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切り花 1 主要切り花

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切り花 1 主要切り花
切り花
1 主要切り花
(1)
キ
ク
輪ギク(施設:秋ギク「雪姫」無摘心栽培)
ア
作型
月
作型
1
2
3
4
5
6
7
8
9
⊆
△
12月 出 し
⊇
3月出し
10
11
⊇∈
12
∋
《-》
∋
《-》
⊆∈
△
△: 定 植 、⊆:電照開始、⊇:電照終了、∈:加温開始、∋:加温終了、《 - 》:出 荷 期
施
イ
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
15
15
15
追肥
消灯後
1
1
1
16
16
16
計
ウ
施肥上の留意点
・品種や作型によって、施肥量を加減する。
・「神馬」の施肥量は、「雪姫」に比べて2割増とする。
・1~3月出しの施肥量は1~2割増とする。
・摘心栽培の施肥量は、無摘心栽培に比べ1~2割増とする。
-4-
備
考
輪 ギ ク ( 施 設 : 夏 秋 ギ ク 「フ ロ ー ラ ル 優 香 」無 摘 心 栽 培 )
ア
作型
月
作型
1
2
3
4
⊆
△
6月出し
5
9
10
11
12
⊇
《-》
⊇
《-》
⊆
△
9月出し
8
《-》
⊆
△
8月出し
7
⊇
⊆
△
7月出し
6
⊇
《-》
△ : 定 植 、 ⊆:電照開始、⊇:電照終了、《 - 》 : 出 荷 期
施
イ
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
12
12
12
追肥
消灯後
1
1
1
13
13
13
計
ウ
備
考
施肥上の留意点
・ 「岩 の 白 扇 」の 施 肥 量 は 、 「フ ロ ー ラ ル 優 香 」に 比 べ て 1 .5 ~ 2 倍 と す る 。
・摘心栽培の施肥量は、無摘心栽培に比べ1~2割増とする。
・追肥は、消灯1~2週間後の生育状況に応じて液肥を施用する。
-5-
輪ギク(露地)
ア
作型
月
作型
1
2
3
4
6月出し
5
6
7
8
9
10
11
《-》
7月出し
△×
8月出し
△×
《-》
△×
9月出し
12
《-》
△×
10月 出 し
《-》
△×
《-》
△ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 《 - 》 : 出 荷 期
施
イ
施肥
肥
時
基肥
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
ウ
N
P2O5
K2O
25
25
25
0
0
0
25
25
25
備
マルチ栽培
施肥上の留意点
・品種や作型によって施肥量を加減する。
・無摘心栽培では、摘心栽培に比べ施肥量は1~2割減とする。
・基肥は緩効性肥料を主体とし、追肥は生育状況に応じて施用する。
-6-
考
スプレーギク(施設:無摘心栽培)
作型
ア 作型
月
1
2
3
4
5
⊆
△
8月出し
6
7
8
9
12
《-》
⊆
△
⊇
11
⊇
12月 出 し
3月出し
10
⊇∈
∋
《-》
∋
《-》
⊆∈
△
△:定 植 、⊆:電照開始、⊇:電照終了、∈:加温開始、∋:加温終了、《 - 》:出 荷 期
イ
施
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
12
12
12
追肥
消灯後
3
0
3
15
12
15
計
ウ
備
考
施肥上の留意点
・品種や作型によって施肥量を加減する。
・摘心栽培の施肥量は、無摘心栽培に比べ1~2割増とする。
・基肥は、緩効性肥料を主体とする。
・追肥は、茎が細く葉色が薄い場合などに液肥を施用する。
・過剰施肥は、茎の軟弱徒長、やなぎ芽の発生等で草姿が乱れる原因となる。
-7-
小ギク(露地)
ア
作型
月
1
作型
2
3
4
6月出し
5
6
7
8
9
《-》
7月出し
△×
10
11
12
△×
《-》
8月出し
△×
9月出し
《-》
△×
10 月出し
《-》
△×
11 月出し
《-》
△×
12 月出し
《-》
△×
《-》
△ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 《 - 》 : 出 荷 期
イ
施
施肥
肥
基肥
時
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
ウ
N
P2O5
K2O
20
