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紫茶エキス - オリザ油化株式会社

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紫茶エキス - オリザ油化株式会社
紫茶エキス Ver.1.0TK
ORYZA OIL & FAT CHEMICAL CO., LTD.
紫茶エキス
PURPLE TEA EXTRACT
抗肥満・ダイエット
抗酸化・美白
皮膚老化抑制
食品・化粧品素材
■ 紫茶エキス-P
(水溶性粉末,食品用途)
■ 紫茶エキス-PC
(水溶性粉末,化粧品用途)
■ 紫茶エキス-LC
(水溶性液体,化粧品用途)
Ver. 1.0 TK
-0-
紫茶エキス Ver.1.0TK
抗肥満・ダイエット
抗酸化・美白
皮膚老化抑制素材
紫茶エキス
PURPLE TEA EXTRACT
1. はじめに
茶(Camellia sinensis)と人間の歴史はとても古く,古代中国の医薬と農業の神
「神農(しんのう)」の時代(4000 年以上前)にまでさかのぼると言われていま
す。原産地は中国四川省あたりであるとされており,唐の時代(7~10 世紀)に
はお茶を飲む習慣が普及し,交易も盛んになったと言われています。日本では,
遣唐使(永忠,最澄,空海ら 800 年頃)や栄西禅師(1200 年頃),隠元禅師(1600
年頃)らにより中国からの煎茶法の伝承と普及活動が行われ,日常的に飲むお
茶として普及しました。
現代では,お茶は健康飲料の代表格として定着しており,抗酸化,抗突然変
異,抗腫瘍,抗がん転移,血圧上昇抑制,血糖上昇抑制,血小板凝集抑制,抗
菌・抗ウイルス,腸内菌叢改善,抗う食,消臭,脂質代謝改善,抗アレルギー
作用などの多彩な機能性が確認されています 1)。
紫茶は,ケニア茶業研究財団(TRFK; Tea Research Foundation of Kenya)が
約 25 年の歳月をかけて作り出した新品種の茶であり,アントシアニンを含む紫
色のお茶です(図 1, 2)。紫茶はケニアの赤道直下で,なおかつ標高 1500~2500
メートルの高地で栽培されています。紫外線照射の強い環境下で栽培されてい
るため,ポリフェノールを多く含みます。無農薬栽培した紫茶の最も希少な部
位である新芽と若葉(一芯二葉)を丁寧に手摘みした特別なお茶です。
図 1. 紫茶葉
図 2. 紫茶
-1-
紫茶エキス Ver.1.0TK
オリザ油化(株)は,紫茶の中に一般的なお茶(緑茶,ウーロン茶,紅茶)
には含まれない特有ポリフェノール GHG が多く含まれることを見出し(図 3),
優れた「抗肥満・ダイエット作用」と「皮膚老化抑制作用」を確認しました。
図 3. 紫茶に特有のポリフェノール「GHG」
(1,2-di-Galloyl-4,6-Hexahydroxydiphenoyl--D-Glucose)
健康・美容成分を豊富に含む高機能・新規茶系素材として,紫茶エ
キスを提案いたします。
1) 山本(前田)万里ら, 化学と生物, 46(3), 214-216 (2008)
-2-
紫茶エキス Ver.1.0TK
目次
1. はじめに
p.1
2. 紫茶エキスの有効成分
p.4
3. 抗肥満・ダイエット作用
p.6
4. 皮膚老化抑制作用
p.16
(過酸化脂質障害抑制作用)
5. 抗酸化作用
p.18
6. 美白作用
p.19
7. 安定性
p.20
8. 栄養成分
p.24
9. 安全性
p.25
10. 推奨摂取量(食品)
p.26
11. 推奨配合量(化粧品)
p.26
12. 応用例
p.27
13. 荷姿
p.27
14. 保存方法
p.27
15. 表示例
p.28
規格書
p.29
-3-
紫茶エキス Ver.1.0TK
2. 紫茶エキスの有効成分
紫茶は一般的なお茶(緑茶,ウーロン茶および紅茶)と比較して,抗酸化成
分であるポリフェノール類を多く含んでいます(図 4)。
20%
ポ
リ
フ
ェ
ノ
ー
ル
含
量
16.5%
16%
乾
燥 12%
茶
葉
中 8%
の
10.1%
9.1%
7.4%
4%
0%
紫茶
緑茶
ウーロン茶
紅茶
図 4. 各種茶葉の総ポリフェノール含量(Folin-Denis 法)
紫茶エキスの成分を分析した結果,5 種類の主要な成分が確認されました(図
5, 6, 表 1)。
OH
OH
O
HO
OH
OH
O
OH
OH
O
OH
EGCG
GHG
(EpiGalloCatechin Gallate)
(1,2-di-Galloyl-4,6-Hexahydroxydiphenoyl--D-Glucose)
OH
OH
O
H
N
O
CH3
N
N
N
CH3
テオブロミン
O
H3C
CH3
O
HO
N
N
OH
O
O
N
N
OH
OH
O
CH3
OH
カフェイン
ECG
(EpiCatechin Gallate)
