
科
学
者
も
い
る
。
り
し
な
い
。
そ
れ
で
も
、
な
ん
と
か
老
化
を
止
め
る
こ
と
い
う
説
な
ど
が
あ
る
が
、
本
当
の
と
こ
ろ
は
は
っ
き
あ
る
活
性
酸
素
が
加
齢
と
と
も
に
細
胞
内
に
蓄
積
す
る
老
化
プ
ロ
グ
ラ
ム
が
存
在
す
る
と
い
う
説
や
、
猛
毒
で
敬
老
の
日
で
も
、
な
ぜ
9
月
15
日
︵
2
0
0
3
年
か
ら
は
9
月
の
第
3
月
曜
日
︶
な
の
か
。
敬
老
の
日
は
、
こ
の
当
た
り
前
の
こ
と
を
、
も
う
一
度
か
み
し
め
る
日
だ
。
お
年
寄
り
こ
そ
国
の
宝
。
あべ・けんいち
1950年宮城県出身。1972年3月、日本大学理工学部機械
工学科卒業。同年4月、日本大学理工学部勤務。1975年3
月まで3年間、東京大学航空研究所にて風洞実験に従事。
1975年4月より日本大学理工学研究所風洞実験室勤務。
現在、業務責任者。1996年4月より航空研究会顧問。
▲
▲ 大会当日、時折降り注ぐ雨
と強い風の中、日大チーム
は優勝目指して準備を整え
たのだが…。後方に見える
のが、飛行機が飛び立つプ
ラットフォーム
2004年3月21日(日)早朝、
富士川滑空場を飛び立っ
た「Möwe20」は、みごと
11.87459kmを飛んで、
人力飛行機飛行距離の日本
記録を更新した
撮影=岩田霜太郎氏(Möwe18)
▼これまでに手がけた主な実験
「鳥人間コンテスト」とは?
読売テレビ(日本テレビ系列)が主催してい
る自作人力飛行機の選手権大会。1977
年に第1回が開かれ、以後、毎年7月後半
に琵琶湖で開催されている。昨年の第27
回大会では、安部氏率いる日本大学理工
学部航空研究会が9年振りに優勝した。
飛行距離は大会新記録の34.6541kmと
いう、驚異的なものだった。この記録は、
飛行機が琵琶湖大橋にぶつかりそうにな
ったため大会審判団が着水を指示したも
ので、これがなければ記録は大幅に更新
されたものと思われる。
鉄道技術研究所(現JR総研)の浮上式鉄道の風洞実験(1974)、人
力飛行機翼型空力特性(1976)、南極用風力発電装置NU-102の
性能試験・川崎市民プラザ模型風洞実験(1977)、南極昭和基地
に建つ航空機格納庫の形態決定に関する風洞実験・日本大学総合
センター建物の環境風に関する実験(1979)、飛行艇体の抵抗測
定風洞試験(1980)、南極昭和基地における高床式建物周辺の乱
流特性
(1981)、
自動車模型の系統的空力特性実験
(1983年まで)
、
風洞における高速艇の空力特性の研究(1983)、風洞における架
空送電線の空力特性の実験(1985)、極地風力発電システムの
ロータ空力特性に関する風洞試験(1988)、パラホイルの空力特
性(サントリー夢大賞)
(1989)、電線の空力特性に関する風洞試験
(現在も継続中)
(1992)、サッカースタジアムにおける片持式屋
根 構 造 の 風 洞 実 験( 1996)、 地 中 飛 行 機 に 関 す る 風 洞 実 験
(1996∼1998年まで)、空力特性の優れた高速列車先頭形状
(1997)
、防風、防雪柵に関する風洞実験
(1998∼現在も継続中)、
鳥人間でも、8回優勝という輝かしい記録を誇る。
今年も7月31日(土)と8月1日(日)の両日にわたって、「第
は、約300万円。サークル活動なので、個人負担だ。これを
28回 鳥人間コンテスト選手権大会」(以下「鳥人間」)が、滋
捻出するためのアルバイト、授業が終わったあとでの機体製
「私も人力飛行機にあこがれて日本大学に入ったんですよ」と、
賀県・琵琶湖東岸の松原水泳場で開かれた。
作、荷重試験、試験飛行と、翌年7月の大会まで、時には夜
当時を思い起こす安部先生。人力飛行機の製作にかかわるこ
大会は、初日の「滑空機部門」、2日目の「人力プロペラ
中まで作業が続く。パイロットも、脚力増強のために自転車
とはできなかったが、卒業研究で「N-70シグナス」という
機部門」の2部門に分かれる。注目は、パイロットがペダ
のロードレースに出場するなど努力を重ねる。その目的は、
エンジン付き飛行機の機体の制作を担当する。1971年12月
ルを漕いで自らの力でプロペラを回し、その推進力で飛行
大会で他のチームよりも1mmでも長い距離を飛ぶことだっ
に初飛行。