20
20
0
0
0
20
20
20
施肥上の留意点
・ 品種や作型によって施肥量を加減する。
・基肥は緩効性肥料を主体とする。
・やなぎ芽の発生しやすい品種は、施肥量を少なめにする。
-8-
備
考
マルチ栽培
(2)
ア
バ
ラ(ロックウール栽培)
作型
月
作型
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
∈
△
△
周年切り型
《
∋
》
△-△定植時期、∈ 加温開始、∋加温終了、《-》出荷期
イ
施肥
時期
肥料名
(濃縮液 600 ㍑)
硝酸カルシウム
春・秋季
60.0㎏
夏季
・給液濃度
EC 1.2dS/m
A液
B液
※微量要素
キレート鉄
1.85 ㎏ ・給液時間
Fe-EDTA (Fe:13%)
7:30~17:00
硫酸マンガン
263g
MnSO 4・4H 2 O (Mn:23%)
ホウ酸
171g ・給液量
4,000㍑/10a
H 3 BO 3 (B:17.5%)
キレート亜鉛
175g
Zn-EDTA (Zn:13.7%)
キレート銅
47g
Cu-EDTA (Cu:12.8%)
モリブデン酸ナトリウム 15g
Na 2 MoO 4 ・2H 2 O
( Mo: 39.6% )
硝酸カリ
36.4㎏
硫酸マグネシウム
19.2㎏
第一リン酸
アンモニウム
10.5㎏
給液成分量 設定EC 1.0
多量要素(me)
微量要素(ppm)
ウ
NO 3 -N
7.3
Fe
2.0
NH 4 -N
0.8
Mn
0.50
B
0.25
冬季
・給液濃度
EC 1.0dS/m
・給液濃度
EC 1.4dS/m
・給液時間
7:00~17:30
・給液時間
8:00~16:00
・給液量
5,000㍑/10a
・給液量
3,000㍑/10a
P
2.3
Cu
0.05
K
3.0
Ca
4.3
Zn
0.20
Mg
1.3
Mo
0.05
施肥上の留意点
・ 養 液 の 希 釈 倍 率 は 200倍
・原 水 の 重 炭 酸 濃 度 が 高 い 場 合 は 硝 酸 や リ ン 酸 を 用 い て 、養 液 の 重 炭 酸 濃 度 が
50ppm程 度 と な る よ う に 調 整 す る
・原水に肥料分となる成分が含まれる場合はその成分を減らして調整する。
-9-
(3)
トルコギキョウ(秋出し)
ア
作型
月
1
作型
2
3
4
5
10~ 11月
◎
出し
○
6
7
8
9
10
11
12
◎
~~ ~ ~ ~ ~ △
《
》
○:播種、◎ ◎:種子冷蔵処理、~:冷房育苗、△:定植、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
10
10
10
追肥
定植3週間後
まで
5
5
5
15
15
15
計
ウ
備
考
液肥を施用
施肥上の留意点
・追肥は、定植3週間後までに液肥を数回に分けて重点的に施用する。
・発蕾以降の施肥は、ブラスチングを誘発するため、できるだけ控える。
- 10 -
トルコギキョウ(春出し)
作型
ア 作型
月
1
2
3
4
5
6
∋
≪-≫
4月出し
7
◎
○
8
9
10
◎
11
12
∈
~~~~△
○:播種、◎ ◎:種子冷蔵処理、~:冷房育苗、△:定植
《-》:出荷期、∈:加温開始、∋:加温終了
イ
施
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
5
5
5
追肥
生育初期
1
1
1
計
6
6
6
ウ
備
考
液肥を施用
施肥上の留意点
・追肥は、生育初期に行い、生育状況に応じて加減する。
・過剰な施肥はブラスチングを誘発し、切り花品質の低下や出荷を遅延させるの
で、施肥量に注意する。
- 11 -
(4)
ア
カーネーション(点滴かん水施肥)
作型
月
作型
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
∈
秋~春出し
△
×
×
《
∋
》
△ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 《 - 》 : 出 荷 期 、 ∈:加温開始、∋:加温終了
施
イ
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
0
0
0
追肥
生育期
収穫期
8
17
5
10
8
17
25
15
25
計
備
考
ウ 施肥上の留意点
・点 滴 か ん 水 施 肥 以 外 は 、基 肥 と し て 緩 効 性 肥 料 を 各 成 分 15㎏ 程 度 を 施 用 す る 。
