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柏市保健所事業年報 平成23年度版

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柏市保健所事業年報 平成23年度版
柏市保健所事業年報
平成23年度版
柏市保健所
―目
次―
【総括】
(2) 医師,看護師等の状況 ........ 24
1
柏市の概況 ..................... 1
(3) 医療施設立入検査 ............ 25
(1) 地勢 ......................... 1
(4) 医療従事者免許の取扱い ...... 25
(2) 人口・人口構成 ............... 1
2
7
薬事 .......................... 25
平成22年度予算・決算の状況 ... 3
(1) 薬事監視 .................... 25
(1) 一般会計歳出当初予算 ......... 3
(2) 毒物劇物監視 ................ 27
(2) 保健所当初予算・決算 ......... 3
(3) 不正大麻・けし撲滅運動 ...... 27
3
沿革 ........................... 4
(4) 薬物乱用防止対策 ............ 28
4
運営体制 ....................... 6
(1) 組織 ......................... 6
【保健予防課】
(2) 職員 ......................... 7
(3) 事務分掌 ..................... 8
保健予防課事業概要 .............. 29
1
結核予防事業 .................. 30
5
施設 .......................... 10
(1) 管内結核患者登録者数の動向.. 30
6
附属機関 ...................... 10
(2) 新登録患者数 ................ 30
(1) 柏市保健衛生審議会 .......... 10
(3) 年末現在登録者数 ............ 31
(2) 柏市感染症診査協議会 ........ 12
(4) 新登録患者数(年齢階級別).. 31
(3) 柏市予防接種調査会 .......... 14
(5) 年末現在登録者数(年齢階
級別) ........................ 31
【総務企画課】
1
(6) 管理健診実施状況 ............ 32
総務企画課事業概要 .............. 15
(7) 結核接触者健康診断実施状況.. 32
情報収集・整理・活用 .......... 16
(8) 結核医療費公費負担診査状況.. 33
(1) 人口動態統計 ................ 16
(9) 就業制限通知及び入院勧告
(2) 死因別死亡状況 .............. 17
並びに入院措置数 .............. 35
(3) 衛生統計・調査 .............. 19
2
(10)ツベルクリン反応検査・
がん対策 ...................... 20
QFT検査実施状況 ............ 35
(1) 柏市がん対策検討会議 ........ 20
(11)エックス線検査実施状況 ...... 36
(2) 柏市がん対策基本条例に
(12)定期結核健康診断実施状況 .... 36
関する視察 ................... 20
(3) 関係機関との連携 ............ 20
2
感染症予防事業 ................ 37
(1) 1類感染症発生状況 .......... 37
3
柏市保健衛生審議会 ............ 21
4
医療従事者の育成 .............. 21
は除く) ...................... 37
(1) 医師臨床研修の実施状況 ...... 21
(3) 3類感染症発生状況 .......... 37
(2) 学生実習の実施状況 .......... 21
(4) 1類感染症及び2類感染症
5
6
東日本大震災への対応 .......... 22
(2) 2類感染症発生状況(結核
並びに3類感染症発生に伴う
(1) 被災地への保健師等派遣 ...... 22
健康調査及び検便実施状況 ..... 37
(2) 放射線に係る健康相談 ........ 22
(5) 4類感染症発生状況 .......... 39
医務関係 ...................... 23
(6) 新型インフルエンザ等感染症.. 40
(1) 医療関係施設の現況 .......... 23
(7) 5類感染症発生状況 .......... 40
―目
次―
(8) 4類感染症及び5類感染症
(4) 建築物の衛生的環境の確保
発生に伴う健康調査実施状況 .... 42
(9) 管外での感染症発生(疑い
(5) 遊泳用プールに関する事業 .... 67
を含む)に伴う調査状況及び
(6) 温泉法関係施設監視指導事業.. 67
検便実施状況 .................. 42
(7) 苦情及び相談事業 ............ 67
(10)その他 ...................... 43
3
に関する事業 .................. 66
2
エイズ予防事業 ................ 44
狂犬病予防事業及び動物愛護
管理事業 ........................ 68
(1) 犬の登録・狂犬病予防注射
(1) エイズ予防啓発活動実施状況 .. 44
等の実施状況 .................. 68
(2) エイズ相談受付状況 .......... 44
(2) 犬の捕獲抑留状況 ............ 68
(3) HIV抗体検査他性感染症
(3) 動物愛護管理状況 ............ 69
検査 .......................... 46
(4) エイズ相談内容の状況 ........ 46
(4) 動物取扱業の登録・特定動
4
緊急肝炎ウイルス検査 .......... 47
物の飼養及び保管許可施設状
5
肝炎治療特別促進事業 .......... 47
況 ............................ 70
6
特定疾患対策事業 .............. 48
3
(1) 特定疾患治療研究費受給者
(1) 食品営業施設の状況 .......... 71
状況 .......................... 48
(2) 収去試験検査の状況 .......... 75
(2) 特定疾患重症患者認定者数 .... 50
(3) 現場測定結果の状況 .......... 76
(3) 特定疾患特別介護手当支給
(4) 違反食品等の発見状況 ........ 77
状況 .......................... 51
(5) 食中毒発生状況 .............. 77
(4) 先天性血液凝固因子障害治
7
食品衛生事業 .................. 71
(6) 資格等の届出状況 ............ 77
療研究費受給者状況 ............ 52
(7) 衛生教育実施状況 ............ 78
精神保健福祉事業 .............. 53
(8) 食品関係苦情処理状況 ........ 78
(1) 精神保健福祉相談・訪問指
4
食鳥検査事業 .................. 79
(1) 食鳥検査 .................... 79
導状況 ........................ 53
(2) 食鳥処理場の許認可申請及
(2) 精神科医療事務等 ............ 55
び届出 ........................ 79
(3) 社会復帰活動等(当事者・
家族等の支援) ................ 56
(3) 監視及び指導 ................ 79
(4) 啓発普及 .................... 58
(4) 衛生管理検査等 .............. 80
(5) 組織支援等 .................. 60
(6) 会議等 ...................... 60
【地域健康づくり課】
地域健康づくり課事業概要 ........ 81
【生活衛生課】
1
環境衛生事業 .................. 64
(1) 営業関係施設監視指導事業 .... 64
母子保
健専門分科会 .................... 82
生活衛生課事業概要 .............. 63
1
柏市保健衛生審議会
2
対人保健サービスの総括 ........ 82
(1) 対人保健サービスに係る人
(2) 化製場等施設監視指導事業 .... 65
材育成 ........................ 82
(3) 水道施設監視指導事業 ........ 65
(2) 保健師の就業状況 ............ 85
―目
3
健康増進事業 .................. 86
次―
12
柏市民健康づくり推進員活動. 119
(1) タバコ対策 .................. 86
(1) 活動目標 ................... 119
(2) がん対策 .................... 87
(2) 組織 ....................... 119
栄養改善事業 .................. 88
(3) 活動内容 ................... 120
4
(1) 健康増進指導事業 ............ 88
(2) 給食施設指導 ................ 91
【成人健診課】
(3) 健康ちば協力店推進事業 ...... 93
5
母子保健事業 .................. 94
成人健診課事業概要 ............. 122
1
成人健診事業 ................. 123
(1) 母子保健事業体系 ............ 94
(1) 健康診査 ................... 123
(2) 妊産婦健康支援 .............. 95
(2) がん検診 ................... 124
(3) 乳幼児健康診査・相談事業 .... 99
2
がん検診に関する普及啓発 ..... 129
(4) 医療給付事業 ............... 105
3
健康づくり相談 ............... 129
6
予防接種 ..................... 107
7
歯科保健事業 ................. 108
【衛生検査課】
衛生検査課事業概要 ............. 130
(1) 母子歯科保健事業 ........... 108
(2) 障害児歯科保健指導 ......... 108
1
臨床検査及び細菌検査事業 ..... 131
(3) 小学校歯科保健指導 ......... 108
(1) 臨床検査 ................... 131
(4) その他の歯科保健指導 ....... 109
(2) 細菌検査 ................... 131
(5) 歯周疾患検診 ............... 109
2
(1) 食品細菌検査,食品化学
(6) かしわ歯科相談室 ........... 110
8
保健栄養事業及び栄養相談 ..... 110
9
思春期保健 ................... 111
食品衛生検査事業 ............. 134
検査及び乳類規格検査 ......... 134
(2) 食中毒及び苦情食品等の
(1) 思春期保健関係者会議 ....... 111
検査 ......................... 135
(2) 思春期保健研修会 ........... 111
(3) 食鳥処理場衛生検査 ......... 137
(3) 思春期保健健康教育 ......... 111
3
(1) 飲用井戸水検査実施状況 ..... 137
(4) 思春期保健強化校におけ
(2) 浴槽水等検査実施状況 ....... 138
る健康教育 ................... 111
10
難病対策 ................... 112
(1) 難病相談事業 ............... 112
(2) 小児慢性特定疾患治療研究
事業 ......................... 114
11
成人保健事業 ............... 116
(1) 健康手帳 ................... 116
(2) 健康教育 ................... 116
(3) 健康相談 ................... 116
(4) 介護予防事業 ............... 117
(5) 地域ウォークの推進 ......... 117
環境衛生検査事業 ............. 137
4
精度管理実施状況 ............. 138
【凡
1
例】
各表及び図中,「年」とあるものは1月か
ら12月までの暦年,「年度」とあるものは
4月から翌年3月までの年度の実績である。
2
各表及び図中,年号表示のないものは,年
度の実績である。
3
各表及び図中,基準日時点の数値を示して
いるもののうち,特に表記がないものは,平
成24年3月31日現在の数値である。
4
各表の数値は,単位未満を四捨五入してい
ることがあるため,表中の内訳の数値を合算
した数値と,合計欄の数値が一致しない場合
がある。
5
各表及び図の見方で注意が必要なものにつ
いては,欄外に「注」を付している。
6
各表の符号は,特に断りがある場合を除き,
次のとおりである。
「-」該当なし
「…」事実不詳又は資料なし
「△」減少を示す
1
柏市の概況
(1) 地勢
本市は,千葉県北西部,首都30㎞圏内に位置し,東西の距離は約18
キロメートル,南北の距離は約15キロメートル,面積は約114.9平
方キロメートルである。東は我孫子市・印西市,利根川をはさんで茨城県
取手市・守谷市,南は鎌ヶ谷市・白井市,西は松戸市・流山市,北は野田
市と隣接している。鉄道は都心から放射状に,JR常磐線,東京メトロ千
代田線,つくばエクスプレスが,また,南北には東武野田線が通っている。
道路は東京・茨城方面へ国道6号線や常磐自動車道,埼玉・千葉方面へ国
道16号線が通っており,首都圏の放射・環状両方向の交通幹線の交差部
に位置している。
また一方では,利根川や手賀沼など豊かな水と緑に恵まれ,都市と自然
が調和したまちとなっている。
(2) 人口・人口構成
ア
人口
本市の人口は,首都圏のベッドタウンとして昭和30年代後半から急
激に増加してきた。近年,人口の伸びは緩やかになってきているが,
現在の人口は,昭和30年当時の人口(柏市と沼南町の人口の合計約
5万6千人)の約7倍に達している。
■表1-(2)-ア
千葉県及び柏市の人口及び世帯数
(単位:人)
区 分
人
口
世帯数
人口密度
(1k㎡当たり)
柏 市
404,618
164,129
3,521.5
千葉県
6,200,820
2,532,604
1,202.5
(平成 24 年 3 月 1 日現在千葉県毎月常住人口)
イ
人口構成
本市の人口構成については,平成23年4月1日現在の年齢別(3区
分)人口構成によると,年少人口が13.7%,生産年齢人口が66.
5%,高齢者人口が19.7%となっており,高齢化率は全国及び千
葉県と比較して低い水準にある。しかし,今後,全国で高齢化が進行
することから,本市においても同様で,平成42年には市民のおよそ
3人に1人が高齢者になると予測されている。
他方,本市の合計特殊出生率は,全国及び千葉県の水準を下回る状況
にあり,少子化は進む傾向にある。
1
■表1-(2)-イ-①
総人口
2
7
12
17
18
19
20
21
22
23
2
7
12
17
18
19
20
21
22
23
347,002
362,880
377,778
380,963
382,682
387,410
391,544
396,160
404,012
402,841
5,555,429
5,797,782
5,926,285
6,056,462
6,134,039
6,160,519
6,199,089
6,239,145
6,216,289
6,277,160
柏市
年
人口構成の年次推移
千葉県
年少人口
0~14 歳
率
67,154
19.4
57,572
15.9
52,815
14.0
51,186
13.4
51,793
13.5
52,456
13.5
53,360
13.6
54,103
13.7
54,571
13.5
55,368
13.7
1,034,308
18.6
915,719
15.8
842,534
14.2
819,348
13.5
832,237
13.6
830,939
13.5
833,409
13.4
835,721
13.4
799,646
12.9
832,370
13.3
生産年齢人口
15~64 歳
率
255,145
73.5
271,689
74.9
274,812
72.7
266,831
70.0
268,892
70.3
268,944
69.4
268,573
68.6
268,276
67.7
267,374
66.2
268,070
66.5
3,994,245
71.9
4,224,738
72.9
4,235,925
71.5
4,154,600
68.6
4,230,544
69.0
4,201,114
68.2
4,184,741
67.5
4,164,546
66.7
4,009,060
64.5
4,138,283
65.9
(単位:人,%)
老年人口
65 歳~
率
24,559
7.1
33,452
9.2
46,101
12.2
62,383
16.4
61,997
16.2
66,010
17.0
69,611
17.8
73,781
18.6
80,129
19.8
79,403
19.7
509,837
9.2
651,789
11.2
837,017
14.1
1,060,343
17.5
1,071,258
17.5
1,128,466
18.3
1,180,939
19.1
1,238,878
19.9
1,320,120
21.2
1,306,507
20.8
不詳
144
167
50
563
1,938
率
0.0
0.0
0.0
0.1
0.0
7,039
5,536
10,809
22,171
87,463
0.3
0.1
0.2
0.4
1.4
※平成 2 年,7 年,12 年,17 年及び 22 年は国勢調査(各年 10 月 1 日現在),平成 18
年から 21 年,23 年は千葉県年齢別・町丁字別人口(各年 4 月 1 日現在)。また,平
成 2 年から 12 年は旧柏市域と旧沼南町を合算したもの。
■表1-(2)-イ-②
年齢5歳階級別人口構成比較
平成2年国勢調査 年齢(5歳階級),男女別人口
0
5,000
10,000
平成22年国勢調査 年齢(5歳階級),男女別人口
15,000
0
20,000
2 100歳~ 3
113
95~99
89
473
90~94
90~94 254
85~89
1,010
80~84
1,869
75~79
2,615
70~74
4,156
65~69
6,890
60~64
9,989
55~59
12,536
50~54
15,254
12,133
15,938
9,038
15,000
10,000
5,000
0
20,000
10,796
10,915
男
20,000
13,927
16,974
13,780
11,397
12,154
14,271
16,812
14,631
20~24
12,751
10,364
9,501
15~19
8,982
9,269
10~14
8,779
9,230
5~9
8,952
9,471
0~4
8,870
女
8,408
10,540
25~29
11,231
16,162
7,949
30~34
13,534
13,153
5,522
35~39
15,641
13,833
3,316
40~44
18,013
13,614
1,630
45~49
15,338
17,454
25~29
50~54
12,575
14,761
473
55~59
10,944
11,386
10,522
0~4
15,000
60~64
12,693
9,038
30~34
5~9
10,000
65~69
15,788
6,708
10~14
11,488
70~74
13,468
4,880
15~19
14,152
75~79
10,288
3,685
20~24
17,612
80~84
6,964
2,952
35~39
10,514
85~89
3,769
1,803
40~44
12,939
20,000
1,615
782
45~49
17,066
5,000
10 100歳~ 72
12 95~99 32
415
(単位:人)
15,000
10,000
5,000
男
女
0
(平成 2 年,平成 22 年国勢調査)
2
2
平成23年度予算・決算の状況
(1) 一般会計歳出当初予算総額
■表2-(1)
項目
平成23年度一般会計歳出当初予算総額
予算額(千円)
割合(%)
総務費
8,554,868
7.6
民生費
42,316,881
37.5
衛生費
10,818,471
9.6
土木費
13,520,875
12.0
教育費
14,032,245
12.4
公債費
13,708,112
12.1
その他
9,968,548
8.8
112,920,000
100
計
(2) 一般会計保健所歳出当初予算・決算額
■表2-(2)
平成23年度保健所歳出予算・決算額
平成 23 年度衛生費当初予算額(円)
平成 23 年度衛生費決算額(円)
1,017,947,000 予防費
予防費
1,150,835,820
87,244,000 保健所総務費
保健所総務費
76,131,391
医薬費
1,470,000 医薬費
1,219,218
生活衛生費
5,123,000 生活衛生費
3,756,914
動物愛護管理費
37,910,000 動物愛護管理費
31,542,008
保健指導費
124,017,000 保健指導費
143,288,999
健康増進費
819,557,000 健康増進費
788,064,189
衛生検査費
17,559,000 衛生検査費
13,325,216
合
計
2,110,827,000
合
計
2,208,163,755
※当初予算額より決算額が上回っている費目については,繰越額や年度途中に
補正予算を編成し,増額を行ったことなどによるもの。
3
3
沿革
平成17年
4月
保健福祉部保健福祉総務課内に保健所準備室を設置(6名
体制)
千葉県庁及び千葉県柏健康福祉センター(柏保健所)に職
員各1名を研修生として派遣
平成18年
3月
柏市地域保健構想を策定
4月
保健所準備室を保健所準備課に組織改正(12名体制)
千葉県から職員1名の派遣を受入れ
千葉県柏健康福祉センター(柏保健所)への研修派遣職員
を6名に増員
千葉県・柏市中核市移行準備連絡協議会及び下部組織の保
健所設置準備部会を設置
9月
10月
保健所準備課の職員を増員(17名体制)
千葉県柏健康福祉センター(柏保健所)への研修派遣職
員を11名に増員
平成19年
2月
総務省移譲事務事前ヒアリング
厚生労働省移譲事務事前ヒアリング
4月
保健所準備課の職員を増員(26名体制)
千葉県からの派遣職員を1名増員
千葉県動物愛護センター東葛飾支所に職員1名を研修生と
して派遣
千葉県柏健康福祉センター(柏保健所)への研修派遣職員
を17名に増員
平成20年
6月
市議会で中核市指定の申出を議決
7月
千葉県議会で中核市指定の同意を議決
10月
市長から総務大臣に中核市指定の申出
11月
閣議決定・中核市指定に関する政令の公布
3月
千葉県知事から市長に事務を引継ぎ(事務引継書に調印)
柏市保健所施設として使用するため千葉県柏健康福祉セン
ター(柏保健所)の施設を改修
保健所敷地内に動物一時預かり施設を設置
4月
中核市に移行,保健所を設置(110名体制)
旧千葉県柏健康福祉センター(柏保健所)の施設を借用し
て保健所業務を開始
平成22年
7月
医療安全相談窓口を設置
1月
柏市柏下65番地1に「総合保健医療福祉施設(ウェルネ
ス柏)」竣工
4月
ウェルネス柏にて保健所業務を開始
4
平成23年
2月
これまでの保健所最上位計画であった「地域保健構想」を
改訂し,名称も改め「柏市保健所運営基本計画」として
策定
3月
「柏市がん対策基本条例」を制定
8月
船橋市と「保健所職員の人事交流に関する協定」を締結
5
4
運営体制
(1) 組織
■表4-(1)
柏市保健所の組織図
┌─企画担当
┌──総務企画課────├─総務担当
│
└─医事薬事担当
│
│
┌─感染症・疾病対策担当
├──保健予防課────│
│
└─精神保健福祉担当
│
│
┌─環境衛生担当
保健所長───├──生活衛生課────│
│
└─食品衛生担当
│
│
┌─健康増進担当
├──地域健康づくり課─├─母子保健相談担当
│
├─母子保健健診担当
│
└─地域活動担当
│
├──成人健診課──────成人健診担当
│
└──衛生検査課──────検査担当
(平成 24 年 3 月 31 日現在)
6
(2) 職員
■表4-(2)
柏市保健所の所属別・担当別・職種別職員定数
(単位:人)
一般事務
化学技師
食品衛生監視員
環境衛生監視員
精神保健福祉士
診療放射線技師
臨床検査技師
栄養士
歯科衛生士
保健師
獣医師
薬剤師
医師
職種
所属/担当
保健所長
1
(1)
総務企画課
次長兼課長
1
(10)
副参事
1
企画
1
1
総務
3
3
医事薬事
保健予防課
課長
1
(15)
感染症・疾病対策
6
1
5
精神保健福祉
生活衛生課
課長
(19)
環境衛生
2
1
1
5
1
7
食品衛生
1
1
1
地域健康づくり 課長
1
課
健康増進
1
(46)
母子保健相談
17
1
母子保健健診
10
1
3
3
地域活動
成人健診課
課長
(9)
成人健診
衛生検査課
課長
(9)
検査
合計
(109)
1
4
5
1
6
2
1
2
1
6
5
13
45
※再任用職員は含まず
5
5
6
1
1
5
1
1
2
18
(平成 24 年 3 月 31 日現在)
7
(3) 事務分掌
■表4-(3)
所 属
総務企画課
柏市保健所の所属別・担当別事務分掌
担 当
分
掌
事
務
1 保健福祉部,保健所及びこども部内の組織,定員,予算及び人材育成に係
る調整に関すること。
企画担当
2 地域保健に係る企画立案及び調整に関すること。
3 医療連携の推進に関すること。
4 地域保健に係る調査研究に関すること。
5 地域保健関係職員の人材育成に関すること。
6 健康危機対策の総括に関すること。
7 部内の事業調整に関すること。
8 保健統計に関すること(他の部署の所管に属するものを除く)。
9 柏市保健衛生審議会に関すること。
10 部内の庶務に関すること。
11 医療法(昭和23年法律第205号)に関すること。
12 医療安全相談に関すること。
13 医療関係従事者の免許に関すること。
14 臨床検査技師等に関する法律(昭和33年法律第76号)に関すること。
15 あん摩マツサージ指圧師,はり師,きゆう師等に関する法律(昭和22年法律
第217号)及び柔道整復師法(昭和45年法律第19号)に関すること。
16 死体解剖保存法(昭和24年法律第204号)に関すること。
17 歯科技工士法(昭和30年法律第168号)に関すること。
18 薬事法(昭和35年法律第145号)に関すること。
19 毒物及び劇物取締法(昭和25年法律第303号)に関すること。
20 薬物乱用防止対策に関すること。
21 内部精度管理の総括に関すること。
1 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律
第114号)に関すること。
2 検疫法(昭和26年法律第201号)に関すること。
3 感染症の予防に関する知識の普及及び啓発に関すること。
4 柏市感染症診査協議会に関すること。
5 特定疾患治療研究事業その他の疾病対策に関すること。
