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北区防災対策推進5カ年計画

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北区防災対策推進5カ年計画
北区防災対策推進5カ年計画
<平成26年度-30年度>
平 成 2 6年 3 月
東
京
都
北
区
Ⅰ
はじめに........................................................................................................................................ 1
1
目的...................................................................... 1
2
計画の性格................................................................ 1
3
計画の内容................................................................ 1
4
計画の前提................................................................ 1
Ⅱ
総括表 ............................................................................................................................................ 2
Ⅲ
事業細目........................................................................................................................................ 3
課題1 危機管理・職員の配備態勢の整備........................................ 3
課題2 情報の収集・伝達体制の整備............................................ 4
課題3 民間機関等との連携体制の整備.......................................... 5
課題4 自主防災組織・地区防災会議等の育成強化................................ 6
課題5 備蓄物資の確保........................................................ 7
課題6 避難広場・避難所の確保................................................ 8
課題7 区立施設の安全対策.................................................... 9
課題8 土木施設の安全対策.................................................... 9
課題9 民間建築物等の安全対策............................................... 10
課題 10 災害医療態勢等の整備 ................................................ 11
課題 11 災害時要援護者対策 .................................................. 12
課題 12 ボランティア対策 .................................................... 13
課題 13 防災まちづくりの推進 ................................................ 14
課題 14 避難所等の機能の充実 ................................................ 16
課題 15 区民・事業所への啓発の促進 .......................................... 17
