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中 学 生 の 感 想

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中 学 生 の 感 想
中 学 生 の 感 想
広島平和記念式典に参列して
私は、今年の8月まで、
「戦争」や「平和」ということについて、真剣に考えたことはありません
でした。
資料館では、当時の実物や写真など、想像をはるかに超える資料の数々で、心の奥が締め付けら
れたように感じました。また、直接被爆者の方からお話を伺えたことも印象に残っています。遠く
に感じていた65年前の出来事を少し身近に感じることができました。
2日目の平和記念式典には、過去最多となる74カ国が出席したことを知って大変うれしく思い
ました。子供代表の2人の言葉は、今でも心に残っています。
また、少しずつですが、戦争を体験した人々の平和を願う強い思いが世界にも伝わっているのだ
と思います。
全国から届けられた千羽鶴の数にも驚きました。1つ1つに魂のようなものが感じられ、温かい
気持ちになりました。
今、世界には戦争の中を必至に生きている人々が大勢います。その人たちの気持ちを世界の人々
が考えれば、戦争はこの世に存在するべきではないという結論にいたると思うのですが・・・。
少しでも早く、この地球のすべての人々が平和に暮らせる時代が来ることを祈っています。
8人の中学生の皆さん!2日間他の中学の人と行動することに最初は不安を抱いていたのですが、
本当に楽しいときを過ごさせていただきました。皆さんのことは決っして忘れません。
同じ高校に入ったら、ぜひ声をかけてくださいね。
(市長さんを始めとする市の役員の皆様、今回、たくさんの初めての体験をさせて頂き、本当にあ
りがとうございました。
)
磐田第一中学
渥美 文也奈さん
<広島派遣事業の感想>
私が戦争について持っていた考えは「戦争はこの世に存在してはいけないこと」だということだ
けでした。しかし、私は式典や資料館を通していろいろな考えを持つことができました。
1945年8月6日広島に原爆が投下されたという事実を胸に、私は派遣事業に参加させていた
だきました。5日に見学した資料館では私の想像をはるかに超える、衝撃のものばかり・・・。当
時の写真は、皮膚はやけただれ、思わず目を背けたくなってしまうものでした。また、被爆者の方
にも直接会ってお話を聞くことができ、改めて戦争の残酷さ・恐ろしさを肌で感じました。そして、
まだ新しい建物の横に周りとは少し違う空気が流れているところがありました。原爆ドームです。
今も私の脳裏にあの建物は焼きついたままです。
そして6日、私は生きていく中で貴重な経験をさせていただきました。それは『平和記念式典』
への参列です。今年は世界中が注目する式典でした。私が式典の中で1番心に残っているものは『平
和への誓い』です。
「次は僕たちの番です。
・・・ヒロシマの願いを世界へ、未来へ、伝えていくこ
とを誓います。
」私はこの言葉に胸をうたれました。
「65年前、日本に原爆が落とされた」これは今もこれからも忘れてはいけない事実です。何万人
もの方が原爆によって命を落としました。その事実を、これから生きていく私たちが忘れてしまっ
ていいのでしょうか?私たちは伝えていかなければならないのです。ヒロシマだけではない、日本
の願いを世界へ伝えていけたらいいと思います。
そして世界中から『戦争』がなくなることを本当に心から願っています。
最後に、派遣事業でお世話になった市内の中学生8人の皆さん。不安でいっぱいでしたが、いろ
いろなことを一緒に学べて本当にうれしかったです。ありがとうございました。そして、この事業
を計画してくださった市長さんや教育委員会の方々、市役所の方々、大変貴重な経験をさせていた
だいてありがとうございました。
今回、派遣団として広島にいくことができ大変うれしく思います。そしてこれからもいろいろな
人に学んだことを伝えていきたいです。
