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PDF 2.2MB - ソニーフィナンシャルホールディングス

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PDF 2.2MB - ソニーフィナンシャルホールディングス
株主通信
2016 年度
中間報告書
2016 年 4 月 1 日∼2016 年 9 月 30 日
ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
社長メッセージ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
ソニーフィナンシャルグループの
2016年度中間期 業績のご説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
ソニーフィナンシャルグループの
中期経営計画[2016年度-2018年度]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
ソニー生命:中期経営戦略および目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
ソニー損保:中期経営戦略および目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
ソニー銀行:中期経営戦略および目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
取締役・監査役紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
特集:社長・社外取締役対談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
コーポレートガバナンスについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
株主・投資家との対話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
証券コード:8729
社長メッセージ
2016年6月23日に当社の代表取締役社長に就任した、石井茂です。
株主の皆さまにおかれましては、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼
申し上げます。
低金利が続く厳しい収益環境の下、
機動的に収益性改善のための施策を講
じるとともに、
グループの強みである高品質かつ利便性の高い商品・サービス
の提供を一段と強化し、グループ全体の持続的成長と安定的な株主還元を
実現してまいります。
ソニーフィナンシャルグループの2016年度中間期の業績や今後の取組み
について、
以下、
ご報告申し上げます。
2016年12月
代表取締役社長
Profile
1978年
1978年
1993年
1996年
1998年
1
4月
5月
2月
6月
6月
山一證券株式會社 入社
株式会社山一証券経済研究所 証券調査部
山一證券株式會社 企画室 次長
同社 企画室 部長
ソニー株式会社 入社
1999年12月
2001年 4月
2004年 4月
2015年 6月
2016年 6月
ソニー株式会社 金融サービス事業準備室 室長
ソニー銀行株式会社 代表取締役社長
ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 取締役
当社 代表取締役副社長
当社 代表取締役社長(現在に至る)
Theme 1 : 超低金利環境下における対応
停止を実施いたしました。一方、米ドル建保険・定期
2016年1月末の日本銀行によるマイナス金利付
んでいます。
き量的・質的金融緩和政策の導入決定以降、すでに
資産運用方針については、ALMの考え方に基づ
低水準にあった長期金利が一段と低下し、ソニー生
き、負債特性に見合った資産への投資方針のもと、
命とソニー銀行は収益面で厳しい事業環境に直面し
運用資産の多様化を推進しています。超長期の国債
ています。
による運用を継続する中、超長期の財投機関債を含
こうした足元の事業環境に対し、ソニーフィナン
む社債への投資を拡大しました。また、米ドル建保
シャルグループでは機動的に収益の改善のための施
険契約の増加にともない、米国債への投資も増加し
策を講じてきました。ソニー生命では、
2016年5月
ました。
に貯蓄性商品の一部販売停止を実施しましたが、さ
2016年9月末のESRは124%ですが、販売力強化
らに、10月には変額保険(終身型)をはじめとする終
と収益性の確保を進めながら新契約価値を積み増す
身保険の料率改定、積立利率変動型終身保険の販売
ことにより、ESRの改善を図ります。
保険の提案力を強化し、着実な収益性改善に取り組
Theme 2 : 2016年度業績見通し
2016年度は、マイナス金利政策の継続など、
一段と厳しい経営環境が想定されますが、
グループ各社の着実な業容拡大により、持続
的な成長基調を維持する見通しです。
連結経常収益は増収、連結経常利益は、ほぼ
横ばいとなる見通しです。
また、
親会社株主に
帰属する当期純利益は増益となる見通しです。
中間決算後においても、
2016年4月28日に公表し
た予想数値から変更はありません。なお、
現時点にお
ける各事業の見通しは以下のとおりです。
生命保険事業:
上半期の経常収益は保険料収入の減少などにより
期初の想定を下回りましたが、経常利益は保険金支
払額の減少などにより期初の想定を上回りました。
通
期見通しについては、
下半期の保険金支払の動向、
お
よび市場環境などを勘案し、経常収益・経常利益と