課題 16 防災施設・設備整備 .................................................. 18
課題 17 防災教育の推進 ...................................................... 19
Ⅰ
1
はじめに
目的
東日本大震災を踏まえた北区としての課題と教訓、
「首都直下地震等による東京の被害想定」
、
改定した「北区地域防災計画」及びこれまで取り組んできた計画事業との継続性や「北区中期
計画 平成 26~28 年度」との整合性に配慮しながら、引き続き、区として取り組んでいく防
災対策の内容をまとめたものである。
2
計画の性格
本計画は、平成26年度からの5カ年で北区が取り組んでいく防災対策事業を取りまとめた
ものである。なお、今後改定する「北区地域防災計画(風水害編)
」や発生が危惧される南海ト
ラフ大地震等の新たな課題への対応については、北区地域防災計画の修正にあわせて弾力的に
対応していくものである。
3
計画の内容
防災対策は、区はもとより国・都・各防災関係機関・事業所・区民等が、それぞれの役割に
応じて実施すべきものである。
本計画は、このうち区が緊急・時限的に取り組む事業も含めて、平成26年度を初年度とし
た5カ年間に実施すべき施策をとりまとめたものである。
<実施する主な事業>
・木密地域不燃化 10 年プロジェクト及び防災まちづくり事業の推進
・都市防災不燃化促進事業
・避難道路の確保を目的とした民間建築物の擁壁等安全対策支援事業
・道路・橋梁等の安全対策
・集中豪雨等対策事業
・小中一貫型防災教育の推進、中学生地域防災力向上プロジェクト
・地区防災運営協議会の設置・運営支援
4
計画の前提
本計画は「北区防災対策推進5カ年計画 平成 22 年度~平成 26 年度」を引き継ぎ、さらに
北区の防災対策を着実に推進していく事業を取り上げて計画化するもので、施設・設備の整備
だけでなく、ボランティア対策や防災教育の推進など人材育成に係るソフト事業も積極的に計
画化した。
ただし、防災対策に属するものであっても、従来から実施していて、事業実施が長期間にわ
たる都市計画道路、市街地再開発の事業や、
「北区緊急防災対策5カ年計画」で計画化されたも
のの、その後規定事業化されて毎年継続的に実施している事業については、本計画には基本的
に取り上げないこととした。
1
Ⅱ
総括表
課
題
事業数
1
危機管理・職員の配備態勢の整備
6
2
情報の収集・伝達体制の整備
3
3
民間機関等との連携体制の整備
2
4
自主防災組織・地区防災会議等の育成強化
3
5
備蓄物資の確保
2
6
避難広場・避難所の確保
2
7
区立施設の安全対策
2
8
土木施設の安全対策
1
9
民間建築物等の安全対策
6
10 災害医療態勢等の整備
5
11 災害時要援護者対策
5
12 ボランティア対策
4
13 防災まちづくりの推進
19
14 避難所等の機能の充実
2
15 区民・事業所への啓発の促進
3
16 防災施設・設備整備
4
17 防災教育の推進
3
合
計
2
72
Ⅲ
事業細目
課題1 危機管理・職員の配備態勢の整備
防災課、職員課、危機管理課
事
業
名
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
30 年度
・風水害編についても平成26年度を目途に改定
1
地域防災計画の改定
地震編改定
風 水 害
編 改 定
・災害対策要員確保を目的とし、民間借上げで整備
2
※1
3
4
5
防災職員住宅の整備
7 戸整備
26 年度~27 年度
23 戸増強整備
職員行動マニュアルの改定
職員訓練の実施
随時見直し
随時実施
災害対策職員用備蓄物資
購入(区職員用)
購入及び配備
救急法研修の実施
新規 190 名
更新 100 名
にて実施
・職員行動マニュアルの随時見直し
・災対各部訓練の実施
マニュアル見直し及び各部訓練の推進
・職員用に備蓄物資購入及び更新
現在配備分の更新に合わせて購入
・上級救命技能の習得(認定証の更新含む。)
・災対関係業務の理解促進等
新規者・更新者を把握し、計画的に実施
・災対業務に関する内容で職員意識等の向上を図る
6
職員危機管理講習会の実施
講演会実施
外部専門家を招聘し、災対業務に係る講習を実施
※1
中期計画にて計画事業化
<危機管理態勢の強化>
発災時に区民の生
命・財産を守るため、機
動的かつ効果的に災害対
策ができるよう日頃から
訓練を重ねておく必要が
あります。
また、職員各自が平時
から危機管理意識を向上