本当にありがとうございました。
城山中学校
池田 真子さん
広島記念式典の感想
僕は、この機会を通して広島の地へ行き、様々な体験をすることができました。
原爆資料館では、原爆の恐ろしさを物語っている物や、原爆の被害によって亡くなっていった人
たちの遺品などがたくさん展示されていて、驚きを隠せないものばかりでした。その中でも8時 15
分で止まった時計(原爆が落ちた時に止まった時計)のことが記憶に残っています。
平和式典では、特に小学生が言った平和宣言がとても印象に残っています。
<二度とこのような事を繰り返してはいけない>という思いが強く伝わってきました。
この派遣事業で学んだことを友達や地域の人に伝えて、今後の生活に生かしていきたいです。
向陽中学校
中安 正己くん
広島平和記念式典の感想
僕は広島に行き戦争の悲しさ、恐ろしさなどを実感しました。
原爆資料館では、たくさんのパネル、資料を見てとても悲しく、心が痛みました。また記念式典
では、たくさんの方々の平和への願いを聞いて、とても考えさせられました。式典での式典参加者
全員が平和を願っている、あの様子は忘れられません。また、原爆資料館、平和記念式典にたくさ
んの外国の方が見に来られ、世界が原爆に関心を持っている、世界中の人々が平和な世界を目指し
ていると思い、うれしい気持ちになりました。
広島に行って、たくさんの人々が一生懸命平和を訴えていました。その様子を見て、原爆を思い
出すだけでも悲しい犠牲者などの皆さんが、苦しい思いをしてまでも平和を訴えているのです!!
そんな人たちの、訴え、願いを無視なんてしていいんですか?僕たちには平和を願い、二度と、原
爆、戦争を起こしてはならないという使命、義務があると思います。一人ひとりが平和を願えば世
界は平和になると思います。今回貴重な体験をさせてもらった僕たちが先頭となって平和な世界を
目指していきます!!ぜひ、たくさんの皆さんに僕たちのような体験をしてほしいと思います。
一緒に広島に行った皆さん、
また協力してくださったみなさんありがとうございました。
とても、
いい体験でした。
磐田南部中学校
松下 佳史くん
∼平和記念式典に参列してみて∼
広島に行き、式典に参列してみて、原爆の事や当時の広島の事などいろんなことを学ぶ事ができま
した。
以前は、過去のことだから関係がないと思っていましたが、考えが変わり過去の事だから今、関係
がある・忘れてはいけない過去という考えに変わりました。
印象に残っているのは、資料館で見た遺品です。
当時の物は、その時の状況など見ただけで、伝わってくるので、原爆の恐ろしさが目から伝わって
きました。
式典でも、とてもいい体験ができました。
被爆者の方々のお話や2人の小学生のお話のことも印象強く残っています。
今回の式典に参加できて、本当に良かったです。
他の学校の8人の方とも、楽しく過ごすことができたので、とてもいい思い出になりました。
今回の式典に参加した事を忘れず、いろんな人に、伝えたいと思います。
2日間、ありがとうございました。
福田中学校 鵜野朋恵さん
広島平和式典に参加して
僕は広島平和式典に参加してみて戦争についての考えが変わりました。広島へ行く前、僕は戦争
はもう過ぎた事、戦争は起こらないし、原爆が落ちることは2度とないと思っていました。しかし、
広島に行き僕は唖然としました。自分が思っていたよりも戦争は惨く、原爆は恐ろしいということ
です。たった1発の原爆で多くの人々が死んでしまうものをまだ、多くの国が所持していると分か
ったからです。広島原爆資料館では、原爆の破壊力により、いろいろなものがとけたり、変色して
いるものや、放射能で人が苦しんでいる写真が展示してあり、とても現実で起きたこととは思いま
せんでした。
平和式典では、藩基文国連事務総長や菅総理がスピーチをしている時でも、式典に参加している
人の中から菅総理へ何かを訴えている人もいて、どれだけ平和を愛しているかが伝わり、心がうた
れました。
僕が広島平和式典に参加して学んだことは、戦争が終ったからよいと言うわけではなく、やって