6 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)に関す
ること。
7 酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(昭和36年法律第
103号)に関すること。
8 精神保健福祉に係る相談支援及び啓発に関すること。
1 理容師法(昭和22年法律第234号),美容師法(昭和32年法律第163号)及
びクリーニング業法(昭和25年法律第207号)に関すること。
2 興行場法(昭和23年法律第137号),旅館業法(昭和23年法律第138号)及び
公衆浴場法(昭和23年法律第139号)に関すること。
3 水道及び飲料水の衛生に関すること。
4 温泉法(昭和23年法律第125号)に関すること。
5 有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律(昭和48年法律第112号)
に関すること。
6 遊泳用プールの衛生に関すること。
7 化製場等に関する法律(昭和23年法律第140号)に関すること。
8 建築物における衛生的環境の確保に関する法律(昭和45年法律第20号)に関
すること。
9 環境衛生に係る検査に関すること。
総務担当
医事薬事担
当
保健予防課 感染症・疾
病対策担当
精神保健福
祉担当
生活衛生課 環境衛生担
当
8
生活衛生課
10 狂犬病予防法(昭和25年法律第247号)に関すること。
11 動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号)及び柏市動物の
愛護及び管理に関する条例(平成19年柏市条例第55号)に関すること。
食品衛生担 12 食品衛生に関すること。
当
13 食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律(平成2年法律第70号)に
関すること。
14 と畜場法(昭和28年法律第114号)に関すること。
地域健康づ 健康増進担 1 健康増進・母子保健施策の調整及び経理に関すること。
くり課
当
2 対人保健サービスの調整に関すること。
3 対人保健サービスの人材育成に関すること。
4 特定給食施設等に対する栄養指導に関すること。
5 国民健康・栄養調査に関すること。
6 栄養士法(昭和22年法律第245号)及び調理師法(昭和33年法律第147号)に
関すること。
7 健康づくりに係る食育の推進に関すること。
8 保健栄養事業及び栄養相談に関すること。
母子保健相 9 予防接種に関すること。
談担当
10 柏市予防接種調査会に関すること。
11 思春期保健の推進に関すること。
12 母子保健の普及啓発に関すること。
13 母子保健相談支援に関すること。
14 妊娠届出及び母子健康手帳の交付に関すること。
15 妊産婦及び新生児の訪問指導並びに乳児家庭全戸訪問事業に関すること。
16 母子保健法(昭和 40 年法律第 141 号),児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)
及び児童虐待の防止等に関する法律(平成 12 年法律第 82 号)に係る専門相談支
援に関すること。
17 難病相談事業に関すること。
18 小児慢性特定疾患治療研究事業に関すること。
19 養育医療及び低出生体重児に関すること。
20 療育医療に関すること。
21 不妊に悩む方への特定治療支援事業に関すること。
22 母体保護法(昭和23年法律第156号)に関すること。
母子保健健 23 妊産婦及び乳幼児健康診査に関すること。
診担当
24 発達に係る相談支援に関すること。
地域活動担 25 地域健康福祉活動に関すること。
当
26 柏市民健康づくり推進員に関すること。
27 健康教育及び健康相談に関すること。
28 歯科保健事業及び歯科保健相談に関すること。
成人健診課 成人健診担 1 成人健診事業の体制整備に関すること。
当
2 成人健診の啓発,実施及び評価に関すること(千葉県肝炎治療特別促進事業
に基づく検診を除く)。
3 柏市中央保健センター及び柏市沼南保健センターの管理及び運営に関するこ
と。
4 その他成人健診事業の総合調整に関すること。
衛生検査課 検査担当
1 感染症の検査に関すること。
2 臨床検査に関すること。
3 食品衛生検査に関すること。
4 環境衛生検査に関すること。
9
5
施設
(1) 所在地
柏市柏下65番地1(ウェルネス柏内)
(2) 構造・規模
土地:7,259.82㎡(市所有)
建物:延床面積9,920.57㎡
(うち保健所分3,425.35㎡)
鉄筋コンクリート造
6
地上4階建て
附属機関
(1) 柏市保健衛生審議会
ア
設置の目的
保健所の適正な運営に資するために設置
イ
設置根拠
柏市保健所条例第4条
ウ
所掌事務及び権限
次に掲げる事項の調査審議のほか,保健,医療及び生活衛生に関する
重要な事項について市長への意見具申を行う。
(ア) 地域保健法第4条第1項に規定する基本指針に係る事項であって市
長の権限に属するものに係る企画,実施及び評価に関する事項
(イ) 動物の愛護及び管理に関する法律第5条第1項に規定する基本指針
に係る事項であって市長の権限に属するものに係る企画,実施及び
評価に関する事項
(ウ) その他保健所の運営等に関する事項
エ
組織
(ア) 委員数
20名以内
(イ) 選任区分
a
学識経験を有する者
b
民間関係団体の構成員
c
関係行政機関の職員
d
その他市長が適当と認める者
(ウ) 特別委員
専門的な事項を調査審議させるため必要があるときに特別委員を置
くことができ,その者の委嘱に係る当該専門的な事項に関する調査
審議が終了したときは解任される。平成24年3月31日現在,1
0名の特別委員を委嘱している。
10
(エ) 部会及び分科会
特定の事項を調査審議するため必要に応じて設置する。平成24年
3月31日現在,次の部会及び分科会を設置している。
a
保健所運営部会
b
保健医療部会
c
母子保健専門分科会
(オ) 会長及び副会長
委員の互選により会長及び副会長を各1名置いている。
オ
委員名簿
■表6-(1)-オ-①
柏市保健衛生審議会委員名簿(部会別)
氏 名
所属など
備 考
井上 則子
元柏市人権擁護委員
副部会長
金江
柏市医師会会長
部会長
清
保健所運営部会
中谷 茂章
柏市民生委員児童委員協議会会長
塩田 正幸
柏警察署生活安全課係長
妹尾 桂子
柏市健康づくり推進員連絡協議会会長
高木 喜夫
東葛地域獣医師会柏地区理事
寺嶋
稔
柏市食品衛生協会会長
西村 博行
千葉県児童相談所所長
宮本
千葉県美容生活衛生同業組合柏支部理事
守
石井久美子
千葉県看護協会東葛地区部会
石川
柏市医師会理事
守
副部会長
保健医療部会
今村 貴彦
柏歯科医師会会長
江角 浩安
独立行政法人国立がん研究センター
小林 正之
柏市立介護老人保健施設はみんぐ施設長
佐藤 紀子
千葉県保健医療大学健康科学部教授
多田 紀夫
東京慈恵会医科大学附属柏病院総合診療部部長
中村 佳弘
柏市薬剤師会会長
野坂 俊壽
柏市立柏病院院長
村川 康子
柏市医師会理事
部会長
(平成 24 年 3 月 31 日現在)
11
■表6-(1)-オ-②
柏市保健衛生審議会特別委員等名簿
(専門分科会)
氏 名
所属など
小堀 聡久
阿部 雅江
井奥 智樹
医師
柏市立柏第六小学校校長
イオ ン リ テー ル ㈱関 東 カン パ ニ ー京 葉 事業
部ジャスコ柏店店長
母子保健専門分科会
東京大学大学院医学系研究科准教授
窪谷
柏市医師会,窪谷産婦人科医師
小林 正之
小松崎秀樹
小路 和子
柏市立介護老人保健施設はみんぐ施設長
柏市 医 師 会理 事 ,小 児 科皮 膚 科 こま つ ざき
医院院長
委員
副分科会長
一般 ( 社 )千 葉 県助 産 師会 柏 地 区, 柏 市新
生児訪問員指導員
柏市民健康づくり推進員連絡協議会会長
和田 靖之
東京慈恵会医科大学附属柏病院小児科医
山田 早代
分科会長
(柏市保健衛生審議会会長)
妹尾 桂子
松井 宏昭
※
東京 慈 恵 会医 科 大学 附 属柏 病 院 精神 神 経科
上別府圭子
潔
備 考
委員
特定 非 営 利活 動 法人 自 閉症 サ ポ ート セ ンタ
ー理事長
ツインズパーティー(Twins Party)代表
備考欄に「委員」と記載のないものは,特別委員であることを表す。
(平成 24 年 3 月 31 日現在)
(2) 柏市感染症診査協議会
ア
設置の目的
感染症の発生を予防し,及びそのまん延の防止を図り,もって公衆衛
生の向上及び増進を図ること
イ
設置根拠
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第24条第
6項及び柏市感染症診査協議会条例第1条
ウ
所掌事務
(ア) 一類感染症から三類感染症までの患者又は無症状病原体保菌者に対
する就業制限に関する審議
(イ) 一 類 感 染 症 又 は 二 類 感 染 症 の 患 者 に 対 す る 入 院 の 勧 告 に 関 す る 審
議
(ウ) 入院の勧告を受けて入院している一類感染症又は二類感染症の患者
12
に対する入院期間の延長に関しての審議
(エ) 結核患者の医療費の公費負担に関する審議
(オ) 市長が緊急を要するため委員長の意見を持って協議会の意見として
就業制限の通知をした場合にする,その通知の内容についての協議
会に対する報告に関し,意見を述べること
(カ) 感染症法第19条の規定により市長が応急入院の勧告又は応急入院
の措置をしたときの協議会に対する報告に関し,意見を述べること
エ
組織
(ア) 委員数
5名
(イ) 選任区分
次の者のうちから市長が任命。ただし,その過半数は医師であるこ
と
a
感染症指定医療機関の医師
b
感染症の患者の医療に関し学識経験を有する者(感染症指定医療
機関の医師を除く)
オ
c
法律に関し学識経験を有する者
d
医療及び法律以外の学識経験を有する者
委員名簿
■表6-(2)-オ
氏
柏市感染症診査協議会委員名簿(五十音順)
名
所
井上信一郎
柏市立柏病院
井上
則子
元柏市人権擁護委員
木暮
達
高木
正道
東京慈恵会医科大学附属柏病院
西脇
裕
元国立がん研究センター東病院
柏市医師会
13
属
(3)柏市予防接種調査会
ア
設置の目的
予防接種による健康被害又はその疑いのある場合に,疾病の状況及び
診療内容に関する資料を収集し,予防接種健康被害救済制度の対象と
して申請するか審議すること
イ
設置根拠
柏市附属機関設置条例第2条
ウ
所掌事務
予防接種の適性かつ円滑な処理についての調査及び審議並びに答申
に関する事務
エ
組織
(ア) 委員数
6名
(イ) 選任区分
a
社団法人柏市医師会の会長の職にある者
b
社団法人柏市医師会の予防接種担当理事の職にある者
c
社団法人柏市医師会の予防接種関係の専門委員会の委員長の職に
ある者
オ
d
予防接種の専門知識を有する医師
e
保健所の長の職にある者
委員名簿
■表6-(3)-オ
氏
金江
柏市予防接種調査会委員名簿(五十音順)
名
所
清
属
柏市医師会長
小松崎英樹
柏市医師会予防接種担当理事
白澤
浩
専門医師千葉大学大学院医学研究院分子ウイルス学教授
宮田
昭三
柏市医師会予防接種専門委員会委員長
山崎
彰美
柏市保健所長
和田
靖之
東京慈恵会医科大学附属柏病院小児科診療部長
14
総 務 企 画 課 事 業 概 要
総務企画課の主な業務として,地域保健に係る企画調整,健康危機管理の総
括,柏市保健衛生審議会の運営,医療従事者の育成,医務及び薬務,保健所の
庶務等を所管している。
地域保健に係る企画調整については,地域保健における課題の解決のため,
保健所内の他課との連携による事業計画の立案,調査及び研究の推進,保健・
医療・福祉の連携の促進,人口動態調査並びに各種厚生統計調査等の業務を行
って いる 。ま た,人 材育 成の 一環 と して ,平 成2 3年 8 月に 船橋 市と 「保 健 所
職員の人事交流に関する協定」を締結した。
がん対策については,平成23年3月に制定された「柏市がん対策基本条
例」に基づき進めている。また,平成22年 1 月に「柏市保健衛生審議会・が
ん対策専門分科会報告書」で示された「予防と啓発」「検診・早期発見」「治
療から緩和ケアまで」「地域相互支援」の4つの枠組み毎に施策を展開してい
る。
健康危機管理の総括については,所内各課が所管する健康危機事案について,
緊密な連携を図りながら必要な対策を講じている。平成23年度においては,
健康危機訓練として,PPE訓練(個人防護具着脱訓練),陰圧テント設置訓
練,鳥インフルエンザ発生時対応訓練を保健所全職員を対象に実施した。また,
柏市保健所震災対応マニュアル,柏市保健所健康危機管理計画を策定した。
柏市保健衛生審議会の運営については,事務局として会の円滑な運営に努め,
適切な保健所の業務運営に資している。
医療従事者の育成については,医療従事者を志す学生を受け入れ,学生実習
を実施し,医療の担い手の確保・育成に努めている。
医務,薬務関係については,病院,診療所,薬局等の監視指導,医師,看護
師,薬剤師等の免許関係業務を実施し,安心・安全な医療の確保に努めている。
平成23年度は東北地方太平洋沖地震の被災地である宮城県石巻市と気仙沼
市に保健所職員を中心とした保健師等の派遣を行った。
また,福島第一原子力発電所の事故を原因とする放射線による健康への影響
について,相談窓口を設け対応した。
15
婚
離
1
早期新生児死亡
722
2,149
16
妊 娠 満 2 2 週
以 後 の 死 産
姻
17
周 産 期 死 亡
婚
37
工
47
84
人
数
総
989
然
産
死
加
増
自
然
3
新 生 児 死 亡
自
6
死
亡
児
乳
2,614
亡
死
3,603
生
平 成 22年
(A)
柏
■表1-(1)-ア
694
2,257
2
11
13
33
41
74
957
2
3
2,578
3,535
平 成 21年
(B)
市
12,391
34,785
44
169
213
608
630
1,238
1,619
58
117
50,014
51,633
平 成 22年
(C)
千
実
葉
12,494
35,669
54
211
265
544
673
1,217
4,020
73
137
47,819
51,839
平 成 21年
(D)
県
数
人口動態総覧・対県・全国比較
251,378
700,214
878
3,637
4,515
14,315
12,245
26,560
△ 125,708
1,167
2,450
1,197,012
1,071,304
平 成 22年
(E)
全
253,353
707,734
874
3,645
4,519
14,791
12,214
27,005
△ 71,830
1,254
2,556
1,141,865
1,070,035
平 成 21年
(F)
国
5
4
4
6
10
32
1
3
36
68
28
△ 108
△1
A-B
柏 市
△ 103
△ 884
△ 10
△ 42
△ 52
64
△ 43
21
△ 2,401
△ 15
△ 20
2,195
△ 206
C-D
千葉県
前年との差
国
△ 1,975
△ 7,520
4
△ 8
△ 4
△ 476
31
△ 445
△ 53,878
△ 87
△ 106
55,147
1,269
E-F
全
(単位:人)
平成22年の死亡数は2,614人で,前年より36人増加したが,死亡率(人口千対)は6.5(県8.2
全国9.5)で,前年と同じであった。
全国8.5)で,前年より0.1ポイント増加。
平成22年の出生数は3,603人で,前年より68人増加したが,出生率(人口千対)は9.0(県8.4
※平成23年の人口動態は平成24年9月以降に確定し,公表される予定。
イ
ア
(1) 人 口 動 態 統 計
情報収集・整理・活用
出
1
■表1-(1)-イ
区
人口動態年次推移(3年間)
分
平成22年
平成21年
平成20年
人
口(人)
404,012
397,446
391,943
出
生(人)
3,603
3,535
3,437
男
1,886
1,819
1,764
女
1,717
1,716
1,673
289
310
315
2,614
2,578
2,663
男
1,451
1,448
1,477
女
1,163
1,130
1,186
2500g未満(再掲)
死
亡(人)
出
生
率 (人口千対)
9.0
8.9
8.8
死
亡
率 (人口千対)
6.5
6.5
6.8
亡(出生千対)
1.7
0.8
0.9
亡 (出生千対)
0.8
0.6
0.6
乳
児
死
新 生 児 死
死産率(出産千対)
自
然
12.7
11.4
10.8
人
工
10.0
9.1
10.3
周 産 期 死 亡 率 (出産千対)
4.7
3.7
3.5
婚
姻
率 (人口千対)
5.4
5.7
5.7
離
婚
率 (人口千対)
1.81
1.75
1.71
( 注 ) 1 . 出 生 ・ 死亡 ・ 婚 姻 ・ 離 婚 率 は 人口 千 対 , 乳 児 ・ 新 生 児死 亡 率 は 出 生 千 対 ,死
産率は出産(出生+死産)千対,周産期死亡率は出産(出生+妊娠満 22 週以後の
死産)千対である。
2.数値:厚生労働省「人口動態統計」
(2) 死因別死亡状況
平成22年の死因順位は,第1位が悪性新生物,第2位が心疾患,第3
位が肺炎となっている。
※平成23年の死因別死亡状況は平成24年9月以降に確定し,公表さ
れる予定。
17
柏市
平 成 21年
柏市
平 成 20年
女
男
総
数
死
因
順
位
その他の消化
24
24
53
30
33
45
その他の呼吸
器系の疾患
11.9
その他の消化
器系の疾患
12.4 肝疾患
16.8 不慮の事故
20.3 老衰
器系の疾患
21.5 自殺
25.2
36
43
70
81
86
88
12
27
39
23
56
59
24
16
31
58
30
29
その他の呼吸
器系の疾患
9.1
その他の消化
器系の疾患
10.8 腎不全
17.6 老衰
20.4 自殺
器系の疾患
21.6 不慮の事故
22.1
60.6 肺炎
18
32
40
63
83
83
104
252
器系の疾患
器系の疾患
(注)死亡原因一覧表は,千葉県健康福祉部「千葉県衛生統計年報」による
9 器系の疾患
器系の疾患
10 腎不全
24
15
68
8 老衰
48
52
82
7 不慮の事故
26
54
87
6 自殺
50
57
102
その他の呼吸
5 器系の疾患
241 131 110
296
男
12
26
15
54
51
63
20
14
48
29
32
41
125 127
139 157
237 225
大動脈瘤
及び解離
8.2 肝疾患
10.2
16.1 腎不全
21.2 自殺
21.2 不慮の事故
26.5 老衰
64.3 脳血管疾患
75.5 肺炎
117.9 心疾患
217.1 悪性新生物
640
654
878
1,329
1,575
1,843
4,994
5,012
8,761
15,031
千葉県
428
379
433
917
964
486
2,539
2,727
4,443
9,118
男
462
女
543 308
平 成 22年
(単位:人)
212
275
445
412
611
1,357
2,455
2,285
10.3
10.5
14.1
21.4
25.3
29.6
80.3
80.6
4,318 140.2
5,913 241.8
女
63.2 脳血管疾患
60.9 脳血管疾患
率 人口十万対
246 111 135
因
4 脳血管疾患
死
251 142 109
数
63.1 肺炎
総
255 130 125
男
3 肺炎
女
399 207 192 100.4 心疾患
率 人口十万対
422 230 192 104.5 心疾患
因
2 心疾患
死
851
数
885 541 344 222.7 悪性新生物
総
847 521 326 209.6 悪性新生物
率 人口十万対
1 悪性新生物
柏市
因
)
(
平 成 22年
死
)
(
主要死因別死亡状況
数
)
(
■表1-(2)
総
)
(
率 人口十万対
(3) 衛生統計・調査
平成23年度に実施された厚生労働省の調査(総務企画課が所掌してい
る統計調査)は,次のとおりである。
■表1-(3)
調査名
人口動態調査
(指定統計第 5 号)
衛生統計調査状況
調査の目的
方法
出 生 ・婚 姻 ・離 婚 ・死 亡 ・死 産 の
市民課戸籍担当
5事象を動態統計的に把握
で作成した調査
し,人口及び厚生行政施策の
票を審査し,県の
基礎資料を得る
審査後に厚生労
対象
市内全域
働省に提出する
国民生活基礎調査
保健・医療・福祉・年金・所
あらかじめ調査
全国無作為抽出
得等国民生活の基礎的事項を
員が配布した調
市内 3 地区
調査し,厚生行政の企画及び
査票に被調査者
129 世帯
運営に必要な基礎資料を得る
が自ら記入し,
後日調査員が回
収する
2011 年社会保障・人
口問題基本調査「第
人口移動に関する新たな傾向
同上
を把握するために行うもの
市内 1 地区
25 世帯
7回人口移動調査」
医療施設調査
医療施設の分布,設備の実態
医療施設に調査
市内の全ての医
及び診療を調査するもの
票の作成を依頼
療機関(病院・
※平成23年度は通常の動態
し,提出を受け
一般診療所・歯
調査に加え,3年に1度の静
る。
科診療所)を対
象に実施
態調査を行った
患者調査
受療行動調査
全国無作為抽出
医療療施設を利用する患者に
医療施設に調査
市内の病院 13
ついて,その疾病の状況等を
票の作成を依頼
一般診療所 6
明らかにし,医療行政の基礎
し,提出を受け
歯科診療所 1
資料とする
る
の施設を調査
医療施設の受療の状況や受け
医療施設内で調
市内の2病院で
た医療に対する満足度等を調
査員が調査票を
調査を実施
査し,患者の医療に対する認
配布,回収する
識や行動を明らかにするもの
19
2
がん対策
がん対策を効果的に推進するため,以下のとおり実施した。
(1) 柏市がん対策検討会議
がん対策を効果的に推進するため,庁内関係課で構成されたがん対策検
討会議を設置し,次のとおり開催した。
■表2-(1)
日
柏市がん対策検討会議
程
内
容
平成 23 年 4 月 5 日
実施体制について検討
平成 23 年 5 月 17 日
スケジュール,役割について
平成 23 年 8 月 17 日
各部署報告と取り組み内容の検討
平成 23 年 11 月 22 日
議員との意見交換会
平成 24 年 2 月 23 日
議員との意見交換会
(2) 柏市がん対策基本条例に関する視察
■表2-(2)
日
柏市がん対策基本条例に関する視察
程
自治体名
平成 24 年 1 月 17 日
倉敷市議員
平成 24 年 1 月 27 日
北九州市議員
(3) 関係機関との連携
ア
「柏市民のためのがんサポートハンドブック」作成のための意見交換
会への参画
柏市医師会,がん診療連携拠点病院,患者,家族,庁内関係部署で
構成。平成24年1月24日開催。
イ
「柏市がんネットワーク連絡会」
関係機関との連携を目的として,がん診療連携拠点病院,がん患者家
族総合支援センター,庁内関係部署で構成。年3回出席。
20
3
柏市保健衛生審議会
保健所の適正な運営に資するため,柏市保健衛生審議会を設置し,次のと
おり会議を開催した。
■表3
柏市保健衛生審議会の開催状況
区分
開催日
主な審議事項
全体会
平成 23 年 10 月 20 日
柏市保健所運営基本計画進捗状況報告
全体会
平成 24 年 2 月 9 日
柏市母子保健ガイドライン(答申)
母子保健
平成 23 年 2 月 19 日
柏市母子保健ガイドライン(第一稿)の意見交換
9 月 29 日
柏市母子保健ガイドライン(第二稿)の意見交換
専門分科会
母子保健
専門分科会
4
平成 24 年 1 月 20 日
他3件
他3件
柏市母子保健ガイドライン(最終稿)の意見交換
取りまとめ答申案
医療従事者の育成
(1) 医師臨床研修の実施状況
23年度は実施なし。
(2) 学生実習の実施状況
地域の保健・医療を担う従事者の育成を図るため,医師,保健師,管理
栄養士等を目指す学生を受け入れ,実習を行った。
■表4-(2)
区分
医師
保健師
保健所実習の実施状況
学校・学科名
千葉大学
人数
医学部
2名
平成 23 年 6 月 28 日~29 日
2日
医学部
1名
平成 23 年 9 月 27 日~30 日
4日
帝京平成大学
看護学科
3名
平成 23 年 6 月 27 日~30 日
3日
帝京平成大学
看護学科
4名
平成 23 年 10 月 3 日~5 日
3日
順天堂大学
医療看護学部
4名
平成 24 年 1 月 10 日~12 日
3日
順天堂大学
医療看護学部
4名
平成 24 年 1 月 17 日~19 日
3日
順天堂大学
医療看護学部
4名
平成 24 年 1 月 24 日~26 日
3日
健康科学部
4名
看護学科
東京家政大学
栄養士
日数
獨協医科大学
千葉県立保健医療大学
管理
実習期間
家政学部
2名
栄養学科
桐生大学
栄養学科
1名
21
平成 23 年 11 月 21 日~22 日,
24 日
平成 23 年 6 月 6 日,6 月 22 日
~24 日
平成 23 年 6 月 6 日,22 日~24
日
3日
4日
4日
5
東日本大震災への対応
(1) 被災地への保健師等派遣
平成23年度は東北地方太平洋沖地震の被災地である宮城県石巻市
と気仙沼市に保健所職員を中心とした保健師等の派遣を行った。
石巻市には厚生労働省の依頼により,計5回延べ25日間にわたり
保健師9名と事務職等8名を派遣。
気仙沼市には同市からの保健師派遣要請により,計4回延べ20日
間にわたり保健師8名と事務職等4名を派遣。
現地では戸別訪問等を行い地域住民の二次的健康被害の予防並びに
地域保健活動の支援を行った。
■表5-(1)
派遣先
保健師等派遣実績
派遣期間
日数
派遣職員
保健師
その他事務職等
合計
石
巻
市
平成 23 年 5 月 3 日~5 月 7 日
5日
2人
2人
4人
平成 23 年 5 月 7 日~5 月 11 日
5日
2人
2人
4人
平成 23 年 6 月 20 日~6 月 24 日
5日
2人
2人
4人
平成 23 年 7 月 10 日~7 月 14 日
5日
2人
1人
3人
平成 23 年 10 月 17 日~10 月 21 日
5日
1人
1人
2人
25 日
9人
8人
17 人
平成 23 年 7 月 4 日~7 月 8 日
5日
2人
1人
3人
平成 23 年 7 月 11 日~7 月 15 日
5日
2人
1人
3人
平成 23 年 7 月 18 日~7 月 22 日
5日
2人
1人
3人
平成 23 年 7 月 25 日~7 月 29 日
5日
2人
1人
3人
20 日
8人
4人
12 人
合
気仙沼市
合
計
計
(2) 放射線に係る健康相談
福島第一原子力発電所の事故を原因とする放射線による健康への影
響について,相談窓口を設け対応した。
■表5-(2)
放射線に係る相談件数
相談内容
放射線量
除染
外遊び
水・井戸
115
56
85
100
22
被ばく
妊娠・
健康
検査
母乳
一般
食品
年 度
平成23 年度
(単位:件)
97
55
23
74
その他
合計
37
642
病院
有
床
無
床
有
床
計
9
238
0
209
0
7
7
ージ・指圧
(注)1.施術所数は,業務の種類ごとに計上している
2.病床数は,使用許可済数を計上している
17
床
23 年度
無
0
あん摩 ・マ ッ サ
211
173
183
り
0
159
161
き ゅ う
237
154
156
柔道整復
11
23
148
145
歯 科 技 工 所
17
49
52
計
4,597
4,526
4,517
2,858
2,730
2,721
411
468
468
般
52
一
138
養
152
療
156
院
0
0
0
数
1,328
1,328
1,328
核
182
病
結
22 年度
床
0
所
神
212
有
0
術
精
235
施
床
0
0
0
診 療 所
104
120
130
般
12
8
所
病
一
17
産
数
0
0
0
(単位:床,施設)
養
21 年度
助
床
歯 科
診療所
設
無
一 般
診療所
施
は
年度
項目
■表6-(1) 医療関係施設数・病床数
6 医務関係
(1) 医療関係施設の現況
管内の医療機関数は,平成23年度末現在,病院17施設(4,597床),一般有床診療所9施設(104床),一般無床診
療所238施設,歯科診療所209施設で,合計473施設である。
