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商工神奈川7月号 - 神奈川県中小企業団体中央会

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商工神奈川7月号 - 神奈川県中小企業団体中央会
商工神奈川 第703号 平成28年7月15日発行 (毎月15日発行)
2016
7
No.703
●今月のトップページ 神奈川県建設センター事業協同組合
●本会専門委員会を開催
●本会専門委員会を開催 ……………………………………1
●雇用機会の確保等を要請 …………………………………6
●ランダム通信 ………………………………………………7
●「熊本地震義援金」ご協力ありがとうございました……8
●神奈川業界情報
情報連絡員レポート…………………10
●中央会ダイアリー…………………………………………12
今月のトップページ
組 織 名:神奈川県建設センター事業協同組合
アドレス:http : //www.kcics.com/index.html
ひとこと:昭和59年に設立し、神奈川県内の中小建設業者
で構成されている
「神奈川県建設センター事業協同組合」
のホームページです。
広く建設業界の未来を見据え、人と技能・技術の交流
を目指して、外国人技能実習生の共同受入事業に特に力
を入れています。
20年にわたり300人あまりの外国人研修生・技能実習
生を受け入れてきました。その多くの実績に培われたノ
ウハウを活かし、来日から実習、帰国までの手続きをよ
りスムーズに行い、技能実習生にとっても受け入れ先の
組合員企業様にとっても、実習期間がより充実したもの
になるよう全力で取り組んでいます。
連 絡 記 事
組合個別専門相談
次回日程
◎法律、税務・経理
平成28年8月3日(水)午後1時∼4時
●通常相談は無料、秘密厳守
本会会議室にて
●電話予約をお願いします。
本会組織支援部
☎045­633­5133
新 規 加 入 会 員
名
称
所 在 地
電
話
代表者
横 浜 土 地 家 屋 横浜市中区元浜
町三丁目21番2
045‐222‐8314
コ ン サ ル タ ン ツ
号ヘリオス関内
協
同
組
合 ビル
相模原市緑区根
小屋814番地9
042‐784‐8711
M R S 協 同 組 合
株式会社ニッセーデ
リカ神奈川工場内
出資金(万円) 設立年月日
主たる事業
測量業に関する共
岩橋幸城
60
H28.4.1 同受注・共同購買、
教育情報事業ほか
水戸光男
400
資材類の共同購買、
人材養成事業、教
H28.5.
20 育情報提供事業ほ
か
本会ホームページおすすめコンテンツ
http : //www.chuokai-kanagawa.or.jp/
販売図書のご案内
コ
コ
を
▶ク
リ
ッ
ク
定
期
刊
行
物
本会のホームページでは、組合の
事務管理や事業運営に欠かすことの
できない各種の販売図書類を掲載し、
販売を行っております。
中協法・中団法の逐条解説をはじ
め、中小企業組合検定試験問題集や
「組合運営と事務処理の手引き(改
訂新版第二版)」などを販売しており
ますので、必要な図書がありました
ら、本 会 業 務 推 進 部(TEL:045­
633­5131)までお問い合わせくだ
さい。
本会 専門委員会開催
第68回中小企業団体全国大会への提出意見を協議
組
織
委
員
会
の
様
子
本会の各専門委員会が、それぞれ平成28年6月15日
(水)
から21日
(火)までに開催された。専門委員会は、会
長の諮問機関として課題ごとに6委員会が設置されてお
り、行政などへの意見要望等について審議している。
今回の各専門委員会では、来る10月19日(水)、石川県
「いしかわ総合スポーツセンター」で開催される第68回
中小企業団体全国大会の決議案等への本会の提出意見に
ついて協議した。この提出意見は、関東甲信越静中央会
のブロック会議及び全国中央会での調整を経て、全国大
会での決議に反映される。
以下に、提出意見を掲載する。
Ⅰ 中小企業の現状と要望
我が国の景気は緩やかに回復しており、中小企業の業況
も持ち直しているといわれているが、企業規模の違いによ
る格差が大きく、多くの中小企業では、景気回復を実感で
きていない。
円相場、株価が不安定ななか、中小企業は売り上げに直
結する「活用」を求めており、小規模事業者を含めた中小
企業の力を有効に活用することが、好循環を加速させる戦
略的ポイントである。
中小企業憲章によれば「中小企業は、経済を牽引する力
であり、社会の主役である」とされている。また、その基
本原則において「資金、人材、海外展開力などの経営資源
の確保を支援し、中小企業の持てる力の発揮を促す」ため
に「中小企業組合」等の取り組みを支援する旨が明言され
ている。
このような状況を踏まえ、中小企業の連携組織が行う事
業活動に対しては特段の支援が必要であり、中小企業等協
同組合法における規制緩和や中小企業組合制度の強化に向
けた見直しを行い、組合等中小企業連携組織による事業活
動への支援拡充を図ることが強く求められている。
そこで、国等は、総務省はじめ、関係省庁、機関が連携
し、中小企業、協同組合等からの意見、要望事項の実現に
積極的に取り組まれ、結果を広く周知することを要望する
ものである。
Ⅱ 個別要望項目
〔
組
織
〕
1.地元中小企業への発注機会を増大すること
中小企業にとって官公需の受注は、その経営基盤の安定
に極めて有効な手段である。ところが、一般競争入札等の
価格競争により適正な利益が確保できない状況では、品
質・安全対策の低下や従業員の労働環境の悪化など、様々
な問題が生じかねない。
また、地方公共団体における少額随意契約は、地域の迅
速なライフラインの保全等に効果があるほか、地域経済の
活性化にも効果的である。地域で発生した官公需は、その
地域の中小企業が受注することが地域経済の健全な発展に
つながり、適正な利益確保とともに日本経済の好循環を促
進するものである。
これらを踏まえ、地方自治法令を見直し、少額随意契約
の限度額を引き上げるとともに、例えば、災害復旧工事等
労
働
委
員
会
の
様
子
の緊急対応などにおいて契約した地元中小企業には、その
後の本復旧工事の受注に係る一般競争入札を省略して随意
契約を行えるような仕組みをつくるなど、地方における地
元中小企業の活用を促進するような制度を創設し、適正価
格による地元中小企業への発注の機会の増大を要望するも
のである。
2.社会保険料の引下げ、法定福利費の適正転嫁対
策について
社会保険料の大幅負担増は、厳しい環境の中で経営を
行っている中小企業にとっては死活問題であり、企業活力
や雇用に大きな影響を及ぼすことが懸念される。
中小建設業では、社会保険未加入対策が推進され、社会
保険未加入の場合、2017年度以降、未加入業者との契約、
工事現場からの排除措置等が予定されている。法定福利費
が確保されなければ、経営は立ち行かなくなる。解決しな
ければならない課題は、低単価の改善である。法定福利費
の見積書等への明記を義務付けるなど、適正利益が確保で
