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マンガでわかるオンライン送稿

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マンガでわかるオンライン送稿
で
ガ
マン る!
わか
雑誌広告
オンライン送稿
Quick
Print
Page
Store
On
Line
!
デジ協ちゃん
雑誌広告デジタル送稿推進協議会
一般社団法人 日本雑誌協会
一般社団法人 日本雑誌広告協会
一般社団法人 日本広告業協会
ミ ナコの オ ンライ ン日記
[え]桜木雪弥
はじめに
このコピーだと
インパクトに
欠けるわね
雑誌広告デジタル送稿推進協議会(一般社団法人 日本雑誌協会・
一般社団法人 日本雑誌広告協会・一般社団法人 日本広告業協会)
が、雑誌広告の価値向上を目指して取り組んできた「純広告の完全
オンライン化」は2014年4月より本格化いたしました。2013年4月に
逆にシンプルな
表現の方が
商品が引き立つと
思うの
宣言してから1年間をかけて、セミナーの開催や関係団体に対する
説明会といった啓蒙活動に努めてまいりました。この1年間でシステ
ム提供会社である㈱デジタルセンドと多くの製版・制作会社様、広
告会社様、出版社様が契約を結び、運用を開始しており、現在では
オンライン送稿の本数は飛躍的に増えています。
こうした活動および当協議会の公式サイト「雑誌デジ送ナビ」に寄
せられたさまざまなご意見・ご質問から、雑誌広告に関係する皆様
ミナコさんは
他の誰よりも
表現や再現性に
気をつかうよね
だから広告主や
出版社からも
信頼されて
るんだよ
に、
「オンライン送稿」をさらに理解していただくために、新たなツー
ルを作成いたしました。この小冊子は純広告を誌面に掲載するにあた
り、実際に起こりうるシーンをもとに、オンライン送稿の利便性をマン
ガで描いております。ぜひご覧いただき、導入促進のためのツールとし
て、ご活用いただけますよう、よろしくお願いします。
雑誌広告デジタル送稿推進協議会会長( ㈱光文社取締役 )
わたしは結城ミナコ
広告会社
入社 年目
営業部に所属しています
は…
う〜んとコレ
様々な商品の広告を
雑誌に出稿するため
原稿制作を行い
締切に追われる
毎日です
3
5
佐藤 均
2
︱
大手化粧品会社
宣伝部
瀬田氏
ああ この
せっぱつまった
ときにっ
急いで
差し替えないと
間にあわないわ!
どうしようっ
︱
︱
校了日の後倒しが可能
それがオンライン送稿の
強みですから!
そうだ
ちょっと
加納さんに
連絡して…
︱
…
紆余曲折があったのです
でもこの運用へ
切り替えるまでには
業界推奨の検証ソフトを
利用することで、
不備のないデータ
であることが
保証されるため
※
どうしても
変えないと
いけないんです
急なんですが⋮
原稿に
訂正箇所が
出来てしまいまして⋮
あっ
結城さん
お忙しいところ
すみません
えっ
今からですか
申し訳ないです
直前で商品の
価格変更がありまして
ああよかった!
オンライン送稿を
導入していなかったら
またご迷惑を
おかけするところ
でした
オンライン送稿は
従来のCD R等の
メディア入稿に比べて
時間的な余裕ができ、
システム化によって
あせっ
あせ
あー
大丈夫!
オンライン送稿なら
まだ間にあいますよ
以前より説明会などで
オンライン送稿についての
説明や提案を受けて
知識はしっかり
持っているつもりでした…
4
※1 P11参照
※2 P11参照
5
とても利用しやすいのが
何よりのメリットです
加納氏
出版社
広告部勤務
兼デジ協※1委員
!
?
-
2
!
?
ふん
ふん
■
「QuickPrint」
「PageStore」
は㈱デジタルセンドが提供するオンライン送稿システムです
オンライン送稿では
運用上、
広告主はどう
絡むんですか?
オンライン送稿の基本的な
運用フローとしては、
制作/製版会社
広告会社 出版社 ※
印刷会社となるため、
↑
広告主が制作発注
している場合には、
「運用フローの見直し」
と
「原稿の確認方法」
を
広告会社と
検討してもらう
必要があります
オンラインねぇ
よくわから
ないし…
それって
お高いんでしょ
広告会社が制作発注している
場合には、元々原稿の受け渡しに
広告主は絡みませんので、
運用上の変更はありません
ええっ
その原稿はもう
校了しちゃってるのよ
ある出来事が…
そんな時に
今までどおりで
問題ないんじゃ
説得できず、システム導入が
遅れていました
と頭では
わかっていたのですが
なかなか会社の上層部を
―
↑
オンライン化によって
これだけメリットが
あるなら
ぜひ取り入れたい
システムだわ
デジタルや
オンラインの
運用はもはや
時代の流れでも
あるし…
メタデータ
(掲載情報)
を
のせる
(業界推奨の検証ソフト)
(送受信ソフト)
オンライン
送稿
Page
Store (PS)
Quick
Print (QP)
↑
※
更に再送稿も
簡単にできます
同サイズ、同絵柄なら
複数誌に出稿する場合
一つのデータで済みます
デジ協ちゃん
オンライン化により
煩雑な作業も
なくなって
ヒューマンエラーを
減らすことにも
つながるでしょう
また、
広告会社にとっては
チェックをかけることで、
業界のルールにのっとった
安全・安心なデータである
ことを保証することができ、
安全な原稿送稿が
可能になるんです
オンライン送稿
6
※3 P11参照
※4 P11参照
7
4
3
!
?
旧来の手渡し
Q
P
でもコレ
成分表示を
修正しないと