療
感 染 症
平成二十年度
平成十八年度
(
(
(
(
(
(
(
(
277,927
159.1)
9,662
191.5)
736
224.5)
286,699
167.1)
10,228
204.6)
802
230.4)
295,049
170.3)
10,584
213.4)
862
(
(
(
(
(
(
(
(
97,198
77.3)
4,695
61.7)
237
77.9)
99,426
80.5)
4,930
72.2)
283
79.3)
101,576
79.6)
4,951
69.3)
280
歯科医師
(
(
(
(
(
(
(
(
252,533
184.2)
11,190
183.4)
705
209.7)
267,751
199.7)
12,227
207.7)
814
215.9)
276,517
197.1)
12,254
210.6)
851
薬剤師
( 217.5)
(
76.1)
( 197.6)
(注)保健師,助産師,看護師及び准看護師数は,医療従事者数である
国
県
千
全
内
管
葉
国
県
千
全
内
管
葉
国
全
県
千
葉
内
管
医師
24
(
(
(
(
(
(
(
(
(
86
31.5)
40,191
26.4)
1,606
20.6)
79
34.0)
43,446
28.5)
1,743
19.6)
77
35.2)
45,028
29.3)
1,820
21.3)
保健師
(
(
(
(
(
(
(
(
22
20.2)
25,775
16.6)
1,007
7.8)
30
21.8)
27,789
16.2)
992
6.9)
27
23.2)
29,672
18.0)
1,121
5.4)
助産師
(
人数(下段:人口10万対)
(
(
(
(
(
(
(
(
(
635.5)
811,972
438.9)
26,656
508.6)
1,955
687.0)
877,182
479.8)
29,373
553.3)
2,169
744.0)
952,723
523.7)
32,552
630.4)
2,547
看護師
(
(
(
(
(
(
299.1)
382,149
195.8)
11,894
(190.2)
731
293.7)
375,042
191.8)
11,740
(190.3)
746
287.5)
368,148
187.2)
11,634
(177.7)
718
准看護師
(2) 医師,看護師等の状況
管内の状況は,平成22年12月31日現在,医師862名,歯科医師280名,薬剤師851名,業務に従事している保健師
86名,同じく助産師22名,看護師2,547名,准看護師718名となっている。
■表6-(2) 管内における医師,看護師等の状況
(単位:人)
平成二十二年度
(3) 医療施設立入検査
医療法その他の法令により規定された人員及び構造設備を有し,かつ適
切な管理を行っているか否かについて検査することにより,科学的でかつ
適正な医療を行うにふさわしいものとするため,計画的に実施している。
平成23年度は病院17施設,有床診療所2施設の立入検査を実施した。
検査の結果,改善指導を行なった不適合事項として,医師数,薬剤師数
の不足があった。
(4) 医療従事者免許の取扱い
医師法その他の医療関係法令の規定に基づき,免許の申請,籍訂正の申
請,書換交付の申請及び再交付の申請等を受理し,千葉県知事に進達して
いる。
■表6-(4)
各種免許取扱い件数の推移
取扱件数
免許種類
件
平成 21 年度
医
歯
科
医
(単位:件)
数
平成 22 年度
平成 23 年度
師
25
31
25
師
4
16
10
剤
師
114
40
25
厚
保
健
師
41
43
44
生
助
産
師
3
7
7
看
護
師
244
271
229
労
薬
働
大
臣
理
学
療
法
士
33
24
32
作
業
療
法
士
17
30
12
師
31
29
22
診 療 放 射 線 技 師
14
16
18
師
4
20
1
臨
衛
知事
床
検
生
検
技
査
技
視
能
訓
練
士
1
2
4
歯
科
技
工
士
7
4
0
師
54
45
39
者
64
27
36
656
605
504
准
登
看
録
総
7
査
護
販
数
売
薬事
(1) 薬事監視
薬事法に基づき,医薬品販売業者及び医療機器販売・賃貸業者等に対し
て薬事監視を実施した。平成23年度の監視状況については,800件の
監視を実施し,91件の違反が認められた。主な違反は開設者の義務違反
であった。
25
良
認
品
品
無許可・無届数
違 反 発 見 施 設 数
立入検査施行施設数
許可・届出施設数
医 薬 品
-
品
医薬
化粧品
部外品
-
示
業 務 上 取 扱 施 設
高度管理医療機器等 172 43 25
管 理 医 療 機 器 416 111
一 般 医 療 機 器
- 111
高度管理医療機器等
56 11
2
管 理 医 療 機 器 153 111
一 般 医 療 機 器
- 111
業 務 上 取 扱 施 設
- 19
(注)一般販売業は店舗販売業に含めて計上している
-
虚偽・誇大広告等
-
-
毒 劇 薬 の 譲 渡 等
-
-
毒劇薬の貯蔵陳列
-
販売業
賃貸業
医療機器
26
-
-
販売体制等の不備
-
-
-
薬局における掲示等
-
-
-
構造設備の不備
-
-
-
薬 局 等 の 管 理
70
-
-
管 理 者 の 義 務
-
10
1
-
-
休 廃 止 等 の 届 出
業
5
-
-
開設者の遵守事項
売
承
14
2
-
-
3
-
-
16
6
2
1
4
-
他
販
の
42
22
1
3
-
25
2
-
-
91
39
14
5
2
4
-
-
-
-
導
21
11
4
1
-
指
16
3
1
1
-
諭
-
説
2
1
1
-
-
-
1
1
-
-
-
-
-
-
-
書
-
告
9
3
6
-
報
5
5
-
書
-
約
9
6
1
1
1
-
誓
1
1
-
書
-
末
-
処分件数
始
-
不
表
-
-
-
分
91
39
14
5
2
4
-
無
正
処
1032 800
130 59
13
9
13
9
45 19
29 17
4
3
1
2
- 19
- 76
-
そ
局
局
局
業
業
業
業
者
設
業
設
不
政
総
数
薬
製
造
業
薬
製 造 販 売 業 薬
店
舗
販
売
卸
売
販
売
薬 種 商 販 売
特
例
販
売
配
置
従
事
業 務 上 取 扱 施
販
売
業 務 上 取 扱 施
違反発見数
行
業 種
区 分
■表7-(1) 薬事監視状況
-
-
-
告 発 件 数
(2) 毒物劇物監視
毒物及び劇物取締法に基づき,毒物劇物販売業者等に対して実施した。
平成23年度は一斉取締り期間を中心に立入調査を行い,44件の監視を
実施し,16件に違反が認められた。
■表7-(2)
告
処分件数
始
発
末
件
書
数
諭
他
てん末書・報告書
説
導
の
指
そ
特定毒物不法所持
示
第5項の者
表
法第22条
正
第4項の者
不
令第41条
目
不 良 表 示 品
第3項の者
譲 渡 交 付 手 続
令第41条
項
貯蔵陳列場所の表示
条第1項の者
業務上取扱者
22 令第41条
第2項の者
貯 蔵 陳 列 場 所
法第
第1項の者
反
取 扱 責 任 者
令第41条
準
特定品目販売業
基
業
録
販売業
農業用品目販売
登
一 般 販 売 業
録
数 115 44 16
登
総
違
無
区分
違 反 発 見 施 設 数
立入検査施行施設数
許可・届出施設数
項目
毒物劇物監視状況
-
-
-
7
5
6
-
-
-
6 24
-
-
-
-
93 27
5
-
-
-
1
2
1
-
-
-
2
6
-
-
-
-
14 10
9
-
-
-
6
2
5
-
-
-
3 16
-
-
-
-
5
2
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
1
-
-
-
-
3
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
5
1
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
1
-
-
-
-
(3) 不正大麻・けし撲滅運動
大麻取締法及びあへん法で一般に栽培が禁止されている「大麻」と「け
し」について,平成23年5月1日から6月30日までの2か月間にわた
り実施した「不正大麻・けし撲滅運動」期間中に,3か所において120
本を発見し,速やかにこれを抜去する等所要の措置を講じた。
27
(4) 薬物乱用防止対策
全国で検挙された薬物事犯の約8割が覚せい剤によるものであった。一
方,大麻事犯においては,依然として若年層や初犯者が高い比率を占めて
いる状況である。
管内26名の薬物乱用防止指導員は,千葉県薬物乱用防止指導員柏市地
区協議会を結成し,地域啓発活動を実施している。「ダメ。ゼッタイ。」
普及運動及び麻薬・覚せい剤乱用防止運動期間中には,地区協議会が中心
となり,千葉県医薬品配置協会,ボーイスカウト,更生保護女性会,保護
司会,ライオンズクラブの協力を得て,下表のとおり薬物乱用防止の街頭
啓発活動を実施した。また,指導員の研さんのため,研修会を行った。
■表7-(4)
事業名
6・26 ヤング街頭
キャンペーン
(柏駅前)
麻薬・覚せい剤乱用防
止街頭キャンペーン
(柏駅前)
薬物乱用防止運動
事業の内容
啓発対象
参加者数
平成 23 年 6 月 26 日
・リーフレット,ティッシュ,紙風船
の配布及び呼びかけを行い,広く一
一般住民
28 名
一般住民
47 名
般に啓発を図った。
平成 23 年 11 月 13 日
・リーフレット,ティッシュ,紙栞,
紙風船,絆創膏の配布及び呼びかけ
を行い,広く一般に啓発を図った。
28
保 健 予 防 課 事 業 概 要
保健予防課の主な業務としては,感染症対策事業,特定疾患治療研究事業そ
の他の疾病対策,精神保健福祉事業を所管している。
感染症対策事業については法に基づき,予防活動やまん延防止活動を行って
いる。特に結核については,疫学調査や接触者健診の徹底を図っている。また,
エイズ・性感染症については検査・相談及び予防啓発活動を実施している。
特定疾患治療研究事業その他の疾病対策としては,いわゆる難病のうち,国
が指定する特定の疾患や肝炎治療に係る医療費等助成事業について,申請手続
き等を行っている。また,ウイルス性肝炎の早期発見を目的として,B型・C
型肝炎ウイルス検査を実施している。
精神保健福祉事業については,こころの健康相談及びアルコール悩み事相談
をは じめ とす る 相談 ・訪問活 動を 行 って いる ほか ,精 神 保健 家族 教室 (統 合 失
調症・う つ病 各 実施 ), アル コー ル 家族 教室 等に よる 家 族支 援, また ,ア ル コ
ールデイケアクラブや酒害教室等による当事者への支援を行っている。また,
啓発普及活動として「こころの健康フォーラム」や「自殺予防対策フォーラ
ム」,こころの健康出前講座等を行っている。
なお,精神保健福祉法に基づく医療及び保護に関する業務については,県松
戸保健所と連携し,受療援助や退院後の生活支援等の部分について主体的に取
り組んでいる。
29
1
結核予防事業
(1) 管内結核患者登録者数の動向
■表1-(1) 登録者数の年次推移
年
区分
管内人口
(単位:人)
平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 19 年 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年
635,931
652,032
397,446
404,079
405,658
新登録患者総数
143
146
135
125
59
68
63
登録者総数
466
350
372
397
200
166
147
管 内
8
2
8
3
2
2
2
千葉県
81
88
54
49
62
71
67
結核死亡率 管 内
1.1
0.3
0.7
0.8
0.5
0.5
0.5
(人口 10 万対) 千葉県
1.6
1.7
1.0
0.9
1.2
1.35
1.28
率 管 内
22.4
20.3
18.4
16.1
14.8
16.8
15.5
(人口 10 万対) 千葉県
24.3
22.5
18.8
17.7
17.2
17.0
16.3
有
率 管 内
22.7
14.9
13.1
13.0
9.8
12.6
10.4
(人口 10 万対) 千葉県
27.0
17.2
14.2
14.1
11.9
11.9
11.4
結核死亡者数
罹
患
病
664,867 677,733
(注)1.平成 19 年(度)までは,千葉県柏健康福祉センター(柏保健所)(柏市,流
山市及び我孫子市を管轄)のデータである(以下すべての表において同じ)
2.人口は各年 10 月 1 日千葉県常住人口による
3.千葉県のデータには千葉市を除く
4.新登録患者及び登録者数は,無症状病原体保有者・疑似症患者を除く
(2) 新登録患者数
■表1-(2)
(単位:人)
結核死亡疑い者の死体
結核死亡者の死体
疑 似 症 患 者
無症状病原体保有者
(潜在性結核感染症)
肺結核のうち塗抹陽性
の占める割合(%)
患
10
率
万 対 )
菌 陰 性 そ の 他
そ の 他 菌 陽 性
数
年
喀 痰 塗 抹 陽 性
総
計
活 動 性 肺 外 結 核
活動性肺結核
罹
( 人 口
区分
新登録患者数(活動性分類別)
(別掲) (別掲) (別掲) (別掲)
平成21 年
59
46
15
18
13
13
14.8
32.6
12
-
-
-
平成22 年
68
57
28
22
7
11
16.8
49.1
16
-
-
-
平成23 年
63
52
24
19
9
11
15.5
46.2
33
-
-
-
30
(3) 年末現在登録者数(活動性分類別)
■表1-(3) 年末現在登録者数(活動性分類別)
10
万 対
疑 似 症 患 者
無症状病原体保有者
(潜在性結核感染症)
有
病
( 人 口
不
(別掲) (別掲)
率
明
)
菌 陰 性 そ の 他
計
数
そ の 他 菌 陽 性
喀 痰 塗 抹 陽 性
総
活 動 性 肺 外 結 核
活動性肺結核
不 活 動 性 結 核
区分
(単位:人)
年
平成21 年
200
30
9
17
4
9
115
46
9.8
17
-
平成22 年
166
43
23
16
4
8
98
17
12.6
26
-
平成23 年
147
36
17
14
5
6
101
4
10.4
44
-
(4) 新登録患者数(年齢階級別)
■表1-(4)
5
~
~
~
~
~
~
~
~
15
20
30
40
50
60
4
9
14
19
29
39
49
59
69
70
歳
歳
歳
歳
歳
歳
歳
歳
歳以上
0
歳
数
年
10
(単位:人)
~
総
区分
新登録患者数(年齢階級別)
平成 21 年
59
-
-
-
-
7
7
9
8
9
19
平成 22 年
68
-
-
-
2
7
5
9
9
11
25
平成 23 年
63
1
-
-
-
6
7
2
3
9
35
(5) 年末現在登録者数(年齢階級別)
■表1-(5) 年末現在登録者数(年齢階級別)
40
50
~
~
~
~
19
29
39
49
59
69
歳
歳
歳
歳
70
歳
60
歳以上
30
~
~
14
20
歳
~
9
15
~
~
数
4
年
10
歳
5
歳
0
歳
総
区分
(単位:人)
平成 21 年
200
-
1
-
2
18
34
24
27
35
59
平成 22 年
166
-
1
-
1
14
22
22
24
26
56
平成 23 年
147
1
-
-
1
16
14
15
12
25
63
31
235
230
156
対象者数
13
16
4
12
-
200
193
43
47
103
103
47
43
193
200
3
135
受 診 者 数
対 象 者 数
115
3
-
保健所
委託分
その他
-
-
1
検 査 数
1
-
-
39
39
-
-
-
-
エ ッ ク ス 線
検
査
数
118
-
3
90
93
抹
129
塗
平成 23 年度
養
ツ 反 検 査 数
32
-
-
1
1
1
培
98
-
-
1
1
1
-
-
1
1
-
療
-
医
62
-
要
4
1
察
144
1
-
-
-
-
4
2
診
観
81
健
要
158
8
-
-
-
-
-
-
結
82
40
33
155
141
80
要観察
果
-
-
4
4
9
2
22
7
9
38
-
3
110
113
131
84
0.8
0.0
0.0
82.1
86.9
86.5
受診率
(%)
(単位:人)
0
0
55
59
0
観察不要
潜在性結核
感 染 症
平成 22 年度
-
喀痰検査数
-
11
4
15
要医療
異 常 な し
88
ツ反
かつ
QFT
検
査
数
(再掲)
-
3
10
養
要医療率
(%)
要 医 療 率
(%)
99
QFT
培
健診結果
3.3
6.3
2.3
91.5
91.1
88.9
診
率
(%)
平成 21 年度
年度
区分
抹
135
塗
喀痰検査数
エックス
線検査数
受診者数
(7) 結核接触者健康診断実施状況
ア 家族健診実施状況
■表1-(7)-ア 家族健診実施状況
その他
委託分
保健所
平成 23 年度
平成 22 年度
平成 21 年度
年度
区分
(単位:人)
潜 在 性 結 核
感染症率 %
)
(
(6) 管理健診実施状況
■表1-(6) 管理健診実施状況
受
対 象 者 数
-
22
-
-
120
-
-
260
260
22
-
305
-
327
-
-
-
1
1
-
-
1
1
-
-
1
1
2
-
-
察
療
-
-
-
-
2
-
数
格
諮
問
不合格
合
格
諮
問
21 年度:保留 1 件あり
合
-
48
-
13
19
13
19
23 年度:保留 2 件あり
48
不合格
137
問
137
諮
平成 23 年度
格
-
合
35
不合格
35
-
-
問
-
諮
125
格
125
合
平成 22 年度
33
35
26
35
26
不合格
-
-
33
39
33
39
25
問
25
諮
-
格
33
合
33
-
-
-
不合格
-
6
4
6
6
4
6
問
3
諮
3
生活保護法
格
-
(老人保健法)
合
29
保険
1.74
0.34
-
-
-
不合格
29
族
2.36
0.00
96.0
92.0
90.7
その他
(単位:件)
2
2
2
2
2
2
問
-
家
後期高齢者
1.77
0.00
諮
98
人
国民健康
-
21
541
562
495
443
格
98
本
被用者保険
-
-
10
10
12
8
合
(注)
総
果
-
-
-
不合格
平成 21 年度
年度
区分
(8) 結核医療費公費負担診査状況
■表1-(8)-① 通院患者に対する結核医療費公費負担診査状況(37 条の 2)
その他
委託分
552
120
ツ 反 検 査数
574
-
2
結
要 医 療 率
(%)
保健所
受 診 者 数
598
検 査 数
平成 23 年度
329
-
抹
200
塗
6
養
509
2
培
553
337
-
医
127
要
観
平成 22 年度
5
診
潜在性結核
感 染 症
451
健
異 常 な し
497
喀痰検査数
診
率
(%)
平成 21 年度
QFT
要
年度
区分
(単位:人)
潜 在 性 結核
感染症率 %
)
エ ッ ク ス線
検
査
数
ツ反
かつ
QFT
検
査
数
(再掲)
(
イ 接触者健診実施状況
■表1-(7)-イ 接触者健診実施状況
受
総
合
格
諮
問
不合格
合
格
諮
問
15
15
(注)診査会への諮問ではなく報告とする
-
不合格
61
-
問
61
諮
平成 23 年度
格
-
合
25
1
1
1
1
不合格
25
-
-
問
-
諮
81
格
81
合
平成 22 年度
34
17
36
17
36
不合格
-
19
13
19
13
19
問
19
諮
-
格
27
合
27
-
-
-
不合格
9
1
4
9
1
4
問
-
生活保護法
諮
-
(老人保健法)
格
-
保険
合
2
族
-
-
-
不合格
2
家
後期高齢者
その他
-
5
2
-
5
2
問
-
人
国民健康
諮
54
本
被用者保険
(単位:件)
格
54
数
入院患者に対する結核医療費公費負担診査状況(37 条)
合
平成 21 年度
年度
区分
■表1-(8)-②
-
-
-
不合格
(9) 就業制限通知及び入院勧告並びに入院措置数
■表1-(9)-①
就業制限通知数(単位:件)
区分
総
数
年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
23
28
31
■表1-(9)-②
区分
入院勧告数
(単位:件)
入院勧告数
(応急入院)
年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
入院延長通知数
(本入院)
23
28
31
■表1-(9)-③
22
53
30
入院措置数
(単位:件)
区分
入院措置数
年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
-
(10) ツベルクリン反応検査・QFT検査実施状況
■表1-(10)-① ツベルクリン反応検査実施状況
区分
年度
ツ反検査数
発赤径
保健所 委託分 その他
陰性
(単位:人)
被検者の年齢
30mm
30mm
0~5
6~29
30~49
50 歳
未満
以上
歳
歳
歳
以上
平成 21 年度
3
2
-
1
4
-
5
-
-
-
平成 22 年度
3
7
-
1
7
2
10
-
-
-
平成 23 年度
120
-
-
55
60
5
89
31
-
-
35
■表1-(10)-②
QFT検査実施状況
区分
(単位:人)
結
果
QFT 検査数
陽性
年度
判定保留
陰性
判定不可
平成 21 年度
135
9
7
119
-
平成 22 年度
262
27
12
222
1
平成 23 年度
299
41
40
218
-
(11)
エックス線検査実施状況
■表1-(11)
区分
総数
保健所
年度
エックス線検査実施状況
(単位:人)
接触者
委託分
保健所
管理
委託分
保健所
委託分
平成 21 年度
425
49
381
38
44
11
平成 22 年度
437
62
379
48
58
14
平成 23 年度
438
72
395
25
43
47
(12)
定期結核健康診断実施状況
■表1-(12)
(単位:人)
る
者
の
発 病 の 恐 れ が
あ
数
者
査
患
検
見
痰
数
発
喀
影
影
29,052
22.1
23,458
5,308
6
1
-
平成 22 年度
139,096
33,638
24.2
26,713
6,865
9
1
-
平成 23 年度
125,829
34,629
27.5
27,942
6,687
19
3
2
5,428
5,402
99.5
5,083
319
-
1
-
1,136
1,118
98.4
512
606
-
1
1
高等学校以上
の生徒・学生
内
施設の入所者
数
131,309
数
平成 21 年度
年度・内訳
数
数
撮
撮
数
接
接
者
者
受診率(%)
診
象
直
間
受
対
区分
定期結核健康診断実施状況
訳
市
町
村
108,077
17,767
16.4
17,767
-
-
1
-
事
業
所
11,188
10,342
92.4
4,580
5,762
19
-
1
36
2
感染症予防事業
(1) 1類感染症発生状況
■表2-(1)
年
1類感染症発生状況
(単位:人)
疾患名
人数
平成 21 年
-
-
平成 22 年
-
-
平成 23 年
-
-
(2) 2類感染症発生状況(結核は除く)
■表2-(2)
年
2類感染症発生状況
(単位:人)
疾患名
人数
平成 21 年
-
-
平成 22 年
-
-
平成 23 年
-
-
(3) 3類感染症発生状況
■表2-(3)
3類感染症発生状況
(単位:人)
病類
総
数
コ レ ラ
*
細菌性赤痢*
年
腸管出血性
大腸菌感染症
腸チフス*
パラチフス*
平成 21 年
13
-
2
11
-
-
平成 22 年
11
-
2
9
-
-
平成 23 年
9
-
2
7
-
-
*平成 19 年 4 月 1 日に 2 類感染症から 3 類感染症に移行した疾患である
(4) 1類感染症及び2類感染症並びに3類感染症発生に伴う健康調査及び検
便実施状況
■表2-(4)-①
1類感染症発生に伴う健康調査及び検便実施状況
(単位:調査
病類
人,検査
件)
疾患名
調査
検査(依頼)
平成 21 年度
-
-
-
平成 22 年度
-
-
-
平成 23 年度
-
-
-
年度
37
■表2-(4)-②
2類感染症発生に伴う健康調査実施状況(結核は除
く。)
(単位:調査
病類
人,検便
件)
疾患名
調査
検査(依頼)
平成 21 年度
-
-
-
平成 22 年度
-
-
-
平成 23 年度
-
-
-
年度
(注)SARSについては,「擬似症状患者」及び「疑い例」を含む
■表2-(4)-③
3類感染症発生に伴う健康調査及び検便実施状況
(単位:調査
病類
数
コ レ ラ
*
細菌性赤痢*
腸管出血性
大腸菌感染症
件)
腸 チ フ ス * パラチフス*
菌陽性
者 数
検 便
調 査
検 便
調 査
検 便
調 査
検 便
調 査
検 便
調 査
検 便
調 査
年度
総
人,検便
平成 21 年度
13
56
-
-
2
4
11
52
-
-
-
-
4
平成 22 年度
12
50
-
-
2
5
10
45
-
-
-
-
3
平成 23 年度
8
21
-
-
2
4
6
17
-
-
-
-
3
*平成 19 年 4 月 1 日に 2 類感染症から 3 類感染症に移行した疾患である
38
(5) 4類感染症発生状況
■表2-(5)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
4類感染症発生状況
疾 患 名
E型肝炎
A型肝炎
黄熱
Q熱
狂犬病
炭疽
鳥インフルエンザ
ボツリヌス症
マラリア
野兎病
ウエストナイル熱
エキノコックス症
オウム病
オムスク出血熱
回帰熱
キャサヌル森林病
コクシジオイデス症
サル痘
腎症候性出血熱
西部ウマ脳炎
ダニ媒介脳炎
つつが虫病
デング熱
東部ウマ脳炎
ニパウィルス感染症
日本紅斑熱
日本脳炎
ハンタウィルス肺症候群
Bウィルス病
鼻疽
ブルセラ症
ベネズエラウマ脳炎
ヘンドラウィルス感染症
発しんチフス
ライム病
リッサウィルス感染症
リフトバレー熱
類鼻疽
レジオネラ症
レプトスピラ症
ロッキー山紅斑熱
チクングニア熱
平成 21 年度
2
3
-
※42 は平成 23 年 2 月 1 日に追加
39
(単位:人)
平成 22 年度
‐
2
1
-
平成 23 年度
1
3
-
(6) 新型インフルエンザ等感染症
■表2-(6)
新型インフルエンザ等感染症発生状況
疾患名
平成 21 年
新型インフルエンザ
再興型インフルエンザ
(単位:人)
平成 22 年
平成 23 年
34
-
-
-
-
-
※ 感 染 症 の 予 防 及 び感 染 症 の 患 者 に 対 す る医 療 に 関 す る 法 律 施 行規 則 の 一 部 を 改 正 する
省令の施行に伴う運用の変更について(Q&A等)
(7) 5類感染症発生状況
ア
感染症発生動向調査事業に基づく全数把握対象感染症
■表2-(7)-ア
疾
患
5類感染症発生状況
名
(単位:人)
平成 21 年
平成 22 年
平成 23 年
1 アメーバ赤痢
9
6
8
2 ウイルス性肝炎(E 型肝炎,A 型肝炎を除く。)
-
1
-
-
-
-
4 クリプトスポリジウム症
-
-
-
5 クロイツフェルト・ヤコブ病
-
-
-
6 劇症型溶血性レンサ球菌感染症
-
2
-
7 後天性免疫不全症候群
8
5
7
8 ジアルジア症
-
-
-
9 髄膜炎菌性髄膜炎
-
-
-
10 先天性風しん症候群
-
-
-
11 梅毒
5
1
1
12 破傷風
-
2
-
13 バンコマイシン耐性腸球菌感染症
-
2
3
14 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症
-
-
-
15 風しん
-
1
1
16 麻しん
19
1
1
急 性 脳炎(ウエストナイル脳 炎 , 西 部ウマ脳炎 ,ダニ
3 媒 介 脳 炎 , 東 部ウマ脳 炎 , 日 本 脳 炎 ,ベネズ
エラウマ脳炎,リフトバレー熱を除く。)
