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上段地区 5月16日(木) 議事録概要

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上段地区 5月16日(木) 議事録概要
平成25年度 町政懇談会
上段地区
Ⅰ.日時・場所等
1.開催日時 平成25年5月16日(木)午後7時~午後8時30分
2.開催場所 上東地域活性化センタ-(旧上東中学校)
3.出席者
立山町
舟橋町長、舟﨑副町長、大岩教育長、青木総務課長、
山本企画政策課長、久保住民課長、酒井建設課長、林農林課長、
野崎水道課長、山元教育課長
地元議員 高嶋清光議員、伊東幸一議員
上段地区自治振興会 山崎正雄会長
企画政策課 瀬本企画広報係長、小橋主任、金尾主事、平野助手
4.参加者数 39名
Ⅱ.実施内容
1.挨拶
①司会 青木総務課長(以下、司会) 開会
②舟橋町長(以下、町長)
開会挨拶
③司会
出席者紹介
④山﨑会長
挨拶
2.懇談会
(1)ごみの減量化、小型家電の回収について
住民課長
(2)地区からの協議事項
(3)質疑・応答
【質問1】
2年間、毎週リサイクルに立ち会いましたが、町保健衛生協会の方、1度も現場を視
察しに来たことがありません。これは組織的に間違っていませんか。お金をくれるのは
保健衛生協会で、町の皆さんは何も知らないのでしょう。私たちは一生懸命ごみのこと、
やっています。ごみ減量化について言われましたが、皆さんにわかるわけないです。や
り方を変えないとだめです。
リサイクルセンタ-の職員の皆さんは本当に一生懸命やっておられます。私たちが余
った物を持って行っても必ず受けて、いやな顔ひとつされません。
しかし、皆さんは省資源化しなくてはならないと言いますが、皆さん自身全然やった
ことがないと思います。それでこういうところに出てきて説明しても、魂も何も入って
いません。
私たちは朝5時から受け入れを皆でやっています。しかし、ずっとやってくれとなれ
-1-
ばできないと言う人が出てきます。だから保健衛生協会の人が地区にいるのだったらな
ぜ出てこないのですか。そういう人達がいる意味がわかりません。
そういう人たちにきちっと年に3回でも4回でも来て、みんなに省資源化するために
やりましょうと指導をしたらよいのではないですか。
[回答:住民課長]
ただ今のご意見真摯に受け止めたいと思います。私も地元のリサイクルに出ておりま
すし、環境センタ-でのビンの分別、缶の分別とも出ております。生ごみの堆肥化も一
緒にやっており、それなりに現場については見させていただいているつもりではありま
す。
昨日、町の環境保健衛生協会の理事会にも出させていただきまして、各地区の理事の
皆さんとも今後どのように進めたらいいのかということなど意見交換をさせていただ
きました。町としてどのようにしたらいいかということも皆さんからご意見をいただき、
できるだけ地区の皆さんの負担にならないようにと考えております。お金は、町から環
境保健衛生協会にお支払いし、環境保健衛生協会でそれぞれの支部にまたそれぞれの回
収量に応じて振り分けをしていただいています。
各地区でどのように使われているかは地区にお任せしています。
ご指摘のとおり、やり方についてはいろいろな意見も出ておりますので、町長あるい
は副町長とも相談して進めていきたいと思っております。
[回答:町長]
環境保健衛生協会の皆さんはボランティアで、支部長さんがおられてその下にそれぞ
れ世話人の人がおられます。大概、区長さんがそのまま役員になっておられて、本当に
皆さん方ボランティアでやっておられてありがたいと思っています。
おっしゃったとおり、ずっとボランティアでやってきたのですが、ごみの受入れ作業
に出られないような年配の方も増えてきているものですから、それぞれの地区の事情、
各地区に役員さんがおられますので、ぜひ、意見をあげていただいて、また議論をさせ
ていただきたいと思っています。
【質問2】
リサイクルの日は毎月出ていますが、持って来られる回収の袋とボックス、袋の半分
くらいが、チャックが閉まらないとか破れて使い物にならなくなっています。毎月、同
じようなことを繰り返しています。
昨日リサイクルだったので、役に立たない物は捨てました。役場の住民課の担当の方
にお話しましたら、環境センタ-に言っておきますということでした。
[回答:住民課長]
昨日、確かにご指摘を受けまして、環境センタ-に買ってある補充用で、逐次交換し