まずいんですよ!
あっちゃー
どうしょう
差し替え
できるかしら
その時も今回と同様に
原稿を差し替えねば
ならない事態に
なってしまいました
そこで
この出来事を
きっかけに加納氏と
㈱デジタルセンドの方に
説明してもらい
オンライン送稿の説明と
運用フローを確認検討し、
切替に向けて関連部署との
フロー変更がある無しなど、
調整をすすめ、承認をもらい
PageStoreを
導入しました
こういう時こそ
オンライン送稿なら
校了日が引っぱれる
んだけどね…
業界推奨の
検証ソフトで
原稿チェックも
できますし
それに導入までは
か月は必要と
言われて…
※
わたしたちの会社では
社内規定上、システム導入や
運用方法を切り替えるには
各部署の承認が
必要だったため
どのように
社内を通せばよいのか
わからずじまいでした
急に言われて
もなあ〜
お前そもそも
このシステム
ちゃんと運用
できるの?
スタートすれば
ぐっとやりやすく
なりますよ
加納さんの
おかげで
上司も納得
してくれました!
もっと早く
動くべきでした
これまで説明や
セミナーを受けて
いたのに…
⋮もう少し
早く取り入れていれば
よかったのですが⋮
そして取引先の
製版会社にも
QuickPrintと
PageStoreを
導入してもらいました
予算計上
してないし…
そして、
ついに
オンライン送稿の
運用をスタート
することが
できたのです!
5
8
※5 P11参照
9
ここで
ページを開いて
メタデータを
確認するんです
2
!
?
社団法人日本雑誌協会、一般社団法人日本雑誌
広告協会、一般社団法人日本広告業協会の3協
㈱デジタルセンドが環境調査・ネットワーク診断
会が運営母体となり、雑誌媒体の価値を向上さ
せることを目的に『デジタル送稿に関する諸課
題』
に取り組む組織。
※2 業界推奨の検証ソフト
広告会社
出版社
広告会社専用送受信ソフト
「PageStore」
インストール
出版社専用送受信ソフト
「PageStore」
インストール
テスト送信
動作確認
オンライン運用開始
媒体情報登録
●デジ協が㈱デジタルセンドに依頼し開発したオ
ンライン送稿システムの検証ソフト(QuickPrint)
※3 出版社→印刷会社
実データトライアル送信
●出版社-印刷会社間は㈱デジタルセンドの提供
するシステム対象外。そのため、出版社は個別に
オンライン運用開始
印刷会社との検討が必要(印刷会社提供のサー
バを利用するか、通信会社のシステムを利用)。
※4 再送稿
送稿済みの原稿を別発売日、別雑誌へ再利用が
可能(同一サイズであり、同一セーフティ以下で
制作/製版会社
印刷会社
7
A社
B社
C社…
大日本 = 凸版 = 共同 = 図書 …
あれば利用可能)。
※5 導入
●広告会社および出版社でのオンライン送稿シ
御社がオンライン
送稿を導入
していたので
本当に助かり
ました!
書き換えツール」
を利用する事で、広告会社から
※6 JMPAカラー
オンラインは
利用料金が心配
だったけど、
※
費目の内訳が変わり
弊社の場合は 結果的に
トータルコストが
さがりました
●㈱デジタルセンドが無償提供する
「原稿情報
6
ホントですか?
あーよかった!
のこと。
!
!
※
㈱デジタルセンド正式申し込み
JMPAカラーのおかげで
雑誌には
他のメディアにはできない
色味の再現性や
安定性があるわ
●雑誌広告デジタル送稿推進協議会の略。一般
㈱デジタルセンドに見積もり依頼
オンライン送稿
開始までの
流れ(約2ヶ月間)
それにプラスして技術的にも
安全が約束されたデータ運用が
できるオンライン送稿は
これからますます
必要になってくると思うの
※1 デジ協
※5 導入
あ、
瀬田さんですか?
いいお知らせです!
原稿の差し替え
間にあいました
用語解説
JMPAカラー管理
されたプリンター
JMPAカラー管理
されたプリンター
ステムを導入するまでの流れ。
(各社により異なる場合があります)
●申込みからオンライン運用開始まで約2ヵ月
の準備期間が必要です。
※一般社団法人日本雑誌協会
(JMPA)
が、広告
会社、出版社、印刷会社と協力して策定。
●これにより、雑誌広告の制作から印刷に至るす
べての過程で、管理・統一された色味の校正
(デ
ジタルプルーフ)
を確認することができるように
※7 費目
えっ
ている。
そうなんですね
おかげで今日は
早く仕事も
終われそうですし
●雑誌印刷の際に再現可能な色
(色空間)
を定め
僕もですよ
あ、
そういう
ことなら…
の、業界統一の色基準。
デジタル
プルーフ
今晩どこか
飲みに
いきませんか?
デジタル
プルーフ
●雑誌掲載時の色調を制作段階で確認するため
管理・統一された
色味により
同一のデジタルプ
ルーフが出る
︱
※6 JMPAカラー
!
!
なる。
※7 費目
●オンライン運用の費目については、制作/製版
会社ごとに異なる場合がありますので、広告会
社の方は取引のある制作/製版会社と事前に協
議・検討が必要となります。
●右の表はオンライン運用とオフライン運用の
費目の考え方です。参考までにご確認ください。
11
おしまい
※6、※7 P11参照
10
オンライン送稿や業界動向に関する情報・質問は

「雑誌広告デジタル送稿推進協議会」
ホームページ
http://www.3djma.jp
オンライン送稿システムに関する情報・質問は

「デジタルセンド」
ホームページ
http://www.digital-send.com
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