図 5. 紫茶エキス中の成分
-4-
紫茶エキス Ver.1.0TK
mAU
280nm4nm (1.00)
1250
カフェイン
GHG
ECG
EGCG
1000
テオブロミン
750
500
250
0
0
10
20
30
40
50
図 6. 紫茶エキスの HPLC クロマトグラム
紫茶エキスには,他の一般的なお茶(緑茶,ウーロン茶および紅茶)には含
まれない GHG やテオブロミンなどの機能性成分が多く含まれています(表 1)。
表1.紫茶エキス*の機能性成分含量
機能性成分
含有量
総ポリフェノール
50.4%
カフェイン
4.5%
テオブロミン
1.6%
GHG
7.4%
EGCG
9.8%
ECG
5.8%
クロロゲン酸類
0.9%
総アントシアニン
1.5%
*賦形剤を含まない状態のエキス
-5-
min
紫茶エキス Ver.1.0TK
3. 抗肥満・ダイエット作用
(1)脂質吸収抑制作用
マウスを用いたオリーブ油負荷試験において,紫茶エキスは強い脂質吸収抑
制作用を示し,同濃度に調製した市販の特定保健用食品のウーロン茶エキスよ
りも強い効果が示されました(図 7)。
通常群
オリーブ油投与
オリーブ油投与+
特保烏龍茶エキス400 mg/kg
オリーブ油投与+
紫茶エキス400 mg/kg
血中トリグリセリド(Δmg/dL)
700
600
500
400
300
*
200
**
100
0
投与前
(-1.5)
2
4
6
オリーブ油負荷後の経過時間(hr)
図 7. 紫茶エキスの脂質吸収抑制作用
(N=5-6, 平均値±標準誤差
* p < 0.05, ** p < 0.01, vs.オリーブ油投与群)
【実験方法】
絶食(約 15 時間)したマウスの眼窩静脈嚢より,ガラスキャピラリーを用い
て採血を行い,その 30 分後に,サンプルの 5% (w/v)アラビアガム懸濁液(10
mL/kg)を経口投与した。1 時間後にオリーブ油(5 mL/kg)を経口投与し,その
後 2,4 および 6 時間目において眼窩静脈嚢から同様に採血を行った。得られた
血液から血清を遠心分離し,トリグリセリド濃度を酵素法(トリグリセリド E
-テストワコー,和光純薬工業社製)を用いて測定した。
-6-
紫茶エキス Ver.1.0TK
(2)脂肪蓄積抑制作用
マウスに高脂肪食を摂取させる肥満モデル試験において,高脂肪食に加えて
紫茶エキス(200 mg/kg)を投与したマウスでは,高脂肪食による体重増加が抑
制され,普通食摂取群と同程度の体重増加に留まりました(図 8)。紫茶エキス
は,市販の特定保健用食品の緑茶エキスと比べても強い効果を示しました。
14
普通食
高脂肪食
高脂肪食+特保緑茶エキス200 mg/kg
高脂肪食+紫茶エキス200 mg/kg
体重変化(g)
12
10
8
6
4
2
0
0
2
4
6
8
10
12
14
16
経過日数(日)
図 8. 紫茶エキスの体重増加抑制作用
(N=6, 平均値±標準誤差)
【実験方法】
マウス(ICR,雄,10 週齢)に,高脂肪食(High Fat Diet 32)を自由摂取させる
とともに,紫茶エキスまたは市販の特保緑茶エキス(200 mg/kg)を 1 日 1 回経
口投与した。17 日間体重を測定した後,絶食(14 時間)下,採血を行うととも
に,臓器重量を測定した。血清と肝臓切片のトリグリセリド濃度は酵素法(ト
リグリセリド E-テストワコー,和光純薬工業社製)を用いて測定した。比較対
象(普通食群)には普通食(CE-2)を自由摂取させた。
-7-
紫茶エキス Ver.1.0TK
紫茶エキス投与群では,高脂肪食による内臓脂肪(副睾丸脂肪および腎周囲
脂肪)の増加が抑制されました(図 9)。
副睾丸脂肪重量
腎周囲脂肪重量
51
50
42
40
28
30
20
18
10
25
脂肪重量(mg/g体重)
脂肪重量(mg/g体重)
60
高脂肪食
16
15
10
*
10
7
5
0
普通食
20
20
0
高脂肪食+ 高脂肪食+
紫茶エキス
特保緑茶
200 mg/kg
エキス
200 mg/kg
普通食
高脂肪食
高脂肪食+ 高脂肪食+
紫茶エキス 特保緑茶
200 mg/kg
エキス
200 mg/kg
図 9. 紫茶エキスの内臓脂肪減少作用
(N=6, 平均値±標準誤差, * p < 0.05, vs. 高脂肪食群)
紫茶エキス投与群では,血中および肝臓中のトリグリセリド(中性脂肪)の
減少が確認されました(図 10)。
肝臓トリグリセリド
150
120
124
121
90
75
78
60
30
肝臓トリグリセリド (mg/mg)
血中トリグリセリド (mg/dL)
血中トリグリセリド
0
普通食
高脂肪食
20
16.6
15
12.9
14.4
*
10
9.4
5
0
高脂肪食+ 高脂肪食+
紫茶エキス 特保緑茶
200 mg/kg
エキス
200 mg/kg
普通食
高脂肪食
高脂肪食+ 高脂肪食+
