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2012.02.20 運用報告書[第8期]
■当ファンドの仕組みは次の通りです。 商 品 分 類 追加型投信/国内/株式 信 託 期 間 原則、無期限です。 企業の経営姿勢が現れる“配当”に着目して投資する ことで、 「中長期的な株価の上昇」と「配当収入」に 運 用 方 針 よる信託財産の成長を目指して運用を行なう「トヨタ アセット配当フォーカスマザーファンド」受益証券に 投資します。 トヨタアセット 配当フォーカスオープン トヨタアセット配当 トヨタアセット配当フォーカス フォーカスオープン マザーファンド受益証券 (ベビーファンド) 主要投資対象 トヨタアセット配当 東京証券取引所第一部並びに フォーカスマザーファンド 第二部上場株式 愛称 : TA配当フォーカス トヨタアセット配当 株式への実質投資割合には フォーカスオープン 制限を設けません。 組 入 制 限 (ベビーファンド) トヨタアセット配当 株式への投資割合には制限を フォーカスマザーファンド 設けません。 第8期 運用報告書 毎決算時(年1回)に、基準価額水準、市況動向等を 勘案して経費控除 後の配当等収益を中心に分配 します。なお、経費控除後の売買益等については、 分 配 方 針 基準価額水準を勘案して分配することがあります。 *分配対象収益が少額の場合や基準価額水準に よって分配を行なわないこともあります。 (決算日:2012年1月25日) 2011年1月26日から 2012年1月25日まで 受益者のみなさまへ ■分配金のお知らせ 1万口当たり分配金 分配金再投資可能 120円 ◇分配金受取コースの場合 分配金は決算日から起算して5営業日目までにお支払いを開始しております。 ◇分配金再投資コースの場合 税引後の分配金は2012年1月25日現在の基準価額に基づいて、再投資いたし ました。 (分配金の課税上の取扱いについて) ・分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と非課税扱いとなる「元本払戻金 (特別分配金)」があります。 ・分 配落ち後の基準価額が個別元本と同額または上回る場合、分配金は全額 普通分配金となります。 ・分配落ち後の基準価額が個別元本を下回る場合には、下回る部分の額が元本 払戻金(特別分配金)、残りの額が普通分配金です。 ・普通分配金について、10%(所得税7%および地方税3%)の税率による源泉 徴収が行われます。法人の場合は、7%(所得税7%)の税率で源泉徴収され 法人の受取額となります。 ・元本払戻金(特別分配金)が発生した場合は、個別元本から元本払戻金(特別 分配金)を控除した額が、その後の個々の受益者の個別元本となります。 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、ご投資いただいております「トヨタアセット配当 フォーカスオープン」は、2012年1月25日に第8期の決算を 行ないましたので、期中の運用状況をご報告申し上げます。 なお、毎月最終営業日における運用状況を記載した「月次 レポート」も作成しておりますので、弊社ホームページを ご覧いただくか、販売会社にお問い合わせください。 今後とも一層のお引立てを賜りますようお願い申し上げ ます。 トヨタアセットマネジメント株式会社 東京都港区海岸一丁目11番1号 TEL.03(5776)4751 お問い合わせ先 投資信託営業部 TEL.03(5776)4760 *受付時間は、営業日の8時30分~11時30分、 12時30分~16時30分とします。 ホームページアドレス http://www.tamco.co.jp/ 2012.2 ■最近5期の運用実績 基 準 価 額 決 算 期 4期(2008年1月25日) 5期(2009年1月26日) 6期(2010年1月25日) 7期(2011年1月25日) 8期(2012年1月25日) (分配落) 円 10,947 6,846 8,028 8,117 6,904 税込み 分配金 円 150 100 120 120 120 TOPIX 期 中 (参考指数) 騰落率 % △22.1 1,344.77 △36.5 768.28 19.0 934.59 2.6 929.28 △13.5 767.40 期 中 騰落率 % △22.2 △42.9 21.6 △ 0.6 △17.4 株 式 組 入 比 率 株 式 先 物 比 率 % 99.4 99.1 98.1 98.3 99.1 % - - - - - 純資産 総 額 百万円 8,829 4,969 5,956 5,687 4,322 (注1)基準価額・分配金は1万口当たりです。 (注2)基準価額の騰落率は分配金込みです。 (注3)△はマイナスです。 (注4)組入比率は、対純資産総額比です。 (注5)当ファンドはマザーファンドを組み入れますので、 「株式組入比率」は実質比率を記載しています。 (注6)TOPIX(東証株価指数)は、当ファンドのベンチマークではありませんが、参考として記載しています。 ■当期中の基準価額と市況等の推移 年 月 日 (期 首) 2011年1月25日 1月末 2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 7月末 8月末 9月末 10月末 11月末 12月末 (期 末) 2012年1月25日 基 準 価 額 T O P I X 騰 落 率 (参考指数) 騰 落 率 株 式 組 入 比 率 株 式 先 物 比 率 円 8,117 7,969 8,269 7,654 7,504 7,449 7,531 7,488 6,941 7,027 6,938 6,662 6,752 % - △ 1.8 1.9 △ 5.7 △ 7.6 △ 8.2 △ 7.2 △ 7.7 △14.5 △13.4 △14.5 △17.9 △16.8 929.28 910.08 951.27 869.38 851.85 838.48 849.22 841.37 770.60 761.17 764.06 728.46 728.61 % - △ 2.1 2.4 △ 6.4 △ 8.3 △ 9.8 △ 8.6 △ 9.5 △17.1 △18.1 △17.8 △21.6 △21.6 % 98.3 97.8 99.1 97.2 97.6 97.0 97.9 98.7 98.5 97.0 95.9 97.4 99.4 % - - - - - - - - - - - - - 7,024 △13.5 767.40 △17.4 99.1 - (注1)基準価額は1万口当たりです。 (注2)期末基準価額は分配金込み、騰落率は期首比です。 (注3)組入比率は、対純資産総額比です。 (注4)△はマイナスです。 (注5)当ファンドはマザーファンドを組み入れますので、 「株式組入比率」は実質比率を記載しています。 (注6)TOPIX(東証株価指数)は、当ファンドのベンチマークではありませんが、参考として記載しています。 - 1 - 当 期 の 運 用 経 過 基準価額の騰落率と主な変動要因 当期中の概観 基準価額 騰 落 率 期首 8,117 - (2011/1/25) 期中高値 8,453 4.1% (2011/2/21) 期中安値 6,463 ▲20.4% (2011/11/24) 期末(分配金込み) 7,024 ▲13.5% (2012/1/25) 当期の基準価額は、13.5%の下落となりました。 3月11日の東日本大震災の発生、ならびに欧州財政危機の再燃と為替の円高進展などにより、株式市場は2段階で 水準を切り下げました。 期初こそ堅調なスタートとなりましたが、3月11日の東日本大震災の発生により、TOPIX(東証株価指数)は3月 14、15日の両日で16.3%下落しました。その後、復興・復旧への期待感もあって株価は切り返しましたが、福島第一 原子力発電所の事故の影響などから上値の重い展開となりました。 夏には欧州の財政危機の再燃により世界的な景気減速懸念が高まり、為替の円高進展などもあって日本の株式 市場はもう一段の下落となりました。その後は、想定以上に早期に復旧した内需関連業種が堅調でしたが、タイの洪水 被害などもあって一定のレンジ内での動きとなりました。 主な変動要因については、以下のとおりです。 【プラス要因】 ○東日本大震災後の復興・復旧に対する期待と、内需関連業種の想定以上の回復 【マイナス要因】 ×東日本大震災の発生と、福島第一原子力発電所事故の収束の長期化 ×欧州の財政危機と、それに端を発する世界的な景気後退懸念 ×為替市場における円高進行 【プラスに寄与した主な銘柄】 ・大東建託(建設)…受注が過去最高の水準を記録するなど業績堅調、増配期待の高まり ・ローソン(小売業)…生鮮コンビニなど業態多様化等が奏功し業績堅調、高配当利回りへの評価 ・ニチイ学館(サービス業)…介護ビジネスの着実な成長、医療事務事業の改善 ・ピジョン(その他製造)…中国での事業が好調なことによる成長期待の高まり 【マイナスに寄与した主な銘柄】 ・日東電工(化学)…世界的な液晶需要減少や、タイの洪水被害の影響による業績悪化懸念 ・任天堂(その他製造)…3DSの売上不振に伴う業績悪化 ・三菱UFJフィナンシャル・グループ(銀行)…欧州の財政危機に伴う増資や規制強化の懸念 ・三井住友フィナンシャルグループ(銀行)…欧州の財政危機に伴う増資や規制強化の懸念 - 2 - 当期の基準価額ならびに株式市況の推移 当期の基準価額ならびに株式市況の推移について、2011年7月8日を境にして、2つの期間に分けてご説明します。 