もに通期見通しを据え置きます。
Theme 3 : 配当方針について
2016年度の配当は1株当たり55円で据え
置く予定。配当性向目標は、親会社株主に
帰属する当期純利益の40~50%を目安。
2015年度の配当金は、
1株につき15円増配の年間
55円としました。
これにより、
2012年度から4期連続
の増配となりました。
2016年度は、
グループを取巻く事業環境や業績見
通しを勘案し、
1株当たり55円で据え置く予定です。
当社は、
配当性向目標として、
親会社株主に帰属す
る当期純利益の40~50%を目安としています。各事
業年度の配当額については、資本の十分性、投資機
会、業績見通し、
法令・規制動向などを総合的に勘案
して決定しています。
今後も、
安定的な配当の実施を基本方針とし、
その
上で、中長期の収益拡大に応じて配当を安定的に増
やしていくことを目指します。
配当推移
配当性向目標
30∼40%
1株当たり配当金
(円)
損害保険事業:
配当性向
(%)
40∼50%
55.2
上半期は、有価証券売却益の計上などにより経常
52.0
利益は期初想定を上回りましたが、下半期に契約獲
得にともなう費用の増加などを見込むことから、
経常
収益・経常利益ともに通期見通しを据え置きます。
銀行事業:
26.5
21.2
13.6
上半期の実績はほぼ期初想定どおりに推移してお
り、
下半期についても期初想定から大きな変更はない
ことから、
経常収益・経常利益ともに通期見通しを据
え置きます。
20.9
15
15
20
20
32.2 32.0
24.1
25
55
55
40
30
2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
(予想)
2
ソニーフィナンシャルグループの2016年度中間期 業績のご説明
業績ハイライト:ソ
ニ ー フ ィ ナ ン シ ャ ル ホ ー ル デ ィ ン グ ス( 連 結 )
連結経常収益は、
主に、
生命保険事業において、
保有契約高は堅調に推移したものの、
一時払保険
料の減少にともない保険料等収入が減少したことにより、
前年同期比で減少。
POINT
連結経常利益は、主に、生命保険事業において、変額保険の新契約獲得にともなう最低保証に・
係る責任準備金繰入額が大きく減少したため、
前年同期比で増加。
親会社株主に帰属する中間純利益は、
連結経常利益が増加したことにより、
前年同期比で増加。
ソニー生命
ソニー損保
ソニー銀行
中間期
6,430
5,794
469
ソニー銀行
ソニー銀行
連結経常利益
ソニー生命
ソニー生命
ソニー損保
ソニー損保
ソニー銀行
ソニー銀行
930
384
711
12,302
6,319
5,645
482
969
371 502
379
186
288
190
469 401
311
ソニー銀行
783
42
73
288
191
225
通期
711
433 602
27
46
34
59
544
371
251
322
17
(億円)
2016年度
2015年度
中間期
33
251
191
通期
中間期
433
2014年度
中間期
2016年度
2015年度
32
311
6,319
371
251
433
中間期
34
親会社株主に帰属する中間
(当期)
純利益
(億円)
711
6,622
288
191
900
通期
544
中間期
13,620
544
6,430
469
311
2016年度
13,620
通期
6,622
5,964
13,523
900
2014年度
ソニー損保
ソニー損保
ソニー銀行
中間期
12,239
186
6,319
2015年度
13,523
通期
900
464
中間期
ソニー生命
ソニー生命
(億円)
6,622
6,430
2014年度
ソニー生命
ソニー生命
ソニー損保
ソニー生命
ソニー銀行
ソニー損保
ソニー損保
13,620
13,523
連結経常収益
通期
中間期
(注)各セグメント間の業績数値はセグメント間の内部取引消去前の数字です。
3
(単体)
2014年度
中間期
新契約高
※1
保有契約高 中間期末
/年度末
※2
MCEV
単体ソルベンシー・マージン比率
ライフプランナー在籍数
※1
(億円)
(億円)
(億円)
中間期末
/年度末
(%)
中間期末
/年度末
(名)
21,273
399,527
13,131
2,510.4
4,248
2016年度
2015年度
通期
47,716
409,887
13,229
2,555.0
4,329
中間期
通期
26,150
421,430
13,882
2,657.7
4,415
51,513
431,498
13,301
2,722.8
4,612
中間期
24,490
441,144
12,293
2,774.4
4,751
※1新契約高、保有契約高は個人保険と個人年金保険の合計です。
※2MCEV=修正純資産+保有契約価値
MCEVに用いるリスクフリーレートの超長期金利の補外方法を、
終局金利
(Ultimate Forward Rate
(UFR)
)
を用いた方法に変更しました。
2015年通期のMCEVはUFR採用
2016年度より、
にともなう再評価後の数字です。
2014年度
中間期
元受正味保険料
※1
修正経常利益
※2
正味事業費率
※3
E.I.損害率
合算率
単体ソルベンシー・マージン比率
(億円)
(億円)
(%)
(%)
(%)
中間期末
/年度末
(%)
450
48
25.4
62.4
87.8
596.3
2016年度
2015年度
通期
904
71
26.7
64.3
91.0
629.6
中間期
通期
469
42
26.7
62.4
89.1
676.7
943
76
27.1
63.3
90.4
693.5
中間期
