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Bluetooth マウスコントロールモジュール 取り扱い説明書 1.0 1.構成 バスケーブル 1本 マウスコントロールモジュール本体 スイッチアダプターケーブル (オプション) 2本 2.車いす接続方法 マウスコントロールモジュール本体のバスケーブルコネクターにバスケー ブルを接続し、車いす本体のバスケーブルコネクターへ接続します。マウス コントロールモジュール本体には 2 つコネクターがありますが、どちらか片 方にバスケーブルが接続できれば動作します。コネクター接続は車いすの電 源が OFF になっていることを確認後に行って下さい。 接続したら車いすの電源を入れます。砂時計の表示が現れます。その後数 秒で電源ボタンが表示されたら、車いすの電源を再起動してください。車い すが起動したら、MODE ボタンで切り替えてマウスコントロールの画面が表 示されるようになった事を確認して下さい。 図.マウスコントロール画面 図.車いすへの接続コネクター例 1 3.マウスコントロールモジュール本体の取り付け。 マウスコントロールモジュール本体には 5.4mm の固定穴があります。 固定穴を利用して雨や埃に当たらず、振動や衝撃の加わらない場所へ取 り付けて下さい。 4. 制御概要 右クリック、左クリックはスイッチアダプターケーブルを用いる事で 市販のφ3.5mm のスイッチで操作することができます。 また、ノッドの設定でクリック、スクロール等をジョイスティックの アクションで操作することもできます。 (※詳細はノッド設定項にて) 5. Android・windows OS のペアリング マウスコントロールモジュール本体を車いすへ接続後、ペアリングします。 車いすのモードを切り替えて Bluetooth モードに設定し、お使いになる機器(パソコン、スマートフォン等)で R-net Bluetooth Module を探して、ペアリングしていきます。 2 Pass key は”0000”です。 Bluetooth が繋がるとマウスコントロールモジュール本体の LED がブルーに点灯します。 本マウスコントロールモジュールは複数の機器、最大 4 台と接続することができます。しかし、複数の機器をご 利用になる場合は、お互いに 25m 以上離す必要があります。ですので、使用例は自宅のパソコンと離れた場所 にある職場のパソコン、2 台を操作する等です。 6.Android OS の操作 AndroidOS も同様にペアリングすることで操作 することができます。 Android で R-net アプリをインストールすると、 大型カーソルが画面に表示され、パソコンと同じ ようにカーソルで Android 機器を操作すること が可能です。 アプリは下記リンクから入手可能です https://play.google.com/store/apps/details?id=com.teksoftco.android.pgdtoverlay 検索ワード: “PGDT”または ”R-net for Android ” アプリをインストールしたら Bluetooth をペアリングします。R-net アプリをクリックします。 パスワードは”PGDT”です。 (パスワードは初期設定でのみ必要です。 ) 3 Auto Start 自動的にマウスコントロールモジュールへ接続します。別のデバイスを繋ぎたい時以外は選択しておくことを 推奨します。 Display Overlay Menu 半透明のオーバーレイメニューで、ホームボタン・ミュート・ボリュームアップの 3 つのボタンがあります。 Hide the Overlay Cursor オーバーレイメニューを隠します。 Sensitivity slider bar カーソルの感度、スピードを調整します。 注意事項 ・接続機器の電源 ON/OFF はしないでください。マウスコントロールモジュールから機器の電源を入れる事は できません。 ・接続機器のスリーブタイマーは OFF にしてください。 7.ノッドの設定 ドングルを用いてパソコンからノッドの設定を行うことができます。 ノッドの設定ではジョイスティックを2回、同一方向に動かすアクションで右クリックや左クリック、上下スク ロールを操作することができます。 Forward(前方)、Reverse(後方)、Left(左) 、Right(右)で各ノッドを設定できます。 設定できるノッドは下記になます。 Left click(左クリック) 、Right click(右クリック)、Scroll up(上スクロール)、Scroll down(下スクロール)、 Double click Left(ダブルクリック左)、Double click Right(ダブルクリック右) Nodge Time:2回繰り返すタイミングです。単位はミリセカンドですので、2000ms で 2 秒です。 Pointer Acceleration:ポインター(カーソル)の加速度を調整できます。 4 8. i Device モジュールの設定 ペアリング方法 ・車いすのモードが i Device モードになっていることを確認してください。 ・お使いになる i Device 機器の Bluetooth を ON にして下さい。 ・ジョイスティックを前方へ倒して下さい。10 秒程倒し続けると電子音が鳴りますので、鳴ったらジョイスティ ックをセンターへ戻して下さい。 ・次にジョイスティックを後方に倒して下さい。10 秒程倒し続けると電子音が鳴りますので、鳴ったらジョイス ティックをセンターへ戻して下さい。 ・ペアリングされたか確認してください。 9. 外部スイッチ コマンドについて ジョイスティックのスピード UP・DOWN ボタン、ウィンカー左・右、ジョイスティックのアクションを i Device の外部スイッチとして登録することができます。 ジョイスティックのアクションでは下記のように各4方向、さらに倒す時間で各3種類のスイッチ、合計12種 類のスイッチを登録して i Device を操作することができます。 5 10. スイッチコントロールの設定 お使いになる i Device でスイッチの設定を行います。 設定>一般>アクセシビリティ>スイッチコントロール>スイッチ>新しいスイッチの追加>外部 >外部スイッチをアクティベートしてください 外部スイッチをアクティベートしてください の画面が表示されたら任意のスイッチを登録します。 下記は設定例です。 1. 「外部スイッチをアクティベートしてください」の表示状態で前方へ短い時間ジョイスティックを倒します。 2.車いすから「ピッ」という電子音が鳴り、お使いになる i Device の画面では新しいスイッチの名称を入力す ることができるようになります。 名称は任意ですが、動作を名称にすることを推奨致します。ここでは「前 短め」として保存します。 3.スイッチで操作するアクションを登録します。 任意ですが、ここでは「ホームボタン」を設定します。 6 これで1つの動作を登録することができました。 同様の手順で各スイッチを登録していきます。 右図は登録例です。 11. 操作について i Device 機器の操作は、アイコンのハイライトを操作します。 ホーム画面上でアイコンがハイライトされます。選択したいアイコンへ移動する場合は、 「次の項目に移動」で登 録したスイッチを操作します(登録例の場合、右に短めにジョイスティックを倒す) 。 「次の項目に移動」を繰り返すことで、目的の項目へハイライトを移動させます。 項目を選択する場合は「項目を選択」で登録したスイッチを操作します(登録例の場合、後ろに短めにジョイ スティックを倒します。 ) ホームへ戻る場合は「ホームボタン」を登録したスイッチを操作します。 (登録例の場合、前に短めにジョイス ティックを倒します。 ) 7