ၮḰଔ㗵ߣෳ⠨ᜰᢙߩផ⒖ ㈩ᒰࡈࠜࠞࠬၮḰଔ㗵㧔ಽ㈩㊄ㄟ㧕 ෳ⠨ᜰᢙ㧔㨀㧻㧼㧵㨄㧕 Ԙ ԙ ᦼ㚂 ᦼᧃ ※参考指数(TOPIX)はファンドの2011年1月25日基準価額に合わせ指数化して表示して います。なお、TOPIXは配当込みではありません。 (参考)為替の推移 ࠼࡞㧛࡙߮ࡠ㧛ޓὑᦧ࠻ផ⒖ 㧔ᐕᣣߩኻ㘈ቴ㔚ାᄁ⾈⋧႐ખ୯ࠍߣߒߡᜰᢙൻ㧕 ࠼࡞㧛 ࡙ࡠ㧛 㜞 Ԙ ԙ ᦼ㚂 - 3 - ᦼᧃ ①期間(2011年1月26日~2011年7月8日) 2011/1/25 2011/7/8 騰落率 当ファンドの基準価額 : 8,117円 → 7,712円 (▲5.0%) TOPIX(東証株価指数) : 929.28 → 874.34 (▲5.9%) 当期間は、3月11日に発生した東日本大震災の影響から株式市場ならびに当ファンドの基準価額は下落 しました。震災以降は、福島第一原子力発電所事故の収束の長期化の影響などが上値を抑えましたが、 復興・復旧に対する期待感が下値を支えました。 【株式市場の動向】 ・当期間の株式市場は、新日本製鐵と住友金属工業の合併方針発表に伴う業界再編期待や、好調な決算発表を 背景に上昇基調でのスタートとなりました。 ・3月11日に発生した東日本大震災は、週末に被害が明らかになった後の3月14、15日の両日でTOPIX(東証株価 指数)が16.3%下落するなど、株式市場にもマイナスのインパクトをもたらしました。 ・その後は、急速に売られた反動に加え、円売り協調介入などの政策面の下支えや復興・復旧に対する期待感から 株式市場は切り返し、底堅い動きとなりました。 ・一方で、部品供給が滞ったために自動車や電気製品の生産が抑制されたことや、福島第一原発事故が長期化した ことなどから上値も重い展開となり、震災前の水準を回復するには至りませんでした。 【当ファンドのプラス要因】 ○アパート建設の受注が好調に推移した大東建託の株価が上昇したほか、節電対策で注目されたNAS電池の 関連銘柄として物色されたトーカロ、震災後に街のインフラとして存在感を示したセブン&アイ・ホールディングス やローソンなどが基準価額にプラスに寄与しました。また、横浜ゴム、大同メタル工業、森精機製作所など海外 での売上が多く、業績拡大の期待が高かった銘柄も堅調に推移しました。 【当ファンドのマイナス要因】 ×原発再稼働が進まないことに伴うコストアップが見込まれた九州電力のほか、3DSの売行き不振で業績悪化が 予想された任天堂、石油精製所、配送センター、工場がそれぞれ被災したJXホールディングス、アスクル、信越 化学工業などが基準価額にマイナスに寄与しました。また、三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナン シャル・グループなどの株価下落もマイナスに影響しました。 - 4 - ②期間(2011年7月11日~2012年1月25日) 2011/7/8 2012/1/25 騰落率 当ファンドの基準価額 : 7,712円 → 7,024円(分配金込み) (▲ 8.9%) TOPIX(東証株価指数) : 874.34 → 767.40 (▲ 12.2%) 当期間は、欧州の財政危機が再燃し、世界的な景気減速が懸念されたことに加え、為替市場で円高が 進展した影響から、日本の株式市場も下落基調となりました。当ファンドの基準価額も下落しましたが、 復興・復旧に対する貢献が期待され、世界経済や為替の影響を相対的に受けにくい内需関連銘柄の ウェイトを高くしていたことなどから、 下落幅は相対的に小さくなりました。 【株式市場の動向】 ・7月の中旬以降、欧州の財政危機の再燃や米国の債務上限問題の交渉難航、為替の円高進行などを要因に株式 市場は下落基調となりました。8月に入ると、欧州の財政危機が背景となり、世界的な景気減速懸念が高まった ことから世界的な株安となり、日本の株式市場の下落幅も大きくなりました。 ・その後も、欧米の財政問題や為替の円高基調に加え、タイでの洪水など悪材料が多く、投資家のリスク回避の 動きが強まり、株式市場は上値の重い展開が続きました。 ・一方で、震災からの復旧が想定よりも早かった内需関連業種が堅調に推移したこともあって国内の株式市場は 底堅く、レンジ内での推移が続きました。 【当ファンドのプラス要因】 ○介 護や医療事務の事業が業績堅調なニチイ学館のほか、ローソンやドウシシャなどの消費関連銘柄、伊藤忠 テクノソリューションズやDTSなどの情報サービス業など内需関連銘柄の基準価額への貢献が目立ちました。 また、本田技研工業やベネッセホールディングスなど、今期は震災の影響等から厳しい業績となるものの、来期の 復活が期待される銘柄、阪和興業や新明和工業、東京センチュリーリースなど復興への貢献が期待される銘柄 などの株価も上昇しました。 【当ファンドのマイナス要因】 ×テレビの売上鈍化に伴う世界的な液晶需要の減少を背景に業績悪化が懸念された日東電工や、タイの洪水の 悪影響が懸念されたキヤノンのほか、NTNや東京エレクトロン、アルプス電気などグローバルに事業展開する 製造業の株価下落が基準価額にマイナスに寄与しました。また、三井物産や住友金属鉱山、伊藤忠商事などの 資源関連銘柄の株価も下落しました。 - 5 - 当期の運用状況 当ファンドは「トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド(以下、 「マザーファンド」)」受益証券への投資を 通じて、信託財産の中長期的な成長を目指して運用しています。 当ファンドはマザーファンド受益証券の組入比率を高位に維持し、当期の実質的組入率は95.5%~99.7%となり ました。 (1)銘柄選択について ・株式ポートフォリオの約7割の銘柄は、 「企業の配当政策」と「予想配当利回り」に主眼をおいて、総合的に評価 を行ない、投資する銘柄を決定しています。 ・配当政策については、 「継続して増配できる(している)銘柄に投資する」という観点で重視しています。成長性に 加え、利益やキャッシュフローの創出力を見る収益性、また、過去の増配実績などからうかがい知れる増配意欲 等の観点から、継続的に増配できる銘柄を選別しています。 ・当期については、震災の影響が小さい銘柄や復興需要が期待できる銘柄、また、世界景気の影響を受けにくい 内需関連銘柄などに注目しました。予想配当利回り水準を含めた株価の割安感なども勘案して、銘柄入替や投資 比率の調整などの売買を実施してきました。 ・予想配当利回りについては、相対的に高いと判断できる銘柄の中から投資しています。 ・株式ポートフォリオの約3割の銘柄については、追加収益の獲得を積極的に狙って、予想配当利回りが相対的に 高いことに加え、当社が開発したスコアリングモデルにより算出した投資魅力度を勘案して銘柄を選択して います。 ・配当利回りが市場平均を上回る銘柄の中から、東日本大震災やタイの洪水の影響が小さい銘柄、また今後の回復 が期待できる銘柄などに注目し、前者では日産自動車、セブン&アイ・ホールディングス、後者では日東電工や東京 センチュリーリースなどを買入れました。また、株価下落により株価に出遅れ感、割安感があるような銘柄への 投資も継続しており、三井物産や住友金属鉱山などを買増しています。 ・一方で、震災の影響が大きいと判断した本田技研工業や九州電力、減配により予想配当利回りの水準が低下した 住友金属工業や東京エレクトロン、ローム、任天堂などを売却しました。このほか、株価上昇により割安感の 薄れた三菱商事やニチイ学館なども売却しました。 ・銘柄数は80銘柄前後で維持しました。当期の前半は銘柄数を増やしてリスク分散を図った一方、後半にかけては 銘柄数を絞込んできました。当期末においては、74銘柄に投資しています。 - 6 - ・期末(2012年1月25日)時点でマザーファンドが保有する銘柄の主な組入理由は以下のとおりです。 保有銘柄の主な組入理由(トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド) 銘柄名 業 種 ホクト 大東建託 大和ハウス工業 ノバレーゼ システナ ベネフィット・ワン ローソン 東洋紡績 ブックオフコーポレーション セブン&アイ・ホールディングス サンマルクホールディングス クラレ 旭化成 トーカロ 日産化学工業 信越化学工業 日立化成工業 日本化薬 花王 武田薬品工業 科研製薬 エーザイ 参天製薬 太陽ホールディングス 東急コミュニティー CTC 旭硝子 ニチアス 住友金属鉱山 アサヒホールディングス 森精機製作所 オイレス工業 月島機械 アネスト岩田 ブラザー工業 マックス セガサミーホールディングス 日立工機 三櫻工業 アルプス電気 スミダコーポレーション 山武 メガチップス 村田製作所 日東電工 東海理化電機製作所 日産自動車 新明和工業 ティラド 本田技研工業 良品計画 ドウシシャ シークス スター精密 HOYA キヤノン 水産・農林業 建設業 建設業 サービス業 情報・通信業 サービス業 小売業 繊維製品 小売業 小売業 小売業 化学 化学 金属製品 化学 化学 化学 化学 化学 医薬品 医薬品 医薬品 医薬品 化学 サービス業 情報・通信業 ガラス土石製品 ガラス土石製品 非鉄金属 非鉄金属 機械 機械 機械 機械 電気機器 機械 機械 機械 輸送用機器 電気機器 電気機器 電気機器 電気機器 電気機器 化学 輸送用機器 輸送用機器 輸送用機器 輸送用機器 輸送用機器 小売業 卸売業 卸売業 電気機器 精密機器 電気機器 主な銘柄選択理由 増配実績 時 価 構成比 配当 配 当 投 資 実績 