483
49
26.6
63.3
89.9
726.8
※1修正経常利益=経常利益+異常危険準備金繰入額
※2正味事業費率=保険引受に係る事業費÷正味収入保険料
※3E.I.損害率=(正味支払保険金+支払備金繰入額+損害調査費)÷既経過保険料 [除く地震保険、自賠責保険]
(単体)
2014年度
中間期
預金残高
貸出金残高 中間期末
/年度末
うち住宅ローン
投資信託残高
業務粗利益
単体自己資本比率(国内基準) 中間期末
/年度末
中間期末
/年度末
(億円)
(億円)
(億円)
(億円)
(億円)
(%)
18,246
10,921
9,832
1,205
106
11.78
2016年度
2015年度
通期
18,782
11,871
10,743
1,296
225
10.65
中間期
17,952
12,667
11,544
1,205
109
10.58
通期
19,235
13,441
12,371
1,109
216
9.89
中間期
19,896
14,606
13,629
1,061
100
9.57
※自己資本比率(国内基準)は、
「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」
(平成18年
(2006
年)金融庁告示第19号)に基づき算出しています。
なお、単体自己資本比率は、2014年度中間期に遡って修正を行っており、
表示の数字は修正後の数字です。
4
ソニーフィナンシャルグループの中期経営計画 [2016年度-2018年度]
経常収益は業容成長とともに拡大するが、
利益面は、
超低金利環境が継続する前提で、
緩やかな回復を見込む
超低金利環境への対応
グループ全体の
持続的成長に向けて
◦収益性維持・改善のための機動的な対応
◦高品質かつ利便性の高いサービスの提供により、
競争優位を高め、
業容拡大を継続
◦将来の成長に向けた先行投資を実行
◦新領域・新サービスへの展開を着実に進める
株主還元
中期経営目標
連結経常収益
◦配当は、
2015年度まで4期連続増配。
2016年度は事業環境などを
勘案し、
据え置きを予想。
各事業の財務健全性を維持しつつ、
中長期の収益拡大に応じて安定的な配当の増加を目指す
2015年度実績
2016年度予想
1兆3,620億円 1兆4,500億円
2018年度目標
1兆6,500億円
連結経常利益
711億円
710億円
800億円
親会社株主に帰属する
当期純利益
433億円
460億円
510億円
※ソニー生命の2018年度の中期経営計画の計算では2016年3月末の金利を前提条件としています。
また、
2017年4月から実施予定であった消費増税は織り込み、
2017年4月実施予定の標準利率改定の影響は織り込んでいません。
※2016年度より、当社グループは、中期目標に対する経過や結果に対する説明責任をより明確にすることを重視し、
3カ年の中期経営計画を固定する方式に変更
しました。
5
ソニー生命:中期経営戦略および目標
ソニー生命では、
大幅な金利低下の中、
統合的リスク管理
(ERM)
のもとで、
商品
戦略、販売戦略など、
あらゆる側面から収益性の確保・改善に向けた施策を着実
に実行することにより、
企業価値の安定成長を図ります。
ソニー生命保険 代表取締役社長 萩本
友男
成長に向けた取組み
保障提供力の強化
新たな領域の開拓
販売チャネルの拡大
企業価値の確保と安定成長
2018年度に向けた中期目標
保有契約高
ライフプランナー在籍数 *1
MCEV *2
経常利益
(生命保険事業)*2
◦ライフプランニングに基づく死亡保障提供のさらなる徹底
◦法人マーケットに対する保障提供の本格展開
◦ライフプランナーチャネルの陣容拡大の加速
◦環境変化を契機とした代理店チャネルの基盤拡大
◦商品構成の変化と販売強化による新契約価値の増加
◦業容拡大による中長期的な利益成長
2018年度目標
2015年度実績
43.1兆円
4,612名
CAGR 約5%
約600名 増加
1.3兆円
ROEV *3 4~5%
602億円
CAGR 約3%
49兆円超
5,200名超
1.4兆円超
660億円
*1嘱託ライフプランナー、
契約ライフプランナーを含みます。
*22016年度より、
MCEVに用いるリスクフリーレートの超長期金利の補外方法を、終局金利
(Ultimate Forward Rate
(UFR)
)を用いた方法に変更しました。
2015年度実績のMCEVはUFR採用にともなう再評価後の数字です。中期経営計画の計算では2016年3月末の金利を前提条件としています。
2018年度の経常
利益には2017年4月から実施予定であった消費増税が織り込まれている一方、
2017年4月実施予定の標準利率改定による影響は織り込んでいません。
*3ROEVの計算式については、
2016年アニュアルレポート
(http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/annualreport/160728_01.pdf)のP82にてご確認
いただけます。
6
ソニー生命:中期経営戦略および目標
商品戦略と販売戦略:収益性改善と業容成長
機動的な商品改定と死亡保障提供の徹底
ソニー生命では商品の収益性評価をMCEVと整合的な手法によって行います。
超低金利環境の中、
各保険商品
の収益性は貯蓄性商品や終身保険を中心に低下していますが、
収益改善のため、
機動的な商品改定を実施してい
ます。
コンサルティングを通じて死亡保障を提供する強い販売力を活かし、
新契約獲得を伸ばし、
収益性の改善を
図ります。
法人向け保険の販売伸展
新たな領域として主に中小企業のオーナーをターゲットに、
法人向けの販売体制を全社的に強化、
拡大します。
ライフプランナーの採用数を年間660名へ
