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報告書 - So-net

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報告書 - So-net
2016.2.10
川崎の産業観光を支援する会
平成 27 年度全体会議の報告
【日付】平成 28 年 2 月 9 日
17:45~20:30
【場所】東海道かわさき宿交流館4F 会議室
【参加者】21 人
【議題】第一部 新かわさき観光振興プランについて
講師 川崎市商業観光課 飯田 康之 係長
質疑応答
第二部 今年度の振返りと意見交換
1.
かながわボランタリーエースプログラムの報告 会長 大矢一彦
2.
体験型ミニツアーの報告 副会長 西山 孝
3.
川崎工場夜景について
4.
産業観光ツアーについて ガイド 加藤邦彦
5.
小学校の社会科見学会の授業支援 水谷行久
6.
意見交換
工場夜景ナビゲーター 若井 伸枝
【内容】昨年度は 2 回にわたりドリームミーティングを開き会員の皆様から次年度の事業
計画の素案作りについてのご意見やご提案をいただきました。それに基づき 27 年度の事業
計画を作成し、実施してまいりました。
27 年度はその事業計画についての実施報告と川崎市の新かわさき観光振興プランが 28
年度から実施されるのに伴い、その概要を商業観光課の飯田係長様にご講演をいただきま
した。
第一部での新かわさき観光振興プランについて…商業観光課 飯田係長
旧プランは平成 17 年に策定されて 10 年を経過しました。その間、社会環境の変化、観
光スタイルの変化があり、あたらたな観光の動きが起きており、その変化に対応した施策
が求められてきた。平成 28 年度からおおむね 10 年程度をめどに新かわさき観光振興プラ
ンを策定したとの経過を説明されました。
新かわさき観光振興プランの基本理念は「かわさきに住んで良かった、行って良かった」
ことを目指すとの事。
具体的な定量的目標や戦略などをあげてプランの概要を説明されました。新かわさき観
光振興プランの内容を知りたい方は川崎市のホームページでご覧いただければと思います。
概要の説明後の質疑応答では振興プランの戦略的位置づけで「生田緑地の観光強化」が
あげられていますが、生田緑地へのアクセスが悪い、向ヶ丘遊園との循環バス、枡形山の
歴史の説明、解説版等の整備が欲しいなどの意見がありました。また核となる最寄りの駅
でのインフォメーションも不備だとの意見がありました。特に川崎駅では地下街のアゼリ
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アでなくもっと目立つ川崎駅のコンコース内にインフォメーションの場(観光案内)を設
けるべきだとの意見が多くありました。
海外からホームスティで川崎に来ている若者を川崎の産業を観て学ぶ機会を造れないだ
ろうかとの意見がありました。海外の若者に川崎の良さを知ってもらう機会にしていけれ
ばと思います。
概要をお聞きして個人的な感想では我々市民(支援する会)は川崎の産業観光にかかわ
ることにより自ら愉しみ、学び、観光の担い手となり市民との交流の輪をひろげていけれ
ばと思いました。
第二部では支援する会の 27 年度の事業計画の活動状況の報告がありました。
1. かながわボランタリーエースプログラムの報告 会長 大矢一彦
平成 27 年 9 月から 12 月まで月 1 回の計 4 回のかながわボランタリーエースプログ
ラムについて学んだ成果の発表を大矢会長より報告。支援する会の 5 年後のあるべき
姿を事業計画としてまとめ以下の通りとしました。
① 産業観光バスツアーの年 10 回の目標。現在、川崎市、観光協会が開催している
ツアーの回数が激減している。これを何とか支援する会の協力の元、10 回程度
に持っていくことする。
② 体験型ミニツアーの年 10 回の開催目標。拡大しつつあるミニツアーをさらにブ
ラッシュアップしてより魅力的なツアーにしていく。
③ マイクロバスを使用した産業観光ツアーの実施。撮影に特化した工場夜景ツアー
等を行う。
背伸びをしないで着実にできることを行っていく。
2. 体験型ミニツアーの報告 副会長 西山 孝
パワーポイントで 27 年度のミニツアーの実施事例を紹介する。確実にファンを増や
しながら成長を続けている。次年度以降もブラッシュアップしてより多くのファンの
獲得をしていきたい。
3. 工場夜景について報告 夜景ナビゲーターの若井伸枝
尼崎で実施された第 6 回全国工場夜景サミットの報告をされました。現在 7 大工場
夜景都市(川崎、室蘭、四日市、北九州、周南市、富士市、尼崎)がありますが、そ
の中で各都市の夜景の魅力をお話されましたが、川崎の夜景が一番だとおっしゃって
いました。どの都市にも負けない魅力が川崎にあると強調されていました。現場に立
つ人ならではの発言だと思いました。提言ではもっともっと川崎発の工場夜景を増や
して行って欲しいとの要望がありました。
4. 産業観光ツアーの現状と次年度に向けての抱負 ガイド 加藤邦彦
ここ数年川崎市、観光協会が主催してきたツアーが激減しています、この現状を改善
すべく、市、協会と支援する会が連携しながらツアーを盛り立てていく。4 月には第 1 回
として花王、ナノ医療、アクアライン海ほたるのツアーを実施するとの情報がありまし
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た。支援する会でもバックアップして成功させたい。
5. 小学校の社会科見学会の実施状況と来年度に向けて ガイド 水谷行久
平成 27 年度の実施した宮前、下作延小学校の取り組んだ事例を紹介し、次年度以降の
課題点や支援する会の会員のさらなる協力をお願いしました。
6. その他の質疑事項、意見交換。
川崎市民に川崎の事をもっと知ってもらいたい。その活動のお手伝いをしたい。
工場夜景ナビゲーターからはガイドの状況をお互いに共有できるシステムを作って
いくことが課題であるとの発言がありました。バスでのトラブルなどの情報をお互い
に共有して緊急時でも対処できる方策をお互いに考えていきたい。
工場夜景の撮影マナーの課題。
などの意見がありました。
参加者からは前向きの提案や意見等が沢山あり、活発な意見交換ができました。行政に
お願い、助けていただく事項も多々ありますが、まずは自分たちでできることをやってい
くことだと思いました。川崎の産業観光を盛り上げていくのは我々市民の一人一人の努力
に帰すると思います。その思いで、次年度の 28 年度を自ずから愉しみ、学び、多くの川崎
市民を巻き込んで川崎の産業観光を盛り上げていければと思いました。
なお、北陸の北日本放送(日本テレビ系列)の方がこの支援する会に取材に来ていました。
昨年の 3 月に開通した北陸新幹線の記念に富山から特集番組を放映するための取材だそ
うです。川崎と富山は深いかかわりがあります。富山県は工業都市川崎の発展の礎を築い
た浅野総一郎の出身地(富山県氷見市)でもあります。
【写真】
会場風景。飯田係長の振興プランの概要説明後、とても活発な意見交換ができました。
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大矢会長よりかながわボランタリーエースプログラムの成果発表。
若井さんから工場夜景につての説明
水谷さんから小学校の社会科見学会につい
ての説明
川崎の産業観光を支援する会の事務局 根岸雅明 記
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