ていくことにしております。町全体の枚数が多いため、交換するようには言っています
が遅れています。申し訳ございません。
-2-
【質問3】
以前、日中上野小学校の通学路として使われていた今は町道になった道についてです。
通学路でなくなってから、運動公園に行くまでの約1.5㎞が荒れたままです。
下校時刻になると通学路でなくても小学生が歩いていることがあります。修繕をお願
いします。
[回答:建設課長]
図面もいただきました。修繕依頼道路ということで。現通学路は西側にずれたという
ことです。まず現地を十分見させていただきます。
【質問4】
お宮さんに行く道、町道に格上になっている道の農業用水路の旧水路になっているの
ですが、U 字溝をふせてその上にコンクリ-トのフタをかぶせて舗装してあります。
そこは下水道工事の際に重量ダンプが乗ってから、亀裂が入って脇から水が出て道路
の壁面がどんどん崩れていきました。それを補修してほしいと陳情したらすぐに来てい
ただいて補修されたんですが、考えられない補修の仕方でした。水漏れを止めているわ
けではなく、漏れている水をパイプを使って逃がしているだけです。中から修繕しない
と中から崩れてくるのは当然のことです。
昨日、写真を撮ってきました。水は中から漏れる時、強い力があります。
それと、五百石駅の元気交流ステーションの利用の件についてですが、とても不便で
す。住民課と健康福祉課と行ったり来たりしなくてはなりません。いずれは住民課があ
そこに行くのではと思っていたのですが。図書館が1階と2階にあんなにたくさん必要
なのでしょうか。前は役場の中でまわれました。今は車で行ったり来たりしなくてはな
らないので、考えてほしいです。
[回答:総務課長]
元気交流ステーションに昨年の6月に引っ越ししまして1年たちます。
おっしゃるように、役場と行ったり来たりで不便だという方もおられますし、3階に
健康福祉課と保健センタ-と社会福祉協議会が同じフロアになって非常に便利になっ
たという声も聞かれます。
今のようなご意見も聞いておりますので、丸1年経って、物理的には無理なのですが
行ったり来たりを極力しなくてもいいようなことを、検討させていますので、また気が
ついたことがありましたら言っていただければと思います。またいいアイデアあれば聞
かせてください。
【質問5】
今年、雄山中学校の卒業式に参列することができました。その時に校長が、今年の卒
業生に対して、過去にない最高の卒業生を輩出することができたと、絶賛の賛辞でした。
-3-
私もそう思いました。
記録、スポーツ関係のみならず他の分野でも雄山中学校の去年の生徒は良かったなと
思っていたものですから、賛同しました。
なぜこれだけの立派な卒業生を輩出することが今年できたか、原因が分からないと次
につながらないと思います。それを踏襲すればいいわけですから。もっと学校として、
過去を紐解いてみて、教育に力を注いでほしいと、激励であり要望です。
[回答:教育長]
今年卒業した3年生、駅伝なども随分頑張りました。女子は3連覇、男子も2連覇す
るのではないかと思うくらいに、運動面でも頑張りました。
そもそも、学校教育というのは、知育、徳育、体育、いわゆる学力、心の教育、そし
て体育と、この知・徳・体のバランスがとれた子どもを育てたいと、ずっと昔から教育
に携わる者は考えながら子どもの教育にあたってきたと思います。
学校はそういったことを目指して、一生懸命頑張っているつもりです。あわせて、家
庭教育においてでもやはり子どもの健全な育成、知・徳・体、そういった面で非常に心
を砕いて子育てをしていただいている、そういったこともあると思います。もう1つ、
やはり地域の教育力、こういったものも非常に大きな要素であろうと思っています。
そういったことで、順調に育ってきた子どもがより多くいたのかなと思います。今年
だけに限らず、どの学年の子どもたちも学校、家庭、地域、一生懸命子育てに頑張って
いますが、必ずしもいい結果にならない場合もございます。いろんな要因はありますが、
ご指摘のように、なぜそうなったのかということをしっかりと見つめながら教育を見直
しながら、再度、一生懸命教育にあたっていくという、そんな姿勢をとらなければなら
ないと思います。
【質問6】
上東中学校がなくなり、雄山中学校に合併しました。それまでは、上東中に在籍した
生徒は成績が良かったのですが、雄山中学校へ合流した途端に、レベルが下がりました。
先生などを少なくするために合併してマンモス校にしたのか、私も合併の時に相談を