主要チャネルであるライフプランナーチャネルを通じた販売は、
新契約全体の約7割を占め、
着実に成長して
います。
近年、
ライフプランナーの採用を担う営業所長への登用のための制度・報酬・教育などの環境整備を推
進し、
その結果、
営業所長の人数が増加し、
ライフプランナーの採用数が大幅に増加しました。
今後も、
ライフプラ
ンナーの採用強化に努めます。
代理店チャネルにおける規制対応と提携強化による成長
パートナー
(募集代理店)
を通じた販売は新契約全体の約3割を占めます。
2016年5月に改正保険業法が施行さ
れましたが、
ソニー生命のパートナーはこの改正で求められる体制へ既に移行しています。
地域密着型代理店や
広域での店舗展開で拡大する来店型代理店など、
さまざまなタイプの代理店との提携を拡大・強化し、
多様化す
るお客さまのニーズを捕捉し、
さらなる成長を目指します。
統合的リスク管理:ERMの推進と資産運用方針
ソニー生命は、
「ERM指針」
を定め、
リスク・リターン・資本の相互関係を踏まえた経営を行っています。
資産運用
においては、
超低金利環境においても、
生命保険契約の長期性という負債の特性に見合った資産への投資を優先す
る方針を維持し、
超長期国債中心の運用を継続します。
ただし、
足元ではマイナス金利や国債の流動性の低下などの
懸念もあるため、
超長期の財投機関債を含む社債への投資を拡大するなど、
運用資産の多様化を推進しています。
企業価値の安定成長
MCEVの成長
ソニー生命では、
企業価値の評価指標であるMCEVを公表しております。
中期的には、
商品構成のシフトと販
売強化により、
新契約価値を確保し、
MCEVを積み上げていきます。
法定会計上の利益成長
2018年度に向けては、
新契約獲得による初期費用負担による影響があるものの、
保有契約の増加により利益
を着実に積み上げていくことで、
経常利益については年平均で約3%の増益を目指します。
7
ソニー損保:中期経営戦略および目標
ソニー損保は、今後も損害率を低い水準に抑え、効率的な広告宣伝活動により
事業費率を低減し、
着実な利益成長を目指します。
加えて、
ダイレクト自動車保険
市場におけるリーディングポジションを堅持するとともに、
商品力の強化やカス
タマーエクスペリエンスの向上により、
持続的な成長を図ります。
さらに、
長期安定収益の確保を図るべく、
自動車保険以外の種目へ商品展開し、
中長期的に自動車保険への一極集中の構造からの転換を目指します。
ソニー損害保険 代表取締役社長 丹羽
淳雄
成長に向けた取組み
健全な収益性の維持
◦2015年度の業績は堅調に推移し、
3年連続で最高益を更新
◦徹底した損害率・事業費コントロールのもと、
中期計画期間における着実な増益を継続
自動車保険の
成長持続・CX向上
◦ダイレクト自動車保険市場でのリーディングポジションを堅持
◦先進性・独自性ある商品の提供と、顧客接点を通じたCX
(カスタマーエクスペリエンス)
の向上による成長を持続
自動車保険以外の
種目拡大
◦長期安定収益の確保に向け、
自動車保険以外の種目を拡大し、
自動車一極集中の構造から
脱却
◦医療分野での新商品導入と、
その他の種目への拡大の推進
2018年度に向けた中期目標
元受正味保険料
正味事業費率
E.I.損害率*1
合算率
経常利益
修正経常利益
*2
修正ROE*3
2018年度目標
2015年度実績
943億円
27.1%
63.3%
90.4%
46億円
76億円
13.3%
CAGR +5%
約1,100億円
合算率低減
合算率90%台
CAGR +4%
CAGR +4%
高水準継続
52億円
87億円
13%
*1全種目ベース、
損害調査費を含みます。
*2修正経常利益=経常利益+異常危険準備金繰入額
*3修正ROEの計算式については、
2016年アニュアルレポート
(http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/annualreport/160728_01.pdf)
のP82にてご確認
いただけます。
8
ソニー銀行:中期経営戦略および目標
ソニー銀行の成長に向けた取組みとして、
戦略商品である外貨ビジネスと住宅
ローンビジネスの強化を図ります。
次に顧客基盤の拡大を図るため、
『Sony Bank
WALLET』
を中心に優遇サービスの対象を広げます。
加えて、
新カードローンによ
り増加した若年層のお客さまや、近年増加傾向にある50代から60代のお客さま
向けの資産運用ニーズに対応するための商品開発を進めます。
超低金利環境下において、資金利ざやの縮小が予想されますが、住宅ローンに
加え外貨預金やカードローンの取引を増やして顧客基盤を拡大し、
持続的な利益
成長を実現します。
ソニー銀行 代表取締役社長 伊藤
裕
成長に向けた取組み
戦略商品の強化
顧客基盤の拡大
お客さま対応力の向上
2018年度に向けた中期目標
◦不動産業者チャネルの強化、
商品性の改善による住宅ローンのさらなる拡大
◦
『Sony Bank WALLET』
を中心にした優遇サービスの拡大
◦資産運用
(富裕)
層向けの商品・サービスの提供
◦
「自立した個人」
であるお客さまの意識の変化を踏まえた
「人」
と
「IT」
の活用に
よるお客さま対応力の向上
2018年度目標
2015年度実績
リテールバランス
(円預金・外貨預金・
投資信託・個人ローン)
3.2兆円
CAGR 約8%
4.1兆円
業務粗利益(銀行連結)
243億円
CAGR 約4%
276億円
59億円
CAGR 約7%
72億円
経常利益(銀行連結)
ROE(銀行連結)
9
◦
「外貨のソニー銀行」
のポジショニングの確立
5.0%
約6%を目標
約6%
取締役・監査役紹介(2016年12月1日現在)
取締役
6.