できるよう、自己啓発を
含め、継続的に研修等を
実施していく必要があり
ます。
3
課題2 情報の収集・伝達体制の整備
防災課
事
1
2
3
業
名
防災無線拡声子局の難聴地
域解消対策
防災移動無線局電波改善用
外部アンテナの設置
臨時災害FM放送局システ
ムの設置
平成 25 年
度末までの 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度
状況(見込み)
・音の伝搬調査に基づき、難聴地域解消のため新設、
移設、拡声器の調整等実施
随時実施
随時実施
・移動無線局で、室内等で電波の送受信が困難な施
設の電波状態の改善
-
外部アン
テナ設置
・災害後の情報発信手段確保を目的とした、臨時災
害FM放送局システム導入
システム
導
入
-
防災訓練、イベント等で運用
4
課題3 民間機関等との連携体制の整備
各所管課、防災課
事
業
名
防災協定の見直し
1
2※1
防災協定の締結
平成 25 年
度末までの 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度
状況(見込み)
・締結中の協定について随時見直し
・協定の実効性検証(訓練など)
随時見直し
動向を踏まえ、随時見直し・検証
・私立学校(大、高、中)との防災協定締結
・民間企業及び団体との防災協定締結
・自治体間の相互応援協定の締結
随時締結
動向を踏まえ、随時締結
※1
中期計画にて計画事業化
<平成 25 年度に締結した主な防災協定>
災害時における応急・復旧業務を円滑に進めるため、平成 25 年度に締結した主な防災協定を紹介
します。今後も動向を踏まえ、実効性のある協定を締結していきます。
「災害時における物資等の支援に関する協定」
「災害時における遺体運搬等の業務に関する協定」
(群馬県前橋市)
(社団法人北区リサイクラー事業協同組合)
いずれかの地域において災害が発生した際に、食料
や飲料水、生活必需品、資機材などの相互支援を円滑
に遂行することを目的としたものです。
発災時、遺体搬送等の業務が必要となった際に、同組
合が業務の支援や輸送用車両の供給のサポートを行い、
円滑な業務の実施を図ることを目的としたものです。
「給水施設の維持管理及び運用に関する協定」
「災害時における施設利用の協力に関する協定」
(医療社団法人博栄会)
(川田工業株式会社)
首都直下地震等の大規模災害が発生した際に、赤羽
中央総合病院(赤羽南 2-5-12)が所有する深井戸を
応急給水に活用することを目的としたものです。
首都直下地震等の大規模災害によって大量の帰宅困難
者が発生した際、一時的に施設を開放して備蓄物資の提
供やトイレの貸出しなどを行い、安全な帰宅を支援する
ことを目的としたものです。
5
課題4 自主防災組織・地区防災会議等の育成強化
防災課
事
名
避難所運営講習及び訓練の
1
実施
自主防災組織配備の資機材
2
等の購入及び更新
3※1
※1
業
地区防災運営協議会の設
置・運営支援
平成 25 年
度末までの 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度
状況(見込み)
・専門家による講習や実際の避難所での訓練を実施
年 2~3 回 し、自主防災組織の避難所運営能力の向上
実施
毎年地区を選定し、2~3 回程度実施
・有用性がある資機材等の購入及び老朽化した資機
材等の更新
発電機
更新
26 年度~28 年度
炊き出しセット更新
25 年度
4地区設置
・地区防災会議の活性化を目的とし、地域の事業所
や学校、PTA、民生・児童委員、関係機関などを
加え、地区防災会議を主体に設置
26 年度~27 年度
15 地区設置
中期計画にて計画事業化
<地区防災運営協議会>
北区では19の地域振興室別に町会自治会
区は、自主防災組織を主体とする避難所運営
連合会が組織され、地域の自主防災組織を束ね
を支援するため、平成 25 年度に「避難所運営
る地区防災会議が結成されています。平成25
マニュアル」を作成しました。
<避難所運営訓練>
年度から3か年で、地区防災会議を中心とした
各地区防災運営協議会では、避難所運営マニ
「地区防災運営協議会」を設置し、災害時にお
ュアル、地域の実情及び協議会での協議等を反
ける地域の横の関係の強化を図ります。
映した避難所運営訓練を実施し、避難所運営に
関するスキル等の向上を図っていきます。
構成メンバー(案):イメージ
地区防災会議
消防
自主防災