※平成 20 年 1 月から風しんと麻しんは定点把握疾患から全数把握対象疾患となっている
40
イ
感染症発生動向調査事業に基づく定点報告状況
(ア) 患者定点
■表2-(7)-イ-(ア)-①
インフルエンザ
小児科
14
患者定点医療機関数
眼科
9
2
■表2-(7)-イ-(ア)-②
疾
患
性感染症
基幹
3
-
定点把握対象疾患状況
(単位:人)
名
平成 21 年
1 インフルエンザ(鳥インフルエンザを除く)
平成 22 年
平成 23 年
5,532
4,592
3,661
2 性器クラミジア感染症
28
35
60
3 RSウイルス感染症
32
27
23
4 咽頭結膜熱
36
83
138
883
1,780
1,317
3,421
3,772
3,798
-
1
-
580
792
632
14
55
28
15
9
9
469
803
454
41
213
187
261
568
207
31
35
37
15 ヘルパンギーナ
132
637
569
16 流行性角結膜炎
44
39
50
17 流行性耳下腺炎
469
156
56
7
9
16
5 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
6 感染性胃腸炎
7 急性出血性結膜炎
8 水痘
9 性器ヘルペスウイルス感染症
10 尖圭コンジローマ
11 手足口病
12 伝染性紅斑
13 突発性発しん
14 百日咳
18 淋菌感染症
(イ)
病原体定点
■表2-(7)-イ-(イ)
病原体定点医療機関及び検体提供数
区分
小児科
インフルエンザ
眼科
基幹
医療機関数
1
1
1
-
検体提供数
8
0
10
-
41
(8) 4類感染症及び5類感染症発生に伴う健康調査実施状況
■表2-(8)-①
区分
4類感染症健康調査状況
疾患名
(単位:人)
調査
平成 21 年度
レジオネラ症
2
平成 22 年度
レジオネラ症
2
平成 23 年度
レジオネラ症
4
■表2-(8)-②
区分
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
5類感染症健康調査状況
疾患名
(単位:人)
調査
感染性胃腸炎
6,018
麻しん
512
感染性胃腸炎
5,491
麻しん
322
感染性胃腸炎
5,028
麻しん
972
(9) 管外での感染症発生(疑いを含む)に伴う調査状況及び検便実施状況
■表2-(9)
管外での感染症発生(疑いを含む)に伴う調査数及び検査
実施数
検便実施者数
人,検便
件)
検出菌
その他
O
赤
157
痢
コレラ
検疫通報に伴う
接触者及び同行者
調査数
自主申告による
調査数
管外での感染症
発生に伴う調査数
数
(検疫通報除く)
総
区分
(単位:調査
年度
平成 21 年度
0
-
-
-
-
-
-
-
-
平成 22 年度
3
1
-
-
2
-
-
-
-
平成 23 年度
4
4
-
-
5
-
-
-
-
42
(10) その他
■表2-(10)
区分
インフルエンザ様疾患届出状況
措
(単位:件)
置
届出施設数
届出患者数
平成 21 年度
124
5,216
676
47
18
-
平成 22 年度
50
978
106
5
1
6
平成 23 年度
72
4,477
428
10
5
-
幼稚園
15
651
53
2
2
-
小学校
40
3,434
335
8
2
-
中学校
14
348
32
-
-
-
高等学校
2
27
8
-
-
-
その他
1
17
-
-
1
-
学級閉鎖数 学年閉鎖数
43
休校
その他
3
エイズ予防事業
(1) エイズ予防啓発活動実施状況
ア
講演会・講習会等開催状況
■表3-(1)-ア-①
実施日
H23.4
場所
活動内容
アミュゼ柏
特別養護老人
H23.7
ホーム
~H24.3
イ
学校・大学・
専門学校
対象
参加人員
理美容講習会
理美容組合
75 人
講義
介護施設等の職員への講
習会
介護職員
看護師
80 人
場所
柏市内の高等
H23.7
テーマ
講習会
■表3-(1)-ア-②
実施日
講演会・講習会等実施状況
パンフレット配布等によるエイズ予防啓発状況
活動内容
テーマ
対象
参加人員
啓発用パンフ
エイズ・性感染症予防パ
ンフレットの配布
学生
600 人
レットの配布
キャンペーン等開催状況
■表3-(1)-イ
街頭キャンペーン等開催実施状況
実施日
主
な
内
容
H23.11
レイソルホームゲームでのエイズストップキャンペーン
(2) エイズ相談受付状況
■表3-(2)
エイズ相談受付状況
(単位:件)
性別
年度・
相談方法
男
女
小計
合計
年齢階級
平成 21 年度
平成 22 年度
電話相談
508
326
834
来所相談
38
18
56
その他
-
-
-
電話相談
648
378
1,026
来所相談
340
181
521
-
-
-
電話相談
177
93
270
来所相談
416
213
629
-
-
-
その他
平成 23 年度
その他
44
1,069
1,547
899
~19 歳
20 歳~29 歳
30 歳~39 歳
40 歳~49 歳
年齢階級
50 歳~59 歳
60 歳~69 歳
70 歳~
不
明
電話相談
2
6
8
来所相談
5
14
19
その他
-
-
-
電話相談
61
53
114
来所相談
142
120
262
その他
-
-
-
電話相談
71
25
96
来所相談
164
57
221
その他
-
-
-
電話相談
25
7
32
来所相談
63
18
81
その他
-
-
-
電話相談
8
2
10
来所相談
17
4
21
その他
-
-
-
電話相談
8
-
8
来所相談
20
-
20
その他
-
-
-
電話相談
2
-
2
来所相談
5
-
5
その他
-
-
-
電話相談
-
-
-
来所相談
-
-
-
その他
-
-
-
45
27
376
317
113
31
28
7
-
(3) HIV抗体検査他性感染症検査
■表3-(3)
性別
年度
HIV抗体検査他性感染症検査受付状況
HIV抗体検査
計
クラミジア抗体検査
男
女
計
男
(単位:件)
梅毒血清検査
女
計
男
女
平成 21 年度
514
322
192
446
282
164
452
283
169
平成 22 年度
591
366
225
584
364
220
576
356
220
平成 23 年度
602
395
207
548
351
197
554
354
200
性別
年度
HBs 抗原検査
計
男
HCV抗体検査
女
計
男
女
平成 21 年度
164
106
58
164
106
58
平成 22 年度
559
341
218
563
341
222
平成 23 年度
549
349
200
552
352
200
(注)HBs抗原検査,HCV抗体検査は,平成 21 年度は年度途中からの実施
(平成 21 年 12 月~)
(4) エイズ相談内容の状況
■表3-(4)
エイズ相談内容の状況
相談者の区分
(単位:件)
男性
女性
合計
同性間性行為による感染を心配する者
71
5
76
異性間性行為による感染を心配する者
489
261
750
47
41
88
9
8
17
56
32
88
8
8
16
医療機関内感染を心配する者
26
30
56
日常生活での感染を心配する者
59
53
112
一般的なエイズに関する知識,情報を求める者
65
47
112
その他
15
17
32
845
502
1,347
その他の性行為による感染を心配する者
輸血による感染を心配する者
家族,友人の感染を心配する者
母子感染を心配する者
合
計
相談内容
男
エイズウイルス・疫学に関すること
性
女 性
合
計
209
128
337
患者・感染者の発生状況に関すること
77
47
124
症状・発生機序に関すること
42
15
57
593
311
904
86
45
131
221
162
383
検査に関すること
診断(方法)・治療に関すること
感染経路に関すること
46
社会の差別や偏見に関すること
-
-
-
行政のエイズ対策に関すること
11
6
17
エイズ予防法に関すること
0
-
-
その他
9
9
18
1,248
723
1,971
合
計
相談者のうち外国人の人数
4
男性
2
女性
1
計
3
緊急肝炎ウイルス検査
■表4
HBs抗原検査・HCV抗体検査実施状況
総数
年度
(単位:人)
HCⅤ抗 体陽性 かつ
HBs抗 原陽性
HCⅤ核 酸増幅 検査陽性
平成 21 年度
855
6
11
平成 22 年度
1,307
12
3
平成 23 年度
1,141
10
6
(注)平成 21 年度 HBs 抗原及び HCV 抗体(かつ HCV 核酸増幅検査)陽性者 1 名
5
肝炎治療特別促進事業
■表5
肝炎治療特別促進事業受給者状況
年度
区分
(単位:人)
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
128
135
139
肝炎治療特別促進事業受給者
47
6
特定疾患対策事業
(1) 特定疾患治療研究費受給者状況
■表6-(1)
特定疾患治療研究費受給者状況
年度
疾患名
総
平成21年度
数
(単位:件)
平成22年度
平成23年度
2,078
61
2,301
62
2,429
65
2 多発性硬化症
46
48
57
3 重症筋無力症
56
62
65
174
183
182
3
3
3
6 再生不良性貧血
24
24
21
7 サルコイドーシス
49
49
56
8 筋萎縮性側索硬化症
24
29
32
139
145
144
10 特発性血小板減少性紫斑病
83
83
80
11 結節性動脈周囲炎
21
25
25
400
443
499
13 大動脈炎症候群
15
15
15
14 ビュルガー病
13
13
13
15 天疱瘡
12
16
14
16 脊髄小脳変性症
59
67
74
17 クローン病
92
106
106
0
0
0
27
25
30
280
326
337
4
4
5
22 後縦靭帯骨化症
56
67
78
23 ハンチントン病
1
1
1
40
40
41
3
4
4
26 特発性拡張型(うっ血型)心筋症
65
68
72
27 多系統萎縮症
29
35
30
28 表皮水疱症
0
0
0
29 膿胞性乾癬
4
2
1
30 広範脊柱管狭窄症
13
17
16
31 原発性胆汁性肝硬変
67
77
79
3
1
3
1 ベーチェット病
4 全身性エリテマトーデス
5 スモン
9 強皮症・皮膚筋炎・多発性筋炎
12 潰瘍性大腸炎
18 難治性肝炎のうちの劇症肝炎
19 悪性関節リュウマチ
20 パーキンソン病関連疾患
21 アミロイドーシス
24 モヤモヤ病(ウイリス動脈輪閉塞症)
25 ウエゲナー肉芽腫症
32 重症急性膵炎
48
33 特発性大腿骨頭壊死症
36
40
42
34 混合性結合組織病
23
25
25
4
5
5
36 特発性間質性肺炎
17
15
15
37 網膜色素変性症
93
95
96
38 プリオン病
0
1
1
39 肺動脈性肺高血圧症
2
2
2
12
14
15
41 亜急性硬化性全脳炎
1
1
0
42 バッドキアリ症候群
1
1
1
43 慢性血栓塞栓性肺高血圧症
3
5
6
44 ライソゾーム病(フャブリー病含む)
2
1
2
45 副腎白質ジストロフィー
1
1
1
0
0
0
47 脊髄性筋萎縮症
0
1
1
48 球脊髄性筋萎縮症
5
8
9
49 慢性炎症性脱髄性多発神経炎
1
4
5
50 肥大型心筋症
0
7
8
51 拘束型心筋症
0
0
0
52 ミトコンドリア病
0
2
2
53 リンパ脈管筋腫症
2
2
2
54 重症多形滲出性紅斑(急性期)
0
0
0
55 黄色靱帯骨化症
0
1
3
12
30
40
35 原発性免疫不全症候群
40 神経線維腫症Ⅰ型Ⅱ型
46
家族性高コレステロール血症(ホモ
接合体)
56 間脳下垂体機能障害
※
平 成 2 1 年 1 0月 1 日 か ら 4 6 家 族 性高 コ レ ス テ ロ ー ル 血 症( ホ モ 接 合 体 ) ~ 56
間脳下垂体機能障害の11疾患が追加された
49
(2) 特定疾患重症患者認定者数
■表6-(2)
特定疾患重症患者認定状況
年度
疾患名
総
(単位:件)
平成22年度
平成21年度
数
平成23年度
284
317
328
4
5
5
2 多発性硬化症
14
14
12
3 重症筋無力症
3
3
3
10
11
9
5 スモン
3
3
3
6 再生不良性貧血
0
0
0
7 サルコイドーシス
3
3
4
12
15
17
1 ベーチェット病
4 全身性エリテマトーデス
8 筋萎縮性側索硬化症
9 強皮症・皮膚筋炎・多発性筋炎
9
8
7
10 特発性血小板減少性紫斑病
0
0
0
11 結節性動脈周囲炎
1
1
2
12 潰瘍性大腸炎
1
1
0
13 大動脈炎症候群
1
1
1
14 ビュルガー病
0
0
0
15 天疱瘡
1
1
1
16 脊髄小脳変性症
21
26
29
17 クローン病
1
1
1
18 難治性肝炎のうちの劇症肝炎
0
0
0
19 悪性関節リウマチ
10
9
10
20 パーキンソン病関連疾患
65
74
83
0
0
0
22 後縦靭帯骨化症
20
22
20
23 ハンチントン病
1
1
0
24 モヤモヤ病(ウイリス動脈輪閉塞症)
8
9
8
25 ウエゲナー肉芽腫症
0
0
0
26 特発性拡張型(うっ血型)心筋症
8
10
12
21 アミロイドーシス
27 多系統萎縮症
20
23
23
28 表皮水疱症
0
0
0
29 膿胞性乾癬
0
0
0
30 広範脊柱管狭窄症
4
4
3
31 原発性胆汁性肝硬変
0
0
0
32 重症急性膵炎
3
1
3
33 特発性大腿骨頭壊死症
2
2
1
50
34 混合性結合組織病
1
1
1
35 原発性免疫不全症候群
1
1
1
36 特発性間質性肺炎
0
0
0
48
52
51
38 プリオン病
0
1
1
39 肺動脈性肺高血圧症
0
0
0
40 神経線維腫症Ⅰ型Ⅱ型
2
3
3
41 亜急性硬化性全脳炎
1
1
0
42 バッドキアリ症候群
0
0
0
43 慢性血栓塞栓性肺高血圧症
0
0
1
44 ライソゾーム病(ファブリー病含む)
1
0
1
45 副腎白質ジストロフィー
1
1
1
0
0
0
47 脊髄性筋萎縮症
0
1
1
48 球脊髄性筋萎縮症
3
4
5
49 慢性炎症性脱髄性多発神経炎
0
1
1
50 肥大型心筋症
0
2
1
51 拘束型心筋症
0
0
0
52 ミトコンドリア病
0
0
0
53 リンパ脈管筋腫症
1
1
1
54 重症多形滲出性紅斑(急性期)
0
0
0
55 黄色靱帯骨化症
0
0
1
56 間脳下垂体機能障害
0
0
0
37 網膜色素変性症
46
※
家族性高コレステロール血症(ホモ
接合体)
平 成 2 1 年 1 0月 1 日 か ら 4 6 家 族 性高 コ レ ス テ ロ ー ル 血 症( ホ モ 接 合 体 ) ~ 56
間脳下垂体機能障害の11疾患が追加された
(3) 特定疾患特別介護手当支給状況
■表6-(3)
特定疾患特別介護手当支給状況
年度
区分
(単位:件)
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
35
37
37
特定疾患特別介護手当支給件数
51
(4) 先天性血液凝固因子障害治療研究費受給者状況
■表6-(4)
先天性血液凝固因子障害治療研究費受給者状況
(単位:件)
年度
区分
平成 21 年度
先天性血液凝固因子障害治療研究費
14
受給者数
52
平成 22 年度
16
平成 23 年度
16
7
精神保健福祉事業
(1) 精神保健福祉相談・訪問指導状況
精神科医師によるこころの健康相談を月4回,アルコール悩みごと相
談を月1回,定例で実施している。また,職員による相談(電話・面
接),訪問は必要に応じ随時行っており,件数は多い。
■表7-(1)
年 度
精神科医師による相談
こころの健康相談
(単位:回(件))
アルコール悩みごと相談
平成 21 年度
42(72)
7( 9)
平成 22 年度
42(61)
9(18)
平成 23 年度
39(60)
7(11)
ア
対象者の性・年齢
■表7-(1)-ア
対象者の性・年齢別面接相談・訪問件数
(単位:件(人))
性・年齢
性
年齢
明
延 回 数
16
141
146
52
16
888
10
160
173
56
9
936
19
201
180
73
13
1319
215
190
3
(349)
(185)
(161)
(3)
486
240
245
1
(397)
(196)
(200)
(1)
不
408
65
歳以上
(0)
歳
(135)
~
(180)
64
歳
(315)
明
女
0
39
40
~
不
男
159
数
212
20
歳未満
実
371
20
区分
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
相
談
338
169
168
1
15
144
119
48
12
905
訪
問
148
71
77
0
4
57
61
25
1
414
(注)(
イ
)内は再掲で面接相談と訪問を合わせた実際の人数
電話相談
■表7-(1)-イ
年度
電話相談件数
延件数
(単位:件)
男性
女性
不明
平成 21 年度
2,479
1,341
1,079
59
平成 22 年度
2,999
1,364
1,592
43
平成 23 年度
4,410
1,688
2,692
30
53
ウ
相談の種別
■表7-(1)-ウ
(単位:件)
その他の相談
その他の中毒
覚せい剤
アルコール
その他の相談
数
手帳・自立支援医療
生活支援
社会復帰等
総
診療に関すること
老年期の相談
に関する相談
思春期の相談
中毒性精神障害
精神障害に関する相談
心の健康相談
種別
面接相談・訪問の種別(延数)
区分
888
148
12
370
3
65
210
3
1
53
2
9
12
平成 22 年度
933
140
22
360
2
68
228
11
14
31
3
44
10
平成 23 年度
1319
215
40
534
0
97
290
3
1
22
25
87
5
計
905
123
23
337
0
66
269
0
1
21
18
42
5
男
504
49
19
154
0
31
212
0
1
13
11
10
4
女
401
74
4
183
0
35
57
0
0
8
7
32
1
計
414
92
17
197
0
31
21
3
0
1
7
45
0
男
185
40
12
94
0
14
10
1
0
0
7
7
0
女
229
52
5
103
0
17
11
2
0
1
0
38
0
相談
平成 21 年度
訪問
エ
援助の内容
■表7-(1)-エ
(単位:件)
その他
紹介連絡
77
86
489
171
105
97
88
平成 22 年度
1,192
72
105
471
176
113
191
64
平成 23 年度
1,655
66
184
706
258
140
224
87
数
区分
関係機関調整・
社会復帰援助
1,113
方針協議
生活支援・生活指導
受療援助
平成 21 年度
総
医学的指導
内容
援助の内容(延数)
相
談
1106
59
82
420
229
123
139
54
訪
問
559
7
102
286
29
17
85
33
(注)援助内容は重複あり
54
(2) 精神科医療事務等
ア
精神障害者に係る保護申請及び警察官通報処理状況
精神 保 健福 祉法 第2 3条 , 24 条, 26 条の 2 の申 請・通報 を受 理 し
て千葉県松戸保健所に伝達,診察への協力等を行い,被通報者の速やか
な医療が図られるよう努めている。
■表7-(2)-ア
種別
保護申請及び警察官通報件数
一般人(法 23 条申請)
年度
柏警察署(法 24 条通報)
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
イ
(単位:件)
0
0
1
41
24
55
管内病院からの届出等の状況
■表7-(2)-イ
(単位:件)
医療保護入院
定期病状報告書
措置入院定期
病状報告書
措置症状消退届
医療保護入院者の
退院届
仮退院届
応急入院届
医療保護入院届
(扶養義務者の同意)
医療保護入院届
(保護者の同意)
区分
管内病院からの届出等の状況
年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
ウ
488
464
504
160
148
176
3
5
6
0
0
0
501
499
561
15
16
12
3
4
5
564
566
493
精神障害者福祉関係諸手続きの状況
■表7-(2)-ウ
区分
年度
精神障害者福祉関係諸手続きの状況
社会復帰施設利用手続件数
入所報告書
退所報告書
(単位:件)
社会適応訓練
生計同一常時介護
申込書受理件数
証明書発行件数
平成 21 年度
6
11
事業所 0,対象者 0
1
平成 22 年度
2
4
事業所 0,対象者 0
2
平成 23 年度
5
5
事業所 0,対象者 0
1
( 注 ) 保 健 所 も 生 計同 一 証 明 書 の 申 請 窓 口に な っ て い る が , 障 害福 祉 課 で も 窓 口 を 実施
している
55
(3) 社会復帰活動等(当事者・家族等の支援)
ア
アルコール・デイケアクラブ
(ア) 目的
アルコール依存症者を対象に,酒害教育やミーティングを通して,
飲まない生活を維持し,新たなライフスタイルの形成を図ることを
目的として実施。
(イ) 内容
月3回,講義やミーティング,スポーツ等。
■表7-(3)-ア
アルコール・デイケアクラブの活動状況
(単位:回・人)
年
参加者数
度
開催回数
平成 21 年度
34
13(8・5)
144(112・32)
平成 22 年度
35
11(9・2)
171(141・30)
平成 23 年度
34
14(9・5)
157(122・35)
イ
実人数(男・女)
延人数(男・女)
アルコール家族教室
(ア) 目的
アルコール問題を抱える家族を対象に,講義やミーティングを通し
て,依存症の理解や家族の健康度を高め,家族システムの病理の改
善と本人の回復を図ることを目的として実施。
(イ) 内容
月1回の頻度で酒害についての講義とミーティング
(5回1クールで2クール実施)。
■表7-(3)-イ
年
度
アルコール家族教室の実施状況
開催回数
実施内容
(単位:回・人)
参加者数
実人数
延人数
平成 21 年度
10
「アルコール依存症とは」「家族の
14
51
平成 22 年度
10
回復」などをテーマに実施。偶数月
16
61
平成 23 年度
10
は専門医も参加。
23
75
ウ
精神保健家族教室
(ア) 目的
家族が疾病を正しく理解し本人への接し方を学ぶこと,家族同士が
集まり悩みを話し合うことで,不安を解消し,本人へのサポート力
を高めることを目的として実施。
(イ) 内容
学習会を主として,各疾患ごとに3日間実施。
56
■表7-(3)-ウ
開催日
精神保健家族教室の実施状況
実施内容
平成 23 年
講
1 日目:統合失調症について
医師
~病態と治療~
初石病院
22 日
29 日
2 日目:リハビリテーションと
家族の対応について
(3 日間)
参加者数
師
(延)
初石病院
<統合失調症家族教室>
7 月 14 日
(単位:人)
溝川
祐樹氏
精 神 保 健 福 祉 士 池端
孝之氏
障害福祉課職員
3 日目:制度について
18 家族
(延 52)
精神障害者家族会よつば会
家族会について
田中氏,遠藤氏
(模擬家族会)
平成 23 年
<うつ病家族教室>
9月5日
東京慈恵 会医科 大学附属 柏病院
医師
1 日目:うつ病について
12 日
2 日目:リハビリテーションと
家族の対応
22 日
(3 日間)
美穂氏
18 家族
(延 31)
セイリング会
(模擬家族会)
エ
結介氏
産業カウンセラー協会
穴澤
3 日目:家族会について
落合
新海氏
酒害教室
(ア) 目的
本人・家族等を対象に,ミーティングを通して,酒害や自助グルー
プの効果などを学び,アルコール依存症からの回復を図ることを目
的に実施。
(イ) 内容
月1回の頻度で柏断酒新生会の会長の司会によるミーティング,保
健所スタッフも参加。
■表7-(3)-エ
酒害教室の実施状況
年度
開催回数
(単位:回・人)
参 加 者 数(延)
平成 21 年度
12
168
平成 22 年度
12
205
平成 23 年度
12
218
オ
社会適応訓練事業(県事業)
(ア) 目的
精神障害者を一定期間事業所に通わせ,集中力・対人能力・仕事に
対する持久力,環境適応能力等の涵養を図るための社会適応訓練を
行い再発防止と社会的自立を促進し,もって精神障害者の社会復帰
を図ることを目的とする。
57
(イ) 内容
訓練期間は6か月以内(ただし,審査により最長2年までの延長が
可能)
訓練日数は週5日,月20日を上限
(ウ) 実績
当市の利用状況は,年度内0名であった。
(4) 啓発普及
ア
啓発普及講演会
精神保健福祉に係る正しい知識の普及啓発を図る。
■表7-(4)-ア
実施日
啓発普及講演会の実施状況
実施内容
平成 23 年
講師(敬称略)
こころの健康フォーラム2011
10 月 22 日
(単位:人)
参加者数
講演
船橋北病院院長
「アルコールとこころの健康
~あたなの飲み方 大丈夫?~」
柏市民文化
講演「アルコールとこころの健康」
会館小ホール
経験者からのメッセージ
赤沢
滋氏
体験談
AAの仲間
「わたしの経験から」
<同時開催> 物品展示・販売コーナー
71
断酒新生会会員
(出展団体)
・よつば(クローバー沼南・クローバ柏)
・ピアセンターあかり・スノードロップ
・わたげワークス ・ハートシップ・あんだんて
平成 24 年
自殺予防対策フォーラム2011
2 月 25 日
影絵劇団 遊源座
つくばライフサポートセ
・影絵公演
「水戸黄門 ~待たれよ その命の巻~」 ンターみどりの
講演講師
柏市民文化
会館小ホール
・講演 「睡眠とこころの健康」
134
国立精神・神経医療研究
センター
亀井 雄一 氏
イ
精神保健福祉ボランティア講座
<養成講座>
精神障害者に対する地域の理解を深め,その人らしい生活ができる
社会の実現のため,精神保健福祉ボランティア養成を目的とした講座。
講義5日間と実習 1 日間。
58
<フォローアップ講座>
精神保健福祉ボランティア活動を行っている方の支援と質の向上を
図ることを目的とした講座。3日間の講義を実施。
■表7-(4)-イ
ボランティア講座の実施状況
実施日
内容
講師
<フォローアッ ①ソーシャルスキルトレーニング1
プ講座>
②当事者の力とエンパワメント
平成 23 年
③ソーシャルスキルトレーニング2
ひだクリニック
べてるの家 ひだクリニック理事
向谷地 宣明氏
10 月 4 日,
ひだクリニック
10 月 14 日
精神保健福祉士 森山 拓也氏
<養成講座>
①心の病を知る
千葉県精神保健福祉センター
平成 23 年
②当事者の声(体験談)
医師 深見 悟郎氏
22 日,
12 月 2,20 日
参加者数
精神保健福祉士 森山 拓也氏
9 月 30 日,
11 月 8,15,
(単位:人)
実
27
延
56
実
27
延
138
③精神保健福祉ボランティアの実際 ピアセンターあかり
当時者とスタッフ
と活動 ~自分が得たもの~
心のボランティア・ちば
④ボランティアと地域づくり
実習
⑤柏市のボランティア団体と活動
(期間内 1 日)
⑥実習
黒田 知映氏
柏市社会福祉協議会職員
12 月 5 日~
各ボランティア団体代表
12 月 16 日
<実習先>
手賀沼病院,ふらっとサロン
たんぽぽセンター,ピアセンターあかり
59
ウ
出前講座
(ア) 目的
こころの健康について正しい知識の普及啓発を行う。
(イ) 内容
4つの講座メニューを用意した。23年度は9回の開催。
①
ストレスとこころの健康
②
お酒との付き合い方,見直してみませんか?
③
うつ病を知ろう
④
統合失調症について
■表7-(4)-ウ
出前講座の実施状況
実施日
(単位:人)
実施内容
参加者数
平成 23 年 7 月 26 日
・ストレスとこころの健康
26
10 月 20 日
・ストレスとこころの健康
10
11 月 11 日
・統合失調症について
25
11 月 24 日
・統合失調症について
8
12 月 22 日
・うつ病を知ろう
22
・自殺予防の取り組みとその対応方法について
41
1 月 23 日
・ストレスとこころの健康
42
2月 9日
・お酒との付き合い方,見直してみませんか?