監査役
11.
9.
13.
2.
3.
1.
4.
5.
い はら
8.
かつ み
1. 取締役会長
井原 勝美
2. 代表取締役社長
石井 茂
3. 専務取締役
住本 雄一郎
4. 常務取締役
清宮 裕晶
5. 取締役
萩本 友男
6. 取締役
伊藤 裕
7. 取締役
丹羽 淳雄
いし い
しげる
すみもと
ゆういちろう
きよみや
ひろあき
はぎもと
とも お
い とう
ゆたか
に わ
あつ お
12.
7.
10.
かん べ
し ろう
8. 取締役
神戸 司郎
9. 取締役(社外役員)
山本 功(注)
やまもと
いさお
くに や
し ろう
はや せ
やすゆき
まきやま
よしみち
これなが
ひろとし
10. 取締役(社外役員)
国谷 史朗(注)
11. 常勤監査役(社外役員)
早瀨 保行
12. 監査役(社外役員)
牧山 嘉道
13. 監査役
是永 浩利
(注)山本功氏、国谷史朗氏は、東京証券取引所の定め
に基づく
「独立役員」
です。
▶グループ体制図
(2016年12月1日現在)
100% 出資
生命保険事業
50%出資
ソニーライフ・エイゴン生命
50%出資
SA Reinsurance
100% 出資
100% 出資
100% 出資
介護事業
銀行事業
損害保険事業
57%出資
ソニーペイメントサービス
100%出資
SmartLink Network Hong Kong
100%出資
ライフケアデザイン
連結子会社
持分法適用関連会社
ソニー・ライフケアおよびライフケアデザインは2016年4月1日付で、
非連結子会社から連結子会社に変更しています。
10
特集
社長・社外取締役対談(2016年アニュアルレポートより抜粋)
ソニーフィナンシャルホールディングスのコーポレートガバナンスについて
社外取締役
山本 功
企業価値の最大化、
そのための
攻めと守りのガバナンス
石井:取締役会では、
意思決定はもちろ
んですが、
社外取締役のお二方を含め率
直に意見を言い合い、
議論するプロセス
が非常に重要だと考えています。
お二人
は、
当社の取締役会についてどのような
印象をお持ちですか。
山本:2011年に初めて取締役会に参加
したときは、とてもオープンにディス
カッションが展開されているな、
と感じ
ました。
ガバナンスにおいてまず大切な
ことは情報の流通性ですが、
当社にはす
でにそれがあり、取締役会、経営会議と
もに、聞きたいことが聞ける、言いたい
ことが言える雰囲気でした。
国谷:私も取締役会の席に座った瞬間か
ら自由に話ができると感じましたね。役
員は、
社内、
社外の区別もなく、
グループ
会社出身の方も遠慮なく話しておられ、
他社と比べても非常に話しやすい会社と
いう印象を持ちました。
親会社であるソ
ニー株式会社
(以下、
ソニー)
との関係に
ついても、
日頃はその存在を意識するこ
となく役員の職務を遂行できています。
11
代表取締役社長
石井 茂
山本:一方で、親子上場会社の子会社
である当社では、4割の少数株主の利益
を棄損しないという観点は重要です。
少数株主の立場に立ったらどう見える
か、そこは意識しながら議論に参加し
ています。
石井:当社は、ソニーが60%の株式を
保有していますが、
経営に関しては独立
性が確保されています。
ソニーとの距離
感はバランスが極めて重要だと思って
います。いずれにせよ、私はステークホ
ルダー間の利害の相違を解消する最大
のポイントは、
企業価値の最大化にある
と認識しています。
これを実現するため
には攻めと守りのガバナンスが不可欠
であり、
お二方にはそのような観点から
のアドバイスを期待しています。
山本:攻めと守りでいえば、
投資銀行出
身者の私はどちらかというと攻めのタ
イプです。会議では、こう攻めるべきで
はないか、
新しいことができるのではな
いかという観点で質問を投じています。
重要なのは良いリスクテイクかどうか
ということですが、当社には、常にそれ
を見極める視点があると思います。
リス
クのとり方は会社の業態や置かれてい
社外取締役
国谷 史朗
る状況によって異なりますが、
当社には
生命保険事業、
損害保険事業だけではな
く銀行事業もあるので、
どちらかといえ
ば保守的な会社だと思います。しかし、
そのような中でも良いリスクであれば
とっていくことが重要であると考えて
います。
国谷:私は企業法務を専門とする弁護
士ですので、山本さんが攻めだとすれ
ば、
私は守りの役割が期待されていると
認識しています。ガバナンス、コンプラ
イアンスに関して大きなリスクが発生
し、社会から批判されることがないよ
う、また、仮に批判を受けても十分に説
明できるよう、
意識して職務を果たして
います。
一方で私も事業提携や投資など
にも携わっていますので、
守るだけでは
なく、攻めるべきところは攻め、最適な
リスクテイキングをしながら法令を遵
守する、
その線引きを意識して発言して
います。
(中略)
“嵐”
を越えて次なるステージへ
石井:今はまさに嵐のようなものです。