組織
警察
自主防災
組織
自主防災
組織
自主防災
組織
自主防災
組織
民生委員
地区本部
参集職員
学校参集
職員
PTA関係者
事業者
ボランティア
学校関係者
★役割
・地域の防災意識の啓発
・災害に関するネットワークの強化
・避難所の運営マニュアルの検証
・地区防災会議活動計画書の改定 等
★地区防災運営協議会を設置することで
期待できる効果
・地区防災会議の活性化策の一つとなる。
・地区防災会議の主体性を尊重しながら、
新しい活動の可能性が広がる。
・地域防災に関わる人々の間で、顔の見え
る関係ができる。
6
課題5 備蓄物資の確保
防災課
事
1
2
業
名
全避難所用カセットガス式
小型発電機の購入
全避難所テレビ用アンテナ
の購入
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
30 年度
・燃料等の多様性を考慮しガス式発電機を追加配備
-
全避難所
配備
・ライフライン途絶時の避難所における情報源確保
のため、テレビ用アンテナの事前配備
―
全避難所
配備
<備蓄物資を拡充し、避難所等の機能を充実>
東日本大震災をはじめとした、過去の災害から得られる教訓をもとにして、避難所等の機能の充
実を図っています。特に北区地域防災計画の基本方針の一つでもある、「男女双方の視点に配慮し
た防災対策の推進」により、特に、災害時要援護者や女性・子どもの視点をもって、備蓄物資の充
実を図っています。
○平成 25 年度新たに配備したものの一例
⑴ 女性・乳幼児等のニーズに応じられる物資を各避難所に配備
例:粉ミルク、個室用テント、組立トイレ(男女別)、防犯ブザー、女性用下着など
⑵ 飲み水確保のため、全避難所へ緊急用浄水機を配備
広域的な断水が継続した際に、プール水等を飲料水・生活用水として使用する。
<緊急用浄水機>
災害時において、避難所等へ配備した飲料水が不足
したときに、プールの水を浄化し、生活用水及び飲み
水用として活用するものです。動力を有しない手動式
ですが、各避難所に配備済みのD級消防ポンプと接続
することにより、自動給水が可能となります。
参考
浄水処理能力:手動ポンプ使用時 1 ㎥/時
D級ポンプ接続時 2 ㎥/時
7
課題6 避難広場・避難所の確保
防災課
事
1
業
名
避難広場の確保
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
25 年度
指定変更
(東京都)
指定変更あり
2
区有施設以外の避難所の確保
10 箇所
協定締結済み
27 年度
28 年度
29 年度
・都と協議の上、避難広場の拡充を要請
現行の避難広場を検証し、新規及び変更等を検討
・協定等締結で、避難所を補完する場所の確保
適宜見直しと拡充を図る。
<北区周辺の避難広場>
避難広場
北区
避難広場
8
30 年度
課題7 区立施設の安全対策
健康いきがい課、各施設所管課、営繕課、防災課
事
1
業
名
滝野川福祉保健センター耐
震改修
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
建築基準法に基づく天井脱
落対策(耐震点検調査)
28 年度
29 年度
30 年度
・「都営住宅と北区施設との合築建物の耐震診断及
び耐震改修に関する基本協定」
(平成 20 年 10 月 2
日)による事業
・事業主体は東京都都市整備局
・区は経費を建物面積按分で支払う
基本設計
完了
実施設計
予定
2
27 年度
改修完了
予定
・建築基準法改正に伴い、該当施設の天井材の脱落
防止のため、建築基準法第12条に基づき点検を実
施し、必要があれば補強等の措置を実施
-
点検実施
必要に応じて補強等措置
課題8 土木施設の安全対策
工事課
事
1※1
※2
業
名
道路・橋梁等の安全対策
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
定期点検調査
の実施・維持
補修等
27 年度
28 年度
29 年度
・橋梁等の建全度調査の定期実施
・橋梁本体の維持補修や橋梁架替実施
健全度調査の定期実施及び必要に応じた維持補修等の実施
※1
中期計画にて計画事業化(橋梁の架け替えのみ「橋梁整備」として計画事業化)
※2
基本計画にて計画事業化(橋梁の架け替えのみ「橋梁整備」として計画事業化)
9
30 年度
課題9 民間建築物等の安全対策
建築課、住宅課
事
1※1
※2
2※1
※2
3
4※1
※2
業
名