はいけない、絶対に繰り返してはいけないことです。安易なことで起きてしまう争いは、どんどん
激しくなってしまいます。そんなことがあるから原爆もつくられてしまったと思います。確かに起
きたことはもうもとには戻せないけど、あやまちを阻止することはできます。2度と惨劇を繰り返
さないように、僕は戦争をなくしていかなければならないと平和式典に参加して思いました。
代表の皆さん、一緒に参加していただきありがとうございます。また会う機会があればよろしく
お願いします。
竜洋中学校 飛田侑哉くん
■広島 平和記念式典に参加して■
私は8月6日の広島の平和記念式典に参加しました。
また、前日には原爆資料館にも行きました。前日に行った原爆資料館では、8時15分で止まっ
た時計、被爆者の遺品、被爆者の皮膚が溶けている絵や写真、他にも様々なものを見ました。
私はこれらのものを見たとき、原爆の本当の恐ろしさを、身をもって感じました。また、それぞ
れの展示品からは広島の人々の痛み、悲しみ、戦争に対する憎しみが伝わってきました。
6日の平和記念式典には、米、英、仏、国連事務総長も初めて参列して、核廃絶に対する意識が
高まっていることを感じました。私は実際に式典に参加することで、平和への思いが強くなりまし
た。再び広島の人々が経験したような思いを世界が再び味わうことのないように、私たちの世代が
その思いを受け継いでいかなければならないことを強く感じました。
私は原爆ドームも印象に残りました。原爆ドームは有名なので以前から知っていましたが、やは
り写真でみるのと実際に見るのでは違う感じでした。原爆ドームは原爆の恐ろしさ、人々の思いを
訴え続けているんだと感じました。
今回、このような機会を得て、
「戦争について」
「平和とは」ということを考えるきっかけになり
ました。
豊田中学校
玉井 里於さん
広島平和記念式典の感想
僕は広島へ行き、多くのことを学びました。
僕は教科書などで読んで、戦争を知ったつもりでいました。しかし、広島の原爆資料館の見学や
平和記念式典への参列で、僕たちが教科書では知り得ない原爆の恐ろしさや当時の広島の人々がど
れほど苦しいおもいをしたのか知ることができました。
又、僕たちは戦争を経験したことがありません。しかし、昔の人々が経験した戦争の悲惨さや無
意味さなどは写真や体験談を通して知ることができます。
もちろん、
それは戦争のすべてではなく、
ごく一部にしかすぎないかもしれません。それでも、僕たちは、それを知り後世に語り継がなけれ
ばなりません。そのためにも、今回僕が広島へ行かせていただいたことは、とてもためになりまし
た。
これから僕たちは、戦争のない世の中にしていきたい、又、していかなければならないと思いま
した。
今回、このような事業に参加させていただき、とても貴重な体験となりました。これから、戦争
のない、平和な世の中にする為に僕たちにもできることはあります。これから、それを常に心に留
めておきたいです。
ありがとうございました。
豊田南中学校
井伊 亘くん
広島平和記念式典の感想
私はこの事業に参加して、平和や広島の原爆について深く考えることができました。
平和記念資料館では、原爆の被害の大きさを詳しく学ぶことができました。
当時栄えていた広島の町を一瞬にして消してしまい、人々を苦しめ続ける原爆はとても恐ろしいも
のだと改めて感じました。
被爆から 65 年経っていて、被爆者もどんどん少なくなってしまっていますが、被爆者が平和記念資
料館でボランティアとして当時の状況を話してくださったり式典にとてもたくさんの人々が参加し
ていたりなど、平和への願いがいかに強いかが伝わってきました。また、式典には各国の代表者以
外にも外国の方が来ていて、平和への願いが世界に広がっているのだなと思いました。
今、私たちが住んでいる日本は平和で幸せだけど、日本だけでなく世界中が平和で戦争がなくなる
といいと思いました。
豊岡中学校
川倉 彩子さん
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