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究極の平滑塗膜で燃費を大幅に低減!
究極の平滑塗膜で燃費を大幅に低減! 環境対応加水分解型 船底防汚塗料 環境対応加水分解型 船底防汚塗料 環境対応加水分解型 船底防汚塗料「SEAFLO NEO」の発売から 3 年。 当社の摩擦抵抗低減技術は新たなステージへと進化を遂げます。FIR 理論を基に、摩擦抵抗低減のための多角度からの研究により誕生した 究極の超平滑防汚塗料「SEAFLO NEO Z」。さらに、超平滑塗膜の長 期 維 持、防 食 塗 料 の 超 平 滑 化 を 加 え た 3 つ の 技 術 革 新「Triple Synergy Technology」により、さらなる燃費低減を実現します。 期待燃費低減率 *∼- ※当社製品比 船舶が運航時に船体に受ける抵抗のうち、60 ∼ 80%が船底摩擦抵抗で あると 言 わ れ ており、摩 擦 抵 抗 の 低 減 は 燃 費 低 減 に 寄 与します。 SEAFLO NEO Z の超平滑塗膜により、従来型加水分解塗料と比較して 塗装仕様で最大8%の燃費低減が期待できます。 FIR 差:8∼10 このうち 60 ∼ 80%が船体抵抗の 低減に寄与します。 燃費低減期待率︵%︶ 9 SEAFLO NEO Z を採用することにより、 5 ∼ 8%の燃費低減が期待できます。 8 7 5 ∼ 8% 6 5 4 3 2 1 0 1 2 3 4 5 6 SEAFLO NEO Z SEAFLO NEO FIR : 1.8% FIR : 5.4 % ※超低FIR型塗装仕様 7 8 9 10 FIR 値(%) 当社従来加水分解型 FIR : 10.7% ※従来型塗装仕様 超低 FIR 防汚塗料 超低 FIR 防食塗料 超平滑塗膜のための3つの技術革新 超低 FIR の長期継続 Ig^eaZHncZg\nIZX]cdad\n 超低 FIR 防汚塗料 摩擦抵抗増加率、約9割低減 安定した防汚性能(最大 60 ヶ月) SEAFLO NEO の安心の実績 超低 FIR 防食塗料 + 従来型防食塗料 + SEAFLO NEO 従来型防食塗料 + 従来加水分解型防汚塗料 Rz:51μm RSm:3723μm Rz:91μm RSm:4045μm Rz:111μm RSm:3024μm FIR : 1.8% FIR : 5.4% FIR : 10.7% 超平滑 AC 従来型 AC Rz:65μm RSm:3057μm Rz:119μm RSm:2470μm FIR : 3.6% FIR :15.0% 超低 FIR 防食塗料 防汚塗膜の平滑化でさらに低燃費 ハイソリッドタイプで環境にやさしい 優れた防食性能 スムーズで均一な防汚剤溶出 経時の加水分解で平滑化が加速 長期継続する超平滑塗膜(最大 60 ヶ月) 運航後の FIR 値 経時変化 FIR 値(%) 超低 FIR の長期継続 12.0 10.0 8.0 従来型 AF 6.0 4.0 天然海水中での運行シミュレーショ ン試験により、加水分解作用による 低 FIR の継続が確認されています。 2.0 0.0 SEAFLO NEO Z 0 1 2 3 4 5 Year 燃費低減実績の一例 SEAFLO NEO 実績 BC /30ヶ月 内航フェリー/10ヶ月 海上公試 馬力低減 船種 造船所1 4.0% Bulk Carrier 造船所2 0.5 ∼ 3.5% 造船所3 3.5% Bulk Carrier 造船所4 2.0 ∼ 2.8% Bulk Carrier 就航船 燃費低減率 船種 PCC 船主 A 17.1% PCC 船主 B 14.3% PCC 船主 C 4.4% RORO 船主 D 5.0% Container 船主 E 3.0% Bulk Carrier 防汚塗料・防食塗料の塗膜をより平滑にする技術 