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社会科・地理的分野学習指導案
1
. 指導日時・教室: 平成 26年 6月 初 日 ( 金 ) 2時間目
1年 2組
2
. クラス: 1年 2*
且 3
3名(男子 1
7人 女 子 1
6人)
3
. 使用教材:・教科書 『中学社会 地理的分野』日本文教出版
-地図帳
『新編
(p70~73)
中学社会科地図』帝国書院
・配布プリント
4 単元名
第 3章 世 界 の 州 の よ る す
3
. アフ Pカ州のようすー伝統的な文化と近代化をテーマにー
②伝統的な文化とその変化・③歴史や産業からみた現代のアフリカ州
5
. 単元の目標
アフリカ州の自然環境や歴史的背景を理解するともに、アフリカ州の産業や農業及び鉱業に着目し、
アフリカの現状である「モノカルチャー経済j とその課題について考え、アフリカ州の将来の姿を考
える過程で、アフリカ州の地理的特色を理解する。
6
評価基準
社会的な事象への
社会的な
資料活用の
社会的な事象についての
関心・意欲・態度
思考・判断・表現
技能・表現
知識・理解
アフリカ州の地理的特
アフリカ州の自然環境
アフリカ州の農作
アフリカ州の地理的特色
色について関心を持
や歴史的背景から、ア
物や鉱業の分布図
を理解したうえで、アフ
ち、それを意欲的に追
フリカの現状と課題に
や輸出品目の資料
リカ州の現状と課題につ
求しようとしている。
ついて究明し、多面
を正確に読み取る
いて説明することができ
また、アフリカと日本
的,多角面的にアフ P ことができる。
の関わりについて関心
カ州の将来について考
を持つことができる。
えることができる。
る
。
7 指導にあたって
①教材観
本単元は、学習指導要領の「世界の様々な地域j ウ「世界の諸地域Jにあたるものである。ア
フリカ州は、人類発祥の地であり、古代文明が栄えた歴史的な地域であるが、ヨ}ロッパ諸国に
支配されてきた歴史があり、現在のアフリカの抱える様々な課題の大きな要因の一つになって
いる。独立後も、植民地時代から続くプランテーション農業とそれに伴うそノカルチャー経済が
アフロカの経済の現状であり、経済の不安定さがアフリカの発展を妨げている。他方で、アフリ
カの豊富な鉱山資源は、日本のみならず世界中から期待されており、経済の安定に向けた取り組
みもされている。アフリカの貧困、民族紛争、子どもの就学率、といった問題は、アフリカのみ
ならず、先進国にとっても責任を持って解決に向けた支援・援助をしていくべき課題である。本
単元を過して、アフリカの豊かな資源が、私たちの日本の登かな生活を支えていることを理解し
たうえで、現在のアフリカが抱える様々な課題を把握し、課題解決に向けて考えていくことをね
らいとする。
② 生徒観
本学級は、全体として明るい雰囲気である。生徒は、授業中に積様的に発言する生徒が多く、
発言することに消纏的な女子も、発言をする生徒が多い。生徒からの授業中に感じた疑問や発問
が、個人対教師で終わるので砕かく、クラス全体に広がり、全体で課題を共有することができる。
授業中は、盛り上がる場面と集中する場面のメリハリがしっかりできているが、集中する場面に
入ると集中カを切らしてしまう生徒もいる。また、生徒は、これまで雨温図などのグラフから情
報を読み取る学習をおとなってきている。
本時では、地図帳やグラブから気候や農業、産業の現状を知る活動を返して、グラフから事実
を読み取り、理由を考えながら授業展開ができるような発聞を意識していきたい。
③指導観
アフリカは、生徒にとって生活に馴染みがない地域であるため、アフリカ〈の興味・関心を持
もって学習できるように、現在開催されているワールドカップやチョコレートの歴史、レアメタ
ルが携帯電話やパソコンに利用されていることなど、生徒の身近な生活にアフリカの産業や農
業が理解できるような話題を取り入れていきたい。また、グラフや資料を読み取る活動を通し
て、資料を正確に読み取るカを身に付けさせたい。
8
. 指導計画(全 3時間)
・
①アフリカ州の姿・②伝統的な文化とその変化: 1時間
・
・アフリカの地形と歴史的背景についで考える。
③歴史や産業からみた現代のアフリカ州: 1時間(本時)
・アフリカの農業と鉱業から、アフリカの課題について考える。
・
まとめ
9
. 本時の目標
・ガーナのカカオ栽培の現状から、「モノカルチャー経済」の特徴について理解し、その課題につい
て考えることができる。[思考・判断・表現}
・アフロカの農業や鉱業の資料を正確に読み取ることができる。[技能・表現1
1
0
.本時の展開
指導上の留意点
学習の内容
導入
※字を丁寧に書いていくこと。
-前回の授業の復習
=キアフリカはヨーロッパの侵略によって、奴隷にさ
れたり、植民地にされたりしたことを理解する。
展開
課題①「侵略される前のアフりカの農業についてJ
-アフリカの地形を簡単に書く。
-アフリカの気候の確認(熱帯・乾燥帯・温帯)
ー(赤道の場所・砂漠の場所確認、)
-気候にあった農業・農作物を知る
-地図帳 p39~40
課題②「侵略後のアフりカの農業についてJ
-プランテーション農業による商品作物に変化した
-教科書 p72
②の農作物確認
-カカオ栽培の現状について{ガーナ)
理由について考える。
-カカオ栽培の現状を知る
│なぜ、ガーナの人たちは、カカオ耕に頼った生活をしているのか。
e
課題③「モノカルチャー経済について理解する」
-モノカルチャーの課題(気候・食糧不足)
-モノカルチャーから抜け出せない理由について考
える。
-鉱産資源の豊かさを利用して、発展している闘が
あることを理解する。(南アフリカ)
=争鉱産資源も限りあるものであることを理解す
る
。
f
まとめ
-アフリカの発展と課題について援り返る。
-自分の生活の中に、アフリカが関わっていること
を理解する。
-教科書 p72
②鉱業の分布図確認
-教科書 p72
④の鉱産資源確認
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