受けていればと思います。マンモス校を作ることなく町営バスで他地区から上東地区へ
来てもよかったと思います。こんなに環境のいい所で、いい教育ができたはずです。今
後の先行きの考えを教えてください。
[回答:教育長]
貴重なご提言と受け止めていきたいと思いますが、いわゆるマンモス校にするために
というあたりは、必ずしもそうではなかったと思います。
小学校の適正配置、適正規模について、これからいよいよ方向性を見出す審議に入っ
ていきます。
おそらく町に雄山中学があり、上東中学があって、学校の規模が違っていたけれども、
中学校同士が切磋琢磨していたと、そういった良い面があったのだと思います。できる
-4-
ことならそういった状態が続いていけばよかったと思いますが、今、少子化と言われて
いますが、上東地区でも子どもが少なくなっていくという状況があったと思います。そ
うしたときに、本当に子どもがそういう人数でもいいのか、もう少し他の子どもたちと
接することによって切磋琢磨できるのではないか、あるいは、教育機会均等といいます
か、たとえば部活動をやっていてもたくさんいると自分の好きな部活動に入れるけれど
も、子どもが少ないがために自分の好きな部活動がなかったりということもでてきます。
総合的に見ながら、統合がされたと認識していますが、上東中学の優秀さというのは、
私自身も教育長になってから、改めてよく分かっております。ちょっと変な例ですが、
小学校が8校と中学校が1校ありますが、上東中学校出身の校長が6人ほど去年おられ
ました。地域の方にもそういった話をしたことがあります。ですから小さいから大きい
からと、1つの視点では言い難い部分があります。
優秀だったものが下がったというのは、難しいものがありますが、学校教育は子ども
たち一人ひとりを見つめ、育てていくのが基本ですので、そういった原点をしっかり守
りながら、子どもたちの教育にあたっていかなければならないとそう思っております。
校長といっしょに頑張っていきたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。
【質問7】
集落内の町道ではないのですが、小路といいますか、以前は、青線、赤線とかいうも
のではないかなと思うのですが、この生活道路になっている道でまだ舗装していない所
があります。このように人がよく通る道は舗装してほしいと思います。
もう1つは、細い用水が通っていまして、その用水に車が通るために小さな橋が架か
っています。その橋の出来具合が悪いので、増水した時にはごみが引っかかり、道路や
付近の家の庭に水があふれたりしています。
何年も前から改修してほしいと要望していますが、町の回答はそれは町道ではないの
でできませんよというような回答しかありません。集落の予算では無理な話です。前向
きに検討をお願いしたいと思います。
[回答:建設課長]
改めて十分見させていただきます。ご連絡差し上げて、まいりますので、ぜひその場
で一緒に見させていただきます。
【質問8】
教育の点です。教育長がおっしゃる、それぞれの学校の個性を活かしてというのは素
晴らしいことだと思います。マンモス校が全てではないというのはわかりますが、新瀬
戸小学校というのは、私が見る限りでは大変いい小学校だと思います。
今年、学校の統廃合についてお話をされるということをお聞きしましたが、大きくま
とめるということもあると思いますが、学校の良さを活かせるというための統廃合を考
えていただきたいと思います。
-5-
新瀬戸保育所ですが、3月になくなりましたが、その過程で、住民は話をしますが、
町との話し合いが少なかったのではないかと思います。小学校の問題も、何年後には子
どもが少なっていくと、これは学校だけの問題ではなくて全体的な問題だと、全くその
とおりだと思います。そこまでもっていった話し合いを今後、続けていただいて、新瀬
戸小学校が存続できればいいと思っております。
[回答:教育長]
貴重なご意見ありがとうございます。おっしゃったように新瀬戸小学校のような学校
の良さを活かすという点を考慮に入れて今後も考えてほしいということですが、審議会
でもそういったことは当然踏まえた話し合いをしていかなければならないと思います。
学校の大きい小さいは当然あります。特に立山町はその偏りが大きい所だと思います。
立山中央小学校だけが大きくて、その他は学年でだいたい1クラス、そして新瀬戸のよ
うな学校もあります。大きい学校、小さい学校と1つの視点ではなかなか良い悪いとは