きる発注価格の確保や社会保険料の負担減など、法定福利
費の発注価格への適正転嫁対策と建設業を初めとする中小
企業に対する社会保険料の引下げを要望するものである。
〔
労
働
〕
1.中小企業の実態を踏まえた最低賃金の決定に
ついて
最低賃金制度は労働者の生活を維持し、雇用を確保して
いくための必要な制度ではあるが、最低賃金は全国的に大
幅な上昇傾向にあり、特に神奈川県は東京都に次ぐ最低賃
金の高さとなっている。このため近隣他県との地域格差も
大きく、人件費等が安い地域と比べ競争力の面等で格差が
生じ、大きな影響がでている。
そこで、最低賃金の決定基準となる「労働者の生計費」
「類似の労働者の賃金」
「通常の事業の賃金支払能力」の3
原則のほか、近隣地域や中小企業者の実情を十分踏まえて
検討を行い、大幅な最低賃金の引き上げを行わないよう要
望するものである。
2.働き手確保のための就業環境の整備について
人口減少と少子高齢化の急速な進展の中、労働力不足が
起きており、特に中小企業においては深刻かつ喫緊な経営
課題となっている。
労働力不足を補う重要な働き手として、女性、高齢者、
障害者、外国人が期待されているところであり、過日閣議
決定された「ニッポン一億総活躍プラン」を実現させるた
商工神奈川 2016年7月号
1
めにも、中小企業における労働力確保を促進させる施策を
強化するとともに、施策を活用する際の利便性を高める必
要がある。
この内、育児中の社員の継続就業の促進を図る次世代育
成支援対策推進法では、雇用環境を整備し、適切な行動計
画を策定した事業者に「くるみんマーク」による認定制度
を設けている。中小企業には認定基準の特例を設けている
が、手続きが煩雑であり、認定のメリットも少ないことか
ら、認定を受ける中小企業が少ない。
そこで、中小企業にも認定を受けやすくなるように手続
きの煩雑さの軽減を図るとともに、認定を受けた中小企業
には取引条件のインセンティブを受けられるようにするな
ど、一定のメリットが得られるようにし、中小企業の労働
環境整備に寄与できる制度となるよう、充実・改善を要望
するものである。
さらに、高校中退者やニート等の若年就業困難者のスキ
ルアップや就業機会の増進を図るため、
「高校卒業程度」を
受験要件としている資格の受験資格について再検討を要望
するものである。
3.外国人技能実習制度事業への円滑化対応について
開発途上国等の外国人を日本で一定期間受け入れ、OJT
を通じて技能の移転を図る「外国人技能実習制度」につい
て、運営強化・適正化を主目的とした改正法案が国会で審
議されている。
しかし、現行制度において、入国管理局等への提出書類
が多く、内容的に重複しているものがあるなど、事業実施
者に対する事務負担が過大なのが現状である。このため、
法令等を遵守している優良な監理団体等へは手続き軽減措
置や実習先への巡回指導に電磁的方法の導入を可能にする
など、事務手続きの効率化及び円滑化を図ることを要望す
るものである。
4.中小企業と連携したキャリア教育推進体制の
整備について
子どもが自己の生き方を考え、職業観を養う「キャリア
教育」は、
「企業の認知度向上」
、
「社内の人材活性化」
、
「将
来に向けての人材確保対策」等、企業側において効果が認
められており、中小企業においてもキャリア教育推進に期
待が寄せられている。
しかし、
学校側からは「企業との連携先の確保が難しい」
ということや、企業側からは「教育支援の取り組み情報の
不足・やり方がわからない」という問題点が挙げられてい
る。中小企業の若手人材の確保が喫緊の課題となっている
中、これまで以上に中小企業と学校が連携したキャリア教
育の推進が求められていることから、中小企業と学校の連
携した取り組みに対する支援制度の創設等を行い、
「キャリ
ア教育」の実施の促進及び強化を図ることを要望するもの
である。
〔
金
融
〕
1.セーフティネット保証の要件の維持・拡充に
ついて
日本銀行がデフレ脱却を目指す大胆な金融緩和策が導入
され、金融市場金利は低下し、企業にとって資金調達がし
やすい環境が整いつつあるが、中国経済の減速や欧米経済
の不透明感から、必ずしも、中小企業の経営環境が改善さ
れているとは言えない状況にある。
自然災害や取引先企業の事業活動の制限等によって経営
の安定に著しく支障を生じている中小企業の資金繰りの円
滑化を図るためのセーフティネット保証について、指定業
種の追加を可能な限り行うことで、中小企業の資金繰りに
影響を来さぬよう、保証要件の維持・拡充を図ることを要
2
商工神奈川 2016年7月号
望するものである。
〔
税
制
〕
1.中小法人等に対する法人税・消費税の延納制
度について
中小企業にとって日々の資金繰りの改善は重要な経営課
題であり、近年の厳しい経営環境の下では決算期における
納税義務が大きな負担となっている。
所得税法には、延納制度が規定されているが、一方で法
人税法においては昭和59年税制改正により廃止となり、原
則法定納期限までに一括納付することとなっている。消費
税においても法人税同様に延納制度の規定がなく中小法人
等の資金繰りに大きな影響を与えているのが現状である。
税の滞納の回避、改善へ寄与するべく、法人税の延納制
度を復活させるとともに、消費税についても延納制度の創
設を要望するものである。
2.複数税率に伴う「インボイス方式」の導入反対
について
平成29年4月より予定されていた消費税率の10%への引
上げが平成31年10月に再延長され、これに伴う軽減税率の
導入も先送りとなったが、消費税率が初めて複数になるこ
とに不安を抱えている中小企業は多い。
軽減税率の導入に伴い、適用税率・税額の記載を義務付
ける「インボイス方式」は、経理処理の煩雑等中小企業に
大きな事務負担を強いることが想定されることから、その
導入には反対であり、中小企業に対する消費税対策への配
慮を要望するものである。
〔
環
境
〕
1.省エネ設備投資に係る補助金の実施について
企業における生産性向上及び省エネルギーの促進のため
の設備導入に係る補助制度として、27年度補正予算「中小
企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金」が公
募されている。省エネルギー設備の導入促進はエネルギー
コストの削減につながり、積極的に環境経営に取り組む企
業において高い効果を発揮する他、設備投資への喚起とし
ても効果を上げていることから、中小企業にとって活用し
やすい制度とすべく本予算として継続実施を要望するもの
である。
2.省エネ住宅ポイントの再導入について
一定の省エネ性能を持つ住宅に対してポイントを支援す
る「省エネ住宅ポイント制度」は、平成26年度補正事業と
して実施され、制度そのものの分かり易さと使い易さから、
消費者の利用率も非常に高かった。また、エコ住宅の新築
やエコリフォームに対する需要を喚起するだけでなく、ポ
イントでの商品交換よる景気循環の相乗効果もあるため、
本制度の再導入を要望するものである。
3.「エコアクション21」制度の支援の充実について