・追肥は、生育状況に応じて施用する。
- 12 -
(5)
ガーベラ(点滴かん水施肥)
ア
作型
月
1
作型
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
∈
△
《
∋
∈
∋
∈
周年出し
》
△ : 定 植 、 ∈:加温開始、∋:加温終了、 《 - 》 : 出 荷 期
イ
施
施肥
肥
基肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
定植前
15
15
15
1年目
35
35
35
2年目以降
50
50
50
計
50
50
50
備
考
追肥
ウ
施肥上の留意点
・基肥は緩効性肥料を主体とする。
・追肥は、養分吸収量が旺盛となる春期と秋期に多く施用する。
- 13 -
年間施用量
2
一・ 二年草
(1)
アスター(小輪系)
ア
作型
月
1
作型
2
∈⊆
△
5~6月出し
3
4
5
6
×
7月出し
∋
×
△
9月出し
×
×
⊆
△
11月 出 し
12月 出 し
∋
《-》
⊇
∋
《-》
×
⊆
△
基肥
時
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
ウ
⊇:電照期間
施肥
肥
12
《-》
⊇
《-》
⊇ ∈ ∋
×
《-》
⊆
∈
⊇
∋
△
×
《-》
⊆
∈
△
×
∈⊆
△
×
△ :定 植 、×:摘 心 、∈ : 加 温 開 始 、∋ : 加 温 終 了 、《 - 》: 出 荷 期 、⊆
施
11
《-》
10月 出 し
イ
10
《-》
△
3~4月出し
9
《 - 》
8月出し
1~2月出し
8
∋⊇
∈
△
⊇
7
N
P2O5
K2O
7
7
7
3
3
3
10
10
10
備
考
施肥上の留意点
・追肥は生育状況に応じて液肥を施用する。
・多肥条件により茎葉が軟弱となりやすいため、過剰な施肥は控える。
- 14 -
(2)
ア
カンパニュラ
作型
月
1
作型
2
3
4
5
6
7
8
∋
1月出し
9
⊆
《 - 》
△
⊇
3月出し
10
∈
11
⊇
×
∋
∈
《 - 》
⊆
5月出し
12
⊆
△
×
⊇∋
×
∈
《 - 》
△
○ : 播 種 、 □ : 移 植 、 △ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 ∈ : 加 温 開 始 、 ∋ : 加 温 終 了 、
⊆:電照開始、⊇:電照終了、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
基肥
時
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
ウ
N
P2O5
K2O
12
12
12
0
0
0
12
12
12
備
考
施肥上の留意点
・追肥は生育状況に応じて液肥を施用する。
・多肥条件により茎葉が軟弱となりやすいため、過剰な施肥は控える。
- 15 -
(3)
キンギョソウ
ア
作型
月
1
作型
11~12月出し
2
3
∋
《
+3~4月出し
4
5
6
7
8
9
⊇
》
10
11
⊆
《
△×
12
∈
》
△:定植、×:摘心、∈:加温開始、∋:加温終了、⊆:電照開始、⊇:電照終了、
《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
基肥
時
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
ウ
N
P2O5
K2O
16
16
16
4
4
4
20
20
20
施肥上の留意点
・追肥は、1番花採花後の新梢生育初期に液肥を施用する。
- 16 -
備
考
(4)
ケイトウ(露地
ア
久留米系)
作型
月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
作型
7月出し
△
8月出し
《-》
△
9月出し
《-》
△
《-》
△:定植、《-》:出荷期間
施
イ
施肥
肥
時
基肥
期
定植前
追肥
計
ウ
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
5
5
5
0
0
0
5
5
5
備
考
施肥上の留意点
・多 肥 条 件 に よ り 、茎 が 帯 化 し 奇 形 化 が 増 加 す る た め 、過 剰 な 施 肥 は 控 え る 。
・基肥は、前作の残肥がある場合、施用しない。
・下葉が極端に黄化する場合は、適宜液肥を施用する。
- 17 -
(5)
ア
シンテッポウユリ(露地)