F]oHgdqe]jL][`fgdg_q 塗装直後 塗膜表面 特殊セルフレベリング効果 溶剤 特殊ポリマーによるレオロジー調整技術 塗膜形成時に最適なレベリング性を発揮 SEAFLO NEO Z 従来型船底防汚塗料 溶剤揮発後 低粗度・長波長の非常に滑らかな塗膜を形成 Mfaim]Ha_e]flYlagf 顔料とポリマーの最適バランス Unique Pigmentation と 整列加水分解の概念図 顔料・ポリマーの最適バランス技術、分散技術 加水分解時の安定して均一な防汚溶出 長期に亘り平滑塗膜を維持 HYjla[d];gfljgdL][`fgdg_q SEAFLO NEO Z 従来型船底防汚塗料 塗装粒子制御技術/塗装現場での超平滑化 VOC 量 : 380g/L Volume Solid : 59% ハイソリッド組成で塗装粒子の直進性が向上 スプレーダストが大幅低減。 超平滑塗膜を実現 環境や人体への影響も少なく安心 溶剤が少ない SEAFLO NEO Z はスプレー時の溶剤揮発が少なく、 ダストになりにくい設計です。 低粗度 長波長 燃費低減効果をより正確に検証する 低摩擦抵抗 (特許出願中) 低燃費 当社は東京理科大学、東京農工大学、海上技術安全研究所 との共同研究の結果、塗膜表面の粗度と波長の測定・評価 により摩擦抵抗を推定する FIR 理論を構築し、より正確な 燃費低減効果の検証を行っています。 水中摩擦抵抗概略図 FIR(%) = 2.62 × Rz2 ÷ RSm (摩擦抵抗の増加率) 波長 船底防汚塗料(塗膜断面) 粗度 FIR値が低い 海水 摩擦抵抗: 乱流: (係数) (粗度) 摩擦抵抗が低い (波長) 低燃費 摩擦抵抗には塗膜表面の粗度(山の高さ)と波長(山と山 の間隔)が大きく関与します(左図参照)。当社は数多くの 試験と検証を元に、粗度と波長から摩擦抵抗を算出する 二重円筒式抵抗測定装置 (東京理科大学との共同開発) 「FIR 理論」を構築しました。 船舶の燃費低減は、限りある地球資源の保護、そして CO2 トルクセンサー 海水、真水 試験板(内筒) 削減に貢献します。当社は「FIR 理論」を指標として、燃費 低減に対するさらなる進化を続けてまいります。 外筒 インバーターモーター 当社ではラボの試験データのほか実船の塗膜レプリカの採取方法も確立 し、実データの収集にも努めています。 本カタログではこれまでに収集 した実船塗装データをもとに FIR 値を記載しています。 二重円筒式抵抗測定試験の他に、スーパーコン ピューターを用いた流体シミュレーション(東京 農工大学)、超高精度平行平板による水槽試験 (海上技術安全研究所)など、さまざまな試験を 行っています。 熱可塑性樹脂を塗膜 表面に貼り付け、 試料採集します。 ラボに持ち帰り、 レーザーで表面解析。 当社は海洋環境を想定した試験を行っておりますが、実際の海洋環境における諸条件や船型、 運行状況により燃費低減の度合いが異なってまいりますことを、 あらかじめご了承ください。 環境対応加水分解型 船底防汚塗料 塗料中のVOC排出量と、燃費低減によるCO2 排出量を削減。 “塗料” に出来る温暖化対策に「SEAFLO NEO Z」を、ぜひご選択ください。 当 社 製 品を安 全にお取り扱いいただくために、 製 品 説 明 書 、S D S 、 製 品 容 器に貼 付 の 警 告ラベルなどを良く読んでご使 用 下さい。 www.cmp.co.jp/ ■製品仕様は改良のため予告なく変更する場合がございます。 ■製品に関するお問い合わせは、当社ホームページの「お問い合わせ」 フォームをご利用下さい。 ■本カタログ記載内容の無断転用を禁じます。 当社は(社)日本塗料工業会が推進する 『コーティング・ケア(環境・安全・健康に 関するプログラム)』 を実施しています。 1309