中小企業が取り組みやすい環境経営システムの認証制度
である「エコアクション21」は、制度開始から11年が経過
000社を超えている。認証取得企業
し、認証取得企業数は7,
の社会的評価の向上のため、企業が作成する環境活動レ
ポートの外部公表や、優れた取組を行う企業に対する環境
大臣等の表彰制度があるものの、未だに本制度の一般社会
への知名度は十分であるとは言えない現状である。中小企
業における環境配慮型経営への取組に対する支援の強化と
して、認証取得企業の社会的評価の向上に寄与するよう、
更なる知名度向上のための周知徹底を要望する。
〔
商
業
〕
1.安心・安全で快適な街づくりに係るインフラ整備
とそのメンテナンスに関する補助施策について
国は、商店街団体や中小小売・サービス業に対して、地
域経済の活性化やまちづくりに関して、地域社会を構成す
る重要な担い手としての役割を求めている。
こうした中、
「安心・安全な街づくり」の創出に関しては、
防犯カメラ、街路灯の LED 化など、防犯や治安維持に必要
な機器の設置や整備が重要である。
更に、近年、訪日外国人が増加しており、商店街はイン
バウンドの受け皿としての役割も求められている。インバ
ウンド対応のため、タブレット・スマートフォンなどの情
報端末により活用可能な多言語型対応のアプリの開発、デ
ジタルサイネージの設置は、
「おもてなし」を演出する商店
街にとって効果的な情報インフラである。こうした情報関
連機器の整備や維持のためのコストは、地域商店街におい
ては大きな負担となっているのが現状である。
地方公共団体と共に街づくり活動を実施し、防犯カメラ、
街路灯の LED 化や多言語型の対応のアプリなどの案内機
能設備を中心とした情報関連インフラの整備、メンテナン
スへの支援に特段の配慮をお願いしたい。
2.中小小売・サービス業に対する地域資源の活
用施策について
2015年度の訪日外国人観光客数は前年度比45.
6%増の21
000人となり、国は当初掲げていた「2020年2,
000万
35万9,
000万人、
2030年に
人」の訪日外国人数の目標を「2020年4,
6,
000万人」へと引き上げた。
「ふるさと名
平成28年度予算において地域資源の活用は、
物応援事業(地域の優れた資源を活用した商品・役務の開
発や販路開拓等の取組に要する経費の補助事業)」において
一定の成果をあげられるものと認識しているが、新たな
ターゲットである訪日外国人に対し、効果的な購買を促す
には、各地に存在する農林水産物や伝統文化、自然など、
地域資源の魅力をわかりやすく伝えるための多言語化対応
や体験型施設の運営などが必要である。特に神奈川県にお
いては、鎌倉彫や箱根寄木細工などの伝統工芸品の作成体
験や箱根をはじめとした温泉地での温泉文化の体験など魅
力的なコンテンツが充実している。
そこで効果的な魅力発信のため、
「ふるさと名物応援事
業」の継続的な予算化はもとより、地域資源を活用する小
売・サービス事業者が設置する施設・店舗運営に対しての
広告宣伝など、販売促進を支援する補助施策を要望するも
のである。
3.民泊需要の増加に伴う適切な環境整備について
訪日外国人が増加しているのに伴い、宿泊施設の不足が
問題となっている。
こうしたことからコストをかけることなく宿泊サービス
を提供できる「民泊」に注目が集まっている。民泊につい
ては2016年6月2日に「民泊新法」の原案を含む「規制改
革実施計画」が閣議決定された。
営業可能日数や宿泊者数に上限が設けられたものの、旅
館業を営む事業者と比べ、関連法規(旅館業法、消防法、
食品衛生法など)の要件を満たすことを義務付けられてい
ない。
アメリカ・イギリス・フランス・スペイン・ドイツなどで
は自治体の許可が必要となっており(イギリスは建物の転
用許可)
、諸外国においても現状では届出・許可なしに自宅
を宿泊施設として有料で貸し出すことは法的には認められ
ていない。こうした状況の中で、基準を設けず、安易に民
泊事業者の参入を招きいれることは、安全・安心が担保で
きない事態を招くと考える。
日本のきめ細やかな「おもてなし文化」を伝えるため、
楽しく快適に宿泊できる環境整備は必要不可欠であること
から、先進的な諸外国の取り組みを参考に、地域特性を取
り込んだ一定の基準を作成するとともに運営体制の構築を
要望するものである。
〔
工
業
〕
1.IoT、
ビッグデータ等革新的技術を中小企業へ円滑に
導入するためのソフトウェア開発の促進について
センサー技術やコンピューティング能力の発達に伴い、
ものづくりの世界でも IoT やビッグデータ解析を通じた
大きな変革が起きつつあり、国内製造業の競争力強化のた
めに、これら革新的技術の活用による生産性向上及び付加
価値の向上が期待されている。
これらの技術を企業において活用するためには、セン
サーやコンピューター等のハードウェアと、これらを動か
すためのソフトウェアの導入が必要である。ハードウェア
については、技術革新により安価かつ汎用性のある製品が
開発され、導入のためのハードルは下がりつつある。しか
し、
これらを動かすためのソフトウェアについては、高価か
つ専用性が高く、経営資源が限られ、生産品が多岐にわた
る中小製造業にとって、導入への大きな障壁となっている。
そこで中小製造業を対象とした、コスト面及び汎用性に
優れたソフトウェア開発を促進させることにより、円滑な
革新的技術を導入することによる、中小製造業の競争力強
化策を図ることをお願いしたい。
2.ものづくり補助金の実施・拡充について
平成26年度補正予算事業として実施された「ものづく
り・商業・サービス革新補助金」(通称 ものづくり補助
金)は、全国で約3万件以上の申請があった。
さらに現在実施中の平成27年度補正事業では、新たな類
型(高度生産性向上型)が創設され、補助上限額が大幅に
引き上げられたこともあり、多くの企業から問い合わせ、
応募があり、本補助金への関心度が高いことが改めて証明
された。
中小企業による高度なものづくり技術や革新的サービス
の開発は、国の未来を担う礎として欠くことができない。
経営資源を補完し、中小企業の高度化を後押しする本補助
金の継続実施をお願いしたい。また、制度内容について、
事業実施期間の延長、補助対象経費の拡充により、事業者
にとって活用しやすい補助制度となるよう要望するもので
ある。
3.企業における減災対策への支援について
平成28年4月14日以降、断続的に発生した熊本地震は、
サプライチェーンの寸断のよる大手企業の工場及び下請企
業の操業停止という多大な影響を与えた。操業停止の長期
化は、経営資源が限られている中小企業にとって企業存続
に大きく影響する。
これらに対応するため、東日本大震災以降、一部の中小
企業において BCP(事業継続計画)の策定が図られたが、
その割合は依然低く、策定された企業においても熊本地震
の発生を機に、見直しが必要であることも考えられる。
また、中小企業の事業所は、老朽化が進んでおり、特に
昭和56年の建築基準法改正以前の耐震基準の建物が、多く
稼働しているのが現状である。これらの建物は、大規模地