2 月 18 日
・ストレスとこころの健康
平成 24 年 1 月 14 日
8
21
計
203
(5) 組織支援等
地域保健福祉活動の推進が図られるよう,精神障害者家族会よつば会,
柏断 酒 新生 会 ,精 神 保健 ボ ラン テ ィア 団 体ハ ー トシ ッ プ, 同 あん だ んて,
うつ病当事者・家族会NPO法人ザフト,ひまわり会等の団体などへの支
援を行った。
■表7-(5)
種別
区分
支援延件数
組織支援等の状況
総数
(単位:件)
家族会
17
断酒会
1
その他
14
2
(6) 会議等
ア
柏市保健所精神保健福祉連絡協議会
市内 の 関係 機関・団 体の 連 携の 推進 を図 り, ま た各 委員 から 当保 健 所
の企画運営への意見をいただき,市内の精神保健福祉の向上を図ること
を目的として設置した。委員の任期は2年。
60
■表7-(6)-ア-①
柏市保健所精神保健福祉連絡協議会開催状況
(単位:人)
開催日
平成 23 年
7 月 27 日
場 所
実
内
容
1 柏市保健所精神保健事業について
2 精神障害者地域移行・地域定着支援事
業への取り組み
3 大震災でみえた各機関の課題について
4 今後取り組むべき地域の課題 他
(意見交換)
ウェルネス柏大会議室
■表7-(6)-ア-②
施
参加者数
委員 15
代理出席含む
柏市保健所精神保健福祉連絡協議会委員名簿
(平成23年度)
所
属
職
氏 名
1 (医)柏水会 初石病院
院長
唐崎三千代
2 (医)健仁会 手賀沼病院
院長
小池
3 (医)葵会 千葉・柏リハビリテーション病院
精神神経センター長
川合 述史
4 (医)天宣会 北柏リハビリ総合病院
院長
杉原
5 東京慈恵会医科大学附属柏病院
精神神経科診療部長
忽滑谷和孝
6 北柏アットハートクリニック
院長
山田 純生
7 (医)柏水会 初石病院
ケースワーカー
上林 欣一
8 (医)健仁会 手賀沼病院
相談室長
増岡 克彦
9 社会福祉法人よつば
理事長
浅井 紀明
10 家族会「よつば会」
会長
山下 秀徳
11 社会福祉法人ワーナーホーム たんぽぽセンター
施設長
大久保夏樹
12 精神保健ボランティアの会「ハートシップ」
代表
池田 由子
13 特定非営利活動法人 ザフト
代表
宮城 和子
14 特定非営利活動法人 権利擁護あさひ
理事
古川 和子
15 千葉県柏警察署 生活安全課
生活安全課長
相沢 知一
16 柏市地域生活支援センター あいネット
所長
永桶 静佳
17 柏市社会福祉協議会
事務局長
村田
18 柏市保健福祉部福祉活動推進課
課長
平島 雅治
19 柏市保健福祉部障害福祉課
課長
宮本 治道
20 柏市保健福祉部保健福祉総務課
課長
秋山 亨克
61
健
浩
恒
イ
柏市自殺予防対策連絡会議
自殺対策基本法をふまえ,柏市の自殺予防に関する施策を検討するた
め平成20年に設置した。自殺予防に関する事業の実施に関すること,
関係団体等の情報交換に関すること,その他機関連携に関することにつ
いて,外部関係団体等と共有および検討している。事務局は保健福祉総
務課,柏市保健所保健予防課に置いている。
今年度は,6月に「柏市自殺対策推進条例」が制定され,これを受け
て柏市自殺予防対策連絡会議の中に,専門性のあるメンバーで構成され
た「地域・労働・教育・医療」の4分野別にワーキンググループを設置
し,具体的に進めることとなった。
■表7-(6)-イ
開催日
場 所
平成 23 年
7 月 21 日
柏市役所本庁舎
平成 23 年
9月1日
柏市役所本庁舎
第 5・第 6 委員会室
第 302 会議室
平成 23 年
10 月 6 日
別館 2 階
平成 23 年
12 月 9 日
ウェルネス柏
平成 24 年
1 月 19 日
平成 24 年
3 月 14 日
平成 24 年
3 月 22 日
柏市自殺予防対策連絡会議等開催状況
第 2 会議室
保健所会議室 2
柏市役所本庁舎
3 階庁議室
柏駅東口デッキ
柏市役所本庁舎
第 5・第 6 委員会室
実施内容
第 1 回柏市予防対策連絡会議
・平成 22 年度自殺予防対策事業報告
・柏市自殺対策推進条例について
・千葉県地域自殺対策緊急強化基金事業
費補助金事業の報告
第 1 回柏市自殺予防対策連絡会議
作業部会
・自殺対策連絡会議の今後の運営等につ
いて
第 2 回柏市自殺予防対策連絡会議
作業部会
・作業部会及びワーキンググループの構
成員選考等
第 1 回医療ワーキンググループ会議
・現状の報告
・今後の行動計画について
第 3 回柏市自殺予防対策連絡会議
作業部会
・各ワーキングからの活動報告
・平成 24 年度自殺予防対策事業について
自殺予防対策街頭キャンペーン
啓発カード・啓発ティッシュ
各 5000 個 その他資料を配布
第 2 回柏市自殺予防対策連絡会議
・千葉県地域自殺対策緊急強化基金事業
費補助金事業の報告
・ワーキンググループからの報告
・平成 24 年度自殺予防対策事業について
62
参加者数
委員 22 人
事務局
委員 6 人
事務局
委員 11 人
事務局
委員 2 人
事務局
委員 14 人
事務局
千葉県 8 人
柏市 4 人
委員 23 人
事務局
生 活 衛 生 課 事 業 概 要
生活衛生課の主要業務は,生活衛生関係営業施設の許可・確認・監視指導,
狂犬病予防法・動物の愛護及び管理に関する法律に基づく指導,食鳥検査,水
道施設・特定建築物・プール・畜舎等の衛生管理指導で,これらの業務に併せ
て,広く市民に関連情報の提供及び啓発事業等を行っている。
63
1
環境衛生事業
生活衛生関係営業施設の許可・確認・監視指導を推進するとともに,営業
者等に対し,感染症や衛生対策が求められているレジオネラ症等の予防対策
の普及・啓発を行った。
(1) 営業関係施設監視指導事業
生活衛生関係営業施設の新規営業の許可,確認業務を行うとともに,立
入検査を実施し,施設の維持管理の徹底及び自主管理の推進を図るための
指導を行った。
■表1-(1)-①
生活衛生関係営業施設数及び立入検査実施状況
(単位:件)
区
総
分
施設総数
計
許認可件数
廃止件数
対前年度
立入検査
増
件
減
数
1,106
45
49
△4
606
理容所
260
7
10
△3
4
美容所
521
26
19
7
506
クリーニング所
238
7
16
△9
16
69
-
-
-
1
166
5
16
△11
15
3
2
-
2
-
44
3
3
-
39
6
1
-
1
5
35
1
2
△1
31
簡易宿所
3
1
1
-
3
下宿
-
-
-
-
-
公衆浴場
35
2
1
1
34
3
-
-
-
3
32
2
1
1
31
8
-
-
-
7
一般
取次所
無店舗取次店
旅館
ホテル
旅館
一般公衆浴場
その他の公衆浴場
興行場
■表1-(1)-②
理容
回数
美容
人数
1
衛生講習会実施状況
65
回数
クリーニング
人数
-
(単位:回,人)
回数
-
旅館
人数
-
64
回数
-
公衆浴場
人数
-
回数
-
人数
-
-
(2) 化製場等施設監視指導事業
畜舎等への立入検査を実施し,適正管理の実施指導,周辺環境の汚染防
止を行った。
■表1-(2)
区 分
総
化製場等施設数及び立入検査状況
施設数
計
化製場
魚介類・鳥類等
製造貯蔵施設
死亡獣畜取扱場
畜舎及び家きん舎
死亡獣畜取扱場外
処理
許可件数
(単位:件)
廃止件数
対前年度増減
立入検査件数
15
2
―
2
9
1
―
―
―
1
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
14
2
―
2
8
―
―
―
―
―
(3) 水道施設監視指導事業
水道施設のうち専用水道及び小規模専用水道を中心に施設の立入検査を
実施し,維持管理の徹底を図ることで安全な飲用水の確保を図った。
■表1-(3)
水道施設数及び立入検査状況
区分
種別
総
計
確認・届出
施設数
件
数
(単位:件)
廃止件数
対前年度
立入検査
増
件
減
数
682
8
10
△2
82
(1)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
(1)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
67
1
1
―
48
58
1
―
1
47
9
―
1
△1
1
563
7
8
△1
19
20m を超えるもの
316
3
4
△1
14
10m3を超え 20m3まで
247
4
4
―
5
52
―
1
△1
15
小規模専用水道
13
―
1
△1
12
小規模簡易専用水道
39
―
―
―
3
水道事業
用水供給
上水道
簡易水道
専用水道
自己水源
受水
簡易専用水道
3
小規模水道
(注)(
)内は国所管施設
65
(4) 建築物の衛生的環境の確保に関する事業
多数の人が使用し,または利用する百貨店等の特定建築物への立入検査
を実施し,衛生的な環境の確保を図った。また,環境衛生事業登録事業者
に対して立入検査を実施し,適正な業務の遂行を指導した。
■表1-(4)-①
区
総
分
特定建築物数及び立入検査状況
施設数
計
届出件数
(単位:件)
廃止件数
対前年度
立入検査
増
件
減
数
90
―
―
―
19
興行場
1
―
―
―
―
百貨店
32
-
―
-
4
3
―
―
―
5
もっぱら事務所
10
―
―
―
1
その他の事務所
18
―
―
―
―
学校
9
―
―
―
2
旅館
8
―
―
―
7
集会場
6
―
―
―
―
図書館
―
―
―
―
―
博物館
―
―
―
―
―
美術館
―
―
―
―
―
遊技場
3
―
―
―
―
その他の建築物
―
―
―
―
―
店舗
(注)(
)内は,国又は地方公共団体が公用又は公共の用に供するものの再掲
■表1-(4)-②
建築物管理事業の登録及び立入検査状況
(単位:件)
建築物環 境衛生 総合管 理業
建築物ね ずみ・ こん虫 等防 除業
建築物飲 料水貯 水槽清 掃業
建築物飲 料水水 質検査 業
計
建築物排 水管清 掃業
分
建 築 物 空 気 調 和 用ダ ク ト 清 掃 業
総
建築物空 気環境 測定業
数
建築物清 掃業
総
区
42
8
2
―
2
4
16
2
8
登録
15
1
1
―
1
―
9
―
3
期限満了
15
2
1
―
1
―
9
1
1
登録廃止
1
1
―
―
―
―
―
―
―
17
2
1
―
1
1
10
―
2
立入検査件数
66
(5) 遊泳用プールに関する事業
柏市遊泳用プール指導要綱に基づき,施設の調査,指導を実施し,適正
な維持管理の徹底を図った。
■表1-(5)
区
遊泳用プール施設数及び検査指導件数
分
総数
営業用
(単位:件)
事業用
その他
施設数
27(18)
25(17)
1
1( 1)
検査指導件数
26(18)
25(18)
1
-( -)
(注)(
)内は,通年プールの施設数及び検査指導件数の再掲
(6) 温泉法関係施設監視指導事業
温泉を利用する施設に立入検査を実施し,衛生的管理の徹底を指導した。
また,浴場水のレジオネラ属菌検査を行った。
■表1-(6)-①
温泉許可等状況
(単位:件)
利
掘削許可
動力許可
―
採取許可
―
―
■表1-(6)-②
№
施設数
温泉地名
5
用
許可
許
立入検査 レジオネラ属
廃止
―
可
件
―
数 菌検査件数
5
6
温泉利用施設状況
利用施設数
泉
質
1
柏市柏
1
ナトリウム-塩化物強塩温泉
2
柏市大山台
1
ナトリウム-塩化物強塩温泉
3
柏市青葉台
1
ナトリウム-塩化物強塩温泉
4
柏市箕輪新田
1
ナトリウム-塩化物強塩温泉
5
柏市十余二
1
ナトリウム-塩化物温泉
(注)掘削許可,動力許可,採取許可については,千葉県の事務
(7) 苦情及び相談事業
広範囲にわたる苦情及び相談に対して指導,助言を行い解決を図った。
■表1-(7)
苦情及び相談等の状況
内
処理件数
総
計
(単位:件)
直接処理
訳
他へ移送
319
319
―
6
6
―
水道等
98
98
―
衛生害虫
32
32
―
営業施設
182
182
―
1
1
-
住居内空気環境
その他
67
2
狂犬病予防事業及び動物愛護管理事業
(1) 犬の登録・狂犬病予防注射等の実施状況
4月から5月にかけて千葉県獣医師会とともに狂犬病予防集合注射を行
った。また,畜犬登録啓発業務を千葉県獣医師会に委託し,登録と狂犬病
予防注射の促進を図った。
■表2-(1)
犬の登録・狂犬病予防注射等の実施状況
(単位:件)
注 射 済 票 再 交 付
鑑札再交付
登録頭数
原簿保有数
注射済票交付
計
集 合
21,376
1,651
35
16,556
個 別
6,279
10,277
16
(2) 犬の捕獲抑留状況
野犬や飼い主不明のはいかい犬の捕獲を行った。飼い主の判明した犬に
ついては,返還をするとともに適正飼養管理について指導した。
■表2-(2)-①
捕獲・返還及びこう傷事故件数
(単位:件)
こう傷事故件数
捕獲頭数
返還頭数
計
74
飼い主
飼い犬
26
登録
12
■表2-(2)-②
11
1
こう傷事故発生時の状況
こう傷事故に係る行政措置状況
措置命令
―
10
1
(単位:件)
始末書
―
68
1
その他
4
公共の場所
告発
―
犬舎の周辺
■表2-(2)-③
5
その他
1
発生場所
遊戯中
通行中
配達訪問等の際
けい留しようとした
犬に手を出した
―
-
(単位:件)
こう傷事故発生時の状況
2
不明犬
未登録
12
(3) 動物愛護管理状況
動物の飼養に関して指導,助言を実施するとともに,動物に関する苦情
についてその解決を図った。また,動物愛護フェスティバル,犬・猫の不
妊去勢手術助成事業,負傷動物の救護事業,犬の正しい飼い方教室,犬猫
の譲渡の実施により,動物愛護の啓発,正しい飼い方について普及を図っ
た。
■表2-(3)-①
(単位:件)
その他
登録注射
死亡
逸走
引取り
飼い方
疾病
計
避妊去勢
譲渡
区分
動物の飼養に関する指導・助言状況
動物名
犬
3,066
104
357
8
21
71
242
1,431
673
159
猫
1,029
101
312
17
46
265
164
43
-
81
112
2
8
-
2
6
19
4
-
71
そ の 他
■表2-(3)-②
区分
計
動物名
動物による苦情届出状況
農作物
住居
捕獲
家
庭園
依頼
畜
(単位:件)
汚物
鳴き声
その他
悪臭
犬
226
-
2
69
41
52
62
猫
232
5
48
34
5
89
51
そ の 他
24
-
-
-
1
2
21
■表2-(3)-③
犬
犬・猫の引取り
(子犬)
34
(注)(
(単位:頭)
猫
(2)
301
(264)
)内は再掲
■表2-(3)-④
負傷動物の収容数
犬
■表2-(3)-⑤
犬
その他
34
-
犬・ねこの譲渡
(子犬)
52
(単位:頭)
猫
3
(注)(
(子猫)
(単位:頭)
猫
(11)
(子猫)
141
)内は再掲
69
(131)
その他
-
■表2-(3)-⑥
犬のしつけ方教室実施状況
(単位:回,人)
回数
参加人数
2
対 象
56
■表2-(3)-⑦
犬の飼養者
動物愛護フェスティバル実施状況
開催日
開催場所
平成 23 年 9 月 25 日
ららぽーと柏の葉
■表2-(3)-⑧
(単位:人)
参加人数
約 1,000
犬・猫の不妊去勢手術助成事業
オス
(単位:頭)
メス
計
犬
63
63
126
猫
63
81
144
■表2-(3)-⑨
負傷動物救護事業
犬
-
(単位:頭)
猫
4
(4) 動物取扱業の登録・特定動物の飼養及び保管許可施設状況
動物取扱業・特定動物の飼養及び保管許可施設の立入検査を実施し,営
業者・飼養者に対して適正な管理,取扱いについて指導した。また,動物
取扱業において,動物取扱責任者研修を実施し,動物及び施設の適正な管
理運営について知識の向上を図った。
■表2-(4)-①
動物取扱業登録及び立入検査状況
(単位:件)
立入検査件数
事業所数
業種別登録数
■表2-(4)-②
回数
6
11
動物取扱責任者研修の実施状況
参加人数
2
展示
75
訓練
62
貸出
保管
販売
118
対
112
4
(単位:回,人)
象
動物取扱責任者
70
93
■表2-(4)-③
特定動物の飼養及び保管の許可及び立入検査状況
(単位:件,頭)
許可件数
立入検査件数
3
3
動物の分類(頭数)
哺乳綱
3
鳥綱
-
爬虫綱
-
食品衛生事業
食品の流通の多様化及び食品関係施設の業態の変化に対応し,飲食店,食
品販売店,公設市場,大規模小売店舗,食品製造施設及び集団給食施設等の
監視指導を行い,食品に起因する事故の未然防止を図るとともに,収去検査
及び現場検査を実施し,不良食品の排除に努めた。
食品衛生責任者の養成,食品衛生推進員及び食品衛生指導員の活用により,
営業者自身による自主管理体制の確立を図るとともに,食品衛生思想の向上
を図った。
(1) 食品営業施設の状況
平成23年度末現在,営業許可を要する施設は5,546件,許可を要
しない施設は2,735件,ふぐ営業認証施設は44件となっている。
また,監視指導実施状況について,許可を要する施設は1,773件,
許可を要しない施設は1,491件の監視指導を実施した。
71
6
■表3-(1)-①
許可を要する食品営業施設の状況
無許可件数
監視件数
廃業件数
新規
不許可件数
許可件数
継続
施設数
区分
業種
総
計
飲食店営業
一般食堂・レストラン等
仕出し屋・弁当屋
旅館
その他
菓子(パンを含む)製造業
乳処理業
特別牛乳さく取処理業
乳製品製造業
集乳業
魚介類販売業
魚介類せり売り営業
魚肉ねり製品製造業
食品の冷凍又は冷蔵業
かん詰又はびん詰食品製造業
喫茶店営業
あん類製造業
アイスクリーム類製造業
乳類販売業
食肉処理業
食肉販売業
食肉製品製造業
乳酸菌飲料製造業
食用油脂製造業
マーガリン又はショートニング製造業
みそ製造業
醤油製造業
ソース類製造業
酒類製造業
豆腐製造業
納豆製造業
めん類製造業
そうざい製造業
添加物製造業
食品の放射線照射業
清涼飲料水製造業
氷雪製造業
氷雪販売業
5,546
3,139
1,175
216
40
1,708
311
3
341
1
1
5
582
43
699
16
317
5
1
6
1
3
2
16
13
30
5
2
3
1
593
276
100
19
1
156
32
52
1
2
65
3
95
6
44
1
1
1
1
5
2
5
1
-
72
548
318
106
23
4
185
39
36
48
4
61
35
1
1
1
4
-
-
584
334
106
24
3
201
24
47
47
10
75
1
39
2
1
3
1
-
1,773
1,017
512
102
27
376
113
2
218
3
6
51
17
125
30
109
1
1
1
1
3
2
15
9
33
4
1
7
4
8
6
1
2
3
1
1
-
(単位:件)
口頭説諭
指導票交付
処分件数
73
-
その他
2
2
1
1
-
物品廃棄
-
改善
-
営業停止
営業禁止
許可取消
5
3
2
1
1
1
-
-
10
8
2
2
4
1
1
-
28
18
8
3
7
1
1
1
5
2
-
■表3-(1)-②
許可を要しない食品関係営業施設の状況
(単位:件)
営業停止
改善
物品廃棄
その他
口頭説諭
営業禁止
指導票交付
監視件数
処分件数
施設数
区分
2,735
1,491
-
-
-
-
-
1
5
73
18
10
10
35
141
204
476
658
769
59
10
8
41
95
418
228
523
-
-
-
-
-
1
1
1
3
-
-
-
-
-
-
-
-
-
161
253
91
77
-
-
-
-
-
-
-
業種
総
計
給食施設
学校
病院・診療所
事業所
その他
乳さく取業
食品製造業
野菜果物販売業
そうざい販売業
菓子(パンを含む)販売業
食品販売業(上記以外)
添加物(第7条第1項の規定により
規格の定められたものを除く)の製
造業
添加物販売業
氷雪採取業
器具容器包装等製造又は販売業
■表3-(1)-③
(単位:件)
その他
措置
営業停止
営業禁止
口頭説諭
処分件数
認証取消
指導票交付
監視件数
廃止件数
不認証件数
計
認証件数
業種
総
施設数
区分
ふぐ営業施設の状況
44
4
-
4
44
-
-
-
-
-
-
-
43
4
-
4
43
-
-
-
-
-
-
-
魚介類販売業
1
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
水産加工・その他
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
飲食店営業
74
(2) 収去試験検査の状況
年間計画に基づき108検体の食品等を収去し,成分規格,規格基準,
使用基準について1,916項目の検査を実施した。
■表3-(2)-①
食品等の収去試験状況
不適理由
その他
法定外添加物
添加物使用基準
異物
大腸菌群
生菌数
不適検体数
収去項目数
収去検体数
区分
(単位:件)
収去品目
総
計
魚介類
冷凍食品
無加熱摂取冷凍食品
凍結直前に加熱された
加熱後摂取冷凍食品
冷凍直前未加熱の
加熱後摂取冷凍食品
生食用冷凍鮮魚介類
魚介類加工品
(かん詰・びん詰を除く)
肉・卵類及びその加工品
(かん詰・びん詰を除く)
乳製品
乳類加工品(アイスクリーム類
を除きマーガリンを含む)
アイスクリーム類・氷菓
穀類及びその加工品
(かん詰・びん詰を除く)
野菜類果物及びその加工品
(かん詰・びん詰を除く)
菓子類
清涼飲料水
酒精飲料水
氷雪
水
缶詰びん詰食品
その他の食品
添加物
化学的合成品及びその製剤
その他の添加物
器具及び容器包装
おもちゃ
その他
108
13
-
1,916
55
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
10
60
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
4
-
-
-
-
-
-
-
29
1,480
-
-
-
-
-
-
-
10
44
-
100
217
-
-
-
-
-
-
-
-
75
■表3-(2)-②
(単位:件)
不適理由
その他
大腸菌群
細菌数
酸度
比重
乳脂肪分
無脂乳固形分
不適検体数
収去項目数
収去検体数
区分
乳類の収去試験の状況
収去品目
総
計
生乳
牛乳
部分脱脂乳
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
加工乳
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
脂肪分 3%以上
脂肪分 3%未満
その他
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(3) 現場測定結果の状況
施設現場における簡易検査は900件実施し,そのうち240件の不適
があった。また現場測定は747件測定し,そのうち20件の不適があっ
た。
■表3-(3)-①
測定項目
計
総
食品
容器包装
水
その他
■表3-(3)-②
測定項目
総
計
温度
照度
紫外線照射
その他
簡易検査実施状況
実施施設数
319
115
204
-
(単位:施設,件)
検体数
不適数
900
682
218
-
監視現場測定実施状況
実施施設数
160
31
129
-
(単位:施設,件)
測定数
747
99
648
-
76
240
196
44
-
不適数
20
16
4
-
(4) 違反食品等の発見状況
施設の立入検査等により発見した違反食品等について調査し,適正な処
理を行った。また,消費者から寄せられた食品等の苦情について適切に処
理し,再発の防止を図った。
■表3-(4)
違反食品等発見状況
計
廃棄
再生転用
適正改善
返品回収
在庫なし
置
市外産
条項
総
計
小 計
6 条 1 号(腐敗・変敗)
2 号(有毒・有害)
3 号(病原微生物)
4 号(不潔・異物)
11 条 2 項(基準・規格)
19 条 2 項(表示)
処
市内産
区分
(単位:件)
5
1
1
1
3
1
1
1
-
6
2
1
1
1
3
-
-
3
1
1
2
2
1
1
1
1
1
-
(5) 食中毒発生状況
食中毒発生件数は3件であった。
■表3-(5)
2
不明
2
その他
1
カンピロバクター
-
病因物質
不明
-
その他
22
(単位:件,人)
原因食品
会席料理
3
死亡数
計
患者数
原因施設
総
発生数
区分
食中毒発生状況
備
1
考
-
(6) 資格等の届出状況
食品衛生管理者及び食品衛生責任者の届出を受理した。
■表3-(6)
食品衛生管理者及び食品衛生責任者届出状況
(単位:人,件)
区分
資格
現員総数
食品衛生管理者
食品衛生責任者
10
5,122
77
要許可施設
10
5,586
(7) 衛生教育実施状況
食品衛生の向上と食中毒予防の一助として,食品衛生関係従事者等を対
象に講習会を延べ22回開催し,2,407名に対し衛生知識の普及向上
を図った。
■表3-(7)
衛生教育実施状況
対象者
(単位:回,人)
延回数
総
計
食品関係従事者
消費者
延受講者数
2,463
2,407
56
23
22
1
(8) 食品関係苦情処理状況
食品関係の相談及び苦情は96件あり,原因の究明,施設の調査及び指
導を行った。
■表3-(8)
食品関係苦情処理状況
カビ発生
食品の取扱
施設の衛生
表示
13
3
1
1
1
7
-
3
2
1
-
1
1
-
12
1
1
6
4
10
1
9
7
1
6
-
78
その他
腐敗変敗
96
6
17
2
1
4
3
43
20
因
異物混入
数
食品等分類
総
計
魚介類及びその加工品
肉類及びその加工品
乳類及びその加工品
穀類及びその加工品
野菜類及びその加工品
菓子類
清涼飲料水
その他の食品
施設
原
総
区分
(単位:件)
50
6
9
1
3
1
23
7
4
食鳥検査事業
食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律に基づき,食鳥検査事業
を実施した。
年間処理羽数が30万羽を超える食鳥処理場(以下「大規模食鳥処理場」
という。)は市内に1施設あり,食鳥検査員が食鳥検査を実施した。
また,年間処理羽数が30万羽以下の食鳥処理場(以下「認定小規模食鳥
処理場」という。)も1施設あり,認定を受けた確認規程に基づき,食鳥処
理衛生管理者が異常の有無を確認した。
これらの食鳥処理場に対して計画的に立入検査及び巡回指導等を実施し,
衛生管理の向上を図った。
(1) 食鳥検査
大規模食鳥処理場における食鳥検査羽数は,3,088,479羽(す
べてブロイラー)で,前年度に比べて24,993羽(0.82%)増加
した。開場日数は265日であった。
検査結果に基づく処分は,解体禁止羽数が16,046羽(0.5
2%)で,その主な理由は,削痩(そう)及び発育不良,変性,腹水症等
であった。
全部廃棄羽数は16,829羽(0.54%)で,その主な理由は敗血
症,削痩及び発育不良,腹水症等であった。一部廃棄羽数は12,197
羽(0.39%)で,その主な理由は出血,炎症であった。
(2) 食鳥処理場の許認可申請及び届出
許認可申請は0件であった。
(3) 監視及び指導
ア
大規模食鳥処理場
柏市食品衛生監視指導計画に基づき,処理場が取得している食品営業
許可(食肉処理業)について,監視指導を実施(6月,8月,2月)し
た。
また,衛生指導教育の一環として,食鳥処理衛生管理者及び従事者に
対し衛生講習会(食鳥処理衛生管理者5名,従事者70名)を実施(2
月)し,衛生知識の普及向上を図った。
イ
認定小規模食鳥処理場
柏市食品衛生監視指導計画に基づき,処理場が取得している食品営業
許可(食肉処理業)について,監視指導を実施(6月,10月,1月)
した。
認定小規模食鳥処理場における確認羽数(処理羽数)は7,320羽
79
(すべてブロイラー)であった。
(4) 衛生管理検査等
大規模食鳥処理場の施設のふきとり検査を実施(5月,9月)し,施設
の衛生状態を確認するとともに,その結果に基づき指導した。また,食鳥
と体・製品のふきとり検査も同時に実施(5月,7月,9月,11月)し,
これらの汚染状況を確認するとともに,その結果に基づき指導した。
認定小規模食鳥処理場の監視時に,フードスタンプによる簡易細菌検査
法にて施設の衛生状態を確認し,その結果に基づき指導した(6月,10
月,1月)。
上記の衛生管理検査件数は,306件(施設等のふきとり細菌検査36
件,食鳥と体・製品等のふきとり細菌検査84件,フードスタンプによる
簡易細菌検査146件,収去検査40件)であった。また,監視時に行っ
た使用水(チラー水を含む)の簡易検査(残留塩素測定)は9件,施設等
の現場測定は44件(温度14件,照度30件)であった。
80
地域健康づくり課事業概要
地域健康づくり課は,対人保健サービスの総括,母子保健事業,母子保健に
係る相談支援,虐待防止,母子保健及び児童福祉に係る医療の給付・助成等,
母体保護,思春期保健,成人保健事業,予防接種,母子に係る歯科保健事業・
歯科保健相談,特定給食施設に対する指導,栄養士・調理師等の免許申請,健
康づくりに係る食育の推進,母子に係る栄養事業・栄養相談,難病相談事業,
