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UR都市機構記者発表資料

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UR都市機構記者発表資料
平成 20(2008)年 12 月 24 日
平成 24(2012)年 9 月 27 日
九州支社
UR都市機構と大学生が連携!! UR賃貸住宅の屋外空間リニュー
アル事業にて大学生のアイデアを活かしたデザインゲートを製作!
独立行政法人都市再生機構 (以下、UR都市機構) 九州支社は福岡市内のUR賃貸住宅 2 団地
において実施した団地屋外環境の総合的リニューアルの一環で、福岡大学工学部建築学科と連携
により学生のアイデアを活かしたデザインゲートを製作しました。
なおゲートの完成に伴いまして、関係者の方をお招きした完成報告会を 2012 年 10 月 5 日
(金) に開催します。
<ガラスブロックのデザインゲート>
<間伐材・再生木材のデザインゲート>
記
1
はじめに
UR都市機構は、現在約 76 万戸の賃貸住宅を保有しており、皆様方に快適にお住まい頂ける
よう維持管理を行っています。快適な居住環境を提供していくために、住戸内の間取りや設備水
準等の改善を行うだけでなく、団地の屋外空間についても変化する社会のニーズに対応するよう
再整備を行っています。特に団地の屋外環境を総合的に見直す整備を「総合的団地環境整備事業」
と称し、昭和 58 年より計画的に実施しています。九州支社では、当事業を今年度、福岡市内の
2 団地(「シーサイドももちサウスステージ」及び「シーサイドももちイーストステージ」)で実
施しており、その中で団地の顔づくりとして整備を行った団地ゲートのデザインについて、福岡
大学工学部建築学科と連携を図り進めてまいりました。
2
大学生のアイデアを活かしたゲート製作にかかる取り組み概要
上記 2 団地における団地屋外環境の総合的リニューアルに合わせて、団地の顔づくりの一環と
してゲートの設置と、そのデザインの考案に際して福岡大学工学部建築学科と連携した取り組み
を企画・実施しました。
具体的には、デザインゲートについてアイデアコンペを開催し、優秀作品に選出された学生の
アイデアを活かしたゲートを製作するというものです。本取り組みは、UR都市機構の業務に対
し理解を深めていただくと同時に、モノづくりの喜びを直に感じていただくための絶好の機会と
位置付けてスタートしました。なおアイデアコンペの開催に先立っては、事前学習として福岡大
学工学部建築学科の学生を対象にした現地見学会及びシーサイドももちのアーバンデザイン勉強
会を福岡大学建築学科教員のご協力の下、実施しております。その際、UR都市機構からはゲー
トの役割として「団地のファサード」「地域社会とのシェアー」、そして居住者の方々からの要望
があった「バウンダリー(境界)」について求められていることを説明し、アイデアコンペのテー
マに掲げました。
「シェアー」と「バウンダリー」をゲートに表現するという非常に難しいテーマ
のなか、学生自身によるプレゼンテーションの結果 2 点(薬師寺智哉さん/修士 2 年、大田敏郎さ
ん/学部 4 年)を優秀作品として選出しました。
優秀作品 2 点の選出後は、ご本人のアイデアを確認しながらUR都市機構にてゲートの詳細設
計及び製作をしています。また製作過程においても物理的要因(構造含む)や予算的要因などによ
る制約が生じたので、繰り返し検討を行いながら大学生のアイデアを活かしたデザインゲートの
作品づくりに取り組みました。
企画の立案
2011.7~10
福岡大学と
調整
2011.12~2012..1
図
勉強会・見
学会の開催
2012.2.3
アイデアコ
ンペの開催
詳細設計の
実施
ゲートの
2012.4.21
2012.5~6
2012.6~7
デザインゲート製作にかかるフローチャート
製作
完成報告会
2012.10.5
3
デザインゲートのアイデアコンペの対象団地(総合的団地環境整備事業実施団地)
○シーサイドももちサウスステージ (早良区百道浜四丁目 3)
H2 年管理開始
3 棟 219 戸
○シーサイドももちイーストステージ(早良区百道浜一丁目 5)
H1 年管理開始
4
2 棟 97 戸
完成報告会のお知らせ
◇日程
平成 24 年 10 月 5 日(金)15:00~17:00
◇場所
シーサイドももちサウスステージ集会所
◇内容
・デザインゲートの詳細設計内容の説明
・総合的団地環境整備事業の説明と報告
・改修後の現地見学等
◇対象者
アイデアコンペ参加者等関係者の皆様
5
デザインゲートのアイデアコンペ優秀作品詳細情報(順不同)
受賞者
タイトル
コンセプト(引用)
大田敏郎(学部 4 年)
“シュウゴウジュウタク”のフォリー
ゲートを考えるとき従来のゲートのイメージをそのまま百道浜という比較
的新しく整備された空間に置くことに違和感を感じた。従来のゲートのイ
メージから変形を加え百道浜にふさわしいゲートを提案する。従来のゲー
トのイメージに変形を加え、躍動感のある造形にする。ファサードにはガ
ラスブロックを貼り、URの集合住宅の一つ一つの窓・住戸が集まってい
ることをイメージした。ゲートは昼は太陽があたることで力強く輝き、夜
はガラスブロックの持つ特質で、温かな光が団地を明るくする。
ゲートの主要部材
ガラスブロック
ゲートの設置個所
シーサイドももちサウスステージ(早良区百道浜四丁目 3)
提出作品
完成写真
受賞者
タイトル
コンセプト(引用)
薬師寺智哉(修士 2 年)
Memories of moving in ~for the East Stage~
今回の提案では、
「環境時代を見据えたデザイン」と「住んでいる場所への
愛着をもってもらうこと」の 2 つをテーマとしている。団地の顔としての
機能だけでなく、環境問題への関心や住民同士をつなげるきっかけ、思い
出づくりなどゲートに新たな役割・付加価値を与えられたらと考えている。
ゲートの主要部材
間伐材、再生木材
ゲートの設置個所
シーサイドももちイーストステージ(早良区百道浜一丁目 5)
提出作品
完成写真
お問い合わせは下記へお願いします。
九州支社
住宅経営部
ストック技術チーム
(電話)092-722-1145
九州支社
総務部
総務チーム
(電話)092-722-1004
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