紫茶エキス 特保緑茶
200 mg/kg
エキス
200 mg/kg
図 10. 紫茶エキスの血中中性脂肪低下作用
(N=6, 平均値±標準誤差, * p < 0.05, vs. 高脂肪食群)
-8-
紫茶エキス Ver.1.0TK
(3)脂質代謝促進(脂肪燃焼)作用
脂肪組織から分解・遊離した脂肪酸の一部は,肝臓へと運ばれ,肝細胞のミ
トコンドリアにおいて,β-酸化を受けて代謝されます。ミトコンドリアに脂肪
酸が運ばれる際,カルニチンや移送酵素であるカルニチンパルミトイルトラン
スフェラーゼ(CPT)が機能しますが,これらはβ-酸化における律速段階とな
っております。紫茶エキスとその特有成分である GHG は肝細胞の CPT 活性を
高めます(図 11)。この結果より,紫茶エキスには脂肪燃焼を促進する作用があ
ると考えられます。
CPT1A
CPT1A
-ACTIN
-ACTIN
0.06
CPTタンパク発現比率
CPTタンパク発現比率
0.04
0.03
0.02
0.01
0.00
対照
10
30
100
0.05
0.04
0.03
0.02
0.01
0.00
対照
紫茶エキス(mg/mL)
GHG
1 mg/mL
図 11. 紫茶エキスとその特有成分 GHG の肝細胞 CPT 発現促進作用
(N=4, 平均値±標準誤差)
【実験方法】
HepG2 肝細胞にサンプルを添加して 24 時間培養後,細胞を回収しタンパク発
現を Western blotting 法により調べた。
-9-
紫茶エキス Ver.1.0TK
(4)膵リパーゼ阻害作用
紫茶エキスおよび特有成分 GHG について,脂肪の分解・吸収に関与する膵リ
パーゼに対する阻害活性を,in vitro 試験によって評価しました。その結果,紫
茶エキスと GHG に緩和なリパーゼ阻害活性が認められました(図 12)。
GHG
紫茶エキス
120
100
86.1
92.9
リパーゼ阻害率 (%)
リパーゼ阻害率 (%)
120
80
60
51.9
40
20
100
80
56.2
60
65.3
38.4
40
20
0
0
500
1000
2000 (mg/mL)
20
40
80
(mg/mL)
図 12. 紫茶エキスとその特有成分 GHG の膵リパーゼ阻害作用
(N=3, 平均値±標準誤差)
【実験方法】
ブタ膵由来のリパーゼ(SIGMA 社製)およびリパーゼキット-S(大日本製薬)
を用いて測定した。
- 10 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
(5)ヒトモニター試験
紫茶エキスのヒトにおけるダイエット・美容機能を評価するため,健常人ボ
ランティア(男性 11 名,女性 7 名)を対象として,4 週間の継続摂取試験を行
いました。
【試験材料】
試験には紫茶エキス(紫茶エキス-P 100 mg に相当)をハードカプセルに充填し
たものを被験者に摂取させた。
【被験者】
男性ボランティア [ 11 名, 23~48 歳(平均年齢:32.9 歳)]
女性ボランティア [ 7 名, 27~60 歳(平均年齢:41.0 歳)]
【試験方法】
試験初日に,朝食を摂っていない被験者から採血を行うと同時に,体重,体
脂肪率,ウェストおよびヒップ周囲長,腹部および二の腕の皮下脂肪厚みの測
定,CORNEOMETER SM 825 による額の油分と頬の水分の測定および皮膚専用
超音波真皮画像装置(DermaLab)を用いた頬の超音波画像診断とコラーゲンス
コアの測定を行った。
被験者にはエキスカプセル 1 個(紫茶エキス-P 100 mg に相当)を,毎日 4 週
間にわたって朝食後に摂取させた。試験終了日において,試験初日と同様の測
定を行い、エキスカプセル摂取前後の測定値を比較した。有意差検定には「対
応のある 2 群間の t-検定」を用いた。
【結果および考察】
図 13,表 2 に示すように紫茶エキス(紫茶エキス-P 100 mg 相当量/日)の 4 週
間摂取により,腹部皮下脂肪厚みおよび二の腕皮下脂肪厚みが摂取前と比較し
て減少しました。また,体脂肪率については,女性において有意差を持って減
少しました。血液成分では,大きな変化は認められませんでしたが,女性にお
いて LDL-コレステロールと血糖値の減少傾向が見られました。
美容指標においては,頬のコラーゲンスコアと水分の増加および額の油分の
減少が確認されました。
- 11 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
体重
男性
(kg)
体脂肪率
女性
(kg)
110
65
100
男性
(%)
60
35
40
30
35
20.3
55
80
70.3
70
70.7
20.5
20
53.1
15
45
10
5
5
0
40
摂取前 摂取後
0
摂取前 摂取後
摂取前 摂取後
腹部皮下脂肪厚み
男性
(mm)
摂取前 摂取後