5年 政策 利回り 魅力度 評価 実績 0.60% ◎ ◎ A 5 2.03% ○ ◎ B 4 1.08% ○ ○ C 2 0.49% ○ ◎ B 4 0.67% ○ ◎ B 4 0.60% ◎ C 1 1.82% ○ B 4 1.09% ○ D 0 0.55% ○ B 4 2.14% ○ ○ B 4 0.93% ○ B 4 1.03% ○ ○ B 3 1.08% ○ B 3 0.98% ○ C 2 0.86% ○ B 3 2.15% ○ B 3 0.88% ○ ○ B 3 0.77% ○ C 1 1.98% ◎ ○ A 5 2.03% ○ ◎ B 3 1.00% ◎ ◎ A 5 0.96% ○ ◎ B 4 0.89% ○ ◎ B 3 0.58% ○ ◎ B 3 0.70% ○ B 3 1.12% ○ ○ B 4 0.77% ○ B 3 0.70% ○ ○ B 4 1.28% ○ B 4 1.11% ○ ◎ B 3 1.08% ○ C 2 0.83% ○ B 3 1.30% ○ D 0 0.58% ○ ◎ B 3 0.69% ○ B 4 0.62% ◎ C 2 0.56% ○ C 1 0.97% ○ C 2 0.76% ○ ◎ B 4 0.90% ◎ C 1 0.44% ○ C 1 0.91% ○ ◎ B 3 0.81% ○ B 4 0.98% ○ B 3 2.98% ○ ◎ B 3 0.88% ○ C 2 2.53% ○ ○ B 3 0.53% ○ D 0 1.08% ○ C 2 1.17% ○ B 3 0.80% ○ ◎ B 3 1.20% ○ ○ C 2 1.00% ○ ○ B 4 0.81% ○ ◎ C 2 1.05% ◎ D 0 4.71% ◎ C 2 銘柄名 業 種 ピジョン 伊藤忠商事 三井物産 阪和興業 東陽テクニカ 三菱UFJフィナンシャル・グループ 三井住友トラスト・ホールディングス 三井住友フィナンシャルグループ 東京センチュリーリース イオンクレジットサービス NKSJホールディングス 東京海上ホールディングス 住友不動産販売 西日本旅客鉄道 三井倉庫 エヌ・ティ・ティ・ドコモ DTS ベネッセホールディングス その他製品 卸売業 卸売業 卸売業 卸売業 銀行業 銀行業 銀行業 その他金融業 その他金融業 保険業 保険業 不動産業 陸運業 倉庫運輸関連 情報・通信業 情報・通信業 サービス業 主な銘柄選択理由 増配実績 時 価 構成比 配当 配 当 投 資 実績 5年 政策 利回り 魅力度 評価 実績 1.62% ○ B 4 4.55% ○ ◎ B 4 3.10% ○ ◎ B 3 1.30% ○ C 1 0.73% ○ ◎ B 3 3.43% ◎ C 2 1.48% ○ ◎ B 3 4.77% ○ B 3 2.09% ○ A 5 0.95% ○ ◎ D 0 0.70% ○ C 2 1.43% ○ ○ B 3 1.74% ○ B 3 0.99% ○ C 2 1.21% ○ C 2 4.27% ○ ◎ C 2 1.13% ○ C 1 1.43% ○ ○ B 3 【記号の説明】 ・配当政策 ◎ ��� 過去5年間にわたって、連続して増配してきた実績のある 銘柄 ○ ��� 過去5年間のなかで、3期以上増配してきた実績のある 銘柄 ・予想配当利回り (時価ベース) ◎ ��� 3.0%以上 ○ ��� 2.4%以上 ・投資魅力度 ○ ��� 投資魅力度が高い 注:時価構成比とは、マザーファンドの現物株式組入れを100% とした各銘柄の比率です。 【増配実績の評価の説明】 ・過去増配実績評価 A・・・・ 5期連続増配 B・・・・ 5期中3期以上増配 C・・・・ 5期中1期以上増配 D・・・・ 5期増配なし - 7 - (2)業種別構成について 業種別構成比 上位10業種の推移 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 前 期 末 化学 13.30% 電気機器 12.31% 銀行業 9.15% 卸売業 8.47% 医薬品 6.13% 機械 5.38% 情報・通信業 5.18% 小売業 4.64% 輸送用機器 4.27% 建設業 4.12% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 当 期 末 化学 12.32% 卸売業 11.88% 電気機器 10.25% 銀行業 9.68% 情報・通信業 7.19% 輸送用機器 6.94% 小売業 6.24% 機械 5.94% 医薬品 4.88% サービス業 3.23% ※マザーファンドの現物株式組入れを100%とした、各業種の時価の比率です。 (注)当ファンドの運用に際しては、個別銘柄選択を中心としており、積極的な業種配分を行うものではありませんが、参考のため記載しています。 (3)実質株式組入比率について ・実質株式組入比率は、運用方針に基づいて高位を維持しており、95.5~99.7%の範囲内で維持しました。 ・期末におきましては、99.1%となっています。 (4)組入銘柄の予想配当利回り(信託報酬等コスト控除前) 組入銘柄の予想配当利回り 時価評価ベースの予想平均配当利回り(注1) (参考)東証一部の予想平均配当利回り(注2) 前期末 2.76% 1.91% 7月末 3.10% 2.17% 当期末 3.36% 2.38% ・震災の影響等があっても配当水準を維持する企業が多くある一方、株価は低迷したため、予想配当利回りの水準 は期首より上昇しています。 (注1)ファンドの組入銘柄の予想配当利回り(日本経済新聞社予想配当データ)を取得簿価ベースで算出し、ファンドの現物株式組入れ =100%として加重平均したものです。予想配当は随時変更されることがあり、組入銘柄の売買等によっても当該数値は変動します。 当ファンドの将来の分配やファンドの運用利回り等を示唆・保証するものではありません。実際の収益分配金は、基準価額水準等を 勘案し信託報酬等のコスト控除後の配当等収益を中心に決定します。 (注2)東証一部の予想平均配当利回りは、日本経済新聞社公表データであり、参考値として記載しております。 - 8 - 収 益 分 配 金 ・当期の収益分配金につきましては、経費控除後の配当等収益の範囲内から1万口当たり120円(税込み)といたし ました。 当期の収益分配金実績と分配原資の内訳及び決定根拠は以下のとおりです。 (単位:1万口当たり、円) 決算期 当期 分配金 第8期 120円 当期の 収益 当期の 収益外 翌期繰越 分配 対象額 分配金の決定根拠 120 0 43 費用控除後の配当等収益(1万口当たり163円3銭)から、市況 動向等を勘案し1万口当たり120円とさせていただきました。 収益分配に充当しなかった留保益につきましては、運用方針に基づき運用いたします。 今 後 の 運 用 方 針 当ファンドは、 「トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド」受益証券の組入比率を引き続き高位に維持する ことで、信託財産の中長期的な成長を目指します。 「トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド」は企業の経営姿勢が表れる“配当”に着目して投資することで 「中長期的な株価の上昇」と「配当収入」による信託財産の成長を目指します。 ポートフォリオの約7割の銘柄については、引き続き「配当政策」と「予想配当利回り」に主眼をおいて、総合的に 評価を行ない、投資する銘柄を選択していきます。 配当政策については、 「継続して増配できる(している)銘柄に投資する」という点を重視します。過去の増配実績や 直近の配当方針などから「積極的な株主還元姿勢」が見てとれる銘柄を中心に業績動向や成長性、配当余力などの 観点で、今後継続的に増配する可能性が高いと判断できる銘柄を抽出して投資していきます。現状においては、来期 (2012年度)の業績動向、ならびに増配の可能性も検討しながら銘柄選択に努めています。来期の業績回復、伸長が 期待される銘柄を中心に、株価に割安感があって上昇余地が大きいと考えられる銘柄を多く組入れられるよう検討、 精査していきます。 ポートフォリオの約3割の銘柄については、追加収益の獲得を積極的に狙い、銘柄選択サポートツールとして当社が 開発したスコアリングモデルの活用により、成長性や株価の割安度を示す指標等から算出する投資魅力度を参考に して、入替を検討、実施していきます。 株式の実質組入比率については、運用方針に基づいて原則として高位に維持していきます。 今後とも引き続き、 「トヨタアセット配当フォーカスオープン」をご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。 <お知らせ> 約款の変更はありません。 - 9 - ■1万口当たりの費用の明細 項 目 (a) 信 託 報 酬 (投 信 会 社) (販 売 会 社) (受 託 銀 行) (b) 売 買 委 託 手 数 料 (株 式) (c) 保 管 費 用 等 合 計 前 期 68円 (33) (33) ( 2) 10 (10) 0 78 当 期 65円 (32) (31) ( 2) 12 (12) 0 77 ■売買および取引の状況 親投資信託受益証券の設定、解約状況 (2011年1月26日~2012年1月25日) トヨタアセット 配当フォーカス マザーファンド 設 定 解 約 口 数 金 額 口 数 金 額 千口 千円 千口 千円 127,621 116,500 900,279 783,100 (注)単位未満は切り捨てています。 ■期中の株式売買比率 後掲<トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド> P.22「■期中の株式売買比率 株式売買金額の平均 組入株式時価総額に対する割合」をご参照ください。 (注1)期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、追加 設定・解約により受益権口数に変動があるため、下記の簡便法に より算出した結果です。 (a)信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率 (b)売買委託手数料、(c)保管費用等は、期中の各金額を各月末 現在の受益権口数の単純平均で除したものです。 (注2)各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注3)売買委託手数料および保管費用等は、このファンドが組み入れて いるマザーファンドが支払った金額のうち、当ファンドに対応する ものを含みます。 (注4)保管費用等には監査費用を含みます。 (2)利害関係人の発行する有価証券等 後掲<トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド> P.23「■利害関係人との取引状況 (2)利害関係人の 発行する有価証券等」をご参照ください。 (3)当期中の売買委託手数料総額に対する利害関係人への支払比率 項 目 (a) 売 買 委 託 手 数 料 総 額 (b) うち利害関係人への支払額 (c) 支 払 比 率(b)/(a) 前 期 7,588千円 -千円 -% 当 期 8,175千円 -千円 -% (注)売買委託手数料総額は、このファンドが組み入れているマザー ファンドが支払った金額のうち、当ファンドに対応するものを含み ます。 ■自社による当ファンドの設定・解約状況 該当事項はありません。 ■主要な売買銘柄 後掲<トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド> P.22「■主要な売買銘柄 株式」をご参照ください。 ■利害関係人との取引状況 (2011年1月26日~2012年1月25日) 本書における利害関係人とは、投資信託及び投資 法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人 であり、当期における当ファンドに係る利害関係人は ありません。 (1)期中の利害関係人との取引状況 後掲<トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド> P.23「■利害関係人との取引状況 (1)期中の利害 関係人との取引状況」をご参照ください。 なお、平均保有割合は95.2%です。 ■組入資産明細表 (1)親投資信託残高 (2012年1月25日現在) 期 首(前 期 末) 当 期 末 種 類 口 数 評価額 口 数 評価額 千口 千円 千口 千円 トヨタアセット配当フォーカス マ ザ ー フ ァ ン ド 5,933,293 5,687,061 5,160,635 4,322,032 (注)口数・評価額の単位未満は切り捨てています。 (2)トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド組入資産明細表 後掲<トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド> P.23以降「■組入資産明細表 国内株式」をご参照 ください。 (注)平均保有割合とは、マザーファンドの残存口数の合計に対する 当ファンドのマザーファンド所有口数をいいます。 - 10 - ■投資信託財産の構成 項 目 トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 (2012年1月25日現在) 期 首(前 期 末) 評 価 額 比 率 千円 % 5,687,061 97.9 119,467 2.1 5,806,528 100.0 当 期 末 評 価 額 比 率 千円 % 4,322,032 97.5 112,288 2.5 4,434,320 100.0 (注1)評価額の単位未満は切り捨てています。 (注2)比率は、投資信託財産総額に対する比率です。 ■資産、負債、元本及び基準価額の状況 ■損益の状況 前期末(2011年1月25日) 当期末(2012年1月25日)現在 項 目 前 期 末 当 期 末 5,806,528,499円 4,434,320,577円 (A)資 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 114,566,438 98,787,872 トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド(評価額) 5,687,061,873 4,322,032,532 未 収 入 金 4,900,000 13,500,000 未 収 利 息 188 173 (B)負 債 118,982,966 112,221,633 未 払 収 益 分 配 金 84,086,809 75,118,651 未 払 解 約 金 10,347,477 17,430,371 未 払 信 託 報 酬 24,403,487 19,556,264 そ の 他 未 払 費 用 145,193 116,347 (C)純 資 産 総 額 ( A - B ) 5,687,545,533 4,322,098,944 元 本 7,007,234,149 6,259,887,646 次 期 繰 越 損 益 金 △1,319,688,616 △1,937,788,702 (D)受 益 権 総 口 数 7,007,234,149口 6,259,887,646口 1万口当たり基準価額(C/D) 8,117円 6,904円 前期(2010年1月26日~2011年1月25日) 当期(2011年1月26日~2012年1月25日) 項 目 (A)配 当 等 収 益 受 取 利 息 (B)有 価 証 券 売 買 損 益 売 買 益 売 買 損 (C)信 託 報 酬 等 (D)当期損益金(A+B+C) (E)前 期 繰 越 損 益 金 (F)追 加 信 託 差 損 益 金 (配 当 等 相 当 額) (売 買 損 益 相 当 額) (G) 計 (D+E+F) (H)収 益 分 配 金 次期繰越損益金(G+H) 追加信託差損益金 (配 当 等 相 当 額) (売 買 損 益 相 当 額) 分 配 準 備 積 立 金 繰 越 損 益 金 前 期 10,450円 10,450 205,298,097 246,982,945 △ 41,684,848 △ 50,537,780 154,770,767 △2,065,800,669 675,428,095 ( 1,150,799,195) (△ 475,371,100) △1,235,601,807 △ 84,086,809 △1,319,688,616 675,428,095 ( 1,151,513,302) (△ 476,085,207) 1,441,307,797 △3,436,424,508 当 期 8,089円 8,089 △ 619,521,573 75,593,918 △ 695,115,491 △ 42,490,157 △ 662,003,641 △1,688,484,735 487,818,325 ( 1,096,494,794) (△ 608,676,469) △1,862,670,051 △ 75,118,651 △1,937,788,702 487,818,325 ( 1,097,095,826) (△ 609,277,501) 1,246,728,914 △3,672,335,941 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含みます。 (注2)(C)信託報酬等には信託報酬に対する消費税等相当額を含めて 表示しています。 (注3)(F)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、追加 設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 〈注記〉 (本書作成時点では監査未了です。) ①期首元本額は7,007,234,149円、期中追加設定元本額は363,110,653円、期中一部解約元本額は1,110,457,156円です。 ②当期末における1口当たり純資産額は0.6904円です。 ③計算期間末における費用控除後の配当等収益(102,056,156円)、費用控除後の有価証券売買等損益額(0円)、信託約款に規定する収益調整金 (1,097,095,826円)および分配準備積立金(1,219,791,409円)より分配対象収益は2,418,943,391円(10,000口当たり3,864円)であり、うち 75,118,651円(10,000口当たり120円)を分配金額としております。 - 11 - トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド 運用報告書 第8期 「トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド」は、<トヨタアセット配当フォーカス オープン>、<TAスマート・インカムファンド(毎月分配型)>が投資対象とする 親投資信託で、信託財産の実質的な運用を行なっています。 