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
30 年度
・自然災害の際にも安全に通行できる避難路の確保
擁壁等安全対策支援事業
木造民間住宅耐震改修・建
替え促進事業
耐震シェルター等設置支
援事業
分譲マンション耐震改修
促進事業
継続
経費助成等により、道路に面した危険な擁壁等の安
全対策推進
・耐震改修及び建替えについて経費の一部助成
継続
経費助成実施
・高齢者・障害者等が居住している住宅について、
耐震シェルター等設置費用の一部助成
継続
経費助成実施
・昭和 56 年 5 月以前に建築に着手した分譲マンシ
ョンについて、耐震改修工事費用の一部助成
継続
経費助成実施
5※1
※2
賃貸マンション耐震診断
助成事業
・昭和 56 年 5 月以前に建築に着手した賃貸マンシ
ョンについて、簡易耐震診断の無料化と精密耐震診
断費用の一部助成
継続
経費助成実施
6※1
※2
緊急輸送道路沿道建築物
耐震化促進事業
※1
中期計画にて計画事業化
※2
基本計画にて計画事業化
・優先度の高い緊急輸送道路沿道にある建築物の耐
震改修及び建替えについての支援
継続
経費助成実施
10
課題 10 災害医療態勢等の整備
生活衛生課、防災課、男女共同参画推進課
事
業
平成 25 年
度末までの 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度
状況(見込み)
・緊急医療救護所への医薬品、資機材、エアテント
等の購入
医薬品等
配備
名
災害用救急医療資機材等
の更新
1
資器材配備及び医薬品等の計画的な更新
災害時医療用深井戸整備
のための補助制度
2
3※1
・災害時の医療用水資源確保のため、災害時医療用
深井戸整備への補助制度創設
-
要綱設置、適宜対応
母子救護所設置
・災害医療と災害時要援護者支援の拡充
・災害時の妊産婦・乳幼児への支援
庁内検討
設置検討
災害医療救護事業
4
27 年度~28 年度
救護所設置、備品等配備
・災害医療コーディネーター(仮称)及び医師会医
師への報償費支給
検討
事案発生の都度、報償費支払い
5※1
相談態勢の構築
・応急期から復興期まで見通した、特に女性の悩み
相談に対応する態勢を構築
事前準備
人材確保のため、NPO 等との協定等
関係者による連絡会の設置と定期の意見交換等実施
※1
中期計画にて計画事業化
被災地内
負傷者
被災現場
災害拠点病院
※
災害拠点連携病院
災害医療支援病院
診療所等
負傷者
負傷者
要援護者
被災地外
・他県等
(被災が少ない都内)
SCU
災害拠点病院
重症者等
(他県等の)
医療機関
派遣
緊急医療救護所
・医療救護所
<医療救護対策>
災害時という特殊な
環境下においても、少し
でも区民等に安全・安心
を提供できるよう、きめ
細かな災害医療態勢等
を整備します。
東京DMAT
都医療救護班等
医薬品・医療資器材
東京都の役割
派遣・供給
派遣・供給
医療救護班等
医薬品・医療資器材
区市町村の役割
災害時医療救護の流れ
11
課題 11 災害時要援護者対策
障害福祉課、防災課、総務課、保育課
事
1
2
業
名
在宅人工呼吸器使用者災
害時個別支援計画作成
家具の転倒防止促進事業
平成 25 年
度末までの 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度
状況(見込み)
・在宅人工呼吸器使用者の個別計画を作成
(訪問看護ステーションへ委託)
―
個別計画
策定
25 年度
269 件実施
・高齢者、障害者、ひとり親の世帯で、家具転倒防
止器具の取り付けが困難な世帯に対し、取り付けま
での助成事業
継続実施
3
外国人への防災情報支援
事業
・外国人区民と外国人支援に関心のある区民を対象
とした防災講座等の実施
継続
継続実施
・都ガイドラインに沿ったヘルプカード作成
4
5
ヘルプカードの作成
保育園における災害避難
用バギーの購入
―
カード
作成
・平時から使用可能なバギーを導入した、乳幼児の
避難支援
―
バギー
購入
<ヘルプカードとは>
障害者が携帯し、いざというときに必要な
支援や配慮を周囲の人にお願いするためのカ
ードです。次のような場面で活用できます。
①災害の場面(発生時・避難時)
②緊急の場面(パニック・発作・病気の時)
③日常の場面(手助けを必要とする時)
12
課題 12 ボランティア対策
防災課
事
業
名
1
防災ボランティアの育成
(PTA防災学校)
2