二の腕皮下脂肪厚み
女性
(mm)
25
15
10
40
男性
(mm)
35
30
30
30
30
25
25
20
20
25
20
15
21.6
**
17.8
20
15
15
14.1
10
10
5
5
12.3
10
摂取前 摂取後
16.2
14.4
15
*
11.4
5
0
0
14.5
10
5
0
摂取前 摂取後
女性
(mm)
35
25
**
29.9
20
52.9
50
60
50
31.0
30
25
90
女性
(%)
0
摂取前 摂取後
摂取前 摂取後
図 13A. ヒトモニター試験における紫茶エキス摂取前後の検査値の比較
(
平均値, * p < 0.05, ** p < 0.01, vs. 摂取前)
- 12 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
コラーゲンスコア
女性
男性
35
35
30
30
25
25
**
19.4
20
20
(mg/cm2)
13.7
250
200
200
150
20.7
100
86.2
50
50
0
80.9
57.3
0
0
摂取前 摂取後
摂取前 摂取後
女性
150
117.9
100
5
0
(mg/cm2)
250
10
5
男性
21.4
15
15
10
額の油分
摂取前 摂取後
摂取前 摂取後
頬の水分
男性
(%)
(%)
100
100
80
80
59.3
60
*
64.3
60
54.5
53.3
40
40
20
20
0
女性
0
摂取前 摂取後
摂取前 摂取後
図 13B. ヒトモニター試験における紫茶エキス摂取前後の検査値の比較(続き)
(
平均値, * p < 0.05, ** p < 0.01, vs. 摂取前)
- 13 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
表 2 ヒトモニター試験における紫茶エキス摂取前後の検査値の比較
(平均値±標準偏差,* p < 0.05, ** p < 0.01, vs. 摂取前)
①身体測定検査値
男性
女性
摂取前
摂取後
摂取前
摂取後
BMI (kg/m )
23.5±4.3
23.5±4.2
20.7±1.5
20.5±1.3
体重 (kg)
70.3±14.8
70.7±14.5
53.1±6.4
52.9±6.0
体脂肪率 (%)
20.3±7.3
20.5±7.4
31.0±3.8
29.9±±4.1**
筋肉率 (%)
33.4±3.0
33.3±3.0
27.4±1.7
27.7±1.9
ウェスト (cm)
82.6±10.9
82.8±12.4
70.8±4.8
71.8±5.1
ヒップ (cm)
97.3±7.7
97.3±7.6
92.2±3.0
90.3±1.9**
ウェスト
0.85±0.05
0.85±0.07
0.77±0.05
0.80±0.05
21.6±5.3
17.8±4.8**
13.9±0.4
14.8±0.8
14.4±5.8
11.4±3.9*
16.2±0.4
14.5±0.3
2
/ヒップ比
腹部皮下脂肪
厚み (mm)
二の腕皮下脂肪
厚み (mm)
②血液検査値
男性
女性
摂取前
摂取後
摂取前
摂取後
TG (mg/dL)
93.0±48.7
99.2±39.3
52.8±10.5
58.0±14.4
遊離脂肪酸
(mEq/L)
0.6±0.2
0.5±0.2
0.5±0.2
0.7±0.4
リン脂質 (mg/dL)
214.2±31.5
216.5±21.6
239.8±28.8
231.5±34.2
総コレステロール
(mg/dL)
188.3±33.3
194.9±29.5
224.2±39.4
222.5±38.5
LDL-C (mg/dL)
114.5±35.6
116.0±33.6
141.7±42.8
135.0±40.5
HDL-C (mg/dL)
59.1±9.8
54.5±19.8
75.0±15.5
75.7±15.3
血糖 (mg/dL)
91.9±11.5
91.5±11.7
88.5±9.5
83.0±6.9
総タンパク(g/dL)
7.4±0.3
7.4±0.3
7.3±0.4
7.5±0.6
アルブミン(g/dL)
4.8±0.2
4.8±0.2
4.4±0.4
4.6±0.3
尿素窒素 (mg/dL)
14.9±3.6
13.0±2.3
14.3±3.8
12.2±3.1
尿酸 (mg/dL)
6.1±1.6
6.0±1.5
4.7±0.7
4.4±0.6
総ビリルビン
(mg/dL)
0.6±0.2
0.6±0.2
0.6±0.3
0.8±0.2
クレアチニン
(mg/dL)
0.8±0.1
0.8±0.1
0.6±0.1
0.6±0.1
- 14 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
超音波真皮画像装置(DermaLab)による頬の画像解析の結果,4 週間の紫茶