震が発生した際に大きな被害を受けることが危惧され、そ
れは中小企業、さらには地域経済にとって大きな打撃とな
ることが予想される。これらに対処することは、企業基盤
の更なる安定化が図られるとともに、災害に強い企業集積
地の構築を通じて、安心・安全な地域づくりにもつながる。
そこで今後、発生が危惧される首都圏直下型地震に備え、
BCP の策定及び見直しのための専門家派遣等の支援を強
化するとともに、企業の事業所の耐震診断・耐震補強に対
する支援を講じることをお願いしたい。
商工神奈川 2016年7月号
3
専門委員会
組
織
委
員
委員名簿
会
環
委
員
会
委 員 長
坂 倉
徹 神奈川県塗装工業協同組合
委 員 長
大久保 慶 一 神 奈 川 県 建 設 資 材 協 同 組 合
副委員長
池 田 繁 雄 神奈川県自動車整備商工組合
副委員長
大
副委員長
佐々木 靖 太
副委員長
鈴 木 紫 郎 神奈川県豆腐油揚商工組合
委
員
金 子 修 司 横 浜 市 建 築 設 計 協 同 組 合
委
員
金 指 清 隆 県 央 ガ ス 協 同 組 合
委
員
伊 藤
宏 神奈川県タクシー厚生共済協同組合
委
員
髙 田 哲 二 横浜市資源リサイクル事業協同組合
委
員
村 田 隆 男 神 奈 川 県 板 金 工 業 組 合
委
員
石 田
委
員
鈴 木 茂 男
箱根温泉旅館ホテル協同組合
委
員
青
委
員
斎 藤 民 夫 神 奈 川 県 製 本 工 業 組 合
委
員
足 立 成 之 神奈川県段ボール箱協同組合
委
員
平 林
猛 横浜中央市場青果卸協同組合
委
員
横 内 昭次郎 神 奈 川 県 家 具 工 業 組 合
委
員
小 川
隆 神 奈 川 県 砕 石 工 業 組 合
委
員
大 友 忠 男 神奈川県有害生物防除協同組合
委
員
吉 水 啓 子 かながわ女性経営者中央会
委
員
伊 藤 惠 久 平 塚 市 資 源 回 収 協 同 組 合
委
員
山 口 智 之 神奈川県中小企業青年中央会
委
員
小 塚 敏 文 神奈川県製紙原料商業協同組合
委
員
山 本 政 幸 神奈川県美容業生活衛生同業組合
委
員
上 野 賢 美 相模原機械金属工業団地協同組合
委
員
土 地 竜 太
委
員
石 渡 順 一 協 同 組 合 横 浜 市 設 備 設 計
労
働
横 浜 市 管 工 事 協 同 組 合
協
委
同
員
組
合
す
ば
る
会
清 己 横浜市グリーン事業協同組合
正 神奈川県防災消防協同組合
博 孝 神奈川県電気工事工業組合
商
業
委
員
会
委 員 長
栗 原 敏 郎 神 奈 川 県 メ ッ キ 工 業 組 合
委 員 長
飯 島 文 男 横浜市下水道管理協同組合
副委員長
加 藤 和 之 神奈川県建設防水事業協同組合
副委員長
永 井 良 和 神奈川県水産物商業協同組合連合会
副委員長
杉 山 昌 行 神 奈 川 県 印 刷 工 業 組 合
副委員長
山 本 知 宏 横 須 賀 食 肉 事 業 協 同 組 合
委
員
竹 中 伸 幸 川崎市ビルメンテナンス業協同組合
委
員
山 田 久 男 神奈川県中古自動車販売商工組合
委
員
長 嶌 達 夫 横 浜 市 綜 合 パ ン 協 同 組 合
委
員
髙 木
委
員
黄金井 康 巳
神 奈 川 県 酒 造 協 同 組 合
委
員
鈴 木 信 晴 協同組合横浜マーチャンダイジングセンター
委
員
山 田
隆 横 浜 港 運 事 業 協 同 組 合
委
員
高 岡
武 横浜中華街パーキング協同組合
委
員
山 下
晃 横浜港運関連事業協同組合
委
員
阿久津
晄 横浜オフィス環境情報協同組合
委
員
田 康 夫 神奈川県歯科技工業協同組合
委
員
石 井 孝 和 神奈川県青果小売商協同組合連合会
委
員
宇田川 一 彦 神 奈 川 県 福 祉 共 済 協 同 組 合
委
員
筒 井 正 博 神 奈 川 県 書 店 商 業 組 合
委
員
日下部 宣 雄 横 須 賀 新 聞 販 売 協 同 組 合
委
員
佐 藤 和 雄 神奈川県化粧品小売協同組合
委
員
杉 本 祥 一 さ が み は ら I T 協 同 組 合
委
員
山 崎 和 善 三 崎 朝 市 協 同 組 合
委
員
栗 原
良
協同組合川崎中小企業労務協会
委
員
伊 藤
委
員
植 松
茂 厚木市廃棄物処理業協同組合
委
員
西 潟 幸 雄 神奈川県タイヤ商工協同組合
金 融 税 制 委 員 会
4
境
工
宏 警 備 業 横 浜 協 同 組 合
博 モトスミ・ブレーメン通り商店街振興組合
業
委
員
会
委 員 長
水 野 堅 市 ワイ・アール・ピー情報産業協同組合
委 員 長
内 田
副委員長
渡 邉 弘 一 神奈川県室内装飾事業協同組合
副委員長
岸 部 直 喜 神 奈 川 県 鉄 構 業 協 同 組 合
副委員長
田野井 英 雄 協 同 組 合 ギ ル ダ 横 浜
副委員長
堀
委
員
高 橋 秀 美 神奈川県住宅保全協同組合
委
員
丸 山 裕 司 神奈川県綾瀬工業団地協同組合
委
員
大 谷 新一郎
相 模 原 市 L P G 協 同 組 合
委
員
堀 切 義 昭 神奈川県工業塗装協同組合
委
員
小 林 恒 男 東 京 地 方 税 理 士 協 同 組 合
委
員
古 澤 共 一 横浜化学工業団地協同組合
委
員
飯 沼 健 史 神奈川県貨物自動車事業協同組合連合会
委
員
山 田 勝 己 協 同 組 合 高 津 工 友 会
委
員
下 村
博 協 同 組 合 コ イ ト 協 力 会
委
員
原
委
員
森
隆 雄 神奈川県こんにゃく協同組合
委
員
山 下 徳 法 神奈川県ダクト工事業協同組合
委
員
井 上 和 雄 神奈川県美容用品商業協同組合
委
員
久 保
委
員
早 川 正 彦 神奈川県シール印刷協同組合
委
員
小 泉 義 明 神奈川県型枠工事業協同組合
委
員
北 條 正 明
神 奈 川 県 菓 子 工 業 組 合
委
員
小田桐
委
員
村 上
博 神 奈 川 県 畳 工 業 協 同 組 合
委
員
田 村 貴 寿 伊勢原市歌川産業協同組合
委
員
金 田 勝 俊 藤 沢 市 資 源 循 環 協 同 組 合
委
員
堺
商工神奈川 2016年7月号
了 関東地区機械産業協同組合
俊 一 神奈川県内陸工業団地協同組合
宣 幸 神奈川県管工事業協同組合
誠 清 水 原 工 業 団 地 協 同 組 合
健 神 奈 川 県 鉄 筋 業 協 同 組 合
裕 之 新横浜テクノゾーン協同組合
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商工神奈川 2016年7月号
5
雇用機会の確保と職場環境
の改善を
の改善については、
「従業員の人材育成を図
るとともに、総労働時間の短縮や、部下の
子育てや介護を応援する、いわゆる「イク
ボス」といわれるマネジメント能力の高い
∼県知事・神奈川
管理職の育成など働きやすい環境づくり」
について、それぞれ要請がなされた。
労働局長来訪∼
また、県教育委員会教育長及び県民局長
森会長(左)
へ要請文を
名では、
「平成28年3月末における県内の高
手渡す黒岩知事(右)
等学校卒業予定者の就職内定率は96.