この嵐を乗り越える装備をできたもの
だけが、その次の地図を描ける、そうい
う意味ではチャンスでもあると私は思
います。特に、前進する力を蓄える筋肉
のようなFinTech※1も進化しつつあり
ますので、
“変わる”
というより
“変える”
ときなのです。ソニー銀行の開業時が
FinTech1.0といわれますが、そのとき
に比べて今はITを導入できる部分が広
がっています。
その中でソニーフィナン
シャルグループは3業態を持つメリット
を活かせるのか、
FinTechによる挑戦に
どう対処するのか、
いずれも非常にクリ
ティカルな問題です。
現在の事業環境は
かなり険しいものですが、
私がソニー銀
行を作ったときも、
ネット銀行なんて不
可能だと周囲から大変な逆風を受けな
がら非常に細い道を通り抜け、
今に至っ
ています。また今回も、細い道を通り抜
けることができるのではないかと思っ
ています。
国谷:リーマンショックのときにも、
金
融機関のみならず各業界の売り上げが
何割も落ち、
大変な嵐が吹き荒れました
が、今の状況も似ています。嵐を耐え忍
ぶだけでなく、
嵐が去った後に伸びる会
社かどうかを判定する最大のストレス
テストといえます。それはつまり、構造
変革などのさまざまな手を打つチャン
スでもあります。
順風のときには改革し
ようとしても、
その必要はないという意
見が必ず出るものです。
今だからできる
改革があるのです。
山本:FinTechにより従来型の伝統的
な金融サービスのバリューチェーンが
分解され、
ユーザー・ニーズに応じて再
結合され、
新たなビジネス・モデルや商
品・サービスが多々出てくるでしょう。
例えば、
ウェアラブルデバイスを使って
健康状態を見ながら保険料を決めると
いった仕組みが今後、
実現するかもしれ
ません。
保険商品のプライシングの基準
が大きく変わり、
しかもリアルタイムで
変動する、
このようなイノベーションの
可能性についても、
私は当社に大きく期
待しています。
石井:FinTechとは
「早く、
安く、
便利に」
という手段だととらえています。
保険の
バリューチェーンには業務がたくさん
ありますが、
手間と時間が大きくかかる
部分に集中してFinTechの導入が始ま
ると思います。まさに、金融サービスの
コスト構造の劇的な変化です。しかし、
サービスの最終的な価値は人が作って
いくことは変わらないでしょう。
付加価
値を高めて収益を上げていく部分と、
価
値をつけるのではなくコストを合理化
し、
安くしていく部分のメリハリが重要
です。
山本:デジタル化が進めば進むほど、
一
方のヒューマンタッチが非常に大事に
なってきます。
ソニー生命の強みである
ライフプランナーの対面サービスを、
次
の時代にもより強くすることができる
と私は思います。
損害保険も銀行もデジ
タル化の一方でヒューマンタッチを進
めていく。
そのバランスの判断が重要で
すが、
ソニーフィナンシャルグループに
はそういう体制を実現する人材が揃っ
ています。
グループ各社間の人材交流も
含め、
具体的に議論をどう進めていくか
は今後の課題であり、
グループシナジー
を探り、
ビジネスチャンスを掴みにいく
フェーズにあると思います。
石井:嵐のときこそ、
私たちの提供価値
がどこにあるのかという原点に立ち返
ることが重要です。折しも2016年5月
から改正保険業法が施行され、
商品に関
する十分な情報提供やお客さまの意向
把握などが義務づけられましたが、
それ
こそがソニー生命が長年やってきたこ
とであり、
私たちの正しさが証明された
と感じます。
絵は具体的な絵があって初
めて美しいかどうかが分かります。
です
から、私たち執行側は、事業を具体的な
形で提案する、
すなわち絵を描いて皆さ
んの判断を仰ぎます。
社外取締役のお二
人には、
絵を仕上げていくプロセスで必
要な議論を持ちながら、
きちんとチェッ
クしていただく、
ガバナンスとはそうい
うことなのだと思います。
国谷:ひとつの絵を美しいと感じるか
どうかは人によって違いますから、
石井
社長が美しいと言っても、
私たちから見
ると全然美しくないという場合もある
と思います。
時には耳が痛いことを言う
かもしれませんが、
そういう発言が自然
に出て、議論が深まり、結果としてその
議論が良かったと思えるような、
そうい
う関係であり続けたいですね。
石井:ソニーの設立趣意書の最初に
「自
由豁達にして愉快なる理想工場の建
設」という言葉があり、この自由豁達の
理念が当社グループ各社の企業理念に
も入っています。当社にはこの理念が
あ り、そ れ が 最 初 に お 二 方 が お っ
しゃったオープンな議論につながって
います。今後も引き続き、よろしくお願
いします。
※1FinTech(フィンテック)
:FinanceとTechnologyを組み合わせた造語で、
ITを活用して金融、
決済、
財務サービスなどにもたらされるイノベーション
