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八ツ場ダム建設事業の概要
八ツ場ダム建設事業の概要 完成した湖面2号橋(不動大橋) 事 業 概 要 1 建設場所 群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑及び川原湯地先 2 ダムの規模 高さ116mの重力式コンクリートダム 3 総貯水容量 10,750万m3 4 総事業費 約4,600億円 5 工 平成31年度まで 期 6 治水容量 6,500万m3 7 開発水量 毎秒22.209m3 単位:m3/s 開発水量の内訳 水道用水 区 分 通 年 工業用水 開発水量 埼玉県 東京都 千葉県 群馬県 茨城県 群馬県 千葉県 9.580 0.670 5.220 1.880 0.250 1.090 - 0.470 非かんがい期のみ 12.629 9.250 0.559 0.470 2.000 計 22.209 9.920 5.779 2.350 2.250 0.350 1.090 ※ 「非かんがい期」とは、10/1~3/31 ※ 当県では 毎秒9.920m3のうち7.453m3をダム完成を前提とする 暫定水利権により許可されている(H23.4~) ※ かんがい期の都市用水は農業用水合理化事業で手当されている 1 0.350 0.470 事 業 の 経 緯 、 負 担 割 合 等 ○経緯 ・昭和27年 :調査に着手 ・昭和42年11月:実施計画調査に着手 ・昭和61年7月:基本計画の策定 (総事業費:約2,110億円、工期:平成12年度) ・平成 4年7月:長野原町と群馬県及び関東地方建設局が建設事業基本協定書締結 (実質的な事業開始) ・平成13年6月:補償基準の調印 ・平成13年9月:基本計画の変更 (工期:平成22年度に延伸) ・平成16年9月:基本計画の変更(総事業費:約4,600億円に増額) ・平成20年9月:基本計画の変更(工期:平成27年度に延伸) ・平成21年9月:政府により八ッ場ダム建設事業の中止が明言 ・平成23年12月:2年以上にわたる検証による「建設継続が妥当」との結論を受け、 政府により建設継続が決定される。 ・平成25年11月:基本計画の変更(工期:平成31年度に延伸、洪水調節計画) ○参画者別の負担概算割合※ 区 分 治 水 利 水 発 電 計 単位:% 埼玉県 東京都 千葉県 群馬県 茨城県 栃木県 計 13.04 11.75 12.58 7.30 9.12 0.76 54.55 16.78 15.38 7.19 2.90 3.10 - 45.35 - - - 0.10 - - 0.10 29.82 27.13 19.77 10.30 12.22 0.76 100.00 ※ 参加者毎の負担見込額から逆算 ○国と地方の負担割合 区 分 治 水 利 水 発 電 計 割 合 54.55% 45.35% 0.10% 全体事業費 国 費 2,509 1,756 2,086 833 5 0 4,600 2,589 国費負担割合:2,589/4,600=56% 地方負担割合:2,011/4,600=44% 単位:億円 地方負担額 753 1,253 5 2,011 ○埼玉県負担見込額 単位:億円 区分 負担概算 割合 全体負担額 地方負担額 うちH24まで 支出額 うちH25 予定額 治水 13.04% 600 180 151 3 利水 16.78% 772 389 330 8 計 29.82% 1,372 569 481 11 2 ※ 治水負担は国が7割、地方が3割 利水負担の1/2は国庫補助金充当 計 29.82% 事 業 1,372 の 569 進 481 捗 状 11 況 平成24年度末見込み 事業費ベース 約81% =約3725億円/約4600億円×100 平成25年 3月末時点 用地取得 90% (412ha) 94% (440世帯) (456ha) 家屋移転 (470世帯) 代替地造成 5地区で整備中(うち移転済み71世帯) 付替鉄道 (10.4Km) 付替国道、 付替県道 (22.8Km) ダム本体 及び関連 工事 仮排水トンネル (H21.7完成) 90% (9.3km) ※1 92% (20.9km) ※2 作業ヤード造成、骨材プラントヤード 造成、工事用道路、仮締切等 基礎掘削 コンクリート打設 試験湛水 ※1 付替鉄道の付替延長に対して、軌道が完成している延長の割合を示す。(契約ベースでは100%(10.4km)着手済) ※2 付替国県道の付替延長に対して、開通している延長の割合を示す。(契約ベースでは98%(22.3km)着手済) 平成25年度以降 事業費 約875億円 ○代替地 長野原一本松地 ○付替鉄道 ○付替国道・県 第二吾妻川橋梁 湖面2号橋(不動大橋) 3