9%と
平成28年6月8日(水)、黒岩祐治神奈川県知事、 前年とほぼ横ばいの状況であるものの、全国平均
の97.
藤永芳樹神奈川労働局長他が本会に来訪、雇用機
7%を下回り、就職を希望したにもかかわら
会の確保等について協力要請を受けた。
ず、就職先が決まらずに卒業した未就職卒業者は
県知事及び神奈川労働局長名の要請文では、若
171人となっている」との現況が述べられている。
年者、障害者、女性及び高年齢者の雇用機会の確
その上で、
「中学校、高等学校、特別支援学校新
保、職場環境の改善について、本会の会員・組合
規卒業者の、採用枠の維持・拡大及び未就職卒業
員企業への周知の協力要請がなされている。
者の採用について」、また、「例年、女子生徒の就
その上で、若年者については、
「新規学校卒業予
職率が男子生徒に比べ低いことから、この点につ
定者や非正規労働者の正社員としての雇用機会を
いても格別の配慮を」との依頼がなされた。
確保いただくとともに、現在雇用している非正規
労働者の正社員転換・待遇改善」について、障害
者については、
「特に、精神障害者は、就労希望者
が増加する中、他の障害者に比べ、雇用者数の割
合が低いことから、積極的な採用」について、女
性については、
「女性が働きやすい職場環境の整備、
雇用機会の確保とともに、現在雇用している非正
規労働者の正社員転換・待遇改善」について、高
年齢者については、
「高年齢者の多様な能力と働き
方に対応できる機会の提供」について、職場環境
6
商工神奈川 2016年7月号
ランダム通信
創立50周年記念式典・祝賀会を開催
創立50周年記念祝賀会を開催
(神奈川県内陸工業団地協同組合)
神奈川県内陸工業団地協同組合は、平成28年6月15
日
(水)
、レンブラントホテル厚木(厚木市)において、
通常総会終了後に創立50周年記念式典・祝賀会を開催
した。
記念式典には、義家文部科学副大臣や中島神奈川県
副知事をはじめ、多くの来賓や組合関係者が列席し、
感謝状の贈呈や永年勤続表彰が行われた後、当組合の
築井顧問による記念講話があり、出席者はこれまでの
50年の歩みに耳を傾け
ていた。
記念式典後の祝賀会
では、50年の歩みを振
り返りながら交流を深
め、盛大に50周年をお
祝いした。
第7回通常総会を開催
(神奈川県遊技場協同組合)
神奈川県遊技場協同組合は、平成28年6月17日
(金)
横浜ベイホテル東急(横浜市西区)において、創立50
周年記念祝賀会を開催した。
会場には約500名にのぼる多くの来賓、組合員が出席
し、出席者一同業界の更なる飛躍を誓い、盛大に50周
年をお祝いした。
組合は、これまで約30年間にわたり社会貢献活動を
組合の中核事業として実施してきた経緯があり、来賓
として臨席した黒岩神奈川県知事からも日頃の社会貢
献活動に対する感謝の言葉が伝えられた。また、会場
内には組合が支援を
行う「だいちゃんを
救う会」の募金箱が
設置され、出席者に
も支援・協力をお願
いした。
(かながわ女性経営者中央会)
第40回通常総会を開催
かながわ女性経営者中央会(略称:WPS)は、平成
28年6月17日
(金)
、
ホテル横浜ガーデン(横浜市中区)
にて第7回通常総会を開催した。
WPS は、女性経営者と女性専門家がタッグを組み、
女性経営者の交流と連携による経営向上を図る場とし
て平成21年3月に設立された団体であり、総会では、
事業報告、事業計画の承認、年会費の額及び徴収方法
の決定等の議案が原案どおり異議なく可決決定した。
また、全役員任期満了に伴い、役員改選を行った。吉
水啓子新会長(海老名第一商業協同組合 理事長)の
もと、副会長2名、理事6名、監事2名という新たな
執行体制が選出された。
総会終了後は、助成金の活用に関するセミナーを開
催し、会員である藤尾澄子社会保険労務士を講師に、
雇用関係の助成金受給のポイント等についての情報提
供が行われた。さ
らに、懇親会では
会員の近況などを
報告し合い、会員
相互の交流が行わ
れた。
神奈川県中小企業団地組合連絡協議会は、平成28年
「ホテル横浜ガーデン」(横浜市中区)に
6月27日(月)
て第40回通常総会を開催した。
総会では、平成27年度事業報告、決算報告並びに平
成28年度事業計画、収支予算などの議案について審議
が行われ、全議案満場一致で承認された。
当協議会は、昭和51年6月に設立され、神奈川県中
央会に事務局を置き、県内の団地組合28組合で構成さ
れており、団地組合並びに傘下企業の経営革新への
チャレンジを多様な経営資源のネットワークを活用し、
支援することを目的に活動している。
総会終了後には、株式会社ロンド・アプリウェア
サービス 代表取締役 中崎 勝氏を講師に招き、「も
のづくり IoT」と題したセミナーが開催され、また、懇
親会では、会場にて
スマートグラスの体
験が行われ、最新技
術に触れながら、参
加者同士の交流を深
めていた。
(神奈川県中小企業団地組合連絡協議会)
消費税増税及び軽減税率制度導入の延期について
①消費税10%増税・軽減税率制度導入の延期
平成28年6月1日に安倍総理大臣が記者会見において「消費税10%増税・軽減税率制度導入の延期」を表明しまし
た。延期には関係する法律の改正が必要となりますが、平成29年4月から平成31年10月に延期されることになります。
②消費税軽減税率補助金の継続
当補助金は、消費税軽減税率制度(複数税率)への対応が必要となる中小企業・小規模事業者の方々が、複数税率
対応レジの導入や、受発注システムの改修などを行うにあたって、その経費の一部を補助する制度です。中小企業庁
も小売事業者等を対象にした「POS レジ」の導入を積極的に促しておりました。
上記のとおり、安倍総理大臣が消費税10%増税及び軽減税率制度導入の延期を表明いたしましたが、軽減税率対策
補助金は継続しております。
最新情報につきましては、下記 URL をご参照ください。