エキス摂取によって,頬のコラーゲンスコアが男性では有意差(p<0.01)を持っ
て増加し、女性においても増加傾向が確認されました(図 14)。
■コラーゲン密度の指標
(カラースケール)
0
男性被験者 A(頬)
低
100
コラーゲン密度
高
表皮
真皮
皮下
脂肪
コラーゲンスコア 8
摂取前
コラーゲンスコア 19
摂取後
女性被験者 A(頬)
表皮
真皮
皮下
脂肪
コラーゲンスコア 15
摂取前
コラーゲンスコア 19
摂取後
図 14. ヒトモニター試験における紫茶エキス摂取前後の頬の超音波画像
- 15 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
4. 皮膚老化抑制作用
(1)過酸化脂質障害抑制作用
生体(細胞)内の脂質は,紫外線暴露等により細胞内に生じる活性酸素と反
応することで過酸化脂質を生成します。この過酸化脂質は連鎖反応により細胞
内の過酸化脂質を増加・蓄積させ,細胞機能の障害を引き起こし皮膚の老化や
肌荒れ,炎症を惹起・促進します(図 15)。
正常ヒト表皮角化細胞を用いた試験において,紫茶エキスは表皮角化細胞の
過酸化脂質による細胞障害抑制作用を示しました(図 16)。この作用は緑茶や烏
龍茶,紅茶などの一般的な茶エキスには認められない紫茶エキスに特有の作用
です。また,一般的な茶ポリフェノールである EGCG や ECG と比較して,紫茶
特有の成分である GHG に非常に強い細胞障害抑制作用が認められました(図
17)。このことより,紫茶の活性成分として GHG の関与が示唆されました。
紫茶エキスと特有成分
GHG は皮膚角化細胞に
生じる活性酸素と過酸化
脂質による細胞障害を抑
制し,皮膚の老化を抑制
します。
図 15. 紫茶エキスによる皮膚老化抑制メカニズム
- 16 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
120
100.0
100
細
胞
生
存
率
(
%
)
80
**
54.5
60
40
20
12.5
10.5
10.9
10.6
緑茶
烏龍茶
紅茶
0
対照
溶媒
紫茶
30 mg/mL
過酸化脂質 (t-BHP)
図 16. 紫茶エキスの過酸化脂質障害抑制作用
(N=6, 平均値±標準誤差, ** p < 0.01, vs. 溶媒)
120
100.0
100
細
胞 80
生
存 60
率
( 40
%
)
20
**
63.9
**
33.8
*
25.6
21.7
0
対照
溶媒
GHG
EGCG
ECG
10 mg/mL
過酸化脂質 (t-BHP)
図 17. 紫茶エキス特有成分 GHG の過酸化脂質障害抑制作用
(N=6, 平均値±標準誤差, * p < 0.05, ** p < 0.01, vs. 溶媒)
- 17 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
5. 抗酸化作用
紫外線暴露などのストレスで生体内に発生する活性酸素は,種々の生活習慣
病と密接に関連しています。紫茶エキスは強い抗酸化作用を示しました(図 18,
19)。
60%
ラ
ジ
カ
ル
消
去
率
51.7%
50%
40%
34.3%
30%
29.3%
27.5%
ウーロン茶
紅茶
20%
10%
0%
紫茶
緑茶
5 mg/mL
図 18. 各種茶エキスの DPPH ラジカル消去活性
40%
S
O
D
様
活
性
30%
24.4%
20%
12.6%
10%
6.3%
7.6%
0%
紫茶
緑茶
烏龍茶
紅茶
3 mg/mL
図 19. 各種茶エキスの SOD 様抗酸化活性
【実験方法】
DPPH ラジカル消去能は,エキスを DPPH 溶液に溶解し,DPPH の退色を吸光
度の変化で測定した。SOD 様活性は,SOD テストキットワコー(和光純薬工業
社)を用いて測定を行った。
- 18 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
6.美白作用
(1)チロシナーゼ作用
メラニンはシミ,ソバカス等の原因物質として知られており,その生成過程
にはチロシナーゼと呼ばれる酵素が関わっています。紫茶エキスは濃度依存的
にチロシナーゼの阻害活性を示しました(図 20)。したがって,紫茶エキスは美
白作用が期待できます。
100
チ
ロ
シ
ナ
ー
ゼ
阻
害
率
82.5
80
54.2
60
40
25.5
(
%
20
)
0
100
300
1000
(mg/mL)
図 20. 紫茶エキスのチロシナーゼ阻害活性
【実験方法】
40 mM リン酸緩衝液 (pH: 6.8) 1360 µL,0.4 mg/mL L-DOPA(ACROS 社)500 µL
および DMSO に溶解したサンプル 40 µL を混合し,ここにチロシナーゼ