作型
月
作型
1
2
3
7月出し
4
5
6
△
8月出し
7
8
9
10
11
12
《-》
△
《-》
△:定植、《-》:出荷期
施
イ
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
30
30
30
追肥
生育初期
生育中期
2
2
2
2
2
2
34
34
34
計
ウ
備
考
マルチ栽培
施肥上の留意点
・品種や作型によって施肥量を加減する。
・追肥は生育状況に応じて液肥を数回施用し、生育後半まで肥効を維持する。
・早生系は生育初期の追肥を重点的に行い、抽苔までの肥効を高める。
- 18 -
(6)
ストック
ア
月
作型
1
作型
2
3
4
5
6
7
8
9
△
10月 出 し
10
《-》
△
12月 出 し
《-》
1月出し
△
《-》
3月出し
△
4月出し
《-》
△
《-》
2月出し
12
《-》
△
11月 出 し
11
△
《-》
△:定植、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
時
期
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
15
15
15
追肥
生育中期
5
0
5
20
15
20
計
ウ
備
考
施肥上の留意点
・品種や作型によって、施肥量を加減する。
・ホウ素欠乏が発生しやすいので、ホウ素の基肥施用を行う。
・発蕾から開花時期にカリウム欠乏が発生しやすいので適時カリ質肥料の
追肥を行う。
- 19 -
(7)デルフィニウム(エラータム系)
ア
作型
月
1
作型
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
⊆
⊇
∈
12月出し
△
《
⊇
1~2月出し
《
∋
》
⊆
∋
》
∈
△
△ : 定 植 、⊆ : 電 照 開 始 、⊇ 電 照 終 了 、∈ : 加 温 開 始 、∋ : 加 温 終 了 、《 - 》: 出 荷 期
イ
施
基肥
施肥
肥
時
期
定植前
追肥
計
ウ
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
10
10
10
5
5
5
15
15
15
施肥上の留意点
・基肥は緩効性肥料を主体とする。
・追肥は生育状況に応じて液肥を施用する。
- 20 -
備
考
(8)
ア
作型
ハボタン
作型
月
1
2
3
4
5
6
12月出し
7
8
9
10
11
△
12
《 - 》
△:定植、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
時
基肥
期
定植前
追肥
計
ウ
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
10
8
10
0
0
0
10
8
10
備
考
施肥上の留意点
・肥 料 不 足 に よ り 下 葉 の 黄 化 や 落 葉 が 発 生 し や す い 。一 方 で 、生 育 後 半 の 過 剰
施肥は、着色が遅れる原因となることから、適切な肥培管理に留意する。
- 21 -
3
宿根草
(1)
ア
シュッコンアスター
作型
月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
作型
△
9月出し
×
《 - 》
⊆
△
10月 出 し
⊇
×
《 - 》
⊆
11月 出 し
△
×
⊇
《 - 》
△ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 ⊆ : 電 照 開 始 、 ⊇ : 電 照 終 了 、 《 - 》 : 出 荷 期
イ
施
施肥
肥
基肥
時
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
ウ
N
P2O5
K2O
10
10
10
0
0
0
10
10
10
施肥上の留意点
・追肥は生育状況に応じて液肥を施用する。
- 22 -
備
考
(2)
ソリダゴ
ア
作型
月
作型
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
⊆
12月出し+
3月出し+
6月出し
△
×
《 - 》※
⊇
《-》※
《-》
△ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 ⊆ : 電 照 開 始 、 ⊇ : 電 照 終 了 、 ※ : 台 刈 り 、 《 - 》 : 出 荷 期
イ
施