【軽減税率対策補助金 URL】 http : //kzt-hojo.jp/
商工神奈川 2016年7月号
7
「熊本地震義援金」ご協力、
ありがとうございました。
会員組合等にご協力をお願いしておりました標記義援金は、164組合・企業・団体、307万円となり、全
国中小企業団体中央会に送金いたしました。今後、全国中小企業団体中央会が全国分を取りまとめて被災
県の中小企業団体中央会に渡されます。
ご協力いただいた組合等は以下のとおりです。
(順不同、組合・企業・団体名のみの掲載とさせていただ
きます。
)
神奈川県酒造協同組合
横浜港運事業協同組合
川崎大師表参道商業協同組合
横須賀果物商業協同組合
藤沢石材協同組合
神奈川県火災共済協同組合
神奈川県食肉事業協同組合連合会
大和高度化事業協同組合
サカクラ協力業者事業協同組合
厚木貨物事業協同組合
神奈川県生活環境事業協同組合
小田原青果商業協同組合
横浜水産物商業協同組合
横浜駅西口五番街商店会協同組合
横須賀食肉事業協同組合
秦野給食センター協同組合
神奈川県水産物商業協同組合連合会
横須賀飲食業協同組合
神奈川県タイヤ商工協同組合
協同組合県央輸送業務センター
川崎北部市場水産仲卸協同組合
神奈川県豆腐油揚商工組合
箱根温泉旅館ホテル協同組合
相模原事務用品協同組合
横浜豆腐商工業協同組合
横浜中地区貨物自動車事業協同組合
金沢区プロパンガス協同組合
横浜ゼネラルプロパンガス協同組合
横須賀建具木工協同組合
二宮工業団地協同組合
テクノランド小田原協同組合
神奈川県防災消防協同組合
かながわ理容美容協同組合
神奈川県建設資材協同組合
神奈川県歯科用品商協同組合
三太かーど協同組合
横浜建設経済交流協同組合
8
商工神奈川 2016年7月号
神奈川県家具協同組合
神奈川県塗装工業協同組合
神奈川県家具工業組合
横浜市塗装事業協同組合
協同組合川崎卸センター
三浦半島ガス協同組合
足柄プロパンガス協同組合
神奈川県旅館ホテル生活衛生同業組合
京浜豊輸事業協同組合
海老名工業団地協同組合
横浜市資源リサイクル事業協同組合
横浜市グリーン事業協同組合
清水原工業団地協同組合
横浜野毛商業協同組合
トラスト協同組合
厚木愛甲木材業協同組合
神奈川県住宅保全協同組合
厚木ビルメンテナンス協同組合
大口通商店街協同組合
十栄プロパンガス協同組合
神奈川県中古自動車販売商工組合
区役所通り登栄会商店街振興組合
衣笠仲通り商店街協同組合
平塚市ビルメンテナンス業協同組合
協同組合藤沢市建設資源リサイクルセンター
相模自動車整備協業組合
川崎市管工事業協同組合
横浜市畳事業協同組合
横浜市LPガス災害対策事業協同組合
物流ネット小田原運輸事業協同組合
衣笠商店街振興組合
鎌倉青果商業協同組合
横浜市建築設計協同組合
横浜金属団地協同組合
住友重機械造船協同組合
神奈川県貨物自動車事業協同組合連合会
神奈川県建設防水事業協同組合
北相ガス協同組合
神奈川県建設総合サービス協同組合
万騎が原中央商店街協同組合
神奈川県印刷工業組合
協同組合横浜マーチャンダイジングセンター
神奈川県金属原料商工業協同組合
横浜振興冷暖協同組合
県央ガス協同組合
神奈川県遊技場協同組合
神静明治牛乳販売事業協同組合
神奈川県自転車商協同組合
横浜建物管理協同組合
協同組合横浜輸送センター
横須賀三浦塗装工業協同組合
協同組合アツリュウ
神奈川中央地区貨物自動車事業協同組合
西湘ビルメンテナンス協同組合
横浜市ダスト開発協同組合
神奈川県柔道整復師協同組合
全国ビルメンテナンス協同組合連合会
神奈川県不動産賃貸業協同組合
横浜北物流協同組合
神奈川県資源回収商業協同組合
川崎自動車整備事業協同組合
小田原卸商業団地協同組合
茅ヶ崎市資源分別回収協同組合
協同組合高津工友会
神奈川県警備業協同組合
神奈川県自動車リサイクル事業協同組合
神奈川県タイル煉瓦工事協同組合
横浜港建材卸協同組合
神奈川県石油商業組合
川崎第一個人タクシー協同組合
県央個人タクシー協同組合
協同組合神奈川県中小企業振興会
横須賀艦船造修事業協同組合
川崎港湾物流協同組合
横浜電機・精機工業団地協同組合
横浜市下水道管理協同組合
横浜石工事業協同組合
横浜南地区貨物自動車事業協同組合
川崎港海上コンテナ輸送協同組合
北久里浜商店街振興組合
神奈川県冷凍空調設備協同組合
神奈川県美容業生活衛生同業組合
神奈川県綾瀬工業団地協同組合
神奈川県板金工業組合
本鵠沼商店街協同組合
湯河原観光企業組合
湘南台東口商店街協同組合
金沢商業センター協同組合
神奈川県鉄構業協同組合
協同組合厚木市資源再生センター
株式会社大協製作所
神奈川県メッキ工業組合
横須賀緑化造園協同組合
愛川町資源リサイクル協同組合
平塚市資源回収協同組合
東京地方税理士協同組合
小田原ひもの協同組合
富士川崎協同組合
横須賀電気工事協同組合
川崎酒販協同組合
湘南中央青果商業協同組合
大和市管工事協同組合
ワイ・アール・ピー情報産業協同組合
横浜市金属建具工事協同組合
神奈川県早川工業団地協同組合
横須賀水産物商業協同組合
さがみビルメンテナンス協同組合
野毛地区振興事業協同組合
南足柄市商業協同組合
神奈川県司法書士協同組合
神奈川県福祉共済協同組合
協同組合茅ヶ崎ショッピングセンター
川崎港運関連事業協同組合
二宮町商店連合協同組合
川崎銀座商業協同組合
東京湾海事事業協同組合
神奈川県歯科技工業協同組合
鵠沼海岸商店街振興組合
さがみ野工業団地協同組合
神奈川県工業塗装協同組合
上溝商店街振興組合
みらい教育協同組合
チネチッタ通り商店街振興組合
横浜貨物自動車運送事業協同組合
神奈川県麺業組合連絡協議会
大和市リサイクル事業協同組合
川崎市ビルメンテナンス業協同組合
商工神奈川 2016年7月号
9
〔2016年5月〕
業界情報 ∼ 業 界 の 声 ∼
酒
家
印
造
平成28年3月の課税移出数量は、特定名称
1%と僅かに。特定名称
酒合計で前年比102.