防災ボランティアの育成
(中学生の防災学校)
3
4※1
防災ボランティアの育成
(北区防災ボランティア
養成講座)
大学生による地域防災サ
ポート事業
平成 25 年
度末までの 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度
状況(見込み)
・PTA対象にした防災意識等の向上と防災ボラン
ティアの育成
継続
継続実施
・防災センターでの体験学習等の機会を活用した防
災教育の実施及び防災ボランティアの育成
継続
継続実施
・防災ボランティア登録者のレベルアップ講座実施
継続
継続実施
・若手防災サポーターの育成
・区内及び近接区の大学生と地域が協働して防災活
動ができる仕組みを構築
―
サポーター
等育成
※1
中期計画にて計画事業化
<北区防災ボランティア>
災害発生時には、全国から多くのボランティ
アが集まります。その際、ボランティアが迅速
かつ円滑に活動できるよう、関係機関と協働
で、ボランティアの受入、調整、必要な救援活
動をあっ旋するため「(仮称)災害時防災ボラ
ンティア本部」を設置します。また、区はあら
かじめ災害発生時のボランティアの活動拠点
を「みどりと環境の情報館(エコベルデ)」と
しています。
平時から顔の見える関係を構築し、有事の際
に的確な活動ができるよう、定期的に会合を開
いたり、災害時のボランティア本部立ち上げ訓
練等を実施したりして知識・能力の向上を図っ
ています。現在約 160 人が登録しています。
地域防災リーダーの一員として、地域に密着
した活動を行っています。
13
サポーター等育成継続
課題 13 防災まちづくりの推進
まちづくり推進課、十条まちづくり担当課、建築課、道路公園課、工事課
事
業
名
1※1
木密地域不燃化 10 年プ
ロジェクトの推進
(十条駅西地区)
2※1
木密地域不燃化 10 年プ
ロジェクトの推進
(志茂地区)
3※1
※2
防災まちづくり事業の推
進(志茂地区)
平成 25 年
度末までの 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度
状況(見込み)
・東京都「木密地域不燃化 10 年プロジェクト」に
不燃化特区 よる「不燃化特区」の指定地域の整備事業促進
指定
継続実施
・東京都「木密地域不燃化 10 年プロジェクト」に
よる「不燃化特区」の指定地域の整備事業促進
―
継続実施
特区指定
・道路や公園等の整備、老朽住宅等の建て替え促進
により、密集市街地の居住環境改善、防災性向上
・住民のまちづくり活動の支援と防災意識の向上
継続
継続実施
4※1
※2
防災まちづくり事業の推
進(西ケ原地区)
・道路や公園等の整備、老朽住宅等の建て替え促進
により、密集市街地の居住環境改善、防災性向上
・住民のまちづくり活動の支援と防災意識の向上
継続
継続実施
5※1
6※1
※2
防災まちづくり事業の推
進(十条駅西地区)
防災まちづくり事業の推
進(十条北地区)
整備計画等
作成
整備計画等
作成
・道路や公園等の整備、老朽住宅等の建て替え促進
により、密集市街地の居住環境改善、防災性向上
・住民のまちづくり活動の支援と防災意識の向上
密集事業
着手
継続実施
・道路や公園等の整備、老朽住宅等の建て替え促進
により、密集市街地の居住環境改善、防災性向上
・住民のまちづくり活動の支援と防災意識の向上
密集事業
着手
7
※1
※2
8
※1
※2
防災まちづくり事業の推
進(上十条一丁目、中十条
一・二丁目地区)
防災まちづくり事業の推
進(中十条三丁目地区)
継続実施
・道路や公園等の整備、老朽住宅等の建て替え促進
により、密集市街地の居住環境改善、防災性向上
・住民のまちづくり活動の支援と防災意識の向上
継続
継続実施
・道路や公園等の整備、老朽住宅等の建て替え促進
により、密集市街地の居住環境改善、防災性向上
・住民のまちづくり活動の支援と防災意識の向上
―
調査
14
事業計画
作成
密集事業
着手
継続実施
9※1
※2
10※1
※2
11※1
※2
12※1
13※1
14※1
15※1
16※1
17※2
都市防災不燃化促進事業
(補助 88 号線地区)
都市防災不燃化促進事業
(補助 83 号線南地区)
都市防災不燃化促進事業
(補助 83 号線北地区)
都市防災不燃化促進事業
(補助 86 号線志茂地区)
都市防災不燃化促進事業
(補助 86 号線赤羽西地区)
都市防災不燃化促進事業
(補助 81 号線地区)
都市防災不燃化促進事業