特定疾患治療研究事業対象疾患患者の療養生活に関する相談支援,介護老人保
健施設の実地指導等を所管している。
81
1
柏市保健衛生審議会
母子保健専門分科会
妊娠期並びに産後早期にリスク要因を的確に把握し,家庭の養育力を高め
るとともに虐待の未然防止を図り,時期を逸することなく子育て家庭を早
期・一貫して支援する母子保健ガイドラインを策定するため開催した。
■表1
区分
柏市保健衛生審議会母子保健専門分科会の開催状況
開催日
内
容
第 1 回 平成 23 年 5 月 19 日
柏市母子保健ガイドライン(第一稿)の意見交換
第 2 回 平成 23 年 9 月 29 日
柏市母子保健ガイドライン(第二稿)の意見交換
柏市母子保健ガイドライン(最終稿)意見交換・とりまとめ
第 3 回 平成 24 年 1 月 20 日
2
答申案
対人保健サービスの総括
(1) 対人保健サービスに係る人材育成(地域保健法)
ア
看護管理者会
市内病院,訪問看護ステーション,老人保健施設等の看護管理者を対
象に,研修及び情報交換を実施した。
■表2-(1)-ア
看護管理者研修会の開催状況
開催日
平成 23 年 8 月 24 日
主な内容
講話「職場のメンタルヘルスと働き続けられる環境づくり」
講師
石田多枝子氏(臨床心理士,産業カウンセラー)
82
参加人員
20 人
イ
学生実習
保健師,看護師,栄養士,歯科衛生士等を志望する学生の実習の受け
入れを行った。
■表2-(1)-イ
区分
保健センター実習の実施状況
学校・学科名
看護師
学生数
4人
平成23 年5 月17 日~20 日
4日
慈恵柏看護専門学校 看護学科
3人
平成23 年5 月24 日~27 日
4日
慈恵柏看護専門学校 看護学科
3人
平成23 年5 月31 日~6 月3 日
4日
慈恵柏看護専門学校 看護学科
3人
平成23 年6 月7 日~10 日
4日
慈恵柏看護専門学校 看護学科
3人
平成23 年6 月14 日~17 日
4日
千葉県立保健医療大学 看護学科
4人
千葉県立野田看護専門学校 第一看護学科
3人
平成23 年9 月29 日~10 月3 日
3日
千葉県立野田看護専門学校 第一看護学科
4人
平成23 年11 月8 日~10 日
3日
千葉県立野田看護専門学校 第二看護学科
2人
平成23 年7 月19 日~22 日
4日
千葉県立野田看護専門学校 第二看護学科
3人
平成23 年9 月13 日~16 日
4日
順天堂大学 医療看護学部 看護学科
3人
平成23 年12 月12 日~15 日
4日
あびこ助産師専門学校
3人
平成23 年10 月12 日~14 日
3日
あびこ助産師専門学校
3人
平成23 年10 月18 日~20 日
3日
2人
平成23 年6 月6 日~6 月10 日
5日
日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校
3人
平成23 年 10 月 6 日, 7 日
2日
日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校
3人
平成23 年10 月14 日,20 日
2日
日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校
3人
平成23 年10 月21 日,26 日
2日
日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校
3人
平成23 年10 月27 日,28 日
2日
日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校
3人
平成23 年11 月11 日,17 日
2日
桐生大学 医療保健学部 栄養学科
歯科
衛生士
ウ
日数
慈恵柏看護専門学校 看護学科
東京家政大学 栄養学科・管理栄養士専攻
栄養士
実習期間
平成23 年11 月15 日~17 日
6日
平成23 年11 月28 日~30 日
職員研修
保健センター業務と保健所業務を融合させた中核市としての地域保健
サービスを総合的に提供するため,体系的な研修計画に基づき,対人保
健サービスに従事する職員の人材育成を推進した。
■表2-(1)-ウ-①
柏市役所保健師等業務連絡研究会
開催日
主な内容
講義
平成 24 年 2 月 28 日
「経験年数に応じて求められる保健師の役割
と人材育成のあり方」
講師
参加人員
千葉県保健医療大学
健康支援看護領域
83
健康科学部看護学科
佐藤紀子教授
31 人
■表2-(1)-ウ-②
課内研修会
開催日
平成 23 年 4 月 25 日
主な内容
・地域包括支援センターの業務と役割
・柏市民健康づくり推進員活動関係
参加人員
18 人
・小児用肺炎球菌とヒブワクチンの特徴と乳幼児へ
平成 23 年 5 月 23 日
の影響や病態について
18 人
・ワクチンについて
平成 23 年 6 月 13 日
平成 23 年 7 月 11 日
・こんにちは赤ちゃん事業実施報告
・周産期からの虐待
・幼児健診検討会報告
10 人
18 人
平成 23 年 8 月 30 日
・児童虐待の予防と発見
11 人
平成 23 年 9 月 12 日
・平成 22 年度特定健診・特定保健指導について
14 人
平成 23 年 11 月 14 日
・ノロウィルス感染拡大防止対策
15 人
平成 23 年 11 月 18 日
・ノロウィルス感染拡大防止対策
11 人
平成 24 年 1 月 23 日
・平成23年度保健師中央会議報告
14 人
・幼児健診未受診対応から見える母子保健の課題
平成 24 年 2 月 20 日
・特定健診等と結核・肺がん検診の同日実施による
受診率向上への取り組み
84
13 人
■表2-(1)-ウ-④
名
称
母子保健関係研修会
参加者・職種・
開催日
内
参加者数
発達障害
平成 23 年
保健師,看護 師等
研修会
10 月 31 日
68 人
講義
「発達障害と医療」
講師
医療法人碧水会
武井仁
講義
平成 23 年
10 月 20 日
容
汐ヶ崎病院
医師
子育て支援研修会
「最近 の子 育て 支援 ~ 医師の 立場
保健師等 27 人
からのアドバイス~」
母子保健
講師
柏市医師会
講義
子ども健康セミナー
研修会
小松﨑英樹
医師
「身長・体重からわかる子どもの
平成 24 年
2 月 29 日
こころとからだの健康」
保健師等 39 人
講師
ファイザー株式会社,
慈恵医大附属柏病院
大坪主税
新生児・妊
産婦訪問指
導員研修会
平成 23 年
12 月 5 日
年度
総数
医師
新生児・産婦 訪問
講義
「新生児の疾患と治療」
指導員,保健 師等
講師
東京慈恵会医科大学附属柏病院
25 人
南波広行
(2) 保健師の就業状況
平成23年度の市保健師数は,62名である。
■表2-(2) 保健師の就業状況
区分
小児科
保健所
保健衛生
福祉
介護保険
医師
(単位:人)
国民健康保険
その他
平成 21 年度
59
38
-
4
9
6
2
平成 22 年度
57
41
-
8
1
5
2
平成 23 年度
62
45
-
9
1
5
2
85
3
健康増進事業
(1) タバコ対策(柏ノースモッ子作戦)
ア
柏ノースモッ子作戦協議会
「子どもたちをタバコの煙から守る」ことをテーマに,家庭・教育・
医療・行政・民間団体の連携のもと「柏ノースモッ子作戦」と称し各種
事業を推進している。
【協議会参加団体】
柏市医師会,柏歯科医師会,柏市薬剤師会,柏市PTA連絡協議会,
柏市私立幼稚園協会,柏市民健康づくり推進員連絡協議会,柏市
小 中学 校 校 長会 , 小 中 学校 養 護 教諭 , タ バ コ問 題 を 考え る 会 ・千葉 ,
柏市商工会議所
■表3-(1)-ア
平成23年度協議会開催状況
開催日
場所
(単位:人)
参加委員数
第1回
平成 23 年 7 月 7 日
ウェルネス柏研修室
6名
第2回
平成 24 年 3 月 29 日
ウェルネス柏研修室
7名
イ
各種実施事業
(ア) 小中学校での普及啓発
・15校の市立小中学校でタバコに関する出張講座を実施。
・小学4年生から中学3年生までを対象とした「柏ノースモッ子新
聞」を年5回発行。
(イ) 母子保健事業での普及啓発
・妊娠届出書及び幼児健康診査(1歳6か月児・3歳児)問診票に保
護者の喫煙状況項目等を追加し,現状把握するとともに必要に応じ問
診時等において個別にリーフレット等を配布しながら啓発を実施。
・ 母 親 学 級 , 両 親 学 級 等 に て,参 加 者 に 喫 煙 に よ る 胎 児 へ の 影 響 等 に
ついて啓発を実施。
(ウ) 禁煙サポート
・厚生労働省が定めるが定める禁煙週間の事業として,柏市薬剤師会
との共催のもと,「禁煙体験してみませんか」を実施。
薬局・ドラッグストア等で専門家の相談支援のもと無料で禁煙補助
剤の提供を受け,およそ3日間の禁煙に取り組む。禁煙補助剤の効果
を体験するとともに,身近なドラッグストア等で禁煙支援を受けるこ
とにより,その後の禁煙への取組みの一助とする。
昨年度同様,「たばこにさよなら」のチラシポスターを作成し,
禁煙のメリットや禁煙方法,市内禁煙外来一覧の情報を掲載及び添
付し,公共施設及び各医療機関等にて配布。
86
■表3-(1)-イ-(エ)
禁煙サポート実施状況
実施期間
平成 23 年 6 月 1 日~6 月 30 日
申込者数
155 名
実施者数
97 名
(エ) 受動喫煙防止対策
・飲食店店頭にて利用者が店内の喫煙状況を認識し,自ら受動喫煙を
防止できるよう「禁煙・分煙ステッカー」の作成及び配布を柏商工会
議所青年部等の民間団体と連携しながら検討準備。関係団体への依頼
及び周知のほか,緊急雇用創出事業を活用し,市内飲食店に対して個
別にも順次協力を依頼していく予定。
(2) がん対策
ア
母子保健事業を通じた啓発
母親学級,両親学級,1 歳6か月児・3歳児健康診査時にがん検診の受
診勧奨リーフレットを配布する等の周知・啓発を実施。
イ
健康教育,健康相談
(ア) 各種健康教育及びふれあい健康相談等(年間227回)において,
広く市民を対象としたがん予防に関する啓発活動の実施。
(イ) 9月のがん征圧月間に合わせて,ふれあい健康相談においてがん予
防をテーマにした「健康だより」を発行。
(ウ) 講座の開催
講師:柏市医師会
長瀬慈村医師
テーマ:「乳房のはなし
いろいろ」
※風早南部地域柏市民健康づくり推進員共催
ウ
柏市民健康づくり推進員と協働
市内20地域の「母と子のつどい」において,「お母さんの健康づく
り」のテーマで,特に女性特有のがん予防(乳がん・子宮がん),検診
受診についての周知・啓発を実施した。
87
4
栄養改善事業
(1) 健康増進(栄養・運動等)指導事業
地域保健法第6条,健康増進法第18条,及び「地域における行政栄養
士による健康づくり及び栄養・食生活の改善について」(平成20年10
月10日付け健発第1010003号厚生労働省健康局長通知)に基づき
実施した。
個別指導は,来所や電話による生活習慣病等指導,母と子のつどい,歯
☆ピカランド,乳幼児専門相談(のびのび相談),幼児健診等において個
別相談を実施した。
集団指導は,マタニティクッキング,母親学級,母と子のつどい,柏市
離乳食教室,歯☆ピカランド,乳幼児専門相談(のびのび相談),地域に
おける調理実習,依頼の健康教育等において集団指導を実施した。
また,環境整備を目的に学校等施設従事者を対象に研修会等を実施した。
■表4-(1) 健康増進(栄養・運動等)指導状況
(単位:人)
20
妊産婦を除く
歳以上
20
乳幼児を除く
歳未満
)
栄養指導
個 別 指 導
-
-
-
3,165
(再掲)病態別栄養指導
-
-
-
35
(再掲)訪問による栄養指導
-
-
-
1
-
-
運動指導
-
(再掲)病態別運動指導
栄養指導
集 団 指 導
(再掲)病態別栄養指導
運動指導
(再掲)病態別運動指導
ア
)
分
数
(
乳幼児
妊産婦
区
施
(
実
-
-
-
-
407
-
40
6,882
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
81
病態別個別指導状況
■表4-(1)-ア
種別区分
計
病態別個別指導状況
生活習慣病
難病
(単位:人)
アレルギー疾患
摂食障害
その他
病態別栄養指導
35
34
1
-
-
-
病態別運動指導
-
-
-
-
-
-
(注)生活習慣病は,がん・高血圧・心臓病・高脂血症・糖尿病・肥満・貧血に関する
指導をした場合に計上する。
88
イ
病態別栄養教室・講座等実施状況
■表4-(1)-イ
講習会名
回数(回)
食育推進研修会
ウ
病態別栄養教室・講座等実施状況
参加延
1
36
講演「生活と遊びの中で培う食育・保育計画と評価」
栄養関係団体育成指導
■表4-(1)-ウ
団体名
回数(回)
栄養関係団体育成指導状況
参加延
主な内容
人数(人)
集団給食研究会
17
263
調理師会
11
341
エ
主な内容
人数(人)
理事 会・ 衛生 講習 会及 び料 理講 習会 (調 理師 会と
共催)の開催等の会活動を支援
理事 会・ 研修 会・ 施設 見学 ・調 理講 習会 等の 実施
を支援
柏市栄養士業務連絡会
■表4-(1)-エ
研究会名
柏市栄養士業務連絡会実施状況
(単位:延人数)
主な内容
参加人員
保険年金課,キッズルームひまわり,生活衛生課,保育課,学校保健課,
地域健康づくり課に所属する栄養士を対象に年3回実施
<23年度計画>
食育推進計画の周知について,災害時の食の提供について
・食育推進計画の周知について
柏市栄養士
業務連絡会
食育推進計画のキャッチコピーである「野菜・朝食・柏産」を多くの
市民に紹介し,健康づくりの意識づけを図った。
・災害時の食の提供について
各部署の役割について理解し,取り組みについて考えた。
・各課の取り組み事例発表,意見交換
<講演>
2月13日実施
講演「食物アレルギーの対応と予防についての最近の知見」
89
43 人
オ
国民健康・栄養調査・地区栄養調査
■表4-(1)-オ
調査名
調査年月日・調査内容等
調査地区(対象)
国民健康・
栄養調査
カ
国民健康・栄養調査・地区栄養調査等実施状況
調
該当地区なし
査
内
容
実施なし
食品製造業者及び販売者への指導
■表4-(1)-カ
食品に関する表示指導状況
指導内容
(単位:件)
指導件数
特定保健用食品について
0
栄養表示基準について
9
栄養機能食品について
1
虚偽誇大広告について
4
その他一般食品について
-
キ
特別用途食品表示許可取扱状況
申請件数
ク
0件
調理師試験及び免許取扱
■表4-(1)-ク
調理師試験及び免許取扱状況
調理師試験
年度
免許交付
受験者数
合格者数
合格率
新規交付
書換交付
再交付
(人)
(人)
(%)
(人)
(人)
(人)
平成 23 年度
94
54
57.4
114
22
(注)平成 23 年度の県合格率は,49.7%であった。
ケ
管理栄養士,栄養士免許取扱
■表4-(1)-ケ
管理栄養士,栄養士免許取扱状況
免許種類
取扱件数
厚生労働大臣
管理栄養士
30
知事
栄養士
86
総
数
116
90
(単位:件)
25
(2) 給食施設指導
健康増進法第18条及び第22条,平成15年4月30日付け厚生労働
省健康局総務課生活習慣病対策室長通知「健康増進法等の施行について
(特定給食施設関係)」に基づき実施した。
個別指導は施設巡回と来所及び電話による指導,集団指導は研修会を開
催。
また,健康増進法第20条等に基づく開始・変更・廃止の届出に関する
指導も随時行っている。
■表4-(2)
給食施設状況
管理栄養士のみ 管理栄養士・栄養士
栄養士のみ
いる施設
いる施設
どちらもい
指定数
47
・栄養士
該当数
51
管理栄養士 必置指定施設
栄養士数
70
施設数
29
栄養士数
ア
40
管理栄養士数
35
施設数
管理栄養士数
施設数
施設総数
153
どちらもいる施設
管理栄養士
表示
施設数
ない施設数
56
42
5
栄養成分
5
152
給食管理等施設指導
■表4-(2)-ア
給食施設指導状況
特定給食施設
区
分
計
給食施設
1 回300 食以上 1 回100 食以上 1 回50 食以上 それ未満の
または
または
給食施設
または
1 日750 食以上 1 日250 食以上 1 日100 食以上
巡回個別
個別指導
122
57
53
12
-
86
15
56
15
-
-
-
-
-
-
6
2
2
2
-
148
64
67
17
-
喫 食 者 へ の 栄 回数
-
-
-
-
-
養・運動指導
-
-
-
-
-
給食管理指導
指導施設数
その他指導
施設数
喫食者への栄養・運動
指導延人員
集団指導
給食管理指導
回数
延施設数
延人員
91
イ
給食施設個別巡回指導
■表4-(2)-イ
栄養士の有無
区 分
給食施設個別指導状況
特定給食施設
総 数
給食施設
1 回 300 食以上
1 回 100 食以上
1 回 50 食以上
それ未満の
又は
又は
又は
給 食 施 設
1 日 750 食以上
1 日 250 食以上
1 日 100 食以上
施 設 指導総 施 設 指導総 施 設 指導総 施 設 指導総 施 設 指導総
総 数 施設数 総 数 施設数 総 数 施設数 総 数 施設数 総 数 施設数
合 計
153
122
62
57
74
53
17
12
-
-
有
111
87
60
55
41
24
10
8
-
-
無
42
35
2
2
33
29
7
4
-
-
有
54
51
49
47
5
4
-
-
-
-
無
4
3
2
2
2
1
-
-
-
-
有
15
14
4
4
11
10
-
-
-
-
無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
介護老人 有
7
1
-
-
6
1
1
-
-
-
保健施設 無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
老人福祉 有
16
9
-
-
11
5
5
4
-
-
設 無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
児童福祉 有
5
4
-
-
2
1
3
3
-
-
設 無
24
23
-
-
20
20
4
3
-
-
社会福祉 有
2
2
-
-
1
1
1
1
-
-
施
設 無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
有
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
有
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
有
11
6
6
4
5
2
-
-
-
-
無
11
6
-
-
9
6
2
-
-
-
有
1
-
1
-
-
-
-
-
-
-
無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
一般給食 有
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
センター 無
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
有
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
無
3
3
-
-
2
2
1
1
-
-
計
学校
病院
施
施
矯正施設
寄宿舎
事業所
自衛隊
その他
92
ウ
給食施設開始及び廃止指導
■表4-(2)-ウ
区分
給食施設開始及び廃止指導状況
新規給食開始(再開)
給食廃止(休止)
給食施設変更届
届出数
1
0
38
指導数
1
0
38
エ
給食施設管理者・栄養士・調理従事者研修会
■表4-(2)-エ
研修会名
給食施設管理者・栄養士・調理従事者研修会状況
開催月日
主な内容
給食施設従事者研修会
平成 23 年 6 月 24 日
給食施設従事者研修会
平成 23 年 11 月 28 日
参加人員
講演「給食施設における衛生管理」
95 人
講演「放射性物質の基礎知識と食品へ
93 人
の影響~リスクを考える~」
(3) 健康ちば協力店推進事業
食環境整備の一環として,関係団体及び外食産業との連携により,栄養
成分表示やヘルシーメニュー提供等を行う店を「健康ちば協力店」として
登録し,住民の健康づくりを支援するとともに,「健康ちば21」の推進
を図っている。
■表4-(3)
登録累計数
55
登録数
48
健康ちば協力店登録等状況
申請中の件数
変更申請件数
-
-
93
(単位:件)
取消申請件数
7
備
考
5
母子保健事業
(1) 母子保健事業体系
不 妊 に悩 む 方 への 特 定 治療 支 援 事業
〔 妊 婦〕
母 子 健 康手 帳 交 付 妊 婦健 康 相 談
妊 婦 一般 健 康 診査
母 親 学 級
地域 ぐ る みの 子 育 て支 援 事 業
両 親 学 級
子育 て に ここ に 電 話相 談
マ タニ ティク ッキン グ
妊 産 婦 訪問
〔 出 生〕
先 天 性代 謝 異 常検 査
乳 児 一般 健 康 診査
新 生 児 訪問
こん に ち は赤 ち ゃ ん事 業
離 乳 食 教室
未 熟 児 訪問
予 防 接 種事 業
乳 幼 児 専 門 相 談 「 の び の び 相 談 」
乳 幼 児 訪問
小 児 専 門 相談 「 発 達 支 援 相談 」
小 児 慢 性 特定 疾 患 医 療 給 付・ 保 健 指 導
未 熟 児 養育 医 療 給付 事 業
療 育 医 療給 付 事 業
〔 1 歳〕
1 歳 6か 月 児 健康 診 査
1 歳 6 か月 児 健 康診 査 事 後指 導
2 歳 の歯 ☆ ピ カラ ン ド
フ ッ 化 物歯 面 塗 布事 業
〔 2 歳〕
障 害 児 歯科 保 健 指導
〔 3 歳〕
3 歳 児健 康 診 査
幼 稚 園 ・保 育 園 歯科 保 健 指導
小 学 校 歯科 保 健 指導
思 春 期 保健 事 業
※ 平 成 2 4年 度 よ り , 親 子 教 室 (か ん が る ー 広 場 ) は ,
乳 幼 児専 門 相 談(の びの び 相 談) に統 合 。
94
(2) 妊産婦健康支援
ア
母子保健コーナー
市役所本庁内,沼南支所内に相談室を設け,保健師が妊産婦,乳幼児
及びその他市民の健康に関する相談を受けるとともに,妊娠届出書の受
理(母子保健法15条)及び母子健康手帳の交付(母子保健法16条)
並びに子育て支援情報の提供(母子保健法第9条)を行っている。
■表5-(2)-ア
母子保健コーナー利用状況
年度
平成 22 年度
区分
総
数
妊産婦
内
訳
乳幼児
その他
イ
実
数
率
実
数
率
実
数
率
実
数
率
(単位:人,%)
平成 23 年度
8,921
9,381
100.0
100.0
2,206
2,043
24.7
21.8
4,230
4,143
47.4
44.1
2,485
3,195
27.9
34.1
母子健康手帳交付状況
■表5-(2)-イ
妊娠月数別母子健康手帳交付状況
(単位:人,%)
年度
区分
平成 22 年度
平成 23 年度
実 数
3,424
3,564
率
100.0
100.0
妊娠 11 週以前
実 数
3,094
3,312
(3 か月以前)
率
90.3
92.9
妊娠 12~19 週
実 数
238
189
(4~5 か月)
率
7.0
5.3
妊娠 20~27 週
実 数
44
34
(6~7 か月)
率
1.3
1.0
妊娠 28 週以後
実 数
37
8
(8 か月以降)
率
1.1
0.2
その他
実 数
11
21
(出産後等)
率
0.3
0.6
総
数
95
ウ
低出生体重児届出状況
母子保健法第18条に基づき,出生時体重2,500g未満の乳児が
出生したときにおける乳児の現在地の保健所への届出状況である。
■表5-(2)-ウ
体重
総
年度
低出生体重児出生時体重別届出状況
数
499g 以下
500~999g
1,000~
(単位:人)
1,500~
2,000~
1,499g
1,999g
2,499g
平成 22 年度
326
0
7
12
55
252
平成 23 年度
280
1
7
13
41
218
エ
人工妊娠中絶届出
母体保護法第25条に基づく妊娠満22週未満の人工妊娠中絶届出数
である。
■表5-(2)-エ
人工妊娠中絶届出状況
年齢
平成 22 年度
35
40
45
~
~
34
39
44
49
歳
歳
歳
歳
歳
詳
~
29
50
歳以上
~
24
不
30
~
歳未満
25
歳
数
20
~
20
370
27
84
83
79
72
24
1
0
0
満 7 週以前
107
10
22
19
26
22
7
1
0
0
満 8 週~満 11 週
243
15
58
59
51
44
16
0
0
0
満 12 週~満 15 週
10
1
2
3
1
2
1
0
0
0
満 16 週~満 19 週
6
0
1
2
1
2
0
0
0
0
満 20 週~満 21 週
4
1
1
0
0
2
0
0
0
0
不
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
オ
数
総
妊娠週数
総
(単位:人)
詳
妊婦一般健康診査
妊婦の母体や胎児の健康確保及び,経済的不安の軽減を図ることを目
的に,医療機関に委託(母子保健法8条の2)し,公費助成による健康
診査を実施している。平成21年度より14回に拡大し,妊婦へ健康診
査の受診勧奨を強化した。(母子保健法13条)
■表5-(2)-オ
年度
基本検査
妊婦一般健康診査実施状況
(単位:人)
選択検査
子宮頸がん検査
超音波検査(延数)
平成 22 年度
3,608
3,320
10,809
平成 23 年度
3,434
3,149
13,577
96
カ
母親学級
すこやかな母子の育成及び共に支えあえる友達づくりを目的に,妊婦
を対象として,妊娠,分娩及び育児に関する知識・情報の提供を行って
いる。(母子保健法第9,10条)
■表5-(2)-カ
母親学級実施状況
年度
平成 22 年度
区分
実施コース数(1 コース 2 日間)
受講者延数
キ
(単位:コース,人)
両親学級(ウェルカム
平成 23 年度
24
24
660
631
ベイビー)
夫婦がそれぞれの役割を認識でき,互いに協力して出産・育児に臨め
ることを目的に,出産・育児に関する情報提供,体験等を行っている。
(母子保健法第9・10条)
■表5-(2)-キ
年度
区分
両親学級実施状況
平成 22 年度
(単位:回,人)
平成 23 年度
実施回数
24
24
受講者数
1,066
1,036
ク
妊産婦栄養教室(マタニティクッキング教室)
妊婦(初産婦,経産婦)及びその家族を対象に家族のための健康づく
りを目的とした調理実習と離乳食の実習,試食及び情報提供をしている。
(母子保健法第14条)
■表5-(2)-ク
年度
区分
妊産婦栄養教室実施状況
平成 22 年度
(単位:回,人)
平成 23 年度
実施回数
12
12
受講者数
131
125
ケ
妊産婦訪問指導
保健師等が,必要に応じて妊産婦の家庭を訪問し,生活・育児に関す
る助言・指導を行っている。(母子保健法第17条)
97
■表5-(2)-ケ
年度
妊産婦訪問指導実施状況
(単位:人)
平成 22 年度
区分
平成 23 年度
妊
婦
133
産
婦
1,787(1,705)
1,781(1,577)
総
数
1,920(1,705)
1,855(1,577)
(注)(
コ
74
)は内数:新生児訪問指導員による訪問指導件数
子育てにこにこ電話相談(にこにこダイヤルかしわ)
子育て支援施策の一環として,相談専用回線を設け,妊産婦や乳幼児
の健康,育児などの不安や悩みに対し,保健師・助産師による相談・助
言を行っている。(母子保健法,児童福祉法,児童虐待防止法)
■表5-(2)-コ
子育てにこにこ電話相談利用状況(単位:人,%)
年度
平成 22 年度
区分
総
妊
数
産
婦
乳
児
幼
児
7~ 17 歳
18 歳 以 上
サ
実
数
率
実
数
率
実
数
率
実
数
率
実
数
率
実
数
率
平成 23 年度
1,519
1,354
100.0
100.0
86
71
5.6
5.2
657
575
43.3
42.5
610
527
40.2
38.9
38
50
2.5
3.7
128
131
8.4
9.7
特定不妊治療助成事業(不妊対策事業)
特定不妊治療(体外受精・顕微授精)対象者に柏市特定不妊治療医療
費助成規則に基づき,経費の一部助成を実施している。
平成23年度から特定不妊治療助成事業から上記事業名に名称変更と
なり、初年度に限り年3回まで申請ができるようになった。
■表5-(2)-サ
年度
特定不妊治療助成実施状況
実件数
延件数
平成 22 年度
233
358
平成 23 年度
231
393
98
シ
受胎調節実地指導員指定証取り扱い
母体保護法施行規則第9条に基づき,妊娠を希望しない女性に対して,
厚生労働大臣が指定する避妊具を使用して受胎調節の実地指導をする場
合に必要な受胎調節実地指導員指定証の交付を行っている。
■表5-(2)-シ
年度
区分
受胎調節実地指導員指定証の交付状況
平成 22 年度
申請数
平成 23 年度
1
6