ここに、 「トヨタアセット配当フォーカスマザーファンド」の第8期の運用状況を ご報告申し上げます。 決算日:2012年1月25日 第8期計算期間:2011年1月26日~2012年1月25日 ●当マザーファンドの仕組みは次の通りです。 商 品 分 類 親投資信託 運 用 方 針 企業の経営姿勢が現れる“配当”に着目して投資することで、 「中長期的な 株価の上昇」と「配当収入」による信託財産の成長を目指して運用を行ない ます。 主要投資対象 東京証券取引所第一部並びに第二部上場株式を主要投資対象とします。 組 入 制 限 株式への投資割合には、制限を設けません。 トヨタアセットマネジメント株式会社 東京都港区海岸一丁目11番1号 TEL.03(5776)4751 お問い合わせ先 投資信託営業部 TEL.03(5776)4760 *受付時間は、営業日の8時30分~11時30分、 12時30分~16時30分とします。 ホームページアドレス http://www.tamco.co.jp/ - 12 - ■最近5期の運用実績 基 準 価 額 決 算 期 4期(2008年1月25日) 5期(2009年1月26日) 6期(2010年1月25日) 7期(2011年1月25日) 8期(2012年1月25日) (分配落) 円 12,022 7,711 9,261 9,585 8,375 TOPIX 期 中 (参考指数) 騰落率 % △21.4 1,344.77 △35.9 768.28 20.1 934.59 3.5 929.28 △12.6 767.40 期 中 騰落率 % △22.2 △42.9 21.6 △ 0.6 △17.4 株 式 組 入 比 率 株 式 先 物 比 率 % 99.5 99.2 98.2 98.3 99.1 % - - - - - 純資産 総 額 百万円 9,318 5,331 6,329 5,977 4,545 (注1)基準価額は1万口当たりです。 (注2)組入比率は、対純資産総額比です。 (注3)△はマイナスです。 (注4)TOPIX(東証株価指数)は、当ファンドのベンチマークではありませんが、参考として記載しています。 ■当期中の基準価額と市況等の推移 基 準 価 額 年 月 日 (期 首) 2011年1月25日 1月末 2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 7月末 8月末 9月末 10月末 11月末 12月末 (期 末) 2012年1月25日 T O P I X 騰 落 率 (参考指数) 騰 落 率 株 式 組 入 比 率 株 式 先 物 比 率 円 9,585 9,412 9,772 9,056 8,884 8,826 8,930 8,886 8,244 8,352 8,252 7,930 8,043 % - △ 1.8 2.0 △ 5.5 △ 7.3 △ 7.9 △ 6.8 △ 7.3 △14.0 △12.9 △13.9 △17.3 △16.1 929.28 910.08 951.27 869.38 851.85 838.48 849.22 841.37 770.60 761.17 764.06 728.46 728.61 % - △ 2.1 2.4 △ 6.4 △ 8.3 △ 9.8 △ 8.6 △ 9.5 △17.1 △18.1 △17.8 △21.6 △21.6 % 98.3 97.4 98.9 97.2 97.6 97.0 97.8 98.7 98.4 96.9 96.0 97.4 99.2 % - - - - - - - - - - - - - 8,375 △12.6 767.40 △17.4 99.1 - (注1)基準価額は1万口当たりです。 (注2)騰落率は期首比です。 (注3)組入比率は、対純資産総額比です。 (注4)△はマイナスです。 (注5)TOPIX(東証株価指数)は、当ファンドのベンチマークではありませんが、参考として記載しています。 - 13 - 当 期 の 運 用 経 過 基準価額の騰落率と主な変動要因 当期中の概観 基準価額 騰 落 率 期首 9,585 - (2011/1/25) 期中高値 9,988 4.2% (2011/2/21) 期中安値 7,692 ▲19.7% (2011/11/24) 期末 8,375 ▲12.6% (2012/1/25) 当期の基準価額は、12.6%の下落となりました。 3月11日の東日本大震災の発生、ならびに欧州財政危機の再燃と為替の円高進展などにより、株式市場は2段階で 水準を切り下げました。 期初こそ堅調なスタートとなりましたが、3月11日の東日本大震災の発生により、TOPIX(東証株価指数)は3月 14、15日の両日で16.3%下落しました。その後、復興・復旧への期待感もあって株価は切り返しましたが、福島第一 原子力発電所の事故の影響などから上値の重い展開となりました。 夏には欧州の財政危機の再燃により世界的な景気減速懸念が高まり、為替の円高進展などもあって日本の株式 市場はもう一段の下落となりました。その後は、想定以上に早期に復旧した内需関連業種が堅調でしたが、タイの洪水 被害などもあって一定のレンジ内での動きとなりました。 主な変動要因については、以下のとおりです。 【プラス要因】 ○東日本大震災後の復興・復旧に対する期待と、内需関連業種の想定以上の回復 【マイナス要因】 ×東日本大震災の発生と、福島第一原子力発電所事故の収束の長期化 ×欧州の財政危機と、それに端を発する世界的な景気後退懸念 ×為替市場における円高進行 【プラスに寄与した主な銘柄】 ・大東建託(建設)…受注が過去最高の水準を記録するなど業績堅調、増配期待の高まり ・ローソン(小売業)…生鮮コンビニなど業態多様化等が奏功し業績堅調、高配当利回りへの評価 ・ニチイ学館(サービス業)…介護ビジネスの着実な成長、医療事務事業の改善 ・ピジョン(その他製造)…中国での事業が好調なことによる成長期待の高まり 【マイナスに寄与した主な銘柄】 ・日東電工(化学)…世界的な液晶需要減少や、タイの洪水被害の影響による業績悪化懸念 ・任天堂(その他製造)…3DSの売上不振に伴う業績悪化 ・三菱UFJフィナンシャル・グループ(銀行)…欧州の財政危機に伴う増資や規制強化の懸念 ・三井住友フィナンシャルグループ(銀行)…欧州の財政危機に伴う増資や規制強化の懸念 - 14 - 当期の基準価額ならびに株式市況の推移 当期の基準価額ならびに株式市況の推移について、2011年7月8日を境にして、2つの期間に分けてご説明します。 ၮḰଔ㗵ߣෳ⠨ᜰᢙߩផ⒖ Ԙ ԙ ㈩ᒰࡈࠜࠞࠬࡑࠩၮḰଔ㗵 ෳ⠨ᜰᢙ㧔㨀㧻㧼㧵㨄㧕 ᦼ㚂 ᦼᧃ ※参考指数(TOPIX)はマザーファンドの2011年1月25日基準価額に合わせ指数化して 表示しています。なお、TOPIXは配当込みではありません。 (参考)為替の推移 ࠼࡞㧛࡙߮ࡠ㧛ޓὑᦧ࠻ផ⒖ 㧔ᐕᣣߩኻ㘈ቴ㔚ାᄁ⾈⋧႐ખ୯ࠍߣߒߡᜰᢙൻ㧕 ࠼࡞㧛 ࡙ࡠ㧛 㜞 Ԙ ԙ ᦼ㚂 - 15 - ᦼᧃ ①期間(2011年1月26日~2011年7月8日) 2011/1/25 2011/7/8 騰落率 当ファンドの基準価額 : 9,585円 → 9,147円 (▲4.6%) TOPIX(東証株価指数) : 929.28 → 874.34 (▲5.9%) 当期間は、3月11日に発生した東日本大震災の影響から株式市場ならびに当ファンドの基準価額は下落 しました。震災以降は、福島第一原子力発電所事故の収束の長期化の影響などが上値を抑えましたが、 復興・復旧に対する期待感が下値を支えました。 【株式市場の動向】 ・当期間の株式市場は、新日本製鐵と住友金属工業の合併方針発表に伴う業界再編期待や、好調な決算発表を 背景に上昇基調でのスタートとなりました。 ・3月11日に発生した東日本大震災は、週末に被害が明らかになった後の3月14、15日の両日でTOPIX(東証株価 指数)が16.3%下落するなど、株式市場にもマイナスのインパクトをもたらしました。 ・その後は、急速に売られた反動に加え、円売り協調介入などの政策面の下支えや復興・復旧に対する期待感から 株式市場は切り返し、底堅い動きとなりました。 ・一方で、部品供給が滞ったために自動車や電気製品の生産が抑制されたことや、福島第一原発事故が長期化した ことなどから上値も重い展開となり、震災前の水準を回復するには至りませんでした。 【当ファンドのプラス要因】 ○アパート建設の受注が好調に推移した大東建託の株価が上昇したほか、節電対策で注目されたNAS電池の 関連銘柄として物色されたトーカロ、震災後に街のインフラとして存在感を示したセブン&アイ・ホールディングス やローソンなどが基準価額にプラスに寄与しました。また、横浜ゴム、大同メタル工業、森精機製作所など海外 での売上が多く、業績拡大の期待が高かった銘柄も堅調に推移しました。 【当ファンドのマイナス要因】 ×原発再稼働が進まないことに伴うコストアップが見込まれた九州電力のほか、3DSの売行き不振で業績悪化が 予想された任天堂、石油精製所、配送センター、工場がそれぞれ被災したJXホールディングス、アスクル、信越 化学工業などが基準価額にマイナスに寄与しました。また、三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナン シャル・グループなどの株価下落もマイナスに影響しました。 - 16 - ②期間(2011年7月11日~2012年1月25日) 2011/7/8 2012/1/25 騰落率 当ファンドの基準価額 : 9,147円 → 8,375円 (▲ 8.4%) TOPIX(東証株価指数) : 874.34 → 767.40 (▲12.2%) 当期間は、欧州の財政危機が再燃し、世界的な景気減速が懸念されたことに加え、為替市場で円高が 進展した影響から、日本の株式市場も下落基調となりました。