(Sigma 社,マッシュルーム由来)100 µL (300 units/mL) を添加して,室温で
5 分間反応させた。その後,490 nm における吸光度を測定した。
- 19 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
7. 安定性
(1) 熱安定性
①粉末の熱安定性
紫茶エキス-P のポリフェノールは,120℃,2 時間の加熱においてもほとんど
含量低下が認められませんでした。特有成分 GHG は 100℃,2 時間の加熱では
含量低下が認められませんでした(図 21)。
総ポリフェノール 粉末熱安定性
GHG 粉末熱安定性
109.4%
100%
105.6%
100%
99.5%
80%
80%
残
存 60%
率
40%
88.9%
72.8%
残 60%
存
率 40%
100℃
100℃
20%
20%
120℃
0%
120℃
0%
0
1
2
0
1
2
加熱時間 (h)
加熱時間 (h)
図 21. 紫茶エキス粉末の熱安定性
②水溶液の熱安定性
紫茶エキス 0.1%水溶液のポリフェノールは,100℃,60 分間の加熱において
もほとんど含量低下が認められませんでした。特有成分 GHG は 80℃,60 分間
の加熱ではほとんど含量低下が認められませんでした(図 22)。
総ポリフェノール 溶液熱安定性
GHG 溶液熱安定性
100%
96.5%
92.5%
80%
残 60%
存
率 40%
100%
80%
残
存 60%
率
84.6%
100℃
80℃
20%
100℃
0%
0
10
30
70.4%
80℃
40%
20%
94.9%
97.8%
95.1%
0%
60
0
加熱時間 (min)
10
30
加熱時間 (min)
図 22. 紫茶エキス水溶液の熱安定性
- 20 -
60
紫茶エキス Ver.1.0TK
(2) pH 安定性
①紫茶ポリフェノールの pH 安定性
紫茶エキス水溶液のポリフェノールは,pH5 以下で非常に安定であり,室温
または冷蔵(4℃)で 1 週間保管後も,含量低下は認められませんでした(図 23)。
総ポリフェノール
総ポリフェノール
120%
100%
室温
101.1%
100.9% 102.5%
99.3%
4℃
90.5%
84.6%
残 80%
存
率 60%
60.7%
66.7%
53.4%
47.9%
40%
20%
0%
pH3
pH5
pH7
pH9
pH10
図 23. 紫茶エキス水溶液中のポリフェノールの pH 安定性
(非遮光,1 週間保管)
②特有成分 GHG の pH 安定性
紫茶エキス水溶液の GHG は pH5 以下,冷蔵保存(4℃)の条件で安定であり,
1 週間後もほとんど含量低下が認められませんでした(図 24)
GHG
GHG
100%
90.4%
94.5%
93.9%
室温
4℃
76.3%
80%
残
60%
存
率
40%
27.9%
20%
0%
pH3
pH5
pH7
pH9
pH10
図 24. 紫茶エキス水溶液中の GHG の pH 安定性
(非遮光,1 週間保管)
- 21 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
③紫茶エキスの pH による色調変化
紫茶エキス-P, (-PC)の 0.1%水溶液は,通常では pH4 で淡赤褐色です。pH3 で
は淡赤色を示し,アルカリ性になるに従って濃い褐色に変化します(図 25)。
図 25. 紫茶エキス-P, (-PC) 0.1%水溶液の pH 変化による色調変化
紫茶エキス-LC は通常では pH5 で茶褐色です。アルカリ性になるに従って,
濃い褐色に変化します。弱酸性領域での変化はありませんので,通常の化粧品
の範囲内では問題なくご使用頂けます(図 26)。
図 26. 紫茶エキス-LC の pH 変化による色調変化
- 22 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
(3) 光安定性
①紫茶ポリフェノールの光安定性
紫茶エキス水溶液のポリフェノールは,褐色瓶またはアルミ包装により遮光
することで,成分の劣化による含量の低下が抑制されました。(図 27)
総ポリフェノール
総ポリフェノール
pH3
pH7
120%
103.5%
100%
残 80%
存
率 60%
99.8%
89.6%
76.2%
75.6%
71.9%
40%
20%
0%
透明瓶
褐色瓶
アルミ包装
図 27. 紫茶エキス水溶液中のポリフェノールの光安定性
(蛍光灯直下,室温,1 週間保管)
②特有成分 GHG の光安定性
紫茶エキス水溶液の GHG は,
褐色瓶またはアルミ包装により遮光することで,
成分の劣化による含量の低下が抑制されました。(図 28)
GHG
GHG
100%
室温, pH3
93.5%
86.1%
88.6%
残 80%
存
率
60%
40%
透明瓶
褐色瓶
アルミ包装