(3) 乳幼児健康診査・相談事業
ア
乳児一般健康診査
生後3~6か月と9~11か月の間で各1回ずつ医療機関に委託し,
公費負担により健康診査を実施している。(母子保健法第13条)
■表5-(3)-ア
年度
区分
乳児一般健康診査実施状況
平成 22 年度
合 計
イ
(単位:件)
平成 23 年度
6,470
6,416
乳幼児訪問指導
保健師等が必要に応じて,乳幼児とその母親の家庭を訪問し,生活・
育児に関する助言・指導を行っている。(母子保健法第10,11条)
■表5-(3)-イ
年度
区分
乳幼児訪問指導実施状況
平成 22 年度
新生児
(単位:人)
平成 23 年度
1,759
1,577
176
121
乳幼児
1,063
665
総
2,860
2,363
未熟児※
数
(注)
ウ
※表5-(3)-ウを再掲
未熟児等保健指導
未熟児は疾患や合併を伴いやすく,成長発達も正期産児とは異なるた
め,保護者の負担や不安も強く,虐待のリスクも高い。児の成長発達を
促し,母の育児負担軽減目的のため,母子保健法第19条に基づき面接
や電話での保健指導を実施している。
99
■表5-(3)-ウ
区分
年度
平成 22 年度
平成 23 年度
(注)(
エ
未熟児等保健指導実施状況
(単位:件)
面接
訪問
電話
(延数)
(延数)
(延数)
総数
286
176
648(460)
1,110(460)
70
121
482(406)
673(406)
)内数字は内数:非常勤職員による件数
乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)
乳児家庭の孤立化を防ぎ,乳児の母親や養育者を支援しながら養育環
境を整えることを目的に,生後4か月までの乳児がいるすべての家庭へ,
柏市民健康づくり推進員等が訪問を実施している。(児童福祉法第6
条)
■表5-(3)-エ
区分
年度
乳児家庭全戸訪問事業実施状況
対象者数
実施者数
(単位:人)
再
掲
面談者(率)
平成 22 年度
3,636
3,564
2,862(79.1%)
平成 23 年度
3,543
3,294
2,847 (80.4%)
オ
母と子のつどい
母親の育児に関する不安・悩みの相談に柏市民健康づくり推進員や市
職員が応じたり,親同志の交流により互いに解決し会う場を提供するな
ど,地 域 ぐる み の 子 育て 支 援 を目 的 に 実 施し て い る。 ( 母 子 保健 法 第9
条)
■表5-(3)-オ
母と子のつどい実施状況
(単位:回,人)
区分
年度
実施回数
参加者延数
平成 22 年度
平成 23 年度
237
241
13,679
11,951
100
カ
柏市離乳食教室
生後4~6か月児の保護者を対象に健やかな親と子の育成を目的とし,
離乳食に関する知識を伝え,離乳食作りの実演等を行っている。(母子
保健法第14条)
■表5-(3)-カ
柏市離乳食教室実施状況
(単位:回,人)
区分
年度
平成 23 年度
実施回数
10
参加者延数
キ
305
乳幼児専門相談(のびのび相談)
母子保健法(第5,9,10条)に基づき,乳幼児専門相談を年間1
2回実施している。
■表5-(3)-キ
区分
年度
乳幼児専門相談実施状況
来所数
回数
実数
(単位:件,人)
内
延数
平成 22 年度
12
177
181
平成 23 年度
12
191
201
容
・計測
・小児科医師による診察
・臨床発達心理士による発達相談
・管理栄養士による栄養指導
・保健師による問診・育児相談
・助産師による母乳相談
ク
親子教室(かんがるー広場)
母子保健法(第5,9,10条)に基づき,親子教室を年間12回実
施している。
■表5-(3)-ク
区分
年度
親子教室実施状況
来所数
回数
実数
延数
平成 22 年度
12
74
74
平成 23 年度
12
100
100
101
(単位:件)
内
容
・助産師によるベビーマッサージ指導
・保育士による親子遊び
・保健師による育児相談
ケ
1歳6か月児健康診査
1歳6か月の幼児を対象に心身の発達を確かめ,健康な生活習慣の自
立,むし歯予防,食事などについて相談・助言を行っている。また,子
育て支援の一つとして保護者の育児を支援している。(母子保健法第1
2条,発達障害者支援法第5条)
■表5-(3)-ケ
1歳6か月児健康診査実施状況
年度
区分
平成 22 年度
(単位:人)
平成 23 年度
対象者数
3,840
3,783
受診者数
3,458
3,544
90.1
93.7
704
504
要精検者数
21
14
精検受診者数
14
9
異常なし
5
0
要経過観察
6
6
要治療
3
3
201
263
歯科診察結果
異常なし
38
39
107
168
要治療
56
56
その他
0
0
指導の内訳
保健相談者数
3,458
3,544
歯科相談者数
3,457
3,534
発達相談者数
190
149
栄養相談者数
467
555
受診率(%)
小児科医師診察者数
精検結果
歯科医師診察者数
要経過観察
コ
ブックスタート事業
1歳6か月児健康診査の際に,絵本を通じて親子の絆を深め,心豊か
な子どもを育てるためのメッセージをボランティアが伝えながら絵本を
手渡ししている。
この事業は,市民ボランティア,こども部児童育成課,教育委員会生
涯学習部図書館,保健所地域健康づくり課が協働で行っている。
102
■表5-(3)-コ
年度
区分
受取者数
ブックスタート事業
平成 22 年度
平成 23 年度
3,452
3,539
558
618
ボランティア参加者数
サ
(単位:人)
1歳6か月児健康診査事後指導(ひよこルーム)
母 子 保 健 法 第 1 0 条 ・ 発達障害者支援法第6条に 基 づ き 1 歳 6 か 月 児 健
康診査後,経過観察が必要と認められる幼児とその保護者に対し,集団
での遊びを通して,発育・発達を支援し,親子の関わり方を助言・指導
している。
■表5-(3)-サ
年度
区分
実施会場数
1歳6か月児健康診査事後指導参加者の状況
平成 22 年度
平成 23 年度
2 会場
3 会場
1 会場あたり 22 回
1 会場あたり 22 回
参加実人数
58 人
61 人
参加延人数
482 人
378 人
実施回数
103
シ
3歳児健康診査
3歳5か月の幼児を対象に,視覚・聴覚検査を始め,必要者には小児
科,眼科や耳鼻科診察及び精神発達面の相談などを網羅した総合健診と
して行っている。また,子育て支援の一つとして保護者の育児を支援し
ている。(母子保健法第 12 条,発達障害者支援法第5条)
■表5-(3)-シ-①
区分
3歳児健康診査実施状況
(単位:人,%)
平成 22 年度
年度
平成 23 年度
対象者数
3,772
3,863
受診者数
3,351
3,474
88.8
89.9
小児科医師診察者数
362
207
小児科要精検者数
12
13
鼻科医師診察者数
327
192
耳鼻科要精検者数
4
2
眼科医師診察者数
699
664
眼科要精検者数
189
208
歯科医師診察者数
3,341
3,450
尿検査数
3,233
3,334
607
466
58
61
保健指導者数
3,351
3,474
保健指導
栄養相談者数
340
423
の内訳
歯科相談者数
91
102
発達相談者数
197
214
受診率
要尿2次検査数
要尿精検者数
■表5-(3)-シ-②
科
目
小児科
年度
内訳
22
(単位:人,%)
耳鼻科
23
22
眼科
23
22
尿検査
23
22
23
12
13
4
2
189
208
58
61
受診者
9
6
2
0
110
106
42
44
診察結果
要精検者
精密検査の内訳
異常なし
4
1
1
0
14
10
21
22
要経過観察
3
5
1
0
63
80
21
22
要治療
2
0
0
0
33
16
0
0
104
ス
発達相談
発達に心配のある幼児及びその保護者に対して,発育・発達の確認と
専門的な助言を行うことで,児の発達支援及び保護者の不安を軽減させ
る。(発達障害者支援法第6条)
■表5-(3)-ス
区分
年度
平成 23 年度
セ
発達相談の内訳
実施日数
(回数)
(単位:件)
来所数(延)
117 日
(240 回)
内
容
173 ・発達相談員による個別相談
発達支援相談(小児専門相談)
母子保健法(第10条)・発達障害者支援法(第3,5,6,13
条)・児童福祉法(第12条)に基づき,発達支援相談を実施した。
■表5-(3)-セ
区分
年度
発達支援相談実施状況
来所数
実数
延数
回数
平成 22 年度
10
31
31
平成 23 年度
11
29
29
(単位:件)
内
容
・保健師による問診
・児童精神科医師・臨床発達心理士に
よる相談
(4) 医療給付事業
ア
未熟児養育医療
出生体重2,000g未満で,身体発育が未熟なまま出生した乳児が,
指定医療機関において入院治療を受ける場合に医療の給付を行う。(母
子保健法第20条)
■表5-(4)-ア 未熟児養育医療給付状況
(単位:人)
在胎週数
22~25 週
26~29 週
30~33 週
34~36 週
37 週
合計
~ 499
1
-
-
-
-
1
500~ 999
2
4
1
-
-
7
1000~1499
-
-
10
1
-
11
1500~1999
-
-
14
17
2
33
2000~2499
-
-
1
3
-
4
2500~
-
-
-
-
-
-
合計(人)
3
4
26
21
2
56
出生時体重(g)
105
イ
療育医療
結核で長期の療養を必要とする児童を指定医療機関に収容し,医療給
付を行うほか,学用品・日用品の給付を行うもので,平成22年度の申
請者はいなかったが,23年度は1件の申請があった。(児童福祉法第
21条の9)。
ウ
小児慢性特定疾患治療研究事業
※「10
難病対策」に記載。
106
6
予防接種
感染症の発生や各種疾病予防のために,医師会の協力を得て,個別及び集
団の予防接種を実施している。
予防接種法に基づき,定期接種としてポリオ,三種混合(百日咳,ジフテ
リア,破傷風),二種混合(ジフテリア,破傷風),BCG,麻しん風しん
混合,日本脳炎及び高齢者インフルエンザの予防接種を実施している。
また,平成20年度から5年間に限って,中学1年生に相当する年齢(第
3期)と高校3年生に相当する年齢(第4期)を対象に,麻しん風しん(M
R)混合接種を行っている。平成23年度は5月の制度改正により海外へ就
学旅行等にいく高校2年生に相当する年齢にMR4期接種を公費で実施した。
日本脳炎については,平成17年5月から副反応の発生があったことから
接種勧奨を控えていたが,平成21年6月に新ワクチンの使用が開始された。
そのため,平成22年4月から3歳の1期の積極的勧奨が開始され,平成2
2年8月27日から1期の救済措置及び2期の接種を再開し,平成23年5
月20日から,救済対象者(平成7年6月1日から平成19年4月1日生ま
れ)は,20歳未満まで接種可能となった。
平成23年4月1日から子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業による公
費助成の予防接種として,子宮頸がん予防・ヒブ・小児用肺炎球菌のワクチ
ンを実施している。
■表6
予防接種実施状況
年度
区分
(単位:人)
平成 22 年度
平成 23 年度
ポリオ
6,716
4,491
BCG
3,639
3,285
14,952
15,155
2,528
3,094
麻しん
3
1
風しん
4
6
日本脳炎
16,483
21,649
麻しん風しん混合(MR)
12,906
13,567
高齢者インフルエンザ
35,325
34,939
合
92,556
96,187
三種混合
法 定 接 種
二種混合(Ⅱ期)
計
任意接種
ヒブ
18,262
小児用肺炎球菌
21,096
子宮頸がん予防
12,981
合
52,339
計
107
7
歯科保健事業
(1) 母子歯科保健事業(2歳の歯☆ピカランド・フッ化物歯面塗布事業)
2歳代の幼児とその保護者を対象に,「2歳の歯☆ピカランド」におい
て,食育クイズ,歯みがき・食生活についての座談会,歯みがき実習,個
別相談等を行った。
また,2歳6か月児に対し,フッ化物歯面塗布受診券を送付し,指定医
療機関(柏歯科医師会)においてフッ化物歯面塗布を実施した。
(健康増進法第17条)
■表7-(1)
年度
区分
平成 21 年度
日数
保健指導
フッ化物
歯面塗布
母子歯科保健事業実施状況
(単位:日,人)
平成 22 年度
人数
日数
96
11,723
48
48
3,640
平成 23 年度
人数
日数
3,668
人数
48
3,615
1,020
1,967
21 年度は「幼児のむし歯予防教室」事業として保健指導及びフッ化物歯面塗布を同日
実施。
(2) 障害児歯科保健指導
口腔衛生の自己管理及び治療が難しい障害児を対象に,こども発達セン
ター(キッズルームこすもす・ひまわり)において定期的に口腔内観察及
び歯科保健指導を行っている。
■表7-(2)
年度
区分
平成 21 年度
実施日
歯みがき指導
障害児歯科保健指導実施状況
平成 22 年度
平成 23 年度
実施者
実施日
実施者
161
18
233
4
(単位:日,人)
実施日
12
実施者
253
(3) 小学校歯科保健指導
永久歯への萌出交換期となる小学校1年生を対象に,むし歯予防や歯周
病予防のための歯みがき指導を行っている。また,希望により保護者指導
も行っている。
■表7-(3)小学校歯科保健指導実施状況
年度
区分
小学校 1 年生
(保護者)
平成 21 年度
実施日
41
実施者
3,491
(598)
(単位:日,人)
平成 22 年度
実施日
41
108
平成 23 年度
実施者
3,577
(724)
実施日
41
実施者
3,515
(656)
(4) その他の歯科保健指導
乳幼児,園児,児童,生徒及び各種団体等の一般市民に対し,歯科保健
指導を実施している。
■表7-(4)
その他の歯科保健指導実施状況
年度
平成 21 年度
区分
実施日
依頼による歯科保健
(保育園・幼稚園)
依頼による歯科保健
(小・中学校)
事業による歯科保健
依頼による歯科保健(母子)
個別電話相談
総
数
(単位:日,人)
平成 22 年度
実施日
実施日
平成 23 年度
実施者
実施日
実施者
10
402
17
1,387
16
1,497
19
2,044
23
1,620
22
1,566
120
6,027
133
7,750
182
9,499
7
184
12
308
11
236
25
25
31
31
56
56
181
8,682
216
11,096
287
12,854
(5) 歯周疾患検診
満20歳・30歳・40歳・50歳の人を対象に,歯の喪失防止を目的
に,市内指定医療機関で実施している。21年度まで保健センター(旧成
人健診課)主管。
■表7-(5)
年度
歯周疾患検診の実施状況
(単位:施設,人)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
166
166
167
満20歳男性
68
50
56
満20歳女性
67
46
53
135
96
109
満30歳男性
84
69
61
満30歳女性
138
129
152
222
198
213
満40歳男性
88
87
99
満40歳女性
174
185
203
262
272
302
満50歳男性
79
60
76
満50歳女性
146
119
117
区分
委託医療機関数
小
受
診
小
者
数
小
計
計
計
小
計
225
179
193
合
計
844
745
817
109
(6) かしわ歯科相談室
乳幼児から成人・高齢者までを対象に,歯や口の中の健康について,歯
科医師が相談に応じ,指導・助言を行うとともに,歯科衛生士による歯み
がき指導等を実施している。
■表7-(6)
かしわ歯科相談室の相談状況
年度
平成21年度
区分
平成22年度
平成23年度
実施日数
実施人数
実施日数
実施人数
実施日数
実施人数
16
86
15
77
13
62
かしわ歯科相談室
8
(単位:日,人)
保健栄養事業及び栄養相談
乳幼児,学齢期,成人,高齢者を対象に,栄養指導相談及び料理教室を実
施している。(母子保健法第14条,健康増進法第17条)
■表8
保健栄養事業及び栄養相談実施状況
年度
区分
平成 22 年度
実施日
(単位:日,人)
平成 23 年度
実施者
実施日
実施者
乳幼児栄養指導・相談
216
5,374
226
6,380
※依頼による健康教育
54
841
32
389
学齢期
5
85
3
40
病態別
5
103
6
57
その他
44
653
23
292
計
270
6,215
290
7,158
内 訳
合
※合計に依頼の健康教育は含まない。
110
9
思春期保健(母子保健法第9条)
(1) 思春期保健関係者会議
■表9-(1)
区分
思春期保健関係者会議の開催状況
開催日
内
容
参加者数
(1)平成 22 年度実施報告
第 1 回 平成 23 年 6 月 7 日
(2)柏市の母子保健事業の概要
15 人
(3)今年度の取り組み予定
第 2 回 平成 24 年 2 月 28 日
(1)今年度の思春期保健の取り組み報告
17 人
(2) 思春期保健研修会
■表9-(2)
区分
関係者
対象
保護者
対象
思春期保健研修会の開催状況
開催日
内
容
参加者数
講演会「セクシュアルマイノリティの思春期~
平成 24 年 3 月 19 日
充分な自尊心を持って自己決定できるように」
講師
平成 24 年 2 月 17 日
鳩貝
啓美氏
講演会「思春期の男の子への接し方」
講師
135 人
三田繁幸氏
(3) 思春期保健健康教育
■表9-(3)
区分
年度
思春期保健健康教育の実施状況
小学校
平成 23 年度
中学校
7校
9校
(4) 思春期保健強化校における健康教育
■表9-(4)
思春期保健強化校における健康教育の実施状況
開催日
内
容
参加者数
講演会「かけがえのない自分~自分の
平成 24 年 3 月 2 日
からだを大切にしよう~」
講師
23 人
米村洋子助産師
111
生徒 77 名
10
難病対策
(1) 難病相談事業
難病対策要綱に基づき,難病患者を対象とした相談事業を実施した。
ア
在宅療養支援計画策定・評価事業
要支援難病患者個々の実態に応じてきめ細やかな支援をするために,
医師・訪問看護・介護保険関係者・本人・家族などが集まり,どのよう
な療養生活を行うかなどを協議した。
■表10-(1)-ア
在宅療養支援計画策定・評価会議実施状況
(単位:人)
区分
構
年度
その他
患者・家族
件数
看護師
件数
医師
評価実施
介護保険
策定実施
関係者
支援計画
保健師
支援計画
成 員
平成 22 年度
2
-
3
3
3
5
6
2
平成 23 年度
9
9
12
13
9
15
21
23
イ
相談内容状況
窓口相談時に本人及び家族と面接したり,電話等で療養状況の把握と
相談に応じている。
■表10-(1)-イ
内
容
相談内容・実施状況 (単位:件)
平成 22 年度
平成 23 年度
申請等
44
13
医療
29
20
家庭看護
85
93
福祉制度
41
37
就労
1
1
就学
0
1
食事・栄養
3
1
歯科
0
0
81
46
284
212
その他
計
ウ
医療相談事業
病気についての理解を深め,より良い療養生活を送るための支援とし
ての患者・家族交流会を実施していたが、介護保険サービスの充実等で
参加者数の減少。平成23年度から難病患者・家族対象の医療講演会に
変更した。
112
■表10-(1)-ウ
神経難病患者・家族交流会等実施状況
(単位:人)
年度
事業名
実施回数
参加者(延)
平成 22 年度
神経難病患者・家族交流会
6
55
平成 23 年度
難病患者・家族医療講演会
2
110
エ
訪問指導事業
在宅療養中の要支援難病患者・家族への個別の相談,指導,助言を行
うために保健師が訪問指導を実施した。
■表10-(1)-エ
訪問指導事業実施状況
疾患名
平成 22 年度
(単位:件)
平成 23 年度
ベーチェット病
-
-
後縦靭帯骨化症
2
1
多系統萎縮症
9
4
22
31
強皮症
-
-
脊髄小脳変性症
4
4
パ-キンソン病
13
22
多発性硬化症
1
1
網膜色素変性症
1
-
その他
5
8
57
71
筋萎縮性側索硬化症
計
オ
訪問相談事業
(ア) 訪問相談員派遣状況
定期的な訪問が必要であり療養状況が安定している要支援難病患
者・家族への個別の相談,指導,助言を行うために,委託契約をし
た難病訪問相談員8名(保健師・看護師)が訪問相談を実施した。
■表10-(1)-オ
訪問相談員派遣状況
(単位:人)
区分
年度
実人員
延人員
平成 22 年度
41
66
平成 23 年度
37
56
113
(イ) 訪問相談員育成事業
難病訪問相談員のスキルを向上させるために,研修会や情報交換を
実施した。
■表10-(1)-カ
実施日
訪問相談員育成実施状況
内
容
講
師
東京国際大学
平成 24 年1月 25 日
「患者の心に寄り添う為に」
平成 23 年 4 月 21 日
柏市難病相談事業概要
慈恵会医科大学附属
事例検討・コミュニケーションツール紹介
柏病院神経内科部長
主な神経難病の病態と治療
栗田正 医師
10 月 31 日
平成 24 年 3 月 1 日
参加者数
・訪問相談員 6 人
臨床心理士 森朋子
・訪問相談員 5 人
・訪問相談員 5 人
・訪問相談員 3 人
介護関係者 79 人
(2) 小児慢性特定疾患治療研究事業
柏市児童福祉法小児慢性特定疾患医療の給付等施行細則に基づき,慢性
疾患により長期療養が必要な児童への医療費の一部を助成する。
ア
小児慢性特定疾患治療研究費受給者状況
■表10-(2)-ア
小児慢性特定疾患治療研究費受給者の状況
(単位:件)
年度
疾患名
平成 22 年度
平成 23 年度
1
悪性新生物
34
35
2
慢性腎疾患
28
32
3
慢性呼吸器疾患
10
9
4
慢性心疾患
95
87
5
内分泌疾患
85
84
6
膠原病
26
26
7
糖尿病
16
21
8
先天性代謝異常
16
16
9
血友病等血液疾患
10
11
10
神経・筋疾患
20
22
11
慢性消化器疾患
13
12
353
355
計
114
イ
小児慢性特定疾患対策専門委員会
「柏市小児慢性特定疾患対策専門委員設置要領」に定める,小児慢性
特定疾患の疾患ごとの病態について専門的知見を有する医師の中から委
嘱された4名により審査会を開催した。
■表10-(2)-イ
区分
年度
小児慢性特定疾患対策専門委員会
開催回数(回)
審査人数
承認
(単位:人)
不承認
平成 22 年度
11
394
390
4
平成 23 年度
12
397
385
12
ウ
小児慢性特定疾患対象児面接状況
窓口申請時に主に保護者と面接し,状況の確認や相談に応じている。
■表10-(2)-ウ
区分
年度
小児慢性特定疾患対象児面接状況
面接件数
主な相談内容
平成 22 年度
307
平成 23 年度
140
エ
・疾患についての不安
・医療福祉サービスについて
・学校生活のこと
・20 歳以上の医療費のこと
柏市こども手帳交付状況
平成23年度は58人に交付した。
115
(単位:件)
11
成人保健事業
(1) 健康手帳
市民の主体的・積極的な健康づくりのために,セルフチェックの習慣化
を図り,生活に役立てることを目的に,健康手帳を作成し,各地域活動や
事業の中で配布をしている。(健康増進法17条)
(2) 健康教育
生活習慣病を予防し,自らの健康づくりの意識を高め,実践することが
で き る よ う , 健 康 に 関 す る 知 識 の 普 及 ・ 啓 発 を 行 っ て い る 。 (健康増進法
17条)
■表11-(2)
年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
区分
健康教育実施状況
一
健康教育
般
健康教育
(単位:回,人)
食生活
寝たきり
歯
予
総数
防
回数
21
46
24
19
110
人数
911
1,120
827
1,365
4,223
回数
26
47
10
16
99
人数
1,359
946
357
2,129
4,791
回数
15
29
7
20
71
人数
790
349
235
1,576
2,950
(3) 健康相談
市民の心身の健康に関する個別の相談に対応できるように,相談窓口を
設置している。
常設のものとしては,市庁舎内母子保健コーナー及び沼南支所健康相談
コーナーがあり,随時相談に応じている。
また,毎月各近隣センターで行う保健師によるふれあい健康相談など各
種健康相談を実施している。(健康増進法17条)
■表11-(3)
年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
区分
健康相談実施状況
総
健康相談
合
健康相談
(単位:回,人)
食生活
歯
老人
総数
回数
327
37
21
49
434
人数
5,270
37
110
1,530
6,947
回数
395
50
28
31
504
人数
4,816
50
163
813
5,842
回数
390
68
28
31
517
人数
3,578
68
218
848
4,712
116
(4) 介護予防事業
平成18年度から,65歳以上を対象に,介護予防を目的とした「いき
いきはつらつ教室」を実施している。介護予防の各種テーマについてのミ
ニ講座と体操,参加者同士の交流などを行っている。
平成20年度からは,各地域で介護予防の取り組みを行っている町会・
自治会・区のおせっ会サロンや住民組織に対して,「地域巡回型いきいき
はつらつ教室」を行い,身近な地域ぐるみで介護予防活動が促進されるよ
う,働きかけを行っている。(介護保険法115条)
■表11-(4)
年度
介護予防事業実施状況
区分
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
(単位:回,人)
いきいきはつらつ教室
定点型
巡回型
実施回数
1
26
実施者数
22
781
実施回数
1
16
実施者数
20
410
実施回数
-
18
実施者数
-
517
(5) 地域ウォークの推進
歩くことが好きな市民を増やし,主体的・積極的な健康づくりをすすめ,
いきいきと暮らすことができるために,手軽に取り組める「ウォーキン
グ」を推進している。(健康増進法17条)
ア
地域ウォーキング講座
柏市民健康づくり推進員が主催(各地域組織と共催の場合もある)し,
地域住民に対し,ウォーキング講座を開催している。
イ
手賀沼ふれあいウォーク
平成10年より実施している。平成19年度までは,柏市健康文化都
市プラン推進市民組織「3あいサポート柏」による実行委員会によって
運営を行っていたが,プラン終了とともに組織活動も終了となったため,
平成20年度より「NPO法人千葉県ウォーキング協会」を中心とした
実行委員会を新たに組織し,実施している。
手賀沼周辺を歩く3キロメートル(ファミリーコース),10キロメ
ートル(手賀沼半周コース),20キロメートル(手賀沼一周コース)
を設置し,参加者同士の交流の中で自分自身の健康度を実感し,日々の
運動習慣につなげている。
ウ
ウォーキング世界旅行
毎日の歩数を記録する「ウォーキングパスポート」を発行し,1,000
万歩で世界一周とし,ウォーキングの継続化・習慣化を図っている。
117
エ
ウォーキング情報提供
ウォーキンググループが発行する情報紙や,コースマップ等を「かし
わシティネット」に掲載し,広く市民へ情報提供を行っている。
■表11-(5)
年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
ウォーキング実施状況
(単位:回,人)
区分
地域ウォーキング講座
回数
18
1
人数
518
951
回数
19
1
人数
675
1,400
回数
19
1
人数
594
982
118
手賀沼ふれあいウォーク
12
柏市民健康づくり推進員活動
安心して暮らせる地域づくりを目指して,昭和57年度に柏市保健推進員
制度を設置し,平成9年度には市内17地域で保健推進員を委嘱した。
平成10年度より「健康づくり推進員」と名称を改め,同時に,生活習慣
病の予防を目指して「食生活推進員」を新設した。
両者を合わせて「柏市民健康づくり推進員」と総称し,平成17年度には
沼南町との合併に伴い,20地域で「市民が安心して健康的な生活ができる
ように,市民が主体となった地域ぐるみの健康づくりを推進する」ことを目
的に活動を行っている。(地域保健法基本指針,母子保健法9条,健康増進
法17条及び児童福祉法6条)
(1) 活動目標
「ともに育み,育て合うまちをめざして」
ア
若い世代が,安心して生み育てられ,子どもたちの心とからだを健や
かに育むことができるように,母と子の交流を深め,互いに支え合う力
を地域ぐるみで育てましょう。
イ
寝たきりを防止し,だれもが,安心していきいきと暮らせる心とから
だづくりのための活動を,地域ぐるみで取り組みましょう。
(2) 組織
「柏市民健康づくり推進員連絡協議会」
ア
健康づくり推進員(345名)
町会,自治会長の推薦により選出
イ
食生活推進員(53名)
ふるさと協議会の推薦により選出
119
■表12-(2)
地域名