(補助 73 号線十条駅西
地区)
都市防災不燃化促進事業
(主要生活道路志茂地区)
細街路拡幅整備事業
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物を建築した建築主への助成
継続
継続
実施
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物を建築した建築主への助成
継続
継続実施
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物を建築した建築主への助成
―
調査
準備
着手
継続実施
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物を建築した建築主への助成
―
調査
着手
継続実施
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物を建築した建築主への助成
―
調査
着手
継続実施
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物を建築した建築主への助成
―
調査
着手
継続実施
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物を建築した建築主への助成
―
調査
着手
継続実施
・都市計画道路沿道を不燃化促進地域に指定し、一定の基
準に適合する耐火建築物等を建築した建築主への助成
―
調査
着手
継続実施
・密集住宅市街地での細街路の拡幅をはじめとした
生活道路の整備
継続
継続実施
18
雨水流出抑制事業
・総合治水対策事業の一環として、個人住宅での浸
透施設の設置工事に際し、工事費用を助成
継続
継続実施
19※1
集中豪雨等対策事業
・都市化の進行や局地的な豪雨により発生する川の
溢水、内水氾濫に対し、公共施設や公園等に雨水の
流出抑制施設を整備
―
継続実施
※1
中期計画にて計画事業化
※2
基本計画にて計画事業化
15
課題 14 避難所等の機能の充実
学校改築施設管理課、工事課、防災課
事
1※1
※2
業
名
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
30 年度
・汚水の排水系統を耐震化し、避難所機能を充実
学校の排水管の耐震性強化
継続
継続
2※1
※2
公園等のマンホールトイレ
の設置
※1
中期計画にて計画事業化
※2
基本計画にて計画事業化
・避難場所となる公園等の整備に合わせ、マンホー
ルトイレを設置する。
継続
13 基
10 基
<災害用マンホールトイレ>
北区防災対策推進5カ年計画(平成 17 年~21 年)により災害時の避難場所となる公園、避難所
となる学校を中心に整備し、その後も、新たに策定した北区防災対策推進5カ年計画(平成 22 年~
26 年)により整備してきました。
今後も公園・学校等、公共施設の整備に併せて、マンホールトイレを引き続き整備していきます。
16
課題 15 区民・事業所への啓発の促進
防災課
事
1
2
業
名
防災用品の購入あっ旋
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
28 年度
29 年度
30 年度
・区民や事業所に防災用品の購入をあっ旋
あっ旋
事業実施
防災セミナー講師派遣
27 年度
継続実施
・区民の防災意識向上のため専門講師を講習会やワ
ークショップの場に派遣
―
年間 30 回程度実施(委託)
3
避難所運営シミュレーシ
ョン訓練(HUG)の実施
・災害発生から避難生活までの想定をシミュレーシ
ョンし、区民の防災意識向上を図る。
継続
年間 5 回程度実施(委託)
<避難所運営ゲーム(Hinanjo Unei Game:HUG>
HUGとは、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したもので
す。避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教
室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応
していくかを模擬体験するゲームです。
発災から、特に避難所生活をゲーム形式で疑似体験し、起こりうる課題等への対処や避難所の運
営体験をすることにより、自主防災組織等の災害イマジネーション力を向上させ、住民の防災力向
上を支援するものです。