当ファンドの基準価額も下落しましたが、 復興・復旧に対する貢献が期待され、世界経済や為替の影響を相対的に受けにくい内需関連銘柄の ウェイトを高くしていたことなどから、 下落幅は相対的に小さくなりました。 【株式市場の動向】 ・7月の中旬以降、欧州の財政危機の再燃や米国の債務上限問題の交渉難航、為替の円高進行などを要因に株式 市場は下落基調となりました。8月に入ると、欧州の財政危機が背景となり、世界的な景気減速懸念が高まった ことから世界的な株安となり、日本の株式市場の下落幅も大きくなりました。 ・その後も、欧米の財政問題や為替の円高基調に加え、タイでの洪水など悪材料が多く、投資家のリスク回避の 動きが強まり、株式市場は上値の重い展開が続きました。 ・一方で、震災からの復旧が想定よりも早かった内需関連業種が堅調に推移したこともあって国内の株式市場は 底堅く、レンジ内での推移が続きました。 【当ファンドのプラス要因】 ○介 護や医療事務の事業が業績堅調なニチイ学館のほか、ローソンやドウシシャなどの消費関連銘柄、伊藤忠 テクノソリューションズやDTSなどの情報サービス業など内需関連銘柄の基準価額への貢献が目立ちました。 また、本田技研工業やベネッセホールディングスなど、今期は震災の影響等から厳しい業績となるものの、来期の 復活が期待される銘柄、阪和興業や新明和工業、東京センチュリーリースなど復興への貢献が期待される銘柄 などの株価も上昇しました。 【当ファンドのマイナス要因】 ×テレビの売上鈍化に伴う世界的な液晶需要の減少を背景に業績悪化が懸念された日東電工や、タイの洪水の 悪影響が懸念されたキヤノンのほか、NTNや東京エレクトロン、アルプス電気などグローバルに事業展開する 製造業の株価下落が基準価額にマイナスに寄与しました。また、三井物産や住友金属鉱山、伊藤忠商事などの 資源関連銘柄の株価も下落しました。 - 17 - 当期の運用状況 (1)銘柄選択について ・株式ポートフォリオの約7割の銘柄は、 「企業の配当政策」と「予想配当利回り」に主眼をおいて、総合的に評価 を行ない、投資する銘柄を決定しています。 ・配当政策については、 「継続して増配できる(している)銘柄に投資する」という観点で重視しています。成長性に 加え、利益やキャッシュフローの創出力を見る収益性、また、過去の増配実績などからうかがい知れる増配意欲 等の観点から、継続的に増配できる銘柄を選別しています。 ・当期については、震災の影響が小さい銘柄や復興需要が期待できる銘柄、また、世界景気の影響を受けにくい 内需関連銘柄などに注目しました。予想配当利回り水準を含めた株価の割安感なども勘案して、銘柄入替や投資 比率の調整などの売買を実施してきました。 ・予想配当利回りについては、相対的に高いと判断できる銘柄の中から投資しています。 ・株式ポートフォリオの約3割の銘柄については、追加収益の獲得を積極的に狙って、予想配当利回りが相対的に 高いことに加え、当社が開発したスコアリングモデルにより算出した投資魅力度を勘案して銘柄を選択して います。 ・配当利回りが市場平均を上回る銘柄の中から、東日本大震災やタイの洪水の影響が小さい銘柄、また今後の回復 が期待できる銘柄などに注目し、前者では日産自動車、セブン&アイ・ホールディングス、後者では日東電工や東京 センチュリーリースなどを買入れました。また、株価下落により株価に出遅れ感、割安感があるような銘柄への 投資も継続しており、三井物産や住友金属鉱山などを買増しています。 ・一方で、震災の影響が大きいと判断した本田技研工業や九州電力、減配により予想配当利回りの水準が低下した 住友金属工業や東京エレクトロン、ローム、任天堂などを売却しました。このほか、株価上昇により割安感の 薄れた三菱商事やニチイ学館なども売却しました。 ・銘柄数は80銘柄前後で維持しました。当期の前半は銘柄数を増やしてリスク分散を図った一方、後半にかけては 銘柄数を絞込んできました。当期末においては、74銘柄に投資しています。 - 18 - ・期末(2012年1月25日)時点でマザーファンドが保有する銘柄の主な組入理由は以下のとおりです。 銘柄名 業 種 ホクト 大東建託 大和ハウス工業 ノバレーゼ システナ ベネフィット・ワン ローソン 東洋紡績 ブックオフコーポレーション セブン&アイ・ホールディングス サンマルクホールディングス クラレ 旭化成 トーカロ 日産化学工業 信越化学工業 日立化成工業 日本化薬 花王 武田薬品工業 科研製薬 エーザイ 参天製薬 太陽ホールディングス 東急コミュニティー CTC 旭硝子 ニチアス 住友金属鉱山 アサヒホールディングス 森精機製作所 オイレス工業 月島機械 アネスト岩田 ブラザー工業 マックス セガサミーホールディングス 日立工機 三櫻工業 アルプス電気 スミダコーポレーション 山武 メガチップス 村田製作所 日東電工 東海理化電機製作所 日産自動車 新明和工業 ティラド 本田技研工業 良品計画 ドウシシャ シークス スター精密 HOYA キヤノン 水産・農林業 建設業 建設業 サービス業 情報・通信業 サービス業 小売業 繊維製品 小売業 小売業 小売業 化学 化学 金属製品 化学 化学 化学 化学 化学 医薬品 医薬品 医薬品 医薬品 化学 サービス業 情報・通信業 ガラス土石製品 ガラス土石製品 非鉄金属 非鉄金属 機械 機械 機械 機械 電気機器 機械 機械 機械 輸送用機器 電気機器 電気機器 電気機器 電気機器 電気機器 化学 輸送用機器 輸送用機器 輸送用機器 輸送用機器 輸送用機器 小売業 卸売業 卸売業 電気機器 精密機器 電気機器 主な銘柄選択理由 増配実績 時 価 構成比 配当 配 当 投 資 実績 5年 政策 利回り 魅力度 評価 実績 0.60% ◎ ◎ A 5 2.03% ○ ◎ B 4 1.08% ○ ○ C 2 0.49% ○ ◎ B 4 0.67% ○ ◎ B 4 0.60% ◎ C 1 1.82% ○ B 4 1.09% ○ D 0 0.55% ○ B 4 2.14% ○ ○ B 4 0.93% ○ B 4 1.03% ○ ○ B 3 1.08% ○ B 3 0.98% ○ C 2 0.86% ○ B 3 2.15% ○ B 3 0.88% ○ ○ B 3 0.77% ○ C 1 1.98% ◎ ○ A 5 2.03% ○ ◎ B 3 1.00% ◎ ◎ A 5 0.96% ○ ◎ B 4 0.89% ○ ◎ B 3 0.58% ○ ◎ B 3 0.70% ○ B 3 1.12% ○ ○ B 4 0.77% ○ B 3 0.70% ○ ○ B 4 1.28% ○ B 4 1.11% ○ ◎ B 3 1.08% ○ C 2 0.83% ○ B 3 1.30% ○ D 0 0.58% ○ ◎ B 3 0.69% ○ B 4 0.62% ◎ C 2 0.56% ○ C 1 0.97% ○ C 2 0.76% ○ ◎ B 4 0.90% ◎ C 1 0.44% ○ C 1 0.91% ○ ◎ B 3 0.81% ○ B 4 0.98% ○ B 3 2.98% ○ ◎ B 3 0.88% ○ C 2 2.53% ○ ○ B 3 0.53% ○ D 0 1.08% ○ C 2 1.17% ○ B 3 0.80% ○ ◎ B 3 1.20% ○ ○ C 2 1.00% ○ ○ B 4 0.81% ○ ◎ C 2 1.05% ◎ D 0 4.71% ◎ C 2 銘柄名 業 種 ピジョン 伊藤忠商事 三井物産 阪和興業 東陽テクニカ 三菱UFJフィナンシャル・グループ 三井住友トラスト・ホールディングス 三井住友フィナンシャルグループ 東京センチュリーリース イオンクレジットサービス NKSJホールディングス 東京海上ホールディングス 住友不動産販売 西日本旅客鉄道 三井倉庫 エヌ・ティ・ティ・ドコモ DTS ベネッセホールディングス その他製品 卸売業 卸売業 卸売業 卸売業 銀行業 銀行業 銀行業 その他金融業 その他金融業 保険業 保険業 不動産業 陸運業 倉庫運輸関連 情報・通信業 情報・通信業 サービス業 主な銘柄選択理由 増配実績 時 価 構成比 配当 配 当 投 資 実績 5年 政策 利回り 魅力度 評価 実績 1.62% ○ B 4 4.55% ○ ◎ B 4 3.10% ○ ◎ B 3 1.30% ○ C 1 0.73% ○ ◎ B 3 3.43% ◎ C 2 1.48% ○ ◎ B 3 4.77% ○ B 3 2.09% ○ A 5 0.95% ○ ◎ D 0 0.70% ○ C 2 1.43% ○ ○ B 3 1.74% ○ B 3 0.99% ○ C 2 1.21% ○ C 2 4.27% ○ ◎ C 2 1.13% ○ C 1 1.43% ○ ○ B 3 【記号の説明】 ・配当政策 ◎ ��� 過去5年間にわたって、連続して増配してきた実績のある 銘柄 ○ ��� 過去5年間のなかで、3期以上増配してきた実績のある 銘柄 ・予想配当利回り (時価ベース) ◎ ��� 3.0%以上 ○ ��� 2.4%以上 ・投資魅力度 ○ ��� 投資魅力度が高い 注:時価構成比とは、マザーファンドの現物株式組入れを100% とした各銘柄の比率です。 