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競争力強化のために必要な取組み

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競争力強化のために必要な取組み
競争力強化のために必要な取組み
資料3-5
1.法規制の緩和
現状
○工場の生産施設・緑地規制(工場立地法、緑化協定)
○配管規制(消防法、危険物の規制に関する政令、規則)
移送取扱所、危険物付属配管の保安距離、防油提・保有空地内配管規制等
○廃棄物規制(廃棄物処理法、法施行令)
自社廃棄物が他社原料の場合は廃棄物として取扱う 相互融通の規制
対応
○工場緑地率の緩和による設備用地の拡大
千葉県 工専緑地率20%→10%、工業集合地特例(共同緑地)の適用により更に拡大可能
工場立地法緩和の動き→地域産業活性化法(市町村へ準則制定権委譲、緑地率0%超)
○京葉臨海コンビナート活性化特区による規制緩和の推進
組 織 石精・石化7社+市原市、袖ケ浦市、千葉県
実 績 高圧ガス設備の開放検査周期の延長、試験研究施設の変更手続きの簡素化
一圧検査周期の延長、危険物船の夜間着桟の緩和等
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競争力強化のために必要な取組み
2.ロジスティック施設共同化の検討
現状
○市原・袖ヶ浦地区( 4つの石油精製・石油化学コンビナート)には国道
16号沿いに幅50m、全長14kmにわたる配管用地が県企業庁により
整備されているが、臨海鉄道用地や既存配管により用地不足を来たし
ている。
埋設管:ガス導管、工水、五井南部配管協議会配管、四社連絡配管等
○共同の用役施設や排水処理施設が未整備
対応
京葉臨海コンビナート連携協議会の中で検討する。
○配管用地の共同溝化、緑地化
高度統合を進める上で、配管はキーポイントとなる。
今後企業間の自由な配管に対応するとともに、配管網の拡大を図る。
工場立地法の特例適用(共同緑地)を検討。
○排水処理施設、倉庫、タンク、バース等の既存・新設施設の共同化を推進
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競争力強化のたに必要な取組み
3.工業用水事業効率化の検討
現状
○他府県と比較して高額な給水コスト・料金
長い送水距離や広範囲な給水エリア ⇒ 宿命的な高コスト構造、一部地区の高額な料金
○「責任水量制」による料金制度、契約水量と実使用量の乖離
企業の節水努力が反映しない「責任水量制」、契約水量の変更や企業間融通の制限
○渇水時における生産活動への重大な影響
水源の多くを利根川水系に依存 ⇒ 渇水時に重大な影響
対応
官民一体の検討組織を設置し、事業の効率化を推進する。
○給水コスト削減に関する検討
組織のスリム化、業務委託の促進等によるコスト削減 ⇒ 料金の値下げ
○「責任水量制」の見直しと受水権利譲渡の緩和
実際の使用水量や企業の節減努力が反映される料金制度の検討
受水権利譲渡制限の緩和による新規水需要の開拓 ⇒ 料金の値下げ
○県内水源の相互融通による渇水対策の強化
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