避難所の持っている機能
・自宅が倒壊・焼失してしまった人が
生活するための場所
・水や食料などの配給場所
・地域の防災中枢拠点
など
分 担
・
・
庶務・広報班
・
・
・
業
生活班
・
務
内
・
給食班
容
・
・
保健衛生班 ・
・
・
物資管理班
・
17
業務内容
管理運営委員会の庶務
災害対策本部、防災関係機関との連絡調整事務・避難所運営の記録
避難者に対する広報活動 ・情報の整理と管理
報道機関、視察等の対応 ・避難者名簿の管理、尋ね人への対応
避難所生活ルールの一般管理
・生活相談
乳幼児、児童、高齢者等の災害時要援護者支援※
炊き出し等の給食活動
・食料の配給
栄養状態の管理
負傷者、災害時要援護者への対応
医療活動の援助
・健康管理
環境衛生管理
・薬品等の管理
救援物資の受入、配給
・運搬車両の管理
食料・物資の輸送
課題 16 防災施設・設備整備
工事課、防災課
事
1
※1
※2
業
名
公共防災船着場の整備
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
27 年度
28 年度
29 年度
30 年度
・東京都防災船着場整備計画に基づく、スーパー堤
防等の整備に合わせ、災害時の水上輸送基地となる
防災船着場(志茂)を整備する。
岩淵
神谷
豊島
志茂
・設置後オーバーホールが必要な深井戸を改修
2
震災対策用深井戸の改修
継続
継続実施
3
耐震性貯水槽への親子蓋
導入
4
地区本部用ガソリン式小
型発電機の購入
・区設置の40t貯水槽の蓋を 25~27 年度で親子
25 年度末 蓋化
21 基終了
(全 63 基)
事業完了
・地区本部(地域振興室)発電機を購入し設置
―
全地区
配備完了
<震災対策用深井戸>
防災施設・設備整備の一例
現在、深井戸は、区有 13 施設、
<区有貯水槽の鉄蓋改修―親子蓋導入>
震災時等においては、地域住民による迅速な初期消火
活動は、その後の延焼火災を拡大させないために非常に
重要です。自主防災組織等が、D 級軽可搬消防ポンプに
よる初期消火活動を迅速化・省力化できるよう、防火水
槽の鉄蓋を順次親子蓋に改修しています。
18
民間等との使用協定施設 4 施設の
合計 17 施設があります。オーバー
ホール、メンテナンスを定期的に実
施していく必要があります。
課題 17 防災教育の推進
教育指導課、防災課、子育て支援課、保育課、各中学校
事
1※1
業
名
小中一貫型防災教育の推
進
平成 25 年
度末までの 26 年度
状況(見込み)
モデル実施
27 年度
28 年度
29 年度
30 年度
・防災教育の重点SF(サブファミリー)を指定
・小中で連携した避難訓練等の実践モデル研究を通
じた、児童生徒の防災への意識の向上と啓発
継続実施
2※1
※2
中学生地域防災力向上プ
ロジェクト
・中学生を将来の地域防災リーダーとして育成する
ことを目指し、自主防災組識や消防署と連携し、防
災意識の啓発と防災力を向上させる。
・地域防災活動への参加を促す仕組みを構築し、地
域全体の防災力の向上を図る。
実施
継続実施
・乳幼児から児童生徒までの各世代において防災に
親しむ事業(遊び、教育、指導)を実施し、将来の
防災リーダーの芽を醸成する。
3※1
子ども防災プロジェクト
実施
継続実施
備蓄物資
更新
※1
中期計画にて計画事業化
※2
基本計画にて計画事業化
<中学生地域防災力向上プロジェクト>
災害時に地域防災の貴重な担い手となることが期待される
中学生をターゲットとして、全区立中学校で「防災学校」を
開催し、防災に関する基本的な知識・技術を習得する機会を
設け、災害時に地域の一員として活動できるよう支援してい
ます。さらに、防災学校を終了した中学生は、地域の防災訓
練に参加するなど、地域防災の要として重要な役割を担って
います。
○中学生防災学校での実施内容(例)
⑴
災害時の心配事、過去の地震からの教訓、地震の被
害を最小限にとどめるポイント、災害時の行動等につ
いて学習する。
⑵
地震体験、煙体験、応急救護、ロープワーク、初期
消火、搬送法等を体験学習する。
19
北区防災対策推進5カ年計画
<平成 26 年度―30 年度>
発
行
発 行 日
東京都北区
平成26年3月
刊行物登録番号 25-1-121
編
集
防 災 課
東京都北区王子本町1-15-22
電話03(3908)8184
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