【増配実績の評価の説明】 ・過去増配実績評価 A・・・・ 5期連続増配 B・・・・ 5期中3期以上増配 C・・・・ 5期中1期以上増配 D・・・・ 5期増配なし - 19 - (2)業種別構成について 業種別構成比 上位10業種の推移 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 前 期 末 化学 13.30% 電気機器 12.31% 銀行業 9.15% 卸売業 8.47% 医薬品 6.13% 機械 5.38% 情報・通信業 5.18% 小売業 4.64% 輸送用機器 4.27% 建設業 4.12% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 当 期 末 化学 12.32% 卸売業 11.88% 電気機器 10.25% 銀行業 9.68% 情報・通信業 7.19% 輸送用機器 6.94% 小売業 6.24% 機械 5.94% 医薬品 4.88% サービス業 3.23% ※当ファンドの現物株式組入れを100%とした、各業種の時価の比率です。 (注)当ファンドの運用に際しては、個別銘柄選択を中心としており、積極的な業種配分を行うものではありませんが、参考のため記載しています。 (3)株式組入比率について ・株式組入比率は、運用方針に基づいて高位を維持しており、95.5~99.6%の範囲内で維持しました。 ・期末におきましては、99.1%となっています。 (4)組入銘柄の予想配当利回り(信託報酬等コスト控除前) 組入銘柄の予想配当利回り 時価評価ベースの予想平均配当利回り(注1) (参考)東証一部の予想平均配当利回り(注2) 当期首 2.76% 1.91% 7月末 3.10% 2.17% 当期末 3.36% 2.38% ・震災の影響等があっても配当水準を維持する企業が多くある一方、株価は低迷したため、予想配当利回りの水準 は期首より上昇しています。 (注1)ファンドの組入銘柄の予想配当利回り(日本経済新聞社予想配当データ)を取得簿価ベースで算出し、ファンドの現物株式組入れ =100%として加重平均したものです。予想配当は随時変更されることがあり、組入銘柄の売買等によっても当該数値は変動します。 (注2)東証一部の予想平均配当利回りは、日本経済新聞社公表データであり、参考値として記載しております。 - 20 - 今 後 の 運 用 方 針 当ファンドは企業の経営姿勢が表れる“配当”に着目して投資することで「中長期的な株価の上昇」と「配当収入」に よる信託財産の成長を目指します。 ポートフォリオの約7割の銘柄については、引き続き「配当政策」と「予想配当利回り」に主眼をおいて、総合的に 評価を行ない、投資する銘柄を選択していきます。 配当政策については、 「継続して増配できる(している)銘柄に投資する」という点を重視します。過去の増配実績や 直近の配当方針などから「積極的な株主還元姿勢」が見てとれる銘柄を中心に業績動向や成長性、配当余力などの 観点で、今後継続的に増配する可能性が高いと判断できる銘柄を抽出して投資していきます。現状においては、来期 (2012年度)の業績動向、ならびに増配の可能性も検討しながら銘柄選択に努めています。来期の業績回復、伸長が 期待される銘柄を中心に、株価に割安感があって上昇余地が大きいと考えられる銘柄を多く組入れられるよう検討、 精査していきます。 ポートフォリオの約3割の銘柄については、追加収益の獲得を積極的に狙い、銘柄選択サポートツールとして当社が 開発したスコアリングモデルの活用により、成長性や株価の割安度を示す指標等から算出する投資魅力度を参考に して、入替を検討、実施していきます。 株式の組入比率については、運用方針に基づいて原則として高位に維持していきます。 今後とも引き続き、ご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。 <お知らせ(約款変更)> ありません。 - 21 - ■1万口当たりの費用の明細 (a) 項 目 売 買 委 託 手 数 料 (株 式) 合 計 ■売買および取引の状況 株式 当 期 15円 (15) 15 (注1)期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、 追加設定・解約により受益権口数に変動があるため、下記の 簡便法により算出した結果です。 (a)売買委託手数料は、期中の金額を各月末現在の受益権口数 の単純平均で除したものです。 (注2)各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 国 内 上 場 (2011年1月26日~2012年1月25日) 買 付 売 付 株 数 金 額 株 数 金 額 千株 千円 千株 千円 3,518 2,973,666 4,176 3,451,265 ( 43) ( -) (注)金額は受渡代金、単位未満は切り捨てています。 ■期中の株式売買比率 株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合 項 目 (a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 (b) 期中の平均組入株式時価総額 (c) 売 買 高 比 率(a)/(b) 当 期 6,424,932千円 5,009,875千円 1.28 (注)(b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均です。 ■主要な売買銘柄 株式 買 付 銘 柄 株 数 千株 日東電工 46 三井物産 115 日産自動車 154 セブン&アイ・ホールディングス 58.5 東京エレクトロン 18.2 東京センチュリーリース 61 住友金属鉱山 53 月島機械 97 東京海上ホールディングス 34 大和ハウス工業 62 (2011年1月26日~2012年1月25日) 金 額 平均単価 千円 円 181,911 3,954 172,952 1,503 126,242 819 117,227 2,003 87,871 4,828 86,069 1,410 70,367 1,327 68,441 705 62,609 1,841 61,628 994 売 付 銘 柄 株 数 金 額 平均単価 千株 千円 円 三菱商事 68 158,542 2,331 東北電力 56 97,622 1,743 本田技研工業 29 88,741 3,060 九州電力 57 74,757 1,311 住友金属工業 450 74,191 164 住友商事 60 73,988 1,233 東京エレクトロン 20 73,633 3,681 ローム 16 70,814 4,425 任天堂 4.9 69,080 14,097 資生堂 47.5 68,180 1,435 (注)金額は受渡代金です。 - 22 - ■利害関係人との取引状況 (2011年1月26日~2012年1月25日) 本書における利害関係人とは、投資信託及び投資 法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人 であり、当期における当ファンドに係る利害関係人は ありません。 (1)期中の利害関係人との取引状況 区分 株式 買付額等 うち利害関 (a) 係人との取 引状況(b) 百万円 百万円 2,973 - 売付額等 うち利害関 (c) 係人との取 引状況(d) % 百万円 百万円 - 3,451 - (b) (a) (2)利害関係人の発行する有価証券等 該当事項はありません。 (3)当期中の売買委託手数料総額に対する利害関係人への支払比率 項 目 (a) 売 買 委 託 手 数 料 総 額 (b) う ち 利 害 関 係 人 へ の 支 払 額 (c) 支 払 比 率 (b) / (a) 当 期 8,584千円 -千円 -% (d) (c) % - ■組入資産明細表 国内株式 銘 柄 水産・農林業(0.6%) ホクト 建設業(3.1%) 矢作建設工業 大東建託 大和ハウス工業 積水ハウス 中外炉工業 大氣社 食料品(-%) キリンホールディングス ロック・フィールド 繊維製品(1.1%) 東洋紡績 パルプ・紙(-%) 王子製紙 化学(12.3%) クラレ 旭化成 日産化学工業 電気化学工業 信越化学工業 エア・ウォーター 日立化成工業 日本化薬 花王 太陽ホールディングス 東洋インキSCホールディングス 資生堂 日東電工 (2012年1月25日現在) 期首(前期末) 当 期 末 株数 評価額 株数 評価額 千株 千円 千株 千円 18 34,470 16 27,088 28 16 - 71 60 40 13,916 90,880 - 58,575 20,040 58,600 - 12.8 50 - - - - 91,392 48,500 - - - 44 30 49,456 40,050 - - - - - - 440 49,280 100 39,300 - - - 73 54 160 40 52 36 47 58 12.8 55 47.5 - - 41,683 57,726 64,800 188,200 56,524 63,972 41,595 127,716 35,148 23,430 80,797 - 41 100 50 - 24 - 28 47 42.5 12.8 - - 46 46,535 48,800 38,800 - 96,720 - 39,732 34,686 89,335 26,124 - - 134,412 銘 柄 医薬品(4.9%) 武田薬品工業 塩野義製薬 科研製薬 エーザイ 参天製薬 石油・石炭製品(-%) 東燃ゼネラル石油 JXホールディングス ゴム製品(-%) 横浜ゴム ガラス・土石製品(1.5%) 