言えないと思います。やはり、大きい学校の良さ、小さい学校の良さ、また逆のマイナ
ス面、両面持っていると考えます。おっしゃったように学校の良さを活かすとか、ある
いは、子どもにとって一番良い環境とは何なんだろうということをしっかりと踏まえな
がら進めていかなければならないと思います。今、貴重なご意見を拝聴しましたが、十
分この後の話に活かしていきたいと思います。
[回答:町長]
実は、立山町全体で1年間に生まれる赤ちゃんの数は200人くらいしかいません。
私は昭和40年生まれですが、その時上東中学校はありましたが、町全体で同級生35
0人くらいいたと思います。今は200人です。なぜ、そんなことになるかというと、
生む世代、20代後半から30代にかけての若い人たちがもう250人くらいしか平均
同級生がいないからです。つまり、分母となる親の世代が250人しかいないから、生
まれる子どもさんも200人。1組あたり2人以上赤ちゃんを授かっても維持できない
ということです。
次のピークの世代は何歳かというと40歳くらいの人たちです。その人たちは450
人くらい立山町におられます。団塊ジュニアという世代、団塊の世代の方々がだいたい
65歳くらいとするならば、その方々は立山町全体で550人おられます。その人たち、
65歳の世代の子どもさん世代が40歳くらいで、だいたい同級生が450人。これか
ら結婚して子どもを生もうという28、9歳の人たちはだいたい250人しかいない。
それで今生まれてくる子どもが普通に200人となっています。
では、どうするか。やはり移り住んでもらうしかないと思います。家族で来てもらう
しかないと。ところが、今、富山県の人口は109万人ですが、あと12年したら富山
県の人口は98万人、次の巳年で10万人の人口が減ってしまいます。となると、富山
県から人を増やすのも限界があると思っています。
でも、東京の人たちと話していて、新瀬戸や東谷の写真を見せると、こういったとこ
ろに住みたいとか、食べていけるなら、働くところがあれば住みたいという方がおられ
-6-
ます。それで、今、そういった人たちに来てもらえるようにパンフレットを作ったり、
宣伝に行ったり、今回、新瀬戸保育所のところにお試しで住んでもらえるように、そう
いう交渉させてもらっています、そういったPRをしていかなければいけないと思って
います。
先程の小路の舗装の件です。
私が町議会議員のなる前の話ですが、以前は生活関連舗装枠というものがありまして、
町全体で年間1,000万円くらいありました。各地区年間100万くらいの舗装費の
予算がありました。私が議員になる前にその生活関連舗装枠1,000万円はなくなっ
てしまいました。生活関連用水路改修枠というのも町単独事業でありました。
そういった施設の舗装費とか小さな側溝改修の費用というのは、全く国や県の補助が
ありません。であれば、町として1,000万、2,000万円で皆さん方の要望にす
ぐに応えられるような財政力を持っていかないとだめだと思っています。
国から言われていた学校耐震化もだいたい終わりましたし、学校グラウンド改修、学
校トイレ洋式化も今、国に要望しており、予算がつけばやり切れるとなると、大きな仕
事はこれから減っていきます。
100万か200万持っていたら、地区の方にとても喜ばれる仕事がたくさんあるは
ずなので、そういった予算を持てるように、町の力をつけていきたと思っております。
【質問9】
子どもの頃、川に行って、鮎を捕りました。清流でした。今は、白岩ダムができてど
ぶ川です。
白岩ダムは排砂をしています。ダムがあることがこの地区にとって本当にいいのかど
うか。もちろん治山治水という問題がありますが、鮎がいて清流で澄みきった川をとり
戻していけるように県に対して要望をしていただきたいと思います。
6月から10月まで何人かで調査をしています。
言いたいのは、治山治水はありますが、こんな状態にしていると人が住まないし人が
入りません。県に言ってほしいと思います。
記録をとっています。特に8月、9月に排砂します。
白岩川が清く澄みきったですばらしい川にしてほしい、もしだめだったら逆にゲ-ト
を開けてくださいと言いたいくらいです。
町のほうから県のほうへもっと環境ということを考えるようにしてくださいという
ことを要望してください。答えはいりません、お願いです。
3.閉会
①高嶋議員
挨拶
-7-
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