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
定植前
20
20
20
1回台刈り後
8
8
8
2回台刈り後
8
8
8
36
36
36
基肥
期
追肥
計
ウ
施肥上の留意点
・基肥は緩効性肥料を主体とする。
・追肥は、台刈り後に有機入り配合肥料等を株間に施用する。
- 23 -
備
考
(3)
ア
ダイアンサス
作型
月
作型
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
∈
11~ 6 月
出し栽培
△
×
×
《
∋
》
△ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 《 - 》 : 出 荷 期 、 ∈:加温開始、∋:加温終了
施
イ
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
18
18
18
追肥
生育期間
7
7
7
25
25
25
計
ウ
備
考
施肥上の留意点
・基肥は緩効性肥料を主体とする。
・追 肥 は 生 育 状 況 に 応 じ て 固 形 肥 料 、液 肥 を 数 回 に 分 け て 施 用 し 、生 育 後 半 ま
で肥効を維持する。
- 24 -
(4)
ア
ホオズキ
作型
月
1
作型
2
3
4
5
6
△
7
8
9
10
《-》
11
12
△
8月出し
△:定植、《-》:出荷期
イ
施
基肥
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
N
P2O5
K2O
20
20
20
0
0
0
20
20
20
備
考
マルチ栽培
ウ 施肥上の留意点
・基肥主体に有機質肥料または緩効性肥料を施用し、追肥は行わない。
・窒素過多は実飛びや着色不良の原因となるので留意する。
- 25 -
4
球根
(1)
ア
アネモネ
作型
月
1
作型
2
3
4
5
6
7
8
9
∋
冷蔵促成栽培
10
11
12
∈
》
△
《
△ : 定 植 、 ∈:加温開始、∋:加温終了、 《 - 》 : 出 荷 期
イ
施
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
20
20
20
追肥
生育期間中
5
5
5
25
25
25
計
備
考
ウ 施肥上の留意点
・多 肥 条 件 に よ り 茎 割 れ の 発 生 や 開 花 の 遅 延 な ど が 懸 念 さ れ る た め 、過 剰 な 施
肥は控える。
・追肥は生育状況に応じて液肥を施用する。
- 26 -
( 2 ) オ リ エ ン タ ル 系 ユ リ (類 )
ア
作型
月
作型
1
2
3
4
5
6
7
∋
》
11~ 1 月 出 し
8
9
△
5~6月出し
△
《
∈
△
11
12
∈
∋
3~4月出し
10
△《
∈
△
》
∋
△
《
》
△:定植、∈ : 加 温 開始、∋ : 加 温 終 了 、 《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
10
10
10
追肥
生育初期
~中期
5
5
5
15
15
15
計
備
考
ウ 施肥上の留意点
・基肥は緩効性肥料を主体とし前作の肥料が残っている場合は減肥する。
・窒素過多では葉の生理障害(スミ症)が発生する場合があり留意する。
・追肥は生育状況に応じて液肥を施用する。
- 27 -
(3)
クルクマ
ア 作型
月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
作型
△
《
据え置き
栽培
》
《
》
《
》
△:定植、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
10
10
10
追肥
6月~
10 月
20
4
20
30
14
30
計
ウ
備
考
施肥上の留意点
・基肥は緩効性肥料を主体とする。
・ 追 肥 は 1 番 花 採 花 中 に 1 回 目 を 行 い 、 7月 上 旬 以 降 は 月 1 回 程 度 施 用 す る 。
- 28 -
(4)
ア
ダリア
作型
月
作型
1
2
3
4
5
6
11~ 12月 +
7
8
9
⊆
△ ×
10
11
12
∈
《
》
2~3月+
5~6月出し
∋
》
《
⊇
《
》
△ : 定 植 、 ×: 摘 心 、 ⊆ :電 照 開 始 、 ⊇ : 電 照 終 了 、
∈:加温開始、∋:加温終了、《 - 》 : 出 荷 期
施
イ
施肥
肥
時