旭硝子 ニチアス 鉄鋼(-%) 住友金属工業 非鉄金属(2.4%) 住友金属鉱山 アサヒホールディングス 金属製品(1.0%) トーカロ 東プレ 機械(5.9%) 森精機製作所 オイレス工業 月島機械 アネスト岩田 ダイフク マックス セガサミーホールディングス - 23 - 期首(前期末) 当 期 末 株数 評価額 株数 評価額 千株 千円 千株 千円 27 36 36 35 18 108,675 56,700 37,620 103,390 53,838 27.5 - 45 14 13 91,575 - 44,865 43,400 39,910 50 143 47,200 80,938 - - - - 110 45,210 - - 48 - 48,864 - 50 71 34,800 31,311 400 78,000 - - - 33 - 56,727 53 32 57,717 50,176 28 48 43,624 32,688 26 - 44,304 - 64 33.2 - - 64 36 40 59,648 54,979 - - 37,248 37,116 67,520 64 24 97 74 - 29 16 48,576 37,560 58,782 26,048 - 27,956 25,280 銘 柄 NTN 日立工機 電気機器(10.3%) ブラザー工業 日立製作所 マブチモーター 電気興業 アルプス電気 ホシデン スミダコーポレーション 山武 メガチップス ローム 村田製作所 スター精密 キヤノン リコー 東京エレクトロン 輸送用機器(6.9%) 三櫻工業 東海理化電機製作所 日産自動車 新明和工業 ティラド 本田技研工業 愛三工業 精密機器(1.1%) HOYA その他製品(1.6%) ピジョン 任天堂 電気・ガス業(-%) 東北電力 九州電力 陸運業(1.0%) 西日本旅客鉄道 海運業(-%) 日本郵船 倉庫・運輸関連業(1.2%) 三井倉庫 情報・通信業(7.2%) システナ マクロミル 日本オラクル 伊藤忠テクノソリューションズ エヌ・ティ・ティ・ドコモ DTS 卸売業(11.9%) アルコニックス ドウシシャ 黒田電気 シークス 期首(前期末) 当 期 末 株数 評価額 株数 評価額 千株 千円 千株 千円 131 59,736 - - - - 70 43,470 - 135 10 65 55 48 37 60 - 15 - - 53 30 1.8 - 61,155 41,350 28,080 53,185 43,296 35,631 116,460 - 79,500 - - 218,360 36,420 9,810 29.5 - - - 68 - 39 24 30 - 10.4 48 60.5 - - 31,240 - - - 40,596 - 19,929 40,872 36,270 - 44,304 36,288 212,355 - - - 40 - 100 60 29 33.5 - 66,440 - 35,600 22,080 99,905 26,766 60 30 154 65 155 19 - 34,020 39,660 113,806 24,050 48,515 52,687 - 44 85,228 28 47,404 18.5 4.9 46,620 111,132 25 - 72,975 - 56 50 103,656 93,450 - - - - 0.28 88,200 14 44,730 200 75,000 - - - - 180 54,720 0.27 24 8 14.5 1.2 - 26,433 25,080 31,120 43,645 177,960 - 0.58 - - 14.5 1.38 50 30,102 - - 50,387 192,372 50,950 16 - 40 - 33,296 - 47,800 - - 22.5 - 48 - 54,000 - 45,264 銘 柄 期首(前期末) 当 期 末 株数 評価額 株数 評価額 千株 千円 千株 千円 204 183,804 250 205,000 - - 109 139,629 60 73,440 - - 68 159,528 - - - - 160 58,400 - - 39.1 32,883 伊藤忠商事 三井物産 住友商事 三菱商事 阪和興業 東陽テクニカ 小売業(6.2%) ローソン 30 アスクル 41.5 ブックオフコーポレーション 54 セブン&アイ・ホールディングス - サンマルクホールディングス 13 良品計画 - 銀行業(9.7%) 三菱UFJフィナンシャル・グループ 460 三井住友トラスト・ホールディングス - 三井住友フィナンシャルグループ 85 住友信託銀行 150 保険業(2.1%) NKSJホールディングス 140 東京海上ホールディングス - その他金融業(3.1%) 興銀リース 22.5 東京センチュリーリース - イオンクレジットサービス 37.5 不動産業(1.7%) 住友不動産販売 18 サービス業(3.2%) ノバレーゼ - ベネフィット・ワン 0.5 東急コミュニティー - ベネッセホールディングス 28 株 数・金 額 5,084 合計 銘柄数<比率> 85 121,200 67,811 36,828 - 46,670 - 18 - 36 45 14 10 82,080 - 24,948 96,255 41,734 35,850 208,840 - 249,390 79,500 430 270 88.5 - 154,370 66,690 215,055 - 81,620 - 20 34 31,480 64,566 47,925 - 44,812 - 61 37.5 - 94,367 42,787 78,030 24 78,480 - 0.43 32,150 0.48 - 12.8 104,300 18 5,875,107 4,469 <98.3%> 74 22,102 27,120 31,616 64,440 4,504,484 <99.1%> (注1)銘 柄欄の( )内は、国内株式の評価総額に対する各業種の 比率です。 (注2)評価額欄の< >内は、純資産総額に対する評価額の比率です。 (注3)評価額の単位未満は切り捨てています。 (注4)-印は組み入れなしです。 - 24 - ■投資信託財産の構成 (2012年1月25日現在) 当 期 末 評 価 額 比 率 千円 % 4,504,484 97.9 94,899 2.1 4,599,383 100.0 項 目 株 式 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 (注1)評価額の単位未満は切り捨てています。 (注2)比率は、投資信託財産総額に対する比率です。 ■資産、負債、元本及び基準価額の状況 ■損益の状況 (2012年1月25日現在) 項 目 (A) 資 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 株 式 ( 評 価 額 ) 未 収 入 金 未 収 配 当 金 未 収 利 息 (B) 負 債 未 払 金 未 払 解 約 金 (C) 純 資 産 総 額 ( A - B ) 元 本 次 期 繰 越 損 益 金 (D) 受 益 権 総 口 数 1万口当たり基準価額(C/D) 当 期 末 4,599,383,996円 25,312,419 4,504,484,400 61,529,633 8,057,500 44 53,946,822 40,446,822 13,500,000 4,545,437,174 5,427,098,646 △881,661,472 5,427,098,646口 8,375円 当期(2011年1月26日~2012年1月25日) (A) 配 受 受 そ (B) 有 売 売 (C) 当 (D) 前 (E) 追 (F) 解 (G) 次 項 目 当 等 収 益 取 配 当 金 取 利 息 の 他 収 益 金 価 証 券 売 買 損 益 買 益 買 損 期 損 益 金 ( A + B ) 期 繰 越 損 益 金 加 信 託 差 損 益 金 約 差 損 益 金 計 (C+D+E+F) 期 繰 越 損 益 金 ( G ) 当 期 160,621,061円 160,569,500 48,683 2,878 △ 893,024,646 174,872,297 △1,067,896,943 △ 732,403,585 △ 258,538,692 △ 11,243,615 120,524,420 △ 881,661,472 △ 881,661,472 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含みます。 (注2)(E)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、追加 設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 (注3)(F)解約差損益金とあるのは、中途解約の際、元本から解約価 額を差し引いた差額分をいいます。 〈注記〉 ①期首元本額は6,236,296,841円、期中追加設定元本額は128,266,225円、期中一部解約元本額は937,464,420円です。 ②当マザーファンドを投資対象とする投資信託の当期末元本額は、トヨタアセット配当フォーカスオープン5,160,635,860円、TAスマート・インカム ファンド(毎月分配型)266,462,786円です。 ③当期末における1口当たり純資産額は0.8375円です。 - 25 -