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公用車への低公害・低燃費車の導入方針

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公用車への低公害・低燃費車の導入方針
公用車への低公害・低燃費車の導入方針
施行
改訂
改訂
改訂
1
趣
平成 18 年 4 月 1 日
平成 20 年 4 月 1 日
平成 23 年 4 月 1 日
平成 25 年 7 月 1 日
旨
名古屋市では、
「名古屋市グリーン購入推進指針(平成 13 年7月実施)
」に基づき、
行政運営上必要な製品の購入等に際して、環境に配慮した製品(グリーン商品)を優
先して選択するグリーン購入を推進している。
この取組みの一つとして、自動車については、「公用車への低公害・低燃費車の導
入方針」
(以下「本導入方針」という。
)を定め、環境に配慮した自動車の導入を推進
するものとする。
なお、平成 32 年度を目標とする「名古屋市役所環境行動計画 2020」において、公
用車の更新等にあたっては、本導入方針に基づき、低公害・低燃費車を導入するとと
もに、次世代自動車※1についても導入を推進することとしている。
2
導入方針
(1)基本方針
公用車へ導入する自動車は、
(3)に掲げる「低公害・低燃費車」の導入基準を満
たす自動車(以下「低公害・低燃費車」という。)とする。なお、導入にあたっては
可能な限り次世代自動車の導入に努めるものとし、更新にあたっては次に掲げる事
項について留意するものとする。
ア
保有する自動車については、車両更新時に「低公害・低燃費車」へ切り替える
ものとする。
イ
保有する自動車のうち、新車登録後 12 年を経過した自動車については、走行距
離等を勘案のうえ、「低公害・低燃費車」へ切り替えるよう努めるものとする。
ウ
防災拠点などへの導入については、災害時の電力確保についても配慮するよう
努めるものとする。
(2)対象とする自動車
本導入方針の対象とする自動車は、公用車として調達する普通自動車、小型自動
車及び軽自動車(二輪車を除く。)とする。
(3)「低公害・低燃費車」の導入基準
公用車へ導入する「低公害・低燃費車」は、自動車の車両総重量の区分に応じて、
次に掲げる導入基準を満たす自動車とする。なお、導入自動車の選定にあたっては、
石油代替エネルギー(電気、天然ガス、水素等)の利用及び車体の小型化等にも配
慮し、次世代自動車等より環境性能の良い自動車の導入に努めるものとする。
ア
車両総重量 3.5 トン以下
(ア)主な用途
乗用自動車、貨物自動車(小型トラック、ライトバン)、特種自動車
(イ)導入基準
・ 電気自動車
・ 天然ガス自動車
・ ハイブリッド自動車
・ プラグインハイブリッド自動車
・ 燃料電池自動車
・ 低排出ガス車※2(平成 17 年基準排出ガス 75%低減レベル)
かつ低燃費車※3(平成 22 年度燃費基準+25%達成車又は平成 27 年度燃費
基準達成車)以上の環境性能を有する自動車
・ LPガス車※4
・ クリーンディーゼル自動車
イ
車両総重量 3.5 トン超
(ア)主な用途
貨物自動車(トラック)、乗合自動車(バス)、特種自動車
(イ)導入基準
・ 天然ガス自動車
・ ハイブリッド自動車
・ 燃料電池自動車
・ ポスト新長期規制適合車※5かつ低燃費車(平成 27 年度燃費基準達成車)
以上の環境性能を有する自動車
・ LPガス車※6
・ ガソリン車※6
(4)「低公害・低燃費車」の導入が困難な場合
行政事務の遂行にあたり、目的に合致する適当な車種がない場合や、
「低公害・低
燃費車」の導入が著しく困難な場合で、環境局地域環境対策部大気環境対策課長が
認める場合は、
「低公害・低燃費車」以外の自動車の中から、環境性能の良い自動車
を優先して導入することとする。
(5)配慮事項
公用車の導入にあたっては、「低公害・低燃費車」の導入基準以外にも、次に掲
げる事項について、さらに配慮することが望ましい。
3
ア
アイドリング・ストップ自動車として設計・製造されていること。
イ
燃費計等のエコドライブを支援する装置が装備されていること。
導入基準の見直し
本導入方針に基づく「低公害・低燃費車」の導入基準は、社会情勢の変化、技術の
進歩等に合わせて適宜見直しを行うものとする。
4
適用時期
本導入方針は、平成 25 年 7 月 1 日から適用する。
5
その他
本導入方針の改訂前の導入基準に基づいて導入した「低公害・低燃費車」について
は、改訂後の導入基準に関わらず「低公害・低燃費車」とみなすものとする。
※1
次世代自動車:低公害・低燃費車のうち、電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリ
ッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル
自動車及びポスト新長期規制適合ディーゼル車をいう。
※2
低排出ガス車:「低排出ガス車認定実施要領(平成 12 年運輸省告示第 103 号)
」に
基づき低排出ガス認定を受けている自動車をいう。
※3
低燃費車:「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」(昭和 54 年法
律第 49 号)に基づく燃費基準を達成している自動車をいう。
※4
3.5 トン以下のLPガス車については、低排出ガス車かつ低燃費車と同等以上の環
境性能を有する自動車とする。
※5
ポスト新長期規制適合車:平成 21、22 年自動車排出ガス規制に適合するディーゼ
ル車をいう。
※6
3.5 トンを超えるLPガス車、ガソリン車については、ポスト新長期規制適合車か
つ低燃費車と同等以上の環境性能を有する自動車とする。
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