図 28. 紫茶エキス水溶液中の GHG の光安定性
(蛍光灯直下,室温,1 週間保管)
- 23 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
8. 栄養成分
表 3 紫茶エキスの栄養成分
分析項目
可食部 100g
あたりの成分
紫茶エキス-P
377 kcal
エネルギー
12.0 g
たんぱく質
2.2 g
脂質
77.0 g
糖質
22.4 mg
ナトリウム
0.1 g 未満
食塩相当量
4.3 g
水分
3.9 g
灰分
0.6 g
食物繊維
分析方法
修正アトウォーター*
燃焼法 (たんぱく質換算係数:6.25)
酸分解法
100g – (たんぱく質+脂質+水分+灰分)
原子吸光光度法
ナトリウム換算値
減圧加熱乾燥法
直接灰化法
プロスキー法
* エネルギー換算係数:たんぱく質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維 2
試験依頼先:財団法人食品分析開発センターSUNATEC
試験成績書発行年月日: 2013 年 09 月 13 日
試験成績書番号:130902155-001-01
- 24 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
9. 安全性
(1) 残留農薬
原料の紫茶は農薬を使用しておりません。
紫茶葉:農薬 166 項目について検出せず。
試験依頼先:日本エコテック㈱
試験成績書発行年月日:2013 年 6 月 20 日
報告書 No.:313288-1
(2) 急性毒性
紫茶抽出物を絶食した雌雄マウス(ICR,体重 20~25 g,5 週齢)に経口投与
(2,000 mg/kg bw)し 14 日間観察しました。その結果,死亡例や体重推移の異
常(対照群との比較)は認められず,試験終了後に行った剖検においても臓器
の肉眼的異常は認められませんでした。
したがって,紫茶抽出物のマウスにおける LD50 は 2,000 mg/kg 以上です。
(3) 変異原性
紫茶抽出物について,ネズミチフス菌 (Salmonella typhimurium) TA100,TA98
を用いて S9mix 存在下および非存在下で Ames 試験を行いました。その結果,
19.5~5000 mg/plate の濃度において,変異原性は認められませんでした。
- 25 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
10. 推奨摂取量
製品
訴求効果
推奨摂取量
紫茶エキス-P
抗肥満・ダイエット
皮膚老化予防
抗酸化・美白
100 mg/日
訴求効果
推奨配合量
11. 推奨配合量
製品
紫茶エキス-PC
0.003~0.03%
皮膚老化予防
抗酸化・美白
紫茶エキス-LC
0.5~5%
- 26 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
12. 応用例
利用分野
食品
栄養補給食品
美容食品
訴求
剤系
抗肥満・
ダイエット
皮膚老化予防
抗酸化・美白
化粧品
美容化粧品
飲料 (清涼飲料水,ドリンクなど)
ハードおよびソフトカプセル,
タブレットなど
キャンディー,チューインガム,
グミ,ゼリーなど
パン,クッキー,チョコレート,
ウエハースなど
ハム,ソーセージなど
化粧水,ローションなど
シャンプー,リンス,
トリートメントなど
パック,ボディジェルなど
13. 荷姿
製品
紫茶エキス-P
(水溶性粉末,食品用途)
紫茶エキス-PC
(水溶性粉末,化粧品用途)
紫茶エキス-LC
(水溶性液体,化粧品用途)
梱包形態
内装:アルミ袋
外装:ダンボール包装
内装:アルミ袋
外装:ダンボール包装
内装:キュービーテナー
外装:段ボール包装
梱包重量
1 kg
5 kg
1 kg
5 kg
1 kg
5 kg
20 kg
14. 保存方法
高温多湿を避け,室温,暗所にて密封状態で保存して下さい。開封後には速
やかにご利用下さい。やむを得ず保存する場合は,吸湿剤などで必ず除湿して
下さい。
- 27 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
15.表示例
<食品>
紫茶エキス-P
表示例1:紫茶エキス加工粉末
表示例2:紫茶抽出物/紫茶エキス,澱粉分解物/デキストリン,クエン酸
*食品表示については所轄の保健所および,地方農政局に御確認下さい。
<化粧品>
紫茶エキス-PC
INCI名:CAMELLIA SINENSIS LEAF EXTRACT, DEXTRIN, CITLIC ACID,
表示名称:チャ葉エキス,デキストリン,クエン酸
紫茶エキス-LC
INCI 名:WATER,BUTYLENE GLYCOL,
CAMELLIA SINENSIS LEAF EXTRACT
表示名称:水,BG,チャ葉エキス