※2本 文は、2016年5月に実施され、2016年アニュアルレポート(http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/annualreport/160728_01.pdf)P54 -57に
掲載された、当社代表取締役社長の石井茂と、当社社外取締役である山本功氏および国谷史朗氏との対談より一部抜粋したものです。
12
コーポレートガバナンスについて
コーポレートガバナンス基本方針の考え方
当社は、
グループのさまざまな経営資源を有効活用し、
「ビジョン」
と
「経営理念」
を実現していくことで、
すべ
てのステークホルダーの期待・信頼に応え、
グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ります。
また、
金融持株会社として、
金融事業が持つ高い公共性を意識し、
グループの経営の健全性・適切性の確保を重
視したガバナンス体制を構築します。
さらに、
当社は、
ソニー株式会社を親会社とする上場子会社であるため、
親
会社からの経営の独立性を確保するとともに、
透明性の高い経営に努めます。
ソニーフィナンシャルグループの内部統制(2016年12月1日現在)
ソニーフィナンシャルホールディングス
諮問
指名諮問委員会
答申
諮問
報酬等諮問委員会
株主総会
選任・解任
選任・解任
取締役会
(取締役・社外取締役)
監査
監査役会
(監査役・社外監査役)
報告
答申
監査部
経営会議
監査
会計
監査
会計監査法人
業務執行部門
経営企画部
広報・IR部
●取締役/監査役兼職
総合リスク
管理部
●情報の共有・確認
ソニー生命
コンプライ
アンス部
●報告・確認
経理部
人事部
総務部
●事前協議 ●グループ方針などの伝達
ソニー損保
金融市場
調査部
●管理・助言
●モニタリング
ソニー銀行
●必要に応じて直接監査
ソニー・ライフケア
内部統制システムの構築
当社は、
グループの業務の適正を確保するために、
会社法に基づいた
「内部統制システム構築の基本方針」
を定
め、
内部統制システムを構築し、
運用しています。
また、
財務報告にかかわる内部統制の強化を目的に、
金融商品
取引法に基づく
「内部統制報告制度」
を導入しています。
当社は、
適正な財務情報の開示を行うために、
必要となる組織体制および運用ルールを構築し、
運用しています。
*
「コーポレートガバナンス基本方針」
および
「内部統制システム構築の基本方針」
の内容は、
当社のウェブサイト(http://www.sonyfh.co.jp/ja/company/governance.html)
よりご覧いただけます。
13
株主・投資家との対話
当社では、多様な形式での説明会や個別ミーティングを実施し、社長をはじめとする経営陣幹部が中心と
なって対応しています。また、各種IRツール(ウェブサイト、アニュアルレポートなど)の開示情報の充実にも
努めています。
さらに、株主・投資家との対話で得られた要望や評価などは、定期的に経営陣幹部へフィードバックし、経営
の改善や活用につなげるよう努めています。
2015年度における取組み
当社では、初めての試みとして、国内機関投資家・アナリスト向けに、当社およびグループ各社の経営トップ
マネジメントや当社の社外取締役とのスモールミーティングを開催しました。また、IRウェブサイトは、複数の
ランキング調査において高い評価を受けました。
IR活動実績
(2015年度)
決算説明会(国内機関投資家・アナリスト向け電話会議)
4回
経営方針説明会
1回
機関投資家・アナリスト個別ミーティング
約220件
海外IR
(欧州・北米・アジア)
各地域1回
個人投資家向け説明会
6回
個人投資家向けIRフェア出展
2回
事業説明会
(国内機関投資家・アナリスト向け
スモールミーティング)
2回
ソニーフィナンシャルグループ内IR説明会
1回
2015年12月 国内機関投資家・アナリスト向け
当社グループ各社経営トップマネジメントとのスモールミーティング
年間IRスケジュール・個人投資家向け説明会(2016年度)
通期業績発表
4月
5月
第1四半期業績発表
6月
経営方針説明会
株主通信
(報告書)
※個人投資家説明会
7月
8月
第2四半期業績発表
9月
10月
11月
第3四半期業績発表
12月
1月
2月
3月
株主総会
中間ディスクロージャー誌
株主通信
アニュアルレポート
アニュアルレポート
(中間報告書)
(英文)
※
大和証券池袋支店
(ディスクロージャー誌)
野村IRパシフィコ横浜※
SMBC日興証券横浜支店※ 野村證券広島支店※
(和文)
野村證券名古屋支店※
日経IR・投資フェア※
野村證券梅田支店※
野村證券新宿支店※
14
■ 会社概要
商
号
設立年月日
所
在
地
事 業 内 容
ホームページ
ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
(英文名:Sony Financial Holdings Inc.)