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
18
18
18
追肥
生育初期
2
2
2
20
20
20
計
備
ウ 施肥上の留意点
・品種によって施肥量を加減する。
・追肥は1番花および2番花採花後の新梢生育初期に液肥を施用する。
- 29 -
考
(5)
ア
チューリップ
作型
作型
月
1
2
3
4
5
11~ 12月 出 し
6
7
8
9
◎
∋
《-》
1~2月出し
11
12
∈ ∋
《-》
△
∈
◎
∋
《-》
2~3月出し
10
4~5月出し
△
∈
△
◎
《-》
△
◎:球根冷蔵、△:定植、∈:加温開始、∋:加温終了、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
時
基肥
(㎏ /10a)
期
定植前
追肥
計
N
P2O5
K2O
15
20
15
0
0
0
15
20
15
備
考
ウ 施肥上の留意点
・石 灰 欠 乏 に よ り 花 茎 が 折 れ 曲 が る 障 害 が 発 生 す る た め 、定 植 前 の 土 壌 p H を
6.5~ 7と な る よ う に 調 整 し 、必 要 に 応 じ て ホ ウ 素 を 含 ん だ FTE等 を 施 用 す る 。
- 30 -
(5)
ラナンキュラス
ア
作型
月
作型
1
2
12~4月出し
3
4
5
6
》
7
8
9
▽◎
10
11
△
12
《
▽:催芽処理、◎:球根冷蔵、△:定植、《-》:出荷期間
イ
施
施肥
肥
時
期
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
基肥
定植前
15
20
15
追肥
生育期間中
5
5
5
20
25
20
計
ウ 施肥上の留意点
・基肥は緩効性肥料を主体とする。
・追肥は生育状況に応じて液肥を施用する。
- 31 -
備
考
5
花木 切り枝
(1)
センリョウ
ア
作型
作型
月
1
2
3
1 年 目
4
5
6
7
8
9
10
11
12
△
2 年 目
3 年 目
4 年 目
《
△:定植、《
イ
施
》 : 出荷期
施肥
肥
時
基 肥
》
(㎏ /10a)
期
N
P2O5
K2O
定植前
10
10
10
9月
5
5
5
3月
5
5
5
備
考
追 肥
計
ウ
施肥上の留意点
・酸性土壌を好むため、石灰質資材は施用しない。
・肥 料 は 有 機 質 肥 料 を 主 体 と す る 。特 に 速 効 性 の 化 成 肥 料 は 落 葉 や 生 育 障 害 の
原因となるため使用しない。
・1 年 目 の 追 肥 は 9 月 に 、2 年 目 は 3 月 に 有 機 質 肥 料 を 施 用 す る 。2 年 目 の 秋
期以降の追肥は生育状況に応じて施用する。
・4 年 目 以 降 は 、多 肥 条 件 に よ り 実 付 き が 悪 化 す る こ と か ら 、過 剰 な 施 肥 は 控
える。
- 32 -
(2)
ア
サカキ・シキミ
作型
作型
月
1
2
3
1 年 目
4
5
6
7
8
9
10
11
12
□
2 年 目
△
3 年 目
4 年 目
《
4~5年程度株を養成後、周年出荷
□:仮植え、△:定植、 《
イ
施
》
》 : 出荷期
施肥
肥
期
N
P2O5
K2O
定植前
5
5
5
3月
2
2
2
9月
2
2
2
時
基 肥
(㎏ /10a)
追 肥
計
ウ
施肥上の留意点
・肥料は有機質肥料を主体とする。
・追肥は樹勢を見ながら、9月および3月に加減して行う。
・シキミは軟弱徒長する場合があり、その場合は減肥する。
- 33 -
備
考
鉢
2
物
主要 鉢物
(1)
シクラメン
ア
作型
月
3
作型
4
5
6
7
8
9
10
11
12
∈
11~ 12月
出し
∪
3号
△
5号
∋
《
》
∪鉢上げ、△定植、∈加温開始、∋加温終了、《-》出荷期
イ
施
肥
施肥
時
期
(鉢 当 た り )
N
P2O5
K2O
備
考
鉢上げ後
基肥
定植後
基肥
280mg
240mg
280mg
鉢定植時
追肥
330mg
400mg
250mg
9月、11月
追肥
100mg
50ppm
90mg
100mg
50ppm
50ppm
液肥
計
ウ
施肥上の留意点
・緩効性肥料および液肥を施用する。
・追 肥 は 生 育 状 況 に 応 じ て 施 用 し 、9 月 以 降 の 養 分 吸 収 量 が 増 加 す る 時 期 に 十
分な肥効があるように留意する。
- 34 -
(2)
ア
ハイドランジア
作型
月
6
7
8
9
10
11
赤色系品種