医薬部外品の表示名称:精製水,1,3-ブチレングリコール,チャエキス(1)
- 28 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
製品規格書
製品名
紫茶エキス-P
食品
本品は,紫茶(Camellia sinensis)の葉から含水エタノールで抽出して得られた水
溶性粉末である。本品は定量するとき,総ポリフェノールを30.0%以上,GHGを3.0%
以上含む。
性
状
淡褐色から赤褐色の粉末,わずかに特有なにおいがある。
総ポリフェノール含量
30.0% 以上
(フォーリン・デニス法)
GHG*含量
3.0% 以上
(HPLC)
乾燥減量
10.0% 以下
(衛生試験法,1 g,105 ℃,2 時間)
(1)重金属(Pbとして)
20 ppm 以下
(硫化ナトリウム比色法)
(2)ヒ
1 ppm 以下
(食品添加物公定書,第3法,装置B)
一般生菌数
3×103 個/g 以下
(衛生試験法,標準寒天培地)
真菌数
1×103 個/g 以下
大腸菌群
陰
(衛生試験法,
ポテトデキストロース寒天培地
クロラムフェニコール添加)
(衛生試験法,BGLB培地)
純度試験
組
素(As2O3として)
性
成
成 分
紫茶抽出物
澱粉分解物
クエン酸
合 計
*1,2-di-Galloyl-4,6-hexahydroxydiphenoyl--D-glucose
- 29 -
含有量
60%
30%
10%
100%
紫茶エキス Ver.1.0TK
製品規格書
製品名
紫茶エキス-PC
化粧品
本品は,紫茶(Camellia sinensis)の葉から含水エタノールで抽出して得られた水
溶性粉末である。本品は定量するとき,総ポリフェノールを30.0%以上,GHGを3.0%
以上含む。
性
状
淡褐色から赤褐色の粉末,わずかに特有なにおいがある。
総ポリフェノール含量
30.0% 以上
(フォーリン・デニス法)
GHG*含量
3.0% 以上
(HPLC)
乾燥減量
10.0% 以下
(1 g,105 ℃,2 時間)
(1)重金属(Pbとして)
20 ppm 以下
(第2法)
(2)ヒ
1 ppm 以下
(第3法)
一般生菌数
1×102 個/g 以下
真菌数
1×102 個/g 以下
(日本薬局方 一般試験法,
微生物限度試験法)
(日本薬局方 一般試験法,
微生物限度試験法)
大腸菌群
陰
純度試験
組
素(As2O3として)
性
(衛生試験法,BGLB培地)
成
成 分
チャ葉エキス
デキストリン
クエン酸
合 計
含有量
60%
30%
10%
100%
この規格及び試験方法において,別に規定するものの他は,外原規通則及び一般試験
法を準用するものとする。
*1,2-di-Galloyl-4,6-hexahydroxydiphenoyl--D-glucose
- 30 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
製品規格書
製品名
紫茶エキス-LC
化粧品
本品は,紫茶(Camellia sinensis)の葉から含水エタノールで抽出して得られた抽出物
を外原規1,3-ブチレングリコール(BG)および外原規精製水に溶解して得られた水溶性液体
である。
性
状
褐色から赤褐色の液体で,わずかに特有なにおいがある。
確認試験
チャエキス(1)
本品の水溶液(1→10)10 mLに塩化第二鉄試液1~2滴を加
えるとき,液は,暗緑色を呈する。
純度試験
(1)重金属(Pbとして)
10 ppm 以下
(第2法)
(2)ヒ
1 ppm 以下
(第3法)
一般生菌数
1×102 個/g 以下
真菌数
1×102 個/g 以下
(日本薬局方 一般試験法,
微生物限度試験法)
(日本薬局方 一般試験法,
微生物限度試験法)
大腸菌群
陰
組
素(As2O3として)
性
(衛生試験法,BGLB培地)
成
成 分
化粧品表示名称
水
BG
チャ葉エキス
合 計
医薬部外品表示名称
精製水
1,3-ブチレングリコール
チャエキス(1)
医薬部外品簡略名
BG
茶エキス-1
含有量
70.0%
29.5%
0.5%
100.0%
この規格及び試験方法において,別に規定するものの他は,外原規通則及び一般試験法を
準用するものとする。
- 31 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
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*本カタログに記載された内容は,都合により変更させていただくことがあります。
制定日 2013 年 10 月 9 日
- 32 -
紫茶エキス Ver.1.0TK
ORYZA OIL & FAT C HEMIC AL CO., LTD.
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