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富山県の動物園で飼育されているハクチョウで 高病原性鳥
富山県の動物園で飼育されているハクチョウで 高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が発生! 中丹家畜衛生情報(No.22-71) 平成 22年12月発行 12月16日、富山県の動物園で飼養されていたコブハクチョウ 2羽が死亡し、うち、1羽が県の簡易検査の結果、高病原性鳥イン フルエンザに感染している疑いがあり、現在検査中です。 野鳥が運んできた可能性も考えられます。ウイルスの侵入防止対 策の点検と消毒の徹底をお願いします。 【動物園の概要】 ○所 在 地:富山県高岡市 ○施 設 名:高岡古城公園動物園 ○飼養状況:白鳥など計160羽 【対 応】 ○当該動物園の閉園 ○半径 10km 以内の家きん飼養農場の調査(異常なし) 予防対策の再点検と消毒の徹底を! 国内では渡り鳥が本病の発生要因と言われており、本病に感染した野鳥や 野生動物による伝播が考えられます。日頃から、防鳥ネットの破損等の点検 を行い、野鳥や野生動物の侵入防止の徹底を図ってください。 <予防対策> 1 野生動物 侵入防止対策 侵入経路がないか、鶏舎周辺に餌や生ゴミなどが 置かれていないか再確認! 2 防鳥対策 網目2cm角以下の防鳥ネットを張り、野鳥等の 侵入を防止。鶏舎消毒の徹底。 3 人・車両対策 出入り口でウイルスを遮断! 日頃より実施していただいている農場専用の手袋、作業靴、作業衣の着 用と入退出場時の消毒を励行してください。 4 飲用水対策 水道水以外の飲み水は消毒を徹底! 鶏やアヒル等に異常を認めたら直ちに当所に連絡願います!! 京都府中丹家畜保健衛生所 福知山市字半田371-2 TEL:0773-25-1860(夜間・休日も転送機能で連絡可能)