8%と低調に推
酒以外の普通酒は前年比94.
4%と前年を
移したが、合計では前年比100.
若干上回った。
具
家具小売りまたは受注面では、反転の期待
もあったが、やはり消費マインドが低く、
売り上げ低迷が続く。ただし、低水準に対
しての、なれによる抵抗力も感じられる。
刷
平成28年4月14日以降連続的に発生した平
成28年熊本地震が、激甚災害が適用される
ほどのたいへん大きな被害を受けている。
当県工組では、全印工連と連携して義援金
の募集をしている。
石油製品
石油添加物を主製品とする組合員では、新
年度に入り海外向け潤滑油着色剤の出荷が
増えた。しかし、継続性があるか疑問。
砕
需要の下げ止まり気配は見受けられるもの
の、業界全体への浸透は遅れが目立つ中で、
GW 休日の増加によって出荷が伸び悩み、
景況は依然として低迷している。
石
コンクリート製品
新年度に入り、前年比は今のところ、同等
であるが、今後の景況感が心配である。
工業塗装
製品別では、官庁関係、2月から引き続き
トラック架装、免震装置は増加傾向。自動
車部品北米向けが順調。トラック業界は小
型が6月くらいまで在庫調整中。鉄道関係
は安定。コストダウン要請は依然として厳
しい。
*この業界情報は、県下74名の連絡員からの
情報をもとにしております。
28/3∼28/5.
10前後まで鉄スクラップ価格
000円。ところが5/10前後より急落、
金 属 原 料 +10,
000円現在。
△8,
販売先が小規模のケースで廃業が増加傾向
卸
団
地 にあり、与信管理を強化するとともに、市
場縮小への厳しい対応を迫られている。
料理材料卸
5月は厳しい月であった。連休明け10日頃
より前年に比べ日々割り込む日数が増えて
きた。連休後は支出を控え、外食も控えて
いるように感じる。最近外食も低価格帯メ
ニューが脚光を浴びてきているのが気にな
る。
歯科用品
毎年5月は実日数が少なく、一年を通して
は売上が若干少ないが、昨年を上回った。
リサイクル
国内古紙供給面は紙製品の需要低下から問
屋の古紙流通在庫は低水準に留まり、需要
面も古紙消費が前年同期を下回るなど低調
なものとなっている。
新聞販売
折込広告は例年の5月度対比大幅減少にな
り、過去最低の出稿料であった。このよう
な減少が続くことになれば、我々業界は想
像を絶する最悪な状態に陥る可能性があり、
店の統廃合が加速する状況である。
青
果
5月は商品過剰により価格下降ぎみ、消費
者の消費意欲減退なのか売上増につながら
ない。国内株式も低迷しマイナス金利で金
融機関も収益減少、政府の政策が景気上昇
につながらない。
工業団地
低いレベルでの現状維持が続いており、景
況回復も期待できない。
青
果
工業団地
対前年同期比、受注量で20%∼30%減の企
業が、ほとんど。消費税 UP の2年6ヶ月先
送りで、景気の高揚につながるのか、正念
場の状況が続く。
5月は天候に恵まれ、野菜は関東産を中心
に入荷量、相場ともに安定し、順調な展開
であった。国産果実は、イチゴが終盤を迎
え、メロン・西瓜を主力に入荷は安定して
おり、特に熊本産の地震による被害が心配
されたが、ほとんど、順調な入荷であった。
食
肉
牛、豚とも相変わらず高値が続き、商売は
厳しい。
料
過当競争体質により、量販 SS は、数量確保
のため、店頭価格を下げるため、必然的に
周辺 SS も、価格を下げ対抗しており、これ
による資金繰り悪化の状況は、変わってい
ない。
共同店舗
前期末より組合所有の空き店舗が、6ヶ所
となった。景気の悪化は著しい。
オートバイ
オートバ イ 用 ETC 車 載 器 の 訴 求 キ ャ ン
ペーンが始まったので売上げは増。10月末
日もしくは5万台達成で終了のため、その
後の販売状況を予測すると怖さを感じる。
引き続き、景気低迷で、個別の企業により
工 業 団 地 やや回復傾向又は景気落込みの状況で、全
く先が読めない。
メ ッ キ
組合員の生産額に大きな伸長がみられず。
これはこの数か月変わらない。業容は、4
月、5月が極端に悪化しているとの情報が
多い。この兆候は、3月頃から始まってい
るようだとの見解が圧倒的に多い。
金属製品
半導体系、自動車系、電子部品系各々先月
同様な状態で大きな動きが感じられない。
先の不透明さが払しょくできない状態が続
きそうである。
工業中心の
複合業種
10
好転の兆しは感じられず、大きな動きもな
いまま、毎月徐々に受注減少傾向の事業所
が多数出てきている。
商工神奈川 2016年7月号
燃
「はばたく商店街30選」に選ばれた。今月
商
店
街 は、連休中は天候が安定していたので人出
(川崎市中原区) はあったようであるが、売り上げとしては
厳しかったようである。
景況天気図(前年比)
商 店 街
商店街の通りに人が歩いていない。
(相模原市中央区)
温泉旅館
昨年は、大涌谷火山活動の活発化の影響が
あったので、単純比較はできない。今年4
月の熊本地震の影響で、日本人客の旅行控
えが影響している。
検定受検者、フェスティバル出場者である
各組合教室の生徒さん達が如何に楽しく
専門サービス レッスンにみえるか、に対し“予防医療と
“健康づくり”
(ダンス教室) してのダンス”の提言通り、
を実践していることはいうまでもないこと
である。
ファイナン
本年度のビジネスの状況は、ほぼ前期並み
シ ャ ル
の業績が見込まれる。
プランナー
建築設計
今年度も、横浜市の耐震設計が終息し、民
間耐震や沿道耐震に力を入れるもあまり成
果は期待できそうもなく、保全公社からの
小中学校や公共施設の改修・改造業務が主
となり厳しい1年となりそうである。
不動産鑑定
マイナス金利政策を背景に住宅ローン金利
が低下しており、これが今後の住宅需要に
どう好影響を与えるか注目している。
型枠工事
神奈川地区の仕事量が減少、同時に単価も
減少傾向。見通しは前回夏頃からの増加が、
秋以後にずれこむ。
空調設備工事
今は、仕事量が多いところと落ち着いてい
るところがある。今後、夏ごろから仕事量
が増える見込み。
畳
事
とにかく経済がおかしい。政府は何かにつ
けて国民に口先三寸でごまかそうとしてい
る。10%を2年先送りしてくれれば、いく
らか景気は戻るかも?
