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「しつけ」の三大原則 ~したい動機 企業が高校生に望むこと
Smile Vol.13 2016.2.1 大聖寺実業高等学校生徒指導 ました。自身をもった生徒が増え、仲間を讃え 企業が高校生に望むこと る思いやりのある集団に益々なってきました。 ◇履き物を脱いだら必ずそろえ、席を立ったら 企業アンケートより、次のような事があがっ 必ず椅子を入れる子 ています。「Smile」を通して皆さんに考えて 全校集会時に脱いだモードは必ずそろえ、フ ほしい事と一致しており、企業が求めているこ ロアーに気遣いをしてくれています。生徒玄関 とは、社会人の一員として大切な人間力である で自分の脱いだものを、しっかり片付けること ことに気づかされます。 が出来ています。2学期には多少できない所も ①人の話をしっかり聞く あったが、生徒諸君は改善してくれています。 ②責任感をもってやり遂げる ありがとう。 ③ハキハキ話す 「しつけ」の三大原則は国民教育の父 森信 ④相手を思いやる 三先生から引用し、人間力を高める教育機関で ⑤学ぶ積極性 実践されています。本校も、社会に役立つ人に ⑥協力して取り組む なるために、今学期からあらためて意識し始め ⑦真面目に働く ました。継続は力なりです。頑張りましょう。 ⑧積極的なコミュニケーション ⑨ホウ・レン・ソウ ~したい動機 ⑩忍耐力、根気強い ⑪目の上の人と礼儀正しく接する ⑫遅刻、欠席をしない ⑬基礎学力 人間は何かをする動機には7つの「~したい」 という事からだそうです。 1.生きたい 2.自由でありたい 「しつけ」の三大原則 ◇挨拶をする子 ひら 挨拶は心を拓く第一歩。コミュニケーション 3.楽しみたい 4.知りたい 5.創造したい 6.人と関わりたい の第一歩であります。朝、校門で挨拶して返し 7.自己を超越したい てくれない人は本校にはいません。生徒たち諸 あなたは、今何がしたいですか。その動機に 君から挨拶をしてくれる人も多くいます。立ち は7つのどれにあたるでしょうか。例えば、部 止まってしっかり礼をしてくれる人もいます。 活動で自己ベストを出したい動機には「自己を ◇「はい」とはっきり返事の出来る子 超越したい」にあたるだろう。また、授業中に 名前を呼ぶと、はっきり返事ができます。特 「~したい」という動機はどれにあたるでしょ に出席をとるときにはハッキリ出来ています。 うか。この動機によって授業の取組も全く変わ 表彰伝達式での、返事も立派な返事が増えてき り、つくられる人間が全く異なるでしょう。