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Web の計算シートと併せてご利用ください。 Ⅰ. 危険 - Sigma
This Data Sheet Contains Important Information About This Product. DSD-DNPH アルデヒド/ケトン捕集用パッシブサンプラー Web の計算シートと併せてご利用ください。 http://www.sigmaaldrich.com/japan/analytical-chromatography/air-monitoring/passive-sampling/dsd-dnph.html ※注意 ・ 本製品は、予告なくその仕様及び価格を変更することがあります。 ・ 記載の内容は弊社等での実験結果にもとづくものであります。ご使用の際にはあらかじめ十分にご検討の上ご使用下さい。 ・ 本製品に不都合がありました場合、弊社へご連絡下さい。不良品の交換をいたします。但し、データや測定費用等の保証は出来ません。 ・ 本書記載以外の方法でご使用し、万一、ケガ等が発生しましても、弊社では責任を負いかねます。 Ⅰ. z z z z z z 危険 空気捕集以外の目的に使用しないで下さい。 捕集管を小児が触れない場所に設置して下さい。 食べたり飲んだりすることは出来ません。 誤って捕集管中の充填剤に触れた場合、速やかに石鹸と水で洗い流して下さい。 充填物がこぼれてしまった場合、ゴム手袋を着用し、掃き集め、袋に入れて破棄してください。 万が一飲み込んでしまった場合、水で口をすすぎ、速やかに医師の診察を受けてください。 保管温度; 冷凍保存 但し、短期(1ケ月以下)は冷蔵保管可 Ⅱ. 原理 分子拡散により拡散フィルター内に入り込んだアルデヒド/ケトン類がシリカゲルにコーティングされた 2,4-ジニトロ フェニルヒドラジンと反応しヒドラゾン誘導体になります。これをアセトニトリルで溶出し、HPLC 又はガスクロマトグ ラフィーで測定します。 Reference: OSHA method no.1007 http://www.osha.gov/dts/sltc/methods/mdt/mdt1007/1007.html S. Uchiyama and S Hasegawa, “A Reactive Sensitive Diffusion Sampler for the Determination of Aldehydes and Ketones in Ambient Air”, Atmospheric Environment 1999, 33, 1999-2005. Ⅲ. 操作方法 捕集方法 1. DSD-DNPH サンプラーをアルミ製保存袋より取り出す。 2. 凧糸及びカラーコードで天井等から所定の高さに吊り下げる。測定場所によっては、Lapel クリップを用い固定する。 3. 保存用容器を取り外し捕集開始し、その時刻を記録する。所定の捕集時間になったら保存用容器を取り付けて捕集を終 了し、その時刻を記録する。DSD-DNPH サンプラーを、アルミ製保存袋ヘ収納する。 ※保存容器から取り出しの際、サンプラーのフィルター部分を上に向け、黄色い充填剤が透明筒に満ちているか確認の 上ご利用ください。万一、黄色い充填剤が少ない場合には予備のサンプラーに切り替え捕集ください。 また、 保存容 器から取り出し後、ならびに捕集中には拡散フィルター部に手を触れないで下さい。 4. 輸送温度/保存温度 サンプリング後の輸送温度及び保存温度は下記を目安にして下さい。 輸送に要する期間が1日程度であれば常温、但し、輸送中に40℃以上の高温になる場合は冷蔵輸送をして下さい。 分析までの保存温度は冷蔵で2週間以内に分析を行って下さい。 T708006bJPN ©2008 Sigma-Aldrich Co. SUPELCO Bellefonte, PA This Data Sheet Contains Important Information About This Product. 溶出方法 アダプター(28299-U) 1. 2. 3. 4. 図.一般的な抽出例 1. DSD-DNPH サンプラーをアルミ製保存袋より取り出し、サンプラーのキャップ側を床面にタッピングし、DNPH 含浸 シリカゲルを溶出用リザーバー側に移行させる。その後、保存容器をはずす。 2. DNPH 含浸シリカゲルが溶出用チューブ側に確実に移行している事を確認し、もし移行していない場合、再度 1.と同 様の操作を行う。 3. DSD-DNPH サンプラーからキャップと拡散フィルターを外し、溶出用チューブのみにする。 4. 28299-U アダプターを用いて 57242 溶出用リザーバーもしくは注射筒と接続して、アセトニトリル 5mL でアルデヒド /ケトン-DNPH 誘導体を溶出する。 溶出液は HPLC で分析する。 Ⅳ. アップテークレートとサンプリングレート Compound M.W. MW 1/2 Vs formaldehyde Sampling Rate ml/min (at 25 degree Celsius) 24hour L Uptake Rate ug/(ppb*h) formaldehyde 30.03 5.480 1.000 71.9 103.5 0.00530 acetaldehyde 44.05 6.637 0.826 59.4 85.5 0.00642 Ⅴ. 空気中濃度の算出 1. 溶出液中の測定対象物質濃度を測定し、捕集量を求める。 s(μg)= 対象物質の捕集量 2. 下記の式より室内空気中の測定対象物質濃度を算出する。 室内空気中濃度(ppb) = s(μg)/{a(μg/ppb/hr)× h(hr)} s(μg) : 捕集量(DSD-DNPH サンプラーのブランク値を差引いた値) a(μg/ppb/hr): Uptake Rate h(hr) : 捕集時間 ppbv = ug detected ug Uptake rate x Sampling Time (hour) ppbv x hour 例: 24 時間でホルムアルデヒドが 1ug サンプラー に捕集された場合の室内濃度計算式 7.86ppbv = 1 ug ug 0.0053 x 24 (hour) ppbv x hour Web の計算シートと併せてご利用ください。 http://www.sigmaaldrich.com/japan/analytical-chromatography/air-monitoring/passive-sampling/dsd-dnph.html T708006bJPN ©2008 Sigma-Aldrich Co. SUPELCO Bellefonte, PA