「日本広しといえど、大学生なのに本物の飛行機を
たが、今年はその夢を叶えることはできなかった。
作って飛ばせたのは自分たちしかいないぞ、という感動があ
して飛行距離を競う人力プロペラ機部門だ。昨年は、日本
大学理工学部航空研究会の人力プロペラ機「Möwe20」
(Möwe=メーヴェはドイツ語で「かもめ」の意味)が、飛行距
離34kmという大記録を達成している。
1日朝6時、台風10号の影響で風速5mを越す風が吹き、
時折、雨も降るという最悪のコンディションの中で、人力プ
ロペラ機部門は始まった。しかし、エントリー19チーム中
「人力飛行機の場合、気象条件に一番左右されます。文字通り
作っているときは徹夜で、文字通り寝食を忘れていたとい
んですが、飛ぶ順番、飛び出すときにパイロットがいかに平
うから、今の人力飛行機を作っている後輩たちと全く同じ熱
常心でいられるかなどの条件が、飛行距離に影響してきます」
い思いを胸に抱いていたわけだ。
「Möwe20」は、ほとんど無傷で回収できた。そこで学生
ンジしてきた歴史は長い。
「ギリシャ神話の時代から、人間は大空を自分の力で飛ぶとい
さんの間から「この飛行機で、今度は日本記録に挑戦しよ
という審判団の判断で中止。結局、同部門は不成立となる。
う夢を持ち続けてきましたからね。日本大学は、世界で4番
う」という声が上がる。鳥人間の記録は、条件が合わないた
目、日本では最初に人力飛行機のプロジェクトが立ち上がり、
めに日本記録として認められないのだ。新しい目標に向けて
研究会「Möwe21」のメンバー、そしてそれを指導してこ
1963年から木村秀政先生(日本初の国産旅客機YS-11の生みの
準備を整え、今年3月21日(日)、富士川滑空場を飛び立っ
られた顧問の安部建一先生は、さすがに悔しさをにじませて、
親)のもと、卒業研究の一環として活動を続けてきました。
た「Möwe20」は、強風という悪条件を乗り越えて見事
1966年には初飛行、そして1977年には当時の世界記録を
11.87459kmを飛び、日本記録を塗り替えた。
「機体も最高の状態、そしてパイロットの“エンジン”(人力)
もいい状態だったので、ぜひ飛ばせてあげたかった」と話す。
の測定(2001)
昨年の鳥人間でそれまでの記録を大幅に更新して優勝した
10チームが終わったところで、風で安全な発進ができない
鳥人間2連覇をねらって1年間、準備を進めてきた日大航空
タの風洞実験(2000)、南極昭和基地主要部建物周辺の風速分布
りましたね」
“風任せ”なんですね。これ以外にも、機体の完成度はもちろ
日大が、この鳥人間、というより人力飛行機製作にチャレ
テクノプレース15建設に伴う可視化実験(1999)、人力ヘリコプ
塗り替える2093.9mを飛んでいます」
今回、「Möwe21」は、琵琶湖の空を飛ぶことはできなか
例年、鳥人間が終わり、着水した時点で3年生の活動は終
その後、サークル活動として航空研究会が立ち上がり、今
った。本来、これで“卒業”するはずだった3年生は、新し
わり、飛行機の回収は2年生に引き継がれる。9月から設計
年で21年目を迎えた。航空研究会になってから、木村先生
い夢を見つけた。自分たちの手で、今度は先輩の日本記録を
を始めて、主翼や尾翼を作り始める。1機製作にかかる費用
の命名した「Möwe」の名前をずっと機体に付けてきている。
更新しようというのだ。鳥人間が終わって間もない8月のあ
Kenichi Abe
る日、夏休みにもかかわらず3年生は安部先生のところに集
まり、早くも日本記録更新飛行の準備に入った。
「飛ぶための準備は、ほんと苦しさばかりなんですよ。でも、
日本大学理工学部 航空宇宙工学科
航空研究会 顧問
安部建一
さ
ん
鳥になりたいと、琵琶湖の風に乗る男たちを見守る。
目指すは、日本記録の2年連続更新。
16 IBM USERS
2004・9 No.509
眼
基調講演者に聞く
ほんのわずかでも車輪が地面から離れると、自分たちが作っ
た飛行機が『飛べた!』と感激する。それまでの苦労を、す
べて忘れてしまうんです。そうやって一度飛ぶと、今度はど
うやったら、少しでも遠くに飛べるかということに、
“新しい
苦労”を重ねていく。その繰り返しですね」
この話の続きは、
で
彼らを優しい眼で見守る安部先生の眼には、また新しい記
録を塗り替える人力飛行機の姿が映っているように見えた。
2004・9 No.509
IBM USERS 17
Fly UP