道路貨物
消費の減少により、荷動きが全体的(業種
問わず)悪化している。特に、法人向けの
精密機(PC 等)の動きが悪い。
高速道路の
料金体系が変わり、燃料も上昇傾向になっ
ていることから収益が悪化している。
工
景況はやや悪化している(輸送量の減少)
。
道 路 貨 物 相変わらず人員不足の問題は、各組合員共
通の問題である。
5月は、ゴールデンウィークがあり、実質
10日休みがあるので、売上げは上がらない
歯科技工
が、ここ2∼3年よりは、多少よろしいか
と思う。
不
動
産
空き家にかかる譲渡所得3,
000万円特別控
除が法改正により4月から実施されたこと
により、固定資産税等の軽減特例が適用で
きなくなり、今問題になっている。
2016年
全
5月分
売 上
体 製造業 非製造業
高
−32.
4%
−21.
7%
−37.
3%
6.
5%
4.
3%
8.
7%
−1.
4%
0.
0%
−2.
0%
−14.
9%
−8.
7%
−17.
6%
−36.
5%
−30.
4%
−39.
2%
−18.
9%
−13.
0%
−21.
6%
−17.
4%
−17.
4%
−13.
5%
−8.
7%
−45.
9%
−43.
5%
在庫数量
販売価格
取引条件
収益状況
資金繰り
−
設備操業度
雇用人員
−15.
7%
業界の景況
−47.
1%
(回収率100%)
天気図の見方
各景況項目について「増加」
(または「好転」
)業種割合
から「減少」
(または「悪化」
)業種割合を引いた値(KJI)
をもとに作成。その基準は次の通りである。ただし、在
庫数量は KJI 値プラスの場合には雨、マイナスの場合に
は晴れの方向に表した。
KJI とは、「神奈川県情報連絡員調査指数」の略である。
快
晴
晴
30以上
10∼30未満
れ
10未満∼−10
くもり
雨
−10超∼−30未満
雪
−30以上
商工神奈川 2016年7月号
11
中央会ダイアリー
○先月の中央会
6月1日(水)弁護士・公認会計士による
個別専門相談
2日(木)第4回ビジネスマッチング
with かながわ8信金を開
催
3日(金)エコアクション21判定委員
会を開催
8日(水)雇用機会の確保等要請のた
め黒岩神奈川県知事及び藤
永神奈川労働局長他が来訪
かながわ商店街大賞実行委
員会に専務理事出席
10日(金)神奈川県障害者雇用推進連
絡会に専務理事出席
金融機関合同事務連絡会議
を開催
13日(月)神奈川県就労支援事業者機
構総会に専務理事出席
15日(水)商業委員会を開催
エコアクション21入門セミ
ナー&相談会を開催
商工神奈川6月号発行
16日(木)環境委員会を開催
17日(金)工業委員会を開催
かながわ女性経営者中央会
交流懇親会に専務理事出席
20日(月)労働委員会を開催
金融税制委員会を開催
21日(火)組織委員会を開催
22日(水)横浜中小企業懇話会に専務
理事出席
パソコン研修会を開催
24日(金)三役会を開催
29日(水)都道府県中央会事務局代表
者会議に専務理事出席
30日(木)全国中央会正副会長会議・
理事会・通常総会に森会長、
専務理事出席
○来月の中央会
8月3日(水)弁護士・公認会計士による
個別専門相談
4日(木)日本銀行経済懇話会に森会
長出席
5日(金)夏季役員懇話会を開催
エコアクション21判定委員
会を開催
15日(月)商工神奈川8月号発行
17日(水)エコアクション21入門セミ
ナー&相談会を開催
12
商工神奈川 2016年7月号
平成27年度補正「ものづくり・商業・サービス
新展開支援補助金」の公募結果について
本事業については、平成28年2月5日
(金)
から平成28年4月
13日
(水)
までの期間、公募を行いましたところ、
全国から24,
011
件の応募がありました。
地域採択審査委員会および全国採択審査委員会において厳正
729件、神奈川県地域事務局で
な審査を行った結果、全国で7,
292件、採択されました。
多くの事業者様のご応募、ありがとうございました。
【神奈川県地域事務局】
神奈川県中小企業団体中央会
第68回中小企業団体
全国大会(石川県)
のご案内
1.日 時:平成28年10月19日
(水) 午後1時∼4時
2.場 所:いしかわ総合スポーツセンター
(石川県金沢市稚日野町北222番地)
3.参加者:約2,
600名
4.参加料:1人 6,
000円
5.主 催:石川県中小企業団体中央会、全国中小企業団体中央会
【神奈川県中央会オリジナルツアーのご案内】
∼ 北陸2日間の旅 大人の社会科見学 ∼
全国大会ご参加にあたり、大会当日出発で1泊2日の「ツ
アーコース」をご用意いたしました。是非ご検討ください。
(水)
∼20日
(木)
1.実施期日:平成28年10月19日
2.募集人員:30名
000円(予定)
3.参加費用:1名 65,
※飲み放題付。その他大会参加費・食事代・観光施設への
入場料等込み。
4.旅行日程(予定)
日
程
観 光 内 容
食
事
10
月 東京駅8:30=金沢駅=金沢市内(昼食)
昼
19 =いしかわ総合スポーツセンター/全国大会参加
夕
日 =山代温泉[ホテル内宴会場にて懇親会]
(泊)
㈬
10
月
20
日
㈭
ホテルにて朝食の後、観光ツアー
山代温泉8:30=鹿野酒造(酒蔵見学・試飲)
=日本自動車博物館=(昼食※場所は調整中)
=兼六園=金沢駅=東京駅17:52
朝
昼
●受託旅行会社 株式会社日本旅行 横浜支店
【お問い合わせ】
神奈川県中小企業団体中央会 業務推進部
TEL:045­633­5131
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商工神奈川7月号
通巻第703号
平成28年7月15日発行(毎月15日発行)
発行所/神奈川県中小企業団体中央会
〒231‐0015 横浜市中区尾上町5丁目80番地 TEL045
(633)
5131 FAX045
(633)
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