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「只見線のある風景が好きだから…」 鉄道風景画家 松本忠 只見線応援
「只見線のある風景が好きだから…」 鉄道風景画家 松本忠 只見線応援展 最終のご報告 各地で本格的な冬の到来を迎えておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 10 月中旬、福島県只見町・金山町の皆様にご協力をいただき、「只見線応援展」を開催いたしました。そ して、このたび、当展の売上をもとに、只見駅と会津川口駅で、それぞれ不通区間(代行バス区間)の切 符をたくさん購入させていただきました。只見線への感謝と、復旧への願いを込め、この区間の売上ア ップに少しでも貢献したいという気持ちからです。 購入した切符は、よろしければ地元の皆様に使っていただきたく、また、新潟・福島豪雨から3年半近 く経ち、只見線がつながっていないことが当たり前になりつつある沿線の小学生の皆さんに、只見線 を思い出してもらい、全線復旧を夢見てもらいたいと思い、2014年11月28日に、両町役場、教育委員会 を通じて、只見町・金山町の小学生全員(及び保護者の皆様)へプレゼントさせていただきました。 (※一部余った切符については、12/10~16 開催の、うすい百貨店(郡山市)での当方の個展にて、 ご来場のお客様へ先着順でプレゼントいたします。) 会期 只見展 2014 年 10 月 8 日(水)~11 日(土) (会場:「季の郷湯ら里」) 金山展 2014 年 10 月 12 日(日)~15 日(水) (会場「道の駅 奥会津かねやま」) 期間中の総売上:両会場の合計で ¥308,170- 両会場の販売手数料を除く金額で ¥267,056- 会場費(販売手数料)を除く当展の売上の全額である、¥267,056-を、当初のご案内のとおり、只見 駅・会津川口駅窓口での只見線の切符の購入費、及び、只見線復旧復興基金への寄付に充てさせてい ただき、只見線の応援に役立たせていただきました。詳細は下記のとおりです。 <只見線の切符購入(H.26.11.17)> JR只見駅 只見-会津川口 回数券(11 枚綴り 大人\5,000)×19 セット= \95,000 JR只見駅 只見-会津川口 回数券(11 枚綴り 小人\2,500)×19 セット= \47,500 JR会津川口駅 会津川口-只見 回数券(11 枚綴り 大人\5,000)×15 セット= \75,000 JR会津川口駅 会津川口-只見 回数券(11 枚綴り 小人\2,500)× 5 セット= \12,500 <只見線復旧復興基金への寄付(H.26.11.19)> = \37,056 切符購入&寄付の総合計額 = ¥267,056- 今回の個展を通じ、只見線が沿線の皆様からも、観光客の皆様からも、いかに愛されているか、とい うことを再確認いたしました。これからも、只見線への感謝の気持ちを抱いて、現在走ってくれている 只見線と代行バスを見つめ、愛し、描いていきたいと思います。 決して奥会津地域だけのものではなく、福島・新潟両県にとって、「鉄道の国・日本」にとって、誇るべ き貴重な鉄道風景である只見線が、これからも一層大切にされてゆくことを、心から祈り、応援して参 ります。そしていつか、「只見線全線復旧」のニュースが、震災・原発事故・豪雨水害で傷ついた福島県に、 希望の光を灯してくれる日を夢見て、これからも私なりにできる只見線の応援を続けて参ります。 平成26年12月8日 鉄道風景画家 松本 忠