2004年4月1日
東京都千代田区大手町1丁目9番2号 電話 03-5290-6500(代表)
2016年7月に本社を移転しました。
生命保険会社・損害保険会社・銀行・その他の保険業法および銀行法の
規定により子会社とした会社の経営管理およびそれに附帯する業務
http://www.sonyfh.co.jp/
お問合わせ先
広報・IR部
■ 株主メモ
決
算
期
定 時 株 主 総 会
配当金支払株主確定日
単 元 株 式 数
上場証券取引所
公 告 掲 載 方 法
毎年3月31日
毎年6月
毎年3月31日
100株
東京証券取引所 市場第一部
電子公告
(2016年9月30日現在)
発行可能株式総数
発行済株式の総数
株
主
数
株式の所有者別状況
た だし、事 故 そ の 他 や む を 得 な い 事 由に
よって電子公告をすることができない場合は、
日本経済新聞に掲載いたします。
外国法人等
24.30%
1,600,000,000 株
435,000,000 株
20,850 名
個人・その他
3.06%
金融機関
10.11%
一般法人
62.22%
金融商品取引業者
0.31%
■ 株主名簿管理人・特別口座管理機関へのお問合わせ
株主名簿管理人
特別口座の口座管理機関
連絡先
受付時間
三菱UFJ信託銀行株式会社
証券代行部
〒137-8081 東京都江東区東砂7-10-11
TEL:0120-232-711(通話料無料)
土・日・祝日等を除く
平日9:00~17:00
免責事項:本書に記載されている、
当社グループの現在の計画、
見通し、
戦略、
確信などのうち、
過去の事実でないものは、
将来の業績に関する見通しや試算です。
将来の業績に関する見通しは、
将来
の営業活動や業績、
出来事・状況に関する説明における
「確信」
「
、期待」
「
、計画」
「
、戦略」
「
、見込み」
「
、想定」
「
、予測」
「
、予想」
「
、目的」
「
、意図」
「
、可能性」
やその類義語を用いたものに限定されません。
口
頭または書面による見通し情報は、
広く一般に開示される他の媒体にも度々含まれる可能性があります。
これらの見通しまたは試算に関する情報は、
現在入手可能な情報から得られた当社グルー
プの経営者の仮定、
決定ならびに判断に基づいています。
実際の業績は、
多くの重要なリスクや不確実な要素により、
これら業績見通しと大きく異なる結果となりうるため、
これら業績見通しのみ
に全面的に依拠することは控えるようお願いします。
また、
新たな情報、
将来の事象、
その他の結果にかかわらず、
当社グループが将来の見通しや試算を見直して改訂するとは限りません。
当社グ
ループはそのような義務を負いません。
また、
本書は日本国内外を問わずいかなる投資勧誘またはそれに類する行為のために作成されたものでもありません。
※
「ライフプランナー」
はソニー生命の登録商標です。
※その他、
本書に掲載されている会社名・商品名は、
各社の商標または登録商標です。
※ソニーフィナンシャルグループは、ソニーフィナンシャルホールディングスと、その傘下のソニー生命保険、ソニー損害保険、ソニー銀行、ソニー・ライフケアならびにその子会社および関連
会社から構成される金融サービスグループを指します。
※従来の
「当期純利益」
は、
会計基準改正にともない
「親会社株主に帰属する当期純利益」
に科目名称が変更されました。
※本誌に掲載されている金額は、
特に記載のない限り、
数値は表示単位未満は切り捨て、
比率や増減率は四捨五入で表示しています。
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