柏市民健康づくり推進員連絡協議会
健康づくり推進員
食生活推進員
(単位:人)
計
西原地域
25
3
28
田中地域
30
3
33
富勢地域
26
3
29
松葉地域
9
0
9
高田・松ヶ崎地域
12
3
15
豊四季台地域
31
2
33
旭町地域
11
3
14
新富地域
12
3
15
永楽台地域
11
3
14
富里地域
16
3
19
新田原地域
13
3
16
柏中央地域
15
2
17
光ヶ丘地域
26
3
29
酒井根地域
12
3
15
増尾地域
21
3
24
南部地域
23
2
25
藤心地域
13
3
16
手賀地域
9
3
12
風早北部地域
14
2
16
風早南部地域
16
3
19
345
53
398
計
(3) 活動内容
ア
地域ぐるみの子育て支援活動
(ア) 妊婦声かけ訪問,こんにちは赤ちゃん事業(児童福祉法第6条の2
第4項に基づく乳児家庭全戸訪問事業)
(イ) 母と子のつどい,地域子育てサロン等への参画・協力
イ
地域ぐるみの健康づくり活動
(ア) ウォーキングをはじめとした健康づくりのための各種健康講座等
(イ) 地域の様々な行事を活用した健康づくりの情報発信等
ウ
身近な地域での支え合い活動
(ア) 地域でのふれあい・支え合い活動(おせっ会・サロン活動,世代間
交流等)
(イ) 地域関係団体との連携(合同会議,地域市民活動への参画)
120
エ
柏市民健康づくり推進員連絡協議会活動
(ア) 定例会(地域活動のための情報交換や学習の場)
(イ) 協議会の代表者が他機関,各団体の役員として会議等に参画,連携
(ウ) 協議会の主催,各地域における,健康づくり事業等の各種研修
※食生活推進員はこれらの活動を食と口の健康づくりの視点を持って進
めている。
■表12-(3)
柏市民健康づくり推進員活動状況
年度
区分
平成 21 年度
設置地区数
(単位:人)
平成 22 年度
平成 23 年度
20
20
20
401
401
398
8,691
9,434
9,149
地域ぐるみの子育て支援活動※
15,332
15,306
16,068
地域ぐるみの健康づくり活動
45,117
8,837
7,217
1,518
1,125
998
柏市民健康づくり推進員数
声かけ訪問・こんにちは赤ちゃん事業件数
研修
(注)※は母と子のつどいを含む。
121
成人健診課事業概要
成人健診課は,成人を対象とした各種がん検診及び健康診査事業,がんの一
次予防等に対する普及啓発,健康づくり相談,総合的な健診体制の整備,中央
及び沼南保健センターの施設管理を所管している。
がん検診事業としては,胃がん,大腸がん,乳がん,子宮がん,結核・肺がん
の各がん検診を実施するとともに,精密検査の実施,精密検査の未受診者に対す
る受診勧奨等を行っている。また健康診査として,35歳の女性を対象とした
「女性の基本35」,40歳以上の無保険者を対象とした「柏市健康診査」を行
なっている。
がんの一次予防等に関する取り組みとして,がん検診会場における正しい検
診の受け方,注意喚起,乳がん自己触診などの啓発を行うとともに,各種媒体
を利用してのPR,イベント参加,地域住民への健康教育など,一次予防の普
及・啓発に努めている。
また,「女性の基本35」,「柏市健康診査」を始めとする各種健康診査後
の事後保健指導として「健康づくり相談」を実施するとともに,随時健康相談
や保健指導を行っている。
122
1
成人健診事業
(1) 健康診査
ア
女性の基本35
平成16年度から,35歳の女性を対象に循環器疾患や糖尿病等の代
謝異常の早期発見及び骨粗鬆症予防を目的として,指定医療機関で健康
診査を実施している。
平成23年度の受診者数は332人,うち要指導と判定された人は7
4人,要医療と判定された人は57人であった。
■表1-(1)-ア
年度
区分
女性の基本35の実施状況
平成 21 年度
指定医療機関数
(単位:施設,人)
平成 22 年度
平成 23 年度
92
89
90
対象者数
3,640
3,483
3,260
受診者数
520
387
332
14.3
11.1
10.2
異常なし
315
225
201
要指導
111
104
74
要医療
94
58
57
受診率(%)
健診結果
イ
柏市健康診査
平成20年度から,「健康増進法」に基づき,40歳以上の生活保護
受給者等の無保険者に対して,生活習慣病の予防を目的に,特定健康診
査と同様の検査項目で,同時期に実施している。
また,健康診査後の保健指導は,健康づくり相談等において実施して
いる。
平成23年度の受診者数は105人,うち要指導と判定された人は2
9人,要医療と判定された人は36人であった。
■表1-(1)-イ
年度
区分
柏市健康診査の実施状況
平成21年度
(単位:施設,人)
平成22年度
平成23年度
指定医療機関数
121
120
119
申込者数
173
243
267
受診者数
79
95
105
45.7
39.1
39.3
異常なし
12
13
18
要指導
17
19
29
再受診
25
27
22
要医療
25
36
36
受診率(%)
健診結果
123
(2) がん検診
ア
胃がん検診
胃がんの早期発見を目的に,集団検診方式による胃部X線撮影を行い,
異常の疑いのある人に精密検査を実施している。
平成23年度の受診者数は,13,427人,うち要精密検査と判定
された人は991人であった。
■表1-(2)-ア
胃がん検診の実施状況
年度
区分
平成21年度
会場数
(単位:か所,日,人)
平成22年度
平成23年度
21
21
延べ日数
135
135
132
対象者数
96,206
96,206
108,077
受診者数
13,732
13,219
13,427
(受診率(%))
(14.3)
(13.7)
(12.4)
11,318
10,894
11,273
その他の所見
1,027
1,077
1,163
要精検
1,387
1,248
991
指定医療機関
1,121
1,120
825
(0)
(0)
(0)
任意受診
83
38
31
受診合計
1,204
1,158
856
(86.8)
(92.8)
(86.3)
183
90
135
27
27
14
その他
964
919
750
異常なし
213
212
92
0
0
0
検診結果
21
異常なし
精検受診状況
(ちば県民保健予防財団再
掲)
(受診率(%))
未受診
精検結果
胃がん(疑いを含む)
未把握
※各がん検診対象者数について
対象者数の算定方法は,次のとおりである
対象年齢の市町村人口-(就業者数-農林水産業従事者数)
124
イ
大腸がん検診
大腸がんの早期発見を目的に,便潜血検査を実施し,異常の疑いのあ
る人に精密検査を実施している。
平成23年度の受診者数は21,052人,うち要精密検査と判定さ
れた人は1,499人であった。
■表1-(2)-イ
大腸がん検診の実施状況
年度
区分
平成21年度
会場数
(単位:か所,日,人)
平成22年度
平成23年度
21
22
延べ日数
135
135
139
対象者数
96,206
96,206
108,077
受診者数
18,304
18,265
※1)21,052
(受診率(%))
(19.0)
(19.0)
(19.5)
16,997
17,035
※1)19,553
1,282
1,206
※1) 1,474
25
24
指定医療機関
952
1,034
※2)1,027
(ちば県民保健予防財団再
(0)
(0)
(0)
任意受診
116
43
71
受診合計
1,068
1,077
1,098
(81.7)
(87.6)
(73.2)
239
153
222
54
34
42
その他
722
764
794
異常なし
292
279
262
0
0
0
検診結果
21
便潜血反応陰性
要精検(便潜血反応陽性)
要精検(問診票セレクト)
25
精検受診状況
掲)
(受診率(%))
未受診
精検結果
大腸がん(疑いを含む)
未把握
※1)
※2)
※1)
がん検診推進事業(無料クーポン)を全て含む
※1)の う ち ,柏 市 大 腸 が ん 検 診 未 登録 者 分 を 除 く 数 字 で あり , 検 診 結 果 「 要 精密
検査」の人数と整合しない
125
ウ
子宮がん検診
子宮がんの早期発見を目的に,集団検診方式と昭和60年度から指定
医療機関での個別検診方式による細胞診を実施し,異常の疑いのある人
に精密検査を実施している。平成21年度より,一次検診の細胞診分類
を日母式からベセスダシステムに変更している。
平成23年度の受診者数は20,663人,うち要精密検査と判定さ
れた人は241人であった。
■表1-(2)-ウ
区分
子宮がん検診の実施状況
年度
平成21年度
(単位:か所,日,人)
平成22年度
平成23年度
87,091
87,091
92,843
申込者数
29,514
31,614
34,431
総受診者数
※1)21,325
※1)20,682
※1)20,663
(受診率)
(24.5%)
(23.7%)
(22.3%)
※1)20,069
※1)19,716
※1)19,652
その他の所見
※1)817
※1)717
※1)748
要精検
※1)213
※1)222
※1)241
再検査
※1)226
※1)27
※1)22
会場数
19
19
19
延べ日数
26
26
28
受診者数
5,549
5,366
5,718
(26.0%)
(25.9%)
(27.7%)
18
19
18
15,776
15,316
14,945
(74.0%)
(74.1%)
(72.3%)
63
69
117
(19)
(30)
(11)
任意受診
2
55
17
受診合計
※2)65
※2)124
※2)134
(受診率(%))
(37.4)
(68.1)
(72.8)
※1)109
※2)58
※2)71
0
5
10
その他
47
86
87
異常なし
18
33
37
0
0
0
検診結果
対象者数
異常なし
集団
(総受診者数に対する割合)
指定医療機関数
個別
受診者数
(総受診者数に対する割合)
指定医療機関
精検受診状況
(ちば県民保健予防財団再掲)
未受診
精検結果
子宮がん(疑いを含む)
未把握
※1)
※2)
がん検診推進事業(無料クーポン)の対象者を全て含む
※1)の う ち ,柏 市 子 宮 が ん 検 診 未 登録 者 分 を 除 く 数 字 で あり , 検 診 結 果 「 要 精密
検査」の人数と整合しない
126
エ
乳がん検診
乳がんの早期発見を目的に,30歳以上の女性を対象として実施して
いる。30歳代の女性には,集団検診方式による超音波検査または,指
定医療機関での個別検診方式による視・触診の選択制として実施してい
る。また,40歳以上の女性には,個別検診方式による視・触診及び集
団検診方式によるマンモグラフィ検査を実施している(マンモグラフィ
検査のみも可)。集団検診会場では,乳がんの自己触診法の普及・啓発
にも努めている。検診の結果,異常の疑いのある人には精密検査を実施
している。
平成23年度の受診者数は23,931人,うち要精密検査と判定さ
れた人は1,049人であった。
■表1-(2)-エ
乳がん検診の実施状況
年度
区分
平成21年度
集団会場数
(単位:か所,日,人)
平成22年度
平成23年度
3
4
4
75
77
72
<75>
<77>
<69>
指定医療機関数
41
41
44
<マンモグラフィ再掲>
<5>
<5>
<5>
対象者数
77,906
77,906
84,201
受診者数
※1)21,831
※1)22,521
※1)23,931
<17,132>
<17,691>
<18,342>
(28.0)
(28.9)
(28.4)
※1)18,293
※1)18,618
※1)19,948
その他の所見
※1)2,176
※1)2,695
※1)2,934
要精検
※1)1,362
※1)1,208
※1)1,049
指定医療機関
826
816
755
任意受診
157
130
100
受診合計
※2)983
※2)946
※2)855
(81.7)
(91.2)
(81.5)
※2)220
※2)91
※2)77
33
43
24
その他の所見
534
515
550
異常なし
416
388
281
0
0
0
延べ日数
<マンモグラフィ再掲>
<マンモグラフィ再掲>
(受診率(%))
検診結果
異常なし
精検受診状況
(受診率(%))
未受診
精検結果
がん(疑いを含む)
未把握
※1)
※2)
がん検診推進事業(無料クーポン)の対象者を全て含む
※1)の う ち ,柏 市 乳 が ん 検 診 未 登 録者 分 を 除 く 数 字 で あ り, 検 診 結 果 「 要 精 密検
査」の人数と整合しない
127
オ
結核・肺がん検診
肺がんの早期発見を目的に,40歳以上の方を対象に集団検診方式に
よる胸部X線撮影と,必要に応じてかく痰細胞診も実施している。
また,65歳以上の人には,肺がん検診のフィルムを使用しての結核
健診も同時に実施している。
検(健)診の結果,異常の疑いのある人には精密検査を実施している。
平成23年度の受診者数は17,767人,うち要精密検査と判定さ
れた人は360人であった。
■表1-(2)-オ
結核・肺がん検診の実施状況
(単位:か所,日,人)
年度
区分
平成21年度
平成22年度
平成23年度
会場数
32
32
32
延べ日数
85
84
95
対象者数
96,206
96,206
108,077
受診者数
16,368
16,665
17,767
(受診率(%))
(17.0)
(17.3)
(16.4)
1,607
1,477
1,515
かく痰検査数
結果数(かく痰再掲)
検診結果
異常なし
結果数(かく痰再掲)
結果数(かく痰再掲)
14,271(1,582)
14,624(1,462)
15,846(1,500)
1,832
1,659
1,561
<かく痰経過観察数>
<21>
<10>
<12>
要精検
265(2)
382(3)
360(2)
88
88
92
125
188
215
任意受診
25
80
26
受診合計
238
356
333
(89.8)
(93.2)
(92.5)
未受診
27
※1)13
※1)2
未把握
0
※2)13
※2)25
がん(疑いを含む)
12
15
20
結核(疑いを含む)
2
3
1
133
213
211
91
125
101
その他の所見
結核精検指定医療機関
精検受診状況
肺がん精検指定医療機関
(受診率(%))
精検結果
その他の所見
異常なし
※1)
※2)
要精密検査者のうち,精密検査の受診をしていない者の数
要 精 密 検 査 者の う ち , ① 他 呼 吸 器 疑い ② 循 環 器 疑 い ③ 他 疾患 疑 い の 者 で 受 診 把握
がされない「結果連絡のない者」の数
●平成23年度数値は,特定健診と同日実施を行った数値を含む。
128
2
がん検診に関する普及啓発
がん集団検診実施時に,保健師による注意喚起を含む検診の正しい受け方,
がん予防等の正しい知識の普及,啓発を行っている。
また,がん検診受診率の向上を目的として,がん検診が登録制であること
を周知するために,転入者,節目年齢等の市民に対して,がん検診の情報提
供と共に登録勧奨を内容とする個別通知を行っている。
■表2
がん検診に関する普及啓発の実施状況
項目
肺がん
子宮がん
胃・大腸
乳がん
予防
予防
がん予防
予防
平成 23 年度
3
(単位:回)
37
10
51
計
27
125
健康づくり相談
健康診査の結果等により,生活習慣病予防等のため生活習慣の改善が必要
な人を対象として,保健師,管理栄養士による生活に即した個別相談を実施
している。
平成23年度の相談者数は,147人(延べ149人)であった。
■表3
健康づくり相談の実施状況
年度
区分
健康づくり相談
平成21年度
回数
平成22年度
人数
33
(単位:回,人)
回 数
167
129
平成23年度
人数
31
回 数
106
人数
38
147
衛 生 検 査 課 事 業 概 要
衛生検査課は食中毒・感染症等の健康危機管理事例発生時に,まん延を防ぎ,
市民の健康の保持・増進を図るための検査を主要業務としている。
また,保健所各課の事業に伴う検査として,エイズ・肝炎・性感染症,結核
等の検査,三歳児尿検査,食品収去検査,浴槽水検査等を実施している。その
他,一般市民からの依頼検査として,食品取り扱い者,水道事業従事者等の赤
痢・チフス菌,腸管出血性大腸菌O157等の保菌者検索のための腸内細菌検
査および飲用井戸の水質検査を実施している。
130
1
臨床検査及び細菌検査事業
(1) 臨床検査
エイズ・性感染症・ウイルス性肝炎対策として血液検査を実施した。また,
結核予防対策として喀痰検査,クォンティフェロン(QFT)検査を実施し
た。原子爆弾被爆者健康診断,三歳児健康診査に係る尿検査を実施した。そ
の他,一般依頼としてぎょう虫卵の検査を実施した。
■表1-(1)
区
液
喀
痰
平成
平成
21 年度
22 年度
23 年度
依頼 検 査
行政 検 査
566
554
554
-
STS 法
450
566
554
554
-
エイズ
HIV 抗体
514
591
602
602
-
クラミジア
IgA・IgG
448
563
548
548
-
HBs 抗原
164
558
563
563
-
HCV 抗体
164
563
566
566
-
QFT 検査
-
266
333
-
333
糖
97
3,660
3,809
-
3,809
蛋白
97
3,660
3,809
-
3,809
ウロビリノーゲン
97
91
99
-
99
潜血
97
3,660
3,809
-
3,809
沈渣
-
477
365
-
365
12
5
122
122
-
塗抹鏡検
7
10
10
-
10
培養
7
10
10
-
10
結核
便
平成
450
肝炎
尿
分
(単位:件)
TP 法
梅毒
血
臨床検査実施状況
ぎょう虫卵
結核菌
(2) 細菌検査
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく感染
症の発生時及び平常時の保菌者検索(検便)を実施した。
感染症発生時は,腸チフス,パラチフス,赤痢,腸管出血性大腸菌等の
患者・経過者や家族・接触者などの検査を実施し,腸管出血性大腸菌O1
45を3件,赤痢菌を1件検出した。
平常時対策としての赤痢菌・チフス菌検査は,給食施設従事者901件,
食品取扱業者145件,水道施設従事者430件等で延べ1,660件を
実施した。
また,腸管出血性大腸菌O157検査は給食施設従事者1,051件,
食品取扱業者2,272件,水道施設従事者338件等で延べ3,838
件を実施した。
131
■表1-(2)-ア
感染症発生に伴う検査実施状況
(単位:件)
拭き取り
接触者・家族
平成 21 年度
69
27
42
-
-
-
-
-
平成 22 年度
47
20
27
-
-
-
-
-
平成 23 年度
39
18
21
-
-
-
-
-
赤痢菌
5
4
1
-
-
-
-
-
腸チフス
2
-
2
-
-
-
-
-
パラチフス A
-
-
-
-
-
-
-
-
コレラ菌
-
-
-
-
-
-
-
-
腸管出血性大腸菌 O157
17
6
11
-
-
-
-
-
その他の腸管出血性大腸菌
15
8
7
-
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
-
-
-
-
赤痢菌
1
-
1
-
-
-
-
菌 腸チフス
-
-
-
-
-
-
-
-
検 パラチフス A
-
-
-
-
-
-
-
-
出 コレラ菌
-
-
-
-
-
-
-
-
状 腸管出血性大腸菌 O157
-
-
-
-
-
-
-
-
況 その他の腸管出血性大腸菌
3
1
2
項目内訳
132
その他
分
疑う者
渡航者
区
計
経過者・患者
罹患を
食品等
飲料水
便
■表1-(2)-イ
平常時対策としての腸内細菌検査実施状況
(単位:件)
区 分
計
給食施設
食品取扱
水道施設
従 事 者
業
者
従 事 者
その他
6,029
1,120
1,761
1,539
1,609
平成 22 年度
6,023
1,418
1,480
1,577
1,548
平成 23 年度
7,125
2,657
2,562
1,178
728
赤痢菌・腸チフス菌
1,660
901
145
430
184
腸管出血性大腸菌 O157
3,838
1051
2,272
338
177
サルモネラ属菌
1,627
900
145
410
172
その他
-
-
-
-
-
赤痢菌
-
-
-
-
-
腸チフス菌
-
-
-
-
-
腸管出血性大腸菌 O157
-
-
-
-
-
サルモネラ属菌
-
-
-
-
-
項目内訳
平成 21 年度
菌検出状況
133
2
食品衛生検査事業
(1) 食品細菌検査,食品化学検査及び乳類規格検査
生活衛生課事業としての年間計画により,公設卸売市場,大型小売り店
舗及び食品製造施設等で収去した食品等について,食品衛生法による規格
基準が定められている項目及び食品衛生監視指導の指標項目について検査
を実施した。
細菌検査を実施した検体の内訳は,弁当10検体,惣菜15検体,生食
用鮮魚介類10検体,給食調理品12検体,生菓子10検体,食肉製品1
0検体,鶏肉10検体,調理パン7検体であった。
化学検査を実施した検体については,生菓子10検体,食肉製品10検
体,漬物10検体であった。
■表2-(1)-①
区 分
食品細菌検査実施状況
平成 21 年度
(単位:件)
平成 22 年度
平成 23 年度
75
86
84
項目数
342
386
367
細菌数(生菌数)
65
76
74
大腸菌群
66
76
74
黄色ブドウ球菌
47
56
54
黄色ブドウ球菌数
10
10
10
サルモネラ属菌
74
86
84
セレウス菌
20
-
-
腸管出血性大腸菌 O157
16
26
19
大腸菌(E.coli)有無
-
10
10
ウエルシュ菌
16
26
22
腸炎ビブリオ最確数
15
10
10
腸炎ビブリオ
-
-
-
クロストリジウム属菌数
1
-
-
カンピロバクター
2
10
10
項目内訳
検体数
134
■表2-(1)-②
区
食品化学検査実施状況
分
(単位:件)
平成 22 年度
平成 23 年度
検体数
30
30
30
項目数
140
150
150
安息香酸
20
20
20
ソルビン酸
30
30
30
デヒドロ酢酸
10
10
10
パラオキシ安息香酸
20
20
20
タール系色素
30
30
30
サッカリンナトリウム
20
20
20
亜硫酸
10
10
10
亜硝酸根
10
10
10
項目内訳
平成 21 年度
■表2-(1)-③
乳類規格検査実施状況
(単位:件)
(2) 食中毒及び苦情食品等の検査
区
分
平成 22 年度
平成 23 年度
検体数
2
-
-
項目数
12
-
-
細菌数(生菌数)
2
-
-
大腸菌群の有無
2
-
-
乳脂肪分
2
-
-
無脂乳固形分
2
-
-
酸度
2
-
-
比重
2
-
-
項目内訳
平成 21 年度
平成23年度は管内で発生した食中毒事件や苦情等に係る検査,及び主
として冬期に発生した感染性胃腸炎に関連した検査や管外で発生した食中
毒事件等の関連調査に伴う検査などを実施した。
これらの検査として,食品32検体466項目,便238検体2,41
5項目,ふきとり27検体486項目,合計で297検体3,367項目
を実施し,食中毒菌としては,便から黄色ブドウ球菌10件,カンピロバ
クター12件,ノロウイルス82件,バチルス属菌2件,ウェルシュ菌5
件,ロタウイルス2件を検出した。また,食品からバチルス属菌4件を検
出した。
135
■表2-(2)
区
食中毒及び苦情食品等の検査実施状況
分
計
食品
便
吐物
(単位:件)
ふきとり その他
検体数
351
3
323
-
25
-
項目数
5,571
4
5,122
-
445
-
検体数
311
17
269
-
25
-
項目数
2,711
197
2,064
-
450
-
検体数
297
32
238
-
27
-
項目数
3,367
466
2,415
-
486
-
コレラ菌
186
24
135
-
27
-
赤痢菌
187
25
135
-
27
-
チフス菌 ・パラ チフス 菌
186
24
135
-
27
-
サルモネラ属菌
171
28
116
-
27
-
腸炎ビブリオ
167
24
116
-
27
-
病原性大腸菌
169
26
116
-
27
-
腸管出血性大腸菌 O157
188
26
135
-
27
-
ウエルシュ菌
172
29
116
-
27
-
セレウス菌
169
26
116
-
27
-
黄色ブドウ球菌
171
28
116
-
27
-
NAG ビブリオ
167
24
116
-
27
-
カンピロバクター
171
26
118
-
27
-
エルシニア エンテロコリチカ
169
26
116
-
27
-
エロモナス ソブリア
169
26
116
-
27
-
エロモナス フィドロフィア
169
26
116
-
27
-
プレシオモナス シゲロイデス
169
26
116
-
27
-
ビブリオ ミミクス
167
24
116
-
27
-
ビブリオ フルビアリス
167
24
116
-
27
-
ノロウイルス
228
-
228
-
-
-
21
-
21
-
-
-
細菌数
2
2
-
-
-
-
大腸菌群
2
2
-
-
-
-
ウエルシュ菌
5
-
5
-
-
-
6
4
2
-
-
-
黄色ブドウ球菌
10
-
10
-
-
-
カンピロバクター
12
-
12
-
-
-
ノロウイルス
82
-
82
-
-
-
ロタウイルス
2
-
2
-
-
-
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
実施項目
ロタ・アデノウイルス
セレウス菌 (バチル ス
検出項目
属菌として)
136
(注)実施項目に下線のある項目は検出のあったもの
(3) 食鳥処理場衛生検査
食品衛生指導計画に基づく食鳥処理場のふきとり検査を実施した。
■表2-(3)
区
食鳥処理場検査実施状況
分
(単位:件)
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
244
30
30
項目数
521
90
120
細菌数(生菌数)
138
30
30
大腸菌群数
138
30
30
57
-
30
188
30
30
項 目 内 訳
検体数
3
サルモネラ属菌
カンピロバクター
環境衛生検査事業
(1) 飲用井戸水検査実施状況
衛生状況を見る基本的な9項目について検査を実施した。9項目検査を
377検体、単項目検査を11検体実施した。
■表3-(1)
区
飲用井戸水検査実施状況
分
(単位:件)
平成 23 年度
検体数
142
388
項目数
1,223
3405
一般(住民)
67
273
業務用
38
85
行政機関
37
30
一般細菌
139
386
大腸菌
138
379
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
136
379
塩化物イオン
135
377
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
135
376
pH値
135
377
臭気
135
377
色度
135
377
濁度
135
377
検体内訳
平成 22 年度
項目内訳
(注)平成 22 年度は 10 月より実施
137
(2) 浴槽水等検査実施状況
公衆浴場等の浴槽水の水質検査を実施した。
■表3-(2)
区
浴槽水等検査実施状況
分
平成 23 年度
検体数
61
54
項目数
143
202
浴槽水
58
44
プールジャグジー水
-
6
3
4
レジオネラ属菌数
61
52
レジオネラ属菌
-
2
大腸菌群
38
45
大腸菌
-
6
過マンガン酸カリウム消費量
-
45
水素イオン濃度
-
-
色度
-
1
濁度
6
45
38
6
検体内訳
平成 22 年度
その他
項目内訳
一般細菌
4
(単位:件)
精度管理実施状況
検査結果の信頼性を確保するため,検査の都度行う内部精度管理及び外部
精度管理を実施した。
■表4-①
内部精度管理実施状況
項目内訳
添加回収試験
繰り返し試験
(単位:件)
実施数
評価等
細菌
12
良好
化学
9
良好
細菌
3
良好
化学
18
良好
138
■表4-②
外部精度管理実施状況
外部精度管理調査機関
(財)食品薬品安全センター
千葉県衛生研究所
(単位:件)
調査項目
評価等
酸性タール色素の定性
良好
ソルビン酸の定量
良好
一般細菌数測定検査
良好
大腸菌群検査
良好
黄色ブドウ球菌検査
良好
サルモネラ属菌検査
良好
E.coli 検査
良好
カンピロバクターの分離及び同定
良好
ノロウイルスの検査
良好
139
柏市保健所事業年報
平成23年度版
平成24年8月発行
編集・発行:柏市保健所総務企画課
〒277-0004
柏市柏下65番地1
ウェルネス柏内
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話
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