1
2
3
4
∈
∪ ×
3.5号鉢
4~5月
出し
12
×
△
5号鉢
5
∋
》
《
∪:鉢上げ、×:摘心、△ : 定 植 、 ∈:加温開始、∋:加温終了、《 - 》 : 出 荷 期 間
イ
施
施肥
肥
時
(鉢 当 り )
期
N
P2O5
K2O
備
考
鉢上げ後
追肥
260mg
280mg
160mg
6月中旬
追肥
260mg
280mg
160mg
9月上旬
定植後
基肥
520mg
560mg
320mg
鉢定植時
追肥
50~100ppm 50~100ppm 50~100ppm
液肥
計
ウ
施肥上の留意点
・緩効性肥料および液肥を施用する。
・鉢上げ後の育苗後期(秋期)の施肥は、花芽分化前の9月上旬に施用する。
・赤色系品種の施肥は、窒素、リン酸を多めとし、カリを少なめとする。
・青色系品種の施肥は、窒素、リン酸の施用を控え、カリを多めとする。
・青色系品種の花色は、施肥量が多いと不鮮明となるため過剰な施肥は控える。
- 35 -
2
花壇 苗
(1)
ア
パンジー
作型
月
作型
3
4
5
6
7
8
9
△
3号
10~ 11月 出 し
10
11
《
12
》
△:定植、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
基肥
時
(鉢当たり)
期
N
P2O5
K2O
定 植 時
30mg
120mg
30mg
定植用土に
混入
8~9月
50ppm
50ppm
50ppm
液肥
9月上旬
80mg
80mg
80mg
置肥
備
考
追肥
計
ウ
施肥上の留意点
・定植時の基肥は初期溶出量が少ない緩効性肥料を使用する。
・追肥は生育状況に応じて施用し、肥料切れが無いよう留意する。
- 36 -
(2)
ガーデンシクラメン
ア
作型
月
3
作型
4
9 ~ 11月
出し
5
6
施
8
△
3号
△定植、
イ
7
9
10
基肥
時
12
《
》
《-》出荷期
施肥
肥
11
(鉢当り)
期
N
P2O5
K2O
備
考
定 植 時
100mg
90mg
100mg
定植用土に
混入
5~7月
50ppm
50ppm
50ppm
液肥
8月下旬
60mg
50mg
60mg
置肥
追肥
計
ウ
施肥上の留意点
・緩効性肥料および液肥を施用する。
・追 肥 は 生 育 状 況 に 応 じ て 施 用 し 、9 月 以 降 の 養 分 吸 収 量 が 増 加 す る 時 期 に 十
分な肥効があるように留意する。
- 37 -
花木
(1)
ツツジ・サツキ
ア
作型
月
作型
1
1年目
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
△
2年目
3年目
《
4年目
》
△:定植、《-》:出荷期
イ
施
肥
施肥
時
期
基肥
定植前
追肥
1年目
5,6,7,9 月
2年目以降
3,5,7,9 月
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
20
20
20
20
20
20
28
28
28
備
考
計
ウ 施肥上の留意点
・最 適 な 土 壌 条 件 は 、排 水 が よ く 、通 気 性 、保 水 性 に 富 み 有 機 質 を 十 分 含 み 、
土 壌 p H は 4.5~ 5.5が 好 適 で あ る 。
・土 壌 p H が 高 く な る と ク ロ ロ シ ス が 発 現 し 、樹 勢 が 弱 く な る た め 、石 灰 質
資材の施用は控える。
・連作障害が起こるため、連作は控える。
- 38 -
(2)
ツバキ・サザンカ
ア
作型
作型
月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
1年目
12
□
2年目
△
3年目
《
4年目
》
□:仮植、△:定植、《-》:出荷期
イ
施
施肥
肥
時
期
基肥
定植前
追肥
2年目
5,7,9 月
3年目
3,5,7.9 月
(㎏ /10a)
N
P2O5
K2O
10
7
7
15
14
14
20
18
18
備
考
計
ウ 施肥上の留意点
・3 月 か ら 10月 ま で は 肥 効 を 持 続 さ せ 、着 蕾 を 目 的 と す る 場 合 は 7 月 の 施 肥
を控える。
・ 冬 期 の 11月 か ら 12月 の 施 肥 は 幹 割 れ を お こ す 恐 れ が あ る た め 控 え る 。
・挿し木後の仮植期間には液肥を施用する。
- 39 -
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