...

第1章 ワーク・ライフ・バランスとは はじめに WLB チーム

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

第1章 ワーク・ライフ・バランスとは はじめに WLB チーム
ワーク・ライフ・バランス
W L B チーム
ワーク・ライフ・バランス
はじめに
第3章
W L B の推進のために
∼働き方の見直し∼
ワーク・ライフ・バランス
第1章
1
W L B とは
ワーク・ライフ・バランス
1
2 「ステップ 1 意識改革」について
W L B とは(定義)
ワーク・ライフ・バランス
なぜ、 W L B が必要なのか
2
3 「ステップ2
ワーク・ライフ・バランス
3
「働き方の見直し」について
し」について
私たちの考える W L B の定義
ワーク・ライフ・バランス
第2章
自治体における W L B
ワーク・ライフ・バランス
第4章
ワーク・ライフ・バランス
1
2
おわりに
自治体職員の W L B
ワーク・ライフ・バランス
3
W L B 推進のための具体的な
取組(政策提言)
自治体職員への W L B 支援
ワーク・ライフ・バランス
仕事の進め方の見直
W L B 実現に向けたこれから
巻末資料
ワーク・ライフ・バランス
の働き方
● W L B に関するアンケート調査結果
●民間企業の事例紹介
はじめに
自治体における「ワーク・ライフ・バランス」の現状について、民間企業の事例やアン
ケート調査の結果などから考察し、自治体組織に求められるワーク・ライフ・バランス推
進のための具体的な取組について、私たちは研究しました。
第1章 ワーク・ライフ・バランスとは
【欧米におけるワーク・ライフ・バランスの取組】
◎英国の場合
◎米国の場合
◎北欧の場合
【日本におけるワーク・ライフ・バランスの定義】
ワーク・ライフ・バランス
◎厚生労働省の場合
◎内閣府の場合
◎ W L B 推進官民トップ会議の場合
【なぜ、ワーク・ライフ・バランスが必要なのか】
◎社会全体としての必要性
◎経営主体としての必要性
少子高齢化による労働力人口の減少
① 人材の確保・定着
◎地域と人への必要性
② 女性のさらなる活用
③ 生産性の向上
①地域活動への参加
②個人のライフスタイルの変化
③個人の心身の安定の確保
【私たちの考えるワーク・ライフ・バランスの定義】
「子育て支援」
「福利厚生」にとどまらない広い観点に立ち、仕事や生活を充実させていくこ
とで、社会に対する好循環を生むことを目標としました。
ワーク・ライフ・バランスの定義
働くすべての人が仕事と生活をうまく調
調和・融合させ、いきいきとした人生を
送ることができる状態をいう。
理想∼社会・企業・自治体・そしてわたしたち、こんな好循環が生まれたら∼
【 理 想
社 会
公共サービスの向上
個 人
自治体
個人
住民
住民
個人
モチベーションの向上
企業
地域社会
との関わり
個人
個人
働きがい
個人
住民
健康
地域
充実した生活
家庭
生活
自己
啓発
・経済の発展 ・少子高齢化への対応 ・次世代育成支援
・男女共同参画の推進 ・グローバル社会への対応
第2章 自治体におけるワーク・ライフ・バランス
【自治体職員へのワーク・ライフ・バラ
ンス支援】
本研究会では、県内の各自治体におけ
職員の「ワーク・ライフ・バランス」実現に
向け、何らかの取組を行っていますか?
(71団体中)
16団体
22%
ワーク・ライフ・バランス
る W L B に関する取組状況を把握する
ため、埼玉県及び県内市町村の71団体
に対して、アンケート調査を実施しまし
た。
9団体
13%
行っている
検討中
行っていない
46団体
65%
【自治体職員のワーク・ライフ・バランス】
ワーク・ライフ・バランス
現状分析からみる W L B 実現への課題とは
現在の働き方の課題
自治体職員のWLBの 現 状
・職員の一人当たりの業務負担の増加
・整備された両立支援制度
・職員の「心の病」の増加
・出産後も働きやすい職場環境
・男女のキャリアの格差
・庁内の業務量と時間外勤務の偏り
◎
職員の業務負担が増加している中では、育児や介護等を担う特定の職員に対してのみ
行う両立支援のあり方に、限界がきていると考えられるため、これからの働き方を考える
必要がある。
こ れ か ら の 働 き 方
少子高齢化、女性の社会進出
時間が有限な働き方
→ 全ての職員が、育児・介護・地域社会の担い手へ
住民ニーズの多様化、職員数の減少
効 率 的な 働 き方
→ 業務量の増加による職員の負担の増加
男性は仕事、女性は家事育児という固定観念
→ 希望する「仕事と生活のバランス」とのギャップ
◎ 職 員 一 人 ひ と り の
◎ 組
織
全
体
固定的な性別役割分業
にとらわれない働き方
「働き方 の 見 直し 」 が 必要
で
ワーク・ライフ・バランス
第3章 W L B の推進のために∼働き方の見直し∼
ワーク・ライフ・バランスを進める上での要となる「働き方の見直し」とは、具体的に
どのようなことをいい、どのように進めていくものかについてまとめました。
働き方の見直し
意識改革
職員一人ひとり
管理職
時間管理改革
仕事の進め方の見直し
業務改善
ライフステージに応じた柔軟な働き方の実現
働きがいのある職場づくり
【ワーク・ライフ・バランス実現に必要な2つのステップ】
【ステップ1】 意 識 改 革
1.職員一人ひとりの意識改革
∼自身の意欲・能力をより発揮するために∼
2.管理職の意識改革 ∼ワーク・ライフ・バランス推進の鍵を握る管理職∼
【ステップ2】 仕事の進め方の見直し
1.『限られた時間資源の中で成果を生む』ことへの転換
2.業務改善
ワーク・ライフ・バランス
第4章
W L B 推進のための具体的な取組(政策提言)
本研究会では、5つの視点からワーク・ライフ・バランスを達成できる政策提案を行いま
す。その職場や自治体により抱えている問題は異なっているため、それぞれの状況に応じた
政策に取り組んでいただきたいと思います。
5つの視点
① 予算(コスト)がかからない、又は費用対効果が大きい。
②
職員のモチベーションが上がる。
③
ムダな業務をなくし、効率的に仕事をする。
④
自治体職員を魅力あるものにする。
⑤
結果として住民サービスの向上につながる。
【ステップ1】ワーク・ライフ・バランスの普及・啓発のために
《政策案1》庁内・庁外への広報
《政策案2》ワーク・ライフ・バランス推進室・推進員の設置
《政策案3》ワーク・ライフ・バランスパートナー企業の募集
【ステップ2】仕事の進め方を見直すために
《政策案1》事務集中タイムの設定
《政策案2》ノー残業デーの自己設定
《政策案3》ベストボス賞の実施
《政策案4》管理職による新入職員への指導
《政策案・番外編》プチテレワーク
Fly UP